現場との対話って、特別なことですか?

「会社の正解」を得るのが難しい時代の中、オリジナリティーを発揮する元気の良い会社があります。その秘訣(ひけつ)とは一体何でしょうか?電通「カンパニーデザイン」チームがそれぞれの会社のキーパーソンに伺った話をご紹介する本連載コラム。

最終回となる5回目は、東京都天王洲にある寺田倉庫のケースです。

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寺田倉庫
老舗・倉庫業から、文化を発信する会社へ変貌

洗練されたBtoC事業を展開する会社へと変貌を遂げた、寺田倉庫。1950年に創業。「モノだけではなく、価値をお預かりする」という理念に基づき、ワイン・アート・メディア保管を軸に事業を展開。個のライフスタイルに影響を与え、文化創造に貢献できるニッチ市場を次々に開拓している。

話し手:月森正憲氏(寺田倉庫 専務執行役員)
聞き手:吉森太助氏(電通 第1CRプランニング局)

らしさにこだわり、わずか10年で変革に成功

変革のきっかけは、月森氏が2012年にリリースした個人向けトランクルーム事業「minikura」。荷物を詰めた段ボールを送るだけで、月額250円から預け入れできるサービスだ。売りは、倉庫業で培ったノウハウを生かした、きめ細かな使い勝手にある。預けたものは1品ごとに撮影され、オンライン上で管理。1品ごとに荷物の出し入れやオークションへの出品も可能である。そんな新サービスは、当時たちまち話題になった。

月森正憲氏(寺田倉庫 専務執行役員)
月森正憲氏(寺田倉庫 専務執行役員)

それに触発された現場社員から続々と新規事業が発案され、現在では自社物件を多く持つ天王洲の街づくりまで手掛けるなど、さまざまな文化を発信する会社へと、わずか10年で変貌。月森氏いわく「われわれにしかできない事業にこだわる」寺田倉庫の裏側には、社員の生身のコミュニケーションを促進するさまざまな工夫があった。

吉森太助氏(電通 第1CRプランニング局)
吉森太助氏(電通 第1CRプランニング局)

生身のコミュニケーションが、社内の風通しを良くする

社内で触発し合う環境について伺うと「例えば、月1回、チームごとに社長とのブレスト会が開かれます」と月森氏。「やってみたいことを言うと盛り上がって、社長からも仲間からもいろんなヒントがもらえます」とメリットを語る。さらに、社長室や役員室がなく、月森氏も「平場で、若い社員の中に埋もれながら(笑)、最近なにが流行(はや)ってるの?なんていう会話をよくしています」という。他にも、社員間のコミュニケーションを活性化させる「コイン制度」をはじめ、中途採用社員の入社式が年4回実施され、全社員との懇親を図るなど、変革を成功に導いた工夫が社内には満載。「くだらないことを、いろんな人たちと話すのが楽しい」と無邪気に語る月森氏の笑顔こそ、寺田倉庫の風通しの良さの表れといえよう。

寺田倉庫 専務執行役員・月森正憲氏(写真左)と電通 第1CRプランニング局・吉森太助氏(同右)。「寺田倉庫が展開する画材店『PIGMENT TOKYO』では、現役アーティストがスタッフとして働く。文化創造への貢献という理念がリアルな現場にあって、脱帽です」(吉森)
寺田倉庫 専務執行役員・月森正憲氏(写真左)と電通 第1CRプランニング局・吉森太助氏(同右)。「寺田倉庫が展開する画材店『PIGMENT TOKYO』では、現役アーティストがスタッフとして働く。文化創造への貢献という理念がリアルな現場にあって、脱帽です」(吉森)

編集部が見た「カンパニーデザイン術」#05

預かって保管する、という受け身で「静なる」ビジネスを、預かって運用する、という「動的」なビジネスに転化させたところが、寺田倉庫の特筆すべき点だと思う。その発想自体が、すでにクリエイティブで、イノベーティブだ。B to Bの商売を、B to Cに転換させた、と後世の歴史家は語るであろう。事実、現時点でも、寺田倉庫の奇跡は、そのような文脈で語られることは多い。しかしながら、月森氏のコメントからうかがい知ることができるのは、最初からアートやワインといった個人需要を当てにしていたわけではなかった、ということだ。

