新垣結衣、約2年間もドラマから“消えていた”理由…新作“脇役”出演の裏事情

 女優の新垣結衣が約2年ぶりにドラマ復帰をすることが報じられた。出演するのは8月スタートのムロツヨシ主演ドラマ『親バカ青春白書』(日本テレビ系)だが、メディアでは新垣が“脇役”で出演すると報じられ話題を呼んでいる。

 同作は永野芽郁演じる女子校育ちの箱入り娘・さくらが共学の大学に進学するも、ムロツヨシ演じる父・ガタローが心配のあまりに同じ大学、学部へ入学してしまうというストーリー。娘が参加するイベントに首を突っ込んだり、ときには娘よりも大学生活をエンジョイしてしまうという青春ホームコメディとなっている。

 新垣は今作で主人公ガタローの亡き妻・幸子を演じるのだが――。

「今回、新垣の“脇役”報道が出て、ドラマ関係者は動揺したと思いますよ。制作サイドの認識としては、今回のようなかたちは脇役ではなく“特別出演”というものでしょう。新垣は長期休養明けで、がっつり撮影に参加することは難しいんです。ただ、作品は面白そうだし、福田(雄一)組だし、出番は少ないけど重要な役どころということで、新垣サイドとしても引き受けやすかったということでしょう。こういった人気の中堅女優を重要な役に当てる場合、業界的には特別出演という認識になるんですよ」(テレビ局関係者)

 新垣は2018年の10月期に放送された『獣になれない私たち』(同)に出演して以降、連続テレビドラマへ出演していない。共演者は松田龍平、黒木華、田中圭、菊地凛子など実力派俳優ばかりが名を連ね高視聴率確実といわれていたが、ストーリーが進むにつれ視聴率は悪化し、全話平均視聴率は8.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と惨敗となった。新垣が2年近くの間ドラマから“消えていた”理由について、芸能事務所関係者はいう。

「これまで新垣はさまざまなジャンルのドラマで成功を納めてきただけに、打撃は大きかったようで、新垣もかなりナイーブな一面を持っているため、事務所も気を遣ってCMの仕事などに絞って、ドラマのオファーは断っていたようです。今回の『親バカ青春白書』は、映画『銀魂』やドラマ『今日から俺は!』(日本テレビ系)などを成功させたヒットメーカーである福田雄一が指揮を取るということで、引き受けたのではないかともいわれています。新垣も長期の充電期間のおかげで心身ともにコンディションは良いようなので、新作も期待できそうです」

 ドラマからは離れていた新垣だが、CMなどで視聴者の目に触れる機会も多く、人気も衰える様子はない。今回のドラマ出演も大きなニュースになるほどで、大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の続編製作の噂も取り沙汰されている。新垣の再始動に期待したい。

(文=編集部)

 

トヨタのサブスク「KINTO」が大苦戦している理由…ホンダの中古車限定サービスとの違い

 2019年2月から、トヨタ自動車が定額利用サービス「KINTO ONE」(以下、キント)を開始した。しかし、時期尚早だったのか、申込みは1日平均5件程度といわれるなど、苦戦が続いている。トヨタ以外にも「車のサブスク」サービスが増えているが、いまだに主流とはなっていないようだ。そんな自動車サブスクの課題や今後の展望などついて、自動車に詳しいライターの呉尾律波氏に聞いた。

トヨタのサービスは“名ばかりサブスク”か

 最近はあらゆるサービスが定額化され、サブスクリプションと呼ばれて流行している。それは自動車業界も例に漏れず、トヨタやホンダ、ボルボなどが、月額定額制で車に乗ることができるサービスを展開中だ。メーカーのみならず、中古車販売のガリバーも16年から同様のサービスを展開するなど、参入業者が増え続けている。しかし、呉尾氏は自動車のサブスクに懐疑的だ。

「そもそも、『モノ』のサブスクサービスは難しい気がします。サブスクで成功しているのはデジタルコンテンツが大多数。さらに、価格帯も月額1000円前後のデジタル勢と比べて、自動車は高額にならざるを得ないため、ユーザーの心理的なハードルが高そうです。また、サブスクは“所有”から“利用”に重点を置くサービスですが、自動車は所有するという意識が強いため、浸透するかは疑問ですね」(呉尾氏)

 トヨタのキントは月額3万円台から利用可能だが、契約数は思うように伸びていないようだ。業界最大手でさえも苦戦している理由は、なんだろうか。

「トヨタのサービスは“名ばかりサブスク”で、従来のリースとの違いが不明瞭です。頭金不要や保険付きというメリットを打ち出していますが、車が必要な人は頭金くらいなんとかするでしょうし、保険付きのリースも探せばいくらでもあります」(同)

