香港国安法、中国国外で“中国政府の悪い噂”発信しても違法・逮捕…報道の自由が困難に

「『警官がデモ隊を殴り殺した』などという噂を広めた人々は香港国家安全保障法(国安法)に違反しているとみなされる」――。中国国務院香港マカオ事務弁公室の張暁明副主任は1日、記者会見でそう語った。香港の非営利英語ニュースサイト「Hong Kong Free Press」が2日、記事『Spreading rumours of police killing protesters at Prince Edward MTR may breach Hong Kong security law – Beijing official』で報じた。人権弾圧や言論出版の自由のはく奪の懸念が広まっている国安法に、また一つ新しい懸念が明らかになった。

 同記事によると張副主任は、「昨年8月に香港プリンスエドワード駅で警察が市民を殴り殺した」との噂が広がった件を例示し、「(噂を広げるという)この種の行為は、警察に対するあらゆる社会的不満を何もないところに集中させる。悪意と深刻な結果を伴う中央政府を標的とする行為には法的結果がもたらされる可能性がある」と述べたという。

 国家安全保障法第29条で、香港政府に対して憎悪を誘発することは禁止しされている。この見解は、「警官がデモ隊を殺害したかもしれない」という未確認情報を発しただけでも、同法違反に問われる可能性があるというのだ。

 AFP通信などによると、昨年8月31日、同駅では列車内やホームにいたデモ隊を治安部隊が警棒やトウガラシスプレーなど使い、制圧した。その際、数十人が負傷した。死者が出たという噂は医療関係者やジャーナリストが駅から追い出された後に広まった。

全国紙記者「死者が出たかどうか正確に確認するのはメディアですら難しい」

 海外での紛争取材の経験のある全国紙記者は次のように話す。

「混沌とした警官隊とデモ隊との衝突現場で、正確な情報を瞬時に把握するのは不可能です。これまでのように現場にジャーナリストや医療関係者などの目撃者がいれば、追跡取材や事実確認ができますが、事が終わった後で、『死者が出たのかどうか』をファクトチェックしようとすれば非常に難しくなるでしょうね。当局が事実を歪曲することなく伝えているのなら問題はないでしょうが、今後、中国当局はどうなのでしょうか。

 また国安法の最大の懸念は、違反となる行為が香港領内での発言や報道にとどまらない可能性が高いことです。つまり日本で行われた公の言動も、中国政府が主張する『中央政府を標的とする悪意ある噂を広げた』と認定されれば、中国国内に入った瞬間に拘束される可能性があるということです。中国に今後、一回も行かないということはマスコミ業界にいる限り、不可能です。リスクが大きすぎて、国際畑の編集幹部は頭を抱えているみたいですね。今後は何が起こっても、基本的に中国政府の公式発表か、香港当局の確認を取った報道しかできなくなるのではないかと不安です」

 香港の国安法の懸念はどこまで広がるのか。

(文=編集部)

 

【募集告知】「ニューノーマルの時代に求められるトランスフォーメーションとは?」応募受付中

ニューノーマルの時代に求められるトランスフォーメーションとは?


電通、電通デジタル、ビービッドの3社は、7月16日に開催するウェビナー「ニューノーマルの時代に求められるトランスフォーメーションとは?」の参加者を募集している(7月14日18:00まで)。

【概要】

日 時:7月16日15:30~16:45
会 場:オンライン
対象者:企業経営者、及びDX、新規事業、マーケティング担当者の方
費 用:無料(事前登録制 登録締切:7月14日18:00)
主 催:電通・電通デジタル・ビービット
詳 細:
https://peatix.com/event/1531793/view?k=b33d11e4c5bb5c9e01f93259e1fd29fd0eb0f3f1

※ 競合他社及びフリーアドレスでのお申込みはお断りさせていただきます。
※ プログラム内容は変更となる場合がございます。

 

