JRAアイビスサマーダッシュ過去19回の優勝馬を徹底検証! そして浮上した今年狙うべき穴馬とは?

 今週はいよいよ夏の新潟開催が開幕、そして名物重賞レースであるアイビスサマーダッシュが行われる。芝の直線1000mの競馬で行われる、日本で唯一の重賞レース。そして日本である意味最も熱いレースと言えるかも知れない。スタートからゴールまで一直線、瞬きも許されない一瞬のスピード勝負だからだ。

 今年の出走メンバーは前走CBC賞で13番人気ながら逃げ切りを見せ、244万馬券の大波乱を演出したラブカンプー。鞍上は女性騎手の藤田菜七子で、ここを勝利すればJRA初の女性騎手の芝重賞勝利という偉業を成し遂げることになる。しかし、その前に大きな壁として立ちはだかるのが、前年の覇者ライオンボスだ。前走の韋駄天ステークスでも圧勝し、ここでは1番人気が濃厚。コース適性も抜群で実績的にも首位有望だ。さらに昨年2着だったカッパツハッチも逆転を狙っているし、韋駄天ステークス組からはクールティアラ、ジョーカナチャン、ナランフレグも出走予定。加えて2018年の優勝馬ダイメイプリンセスも侮れない存在だ。このレースはサマースプリントシリーズの第3戦に組み込まれているレースでもあるが、直線競馬のスペシャリストが揃ったこともあり、かなりの激戦となりそうだ。

 アイビスサマーダッシュは今年で20回目と歴史はまだ浅い。そして過去の勝ち馬を見てみると非常に個性的な馬が多い。中でも、過去にこのレースを2勝している馬が3頭いることに注目だ。カルストンライトオは後にスプリンターズステークスも勝利するなど、このレースを制した勢いのまま秋のG1レースも勝利している。2008年と2009年で連覇を達成したカノヤザクラはサマースプリント王者となり、続くスプリンターズステークスでも3着に好走。2015年と2016年2連覇を達成したベルカントも、サマースプリントシリーズで見事王者となっている。

 やはり直線1000mのスペシャリストが実績を残していることもあり、このレースを過去に勝利しているライオンボスとダイメイプリンセスは、特に注意が必要な存在といえる。1番人気が濃厚なライオンボス、そして年齢的に上位人気にはなりにくいダイメイプリンセス。配当的にも覚えておいて損はないだろう。

 他にも、このレースを勝ちスプリンターズステークスで馬券に絡んだ馬が多いのも特徴だ。メジロダーリング、サンアディユ、エーシンヴァーゴウ、ハクサンムーンなどかなり多くの馬が存在する。つまりこのアイビスサマーダッシュは、秋のG1レース開幕戦のスプリンターズステークスに向けても要注目のレースといえるのだ。

 そんなアイビスサマーダッシュを、是が非でも的中させたいと考える競馬ファンも多いはず。244万馬券が飛び出したCBC賞に、先週は中京記念が330万馬券、函館記念も343万馬券と大波乱。この夏、重賞レースは波乱続出でファンの財布が悲鳴をあげているからだ。つまり「このアイビスサマーダッシュで負けを取り戻したい」と考えるのは当然で、そのためにより確実性の高い方法を探っていると思われる。

 そんなファンにおすすめなのが、このアイビスサマーダッシュを現在6年連続で的中させている、競馬界のレジェンド集団「シンクタンク」の「アイビスサマーダッシュ情報」だ。昨年3連単2万7100円の万馬券を的中させるなど、シンクタンクは6年連続でこのレースを的中。過去を遡っても、3連単4万7230円、3連単5万8790円といった万馬券を的中させているのだから、この直線競馬を知り尽くすプロフェッショナルといって間違いあるまい。

 シンクタンクに所属するレジェンド集団は、ハイセイコーの主戦騎手を務めた増沢末夫元JRA調教師を筆頭に、史上最強との呼び声も高いマルゼンスキーの主戦を務めた中野渡清一元JRA調教師、伝説の名馬サクラスターオーを手がけた平井雄二元調教師、武豊よりも早くJRA初全10場重賞制覇を達成した安田富男元JRA騎手、そして境征勝元JRA調教師らが在籍。他にも競馬界のレジェンド達が情報ルートとして在籍しており、その影響力は業界屈指。現役時代から続く人脈、そして各方面へのパイプによってシンクタンクは業界最高峰と言われる情報力を確立し、一般のファンやスポーツ紙などでは伝えることができない、つまり表に出回ることがない『本物の関係者情報』を入手することができる

 そんな情報力による的中実績は、まさにトップを証明するもの。前述のアイビスサマーダッシュ6年連続的中に加え、芝1200mのG1レースである高松宮記念では、2万2830円の万馬券を的中させている。春のG1レースも7レースを的中させる高的中率を記録し、今年の夏競馬も見事な的中を連発させているのだ。そんなシンクタンクが今年のアイビスサマーダッシュにどんな手ごたえを感じているのか、7年連続的中は可能なのか、その答えを聞き出すことに成功した。

「もちろん、7年連続的中を目指して万全の情報収集を進めていますが、的中は目前といっても差支えはないでしょう。特にポイントは、掲示板を独占の可能性があるといっても過言ではない、5頭の情報馬がいること。その中には、納得の実力馬もいれば、現時点でマスコミがほとんどノーマークの意外な人気薄の馬もいます。つまり配当的にも申し分なく、期待値は上がる一方です。

