JRAフェブラリーS(G1)入場者「前年比83.4%」も新型コロナウイルスの影響はなし!? サッカーは試合延期の発表も……

 23日、東京競馬場で開催されたフェブラリーS(G1)の入場者数は5万985人で、前年比83.4%と約1万人の減少だったことが、JRAの発表で明らかになった。

 ここ最近、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、多くのイベントが開催中止となっている。また外出を控える動きも出てきており、感染予防に国民が敏感になってきていることが感じられる。

 フェブラリーSは多くの集客が見込まれるため、開催の是非を問う声もあった。だが、JRAとしては「新型コロナウイルス等の感染予防対策について」として、注意喚起の呼びかけと接触行為のある一部のイベント休止を発表したのみで、予定通り開催となった。また日本騎手クラブも握手・サインを自粛することで、感染予防の対策を行っている。

 先週末の競馬場はマスクの着用率が例年に比べて圧倒的に多く、新型コロナウイルスを警戒していることが見て取れた。そのため、当初競馬場に行こうと思っていたファンも、新型コロナウイルスに対する不安で、外出を控えたのではないかと考えられる。

 しかし、実はそうでもないようだ……。

 昨年のフェブラリーSは藤田菜七子騎手のG1初騎乗ということで、前年比「121.8%」の6万1141人の観客が押し寄せた。これが異常値なだけで、例年のフェブラリーSの入場者数は約5万人。つまり、今年も例年並みの観客が東京競馬場に訪れたことになる。

 新型コロナウイルスの脅威は、ファンの「競馬愛」の前では全く歯が立たなかったことになる。週末の競馬を楽しみに、平日汗水流して働いている人も多いだろう。さらにフェブラリーSは「今年最初のG1」ということで、待ちに待ったという点も作用したかもしれない。 

 しかし、サッカー界では新型コロナウイルスの影響による試合の延期が発表されている。

 25日Jリーグは、26日に予定していたルヴァンカップの試合の延期を発表。また3月15日(日)までの公式戦の開催延期について、理事会で起案するとした。新型コロナウイルス感染症対策専門家会議にて「これから1-2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際となります」との見解が発表されたことで、感染予防対策および拡散防止のために、今回の決断に至っている。

 先週末に開幕戦を予定通り開催し、問題なく興行を終えていただけに、驚きの発表である。ネット上では「賢明な判断」と支持する声もあるが、「飛行機、ホテル代どうしてくれるんだ」と急な延期発表に困惑する声もあり、賛否両論となっている。

 中央競馬においては、今週末から中山・阪神・中京の3場での開催がスタートする。土曜日は阪神競馬場で四位洋文騎手の引退式、日曜日は中山競馬場でG1馬が集結する中山記念(G2)、中京競馬場はフリーパスの日と注目イベント盛りだくさんである。

 もし、開催延期になれば、非難殺到かもしれない。

 しかし、人の命を脅かし、収束の目途が立っていない新型コロナウイルスだけに、JRAの今後の対応も気になるところだ。そして、競馬場に出かける方は細心の注意を払っていただきたい。

徳井義実・活動再開、「自粛期間短すぎ」と批判殺到…板東英二は復帰まで1年

 東京国税局から約1億2000万円の申告漏れを指摘され、昨年10月から芸能活動を自粛していたお笑いタレントの徳井義実(チュートリアル)。2月24日に、同日からの活動再開が発表されたものの、同業者を含め擁護派・否定派の意見が飛び交う結果となった。

 徳井が所属する吉本興業は、公式サイトで「徳井義実は活動自粛後、今回の件を重大な問題として捉え、猛省し、関係各位の協力、指導のもとにすべての納税手続きを完了いたしました」と報告。東京在住の税理士と新たに顧問契約を交わすなど、徳井の状況を勘案して活動再開の判断に至ったという。

 今回の発表で注目を浴びることになった相方・福田充徳は、24日に東京・新宿の「ルミネtheよしもと」で行われた公演に出演。闇営業問題に揺れた宮迫博之を引き合いに出して、「YouTuberにでもなるんですかね?」と徳井を皮肉ってみせた。

 お笑い芸人からもコメントが相次ぎ、メイプル超合金・カズレーザーは25日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)で「もう少しお休みして、その間に税理士の資格を取って帰ってきたらよかったのに」とチクリ。一方、『ノンストップ!』(同)では、小籔千豊が徳井のお笑いセンスを評価した上で「才能を発揮する場があってほしい」と、復帰を擁護する発言をした。

