JRA北の大地で「因縁」のライバルがリベンジマッチ!? あのレースで物議を醸した2頭が函館スプリントS(G3)で再び激突

 21日、函館競馬場では函館スプリントS(G3)が開催される。高松宮記念(G1)で好走した馬の出走もあり、好メンバーが集まった。翌週に前期G1の総決算となる春のグランプリ・宝塚記念(G1)を控えるG1中休みの週ではあるが、秋のスプリンターズS(G1)に向けて注目のレースとなりそうだ。

 なかでも上位人気の支持が濃厚なダイアトニック(牡5、栗東・安田隆行厩舎)とフィアーノロマーノ(牡6、栗東・高野友和厩舎)の対決は非常に興味深い。

 2頭はこれまで3度の直接対決をしている。

 初顔合わせとなったのはフィアーノロマーノが制した昨年のダービー卿CT(G3)だ。このレースでダイアトニックは4着と敗れた。2度目の対決となった昨年のマイルCS(G1)ではダイアトニックが10着、フィアーノロマーノが13着。そして迎えた3度目の対決が今年の阪急杯(G3)だった。

 最も激しい争いとなり、因縁のきっかけとなったのがこのレースだ。内目を先行していたダイアトニックが、直線で一旦は外に進路を窺うも急激に内側に斜行した。その結果、同馬の直後から追い上げようとしたフィアーノロマーノの進路を妨害する格好となってしまった。

 無観客開催で行われたこともあり、被害に遭ったフィアーノロマーノに騎乗していた川田将雅騎手のダイアトニックに騎乗の北村友一騎手への怒号を中継の音声が拾ったほどの激しいレースとなった。

 これにより、3位入線したフィアーノロマーノは直線の不利がなければ先着していたと認められ、2位入線した加害馬ダイアトニックは3着に降着となり、2頭の着順が入れ替わった。因縁となったこの降着騒ぎで対戦成績はフィアーノロマーノが2勝1敗とわずかにリード。ダイアトニックとしては函館スプリントSを勝利してタイの成績に持ち込みたいところだ。

「高松宮記念で4度目の対決の可能性があった2頭ですが、フィアーノロマーノはマイラーズC(G2)を選択したため、実現しませんでした。しかし、同馬は馬場入場後に右前肢跛行を発症し、復帰戦に選んだのが函館スプリントSとなりました。

一方、ダイアトニックは無事出走したものの、今度は自身がクリノガウディーの斜行の煽りを受けて3着(4着から繰り上がり)と因果応報ともいえる結果に終わりました。

今回、函館で再び因縁の2頭がぶつかるのは、ライバル対決といった意味でも楽しみなレースといえるかもしれませんね」(競馬記者)

 また、前回の対決となった阪急杯で川田騎手が騎乗したフィアーノロマーノには藤岡康太騎手、ダイアトニックは北村友騎手から武豊騎手へ乗り替わりとなった。

 北の大地で迎える4度目の対決も激戦必至となるだろう。

 いずれも鞍上の替わった因縁のライバル2頭の戦いに大いに注目したい。

小池百合子氏が学歴詐称疑惑をスクープした文藝春秋を簡単には訴えられない法的理由

 2020年5月29日に発売された『女帝 小池百合子』が約2週間で15万部を突破し、ノンフィクションとしては異例のベストセラーとなっている。本書では小池百合子東京都知事の学歴詐称について言及しており、出版元である文藝春秋が発行する「週刊文春」(6月4日号も『小池百合子 カイロ大首席卒業の嘘と舛添要一との熱愛』という記事を掲載し、この問題に言及している。

 他方、カイロ大学は2020年6月8日付で、「1976年10月にカイロ大学文学部社会学科を卒業したことを証明する」との声明を発表した。カイロ大学の声明が真実だとすれば、本書は真実に反する内容を発表したことになる。今後、小池知事が「文春」に対してどのような対応をとるのかは定かではないが、仮に小池知事が「文春」を訴えた場合に、どのような展開を迎えるのかを法的な観点から検討してみよう。

 小池知事が「文春」を訴える場合、名誉毀損に基づく損害賠償請求を求めることになる。具体的には、慰謝料と謝罪広告を求めることになるだろう。名誉毀損に基づく損害賠償請求は、「被害者の社会的評価が低下したこと」が要件であるが、「小池知事が学歴詐称をしている」という事実が、小池知事の社会的評価を低下させることは明白である。だから、これは一見名誉毀損に相当するように思える。

 これに対して「文春」側は「真実性の抗弁」および「相当性の抗弁」を反論として主張することができる。つまり、真実と信じたことを報道したわけであるから無過失であり、名誉毀損による損害賠償請求に値しない、という主張である。結論を言えば、文春側のこれらの抗弁のいずれかが認められれば、損害賠償請求が認められないということになる。

