「Think Lab汐留」その設計の科学的な根拠とは?

この連載は、「働き方改革は『時間』だけじゃない!『質』を高めるための“集中力”セミナー」と題して行われたJINS株式会社Think Lab取締役 井上一鷹氏の講演の内容を再編集することで、現代人が失いがちな、あるいは、奪われがちな“集中力”のヒミツを解き明かしていく。井上氏からの「目うろこ」な指摘の数々に、きっと驚かされるはずだ。

セミナーを行う井上氏
2020年1月30日、電通本社ビル内で開催された井上氏による講演の様子

井上氏:前回、集中を生み出すポイントとして

1)できるだけ「要素」を満たすこと
2)入りやすい「構造」を用意すること
3)入るための「準備」を整えること

の三つを挙げさせていただきました。最終回となる今回はその三つのポイントから2月3日にグランドオープンした「Think Lab汐留」に施された工夫を、つぶさに解説していきます。

Think Lab汐留のエントランス

入り口でスマートフォンをかざすと、真っ暗なスペースが現れます。心地のいいアロマの香りに誘われて進むと、小さな受付があり、その奥には、2種類の小さなブース群が整然と待ち受けています。3列ひな壇のように配された「CONCENTRATION BOOTH」と「IDEATION BOOTH」。前者は「論理的な思考」を、後者は「クリエイティブな思考」をいずれも一人で深めるため、だけに設計されているのです。
  
Thinki Labの二つのブースの表示

二つのブースに向かう前の「真っ暗なスペース」にも理由があってイメージしたのは、鳥居から本殿へ向かう間を、一本道でつなぐ暗い参道。神社仏閣の基本構造に、集中力を高めるヒントを見いだしたわけです。

実際、「Think Lab汐留」をつくる上での合言葉は「東京に、高野山をつくろう!」でした。緊張をつくってから、緩和させる。そうした「構造」により、集中力が研ぎ澄まされる「準備」が整うのです。

これまでの脳科学で行われていた「右脳的」「左脳的」という分類は、もはや前時代的なもの、とされていて、「論理的な思考」、例えば、プレゼンのストーリーを考えるような場合には「こうが、こうだから、こう」といったように、物事を整理し、集約していく“前のめり”な集中力が求められる。

「CONCENTRATION BOOTH」の様子
「CONCENTRATION BOOTH」の様子

 対して「クリエイティブな思考」は、イメージをぼーっと広げていくための集中力が必要で、目に飛び込んでくる景色も、当然、開放的であるべきなのです。

「IDEATION BOOTH」の様子
「IDEATION BOOTH」の様子

ブースの手前には、
フリードリンク(コーヒー、紅茶、緑茶など)とともに、当社の調査により
集中へのエビデンスが認められた熱めのおしぼりを用意してあります。

Think Labのドリンクコーナーの様子

コーヒーには、論理的な思考を助けるカフェインが紅茶や緑茶には、創造力を刺激するテアニンがそれぞれ含まれていますし、おしぼりから感じられる熱や、アロマの香りにより、脳の海馬が刺激され、集中の時間への「準備」がさらに整っていくのです。

ブースへ入ると、温かみのある照明、かすかに聞こえる川のせせらぎや鳥の声、
あちこちに配された植栽が迎えてくれます。

Think Labの植栽

青白い光は、人の脳に「昼間」をイメージさせる。寝る前のスマホが体によろしくない、とされるのはそのためでスマホからの青白い光によって睡眠導入物質のメラトニンの分泌を阻害されてしまう。いたずらな興奮は、集中力には不要なものだからです。

ブース内の照明は、適度な「温かみ」を感じられるように設計しました。癒しの音や植栽なども、すべて集中力を高めるための「要素」といえるのです。

横幅96センチのデスクにも、ヒミツがあります。一般的な120センチの幅では、集中力が削がれてしまうから。絶妙に計算された高くも低くもない仕切りもまた、しかり。低すぎると、集中できない。高すぎると、マンガ喫茶のような状態になり、
気持ちが緩み過ぎて、これまた集中できないのです。

