孤高の天才福祉家がついもらした、驚きで単純明快な人材確保術

はんぱじゃダメ、はんぱじゃねーやつ、極端なやつが勝つ時代!

先日、静岡県と神奈川県の境ににあるちょっと大きめの半島の先端に、ある方を訪ねてきました。

この半島の先端の街は、夏は海を求め多くの人が訪れるリゾート地です。ですから、夏は人が多く冬場は閑散としているという特徴を持っています。

天城峠を越えるとき、峠のお地蔵さんでおにぎりを食べながら汗を拭き拭き,なかなかはんぱねぇー遠さだなと、つくづく思いました。帰りは、陽の高いうちに峠を越えないとえらい目に合いそうです。www 旅の一座の可愛らしいギャルには出会えませんでした、念のため。

そんなこんなで天城を越えて、(もうここまで言うとばれちゃってますが、まだまだ引っ張ります)どんだけ遠いんだぐらい車を走らせて、完全旅気分で某半島先端の海辺の街までやってきました。

さすが孤高の天才、自分の身を置く場所さえも独特です。私も経営者であったので何度かこの地への進出を視野に入れたことはありました。でも、いろんなリスクが思考を専攻し、法人を説得する行動もとれませんでした。多分100%の人が言うだろうセリフ「そこまでしてなんでいくの?」「いってどうするの?」これが凡人の思考の限界です。

でも真の天才は違います。単身この地に移り住み、20余年で幾つかの老人ホームを運営する法人に着実に成長させているこの手腕は、驚愕です。

そしてその老人ホーム、法人運営、どれを取ってもはんぱじゃない独自性のかたまりなのです。面白いアイディア一がいっぱいでした。

プロが驚く ド天才ぶり

法人を成長させるにはそれなりのコツが存在します。てっとりばやいのでは、s県k庁人材受け入れ機関に成るとかが、ありますが、(この辺サラッと)この孤高のド天才は一切そういうことしないで法人を成長させているのです。どんだけ地頭がいいんだろうと思います。

プロが認める一流のプロ 孤高のド天才

この方の施設をわざわざご本人と一緒に見学させていただきました。ご本人解説付きで。すごい贅沢です。私はいろんな施設を新旧織り交ぜて見学させていただく機会が、断然人より多いと思いますが、他の施設の方本当にすいません。孤高のど天才さんの施設見学が今までで一番面白かったです。施設見学で真から楽しさを感じることはなかなかないです。でも本当に楽しかったです。

孤高のド天才の人材確保術

この孤高のド天才さんも、もちろん人材の確保には地域性も含めて困難な状況にあるはずです。

こちらの法人は、特に、確保した人材を楽しくステップアップさせ、そしてプロとして育成することに長けています。やる気に満ちた職員さんでいっぱいでした。

でもやっぱ入り口が肝心、ここだけの秘密です。こちらの法人若者が都会から移り住んでくれることを期待して、家賃手当の上限約5万円。はんぱない!

これができるかできないかはあなた次第!

 

 

 

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電通ダイレクトマーケティングと電通ダイレクトソリューションズの合併について

6月28日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。


2018年6月28日

株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博)は、当社100%子会社である株式会社電通ダイレクトマーケティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤 聖仁、以下「DDM」)と株式会社電通ダイレクトソリューションズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉井 陽交、以下「DDS」)の2社を、2018年8月1日付(予定)で合併させることにいたしました。

DDMは2007年6月に、ダイレクトマーケティングの専門会社「株式会社電通ダイレクトフォース」として設立され、本年4月に電通グループのダイレクト領域リソースを集約する基幹会社として社名を「株式会社電通ダイレクトマーケティング」に変更しています。また、DDSは1985年3月に、電通と米国Y&R社の合弁によりダイレクトマーケティング専門のエージェンシー「株式会社電通ワンダーマン」として誕生し、CRM領域などのビジネスを展開してきました。本年4月30日にY&R社との合弁を解消し、現在は電通の100%子会社となっています。

今回の合併により、ダイレクトマーケティング領域の事業基盤をより一層強化し、存続会社となるDDMは、同領域におけるリーディングカンパニーとなるべく、積極的に事業を展開していきます。

合併する2社の概要および合併後の会社概要は次のとおりです。

■合併する2社の概要

<存続会社>
・社名:株式会社電通ダイレクトマーケティング
・所在地:東京都港区芝5-33-1 11階
・代表者:代表取締役社長 佐藤 聖仁
・資本金:3億100万円
・株主構成:株式会社電通 100%
・従業員数:約120名

<消滅会社>
・社名:株式会社電通ダイレクトソリューションズ
・所在地:東京都港区東新橋2-14-1 コモディオ汐留
・代表者:代表取締役社長 吉井 陽交
・資本金:4億円
・株主構成:株式会社電通 100%
・従業員数:約30名

■合併後の会社概要

・社名:株式会社電通ダイレクトマーケティング
・所在地:東京都港区芝5-33-1 11階
・代表者:代表取締役社長 佐藤 聖仁
・合併期日:2018年8月1日(予定)
・資本金:3億100万円
・株主構成:株式会社電通 100%
・従業員数:約150名
・事業内容:ダイレクトマーケティングとデジタルマーケティングに関するソリューションの提供

なお、本合併が当社の2018年12月期の連結業績に与える影響は軽微です。

以上


電通ニュースリリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/0628-009562.html

“プロセスジェニック”に夢中になるティーン〜SNS時代を生きるティーンの流行を徹底分析

スマホネイティブ・SNS至上主義なイマドキのティーン。彼らは、どんなモノに、どのようにして心を動かされるのでしょうか?ティーンのインフルエンサー=「ティーンフルエンサー」を特集する本連載の第6回は、ティーンの流行の生まれ方を徹底解剖。

ティーンの心をつかみ続けるプリントシール機メーカー・フリューが運営する女子高大生の動向調査・研究機関「GIRLS’TREND研究所」の稲垣涼子さんに協力いただき、流行するコンテンツの特徴や、流行の生まれ方を解明。

その結果、コンテンツが持つ背景や、話題になるまでの過程といった“プロセス”に心を動かされるティーン世代のマインドが見えてきました。

ティーンの流行コンテンツ3条件って?