 仮に小池知事が「文春」を提訴した場合には、このように真実性の抗弁や相当性の抗弁が主たる争点になると考えられる。

「真実性の抗弁」と「相当性の抗弁」

 以下、「真実性の抗弁」と「相当性の抗弁」についてもう少し具体的に説明しよう。

 真実性の抗弁とは、(1)摘示された事実が真実であること、(2)摘示された事実が公共の利害に関する事実に関するものであること、(3)事実摘示がもっぱら公益を図る目的であること、の3つの要素から成り立っている。小池知事は、現在東京都知事という立場にあり、その資質の判断要素の一つである学歴を詐称しているという事実を公表することは、公共の利害に関するものである。

 そして、小池知事が東京都知事として相応しいのかということを論じるために学歴詐称を公表したと考えられる(少なくとも、そのような主張をするであろう)ので、「もっぱら公益を図る目的」も認められる可能性は高い。

 とすれば、「学歴詐称」が真実なのか否かが重要な争点となる。

「文春」は『女帝 小池百合子』(文藝春秋)の著者でノンフィクションライターの石井妙子氏の証言やそれを裏付ける証拠を提出して、真実性の立証をすることになる。他方で、小池知事は、カイロ大の声明文を証拠として提出することになる。これを裁判所がどう評価するかであるが、小池知事とは利害関係のない(はずの)カイロ大学の声明が信用される可能性は十分にある。

 したがって、「文春」側としては予備的に、相当性の抗弁、つまり「その事実を真実と信じるについて相当の理由があること根拠づける具体的事実」を主張・立証することになろう。

 過去の裁判例では、相当性の抗弁に関して、確実な資料、根拠であると認められたものは、犯罪事実についての捜査当局の公式発表や刑事第1審判決、インタビュー内容及びそれを裏付ける事実が存在した事案などである。他方、単に警察の広報官から取材して得た情報や新聞報道をうのみにしたような場合は、確実な資料、根拠がないとされている。

「文春」側としては、自社のライターがどれだけ丁寧に取材をして、記事を書いたかということを主張・立証したいところだ。ただ、石井氏からの取材やその著書の他に、独自にどのような裏付け取材をしていたのかが問題になるが、現時点では不透明である。もし、独自の裏付け取材をしていたとしても、取材源を秘匿するために、立証しないということも考えられる。

 なお、民事裁判では立証責任というものがあり、相当性の抗弁を構成する事実について、「文春」が立証できなければ負けてしまうことになる。

 このように考えると「文春」側は立証責任の分、旗色が悪いようにも思える。

 しかし、マスメディアは権力者の不正を正すことが存在意義であり、現在の裁判例のような基準を維持することは、マスメディアに不当な萎縮効果を及ぼしてしまうという懸念もある。憲法21条が保証する表現の自由の根本的な価値が問われる場面である。専門家の中には、公人と私人を区別して、公人の場合には、相当性の立証度を緩和するべきという立場の者もいる。

事実摘示型と意見・論評型

 ところで、名誉毀損の事件は事実摘示型と意見・論評型という2つのパターンがある。

 この区別を説明しよう。前者は真実かどうかを証明でき、後者は真実かどうかとは関係がない(個人の意見だから)、という点で違いがある。意見・論評型の場合は、抗弁の内容が変わってくる。特に、公人の名誉毀損に関しては次のような判例がある。

「真実であること、真実であると信ずるについて相当な理由があることの完全な証明がなくても、疑念、疑惑として合理的な根拠があり、国民、政党、議会あるいは司直の手によって今後更なる真実究明をする必要があることを社会的に訴えるために、これを意見ないし論評として表明することは民主的政治の維持のために許容されるべきであり、これを報道することは違法性を欠くものと解すべきである。」(東京高判平成14年5月23日)

 今回の「文春」の記事には、石井氏が取材した同居人が「彼女は実際にはカイロ大学を卒業していません」という封書を送ったという事実が書かれている。この記事自体は、小池知事の学歴詐称を断定までしておらず、(学歴詐称とは無関係なものも含め)疑惑を列挙するにとどめている。

 とすると、本件は意見・論評型であり、「疑念、疑惑として合理的な根拠」があるから違法性がないという主張は十分に可能であり、「文春」側にも勝ち筋は十分にある。このような状況に鑑みれば、小池知事も簡単には訴訟に踏み切ることはできないだろう。それよりも、さまざまな疑惑に正面から回答して、自ら疑惑を払しょくする方がよいのかもしれない。

(文=前原一輝/弁護士)