 昨年2万馬券を的中させた時には、9番人気で3着に好走したオールポッシブルの取捨がポイントでした。同馬は前走まで17着16着16着と大敗続きで、ほとんどのマスコミは見向きもしなかった馬ですが、我々には買えるだけの強力な情報が届いていたのです。今年も同様の穴馬がいますので、ぜひご期待ください。

 なお、今回は特別にこのアイビスサマーダッシュの「情報馬5頭」を無料で公開します。競馬をさらに盛り上げていきたいという思いから公開している特別企画です。完全無料ですので、ぜひ遠慮なく利用してください」

 これは嬉しい誤算だ。まさかシンクタンクが独占入手したアイビスサマーダッシュの情報を、無料で入手できるとは思わなかったからだ。しかしこれは我々にとって絶好の機会であることは疑いようがない。今週のアイビスサマーダッシュで馬券を購入するなら、この「情報馬5頭」は必見、週末に向けてしっかりゲットしよう。
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※本稿はPR記事です。

ツルハ、インバウンド売上「800億円」消失でも全体売上増の“3つの施策”…強かな経営

 6月23日、東京株式市場でツルハホールディングス(HD)株が一時、前日比5%安の1万5080円まで下げ、約1カ月ぶりの安値を付けた。2021年5月期は訪日外国人(インバウンド)向けの販売がゼロという想定で、連結純利益が20年5月期比3%減になる見通しを、前日の取引終了後に明らかにしていた。市場予想の平均(4%増)を下回ったことで失望売りが膨らんだ。終値は3%安の1万5510円。売買代金は前日比5割増えた。

 7月1日、ツルハ株は反発した。一時、前日比360円(2.4%)高の1万5210円をつけた。6月30日に発表した6月度の既存店売上高が前年同月比7.3%増となったからだ。5月(4.1%増)に比べて伸び率がさらに拡大した。新型コロナウイルスの影響で外出をなるべく控える傾向が続くなか、日用品や食品が引き続き売上を伸ばした。特別定額給付金の支給開始による恩恵があったとの見方もある。

 インバウンド消費が消えたにもかかわらず売上が増えたことで、それを好感した買いが入った。

20年5月期はマスクや「巣ごもり」商品が伸びた

 20年5月期の連結決算の売上高は19年同期比7.5%増の8410億円、営業利益は7.6%増の450億円、純利益は12.4%増の278億円だった。新型コロナウイルスの感染拡大でマスクなどの衛生用品やインスタント食品、洗剤といった「巣ごもり」関連商品が伸びた。19年10月の消費増税前の駆け込み需要も業績を押し上げた。

 半面、インバウンド売上はほぼ消失した。化粧品は前年実績を下回った。インバウンド対応の9店を閉店、7店舗を一時休業した。従業員らに総額30億円の“コロナ手当”を出した結果、販管費がかさんだが、これを吸収した。年間配当は167円。19円増配した。

インバウンド売上高ゼロを想定

 インバウンド売上高をゼロと想定した上で、21年5月期の業績見通しを見直すと公表していた。外国人の買い物客に人気の化粧品や医薬品のインバウンド需要が見込めないからだ。

 ツルハは外国人が多く行き交う札幌市中央区に14店、倶知安町に2店の免税店を構えていた。19年5月期のインバウンド売上高は800億円、インバウンド売上比率は10%強あった。コロナ禍で訪日外国人が店頭から消えたことから、インバウンド売上をゼロベースとして、業績を見直した。インバウンド売上の消滅は、ドラッグストア業界に共通した問題だ。ツルハがどんな数字を出すかに注目が集まった。

 21年5月期の連結決算の売上高は前期比2.3%増の8600億円、営業利益は0.4%減の452億円、純利益は3.2%減の270億円を見込む。営業利益、純利益とも減益となる。

インバウンドの落ち込みを吸収する施策

 インバウンド売上の落ち込みをどうやって吸収するのか。

 1つはPB(プライベートブランド)戦略である。グループ会社へPBの100%導入を目指す。新PBの「くらしリズム」と旧PB「エムズワン」の合算売上は、前期比7.7%増の400億円を計画している。

 2つ目は新規出店。閉店はインバウンド対応の9店舗を含む47店舗。新規出店は130店とし、期末店舗は83店の純増を考えている。

 3つ目は精肉・青果の導入。西日本地区で成果があった精肉・青果の委託販売の拡大を進めていく。委託販売だから店舗のオペレーション上の負担は少ない。来店頻度の向上、さまざまな商品を1カ所で買い求めるワンストップショッピングのニーズにも対応できる。ワンストップ需要は新型コロナ禍で顕在化した。20年5月末現在、精肉・青果の導入店は約380店だが、21年同期には270店を追加、650店規模とする。

 デジタル戦略も重要な施策のひとつだ。スマホアプリのダウンロード数は80万件にとどまっているが、7月から「花王マイレージクラブ」のポイント連携を図るなど、ダウンロードの促進策を打ち出す。インバウンド売上の落ち込みを吸収し、2021年5月期の通期の既存店売上高を0.3%増やす見込みだ。期末店舗数は2233店を計画している。

 5月28日付で子会社にしたJR九州ドラッグイレブン(福岡県大野城市)の寄与は織り込んでいない。同社は九州を基盤に206店を展開。19年2月期は売上高519億円、営業利益13億円あった。ツルハ傘下に入り、利益率の改善が期待できることから、「ツルハの連続業績の上振れ余地はある」(ドラッグストア担当のアナリスト)。

