MBAの学生の創造性は幼稚園児より低い? – DHBR

大人と子どもに「マシュマロ・チャレンジ」という工作課題をやらせると、幼稚園児の創造力はCEOよりも優れている。イノベーションに取り組むリーダーが、忘れていた創造力を取り戻すにはどうすればよいか。アンソニーは「未知の経験」と「人脈の多様化」を勧める。

国交省の理想的な介護住宅プランに 厚労省がつけた「難癖」の深刻度 – 医療・介護 大転換

国交省が地域包括ケアを踏まえて、住まいと介護サービスの組みあわせを考えた国のモデルプランを推進する一方で、厚労省は介護報酬を減算するという。国交省の描く理想像と厚労省の排除の思惑がぶつかり合った、何とも、ちぐはぐな矛盾した事態が起こっている。

有識者会議の座長が明かす コーポレートガバナンス・コードに込めた理念 – 「プロ経営者の教科書」CEOとCFOの必修科目

日本のコーポレートガバナンス・コードは経営にどんな変化をもたらすのか。「コーポレートガバナンス・コードの策定に関する有識者会議」の座長として、原案をとりまとめた池尾和人・慶應義塾大学教授に要諦を解説してもらおう。

接客スキルが低いのに顧客満足度は高いホテルが実践していたこと – ニューロビジネス思考で炙り出せ! 勝てない組織に根付く「黒い心理学」 渡部幹

日本と違い、基本的な接客スキルが低いマレーシア。しかし、あるホテルはそれでも最高の顧客満足度を実現している。スキルより大切な「ヴィジョンの浸透」が徹底されているからだ。

女子が憤る「彼氏ヅラ男子」の圧倒的な“お前じゃない”感 – あなたを悩ます「めんどい人々」解析ファイル

交際してもいない女性に対して、あたかも自分が彼氏であるかのような言動をとるこの「彼氏面(づら)男子」が増えている。そのウザさに悩む女性たちから、被害報告が続々寄せられている。今回は、彼らの言動を分析してみよう。

英大手銀行が相次ぎアジアに本社を移転する理由 – DOL特別レポート

英国の大手銀行であるHSBCとスタンダードチャータードが相次いで、本社を国外に移す検討をしており、英国銀行業界は大騒ぎとなっている。英国のEU離脱が英銀にとって大きなリスクなのだ。向かう先はアジアが有力視されている。

トヨタが打ち出した「AA型種類株式」は買い得か – 山崎元のマルチスコープ

トヨタ自動車が特殊な株式を発行する。投資家には魅力的に映りそうな内容だ。企業の資金調達手段としても注目に値する。ただし投資家は注意すべき点もあり、またどの企業でも真似できる類いのものではない。

システム思考はものを見る レンズのひとつである – DHBR

『世界はシステムで動く』の訳者・枝廣淳子さんと東京糸井重里事務所CFOの篠田真貴子さんによる対談の最終回。人間関係から人生の生き方まで、メンタルモデルの重要性を語る。(構成:加藤年男、写真:引地信彦)

ある小さな町の広報紙がヤバすぎる!写真にスマホをかざすと音声と映像が!

埼玉県三芳町 公式サイト」より

ARとは?


 近年、広報映像の発信方法が多様化している。いわゆる広報番組や広報ビデオというかたちだけでなく、インターネットの活用が当たり前になってきた。そして最近、さらに新たな技術の応用が加わった。AR(オーグメンテッド・リアリティ、拡張現実)技術だ。

 すでに馴染みのあるVR(ヴァーチャル・リアリティ、仮想現実)は、コンピュータによる五感への働きかけによって、人工的な現実感をつくり出す。

 一方、ARは現実のコンテンツに、現実にはない情報を付加することでインパクトを与える。いわば現実の一部を改変するわけで、具体的には目の前にある現実空間にデジタル情報を重ね合わせて表示するのだ。

 5月8日、地方自治体の広報活動向上に寄与することを目的に実施されている「全国広報コンクール」の結果発表があった。筆者は、その映像部門で審査委員を務めているが、2席に入選したのが埼玉県三芳町(人口約3万8,000人)である。

AR技術導入で「手話講座」


 同町では、全国の自治体に先駆けて広報にAR技術を導入し、広報紙『広報みよし』の写真や絵にスマートフォン(スマホ)やタブレット端末をかざすと、映像と音声が流れてくる仕掛けを施した。受賞映像は動画による「手話講座」だ。

 ここでは、手話による季節の挨拶や単語を動画で学ぶことができる。出演しているのは町内の手話サークルのメンバーだ。紙媒体での図解などでは伝えきれないニュアンスも、動画ならよりわかりやすく伝えることができる。全体が軽快で明るく、楽しい映像であることも評価された。

 また、『広報みよし』は、印刷以外、つまり動画撮影や編集をはじめARにかかわるすべての作業(取材、写真撮影、デザインレイアウトなど)を、ほぼ一人の職員が行っていることも特色だ。外部委託ではないため、ARの導入費や運営費用は0円なのである。

 もちろん、他の市町村がそのまま踏襲することはできないかもしれない。しかし、すでにこうした先進的な広報の取り組みが行われていることは、しっかりと認識しておきたい。

 ちなみに映像部門では2席だった同町だが、『広報みよし』は内容や写真のクオリティーが認められ、コンクールの最高賞である内閣総理大臣賞に輝いた。
(文=碓井広義/上智大学文学部新聞学科教授)