東京五輪、来年も困難なら「再延期を働きかけるべき」発言の組織委理事は電通元専務だった

 新型コロナウイルス感染症の拡大や、それに伴う日本経済の大混乱で開催が危ぶまれている東京五輪。そんな中、東京五輪・パラリンピック組織委員会理事の高橋治之氏が「来年の開催が難しければ再延期するべきだ」との発言したことが波紋を広げている。インターネット上では「そこまでやるなら中止でいいのでは」との声や、「五輪中止に伴う電通などの損失をこれ以上、税金で賄うのはどうなのか」といった疑問が寄せられている。

「延期を働きかけるべきだ」

 日刊スポーツインターネット版は16日、記事『東京五輪再延期も視野「中止は絶対に避けなければ」』で、以下のように高橋氏の見解を伝え、その背景を解説した。

「高橋氏は『21年夏の開催に向けて一丸となるのが大前提』と前置きした上で、『中止は絶対に避けなければならない』と述べた。中止になれば『日本や世界経済が大きな打撃を受ける』とし、来春の時点で7、8月の開催が難しいと判断されれば国際オリンピック委員会(IOC)に対し、『もう1度、延期を働きかけるべきだ』と主張した。

 3月下旬に来夏への延期が決まった後、組織委やIOCの幹部が『再延期はない』『2年後なら中止』との考えを示した。大会中止を懸念したスポンサー企業は、延期による追加協賛金の負担に二の足を踏む状況となっていた」

発言の高橋氏は電通顧問・元専務取締役

 高橋氏は国会で持続化給付金事業の「中抜き」疑惑で物議を醸している電通の元専務取締役だ。全国紙スポーツ部の記者は次のように高橋氏の人物像を語る。

「高橋さんは電通のスポーツ事業を中心にJリーグの創設、日韓サッカーワールドカップの招致などを手掛けた剛腕です。スポーツビジネス業界で名を知らぬ者はいない人物ですよ。また東京五輪招致に関する汚職疑惑で、フランス当局に贈収賄容疑をかけられている日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和元会長とも親しいです。まさに五輪組織委のビジネス部門の本音ということでしょうね」

 今回の発言に対して、Twitter上では、以下のような懸念の声が寄せられている。

「再延期は、IOCの負担を日本側が肩代わりして初めて成立する話だ。財政的にやるべきじゃない」(原文ママ)

「東京都も産業経済大臣も『東京オリンピックありき!』で、なぜか東京だけ感染者数がまだダントツ多いのに自粛要請解除してるのは、誰が見ても明らかなんだから、東京五輪の為に今後も死者は増えるんだうろね」

「東京五輪にまだこだわってる、ウイルス対策はグダグダやのに(笑)再延期ならeスポーツの方がいいよ。延期決まったとたんに態度変えてコロナ怖い、コロナ怖いって恐怖煽ってたね」

「イギリスがオリンピックを開催したいようだから 2021ロンドンでいいわ 何千億も使って その銭に群がるお友だちだけが得をする運動会は無駄の一言」

電通グループ内にも『絶対に開催する』という圧力が

 今回の高橋氏の発言に対して、電通関連会社の社員は次のようにぼやく。

「日刊スポーツでも言及されていたように、大会が中止になることを懸念したスポンサー企業が、延期に伴う追加協賛金の負担をかなり強く拒絶しています。『電通さん、これで中止になったら詐欺ですよ!』なんてことも言われているようです。もし協賛金が集まらなければ、電通グループは巨額の赤字を抱えることになります。

 それこそ、会社上層部は躍起になっていますよ。『東京五輪は絶対に開催する』『死ぬ気でやれ』と下に強力なプレッシャーをかけています。上層部には本気で『日本とは電通であり、電通は国家』だと思っている人たちがいます。高橋さんの話は、まさにその表れだと思いますよ。コロナ禍も終わっていません。ただでさえ、疲労が蓄積されている若い世代に五輪関係の仕事が集中しているので、過労死とか起きないといいのですが」

 アスリートファーストはいったいどこにいったのだろう。なんのための五輪開催なのか、もう一度原点に帰って考えなおすことも必要かもしれない。

(文=編集部)

 

JRA好調M.デムーロに「低迷」の危機!? “苦渋の選択”を迫られたサートゥルナーリア、アドマイヤマーズの悪夢再び?

