JRA上半期総決算「大ブレイク」したのは誰? 昨年から大躍進もあれば、好調に見えて実は大不振も……、後半戦は「アノ騎手」を狙い撃ち

 先日の宝塚記念(G1)はクロノジェネシスの圧勝に終わり、今年の中央競馬も折り返しに入った。ドラマチックなレースが行われた一方で、存在感が際立った騎手もいれば、精彩を欠いた騎手もいた。キセキを復活に導いた武豊騎手やグランプリ男といわれる池添謙一騎手が大穴のモズベッロで3着に食い込んだように、騎手の好不調は馬券攻略においても大きなファクターとなっている。

 そこで、今回は上半期に目立った活躍をした騎手を振り返ってみたい。昨年のJRA騎手リーディング上位を中心に、今年の勝利数と昨年の勝利数を比較したものが以下である。※集計期間は昨年と今年の同時期(1月~6月)が対象。

1位 C.ルメール63勝→95勝
2位 川田将雅 79勝→88勝
3位 武豊   56勝→60勝
4位 松山弘平 37勝→59勝
5位 福永祐一 55勝→55勝
6位 岩田望来 9勝→43勝
7位 藤岡佑介 30勝→40勝
8位 吉田隼人 28勝→39勝
9位 M.デムーロ 50勝→39勝
10位 横山武史 29勝→39勝
11位 団野大成 5勝→38勝
12位 D.レーン 37勝→37勝
※敬称略

 昨年に続いてルメール騎手と川田騎手のリーディング争いとなった。ベテランの武豊騎手、福永騎手は安定した勝ち数をあげている。注目したいのは若手の岩田望騎手、団野騎手が勝ち星を大きく伸ばしたことだろう。横山武騎手も関東を引っ張る存在になりつつある。

 岩田望騎手、団野騎手、横山武騎手は乗れる若手としても、夏競馬で積極的に狙ってみたい騎手だろう。

 次に、上半期の重賞勝利数に限定してピックアップしたものが以下である。全体成績に比べ、より大きな舞台での勝負強さが求められるだろう。

1位 C.ルメール 6勝→7勝
2位 松山弘平 1勝→7勝
3位 福永祐一 5勝→5勝
4位 M.デムーロ 3勝→4勝
5位 北村友一 4勝→3勝
6位 武豊 3勝→3勝
7位 横山典弘 1勝→3勝
8位 川田将雅 8勝→3勝
9位 石橋脩  2勝→3勝
10位 和田竜二 0勝→3勝
11位 池添謙一 2勝→2勝
12位 D.レーン 6勝→2勝
※敬称略

 重賞でも安定した成績を残したルメール騎手に対し、ライバルの川田騎手は8勝から3勝と大きく数字を落としているのが目立った。3月のオーシャンS(G3)をダノンスマッシュで制して以来、重賞18連敗と振るわないこともルメール騎手に後れを取った理由といえそうだ。

 レーン騎手も大活躍を見せた昨年とは異なり、重賞勝ちは激減。宝塚記念も終わって今年はこのままG1未勝利での帰国が濃厚だ。存在感を見せたのは京王杯SC(G2)のダノンスマッシュ、ユニコーンS(G3)のカフェファラオくらいだった。同じ短期免許で来日した外国人騎手という意味では、今年初来日したL.ヒューイットソン騎手の2勝の方がよりインパクトを残したといえるかもしれない。

 一方で、そんな川田騎手やレーン騎手とは対照的に大躍進を遂げたのが松山騎手だろう。昨年は1勝にとどまっていたのが、今年はルメール騎手と最多タイの7勝と大ブレイク。無敗で牝馬クラシック2冠のデアリングタクトの存在があるとはいえ、それ以外の馬でも勝ち星を量産したのが好結果に繋がった。

 また、昨年未勝利から3勝を挙げた和田竜二騎手の活躍も見逃せない。降着で幻のG1勝利となった高松宮記念をはじめ、京都新聞杯(G2)、福島牝馬S(G3)、中山牝馬S(G3)と勝利した。松山騎手と同じく和田騎手も夏の重賞でマークしたい騎手だ。

 リーディング争いこそルメール騎手と川田騎手が一騎打ちの様相ではあるが、大ブレイクしたといえるのは松山騎手だろう。勝利数で20勝以上を上乗せし、ルメール騎手と最多タイの重賞勝ちを挙げている。デアリングタクトで牝馬三冠を目指す秋も、大きな活躍が期待できそうだ。

三菱スペースジェット(旧MRJ)、未完のまま撤退の可能性も…開発の指揮系統が混乱

 3月期決算企業の株主総会は6月26日、ピークを迎えた。東京証券取引所の調べでは747社が開き、集中率は昨年より2ポイントほど高い33%。分散開催の動きが進んでいたが、2016年以降で最も高くなった。

 3月決算企業は6月末までに総会を開く必要がある。新型コロナウイルスの感染防止のため、延期や総会を2度に分ける「継続会」を推奨してきた。継続会開催は34社(大和総研調べ)にとどまった。7月以降の開催は東証調べで20社である。

