JRA絶対王者オジュウチョウサン「弟」コウキチョウサンが障害2勝目!一方、1番人気馬まさかの“飛越拒否”で騎手落馬

 18日、福島競馬場で行われた障害オープンは、3番人気のコウキチョウサン(牡7歳、美浦・和田正一郎厩舎)が優勝。歴史的ハードラー・オジュウチョウサンの弟が、また1つ階段を登った。

 12頭立てで行われた障害3380mのレース。好位からのレースとなったコウキチョウサンは、最終コーナーで大逃げしていたエンシュラウドを捉えて先頭へ。このまま楽に勝利するかと思われたが、最終障害を着地した際に躓くアクシデント。最後はマイネルヴァッサーに半馬身差まで詰め寄られたが、辛くも障害2勝目を飾った。

「障害未勝利を勝ち上がってから、これでオープン4戦目になりますが、着実にレベルアップしていますね。この日は、勝負所での手応えも抜群でしたし、楽勝まであるかと思われましたが、最後の障害は、あわや落馬するかと思いました。上手く立て直して勝ち切ったのは、兄オジュウチョウサンの主戦も務める石神深一騎手の冷静なプレーでしたね」(競馬記者)

 この勝利で賞金を加算できたこともあり、重賞も視界に入ってきたコウキチョウサン。今後の活躍によっては、偉大な兄オジュウチョウサンとの兄弟対決も実現するかもしれない。ファンの期待も膨らむばかりだ。

 その一方、このレースで1番人気に推されたクオンタムシフトは、道中の障害でまさかの飛越拒否……。鞍上の北沢伸也騎手が落馬し、競走を中止するという珍しい事象が起きた。

 一昨年の萩S(OP)でサートゥルナーリアの4着に好走するなど、平地で活躍したクオンタムシフトは、今年3月に障害入り。障害初出走の未勝利戦を完勝し、前走のオープンでも3着するなど、ハードラーとして非凡な才能を見せている。

 この日も最初の障害の飛越の上手さで先頭に立つと、後続を引率。1番人気に相応しい堂々たる走りだったが、3つ目の障害でまさかのアクシデントが起こった。

 後続を5馬身以上引き離して警戒に飛ばしていたクオンタムシフトだったが、3つ目の障害が迫った際に、突如大きく外へ逸走。まるで飛越すること拒否したようにも見える急激な斜行に、北沢騎手も振り落とされるように落馬してしまった。

「驚きました。直線の中程にある障害なので視界は良いはずなのですが、クオンタムシフトの方が驚いたように逸走してしまいましたね。後続を大きく引き離して逃げていたので、馬が物見をしてしまったのかもしれません。非常に珍しいケースですが、幸い騎手も馬も無事な様子。今回は残念でしたが、才能のあるコンビだけに仕切り直しの1戦に期待したいです」(同)

 今回は1番人気を裏切ってしまったクオンタムシフトだが、勝ったコウキチョウサンと同じく未来は明るそうだ。絶対王者オジュウチョウサンが君臨するハードル界に、新風を吹き込む存在になるかもしれない。

三浦春馬さん死去、自殺か…周囲に「俳優をやめたい」と相談、一般人と飲み会の気さくさ

 俳優の三浦春馬さんが、都内の自宅で死亡した。報道によれば、三浦さんは18日、予定が入っていた仕事の現場に現れず、関係者が自宅を訪れたところ、首をつっているのが見つかったといい、自殺とみられている。

 三浦さんは1997年、7歳の頃にNHK連続テレビ小説『あぐり』でデビューし、以降、数多くのテレビドラマや映画、舞台などに出演し、今月公開予定の映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』にも出演するなど、活躍している。三浦を知る業界関係者は語る。

「三浦さんは4年前の舞台『キンキーブーツ』で高い評価を得ましたが、その前の数年、あまり仕事が入らずに思い悩んでいた時期があったようで、気の置けるスタッフなどに『俳優をやめたい』などと漏らすこともあり、母親などにも相談していたと聞きました。三浦さんは精神的に繊細な部分があり、ここ数年はかなり忙しかったようなので、追い詰められてしまっていたのかもしれません」

 また、別の業界関係者は語る。

「芸能人によくあるのですが、過去に仕事が順調ではない時期があると、どれだけ忙しくても“いつか仕事がなくなってしまうのでは”という不安が消えず、常に落ち着かない“不安症”の人が少なくありません。三浦さんは一時期からすごく体を鍛えたり、テレビ番組のMCなど俳優以外の仕事も始めたりしていましたが、常に何かをやっていないと落ち着かなかったのかもしれません」

