JRA CBC賞(G3)同厩モズスーパーフレアに続け! 松若風馬騎手・音無秀孝厩舎・芝1200mの組み合わせは勝率50%! 3連勝ミッキースピリットが重賞初制覇を狙う!

 今週7月5日に行われるサマースプリントシリーズ第2戦・CBC賞(G3)。今年は変則開催により阪神競馬場の内回り芝1200mで行われるが、ここへ3連勝でOP入りしてきたミッキースピリット(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)が出走してきた。

 この馬に騎乗する松若騎手は、ミッキースピリットを管理する音無厩舎所属のジョッキーであり、松若騎手と音無調教師は師弟コンビだ。

 音無厩舎の馬に松若騎手が騎乗して芝1200mを走った今年の成績は、8戦4勝と好調である。

 松若騎手と音無厩舎……この2人の組み合わせで思い出されるのは、今年の高松宮記念(G1)を9番人気の人気薄で優勝したモズスーパーフレアだ。

 高松宮記念は、スタート直後に外枠から勢いよく飛び出してハナを奪い、自分のペースに持ち込む。そのまま直線に向いて後続を突き放すと、後方からクリノガウディー、ダイアトニックが迫ってきた。

 途中でクリノガウディーが内側へ斜行したため、モズスーパーフレアも多少影響を受けたが、最後4頭の叩き合いの中で2着を確保。1着のクリノガウディーがダイアトニックの進路を妨害したため4着降着となり、モズスーパーフレアの繰り上がり優勝となった。

「モズスーパーフレアは繰り上がりの1着だったんですが、逃げ馬が二の脚を使い、ハナ差に持ち込んだことはもっと評価されて良いと思います。勢い良く追い込んできたグランアレグリアには着順を譲りませんでした。

道中のペース配分も良く、最後の最後まで諦めない馬の勝負根性を引き出した松若騎手は、見事な騎乗でしたね」(競馬記者)

 スプリント戦に強い師弟コンビ。今回ミッキースピリットが芝1200m戦を連勝し、2人の前で能力を発揮し始めたというのも、何か運命的なめぐり合わせかもしれない。前走の朱雀Sのレース後に松若騎手が語った「馬がグンと良くなっています」という言葉は本音であろう。

 モズスーパーフレアに続く音無厩舎2頭目のG1級スプリンター誕生となるか。松若騎手と音無厩舎が送り出すミッキースピリットが、いきなり激走したとしても驚けないだろう。

蒼井優には夫・山里亮太が「田中圭」に見えている! 結婚一年、まだ進化する愛情

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

山里亮太と蒼井優

 南海キャンディーズの山里亮太と女優の蒼井優が結婚してから1年が過ぎた。“非モテキャラ”の芸人だった山里が、さまざまな俳優との浮名を流し“魔性の女”と称された蒼井と結婚するという、誰もが予想できなかった展開に世間は驚愕。「美女と野獣婚」「下剋上婚」「令和の衝撃婚」などと形容され、失礼なことだが「なぜ蒼井は山里を選んだのか?」と分析するメディアも少なくなかった。

 そうして蒼井が優位であるかのようなイメージがあった山里と蒼井だが、結婚後の蒼井は山里に対しての愛情をあけっぴろげに見せている。夫婦なのだから当然かもしれないが、蒼井の山里への愛は本当に深いようだ。

 たとえば、昨年12月に『スッキリ』(日本テレビ系)にVTR出演した蒼井は、「山里と一緒にいる自分は好きか?」と問われて「悪くないなと思います」と笑顔で回答し、夫婦間での嘘や秘密などの隠し事を持つことについては「隠し事が最後までできるならあってもいいが、私は何も隠せないし、山里さんも(嘘をつくのが)下手です」と2人の間に嘘はないと説明していた。

JRA「9年前」の波乱を再現する!? CBC賞(G3)阪神開催は史上2度目、前回「10万馬券」の立役者から浮かび上がる1頭とは

 5日、阪神競馬場で第56回CBC賞(G3)が開催される。例年であれば中京競馬場で開催されるレースだが、今年は11月から京都競馬場の改修工事が始まる関係で変則スケジュールとなり阪神競馬場での開催となる。