【アジェンダ】

1.withコロナ時代の概観
2.着目するべき企業の動き
3.これからの企業のトランスフォーめションの指針とは?
4.質疑応答

【事務局コメント】

withコロナの時代、「ニューノーマル」「ネクストノーマル」という言葉に代表されるように、不可逆となった変化も多い。ただ、「ニューノーマル」「ネクストノーマル」がなにを指すのか、なにをやったらいいのか戸惑っている企業関係者も多いかもしれない。
言葉の定義にふりまされるのではなく、企業や生活者の動きを見ながら、Withコロナのの時代に、企業が何に取り組んでいかなければいけないか、長く企業経営・マーケティング戦略づくりをリードしてきた3人がヒントを導出する。

強すぎる感受性に苦しむ「HSP」のための、心が楽になる考え方

 

「周りに機嫌が悪い人がいると緊張してしまう」
「他の人が受け流せるようなことが心に引っかかって落ち込んでしまう」
「何かあるとすぐに動揺して、取り乱す」

 日常生活でこんなことはありませんか? もし当てはまるなら、あなたはもしかしたら「HSP」かもしれません。

「HSP」とは「Highly Sensitive Person」の略で、普通の人よりも感受性が強く、繊細な人のことを指します。他人のちょっとした変化に気づいたり、物事の細かいところまで気を配れたりと、「繊細さ」にはいい面がたくさんある一方で、対人関係で疲れやストレスを溜めやすかったり、細かいところに目が行きすぎて、やるべき作業がなかなか進まなかったりすることも。「敏感なセンサー」は諸刃の剣なのです。

 では、繊細すぎて悩みやストレスを感じている人は、「細かいことは気にしない!」と、自分の鋭さや細やかさにフタをして、少しばかり「鈍感な人」を目指すべきなのでしょうか?

■無理に「鈍感」になる必要はない!

『「HSP」で「ひきこもり」だけど私は元気です。』(かほり著、武田友紀監修・解説、ソシム刊)は、周囲の人よりも敏感な感受性を持つがゆえに悩む人に向けて、毎日を快適に自分らしく過ごすアドバイスを与えてくれます。

 この本を監修したHSP専門カウンセラーの武田友紀さんは、繊細な人は「繊細さを大切にすることで、どんどん元気になる」としています。無理に鈍感になろうとしたり、自分の感受性を押し殺そうとしなくてもいいのです。

 これを理解したうえで、気持ちが落ち込んだ時や、悩んでしまった時、ストレスを感じている時をどう乗り切っていくか、という話になります。

■頭では「やらなきゃ」と思っていても

 まず大切なのは、疲れた時やストレスが溜まっている時は、潔く休むこと。真面目な人ほど休むことに罪悪感を抱くものですが、エネルギーが枯渇している状態で無理やり動いても、状況は改善されません。

 心と体はリンクしています。頭で「動かなきゃ」「これをやらなきゃ」と思っても体がついてこないのであれば、それは「まだ動きたくない」が本音なのです。たっぷり休んで、自然に「これをやりたい」「もう休むのにも飽きてきた」という気持ちが生まれてきたらもう大丈夫。そこからリスタートしましょう。

■自分の気持ちに目を向けよう

 落ち込んで自分に自信が持てない時に、自己肯定感を復活させるには、できた物事をカウントするのではなく「楽しい」「嬉しい」「嫌だ」といった自分の気持ちに目を向けていくことが大切だと、武田さんはいいます。

「掃除したくない」と思ったら、自分を「怠け者だ」と責めたりするのではなく、掃除したくない気持ちをそのまま受け入れるのがポイント。どんな気持ちも「今、自分はこう思っているんだな」と受け入れ続けることで「どんな自分でもOK。私は私でいいんだ」という自己肯定感につながります。

 本書の著者、かほりさんもまたHSPであり、苦しんだ末に自分の性質とうまく付き合いながら生きていく術を身につけた一人。会社で、家庭で、学校で。彼女のように、繊細がゆえの生きにくさを抱えている人は、きっと少なくないはずです。

 繊細さは小さな幸せも味わえる素敵な気質であり、まちがいなく長所です。その長所を殺さず、かつ必要以上に傷つくことがないような考え方や振る舞い方が、本書からはきっと見つかるはずです。
(新刊JP編集部)

パチスロ新台「高純増タイプ」に熱視線!! 「名物ライター」が「解説動画」を続々配信!!