「誰とでも分け隔てなく接する人で、裏方のスタッフと気さくに会話したり、マスコミの記者など一般の人たちと数人で飲み会をしたりする面もありました」(マスコミ関係者)という三浦さん。出演する映画『コンフィデンスマンJP ロマンス編』が今夜(18日)、フジテレビ系で放送されるが、三浦さんのご冥福をお祈りしたい。

(文=編集部)

長澤まさみの魅力にジャニーズもゾッコン? 透明感のある“美の二大巨頭”が話題に!

 7月7日に発売された雑誌『POTATO』(ONE PUBLISHING)内でSexy Zoneの菊池風磨が、自身が所属するジャニーズ事務所内の“美の二大巨頭”について言及した。

「透明感といえば?」というテーマで菊池は、Hey! Say! JUMPの山田涼介の名前をピックアップ。さらに、“山P”こと山下智久の名も挙げ「ジャニーズの“美”二大巨頭じゃない?」とコメントし、ネット上では「文句なし!」「確かに屈指の美しさだわ」と納得の声が上がった。

「プライベートでも交流があるという菊池は『あんなにキレイな人、男女合わせてもほかに見たことがない』と山田を絶賛していました。菊池はジャニーズに入所してから10年以上が経過しているため、先輩から後輩まで数多くの所属タレントと会ってきたはずですから、その菊池が断言したこともあり、文句なしの選出といえるでしょう」(芸能関係者)

 その菊池が「ジャニーズ入り」を決めたのは、先輩グループ・嵐に憧れを抱いたことがキッカケだが、今回のトークでは、嵐に関して特に触れていなかった模様。そのため、一部のファンからはツッコミや助言が寄せられたという。

「菊池は慶應義塾大学の先輩でもある櫻井翔に対して“アニキ”と呼んで慕うほど尊敬しています。また、今年4月からは二宮和也の冠番組『ニノさん』(日本テレビ系)にレギュラー出演していることもあり、嵐との距離感はだいぶ近づいていると思いますが……。

だからこその“ヨイショ”が必要だったのでは。ファンからも『嘘でもいいから、そのふたりはピックアップしておくべき?』『この先を考えて、先輩へのごますりは覚えるべきなのでは』など、菊池に対して手厳しいアドバイスが送られたようです」(同)

 今年3月発売の情報誌『ザテレビジョン』(KADOKAWA)の連載『Sexy素ナップ』では、昨年4月公開の映画『キングダム』に出演した女優の長澤まさみを「めちゃくちゃカッコ良かったし、きれいだった」と大絶賛するなど、長澤の美しさに心底惚れた様子の菊池。

 仮に“美の二大巨頭”の女優バージョンがあれば、それも菊池に聞いてみたいところだが、果たして誰を選出するのだろうか?

長澤まさみの魅力にジャニーズもゾッコン? 透明感のある“美の二大巨頭”が話題に!

 7月7日に発売された雑誌『POTATO』(ONE PUBLISHING)内でSexy Zoneの菊池風磨が、自身が所属するジャニーズ事務所内の“美の二大巨頭”について言及した。

「透明感といえば?」というテーマで菊池は、Hey! Say! JUMPの山田涼介の名前をピックアップ。さらに、“山P”こと山下智久の名も挙げ「ジャニーズの“美”二大巨頭じゃない?」とコメントし、ネット上では「文句なし!」「確かに屈指の美しさだわ」と納得の声が上がった。

「プライベートでも交流があるという菊池は『あんなにキレイな人、男女合わせてもほかに見たことがない』と山田を絶賛していました。菊池はジャニーズに入所してから10年以上が経過しているため、先輩から後輩まで数多くの所属タレントと会ってきたはずですから、その菊池が断言したこともあり、文句なしの選出といえるでしょう」(芸能関係者)

 その菊池が「ジャニーズ入り」を決めたのは、先輩グループ・嵐に憧れを抱いたことがキッカケだが、今回のトークでは、嵐に関して特に触れていなかった模様。そのため、一部のファンからはツッコミや助言が寄せられたという。

「菊池は慶應義塾大学の先輩でもある櫻井翔に対して“アニキ”と呼んで慕うほど尊敬しています。また、今年4月からは二宮和也の冠番組『ニノさん』(日本テレビ系)にレギュラー出演していることもあり、嵐との距離感はだいぶ近づいていると思いますが……。

