JR北海道が検討した「上下分離」、ローカル私鉄の経営悪化で注目高まる…施設を非保有

 新型コロナウイルスの感染が拡大し、自粛要請から非常事態宣言へと事態は進展した。すでに非常事態宣言は解除されたが、海外からのインバウント旅行者がほぼゼロにまで減少、リモートワーク(テレワーク)により通勤客は半減し、出張を含めた国内旅行者は、県境を越える移動の自粛により、一時9割減という惨憺たる状況にまで陥った。その後も感染拡大の防止のために公共交通の利用を控えることが趨勢であり、今後どのように旅客が回復するのかまったく見通せない。

 公共交通は、航空、バス、フェリー、鉄道と、押しなべて旅客収入の大幅な減収で手持ち資金が不足し、現に高速バスなどで運行を停止したものが現れており、経営破綻に陥る会社が出てもおかしくない状況である。JR東日本は、社債の発行などで巨額の資金を市中で調達しているが、中小零細の地方私鉄では、普段からなかなか金融機関から融資を受けられない現実があり、今後の経営も見通せない状況では、資金手当ては極めて厳しい。国や自治体の支援なしにはこの難局を切り抜けることは難しいであろう。

 そのなかで話題に上がっているのが、上下分離である。

 JR北海道が、利用率の低い路線のなかでも、引き続き経営を維持することが難しい路線を提示し、路線の廃止を前提とするものと、地元負担により維持する路線・区間について協議が行われてきた。今のところ、石勝線夕張支線と札沼線の末端区間が廃止され、台風被害などにより長期間運休している日高線は、一部区間を除いて廃止されてバス転換することがほぼ決まった。

 その利用の少ない不採算路線について、JR北海道が考えていたのが、自治体が線路施設を保有し、JRが列車を運行する上下分離である。国が、地方のローカル私鉄の経営を維持するために、鉄道事業構造再構築の制度を設けているが、その中心となるのが鉄道施設を沿線の市町村が保有し維持する上下分離である。自治体が鉄道施設や土地、車両を有償で取得する場合には、自治体に対して交付税措置が講じられることになっている。上下分離がなされると、自治体は線路施設や車両に対する修繕費を負担し続けることになる。また、ローカル私鉄にとって固定資産税が負担となっているが、土地が自治体のものになれば課税の対象から外れる。ローカル私鉄は、運行に対する直接経費だけを賄えば良いということになる。

 ただ、自治体にとっては負担が増えるということになり、その金額が大きくなりかねない。地方の私鉄には老朽化した鉄橋やトンネル、車両を使い続けているものが多い。そのような大規模な施設の更新が必要となる場合には、沿線の市町村では負担できない金額となる可能性がある。国による財政支援も拡充されてきているが、全体の金額が大きいために事業者負担額も大きく、支払い能力を超えるようなケースも想定される。一層の公共による支援が求められ、その場合上下分離が有効な手段となるのである。また、近年異常気象によって大きな自然災害が続いている。地震や台風で線路に被害があると、復旧のための費用の負担額と復旧後の路線の収益性を勘案して、そのまま廃止という判断を下さなければならない路線も見られる。たとえば、JR九州の日田彦山線の末端区間である。

上下分離の発端

 そもそも上下分離というのは、どのような経緯から提起されたのか。

 第二次世界大戦の後、ヨーロッパではモータリゼーションが急速に進行したが、自動車は未来の交通機関であり、生活交通や物流が自動車交通に転換するのは自然の帰結であると考えられていた。各国ともに幹線道路が建設され、都市部では市街地を迂回するバイパスが建設された。しかし、年々自動車交通の増加が著しく、都市部を中心に渋滞が慢性化すると、道路をいくら建設しても自動車の増加に追い付かず、際限なく道路をつくり続けなければならないのではという考えが都市計画者の間に生まれた。

 また、排気ガスによる大気汚染や自動車の走行による騒音・振動という問題も生まれた。国は、交通政策の重心を自動車重視から鉄道、軌道へシフトさせた。その頃鉄道は、旅客、貨物ともに道路輸送に奪われ、毎年巨額の赤字を生み出し国が補助金で埋め合わせていた。そのため計画的に不採算路線の廃止が続き、鉄道輸送の効率化が進められていった。

 このような道路問題や環境問題の解決のために、貨物輸送の鉄道への回帰を目指す政策がとられた。たとえば、西ドイツは、トラック台数の数量規制を行ったが、同時に工場への引き込み線の整備を進め、高速貨物列車の運転など輸送の改善も進められた。そして、1970年代からは、自動車に由来する連邦政府の税収を地方に再配分して、大都市の軌道系交通区間の整備に充てられるとともに、大都市の近郊部で幹線鉄道の線路を使って、通勤列車の運転を拡大していった。たとえば、地方都市では路面電車が整備され、大都市では国鉄の線路にSバーンと呼ばれる近郊電車が走り始めた。

 その理論的な根拠になったのが、イコール・フッティング論である。自動車は通路の建設・維持のコストを税金で賄っているのに、鉄道は通路を自前で用意し管理しなければならない。鉄道と自動車が需要を取り合い、鉄道が劣勢であるが、これは競争条件が均等ではないからだというのである。公正な競争を行うために、自動車側の利用を抑制する政策措置が必要だとした。

 日本でも、1970年代初め頃に全国の新幹線網の整備が政治課題となった時、総合交通政策の議論が起こった。イコール・フッティング論を根拠に、道路の整備財源に使われる自動車の保有・使用にかかる税金を鉄道などの公共交通に充てるべきとの議論であった。これにより総合交通整備特別会計を設けて、新幹線と都市鉄道を整備する考えであった。しかし、当時は大都市の道路は渋滞し、環七の上空に排気ガスによる雲がたなびくとう状況であった。高速道路の整備も進んでおらず、幹線道路ですら渋滞で進めず、国道が駐車場と化していたのである。道路の整備にもより多くの金額を投ずる必要があったのである。

 道路族議員を中心に、道路財源の公共交通への転用に強く抵抗した。最終的に、自動車重量税を新設するが、これを道路整備特別会計に直接投入せずに、使途を限定しない一般財源とされた。しかし、これも多くが実質的に道路財源化するのであるが、一部は公共交通にも使われることになり、道路財源を公共交通に使用する狭いながらも突破口を開けることになる。

 たとえば、多摩都市モノレール、都営日暮里・舎人ライナー、大阪モノレール、北九州モノレールなどの都市モノレールや「ゆりかもめ」のような新交通システム(AGT-Automated Guideway Transit)である。走行路を道路の付帯設備として、道路整備と一体的に、道路財源を使って整備された。そして、自治体が50%以上を出資する第三セクターが運営するという上下分離が実行された。この理念は、のちに路面電車の走行路の整備に拡張され、現在では近代化された路面電車のLRT(Light Rail Transit)に適用されている。今、宇都宮市で、市の東部の工業団地と宇都宮駅の間を結ぶLRTが建設中で、2022年に宇都宮駅東口から芳賀町の本田技研まで開業する予定である。

パブリック・サービス

 この考え方をローカル線へ適用しようというのが近年の国内での動向であるが、日に数便しか走らず、それも朝夕の通学時間を除くとほとんど旅客がいないとなると、鉄道は必ずしも環境負荷が小さいとはいえず、経営上の損失額も大きい。むしろ、バスなどの適度な規模の交通機関に転換するのが望ましいということになってしまう。