 緊急事態宣言が解除されて1ヵ月以上が経過し、パチンコホールにも活気が戻りつつある。

 パチンコ・パチスロの新台にもユーザーの注目が集まっている印象があり、特にコナミアミューズメントの『戦国コレクション4』、スパイキーの『パチスロ BLACK LAGOON4』は熱視線が注がれている状況だ。

 前者は「1ゲーム約10枚」という6号機において最高の出玉速度を実現し、大きな話題となっている。

 様々な完走トリガーを搭載。約240ゲームで有利区間を完走する疾走感は驚愕の一言である。

 人気の『戦国コレクション2』を踏襲したゲーム性ということもあってユーザーの期待が膨らむばかりだ。

 また、ARROWS- SCREENではシーサ。が本機の解説動画を担当。その様子は『【純増約10枚!6.1号機の衝撃!】シーサ。回胴日記番外編(戦国コレクション4編)』で確認できる。

 後者の『パチスロ BLACK LAGOON4』は、5号機A+ ARTで旋風を巻き起こした前作『パチスロ BLACK LAGOON2』の後継機だ。

 今回はAT機として登場するが、6号機に有りがちな「規定ゲーム数」ではなく、レア役での当選がメインとのこと。

 ゲーム性に関して非常に期待が高まっており、7月の登場機種で1番の注目株といっても過言ではない。

 そんな『パチスロ BLACK LAGOON4』の情報をいち早く入手したいパチスロユーザーも多いだろう。

 ユーザーの期待に応えるように、本機の解説動画は複数存在する。


 その中でもオススメは『〈最新台解説〉【ブラックラグーン4】〜6号機なのに最短1Gで引き戻すヤバい台〜ファイト青山! #35』だ。

 本動画は「パチンコ・パチスロ必勝本WEB- TV」が配信している人気番組「ファイト青山!」の企画。パチスロライターの「青山りょう」と「嵐」が同機種を解説する。 

 詳しくは動画をご覧いただきたいが、解説において定評のある「嵐」を軸に、「青山りょう」が番組を盛り上げる構成だ。

 通常時からAT当選の流れや、爽快な出玉速度、アツい演出など様々な情報を得ることができる。

 動画では有利区間完走も達成。特化ゾーンや疑似ボーナスで出玉が増加していく様子は必見だ。

 気になる方、ご興味のある方は是非ご覧になってみてはいかがだろうか。

JRA藤沢和雄厩舎「最後」のクラシック大本命!? 全姉ハープスターの超大物が仕切り直しの函館でヴェールを脱ぐ

 ついに噂の超大物候補がヴェールを脱ぐ。アークライト(牡2、美浦・藤沢和雄厩舎)が5日の函館5R(芝1800m)でようやくお披露目となりそうだ。

 当初は東京でのデビューを予定していたが、開催が進んで馬場が悪くなってきたことを考慮して延期。満を持しての函館デビューとなった。22年2月に定年を迎える名伯楽にとっても最後のクラシック候補として注目のレースとなりそうだ。

 アークライトの血統は母ヒストリックスター、祖母に2冠馬ベガがいる超良血。全姉ハープスターは2014年の桜花賞(G1)を勝利し、凱旋門賞(G1)にも挑戦した名牝だ。また、父にディープインパクトが選ばれたのもハープスター以来7年ぶりとなる。全弟ともあれば、否が応でも期待が大きくなるだろう。

 藤沢師が惚れ込んだだけのことはある。500キロを超える恵まれた馬体、古馬と併せ馬を行って互角の動き。牡馬ということもあって、生産したノーザンファームの期待もかなり高い。

 24日の1週前追い切りでは函館・芝コースで4ハロン54秒8、ラスト1ハロン12秒2を馬なりでマークする軽快な走りを披露した。新馬戦からC.ルメール騎手を配したことも、必勝を期してのデビューになりそうだ。

「東京でのデビュー前に美浦の坂路で4ハロン59秒4、ラスト14秒4と最終追いにしては物足りない動きだったことからも、デビュー延期は既定路線だった可能性が高そうです。