 ネット上には徳井の活動再開を喜ぶファンから、「逮捕されたわけではなく、納税も済ませたのだから復帰は問題ないと思う」「自分を見つめ直して真摯に仕事と向き合ってほしい」といった反応がある。

 これに対して否定派も数多く、「申告漏れは大問題。自粛期間がたった4カ月は短すぎ」「申告漏れの時点で常識外れだけど、こんな早く戻ってくるのも常識がない」「マイナスイメージをまったく払拭していないのに、急いで活動再開する理由がわからない」などの厳しい意見が突きつけられている。

 4カ月という自粛期間は短いとして、さらなる反発を招いた格好だ。徳井の騒動を受けて、過去の申告漏れ問題が再び脚光を浴びたタレント・板東英二のケースと比較しても、処分の軽さが浮き彫りとなっている。2012年12月に個人事務所が申告漏れ(約7500万円)の指摘を受けた板東は、レギュラー番組を降板して休業状態になり、芸能界への復帰に約1年を要した。

『しゃべくり007』(日本テレビ系)や『今夜くらべてみました』(同)など、多くの人気番組を抱える徳井。復帰に際して、本人はどのような思いを語るのか。今後の活動にあらためて関心が集まりそうだ。

(文=編集部)

新型肺炎、東京五輪中止も現実味…後手後手の安倍政権と組織委の責任論も

 安倍晋三首相周辺は新型コロナウイルスによる肺炎をひそかに“神風邪”と呼んで、当初ほくそ笑んでいたという。「桜を見る会」や「IR汚職」などの問題から世論の関心を逸らせられるからだ。

 しかし、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」で感染者が連日増え続け、日本政府の対応に疑問や批判が高まると、“神風邪”はパタリとやんだ。直近の世論調査で内閣支持率は軒並み下落。新型コロナ対応については、政権に好意的な読売新聞の調査でも「評価しない」が52%で、「評価する」の36%を上回った。

 一転して安倍首相が逆風に晒される一方、小池百合子東京都知事神には神風が吹いている。6月18日告示、7月5日投開票が予定されている都知事選において、ますます小池氏が有利になるというのだ。

「新型コロナの感染拡大はいつまで続くか、まったく見当がつかない。早くても終息は4月か5月というから、都知事選への関心は高まらないし、選挙なんてやっている場合じゃない、という空気が漂っている。そもそも自民党は、小池知事に対抗できる候補者のメドがまったく立っていない」(自民党関係者)

 新型コロナウイルスの流行が長引けば、東京五輪・パラリンピックの開催が延期や中止になる可能性も出てきかねないが、その責任は小池氏にはあまり向かないだろう。IOC(国際オリンピック委員会)が五輪のマラソンと競歩を札幌での開催に変更することを決めた際、小池氏は主催都市の知事にもかかわらず、変更を知らされたのは最後だった。大会組織委員会の森喜朗会長と犬猿の仲とはいえ、そのひどい仕打ちは世論の同情を買ったものだった。

「五輪の延期や中止を判断するのは東京都ではなくIOCだろう。『選手や観客の健康を考え』ということになるから、批判は新型コロナ対策が後手後手の安倍政権や組織委に向かうのではないか。むしろ、さまざまな後始末のために小池知事が2期目もやらなければならない、という主張に説得力が出る」(野党関係者)

自民も野党も有力候補不在

 2月18日、東京都内のホテルで、自民党の二階俊博幹事長と東京都連の幹部が会談した。都議会議員で自民党東京都連の高島直樹幹事長と、“東京都連のドン”と呼ばれた前都議の内田茂最高顧問だ。都知事選に向けた自民党の対応を協議したようだが、結論は出なかったという。

「二階幹事長は『もう小池でいいじゃないか』という考え。しかし、東京都連は小池氏に乗るわけにはいかない。都知事選の1年後の来夏に都議選があるからです。3年前の都議選で大惨敗した自民党は、次は是が非でも都議会第1党に復帰し、小池氏与党の都民ファーストの会から主導権を奪い返したい。そのためには、負け戦覚悟でも小池氏と戦う姿勢を見せる必要があると考えている。このまま有力候補が見つからなければ、現職の若手都議を擁立して戦うという話も出ています」(自民党関係者)