 ヨーロッパでは、パブリック・サービス(Public Service)として全国均一のサービス水準を提供すべきという考え方が主流である。ユニバーサル・サービス(Universal Service)という言葉のほうが、なじみがあるだろう。日本では、全国の電話利用者が均等に負担して、どのような辺地でも電話サービスが利用できるようにする制度として知られている。交通もまた住民にとって必須のものであり、それも一定のレベルのサービス水準が保証される必要がある。ヨーロッパでは、鉄道運行者にパブリック・サービス義務(Public Service Obligation)が課され、その内容は、運賃ばかりでなく運転本数などの時刻表についても一定水準が要求される。

 近年、ヨーロッパでは、幹線鉄道は上下分離による運行会社の新規参入で競争化して効率化を図る一方で、採算をとれないローカル線については事業を分離して自治体に任せ、鉄道として維持する場合には入札で運行事業者が募集される。自治体は、一定水準のサービスの提供を求めてその経費を負担することで、運行事業者は利益を出すことができるのである。

 このパブリック・サービスという考え方は、なかなか日本人には馴染みがないのであるが、電気、ガス、水道などの人々の生活や企業の生産活動にとって重要なサービスは、民間に任せると生産規模を縮小して利潤を得ようとするため、生活や生産活動を円滑に遂行できるように公共が供給にかかわる必要があるとされる。たとえば、大都市の鉄道が混雑して殺人的ラッシュが発生するのは適切に投資が行われていないからである。投資のインセンティブを付与するために、公共が新線建設や複々線化の費用を負担することが必要なのである。

 鉄道やバスといった公共交通は、人々の生活を維持するために欠くことができないものである。高齢者の事故が増え免許返上を求める機運が高まっているが、鉄道やバスなどの移動手段が保証されていることが前提条件である。バスでも移動手段として十分機能する場面もあるが、スピードと定時性を重視する場合や乗り物自体を観光資源として活用して収益の足しとすることができるのは、鉄道の有利なところである。

 JR北海道が運行していて最近廃止になった札沼線の末端部分は、1日1往復しか走っていなかった。もはやパプリック・サービスとしてのレベルに達していなかった。ヨーロッパの場合、鉄道を存続すると判断された場合には、一定の運行本数が義務付けられ、あえて利用しにくいようなダイヤを設定することはあり得ない。

鉄道事業者が採算可能になるケースも

 また、鉄道は、インフラ部にかかる費用が大きいが、少ないエネルギーで走らせることができる燃料効率の良い乗り物である。乗客が増えても追加費用は小さく、積極的に利用を喚起することで、一人当たりの費用は劇的に低下する。沿線に人口があり、一定数の潜在需要がある場合には、鉄道を残して、活用していくという視点が必要である。その場合でも、鉄道事業者は、インフラ経費の負担を軽減されなければ採算をとることが難しい場合が多い。

 国鉄改革では、JRに経営が移行する際に、多くのローカル線が廃止され、一部は第三セクター鉄道に移行した。すくなくとも新生JRは、収支バランスをとれるかたちでさまざまな収益調整の仕組みが組み込まれた。とくに北海道、四国、九州では、国が負担してそれぞれに巨額の経営安定基金を設置し、鉄道事業の赤字は、その運用益でカバーすることが想定された。これでローカル線の経営は万全として、ローカル線を維持するかどうかの議論自体タブーとなっていた。しかし、現実は、最初の10年間こそ順調であったが、高速道路の整備が進んで予想以上に自動車への主要のシフトが進み、また低金利により経営安定基金の運用益は減少していった。その上旧国鉄の巨額の債務はJRの余剰用地や株式の売却である程度整理される予定であったが、バブル崩壊以後に資産価値は目減りし、株式の上場の時期も遅れたために、残された巨額の負債は将来の国民が負担することとなってしまった。

 またJR各社が引き続き経営することになったローカル線は、人々の自動車依存傾向の進展と人口の減少、人口構造の高齢化の進行などにより、旅客が大きく減少した。ワンマン化や無人駅化など、合理化に努めてきたものの、経営が改善するまでには至らなかった。JR北海道のように、JR九州や四国でも、早晩不採算路線に対する自治体からの支援手法として上下分離が検討されることが必要になるだろう。

 地方での新線の建設は、見込まれる需要が少ないために、初期投資の回収が難しいうえに運転経費すら回収できないことになりかねないので、今日では新規に工事に着手する路線はない。しかし、すでにある鉄道施設を活用するケースでは、初期投資額は支払い済みであるので考慮の外に置くことができる。それに加えて、地方の住民の移動可能性を保障するために、自治体が上下分離を実施すると、鉄道事業者は、維持経費も免除されることで採算可能になるケースも多いだろう。現在ローカル線の維持方策として、鉄道事業者と自治体で積極的に上下分離について検討を進めてもらいたいものであるが、同時にこれは、「最後の切り札」ということになるかもしれない。

 ローカル鉄道には、とりあえず緊急に政府系金融機関などを通じて運転資金の融資を行うとともに、長期的に運行を維持するための施策として、沿線自治体による支援方法として上下分離を実施して、経営基盤を確立する必要がある。

(文=佐藤信之/交通評論家、亜細亜大学講師)

大学院生の受難…“エリート”だから国の授業料減免&給付型奨学金の対象外、文科省の失策

 5月中旬に決まった、経済的に困窮した学生への1人当たり給付額は、住民税課税世帯が10万円、非課税世帯は倍の20万円である。コロナ感染症拡大の影響でアルバイト収入が減るなど、経済的に修学の継続が困難になった大学生(学部生)だけでなく、短大生、高等専門学校生、専門学校生、日本語学校の生徒、大学院生(以下、院生)も含まれている。

 ところが この4月から高等教育無償化政策としてスタートした高等教育の修学支援新制度(授業料等減免・給付型奨学金)の対象からは、院生は除外されている。なぜなのか。

まだまだ“エリート扱い”の院生

 結論から言えば、院生は同世代のなかで比率的に10%にも達しておらず、今でもエリートと言えなくもないからだ。学部生や専門学校生とは違うのだ。

 2019年の学校基本調査によれば、大学・短大進学率は58.1%、専門学校進学率は23.8%で、合計すると80%を超えている。いわゆるユニバーサル段階で、高卒の多くが進学する。そのため、学力があるのに経済的理由で大学や専門学校に進学できない者にとっては、将来的に学歴による賃金格差が生まれる。家庭を持ち、その子弟の進学にも影響するようになれば格差が固定化してしまう、という懸念がある。高等教育の修学支援新制度の主眼は、その懸念解消にある。

 その視点から考えれば、大学院に進学する者は学部生のうち10%前後で、修士課程修了者の数は年に7万2000人前後である。博士課程も含めて、院生全体で25万4600人前後であり、学部生260万9000人の10%にも満たない。

 この進学率や在学者の数から、院生は、まだ格差是正を重視すべきユニバーサル段階とは見なせない。まだエリートであり、無償の給付対象にはなじまない、というのが政策当局者の判断のようだ。

文科省の大学院重点化で院生の質が低下?