ガバナンスのありようを問われたソフトバンクG

 ソフトバンクグループ(SBG)は6月25日、東京都内で株主総会を開いた。孫正義会長兼社長はオンライン形式で出席した。例年、議長を務める孫会長の独演会になる。株主の発言も「99歳まで社長を続けてほしい」と孫礼賛一色だったが、今年の総会は様相を異にした。

 株主の発言で目立ったのは、企業統治(コーポレートガバナンス)のありようについてだった。株主からは「投資先企業のシナジー追求が全体的に甘い。誰が責任をもって強化するのか」「取締役の中に、孫さんの突っ走りに待ったをかけられる人物はいるのか」といった発言が出た。孫会長は「私が暴走しないようにガバナンスを強化する」と語った。社外取締役を2人増やして4人とする議案を可決した。社外の目を増やして、孫会長の判断にブレーキを利かせる役割を担うというのだが、実際に機能するのだろうか。

 新たな社外取締役には早稲田大学大学院の経営管理研究科(ビジネススクール)教授の川本裕子氏に加え、ベンチャーキャピタル経営者のリップブー・タン氏が就任した。一方で、10年以上にわたり取締役を務めた中国アリババ集団の創業者、馬雲(ジャック・マー)氏が、この総会で退任した。19年末に18年間にわたって社外取締役を務めてきたファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏も退任している。ストッパー役がいなくなったため、ガバナンスに不安をもつ株主の質問が相次いだ。

 退任時期を尋ねる質問が出た。「変わりなく、あと7~8年は元気に続ける。69歳くらいになったら、おおむね60代だ、と言って続けるかもしれない」。70歳以降の続投にも意欲を見せた、と受け止められた。

 株主には孫会長のファンが多いが、この業績悪化では厳しい質問が飛ぶのも当たり前だ。SBGは20年3月期連結決算(国際会計基準)で9615億円の最終赤字を計上した。成長戦略の中核と位置付けてきた投資事業の不振が原因だ。

 投資家は孫会長の“目利き”に疑問を感じている。孫会長は「重視する保有株式の時価総額は6月時点で30兆円に上り、新型コロナウイルスの感染拡大前の昨年12月末より1兆円増えた」とアピールした。3月に発表した4.5兆円の資産売却計画も「8割の調達にメドがついた」とし、「絵に描いた餅と何度も言われたが現金にした。これ以上何が言いたいんだと言い返したい」といつもの孫節も披露した。「孫正義健在なり」と感じた孫ファンは安心したのだろうか。孫会長の取締役再任の賛成率は95.99%に達した。

関電新社長の賛成率は5割台にとどまる

 関西電力は6月25日、役員らによる金品受領が発覚してから初めての株主総会を大阪市内で開いた。3月、岩根茂樹社長(当時)が引責辞任し、副社長だった森本孝氏が社長に昇格した。昨年10月に明らかになった金品受領問題に株主は厳しい視線を向けた。歴代幹部らが福井県高浜町の森山栄治元助役などから約3億6000万円分の小判や商品券などを受け取っていた。

 経営陣の説明責任を求めたり、内向きの隠蔽体質を批判する声が相次いだ。筆頭株主である大阪市の代理人である河合弘之弁護士も問題を追及したが、時間制限で打ち切られた。総会では指名委員会等設置会社への移行や、新会長に内定していた榊原定征前経団連会長や日本製鉄相談役の友野宏氏らを取締役に迎える人事案を承認した。榊原氏は「関電は一連の問題で危機的な状況にある。これまでの経験・知見を総動員して強固なガバナンス体制を構築し、新しい関電の創生に全力で取り組む」とするコメントを出した。

 株主が新経営陣に対しても根強い不信感をもっていることが浮き彫りになった。関電が関東財務局に提出した臨時報告書によると、森本社長の賛成比率は59.6%で、選任された取締役13人の中で最も低かった。事実上の不信任に等しい水準だ。問題発覚前から副社長を務める彌園豊一氏は66.0%、稲田浩二氏は66.1%にとどまった。新会長に就いた榊原定征氏のそれは85.3%だった。

三菱重工は国産旅客機開発計画を見直す

 三菱重工業は6月26日、東京都内で株主総会を開いた。泉澤清次社長は小型ジェット旅客機スペースジェット(SJ、旧MRJ)の開発が遅れていることを陳謝。「新型コロナウイルス感染拡大で、航空機需要全体が打撃を受けている。開発スケジュール全体の見直しを行っている」と述べた。SJ事業に関しては20年3月期に2633億円の損失を計上した。

 総会前に三菱重工は、傘下の三菱航空機(愛知県豊山町)によるスペースジェットの開発体制を大幅に縮小する方針を打ち出していた。国内外で2000人いる同社の従業員を半分程度に減らすことなどが柱だ。カナダのボンバルディア出身の最高開発責任者のアレックス・ベラミー氏が6月末に退任。米国で型式証明などの取得に必要な試験拠点の副社長を務めていた川口泰彦氏が、7月1日付でチーフ・エンジニアに就いた。

 事業化を決めた08年当時、開発の中心はボーイング向けなどの部品を製造する名古屋航空宇宙システム製作所(名古屋市)のメンバーだった。開発方針をめぐり、工場側と本社に溝が拡大。18年、宮永俊一会長(当時は社長) がベラミー氏をトップに据える体制に変えたが、わずか2年で、再度修正を迫られた。