 一方の野党。立憲民主党の長妻昭選対委員長がテレビ番組で、れいわ新選組の山本太郎代表を野党統一候補として擁立する可能性に言及。「十分検討の余地はある」と語った。山本氏は衆院選に向けて「消費税5%減税」で野党共闘を呼び掛けている。立憲民主はそれを無視しているのに、「都知事選なら検討」とは不可解な話だ。立憲民主として有力候補が不在なうえ、現状、都知事選のことをまともに考えていない裏返しだろう。

「自民党が負け戦でも候補者を立ててきた場合、野党はどうするのか。衆院選は都知事選とその翌年の都議選の間に行われる可能性が高い。衆院選を睨んで、小池氏や都民ファーストとの関係をどうするのか。共闘はあり得るのか。さまざまな可能性が考えられる」(野党関係者)

 いずれにしろ、小池氏は高みの見物、ということだ。

 もっとも、こうした既成政党の党利党略に嫌気をさした有権者を狙って、完全無党派の著名人が出てくれば、一気にブームをさらう可能性もある。1995年の都知事選で勝利した故・青島幸男は告示1カ月前を切ってからの出馬表明だった。

(文=編集部)

JRA「勝ったも同然」!? フェブラリーS(G1)2着ケイティブレイブが長岡禎仁と新境地へ!? 藤田菜七子と対決も!?

 今年最初のG1・フェブラリーSは馬券的には波乱の結果となった。馬連が3万6230円、3連単が46万4920円の高配当。1番人気モズアスコットが優勝したものの、2着に「しんがり人気」のケイティブレイブ(牡7歳、栗東・杉山晴紀厩舎)が入り、波乱の立役者となった。

 ケイティブレイブは重賞10勝(うちG1・3勝)を挙げており、これはメンバー中で最多の記録である。しかし、昨年末の東京大賞典(G1)8着、1月の川崎記念(G1)6着と不甲斐ないレースが続いており、メンバー最低の16番人気と低評価を受けた。

 また直近の交流重賞では御神本訓史騎手、森泰斗騎手といった地方の有力ジョッキーが騎乗していた。それが今回のパートナーは「G1初騎乗」の長岡禎仁騎手に乗り替わった点をファンは不安視したのかもしれない。

 しかし、結果はダートの新星モズアスコットに敗れはしたが、G1馬の貫禄を見せる2着と大健闘だ。

 今回、ケイティブレイブと長岡騎手がコンビを組むことになったのは、瀧本和義オーナーの意向によるものである。川崎記念があまりにひどい結果だったため、瀧本氏からフェブラリーSを使って欲しいと杉山調教師にお願いした。

 そして鞍上には約2年間調教でケイティブレイブに騎乗してきた長岡騎手を指名。調教で長くパートナーを組んでおり、誰よりも「意思疎通」ができるという理由である。

 レース後、長岡騎手は「あそこまで行ったら、勝ちたかった」と悔しさをにじませたが、瀧本氏は「長岡君の騎乗は完璧でした。2着ですけど、『勝ったも同然』です」とケイティブレイブのベストパートナーを大絶賛した。

 長岡騎手は2017年に「落馬事故」、その後「美浦から栗東移籍」と色々な経験を重ねてきた9年目の苦労人ジョッキー。ケイティブレイブも昨年ドバイ遠征で腸捻転を発症し、現地で緊急手術を経験している。ともに苦難を乗り越えてきたコンビの活躍だけに、喜びもひとしおだろう。

 ケイティブレイブは3月11日に船橋競馬場のダート2400mで行われるダイオライト記念(G2)に登録を済ませている。

「ケイティブレイブはこれまでダートの2000m前後の距離で活躍してきた。一昨年にダイオライト記念は制しているレースのため、同レースへの登録は妥当だろう。

 しかし、フェブラリーSでマイルの距離をこなしたことで、短距離路線も新たな視野に入るのではないだろうか。父アドマイヤマックスは短距離G1を勝っているため、血統的な裏付けもある」(競馬記者)

 昨年のフェブラリーSは、“藤田菜七子騎手がコパノキッキング”とのコンビでG1初騎乗に沸いたが、今年も同じくG1初騎乗の“長岡騎手がケイティブレイブ”とのコンビが沸かせた。もし、短距離路線への挑戦となれば、「長岡・ケイティブレイブ」×「藤田・コパノキッキング」の対決が実現するかもしれない。これも実現すれば楽しみである。

 まずは次走のケイティブレイブに注目したい。まだまだ活躍が期待される「7歳馬」ケイティブレイブと「9年目」長岡騎手のコンビ愛が、2月の寒空の下で沸騰している。

パチスロ『バジ絆2』バブル到来!? 「この時間帯」が最適!!