優しい座り心地の椅子にも、こまかな工夫を施してあります。欧米人は、背筋が強い。だから、欧米式の“のこぎり”は、前に押し出すようにできているんですね。一般的な椅子は、こうした欧米人仕様でできている。背筋の弱い日本人にとっては、このような椅子では、背中が疲れてしまう。椅子ひとつにも、集中できない「要素」は隠れているのです。
  
科学的な根拠に裏付けられたこれらの仕組みや装置の数々が、いまだかつて経験したことのない密度の「集中力」をもたらしてくれる。ぜひ、「Think Lab」に足を運んでいただいて、集中力が深化していくさまを体感いただければ、と思います。

Think Lab 内部の様子


(編集後記)

「働き方改革は『時間』だけじゃない!『質』を高めるための“集中力”セミナー」と題して行われたJINS井上氏による講演の内容をつぶさに紹介してきたこの連載。なにより興味深かったのは、集中という、ともすれば「精神論」で語られがちなことを科学的に分析してみよう、という試みだ。

「ゾーンに入った」とか、「ああ、私は今、癒やされてる。体中の神経が、敏感になっている」という感覚を、誰もが、経験としては持っている。そうした経験を、メガネというツールを通して解析することで、リアルな装置として「再現」してみせる。

井上氏のトライアルに、「働き方改革」の目うろこな可能性を見た。

「市民アクアポニックス」で都市コミュニティーを活性化する

アクアポニックスという農業システムをご存じでしょうか。アクアポニックスとは水産養殖(アクアカルチャー)と水耕栽培(ハイドロポニックス)を組み合わせた循環農法のことです。養殖した魚から出る排泄物を微生物で分解し、それを肥料に野菜を水耕栽培する仕組みで、水耕栽培で水を浄化して再び魚に供給するので、魚も元気に育ちます。

欧米では主に都市農業として導入されていて、アメリカでは都市部の空きビルを活用して、養殖したティラピアなどの魚や、水耕栽培のケールやビーツなど付加価値のある野菜を周辺の高級スーパーなどに卸しています。

日本でも最近、アクアポニックスを導入する企業が登場しています。例えば新潟ではデータセンターの排熱を利用してアクアポニックスを展開しています。生態系を勉強するのに役立つこともあり、学校の環境教育用や、ハーブと観賞魚をセットにした家庭用など、興味深い動きも見られます。

ここで、ちょっと視点を変えて、日本の都市農業に目を向けてみましょう。日本の都市農業の主体の多くは、地域で代々続く農家です。東京都にもおよそ1万1000世帯の農業従事者がいます。これは実は世界的には珍しく、欧米圏では市街地と農地が比較的明確に区別されて発展してきたこともあり、都市農業の主体は非農家の市民や企業です。

そのため、欧米では、コミュニティーや農業体験のような側面が強調される一方で、日本は地産地消がテーマとなることが多いという違いが見られます。とはいえ、昨今では日本でもビルの屋上のコミュニティー農園など、農業体験を楽しむ機会は増えています。この動きは近年の規制緩和の流れを受けて、さらに増えていきそうです。

この潮流を踏まえると、例えば、都市の空き家にアクアポニックスを設置し、都市コミュニティーで活用することも考えられます。市民農園などで行われる農業体験に、アクアポニックスでの魚の養殖・水産体験まで組み合わせるのです。

アクアポニックス1アクアポニックス2アクアポニックス3

利用者は野菜を栽培しつつ、魚のエサやりをする。収穫時期には野菜を採りつつ、育てた魚をさながら釣り堀のように釣り上げるのです。魚も野菜も自家消費してもよいし、付属の販売所で販売したり、グローサラントのように、その場でさばいた魚と収穫した野菜の料理を提供するレストランで食べたりしてもよいでしょう。こうした施設があれば、都市住民の食意識、ひいては地域コミュニティーへの意識もより深まるのではないでしょうか。


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東京2020大会モットーは 「United by Emotion」(提供動画あり)

東京2020組織委は2月17日、世界に発信する大会モットー「United by Emotion」を発表した。(画像・映像=© Tokyo 2020)
 