荒れ模様の天気と馬場状態を考慮したということですが、今週末の函館は晴れの予報も出ているように、結果的に函館デビューは正解だったかもしれません」(競馬記者)

 先日の函館スプリントS(G3)をダイアトニックが1分7秒5の好時計で勝利していることからも、函館の馬場は非常に良好な状態となっている。まさに陣営が望んだ好天と良好な馬場に完全に一致したといえるだけに、さすがといえる名伯楽の読みの鋭さだ。

 藤沢厩舎といえば古くはタイキシャトルで安田記念(G1)、バブルガムフェローで天皇賞・秋(G1)を勝っているように東京競馬場のイメージが強い。だが、近年はソウルスターリングやタワーオブロンドンは北海道でデビューしてG1馬へと駆け上がった。超良血アークライトも偉大な先輩に続いてデビュー戦を飾ることができるだろうか。

パチンコ店員が震えた「超・緊急事態」とは…嵐の日に「空前絶後のトラブル」発生!?


「困ったときの店員頼み」。パチンコ店で遊戯中になんらかの理由で「呼び出しボタン」を押し、店員に対応してもらった経験は皆さんあるかと思います。

 お使いを頼みたい、遊技台のエラーを直してほしい、ドル箱を交換してほしいなど、様々な場面でホール店員が必要となりますが、「呼び出しボタン」を押してもなかなか対応してもらえずイライラしてしまうのはホールの「あるある」でしょう。

 特に、ドル箱が一杯になって下ろしてほしい時や、遊技台のトラブルなどの直ぐに対応してほしい場合は、「早く来いよ」と思う事もあるでしょう。

 私も、ホール店員時代にお客様を待たせてしまって「もっと早く来れないの?」なんてイライラした様子で言われてしまった事もございました。無論、お客様をお待たせしないように努めていましたが…。

 直ぐに対応できない「やむを得ない状況」もあるのです。

 一番多かった理由は「呼び出しボタン」を押しているお客様が複数いて、その対応に追われているケースです。この場合は基本的に呼び出された順番通りに対応します。

 ただ、すぐに対応が終わる用件ばかりなら問題ないのですが、遊技台の重大なトラブルが重なってしまうと相当な時間を要してしまうのです。その際は、大変申し訳ないですがお待ちいただかざるを得ない状況となってしまいます。

 そしてもう一つ、島の設備トラブルで玉やメダルが自動的に補給や回収ができなくなった場合です。トラブルが原因で大当り中に玉が払い出されない、サンドからメダルが貸し出されないなどの状況になってしまえば、困り果てたお客様で溢れかえってしまいます。

 必然的にお客様は「呼び出しボタン」を押してスタッフの対応を求めますが、設備トラブルを改善しない事には対応しようがないのでお待ちいただく事しかできません。

 例えば、パチンコ島の玉を循環させている「還元機」が故障してしまえば、パチンコとしての機能が完全に失われてしまいますし、復旧まで非常に時間が掛かります。スタッフ総出で修復や状況説明を行わなければならず、とても大変です。

 こちらの状況を汲んでくださるお客様は「大変だね。頑張って」などの温かいお言葉で励ましつつトラブル解消を待っていただけるのですが、中には待ちきれずにイライラして暴言を吐くお客様もいらっしゃいます。

 無論、設備トラブルはホール側の問題でお客様に何の罪はありませんし、イライラしてしまうのも分かります。だからこそ、ホールスタッフも必死に対応しているのですが、理想どおりの業務を行う事はけっして簡単ではないのです。

 このように、お客様が「呼び出しボタン」を押されても対応できない理由は様々でございますが、その中でも忘れる事のできないエピソードがございます。

 それは、遊技されている「ほぼすべてのお客様」から呼び出しボタンを押されるという「緊急事態」に遭遇した事です。

「そんな事あり得ない」なんて思うかもしれませんし、実際にそのような経験はこれまでありませんでした。ではなぜこのような異常事態が発生したのでしょうか…。

 それは「落雷」による停電です。

 パチンコ店において、数百台もの遊技台の機能が失われる「停電」は致命的です。だからこそ、多くのパチンコ店は「避雷針」などを完備して滅多に停電にならないように努めていると思います。