だからこその“ヨイショ”が必要だったのでは。ファンからも『嘘でもいいから、そのふたりはピックアップしておくべき?』『この先を考えて、先輩へのごますりは覚えるべきなのでは』など、菊池に対して手厳しいアドバイスが送られたようです」(同)

 今年3月発売の情報誌『ザテレビジョン』(KADOKAWA)の連載『Sexy素ナップ』では、昨年4月公開の映画『キングダム』に出演した女優の長澤まさみを「めちゃくちゃカッコ良かったし、きれいだった」と大絶賛するなど、長澤の美しさに心底惚れた様子の菊池。

 仮に“美の二大巨頭”の女優バージョンがあれば、それも菊池に聞いてみたいところだが、果たして誰を選出するのだろうか?

パチンコ「詐欺グループ」のトップが逮捕。被害総額は「2億5千万円」との情報も… 

 かつて、パチンコホールの店内では「パチンコの攻略法は粘りと頑張り」などとアナウンスされていた。

 粘れば出る、頑張れば勝てる。無論、パチンコ・パチスロはそんなに簡単なものではなく、勝つためには調整や設定の見極め、大当りしやすい状況の台を狙い打つことなどが重要であるが、過去には実際に数々の攻略法も発覚した。

 大当りの乱数を狙えるマシン、エラーを発生させることで連チャンを誘発できるマシン、リール制御のミスを突くことで小役を奪取できるマシンなどなど。

 乱数を狙う器具「体感器」の使用は禁止されているが、こういった情報は攻略プロ集団の間で高値で取引されることもあり、その時期が早ければ早いほどより高額に跳ね上がったという。

 また、特定手順を踏むことで大当りを得られる違法ロムへすり替える、電気を流すことで強制的に大当り状態にさせる…などといったゴト行為も存在。言うまでもなくこれらは犯罪であり、逮捕の瞬間がメディアで取り上げられることもあった。

 誰しも、パチンコ・パチスロを打つならば勝ちたいものである。負けが続いた時などは藁にもすがりたい気持ちになるであろうが…。

 先日、そんな心情につけ込んだパチンコ詐欺グループ、そのトップが逮捕されて大々的に報じられた。

 デーリー東北によると、7月8日、八戸署などはパチンコ攻略情報提供名目で現金をだまし取ったとして詐欺の容疑で東京都、会社役員の男(46)を逮捕。これまでに同名目の事件で同署などは男女5人を逮捕、起訴しており、今回、逮捕された男は詐欺グループのトップとみられる。

 逮捕容疑は2019年9月13日から10月2日、同名目で仙台市の20代女性から5回にわたって149万3千円をだまし取った疑い。容疑を否認しているという。

 青森県警によると、全国男女9人が被害にあい、計2605万1千円をだまし取られていることが判明。2017年7月頃から今年2月頃までの間に同様の被害にあったのは全国約1400人で、被害総額は2億5千万円にものぼる可能性もあるそうだ。

 この詐欺グループは「高確率で大当りを発生させることができる情報の提供を受けるため、パチンコ台メーカーに支払う預け金が必要」などといい、口座に現金を振り込ませるのが主な手口とのこと。

 賢明なファンならばお分かりの通り、より精巧化した現在の遊技機に「プログラムの盲点を突いた攻略法」など存在しないのである。「甘い言葉」に乗せられないように注意していただきたい。

パチンコ「詐欺グループ」のトップが逮捕。被害総額は「2億5千万円」との情報も… 

 かつて、パチンコホールの店内では「パチンコの攻略法は粘りと頑張り」などとアナウンスされていた。

 粘れば出る、頑張れば勝てる。無論、パチンコ・パチスロはそんなに簡単なものではなく、勝つためには調整や設定の見極め、大当りしやすい状況の台を狙い打つことなどが重要であるが、過去には実際に数々の攻略法も発覚した。

 大当りの乱数を狙えるマシン、エラーを発生させることで連チャンを誘発できるマシン、リール制御のミスを突くことで小役を奪取できるマシンなどなど。

 乱数を狙う器具「体感器」の使用は禁止されているが、こういった情報は攻略プロ集団の間で高値で取引されることもあり、その時期が早ければ早いほどより高額に跳ね上がったという。