モットーロゴ

大会モットーは、大会ビジョンを研ぎ澄まし、大会主催者が世界と共有したいアイデアやコンセプトの本質を捉える3~5ワードのシンプルな英語のメッセージで、東京大会の姿勢を表すもの。近年の大会では、競技会場・都市装飾やデジタルメディアで掲出されるなど、重要な役割を果たしている。
2016年リオ大会のモットーは「A new world」、12年ロンドン大会では「Inspire a generation」が掲げられた。

スタジアム掲出イメージ

「United by Emotion」には、“人は感情や感動でつながって初めて、壁の向こうを想像し、互いを認め合うことができる”との思いを託したという。組織委では「世界中から東京に人々が集い、大会の感動を分かち合う瞬間がもうすぐやってくる。大会の準備・開催期間を通じてこのモットーを掲げて大会の成功に向けて進む。モットーが、東京や自治体の街や競技会場、人々の心を彩る時を楽しみにしてほしい」としている。
参考和訳は「感動で、私たちは一つになる。」だが、大会モットーはあくまで英語表記のため、組織委では参考和訳を対外的に使用しない。

映像カット
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 また組織委は、大会モットーを広く分かりやすく発信するため映像「ステートメントムービー」を制作した。モットーを世界に発信するシンボルとして、プロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手を起用。ムービーでは、モットーに込められた思いを大阪選手が読み上げている。

東京スカイツリーでは2月17日~3月25日、大会モットーの発表を記念して、レーザーマッピングで大会モットーを展望デッキに表示する。また2月17日のみ、オリンピックのシンボルカラー5色とパラリンピックの3色を交互に灯す特別ライティングを実施する。

 

 

JRAフェブラリーSは「ペース」がカギ! 2年前の覇者ノンコノユメにチャンスあり?

 23日(日)のフェブラリーS(G1)に3頭の地方所属馬が登録している。

 中でもノンコノユメ(セ8歳、大井・荒山勝徳厩舎)は、JRAに所属していた2年前にこのレースを制しているので気になる、というファンも多いだろう。8歳になったが、前走の東京大賞典(G1)でも2着に入るなど、衰えは全く感じられない。

 2年前のフェブラリーS制覇を振り返ってみたい。当時は単勝オッズ10.7倍の4番人気で、その前の根岸S(G3)でレコード勝ちしての参戦だった。根岸Sが好内容だったのに、4番人気という低評価だった理由は、この馬の脚質にあった。

 ノンコノユメは4コーナーまでは馬群の後方でレースを進め、直線で鋭く伸びて浮上する、いわゆる追い込み馬である。前が止まらない流れでは、末脚が不発に終わることも多い。2年前のフェブラリーS当日、府中のダートは前残り傾向が強い馬場で、しかも前走の東海S(G2)で逃げ切り勝ちを決めたテイエムジンソクという馬に注目が集まっていた。

 テイエムジンソクは2走前のチャンピオンズC(G1)でも2着に入っていた。このテイエムジンソクに主導権を握られると、ノンコノユメには厳しい流れのレースとなってしまう。当時は、そんな見方が大半だった。

 しかし、ゲートが開くとテイエムジンソクはニシケンモノノフ、ケイティブレイブといった馬たちに前を譲る形となり、レースの主導権を握ることができない。レースラップもスタートから2ハロン目が10秒7となり、その後も11秒台のラップが続くハイペースに。結果は前潰れとなり、4コーナー13番手でレースを進めたノンコノユメの末脚がハマる形となった。

 今年は2年前の再現は見られるのだろうか? カギは逃げ・先行馬の顔ぶれだろう。中でも、昨年は逃げ切り勝ちを決めたインティの出方に注目が集まりそうだ。前走の東海Sは控える競馬で3着に入ったインティだが、管理する野中賢二調教師は「行けたら行ったらいい」という指示をレース前の武豊騎手に出していた、とのこと。再び逃げの手に出る可能性は十分にある。