 夏のハンデ重賞ということで荒れるイメージのあるレースだが、意外にも過去10年の勝ち馬はすべて4番人気以内と、下馬評通りの結果となっているのだ。その一方で、2~3着には7番人気以下の馬が10頭入っており、ヒモ荒れしやすいレースであることがわかる。

 本来であれば、過去の傾向から狙いの穴馬をあぶりだすのが良いのだが、今年は阪神開催のため中京開催とは傾向が同じとは限らない。そのため、今年で56回目を迎えるCBC賞が、唯一阪神競馬場で行われた2011年のレースを振り返りたい。

 1番人気に支持されたのはトップハンデ58.5キロのダッシャーゴーゴー。それに続いて3歳牡馬で52キロという軽ハンデのツルマルレオンが2番人気に推された。レースは良馬場発表で行われたが、天候は雨。パンパンの良馬場とは言えない状態で行われた。

 まずハナを切ったのは前年覇者で4番人気のヘッドライナー。前半3ハロン33秒8の淀みない流れでレースは進んだ。中団後方寄りでレースを進めたダッシャーゴーゴーは4コーナーから徐々にポジションを上げていく。そしてゴール手前で逃げ粘るヘッドライナーをきっちり捉えて優勝を飾った。その一方で、後方から追い込んだツルマルレオンは8着に敗れた。

 結局は1番人気、4番人気での決着となったが、注目すべきは3着に13番人気タマモナイスプレイが入ったことだ。2番手からレースを進めた同馬は内をロスなく回り、最後はダッシャーゴーゴーに交わされたが、3着に残している。この結果、3連単の配当は11万1610円という高額配当が飛び出したのだ。

 今年のCBC賞でも、タマモナイスプレイのような馬を狙いたいところだろう。そんな穴馬候補がグランドロワ(牡6歳、栗東・鈴木孝志厩舎)だ。

 実は、グランドロワとタマモナイスプレイには多くの共通点がある。

 まずは、出走時の馬齢が6歳、さらに前走から距離短縮でCBC賞に挑む点も同じだ。また、ハンデも56キロだったタマモナイスプレイに対し、グランドロワは1キロ軽い55キロで出走できるのも魅力的だろう。

 そして最もセールスポイントとなるのが逃げ馬という点だ。

「今回の出走メンバーには何がなんでも逃げたいという馬はあまりおらず、グランドロワが前に行くことは確実です。グランドロワが5勝挙げているうち、3勝は阪神コースでのもの。3勝クラスを勝ち上がったのも阪神芝1200mですし、得意コースのはずですよ」(競馬記者)

 実際に、阪神芝1200mは先行馬有利な傾向がある。過去10年の13頭立て以上で行われた1勝クラス以上の阪神芝1200m戦で、4コーナーを先頭で通過した馬の勝率は22.4%、複勝率45.8%と圧倒的な数字を誇っている。また、5番手以内まで範囲を広げても、勝率12.8%、複勝率34.2%と抜群の相性だ。

 今年、グランドロワがタマモナイスプレイのように逃げ粘っても、全くおかしくないだろう。

 阪神開催のCBC賞では、9年前の波乱の使者と共通点が多いグランドロワはおさえておいた方がいい1頭かもしれない。

レジ袋有料化に不満続出…「海洋プラごみ削減の効果はほぼない」との指摘も

 7月1日から全国で一律にプラスチック製買い物袋(レジ袋)が有料化されたが、不満が各所から噴出している。

 財務省、経済産業省、厚生労働省、農林水産省、環境省などが一丸となって、レジ袋の排出抑制の促進を目的として、法制化を進めてきた。

 資源・廃棄物制約や海洋ごみ問題、地球温暖化といった、地球規模の課題が深刻さを増すなか、プラスチックの過剰な使用の抑制を進めていくための取組の一環として、レジ袋の有料化を通じて消費者のライフスタイルの変革を促すため、「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」(容器包装リサイクル法)の枠組みを基本とし、令和元年12 月 27 日に「小売業に属する事業を行う者の容器包装の使用の合理化による容器包装廃棄物の排出の抑制の促進に関する判断の基準となるべき事項を定める省令」を改正。今年7月から、原則としてレジ袋が全国一律に有料化された。

 だが、袋詰めする作業台(サッカー台)があるスーパーマーケットなどと違いコンビニエンスストアでは、自前の袋(マイバッグ)を持っていたとしても、それを取り出すのに時間がかかったり、商品が入りきらずに追加でレジ袋を購入するなど、問題が噴出。「もうコンビニでは買い物をしたくない」などと怒りをあらわにする人が相次いでいる。