いながきさん
稲垣涼子さん

そもそも、今の流行を動かすモノは何なのでしょう?

ティーンの流行の真ん中にあるモノ、そしてその人気の秘密について、稲垣さんにひもといていただいた結果、三つのキーワードが見えてきました。

①リアリティー

一つ目のキーワードは、「リアリティー」。大人・企業によってつくられたモノではない、“身近に感じられるモノ”、結果だけでなく過程が見え、“共感・自分ごと化できるモノ”を意味しています。

ティーンから支持を集めるAbema TVでも、リアリティーを感じられるコンテンツが人気。例えば、恋愛リアリティーショー番組「今日、好きになりました。」。この番組は、一般人を中心とする10代の若者が、1泊2日の限られた時間の中で本気の恋愛をするという内容。 

Abema TVに数多く存在する恋愛を扱う番組の中でも、一般人が出演し、プリ撮影など身近なデートを扱うというリアリティー要素がティーンの心を動かすポイントとなっているのだとか。

女子高生ミスコンや、韓流アイドルに支持が集まるのも、リアリティーがポイントに。オーディション過程が公開され、結果に至るまでのストーリーが可視化されているため、ティーンがリアリティーを感じやすくなっているのです。

②アレンジの余白

二つ目のキーワードは、「アレンジの余白」。ティーンがアレンジを加える余地のあることが流行コンテンツの条件に。

大人・企業に用意されたコンテンツをそのまま楽しんでもらうのではなく、個人が少しアレンジを加えて、オリジナリティーを発揮できるかが重要となっています。

ティーンへの事前アンケートの結果、「今最も周りで流行っているモノ・コト」として挙げられた「TikTok」※1もそのひとつ。同じ曲を使っても、表情や動きなど少しアレンジを加えるだけで、“オリジナル”の動画ができ、簡単に個性を出すことが可能に。アレンジの余白があることで、誰が撮っても違う動画となり、楽しめるコンテンツとして、たちまち人気アプリとなりました。

ちなみにTikTokのSNS広告は、バリエーション豊かなオリジナル動画を展開することで、アレンジの余白を示しました。これが流行となった要因でしょう。

※1 音楽に合わせて自由に口パクをして遊ぶ様子を動画に収めるアプリ。

 

③周囲を巻き込める

最後のキーワードは、「周囲を巻き込める」。周りの人に“簡単に教える”ことができて“一緒に楽しめる”ことが重要となっています。

事前アンケートでティーンの99%が流行コンテンツとして認知していたのが、ゲームアプリ「荒野行動」。約100人のプレーヤーが無人島で銃撃戦を繰り広げるというバトルロワイヤルゲームです。このアプリの特徴は、“みんなでできる”こと。周りの人とも一緒にできるというゲームの仕組みが、人気の理由となっています。事前アンケートでも、半数以上が友達からの口コミで知ったと回答。友達が遊んでいるのを見て、次々と始める人が増えたのだとか。

また、昨年流行した韓流アイドルTWICEの「TTポーズ」※2や、TikTokの動画も、簡単にみんなでできること、周囲を巻き込んで楽しめることが流行の大きな理由でした。

※2 T字をつくった指を目の下に置くポーズのこと。泣いていることを示す顏文字「TT」に由来する。

 

流行三条件

これらを分析すると、今の時代の特徴として二つのことがいえます。

一つは、SNSの複数使いが当たり前となり、常に人とつながっているという、隠し事ができない時代になったこと。もう一つは、1990〜2000年代の、“カリスマ”が存在し、彼らをまねすることがティーンの楽しみだった時代から、カリスマが存在せず、一人一人が個性を発揮することが求められる時代になったということ。

この二つの大きな特徴が、流行コンテンツの条件にも変化をもたらしていると考えられます。ティーンはうそがないストーリーで、個性を発揮し、周囲を巻き込める。ティーン世代固有の流行コンテンツの在り方が見えてきました。

「テレビで知った」は昔話!?ティーンの流行の生まれ方とは

 

SNS以前の流行の生まれ方といえば、テレビをはじめとしたマスメディアや広告を起点として、徐々に新しいモノが話題になっていくというものでした。

しかし、SNSを使いこなすティーンにおいては、流行はこれまでと全く異なるステップで誕生。稲垣さんとの対談の中で、流行の生まれ方には二つのパターンがあることが見えてきました。

①ティーンフルエンサーが流行の火付け役に!発見型ステップ

<発見型ステップ イメージ図>

発見型

最近のティーン世代の流行のほとんどは、この「発見型ステップ」をたどります。「発見型ステップ」において、カギとなるのは、ティーンフルエンサーの存在。

このパターンでは、あるコンテンツの分野についてオタク的に情報を追い掛ける、ティーンフルエンサーを含む「アーリーアダプター層」による情報発信を、複数のティーンフルエンサーが発見・拡散することで、話題量が一気に増加。

話題量が増え、流行として認知されるようになると、マスメディアが「今流行っているもの」として取り上げ、これが流行の“お墨付き”となることで、コンテンツが全国に拡散していきます。

昨年ティーンの間で一大ブームを起こした韓流アイドルも、同じステップをたどっています。韓流好きが発見した韓流アイドルが、ティーンフルエンサーに伝わり、彼らが情報を拡散したことで、ティーンの間で話題に。そして、テレビに露出すると、流行は全国区となり、日本中でブームを巻き起こしました。