 しかし、その文部科学省こそが大学院重点化の旗振りをしたのである。戦後の大学は、学部を土台に教育研究組織がつくられてきた。大学の先生は学部の教員であり、大学院は兼任ということが多かった。

 ところが、平成に入ってグローバル化が進み、要求される教育研究レベルが高度化してきた。海外におけるビジネスの相手も修士・博士の外国人がほとんどという業界も出てきた。そのため、産業界の要請もあって、1990年代に入ると大学院の重視政策が打ち出された。学部より大学院に重点を置く大学への転換である。

 それを受けて、有力国立大の多くは組織的に大学院の重点化を進めた。北海道大学、東北大学、筑波大学、東京大学、一橋大学、東京工業大学、東京農工大学、東京医科歯科大学、新潟大学、金沢大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、岡山大学、広島大学、九州大学などだ。ただ、教育研究活動をほぼ大学院へシフトした大学は多くはない。教員の所属を大学院に変えただけの大学もある。

 その注目すべき数値として、学部入学定員と大学院入学定員がある。旧帝大系は北海道大や大阪大を除き、大学院入学定員のほうが多い。旧帝大系の多くは国の大学院重点化構想に添ったものと言えよう。その他の国立大は首都圏の筑波大や東京工業大などを除き、学部の入学定員のほうが多い。

 私立大でも、将来的に18歳人口減少を視野に入れて大学院にウエイトを置く計画の早稲田大学などが出てきている。現状でも、早大は学術院という大学院のような組織をつくり、教員を所属させている。

 この大学院重点化によって、少なくない数の大学が学部の定員の一部を大学院に振り替えて、定員を急に増やした。そのため研究者志向も薄く、今まで大学院進学を考えなかったような層が入学してきた。どこの大学院でも、院生の質の低下を招いたと言われる。

 特に1995年から2009年頃までの就職氷河期には、学部卒業時によい就職先を見つけられなくて緊急避難として大学院に進学する者さえ出てきた。しかし、それにともない、大学院を出たけれど好条件の働き口を見つけられず、高学歴ワーキングプアという大学院卒業生も生まれた。

 理工系や医療系を除き、文系、特に人文科学系の大学院出身者の進路の現状は厳しく、大学研究者の採用が狭まり、数校の非常勤講師で生活せざるを得ない修士や博士も増え、近年社会問題となっている。果たして、彼女ら彼らがエリートだからという理由で修学支援新制度の対象外にすべきなのか、実態から見るとかなり疑問だ。

収入減に悩む院生の実態

 全国大学生活協同組合連合会の「緊急アンケート」に寄せられた院生の声を見ると、新型コロナによる学生生活への打撃は学部生と変わらない。

 比較的恵まれていると思われている医歯系の院生にとっても、厳しい状況だ。ある国立大医学部の院生は「職業柄、需要が増えているがリスクも相乗しているため、精神的な緊張感は変わらない」と話す。

 ある歯学部の院生は、こう嘆く。

「バイト先の総合病院、自分の大学病院の仕事が4月から減少し、5月は仕事がありませんでした。それに伴い、6月は無収入です。しかし、非常勤医師のため、休業補償等はなく、院生ということから大学からの援助金すらありません(学生課に確認済み)。ただでさえ、通常時も研究と診療の両方やらざるを得ず、週6で働いています。収入がなく本当に困っており、貯金を切り崩している状態です。国家資格があるからと、コロナの状況下で給付がまったくないのは、つらいです。医師や看護は仕事があるとは思いますが、歯科はありません」

 ある私立大の院生も、以下のように話す。

「学内のTA(授業や教学の活動をサポートする院生)をアルバイト先にすることを考えていたが、オンラインへの移行によって業務が消滅した」

 同様の声は、有名私立大のキャンパス閉鎖の長期化で増えている。オンライン授業でのTAの役割を検討する必要がありそうだ。

「高校生に英語を教えるバイトをしていますが、休校が続くなか、アルバイトの予定もなくなっています」という声もあり、院生の有力バイト先であった学習塾や家庭教師などからの収入も途絶えがちだ。同時に、「コロナで実験の予定が大幅に狂い、アルバイトをする時間がなくなっている」というように、研究面への影響も少なくない。

 日本の大学の教育研究活動の土台を実質的に支える院生への経済支援は、今こそ必要になっている。大学院重点化を叫びながら、経済的にピンチの院生に対して、まだまだエリートでユニバーサルではないからと、給付対象から外すのは筋が通らない。

東京電機大の「若手研究者育成支援制度」

 そんななかで私が注目しているのが、東京電機大学の大学院先端科学技術研究科(博士後期課程対象)でこの春に新設された支援制度だ。学生が研究教育に専念できるよう、院生の身分を有したまま一定の収入を保障する有給の「特任助手(任期付)」として大学が雇用し、研究者としてのキャリアを支援するものだ。

 専任教員としての待遇で、安定的かつ自立的な研究生活を送るため、年収240万円を保障。さらに、研究費(上限50万円/年)、学会出張旅費(上限20万円/年)の申請が可能となる。総合研究所の所属となり、研究テーマに基づく外部研究資金の獲得やプロジェクト研究への参画などができ、専任教員として授業補助と研究指導(対象:学部生・修士課程の学生)をすることによって、研究教育経験を積める。

 21年度から支援制度が適用されるので、応募資格は21年度の同大の先端科学技術研究科(博士課程)への入学志願者と、20年度の同大の先端科学技術研究科(博士課程)2年次までの在学生などだ。

 このように、院生に対する経済的支援の充実が、日本の大学の教育研究水準の向上にとって必要条件であろう。

(文=木村誠/教育ジャーナリスト)

●木村誠(きむら・まこと)
早稲田大学政経学部新聞学科卒業、学研勤務を経てフリー。近著に『「地方国立大学」の時代–2020年に何が起こるのか』(中公ラクレ)。他に『大学大崩壊』『大学大倒産時代』(ともに朝日新書)など。

CCC、公共施設運営を受託する“巧妙すぎる”手口…丸亀市の管理受託の不可解な経緯

 香川県丸亀市は6月19日の市議会本会議で、今秋完成予定の市民交流活動センターの運営者に、レンタル大手TSUTAYAを全国展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)を指定する議案を可決した。

「ついに四国にもツタヤ図書館ができるのか」と思って取材してみると、丸亀市の場合、図書館ではなく市民活動センターの運営であることが判明したが、この決定には関係者の戸惑いと不満の声が渦巻いていた。しかも、CCC選定のプロセスには不可解な出来事がいくつも潜んでいた。いったい、丸亀市に何が起きていたのか。民間委託の最前線をレポートする。

 今年10月以降に完成予定の丸亀市の市民交流活動センターは、市庁舎の新築に合わせて施設内に併設される複合施設の一部分。開館は2021年3月中を予定。敷地面積1万800平米のうち同センター機能は1~2階の2フロアで、最大1800平米を占める。この施設に用意されたスペースに市民が集い、カフェや図書閲覧コーナーでくつろいだり、趣味サークルやさまざまな文化活動が行われるという。

 今回、CCCが受託したのは、この公民館部分の運営だ。同社がこれまで運営を受託した公共施設7つのうち、宮崎県延岡市の「エンクロス」だけは図書館ではなく、公民館にブック&カフェを併設したような複合施設(図書を閲覧できるが貸出はしない)。丸亀市は、その延岡市に続く全国で2番目の“TSUTAYA公民館”になる。