 大松のパチスロ「ハイエナ」実戦。今回も話題の新台『SLOTバジリスク〜甲賀忍法帖〜絆2』について書いていきたい。

 本機は現在大人気稼働中で、3連休など特に空き台の無い状況である。そんな本機を狙うにはスバリ「21時」がオススメだ。

 そもそも本機を大量突入するホールは多く、情報の浸透しきっていない「今」が一番狙い目の時期である。

 以前「パチスロ北斗の拳 天昇」が大量導入され、ある界隈で「北斗バブル」という現象が起きたが今回は「絆2バブル」が起きてもおかしくない状況だ。

 いくら人気機種とはいえ21時ごろには空き台がチラホラ出る。しかし有利区間を考えれば、まだ完走出来てしまう時間の猶予はあるのだ。

 狙い目は左のミニ液晶での表示400ゲーム以降、バジリスクチャンスは4スルーからで良いだろう。筐体右のチャンスボタン押下でゲーム数とスルー回数が表示される。

 天井は800ゲームでAT当選期待度約50%の同色バジリスクチャンスに突入。またバジリスクチャンス7スルー(8回目)でAT当選濃厚だ。

 同色バジリスクチャンスからは継続シナリオの優遇もあり、通常から当たるよりもATが伸びやすいという点も天井狙いのオイシイところである。

 今回は左のミニ液晶で418ゲーム、スルー回数は1回の台に着席。時刻は21時28分だ。スルー回数は少ないがむしろ同色バジリスクチャンスからATを伸ばしたいので構わない。

 そんなことを思っていると一向にバジリスクチャンスに当選しない。超高確率状態の「吉田宿」に移行しても何も出来ずに転落してしまう。

 完全に同色バジリスクチャンス頼みとなったが、しっかりと約50%を取っていたようで天膳が飛び起きてATに突入となった。

 同色からなのでシナリオに期待したいところ。1戦目は継続、2戦目にバジリスクチャンスに当選し瞳術図柄を2回揃えてストックを獲得。

 特化ゾーン「朧チャンス」や「月下閃滅」も経験してみたいが、とりあえずは継続してくれることを願う。

 あれよあれよと継続していき、段々とシナリオも判別が出来てきた。5戦目に夜背景ということは「朝駆け」「波乱」「超復活」の可能性が高い。

 このATは12戦、1590枚で終了。12戦目で負けてしまったということは「朝駆け」のシナリオが濃厚だろう。

 話数も23話とあと1回継続でエンディングが発動したであろうが「朝駆け」でここまで来れれば上出来かもしれない。

 この狙い目はサラリーマンの仕事帰りには丁度良い時間帯かもしれない。是非狙ってみてはいかがだろうか。

(文=大松)

JRAダノンキングリー「横典マジック」で善戦マン返上!? 「カンパニー化」もある?

 3月1日に行われる中山記念(G2)は、3連覇を狙うウインブライト、春秋マイル王インディチャンプなど登録馬9頭の半数を上回る5頭のG1馬が出走を予定。近年稀に見る超豪華メンバーが集まった。

 G1未勝利ではあるが、能力は決して見劣らないダノンキングリー(牡4、美浦・萩原清厩舎)に注目したい。1週前追い切りではウッドで5F65秒2-1F11秒7の好時計をマーク。「動きは良かった。春の目標に関しては今回の結果を見て考えたい」と萩原調教師もまずはここで結果を出してからと意気込みを語った。

 昨年のクラシックでは皐月賞(G1)を3着、日本ダービー(G1)を2着とあと一歩のところで戴冠を逃した。距離適性を考慮して菊花賞(G1)を回避して挑んだ毎日王冠(G2)では、アエロリット、インディチャンプなどのG1馬5頭を相手に最速上がり33.4の切れ味で一蹴した。古馬の壁をモノともしない圧勝を評価され、2番人気に支持されたマイルCS(G1)だったが、好位のインから伸び切れずに5着と敗れた。