より身近なティーンフルエンサーから情報を得る点、ティーン世代らしいといえるでしょう。

②カギは“アレンジの余白”!加工型ステップ

<加工型ステップ イメージ図>

加工型

先述の「発見型ステップ」は、マスメディアによる発信が後追いとなってしまうため、企業にとって予測しづらいのが難点です。

その一方で、マスメディアや企業の発信が、話題の起点として機能し、流行がつくられるパターンが「加工型ステップ」。このパターンにおいては、初めに話題が広まるきっかけとなるのは、マスメディアや広告による情報発信です。その後、カギになるのは「SNSでの加工」。

発信された情報が、ティーンの手によって、加工・アレンジされることで、話題量が増加していきます。ティーンが企業発信のコンテンツを楽しく、自分なりに加工したものがティーンの中で拡散されることで、コンテンツの話題量が増えていくのです。

同じステップをたどったのは、先ほども紹介したリップシンクアプリのTikTok。広告で使用された曲や、有名タレントによってカバーされた曲に、ティーンがさまざまな方法でオリジナリティーを加えていくことで、人気となりました。

企業のキャンペーンで実施されることの多い「フォトスポット」でも、加工型ステップをたどれるかが重要なカギとなっています。

Instagramで話題となっている、東京ディズニーランドの工事中のカラフルな壁は成功例のひとつ。明確なフォトスポットとしてアピールされていないのにもかかわらず、ティーンが行列をなして写真を撮影し、話題となっています。

構図を明確に規定したフォトスポットよりも、ティーンがアレンジを加え、自由にオリジナリティーを発揮できる空間が求められています。大人・企業が計算し狙ったモノに単純には振り向かないティーン世代のマインドが、顕著に見えてきたといえます。

“映え”だけが、ティーンのモノサシではない

ここまでティーンの心を動かすコンテンツと、心の動かし方を見てきましたが、これらから見えてきたのは、キャッチーな外見よりも、その背景にある“プロセス”を重視する今のティーンのマインドでした。

流行コンテンツ3条件においては、大人・企業が計算しつくしたものには心をあまり動かされず、そのコンテンツの持つ“背景”や“プロセス”が重要。また流行の生まれ方においても、信頼できるティーンフルエンサーの声や、ティーンによる加工といった、どのように話題が形成されてきたかという“プロセス”が流行の重要なきっかけに。

こうしたプロセスが魅力的な“プロセスジェニック”であることが、流行のカギであることが見えてきました。

3人
左から電通ギャルラボ・周詩雨、GIRLS'TREND 研究所・稲垣涼子さん、電通ギャルラボ・辰野アンナ

そんなティーンにとって、価値を増しているのは、“オフラインでしか手に入らないもの”。オンライン上では手に入らない、ストーリーの見えるモノの価値が高まっています。

誕生日プレゼントは、お金をかけたプレゼントよりも、時間をかけてつくられた、メッセージやプリ・写真で彩られたコルクボードや、サプライズボックス(びっくり箱型のアルバム)が人気。

リアルな友達からの口コミも、これまでに増して重要になっているのだとか。リアルな友達は、ティーンにとって、最も信頼の置ける情報源。だからこそ、SNSで知った情報の確認の役割として、リアルな友達からの口コミが重要になっています。

スマホ・SNSと結び付けられることが多いティーン世代ですが、すべての情報源をネットやSNSだけから得ているわけではないのです。

「インスタ映え」が流行し、一見表面的なものに踊らされているようにも見えてしまうティーン。けれど、実は彼らには、彼らなりのモノサシが存在します。彼らを理解し、うまく彼らの言の葉に乗せることが、ティーンの心を動かすカギとなるのです。


<「GIRLS’TREND 研究所」とは?>

プリントシール機市場でトップシェア※を占めるフリューにおける調査・研究機関。主に女子高生・女子大生の感性に対して定性・定量の両面からさまざまな調査を実施。これまで培ってきた若年女性へのマーケティング力を生かし、ファッションやビューティーなど多様なカテゴリの旬な情報が満載のフリーマガジン「GIRLS'TREND」の発行なども行う。

※2016年夏フリュー調べ

http://www.furyu.jp/
 

<女子高生ミスコン>

女子高生ミスコンとは?

全国で女子高生は約172万人。その中で30万件以上のエントリー(2017年度実績)を獲得しナンバーワンを決める、女子高生が選ぶ女子高生のためのミスコン。このミスコンの新しいところは、日本全国に設置されているプリントシール機でエントリー&投票可能なところ。選考過程では一般の方が主体となり、グランプリ決定までの過程を視聴者参加型で楽しめます。

【オフィシャル番組】
https://www.youtube.com/channel/UCEeyy_fypedVHh1Lscu16CQ
 
【Twitter】
http://j.mp/JKmisscon_Tw

【Instagram】
https://www.instagram.com/jk_misscon/
 

<男子高生ミスターコン>

「男子高生ミスターコン」とは、

全国の男子高生の中から “日本一かっこいい男子高生”を決める日本最大級の男子高生オーディションプロジェクト。 人気カメラアプリSNOWのオリジナルスタンプでのエントリーも可能に。

審査はSNOWやTwitterなど、男子高生が普段の生活でよく使うアプリで展開される。

POPTEENや舞台などにも出演し人気俳優への階段を上っている本田響矢さん、オオカミくんには騙されないへの出演などで女子高生から抜群の人気を誇る那須泰斗さん、そして昨年グランプリに輝いた高橋文哉さんらを輩出している。

【Twitter】
https://twitter.com/DKmrcon
 
【Instagram】
https://www.instagram.com/dkmrcon.gram/

ADFEST受賞の「並べる防災」。企画を生んだコミュニケーションデザインの哲学

2017年5月17日、神戸新聞に「並べる防災」が掲載されました。これは、避難時に必要な物資を、見開きの新聞紙面に“実物大”で印刷した企画。そこに描かれた物資の実物を紙面上に並べて、災害時に持ち出す非常袋を準備してもらおう、という意図でつくられたのです。企画の正式名称は「避難所もっとより良く非常袋」。このプロダクトは、ADFEST 2018グランプリをはじめ、国内外の賞を数多く受賞しました。

