武豊「藤田菜七子Tシャツ入国」心配も“アウト”すれすれ? 「俺、サウジで乗れるの?」米国殿堂入り騎手が「お断り」された理由に冷や汗

 来月29日、サウジアラビアのキング・アブドゥル・アズィズ競馬場で開催されるリヤドダートスプリントへ、日本からマテラスカイが挑戦し、主戦の武豊騎手が騎乗する。

「ボクの16か国目の海外騎乗で、サウジアラビアはプライベートでも訪れたことはありません」

 すでに前日に行われる騎手招待競走に選出されたことで、サウジアラビア遠征が決定していた武豊騎手。だが、自身の公式ホームページによると、世界を股に掛けて活躍しているレジェンドにとってもサウジ遠征は初の経験となるようだ。

 そこで17歳の時に、約3カ月間サウジアラビアで騎乗した経験を持つM.デムーロ騎手にアドバイスを求めたところ、「以前はTシャツで出歩くだけで怒られましたが、今はそれぐらいは大目に見てもらえるようになったはず」という話があったという。

 その上で武豊騎手が気になったのが、同じく騎手招待競走に選出され、初めてサウジアラビアに遠征する藤田菜七子騎手のことだったようだ。

「サウジアラビア競馬は女性騎手を管理した経験が少ないと言われています。

今回のサウジC開催が決まった昨年に、主催側から女性騎手を歓迎する旨の発表があったほど。サウジアラビア競馬としては、サウジC開催を機に世界へ大きく扉を開きたい思惑があるようです」(競馬記者)

 実際に、武豊騎手も「女性の服装には特に厳しい国だと聞くので、彼女がTシャツで入国審査を受けて揉め事が起きやしないかと、変なことが気になってしまいました」とコメント。

 前述したデムーロ騎手からのアドバイスを受けての内容だが、「出発までもう少し時間があるので、サウジアラビア情報を集めて、一緒に行くクリストフ(ルメール騎手)を含めて、みんなで共有するつもり」とレースだけでなく、異文化への対策も考慮する。

 そんな頼りになる武豊騎手だが、実は藤田菜七子騎手だけでなく、本人も一歩間違えればサウジアラビアで騎乗できない可能性があったという。

「実は昨年、米国の殿堂入りしたエドガー・プラード騎手がサウジアラビアに遠征した際、50歳以上という年齢を理由に騎手ライセンスが下りなかったという事件がありました。昨年3月で50歳になっている武豊騎手も『俺、サウジアラビアで乗れるの?』と不安になっていたようですね。

結局、サウジアラビア側が緩和したことで、武豊騎手が騎手招待競走に招かれることになったようですが、女性騎手の問題を含め、初のサウジC開催を不安視する声は今も残っています」(同)

「行ったことのない国へ行くとなると、いつもワクワクがある」と、初のサウジアラビアへ期待を膨らませている武豊騎手。日本人騎手では、ずば抜けた国際経験を持っているが、今回のサウジ遠征でも様々な体験が待っていそうだ。

パチンコ「アノ新台」で「20連」オーバー! 激アツ演出に鳥肌!!

 最近はパチスロのハイエナばかりしているが、昔はパチンコが大好きであった。特に『CR牙狼〜RED REQUIEM〜』や『CRヱヴァンゲリヲン~始まりの福音~』などが好きで暇さえあればホールに足を運んでハンドルを握っていた。

 初めて5万発を達成した機種も『CR牙狼〜RED REQUIEM〜』で、1撃ではないものの早い初当りを重ねてドル箱の山を築くことができた。

 その頃から高継続の機種が好きで、『CRぱちんこ新鬼武者』や『CRルパン三世~消されたルパン~』なども大好物であった。

 最近の「鬼武者シリーズ」の新作『ぱちんこ 新鬼武者 狂鬼乱舞』もトータル継続率約90%で打ちたいと思っていたものの、状況としてなかなか手が出ないでいた。

 近所にパチンコの状況の良い小型ホールが1件ある。ここにどうにか導入されないかと見ていたところ、最近の新装で『ぱちんこ 新鬼武者 狂鬼乱舞 Light Version』が導入された。

 これは是非打ちたいと思い、数日後やっと台に座ることができた。導入から3日が経っていたが、この間の大当り確率が1/75、1/70、1/74と大いに期待出来そうだ。

 本機は設定付きパチンコであり設定は6段階、大当り確率は設定1で約1/99〜設定6で約1/73という設定差がある。

 ラッシュ突入率は約50%、10回転+残保留4回転で当りを引くことができればトータル継続率約90%を味わうことができる。

 初代「ぱちんこ新鬼武者」にも存在した「極限覚醒リーチ」や「チェッカー柄」は変わらず激アツ、加えて信頼度50%オーバー(vs異形宗矩のみ42.5%)の「激熱バーニングビジョン」という主人公・蒼鬼の主観でリーチが繰り広げられるという。これは見たい。

 打ち出していくと初回から100回転を超えてしまう。最初の初当りは161回転、設定を期待する身としては痛いスタートである。更にラッシュも突入せず。

 次の当りは68回転、vs淀君リーチから念願の「激熱バーニングビジョン」が発動、お初の援護から淀君を見事斬り伏せ大当りをゲット。が、ラッシュには突入しなかった。

 以降、当りは軽いもののラッシュには縁遠く計7回もスルーしてしまう。設定1だとしても右打ち1/21.3を14回転×7スルーの確率は「0.993%」だ。初打ちから手厳しい。

 流石にショックを受けながら回していくと、次の当りは7図柄での大当り。時短は10回転ではなく65回転、やっとラッシュ突入である。

 やっと90%継続が堪能出来ると思った矢先に1回転で2連荘目に当選。7回もスルーしておいてラッシュ突入した途端に1回転で引いてしまう。パチンコあるあるだ。

 このラッシュが21連荘し、何とか1山の出玉を確保出来た。以降も朝の7スルーは何だったのか分からないほど順調にラッシュに突入。2連のみが複数あったことが響いて最終的に5271発の出玉を流して終了。

 投資は19000円、回収は15000円でマイナス4000円という結果に終わった。

 設定に関しては大当り確率が約1/76になったこと、銅トロフィーが出現したこと、終了画面で「敵キャラの集合」があったことから設定3以上ではあったと推測する。

 しかしながら「激熱バーニングビジョン」は原作からのファンにはたまらない仕上がりになっていた。次回も機会を作ってまた体験したいものだ。

(文=大松)

 

東京・都教委、税金から不正支出疑惑…都立高校で偽装請負を隠蔽、人員を適切に配置せず

 東京都立高校の学校図書館で2015年5月に起きた偽装請負事件。教育現場が違法認定されるという前代未聞の出来事であるにもかかわらず、東京都は、その事実をこれまで一切世間に公表してこなかった。