 また、特定手順を踏むことで大当りを得られる違法ロムへすり替える、電気を流すことで強制的に大当り状態にさせる…などといったゴト行為も存在。言うまでもなくこれらは犯罪であり、逮捕の瞬間がメディアで取り上げられることもあった。

 誰しも、パチンコ・パチスロを打つならば勝ちたいものである。負けが続いた時などは藁にもすがりたい気持ちになるであろうが…。

 先日、そんな心情につけ込んだパチンコ詐欺グループ、そのトップが逮捕されて大々的に報じられた。

 デーリー東北によると、7月8日、八戸署などはパチンコ攻略情報提供名目で現金をだまし取ったとして詐欺の容疑で東京都、会社役員の男(46)を逮捕。これまでに同名目の事件で同署などは男女5人を逮捕、起訴しており、今回、逮捕された男は詐欺グループのトップとみられる。

 逮捕容疑は2019年9月13日から10月2日、同名目で仙台市の20代女性から5回にわたって149万3千円をだまし取った疑い。容疑を否認しているという。

 青森県警によると、全国男女9人が被害にあい、計2605万1千円をだまし取られていることが判明。2017年7月頃から今年2月頃までの間に同様の被害にあったのは全国約1400人で、被害総額は2億5千万円にものぼる可能性もあるそうだ。

 この詐欺グループは「高確率で大当りを発生させることができる情報の提供を受けるため、パチンコ台メーカーに支払う預け金が必要」などといい、口座に現金を振り込ませるのが主な手口とのこと。

 賢明なファンならばお分かりの通り、より精巧化した現在の遊技機に「プログラムの盲点を突いた攻略法」など存在しないのである。「甘い言葉」に乗せられないように注意していただきたい。

「そろそろ遺書用意しようかな」 アラフィフ女性が半生をストレートに書き綴る珠玉エッセイ

 

 「人は、誰もが一冊は本を書くことができる」とはよく聞く言葉だが、いざ書き出そうとすると、何を書いていいのか分からないという人がほとんどではないだろうか。

 しかし、書いていくうちに、自分の見てきたもの、経験したこと、悩んだこと、苦しんだこと、そして楽しかった記憶があふれ出てくる。そして、その豊かな時間を過ごした半生を通して、伝えたいことがたくさんあると気づくのだろう。

 53歳。人生の折り返し地点に立っている波留雅子さんは、「書かないといられなかった」という衝動からエッセイを執筆し、一冊の本を上梓した。

 執筆中、「何で書いてるんだろう?」と自問したという。その自問に対する答えは「書かないといられなかった」から。そうして生まれたのが『ママ、遺書かきました』(幻冬舎刊)だ。

■50代になってから始まった「自分探し」の中で

 本書はアラフィフ女性の等身大が詰まったエッセイ集。

 目次を見ると、60個の四字熟語とその言葉に沿ったタイトルが並ぶ。そして、さまざまな四字熟語が織り成す珠玉のエッセイたちを通して、バブル時代に青春を過ごし、OLを経験し、家庭に入り、子育てにまい進してきた雅子さんの半生が書き綴られている。

 父と姑を看取り、86歳の実母との暮らしを通し、少しずつ身近に感じてくる自分の「老い」と「死」。子どもが巣立っていった後の自分の人生に対する戸惑いもある。 そんな思いを抱えた雅子さんが、「ママそろそろ遺書用意しようかな。みんなに長い手紙書こうかな」と言うと、「いいんじゃない。早く書いてね。楽しみにしてるよ」と雅子さんの娘さん。そうして書かれたのがこの本だ。

 40代まではずっと自分の役割をこなすことに忙殺され続ける。それは家庭に入った人も、仕事をしている人も同じ。雅子さんは「ゆっくり自分の良さを生かした花を咲かせることは難しい」と振り返る。

 しかし、50歳を超えて、家庭も仕事も一段落すると、自分自身やこれからについて考える余裕が出てくる。そのときに改めて「やりたいことって何だろう?」「自分ってどんな性格だっけ?」と自分探しを始めるのだ。

■悩みを力に変えて、流れに逆らい続けろ!