 末脚が不発に終わった理由としては、絶好と思われた1枠1番が仇となって、終始内目の荒れた馬場を走らされたことが大きいだろう。また、昨秋の京都は例年より力を要する馬場となっていた。軽さと切れが武器であるディープインパクト産駒のダノンキングリーにとっては情状酌量の余地がある。

 その点、中山記念からの始動は条件的にも好走する可能性が高い。3月の中山は開幕週となるため、馬場状態は回復が見られる。輸送も京都も初めてだった前走に対してホームの中山開催は歓迎材料だ。中山は後にNHKマイル(G1)と香港マイル(G1)を勝ったアドマイヤマーズに皐月賞で先着したように得意コースだ。

 鞍上の横山典弘騎手もまた、中山記念を得意としている。同レースは18年に5番人気のアエロリットで2着、17年に8番人気のサクラアンプルールで2着と穴馬で存在感を示した。また、14年は騎乗停止の福永祐一騎手の代打となった1番人気ジャスタウェイで1着と人気でも穴でも頼もしい活躍を見せている。

 また、横山典騎手の中山記念といえば、2008年のカンパニーでの勝利が有名だろう。同馬は高い能力を認められながらも、主戦だった福永騎手とのコンビでもどかしいレースを続けていた。

 ところが、横山典騎手と初コンビとなった中山記念では、それまでの後方待機から一転して積極的な先行策で快勝すると、続くマイラーズC(G2)も連勝。翌年の中山記念も連覇すると、秋には毎日王冠(G2)、秋の天皇賞(G1)で女傑・ウオッカを連続撃破し、8歳にして悲願のG1制覇を成し遂げた。その後のマイルCS(G1)ではG1初の1番人気に支持されると危なげないレースで完勝し、引退レースを見事な勝利を飾った。

 先週の小倉大賞典(G3)はクラシックでしのぎを削ったヴェロックスが単勝1.4倍の圧倒的支持を受けながらも9着と人気を裏切った。4歳はレベルが低いと囁かれつつある現状を打破するためにも、ダノンキングリーとしては中山記念で結果を出すことで、よからぬ噂を払拭したいところだ。

新型肺炎流行でも安倍政権が中国・習近平の国賓来日に前のめりの“政治的事情”

 4月に予定されていた中国習近平国家主席の国賓来日に黄信号が灯った。時事通信は24日、『全人代の延期決定』と題する記事を配信した。

「中国全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会は24日、湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の対策を優先し、来月5日開幕予定だった全人代の延期を正式に決定した。新たな会期は別途定める」(時事通信より)

全人代の延期、1985年以来初の異常事態

 外務省外郭団体の職員は全人代の延期について次のように語る。

「全人代は中国の国会にあたる国家の重要会合です。しかし、日本のように国権の最高機関というわけではありません。中国では基本的に共産党指導部が綿密な政策決定や立法を行うので、どちらかと言えばセレモニー的な意味合いが強いです。会期も毎年10日程度しかありません。

 とはいえ、制度的に全人代の決定は国家の決定になるので、開かれないというのは非常に危機的な状況です。1985年に3月に固定開催されるようになって初めての延期です。そんな全人代を延期しておいて、国家主席が日本に国賓として訪問するというのは、さすがに難しいのではないでしょうか。対外的にも、国内的にも批判が殺到するでしょう。当初、習氏の訪日は中国国内でも重要視されていました。しかし中国政府内はそれどころではない状況です。いまだに猛プッシュしているのは日本側だという印象はぬぐえません」

アベノミクス最後の頼み「インバウンド」も画餅に

 今年年初、中国・武漢市周辺で新型コロナウイルスの感染拡大が発覚した際から、習氏の訪日は危ぶまれていた。

 習氏の訪日には、日本政府も期待していた節がある。そもそもマスコミ各社に「死に体」と評されるアベノミクスをなんとかしたいという、日本政府の思惑もあっただろう。一連の経済浮揚策で唯一、成功したといえなくもなかったのが、訪日外国人旅行者の増加だ。外国人客数は2013年の1036万人から2019年には3188万人(日本政府観光局調べ)に増えている。昨年生じた日韓関係の悪化を踏まえ、日本政府は代替措置として中国からの集客を強化し、東京オリンピックを起爆剤にして4000万人の達成を目指していた。それが、今回のコロナウイルスで画餅に帰すのは時間の問題だ。