 さらに、利用する際のおトク感にも呉尾氏は疑問を呈する。

「トヨタのサブスクは3、5、7年という期間限定で、使用していた車は返却しないといけません。しかし、トヨタ車は下取り価格が高いので、新車を買って3年後に売ったほうが得です。また、新古車を購入してもサブスクと料金はほぼ変わらない上、車が手元に残るので、売ることも乗り続けることも可能。しかし、サブスクであれば手元に何も残りません。『車は乗りつぶしたほうが安い』と消費者は気づいています」(同)

 また、駐車場代は別であるため、基本料金よりもさらにお金がかかることは必至だ。さらに、期間終了後に追加料金がかかる可能性もあるという。規約では「査定により内外装及び事故歴に関する減点が100点を超過した場合、原状回復費用として1点あたり1100円」という記述があるのだ。

「乗り方によっては、多額の原状回復費用がかかる可能性もあるということです。初期費用を抑えられるため若年層向けのサービスと言われていますが、これでは運転初心者に分が悪い。さらに、月間走行距離1500kmを超えたら1kmにつき11円かかります。3万km超過したら33万円払う必要があるわけです。これは他社のサブスクサービスも同様ですが、完全に乗り放題というわけでもないのです」(同)

ホンダ、ボルボのサブスクは“アリ”な理由

 ホンダが展開している「Honda マンスリーオーナー」は中古車限定のサービスで、1~11カ月の範囲で月額2万9800円から利用可能だ。

 また、ボルボは「SMAVO」を17年から始めている。現在は月額6万円台からの新車プランと、3万円台からの中古車プラン「SELEKT SMAVO」がある。ボルボでは、新車販売の9%がサブスク利用者だという。

「ホンダはトヨタよりも中古車査定価格が低いため、メリットはあるかもしれません。また、中古車に特化しているので、所有する優位性は新車よりも低くなり、利用者も割り切って加入できる。利用期間も短いので、短期間だけ利用したい人に需要があるのだと思います。ボルボは外車ということで、『買えないけど乗ってみたい』というニーズにフィットしているのでしょうね」(同)

 ホンダのサービスも月当たり1000km以上走行すると1kmあたり6円の課金が必要となり、ボルボも月間750km以上の走行で超過料金が発生する。しかし、両者ともにユーザーのニーズをつかんでいるようだ。

「ホンダなどのサブスクはメリットがあるかもしれませんが、下取り価格が高いトヨタ車でサブスクを利用するメリットは少ない。トヨタのケースを踏まえて、これからも自動車メーカーやIT企業が車のサブスクを始めるでしょう。ただ、メーカーが本気でサブスクを普及させたいのであれば、数カ月無料、月額1万円、複数の車種乗り放題、のようにしないといけないでしょうね。そうなると、将来的には、アドビのように販売をやめてサブスク一本にするメーカーも現れるかもしれません」(同)

 まさに今が黎明期といえる自動車のサブスクサービスが根付く日は来るのだろうか。

(文=沼田海苑/清談社)

JRA“ヒヤリ”戸崎圭太、1着もゴール後まさかの落馬。昨年の大事故をフラッシュバック、内田博幸も検量室で安堵

 宝塚記念(G1)の裏開催となった先週末の東京開催では、5月に復帰した戸崎圭太騎手が4勝の固め打ち。これで今年10勝目となり、関東を代表するジョッキーが存在感を示した。

 復帰してから2週間は勝利がなかったが、復帰後12戦目で今年初勝利を挙げると、そこからは毎週コンスタントに勝ち星を重ねている戸崎騎手。28日現在、勝率.213は関東の日本人騎手でトップの成績だ。かつて3年連続リーディングジョッキーに輝いた名手に復活の兆しといえるだろう。

 まだ騎乗数をセーブしながらでありながら、結果を出しているのは流石といったところだ。また、復帰後の騎乗についても高評価の声が聞こえてくる。

「ある調教師が戸崎騎手について『ポジション取りは長けているし、追ってからも以前の迫力が戻ってきた。今の関東の騎手の中に入ると1枚抜けているよ』と話していました。このまま夏の福島、新潟でも勝ち星を量産していけば、関東リーディングは狙えるかもなんて意見もあるぐらいです。やはり関東では抜けた存在ですね」(競馬記者)

