JRA宝塚記念(G1)1週前追い切りでサートゥルナーリア超抜のキレ、対するラッキーライラックは猛時計で好調アピール! 追い切りから見える「注目」の展開とは……

 阪神競馬場で行われる春のグランプリ宝塚記念(G1)に出走を予定している有力各馬の1週前追い切りが17日に行われた。

 サートゥルナーリア(牡4、栗東・角居勝彦厩舎)は栗東CWでC.ルメール騎手を背に6ハロン79秒8-11秒2の超抜時計をマークした。

 天皇賞・春(G1)を5着と健闘したトーセンカンビーナを一瞬で交わし去り、ラスト1ハロンは11秒2と切れに切れた。これには追い切りに騎乗した主戦のルメール騎手も「ペースアップして反応がすごく良かった。フットワークも速かった」と状態に太鼓判。ホープフルS(G1)、皐月賞(G1)に続く、G1・3勝目に向けて順調さをアピールするには十分な内容だったといえるだろう。

 対するラッキーライラック(牝5、栗東・松永幹夫厩舎)は同じく栗東CWで6ハロン78秒7-11秒8の猛時計をマーク。全体時計ではライバル・サートゥルナーリアの79秒8より1秒1も速かった。

 管理する松永幹夫師は「先週よりも動きはよかったと思います」と冷静にジャッジ。「体も増えてパワーアップしている」とコメントしていることからもデビュー時の480キロから大阪杯(G1)では520キロと、大幅に馬体重を増やしたラッキーライラックの成長と現在の充実ぶりがうかがえる。

 そしてこの追い切り内容から、なんとなく2頭の位置取りや展開も透けて見えそうだ。

 サートゥルナーリア陣営はラスト1ハロンを11秒2と、終い重点で切れを引き出すことを想定できそうな追い切り。

 対するラッキーライラック陣営は全体を速い時計で追い切った。昨年のエリザベス女王杯(G1)ではこれまでに見せたことのない中団から前を行く馬を差し切ったが、切れよりもスピードを重視の印象だ。宝塚記念のイメージとしては、おそらく先行抜け出しで押し切った大阪杯(G1)のイメージに近いのではないだろうか。

「サートゥルナーリアは昨年の天皇賞・秋(G1)でポジションを取りに行く積極策で6着と敗れ、折り合いを優先した有馬記念(G1)では後方待機策からリスグラシューの2着と巻き返しています。

前走の金鯱賞(G2)こそ超スローペースだったこともあって5番手からの競馬で勝ちましたが、今回も出たなりで戦法を変えてきそうな雰囲気がありますね。ルメール騎手が最近よく口にしている『リラックス』を重視するなら、ここも無理には出していかない可能性が高そうです。

ラッキーライラックは中山記念(G2)、大阪杯とM.デムーロ騎手が騎乗していずれも先行策で好走をしています。おそらく切れ勝負では分が悪いでしょうから早め早めの競馬でサートゥルナーリアの末脚を封じるような展開を想定しているかもしれません」(競馬記者)

 2頭の鞍上の近走の騎乗からも前目で競馬をするラッキーライラックをサートゥルナーリアがマークする展開が濃厚ではないだろうか。

 また、ラッキーライラックのデムーロ騎手にとって、サートゥルナーリアはデビューから3戦でコンビを組んだ馬である。18年のホープフルSを勝利の際には「来年が楽しみ」と絶賛した馬だ。

 デムーロ騎手は、ライバルとして戦うことになった宝塚記念でかつての相棒を倒すことができるだろうか。

パチスロ界の大物が「ブチ切れ」!? スタッフ騒然…その真相とは

 YouTubeには数多くのパチンコ・パチスロ動画配信チャンネルが存在している。その中でも異彩を放っているチャンネルが「ぺカる☆TV」だ。

 同チャンネルで配信される動画は、単なる実戦番組ではない。斬新な企画や、奇抜なアイディアが盛り込まれたバラエティ豊かな動画ばかりである。

 例えば、スクープTVの「女性演者オーディション」では、「ゆうちゃろ」が女装をして参加。その様子が動画として配信され大きな話題となった。

 そのほか、出玉勝負で「貸し玉を3万発借りて」勝利を収めたり、同チャンネル演者「もうちゃん」がプライベートの電話番号を公開したりと、なんでも有りのユニークな動画で多くのファンから支持を集めている。

