【シンザン記念(G3)展望】サンクテュエールVSルーツドール! JRA良血牝馬一騎打ち!? 「アーモンドアイ2世」登場は

 12日(日)に3歳重賞の最初を飾るシンザン記念(G3)が京都競馬場で開催される。

 一昨年、アーモンドアイが始動戦にここを選び、快勝しているが、過去10年で振り返っても3着内に入った馬にペルシアンナイト、ジェンティルドンナ、オルフェーヴルとG1馬が並び、出世レースの様相を呈している。

 まず注目したいのがサンクテュエール(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)だ。

 

 8月の新潟でデビュー。1番人気に推され、それに応えるように上がり最速の脚を使って快勝している。続いて、アルテミスS(G3)に駒を進めるが、リアアメリアに0.1秒届かず2着に終わり、3歳初戦にこのレースを選んできた。

 調整も順調なようで、1週前追い切りを見届けた藤沢調教師は「競馬が上手でスピードがある馬。前走はリアアメリアにあっさり負けてしまいましたが、あの頃から比べると馬もだいぶ良くなってきていますし、落ち着きも出てきましたね」とインタビューに答えている。

 米G1を2勝しているヨシダの半妹という良血ということもあり、その素質を開花させたいところだろう。

 ルーツドール(牝3、栗東・藤岡健一厩舎)も見逃せない。

 11月の東京でデビューしているが、その内容が圧巻だった。終始2番手を進む競馬で、直線突き抜け、上がり最速の34.2秒をマークして後続をシャットアウト。5馬身差の圧勝を飾った。

 菊花賞(G1)、天皇賞・春(G1)を勝ち、有馬記念でも怒濤の追い込みで4着したフィエールマンの半妹という良血。このレースをステップに、兄と同じく3歳クラシックを狙う存在になれるか。

 牡馬も負けてはいない。タガノビューティー(牡3、栗東・西園正都厩舎)に注目したい。

 8月の新潟でデビュー。後方からの追い込みを決めて快勝。続くプラタナス賞(1勝クラス)も最後方から上がり最速の脚でごぼう抜きして連勝。朝日杯FS(G1)では9番人気と人気薄となったが、サリオスを相手に4着と好走した。

 3戦していずれも高い評価は得ていないが、3戦とも抜群の切れ味を持つ末脚を披露し、上がりタイムも上位2位までを確保してきた。1週前追い切りもなかなかの終いの切れ味を見せた。

 もう1頭牡馬の注目株であるプリンスリターン(牡3、栗東・加用正厩舎)もいる。

 7月の函館でデビュー。危なげなく勝利すると函館2歳S(G3)へ駒を進める。11番人気と人気薄ながら3着に入った。札幌のすずらん賞(OP)では凡走するが、これで人気を落としたききょうS(OP)では2勝目を挙げて見せる。朝日杯FSでも5着と掲示板を確保しており、実力の片鱗は披露できた。

 このほか、12月の阪神のデビュー戦を勝ち上がったばかりのカバジェーロ(牡3、栗東・橋口慎介厩舎)や、11月の京都で未勝利を勝ち上がってきたオーマイダーリン(牝3、栗東・河内洋厩舎)も侮れない存在だ。

 果たして、出世レースのここを勝ち上がって、3歳クラシックに名乗りを挙げる馬が登場するか?

パチスロ「一撃6000枚」も可能!? アノ6号機の「意外な狙い目」とは

パチスロ6号機の狙い目は「有利区間の使い方」が大きく関わってくる。どの機種がどんな使われ方をしているかが狙い目を見切る鍵となる。

 今回の大松のパチスロ「ハイエナ実戦」は希少台の『パチスロ 沖っ娘』について書いていきたい。

 本機はパチンコ「牙狼シリーズ」で有名なサンセイR&Dからリリースされた6号機だ。

 純増6枚の疑似ボーナスの連打で出玉を獲得する機種だ。ボーナスは1種類のみ、30ゲーム+レア役での上乗せで約180枚+α獲得できる。

 疑似ボーナス中の上乗せはレア役さえ引ければポンポン乗ってくれるので連荘すれば意外なほど出玉感がある。

 特筆すべきは「2400枚制限が無いに等しい」設計であることだ。

『超AT 美ら沖』や『スーパードラゴン』など「有利区間の開始時が連荘ゾーン」にすることで連荘すれば実質的に2400枚以上の出玉を獲得できる6号機があるが、その進化形とも言える。

 有利区間開始時の約50%で「サンセットモード」に移行する。このモードは111ゲーム以内に文字通り疑似ボーナスが「3セット」連荘するモードだ。

 このモードに2回当選すれば6連荘、3回当選すれば9連荘となるので「サンセットモードに当選する限り出玉が獲得できる」仕様だ(1撃6000枚までは確認済み)。

 なので設定変更後は激アツで、それが分かっていると取り合いになってしまう機種でもある。

 サンセットモード以外にはモードAとモードBがある。モードAは当たりやすいモードだが、モードBはいわゆる「ハマりモード」である。

 モードBに移行してしまうと有利区間を約1400ゲーム使い切るまで有利区間がリセットされない。

 天井が1000ゲームではあるが、疑似ボーナス後も有利区間を引き継ぎ、ゲーム数いっぱいまでモードが継続する(有利区間リセット前に必ず疑似ボーナスに当選する)。

 そこが狙い目である。

 本機は基本的に通常時は有利区間ランプが「点灯していない」のだが、疑似ボーナス後に有利区間を引き継いでいる場合のみ通常時でも点灯している。

 つまり111ゲーム以後に「有利区間ランプが点灯している台」はモードBの可能性が非常に高いのだ(ランプはクレジットセグ右下、横線型のランプ)。

 今回座った台は前回896ゲームで疑似ボーナスに当選後111ゲームでヤメてあった台。有利区間ランプも点灯中だ。

 前回と今回合わせて1007ゲーム消化していると予測が出来る。つまり大体あと393ゲーム以内には疑似ボーナスに当選して有利区間がリセットされる、ということになる。

 すると466ゲームで当選、疑似ボーナス後に有利区間ランプが消灯した。ここでサンセットモードが引けるか否かで展開が大きく変わる。

 次に24ゲームで疑似ボーナスに当選、有利区間ランプは点灯したままだ。レア役での当選ではないのでサンセットモード濃厚である。

 残念ながら初当り含む4連荘で終わってしまったが、上乗せが絡んだお陰で1000枚ジャストの獲得になった。

 希少台ではあるが、このパターンの狙い目を見つけた際には挑戦してみては如何だろうか。

(文=大松)