 順調な復帰となった戸崎騎手だが、土曜にヒヤっとする場面があった。

 27日、東京11RのアハルテケS(OP)でアシャカトブに騎乗した戸崎騎手は、見事に内を突き抜け勝利を飾った。しかし、ゴールをした直後にアシャカトブは崩れ落ちるように転倒。戸崎騎手はラチ沿いに投げ出されてしまった。

 昨年、戸崎騎手が長期離脱となったのはJBCレディスクラシック(G1)でのこと。スタート直後に進路が狭くなり、騎乗馬が内ラチに激突し戸崎騎手は振り落とされてしまった。この落馬事故で右肘の開放骨折の診断を受け、復帰に約半年を要したのだ。

 それだけに再度ラチ沿いでの落馬となったため、またしても大惨事かと心配された。だが、幸運にも戸崎騎手は無傷であった。馬はすぐさま馬運車で運ばれたが、無事だった戸崎騎手は歩いて検量室へと向かった。

「検量室では周りの騎手から驚いた様子で迎えられたようです。内田博幸騎手は「内にいなくて良かった。あのまま後ろを走っていたら事故に巻き込まれていたよ」とホッと胸を撫でおろしていたみたいですね。半年前の事故のこともあるので、驚いたでしょうね。

また、張本人の戸崎騎手はアシャカトブについて『あの感じは足元の故障ではないと思う。心臓系の何かじゃないかな。無事に戻って来れば良いのだが……』と心配していました。能力を高く評価しているようですし、今後の重賞戦線で期待のパートナーですからね」(別の記者)

 その後、アシャカトブは熱中症と診断され、軽い外傷を負ったくらいで命に別状がないと明らかになった。

 昨年の悪夢がフラッシュバックするかのような落馬だったが、人馬ともに無事で何よりだ。これは今年の戸崎騎手が“もっている”証拠なのかもしれない。

 ここからの関東リーディング奪取へ、戸崎騎手の猛追に期待したい。

コロナ禍における、「タイム広告」の有用性とは?

テレビCMには、広告主が個別の番組を提供し、その番組のCM枠内で放送する「タイム広告」と、番組とは関係なくテレビ局が定める時間に挿入される「スポット広告」があります。

本稿では、コロナ禍で企業が広告宣伝の見直しを図る今、「タイム広告」の有用性を考察します。

景気後退期における広告の重要性 

新型コロナウイルスの影響が経済面にも及ぶ中で、「今この時期に宣伝費をかけるのは得策ではない」と、宣伝活動を縮小している企業も少なくないでしょう。

過去にも、
・1991年のバブル崩壊
・2001年のITバブル崩壊
・2008年のリーマンショック
と、大きな景気後退期がありました。

しかし、これらの時期における広告投資と、その後の企業決算を分析すると、どの時期においても広告投資を維持・拡大できた企業と減少させた企業では、その後の売り上げ回復に大きな差が出ていることが分かりました。

特にリーマンショック時においては、広告投資を減少させた企業群は、売上高を2007年の水準に戻すまでに約10年かかっています。

テレビ出稿量と売り上げ
電通による集計。出稿量:広告統計、企業売上:SPEEDAより。分析対象企業:2008年時点の年間テレビ出稿量上位300のうち上場企業(単体決算参考)。2009~11年のテレビ出稿量を2008年(リーマンショック時)と比較、「維持・増加グループ」と「減少グループ」に区分し、売り上げ推移を分析。

また、最近の生活者調査(※1)によると、生活者の92%は、「混乱する環境下、企業が社会に対して何かを発信することが大事」と感じていて、広告を通じた新しい情報を求めている姿が浮き彫りとなっています。

広告を半年間止めた場合、生活者とブランドとのリレーション価値が大きく減少する(※2)ともいわれ、広告を通じた生活者との絆づくりを継続的に行っていくことが重要です。

※1 電通コロナ禍独自調査。2020年5月。
※2 カンターメディアリサーチ。
 

タイム広告は、ミドルファネル強化につながる

ブランドと生活者のリレーション構築において、テレビ広告は大きな役割を担うことができます。本連載の1回目では、「テレビの3UP効果」について説明しました。

「テレビの3UP効果」とは、以下の三つです。
・素早く届けられる「Speed-UP」
・多くの人を巻き込む「Scale-UP」
・低関心層の生活者にも興味喚起が可能な「Interest-UP」

テレビ広告にはタイムとスポットの2種類がありますが、タイム広告は特に「Interest-UP」に強みがあり、昨今マーティング課題にも上がる、「認知」よりも深い中間指標=ミドルファネルの強化に有効だと筆者は考えています。