 そのプロセスが詳しく記録された内部資料からは、学校図書館の民間委託が、偽装請負にとどまらず、不正の温床となりかねないずさんな実態が次々と浮かび上がってきた。1月16日付当サイト記事『東京都教委も非公表、都立高校・図書館運営で偽装請負発覚…都教委が現場に責任転嫁』に引き続き、その実態に迫っていきたい。

 筆者が独自に入手した資料によって、都立高校の図書館運営に関して、少なくとも15年度に業務を受託した2社において8件の契約不履行が起きている証拠をつかんでいた。だが、それは当時、起きていた不履行の全体像からすれば、ほんの一部であることが次第にわかってきた。

 それは、教職員組合による独自調査が発端だった。都立高校関係者によれば、受託者の不履行は15年時点でかなり大規模に発生していたという。

 15年4月、契約通りに従事者が配置されていない旨の相談が寄せられたのをきっかけに、東京都高等学校教職員組合(都高教)が委託校全校(80校)の分会を通して実態調査を実施したところ、17分会から契約違反事例が報告された。

 さらに翌16年4月にも委託校全校(97校126分会)に対して実態調査が行われ、そこでは21校で従事者配置欠損が報告されたほか、従事者名簿の未提出20校、未経験者の雇用16校などの違反事例も報告されている。このうち5校は、6月時点でも従事者配置欠損が解消されていないことが判明している。

 15年に労働局による是正指導を受け、都教委の指導があったにもかかわらず、1年たって状況は改善されるどころか深刻化しているようにみえる。だが、都はこれらの事実を一切公表していない。

契約不履行でも委託費は減額せず

 この不履行問題を追っていくと、契約に違反した事業者に対してペナルティを課さず、当初の契約通りの委託費が支払われるという不適切な経理処理の問題に行きつく。

 関係者に取材したところ「不履行でも委託費は減額されていないはず。(不履行が起きた)15年当時、都が事業者と締結していたのは総価契約なので、日数に応じて委託費を減額できる仕組みにはなっていないから」との証言が得られたからだ。

 そこで筆者が「不履行が発生した分、委託費は減額したのか?」と、都教委の担当課長に質問したところ、当初、あくまでも「開館できなかった日数等の計算によって、委託費は適正に減額処理をしている」との回答だった。

 その証拠となる15年度と16年度分の文書を情報開示請求したところ、45日の延長の末にようやく一部黒塗りで開示決定が出た。だが、開示された資料をいくら調べても、不履行を犯した2社8件について減額された記述は見当たらなかった。

 あらためて都教委に確認すると「15年度については、開示したもの以外の文書は存在しない。つまり、これ以上減額した事実はない」とのこと。結局、15年度については、2件(総額5700円程度)減額処理されただけ。前回記事で紹介した、荻窪高校で起きた長期にわたる司書不配置などについては減額対象にはなっておらず、このとき一部減額されたのは16年度の不履行についてのみであることが判明した。

 不履行について、一部しか委託費を減額していないことを正式に都教委が認めたわけだが、その点について、ある図書館関係者は、こう断罪する。

「税金を扱うものとして、極めて不適切な処理を行っていたわけです。一方で減額処理を行った企業があるのに、もう一方ではそれをしていないことについて、どのような基準に基づいて差別が生じたのか、公平な処理を行わなかった理由を明らかにすべきでしょう」

 都立高校の関係者も、こう批判する。

「現場には厳しく『都民の貴重な税金を有効に使うように』と言いながら、自分たちは無責任に無駄遣いをしていたんですね。何か特別な事情があったのかもしれませんが、都民が損害を受けたことは事実であり、校長や容認した本庁の管理職、減額を求めないことを決めた本庁の管理職などは、本来は連帯して賠償責任を負うべきではないかと思います」

 別の都内学校関係者は、学校ではあり得ない不正経理ではないかと指摘する。

「たとえば、うっかり誤発注して給食の食材費が予算オーバーしたら、校長と栄養士が連帯して超過分弁済するのが学校経理の世界です。それなのに、都教委が不履行の委託費を一切減額しないなんて信じられません」

 そもそも都教委は、不履行と同時に発覚した偽装請負についても、労働局から是正指導を受けるという重大事案であったにもかかわらず、「指導をもとに是正した」と述べるだけで、誰ひとり責任を取っていないと指摘されている。

実質的にペナルティなし

 いったいなぜ、そんなチクハグな行為を都は行ったのか。前出の図書館関係者は、15年度の2件のみ処理した日付に注目する。

 下の図を見ると、15年度に2日分・約5700円を減額処理した日付が「3月30日」になっている。筆者は、16年度にこの件が問題になったとき、急遽アリバイづくりのため15年度もついでに減額処理をしたかたちにしていたのだろうと疑っていたが、この関係者は、さらに一歩踏み込んだ見解を示した。

「もし、アリバイづくりであれば、3月30日以前に行っているはずです。30日に決定というのは、4月以降にこの問題に気付いて減額をしようとしたが、受託会社との調整が前年度会計閉鎖のギリギリになっても成立せず、成立した2社のみを対象に、3月30日にさかのぼって減額決定したということではないでしょうか。31日は最後の日なので避けて30日にした。実にばかばかしいのですが、それが役人の世界です。減額しないと危険だという認識を誰も持っておらず、新年度になって気が付いた人間がいて、慌てて処理したと考えればつじつまが合います」

 もちろん、これはあくまでも推測にすぎないのだが、荻窪高校のように延べ日数にして56日にもわたって不履行となった分については、結果的に委託費は1円の減額もされていないのだから、「税金の不正な使途」と指摘されても仕方ないだろう。

 さらにこの関係者が厳しく糾弾するのは、17年度から始まった新たな減額処理の仕組みだ。

 東京都は17年度以降、不履行が起きても委託費を減額しづらい「総価契約」から、履行された時間当たりで委託費を支払う「単価契約」ヘ移行した。不履行が起きても、16年度までのような手続きは不要で、受託者が“仕事をした分だけ支払う”仕組みを導入したことになるのだが、前出の図書館関係者は、これはとんでもない脱法行為だと批判する。

「契約通りに開館されないことが問題になっても、その場合は『ペナルティとして委託料を支払わない』と堂々と言えます。これで都教委はきちんと対応しているかのように装って、都民や都議会も乗り切れるということになるのでしょう。

 しかし、この場合の単価契約がどんなにおかしいことか、ほかと比較すればわかります。たとえば、公共図書館で従事者の人数が足りないので開館できないことを考えて単価契約にする、市民に証明書を発行している部署を外部に委託して、業務できない日が出たら減額するといった事態です。人数が足りない日があれば委託費を減額するという契約ではなく、きちんと業務を遂行できる業者を選ぶべきです」