 そんな中、6月10日に「ぺカる☆TV」が公開した動画に注目が集まっているようだ。いつも以上の過激なタイトルもさることながら、ある人物の「闇」を収録したことを想像させ、ひと際目を惹くサムネイルである。

 その内容は『【裁判上等】テメェふざけんなよ?シーサの闇を暴露|ペカるTVそれいけ養分騎士vol.132』で確認可能だ。

 本動画は、「ぺカる☆TV」の面々が「ARROWS-SCREEN」のシーサ。にドッキリを仕掛けるという企画。詳しくは動画をご覧いただきたいが、ドッキリに対してシーサ。がキレてしまい、スタッフが騒然とする。

 それもそのはず、シーサ。はパチスロ動画界の大物。以前オーディション番組にて、演技ではあるものの、キレる姿が放送され大きな話題になった。

 動画は別の企画から開始される。番組中盤までは同チャンネルで定期的に行われる「白シャツ軍団」という実戦番組だ。ここでは「ジャグラーシリーズ」を実戦。設定看破バトルとなっているが、トークの内容は相変わらず過激である。

 ドッキリ企画は動画14分42秒頃から。表向きのタイトルは「凱旋の設定当てまSHOW」とされている。

 その中で「ぺカる☆TV」の「世古」は非常に動揺を見せた。普段の温厚なキャラクターからは想像できないようなリアクションにコメント欄でも賛否両論だ。

 特筆すべきは「たなちゅう」の行動だ。「企画のすべては自分の責任」とスタッフ全員をかばう発言をし、シーサ。に深く謝罪。コメント欄には彼を称賛する声に満ちている。

 元々、同チャンネルでは非常に好感度の高い人物であったが、今回の一件で人気が急上昇しているようだ。

「キレた」シーサ。の真相とは…。気になる方、ご興味のある方は、是非一度ご覧になってみてはいかがだろうか。

『プレバト!!』『アッコにおまかせ!』視聴率で“若者離れ”鮮明に…TBSバラエティの危機

 6月9日、ダウンタウンの浜田雅功がMCを務めるバラエティ番組『プレバト!!』(TBS系)のスタッフが新型コロナウイルス感染の疑いでPCR検査を受けたことが報じられた。それに伴い、9日に都内で予定されていた番組収録は見送られ、浜田も自宅待機となることが発表されたが、10日に当該スタッフが陰性であることが判明。すでに収録も再開されたという。

 今やテレビ番組で俳句をつくったり生け花をしたりすると「プレバトみたい」と言われるほど、同番組の知名度は浸透した。芸能人が苦心してつくり上げた俳句を忖度なくめった切りする講師・夏井いつき女史と梅沢富美男ら“受講生”の掛け合いが話題を集めることが多い同番組だが、実はスポンサーからあまり歓迎されない傾向にあるという。いったい、どういうことなのか?

「たとえば、5月14日の同番組の世帯視聴率は12.4%。個人でも7.3%と好調を保っているように見えますが、スポンサーに届いてほしい若い年齢層、つまりコアターゲット(13~49歳)は2.6%しか見ていません。また、C(チャイルド/4~12歳)は1.4%、ティーン(13~19歳)も2.3%と壊滅的。番組では梅沢が『小学生から手紙が届いた』『子どもも見ている』とやたらと喧伝していますが、そうした事情を知る者からすると、“子どもに人気”と印象操作しているようにしか感じられません」(テレビ業界関係者)

 では、人気番組の『プレバト!!』は誰が見ているのだろうか?

「F3(50代以上の女性)、M3(50代以上の男性)という高齢者が圧倒的に多いです。ちなみに、F3は13.0%、M3も11.9%。しかし、ほかの層はすべて2~3%という惨憺たるありさまです。特に、マーケティング動向が常に注視されるF2(35~49歳の女性)は3.1%しか見ていません」(同)

 ここ数カ月、『プレバト!!』はスタジオをポップにしたり、テロップを若干変えたりするなど、マイナーチェンジを図っているようだが、そうした施策が奏功するのだろうか。

 また、こうした“視聴者の高齢化”ともいえる現象は、ほかのTBS番組にもみられるという。

「日曜昼の長寿番組『アッコにおまかせ!』の5月31日の世帯視聴率は9.7%、個人は5.0%。内訳を見ると、F3は8.7%、M3は7.0%と好調ですが、ほかの層が1~2%と全滅です。F2が4.0%であることが、せめてもの救いでしょう。