未出店の7県は自力出店にM&Aを加味

 ツルハHDの新社長に6月2日付で創業家出身の鶴羽順氏(46)が就任した。創業家への大政奉還だ。順氏は、3代目社長だった鶴羽樹・現会長(78)の次男で、ツルハHDの5代目社長となった。

 ツルハHDは同業他社を相次いで傘下に収め、18年度の売上高はドラッグストア業界のトップに立った。しかし、マツモトキヨシホールディングスとココカラファインが21年10月に経営統合し、売上高1兆円のメガドラッグが誕生する。

 ツルハは24年5月期の中期目標として店舗数3000店、売上高1兆円を掲げている。鶴羽社長は、メディアのインタビューで「大規模な経営統合の可能性も否定しない」と述べ、再編に積極的に参画する考えを示した。

 北海道発祥のツルハは全国展開を目指している。未出店地域の各県(群馬、富山、石川、福井、岐阜、三重、奈良)では自力での出店に加え、M&Aによる拡大を進めていく方針だ。

(文=編集部)

 

なぜ大学の序列は、四半世紀も崩れないのか?下位校は固定化、浮上の例はほぼ皆無

 もう数年前の話になるが、年長の同業者が嘆いていた。「最近どうしても本にしたいような経営者がいないね」。思わずうなずいてしまった。昭和の時代には本田宗一郎、盛田昭夫、松下幸之助、土光敏夫、山崎種二の各氏など、その人生や行状が、著名な作家や書き手によって幾度も書籍化された企業経営者が数多く存在した。しかし平成に入ってからは、京セラの稲森和夫氏と、海外逃亡を続けている日産自動車の元経営者氏くらいだろうか。

 それだけ日本経済が成熟化したのか、さらには衰えつつあるのか。いずれにしても数多くの人々が注目し、憧憬や共感を覚えるような、絵になる経営者が少なくなってしまったことは間違いあるまい。

 多様性と逆行する大企業トップの均質化が、さらに進行したように思える令和の現在、数少ない例外といえるのは、永守重信日本電産会長だろう。1973年に起業して、当時日本には定着していなかったM&Aを駆使した積極果敢な経営で業容を拡大。精密小型モーターで世界トップの占有率を持つ巨大企業グループを育て上げた。経営者として別格の輝きを放つのは、やはり徒手空拳、そして一代で今日の地位を築き上げたからであろう。

 同社のホームページにある沿革は、次のような熱い前書きから始まっている。「世界一になる!この思いのもと、社員4名、小さなプレハブ小屋から日本電産はスタートしました」。零細な町工場から出発して、世界有数のメーカーにまで発展、飛躍させた最後の事例になるのかもしれない。

大学のブランド力の堅固さ

 その異能派経営者が、近年畑違いの分野に進出している。大学の経営である。2018年に京都学園大学の理事長に就任、翌年には校名を京都先端科学大学に変更、同時に運営する学校法人も永守学園に代わった。最高学府をM&Aで入手することを揶揄する向きはあるようだが、もはや古い認識であろう。

 この数年、少子化の定着による冬の時代によって運営に苦しみ、他の法人に吸収される大学、短大は珍しくない。前身の京都学園大学も定員割れに苦しみ、エリア内での評価は芳しいものではなかった。組織再生の実績が豊富なカリスマ経営者に見いだされたことは、むしろ僥倖といえるのかもしれない。

 新たに大学のトップの座も得た永守氏は意気軒高だ。日本経済新聞社(3月23日朝刊)のインタビューで「理事長就任時、2025年に関関同立を抜き2030年には京都大学を抜くと宣言した。ほらではない」と答え、同様の発言を他の大手紙、経済誌でも繰り返している。挑発的な発言の背景には、現在の大学教育に対する強い危機感、教育行政への根深い不満があるようだ。

 再出発するかたちになった京都先端科学大学の、今後について予測することは控えたい。永守効果によるものか、志願者数の増加や難易度の上昇は見られるようだが、大学の場合も初物人気は生じがちなもので、現時点で評価をするのは早計であるからだ。

 ただ確実にいえるのは、同校とそれを率いる永守氏が、これから序列の壁の分厚さを痛感することだろう。四半世紀にわたって大学を見てきたが、長い歴史、難易度、社会的な実績の3つの要素を基本にして形成されている序列、言い換えれば大学のブランド力の堅固さは、流動的な余地のある民間企業とは比較にならない。実際に自他ともにトップクラスと認められる大学はその3要素を十分に備えており、すべて優位にある。一方ですべてが下位にあった大学が、それを凌駕した例は残念ながら見当たらない。

(文=島野清志/評論家)

オービス取り締まり件数、大阪が突出して多い謎…いい加減な交通違反取り締まりの実態

 大阪ではオービスによる取り締まり件数が突出している。昨年のデータを見ると、東京は3432件、大阪は1万3957件と4倍に上る。

 車を持たない若者も増えた。「オービスって何?」という読者も少なくないだろう。制限速度を越えて、車を飛ばしていると赤くピカッと光る。これが「あなたは今スピード違反しました」というサインだ。後日、警察から呼び出され処分の手続きが行われる。道路の上部に設置されているもの、路肩に設置されているもの、さまざまな形状のものがある。正式名称は、速度違反自動取締装置である。