 不満の声をあげているのは、客だけではない。店員からも、「有料化を知らなかったお客さんから怒鳴られた」「自分で袋に無理やり詰め込んだのに、卵が割れたとか文句言われた」など、客から理不尽なクレームをつけられたという嘆きが多く出ている。

 また、レジ袋を製造している企業からは、レジ袋の有料化を疑問視する文章が掲示され、大きな話題を呼んでいる。その企業とは、ポリ袋製品をはじめとして産業・工業・農業用資材などを製造する清水化学工業だ。

 清水化学工業は、ポリ袋が海洋ゴミに占める割合がわずか(容積ベースで0.3%、重量ベースで0.4%)であるといったデータを示しつつ、海洋汚染の象徴であるかのように非難されていると主張。「レジ袋有料化による海洋プラごみ削減の効果はほぼない」と断じている。

 さらに、「石油精製時にポリエチレンは必然的にできるのでポリエチレンを使用するほうが資源の無駄がない」「ポリ袋は薄いので資源使用量が少量で済む」などとして、エコ商材だと訴える。紙袋と比較しても、3割も少ないエネルギーで製造が可能で、輸送に必要なトラックも7分の1だという。

 ほかにも、買い物に使われたあとはゴミ袋として使われるなどリユース率が高く、ゴミとして焼却しても理論上、発生するのは二酸化炭素と水と熱であり、ダイオキシンなどの有害物質は発生しないという。

 使用量が多く、海洋ゴミとしても大きな割合を占めるペットボトルや発泡スチロールではなく、なぜ真っ先にレジ袋が排出抑制の槍玉に挙げられたのかは不明だ。おそらく、削減しやすそうなところから始めたのだろうが、このレジ袋有料化が、消費者の購買意欲を削ぐ結果につながらないことを祈りたい。

(文=編集部)

パチンコ「話題」の「ひげ紳士」に動き…ついに「2号店」オープン!?

 パチンコホールには「優良店」と呼ばれる店舗が数多く存在する。いずれも人気が高く、ユーザーの心を鷲掴みにしている印象だ。

 その中でも特に有名なホールといえば「チャレンジャー幸手店」である。

 同ホールの人気には、オーナーである「ひげ紳士」が深い関わりを持つ。彼は名物オーナーとして知られ、動画でも活躍するYouTuberなのだ。

 なんと「ひげ紳士」は脱サラ後にパチンコ店を購入。改装し、経営をする様子を動画として公開することで大きな注目を浴びた。

 彼のチャンネル「パチンコ店買い取ってみた」では、先述した経営の動画だけでなく、機種紹介や他店舗での実戦動画も配信し、様々なバリエーションで視聴者を楽しませている。

 特筆すべきは「ひげ紳士」の人柄である。常に低姿勢で、他人への感謝を忘れない言動はパチンコユーザーだけでなく、「パチンコ嫌い」の人々にも評価を得ているようだ。

 以前配信した『ひげ紳士のちぇんくろが10倍(当社比)楽しくなる生放送』では7000人以上の人々が集まり、「ひげ紳士」への応援は凄まじい盛り上がりを見せていた。

 そんな「ひげ紳士」だが、2019年11月には『【パチンコ店買い取ってみた】第200回ひげの店2号店全部手作りしてみた』を投稿。「2号店」の出店に意欲を示していた。