ファネル図


先日、私たちは、「タイム広告の有用性」を伝えるビデオを作りました。制作に当たり、タイム広告の効果と価値を改めて考えてみました。
 



広告主にとって、テレビのタイム広告は、
「広告効果が見えにくい」
「スポット広告に比べてリーチが取れない」
「長期間固定される=固定費になる」
という印象を持たれることもあります。

しかし、裏を返せばタイム広告の持つ「訴求したいターゲットを狙って、長期間にわたり継続・反復的に訴求できる」特性こそが、ミドルファネル強化には必要な要素でもあることが見えてきました。

ターゲットを含む幅広いリーチでトップファネル拡大に強みを持つスポット広告と、以降でご紹介するミドルファネル強化に強みを持つタイム広告。これらを戦略的に併用することで、生活者とブランドの関係をより強固にすることができます。

とあるブランドについて、提供番組の視聴者は非視聴者に比べてブランドへの「好意」「購入意向」が大きく上昇していることが分かりました。これらはミドルファネルのとりわけ「ブランド・ロイヤルティー」 に相当する指標です。

その理由として、
・狙いたいターゲットの含有の高い番組を選ぶことができる
・OA時間帯、コンテンツを選択することで、消費者の心に刺さる瞬間を狙えること
が考えられます。

タイム広告1
※ACR-ex2019から。

長期にわたる継続接触の価値

近年、ブランドのミドルファネルの強化には、時間をかけたコミュニケーションが必要であることが次第に分かってきました。そもそもミドルファネルに該当する指標は、トップファネルに相当する「認知」 の指標と比べて変動が緩やかなことが特徴です。

今回、広告接触回数を同程度に合わせて、短期間に集中接触したグループと、長期間にわたり継続的に接触したグループとの効果差を検証したところ、「認知」では差が見られなかったものの、「興味関心」「信頼」「好意」「購入意向」といったミドルファネルに相当する指標では大きな差が生じていました。

いわゆる「単純接触効果」とは、何度も繰り返し接することで好意や印象が高まることをいいます。ターゲットが好む番組コンテンツの中で、長期にわたって繰り返し広告を見せ続けられるタイム広告には、「単純接触効果」をより強く生み出す力があると考えられます。

長期集中出稿
調査・実験方法:電通オリジナル 2017~18年調査実施。特定番組に6カ月間CMをOA、期間中にスポット広告もOA。ブランド調査を、事前、スポット広告投下後、6カ月後に3回実施。タイム長期広告接触者とスポット短期広告接触者を、CM接触データを用いて総接触回数が同程度となるように調整した上で、事前調査からの変化幅を集計したもの。

また、生活者の購買行動は日頃から常に発生しており、安定的な売り上げ確保の観点からも、継続的な広告接触は有効でしょう。タイム広告に関しては、「同じ枠でオンエアし続けるため、同じ視聴者にしかリーチできないのでは」という懸念もよく挙げられますが、この点に関しても、6カ月の提供により視聴者は少しずつ入れ替わり、複数番組を組み合わせることで、十分なリーチを稼ぐことも可能です。

ある一定の予算規模を想定した場合のシミュレーションではありますが、リーチを加味した広告効果のスコアでは、予算を全て短期集中スポットキャンペーンで実施する場合よりも、予算全体の40%程度を長期継続のタイム出稿に活用する場合のほうが、期間全体を通じて良いスコアを得るという試算結果も得られています。

タイム広告2
半期予算10億円の場合。電通DiaLogシミュレーターで算出し、対象階層は個人全体。「購入意向率」は電通オリジナル調査による。なお、選択する番組により結果は異なります。

最後にテレビのタイム広告の強みを改めてまとめると、「長期にわたって、狙ったターゲットに、狙ったタイミングで接触させることで、ミドルファネルの強化を可能にできる」ということになります。

景気後退期だからこそ重要な、ミドルファネルの強化。

テレビのタイム広告を有効に活用することは、生活者との絆を深め、効果的な広告の実現の一助となるはずです。

パチンコ「貴重な資料」を公開! 歴史を学べる「パチンコ誕生博物館」開館

 かつては34兆円産業までのぼりつめたパチンコ。娯楽の多様化、規制によるギャンブル性の低下、パチンコ依存症の指摘などによって遊技人口は減少傾向にあるものの、それでも20兆円近い売上があり、日本を代表する娯楽産業のひとつとして多くのファンに愛されている。