 

企画に携わったのは、電通クリエーティブチームの面々。一体どのような経緯や思いからこの企画が生まれたのでしょうか。中心となった、電通の秋元健氏に話を聞きました。

「避難所の状況を改善したい!」、その思いを新聞紙面に展開した

秋元健氏(電通 データ・テクノロジー・センター ジオデータソリューション部)
秋元健氏(電通 データ・テクノロジー・センター ジオデータソリューション部)

―まずは秋元さんのお仕事について。これまでどんなことに取り組んできたのですか。

私の仕事は、データを分析しながら課題やインサイトを見つけて、その解決策を考えることです。今所属しているデータ・テクノロジー・センターも含め、ここ数年は位置情報データを基にソリューション開発を行ったり、コミュニケーション施策を提案する活動を行っています。例えば、ある地域に観光客を呼びたいと考えたとき、まずは観光客の動きのデータを分析して、必要な解決策をつくるような。

―なるほど、秋元さんのお仕事はデータ分析が起点になるのですね。「並べる防災」は、新聞の紙面に、災害時に必要な防災グッズを並べて掲載するという、どちらかというとクリエーティブな企画です。データ寄りの秋元さんが、なぜこの企画に関わることになったのでしょうか。

もともと、神戸新聞社が防災をテーマにした紙面上での新聞企画を考えていました。1995年の阪神・淡路大震災以来、神戸新聞社は継続して防災活動を行っています。

そこに電通が協力する形になったのですが、当初は「地震が起きたときの避難経路となる幹線道路の人の流れをシミュレーションし、紙面でビジュアライズする」といった企画が想定されていたんですね。そのとき私はCDCに所属していまして、当時から位置情報を扱うことが多かったので、自分のところに相談が来ました。

―当初はデータ寄りの企画だったんですね。そこから、どのような経緯で今回の企画に移り変わっていったのでしょうか?何か企画の方向性が変わったきっかけがあったのですか?

企画を詰める中で、神戸新聞社が災害時の「避難所」をテーマにしたいと話されて。それで、「並べる防災」へとアイデアが進んでいきました。

―避難所、ですか?

はい。日本では大地震が多く、1995年の阪神・淡路大震災だけでなく、2011年には東日本大震災、直近では16年に熊本地震が起きています。こういった深刻な災害時に避難所が設けられるのですが、災害発生直後の避難所は混乱しがちで、避難した方が大きなストレスを抱えている実態があります。

神戸新聞社は報道機関として、避難所への取材を数多く経験していて、そこに気付かれたんですね。「阪神・淡路大震災以降、建築基準は改正されて建物は丈夫になったし、行政の広域連携や自治会の防災活動も進んでいるけれども、災害発生直後の避難所のカオスな状態は残念ながら変わっていない」という説明を受けました。

実は、「並べる防災」の紙面にもその部分を表現しています。表面は防災グッズを並べるページになっていますが、裏面には1995年の阪神・淡路大震災と2016年の熊本地震における避難所の写真を載せています。二つの写真を見比べると、避難所の状況はほとんど変わっていません。この問題をどう改善できるかがテーマでした。

「並べる防災」紙面(裏面)
「並べる防災」紙面(裏面)

限られた紙面を生かして、「新聞の新しい使い方」を提案

Emergency Collectibles

―避難所の状況を改善する方法として、市民が自分で非常袋を準備する『並べる防災』に行き着いた、ということなんですね。

はい。大災害が起きたとき、発生から72時間は人命救助に力点が置かれると聞いています。その時間は、警察や消防、自治体職員の方は命の危機に直面する方を救いに行くため、どうしても避難所運営は手薄になりやすい。となると、その避難所が良好に運営されるかどうかは、そこにいる市民にかかっています。過酷な状況だからこそ、自分たちでやるしかない。言い換えれば、市民一人一人が普段から意識を持って、防災の準備をしておくことが大切です。いかに市民が防災を「自分ごと」にできるか。その思いが企画の根底にあります。

―そこからどうやって、避難時の物資を“実物大”で紙面上に並べるアイデアが生まれたのでしょうか。

さまざまな情報やデータを集めて課題を整理していきました。避難所生活で上位に挙がってくる、例えば音や光に対する不満は、耳栓やアイマスクがあれば相当和らぐと思いますが、日頃からそういった備品を非常袋に入れている人は極めて少数だと思います。そもそも防災用の非常袋を備えている日本の家庭自体が非常に少ないことが分かりました。非常袋をきちんと準備していれば、当然、避難所での生活環境も良くなります。そこで、まずは妻や当時小学生の息子と「もし自分たちが災害に遭ったら、何を避難所に持っていくか」を家族会議で話し合ってみたんです。

―家族との話し合いから始まったんですね。

はい。既にいろいろな機関が「災害時のために準備しておくもの」をリストで出しています。ただ、それらを見るとすごい量の物資が書いてあって、現実的ではないと思いました。例えば「500ミリリットルの水を9本」と書かれているケースもありましたが、それだけで非常袋はいっぱいになってしまいますよね。

何より、もし昼間に災害が起きたら、私は会社にいて、息子は学校にいます。家にある非常袋を背負うのは妻なんです。水を何本も担ぐのは「私にはできない」と妻は言っていました。

こういう話し合いをする中で「新しいリストをつくる必要がある」と考えました。実際に非常袋を背負う人のことを考えて、最小限の物資で現実的なものにつくり直す。最終的に新聞に載せた防災物資も、実際に妻が背負ってみて「これなら運べる」と言ったものです。

―確かに、マニュアルに書いてあるような防災グッズをそろえるのは大変ですよね。買う前に断念してしまう人も多そうです…。家族という身近な存在を軸に、「実際に持ち出せるもの」をピックアップしたところに大きな意味があるのでしょうね。