 ファンの間では話題に上がり、「どこに出店するのか」「設置機種は」など大きく注目。開店を待ち望む声が止まない状況であったが…。

 6月29日に『【パチンコ店買い取ってみた】【臨時】ひげの店2号店出店計画(開店のお知らせ)』という動画が配信され、ファンの間では大騒ぎとなった。

 タイトル通り、かねてより期待されていた「2号店」が満を持して開店するというのだ。


 詳しくは動画をご覧いただきたいが、営業形態は「パチンコ店」ではなく「ゲームセンター」とのこと。設置機種はパチンコ・パチスロのみである。

 正確には「ひげ紳士」だけでなく、他にも2名の経営者が存在する「共同経営」のようだ。

 主にレトロ台を豊富に取り揃えており、ベテランユーザーには堪らない空間となっている。

 同店舗の開店は「2020年7月3日」。「東京都福生市」に所在を置いている。気になる方、ご興味がある方は是非チェックしてみてはいかがだろうか。

JRAグランプリだけじゃない! 池添謙一「北海道シリーズ」のキーマン! 夏競馬のキモ

 先週で上半期の戦いが終わり、いよいよ本格的に夏競馬に突入する。競馬を今年から始めた方も、G1以外のレースも多く楽しんだ方も、このまま夏競馬を楽しみたいものだ。

 G1級の馬が少ない夏競馬では、やはり頼りになるのは「ジョッキーの腕」だろう。

 そこで昨年の夏競馬のデータから、今年も活躍が見込めそうなジョッキーを導き出してみた。すると池添謙一騎手の名前が上がってくる。夏は北海道を主戦場としており、毎年コンスタントに良い成績を上げているジョッキーだ。

 今年の北海道の開催はすでに函館が行われており、7月25日から8月30日までは札幌競馬場で行われる。

 昨年、池添騎手が6月15日から9月1日までの北海道で騎乗した際の複勝率は.355と高い数字であった。競馬場別のコースで見ると、函館ではダートでの活躍が目立っている。

 騎乗機会は23回で【4.3.3.13】で連対率.304、複勝率.435という成績は、ひと際目立っている。1番人気は3回あったが【1.1.1.0】だ。

 次に函館の芝では、45回騎乗して【7.5.1.32】で連対率.158、複勝率.267。まずまずの成績だが、これを「人気」で区切ると状況がはっきりする。

 6番人気以下の馬に騎乗した時の成績は【1.0.0.18】とかなり悪い。しかし、1〜5番人気の馬なら【6.5.1.12】で連対率.458、複勝率.500と高い率に跳ね上がる。なお、1番人気は6回あって4勝している。

 続いて札幌では、芝の活躍が目立っている。

 50回騎乗して【6.5.6.33】で、連対率は.220とまずまずだが、複勝率は.340と好調。これも人気「人気」で区切ると、6番人気以下の馬に騎乗した時は【0.0.0.19】と全く勝負にならない。だが、1〜5番人気の馬ならば【6.5.6.13】となり、連対率.366、複勝率.566と高い率に跳ね上がる。

 最後に池添騎手は、昨年の函館の新馬戦に2回騎乗して2勝し、どちらも1番人気で、木村哲也厩舎の馬だった。ちなみにその2頭はダ―リントンホール、オーソリティで、その後クラシック路線へ向かった馬たち。今年も池添騎手が新馬戦で木村厩舎の馬で出てきたら、勝負掛かりかもしれないので要注目だ。

 このように池添騎手は、北海道シリーズと相性の良いジョッキーだ。あくまで昨年のデータではあるものの、今年は安田記念を制し、日本ダービー3着、宝塚記念3着と人気薄で存在感を示した勢いがあるので、今年も北海道で暴れてくれるに違いない。

 この夏も池添騎手の手綱捌きに注目だ。

『モーニングショー』などでPCR拡大を訴えてきた大谷医師がネトウヨの電凸攻撃について明かす!「反日」と怒鳴り込まれたことも

 新型コロナウイルス感染が拡大しはじめた2月中旬ごろから、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)をはじめ、『Nスタ』『news23』(TBS)といったテレビ番組に連日出演していた、池袋大谷クリニック院長の大谷義夫氏が、ネトウヨに卑劣な攻撃を受けていたことを今朝放送の『お...

道端アンジェリカ、ダークなイメージを女性人気で払拭!? “美のカリスマ”完全復活か

 モデルでタレントの道端アンジェリカの写真集(双葉社)が8月12日にリリースされる。この写真集には、ボディーラインを強調した大人の色気たっぷりのカットが満載。引き締まったボディを惜しげもなく披露し、同性も憧れる肉体美をさらけ出している。6月下旬にはAmazonと楽天でのタレント写真集ランキングで1位を獲得した。

「セクシー写真集ということで、男性からの購入が多いかと思いきや、女性からの支持が非常に高いようです。ファッションショーで大歓声を浴びていた美のカリスマの人気は衰えていません。彼女の美貌を手元に置くことで、自らのダイエットやエクササイズの励みにしたいという女性が次々と買っているといいます。白石麻衣や田中みなみなど、女性の支持を得た写真集がビッグヒットとなっていますが、アンジェリカもご多分に漏れず。ただ、決して“旬なタレント”というわけではなかったので、予想以上の予約数に、出版業界は驚きに包まれていますよ」(出版関係者)