 パチンコのルーツは、今から100年以上前に誕生した『ウォールマシン』といわれている。このウォールマシンが大正時代、日本に渡来。これを参考にした日本製の遊技機が誕生し、既に第2次世界大戦前には楽しまれていたという。

 そんな中、ゲームとしてではなく徐々に「お金が払い出される」マシンも登場。言うまでもなく問題視されたが、その都度、製造業者やパチンコ店経営者の創意工夫によって法律の範囲内でサービスは提供され続けた。

 1937年から終戦までの約8年間は他の娯楽と同じく禁止されたものの、終戦後にかつてパチンコ店を経営していた正村商会の正村竹一が営業再開と共に遊技機の開発にも尽力すると、新たな盤面の構成『正村ゲージ』を考案。既存機になかった視覚的演出は多くのファンを生み出し、現代パチンコの礎を築いた。

 当時のパチンコはいわゆる「手打ち式」。ハンドルを回せば連続で玉が弾き出されるものとは異なり、文字通り、玉をひとつひとつ投入口に入れて打ち出すシステムであった。

 この手打ち式パチンコは当然、今となっては歴史を知る上でもとても貴重な資料となるが、このほど、そんな貴重な遊技機を実際に見ることができる博物館が横須賀の馬堀海岸にオープンした。「パチンコ誕生博物館」である。

 6月28日に開館した同博物館は、2008年に『パチンコ誕生 シネマの世紀の大衆娯楽』を出版した杉山一夫氏のコレクション等を展示。先の手打ち式パチンコをはじめ、かつてはパチンコの元祖とされていた『コリントゲーム』の歴史についても知ることができる。

 また、他のコーナーでは「正村竹一の発明とされる『正村ゲージ』は調査の結果、正村商会よりも早く他社が製造していることが分かった」といった非常に興味深い展示もあるとのこと。正村ゲージの真実を解き明かすもので、杉山氏が直接、説明してくださるそうだ。

 開館は毎週日曜日の11時から17時までで、入館料は500円。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から当面は予約制とのことで、予約はHP上で受け付けている。

【マイナポイント】WAONは最大35%還元! 得する決済サービスキャンペーンまとめ

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

25%還元のマイナポイント。いよいよ2020年7月1日より、実際に利用するキャッシュレス決済サービスを申し込むことになるが、すでに各決済サービス事業者は独自に「マイナポイント申し込み」キャンペーンを発表している。なかには最大10%(2,000pt)も上乗せされ最大35%(7,000pt)ももらえる場合もあるので、しっかり確認しないと損するぞ!

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JRA「関東のご意見番」蛯名正義の後継者にあの騎手が名乗り!? 「怪我の功名」でリーディングも現実的に

 年明け早々に落馬負傷のため、戦列から離れていた三浦皇成騎手だが、3月に復帰して以来、勝ち星を量産している。6月28日現在ですでに37勝を挙げており、関東リーディングでも4位につける活躍を見せている。

 絶好調の理由として、以前よりメリハリの利いた競馬ができていることも大きいようだ。行くときは積極的に逃げ、時には大胆な後方待機を選択するなど、騎乗の幅が広がったと、周りの騎手は分析していた。

 その一方で、これまでと違った一面も見せている。

 落馬負傷により、以前にも増して馬込みで神経を使うようになったらしい。何度も大怪我をしていることもあり、過敏になっていて、危ない騎乗をしている若手がいると、ときには周りも引くくらいの大声で注意することもあるようだ。

「山田敬士騎手や菅原明良騎手、原優介騎手なんかはよく呼ばれているようですよ。レース後に『俺が何度も声をかけているだろ。気をつけろ』と師匠の調教師の前でも叱咤することもありました。同じレースに騎乗していたほかの騎手は『ちょっと怒り過ぎじゃないか』と若手騎手に同情する声もあったみたいです」(競馬記者)

 また、パトロールビデオを確認すると、若手騎手に顔を向けて怒っている姿を見掛けることもある。このときは萎縮した若手が外へ張る感じで下がり、結果的に三浦騎手に進路を譲るような形になっていた。三浦騎手がフェアプレーを強く意識していることが伝わって来る一幕だったかもしれない。

 別のレースでも、若手騎手が放馬した馬を自ら捕まえようとしているのを目撃し、遠くから「ジョッキーは近づくんじゃねえよ。係の人に任せておけ!」と無観客の競馬場に怒号が響いた。声の主は勿論、三浦騎手だ。注意を受けた若手騎手は馬から離れて三浦騎手の元へ行って平謝りしていた。