 つまり、単価契約は「きちんと業務を遂行できない“不良業者”に、引き続きその業務を行わせるために編み出したウルトラC」なのではないか。

 減額処理の方法についても、契約書には不履行を犯した場合のペナルティは定められておらず、別途、東京都が受託事業者との協議のうえで減額処理する方式で進められたことがわかった。しかし、肝心の算定部分については、開示資料が黒塗りされているためわからない。

 この2枚の写真は、この会社が16年4月の2日分、5月の1日分の計3日分について、仕様書通りに従事者を配置できなかったとして、計3万2681円が委託費から引かれるという処理がなされることを承諾した書面である。

 この間の人件費は発生していないわけだから、事業者にとっては、この減額による損失はない。つまり、なんのペナルティにもならない。都高教による調査結果を教えてくれた関係者は、こう指摘する。

「従事者の欠損した分の委託費が正しく減額されていないとすれば、(民間委託は)もともと無理な施策だったということになろうかと思います」

 内部資料からは、受託者の報告があとから虚偽であったことが判明するなど、そもそもこの民間委託のスキームには、都教委側が業務履行の確認・正確な状況把握すらできていないという致命的な欠陥があったことが浮き彫りになった。

公務を受託する事業者の実態

 なぜ学校図書館で、このようにずさんな運営がまかり通っていたのだろうか。

 15年当時、事業者との契約は単年度だった。だが、毎年、入札価格のみで決まっていたため、業務の質によって事業者が翌年意向の仕事を落とされるようなことはなかった。つまり、安い入札価格さえ提示できれば落札可能なのだ。学校図書館の運営業務に入ってくる民間事業の多くは、ビル管理や清掃業をメインにして手広く公務を受託している企業ばかり。図書館はもちろん、学校教育にかかわっている企業は見当たらない。公務を受託する“うまみ”を知っている業者たちだけで仕事が回っていく、利権みたいなものなのかもしれない。

 いずれにしろ、何度注意しても契約違反を繰り返す事業者に対して、都教委としても、まったく打つ手がなかったのだ。

 偽装請負と同時に発覚した、こうした不履行の実態についても、公表されていれば、事態は変わっていたのではないだろうか。現場で担当教諭と受託スタッフが打ち合わせしただけで偽装請負になってしまい、業務を遂行するスタッフの採用がうまくいかなければ、たちまち不履行を犯してしまう。そんな学校図書館の委託スキームそのものが根底から崩壊しつつある実態が広く世間に知られたはずだが、東京都がこれらの事実を隠蔽し続けたことで、学校図書館の民間委託の難しさは伝わらないまま年々、野放図に広がり続けた。

 実は、不履行は都立高校だけの問題ではない。区立の学校図書館を民間に委託した練馬区などでも、同様の不履行が大規模に起きていることがわかっている。

 いったいどうして、学校図書館がそんな無茶苦茶な状態に陥ってしまったのだろうか。次回、学校図書館の委託会社で働く人たちにスポットを当てて、その劣悪な労働条件と、雇用する委託会社の実態について詳しく見ていきたい。
(文=日向咲嗣/ジャーナリスト)

JRAシルクロードS(G3)カラクレナイ「絶好枠」ゲットで必勝態勢!? 得意舞台で「波乱演出」へ条件揃った!

 2月2日(日)のシルクロードS(G3)にカラクレナイ(牝6歳、栗東・松下武士厩舎)が出走する。

 重賞勝利は3歳春のフィリーズレビュー(G2)から遠ざかっているが、大野拓弥騎手とのコンビで近走は安定した走りを見せており、得意の舞台で一発も期待できそうだ。

 京都芝1200mはカラクレナイにとって走り慣れた舞台。2018年以降の直近17戦のうち、7戦が今回と同じコースで、カラクレナイにとってはまさに“庭”ともいえる。

 昨年10月のオパールS(L)からこのコースで3戦連続3着、通算でも7戦して「0-1-4-2」と勝ち鞍こそないが、安定している。馬券圏外の2戦はいずれも小差の4着なので、今回も大崩れする可能性は低い。連軸、3連系の軸に考えているファンも多いだろう。

 かつては出遅れ癖もあり、後方からの競馬が多かった。実際に18頭立てのフィリーズレビューでは、道中後方2番手から直線大外を豪快に差し切った。

 いまだにカラクレナイには豪脚のイメージを持つファンも多いはず。ただ5走前に大野騎手に乗り替わってから、ゲートも安定。追い込み一辺倒から、ある程度前につける競馬で好走を続けている。

 特に前走の淀短距離S(L)では終始、楽な手応えで道中2~3番手を追走。3着に粘り込んだ。京都1200mでは大きな武器となる“先行力”を身につけたのは大きい。

 シルクロードSの過去10年の脚質別成績を見ても、先行した馬は「6-2-2-26」と勝利に最も近い。今回はモズスーパーフレアの逃げは織り込み済みで、先行したい馬もそれほど多くないため、競馬はしやすいはず。

 1番人気が予想されるモズスーパーフレアや、先行馬セイウンコウセイあたりを前に見ながら道中3~4番手を追走できれば勝機を見いだせるだろう。

 1枠2番という枠も味方につけられそうだ。同レースの過去10年の1枠成績は「4-2-1-12」で勝率、連対率、複勝率すべて1位。先行力が備わった今のカラクレナイにはこれ以上ない絶好枠に収まった。

 カラクレナイは6歳牝馬ということもあり、これから1走1走が勝負。次の京都1200mの重賞は11月の京阪杯(G3)まで10か月近く待たなければいけない。それだけに陣営も今回のレースに懸ける思いは強いはず。

 カラクレナイを管理する松下調教師は昨年12月の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)をレシステンシアで制し、G1初制覇を成し遂げた今最も勢いに乗る調教師の一人だ。カラクレナイは3年前にその松下調教師に平地重賞初制覇をプレゼントした孝行娘でもある。3戦連続3着という惜しい競馬に終止符を打ち、狙うは1着だけだ。

通勤費自腹の派遣社員、正社員に比べて税金面で損!確定申告で控除されない

 元国税局職員、さんきゅう倉田です。好きな社員は「正社員」です。

 所得税のルールでは、勤務先から支給される通勤費には所得税がかからないとされています。給与ではなく、あくまで通勤にかかる費用と考えられているからです。一般的に、給与明細の中で「給与」と「通勤費」は明確に区分されていますが、通勤費が給与に含まれる場合はどうでしょうか。通勤費は支給されずとも、通勤に際して電車賃やバス代は発生します。そのお金は、その人が受け取る給与の中から負担することになります。

 今回は、通勤費の支給のない派遣社員が、通勤費相当額を確定申告時に控除して申告したものの、否認された事案を紹介します。

通勤費が給与に含まれる場合は控除されない?