 21日、東京競馬場で3歳世代にとって初のJRAダート重賞・ユニコーンS(G3)が開催される。過去にはルヴァンスレーヴ、ゴールドドリーム、カネヒキリといった名馬がここを勝って、G1馬へと駆け上がっていった。

 今年も無敗馬・カフェファラオをはじめとした豪華メンバーが集結し、世代のトップを決めるのにふさわしいレースとなりそうだ。

 一昨年のユニコーンSをルヴァンスレーヴで制したM.デムーロ騎手はデュードヴァン(牡3歳、美浦・加藤征弘厩舎)との初コンビで参戦する。

 父デクラレーションオブウォー、母ジェラスキャット(母父タピット)という米国血統のデュードヴァン。これまで4戦3勝の成績だが、唯一の敗戦は芝重賞のアーリントンC(G3)のため、こちらもダートでは無敗の注目馬だ。

 さらに前走の青竜S(OP)でダノンファスト、タガノビューティーといった好メンバーに勝利したことで評価は鰻登り。デビューからこれまでデュードヴァンには毎回違うジョッキーが騎乗してきており、今回はデムーロ騎手に白羽の矢が立った。

 だが、その一方で、これまで主戦を務めてきたカフェファラオとはコンビ解消となってしまった。新馬戦で2着に10馬身差、3着には19馬身差という驚異のパフォーマンスを見せた世代トップの呼び声高い有力馬だけに、デムーロ騎手にとっては痛手だろう。

 この状況はデムーロ騎手が重賞15勝(うちG1・4勝)を挙げる絶好調から低迷期に突入した2年前を彷彿とさせられる。

 2018年12月、朝日杯FS(G1)をアドマイヤマーズ、ホープフルS(G1)をサートゥルナーリアでそれぞれ制したデムーロ騎手。だが、複数のお手馬を持つトップジョッキーゆえに頭が痛い悩みもついて回る。クラシックに進むにあたり、どちらか1頭の選択を迫られたのだ。

 その結果、デムーロ騎手は断腸の思いでアドマイヤマーズを選択し、サートゥルナーリアはC.ルメール騎手とコンビ結成。翌年の春はサートゥルナーリアが皐月賞(G1)、アドマイヤマーズがNHKマイルC(G1)を制し、2頭は別の道を歩むこととなった。

 だが、年末の香港マイル(G1)はC.スミヨン騎手がアドマイヤマーズの手綱を取り、続く安田記念(G1)では川田将雅騎手との新コンビ結成となってしまい、デムーロ騎手の手から離れていってしまった。

 その一方で、サートゥルナーリアはアーモンドアイとのバッティングがない限り、ルメール騎手とのコンビが継続している。もし、デムーロ騎手がサートゥルナーリアとのコンビを継続していたら、全く違う状況になっていたのかもしれないのだ。

 さらに19年はデムーロ騎手にとってJRA通年免許取得後、ワーストの重賞3勝に終わってしまった。サートゥルナーリアとのコンビ解消がデムーロ騎手の低迷の原因という見方もできるかもしれない。

 今年はカフェファラオが世代最強ダート馬の呼び声も高く、これは2年前のサートゥルナーリアに該当するような状況だ。しかし、今回は事情が少々異なるという声もある。

「カフェファラオは堀宣行厩舎の管理馬ということで、D.レーン騎手に乗り替わりになっていますが、レーン騎手の短期免許期間終了後は再びデムーロ騎手に戻る可能性もあるかもしれません。ただ、今はデュードヴァンで結果を残すことが最優先ですね」(競馬記者)

 デュードヴァンもダート無敗の注目馬であることに変わりはない。ユニコーンSは愛馬の力を最大限に引き出す騎乗に期待したい。

デキる社員は辞め「ぶら下がり社員」が増える 「病む組織」の特徴

 

 優秀な社員から辞め、会社に貢献する気も能力もない「ぶら下がり社員」ばかりが残る。人手不足が慢性化する。心身の不調から「潰れる」社員が増える。社員同士の人間関係が悪化し、悪口・陰口の類が飛び交うようになる。

 これらはどれも「病んだ組織」の特徴である。

 もちろん、どんな組織・企業にも「ぶら下がり社員」や心身の健康を崩す社員が何人かはいるはずだ。気に食わない同僚がいても、態度に出さず仕事に徹することができる人ばかりでもないだろう。ただ、これらがあまりに増えすぎるのは、やはり業績を残す面でも、組織の継続の面でも、問題なのだ。

■今こそ社員の「マイナス感情」に注目せよ

『「辞める人・ぶら下がる人・潰れる人」さて、どうする?』(上村紀夫著、クロスメディア・パブリッシング刊)では産業医・経営コンサルタントの著者が、これまでに見てきた様々な企業と、そこで働く人々から「病む企業」の特徴を導き出し、対処法を伝えていく。

 組織が病むメカニズムの根底にあるものとして、上村氏が指摘するのが「マイナス感情」の存在だ。これは社員がひそかに抱えている「あきらめ」や「逃げ」、「不安」「嫉妬」「おちこみ」といった感情を指す。