 他に逃げる馬がいるとすれば、前走の川崎記念(G1)でハナに立ったケイティブレイブや、途中でそのケイティブレイブからハナを奪ったミューチャリーなどだろうか。いずれもハナにこだわるタイプではないだけに、インティが楽に逃げて、ノンコノユメ向きの流れにはならない可能性はある。

 しかし、マイペースで逃げたインティの怖さは、他の騎手も十分過ぎるほど知っている。昨年の覇者だけに、マークは厳しくなるだろう。インティ向きの流れとなるか、ノンコノユメ向きの流れか、はゲートが開いてみないと誰にもわからない。

 ノンコノユメは昨年のドバイ遠征を最後に大井競馬に移籍した。移籍後に挙げた勝利は南関東ローカル重賞のサンタアニタTだけだが、帝王賞(G1)で3着、日本テレビ盃(G2)で3着、そして前述した東京大賞典で2着など、馬券圏内からは一度も外れていない。

 前走の東京大賞典では、真島大輔騎手が馬群の中団からレースを進めている。大井に移籍後、真島騎手はノンコノユメの手綱を4回取っているが、JRA所属時よりも前のポジションでレースを進めている。2000勝ジョッキーで、昨年も南関東リーディング5位というベテランの真島騎手はノンコノユメにJRA時代とは異なる競馬を求め、脚質転換を図っている。今回、真島騎手は2年前より前のポジションでレースに挑むかもしれないが、結果は果たして?

JRAフェブラリーS(G1)「相性抜群」福永祐一×ワイドファラオで一発!? 根岸S・58kg敗戦も「直線ではオッと思うほどの手応え」

 23日(日)に開催されるフェブラリーS(G1)。2020年最初のG1競走を制すべく、昨年の覇者インティやダート転向で復活を果たしたモズアスコット、マイルチャンピオンシップ南部杯(G1)で2着に入ったアルクトスなど、多くの実績馬が顔を揃えた。

熾烈な争いが繰り広げられると見られているが、ここではワイドファラオ(牡4歳、栗東・角居勝彦厩舎)に注目したい。

 ワイドファラオは、昨年のニュージーランドT(G2)の勝ち馬。だがNHKマイルC(G1)で9着に敗れるとあっさりと陣営はダート転向を決断。それが功を奏し、ダート初戦となったユニコーンS(G3)では、あっさり逃げ切り勝ち。高いダート適性を持つことを証明した。

 続くオーバルスプリント(G3)でも2着に入ったが、みやこS(G3)では勝ち馬から1秒以上も離されての5着。さらにチャンピオンズC(G1)では、いいところなしの14着と、一線級との力の差を見せつけられていた。

 だが今年の根岸S(G3)では、キャリア最重量となる58キロを背負いながらも5着と掲示板に載る走りを披露。レース後、騎乗した福永祐一騎手は斤量が堪えたとしつつも「久々の1400mにも対応してくれて、直線ではオッと思うほどの手応え」だったと語り、また「1400mだと周りが速いので、1600mの方が良さそうです」とマイルが適性距離であると話している。

「1週前追い切りでは、栗東坂路をゴール前強めに追われて4F53秒2、ラスト12秒1をマーク。順調にきているのではないでしょうか。あとは最終で仕上げを行えば、いい状態で本番を迎えることができるはずです。

 さらに今回も福永騎手が鞍上を務めるのもプラス材料。このコンビで、ニュージーランドT、ユニコーンSと重賞を2勝していますし、ここまで【2.2.0.1】。久々の騎乗となった根岸Sでも5着に入りましたし、手が合っているようですね。ここは期待してもいいのでは」(競馬誌ライター)

 今回の舞台は、ユニコーンSを勝利した際と同じ東京のダートのマイル戦。いいイメージがあるここで結果を出し、次世代のダート界の旗手として名乗りをあげたいところ。ワイドファラオには乾坤一擲の走りを見せてもらいたい。

JRA「逃亡劇」に終止符!マルターズアポジー「あの騎手」とラストラン!