「並べる防災」で大切なのは、実際に物資を並べている間に「家族で防災に関する会話が生まれること」です。それにより、防災意識がすごく高まるんですよね。これはADFESTの審査員からも評価していただきました。意図が伝わったのでうれしかったです。

結局のところ、避難所生活に必要な備品は各家庭によって違います。紙面のリストはあくまで一例にすぎません。その部分に気付いてほしくて、読者自身に必要な備品を考えてもらう「フリースペース」を追加しました。

―限られた紙面をいっぱいに使って実物大で防災グッズを提示したところ、各家庭用にフリースペースを設けたところなど、新聞の新しい使い方を提案した点も面白いなと感じました。その点についても教えてください。

企画を考えるとき、チームのみんなで「新聞の強みを生かそう」と話していました。新聞の強みとは、「紙である=保有できる」「一定の大きさがある=実物大などのサイズを表現できる」「インクが使われている=ある条件で色が変わる特殊なインクを使えば、1枚の紙面の中に2種類の表現をつくれる」などです。

先ほど話したように、非常袋のポイントは「量に限りがあること」です。なんでも入れられるわけではありません。それには、新聞の強みである「一定の大きさ」を生かせます。また、実際に敷いて物を並べられるのも新聞だからできることです。

データで可視化された問題を、どう解決するか

―掲載以降、何か印象的な反応はありましたか。

ある小学校の校長先生が、朝礼で「『並べる防災』は大事な活動なので、ぜひみんなにやってもらいたい」と子どもたちに言ってくれたり、NPOがワークショップに使ってくれたり。そういった反応はうれしいです。今後は、小学校の防災教育の一環として使ってもらえると理想的ですね。年1回、ある学年の子どもたちが宿題として各家庭に持ち帰り、家族で会話をして非常袋を用意してくれると、地域全体の防災意識は途切れずに高まっていくと思います。

もちろん広告賞の受賞もうれしいですが、僕が目指すのは“本当の解決”です。それは、市民一人一人が「並べる防災」をどこまで自分の問題として考えてくれるかということ。それこそが防災意識を高め、「避難所の改善」というゴールに近付きます。自分自身、どんな仕事も“本当の解決”につなげることを大切にしたいんですね。

―秋元さんが目指す“本当の解決”とは、具体的にどのようなことなのでしょうか。

例えば、データを分析することで問題は可視化できても、それでは解決になりません。大切なのは、可視化された問題をどう解決するか。データ分析だけでなく、その先の解決に向けたストラテジーやコミュニケーションをつくりたいんです。

今、僕が関わっている案件に「リラックス・サーフタウン ヒュー!日向」(http://www.phew-hyuga.jp/)というプロジェクトがあります。これは、宮崎県日向市への移住者を増やすプロジェクト。海沿いの街でサーフィンが盛んなエリアなのですが、そのサーフィンの魅力を足掛かりに移住者を呼び込もうというものです。

phew hyuga

ここでも、最初は日向市や宮崎市の海岸にサーフィンをしにやって来た人たちの「人の流れ」を、位置情報データや調査データを使って分析しました。遠く離れた東京や大阪といった大都市から、何を目的に、どんなルートで来るのか。あるいは、日向市のライバルとなる地域はどこなのか。それらのデータを分析した上で、日向市に県外サーファーを呼び込むためのコミュニケーションデザインを行っていきました。

―PR動画はメディアにも取り上げられて、話題になりましたよね。

このプロジェクトはPR動画をきっかけに国内で話題になり、日向市を訪れるサーファーの数も増えました。とはいえ、移住者数はそう簡単には増えません。移住を検討する人からは「日向市にはどんな仕事があるの?」と聞かれます。確かに、日向市はローカル地域なので、大都市に比べると仕事の多様性が少ない。そこで、最近は日向市でできる仕事を増やそうと画策しています。スギの名産地なので、それを使った家具やインテリア製品をつくってブランド化するなど。原材料とデザイナーをつなげば、新しい地域の産業が生まれるかもしれません。

こういう感じで、誰に頼まれなくても、あれこれ解決策について考えを巡らせてしまう性分なんですね。一つ課題を解決すると次々と課題が現れて、なかなか終わらないですけど。

生活に結び付いた企画で、人の心を動かしたい

―産業までつくろうとしているんですね。でないと、“本当の解決”にはならないと。そうすると、秋元さんの“肩書”を一つで表現するのは難しそうです。

そうなんです。データ分析もしますし、プロデュースやストーリーテリングもします。でも一番近いのは、コミュニケーションデザインかもしれません。自分でもその考え方を強く意識していますから。

今はテクノロジーの進化が目覚ましいですが、技術力だけを競い合う「テクノロジー合戦」をしても、アウトプットは得てして“誰も使いたいと思わないもの”になります。大切なのは、人々が生活の中で便利と思うもの、生活の一部になるようなものをどうつくるか。そこにテクノロジーが活用されるべき。それは電通で学びましたし、すごく大切にしている考えですね。

―「並べる防災」にも、コミュニケーションデザインの考えは表れているのでしょうか。

はい。「ちょっとやってみようかな」という気持ちを引き出すための仕掛けや、家族の会話をつくり出す部分はチームで議論を重ねていきました。あと、紙面掲載後の活用方法として「小学生の宿題にしよう」という狙いを企画当初から持っています。普通に新聞で「非常袋の準備をしましょう」と呼び掛けても、大人は忙しいですし、見過ごされてしまいがちです。でも、子どもの宿題になれば、親も時間を取って考えますよね。

どんなプロジェクトも、ユーザーエクスペリエンスが重要です。つまり、生活者の導線や生活のクセにうまく企画を織り込めるか。生活と企画の距離が広がると、誰もやってくれませんから。

―お話を聞いて、データ分析という“テクノロジー”をベースにしつつ、人々の生活や動きと組み合わせているのが印象的でした。

そうですね。データとクリエーティビティーを合わせて、人を動かしたり、何かを変えていきたいというのが僕の思いなので。今後、電通としても位置情報データによるソリューションに力を入れていく予定ですし、その部署に身を置く人間として、何ができるか考えていきたいですね。

akimoto

TOKYO 2020 今年の夏は“五輪音頭”“祭り” “ライセンス商品”で盛り上がろう!