 派遣社員のAさんは、年間の給与330万円から通勤費30万円を引いた300万円を確定申告書の「給与」の欄に記入して提出しました。なお、確定申告に際して、派遣会社から発行された源泉徴収票を添付していますが、そこに記載されている支払金額は「330万円」となっています。

 つまり、源泉徴収票と確定申告書の収入の金額が異なるわけです。これについてAさんは次のように主張しました。

「通勤費は、給与を得るために必要な費用です。非課税所得として、収入から除外されるものだと思います。通勤にあたって、どのくらいのお金がかかったかも、現住所と勤務地、派遣期間を示しており、そこに偽りはありません。通勤費が発生したことは明確です。だから、控除されてしかるべき費用です」

 調査担当者は、正社員と比較して、Aさんが不平等な立場に置かれていることに同情しました。しかし、通勤費を非課税とする規定はあっても、給与の中の通勤費相当額を非課税とする規定がないとして、Aさんの申告内容を認めることはありませんでした。そこで、Aさんは食い下がります。以下、Aさんと調査担当者のやり取りです。

Aさん「法律は、最初から完成しているわけではありませんよね。社会の中で起こる、さまざまな出来事、事実によって成立して、改正されたり、廃止したりするはずです。派遣はまだ新しい働き方で、法律が追いついていないと思います。現に、派遣社員に通勤費が支給されない状況に未対応です。税務署は通勤費を給与明細に明記するよう派遣会社に指導すべきで、それをしないのは怠慢ではないでしょうか。それを無視して私の申告内容を一方的に否定するのは、不合理だと思います」

調査担当者「Aさんの派遣会社との契約内容を確認しました。その契約では『通勤手当を支給しない』となっています。つまり、通勤費や通勤手当の支給はないことになります。よって、Aさんが通勤費を負担したとしても、その金額は非課税所得になりません」

Aさん「しかし、実際に給与に通勤費が含まれているじゃないですか」

調査担当者「調べたところによると、給与の内訳は基本給、超過勤務手当、賞与となっていて、通勤費は区分されていません。さらに、派遣会社に確認したところ、Aさんの採用に際し、担当者が、通勤手当を支給しない旨を説明したそうですね。あなたは、それを承知した上で勤務していたのではないですか」

Aさん「でも、実際に負担しているじゃないですか。個人事業者なら経費が認められるのに、派遣社員は認められないなんて、不平等です」

調査担当者「でしたら、個人事業者になられてはいかがですか?」

Aさん「税務署は、不平等なルールが是正されていないことの責任は負うべきだと思います。私だけが割を食うなんて、納得がいきません。派遣会社へ、今後は、通勤手当を明記するよう指導してください」

調査担当者「そのような派遣会社への指導は我々の関知するところではなく、不平等なルールが是正されなかったとしても、ルールをつくるのは税務署ではありません。ルールに不平等な点があり、それが改善されなくとも、現在の法律で適正に処理するのなら、Aさんの申告内容は認められないのです」

 結局、Aさんの主張が認められることはありませんでした。Aさんが通勤費相当額を所得から控除したいという気持ちは理解できますが、秩序のために、税法に規定されていない処理をするわけにはいきません。税務署と闘うエネルギーがあるのなら、派遣会社に対して通勤手当の支給や明記を嘆願するほうが、良い結果を得られたと思います。
(文=さんきゅう倉田/元国税局職員、お笑い芸人)

●さんきゅう倉田
大学卒業後、国税専門官試験を受けて合格し国税庁職員として東京国税局に入庁。法人税の調査などを行った。退職後、NSC東京校に入学し、現在お笑い芸人として活躍中。2017年12月14日、処女作『元国税局芸人が教える 読めば必ず得する税金の話』(総合法令出版)が発売された。

「ぼくの国税局時代の知識と経験、芸人になってからの自己研鑽をこの1冊に詰めました。会社員が社会をサバイバルするために必須の知識のみを厳選。たのしく学べます」

ソフトバンク技術者がロシアのスパイに狙われる理由…5Gのため中国人技術者を積極雇用か

 警視庁公安部は1月25日、在日ロシア通商代表部の幹部職員の求めに応じて会社の営業秘密を不正に入手したとして、元ソフトバンク社員の荒木豊容疑者(48)を不正競争防止法違反容疑で逮捕した。その手口はロシアの古典的な人的諜報活動そのもので、情報通信業界に衝撃を与えている。昔から「スパイ天国」と称されてきた日本で、何が起こっているのか。

「普通の技術者」「どうして彼が」

 警視庁の発表によると、荒木容疑者は2019年2月に当時勤務していたソフトバンクの会社サーバーに接続。同社の営業秘密を含むデータ2点を記憶媒体に複製した疑い。荒木容疑者は容疑を認めており「小遣い稼ぎのためにやった」「飲食のたびにお金を渡されていた」などと述べている。一方で、警視庁は荒木容疑者に金を渡していた外交官とすでに帰国した元通商代表部の職員の計2人対して出頭するようロシア大使館に呼び掛けているが、外交官不逮捕特権もあり、逮捕・拘束は厳しい情勢だ。

 荒木容疑者はソフトバンクに在籍当時、自社の通信設備のインフラ整備を主に担当していたという。同社の関係者は次のように語る。

「荒木さんは金に困っているようにも、ましてやスパイまがいな不正を行っているような人物には見えませんでした。情報通信産業に属している他の多くの技術者と同じく、普通の社員です。会社中枢の幹部というわけではなく、『どうして彼が』と驚いています」

 冷戦期まで旧ソ連やアメリカなどの諜報機関は政治家や官僚、企業の重鎮など組織中枢で機密情報にアクセスしやすい人物をターゲットに工作を続けてきた。一方、今回の荒木氏は、諜報活動の司令塔ともいうべきロシアの在外公館関係者が直に出向いて諜報活動を行う人物としては異例に思える。

なぜ現場の技術職が狙われたのか

 大手情報通信会社の幹部は次のように話す。

「企業の戦略や中枢技術の盗用ではなく、そもそも情報インフラの構造そのものがターゲットになっているのではないかとの印象を受けています。現在の情報通信技術の構造はどこかひとつにハブがあって、それを手に入れればすべての技術や情報が手に入るわけではありません。逆にネットワークの末端が数えきれないほど広がっているからこそ、すべてを防衛するのは難しいともいえます。今回の事件のように現場の人間を懐柔して、複数の末端の情報から全体像を把握したり、懐柔した人物を通じてシステムに複数のバックドアを設けておいて、有事の際にサイバー攻撃を行う起点にしたり、情報取得の方法はいくらでも考えられます。

 ソフトバンクをはじめ、大手携帯キャリア各社は5Gの導入を急いでいます。この技術で先進的な技術を持っているのは中国とアメリカです。そのため、両国の技術者を雇入れて事業を進行しています。国籍が違うとか、金に困っているとかの理由で同僚を疑いたくはありません。また事業が進めば進むほど人手が必要な状況なので、会社としても雇っている人物の背景を気にしている余裕はないでしょう」