頑として動かない倉庫を動かすには、どうすればいいのか。流通やニューメディア、といった目まぐるしく動いている業種、そして世の中の流れの中に、倉庫を押し込めるにはどうしたいいのか? 倉庫「に」押し込めるのではない。世の中の流れの中に、倉庫「を」押し込む、倉庫「を」ねじ込むには、一体どうしたらいいのか。着想の原点は、まさにコロンブスの卵のようなものだったはずだ。その結果、ただ単にスペースを貸しますという不動産業は、いつしか流通業に変貌していた。

流通業といっても、単なる流通業ではない。保管している「大切なもの」の価値を、さらに高めていくための環境とチャンスを提供する。寺田倉庫のビジネスは、まさに革新の連続だ。スタートアップと言われると、とてつもないアイデアと誰も手にしたことのないテクノロジーを基に立ち上げるもののようにイメージしがちだが、そうではない。目の前にある、全く動かない広大なスペースを、どうしたら動かせるのか。そのアイデアが降りてきた時点で、未来はすでに動きだしていたのだ。空間を、動かす。トレードマークともいうべき、聞き手・吉森氏のシャッポを脱がせたその発想には、編集部としても脱帽だ。

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杏と別居・不倫の東出昌大、業界で有名だった“クソ野郎&問題児ぶり”…好青年俳優の本性

 22日に「文春オンライン」が報じた俳優、東出昌大の別居、そして東出の不倫について、東出の所属事務所は同日、「ほぼ事実」とのコメントを発表した。同事務所はコメント内で、次のように説明している。

「これらのことは東出の愚かさ、未熟さ、責任感の欠如が引き起こした事柄だと思います。どのように非難されても弁解の余地はありません」

「しかしながら失われた信頼を回復するには気の遠くなるような時間と努力が必要だと思います」

「厳しい道とは思いますが、東出が夫として、父としてもう一度家族を再生するために自らの生き方、姿勢を含めてその証を示してゆくしかないと思います」

 杏と東出といえば、子どもを連れて家族で仲睦まじく外出する様子がたびたび週刊誌などで報じられ、協力して子育てに励む“理想的な夫婦”というイメージが強かっただけに、今回の報道は世間に驚きを与えているようだ。

「2人は、お笑い芸人の深夜ラジオを一緒に聞いたりとマニアックな共通の趣味を持つなど、結婚から数年間は仲が良かったみたいでしたよ。以前、ある芸人が東出と一緒に外で飲んでいて、夜遅い時間にもかかわらず東出の自宅に行き、杏から手料理を振舞われて感動したと話していたこともありました。その頃はまだ、夫婦仲は良かったのではないでしょうか」(週刊誌記者)

 東出はNHKの連続テレビ小説『ごちそうさん』でブレイクし、26歳という若さで杏と結婚して3人の子どもを持つパパということも影響してか、“真面目な好青年”というイメージが強いが、素顔は違うということだろうか。テレビ局関係者は言う。

「もともとモデル出身の東出は、俳優としてデビューした映画でいきなり日本アカデミー賞新人俳優賞を取り、その翌年にはNHKの朝ドラデビューを果たした後は、仕事が途切れることなく順調にきた。ほとんど下積み生活をしないままに突然、人気俳優になったという経緯があるため、ちょっと感覚が抜けているような部分がある。

 たとえば、ドラマや映画の撮影を通じて男優と女優がいい仲になることは珍しくないですが、普通は現場ではそんな様子は見せずに、コソコソと隠れてやるものです。しかし東出は、物静かそうな印象とは裏腹に、あからさまに共演者やスタッフなど周囲からわかるかたちで、気に入った女優にどんどんアプローチするんです。なので一部の業界人の間では、“ちょっと変な人”“問題児”としても知られているんです。いくら俳優が常識に疎いといわれても、今どきそんな俳優はいませんからね。