 オービスの設置数、取り締まり件数などのデータを、警察庁から情報公開請求によって入手したのは、交通ジャーナリストの今井亮一氏である。オービスの設置台数は東京が51台、大阪は45台で、大阪の方が少ない。それがなぜ4倍もの取り締まり件数になるのか。今井氏は語る。

「これはもう、設定速度を下げているとしか考えられません。それ以上の速度なら取り締まると警察で決めるのが設定速度です。現在、固定式オービスについては、赤切符になる違反を取り締まっています。違反を認め反則金を支払えば、刑事上の責任は問われないのが、青切符。違反を認めた上で手続きを進めても、刑事上の責任が問われるのが、赤切符です。

 赤切符というのは一般道では時速30キロ以上の超過、高速道路では時速40キロ以上の超過で切られます。ただオービスで取り締まる設定速度を、一般道ではぴったり時速30キロ、高速道路ではぴったり時速40キロとしていることは少ないと考えられます。ぴったりの速度で取り締まられたドライバーとしては、そこが青切符と赤切符の境ですから、オービスがおかしいんじゃないかとか、文句を言いがちです。だから一般道で設定速度を時速31キロにしたり、35キロとか45キロとか高めに設定しているところもあるはずです。大阪はそれを低めに設定していると考えられます。

 大阪は騒音とか振動とか、排気ガスなどの公害問題で、制限速度を下げたことがあるんですね。やたら広い道路なのに制限速度はやけに低いという道路が昔はたくさんあって、現在もけっこう残っていると思われます。だから他県から来たドライバーなんかが普通の運転の感覚で、広い道路だから大丈夫だろうとスピードを出して、制限速度を越してしまいがちになるんです。それで設定速度自体を下げているということが考えられます」

 今井氏が入手したデータを見ると、他にも不思議なことがある。新潟の取り締まり件数は、0なのだ。隣り合った山形は、213件。長野は596件だ。オービスの設置台数は、新潟が3台、山形が2台、長野が7台だ。

「これは明らかにおかしい。新潟で何かあったんでしょう。従来、オービスは三菱電機と東京航空計器がシェアを分けていたのですが、三菱は撤退を決めました。おそらく、『東京航空計器はダメ』と新潟県警が怒るようなことがあったのではないでしょうか。

 今まで話していたのは固定式オービスについてですが、可搬式オービスといって移動できるオービスがあります。この4月に、東京航空計器のものであろう可搬式オービスの予算を、撤回したということがありました。いったん付いた警察予算を撤回するというのは普通ではありえないことで、新潟日報でも戦後初だと報じています。取り締まり件数0の背景には、東京航空計器と県警とのトラブルがあったのではないかというのは、そこからも読み取れる気がします」

警察のやる気次第?

 鹿児島(設置2台)、鳥取(設置2台)、高知(設置1台)も、取り締まり件数は0だ。鹿児島の場合など、隣県の熊本の取り締まりは140件(設置10台)である。

「1つ考えられるのは、ドライバーがスピードを出しやすい、警察から見たら取り締まり件数を稼ぎやすいドル箱路線があって、そこにオービスを多く設置したり、取り締まりも強化しているということがあるかもしれません。

 それと、やる気の問題もあるのだろうと思います。オービスで取り締まると、いちいちドライバーを呼び出して出頭させて、処分の手続きを取るわけです。その体制がしっかりしているところと、そんなめんどくさいことはやらなくていいというところと、各都道府県の警察によってかなり大きなばらつきがあるように見えます。

 警察庁の指導で、各1台はオービスが設置されているわけですが、運用の仕方がかなり違うのでしょう。埼玉県警は体制を拡充してがんばっているということは聞いています。確かに昨年の埼玉の取り締まり件数は1827件(設置10台)で、神奈川の180件(設置6台)、千葉の283件(設置8台)を大きく引き離しています。一方、裁判を傍聴していて知ったことですが、奈良県警では、オービスの担当は警察音楽隊が兼務していて、月の半分は演奏に出ている状態だったのです。現在もそうなのかは、わかりませんけど」

移動式オービス

 ここまで固定式オービスについて聞いてきた。三脚の上に載る装置で、ちょっとした道路脇にも設置できるのが、可搬式オービスだ。移動式オービスと呼ばれることもある。これによる昨年の取り締まり件数は、東京が58件(5台)、大阪が20件(1台)と固定式オービスの件数とは逆転している。可搬式オービスについてのデータも、今井氏が警察庁から入手したものだ。ちなみに固定式オービスも可搬式オービスも、台数については年度末時点のもの、取り締まり件数については昨年中のものである。

「今年3月31日の時点で、全国にある可搬式オービスは60台。昨年の取り締まり件数は5069件。1週間に2回取り締まりをやっているとすると、1回の取り締まり件数が1件以下になってしまうんです。実際に取り締まりを観察していた人の話を聞いたら、2時間近くやっていて1件も取り締まれずに帰ってしまったということです。そういうことが、しょっちゅうあるということが、データからも読み取れるわけです。

 可搬式オービスが持ち出されてきた大義名分は、通学路や生活道路の安全を守るために、青切符レベルの違反でも取り締まるということだったのに、そんなことでいいんでしょうか。あまりにも取り締まり件数が少ないことに対しては、これは見せる取り締まりだ、装置を見せることによって速度を落とさせるんだって警察は言うんだけど、そんなことのために1台1000万円の装置を買うのは、はたして適切な税金の使い方なのでしょうか」