東京2020組織委は6月26日、「TOKYO 2020と祭りでつながろう」発表会を、東京の新宿パークタワーホールで開催した。

「TOKYO 2020 と祭りでつながろう」は、“東京五輪音頭”“応援プログラム(祭り)”“公式ライセンス商品”の三つを柱に、2020年東京大会に向け、日本の文化である祭りを通じてオールジャパンで盛り上がろうという取り組み。

会場には、オリンピアンの大林素子さん(バレーボール)と藤井瑞希選手(バドミントン)、パラリンピアンの田口亜希さん(射撃)と山本篤選手(陸上競技・スノーボード)の4人が駆け付けた。

4人は公式ライセンス商品の中から、今夏の新商品の浴衣を着て登場。会場に設けられた盆踊りの舞台で、東京都民謡連盟のメンバーと共に、「東京五輪音頭 2020」の新振り付け「ゆうゆう踊ろう」を、輪になって踊り披露した。

関連記事:あの「東京五輪音頭」が2020年に向け、リメークして復活![2017.07.26]


4人は「皆で一緒に踊るのは楽しい」「車椅子バージョンもあるので、集まって踊りたい」「男性でも問題なく楽しめる」など感想を語った。

ステージには4人に加えて、ゲストのEXILE ÜSAさんとEXILE TETSUYAさんが登場し、トークを繰り広げた。2人は「日本全国で踊りを盛り上げたい」「僕たちも得意のダンスを生かして協力したい」と話し、新発売の浴衣についても「花火をモチーフにした柄で、気分が上がる」「着心地最高!」と気に入った様子。
新発売のライセンス商品には、甚平や扇子、うちわ、風呂敷バッグなど夏らしい商品をラインアップ。ゲストからは「小物もそろえて、祭りに行きたくなる」「これで花火大会に繰り出したい」など好評だった。

オフィシャルオンラインショップ:
https://tokyo2020shop.jp/

「東京2020応援プログラム(祭り)」は、全国各地の祭りで東京五輪音頭2020を踊りたい人を“踊り隊!”と称して、その輪を大きく広げていこうとするもので、2020年には、訪日客にも一緒に踊ってもらえる機会を設ける予定だ。
この夏には、当日出席したオリンピアン・パラリンピアンらも全国の祭りを訪れ、踊りをPRする。

ÜSAさんは、以前から国内外の祭りを巡り、ダンスを通じて地元の人と交流するプロジェクトを行っている経験を踏まえ「踊りは初対面の人でも、国が違っても、心を通わせることができる。この取り組みで、コンセプトの“HAPPY&PEACE”が広まればうれしい」と話し、平昌パラリンピックを観戦したTETSUYAさんは「踊りは自由さが素晴らしいところ。車椅子バージョンがさらに楽しくなるようなアイデアを考えたい」と述べた。
2人は、東京五輪音頭2020を盛り上げる特別動画の作成に協力するとともに、時間の許す限り、各地の祭りに出没するという。

特設サイト:
https://tokyo2020.org/jp/special/ondo/

電通グループ、第65回カンヌライオンズでグランプリ2部門を含む30個の賞を獲得

6月27日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。


2018年6月27日

フランスのカンヌ市で開催された第65回「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」(※)(Cannes Lions International Festival of Creativity 2018、6月18日~22日)において、電通グループはデジタル・クラフト部門の最高賞である「グランプリ」と、非営利団体や公的機関による優れたコミュニケーション作品に贈られる最高賞の「グランプリ・フォー・グッド(Grand Prix for Good)」を含め、計30個の賞を獲得しました。

グランプリ・フォー・グッドの受賞シーン
グランプリ・フォー・グッドの受賞シーン

今回のフェスティバルには、約90の国と地域から32,372作品のエントリーがありました。

電通グループの受賞部門と各賞の数は次のとおりです。

電通グループの受賞部門と各賞の数

<2つのグランプリ作品について>

BWM Dentsu, Sydneyが制作し、グランプリ・フォー・グッドに輝いた「Project Revoice」(広告主名:ALS Association)は、他にもゴールド1、シルバー1、ブロンズ3を受賞しています。また、Isobar, New Yorkが制作した「Aeronaut」(広告主名:William Patrick Corgan)は、デジタル・クラフト部門でグランプリに選ばれました。

<その他の成果について>

この他、電通グループのメディアエージェンシー各社は、計32個(ゴールド5、シルバー9、ブロンズ18)の受賞作品に携わりました。

加えて、カンヌライオンズで初開催され、2日間をかけて6つのSGDsゴール(貧困をなくそう、飢餓をゼロに、すべての人に健康と福祉を、質の高い教育をみんなに、ジェンダー平等を実践しよう、安全水とトイレを世界中に)について競うハッカソン「Change for Good」では、合同で参加した電通(東京)とDentsu Jayme Syfu(フィリピン)のチームが優勝しました。


※カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル(Cannes Lions International Festival of Creativity)は、カンヌ国際映画祭の一部として劇場広告映画のコンクールからスタートし、1954年からは独立して開催されている。規模の大きさ、審査員構成、入賞作品のレベルの高さなどから、数ある国際広告賞の中でも特に高い評価を得ている。
 