 今回のロシアのスパイ活動をどのように見ればいいのか。元外務大臣政務官で国際政治学者の浜田和幸氏は次のように解説する。

【浜田氏の見解】

 今回の元ソフトバンク社員の事件は氷山の一角であることは間違いありません。

 戦後の冷戦時代、日本が驚異的な経済成長を遂げ、「アメリカを追い越すのではないか」と思われた時期がありました。当時の日本は少なくとも技術面で世界的なシェアを獲得していました。

 同盟国であるアメリカにとっても、そうした日本の動きは脅威でした。日本がどんな国家戦略のもとで、どのような技術に注力しているのか。政府関係者や政治家の動向や考え方を探ろうと、東京を舞台にアメリカのみならず、世界の大国がしのぎを削ってきました。

 ワシントンの戦略国際問題研究所に勤務していた時期に、知り合ったアメリカ政府関係者から、「東京の赤坂にあるアメリカ大使館のすぐそばのビルに、米海軍の情報機関が事務所を抱えていて、彼らはターゲットとしている日本政府高官、政治家の行動を24時間監視し、電波を傍受している」と聞いたことがあります。その報告頻度は、東京からワシントンの国防総省に30分に1回の割合。「誰が」「いつ、どこで」「誰と会って」「どんな話をしたのか」すべて筒抜けということでした。

 2013年に発覚した諜報機関によるドイツのアンゲラ・メルケル首相の盗聴事件でも明らかなように、アメリカにとって同盟国であろうと敵対国であろうと関係はありません。すべて潜在的な脅威なのです。

 アメリカが同盟国の日本に対してそれだけ情報収集しているわけですから、中国、ロシアなど日本が潜在的な脅威とみなしている国家が行っていないわけはありません。

ターゲットの頭の中を探りだすことが目標

 ロシアや中国の在日大使館や通商代表部の主たる任務は、日本の政治家や経済界の重鎮、ITなど国防に直結する分野で技術的な情報やノウハウや知見を持っている人たちの頭の中を探りだすことです。

 中国のハッキング集団による三菱電機へのサイバー攻撃など、最近はサイバーテロによっていろんな技術情報を盗むことも頻繁に発生しています。その一方で、人間の頭の中はサイバー攻撃では確認できません。だからこそ、今も古典的な人的諜報活動の重要性は落ちていません。典型的な例ですが、ロシア大使館は年中、なんらかのレセプションを開き、文化使節団を通じた経済交流を行っています。

 今回の事例で言えば、大使館のレセプションなどを使って、対象となる日本人と知り合い、『個別に食事をしましょう』とか『軽く一杯飲みましょう』と関係を進めていきます。そうするなかで、その人の置かれている立場や悩みを聞き出します。最初は『お車代です』などと言って1万円を渡し、お金をもらうことに対するハードルを下げていき、やがてその日に話した情報次第で払う値段を吊り上げていきます。

 こうした活動に力を入れる背景には、民間レベルの日露間の人的・経済的な交流が低調な現状があります。例えば毎年、中国から日本には970万人の観光客がきています。日本から中国に向かう観光客は約200万人です。

 一方、ロシアから日本に来ている観光客は20万人以下です。日本からロシアに行く人はさらに少なく10万人台です。

 今回、ソフトバンク元社員への諜報活動でクローズアップされているロシアの駐日通商代表部には、ロシアの最新商品の展示コーナーがあります。しかし展示してあるものが、日本人の好みに全然あいません。品揃えも貧弱だし、包装も粗雑で日本人の購買意欲を刺激しません。ことほど左様に、思ったような結果がでない状況です。

 現時点での、ロシアの外貨獲得手段のメインは石油や天然ガスなどエネルギー関係ですが、観光、農業、水産業などに産業の幅を広げていく方針を示しています。特に日本とは、政府首脳レベルで北方領土の海産物や観光、エネルギー再利用などに関して、日露間で協力しようという方針になっているのですが、実務レベルではまったく進んでいません。

 「日本は本気でやる気があるのか」と、プーチン大統領にはいら立ちがあるようです。少なくともプーチン氏は「安倍晋三首相と27回もひざ詰めで話をしている」という自負があります。その結果、駐日通商代表部も本国からいろいろせっつかれているというのが実情です。

 ロシアには資源があっても、自力で商品を開発する力が乏しく、世界的なニーズにこたえるインフラ整備が遅れています。通信も物流もとても遅れています。特に日本が進めている次世代の通信技術である5Gと6Gは手が出るほど欲しいでしょう。

 極東での地政学的にロシアは日本と組むか、中国と組むかしかありません。日本はノーベル賞の受賞者も多く、知識やノウハウの蓄積はあるけれど、そうした技術の商業化や世界的なマーケティング戦略の面で立ち遅れています。ロシアや中国は日本の持っている頭脳をうまく生かして、ビジネス化したいと考えている。それが彼らの諜報活動の最大の目的です。

ロシアの日本に対する高い期待値

 ロシア人は海の食べ物をあまりあまり好まない傾向があります。例えば、ワカメや昆布などの海藻類はこれまで捨てられていました。ところが、最近になって海藻に含まれている成分が延命長寿につながることが注目されています。日本人が食生活のなかで、海藻をうまく摂取し、長寿に役立てている食習慣が広まっているのです。

 ちなみにロシア人の平均寿命は60代です。日本の長寿はうらやましくてしょうがありません。そこでプーチン大統領の肝いりで、サンクトペテルブルク市に延命長寿研究センターを建設しました。遺伝子組み換えの技術などを生かして、ロシア人の長寿化の研究を続けています。  民間でもワカメやモズクを使ってロシア人の大好物のチョコレートを開発して広めようという動きがあります。

 一事が万事、ロシア人の日本に対する高い期待値があります。中国とも協力していますが、中国は人口が多く、最近では多くの中国系移民がシベリア方面や沿海州に押し寄せています。一方で日本は領土的な野心はないし、人口も減少しています。どちらかがより利用しやすいかというと、やはり日本になるでしょう。

日本にスパイ防止法はない

 今回、ソフトバンクの関係者は現場の技術者でした。ソフトバンクでは今回、スパイ活動のターゲットになったような技術者が大量に採用されていて、待遇が特別に良いというわけではありません。しょっちゅう人の入れ替わりがあります。そして、「自分は孫正義さんに憧れて、会社に入ったけれど、現場で思ったような仕事をさせてもらえない」とか「自分の仕事や実績を正当な評価がなされていない」という不満が蔓延しています。政府高官や企業幹部と違ってガードも薄く、容易に攻略しやすい特性があります。