 また、同日に裏で放送されていた『スクール革命!』(日本テレビ系)はF1が5.2%、F2が6.3%、F3が5.9%と、とにかく良いバランスなのです。これで世帯8.8%、個人4.9%。スポンサーにとって、どちらが理想的な視聴者構成かは明白でしょう」(同)

高視聴率の『サンジャポ』も実は高齢者頼み

 出演者の発言が毎週のようにネットニュースになる『サンデー・ジャポン』(TBS系)も、視聴者は高齢者が多いことが浮き彫りとなっている。

「5月31日放送分は世帯視聴率13.1%と一見好調のように見えますが、M3が10.7%、F3が11.6%で、やはり高齢者が支えている構図です。

 同番組は、壇蜜などをゲスト出演させては足元からなめるように撮影するなど、トークバトルとお色気路線という硬軟織り交ぜた雰囲気に仕立てていますが、それを好むはずの35~49歳の男性、いわゆるM2は3.3%しか見ていません。

 3月末に、13年間出演していた女医の西川史子が医師に専念するという理由で卒業し、最近はタイトルロゴやスタジオセットを一新。コロナ禍では、古参組のテリー伊藤や杉村太蔵、細野敦弁護士を別場所からリモート出演させ、スタジオにいるのは、ゆきぽよやぺこぱなど若者に支持されているタレントばかりで、若返りを図っていると考えられます」(同)

 視聴率が高齢者に支えられているという現象は、ビートたけしと安住紳一郎アナウンサーによる『新・情報7daysニュースキャスター』など、TBSの主な人気番組全般にいえることだという。最近は視聴率でフジテレビに負ける番組も増えてきているTBS。今後、個人視聴率がさらに重視されるなかで生き残っていくことはできるのだろうか。

(文=編集部)

ナベプロ元常務、タレントへ“鬼畜セクハラ”に業界震撼…超人気アイドルとの醜聞揉み消し

 11日発売の「週刊文春」(文藝春秋)でタレント・渡部建(アンジャッシュ)の不倫が報じられ世間を驚かせたが、同日に「文春オンライン」が放った別のスクープにマスコミ業界が大騒ぎとなっているようだ――。

 ナベプロこと大手芸能事務所ワタナベエンターテインメントの常務取締役だった大澤剛氏が、自身がプロデュースした若手男性アイドルに対しセクハラ行為におよんでいたことが発覚。被害男性へ大澤氏から送られていた卑猥なLINEの内容も「文春」で公開された。

「本当に驚きました。彼のパワハラやセクハラは同業者やメディア関係者の間では常識といえるくらい有名な話ですが、まさか所属タレントにこんな想像を絶する鬼畜な行為をやっていたとは信じられません。同業者の間では渡部の件より話題になっています」(芸能事務所関係者)

 大澤氏といえば、2014年8月にナベプロに所属する超人気女性アイドルとの“ホテル密会”を週刊誌が報じ、ヤフトピ(ヤフーニュース トピックス)にも取り上げられたが、なぜかすぐにヤフトピから記事が消されるという出来事があった。

「大澤氏にはヤフトピの記事を取り下げさせてスキャンダルを揉み消すほどの力があるのかと、当時業界内では話題になりました。そのときの週刊誌に掲載された写真をいまだに保存している芸能記者も少なくありません。大澤氏を相手にするなら、これくらい持っていなくてはダメですよ」(スポーツ紙記者)

 今回のセクハラ問題を重く見たナベプロは、大澤氏に役員解任、停職という処分を下したが、テレビ局関係者は語る。

「“ナベプロの大澤氏には気をつけろ”というのはテレビをはじめマスコミ業界では常識です。積極的にこちら側の弱みを握ろうとしてくるのですが、彼に弱みを握られたらおしまい。例えば、大手芸能事務所の人間はマスコミ各社、特にスポーツ紙の記者を接待することがよくあります。高級な店での会食はもちろん、キャバクラなどの飲食店にも支払いは大澤氏持ちで連れて行ってもらえるわけです。酒が入ってホステス相手ともなれば醜態をさらす人も出てくるわけですが、大澤氏はそういうのを隠し撮りしておいて、タレントの不祥事などがあった時に報道させないように圧力をかける材料にするわけです」