 今、私たちは新型コロナウイルスの感染拡大から、大きな不安の中で生活することを余儀なくされている。ただ、その中でも大事なことが2つある。

 一つは、どんな状況においても生きている限り自分の人生は続いているということ。もう一つは、年齢を重ねる過程において私たちが悩むことは、変わらないということ。

 では、そうした悩みをどう乗り越えていくのか。雅子さんは本の中で次のようにつづっている。

若い女性はそこにいるだけで美しい。でも私たちは下りのエスカレーターに乗っている。立ち止まっていては下ってしまう。だから悩みも逆境も力に変えて、流れに逆らい登り続けて行くしかない。(p.77-78より引用)

「じっとしているのは性に合わない私たち」と言ってエールを贈りつつ、自分自身も猪突猛進に突き進んでいこうとする雅子さん。この本はそんな雅子さんが醸し出すパワーに溢れている。

 ◇

 娘3人息子1人の子育てや、姑、両親との同居、三世代の暮らし、親の介護、魅力的な女友達、幅広い職歴、料理の話など、小気味好いテンポで話題が繰り広げられる。

 今までの人生を振り返りながら、これからの人生を想う。そんな雅子さんの姿に、多くの女性は共感を抱くはずだ。そして、「あ、これは自分も思ったことがある」「こういうとき、こう考えればいいのか」という発見やヒントが見つかるはず。

 雅子さんと同じアラフィフ世代の女性をはじめ、幅広い世代の女性に元気を分けてくれる一冊だ。
(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

「そろそろ遺書用意しようかな」 アラフィフ女性が半生をストレートに書き綴る珠玉エッセイ

 

 「人は、誰もが一冊は本を書くことができる」とはよく聞く言葉だが、いざ書き出そうとすると、何を書いていいのか分からないという人がほとんどではないだろうか。

 しかし、書いていくうちに、自分の見てきたもの、経験したこと、悩んだこと、苦しんだこと、そして楽しかった記憶があふれ出てくる。そして、その豊かな時間を過ごした半生を通して、伝えたいことがたくさんあると気づくのだろう。

 53歳。人生の折り返し地点に立っている波留雅子さんは、「書かないといられなかった」という衝動からエッセイを執筆し、一冊の本を上梓した。

 執筆中、「何で書いてるんだろう?」と自問したという。その自問に対する答えは「書かないといられなかった」から。そうして生まれたのが『ママ、遺書かきました』(幻冬舎刊)だ。

■50代になってから始まった「自分探し」の中で

 本書はアラフィフ女性の等身大が詰まったエッセイ集。

 目次を見ると、60個の四字熟語とその言葉に沿ったタイトルが並ぶ。そして、さまざまな四字熟語が織り成す珠玉のエッセイたちを通して、バブル時代に青春を過ごし、OLを経験し、家庭に入り、子育てにまい進してきた雅子さんの半生が書き綴られている。

 父と姑を看取り、86歳の実母との暮らしを通し、少しずつ身近に感じてくる自分の「老い」と「死」。子どもが巣立っていった後の自分の人生に対する戸惑いもある。 そんな思いを抱えた雅子さんが、「ママそろそろ遺書用意しようかな。みんなに長い手紙書こうかな」と言うと、「いいんじゃない。早く書いてね。楽しみにしてるよ」と雅子さんの娘さん。そうして書かれたのがこの本だ。

 40代まではずっと自分の役割をこなすことに忙殺され続ける。それは家庭に入った人も、仕事をしている人も同じ。雅子さんは「ゆっくり自分の良さを生かした花を咲かせることは難しい」と振り返る。

 しかし、50歳を超えて、家庭も仕事も一段落すると、自分自身やこれからについて考える余裕が出てくる。そのときに改めて「やりたいことって何だろう?」「自分ってどんな性格だっけ?」と自分探しを始めるのだ。

■悩みを力に変えて、流れに逆らい続けろ!

 今、私たちは新型コロナウイルスの感染拡大から、大きな不安の中で生活することを余儀なくされている。ただ、その中でも大事なことが2つある。

 一つは、どんな状況においても生きている限り自分の人生は続いているということ。もう一つは、年齢を重ねる過程において私たちが悩むことは、変わらないということ。

 では、そうした悩みをどう乗り越えていくのか。雅子さんは本の中で次のようにつづっている。

若い女性はそこにいるだけで美しい。でも私たちは下りのエスカレーターに乗っている。立ち止まっていては下ってしまう。だから悩みも逆境も力に変えて、流れに逆らい登り続けて行くしかない。(p.77-78より引用)

「じっとしているのは性に合わない私たち」と言ってエールを贈りつつ、自分自身も猪突猛進に突き進んでいこうとする雅子さん。この本はそんな雅子さんが醸し出すパワーに溢れている。