 ベラミー氏ら外国人主体の推進部隊とは別に、19年に社長に就任した泉澤氏を中心とした航空機の事業部が発言力を増し、指揮系統が2つになった。意思疎通がうまくいかず、これが開発の遅れの一因となった。株主からスペースジェットの開発遅延の理由を問う声が上がり、担当役員は「国産初のジェット旅客機なので経験不足は否めない」と釈明した。

 子会社で開発の主体の三菱航空機について、米ボーイングの傘下入りを提案する株主もいたが、担当役員は「あらゆる生き残り策を考えている」と述べるにとどめた。国産初のジェット旅客事業の継続には暗雲が漂っていることを見せつけた総会だった。泉澤社長の賛成率は96.59%。スペースジェットの幕引きをはかる可能性もあると指摘されている。

株主の議決権行使はコロナ禍でも盛ん

 企業側の来場自粛要請で、会場に来ない株主が多かった。軒並み来場者は例年の10分の1近くになり、所要時間も半分以下になった。来場を控えた株主は議決権を行使し、株主としての意思をはっきり表明した。社長・役員の選任議案に「ノー」を突きつける株主が数多く出た。

 三越伊勢丹ホールディングスの株主総会では、杉江俊彦社長の選任議案の賛成率が78.9%となった。20年3月期は新型コロナの影響を受け111億円の最終赤字に転落した。信任投票の目安とされる80%を下回った。業績不振に対して個人投資家が厳しい姿勢を見せた結果だ。

 20年3月期決算の純利益が6割近く減少した日立造船では、谷所敬会長兼CEO(最高経営責任者)の賛成比率が63.36%と低かった。事実上の不信任に近い数字だ。NECのメインバンクは三井住友フィナンシャルグループ(FG)である。三井住友FGの太田純社長を社外取締役に起用する議案を株主総会で諮ったが、賛成は59.3%と低率だった。社外取締役の独立性について株主が、実に辛辣な判断を下した。

 トヨタ自動車のメーカー商社である豊田通商がトヨタ紡織の豊田周平会長を社外取締役として選任する議案の賛成率は62.0%。トヨタグループ内での役員のやり取りには、機関投資家からも「否(ノー)」が示された。

 新しい動きとして関心を集めたのが環境への対応だ。みずほFGの株主総会では、NPO法人の気候ネットワーク(京都市)が脱炭素の行動計画を年次報告書で開示するよう求めた。この株主提案は否決されたが34%の支持を得た。この数字はかなりの説得力を持つ。みずほFGの経営陣は来年の株主総会までに、なんらかの回答を示さなければならないだろう。大手企業は気候変動へ前向きな対応を開示しなければならなくなっている。

(文=編集部)

アスリートブレーンズ為末大の「緩急自在」Vol.3

為末大さんに「いま、気になっていること」について、フリーに語っていただく連載インタビューコラム。唯一、設定したテーマは「自律とは何か、寛容さとは何か」。謎の「聞き手」からのムチャ振りに為末さんが、あれこれ「気になること」を語ってくれます。さてさて。今回は、どんな話が飛び出すことやら…。乞う、ご期待。

為末さんフォト


──「自律と寛容」をテーマに、さまざまな角度から掘り下げていく本コラム。今回は「ケアレスミス」「ストレス」「コンプレックス」といった、人間が持っている弱点といいますか、ネガティブな側面について伺います。いずれも人間が、特にアスリートが克服しなければならないものだと思うのですが、いかがですか?

為末:そうですね。まず、ミスについてですが、「これが良いことなのだ」ということが明確になっていればいるほど、「何がミスなのか」ということがはっきりする。つまり、目標とか目的がはっきりしていないと、自分が今、ミスをしているのか、していないのかが分からない。

──いきなり、深遠なお話ですね。確かにそうだな。仕事でも、プライベートでも、惰性に流されている間は、ミスをしてる感覚って、ありませんものね。で、気づいたときには「熟年離婚」されていたりする(笑)。

為末:AIが絶対にミスをしないのは、アルゴリズムによる「最適化」に長けているから。つまり、目的を持たないAIは、存在しないんです。工場をいかに稼働させるのが効率的か。そのレイヤーを上げていくと、世界のどこに工場をつくればいいのか、さらにそのレイヤーを上げていくと、いずれ地球上に存在する人口の「最適化」ですら、AIが管理する時代が来るのかもしれない。

──もう、AIの話になっちゃいましたか。最終的に、そのテーマを振ろうかな、と思っていたのに…。

為末:AIは、あるレイヤーに収まっている分には「善」の存在。常に最適解を弾き出してくれる。でも、例えば野球で「良いバッティングとは?」という問いをしたとするじゃないですか。果たしてAIは、入団当時のイチローさんのバッティングを良し、としたか。おそらくは排除しちゃったのではないか、と思うんです。アスリートの世界では、ミスとは「例外」を見せてくれるもの。あえて修正をしない。「揺らぎ」のようなものと付き合うことで、個人やチームのパフォーマンスが上がっていく、ということもあるんです。

──「揺らぎ」ですか、面白いですね。

為末さんフォト

為末:ハンマー投げの室伏選手の場合、ある時、トレーニングで使っていたバーベルにハンマーをぶら下げだしたそうで。予想できないものを取り入れることで、予想できない結果が生まれる、ということがあるわけです。

──先ほど、個人やチームのパフォーマンスを上げるには、ある種の「揺らぎ」が必要、というお話がありましたが、そのあたりを詳しく教えていただけますか?