 これまで可搬式オービスの主流だったのは、東京航空計器のLSM-300という機種。これに問題があるのだろうか。

「LSM-300による取り締まりを観察していた人によると、まず設定するのがなかなかちゃんとできないようです。可搬式オービスの場合、警察官が横に付いているわけですけど、『おいおい今の車、いくらなんでもこんなに速度出してなかっただろ』みたいなこともあるのではないかと。

 それに対して近年導入が進んでいるのが、スウェーデンのセンシス・ガッツォグループ社製の機種です。この会社は70カ国に市場を持つ世界的企業です。センシスの可搬式オービスで取り締まりを受けたドライバーが否認している、という裁判を傍聴しました。完璧を目指す検察官の立証によって、普通ならそこまでやらないよというところまで明らかになって、センシスの高性能ぶりがはっきりしました。今のところ、LSM-300のほうが圧倒的に台数が多いのに、裁判になったという話は聞きません。性能に疑問符が付いているので、たとえ取り締まられてもドライバーが否認したらそのまま不起訴になっているのではないでしょうか」

 スピード違反の取り締まりが、やる気や機種の性能で左右される。そんなことはあってはならないだろう。

(文=深笛義也/ライター)

JR東日本の痴漢通報アプリは被害者の救世主となるか?車内で車掌に通知、冤罪増加の懸念も

 恐怖や恥ずかしさによって被害を訴えられない人も少なくない「痴漢」。声を上げられない被害者のために、JR東日本がスマホで使える「痴漢通報アプリ」の実証実験をスタートした。痴漢行為の7割は電車内や駅構内で行われているという。アプリの登場によって、電車の痴漢被害を減らすことができるのか。それとも、新たな“トラブル”を生み出してしまうのだろうか。

発覚している痴漢犯罪は氷山の一角か

 警視庁発表の「都内における性犯罪」によると、2017年の痴漢(迷惑防止条例違反)発生件数は約1750件。そのうち約3割が午前7~9時に集中して発生しており、年齢別の被害状況では7割以上を10代・20代が占めている。電車が混雑しやすい通勤通学時間帯に若い女性が狙われるケースが多いことがわかる。

「これまで女性専用車両の設置、車内でのSOSボタンの設置、車内防犯カメラ設置、また警察と連携して痴漢撲滅キャンペーンを行うなど対策をしてきましたが、なかなか抜本的な解決には至りませんでした。痴漢被害を訴えられず、発覚に至っていないケースも相当数あると認識しています」

 そう話すのは、JR東日本の広報担当者だ。1月にセコムが発表した12~39歳の女性200人を対象にした「女性の『安全・安心』に関する意識調査」では、「実際に犯罪被害にあったことがある」と回答した人は32.5%。女性のおよそ3人に1人は何かしらの犯罪被害に遭っているという計算になる。犯罪の内訳は「痴漢」が最多で21.5%、ついで「ストーカー」や「ネットでのトラブル・SNS悪用」「盗撮」などが挙がった。

 しかし、これらの犯罪被害に遭った女性にどのような対応をしたか聞いたところ、「何もできなかった」と答えた人が49%と半数近い。次点で「逃げた」が33.3%。「大声をあげた」「警察や駅員に通報したり、犯人を突き出した」「周囲に助けを求めた」など、実際に行動を起こした人は少なかった。

 犯罪被害に対して声を上げられない女性が多いのは、なぜなのか。前述の意識調査で「護身グッズや防犯グッズを活用した」と回答した人は0人。常に護身用のアイテムを持ち歩く女性は少なく、防犯グッズの導入や活用は浸透していない印象だ。実際に防犯対策用のアイテムを持っているかどうかが、犯罪被害に遭った際の行動を左右することは間違いないだろう。

2月に埼京線で実証実験を開始

 そこで期待されているのが、誰でも常に持ち歩けて手軽に使えるスマホによる防犯対策だ。JR東日本は、2月に痴漢通報アプリの実証実験を実施すると発表した。前述のJR東日本広報担当者は、その背景についてこう話す。

「声を上げにくかった痴漢被害が、より通報しやすくすることで、痴漢抑制を期待できるのではないかと思っています」

 アプリの使用方法は簡単だ。専用アプリをスマホにインストールし、痴漢被害に遭った際に車内で通報ボタンを押すと、車掌のタブレット端末に通知が届く。車掌はこの通知に基づき、車内放送で注意換気を促すという。また、利用者の登録により何号車で痴漢通報があったのかが即座にわかるようになっている。JR東日本は「痴漢が多い」路線として挙げられる埼京線において、2月25日からアプリの実証実験を開始した。

「実証実験の第一ステップのモニター数は計200名ほど。スマホであれば、車内でも周囲や加害者に悟られずに通報することができます。検証に協力していただいたモニターの反応や要望などを踏まえ、さらに実用化に向けて、効果的な改良を進めているところです」(JR東日本の広報担当者)

冤罪が増加する懸念も

 痴漢被害者が声を出さずに通報できる画期的なアプリが実用化されれば、これまで以上に痴漢を検挙しやすくなることは間違いないだろう。しかし、一方で気になるのが「冤罪」被害だ。