 私が勤めていたホールも「停電」とは無縁と思うほどしっかりした設備だったのですが、強烈な「ゲリラ雷雨」が直撃した際、一度だけ停電した過去がございました。

 遊技台の音やBGM、きらびやかな照明など、ホール特有の様々な音や光が一瞬にして消え去り、突如としてホールは暗黒の世界に覆われ異様な静けさとなったのです。驚きのあまり状況を飲み込むのに時間が掛かりました。

 インカムの電波も遮断され、完全に孤立した状況となった私の思考は完全に停止。「一体なにをすればいいのか」そんな事も考えられず、「これは夢だな」と現実逃避をするという…もはや「店員失格」の烙印を押されても仕方のない行動しかとれなかったのです。

 ただ数秒後には思考回路が復活。「拡声器でアナウンスしなくては」そう思い、保管場所へと全速力で走って向かったのですが…。

 その矢先に停電は改善され、ホールには遊技台の電源立ち上がりを知らせるけたたましい音が鳴り響いたのです。「助かった…。この窮地を何とか乗り越えた」と心から安堵したのですが…。

 最大の試練はココからでした。現金投入するサンドの通信だけは復旧していなかったため、ICカードの返却や貸し出しボタンを押せない状況で困ったお客様が一斉に「呼び出しボタン」を押すという「異常事態」が発生したのです。

 インカムで他のスタッフと意思疎通を図ろうにも「○○番台までお回りください」というCPUアナウンスが絶えず鳴り響いてしまうため、どうする事もできませんでした。これでは埒が開かないと判断した私は、館内マイクでサンド復旧をお待ちいただくようにアナウンスして事なきを得たのです。

 このような事態は非常に稀ですが、お客様に「呼び出しボタン」で呼ばれても直ぐには対応できない場合がある事をご理解していただいた上で、ご遊技していただければ幸いにございます。

(文=ミリオン銀次)

映画レビュー「のぼる小寺さん」

一心に壁をのぼる小寺さん。じっと見つめる卓球部の近藤。ある日、近藤は思い切って小寺さんに話しかける。すると彼女は――。

投稿 映画レビュー「のぼる小寺さん」映画遊民 映画をもっと見たくなる! 映画ライター沢宮亘理の映画レビュー、インタビューetc に最初に表示されました。

渡部建、復帰する唯一の方法はコンビで「勘違い不倫コント」披露?霜降り明星せいやとの差

 多目的トイレでの不倫騒動勃発後、活動自粛中のアンジャッシュ・渡部建が「週刊文春」(文藝春秋)7月2日号でインタビューに応じた。自身のおごりから芸能生活最大のピンチに見舞われた渡部は「今後復帰できるとも思っていないし、そんなことを考える余裕もない」と涙ながらに心情を吐露していたが、過去にスキャンダルの後に復帰した芸能人は少なくない。果たして、渡部の今後はどうなるのだろうか。

霜降り明星・せいやとの違い

「復帰は難しいですね。かなりの期間を置かないとダメでしょう。少なくとも、コロナ禍が落ち着いた頃じゃないですかね」

 お笑い番組の構成に携わったこともあるテレビディレクターは、このように語った。復帰を前提とした謝罪会見を開くというのもひとつの手だが、それは難しいという。

「これまで芸能界の不倫騒動はいくつもありましたが、今回は出てくるエピソードが強烈すぎましたよね。会見で『なぜ多目的トイレだったのか?』『15分1万円という金額をどう思うか?』というクエスチョンが飛んだとき、笑いを混ぜたアンサーができるとは思えません。本人も、会見は開けないと自覚しているんじゃないですかね。

(一般女性とのZoom飲み会で下半身露出騒動を起こした)霜降り明星のせいやは独身で、かつハメられた感もあり『バカだなぁ』と笑えましたが、渡部はカッコよさがある上に既婚者。イメージと暴露された行為にギャップがありすぎるんです。これが致命的ですよね」(前出のテレビディレクター)