為末:ケアレスミスを防ぐには、秩序が必要ですよね。その一方で、発明とかイノベーションというものは、計画性や秩序の延長線上にはない。

──突発的な思いつきとか、ダイバーシティ(多様性)といったものが、イノベーションを生む。

為末:多様性、という言葉が急に注目され始めましたが、もともと多様性を持っている組織は、ピンチにもチャンスにも強いんです。答えはひとつじゃないわけだから、どんなことが起ころうと柔軟に、イノベーティブに対応できる。ところが、「多様性が大事」となると、途端に「女性活用」だとか「障がい者雇用の推進」といった答えありき、の方向へと企業も社会も動いてしまう。果たしてそれは、物事の本質なのだろうか?と思いますね。

──20XX年までに、女性管理職を何%以上にせよ、みたいな。

為末:そう。目標数字を掲げた段階で、AIに近い、とても知的な作業をしているような気になっちゃう。その数字を達成することが目標になっちゃうんですね。一切、揺らぐことなく、目標に向かって邁進しちゃう。
話が飛びますが…。

──出ましたね、そのフレーズ。楽しみだなあ。

為末:シンクロナイズドスイミングでの大切な審査基準に「同調性」ってあるじゃないですか?あれって、仮にAIが管理しても、感動的な演技にはならないらしんです。かすかな揺らぎがある中で、ある瞬間にぴたっと演技が合う。その瞬間に、人は「美しい」とか「心地いい」といった気持ちが湧き上がるのだそうで。

──それは、分かりますね。仕事をしていても「あうんの呼吸」でチームがまとまったときの感情は、いま効率が上がったぞ、なんてことではなく、単純に「心地いい」ですものね。

為末:アメリカに「アファーマティブ・アクション」という考え方があって、それが問うのは、個人の能力は、どの程度、本人に依存するものなのか、あるいは環境によるものなのか、ということなんですね。同じ能力があったとしても、低所得層で育った子どもは、高水準な教育を受けられない。それは、公平性に劣るし、社会全体にとっても大きな損失といえる。一方で、強い組織、強い社会には、多様性が担保されている必要がある。

──心地のいい「揺らぎ」が必要なんですね。

為末:「揺らぎ」は時間軸でも変わっていくんです。例えば多くのスタートアップ企業は、「同質性」から始まるんです。同じような能力、同じような目標を持つ気の合う仲間が集まって起業をし、新たな秩序をゼロから作り上げていく。ところが、ある程度の年月を経ると「多様性」が必要となってくる。秩序と混沌の間で、組織が揺らいでいく。そこから「デザイン思考」が生まれる。

──なるほど。

為末:話を「ミス」に戻すと、スポーツの試合なんかを見ていてワクワクする大元は、ミスするかもしれない、というドキドキ感にあるような気もしますよね。

(聞き手:ウェブ電通報編集部)



アスリートブレーンズ プロデュースチーム日比より


今回は「揺らぎ」がキーワード。アスリートは、自らのパフォーマンスを高めるために、あえて崩す、そんな練習もしている。揺らぎが成長につながると気づける成長への貪欲さと、成長するための練習をつくるクリエイティビティーがあるのかもしれない。発明やイノベーションは、計画性や秩序の先にはないという発言もあったが、ブレークスルーするためには、意図的に揺らぎをつくることが大切なんだと感じた。
そして、僕たちは、しばしば、完全なもの、完璧なものを求めてしまうし、AIのように絶対に失敗しないもの、に憧れてしまうが、そこに、心地よさはないのかもしれない。僕たちは、自然のリズムの中で、「揺らぎ」と共に生きている。
企業活動といったものに、その「揺らぎ」を取り入れることは難しい。だからこそ、普段の企業活動から遠く、そして存在し得ない「揺らぎを起こす存在」として、アスリートは、適切なのかもしれない。

アスリートブレーンズ プロデュースチーム電通/日比昭道(3CRP)・白石幸平(CDC)

為末大さんを中心に展開している「アスリートブレーンズ」。アスリートが培ったナレッジで、世の中(企業・社会)の課題解決につなげるチームの詳細については、こちら

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英検、受験会場で長蛇の列や混雑を訴えるツイートが氾濫…実際はほとんど混乱なし?