 

鹿島選手「天皇杯で非礼」ガムクチャクチャ・不遜表彰式に衝撃……過去には「賞金全額返金」も

 

 1月1日に開催された第99回天皇杯全日本サッカー選手権決勝は、ヴィッセル神戸が鹿島アントラーズを2‐0で下し初優勝した。

 表彰式では日本サッカー協会の名誉総裁を務める高円宮妃久子さまもご参加。選手たちを讃えたわけだが……。

 準優勝した鹿島の選手の行動が、物議を醸している。

「まず、ルーキーの関川郁万選手が、ガムをクチャクチャと噛みながら表彰式に出席し、久子さまら皇族と握手をしていくというシーンが全国ネットに。『完全に非礼だろ』『ちゃんと教育しろ』と批判が飛んでいます。

 さらにその直後にいたウェリントン・ダニエル・ブエノ選手も大失態。彼は首にかけられたメダルもすぐ外し、握手も終始仏頂面で目も合わせずという態度でした。日本の作法を知らないのもあるでしょうが、さすがに……ですね。

 その前のGK曽ヶ端準選手が非常に模範的だったため、より目立ってしまった印象もありますが、やはりちょっとひどすぎです」(記者)

 この行動にネット上も「流石に恥ずかしい」「ありえない」「幼稚過ぎる」と批判が渦巻いているが……。

 実際に2009年、ナビスコ杯準優勝の川崎フロンターレの選手が表彰式で「手すりに寄りかかる、しゃがみこむ、ガムをかむ」など非礼な態度をとったため、準優勝賞金5000万円を全額返上したという例もある。

 今回も何がしかの処分があるのだろうか。鹿島の判断が待たれる。

マーケティングへの疑問

フジテレビの敏腕プロデューサーとして名高い黒木さんと、電通でチーフ・ソリューション・ディレクターを務める北風さん。異なるようで近しいフィールドで活躍するお二人の対談では、同世代ならではの鋭い視点や葛藤も浮き彫りに! テレビや広告のミライは、“狭間の世代”にかかっているのかも…。お二人の日々の奮闘の様子や熱い思いがあふれる対談を全5回のシリーズでお送りする本企画。

初回のテーマは、「マーケティングという手法で、本当に優れたコンテンツは生み出せるのか?」です。

“年齢の壁”をどう捉えるべきなのか?

黒木:僕が1969年生まれで、北風さんが1970年2月生まれだから、同じ学年ですよね。北風さんは小学生の頃からタモリさんを尊敬されているとか?! 僕もずっと「笑っていいとも!」を担当していたので、何かご縁を感じます。実は子どもの年齢も近いんですよね。うちは娘が24歳で息子が22歳なんです。本日はよろしくお願いいたします。

黒木彰一氏(フジテレビ)
黒木彰一氏(フジテレビ)

北風:そう! 同じ学年、うれしいです(笑)。タモリさんファン暦は40年になります。子どもは娘が20歳で息子が17歳なので、確かに似ていますね。こちらこそよろしくお願いいたします。たくさん伺いたいことがあるのですが、最初に「年齢の区切り」に対する黒木さんのお考えを聞かせてください。テレビも広告も「生活者と向き合う」という点では共通していて、年齢で区切ってターゲティングをするケースが多いのですが、最近私はそこに懐疑的になっていて。

例えば、インフォマーシャルは50代以上の方々が主なターゲットになっていますが、30代の方でもインフォマを見て物を買うことはありますよね。なので、20代や30代、もっと若い10代向けのインフォマみたいなものが、世の中にあってもいいんじゃないかと思っているんです。人が物を欲しくなるときのスイッチって、若い方も年配の方も、あまり変わらない気がします。それと同じように、人がおもしろいと思うことや笑えることにも、もしかしたら年齢の壁はないのかも…と思っているのですが、いかが思われますか?

北風祐子氏(電通)
北風祐子氏(電通)

黒木:北風さんのおっしゃる通り、見ておもしろいと思ったり、引かれたり、興味を持ったりする事柄は、年齢差がなくなっている感じがします。例えば番組の構成会議でも、「3層(M3、F3層)には、この情報が好まれる」なんていう話を、若いディレクターたちほど、あまりしなくなってきている気もします。でも、一方でまだまだ根強く「年齢層のイメージ」もあります。

北風:自宅で家族4人でテレビを観ていても、同じところ、同じエピソードでみんなおなかを抱えて笑ったりしますからね。結局、おもしろいと感じることやワクワクすることは、根っこはみんな一緒だと思うので、人を年齢で区切るのはやめた方がいいんじゃないかなって。

F1層(20~34歳女性)とF2層(35~49歳女性)の区分も、35歳になった途端に変わるという考え方はちょっとおかしい。人は歳の区切りで生きているわけではないのに、42歳の誕生日を過ぎてから「42歳のあなたへ」というネット広告がたくさん来るようになったときも、すごく違和感がありました。黒木さんの手がけてこられた番組って、あまり視聴者の年齢を問わないものが多いですよね?