芸能界の最悪な部分が露呈

 ナベプロといえば老舗の大手芸能事務所だが、そんな大企業の役員が自社の所属タレントを性のはけ口の道具に使ったり、マスコミ関係者の弱みに付け込むような手口を日常的に使っていたのだとすれば、決して許される行為ではない。前出と別の芸能事務所関係者はいう。

「一般常識に照らせば、解雇、軽くても自主退社という処分が妥当でしょう。芸能事務所の幹部や社員が絶対にやってはいけないことが、タレントに手をつけること。大澤氏の場合は数年前の女子アイドルとのホテル密会報道の時にはすでに結婚もしていたし、子どももいましたが、ナベプロは大澤氏を不問にした。今回も建前上は停職処分なんて言っていますが、ほとぼりが冷めた頃にまた同じような“汚れ仕事”に戻すんじゃないかと、もっぱらの噂です」

「芸能界の最悪な部分が露呈した今回の報道」(テレビ局関係者)という言葉が、芸能界の闇の深さを物語っているのかもしれない。

(文=編集部)

 

コメダ×新宿中村屋「カリーメンチカツバーガー」が夏にぴったり「辛いもの好きはハマる」

 5月27日より開催された珈琲所コメダ珈琲店の“カリー祭り”。定番の「カツカリーパン」(880~940円)や、昨年大好評だった「カリーコロッケバーガー」(480~510円)に続き、今夏は「カリーメンチカツバーガー」(560~590円)が新たに仲間入りしました。“第3の刺客”の登場にネット上の反応は……?

 コメダのカリーソースといえば、新宿中村屋と共同開発した“こだわりのソース”。厳選した香辛料によるスパイシーな味わいは、まさに夏にぴったりの辛さといっても過言ではありません。

 さらに、新作の「カリーメンチカツバーガー」はひき肉の割合にもこだわっている模様。牛肉と豚肉のひき肉を7:3の黄金比で練り合わせ、うまみ引き立つメンチカツを実現しています。

 メンチカツからあふれ出る芳醇なうまみ×スパイシーなカリーソースは相性抜群のようで、ネット上では「コメダサイズででかい! そしておいしい!」「カリーソースが予想以上にピリッとしていて、肉厚なメンチカツによく合う」「スパイスがめちゃくちゃ効いてて辛い! 辛いもの好きの人はハマるかも」「新宿中村屋のカリーらしい独特な香りが食欲をそそる……」といった声が相次いでいます。

「カツカリーパン」は通年商品ですが、カリー祭りは8月下旬まで。スパイスが奏でる“3饗宴”を楽しみたい方は、早めにチェックしておいたほうがいいかも?

(文=編集部)

※商品の価格は記事作成時の実売価格です。

アスリートブレーンズ為末大の「緩急自在」vol.2

為末大さんに「いま、気になっていること」について、フリーに語っていただく連載インタビューコラム。唯一、設定したテーマは「自律とは何か、寛容さとは何か」。謎の「聞き手」からのムチャ振りに為末さんが、あれこれ「気になること」を語ってくれます。さてさて。今回は、どんな話が飛び出すことやら…。乞う、ご期待。


為末さん写真

──「自律と寛容」をテーマに、前回は主に仕事まわりの話を伺いましたが、今回はその続き、ということで。

為末:最近、感じることは「時間の概念」が変わってきたなーということ。昔の職場って「暗黙知」で回っていたと思うんです。「あうんの呼吸」とでもいうんでしょうか。

──この人は今、きっとこんなことを考えているに違いない。

為末:だったら、先回りしてサポートしてあげよう。みたいな。先輩も後輩も、上司も部下も関係なく、それで職場が回っていた。今はメールやSNSのせいで「空気は読める」んだけど、明らかに「行間が読めなく」なってる。これは、想像力の欠如だけでなく、共に過ごす時間の欠如が原因だと思うんです。
時間を共有できていないから、不安になる。不安なものだから、相手に対する寛容さがなくなっていく。すると、心を平静に保たねば、自律しなければ、という強迫観念が起きる。

──いわゆる悪循環が生まれるわけですね。為末さんは、ご自身の成長や自律のために、どのような「目標設定の仕方」が有効だとお考えですか?

為末:そうですね。周りに対して「宣言すること」は、大事かな。宣言する力がコミットメントとして働く。命令から落ちてきたものでは、腹落ちしないからね。

──それは、選手を育てる、といった立場でも同じですか?