 また日本人の頭脳、陸上自衛隊の幹部候補生たち、防大生たちも恰好のターゲットになっています。こちらは古典的なハニートラップで、中国が得意としています。自衛隊員が中国人女性と結婚する事例も増えています。目標となる人物の人脈や情報、技術を入手するには、どういう手段が一番良いのか。米露中はよくわかっています。

 日本にスパイ防止法はありません。まさにスパイ天国ともいえる状況です。防衛関係者やロボティクス、ITなどの先端技術に関わっている人たちに気概を持ってもらうしかありません。代々受け継いできた技術や先人たちの努力の蓄積があって、今日の日本経済があるわけです。それを他国に「いいとこどり」をされてしまえば、日本の未来は衰退の一途です。

 世界経済ではアメリカと中国がシノギをけずり、日本は後塵を拝しています。自分個人の目先の利益にとらわれて裏切ってしまえば、自分の所属している企業が倒産したり、アメリカや中国の企業の傘下に吸収されたりして、結果的に職を失う可能性もあります。

 昨年末に発覚した秋元司衆議院議員をめぐるIR汚職疑惑もそうです。国政を担う人間が目先の小さな利益を優先して、簡単に他国に寝返っている。政治家のレベルが下がってきているのもかもしれません。しかし、それは政治家のみではなく、それを選んでいる有権者にも言えることです。我々は肝に銘じるべきでしょう。

(文=編集部、協力=浜田和幸/国際政治学者)

 

キャンドゥ、今絶対買うべき商品5選…スマホゲーム用スタンド、ハンガーホルダー5連

キャンドゥ」は「ダイソー」「セリア」に並ぶ、業界No.3の100円ショップブランドだ。シンプルかつ高機能なスタイルが受け、着実にファンを拡大してきている。

「信頼No.1」というビジョンの通り、キャンドゥが打ち出す商品は高品質はもちろんのこと、シンプルなモノトーンカラーのものが多い。老若男女を問わず生活に寄り添ってくれるブランドイメージを確立しており、2013年の創業20周年目には、ブランドロゴ・カラーを白とオレンジに一新している。

 ちなみにキャンドゥは、100円ショップ業界にしては珍しく、店舗のイメージキャラクターを持っているのも特徴のひとつだ。“はっ犬ワンドゥ”という名で、新しいものを見つけることが大好きな、探偵風の可愛らしいキャラクターである。

 こうしたイメージ戦略のかいもあり、18年の11月末には、年商707億4100万円を記録したキャンドゥ。店舗数も19年11月末時点で1050店舗と、地道に成長を続けており、業界1位のダイソー、2位のセリアに迫る勢いを見せている。

 そんなキャンドゥについて今回「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」は、ウィンターシーズンの商品を独自に調査した。「この冬、買うべきキャンドゥのおすすめグッズ5選」を選出したので、買って損なしの良品を紹介していきたい。

「3LEDタッチライト・小」/110円(税込、以下同)

 あっという間に日が暮れるこの季節。早めに寝入ってしまい、夜中にふと目覚めてお手洗いへ……なんてことも多いだろう。短い距離の廊下など、大々的に明かりを点けるほどでもないが、少しだけ照明がほしいというときに活躍してくれるのがキャンドゥの「3LEDタッチライト・小」だ。

 この商品は、半球型の発光部分に3つのLEDライトが取りつけられており、程よい明るさであたりを照らしてくれる、手のひらサイズのタッチ式ライト。最大の特徴は、発光部分そのものがスイッチになっており、暗くて点けにくい場面でも楽に点灯できる点だ。また、背面には壁掛け時計のように引っ掛けるくぼみもついているので、廊下の壁に設置すれば、ワンタッチで廊下を照らしてくれる便利アイテムとなる。

「ステンレスハンガーホルダー5連」/110円

 冬は曇りがちで、晴れ間が顔を出すことも少なくなってくる。この時期の悩みといえば、洗濯物だろう。せめて乾燥機があればいいが、天日干しの家庭では苦労が絶えないはず。とりわけ、ハンガーに干していた洗濯物が冬の木枯らしのせいで1カ所に集まってしまい、「そろそろ乾いただろう」と取り込む際に、「全然乾いてない」と落胆した経験のある人も少なくないのではないか。

 そんな悩みを解決してくれるのが、キャンドゥの「ステンレスハンガーホルダー5連」。物干し竿に取りつけ、5つあるくぼみにハンガーを干すことで、ハンガー同士が寄ってしまうのを防いでくれるのだ。冬の洗濯シーンの救世主と呼べるこの商品がたったの110円ということで、思わずまとめ買いしたくなっても不思議ではないだろう。

「ふた付きタンブラー 380ml」/110円

 底冷えする外回りから戻ってきて、タンブラーに入った熱々コーヒーでほっと一息……。こうした冬のビジネスシーンでは、保温効果が高くて信頼のおけるタンブラーを持っておきたいものだが、かといってあまりお金をかけたくないという人には、キャンドゥの「ふた付きタンブラー 380ml」が向いている。

 従来は100円ショップのタンブラーというと、安いは安くても、中身がすぐに冷めてしまって使いづらいものが多かった。しかしこの商品は100円ブランドでありながら、保温効果に優れた“二重構造”を採用している。シンプルな見た目なのにチープさを感じさせることもなく、かゆいところに手が届く良品なのだ。

「マグネット付調味料入れ(丸型)」/110円

 普段は外食で済ませている人も、この季節は簡単に作れる鍋物などが重宝するし、思い切って自炊デビューするのもいいかもしれない。とはいえ、料理に慣れていない人はキッチンスペースを散らかしてしまいがちで、どこに何があるのか、慌ててしまうこともありそうだ。

 そんな人には、キャンドゥの「マグネット付調味料入れ」をおすすめしたい。ここに調味料を入れておけば、カバーが透明な樹脂製になっているおかげで中身が一目でわかるうえ、フタをスライドさせて注ぎ口を出せば、そのまま中身を振りかけられるのだ。

 そして一番のメリットは、底面のマグネット。キッチンのラックなどにピタッとくっ付けられるので、キッチンが調味料でごちゃつく心配もない。カラーバリエーションも白と黒の2色あるので、塩は黒、砂糖は白といった具合に分けておけば、うっかり間違うこともないはずだ。

「スマホゲーム用コントローラースタンド」/110円

 こたつやベッドでゆっくりスマホゲームに打ち込むのもいいが、長時間遊んでいると、スマホを持つ手の疲れに悩まされることだろう。家庭用ゲーム機だと人間工学を意識したコントローラーを使うので、ずっと握っていても痛くなりづらいが、長方形のスマホでは親指のつけ根が張ってしまうなど、何かと問題が多い。

 そこで役に立つのが、キャンドゥの「スマホゲーム用コントローラースタンド」。手持ちのスマホをはめ込めば、まるで家庭用ゲーム機のコントローラーのようにスマホを操作できる。持ち手には伸縮性があり、幅13~16.5cmまでのスマホをはめ込めるうえ、サイドには充電ケーブルを通せる穴が空いているから、充電しながらのプレイも可能だ。