黒木:僕は長いスパンで同じ番組に携われてきたのは本当にラッキーだったと思います。「番組が視聴者の皆さんと一緒に成長してゆくことができる」という感覚で制作することができたんですよね。「皆さんの人生の中に番組が存在できる」というか。そうなってくるとターゲットとか年齢層とかはあまり関係なくなってきて、2世代3世代にわたって番組を見てもらえたり、自分の“日常の中の大切なもの”として認識してもらえたりする。「SMAP×SMAP」や「笑っていいとも!」を作っていて、そう見てもらえることを願っていましたし、また、信じていたのもそういう部分でした。

黒木彰一氏(フジテレビ)と北風祐子氏(電通)

n=1にこそ、価値がある。

北風:黒木さんはテレビの世界でおもしろい方やおもしろいことをたくさん見てきたと思うのですが、あたりまえのように“そこにタモリさんがいる”という人生を歩んでこられた中で、今はどんなことを「おもしろい」と感じていますか?

黒木:「あたりまえのようにタモリさんがいる人生」(笑)! その言葉が非常におもしろいです。まさにそれこそずっと「いいとも!」を見てきてもらった皆さまの人生!かも。すみません、脱線しました。(笑)

さっきの年齢の話でいうと、ターゲットを年齢層に置くのではなくて、より具体的で個人的な誰かに見せたい、と思うことが大事なんじゃないかと思い始めています。何を作るときでもまず「大事なひと目線」というか。

ピチカート・ファイヴの小西康陽さんにお願いして「慎吾ママのおはロック」を作ってもらったとき、家に帰ったら子どもたちが踊りまくっていたのがすごくうれしくて。いまでも忘れられません(笑)。「ある年代をターゲットにして作る」というよりも、「家族に見せたい」「両親に見せたい」「彼氏に見せたい」とか、誰かに見せたい感覚が、実は一番大事なのかなと思います。

北風:私も「自分が欲しいかどうか」「子どもにあげて喜ぶかどうか」という視点から考え始めるので、よく分かります。マーケティングの世界では、よく「n=1でモノを語るな」といわれます。nというのは母集団の数を表す数字で、世論調査なんかだとn=3000くらいが必要とされています。「n=1でモノを語るな」とは、要は「たった一人の意見でモノを語ってはいけない」という意味なんですが、私はその“1”で十分だと思っているんですよね。3000人の平均値よりも、一人の生々しい声から得られる示唆の方が多いです。

黒木:広告や商品開発など、生活に密着したお仕事をされている北風さんの視点から見て、“生活者を引きつける”ためのコツみたいなものはあるのですか?

北風:番組と同じ動画ジャンルの広告を例にとると、私の息子の世代は「デジタルネイティブ」と呼ばれていて、スマホと共に生まれて育ってきた人たちです。そうすると、広告は最初の5秒の間に印象に残る何かが起きないとダメなんです。息子に「15秒とか見続けるのはちょっと無理」と言われたことがあって(苦笑)。5秒くらいのところで飽きるんですって。確かに、彼の好きなCMでは、全部、頭の5秒以内に何か事件が起きているんです。おもしろいと感じること自体に世代の壁はないけど、もし若者に買ってほしいなら、早く見せる、山を何個か作るなど、若者ならではのアジャストは必要だと思います。

この対談の出典は、こちら

黒木彰一氏(フジテレビ)と北風祐子氏(電通)

編集部の視点 #01

お二人の対談のキモは「テレビは決してオワコン(=終わっているコンテンツ)ではない。進化の過渡期にあるだけだ」というスタンス。その視点が、新しいと思った。お二人と同じ世代なので非常に共感するのだが、僕らの世代は、テレビと共に成長してきた。番組作りからマーケティング戦略に至るまで、常にドンピシャ。この年齢に欲しいな、と思うものは寸分の違いもなく、テレビから提供されてきた。

幼少期には、ヒーローものや魔女っ子もの、国民的なお笑いタレント。思春期には、アイドルがてんこ盛りの歌番組と、若干のエロコンテンツ。大学生の頃には討論番組…。その年齢、その年齢に欲しいものは、常にテレビが提供してくれた。だから、見た。食い入るように、見た。でも、今は違う。明らかに、違う。しかしながら「もはやテレビは不要なか?」と問われれば、そうではない。その「そうではない」の部分が、なんとなく曖昧なまま、平成の時代が終わってしまったような気がする。そこを掘り下げてみたい。いや、テレビっ子世代としては掘り下げる義務があるような気がする。

「テレビのハザマで、テレビを語る」2回目となる次回は、「チームの力って、なんだ?」をテーマにお送りします。

松坂桃李、GLAYもランクイン「芸能人よく言った大賞」後編! ジャーナリストもできない権力批判に踏み込んだ2人の芸人に感動

 圧力や攻撃に怯まず、仕事を干されるリスクも顧みず、言うべきことを言った芸能人に、リテラが贈る「芸能人よく言った大賞」。10位〜6位、そして特別賞を発表した前編に続き、この後編では5位〜2位、そして大賞を発表しよう。今回は、イケメン俳優に、政治的発言とは無縁だと思っていた大...

パチスロ6号機の「大本命」! 新台『バジ絆2』の気になるゲーム性は

 待ちに待った吉報だ。長きに渡ってホールを牽引し続けた『バジリスク~甲賀忍法帖~絆』の正統後継パチスロ6号機、『バジリスク~甲賀忍法帖~絆2』のリリースが12月19日、ユニバーサルエンターテインメントの本社ビルにて、ミズホより正式に発表された。


 2020年2月のデビューを予定している本機は、1G純増約2.9枚のAT機能「バジリスクタイム(BT)」が出玉増加の主軸。主な突入契機はバジリスクチャンス(BC)で、高確中の巻物成立はBC当選に期待できるなど、基本的なゲーム性は前作を踏襲している。