 写真集発売決定に合わせてアンジェリカのInstagramには、次々とセクシー・オフショットが掲載され、こちらも多くの「いいね」が付いている。道端といえば昨年10月、夫の恐喝事件にかかわっていたとして芸能活動を休止し、今年6月15日に活動を再開したばかりだが……。

「事件の影響でイメージが失墜して、一部ファンが離れていきましたが、今回の写真集でイメージを回復しています。テレビ出演はまだできそうにありませんが、1児の母とは思えないプロポーションと美しさで再び脚光を集めそうです。美容業界が熱視線を送っていて、早くも美容関連企業のイメージキャラクターのオファーが届いているといいます」(同)

 美のカリスマがセクシー路線に転向して、ダークになったイメージから脱却を遂げようとしているようだ。

社会を変えた偉人たちはみな若くして動いた――瀧本哲史伝説の東大講義

 

 混迷極める現代においては、私たちは飛びぬけたカリスマ性を持つリーダーを求め、その人に社会を変えてもらうことを期待する。

 故に、耳当たりの良い言葉に耳を傾けてしまうし、そういう人に全ての判断を委ねてしまう。20世紀前半、第一次世界大戦後にドイツで起きたことはまさにそれだった。戦争の反省からワイマール憲法という民主的で理想的な憲法がつくられるものの、内実はそれにそぐわず、国内の経済は崩壊へと向かう。その最中に圧倒的な演説力と行動力で経済を立て直し、人気を得たのがアドルフ・ヒトラーであった。

「誰かがなんとかしてくれる」「誰かすごい人がすべてを決めてくれればうまくいく」というのは、歴史をのぞくと「嘘」であることが分かる。結局は一人ひとりが自分で考え、どうするかを決めることが、正しい姿なのではないか。

 ◇

 2019年夏に死去した投資家の瀧本哲史氏が2012年6月30日に東京大学・伊藤謝恩ホールで29歳以下の300人を募って行った「伝説の講義」が、『2020年6月30日にまたここで会おう』(講談社刊)という一冊の本としてまとめられた。

 タイトルの中の「2020年6月30日」とは、この講義のクライマックスで次のように瀧本氏が呼び掛けていることに由来する。

8年後の今日、2020年の6月30日の火曜日にまたここに再び集まって、みんなで「宿題(ホームワーク)」の答え合わせをしたいんですよ。

……どうでしょうか?

みなさんは、すでに20代後半とか30代になってると思いますが、「あのときをきっかけに、この8年間、こんなテーマを取り組んでやってみた結果、ちょっとだけですが世の中を変えることができました」とか、「あの日たまたま隣にいた人とこういうことをやったら、こんなことができました」とか、「失敗続きですが、そのおかげで今はこういうことを考えています」とか、何かそういう報告ができたら面白いじゃないですか。再決起ですよ(笑)。

(本書p.193-194より引用)

 この講義で繰り返し瀧本氏が伝えていることは、自分で考え、仮説を立て、やってみて、少しずつ変えていこうという、極めてシンプルなメッセージだ。それを様々な歴史的偉人や著名人のエピソードを通して、若者に対して檄を飛ばす。

 若さは社会を変えるのにむしろプラスだ。実際、これまで社会に変革を起こしてきた人々は皆、若かった。

 例えば明治維新という日本の大きな革命を呼び起こした薩長同盟は、当時35歳の大久保利通と、当時32歳の木戸孝允がそれぞれ藩の代表者だった。

 現代の考えから「30代が国政の中心を担うなんて若すぎる」と思うかもしれないが、例えばイギリスのデーヴィッド・キャメロン元首相は39歳で保守党の党首となっている。

 経済界を見渡すと、京セラやソフトバンク、日本電産、ファーストリテイリング、昔はパナソニックやソニーも、いずれも若くして起業し、常識に挑みながら成長を続け、今は日本を代表するトップカンパニーとなった。

 瀧本氏が集まった29歳以下の聴講生たちに対し、パラダイムシフトの起き方や人を動かす交渉術、仲間の集め方、そして社会の変え方を教えて、「自分が正しいと思うことを行動しましょう」と宿題を課す。