「関東は蛯名正義騎手が以前は若手の教育係のようなポジションでしたが、今は騎乗数も少なくなったため、注意する騎手がいなくなってしまいました。横山典弘騎手や柴田善臣騎手などのベテランはあまり大声を出して言うタイプではありませんし、中堅の石橋脩騎手や津村明秀騎手も穏健派ですから。

そこでキャリア的にも実績的にも三浦騎手が後継に収まったわけです。ですが、注意している内容は決して理不尽ではなく、何度も大怪我を負った経験やジョッキーとしてのプライドがそうさせるのでしょう」(競馬記者)

 以前にも増してフェアな騎乗を心掛けるようになった三浦騎手。順調に行けば、自身初となる関東リーディング獲得の可能性も十分あるだろう。強敵となるD.レーン騎手は短期免許の期間満了もそう遠くはない。

 同じく怪我から復帰した戸崎圭太騎手も、先週は7鞍に騎乗して4勝をあげる大活躍を見せたように、復調を感じられる好成績だった。今後の関東は怪我から復帰した三浦騎手と戸崎騎手を中心に回っていきそうだ。

パチンコ「ドラマチックな大当り」が魅力!? 「激熱パターン」が用意された「奥の深いゲーム性」が特徴!!

 かつて老人が愛好する音楽といえば演歌であったが、今の若者がその歳を迎えた頃には、しまくちゃのジジイが「けど否めない~、でも離れがたい~」とか歌っているのであろうか。かくいう私もカラオケ教室で「やだねったらやだね」と歌っているとは思えないのである。

 しかし、アメリカではいまなおカントリーミュージックは人気のジャンルで、爆発的ヒットを量産する売れ線のホットな音楽だともいう。日本でもTik Tokと結びついて跳ねるみたいな偶然性に頼らずとも平場で脈々と演歌が受け継がれていきそうな気がしないでもない。知らんけど。

 そんな演歌の大御所といえば真っ先に名前が挙がるのが北島三郎であろう。ご存知「サブちゃん」の相性で親しまれ、数々の大ヒット曲を世に放った大物中の大物であるが、このサブちゃん、パチンコ・パチスロ業界的にも因縁浅からぬ人物で、オリ平と中心にさまざまな北島三郎ブランドの機種をリリースしている。

 その中でもっとも新しい機種は、羽根物『CRA祭りだ!サブちゃん』となる。回転体役物を搭載した羽根物で、ノーマルルートとスペシャルルート、期待度の異なる2つのアプローチから大当りを楽しめる内容となっている。

 羽根から入賞した玉はまず直下のシーソー役物によって左右どちらかのルートに振り分けられる。左に行けばノーマルルート、右に行けば激アツのスペシャルルートである。

 スペシャルルートは3つの回転体で構成され、歯車型の前2つの回転体によってV穴が搭載された本丸回転体に運ばれる。本丸回転体は穴が3つで大当り確率は1/3となる。

 このルート自体に手の込んだ仕掛けは一切なく、必ずこの本丸回転体まで運ばれ、最後のタイミングによって大当りの当否がわかるというシンプルにアツくなれる機構となっている。

 一方のノーマルルートは雨樋のような筒型のアクリルコースを通り、下段ステージで待ち構える8穴回転体によって物理的な大当り抽選が展開されるが、途中にはいくつかの仕掛けがある。

 まず1つめがL字型に変化するアクリルコースの手前にある滞留ポイントである。これによって流れてきた玉がそのまま通過させるのではなく、一瞬の間を作り出し、落下タイミングにランダム性を与えるのである。

 そして、アクリルコース出口には「祭」と書かれた可動体が用意されていて、出入りを繰り返すこの可動体に玉が弾かれると無事回転体での大当り抽選を受けられるようになる。玉が可動体に接触しない場合はそのままストレートに進みハズレ穴に吸い込まれる。



 さらに回転体にもひとつ工夫が施されている。回転体に刻まれた8つある穴のうち赤いポケットは大当りのVゾーンだが、その反対側に設置された緑ポケットに玉が入賞すると回転体の右横に用意されたまつりちゃんギミックが本丸回転体へと運び出してくれるようになっているのである。

 これがリプレイルートで、ノーマルルートからスペシャルルートへと昇格させてくれる逆転コースなのである。ノーマルルートでも激アツパターンが用意された奥の深いゲーム性が特徴となっている。