 BC中の演出はお馴染みの3種類から選択可能で、「弦之介BC」は伊賀の屋敷を抜け出さればBT確定。帯色が変化するほど期待度は高まり、撃破人数による設定示唆もあるようだ。「朧BC」は弦之介に出会えればBCが約束され、BT非突入時は夜空でモードが示唆される模様。「天膳BC」は天膳復活がBC突入の合図で、告知タイミングによっては後述するシナリオの高継続が濃厚となるパターンもあるようだ。


 BTは前作と同様、「追想の刻」と「争忍の刻」の2部構成。復活を含めて最終的に弦之介が勝利すれば次セット継続確定だが、継続抽選は突入時に定められた継続率での抽選だった前作とは異なり、本機は継続率がセットごとに変化する「シナリオ」が採用されている点が大きな特徴。シナリオはBC突入画面や各セット開始画面などで示唆され、天膳BTは高継続シナリオに期待が持てるようだ。


 もちろん、ロング継続のカギを握る「絆高確」も健在で、本機は争忍の刻中のチャンス役成立を機に「絆玉」を獲得することでも発動。BT中のBC当選などを機に「朧チャンス」へ突入した場合は絆玉の大量獲得が見込め、絆玉4個獲得は「絆モード」が濃厚のようだ(残った絆玉は次回以降に持ち越し?)。

 また、「絆」を描くストーリーが展開されるエピソードBCの成立も、BTのみならず絆高確が確定。BTストックの特化ゾーン「月下閃滅」、BT+絆モード+高継続シナリオ濃厚のプレミアムBCも、大量出玉を誘発するトリガーといえるだろう。

 なお、通常時は映像が一新されており、新規演出でプレイヤーを盛り上げてくれるとのこと。新たな展開を楽しみつつも、違和感なく楽しむことができそうだ。

スーパーで買える“千円以下なのに味は高級品並み”ワイン5選!イオン、西友、オーケー…

 かつては特別な日に飲むものだったワインも、今や発泡酒や焼酎のように気軽に飲めるお酒に変わってきた。スーパーマーケット各社も手頃な価格のワインに力を入れており、系列店でしか買えないプライベートブランド(PB)のワインなどを続々と販売している。安い上に質が高く、テーブルワインにぴったり。そんな、スーパーのオリジナルワインを紹介する(価格は税別)。

イトーヨーカドー セブンプレミアム ヨセミテロード カベルネ・ソーヴィニヨン 750ml/570円

 セブンプレミアムのアメリカ・カリフォルニア産ワイン「ヨセミテロード」シリーズ。白のシャルドネ、赤のカベルネ・ソーヴィニヨン、スパークリング、スパークリング ロゼと4種類が揃っている。イトーヨーカドーのPBだけあって、どれも質が高いのに1000円以下のお手頃価格だ。

 特にオススメは赤ワインだ。主原料のブドウの品種は、世界中で栽培されているカベルネ・ソーヴィニヨン。「これぞ赤ワイン」という重厚な飲みごたえが特徴で、カリフォルニアワインならではのフルーティさも際立つ。渋さと甘さのバランスも良く飲みすいので、赤身の肉料理はもちろん、ロールキャベツ、ハンバーグなどひき肉料理との相性も良い。ベーシックだが失敗することのない1本だ。

オーケー デリ・ブティックワイン 720ml/369円

 オーケーストアの会長自ら「都内一流ホテルのハウスワインと同じものを創ってください」とメルシャンにお願いして開発したというオリジナルワイン。「高品質・Everyday Low Price」を掲げるオーケーストアらしく、ワインも激安でフルボトルながら価格は400円を切る。今回、低価格帯の商品を調査したなかでも最安値で、これなら1日2本飲んでも800円以下で収まる。

 赤と白を合わせて1日に約3000本も売れる人気商品で、しかも20年前から売られているロングセラーである点も安心できる。肝心の味は、変にコクや深みを出そうとしていないので、マイルドで飲みやすい。個性に乏しいところもあるが、400円以下という価格を考えれば大満足だ。

トップバリュ・コンドル・シャルドネ・セミヨン/538円

 イオンのPB「トップバリュ」にはワインも数多くラインナップされている。オススメはチリ産で、最近では安さだけでなく味の評価もメキメキと高めている。このワインはチリで144年の歴史を持つという由緒正しい名門ワイナリーでつくられており、クオリティは申し分ない。

 また、この白ワインは「シャルドネ」と「セミヨン」がブレンドされており、しっかりと果実感のある立体的な味に仕上がっている。シャルドネはブドウの栽培地によって大きく味が変わるが、しっかりとした酸味があり、セミヨンはコクのある甘さが特徴だ。辛口なので、白身魚のムニエルやさっぱりした豚しゃぶ、バター料理などに合わせたい。

トップバリュ リゴル エクセレンシア ロゼ ブリュット/730円

 パーティーやお祝いの席で重宝されるのがロゼ。フランス語で「バラ色」を意味するだけあって、グラスに注ぐだけで華やいだ気分になれる。そのロゼのスパークリングがトップバリュでは730円。普段の食卓に1本添えるだけで、特別な日を演出してくれるはずだ。

 スパークリングワインは、フランスの「シャンパン」、イタリアの「プロセッコ」、スペインの「カヴァ」が有名。この商品はカヴァにあたり、主にカタルーニャ地方で生産されている。シャンパンと同じ製法ながら、温暖な気候のカヴァではより果実が熟すために辛口が多いのが特徴だ。

 味については、イオンが「木イチゴを思わせる酸味とほのかな甘みとのバランスが良く、活き活きとした口当たり」と自信を持っておすすめしている。フルーティな甘さを保ちつつも辛口なので、食前酒として楽しむだけでなく、ピザや生ハム、中華料理など幅広い料理にも合うだろう。

ロンデル ゴールド セミセコ/798円

 こちらは、西友のオリジナル辛口スパークリングワイン。イオンのトップバリュ リゴル エクセレンシア ロゼ ブリュットと同じく、スペインのスパークリングワインの一種・カヴァに属する。りんご、洋ナシ、レモンに例えられるフレッシュな香りがあり、泡持ちも良い。何よりパッケージに高級感があるので、パーティーに華を添えたり手土産にしたりもできそうだ。