 ◇

 娘3人息子1人の子育てや、姑、両親との同居、三世代の暮らし、親の介護、魅力的な女友達、幅広い職歴、料理の話など、小気味好いテンポで話題が繰り広げられる。

 今までの人生を振り返りながら、これからの人生を想う。そんな雅子さんの姿に、多くの女性は共感を抱くはずだ。そして、「あ、これは自分も思ったことがある」「こういうとき、こう考えればいいのか」という発見やヒントが見つかるはず。

 雅子さんと同じアラフィフ世代の女性をはじめ、幅広い世代の女性に元気を分けてくれる一冊だ。
(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

欅坂46はなぜ改名せねばならなかったか「大人へのレジスタンス」というイメージを超えて

 欅坂46が7月16日に開催したオンライン無観客配信ライブ「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!」にて、欅坂46としての活動に幕を閉じた後、改名して新たな道を進むことを発表した。

 8thシングル「黒い羊」以降、約1年5カ月もの間リリースがなく、2020年1月にはデビューシングルから一貫してセンターを務め続けてきた平手友梨奈が脱退するなど、当初21人いた1期生が13人にまで減り、2期生メンバーのほうが多い状態になっていた欅坂46。いったんその歴史に幕を下ろし、再スタートを切る形となる。

 まずは、この無観客生配信ライブ「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!」が、非常に意欲的な取り組みであったことを述べておきたい。

 ひとつのステージから行うのではなく、幕張メッセ内の各所に設置された複数のステージをメンバーが行き来する。トラックや乗用車が乗り入れてくる。ファンとリアルタイムでコミュニケーションを取りながらMCを進行する。そしてこれらを、会場外の扉も含めた縦横無尽に移動する動的なカメラワークによって見せる。まさに、見る者を魅了する素晴らしい作品であった。この新型コロナウイルス禍の状況においても、やはり欅坂のメンバーとクリエイティブチームは、このアイドルシーンにおいて、とりわけ異彩を放っていることを提示してみせたのである。

誰よりも間近で眺めていた、日向坂46の成功

 だからこそ、なぜ改名なのか。

 平手友梨奈を中心としたこれまでの欅坂46のイメージをアップデートできない、という判断があったことは間違いないだろう。「サイレントマジョリティー」での2016年4月のセンセーショナルなデビュー以降、8作連続で平手友梨奈がセンターを務め続けてきた結果、できあがってしまった欅坂46=平手の図式。それを、彼女の脱退後に更新することは容易ではなかった。

 欅坂46のファンであれば、平手以外にも魅力的なメンバーが多数おり、ダークな雰囲気の楽曲以外にもポップで明るい曲が多くあることを知っている。それらのすべてを踏まえ、ファンは欅坂46を応援していたのだ。しかしそれだけでは、独り歩きした一般へのイメージを更新することはできなかった。その代わりに、アップデートするのではなくいったん区切りをつけることによって、欅坂46が創り上げてきた約5年間を「冷凍保存」状態に置くことを選んだのだろう。

 欅坂46と日向坂46は、同じSeed&Flower合同会社所属のグループだ。欅坂46のリリースが滞っている一方で、欅坂46の下部組織ユニット「けやき坂46」としてスタート、その後日向坂46へと改名し、1stシングルは欅坂46が保持していたデビューシングルの売り上げ記録を更新、デビュー1年目にして紅白歌合戦へ初出場を果たした日向坂46。その実績を誰よりも間近に見ていたのは、欅坂46である。しかし日向坂46と違って欅坂46は、約5年の歴史にいったん幕を閉じてからの再出発となる。改名からその後の成功へと一直線に進んでいった日向坂46とは、その点が明確に違う。

 タレントの改名など、いまや珍しいものではない。アイドルグループでもイメージ刷新のため、メンバーはそのままで改名を敢行することもある。ももいろクローバーZは改名後に大きく飛躍。モーニング娘。がその偉大な歴史を背負いながらも前進するため、毎年「改名」を行いその年の数字をグループ名に冠しているのはその代表例だろう。