 6月28日、全国各地で実用英語技能検定(英検)の一次試験が実施されたが、その際に試験会場の周辺に長い行列ができ、試験開始時刻を過ぎても会場に入れないといった投稿が、ツイッターをはじめとしてインターネット上にあふれた。

 英検は当初、5月末に今年第1回目の試験が開催される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期を余儀なくされていた。それが、緊急事態宣言が解除されたため、文部科学省などが出した感染防止のガイドラインなどに則り、6月28日に今年第1回目の試験を行うことになった。

 ところが当日、全国の試験会場から、写真付きで以下のようなツイートが多く投稿された。

「ひどい!英検会場の入場待ちの横浜。長蛇の列」

「新橋の英検会場、めっちゃ密になってる」

「日大に英検受けに来たけど、完全に三密状態」

「京都駅付近、長蛇の列が。何かと思えば英検会場に向かう列だって。白衣の人が色々チェックしてるけど、この列の人数をさばいて、開始って時間通りに始まるねんろか??」

「会場に着いてから1時間後にようやく着席できた」

 いまや英検は、さまざまな教育機関で採用されている。中学、高校、大学、大学院などで、取得級に応じて入試の合格判定で優先されたり、内申点に加算されるといった優遇措置を導入しているところもある。また、英語科目の単位として認定されることもある。さらに、海外の学校で、留学資格として利用できるケースも増えており、生徒・学生にとっては単なる英語の“腕試し”ではなく、自身の進路や将来をかけて挑んでいるといっても過言ではなくなっているのだ。そのため、快適な状況で受験できるか否かは、重要な問題となる。

「やっと取れた英検の会場がエライことに。試験開始時間はとっくに過ぎてるのに、受付できてない受験者が会場ビルをぐるりと1週している。雨が降ってただでさえモチベーション保つのが難しいのにコレは酷い。受験に使う大事な時期の試験なのに良いスコア出るのかなぁ」

 このような懸念の声があがっているのも無理からぬところだ。だが、なかにはコロナの感染リスクを懸念して受験を断念したというツイートもある。

「着席時間を20分すぎても会場は入れないどころか大雨の中道路に並んでて、いつまで並ぶかわからないし、密も怖いので英検受けるのやめて帰ることにしました」

日本英語検定協会に直接話を聞いた

 なぜ、このような行列や混雑を招くことになったのか。英検を展開する日本英語検定協会に話を聞いた。

「新型コロナ影響を受け、試験を延期していましたが、ようやく開催できました。それにあたり、いかに安全に試験を実施できるかを検討し、事前に対応策をウェブで周知してきました。厚生労働省や文部科学省の基準に準拠するかたちで、弊協会なりのガイドラインを定めました。

 受験者の安全確保を最優先に考え、感染源を絶つために来場前にヘルスチェックをお願いしたり、会場内はソーシャルディスタンスを保ち、マスクを着用したうえで会話は極力避けるように呼びかけ、換気にも留意しました。

(SNSなどで話題に上がっている)混雑については、おそらく会場に入る前のところだと思います。受験者は試験の前日と当日、スマートフォン上で英検サイトにアクセスし、そこにある質問に回答することで受験の可否が表示される仕組みになっています。そこで「問題ありません」と表示されていることを当日、会場で確認する作業をしていました。スマホを持っていない方や忘れた方には、その場で体温を測り、チェック表に記入していただいて健康状態の確認を行いました。そのように一人ひとりのヘルスチェックをしていたので、入る前に行列ができていました。また、ヘルスチェックのあとは受付で手指の消毒などを行い、各教室へ移動し、試験を受けていただきました」

 十分な感染対策を講じることで、入場までに多少の時間がかかってしまうことは、やむを得ないだろう。だが、受験生にとっては、試験前に多くの時間を浪費することは避けたいところではないだろうか。

「感染防止のために、今までにない手順が加わったので、時間がかかることは想定しており、集合時間を分散させる措置を取りました。また、集合時間から試験開始までは余裕のあるスケジュールを組んでいます。最初のほうに来場された受験生には、待ち時間が長くなりましたが、一部の会場で試験開始が10分ほど遅れたものの、混雑によって試験開始が大幅に遅れたり、試験が実施できなかったということはありません」

 ネット上には、受験生が過密状態になっているような写真が出回っているが、実際に混雑で現場が混乱するようなことにはなっていなかったということだろうか。

「普段、会場として使用させていただいている大学などが、コロナの影響で構内への立ち入りを禁止するなどで借りられず、街中の貸会議室などを会場としたケースがあります。その場合、ビルの上層階が試験教室で受付が1階となり、ご案内に時間がかかったり、エレベーター付近が混雑するということがありました」

 ネット上に投稿された写真を見ていると、かなり人が密集しているようだが、協会側としては、一時的・部分的に受験生が集中することがあったとしても、基本的には間隔を開けるように配慮し、私語は控えるように呼びかけるなど、ウイルス対策を講じていたと主張する。さらに、窓やドアを開放した状態を保ち換気を十分に行い、机などの消毒も行っているので、受験生には安心して試験を受けてほしいと呼びかけている。

 英検は、前述したように多くの教育機関や企業・官公庁などで採用され、受験者数も膨大だ。そのため、英検の取り組みや現場での対応は、さまざまな試験のモデルケースともなり得る。

 また、文部科学省は大学共通テストの英語に関して、英検を利用することを目指しており、今後も各界から多くの注目を浴びることになるだろう。新型コロナ対策は、過去に例のない取り組みとなるため、試行錯誤する部分があるのは仕方がないのかもしれない。だが、受験者の年齢層も幅が広く、影響力も多方面に及ぶ英検には、今回の試験でネット上を騒がせることになった原因を分析し、次回以降に改善されることを期待したい。

(文=編集部)

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 宝塚記念そして6月が終わり、JRA(日本中央競馬会)も2020年の上半期が終了した。