 不倫などの男女問題に詳しいライターの稲垣翼氏は、以下のように語る。

「僕は不倫自体を否定はしませんが、今回はさすがにアウトです。不倫は、相手が『いい付き合いだった』と思ってくれてこそ意味がある。たとえば、愛人関係では経済的な面倒を見るから成り立つわけです。今、世間ではパパ活がはやっています。SNS上で知り合った男女がお金で付き合うわけで、その額は安くても3万円です。一般の会社員の何倍も稼いでいる渡部さんが1万円というのは、いかにもケチくさいし、女性をモノ扱いしたと思われても仕方ないですね」

 幅広い芸風で知られる渡部の武器のひとつが、恋愛心理学=女性の落とし方だ。

「彼は自身のYouTubeチャンネルで、『女の子から家に呼ばれる魔法の裏ワザを教えます』などと、いくつかのモテテクを披露していました。たとえば『俺、パソコンの初期設定が得意だよ、と言って家に上がり込む』と述べていますが、今となっては“ゲスな手法”としか見られませんね」(稲垣氏)

 ほかにも、グルメや高校野球などの武器を地道に磨いてきた渡部は、お笑い界でも独自の立ち位置を築いていた。しかし、今回の不倫騒動ですべてを失ったと言っても過言ではないだろう。

渡部が復帰する唯一の方法とは

 では、このまま渡部が復帰することは本当にないのだろうか。ある芸能事務所関係者は、独自の見解を示す。

「個人的には、アンジャッシュとしての復活しかない気がします。というのも、渡部さん個人の芸は、どれもこれも一流とは言い難い。悪く言えば中途半端なわけですが、コンビでの『勘違いコント』だけは絶品です」

 アンジャッシュの代名詞であり、かねて評価の高かった勘違いコントが復帰のカギになるということだ。

「ラジオでピンチヒッターを務めた相方の児嶋さんが涙ながらに『(渡部は)優しさがなかった』などと語ったことで、世間は同情の目を向けましたよね。そこがキモだと思います。児嶋さんとともに、新作の勘違いコントを練りに練ってつくり、舞台で披露する。それこそ、ラストに『勘違い不倫』として自身のスキャンダルをネタにして、『お前は渡部か!』『児嶋だよ!』なんて掛け合いを入れたりすれば、おもしろくなるのではないでしょうか。同時に、その場で自分の言葉で謝罪なり反省の言葉を述べる。それが、唯一かつ最良の選択だと思います」(前出の芸能事務所関係者)

 芸能生活の土台を築いた芸を磨くことで、初心に帰る。そして、地道にやり直す。才能のあるタレントだけに、このまま埋もれさせるのはもったいない。人間は誰でも過ちを犯す。一度だけチャンスを与えたい、と思う関係者も存在するように、性根を入れ替えてがんばってほしい。

(文=山本泰三/芸能ライター)

映画レビュー「MOTHER マザー」

母としての覚悟も責任も欠いた毒母。だが、少年にとって、頼れるのはこの母親だけ。母親のためと思い、少年は殺人を犯してしまう。

投稿 映画レビュー「MOTHER マザー」映画遊民 映画をもっと見たくなる! 映画ライター沢宮亘理の映画レビュー、インタビューetc に最初に表示されました。

中国、香港国家安全維持法で世界中を摘発対象に…「戦争の理由」を得た米国が制裁強化へ

 中国による「香港国家安全維持法」が6月30日夜に施行された。これは、習近平指導部が香港の統制を強める目的で制定された法律で、中国共産党への批判や香港独立などの主張を違法とするほか、香港に中国政府の出先機関である「国家安全維持公署」の設置などを定めている。また、香港の法律より優先されることになっており、香港に2047年まで認められていたはずの「一国二制度」を崩壊させるものであることは間違いない。

 これを受けて、香港では民主派によるデモや集会が行われ、すでに同法違反の10人を含め、合計370人以上が逮捕されている。

 同法は「国家分裂」「国家政権転覆」「テロ活動」「外国・境外勢力と結託して国家の安全に危害を加える」の4つの行為を処罰の対象としているが、施行に合わせて条文が公開されたことで、新たな問題点も明らかになってきた。