 おそらく、企業側もマネジメントが機能していれば、どの社員がどんなマイナス感情を持っているかをある程度把握しているはずだ。ただ、そうした実態把握を踏まえて打ち出される施策は、社員が持つマイナス感情に寄り添うものではなく、「プラス感情」を生み出すためのものになりやすいのだという。たとえば、給与の額に不満を持つ社員が多ければ、全社員一律で昇給したり……。

 マイナス感情を解消する施策より、何かを足す施策を導入するほうが手っ取り早く、かつ“時代の流れに乗れている感”を経営・人事層は持つことができる(本書P27より引用)

 思えば、何かを足す施策の方が、今ある問題に正面から取り組んで改善するよりも容易だとはいえるかもしれない。特に今は様々な企業が従業員満足度向上のための個性的な取り組み(=従業員にプラス感情をもたらす施策)をして、それがメディアなどで取り上げられる時代。「うちも何かやりたい」となりやすいのかもしれない。ただ、それは社員が抱えるマイナス感情にフタをすることでもある。

■リモートワークもノー残業デーも従業員の不平不満を解消しない

 企業が社員・従業員のマイナス感情に直接向き合わず、プラス感情をもたらす施策を行うことにメリットがないわけではない。しかし、こうした施策は「当たり前化する」と上村氏は言う。

 昇給の例でいえば、給料があがったこと自体はうれしくて、やる気も出る。しかし、その喜びはもって数カ月。上がった額の給料が当たり前になってくると、結局やる気は落ちる。これは他のことにもいえる。リモートワークにノー残業デー、フレックスタイム。どれも、慣れてしまえば当たり前になって、そうなれば一時的に影を潜めていた会社への不満や同僚への悪感情、評価されないことへの恨みつらみがまた顔を出す。こうしたマイナス感情が、個人から組織全体へ広がるスピードは速い。

 会社が病むメカニズムは、マネジメント層が従業員のマイナス感情に気づいていないか、気づいていながら正面から向き合わず、「ガス抜き」的な施策でお茶を濁すことから始まるのだ。

 人が定着しなくなり、人間関係が悪くなれば業績にも悪影響が出るのは必至。となると、まず目を向けるべきは「マイナス感情」である。

 社員・従業員はどんな時に会社にマイナス感情を持つのか。そして、その感情を把握したマネジメント層はどんな対処をとればいいのか。組織を健全な状態に保つために、本書から学べるところは多いはずだ。
(山田洋介/新刊JP編集部)


※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

「アキュビュー スマート調光」で“推し”の決定的シーンを見逃すな。

ジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョンケア カンパニーは6月15日、コンタクトレンズ「アキュビュー オアシス トランジションズ スマート調光」の新テレビCM「日向坂46」編と、「柴犬まる」編を順次全国で放送開始し、公式ユーチューブチャンネル(https://www.youtube.com/channel/UCkzMQZCJZds75ZRsBAL7mqQ)で公開した。
同コンタクトは、目に入る光の量を自動で調節するもので、CMには、俳優の伊藤健太郎さん、アイドルグループ 日向坂46、SNSなどで人気の柴犬まるを起用した。商品特徴は、調光機能により、レンズの色が薄い状態でも一定数の調光剤が働き、電灯の光や運転時の対向車のヘッドライトなど、夜間の光も調節することが可能。昼夜屋内外、いつでもどこでも、一日を通して「快適な見え方」を目指したという。

CMのコンセプトは「推し見逃さない」。
誰しもが、自分の好きな人やもの(推し)を、“直接、そしてはっきり見たい”と思い、ライブやイベントなどの会場に足を運び、貴重な時間を過ごしたいと願う。そうした“推し”を見逃したくない人たちを、「スマート調光」による、ストレスのない見え方で応援したい、と企画された。

両編の舞台は、それぞれ日向坂46のライブと、柴犬まるのファンイベント。
主人公の伊藤健太郎さんは、各会場で友人と一緒に、自分の“推し”である日向坂46の小坂菜緒さんや、柴犬まるに熱い声援を送る。しかし、ふいに目に入ってきた光の影響で、“推し”のウインクや笑顔などの決定的瞬間を見逃してしまう。伊藤さんは見逃したが、友人は見逃さなかったという理由が、コミカルな世界観で描かれる。
見どころは、バッチリ目撃して興奮する友人の隣で、ショックを受ける伊藤さんに、“推し” の1人と1 匹が呼び掛けるメッセージと、その直後の伊藤さんのリアクション。

同社は、CMの公開に合わせて、公式ツイッター(https://twitter.com/ACUVUE_JP)で、「伊藤健太郎 瞬きは何回?」「日向坂46 小坂奈緖 ウインクは何回?」キャンペーンを実施する。
キャンペーンサイト:https://acuvuevision.jp/event-campaign/smart-choko-2020
期間中、アキュビュー公式ツイッターアカウントをフォローし、クイズツイートのうち正解をリツイートした人から抽選で、伊藤さん、小坂さんのサイン入り特製ポストカードやギフトカードがプレゼントされる。
また6月21日まで、同アカウントで、いつ現れるかわからない「9分で消えちゃう 日向坂46特別映像」を公開する。特別映像は、CM撮影時に収録された限定の映像だ。
商品サイト:https://acuvuevision.jp/smart-choko