 ただ、構成の役物だと奇跡的なV入賞パターンは発生しない分、意外性という意味では物足りなさを覚える向きもあろうが、本機にもドラマチックな大当りは存在する。

 それは役物に2個入賞した時に発生する可能性がある。ひとつがスペシャルルート、もうひとつがノーマルルートに行くとして、基本的には期待度の高いスペシャルルートの行方を追うだろう。玉が歯車役物を2つ超え、Vの回転とタイミングはどうだと目が釘付けになり、惜しくもV手前のポケットでああ残念と天を仰ごうとしたその時、なぜか液晶画面に「V」の文字が表示されているではないか。

 どうやらノーマルルート側の玉が8つ穴回転体のほうで大当りをしたようなのであるが、ちょうど大当りのタイミングが同期した関係で、サプライズな展開となってしまった。実戦ではこういったパターンもあるので、やはり羽根物は面白いのである。

(文=大森町男)

JRA宝塚記念(G1)“ドバイの呪い”は健在……。クロノジェネシス快勝も、「ライバル」にのしかかるはブービー馬がつないだバトン

 28日、稍重の阪神芝コースで行われた春のグランプリ・宝塚記念(G1)は2番人気クロノジェネシスが2着に6馬身差をつけて優勝。さらに3着馬はそこから5馬身遅れてゴールと、まさにクロノジェネシスの独壇場のレースとなった。

 これまで良馬場以外のレースで3戦3勝の成績を誇っていた道悪巧者が、そのポテンシャルをいかんなく発揮した結果だ。4歳牝馬のニューヒロイン誕生に、海外挑戦やアーモンドアイとの国内最強決定戦に早くも期待が高まっている。

 その一方で、クロノジェネシスのライバル・カレンブーケドール(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎)は宝塚記念の結果を受けて、評価を上げた1頭ではないだろうか。

 これまで重賞未勝利ながらも、重賞で2着4回(うちG1が3回)の好走をしているカレンブーケドール。あと一歩、勝利に届かないシルバーコレクターだが、クロノジェネシスとの対決は1勝2敗で、着順の差はすべて「1」と接戦を演じているライバルだ。

 宝塚記念は稍重の馬場を味方につけたクロノジェネシスが「6馬身差」という圧巻のパフォーマンスを見せた。カレンブーケドールは重馬場で行われた今年の京都記念(G2)で、クロノジェネシスに「2馬身半差」の2着に敗れている。単純比較はできないが、もしカレンブーケドールが宝塚記念に出走していれば、2着に入っていたのではないかという見方もできるだろう。

 クロノジェネシスと同じく、今後の活躍に期待がかかるカレンブーケドール。だが、宝塚記念の結果は同時に「不安」を増大させるものでもある。

 注目するべきはグローリーヴェイズが5番人気ながら、まさかのブービー17着に敗れた結果だ。

 今年、カレンブーケドールは2月の京都記念後、ドバイ遠征を予定していた。だが、ドバイワールドカップデーは開催中止となり、すでに現地入りしていた出走予定馬はトンボ返りとなってしまった。サウジ転戦組とは違い、1戦もすることなくドバイを後にしたトンボ返り組は帰国後の成績が不思議と奮わないのだ。

 唯一、アーモンドアイが帰国初戦のヴィクトリアマイル(G1)を勝利したが、それ以外はすべて初戦を敗れてしまっている。さらにアーモンドアイは2戦目の安田記念(G1)を圧倒的な1番人気ながら3着に敗れ、ラヴズオンリーユーも単勝1.8倍に支持された鳴尾記念(G3)で2着に敗れてしまうなど、“ドバイの呪い”ともいえる状況だ。そのため、グローリーヴェイズには状況を一変させる走りに期待がかかったが、大敗してしまった。

 どうやらこのジンクスはまだ続いているようだ。

 未だに帰国後の初戦を迎えていないカレンブーケドール。次走の予定は発表されていないが、復帰戦は宝塚記念の勝ち馬のライバルということで注目を集める一方で、宝塚記念のブービー馬がつないだ呪いの払拭にも注目が集まるだろう。

 復帰戦は悲願の重賞勝利とともにドバイ組の無念を晴らして欲しいものだ。

大阪府民を欺く関電を全力で守る“ヤメ検弁護士”のお歴々…大阪地検の刑事起訴を絶対阻止

 1987年頃から約30年にわたり、関西電力の幹部ら75人が原発の立地する福井県高浜町の森山栄治元助役(故人)から巨額の金品を受けていた問題で、関電は6月16日、八木誠前会長、岩根茂樹前社長ら旧経営陣5人に対し総額19億3600万円の損害賠償を求める訴訟を同地裁に起こした。