 最近のスーパーやコンビニはワインに力を入れていることもあり、流通・保管の体制が整っているため、熱劣化で味が損なわれることも少なくなっている。 安価で手に入りやすいのに、一口飲めばその味に通も驚く。そんなスーパーのワインを飲み比べてみてはいかがだろうか。

(文=清談社)

日本企業が陥った、報じられない“マズい事態”…死屍累々の半導体ビジネスの二の舞か

 パナソニックが液晶パネル事業に続いて、半導体事業からも撤退することになった。半導体ビジネスは、完全に価格勝負の世界となっており、業界の主役は物量で勝る韓国勢や台湾勢に取って代わられている。日本メーカーは、米国やドイツのような高付加価値ビジネスに転換すべきだったが、多くの企業がこの決断ができず、新興国との不毛な価格競争に自らを追い込んでしまった。日本メーカーはどこで間違ってしまったのか検証する。

液晶パネルに続いて半導体事業からも撤退

 パナソニックは2019年11月21日、2021年をメドに液晶パネルの生産を終了し、同事業から撤退する方針を明らかにした。同社はこれまで傘下のパナソニック液晶ディスプレイ(PLD)を通じて、主にテレビ向け液晶パネルの生産を行ってきた。

 PLDは茂原工場、姫路工場など複数拠点を擁していたが、業績低迷が続き、茂原工場は2012年に国策液晶パネルメーカーとして設立されたジャパンディスプレイに売却。2016年にはテレビ向けの液晶パネルから撤退し、姫路工場に拠点を集約。医療機器やカーナビ向けに生産を続けてきた。だが市場環境さらに悪化したことから、完全撤退となった。

 もともとパナソニックは液晶パネル事業に積極的ではなく、当初はプラズマディスプレイを次世代薄型ディスプレイの主力と位置付け開発投資を行ってきた。だが液晶パネルの大型化が想定外に進んだことからプラズマディスプレイの優位性が低下。同社はプラズマと液晶の2本立てで生産を続けたが、2013年にはプラズマの生産も終了している。プラズマに続いて液晶からも撤退したことで、同社は薄型パネルを基本的に外部調達に切り換えることになる。

 液晶パネル生産終了の発表から1週間後の28日には、今度は半導体事業からの撤退も発表された。

 半導体子会社であるパナソニック セミコンダクターソリューションズ(PSCS)の半導体事業を台湾の半導体企業に2020年6月をメドに売却する。同社は2014年4月に、北陸工場にある半導体ウェハ製造工程をイスラエル企業との合弁会社に移管したり、シンガポールやマレーシアの半導体工場を香港企業に売却するなど半導体事業のスリム化を進めてきた。だが、競争環境がさらに激化したことから、PSCSを売却するとともに、イスラエル企業との合弁会社も完全に手放す。

 同社の半導体事業は歴史が長く、オランダのフィリップス社と合弁企業を設立した1952年にまでさかのぼる。パナソニックは基本的に完成品メーカーとしての性格が濃いが、1980年代には半導体の世界シェアもそれなりに高まり、デバイス・メーカーとしての地位も確立した。だが、その後は、韓国や台湾企業との価格勝負に巻き込まれ、業績が低迷していた。

1990年以降、死屍累々の日本の半導体ビジネス

 かつて半導体ビジネスは「産業のコメ」などといわれ、日本経済の牽引役だった時代もある。特に1980年代にはDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)分野で日本メーカーが世界市場を席巻。米国が強い警戒感を示し、日米半導体協定の締結を要求するという事態にまで発展した。

 しかし、日本メーカーは1990年代以降、韓国勢や台湾勢との価格勝負に巻き込まれ、徐々に半導体市場での地位を失っていった。

 海外勢との体力差を埋めるため事業統合が進められ、1999年にはNECと日立製作所の部門を統合したエルピーダメモリが発足したが、経営はうまくいかず、経済産業省主導で公的資金が注入されたものの、同社は2012年に経営破綻。事業は米マイクロン・テクノロジーに売却されている。

 続いて2010年には、日立製作所と三菱電機の半導体部門とNECエレクトロニクスを統合し、ルネサスエレクトロニクスが誕生した。同社に対しても産業革新機構が出資を行うなど政府が全面支援したが、業績は安定せず、2019年1~9月期決算では営業赤字に転落している。

 まだまだある。単独で液晶パネル事業への巨額投資に邁進したシャープは、液晶の価格破壊に耐えられなくなり、2012年3月期から連続して巨額赤字を計上。2015年3月期には累積損失が1兆円近くに達し、経営危機に陥ったが、最終的に台湾・鴻海精密工業の傘下に入ることで何とか延命できた。

 極めつけは、日立製作所、東芝、ソニーの中小型液晶パネル事業を統合して2012年4月に発足したジャパンディスプレイだろう。同社は発足から2年でスピード上場したが、いきなり業績を下方修正し、その後は連続して赤字を計上。現在は1000億円の債務超過となっており、政府もサジを投げた状態にある。

戦後は10年ごとにパラダイムシフトが発生している

 先ほども説明したように、パナソニックはデバイス・メーカーというよりもセット・メーカーとしての性格が濃く、半導体デバイスも自社の最終製品に搭載する目的で製造しているので、それほど大きな損失を抱えたわけではない。だが、上記各社の経営危機からもわかるように、半導体デバイスに特化した企業は、目も当てられない状況となっている。隆盛を極めた日本の半導体産業は、なぜここまで落ちぶれてしまったのだろうか。