 近年、メディアで盛んに取り上げられるようになった「痴漢冤罪」。身に覚えがなくても「痴漢」として捕まってしまうと、身の潔白を証明するのが難しい。スマホの痴漢通報アプリは、その手軽さゆえに“いたずら”が発生する可能性もあるのではないだろうか。

「アプリを悪用した『いたずら』による通報が懸念されますが、インストールする際には個人が特定できる情報を登録していただきます。ユーザー情報の登録により、悪用は防げると考えております。今後、本格的に実用化する際は、ほかにも対策がないか検討していきたいと考えています」(同)

 通報アプリが痴漢の抜本的解決につながるのか、それとも新たな“トラブル”の火種となるのか。実用化に向けて、注目が集まりそうだ。

(文=藤野ゆり/清談社)

“セクハラ財務次官” 福田淳一氏がSBI大学院大学の講師に就任…学長は北尾吉孝氏

「さすが官庁の中の官庁のドン。普通の大企業でも、社会的に“おしまい”になる案件だったのに、しぶとさはさすがですよね」

 政府系金融機関の幹部がそう評するのは、テレビ朝日記者に対するセクハラ発言に伴い2年前に財務省を退官した福田淳一元財務事務次官(60)のことだ。そんな福田氏はSBIホールディングスが運営する通信制学校「SBI大学院大学」(北尾吉孝学長)の教員を務めていることがわかった。

セクハラ発言が世間を震撼

「●●触っていい?」

「予算通ったら、浮気するか」

 「週刊新潮」(新潮社)が2018年に明らかにした福田氏による女性記者へのセクハラ発言や行動の数々は世間を震撼させた。その後、財務省も省内の調査でセクハラを認定。福田氏の姿は日本経済の表舞台から完全に姿を消したかに思われていた。ところが今月までに、SBI大学院の教員ホームページにひょっこりとその姿を現していたのだ。肩書きは委託講師。教鞭を取る科目は「経済政策の理論と実際」「財政と社会保障の理論と実際」とある。

「失職して教員は政界・官界ではよくあること」

 自民党関係者は次のように話す。

「福田さんは東大在学中に司法試験に合格していましたから、『退官後は弁護士業をやるだろう』というのが党内の見立てでした。麻生(太郎)副総理兼財務相は、かなり福田さんを目にかけていたこともあってか、官邸は『次官を辞任して禊ぎが済んだのなら、悪いようにならないように』と考えていたようです。

 ただ想像以上に世論の声が厳しく、難しかったようですね。SBIの北尾吉孝社長は、前職の野村證券時代から続く財務省とのパイプがあるようです。SBI大学院には福田氏以外にも元財務省幹部が名前を連ねていますよ。

 例えば選挙で落選した先生に、再起までどこかの大学の講師をお願いするのは政界ではよくあることです。官界でもおなじでしょう。萩生田光一文科相も2009年の衆院選で落選し、千葉科学大で客員教授をされていましたよね。福田さんが講師として、月どれくらいもらっているのかはわかりませんが、そんなに高くはないのではないでしょうか」

 つまり、この後にもどこかの筋が福田氏に仕事を斡旋する可能性があるということだろうか。福田氏が本当に反省し、これまでの知識や経験を日本経済のために役立ててくれることを祈るばかりだ。

(文=編集部)

 

ユニクロ・無印、好評の“おしゃれ短パン”3選 「サラッとした履き心地が最高」

“短パン”というワードを聞くと、「子どもっぽい」「着こなすのが難しい」など負のイメージが浮かびませんか? しかし世の中には、大人のおしゃれを実現する“短パン”がいっぱい。そこで今回は、今夏にチェックしておきたい“おしゃれ短パン”をまとめてみました。

「インド綿ブロードショートパンツ 紳士」(無印良品)

 まずはオーガニックコットンを使った、無印良品の「インド綿ブロードショートパンツ 紳士」(1990円)をご紹介。シャツにも使われる柔らかな生地を使用した同商品は、Sサイズで股下22.0cm、Mサイズで23.0cmになります。

 履き心地はもちろん、短すぎない丈感のおかげで、コーディネートのしやすさもばっちり。色はベージュ・カーキグリーン・スモーキーブルー・ダークネイビーの4色があり、どれも柄はついていません。購入者からはサラッとした履き心地が好評のようで、ネット上でも

「ブロードショートパンツの生地が好きすぎる」

「軽くて快適。休日にヘビロテしてます」

「暑くてもずっと履いていられる。価格もリーズナブルでコスパ最強!」

といった声が続出していました。外出に限らず、暑い日には室内用として使ってもおススメかも。

「ドライストレッチイージーショートパンツ(バード)」(ユニクロ)

 続いては、我らがユニクロの「ドライストレッチイージーショートパンツ(バード)」(税抜1500円)をピックアップ。同商品には軽くて涼しいジャージー素材が使われているうえ、汗が乾きやすい仕様なので暑い日でもサラッとした履き心地を体感できます。

 色はブラウンとブルーの2色があり、パンツにはトレンド感のあるアニマル柄のプリントが。人によっては“柄物”に抵抗を感じると思いますが、ネット上の反応を見ると

「柄がさりげないアクセントになって、どんなコーディネートにもよく合います」

「カジュアルでありながら、どこか上品で大人っぽさも感じられる」

「柄も含めて爽やかな雰囲気なので、今の時季にぴったり!」

となかなか好評のよう。

 ストレッチ性もあって動きやすいため、シャツやパーカーと合わせればアウトドアスタイルも楽しめますよ。

「リネンブレンドハーフパンツ」(ユニクロ)