 丸亀市が選定委員会を開催してCCCを市民交流活動センターの指定管理者に選定したのは、今年3月30日。5人の審査委員(うち3名は市職員)が全6項目について採点した結果、600点満点中408点を獲得したCCCを選定したのだが、応募したのはCCCの1社のみ。つまり、選定会議は、ただのセレモニーにすぎなかったのだ。ある関係者は、こう振り返る。

「もともと、地元の団体が運営するという話だったんですが、なぜか昨年春頃に突然、民間企業に任せるという話が出てきて、びっくりしましたね」

 取材を進めていくと、選定会議の1年前から、すでにCCCは丸亀市に深く食い込んでいたことが判明した。

CCCが指定管理受託の1年前から市の業務に関与

 昨年6月、開業準備の支援業務を担当する委託事業者が公募され、この業務を受託したのがCCCだった。担当部署がこう説明する。

「市民参加のワークショップを開いたり市民アンケートを行って市民のニーズを把握し、運営計画に生かす業務です。公募には2社が応募いただきまして、価格だけでなく提案内容も含めて評価するプロポーザル方式で審査した結果、CCCさんを選定しました。CCCさんは、公募する少し前に営業の方からお問い合わせがありまして、あとから責任者の方(高橋聡カンパニー長)ともお話ししました」

 このときに市が設定した委託金額の「上限価格」は350万円。2社が競合したが、この時にCCCがつけたのは、上限価格に極めて近い348万4800円だった。先の関係者が、こう述懐する。

「ある議員さんが『天下のツタヤさんが350万円で、ようきたなぁ』と、CCCの社員に聞いたら、『いや、350では絶対に赤字ですよ。延岡から宿泊費と旅費だけでも、それくらいかかりますから』と答えたそうです。じゃったら、何狙っとんの?という話ですよね」

 ちなみに、先月ツタヤ図書館を開業した和歌山市が、市民参加のワークショップを開催したり市民アンケートを行う支援業務の委託者を2015年に公募したときの委託金額は、丸亀市の約3倍に当たる約1000万円。それでも当時、「安い」と言われたことからすれば、丸亀市が設定した350万円が、いかに破格だったかがわかる。350万円の上限価格を定めた根拠について、丸亀市の担当部署は、こう回答した。

「根拠となる見積もりをとっていたのか、調べてみましたがありませんでした。当時の予算の関係で、『このくらいしか出せない』ということで決まったと記憶しています」

 つまりCCCは、指定管理者として選定される1年前に、同業他社は見向きもしない低条件で設定された開業準備事業を、あえて受託。その実績によって、コンペなしで“本命”の指定管理の仕事を取ったかのようにみえる。

 さらに驚くのが、CCCが選定された時期である。同社の基幹事業である子会社のTSUTAYAが、消費者庁から景品表示法違反で1億円の課徴金納付命令を下されたのは、昨年2月22日のことだ。TSUTAYA・TVの「定額見放題」サービスが“虚偽広告”と認定されての罰則だったが、それから3カ月しかたっていない時期に、CCCは“優れた事業者”として、丸亀市から公共施設の運営者に選定されていることになる。担当部署は、こうしたCCCの不祥事について、「まったく知らなかった」というから不思議だ。

公募前にCCCが議会でプレゼンを行う異常事態

 ある関係者は、CCCの選定プロセスについて、こう打ち明ける。

「最終的には11月に、CCCが運営する延岡のエンクロスを視察に行った有力議員がべた褒めしており、それで流れが決まったような感じでしたね」

 最後の舞台は、年末も押し迫った12月19日の議会だった。“CCC推し議員”がセッティングして、本会議が終了した後に全員協議会を開催。その場に、なんとCCC社員で延岡エンクロスの中林奨館長が、全議員の前でプレゼンテーションをしたというのだ。

 まだ指定管理者の公募すらしていない段階で、一民間事業者が議会の場で堂々と営業活動するというのは、異例の出来事。前出の関係者は、こう批判する。

「優れた運営事例を紹介するにしても、市の職員が行うのならいいんですよ。ところが、事業者が出てきて議会で直接プレゼンなんかしたらアウトですよ。もちろん、批判した議員もいましたが、まったく聞き入れられなかったみたいですね」

 CCCだけが事前に議会プレゼンを許されたとしたら、後から指定管理者が広く公募されて行われた選定委員会での審査など、ただの茶番でしかない。事前に、そうした内実を他社が察知していたとしたら、わざわざプロポーザルを書いて応募してこないのは、当然といえるだろう。前出の関係者は、こう嘆く。

「指定管理料は年間、1億3000万円です。人件費からこの金額を算出したらしいのですが、丸亀は、延岡のように駅前施設ではありませんので、賑わい創出を目的としていないのに、なぜそんなにかかるのでしょうか。ただ部屋を貸し出すだけで、CCCに市民活動中間支援のノウハウなんて本当にあるんですか」

 さらに、裏で一部の議員がCCCと癒着して指定管理者にしたのではないかと批判する。そこで、“CCC推しの有力議員のひとり”と名指しされた公明党の内田俊英・前市議会議長を直撃したところ、こう説明があった。

「同僚議員に誘われて、昨年11月に延岡を視察したのは事実です。実際に出かけてみると、市民の自主的な活動が活発に行われているのを目にしまして、このすばらしさを、みなさんにわかっていただこうと思い、CCCさんを市議会にお呼びした次第です。ご批判も受けましたが、わかっていただけましたので、今は呼んでよかったと思っています」

 CCCが公共施設を丸ごと運営するケースは、2013年の佐賀県武雄市を皮切りに全国7つの自治体で誕生している。

 武雄市では、ツタヤ図書館を運営し始めた初年度に年間90万人の来館者を集め、「官民連携の成功モデル」と称賛の嵐だったが、15年に系列の古書店から大量の古本を仕入れていたことが発覚したのをきっかけに、以後の評価はダダ下がり。わかりにくい独自分類や、高層書架に飾るダミー本の費用、利用カードとTカードの連携による個人情報に関する不安など、その杜撰な運営実態が次第に明らかになり、進出予定の自治体では次々と市民の反対運動が勃発。

 そのためか、2017年12月の和歌山市を最後に、同社を公共施設運営の委託先として選定する自治体は途絶えていた。そんななか、3年ぶりに同社に運営を委託したのが丸亀市だった。

 だが、丸亀市民の間には、駅前に美術館併設で運営している市立中央図書館の先行きまで心配する声が上がっている。

「今のところ中央図書館は市が直接運営していますが、指定管理にしろという議員の声が次第に大きくなっているので、『ついでにCCCに図書館も任せろ』という話になりかねないですよね」

 全国的にも珍しい、美術館を併設したアート建築の丸亀市立中央図書館が、もしCCC運営になるとしたら、7年前の武雄市から始まった、観光客が押し寄せる“見世物図書館”がまた現れることになるのだろうか。
(文=日向咲嗣/ジャーナリスト)

東京スカイツリー、グレードアップしたライトアップの秘密…高精度LED照明など2千台!

 いつもはガジェットや家電の情報をお届けするこの連載だが、今回は「新たなデートスポット」をご紹介しよう。

 東京スカイツリーの夜景はコレまでもおなじみだったが、2020年に予定されていた東京五輪のためにスカイツリーの照明を化粧直ししていたことを知る人は少ないだろう。しかも照明のテーマが毎日変わり、アニメーションまでするようになったのだ。

 照明の明るさも以前に比べると格段に明るくなり、東は千葉県市川市、南は羽田国際空港からもはっきり見えるようになった。「ステマ」警察のみなさんには、いくらでも「ステマ」と言ってもらっても構わない。ただ自爆しないように注意してほしい。何せ業務用なので、個人に売るようなLED照明じゃないので……。しかもスカイツリーに入場しちゃうとイルミネーションが見えなくなるので、これまた東武に一銭も入らないという(笑)。宣伝が下手クソでごめんなさい、2社の担当者さん!