パチンコ店員「ゴト師を成敗」!? 「ホールの平和」を守る“術”とは…


 近年、パチンコ・パチスロは映像技術の進化やメーカーの頑張りによって非常に美麗な液晶で演出が展開され、打ち手を楽しまる仕様となっており、中には3D映像によって画面から飛び出んばかりの臨場感を味わえる機種もございます。

 それこそ、ひと昔前の機種と比較するとまさに別世界…例えるならばファミリーコンピューターのドット液晶からプレイステーション4の美麗液晶くらいの進化を遂げたと申し上げても過言ではございません。

 今では完全に液晶の付いたデジタル機が完全に主流となっておりますが、そういった中でも役物を主役とした「アナログ機」は度々登場し、ファンを賑わせているのも事実です。

 最近ではA-gonから『Pビッグポップコーン』というアナログ機が登場すると発表されましたが、本機は通常時は、ヘソ入賞の小当り確率1/69でドット図柄が揃いアタッカーが開放し、アタッカーに入賞した玉で役物のV入賞を狙う流れ。

 アタッカーに玉が入れば「ポップコーンチャレンジ」が発動して玉がアタッカー内でポップコーンのようにはねてV扉にあるV穴を通過するか、もしくは制限時間(120秒)を耐え抜いてのV扉オープンでのV入賞を狙うというアナログ機です。

 役物と玉の動きで大当りまでの過程を楽しめるアナログ機によってもたらされる手に汗握るアツい展開は、デジタル機では決して味わう事のできないパチンコ本来の楽しさを演出してくれます。

 ただ、そういう玉の動きを楽しむアナログ機の特性は、時に悪知恵を持った人間によって悪用されるという事も残念ながらあるのです。

 私がパチンコ店員だった頃、いつものようにホール内にて巡回と接客を行っていた際に「ある事件」が起きました。

 ホールスタッフは接客やトラブル対応などをインカムを使って行っておりますが、インカムには、他のスタッフの音声を聞き取る機能の他にも様々な機能がございます。

 遊技台のトラブルや、飲み物などのお使いでお客様がスタッフ呼び出しボタンを押せば、何番台でお客様が呼んでいるかアナウンスが流れますし、メダルを流してほしい場合にはジェットカウンターで呼び出された事がすぐに分かるようなシステムとなっております。

 ホールで遊技されている皆様なら上記のようなシステムは理解されているかと思いますが、実はセキュリティ上の問題があった際も、インカムにてCPUからアナウンスされる事があるのです。

 パチンコ台がいつも以上にヘソに入ってスタート回転数が多い場合もそうですし、逆にスタート回転数が少なすぎてもアナウンスされる事もございます。

 こういったアナウンスは、遊技台が予期せぬ状態になっている可能性があるというサインであり、ホールスタッフは何故そうなっているのかを確認する必要があるのです。

 スタート回転数が多い理由の大体は、盤面のヘソ周辺に玉が掛かってブドウ状になり、ヘソに玉が入りやすくなっているのが原因であり、スタート回転数が少ない際は、ご老人の方が打ち方を分からずに通常時右打ちしてしまってヘソに全然入っていないなどが原因として考えられます。

 上記のような状態はお客様が故意に行ったものではないため、スタッフが対応して終了なのですが、何よりも気を付けなければならないのが「ゴト行為」に他なりません。

 アナログ要素のある機種に対して、盤面を叩いたり、油、糸などを使って出玉を獲得できるように故意的に行われる行為…それこそが「ゴト行為」であり、これは犯罪です。

 私が店員時代にあった「ある事件」とは、まさに勤務先でゴト行為が行われた事に他なりません。いつものようにホールを回っていると、唐突にインカムから「スタート回転数の異常」を示すアナウンスが流れました。

「盤面のトラブルかな」と思いつつ、問題のある遊技台にいくとスーツ姿の二人組が隣同士で仲良く打っておりました。

 盤面に問題もなく、はたから見ると仕事帰りのサラリーマンがパチンコを楽しんでいるようにも見えるため「たまたま多く回った可能性もあるな」と思いつつも、カメラでチェックする事にしたのです。