 現役経営陣がOB経営陣を提訴する異例の事態ではあるが、電気料金を支払う消費者のためなどではない。6月25日に開かれる株主総会対策の「馴れ合いパフォーマンス」だ。これを見越した株主5人が23日、旧現経営陣と監査役計22人に対し、約92億円の損害賠償を関電に支払うよう求める株主代表訴訟を起こした。関電が訴えた被告5人に加え、現在の森本孝社長や八嶋康博常任監査役ら17人。

 訴状によると、旧経営陣らは森山氏から多額の金品を受領した問題を放置、福島第一原発事故の影響で原発稼働が停止して経営悪化し、減額した役員の報酬を秘密裏に補填し、会社の信用を損ない、損害を与えたとしている。

 大阪市内で記者会見した原告弁護団の河合弘之弁護士は「秘密補填などを知っていた現経営陣の責任も免れない。5人では責任追及の範囲が不十分。馴れ合いの和解を防ぐためにも提訴に踏み切った。責任を厳しく追及したい」などと語った。

株主に大嘘通知

 こうしたなか、注目したいのは朝日新聞のスクープである。社外取締役に就任予定の佐々木茂夫弁護士について関電が「事前にはこれらの問題(筆者注・森山氏からの金品授受)を認識しておりませんでした」と株主に虚偽の通知をしていたと報じた。実際には18年2月に金沢国税局に関電が税務調査された際、関電の社外監査役就任直前だった佐々木氏は、課税処分や刑事訴追の可能性について相談を受けていた。朝日新聞の指摘を受けて関電は「佐々木氏に関しても、(中略)その一端を知る立場にありました」と修正通知した。朝日新聞に対し佐々木氏は「全然相談を受けていないなどということは言わない」などと語っている。

 関電が森山問題を元大阪高検検事長の大物検察OBで社外監査役に就任予定だった佐々木氏に相談しないはずはない。そもそも大企業が「ヤメ検弁護士」に高給を与えて重宝するのは、こうした「有事」で働いてもらいたいからだ。それが佐々木氏について株主にシャアシャアと大嘘をついていた。

刑事起訴を阻止するために関電が敷いた布陣

 昨年秋に発覚した「ドン森山氏」による関電の金品授受問題。振り返ってみれば、最初に内部調査の報告書をつくったのは、関電のコンプライアンス委員で調査委員会の委員長だった小林敬弁護士だった。小林氏は厚労省幹部だった村木厚子氏が郵便不正の冤罪で大阪地検特捜部に起訴された際の同地検検事正である。

 関電は当初、この報告書すら黒塗りだらけにして公表し、世論の怒りを買い、当時の八木会長や岩根社長が改めて会見したが、森山氏の「強圧的な人格」に帰せしめて逃げていた。

 そして同問題の第三者委員会の委員長に関電は但木敬一元検事総長を据えた。但木氏は「第三者」の独立性を強調、今年3月の最終報告で「内向き体質」とか「コンプライアンス違反」などと糾弾して見せたが、刑事告発は見送った。しかし筆者には、もともとが刑事告発させないための第三者委員会に見えた。そして今回の佐々木氏。すべて「森山問題」で大阪地検による刑事起訴を阻止するために関電が敷いた布陣としか思えない。

 関電が提訴にあたり請求している賠償額19億円には、金品を受けた経営幹部が森山氏のかかわっていた会社へ随意に発注した工事費などについて、競争入札した場合の安い受注額との差額分が考慮されていない。関電は「算出できなかった」などとごまかしているが、これこそがもっとも重要な部分のはずだ。あえて算出しないのは、これが会社法の背任罪や贈収賄など刑事事案にかかわる根幹部分だからである。ちなみに関電幹部らは同罪で市民団体に大阪地検へ刑事告発されている。

馬鹿を見る大阪市民

 さて、関西電力の筆頭株主は大阪市である。大阪市民から見れば、福島第一原発事故で原発が停止し、値上がりした電気代を払わされ、さらに納めた市民税は関電の株購入のためにも多く使われていた。「役員報酬はカットするから値上がりにご理解を」など真っ赤なウソだった。元副社長の豊松秀己氏は退任後、エグゼクティブ・フェローとして月490万円を密かに受けていた。

 会見後、大物ヤメ検について河合弁護士は筆者に「東京電力でも経産省OBなどは組み込んでいるが、検察OBはいないのでは。関電は検察OBがよほど好きなのでしょうが、明らかに癒着というしかない」と話してくれた。

「伏魔殿・関西電力」を守り続けるのは「大物ヤメ検」たちなのだ。

(写真と文=粟野仁雄/ジャーナリスト)