グループへの愛を今なお強く持ち続ける卒業メンバーたち

 卒業メンバーの行状などによりネガティブなイメージが先行する欅坂46かもしれないが、それがすべてではない。

 グループを去ったメンバーには、「欅坂46に戻りたい」と発言する志田愛佳のような者もいる。今回のオンライン無観客配信ライブを視聴した織田奈那はTwitterで、「今日のライブを見て、みんな本当に可愛くて、かっこよくて、綺麗で、早くみんなが輝いているところを沢山見たいと思ったし、みんながもっと伸び伸び楽しく活動できる日が来て欲しいと強く思いました」と、熱い想いを吐露した。紆余曲折あったものの、グループへの愛を今なお強く持ち続けるメンバーもいるのだ。

 10月のラストライブにおいて、欅坂46はその歴史にいったん幕を閉じる。しかし、メンバーが変わるわけではない。新たな名前で、新たな一歩を踏み出していくのだ。積み上がった偉大な楽曲たちがどうなっていくのか、実際のところ名前はどうなるのか、現時点ではまだ明確な発表はなくわからないことも多い。

 しかし、「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!」のラストでも披露された事実上のラストシングル「誰がその鐘を鳴らすのか?」には、「大人たちに対するレジスタンス」というこれまでの欅坂46の姿とは明確に異なる言葉がつづられている。過去の楽曲群から採られた言葉たち――「権力」「支配」といった言葉たち――を拾いながらも、次のステップに向かう姿勢が、メンバーみずからの手でたぐり寄せるようにつづられているのだ。

 愛の救世主
 誰がその鐘を鳴らすのか?
 そんな重たい責任を持てるかい?
 逃げたいだろう?
 その綱の大きな権力を
 逆に誰も握ろうとするかも…
 鐘を鳴らせる主導権なんか
 意味はないんだよ
 支配したって幸せにはなれない
 愚かなことだ

 涙に覆われた、7月16日のこのパフォーマンスを忘れることはないだろう。欅坂46の約5年間の活動に対して、全身全霊の愛と敬意と尊敬を込めて、感謝を。

 そして、2020年10月まで続く欅坂46としての活動に感謝しつつ、その先の未来にどんな新たなグループが生まれるのか、楽しみにしたい。

(文=ガリバー)

●ガリバー
アイドルのライブに通い始めて15年目。コロナ禍以前には、メジャーアイドルからインディーズ、地方アイドルのライブや握手会にまで年間約200~300回ほどは足を運んでいました。大阪の地を拠点に、北は北海道から南は沖縄まで全国を回ります。現在は坂道シリーズを中心に、乃木坂46では齋藤飛鳥さん、岩本蓮加さん、筒井あやめさん、弓木奈於さん、欅坂46では小池美波さん、藤吉夏鈴さん、山崎天さん、日向坂46では齊藤京子さんを推しています。<Twitter:@gulliverdj>

欅坂46はなぜ改名せねばならなかったか「大人へのレジスタンス」というイメージを超えて

 欅坂46が7月16日に開催したオンライン無観客配信ライブ「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!」にて、欅坂46としての活動に幕を閉じた後、改名して新たな道を進むことを発表した。

 8thシングル「黒い羊」以降、約1年5カ月もの間リリースがなく、2020年1月にはデビューシングルから一貫してセンターを務め続けてきた平手友梨奈が脱退するなど、当初21人いた1期生が13人にまで減り、2期生メンバーのほうが多い状態になっていた欅坂46。いったんその歴史に幕を下ろし、再スタートを切る形となる。

 まずは、この無観客生配信ライブ「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!」が、非常に意欲的な取り組みであったことを述べておきたい。

 ひとつのステージから行うのではなく、幕張メッセ内の各所に設置された複数のステージをメンバーが行き来する。トラックや乗用車が乗り入れてくる。ファンとリアルタイムでコミュニケーションを取りながらMCを進行する。そしてこれらを、会場外の扉も含めた縦横無尽に移動する動的なカメラワークによって見せる。まさに、見る者を魅了する素晴らしい作品であった。この新型コロナウイルス禍の状況においても、やはり欅坂のメンバーとクリエイティブチームは、このアイドルシーンにおいて、とりわけ異彩を放っていることを提示してみせたのである。

誰よりも間近で眺めていた、日向坂46の成功

 だからこそ、なぜ改名なのか。

 平手友梨奈を中心としたこれまでの欅坂46のイメージをアップデートできない、という判断があったことは間違いないだろう。「サイレントマジョリティー」での2016年4月のセンセーショナルなデビュー以降、8作連続で平手友梨奈がセンターを務め続けてきた結果、できあがってしまった欅坂46=平手の図式。それを、彼女の脱退後に更新することは容易ではなかった。