 今週からは本格的な夏競馬が開幕するわけだが、その前にこの6か月をおさらいしておきたい。夏競馬を勝つためにも、しっかりと復習することは大事だからだ。そこで様々なジャンルの上位成績者を調べ、その内容をチェックしてみた。馬券の参考になる要素も多くあるので、ぜひ確認してもらいたい。

 今回は「馬主」「生産牧場」「種牡馬」の傾向をまとめた。


■馬主全体(勝利数ではなく総賞金で算出)
1位 サンデーレーシング 183,135万円
2位 シルクレーシング  169,535万円
3位 キャロットファーム 116,283万円

 大阪杯、天皇賞(春)、安田記念、宝塚記念とG1レース4勝のサンデーレーシングが首位奪取。先週の宝塚記念で僅差だったシルクレーシングを逆転した格好となった。しかし勝利数はサンデーレーシングの50勝に対し、シルクレーシング61勝、さらに3位キャロットファームの52勝にも劣っている。


■個人馬主
1位 ゴドルフィン       100,530万円
2位 松本好雄         68,220万円
3位 金子真人ホールディングス 60,140万円

 この上位3名は毎年上位常連でお馴染みの馬主。世界を代表するオーナーブリーダーのゴドルフィンは所有頭数も多いが、G1レースで結果が出ていないのが痛いところ。他には全体の11位にサトミHC、12位にダノックス、13位にコントレイルの前田晋二氏が続いている。


■クラブ馬主
1位 サンデーレーシング  183,135万円
2位 シルクレーシング   169,535万円
3位 キャロットファーム  116,283万円
4位 社台レースホース   114,391万円
5位 ノルマンディー    57,072万円
6位 ウイン        52,133万円
7位 ラフィアン      50,133万円
8位 東京ホースレーシング 44,470万円
9位 G1レーシング     34,012万円
10位 ロードホースクラブ  29,024万円

 全体8位・クラブ馬主5位ノルマンディーの躍進は、無敗の牝馬2冠馬デアリングタクトの活躍が大きい。逆に全体19位・クラブ馬主9位のG1レーシングは元気がない。昨年1月以降重賞レースは未勝利で、現役馬でもペルシアンナイトとルヴァンスレーヴは衰えが隠せない。加えて現3歳馬で2勝しているのが1頭のみというのも寂しい。同じ社台グループに差をつけられているだけに、巻き返しに期待したい。


■生産者(勝利数ではなく総賞金で算出)
1位 ノーザンファーム 725,047万円
2位 社台ファーム   348,625万円
3位 ノースヒルズ   101,749万円

 王者ノーザンファームが2位社台ファームにダブルスコアの圧勝だ。3歳クラシックは全敗だったが、大阪杯・天皇賞(春)・ヴィクトリアマイル・安田記念・宝塚記念を勝ち、G1レース5勝はさすが。とはいえ昨年は約169億円を稼いでいたので、その比較では半分以下。下半期でどれだけ稼げるか興味深い。

 逆に2位社台ファームは、ノーザンファームには引き離されたものの、昨年の年間60億円の半分以上をすでに稼いでいる。G1レースの勝利は2018年のフェブラリーSを最後にないが、今年はすでに昨年の年間7勝と同じ重賞を7勝と好調だ。

 ノースヒルズは無敗の2冠馬コントレイルの影響が大だが、ここまで35勝は過去最高だった昨年の46勝を上回るペース。この勢いは当分続きそうだ。


■種牡馬(勝利数ではなく総賞金で算出)
1位 ディープインパクト 400,985万円
2位 ロードカナロア   198,939万円
3位 ハーツクライ    152,426万円

 御覧の通りディープインパクトが2位ロードカナロアに倍以上の成績で圧勝している。コントレイルを筆頭に、フィエールマン、グランアレグリアでG1レースを4勝。他にもダノンキングリー、カレンブーケドール、ワールドプレミア、ラヴズオンリーユーといった才能豊かな4歳馬が揃っており、秋以降も盤石の布陣といえそうだ。

 2位ロードカナロアはアーモンドアイ、サートゥルナーリア、ダノンスマッシュ、ダイアトニック、キングオブコージが代表産駒。G1レースはアーモンドアイの1勝のみで、3歳馬がクラシックであまり活躍できなかったのが響いた。

 ハーツクライは皐月賞と日本ダービーで2着だったサリオスが現役の代表産駒。ただし4歳馬で期待できそうな馬がいないのが痛いところか。

 以上、2020年前半のJRAから各ジャンルの上位をまとめた。この傾向が夏競馬、そして秋競馬以降も続くのか。それともこの流れを変える超新星の誕生がみられるのか。ますます盛り上がる競馬から目が離せない。

なぜか人から好かれる人がやっている「気の使い方」とは?