今年は、以下の9つのトラック(Track)、計26部門で審査が行われました。
1)COMMUNICATION:デザイン部門、フィルム部門、モバイル部門、アウトドア部門、プリント&パブリッシング部門、ラジオ&オーディオ部門、チタニウム部門、2)CRAFT:デジタル・クラフト部門、フィルム・クラフト部門、インダストリー・クラフト部門、3)ENTERTAINMENT:エンターテインメント部門、エンターテインメント・フォー・ミュージック部門、4)EXPERIENCE:ブランド・エクスペリエンス&アクティベーション部門、クリエーティブeコーマス部門、5)GOOD:グラス部門、サステイナブル・デベロップメント・ゴール部門、6)HEALTH:ヘルス&ウェルネス部門、ファーマ部門、7)IMPACT:クリエーティブ・エフェクティブネス部門、8)INNOVATION:イノベーション部門、プロダクト・デザイン部門、9)REACH:クリエーティブ・データ部門、ダイレクト部門、メディア部門、PR部門、ソーシャル&インフルエンサー部門。

以上


電通ニュースリリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/0627-009561.html

【参加者募集】「JAA広告賞セミナー 消費者に響く広告創りの秘訣」7月13日、開催!

日本アドバタイザーズ協会(JAA)は7月13日、「JAA広告賞セミナー 消費者に響く広告創りの秘訣」を東京・千代田区のお茶ノ水ソラシティで開催する。申し込みはこちらから。

同セミナーでは、2017年12月に発表された第56回「JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール」で各部門のグランプリを獲得したサントリーホールディングス、大塚製薬、NTTドコモのアドバタイザーと制作スタッフの代表者が登壇予定。「消費者に高く評価された広告の創り方」を参加者に伝授する。

作品が完成するまでの苦労話や、パートナーとして制作業務にどう取り組んだか、など今だから話せる「ここだけの話」を明かす。モデレーターとして登壇するのは、同賞の審査委員長を務めた芳賀康浩氏。選考時の秘話にも、注目だ。

■登壇者

 

◆デジタル広告部門

サントリーBOSS 働くって、いいもんだ。 THE LAST TRAIN

赤木乳業 値上げ

アドバタイザー:サントリー食品インターナショナル
ジャパン事業本部コミュニケーションデザイン部長 三好健二氏

広告会社:電通
第3クリエーティブプランニング局 コピーライター 歓崎浩司氏

◆テレビ広告部門

カロリーメイト 夢の背中

ゆうちょ銀行 「ATMの人・サラリーマン」編

アドバタイザー:大塚製薬
ニュートラシューティカルズ事業部 宣伝部課長 上野隆信氏

広告会社:catch
クリエーティブディレクター 福部明浩氏

広告会社:ENOAD
アートディレクター 榎本卓朗氏

◆屋外・交通広告部門

docomo Wi-Fi for visitors Jspeak スマホ専用トイレットペーパー

パナソニック 見えない方がいい広告。

アドバタイザー:NTTドコモ
プロモーション部長 石川貴浩氏

広告会社:東急エージェンシー
アートディレクター 林俊美氏

広告会社:東急エージェンシー
アカウントエグゼクティブ 熊澤真一氏

 

◆モデレーター
JAA広告賞審査委員長 芳賀康浩氏(青山学院大学 経営学部 教授)


JAA広告賞セミナー
日時:
7月13日(金) 13:30~17:00
会場:お茶ノ水ソラシティ
(JR御茶ノ水駅徒歩1分 地下鉄千代田線新御茶ノ水駅直結)
東京都千代田区神田駿河台4-6 ※アクセス
参加費:JAA正会員 無料/JAA賛助会員/一般 1万800円(税込み)
申し込み:JAA ウェブサイトから。

問い合わせ:日本アドバタイザーズ協会 広告賞セミナー係
jaa-seminar@jaa.or.jp


老人ホーム見学でのチェックポイント 上級編

入居、ショートステイ、就職、実習先を選ぶ際にご活用ください

前に、「老人ホーム見学でのチェックポイント初級編」では、衛生管理が徹底されているかについて、「中級編」では、利用者様の衛生管理、身なりが徹底されているかについてお話しさせていただきました。

ただぼーっと見学したのでは、施設の違いはなかなかわかりません。しかし上で述べた2点とこれからお話しするもう1点を注意深く観察することによって、その施設を客観的に判断することができます。

場内表示が適切かつ親切か確認しましょう!

受付のセキュリティーは重要です。誰でも入れるようでは危険です。身分と目的がはっきりしての入場は当たり前です。

私が言いたいのはその後のことです。受付後場内表示が初めてきた人でもわかりやすく目的場所まで行けるかどうかです。

具体的には、非常口、非常階段、トイレ、エレベーター、階段、介護ステーション、売店、相談室、などの場所がしっかり表示されていて、そこまでの導線も、わかりやすくなっているかということです。

中のスタッフは毎日そこで働いているので、初めてそこを訪れる人の不便さに気付けないことが多々あります。

しかし、多くの来訪者を受け入れている外向きの施設ほどそうした不便さに気付ける機会が多いのです。親切で明るい印象のセンスの良い表示は、リピーターを生みやすいです。

そんなわけで、来訪者の多い施設、皆に愛される施設の可能性が高いです。

館内の利用者さん向けポスターなどは、ホームの生活の様子のヒントが隠されています

多くの皆さんがいろいろな形でリハビリ、に取り組み、運営側も、職員も親身になって支援するためには、なんらかの動機となる目標すなわち企画が必要なのです。

作品を作る芸術活動は、展示発表の場が必要です。体つくりの簡単なスポーツやゲームなどは、試合が必要です。

運動会、盆踊り、誕生会、などの行事は、利用者の皆さんと一緒に作るのです。ですから、事前に告知して、参加を呼びかけたり、協力者を募るなどの過程が重要となります。

以上のことが想像できる掲示物、ポスター、案内文、お誘いチラシなどがホームの壁にセンス良く掲示されているかを確認してください。

掲示物の内容は施設の様子を如実に表しているのです。何もやらない施設は掲示物はありません。とんでもない日づけの掲示物や季節外れのものが恥ずかしげもなく掲示されている施設は、恥を知らない施設です。そういう施設の掲示物はデザインも稚拙で陳腐です。