 「サイレンススズカ、タップダンスシチー、ツインターボ……」これまで様々な逃げ馬が、その時代ごとに競馬を盛り上げてきた。

 現代の「逃亡者」マルターズアポジー(牡8歳、美浦・堀井雅広厩舎)のラストランが、3月1日の中山記念(G2)と発表された。時代を彩った逃げ馬がターフを去ることになる。

 マルターズアポジーはデビューから一貫して逃げを貫いてきた「生粋の逃げ馬」である。15年2月の中山芝2000mの新馬戦でデビュー。3馬身差の勝利で華々しく競走生活のスタートを切った。同年7月、ラジオNIKKEI賞(G3)では3着に入り、能力の高さを感じさせるも、なかなか条件戦を抜け出せなかった。

 4歳になり転機を迎える。7月に福島競馬場で1000万条件を勝つと、10月に中山で1600万条件を連勝で制した。ついに11月、福島記念(G3)で久々の重賞挑戦となる。レースは7番人気の低評価ながら、ゼーヴィントをはじめとした人気の3歳馬を抑え、見事逃げ切り勝ち。初の重賞制覇となった。

 その後、初のG1・有馬記念は惨敗するも、小倉大賞典(G3)を4番人気で、関屋記念(G3)を7番人気で制して、重賞3勝を挙げた。オープン入り後、3番人気以内に推されたレースは、すべて馬券圏外と人気の裏切り方も印象的な馬だ。マルターズアポジーが直線で沈む姿を見て、ため息をついたファンも多いだろう。

 このようにして、マイル~中距離の重賞戦線は、マルターズアポジーがハナを切ると世間に浸透していった。

 しかし、昨年7歳シーズン初戦の小倉大賞典(G3)はスタート出遅れ、32戦目にして初めて先頭という「指定席」を譲ることになった。その後はダート転向や短距離路線と試行錯誤したが、結果を出すことができなかった。そして、今回の引退発表に至る。

 引退レースの鞍上は武士沢友治騎手だ。マルターズアポジーの39戦のうち21戦手綱をとった最愛のパートナーだ。マルターズアポジーの重賞勝ちは、すべて同騎手の手綱さばきによるもの。

 また武士沢騎手はこれまで挙げた重賞5勝のうち、3勝はマルターズアポジーで制したもの。まさに相思相愛の誰もが認めるベストカップルである。
 
 最後の「愛の逃避行」の舞台・中山記念は5年前にマルターズアポジーが新馬戦を勝利した中山競馬場で行われる。

 最後の逃亡劇は「指定席」を譲らず、無事にゴールすることを祈る。

あなたの会社にもいる!? 肥大した自己愛で他人を傷つける人たちの7つの性質

・自分の利益のために他人を利用することにためらいがない人
・自分の功績や手柄を誇張して話す人
・失敗を認めることができず、他人のせいにする人

 こんな「こまった人」があなたの職場や学校、あるいは親戚付き合いの中にいるかもしれない。そして、こうした人に心当たりがある以上、彼らに嫌な思いをさせられたことがあるのではないか?

 

■肥大した自己愛を持つ人々


 上に挙げたような特徴は「自己愛性パーソナリティ障害」の特徴でもある。

『結局、自分のことしか考えない人たち: 自己愛人間への対応術』(サンディ・ホチキス著、江口泰子訳、草思社刊)では、彼らに悩まされている人に向けて、その特性と対処法を解説している。

 他人を尊重できず、思いやることもできないのは、肥大した自己愛によるところが大きい。自己愛は誰にでもあるもので、それ自体は問題ではない。ただ、健全な形で自己愛をはぐくむことができなかった人は、周囲の人間を傷つけ、困らせる性質を持つことがある。

・恥を知らない……自分が恥の感情を感じずに済む独自の方法を持っている。それは恥の感情を自分の中で処理せず、外部に向けること。「僕の責任じゃないね」ということだ。

・歪曲して、幻想をつくり出す……どんなに恥の感情を遠ざけても、時には失敗することもあるし、屈辱的な体験もする。それでも恥の感情を感じないために、現実を歪曲してとらえる。