「和」をイメージしたライティングは近県からでも楽しめる!

 スカイツリーのライトアップは、毎日日没ごろから始まる。今の時期(6、7月)だと日が長いので、開始は19時頃だ。でも日没直後のライティングは、テスト点灯で、白をメインとしたライトアップ。加えてカラーのテストも行うために、何パターンかのカラーや7色のライトアップが行われる。このへんの豆知識も彼女などに披露すると好感度アップするに違いない。

 テストが1時間行われたあとが、本番のライトアップだ。パターンは3種類ある。

 青を基調にしたライティングで隅田川の水をモチーフとしたライトアップ。下の展望台から下は、緩やかなライティングアニメーションが1分続いたあと、上部から水滴が落ちてきて、下のほうに水が溜まり、こんどは水の中から泡が浮き出るという2分間のアニメーションが見られる。

【雅-MIYABI】

 「ごはんですよ!」の江戸紫ではなく、江戸の染物の色のひとつ「江戸紫」(ちょっと青が入った紫)を基調にしたライティング。緩やかな紫のスパイラルが天に昇る1分のアニメーションのあと、2分にわたり、江戸紫の和服の裾が円舞するように、左右にねじれ、揺れ、回る美しいアニメーションが見られる。

【幟-NOBORO】

 お祭りの「のぼり」をイメージした縁起のいい橘色(渋めのオレンジ)がモチーフ。最初の1分は橘色ののぼりがゆっくり風に揺らぐアニメーション。続くは祭りも佳境に入り、人々がのぼりを担ぎ上げ乱舞するアニメーションが見られる。公式さんはこう、表現しているが、僕が見た感じでは番茶をゆっくり注ぎ、飲んでみたら熱くて慌てて茶碗を机に戻したら、番茶が大きく揺れたという感じ。

 これらの「粋」「雅」「幟」は毎日切り替わり、今日のイルミネーションはどのパターンかは、東京スカイツリーのホームページで確認できる。

 また、さらに江戸っ子の憎い計らいがある。イルミネーションは24時まで行われるが、その後、朝6時まで減灯されるが、頂上のみ、その月の誕生石の色に染まるのだ。それはまさに満天の星空に浮かぶ宝石。彼女の誕生月に合わせて、夜景を見ながら本物をプレゼントすれば……、以下省略。

1月   ガーネット   レッド

2月   アメジスト   パープル

3月   アクアマリン ライトブルー

4月   ダイヤモンド クリスタル

5月   エメラルド   エメラルドグリーン

6月   ブルームーンストーン ホワイト

7月   ルビー ルビーレッド

8月   ペリドット   ライトグリーン

9月   サファイア   ブルー

10月  ピンクトルマリン    ピンク

11月  シトリン     オレンジ

12月  タンザナイト ライトパープル

 筆者のオススメコースは、神奈川方面で遊んだ帰りなら、羽田空港第2ターミナル(ANA側:2020年5月29日から再オープン、6~22時)に日没ごろに訪れて、白いテスト点灯のスカイツリーを見て、空港やどこかで軽く食事を取ったら、スカイツリー近くの「とうきょうスカイツリー駅」に向かい、川越しの遊歩道から本番のライティングを楽しむといいだろう。まず密になることはないのでお勧めだ。

 千葉方面で遊んだ後なら、北総線の矢切駅か京成本線の国府台で降り、バスに乗って「国府台病院」で下車。里美公園内にある明戸古墳あたりからテスト点灯を見て、京成の押上駅か「とうきょうスカイツリー駅」でやはり川越しに見るのもいい。

 またディズニーランド帰りなら、葛西臨海公園の観覧車からテスト点灯を見るもいい。2020年6月23日から再オープン(マスクと検温必須)。ただ当面の間は18時までの営業なので、10月以降の冬場限定のコースなりそうだ。

ハイパワーLEDで恋人たちの物語をつむぐ東武とパナソニック

 さて、コレまでぼんやりと東京の夜空を飾っていたスカイツリーだが、空気のにごった夏でもはっきりをその美しいイルミネーションを演出しているのは、パナソニックの業務用LED照明。

 誕生石の色に照らす頂上付近には、119台のLED照明を増設。高いほうの展望台のさらに上に、周囲を囲むように60台を増設。さらに低いほうの展望台と地上の中間に168台を増設した。また従来の低出力タイプの照明60台を撤去してことで、従来は2075台の低出力LED照明(当時は高出力だったが……)だったが、今回のリニューアルで2362台で夜空を飾ることになった。

 しかも高出力・高輝度LED照明は、それまで暗かった高い展望台から頂上までをはっきり、鮮やかに輝かせている。また低い展望台から地上までの照明は、ユニットごとに3つに分割されてしまっていたが、シームレスに足元を照らし、さらにコンピュータを使ったアニメーションで、新たな東京の夜景を作り出している。

 実際のLED照明がこれだ!

 スカイツリーに登った人はご存知の通り、展望台の床の一部がガラス張りになった場所がある。絶対に安全と分かっていても足がすくむ人、ガラスに足をかけられない人、床に這いつくばって顔だけだして下を見る人を見かけるが、照明が設置されているデッキは雪などが積もらないように、側溝をふさぐ網のフタでできている。

 コレだけの高さがあると、地上は無風でも地上から500mでは常にシャツがバタバタたなびく強風。実際には、ここよりも高い頂上付近にも119台の照明を設置して、初めてできるイルミネーションなのだ。

 パナソニックは、家庭用のおしゃれなLED照明でも有名だが、それ以上に業務用のLED照明にも強い。イルミネーションスポットで有名な大井競馬場や最近では「高輪ゲートウェイ駅」の照明もパナソニックの手によるもの。また、新宿にあるNTTドコモのとんがりビルの照明もパナソニック、横浜スタジアムも同社によるものだ。ほかにもトンネルや街の街灯、体育館の照明なども、2020年を持って水銀灯が製造禁止になるため、LED照明化が進んでいる。

 またパナソニックのロゴこそ付いていないが、来年開催予定の五輪の競技場などにも数多く導入されているという噂を聞く(スポンサー関連の問題があり、部品や請負業者などが明らかにされていないのだ)。

密にならないスカイツリースポット&全国のイルミネーション

 スカイツリーは大きいので、かなり遠くからでも見える。ビューポイント探しのコツは橋の近く。冒頭にも登場した橋はスカイツリーから1km離れた白鬚橋。ここでは一眼レフカメラを使っているが、夜景がきれいに撮影できるiPhone11やGalaxy S20+などなら、自分たちとスカイツリーの夜景を入れた写真が簡単に撮れるはず。スカイツリーからひと駅となりぐらいまで行くと、横位置で収まるはずだ。

 またちょっと離れた浅草の浅草寺からも、スカイツリーが見える。実は浅草寺も美しくライトアップされているが、これもパナソニックのLED照明(笑)。粋の青と朱も映えるが、同系色の幟もすごくマッチするはずだ。