 最後は、同じくユニクロから「リネンブレンドハーフパンツ」(税抜1990円)。丈25.0~28.5cmのハーフパンツで、ナチュラルな風合いが非常に魅力的です。シンプルな分、コーディネートしやすいのもポイントのひとつ。

 色はオレンジ・ナチュラル・ベージュ・ブルー・ネイビーの全5種類。“ナチュラル”は白に極めて近いベージュのような色合いで、逆に“ベージュ”は茶色寄りといった方がイメージに近いかもしれません。

 同商品にはリネンとコットンをブレンドした天然素材が使われており、通気性も抜群。ごわつきのない柔らかな肌触りが楽しめるほか、ウエストはゴムとドローストリング付きのイージーウエスト仕様です。

 ネット上でも

「サラッとした肌触りが気持ちいい…。夏場に大活躍してくれます」

「生地も丈感も最高! 特に湿度が高い時ほど、その良さを感じました」

と好評のようですが、同商品はオンラインストアのみでの販売になるので注意してくださいね。

(文=編集部)

※商品の価格は記事作成時の実売価格です。

女帝・上沼恵美子、醜悪なる事件簿に引退の声も…えみちゃんねる強制終了、遠隔収録を一蹴

 本サイトでもすでに報じた通り、22日にニュースサイト「スポニチアネックス」が発表した上沼恵美子の番組終了騒動が話題だ。経緯を改めて説明すると、同サイトは上沼が出演している『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)が7月24日の放送をもって突然終了することを報道。この番組では、同じく上沼が出演する『上沼恵美子のこころ晴天』(ABCラジオ)と共通して、お笑いコンビ・キングコングの梶原雄太がレギュラー出演していたものの、6月に梶原が突如降板する騒動が起こって、注目を集めていた。

「関西テレビはこの番組が終了する理由について、7月に25周年を迎えたことを挙げ、『番組として一定の役割ができた』と回答。上沼自身も『1000回を超えて続けることができたのは支えてくださった皆さまのおかげです』とコメントを発表しています。しかし、スポニチアネックスでの記事では、番組改編期でもない7月にこの長寿番組が突然終了することについて、なんらかの問題があったのではないかという論調となっています。記事中の関係者筋によれば、梶原の降板問題を受けて、上沼が局側に意見を求めたものの、局側から伝えられた意見に激怒。10月の改変期を待たずに番組が終了したという経緯があるのだとか」(芸能ライター)

「ほとぼりが冷めたら復活するのでは」との声も

 ネット上ではこの番組終了問題について、賛否を含めた多くの声が集まっている。なかでも一番多いのは、「この辞め方、さすがにカッコ悪すぎる」「自分から意見を求めておいて、そこで逆ギレして番組終了って流れはさすがにおかしいでしょ」「上沼自体が老害になりかけてるし、局側としても切るチャンスだったんじゃないの?」と、番組終了の経緯が報道の通りであるとすれば、上沼に問題があのではないかとする辛辣な意見だ。

 しかしその一方で、「どうせ梶原の降板問題でいったんやめるってだけでしょ。そのうち番組名を変えてまたスタートするんじゃない?」「テレビなんて今じゃ高齢者向けの娯楽なんだから、そこに人気のある上沼が完全に干されるってことはなさそうだけど……」と、あくまで騒動のほとぼりを冷ますために、“休止”のような形を取っているだけなのではないかと推測する向きもある。こうした声が上がるほどに、上沼の人気の高さはいまだ世間では高いのだろうか。

コロナ状況下のリモート収録を「見にくい、声が遅れる」と一蹴

「とはいえ、上沼自身について『以前はあの人の毒舌が好きだったけど、近頃はただの悪口になっちゃってて番組見なくなった』『共演者が異様なまでに上沼を持ち上げる番組ばっかりで、気持ち悪くなっちゃってるよね』という声も少なくありません。以前は彼女の痛快な毒舌キャラのファンだった層も、上沼自身が他人から持ち上げられる“女王”となってしまったことに対して違和感を覚えていた矢先に、梶原の降板や今回の『快傑えみちゃんねる』の終了などの騒動が重なったことで、愛想を尽かしてしまったということなんでしょう。ともすれば、これらの騒動をきっかけとして一気に露出が減ってしまうということも考えられるのではと」(同)

 6月8日に放送されたラジオ『こころ晴天』のなかでは、新型コロナウイルス流行への対策として、テレビやラジオで行われているリモート収録について「見にくい、声が遅れたり」と批判し、仮にリモート収録したできない状況となった場合は「私は引退する、絶対」と語っていた上沼。現在、業界はスタジオ収録がメインに戻りつつあるが、上沼自身は望まない形での“引退危機”を迎えているようだ。

(文=編集部)

パチスロ6号機『リンかけ』ティザーPV公開!「偉大なる初代」を振り返る

 パチスロメーカーのスパイキーは7月20日、パチスロ新機種『パチスロ リングにかけろ1 ワールドチャンピオンカーニバル編』の機種サイトおよびティザーPVを公開した。

 このティザーPVでは「かつてない抽選」としてゲーム数、周期、レア役抽選に次ぐ「第4の抽選システム」を採用していると大々的に告知。

 上乗せが倍々でループする「2段階上乗せシステム」なる機能も搭載しているようで、「300枚継続」「+1000枚」などと刺激的な画面も映し出されているが、そんな画面を見て我々ファンが否が応にも期待してしまうのは、やはり偉大な初代の存在がある。