為末:そうです。いいコーチングをするには、とにかくコミュニケーションに時間がかかる。目標を小分けにしていくと、指導する側も指導を受ける側もやりやすいことはやりやすいんだけど、自発性が育たない。

為末さん写真

──企業においても、まったく同じことが言えそうですね。

為末:個の自発性が育たないと、企業のカルチャーがどんどん衰退していくんですよ。これ、日本のあらゆる企業が、今、最も悩んでいることだと思うんです。改革、改革、と言ってるわりに、同業他社となんら変わらないことをやっていたり、似たような商品、似たようなサービスが、似たような値段で提供されていたりする。

──マスメディアなんかも、同じことが指摘されていますよね。

為末:そう。似たような報道、似たようなコンテンツ…。

──われわれにとっても、耳が痛い話です。

為末:業種によっても、目標設定の方法は変わってきますよね。例えば、営業みたいな仕事が「定量的」なのに対して、クリエイティブな仕事は「定性的」と言えると思うんだけど、いずれの形にせよ、それをチームとして共有していく必要がある。個々人の自律を、寛容さをもって束ねていく、というか。

──なるほど。

為末:そのためには、チームでも個人でもそうだけど、「なりたい姿」がどれだけクリアか、ということが大事だと思いますね。「なりたい姿」のための目標と、アウトプットを得るための目標とは、微妙に違う。

──といいますと?

為末:例えば、営業職だと「売上額」みたいなアウトプットを得るために目標設定しますよね。でも、「なりたい姿」というのは金額ではなく、クライアントからの信頼感を獲得することだったりする。これは、定性的な目標ですね。

──加えて、組織の理屈や命令と、個人の自由、といったあたりの塩梅も大事になってくる。

為末:スポーツでも、まったく同じなんです。選手とコーチ、運営サイドと実際にパフォーマンスをする側、といったように。その融合の仕方が、大事。
話がまたちょっと飛びますが…

──なんだろう? そのフレーズの後が、いつも楽しみです。

為末:僕は渋谷に事務所を構えているんですが、電車に乗っていて、ある時ふと気付いちゃったんです。僕はそれを、「赤坂の壁」と呼んでいるのですが。

──「赤坂の壁」ですか。

為末:赤坂からこっち(渋谷側)で働いている人は、比較的ラフな格好をしているんですが、赤坂を越えて丸の内の方へ行くにしたがって、スーツ姿が目立つようになるんです。

──その境目が、赤坂あたりだと。

為末:そう。なんで「壁」かというと、渋谷のいわゆるIT系の企業で働いている人と、丸の内の大企業で働いている人って、意外と交流が少ないような気がしていて。人もそうだし、企業同士でも、そう。そのあたりの「融合」が進むと、社会も経済も、もっともっと活性化していくと思うんです。

──「赤坂の壁」、面白いですね。今度、見えない壁を意識して電車に乗ってみます。

為末:ぜひ。

(聞き手:ウェブ電通報編集部)



アスリートブレーンズ プロデュースチーム白石より

為末さんの話を伺うと、人や組織が持つ課題の普遍性や相似性、そしてその解決の糸口に気付かされることが多い。今回の連載でも、そのエッセンスが随所に散りばめられています。「赤坂の壁」はまさにその象徴。
私たちの周囲、そこここで作られている「赤坂の壁」を発見し、分断された社会を融合するというチャレンジには、人や組織が新たな成長・発展を遂げる可能性を感じます。
また、今は「効率化」の引力が強い時代。
「アスリートブレーンズ」プロジェクトを通じて、個の自発性や「なりたい姿」育てるきっかけづくりをご一緒させていただくことで、世の中の課題解決につなげていきたいと考えています。

アスリートブレーンズ プロデュースチーム電通/日比昭道(3CRP)・白石幸平(CDC)


為末大さんを中心に展開している「アスリートブレーンズ」。アスリートが培ったナレッジで、世の中(企業・社会)の課題解決につなげるチームの詳細については、こちら

アスリートブレーンズロゴ

街の活気を取り戻す、OOH広告の新しい使われ方。

これまで世界の街並みを色鮮やかなものにしていたOOH広告(アウト・オブ・ホーム=屋外広告・交通広告)が姿を消しています。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、外出が制限され、人々の行動が大きく変化したためです。

私は今、電通イージス・ネットワーク(以下DAN)のOOHを専門とするイギリスの会社Posterscopeに出向し、世界のOOHメディアの売買に携わっています。こうした苦境の中でPosterscopeでは、これまでとは違ったアプローチでのOOH媒体の活用を実現。本記事では具体的な事例と併せて、OOH媒体の新しい使われ方を紹介します。