 ほとんどの人は失敗するかもしれない。だけれど、そのうちの誰かは大きな変化に結びつくことを成し遂げられるかもしれない。そこに正解はないが、社会はそのようにしていろんな人が変えてきたのだ。

 新型コロナへの政府の対応、暴走する一般市民の自粛警察、誹謗中傷が問題視されるSNS、進まない働き方改革と広がるばかりの格差など。周囲を見渡せば理不尽なことばかりが起きているように見える。「なんでこうなの?」「なんでそうなるの?」ということばかりだ。

 しかし、私たちはその理不尽な世界を生きていかなければいけない。理不尽をずっと感じ続けて生きていくのか、理不尽を少しでも変えようとアクションを起こしてみるのか、それは個人の判断だろう。ただ、誰か一人がアクションを起こし、それが伝播して様々な人が動き、社会は変化していくというのも事実だ。

 瀧本氏は「2020年6月30日に答え合わせをしましょう」という言葉を残しながら、昨年夏に亡くなった。その答え合わせの日から、新しいアクションをはじめてみようではないか。(金井元貴/新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

JRAディープインパクト「種牡馬リーディング」2位に“ダブルスコア”の独走! それでも偉大な父サンデーサイレンスの“足元”にも及ばず?

 2020年も折り返し地点を迎え、夏競馬真っただ中のJRAでは今週末から後半戦が始まる。

 今年の上半期も当たり前のようにディープインパクト産駒が大活躍を見せた。コントレイルが父以来となる無敗の牡馬クラシック2冠に輝いたのをはじめ、フィエールマンとグランアレグリアが古馬G1を制覇。もちろんディープインパクトが種牡馬リーディング首位に立っており、産駒の総獲得賞金は40億円を突破。これは昨年獲得した自己ベストの76億8176万8000円を上回る年間80億円に達するペースだ。

 そのディープインパクトは昨年7月に急逝。今年国内で生まれた当歳世代は10頭ほどと少ないため、来年夏にデビューする現1歳世代が事実上のラストクロップとなる。2012年から昨年まで8年間にわたって種牡馬リーディングを獲得しているが、現役産駒が激減する3~4年後には“次代を担う”ロードカナロアをはじめとした新興勢力にその座を明け渡すことになるだろう。

 ただし今年に関しては、ディープインパクトとロードカナロアの間にはまだ大きな差がある。

【種牡馬リーディングTOP3(以下、獲得賞金順)、2020年上半期】
1位 40億0905万1000円 ディープインパクト
2位 19億8939万4000円 ロードカナロア
3位 15億2426万5000円 ハーツクライ

 現5歳世代が初年度産駒にもかかわらず20億円近く稼いでいるロードカナロアも十分すごいが、それを20億円以上上回るディープインパクトはさすがの一言。下半期の成績次第では、2位に2倍以上の差をつける“ダブルスコア”でのリーディング獲得もあり得る状況だ。ディープインパクトはこれまで、1歳上で種牡馬としてライバルといわれてきたキングカメハメハの存在もあって、ダブルスコアでのリーディング獲得は一度もなかったが、今年ついに自身初の快挙を狙う。

 種牡馬というトピックを語るうえで欠かせないのがディープインパクトの父サンデーサイレンスだ。1991年にアメリカから輸入され、わずか10年ほどの間に日本の競馬地図を大きく書き換えた偉大な種牡馬である。

 そのサンデーサイレンスが初めて種牡馬リーディングに輝いたのは、初年度産駒がまだ3歳だった1995年。翌96年には、早くも2位ブライアンズタイムにダブルスコアをつけ、大種牡馬としての地位を不動のものとした。その後、2007年まで13年連続で種牡馬リーディングに輝いたが、2位に2倍以上の差をつけるダブルスコアは10回、2位に3倍以上の差をつける“トリプルスコア”も3回に上った。

 種牡馬としてサンデーサイレンスとディープインパクトを比較すると、直仔の活躍だけでなく、後継種牡馬の数や質の面でもやはり父サンデーサイレンスが圧倒しているのは間違いないだろう。ただし、ディープインパクトがサンデーサイレンスの種牡馬晩年に誕生したように、今後コントレイルをも上回るようなディープインパクト産駒が登場するかもしれない。

 残された産駒の活躍で、種牡馬ディープインパクトは偉大な父サンデーサイレンスに少しでも近づけるだろうか。