 2007年に銀座より発売された『パチスロ リングにかけろ1』は、ボーナスとRT機能で出玉を増やすマシン。現行機と比べてシンプルな仕様ながらも、設定6ならば万枚超えも狙える圧倒的な出玉ポテンシャルでじわじわと人気を伸ばし、ロングヒットを記録した。

 ボーナスはビッグボーナス1、ビッグボーナス2、ミドルボーナスの3種類で、ビッグボーナス1&2は約312枚、ミドルボーナスは約104枚の獲得が可能。ボーナス後は例外なくRT「ブーメランRUSH」へ突入するのが大きな特徴のひとつで、ビッグボーナス1後は最大200G、ビッグボーナス2及びミドルボーナス後は最大100G継続する。

 RT終了条件は「規定ゲーム数消化」「ボーナス成立」「青チェリー入賞」の3パターンで、RT中の青チェリー成立時は音声と共にチャンスランプが点滅。ここで左リールにBAR絵柄を狙って同フラグの入賞を回避すれば、1G純増約0.4枚のRT恩恵を最大限に受けることができる。

 ボーナスはチャンス役と重複成立する可能性があり、チャンス目(2種類ある1枚役の取りこぼし)は文字通りチャンス。これらチャンス役を迅速に察知すべく、通常時及びRT中のナビ非発生時は左リールに青or赤いずれかのチェリーを目押し→スイカを引き込んだら残りリールにもスイカをフォロー…という小役狙い手順が必須だ。

 通常時の演出は主人公・竜児やそのライバルたちが出現して小役や期待度を示唆。特訓演出は必殺ブロー完成、もしくは大食い成功で、フィニッシュブロー演出はライバルを倒せばボーナス確定で、前者は剣崎、後者は石松の出現で大チャンスを迎える。

 また、モノクロ画面で流れる「回想演出」は発生した時点で激アツ。原作の名シーンを忠実に再現した当演出はファンならば興奮必至で、竜児の過去に涙した者も少なくないだろう。

 ビッグ中は反射神経測定とクイズ、2つのミニゲームのどちらかに挑戦でき、反射神経測定のクリアorクイズ5問正解で女ビッグへ変化。ここで竜児の姉・菊が制服姿の「女ビッグ2」が幾度となく選ばれた場合は高設定に期待できるといった攻略ポイントもある。

JRA藤田菜七子ラブカンプーに「千直女王」が貫禄の先着! アイビスSD(G3)「2018年ワンツー」豪華併せ馬制した夏女ダイメイプリンセスに激走ムード!

“千直女王”が、まずは貫禄を示した。

 26日に新潟競馬場で行われる、夏の名物重賞アイビスサマーダッシュ(G3)。今年は昨年の覇者ライオンボスが大本命としてレースを迎えることになりそうだがが、ここに来て一昨年の覇者ダイメイプリンセス(牝7歳、栗東・森田直行厩舎)が激走ムードを帯びてきた。

 今春の高松宮記念(G1)で17着に大敗。近5走では掲示板(5着以内)にすら載れず、“終わった感”があったダイメイプリンセス。しかし、前走の韋駄天S(OP)では、ゴール前で鋭く伸びて3着を確保。森田直行調教師も「直線競馬の適性はすごい」と再認識したという。

「ここ数戦は見るところがなかったんですが、やはり千直は走りますね。前が壁になって追い出しを待たされるなど、決して楽な展開ではなかったんですが、前が開いてからの伸び脚は相変わらずの一級品です。

今年で7歳ですが、あの展開でライオンボスに0.1秒差なら上々。今回は明らかに速いメンバーが集まりましたし、逃げるライオンボスを巡ってペースが速くなるなら逆転まであるかもしれませんよ」(競馬記者)

 そんな記者の言葉を裏付けたのが、22日に行われた最終追い切りだ。

 秋山真一郎騎手を背に栗東の坂路で行われた併せ馬のパートナーは、同じくアイビスSDに出走するラブカンプー。重賞勝ち馬同士による、豪華な“前哨戦”が行われた。

 結果は2頭とも馬なりながら、しっかり追われてダイメイプリンセスが1馬身先着。手応えには余裕もあり、森田調教師も「気温が上がると元気になる馬。前回よりも体調はいい」と小さくはない手応えを得ているようだ。

「ラブカンプーが調教駆けする馬ではないので、予定通りの先着でしたが、それでもダイメイプリンセスの調子が良いことは明らか。騎乗した秋山騎手は『まだ走りが硬い』と厳しいコメントでしたが、辛口になるのは期待している証拠ですし『前回よりはマシになった』とも話していましたよ」(別の記者)

 一昨年のアイビスSDに、昨年の北九州記念(G3)と重賞2勝はともに夏。昨年のアイビスSDは2番人気ながら6着に敗れたが、スタートの出遅れが響いた格好だけに大きなマイナスではない。

「一昨年勝った時と同じぐらいの出来にあるし、外枠さえ当たれば十分勝負になると思います」

『デイリースポーツ』の取材にそう答えた森田調教師。一昨年のアイビスSDではワンツー・ゴールを決めたダイメイプリンセスとラブカンプー。人気は藤田菜七子騎手のラブカンプーだろうが、こちらも“色気”は十分だ。