 他にもスカイツリーと同様の業務用フルカラーLED照明で、美しくライトアップされてる場所が全国にある。

・石川県 こまつアズスクエア

・京都府 くみやま夢タワー137

・兵庫県 神戸市立博物館

・福島県 東北電力 会津若松支社 鉄塔

・静岡県 法多山尊永寺

・愛知県 ささしまライブ24 高架下広場

・北海道 ふらの歓寒村

・鹿児島県 城山観光ホテル

・高知県 高知城

・神奈川県 山下公園

・大阪府 カンテレ扇町スクエア

・福岡県 承天寺 洗濤庭

・大阪府 勝尾寺

 いずれもイルミネーションスポットとして有名な場所ばかりで、行ったことがある! という方も多いことだろう。

 コロナ禍でなかなかデートスポットがない! という方は、電車でも車でも、イルミネーションを観にいってはいかがだろう。たかが「カラー照明で色を変えて見せているだけ」と思う方も多いかもしれない。しかしその目で実際に見てみると、それ以上の感動と安らぎがそこにあるはずだ。恋人たちの距離を縮めるソリューションを提供するのは、パナソニックのLED照明かもしれない(よいしょ!)。

(文=藤山哲人/体当たり家電ライター)

セリア、今買ってはいけない商品4選…惨劇の恐れあるPETカラフェ、コップホルダー

 シンプルなデザインが受け、強豪ひしめく100円ショップ業界でも堅実な立ち位置を維持し続けるブランド「セリア」。使い勝手の良い商品ラインナップも人気の秘密といえるだろう。

 おしゃれなブランドイメージのおかげか、“日用品を揃えるならセリアがいい”という固定客も多い。そうした下支えもあってか、店舗数も2019年3月末の時点でFC店が49店舗、直営店が1543店舗で合計1592店舗を展開するなど、高水準を維持している。

 また、新型コロナウイルスの影響で経営が苦しくなるメーカーや小売店も多いなか、セリアの5月の既存店の売り上げは前年同月比8.3%増を記録している。この数字を見ても、人々の生活に欠かせない存在として重宝されていることが見えてくる。

 だが、良品多しなイメージのセリアにも「これは正直どうなんだろう……」と首を傾げてしまうような残念アイテムは少なからずあるもの。今回「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」はそんな「この夏、買ってはいけないセリアの残念グッズ4選」を独断でセレクトした。

Q-BAN コップホルダー2/110円(税込、以下同)

 湿気の多くなってくる夏は、いつも以上に水回りの清潔さには注意しておきたい。特に毎日使う洗面所の歯ブラシ用のコップなどは、気をつけていないとすぐに雑菌の温床になってしまうため、なんとか工夫を凝らして綺麗な状態を保ちたいものだ。そんな時は、吸盤式のコップホルダーを使えば、コップを逆さまにかけられるので、水切れも良く安心のはず。

 しかし、セリアの「Q-BAN コップホルダー2」はそうもいかないようだ。この商品は、吸盤の付いたフックパーツと、そのフックに引っ掛けられる穴の空いたコップのセット商品。実際110円という低価格でこの2つが同時に手に入るコストパフォーマンスは好印象だろう。

 しかし、実際に使ったユーザーからは“吸盤が落ちる”という声が多数挙がっているのだ。おそらく、コップを逆さにしてフックに引っ掛けると、吸盤上部に圧がかかり、剥がれやすくなってしまうのだろう。実際に試してみたところ、湿気が多いところでは落ちることが何度かあった。条件によるのかもしれないが、落下率は高い模様。買い控えたほうが無難だろう。

洗剤が入るキッチンブラシ/110円

 次も夏場の水回りから、キッチンで活躍するという触れ込みの「洗剤が入るキッチンブラシ」を紹介したい。片手に収まるサイズのこの小さなブラシは、洗い物時に毎回洗剤をスポンジやブラシに垂らす手間を省いてくれるというアイテムだ。

 しかし、購入して使ってみたところ、いくつか気になるポイントが散見された。一つ目はプッシュ部分の押しづらさだ。ゴムと樹脂の中間のような性質のエラストマー製の蓋がそのままプッシュ部分になっているのだが、これが思いのほか固い。ただでさえバネの反発が強めなので、洗っている途中、洗剤でヌルヌルになった手でこのプッシュ部分を押すと、ブラシが手から滑って落としてしまうのだ。

 また、ブラシ部分がゴシゴシ洗えるハード部分とソフトタッチの泡もち部分に分かれているのだが、この泡もち部分が厄介。ハード部分より少し細いブラシと妙に毛羽立った極小ブラシの2種構造になっており、この極小ブラシの毛が抜けまくるのだ。網目状のザルなどを洗うと、網目に毛が絡まってしまうこともしばしばだった。売り文句の通りの機能性と使いやすさを兼ね備えていれば、「セリアの買うべきアイテム夏編」に名を連ねることもできそうなのだが……。残念だ。

便利な3機能2色ボールペン/110円

 徐々に新型コロナウイルスの自粛も解除され、慣れ親しんだデスクワークに戻りつつある人も多いことだろう。そんな人のなかに、セリアの「便利な3機能2色ボールペン」の購入を考えている人がいるのなら、一度立ち止まってこの記事を読んでみてほしい。

 この商品、4つのインクが入ったペンが1パックに3本も入ったお得な商品に見えるのだが、その内容をよく見てみると、思わず「これは……」と尻込みしてしまうはずだ。というのも、1本のボールペンに付いているインクが「0.7mmの赤インク」「0.7mmの黒インク」「1.0mmの黒インク」「0.7mmの黒インク」なのだ。そう、「0.7mmの黒インク」が2つあるのだ。

 購入者からしてみれば、同じものより違う太さ、もとい、違う色のインクを入れてほしかったという印象。パッケージで「1本4役」でなく、「1本3役」と正直にカミングアウトしているだけ良いようにも思えるし、この商品の「0.7mmの黒インク」を気に入っている人にとってはありがたいのだろうが、バリエーションの多さを求めるなら他の4色ボールペンを買ったほうが便利かもしれない。

PETカラフェ 1.0L/110円

 暑い季節、冷蔵庫でキンキンに冷えたお茶を飲むのは喜びだ。ここ最近の100円ショップでは、そんなお茶を入れておく容器の品揃えも増えてきているが、セリアの「PETカラフェ 1.0L」は避けたほうがいいかもしれない。

 こちらの商品、実は去年の「セリアの買ってはいけないアイテム夏編」でも紹介したアイテムなのだが、今年の夏もやはり選ばざるを得なかった。

 その理由は蓋部分にある。注ぎ口を塞ぐプラスチック製の蓋の固定が甘く、カチッとハマるような安心感のあるつくりではないのだ。これだけならまだしも、問題は肝心のお茶を注ぐ際に開いた蓋が固定されていないため、注ぎ途中にパタンと蓋が降りてきてしまうのだ。これでは、最悪注いでいるお茶が降りてきた蓋で飛び散ってしまう、なんて惨劇を招きかねない。避けておくべき商品といえるだろう。

 セリアが、おしゃれで機能的な良品を数多く取り揃えていることは誰もが納得している通りだし、間違いはない。しかし、すべてが完璧ではないのもまた事実だ。今回選出した商品のような“残念アイテム”の購入は避けて、今年の夏は賢い買い物をしてみてほしいものだ。

(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)