 最大の理由は自ら切り拓いてきた時代の変化に自身が対応できなかったことである。

 日本は戦争によって多くの産業インフラを焼失し、戦後はほぼゼロからのスタートとなった。当時の日本の主要な輸出品は繊維製品であり、輸出の多くを繊維関係が占めていた。戦後の極端な資金不足から、政府はすべての重工業を一律に成長させることは不可能と考え、傾斜生産方式を提唱。石炭と鉄鋼の生産に資源を重点配分することになった。まずは石炭の生産量を増大させ、その石炭を使って鉄鋼の生産を強化し、他の産業の発展につなげるという段階的な産業政策である。

 傾斜生産方式が、本当に戦後の高度成長に寄与していたのかについてはさまざまな見解があるが、実際に石炭と鉄鋼の生産は増加し、1950年には鉄鋼の輸出が全輸出の15%を占めるまで成長した。

 その後、時代の変化に合わせて、日本の輸出品目の割合はめまぐるしく変化し、1950年代には繊維の割合が急低下して電気製品と船舶の輸出が増加。1960年代には自動車や各種機械の輸出が大幅に増えた。そして1970年代の後半からは自動車の比率がさらに上昇し、1980年代に入ると一気に半導体の輸出が増加した。

 ところが1990年に入ると、日本の輸出品目構成比率がピタっと動かなくなり、現時点に至るまで各品目の比率に大きな変化が生じていない。1990年代以降におけるグローバルな産業動向を考えると、むしろ以前の時代よりも変化が激しくなっており、本来であれば日本の輸出品目はソフトウェアや知的商材が急増するなど、大きな項目の変化が生じていたはずである。一連の輸出品目の動きから、日本メーカーは1990年代以降、進化の動きを止めてしまったことがよくわかる。

本当に慢心だけが原因か?

 1980年代に日本メーカーが半導体市場を席巻できた最大の理由は、大量生産による価格破壊であった。現在、世界最大の半導体メーカーとして市場に君臨している米インテルは、当初、日本メーカーと同様、DRAMを製造していたが、日本メーカーがあまりの低価格で勝負に出てきたことから同分野から撤退。付加価値の高いパソコン用のCPUに切り換え、これが驚異的な成長の原動力となった。

 日本メーカーは大量生産による価格破壊を自ら仕掛け、先行メーカーを駆逐したが、この戦略は確実に後発の新興国に模倣される。実際、1990年代以降は韓国メーカーと台湾メーカーが驚異的な低価格で市場に参入し、日本メーカーはあっという間に駆逐されてしまった。

 本来であれば、日本メーカーはインテルのように高付加価値製品にシフトするなど、根本的な戦略転換を実施すべきだった。だが日本メーカーが採用した戦略は、韓国メーカーや台湾メーカー、さらには極めてコストが安い中国メーカーと真っ向から価格勝負するというかなり無謀なものだった。

 筆者は、韓国メーカーなどと価格勝負する戦略を採用してしまったと書いたが、実際は違うだろう。世界市場を席巻し、1人あたりのGDP(国内総生産)で先進国中1位になるなど日本企業は傲慢になってしまった。自ら変化しなくても勝てると思い込み、ビジネスモデルの転換を行わず、結果として韓国や台湾、中国と価格勝負する羽目になってしまったというのが実状だろう。

 もっとも、変化を怠った理由が慢心だけならば、それをあらためることで再出発は可能である。だがひとつ気になるのは、1990年代までの市場の変化とそれ以降の変化が本質的に異なっている点である。

 1990年代以前は、同じイノベーションでも、ハードウェア分野における変化だったが、1990年代以降は、ハードからソフトへという断絶的な変化が生じている。一連の断絶的なイノベーションに関して日本企業が著しく鈍感なのだとしたら、かなりマズい事態である。筆者は単なる怠慢が原因だと思いたいのだが、読者の皆さんはいかがだろうか?

(文=加谷珪一/経済評論家)

トヨタ、ブラック体質に社員から悲鳴…土曜に職場の飲み会、“自宅残業”が常態化

 日本を代表するリーディングカンパニーで発生したパワーハラスメント自殺が波紋を呼んでいる。毎日新聞などは昨年11月19日、「トヨタ自動車の男性社員(当時28歳)が2017年に自殺したのは、上司のパワハラで適応障害を発症したのが原因だとして、豊田労働基準監督署(愛知県豊田市)が労災認定をした」と報じた。トヨタといえば、日本を代表するグローバル企業であり、手厚い福利厚生と働き方改革に率先して取り組むクリーンなイメージがある。新卒者の就職希望ラインキングでベスト10に入り続ける人気企業でもある。そんなトヨタに何があったのか。

復職後にパワハラ上司が斜め向かいの席に

 各社報道によると、労災認定は昨年9月11日付。亡くなった男性は東京大学大学院卒で15年4月に入社。16年3月、本社(豊田市)の車両設計部署で働いていた。その後、男性は直属の上司から「ばか」「アホ」「死んだほうがいい」などと叱責を受け、同年7月に休職し、適応障害と診断された。10月に復職し、別のグループに異動したが、席の斜め向かいにはこの上司が座っていた。男性は「死にたい」と周囲に漏らすようになり、約1年後、社員寮で命を絶ったという。

 そのうえで毎日新聞は次のように指摘する。

「同社社内の調査に対し、上司は暴言についておおむね認めたという。トヨタ側は、上司の言動が原因で男性が休職したことは認めたが、自殺との因果関係は否定していた。復職後の自殺は、通院を続けていないと、病気が治っていたと判断されて労災と認められにくいという。男性は通院をやめていたが、豊田労基署は、上司のパワハラで適応障害を発症し、自殺まで症状が続いていたと判断したとみられる」

パワハラの有無は部署による

 一連の報道を受けて、当サイトではトヨタ自動車の複数の社員に職場の労働環境について聞いてみた。非技術職の女性は次のように話す。

「大きな会社なので、良い部署と悪い部署、良い上司といただけない上司がいます。そういう意味で、最初の配属がどこになるかで、ホワイト企業に入社したのか、そうではないのか感想が変わると思います。基本的にほぼグループ企業の方とのやりとりですべてが完結するので、外部を知るきっかけはあまりありません。社内におかしなことがあっても気が付かない風土なのかもしれません」