 キャンドゥの冬のおすすめ商品をリサーチしていると、洗濯グッズからゲーム周辺機器まで、その幅広いラインナップが印象に残った。どれも110円とコスパは文句なしなので、ぜひとも手に取ってみてほしい。

(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)

パチスロ5号機「撤去リスト」……2月は根強いファンを持つ「3機種」が引退 

 

 2020年に入り、北電子が早々に6号機『アイムジャグラーEX』の発売を大々的に発表。山佐も人気シリーズ最新作『ケロット4』のリリースをアナウンスし、ユニバーサルエンターテインメントも大ヒット作『沖ドキ!2』が検定を通過したとの情報もあるなど、にわかに活気付いてきたようにも思えるパチスロ業界。

 しかし同時に、去り行く運命にあるマシンたちも存在する。

 1月は北電子の『マタドール30』と『ハッピージャグラーV2』、タイヨーの『ビッグボーナスX64』、大都技研の『吉宗~極~』が認定期間満了。

 昨年12月、エンターライズの『パチスロモンスターハンター 月下雷鳴』、ミズホの『アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUSver.-』、エレコの『バジリスク~甲賀忍法帖~絆』が撤去された時ほどではないものの、多くのファンが名機の引退に涙した。

 2月は9日にニューギンの『パチスロ サムライチャンプルー流転輪廻』、岡崎産業の『ジャックポットドリームプラス』、16日にSNKプレイモアの『サムライスピリッツ~剣豪八番勝負~』が撤去を余儀なくされる。

 いずれもすでにかなりのレア台だが、根強いファンを持つマシンたちだ。

『パチスロ サムライチャンプルー流転輪廻』は疑似ボーナスとART搭載機で、1G純増は約2.0枚。ART「騒乱タイム」はパチンコのSTを思わせる自力感の強い仕様で、継続中にボーナスを引ければ再度ARTへ突入する。このボーナスとARTの連鎖は「チャンプループ」と呼ばれ、ループ率は最大87%を誇る。

 前作『ジャックポットドリーム』をパワーアップさせた『ジャックポットドリームプラス』は1G純増約2枚のART機。ARTは1セット基本33G継続で、ART当選時にセグが3or7揃いならば複数セットに期待できる。

『サムライスピリッツ~剣豪八番勝負~』は1G純増約2.8枚の疑似ボーナスが出玉増加の主軸。ボーナス終了後は例外なく当選契機のひとつである「剣豪八番勝負」へ突入し、ここで勝利できれば再度ボーナスがスタートする。     


 

JDI粉飾決算時の会長は、元三洋電機副社長だった…元幹部「経営陣から指示があった」

 経営再建中の液晶パネル大手ジャパンディスプレイ(JDI)が2015~16年度に粉飾決算を行っていたのは、元三洋電機副社長の本間充氏が会長兼最高経営責任者(CEO)を務めていた時期と重なる。粉飾決算は、経理担当の元幹部からの通知で明らかになった。元幹部は2014年7月~18年10月、架空の会社に業務委託費名目で金銭を振り込んだり収入印紙を換金したりする手口で約5億7800万円を着服した。JDIは18年12月、元幹部を懲戒解雇し、19年8月、警視庁に業務上横領罪で刑事告訴した。元幹部は19年11月下旬に自殺した。

 元幹部は着服とは別に過去の決算について「不適切な会計処理を行っていた」との通知をJDIに送り、「経営陣から指示があったため」と主張していた。JDIは12月2日、特別調査委員会(委員長:藤津康彦弁護士)を設置して、事実関係を調査した。

 JDIは12月24日、特別調査委員会から、過年度に在庫100億円程度を過大に資産計上し、全額取り崩していた疑義などが判明したとの指摘を受け、同社から独立した社外委員のみで構成される第三者委員会(委員長:国谷史朗弁護士)を設立。JDIが事業を開始した12年4月から19年9月までの期間で、類似する事象の有無の調査を委嘱した。調査の終了時期は未定だが、報告書を受け取り次第、速やかに内容を開示するとしている。

 1月10日付朝日新聞は「過大計上は本間氏が会長兼CEOに就いた15年6月直後に始まり、16年度まで続いたという。過大計上された疑いのある在庫は、本間氏の後任の東入来(ひがしいりき)信博氏(71)が経営トップを務めた17~18年度に減損処理されたという」と報じた。JDIは産業革新機構に「達成すべき目標(数字)を約束していた」(JDI元役員)とされている。目標をクリアするために粉飾決算が行われた可能性が浮上している。

 在庫を過大に計上すれば、その決算期の営業損益のかさ上げができるだけでなく、損失の計上を先送りすることもできる、初歩的な粉飾決算の手口である。当時の判断の可否や経営陣の指示の有無などが、第三者委員会による調査の焦点となる。

本間氏は三洋電機の「電池の顏」だった

 15年6月末に本間氏は新設された会長兼CEOに就いた。社長兼最高執行責任者(COO)には有賀修二取締役が昇格。親会社の官民ファンドの産業革新機構(現INCJ)では同年6月末、日産自動車副会長の志賀俊之氏が非常勤の会長兼CEOに就任した。

 本間氏は三洋電機時代、「電池の顔」と評された人物だ。三洋ではハイブリッド車専用の電池を製造。電池事業が三洋の経営再建の柱になったのは、本間氏の手腕によるところが大きい。三洋の海外事業のトップとして車載用電池を日米欧の自動車メーカーに売り込んだ。08年に独フォルクスワーゲン(VW)と車載用電池の共同開発にこぎ着けたことは、今でも高く評価されている。

 三洋が銀行管理になっていた時、三井住友フィナンシャルグループとゴールドマンサックスから副社長が送り込まれたが、本間氏は生え抜きで唯一、副社長として経営を担い「将来の社長候補」といわれた。銀行からは、絶大な人気を誇っていた「オグシオ」こと小椋久美子と潮田玲子が所属するバドミントン部を潰せと、強く要求されたが、女子バドミントン部部長だった本間氏は体を張って阻止。2人を08年北京五輪へ送り出した親分肌である。

 三洋はパナソニックに吸収されたが、パナソニックの津賀一宏社長とソリが合わず、13年に退社した。本間氏に手を差し伸べたのが、経済産業省だった。13年、水面下で“日の丸電池”統合構想が進められていた。経産省が所管する産業革新機構主導で、ソニーの電池子会社と日産自動車、NECの合弁会社を経営統合、新会社に産業革新機構が出資し、社長に本間氏を据えるというシナリオが進行していた。ところがソニーが「自前で電池事業をやる」と言い出して離脱したため、この構想は白紙に戻った。