 欅坂46のファンであれば、平手以外にも魅力的なメンバーが多数おり、ダークな雰囲気の楽曲以外にもポップで明るい曲が多くあることを知っている。それらのすべてを踏まえ、ファンは欅坂46を応援していたのだ。しかしそれだけでは、独り歩きした一般へのイメージを更新することはできなかった。その代わりに、アップデートするのではなくいったん区切りをつけることによって、欅坂46が創り上げてきた約5年間を「冷凍保存」状態に置くことを選んだのだろう。

 欅坂46と日向坂46は、同じSeed&Flower合同会社所属のグループだ。欅坂46のリリースが滞っている一方で、欅坂46の下部組織ユニット「けやき坂46」としてスタート、その後日向坂46へと改名し、1stシングルは欅坂46が保持していたデビューシングルの売り上げ記録を更新、デビュー1年目にして紅白歌合戦へ初出場を果たした日向坂46。その実績を誰よりも間近に見ていたのは、欅坂46である。しかし日向坂46と違って欅坂46は、約5年の歴史にいったん幕を閉じてからの再出発となる。改名からその後の成功へと一直線に進んでいった日向坂46とは、その点が明確に違う。

 タレントの改名など、いまや珍しいものではない。アイドルグループでもイメージ刷新のため、メンバーはそのままで改名を敢行することもある。ももいろクローバーZは改名後に大きく飛躍。モーニング娘。がその偉大な歴史を背負いながらも前進するため、毎年「改名」を行いその年の数字をグループ名に冠しているのはその代表例だろう。

グループへの愛を今なお強く持ち続ける卒業メンバーたち

 卒業メンバーの行状などによりネガティブなイメージが先行する欅坂46かもしれないが、それがすべてではない。

 グループを去ったメンバーには、「欅坂46に戻りたい」と発言する志田愛佳のような者もいる。今回のオンライン無観客配信ライブを視聴した織田奈那はTwitterで、「今日のライブを見て、みんな本当に可愛くて、かっこよくて、綺麗で、早くみんなが輝いているところを沢山見たいと思ったし、みんながもっと伸び伸び楽しく活動できる日が来て欲しいと強く思いました」と、熱い想いを吐露した。紆余曲折あったものの、グループへの愛を今なお強く持ち続けるメンバーもいるのだ。

 10月のラストライブにおいて、欅坂46はその歴史にいったん幕を閉じる。しかし、メンバーが変わるわけではない。新たな名前で、新たな一歩を踏み出していくのだ。積み上がった偉大な楽曲たちがどうなっていくのか、実際のところ名前はどうなるのか、現時点ではまだ明確な発表はなくわからないことも多い。

 しかし、「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!」のラストでも披露された事実上のラストシングル「誰がその鐘を鳴らすのか?」には、「大人たちに対するレジスタンス」というこれまでの欅坂46の姿とは明確に異なる言葉がつづられている。過去の楽曲群から採られた言葉たち――「権力」「支配」といった言葉たち――を拾いながらも、次のステップに向かう姿勢が、メンバーみずからの手でたぐり寄せるようにつづられているのだ。

 愛の救世主
 誰がその鐘を鳴らすのか?
 そんな重たい責任を持てるかい?
 逃げたいだろう?
 その綱の大きな権力を
 逆に誰も握ろうとするかも…
 鐘を鳴らせる主導権なんか
 意味はないんだよ
 支配したって幸せにはなれない
 愚かなことだ

 涙に覆われた、7月16日のこのパフォーマンスを忘れることはないだろう。欅坂46の約5年間の活動に対して、全身全霊の愛と敬意と尊敬を込めて、感謝を。

 そして、2020年10月まで続く欅坂46としての活動に感謝しつつ、その先の未来にどんな新たなグループが生まれるのか、楽しみにしたい。

(文=ガリバー)

●ガリバー
アイドルのライブに通い始めて15年目。コロナ禍以前には、メジャーアイドルからインディーズ、地方アイドルのライブや握手会にまで年間約200~300回ほどは足を運んでいました。大阪の地を拠点に、北は北海道から南は沖縄まで全国を回ります。現在は坂道シリーズを中心に、乃木坂46では齋藤飛鳥さん、岩本蓮加さん、筒井あやめさん、弓木奈於さん、欅坂46では小池美波さん、藤吉夏鈴さん、山崎天さん、日向坂46では齊藤京子さんを推しています。<Twitter:@gulliverdj>