 たとえば、第38条には「香港特別行政区の永住者の資格を有しない者が、香港特別行政区の外で香港特別行政区に対してこの法律に基づく罪を犯した場合に適用される」とある。つまり、外国人が海外で行った行為も処罰の対象としており、これは他国の主権を侵すことになるのではないだろうか。そのため、アメリカのマイク・ポンペオ国務長官は「すべての国に対する侮辱」と非難している。

 また、国家分裂罪に関しては、ウイグル、チベット、台湾の独立や中国との分離に関する言動も「武力を使用する、あるいは使用すると恫喝する、しないにかかわらず」とされており、外国人がウイグルやチベット、台湾の独立問題についてインターネットなどで支持を表明しただけでも、香港渡航時に摘発の対象となり得るわけだ。

 香港国際空港では、トランジット(乗り継ぎ)でも一旦入境しなければならないケースが多く、単なる乗り継ぎも危険ということになる。また、香港で活動する外国人駐在員などが常に危険にさらされることにもつながる。中国では、司法の運用に対する透明性はないに等しい。当局の恣意的な検挙や摘発により企業の社員などが逮捕される可能性が常にあり、事実上の人質となってしまいかねないのだ。

 また、企業や団体も摘発の対象となるため、違反すれば操業停止などに追い込まれることになる。このような状況で正常な企業活動を行うことができるのかどうかは、考えるまでもないだろう。

 1997年にイギリスから中国に主権が返還された香港は、中国と西側諸国をつなぐ窓口としての役割を果たしてきており、世界屈指の国際金融センターとして、物流や金融を支えてきた。しかし、中国は自らその地位を破壊してしまったといえるだろう。

英国は海外市民の受け入れを大幅緩和

 そして、香港問題に関して当事国であるイギリスも動き始めた。香港に居住する約290万人の「英海外市民」について、ビザなしでイギリスに滞在できる期間を6カ月から5年間に延長し、市民権の取得を促す緩和策を発表した。

 イギリスは植民地支配の歴史から、海外市民の存在を認めている。これは、イギリスの市民(国民)ではないが、イギリス連邦の市民(国民)として、イギリスおよびイギリス連邦諸国での活動を認められている人たちのことだ。そして、対象者には海外市民としてのパスポートも与えられている。

 つまり、外から見ればイギリス人であり、中から見ればイギリス人ではない存在ともいえる。しかし、パスポートを与えている以上はイギリス連邦の庇護下にあり、邦人保護の対象にもなる。当然、イギリスおよびイギリス連邦諸国が邦人保護のための派兵を行う正統な理由になるわけだ。そして、イギリスとの軍事同盟と特別な関係を理由に、アメリカが派兵する理由にもなり得る。

 中国による香港国家安全維持法で、香港は「立法」「司法」「行政」の三権すべてにおいて、独立的地位を失った。これは、中国による強引な国境の変更と言ってもいいだろう。そのため、今回の一連の動きは戦争の理由としては十分なものであり、実際に軍事行動を取るか取らないかは別にして、米中間の新冷戦が深化したことは間違いない。

 同法の施行を受けて、米連邦議会下院は中国政府当局者と取引のある銀行に制裁を科す法案を全会一致で可決した。すでに昨年11月には「香港人権・民主主義法」を成立させており、今後は香港への優遇措置見直しを段階的に進めていく予定だ。また、必要に応じて、さらに厳しい制裁も発動することになるだろう。

 米議会の強硬派は、ドナルド・トランプ政権に対して以下のような厳しい要求を突き付けている。「香港に与えた貿易上の『最恵国待遇』の取り消し」「中国の国際銀行間通信協会(SWIFT)システムの利用停止」「外国企業説明責任法の実施」「アメリカ金融市場からの排除」「中国政府が保証する債券の販売禁止」「中国の『グレート・ファイアウォール』の破壊」「アメリカやインターネットからの通信遮断」「香港弾圧者の名簿作成と制裁」。

 これらが実施されれば、アメリカは中国の完全なデカップリング(切り離し)に成功することになる。

(文=渡邉哲也/経済評論家)

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