・傲慢な態度で見下す……肥大した自己愛を持ち続けるためには、比較対象を必要とする。つまり「俺の方が優れている」「私の方が重要な人間だ」と自尊心を満たすためだ。だから彼らは周囲の人を常に見下している。

・ねたみの対象をこき下ろす……自分の持っていないものを他人が持っている時、自己愛人間は自我の危機に陥る。そんな時、彼らは「あんなの大した奴じゃない」とこき下ろす。無意識に相手をおとしめて、自分の優位な立場を(自分の中で)回復させるためだ。

・特別扱いを求める……自己愛人間にとって「大事なのは自分の気持ちと欲求だけ」であり「何でも自分の思い通りになって当然」である。自分を曲げて相手を立てるという考えはない。自分の要求に応えられない人間には価値がないとすら考えている。

・他人を平気で利用する……相手の気持ちなど彼らにとってはどうでもいい。相手がどう思うか、自分の要求は相手にとっても利益があるか、といったことはお構いなしに、周囲を利己的に利用する。

・相手を自分の一部とみなす……本当の意味で自分と他者の区別がついていない。だからこそ、ためらいなく他人の日記を勝手に読んだり、衣類や持ち物を無断で拝借したり、アイデアを盗んだりする。

 彼らの肥大した自己愛は外から見える人格に反映され、相手を不快にさせたり、困らせたり、攻撃されたと感じたりさせる。そしてこうした人々は、会社や学校、地域コミュニティなど、どこにでもいるのだ。

 彼らとどう付き合っていけばいいのか、あるいはどう付き合わずにすませるか。本書を読めば、それが自ずと明らかになる。自分や家族を守るために、役立ってくれるはずだ。
(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

パチスロ「驚愕の知識介入機」登場! 設定ごとに押し順「3択割合」が変化

 高い目押し力を要する設定C及びC+を搭載した『バンバンクロス』や超破格ボーナス確率の2段階設定機『ピラミッドアイ』など、昨年は革新的なマシンを立て続けにリリースした大都技研が、またしても驚愕のマシンを発売する。

 気になるタイトルは『いろはに愛姫』。以前に当サイトでも紹介した、『政宗』シリーズのスピンオフだ。

 本機は6号機では珍しくボーナスとART「隻眼ノ嫁」連鎖で出玉を増やす仕様で、ボーナスは150枚のビッグ、40枚のREGの2種類。通常時のビッグは「愛姫ボーナス」、REGは「いろはボーナス」が発動し、愛姫ボーナス後は例外なくARTへ突入する。

 1G純増約0.3枚のART初期ゲーム数は、最低30Gに愛姫ボーナス中の3択青7揃いによる上乗せ分が加算され、平均は概ね100G。消化中は青7揃いでゲーム数が上乗せされ、ナオエ高確率への移行は「7を狙え」演出が文字通り高確率で発生する。

 ART中にビッグを引き当てると「ナオエ決戦ボーナス」がスタートし、約6分の1で「7を狙え」演出が発生。ART中のREGはツバキボーナスとなり、消化中はナオエ高確率への移行抽選が行われる。

 また、ART中やナオエ決戦ボーナス中の青7揃いは2連続以上の正解で「連舞上乗せ」が発生。連続で揃えれば揃えるほど、さらなる上乗せに繋がるというわけだ。

『政宗』シリーズといえば、何といっても「7を狙え」演出である。先の通り、本機はそれをしっかりと継承しており、3択の正解率で勝負の行方は大きく変化するわけだが、ここからが本機最大のウリ。搭載された設定は「左・中・右・6」の4つで、同一機械割の「左」「中」「右」はそれぞれ3択の押し順振り分け割合のみが変化するというのだ。

 左は「左1st」、中は「中1st」、右は「右1st」の選択割合がそれぞれ50%(残る2つは各25%)。要するに、設定を見抜いて「7を狙え」演出発生時にひたすら同じ押し順を繰り返せば、機械割は一気にアップ。

 3設定共に、その機械割は104%に達するといわれている。逆に、見当違いの押し順を繰り返した場合は低下する模様。プレイヤーの洞察力が出玉に直結するのである。