 

 「気を使える人」は、コミュニケーションも上手にとれる。そういう人は相手からも好かれるもの。

 誰もが人から好かれたい気持ちはあるだろう。では、気の使える人になるにはどうすればいいのか。それを伝授するのが『好かれる人のちょっとした気の使い方』(山﨑武也著、三笠書房刊)だ。

 本書では、人間関係で知らないうちにおかしていたタブーに気づき、相手の心にプラスの刺激を与えるノウハウや会話がはずみ、さわやかな印象を残す話し方・行動術を紹介している。

■「なぜか人からプレゼントをもらえる人」の処世術

 人に何かをプレゼントをしたとき、うれしそうに感謝されると安心する。ただ、本当に喜んで使ってもらっているだろうかという不安も同時に抱えてしまう。だから、いざ自分がプレゼントをもらう側になったときは、そのプレゼントをどのように消費したか、どのように使っているかを相手に伝えることが親切であり、気遣いができているということになる。

「美味しくて子どもも喜んで食べた」「とても重宝している」と一言添えて、感謝の気持ちを伝えたり、何か身につけるものをもらった場合は、贈り主と会うときに身につける。相手は自分の贈ったものが使われているのを自分の目で確認すれば安心する。こんなに喜んでくれるのであれば、また何か贈ってあげようとも思うだろう。

 こうして「贈りがいのある人」と人から思われるのだ。ものをもらったら、上手に喜んでみせることも、重要な処世術なのだ。

■平均的な仕事ぶりだけど人から好かれる人がやっていること

 職場で、平均的な仕事ぶりではあるが、上司や同僚からかわいがられ、人気のある人がいる。なぜなのか。著者は、上司、同僚、後輩でも、人の言うことに耳を傾け、「なるほど」「そうですか」と感心することができると言う。

 自分が既に知っていることでも、決して知っているとは言わないし、そのような気配を見せない。上司が気の利いたことを言ったときは「さすがですね」とタイミングよく持ち上げる。お世辞を言うのではなく、相手に関心を持ち、謙虚に構えることで、こういった言動ができるのだ。

 ビジネスの場でもプライベートでも「気の使い方」は大切だ。

 喜怒哀楽は自己表現であるとともに、自分の気持ちを相手に伝えるためのものでもある。気持ちを上手く伝えるためにも、本書から「好かれる人の気の使い方」を学んでみてはどうだろう。(T・N/新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

JRA川田将雅、C.ルメールの馬券的「狙い所」くっきり!? 今、美味しい「ローカル王」はあの騎手か【2020上半期ジョッキー総括】

 宝塚記念そして6月が終わり、JRA(日本中央競馬会)も2020年の上半期が終了した。

 今週からは本格的な夏競馬が開幕するわけだが、その前にこの6か月をおさらいしておきたい。夏競馬を勝つためにも、しっかりと復習することは大事だからだ。今回は騎手や調教師など様々なジャンルの上位成績者を調べ、その内容をチェックしてみた。馬券の参考になる要素も多くあるので、ぜひ確認してもらいたい。

■騎手
・関東リーディング
1位 吉田隼人 39勝
2位 横山武史 39勝
3位 三浦皇成 37勝

 意外な騎手が上位となっているが、吉田と横山は裏開催で稼いでおり、吉田はなんと東京と中山で未勝利。しかも東京は一度も騎乗なしという徹底ぶりだ。勝利数は確かに多いが、重賞も未勝利で内容的には評価が難しいところ。

 横山は東京と中山が合わせて14勝と全体の半分以下。函館開催も3週間で8勝は立派だが、やはりトップジョッキー不在の恩恵は少なくないだろう。

 その点、怪我で本格的な騎乗が3月からだった三浦は、4か月で37勝、しかもそのほとんどが中央場所なのでこれは評価したい。このペースでいけば、関東の年間リーディングの最有力候補といえるだろう。


・関西リーディング
1位 ルメール 95勝
2位 川田将雅 88勝
3位 武豊   60勝

 ある程度までは川田がトップだったが、あっという間にルメールが抜き去り驚異の95勝。2度目となるJRA年間200勝も視野に入る勢いだ。それにしても95勝は関東リーディングの約2.5倍の数字。勝率26.8%・連対率42.1%は驚異的であり、G1レース3勝もさすがといったところ。

 川田は勝率・連対率ともにルメールを上回っているが、騎乗数を絞っているのが勝利数で劣る要因。またG1レースは未勝利で重賞3勝は、昨年の重賞が15勝だったことを考えるとビッグレースでの信頼度が落ちる印象だ。自己最高の152勝をあげた昨年を上回るペースだが、やはり大一番での凡走が多い。実際に収得賞金は、ルメールが約19億1000万円で川田は約14億5000万円、勝利数が7勝しか違わないが4億6000万円の差がある。

 逆に勝利数が川田より28勝少ない武豊は約12億2000万円で、川田との差は約2億3000万円しかない。秋こそは待望の芝G1レースでの勝利を見せてほしいものだ。


・開催別勝利数1位
東京
 2020年前半の東京はルメールが独走の53勝。続くレーンが33勝だったことを見ても、やはりルメールが抜けている存在だ。

中山
 2020年前半の中山はルメールが20勝でトップだが、同じ20勝に1月の中山しか騎乗していないマーフィーがいる。3位はデムーロで外国人騎手がトップ3を独占。

京都
 2020年前半の京都は37勝の川田が2位に15勝差をつけている。勝率31.9%・連対率50.9%は衝撃的な記録といってもいいだろう。

阪神
 2020年前半の阪神は35勝の川田が1位。ここでも勝率28.0%・連対率46.4%とハイアベレージだが、35勝のうち26勝が平場戦で、特別戦よりも平場戦の方が良績を残しているのは覚えておきたいところ。