右肩上がりから一転、コロナ禍で大きな影響を受けたOOH広告

ここ数年間、世界的なトレンドとして、広告主からOOH広告への期待が非常に高い状態にありました。イギリスで街を歩いていると、日本でもよく見られる飲料・菓子類の広告をはじめ、金融機関や、インターネット系のスタートアップ企業など、幅広い広告主がOOH広告を活用していることが分かります。

ヨーロッパのハブとなっているヒースロー空港を中心とした旅客者の増加と、都市部(ロンドン)への人口集中は止まらないという予測もあり、イギリスでもOOH広告は右肩上がりに成長し続けるメディアという評価を受けていました。

実際、2010年に約1200億円だったイギリス国内のOOH広告の収益は2019年時点で約1780億円と、この10年で1.5倍の成長を見せています。

参考:
https://www.outsmart.org.uk/sites/default/files/uk_out_of_home_revenue%20-%202020%20Q1.pdf 


しかし、コロナウイルスの感染拡大により、このポジティブな状況が一変します。外出制限(医療従事者以外の外出は原則禁止)と都市機能の停止(薬局とスーパーマーケット以外の営業停止)により、交通量が激減しました。

通信キャリアなどを中心に位置情報データを持つ多くの事業者は、ロックダウン中の交通量は70%から80%減と伝えています。ロックダウンが緩和されても、前年より交通量が多くなる見込みはないと言われており、こうしたデータが広がっていくことによって、OOHメディアの立場は苦しい状況に追い込まれています。

イギリスでは、ロックダウン発令後の1週間ほどで、予定されていた多くのOOH広告への出稿が見合わされ、空き枠となったスペースには、政府からのお知らせが掲載されるようになりました。

政府の広告

Posterscopeでは、こうした状況を少しでも打開するべく、OOH広告を媒介として「個人の声を発信する」という新たな取り組みにチャレンジをしています。

社会に寄り添い個人の声を可視化する、OOH広告の新しい活用法

これまで、OOH広告は、通勤・通学・旅行者などをターゲットに、媒体の強制視認性を評価され、多くの企業/ブランドに活用されていました。

企業からの広告出稿が減る中、Posterscopeでは街や駅など、生活空間に設置され、人々の生活との距離が近いというOOH広告の強みを生かして、企業だけではなく個人にも活用してもらうことはできないかと、模索を開始。そんな考えから実施に至った、イギリス国内の事例を二つ紹介します。

事例1:Messages of Support for Healthcare Workers
PosterscopeとDANのクリエイティブブランドであるmcgarrybowenが、地元の写真家の協力を得て実施したOOHキャンペーンです。現地の医療従事者向けに送られた、子どもたちからの感謝のメッセージを、プロの写真家たちが撮影し、医療施設の多いエリアに設置されるOOH媒体に掲出しています。医療従事者の皆さんを支援すべく、媒体社は枠を無償で提供し、子どもたちの声を可視化しています。

Messages of Support for Healthcare Workers
子どもたちからのメッセージを家の外からプロの写真家が撮影
Messages of Support for Healthcare Workers
医療従事者の通勤経路に撮影した子どもたちからのメッセージを掲出

事例2:#thank you NHS キャンペーン
二つ目の事例はウェブ/SNSと連携したキャンペーンです。
現在ウェブ上では、「thank you NHS」(NHS=イギリスの国営医療事業)という医療機関/従事者への応援と寄付を目的としたSNSキャンペーンが広がっています。指定のハッシュタグ(#thankyouNHS)付きのSNS投稿をウェブサイト上でカウントしているのですが、このSNSの投稿数を、OOH媒体にも掲出しています。

ウェブ上ではリアルアイムの投稿数がカウントされています
ウェブ上ではリアルアイムの投稿数がカウントされています
バス停のデジタルサイネージ
バス停のデジタルサイネージに、集まった投稿の数が表示されています

こうした個人の声を可視化する動きはイギリスだけでなく、既に日本でも始まっています。デジタルOOH(DOOH)の媒体社であるLIVE BOARDはクラウドファンディングプラットフォームであるGoodMorningと連携し、コロナによって影響を受けている人や団体・サービスに対して資金を募るプロジェクトの支援を、自社媒体を通じて実現しています。