 すると…スーツ姿の二人組の一人が壁役となり、問題の台ではもう一人が盤面をどついて意図的にスタート回転数を上げている映像がはっきりと映し出されておりました。

 スタート回転数も通常の何倍もの異常な数値を叩き出しており、映像も含めて証拠は十分という事で、私はスーツ姿の二人の元へ問い詰めに行ったのですが、その二人は全てを察したかのようにあっという間に逃げて行ったのです。

 アナログ機や特殊なスペックの機種は、デジタル機と違った面白さがありファンの間では根強い人気がある事は事実ですが、こういった悪さをする輩がいる事によってアナログ機が衰退していってしまう可能性も否定できません…。

 アナログ機は当たりそうで当たらない展開が続く事もあり、台を叩きたくなる気持ちも分からなくはないですが、マナーを守って楽しんでいただければ幸いです。

「ゴト行為」がこの世からなくなり、健全にパチンコを楽しめるような日々が送れる事を切に願っております。


(文=ミリオン銀次)

25%還元マイナポイント予約に必要な「マイキーID」をスマホ(iPhone・Android)で取得する方法

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

 マイナンバーカードを使った25%還元「マイナポイント」が、2020年9月からスタートする。このマイナポイントをもらうには、スマホやパソコン、役所の担当窓口などで「マイキーID」を取得して事前予約する必要がある。早く予約しないと締め切られる可能性もあるので手続きは急いだほうが良い。そこで今回は、iPhoneやAndroidスマホによるマイキーIDの取得(マイナポイントの予約)方法を解説しよう。

マイナンバーカード対応NFCスマホが必須!

 アナタは顔写真付きのICカード「マイナンバーカード」を持っているだろうか? それなら、2020年9月からスタートする25%ポイント還元(1人最大5,000円まで)の「マイナンポイント」をもらえるぞ。ただし、マイナポイントをもらうには、事前にスマホやパソコン、役所の担当窓口などで「マイキーID」を取得(マイナポイントの予約)する必要がある。実は、マイナポイントの予算は決まっているので、予約は上限に達した時点で早期終了される可能性があるのだ。

 そこで今回は、わざわざ役所に行かなくても済むように、マイキーIDをiPhoneやAndroidスマホで取得する方法を紹介しよう。この作業にはマイナンバーカード対応のNFCスマホ、マイナンバーカード、暗証番号(数字4桁)が必要になるので、すべてが揃っているか確認しよう。ちなみに、NFCとは「Apple Pay」や「おサイフケータイ」などで利用されている“近距離無線通信規格”のことで、iPhoneなら「7」以降の機種、Androidスマホなら「AQUOS」「arrows」「Xperia」「Galaxy」「Pixel」など一部機種が対応する。まずは「マイナンバーカードに対応したNFCスマートフォン一覧」で自分のスマホが対応しているか確認してほしい。

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JRA川田将雅、リーディング奪取へ「3カ月ぶり」4勝の固め打ち! 夏競馬で復権目論むも、「2歳戦」が昨年の“悲劇”を呼び起こす!?

 先週末から函館開催が始まり、いよいよ夏競馬の到来となった。今年は新型コロナウイルスの影響で、北海道シリーズの開催自体が危ぶまれたが、無事に開催へとこぎつけた。

 また、日曜に行われた東西の重賞はマーメイドS(G3)が7番人気サマーセントの優勝し、エプソムC(G3)は3連単421万9320円の超高額配当。いかにも夏競馬らしい結果となった。

 そんな中、夏競馬の開幕とともに、反撃の狼煙を上げたリーディング2位の川田将雅騎手に注目したい。

 リーディングトップのC.ルメール騎手を追う川田騎手。今年は順調な滑り出しで、3月終了時点ではルメール騎手の42勝に対し、58勝と大きくリードしていた。しかし、4月以降、ルメール騎手の猛追に屈し、5月中に逆転を許してしまう。そこからさらにリードを広げられてしまい、6月14日現在、7勝差を追う立場である。

 だが、先週末に阪神競馬場で計16鞍に騎乗した川田騎手は土曜3勝、日曜1勝で、「約3カ月ぶり」となる4勝の固め打ちを決めた。1週間で4勝は単純計算で年間200勝ペース。リーディング獲得の目標を公言する川田騎手にとって、指標となる数字だろう。

「川田騎手はほとんどのG1レースに騎乗したため、トップジョッキーが集結する競馬場での戦いが強いられました。さらに4月中旬からの移動制限も影響し、春のG1シーズンとともに活躍が鳴りを潜めていました。実際に、最後に4勝したのは高松宮記念(G1)の1週前の開催でしたし。

しかし、夏競馬は極端な偏りなくジョッキーが3場に分散するため、これからの巻き返しに期待できるのではないでしょうか」(競馬記者)

 久々の4勝を挙げてリーディング奪還を目指す川田騎手だが、ライバルも負けていない。ルメール騎手も先週4勝を挙げて差は縮まっていないのだ。さらに川田騎手は「不安」を払拭しきれていない……。