政府、財界、マスコミが期待した「習氏の訪日」

 自民党関係者は次のように話す。

「習近平国家主席が訪日するというのは、日本に関心のある中国の観光客を呼び寄せる意味で大きな意味を持ちます。日韓議員連盟常任幹事の二階俊博自民党幹事長は、かつて超党派の議員連盟『北京オリンピックを支援する議員の会』の副会長を務めるなど、中国通でもあります。政府は日韓関係の想像以上の悪化で韓国の訪日客が減少したこともあって、二階氏に泣きついたということのようです。訪日が無事終わるまで、『中国を無駄に叩くな』という不文律が自民党の各主流派にありました。

 また今回の習氏の訪日は対米、北朝鮮外交で思ったような成果が残せていない安倍晋三首相にとっても大きな外交的な成果につながるはずでした。新型コロナウイルス問題発覚以降は、中国政府以上に習氏の訪日を誰よりも望んでいたのは日本政府だと思います。

 米中経済摩擦もあって、『中国をハブとしたサプライチェーンから転換すべきだ』という議論は盛んにされましたが、今現在も達成されていません。日本経済団体連合会(経団連)は中国との関係悪化やヒト・モノの移動が制限されることを恐れていました。習氏の訪日には賛成でしょう。

 それに加えて、日本の大手メディアの一部は、中国の要人を国際ニュースの情報源にしています。これは戦前から続く伝統です。欧米での報道は一歩遅れをとっても、中国ニュースは強いというのが日本メディアの特徴でした。当然、周氏の訪日で新しい情報源の獲得の可能性も増えますし、日本国民の機運が高まれば記事もたくさん読まれます。ただ今回の新型コロナウイルスの報道はそうはいかなかったようですが…」

 ブルームバーグは25日、「東京株式相場は大幅続落し、TOPIXと日経平均株価の下落率は一時4%を超えた。新型コロナウイルスのさらなる感染拡大で世界経済への懸念が高まり、電機など輸出関連、医薬品中心に全業種が安い」と速報した。チャイナリスクの顕在化はもはや目に見えて明らかだ。政府や財界、マスコミが期待する「習氏の訪日」というイベントだけで、この局面を覆すのは難しくなりつつある。

(文=編集部)

「仕事ができる」「仕事ができない」はどこで決まるのか?

 

 会社には「仕事ができる」と言われる人と、「仕事ができない」と言われる人がいる。その違いはどこにあるのだろうか。

 例えばプログラミングのスキルがあるのに、まるで役立てられていない。戦略分析のフレームワークに精通しているのに、戦略を描けない。多様なスキルを持っていて、知識も豊富なのに、成果に結びつけられない。そんな人たちは「仕事ができる」と言えるだろうか?

 経営学者の楠木建氏と、独立研究者・著述家の山口周氏の共著である『「仕事ができる」とはどういうことか?』(宝島社刊)という、まさに直球のタイトルがつけられた一冊。

 スキルはあるのに成果を出せない人は、「作業」が得意でも「仕事」ができない、スキル以前にセンスがない人なのだと看破する。

■2人のリーダーから見る「センスの使い方」

 ただ、本書を読んでいくと、仮に「今、仕事ができない」状態でも、それを覆すことが可能だということも見えてくる。それは2人が名を挙げる様々な先人たちの姿からも見えてくる。

 例えば、阪急東宝グループの創業者である小林一三は、現代に至る私鉄の経営モデルをつくり上げた伝説的な経営者として知られているが、若い頃を過ごした三井銀行時代は、吉原で遊び、会社にも行かず、左遷を繰り返すという問題児だったそうだ。

 そこから阪急電鉄の前身会社に行き、センスが開花。山口氏は「その才能はベンチャーで鉄道をやって、具体的で物理的な場所をつくるとか、人を動かすというフィジカルなビジネスをやるときに発揮された」と指摘する。