楽しい企画のお誘いがたくさん、デザインもセンスが良い、こうした掲示物がある施設以外を信用してはいけません。

 

 

 

 

 

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【神回】ボーナス支給が終わるとそろそろ、介護職の皆さんの退職などのザワザワ感が増す時期ですね

お盆休みに向けてシフトに頭痛いときに退職願

ボーナス支給して間もなく退職願が提出されることは老人ホームには度々あることです。

この季節7月8月は介護職員さんたちがザワつく季節です。

運よく代わりの採用ができたとしても、充分施設に慣れてないため戦力としては低下してしまいます。

しかもお盆のときです。できる限りシフトをやりくりして交代でも少しはまとまった休みを取ってもらいたいと思っても、なかなか現実は厳しくなってしまいます。

真面目に頑張ってきた人に負担が集中する季節でもあります。

負の連鎖が起きやすい時期です。

介護職員の働く動機を大切に

年に何度か現場の職員とコミュニケーション取らなければならないとしたら。この季節にしっかり面接しましょう。新任職員だけでなく全ての職員さんとが良いと思います。

「やめる」と相手が言い出す前に、確実に先手を繰り出すことでリスクを極力減らすことができます。

運営側にいろいろ話したいことがあると思います。全てを一度に吐き出せるわけでもないと思います。ですから、年に数回のコミュニケーションを保証する姿勢が大切です。これが職員さんとの信頼関係につながります。

不満なども出ると思います。聞けることは聞く。検討すべきことは検討の意思を明確にする。改善していく必要があれば改善の意思を明確に相手に伝えれば良いのです。何も難しいことではありません。むしろ発言したことを褒め改善の第一人者になって貰えば良いのです。

職員の欠点、改善点ばかりだと退職したくなるかも

ここでの面接の目的は、日頃思っていることを運営側に伝え、職員がこの施設の一員であることを強く意識づけるためと、そしてその職員に定着してもらうためです。

単純に欠点ばかり言う人は好きになれません。ですから、園長先生は、その職員の長所についてだけ言及しましょう。その長所をどう伸ばしてもらいたいかだけ話しましょう。

その職員の長所、評価できる点をその職員にフィードバックすることで、その人はあなたにしっかり評価されていると意識できると思います。それがやる気につながるのです。

人は誰かに必要とされたいのです。

そして面接の最後には、施設の健全運営のための改善の協力者であることを期待すると言葉でしっかり伝えましょう。

試してみてください。絶大な効果ですよ。

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これさえ解決すれば意外と問題なく過ごせる認知症の利用者様の老人ホーム入居事情

認知症の方を中心に、周りの人が頭を抱える共通問題

認知症の方を長い間支援させていただいてるなかで、少なくとも7〜8割のご家族、老人ホームなどが抱える共通問題があります。

ほとんどの認知症の方が老人ホームに入所なされる場合、共通してある行動障害をあらわしています。それは睡眠の障害です。

多くのご家族や現場の職員はこの様子を「不眠で夜中まで徘徊するから手がかかる」といった印象をお持ちのようです。

不眠なの? それとも極度の夜型人間?

夜中に、一睡もせず、活発に活動される日が続けば誰でも思います。不眠症かもと。だいたい夜寝てもらえないため、行動を物理的に、施錠などの方法で制限しなければならなくなります。家族の手に負えなくなると施設のショートステイ、老人ホーム入所の経緯となるわけです。

ショートステイでは、本人や他の利用者の安全を理由に身体拘束的処置が取られる場合が多く、それが非合法に行われていれば(合法でも)他の行動障害を顕著に併発して、自傷、他傷、不潔行為など、非常に難しいケースとなり、最後に老人ホームに入所になります。

家庭でも、ショートステイでも、老人ホームでもその方の問題の根源は睡眠になんらかの障害があるということです。そこから付加的に問題が複雑化しているような印象です。

つまり、その対象者の睡眠事情について一度しっかり検討するべきではないかということです。対象者の睡眠をしっかり観察すると、ほとんどの方が、寝てないのでなく昼間分散して睡眠をとっていることがわかります。いわゆる夜型人間です。これは家族も老人ホームの現場の職員も気づいてる場合が多いです。

夜型なら昼型に直せばいい。

しかし、ある理由によりその方の睡眠事情を積極的に改善する試みはおこなわれません。

なぜ夜型を昼型に変えたくないのか

夜寝ない人の昼間を観察すると、少なくても4時間以上、だいたい5〜6時間以上の睡眠を、うたた寝やお昼寝的に確保しているのがわかります。

徘徊や他の行動障害を抱えている場合、この静かにお昼寝している時間や、うたた寝しているところをあえて邪魔する家族介護者や介護職員はいません。その方に邪魔されず、他のたまった仕事に精を出すことがやっとできるからです。だからあえて寝た子を起こすことはしません。むしろ奨励されたりします。若い職員が離床させようと声かけしようものなら、先輩介護員から強い視線が飛んできます。「余計なことすんなよ!」みたいな。ま、想像ですけど。

夜型を昼型に変えなければ、本当のその人らしさはわからない

老人ホームにこういう方が入所した場合、この睡眠の問題を解明し昼型の生活に改善する取り組みを推奨します。

危険人物、行動障害が顕著として入所した方が、数ヶ月かけて睡眠の改善を行った結果、家庭でも誰かの援助があれば十分生活できるくらいに回復したケースは複数あります。だいたいの方になんらかのADLの改善が見られます。

もし手を焼くほどの認知症の方が入所したら、その人の睡眠の状況を詳しく観察して、嘱託のドクターと相談して、睡眠の改善をはかってみる。

ぜひ試してみてください。老人ホームは、規則正しい生活習慣を大切にできる施設です。認知症の方にも規則正しい生活はとても重要だと思います。

 

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