 産業革新機構は、“日の丸液晶”のJDIのトップに据えることで本間氏に「借り」を返したことになる。経営者としての力量を、きちんと評価することなく、本間氏をJDIに呼び寄せた。電池から液晶への畑違いの転身には無理があった。

 JDIにおける本間氏の使命は、「シャープを手際よく解体して、液晶事業をJDIにくっつけること」(関係者)だった。産業革新機構の志賀CEOと連携して、シャープの解体を実現できれば大成功だったが、シャープは台湾の鴻海精密工業に奪われてしまった。本間氏が託されたミッション(使命)は失敗に終わった。JDIはその後も赤字を垂れ流し続け、19年9月末時点で1000億円超の債務超過に陥った。

いちごアセットが資金スポンサーに浮上

 JDIの再建計画は迷走を続けた。台中3社の企業連合、Suwaインベストメントホールディングスと19年4月に800億円の支援契約を結んだが、台湾2社が6月に離脱。JDIとSuwaは8月、残った中国ファンドを軸に契約を結び直したが、Suwaが9月末に離脱をした。JDIは20年1月8日、Suwaとの出資契約を解除した。

 2000年1月末、JDIは代替案として、独立系投資顧問のいちごアセットマネジメントから最大1008億円の出資を受け入れる方向で最終契約を結んだ。いちごは、まず504億円で優先株を引き受け、議決権ベースで44%超の株式を握り、INCJ(旧産業革新機構)に代わって筆頭株主となる。いちごのスコット・キャロン氏がJDIの代表権を持つ会長に就任する。現会長の橋本孝久氏は代表権付き副会長に降格。残りの504億円はJDIと引き続き協議し、4月1日から2023年3月末に必要に応じ議決権がない優先株を発行して調達する。いちごの出資比率は段階的に増え、最大で70%超になる可能性がある。

 JDIは3月25日に、いちごの出資の受け入れを決める臨時株主総会を開く。同26日に最初の資金を受け入れる計画だ。いちごから504億円の資金が振り込まれ、INCJが既存の融資(1020億円分)を議決権のない優先株に切り替える追加支援と合わせると、3月末時点で債務超過(19年9月末で1000億円超)の解消のメドが立ち、東証1部から2部へ降格することを回避できるとしている。

 いちごアセットの経営トップを務めるスコット・キャロン氏は、米プリンストン大学卒業後、日本開発銀行(現日本政策投資銀行)を経てモルガン・スタンレー証券(現モルガン・スタンレーMUFG証券)の株式統括本部長を務めた。06年5月、いちごアセットを設立した。「いちご」は、千利休が説いた茶人の心構え「一期一会」に由来するという。

 経産省・産業革新機構が失敗したJDIを再建させることができれば、いちごアセットの評価は一気に高まる。

 米アップルとは、19年7月から操業を停止している白山工場(石川県)の一部設備を2億ドル(約216億円)で買い取ってもらう交渉をしている。白山工場はシャープに売る話を持ち込んでいるが、シャープは慎重だ。「アップルからイチゴに、うまく乗り換えられるのか」(エレクトロニクス担当のアナリスト)との声が上がる。

 JDIのスポンサー探しは常に途中で頓挫している。菊岡稔社長は1月31日の記者会見で「懸念事項がほぼ解消する見込みが立った。いちごの力を借りながら事業再生を果たしたい」と述べた。菊岡社長の期待先行の発言を市場は信用していない。

 2月13日に予定していた19年4~12月期決算の発表を延期した。第三者委員会による粉飾決算の調査がいつ完了するか不透明なためだ。いちごとの最終契約で経営破綻のリスクがいったんは遠のいた。だが、経営再建、事業再生はこれからだ。

(文=編集部)

Dr.コパが明かしたコパノキッキング、マイル挑戦「NO」の舞台裏。O.マーフィー騎手「1年越しの思い」と世界制覇の野望

「NO――」

 昨年の根岸S(G3)。フェブラリーS(G1)の前哨戦を快勝したコパノキッキングだったが、次走のマイル挑戦に対して、鞍上のO.マーフィー騎手は、そうはっきりと答えた。

 結果は5着。乗り替わった藤田菜七子騎手にとってはG1初挑戦ということもあり、大きな注目を浴びたが、勝ったインティには5馬身以上離された。ただ、逃げ切ったインティも含め、上位勢は軒並み好位組。4コーナー後方13番手から追い上げたコパノキッキングを、力負けと判断するのは早計だろう。

 ちなみに10番手から7着まで追い上げたサンライズノヴァは、後の南部杯(G1)の勝ち馬。他の後方組はすべて10着以下に敗れている。

 これだけを見ても5着まで追い上げたコパノキッキングにとって、マイル戦が「NO」なのかは微妙なところだ。スプリント戦の圧倒的なパフォーマンスを鑑みれば、少なくともベストとは言えないかもしれないが、それが「=フェブラリーSを勝てない」とは限らない。

 果たして昨年、何故マーフィー騎手はあれだけはっきりと「ノー」を突きつけたのか。コパノキッキングのオーナーDr.コパこと、小林祥晃氏から興味深い“裏話”が聞けた。

「マーフィーが、どうしてもドバイ(ゴーデンシャヒーン、G1・ダート1200m)で乗りたいって言ってるんだ。『ドバイに行こう!勝てる』って」

 そう小林オーナーが振り返ったのは、昨年の根岸S快勝後だ。短期免許最後の1週で初コンビを組んだマーフィー騎手は、コパノキッキングの走りの“ベタ惚れ”。見据えたのは、世界の舞台だった。

「『ダート1200だったら世界一になれる』って言うんだよ。俺も正直、揺らいだ。菜七子(騎手)でフェブラリーSに行くか、マーフィーとドバイへ行くか。夢なのか、金なのか(笑)」

 小林オーナーが語った「夢」とは、JRA唯一の女性騎手であり、親交も深い藤田菜七子騎手と共にG1で歴史的勝利を上げること。「金」とは、当然ドバイゴーデンシャヒーンの超高額賞金だ。1着200万ドル(約2億2000万円、1ドル=110円換算)は、日本のJBCスプリント(G1、1着6000万円)の3倍以上になる。

 昨年は、結果的に藤田菜七子騎手とフェブラリーSに向かい「夢」を選んだ小林オーナー。しかし、あれから一年。マーフィー騎手の熱い思いは消えていないようだ。

「先週、俺の友達がマーフィーとメシ食ったんだ。そしたら『コパさんに、ドバイに行こうって伝えてくれないか』って言われた。俺は『検討中~』って返したけどね(笑)」

 果たして、マーフィー騎手の1年越しの思いは叶うのか。根岸S後は昨年同様、フェブラリーS出走が予定されているコパノキッキングだが、結果によっては日の丸を背負っての世界挑戦があるかもしれない。