 同じようにムラがあったのが、第二次世界大戦下でイギリス首相を務めたウィンストン・チャーチルだ。山口氏は、チャーチルについて「資源配分ができない=政治家に向いていない」とした上で、それでもナチスとの戦争に勝利したのは「全権を自分が手に入れて相手と戦うという局面ではきわめて強力なセンスを発揮」したからだと述べる。ちなみに「戦車」はチャーチルの発明とされているが、それも彼のセンスから生まれたものだと言えるだろう。

 

■カルロス・ゴーンが持っていたセンスと、持っていなかったセンス

 この2人の例から言えることは、あるところでは仕事はできなくても、別の土俵に立てば、センスを発揮できるかもしれないということだ。つまり、自分のセンスの「土俵」が分かっている人は、「仕事ができる」ということが言える。

 これは逆もありえることで、自分のセンスを発揮できる土俵で活躍していたが、いつしかその土俵がなくなってしまうこともある。

 例えばカルロス・ゴーン氏について楠木氏は、「マイナスをゼロにする」にはすごくいいけれど、「ゼロからプラスをつくっていく」ということになると…と言葉を濁す。

 確かに、悪い状態を整理し、改善するセンスと、爆発的に伸ばしていくセンスは全く異なるものだ。全てを兼ね揃えたスーパーな人間はほとんど見受けられない。

 このように、本書は「仕事ができる」ということにおいての「センス」の意味について、滔々と語られている。

「仕事ができるかどうかの違いは分かった!でも、自分にはセンスがない」と思い込んでいるなら大間違いだ。センスは生まれ持った資質とつい思ってしまいがちだが、2人は口を揃えてセンスは「後天的なもの」だとしている。センスを練り上げていくのは、試行錯誤の時間だと楠木氏は言う。

 センスがないと思うのではなく、「打席に立ってみないと分からない」と考える。楠木氏と山口氏の言葉は、仕事に迷う人にとって響くものがあるはずだ。
(金井元貴/新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

JRA田辺裕信「不可解」騎乗に疑問の声!? フェブラリーS(G1)大敗も「あの人」はお咎めなし、それでも!?

 23日に行われた今年最初のG1・フェブラリーSは、モズアスコットの優勝で幕を閉じた。18年の安田記念(G1)に続く、G1・2勝目。芝・ダートのG1制覇はJRA史上5頭目の快挙である。

 その歴史的快挙の裏側で、田辺裕信騎手の騎乗内容が物議を醸しだしている。

 田辺騎手はこの土日だけで4勝を挙げ復調気配を漂わせ、メインのフェブラリーSはアルクトス(牡5歳、美浦・栗田徹厩舎)に騎乗した。キャリア13戦のうち、直近10戦はすべてこのコンビである。

 アルクトスはこれまで重賞1勝、JRAのG1は初出走ながらも、4番人気の支持を集めた。これは東京ダートコースで【5,1,0,0】の抜群の相性を誇っていたからである。モズアスコットとインティの間に割って入るのはこの馬だと、多くの期待を背負っての出走となった。

 レースは逃げ馬不在のため、インティの単騎逃げが予想された。しかし、アルクトスとワイドファラオが競って逃げ、インティはその後ろに控える展開となった。最初の3ハロン34.6秒の「ハイペース」な流れになり、先行馬は崩れ、後方から差した馬が上位を独占される結果となった。

 田辺騎手はレース後に「スタートが速いのであの位置も頭に入れていました。馬自体は力むことはなかったが、勝ちに行った分、最後は少し甘くなりました」とコメント。勝ちに行ったとしているが、アルクトスが無理なハイペースで沈んでいったことに、競馬関係者やファンからは厳しい意見が出ている。

「完全にワイドファラオが前に出ていたので引けばいいのに、中途半端に競る形になってしまった。アルクトスは競馬が上手で馬込みでも問題ないタイプ。プロキオンS(G3)や南部杯(G1)では、控えて結果を出しているだけに意図がわからない」(競馬記者)

 結果として、インティを潰して、モズアスコットの手助けをした形になってしまった。インティを楽に逃げさせてしまえば、勝たれてしまうという思惑もあってのことだろうだが……。

 アルクトスの馬主の山口功一郎氏は、自身のTwitterでレースについてコメント。「私も番手で控えたらどうだったかなあとは正直思います」と前置きをした上で、「彼のレース前の会見と勝ちに行ったという考えを聞けば、私には結果論で批判することはできません」とツイートしている。