 また、同じく非技術職の男性は以下のように語った。

「良い意味ですごくチームワークがある、悪い意味ですごく閉鎖的なコミュニティーという感じです。パワハラとかがあるかどうかは、本当に職場によるとしかいえません。ただ、ここまで大きな会社だと内部統制を効かせることは容易ではないだろうなと思います」

 そんななか、少し気になる話も出てきた。いくつかの項目ごとに証言を掲載する。

土曜日に飲み会

「土曜日に職場の飲み会があります。忘年会・歓送迎会シーズンになると、日曜日もつぶれることがあります。研究会や講演会、展示会などへも職場のグループで出かけるので、仕事以外の自分の時間が持てません。チームワークや仲が良い職場ということなのかもしれませんが、参加しない同僚がLINEで陰口を言われているのをみて参加するようになりました。

 参加しないとみんなに『向上心がない』とか『やる気がない』と言われるのが怖いです。飲み会では 9 割が仕事の話で事実上、仕事のミーティングではないかと思います」 (技術職)

「工数削減が常態化していて、常勤は休みの予定がまったくたてられない。期間工の休みを優先するので、そのしわ寄せがきているイメージがあります」(技術職)

昭和な雰囲気の職場

「工場に女子トイレと更衣室が少なすぎます。しかも場所が遠く、休憩時間もトイレに行って終わりになります。営業系の職場には女性の社会進出が進んでいますが、工場は女子の割合が増えているのにそんな状況です」(技術職)

「良くも悪くも昭和な雰囲気です。男性が多い職場ですし、あまり飲み会や会社の行事などには参加したくないのですが、出欠表で男性が全員参加しているのに自分だけ参加しないというのは、空気が読めないみたいな気がするので、 (断るのは)難しいです。結婚の話とか、付き合っている男性がいるのかとか、 『これはセクハラじゃなくて、職場のスムーズな運営のためだ』という前置きで話を振られることが多々あり、良い感じはしません。前に飲み会や会社の行事に参加しない同僚がいて、飲み会で悪口を言われているのを見かけました。それ以来、毎回、出ています。 女性上司のところに配属されるかどうかはかなり大きいです。きっと、聞き分けの良い娘を演じ続けることができれば、うまくやっていけるのかもしれません」 (非技術職)

残業抑制策が裏目に

「入社 10 年目以上の主任級社員には、本人の申請で45時間分の残業代として一律 17 万円が支給されることになっています。申請しないという雰囲気は職場になく、みんな申請しているので、申請しました。 効率よく仕事をすれば、確かに所定時間働いていなくても、残業代をもらえる仕組みですが、仕事量は前と変わっていないので 45 時間ではとうてい終わらせることができません。

 45 時間以上の残業をすると上司からものすごく怒られます。効率的に働けと言われるのですが、そもそも社内の決済システムが効率的ではないので、どうしようもありません。当然、休日出勤すると上司にも怒られますし、職場でも『仕事ができない』と陰口を叩かれます。

 会社のパソコンを持ち帰ることもできないので、家で同じようなエクセルなどのフォーマットをつくって、仕事をしてプリントアウトして職場に持って行き、それを会社で打ち込んでいます。いろいろ社内規定に違反しているのはわかっているのですがそうしないと査定に響き、ボーナスに直結します。非常にしんどいです」(非技術職)

 この社員が話しているのは、トヨタが2017年に導入した「入社10年目以上の社員に実際の残業時間にかかわらず毎月17万円を残業手当として一律支給する制度」のことだと思われる。

 残業を短くするほどメリットが大きい仕組みとなっており、仕事の能率を向上し、長時間労働を無くすのが狙いだった。対象は主任級以上の社員で、本人の希望で申請し認められれば適用される。17万円は主任級の残業代だとおよそ45時間分に相当。これを超過して残業した分は上乗せして支払われるという。

 いずれも社員証を確認の上、取材した。なかには、飲み会でのやり取りをICレコーダーに録音しているケース、約5年間継続的につけている日記帖にその日の就労状況に関して記載している例などもあったので、社内の相談窓口や労働組合に行くことを勧めたのだが、ある社員は次のように語った。

「相談や申請して、社内で変な目で見られたくない。守秘義務は守るとしていますが、会社の雰囲気的に絶対身バレすると思います。仕事は楽しいし、やりがいもあるので、会社に居づらくなるのも、辞めるのも嫌です。こういうやり方は批判を受けるかもしれませんが、もっと会社の雰囲気を良くしたいと思って取材に応じました」

 大きなパワハラ案件が発覚する陰には、上記のような小さな職場トラブルがたくさん発生していることが多い。同僚が命を絶つという悲劇に至る前に、なんとかすることはできなかったのか。パワハラ自殺に関し、トヨタ労働組合は次のような見解を示す。

「事実として、我々組合員がしっかり労働者に寄り添う姿勢にあったのかをしっかり振り返りを行いたいです。職場の組合員と連携を取りながら、困っている労働者がいないかしっかり見ていかなければならないと思います。相談を受けるまで動かない待ちの姿勢ではなく、積極的に声を拾っていく方針です」

 またトヨタ渉外広報部は次のように話した。

「お亡くなりになられた方に対して、心をこめて冥福をお祈りいたしますとともに、ご遺族の方に改めてお悔みを申し上げたいと存じます。ご遺族のお気持ち、亡くなられた大切な仲間のことを常に心にとどめながら、なぜこのようなことが起きたのか、改めて徹底的に調査による真因の究明を進めることにより、あらゆる観点から再発防止に努めてまいります。