クラウドファンディングのOOH広告
都内42面で、コロナ支援に関連したクラウドファンディングのプロジェクトを告知する広告が流れています

これらの事例は、OOHメディアの新たな可能性を感じさせます。

それは、
「ブランドや商品と消費者を結びつけてきた媒体としてのOOH広告は、個人や特定のコミュニティー(ファンや地域)の声を届ける場所として活用できる」
ということです。

オンラインサロン、アーティストのファン、地域のスポーツクラブなど、行動を起こしたい人の声をクラウドファンディングやSNSなどのプラットフォームを通じて見える化し、OOH媒体によってオフラインで露出することで、不特定多数の人にアピールすることができ、その様子は、オンラインで再度SNSを通じて発信することが可能です。

OOH広告の説明スライド
個人の声をプラットフォームに集め、それを生活者に届けます

現在、SNSでOOH広告に関連した投稿を調べると、「屋外・電車の広告が少ないと街に活気がない」「経済が止まっているように感じるので心配」といった声が上がっているのを見掛けます。企業はもちろん、個人の声を表現する場所として、OOH広告を活用してもらうことは、街の活気や明るさを取り戻すことに貢献できるのでは、と思っています。

安倍政権が軍艦島世界遺産で約束した徴用工の説明センターに「朝鮮人差別ない」の一方的証言! センター長は安倍首相の幼馴染のあの女性

 ユネスコの世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」を説明する施設「産業遺産情報センター」(東京都新宿区)が15日から一般公開された。  このセンターは、日本政府が2015年の世界遺産委員会で「明治日本の産業革命遺産」を世界遺産に登録する際、これらの施設で徴用工...

イベントスペース「note place」オープン クリエーターとファンらの交流拠点に

“だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。”をミッションに掲げ、メディアプラットフォームを展開する「note」は6月16日、東京・渋谷区にイベントスペース「note place」をオープンした。

noteは、クリエーターや企業が表現活動をする際、ファン(読者)とのコミュニケーションに広く利用されているが、今回、その活動領域をさらに広げるための場を新設した。オンラインによるイベントやセミナー、発表会など、ウェビナーの開催が当たり前になる中、新しい時代に対応した空間を目指す。

同日行われた発表会で、加藤貞顕社長は「コロナ禍以前から計画していた施設であり、当社のミッションには、オンラインと同様、オフラインでの出会いも重要と考えた。プラットフォームとしてnoteを提供するだけでなく、クリエーターがじかにファンからの反響を感じられるなど、クリエーターとファン、クリエーター同士の交流拠点として、対面で行うイベントを促進したい」と話した。
また、単なる貸し出しスペースとしてではなく、企業のブランディングや、ユーザーとのコミュニケーションの場としても活用してほしいと述べた。同所では、さまざまなイベントの実施に当たり、要望に応じて企画・配信サポートなども行なう。

 
 
 
 

同所は主に、リモートカメラシステムのある、約200人収容の「ホール」(ソーシャルディスタンスを保つ場合は最大50人)や、キッチン・調理器具を備えたカフェ感覚の「ラウンジ」、カメラや照明、高速インターネット回線など、オンライン配信設備のある「スタジオ」で構成され、幅広い用途に対応する。

発表会では、YouTuberらインフルエンサーのマネジメントなどを行う「UUUM」の鎌田和樹社長と、加藤社長による対談「今後、クリエイターの活動はどうなる」が行われた。2人は、“クリエイターへの思い”や“ファンとの関係”“オンラインとオフライン”“マスメディアとの連携”について活発に意見交換し、note placeについて「新時代のコンテンツが生まれる場になってほしい」「多くの人が“クリエイティブ”を体感できる場所にしたい」とコメントした。

所在地:東京都渋谷区神宮前3-1-30 Daiwa青山ビル 2F
※東京メトロ銀座線・外苑前駅 3番出口から徒歩5分
公式サイト:https://place.note.com/

 

河井夫妻が自民党離党しても安倍首相の責任はなくならない! 違法選挙に投入された安倍マネー1億5千万円と4人の安倍事務所秘書

 河井克行前法相と妻の案里参院議員が、16日付で自民党に離党届を提出した。  周知のとおり、河井夫妻は、2019年の案里議員の参院選挙をめぐり、公選法違反(買収)の疑いで、捜査が進んでおり、近く河井前法相・案里議員が立件される見通しとなっている。  2人は離党について「...