函館
 2020年前半の函館は8勝の横山武史、池添謙一、団野大成が並んでいるが、2着と3着の成績で辛うじて横山が1位。残り3週の函館開催も注目だ。

福島
 2020年前半の福島は11勝の西村淳也が関西所属騎手ながらトップ。今週から始まる福島開催も目が離せない存在といえるだろう。

新潟
 2020年前半の新潟は、デビュー2年目で関西所属騎手の岩田望来がトップ。夏の新潟開催も活躍が期待できそうだ。

中京
 2020年前半の中京も、デビュー2年目で関西所属騎手の岩田望来がトップ。12勝は2位に7勝差の圧勝で、勝率21.1%・連対率33.3%も見事だ。

小倉
 2020年前半の小倉は13勝の藤岡佑介がトップ。勝率26.0%・連対率38.0%はトップジョッキー並みの好成績で、13勝のうち特別戦が半分以上の7勝と大一番でも強いのが特徴だ。

 この開催別成績をまとめると、関東の中央場所はルメールで、関西の中央場所は川田の独壇場。裏開催は岩田望来(新潟と中京で1位)と西村淳也(福島1位・中京と小倉で2位)というのが、2020年前半の傾向といえるだろう。おそらく今後も外国人騎手が短期免許で来日しにくい状況だけに、今年は日本人騎手に大きなチャンスがある状況だ。


■調教師
・関東リーディング
1位 堀宣行  27勝
2位 国枝栄  25勝
3位 藤沢和雄 24勝

・関西リーディング
1位 矢作芳人 28勝
2位 友道康夫 27勝
3位 杉山晴紀 22勝

 ジョッキーは東西で大きく分かれたが、調教師は東西で接戦だ。この要因は、関東所属の調教師であっても、関西のトップジョッキーや外国人騎手に騎乗を依頼することが可能だからである。

 関東堀厩舎の勝ち頭はレーンで半数以上の14勝。4月の皐月賞週からの騎乗でこの成績は恐るべしといったところ。ちなみに堀厩舎全27勝のうち、関東所属日本人騎手での勝利はわずか6勝だ。

 国枝厩舎も半数以上が外国人騎手と関西所属騎手でのもの。藤沢厩舎も半数の12勝は関西所属のルメールだ。逆に関西の矢作調教師は、28勝のうち最多の10勝は所属騎手である坂井騎手でのもの。厩舎の出走数の3分の1以上に若手の愛弟子を騎乗させて、リーディングトップ獲得は素晴らしいといえるだろう。

パチスロ新台「純増9枚×ストレート AT」「激甘マシン!?」登場! 7月デビュー激アツ機の「重要ポイント」を特集!!

 営業再開後のホールを盛り上げている新機種たち。パチスロ分野では、人気シリーズ『番長』や『沖ドキ!』最新作が絶賛稼働中だ。

 7月も“激アツ”機種が続々と登場予定。「純増9枚×ストレート AT」を搭載したビッグコンテンツや、「勝てない」「当たらない」などと「言い訳はさせない」A-Typeスペックがホールへ降臨する。

 今回は7月の前半に導入予定となる新台の「重要ポイント」を特集したい。

7月前半・注目パチスロ新台!


BLACK LAGOON4』(スパイキー)

 ファン待望の人気シリーズ最新作は、1G純増約9枚の減算区間なしという超強力AT機として登場だ。出玉獲得のメインとなるAT「ラグーンラッシュ」への主な突入契機は「デスペラードバトル」と「トゥーハンドチャンス」の2種類。主にレア役などから「デスペラードバトル」を目指す流れとなっている。

 AT中は青7ベル5回成立で、チャンス役成立時と同じ抽選を受けられる点も大きな特徴。定期的に好機が訪れる仕組みは好評を得そうである。

 爽快感が追求された演出が盛り込まれている点も本機の魅力。これまでとは一味違う『BLACK LAGOON』を堪能できそうな仕上がりだ。

パチスロ 言い訳はさせないわよ!by壇蜜』(ボーダー)

 多方面で活躍する人気タレント壇蜜とのタイアップ機。ボーナスのみのタイプで、設定は3・5・6の3段階となっている。技術介入要素があり、フル攻略ならば最低設定でも機械割は101.84%を誇る。最高設定の最大機械割は107.68%だ。


 ボーナスはBB、RBの2種類。BBは209枚、RBは84枚を超える払い出しで終了となる。どの設定でも「50%以上で100G以内の連チャン」に結び付くという、まさに「言い訳はさせない」スペックを実現した。壇蜜のキャラクターを存分に活かした魅惑のボイスも遊技を大いに盛り上げてくれそうだ。

ワンバーS-30』(ベルコ)

 同社が誇る『ワンバー』シリーズの最新作。純増2.9枚のAT機で、先代までの流れを汲んだゲーム性となっている。お馴染みの「Hooah!」も搭載されており、CZorATが当選する最大周期は155G。ゾロ目Gはチャンスとなるようだ。

 ATは差枚数管理タイプ。赤7が揃うたびに約100枚の上乗せ、または「Hooah!」のチャンスで最低333枚の上乗せが期待できるゲーム性だ。本機最強トリガー「咆哮フリーズ」発生時はエンディング到達が濃厚となる。演出シーンを盛り上げる4thリールを搭載している点も注目だ。