 愛馬が展開に泣いたにもかかわらず、「批判することはできない」としているのは、騎手・厩舎との信頼関係があってのことだろう。

 実際にレース前の会見では「展開はそんなに決めつけはしていない。これまでどういう状況でも走れるよう、レースで教え込んだことを活かせれば」とコメント。また栗田調教師は「競馬に関しては田辺騎手が厩舎以上に分かっている。その辺に関してはすべて彼に任せています」と、ジョッキーへ全幅の信頼を置いた。

 競馬は競走馬を中心に「馬主」「厩舎」「騎手」が揃って、初めて成り立つ競技である。今回の騎乗について、馬主や厩舎サイドが納得しているのであれば、それでいいのではないだろうか。

 しかし、馬券を購入したファンは黙ってはいられないか……。

JRA長岡禎仁「最低人気2着」関西移籍効果で関東ジョッキーダメダメさらに露呈「トップ10ゼロ」

 23日のフェブラリーS(G1)は、1番人気のモズアスコットが優勝。2着に16番人気のケイティブレイブが飛び込み、3着には3番人気のサンライズノヴァが続いた。人気薄だったケイティブレイブが馬券圏内に入ったため、3連複95,310円、3連単は464,920円と配当金が高騰。波乱の立役者となったケイティブレイブに騎乗した長岡禎仁騎手に、称賛の声があがっている。

「長岡騎手は美浦に所属していましが、昨年5月に正式移籍。以前からチャンスを求めて栗東に顔を出していて、そのころから杉山晴紀厩舎の管理馬の調教にも騎乗していたようです。その縁もあり、今回フェブラリーSの鞍上に抜擢されたのでしょうね。一時は騎乗数も少なくなり低迷していましたが、今後は騎乗依頼も増えてくると思います」(競馬誌ライター)

 数少ないチャンスを得るために自ら行動し、それを見事ものにした長岡騎手。だが栗東移籍組が結果を出したことで、美浦所属の騎手に対する風当たりがさらに強くなるという。

「22日(土)は東京競馬場で川田将雅騎手が【3.3.2.1】の好騎乗を見せると、翌日はC.ルメール騎手が6勝の荒稼ぎ。土曜日こそ田辺裕信騎手が3勝をあげたものの、東京開催なのに美浦所属の騎手の存在感が薄いのは否めません。

 全国リーディングを見ても12位は田辺騎手、13位には横山典弘騎手でトップ10は全て関西。美浦のトップである戸崎圭太騎手、三浦皇成騎手らが故障で離脱中とはいえ惨憺たる状況です」(競馬記者)

 今年、美浦に所属したO.マーフィー騎手が旋風を巻き起こした。さらにこの後も南アフリカのトップジョッキーであるライル・ヒューイットソン騎手や、昨年リスグラシューとともにG1の舞台で活躍したD.レーン騎手が短期免許で騎乗予定。どちらも好成績が期待されるが、短期免許で来日する外国人騎手だけではなく “純粋”な関東所属騎手の活躍が待たれるところだ。

「気の早い話ですが、夏に行われるワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)の選考基準を見直すべきとの声もあります。日本ダービー優勝騎手、『MVJ』受賞者などが出場しますが、その選定基準に『勝利数東西各上位1名』という項目があるんです。このままでは栗東は100勝近い勝ち星をあげる必要があるのに、美浦の騎手は30勝、40勝で選出される可能性もあります。そうなると『栗東の実力者を押しのけてまで、美浦の騎手を乗せる意味はあるの?』などの批判の声が噴出するでしょうね。

 さらにボーダーライン上にはいながらも、『WASJに選ばれたくない』と考えている美浦所属の騎手もいるようです。当日、WASJ以外は乗馬が集まらず、さらに栗東の騎手に比べて技術的にも劣っていると引け目を感じているのがその理由だとか。そうなのであれば、その屈辱をバネに奮起してもらいたいのですが……。美浦は栗東に比べて、ちょっと上昇志向にかけている騎手が多い気がします」(前出・競馬記者)

 また『昨年末から関東で騎乗しているM.デムーロ騎手が、正式に美浦移籍へ移籍し、選出されるのでは?』と、話す者さえもいるという。これをあらぬ噂だと一蹴できないところが辛いところだろう。

 競馬界では騎手の西高東低は長らく叫ばれているが、これを改善する手立てはあるのだろうか?