マック、この夏不満続出の商品4選…味が濃すぎるマクポ&メガマフィン、甘すぎるシェイク

 外食業界が新型コロナウイルス感染拡大の影響で苦しんでいた1~4月に、“一人勝ち”ともいえる素晴らしい業績を残したのが、マクドナルドだ。

 同チェーンを展開する日本マクドナルドホールディングスが、5月12日に発表した2020年1~3月期の連結決算によれば、その売上高は前年同期比5%増となる722億円。4月の既存店売上高も前年同月比6.5%増と、大きく業績を伸ばしている。

 この好調を支えているのが、客単価の大きな伸びだ。ドライブスルーや宅配サービスの利用者が、家にいる子どもの分まで商品を購入するなど、まとめ買いの注文が増えたことにより、4月の客単価は過去最高の伸び率となる前年同月比31%増を記録したという。

 そんなマックだが、商品のなかには万人にはおすすめできないメニューも混ざり込んでいる。そこで今回は、「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」が「この夏、買ってはいけないマックの商品」をセレクト。リサーチや試食を重ねて選んだハズレメニューをご紹介しよう。

マクポ(ベーコンマックポーク)/200円(税込、以下同)

 最初に紹介するのは、昨年7月掲載の『マック、意外にも評判最悪の商品5選…『マクポ』も『グランクラブ』もコスパ超悪?』でも名前を挙げた「ベーコンマックポーク」だ。

“マクポ”という愛称で親しまれているこのメニュー。香ばしさが特長のテリヤキポークパティと、豚バラ肉を使ったスモーキーなベーコンが大きな売りとなっている。公式サイトで「コクと旨みが詰まった一品」と説明されているのもうなずける、ハイクオリティな商品ではある。

 だが、問題となってくるのは、その価格設定だ。ビーフパティを用いた「ハンバーガー」が110円で販売されているにもかかわらず、ポークパティにベーコンを挟み込んだにすぎないマクポに、ハンバーガーより90円も高い値段が付けられているのだ。このことに納得がいかない利用者は多いようで、数多くの不満の声がネットに寄せられている。

 また、全体をまとめているガーリックペッパーソースの味付けが濃すぎると感じる人も少なくないようだ。マックでまとめ買いをする際、バーガーの種類をバラけさせるために、なんとなく注文してしまわないよう注意してほしいメニューだ。

メガマフィン/350円

 開店から10時30分までの時間帯で展開されている「朝マック」。このモーニングサービスで販売されている限定メニューのなかから、“買ってはいけない”として紹介したいのが「メガマフィン」だ。

 オリジナルのイングリッシュマフィンに挟み込まれているのは、ケチャップと焼いた卵、チーズ、スモークベーコン、そして2枚のソーセージパティ。ボリュームたっぷりで、コスパ良なのは嬉しいところだが、その味わいがかなり濃厚に仕上げられているので、朝から食べるには「しつこい」と感じてしまう人も多いはずだ。

 また、一個の標準製品カロリーが695kcalと、非常に高いのも気になるところ。朝からエネルギーを蓄えたい人にはぴったりだが、薄着になる夏にダイエットをしたい人にとっては、大マイナスポイントだと言わざるを得ないだろう。

マックシェイク ストロベリー(Sサイズ)/120円

「マックシェイク ストロベリー」も、昨年7月公開の記事のなかで紹介した商品だ。ひんやりとクリーミーな舌触りと口いっぱいに広がる甘さが特長で、マックのメニューとしても、とりわけファンの多いスイーツだと言えるだろう。

 一方で、その濃厚な甘さを受け付けないという人も少なくないのではないだろうか。また、シェイクのラインナップには「バニラ」や「チョコレート」といったフレーバーもあるので、風味が人工的で不自然という評価を受けがちな「ストロベリー」は、おすすめすることができないのだ。

 Sサイズで120円、Mサイズでも200円と価格が安いので、ほかのメニューを買うついでに注文したくなることも多いだろう。さらに、暑い夏ともなれば、つい手を出したくなるところだが、うっかり購入して、口のなかの甘ったるさにうんざりしまわないよう、気をつけていただきたい。

ワッフルコーン チョコ&アーモンド/200円

“夏にぴったり”という意味では、「ワッフルコーン チョコ&アーモンド」もおすすめできそうな商品なのだが、実はかなりの要注意メニュー。

 ソフトクリームにトッピングされているチョコソースとキザミアーモンドの量は、決して多いとはいえないだろう。それにもかかわらず、「ワッフルコーン プレーン」より50円も高いという価格設定に、不満を持つ人が少なくないようだ。

 また、しつこさのないシンプルなソフトクリームが、バリバリに固められているチョコソースに負けてしまっているとして、その相性に疑問を持つ人もいる様子。加えて、猛暑の日にはワッフルコーンが重たく感じられる可能性もあるので、やはりこの商品よりも、大定番メニューである「ソフトツイスト」を注文したほうが無難だろう。

 さまざまなバーガーやドリンクが取り揃えられていて、少ない出費でおなかいっぱいになれるマックが、優秀な外食チェーンであることは間違いない。この記事を参考に地雷商品を避ければ、必ずや美味しいメニューを堪能することができるだろう。

(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)

パチスロ6号機「最強ヒット作」に動き!?「爆裂レジェンド」に続く新情報が話題

 ファン歓喜の最新機種がスタンバイしているパチスロ。斬新なゲーム性を追求する革命メーカー・ネットは、人気シリーズ最新作「2.5次元パチスロ」を発表した。

 BJシリーズの最新6号機『ハイパーブラックジャック』は、1G純増約6.1枚のATタイプ。擬似ボーナスは3種類で、ボーナス中は様々なタイミングで「ストックタイム(ST)」突入抽選が行われる。

 86%の高継続率でループする「ストックタイム」は、30ゲーム+aのボーナスストックゾーン。消化中は小役成立でボーナスストック抽選する。ストックタイム中5の倍数ラウンドで当選したボーナスは、昇格の大チャンスだ。

 上位版STの「ストックタイムハイパー」は、毎ゲームボーナスがストックされるプレミアムトリガー。「ストックタイムの真骨頂」を堪能できるだろう。

 また本機は、お馴染みのキャラ「リオ」ではなく、公式Instagram・公式Twitter共にフォロワー数100万人超のスーパーコスプレイヤー「えなこ」を主演に迎えた仕様。彼女ならではのシーンを楽しめる点も特長だ。

 注目度という意味では「超高純増マシン」も負けてはいない。名作の遺伝子を色濃く受け継いだ「純増約10枚のストレートAT」搭載機『戦国コレクション4』がスタンバイしている。減算区間のないストレートATとなっており、4号機の爆裂AT機のような純増スピードを体感できそうな仕上がりだ。

 6号機市場で抜群の存在感を放つ、大都技研の新機種も熱い視線を浴びている。4号機のみならず5号機でも一撃に期待できたレジェンド『吉宗』が、ついに始動だ。

 サボハニ製の『S吉宗3』が検定を通過した。仕上がりに関して「相当な拘りを持って開発!?」「進化を遂げている仕上がりとの噂」といった興味深い情報が浮上。気になる発売時期に関しては「秋頃までには動きが!?」と囁かれている。スペックを含めた続報が気になるところだが…。

「早くも『吉宗3』が話題の大都さんですが、今後のラインナップに関する情報も熱視線を浴びています。その候補として『秘宝伝』を予想する関係者は多く、『間もなく動きがあるかも』と囁かれています。