 東出はテレビで見るより、実物は何倍もイケメンで笑顔も素敵なので、そりゃあ言い寄られた女優はコロッといっちゃいますよね。ただ、まさか杏と結婚して子どもが生まれた後も不倫していたとは、考えもしませんでした」

杏が抱えていた苦悩

 そんな東出のある性格に、実は杏は最近悩んでいたという。

「世間で持たれているイメージとは違い、東出はまったく家事をしない、今どきでは珍しい超亭主関白なんです。そのため、3人の子どもの世話を含めて家事全般をすべてがしなければならない。昨年放送された杏主演のドラマ『偽装不倫』(日本テレビ系)では、杏と同じく小さな子どもがいる仲間由紀恵がメインキャストを務めていたため、毎日の収録が夕方5~6時には終わるように“巻き”で行われ、それがかえって“効率良く早く収録が終わる”ということでスタッフたちには好評でしたが、それも早く家に帰って子どもの世話をしなければならない杏サイドの意向を受けてのことでした。

 杏としては積極的に仕事をしていきたいものの、一向に東出が協力的でないため、なかなか本格的に女優業に勤しめず、加えて家事と育児に押しつぶされそうになり、撮影現場では気の合った共演者などに相談することもあったようです。そんな現実を知る人のなかには、東出のことを“クソ野郎”だと考えている人もいるみたいですね」(別のテレビ局関係者)

 そこまでして杏が、一人で背負い込んでまでも家庭を維持しようとしていたのは、なぜだったのだろうか。

「杏はまだ子どもの頃、実父で俳優の渡辺謙の不倫がきっかけで両親が離婚し、母親に育てられたこともあり、早く結婚して子供を産んで幸せな家庭を築きたいという強い願望があった。そして実際に28歳のときに東出と結婚し、33歳の今、3人の子どもを持つ親となった。そんな杏にとって、絶対に自分の両親と同じ道は歩みたくないという意地があったんだと思いますよ。しかし、東出の裏切りで心の糸が切れてしまったのでしょう」(週刊誌記者)

 東出サイドはコメントで結婚継続の意思を示しているが、「もはや関係修復は不可能で、離婚は決定的。さらに今後の東出の仕事に影響が及ぶのは免れない」(同)とみられている。

(文=編集部)

 

木下優樹菜と乾貴士の不倫疑惑、“噂”では終わりそうにない真相…かなり近しい関係

木下優樹菜

 昨秋の“タピオカ店主恫喝騒動”をきっかけに活動自粛中の木下優樹菜。昨年末には元夫の藤本敏史(FUJIWARA)との離婚を発表したが、その驚きも冷めないうちにサッカー日本代表選手・乾貴士との不倫疑惑が急浮上している。

 疑惑浮上の発端は、木下が昨年7月に投稿したインスタグラムのコメント。縦読みすると“たかしあいしてる”の文字が隠れており、それが乾ではないかという声が拡散。さらに2018年8月に乾がインスタグラムに投稿したコメントでは縦読みで“ゆきなだいすき”の文字が読み取れることがわかり、一気にネット上で2人の仲を詮索する動きが広まっている。

 そして、ついにテレビもこの話題を大々的に扱い始めた。19日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)では、「ある有名スポーツ選手」という表現を使い乾の名前は伏せつつ、木下が昨年7月にインスタに投稿した写真に写り込んだ男性の足やタオルが、乾のものではないかと噂になっていると説明。さらに、2人が海外旅行へ行く際に航空機内でいちゃついていたという目撃情報まで紹介されたのだ。

 このほかにも、ママ友たちのコミュニティーサイト上に投稿されたとみられる以下の書き込みが、乾の妻によるものではないかと話題になるなど、噂がヒートアップする事態に発展している。

「私の旦那が木下優樹菜とインスタでDMで色んなやり取りめっちゃしてて、、、そういうのって週刊誌に言うのか、事務所に直接言うのか どうしたらいいかわからなくて。どなたか教えて頂から方がいらっしゃれば教えて頂きたいです」