「昨年、秋に川田騎手はリーディングトップを陥落しました。この原因のひとつに挙げられるのが、2歳戦の成績です。有力な2歳馬の騎乗依頼が多く集まるのがルメール騎手の強みです。そのため、夏から勝ち星量産体制を加速させ、秋もその2歳馬とともに多くの勝利を挙げて、ルメール騎手は川田騎手に逆転を果たしました。今年も、同じようなことが起こる可能性が高そうですね」(競馬記者)

 今年の新馬戦はルメール騎手がすでにサトノレイナスで勝利している一方で、川田騎手は未勝利に終わっている。まだ2歳戦は始まったばかりだが、早くも川田騎手はビハインドでのスタートとなってしまった。

 まだ6月中旬で1年の半分も終わってない。昨年の同時期は追われる立場だったが、今年は追う立場の川田騎手。リーディング争いを大きく左右する2歳戦に注目する必要がありそうだ。

パチンコ「75%ループ」の連チャン力を持つ「爆裂名機」の羽根物…シンプルにして「奥の深い役物」も魅力!!

 最近の三洋はなぜか『源さん』ゴリ推しである。昨年末ごろの『PA元祖大工の源さん』を皮切りに『P大工の源さん超韋駄天』『P元祖大工の源さん199ver.』と立て続けにシリーズ機が導入されている。

 往年の権藤博を思わせるこのムーブメント以前は2015年の『CR爆走 大工の源さん外伝‐京都もいただき編‐』にまで遡り、しかもわざわざ「外伝」とことわりをいれていることを考えるとベーコンレタス的内部癒着も疑われる。

 いや、もしや電Tが源さん側の依頼を受け暗躍しているのでは……。まさに万(B)障(番匠)。コンプライアンス(L)至上主義の今の世の中で、これが明るみに出れば投(T)了(棟梁)間違いなしである。町男は謎のBLT推し。

 ところで、源さんといえば羽根物でも登場しているのをご存知だろうか。
「この羽根物、ただもんじゃねえ!」というキャッチコピーとともに約75%でループする時短機能を引っさげてのお出ましである。

 この時短機能「チャンスタイム」は、電サポが100回転付加されるもので、玉を減らさずに連続大当りの期待度が高い激アツモードとなっている。電チューからのハネ開放では通常より長い時間開放する「ロング開放」の確率がアップするうえに、大当りの1/3が最大ラウンドとなる10Rになるので、羽根物らしからぬ規格外の一撃性を堪能することができるのである。

 とはいえ、この爆裂モードは役物当りの10%、直撃大当りの18%と突入率はかなり低めに設定されているので、パチスロでいう中段チェリーやフリーズといったプレミアムフラグのような感覚となる。

 したがって、基本は1回1回の大当りを積み重ね、徐々に出玉を増やす羽根物本来のプロセスを辿るのである。

 では、本機の役物機構および大当りに至るまでのフローを確認しよう。まずは盤面下部の3箇所に設置された始動チャッカーを狙う。ここに玉が入賞すると液晶が変動し「OPEN」図柄が停止すれば羽根が開放。

 この「OPEN」図柄は停止した数だけ羽根が開く。図柄は3つ並びなので最大3回まで開放する計算となる。また、「OPEN」には赤文字バージョンも存在し、こちらが停止するとロングオープンとなるのである。

 開放した羽根に拾われた玉は直下に搭載された回転体へ。この回転体には穴が3つあり、その中の黄色で塗られたポケットに収まると下段ステージへ運ばれるようになっている。それ以外のポケットだとハズレとなる。 回転体を通過した玉が下段ステージで待つたぬき役物の中央に用意されたVゾーンに入賞すれば大当り。下段ステージはたぬき役物の前にあるスペースで振幅しながらある程度滞留するようになっており、左右に可動するたぬき役物との焦らし焦らされの攻防が本機役物機構の醍醐味となる。

 ある時はあっさりすぎるほど淡白にハズレ穴に吸い込まれたかと思えば、次の機会にはゆらゆらとステージで粘りに粘ってVゾーンへと導く黄色のパーツと絡み合う。仕組みとしては単純だが、この玄妙さこそ羽根物なのである。

 ただ、やはり「源さん」の看板と約75%ループのチャンスタイムによる「爆裂」のイメージが先行し、先に触れたようにそうそう時短に突入しないことから、あるいはラウンド振り分け(10R:25%、6R:35%、4R:40%)など本来の出玉が控えめに設計されていたために、「出ない」レッテルを貼られ、そうそうに客の離脱、機種撤去になるようなケースもあった。

 あれ? 源さん干されたのこのせい?

(文=大森町男)