他にも幾つかの名前があがっていますが、7月に入って浮上したのは『6号機で成功を収めたコンテンツ』という情報。『番長』シリーズや『リゼロ』が当てはまるでしょうか。

そうなると注目したいのは『リゼロ』。人気アニメコンテンツに加え、純増8.0枚という当時では最高の出玉スピードがユーザーの心を完全に掴みましたよね。それを超える衝撃を期待してしまいます。7月より2nd Seasonが放送されていることもあり、大きな反響が寄せられると思いますよ。ぜひとも実現して欲しいですね」(パチスロ記者)

 営業再開後のホールを盛り上げる『押忍!サラリーマン番長2』を発表するなど、新時代でも圧倒的な存在感を放っている大都技研。その中でも、6号機の大ヒット作『Re:ゼロから始める異世界生活』の快進撃は業界に衝撃を与えた。

 そんな6号機「最強ヒット作」が動き出すのだろうか。パチスロ界の「先駆者」と評されるヒットメーカーのサプライズに期待したい。

JRA 七夕賞(G3)水樹“奈々”結婚も枠連「7-7」は「トラップ」!? 声優結婚ラッシュで福島適性バツグンの伏兵が急浮上!!

 サマー2000シリーズの幕開けとなる七夕賞(G3)。ハンデ重賞らしく、過去10年では10番人気以下の馬が3勝をあげるなど荒れ模様。一昨年は11番人気のメドウラークが勝ち、2着に4番人気のマイネルサージュ、3着に12番人気のパワーポケットが飛び込み、3連複で29万3520円、3連単では256万3330円という大波乱の決着となった。

 このような大荒れも予想される1戦で、一獲千金を狙いたい人に役立つのが、理論を越えた予想法“サイン馬券”だ。それに今週はわかりやすくサインが出たと話題になっている。

 サインは話題のトピックと連動することが多い。今週は7月7日に水樹奈々が音楽関係の一般人と結婚を発表、翌日は声優カップルの小野賢章&花澤香菜が結婚をTwitterで明かすなど、人気声優たちの結婚報告が相次いだ。

 今週末はプロキオンS(G3)も開催されるものの、水樹“奈々”が話題の中心となったことから、7月7日の行事である七夕の名前がついた七夕賞(G3)を指していると考えたほうがいいだろう。

 だが、水樹“奈々”だからそのまま枠連「7-7」。13番ブラヴァス、14番オセアグレイトで決まると考えるのは早計だ。これまで七夕賞が枠連「7-7」のゾロ目で決着したのは、1986年の1度のみ。現在、34連敗中だ。くわえて過去10年で20頭も「7枠」に入ったが、勝利はおろか、馬券圏内に入った馬すらいない。ついつい買ってしまいそうになるが、これは『トラップ』だと考えていいだろう。

 それでも名前に「7」を持つ水樹のパワーを侮ることはできない。ここは彼女のイメージカラーである「4枠」ブルーに注目。7番エアウィンザー、8番アウトライアーズで大穴を狙いたいところだ。

 また今週結婚を報告した声優は歌手活動も精力的に行っていた。音楽用語で“だんだん強く”という意味の“クレッシェンド”が名前に入っている3番クレッシェンドラヴは鉄板か。

 昨年の福島記念(G3)を勝つなど高い適性を持っている点からも人気を集めそうだが、ここは外せない。さらにお祝い事が続いたため「Vin(ワイン)とBanquet(宴会)の合成語」が由来の12番ヴァンケドミンゴも入れておきたい。4戦4勝のコース実績を誇るため、適性もありそうだ。

 今回、サインから浮かび上がったのは、3番クレッシェンドラヴ、7番エアウィンザー、8番アウトライアーズ、12番ヴァンケドミンゴの4頭だ。祝杯をあげる声優関係者たちから、おすそ分けをもらう形でこちらも勝利の美酒に酔いたいものだ。

木下優樹菜の「新しい不倫相手」は本当に存在するのか? 木下を切り捨てた事務所のリークに丸乗りするマスコミの無節操

“タピオカ騒動”で芸能活動を自粛していた木下優樹菜が7月1日、復帰を発表するも、速攻で芸能界を引退したことで、マスコミが一斉にバッシングを展開している。  所属事務所のプラチナムプロダクションが引退発表に際し〈今後の活動に向け、慎重に協議を続ける中で、当社として今後同人と...

ローラ、「胸の先が見えた」とファンが大騒ぎ…SNSで恥ずかしい失態をさらした芸能人3人

 インターネットが発展を遂げた半面、後を絶たないのがSNS上での失態だ。先日も、人気お笑い芸人のせいや(霜降り明星)が、「文春オンライン」に“ZOOMセクハラ”を報じられたばかりだ。

 6月18日配信の同サイト記事によると、せいやはSNSでナンパした既婚女性と通信アプリ・ZOOMを使ってオンライン飲み会を実施。ところがその最中、モニターごしに自身の局部を見せたという。それだけでも十分恥ずかしいが、せいやの行動はエスカレート。なんと一人でコトに及び、記事ではその様子をキャプチャーした画像も掲載されてしまった。

 ネット上では批判の声が巻き上がり、「たとえ芸人でもこれはアウト!」「セクハラキャラとは思ってなかったから残念」など、多くの反応が巻き起こった。なお、直撃取材を受けたせいやは、「ハメられました!」「ハニートラップです」と釈明している。

 今回は、せいやのように、SNSで恥ずかしい大失態を犯した芸能人をピックアップしよう。

指原莉乃

 Twitterで盛大にやらかしてしまった元HKT48の指原莉乃。騒動が起こったのは、自著『逆転力 ~ピンチを待て~』(講談社)が発売された2014年8月のこと。突如、彼女のTwitterに「逆転力読んだら彼氏できました!!!! さっしー大好き! ありがとう!!! 逆転力最高!!!!」というコメントが投下された。

 その直後に指原は「アカウント間違えたよ」とツイート。別のTwitterユーザーから「お前自演すんのやめろよ。恥ずかしくねーのか?」と指摘を受け、「恥ずかしすぎるわ」と素直に答えていた。指原の自作自演騒動が話題になる一方で、ネット上には「本の宣伝狙ってわざと仕掛けたんじゃない?」「騒動になることまで見越した自演だったらマジ尊敬する」と勘繰る声があがった。ちなみに、この一連の投稿は、現在も削除されずに閲覧可能となっている。

ローラ

 続いてはInstagramに投稿した動画がファンの論争を招くことになったローラ。彼女は2017年6月に動画投稿機能「ストーリー」に、ジムへ急ぐ短い映像を投稿。トレーニングウェアのトップスはなんとも窮屈そうな印象で、豊満なバストが今にも溢れるのではないかと心配になるほどだ。その矢先、胸元からバストトップらしき影がちらりと映り込んでしまう。

 画面に映ったのはごくごくわずかな瞬間であり、それが本当にバストトップだったのか、真偽は不明。しかしローラの胸元は際どいラインまでオープンな状態にあるため、「ハプニング認定していいと思う」「まさかInstagramでこんなラッキーな瞬間に出会えるとは」とファンを喜ばせることになった。一方、動画には「GYMちこくしちゃう~」と文字が入力されており、「気づかずに編集して投稿するなんてことある?」と疑問を呈する声も見られた。
(文=編集部)