 また、ご指摘いただいた事例に関して、具体的な部署名などがわからず、個別に事実確認は難しいため、直接のコメントは差し控えさせていただきます」

 より良い職場づくりは労使双方が望むことだ。今回紹介した証言に関して、法律的な見解を山岸純法律事務所の山岸純弁護士に聞いた。

●山岸純弁護士の見解

 まず、“休日の飲み会”ですが、あまり件数は多くありませんが、「会社の飲み会」が「業務(労働時間)」に該当するかどうかが争われた裁判があります。

 この裁判(東京地方裁判所平成23年11月10日判決)では、「会社業務終了後の懇親会・食事会等は、業務終了後の会食ないしは慰労の場に過ぎ(ない)」とし、原則として業務(労働時間)には該当しないと判断しました。

 もっとも、“会社の飲み会”などが「予め当該業務の遂行上必要なものと客観的に認められ、かつ、それへの出席・参加が事実上強制されているような場合」には、労働時間に含まれることがあるとも判断しています。

 トヨタの場合も、上記に該当するような”休日の飲み会”なのであれば、休日手当を支払わなければならない場合があるかもしれません。

 “残業抑制”については、45時間以上の残業をさせない(残業代を払わない残業を発生させない)ことは、法令遵守の観点からは良いことです。

 もっとも、事実上、自宅で仕事をしている状況が恒常化しているのであれば、結局のところ違法残業(残業代を払わない残業)となるわけで、

・45時間以上の残業をさせない方針でありながら、

・部下が自宅などで仕事をしていることを知っていた(さらに、これを改善することを怠っていた)

ような場合には、法定の労働時間の観点、残業代の観点などから労働基準法違反となりかねません。

(文=編集部、協力=山岸純/山岸純法律事務所・弁護士)

●山岸純/山岸純法律事務所・弁護士

 時事ネタや芸能ニュースを、法律という観点からわかりやすく解説することを目指し、日々研鑽を重ね、各種メディアで活躍している。また弁護士法人ALG&Associates所属時代は、執行役員として同法人によせられる離婚相談、相続問題、刑事問題を取り扱う民事・刑事事業部長として後輩の指導・育成も行っていた。芸能などのニュースに関して、テレビやラジオなど各種メディアに多数出演。また、企業向け労務問題、民泊ビジネス、PTA関連問題など、注目度の高いセミナーにて講師を務める。労務関連の書籍では、寄せられる質問に対する回答・解説を定期的に行っている。弁護士としては、企業法務、交通事故問題、離婚、相続、刑事弁護など幅広い分野を扱い、特に訴訟等の紛争業務にて培った経験をさまざまな方面で活かしている。

 

パチスロ「〇〇から20分で2400枚」獲得!「6号機アノ大物」の様々な狙い目!!

 パチスロ6号機はハイエナ向きの台が多く、天井狙い、リセット狙い、ポイント狙いと様々な狙い目が存在する。その中でも狙い目の多い機種が『パチスロ ルパン三世 イタリアの夢』である。

 今回の大松のパチスロハイエナ実戦はそんな本機の実戦結果を書いていきたい。

 本機は純増9枚の疑似ボーナスで出玉を獲得していくゲーム性となっている。純増9枚というのは現行最速で、あっという間に2400枚まで到達してしまう。

 疑似ボーナスは34ゲーム継続の「MAXボーナス」とナビ5回で終了の「ルパンボーナス」がある。当選契機は主にゲーム数での当選だ。レア役での当選もあるが、あまり期待しない方が精神衛生上良い。

 本機のキモは「4つのモード」にあり、そこで如何に「MAXボーナス」を引けるかが出玉の大きな分岐点になる。

 1つは通常モード。216、416、616というゲーム数にゾーン(+前兆)があり、天井は800ゲームになる。低設定域では大半がこのモードに滞在することになる。ここで「MAXボーナス」を引ければ1ゲーム連が3連までが現実的だ。

 2つ目は天国モード。216ゲーム+前兆が天井となり、「MAXボーナス」の当選率が高いモードだ。1ゲーム連の期待度は約30%で、ほとんどが単発か2連になる。

 3つ目が特殊モード。616ゲーム+前兆が天井となる。あまり移行しないが「MAXボーナス」の当選率が高く、1ゲーム連も2連3連してくれる。

 4つ目がルパンモード。出来ればこのモードを狙いたい大量獲得モードだ。216ゲームにゾーンがあるが、大半は800ゲームの天井になる。ここで「MAXボーナス」を引ければ4連以上が濃厚、2400枚の完走がなんと約45%もある。

 本機の狙い目は大きく分けて「天井狙い」「有利区間引き継ぎ狙い」の2つだ。

 天井狙いは文字通り800ゲームの天井を狙う。天井からの「MAXボーナス」は1ゲーム連が3連以上する可能性が高いので、250ゲームからでも充分狙い目だと言われている。

 続いて有利区間引き継ぎ狙いだが、疑似ボーナス後に有利区間が終了する場合と引き継ぐ場合がある。これは規則性が無いので判断が難しいがレア役で当選した場合は引き継ぎの可能性が高い。

 更に「ルパンボーナス」から引き継いだ場合は通常の2倍(設定1なら約20%)で大量獲得に期待が出来るルパンモードに移行するため、それだけでも狙い目だ、という説もある。

 なので前回が「ルパンボーナス」であればそのまま追ってみたり、前回がゾーン外での当選の台を狙ったり様々な狙い方がある。

 有利区間ランプはクレジットセグの右下にあるので確認しながら消化したい。

 そして今回座った台は前回323ゲームハマりの台。天井で当選となったが、それまでに不二子ポイントMAXまで貯めることができた(ポイントMAXでMAXボーナス濃厚)。

 3連で終わるかと思っていたが、運良くルパンモードだったようで4連以後も継続。2400枚獲得まで至った。

 300ハマりでも失敗すれば500枚失う危険があるが、リターンは大きい。上手く行けばローリスクな「ルパンボーナス後のルパンモード」を狙いたいが未だ試行錯誤中である。

(文=大松)