 こうした情報はどれも確証はなく、本人たちもコメントを出していないため、あくまで噂の域をすぎないようにも思えるが、テレビ局関係者はいう。

「実はこれが完全に“ガセ”ともいえないみたいなんです。木下の所属事務所関係者によれば、乾の妻から事務所に告発の連絡が入ったようだという話があるみたいなんです。今は当人たちもどうしていいのかわからず、何かを公に発信できる状態ではないようです。もちろん事務所は不倫の件について木下本人に事情聴取しているとは思いますが、事実として藤本とは離婚しているわけですからね。一方、乾はアスリート界では世界的なビッグネームということもあり、事務所も下手に動けない状態なのでしょう」

今後、親密さを印象付けるよう情報が出て来る可能性も?

 では、TBS以外のテレビ局が、ほぼ“スルー”の姿勢をみせているのは、なぜなのだろうか。

木下の所属事務所には菜々緒や中村アンなどがいるものの、ドラマ主演級の俳優を何人も抱えているわけではなく、業界的には新興の事務所ということもあり、テレビ局からすればそれほど気を遣う必要がない事務所です。しかし、所属タレントに関する報道にいちいちクレームをつけてきたりと、“注文が多い事務所”として知られており、どの局も面倒に巻き込まれるのを嫌がって“触れないでおこう”となっているんですよ」(スポーツ紙記者)

 しかし、今回TBSが大きく報じたことで、今後報道は増えていくと週刊誌記者は言う。

「本当に不倫しているのかはわかりませんが、少なくても2人が以前から“かなり近しい友人同士”であることは事実なので、今後、親密さを印象付けるようなLINEのやりとりや証言が出て来る可能性はあるでしょう。もしフジモンと離婚していなければ、フジモンが所属する吉本興業サイドからもメディア各社にストップがかけられたかもしれませんが、今となっては木下の不貞が露出したほうが、フジモンにとっても都合がいいですからね。木下サイドとしては不利な状況です」

 今後、木下とがどのような対応をみせるのか、注目される。

(文=編集部)

 

加藤紗里、シングルマザー宣言に批判殺到…「子育てできない」「子どもが可哀想」

 現代の“炎上クイーン”といえば、タレント・加藤紗里を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。スピード離婚が話題になった後も加藤の醜聞は絶えず、世間の風当たりは強まる一方だ。

 加藤は1月10日にYouTubeチャンネルへ動画を投稿し、離婚していた事実をあっけらかんとした口調で公表。加藤曰く、昨年9月に結婚して1週間で別居に至ったという。彼女の奔放発言は止まらず、「いろんな殿方とデートしてるから、察してくれてると思ってた」「3カ月の間に1億円以上使わせたら向こうの経営が傾いちゃって。そんなもんで傾く男なんていらないでしょう?」とまで言い放った。

 さらに動画では、1月初めに加藤がInstagramへ投稿した「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」でのデート写真にも言及。加藤の隣に写った男性が夫ではなく、“新しい殿方”だったと明かしている。加藤は離婚後であることをアピールしたものの、1月20日配信の「週刊女性PRIME」は別居中から“男あさり”をしていたと報道。加藤を知る男性によると、彼女が複数の男性に“お金ちょうだい”と言い寄る姿を見かけたというのだ。

 スピード離婚に至った加藤だが、1月18日投稿の動画では妊娠を発表して再び注目を浴びることになった。元夫の子どもだと明かした上で、「シングルマザーとして育てていくしかないんで」と語っている。離婚表明から相次いで発せられる彼女の無責任なコメントを受けて、ネット上では

「夫のことを人ではなく財布としか認識していないのでは?」

「人のお金で遊んで、吸い尽くしたらポイ。本当に最低ですね」

「こんな人がひとりでまともに子育てできるとは思えない。生まれてくる子どもが可哀想」

と、厳しい声が相次いでいる。

 歯に衣着せぬ加藤の言動は、結婚発表時も話題になった。彼女はブログで、「幸せはお金で買えると思っています」「愛だけでは成り立たないこともたくさんあるなと現実問題思います」と持論を展開。

 これが“金目当ての結婚”だと批判を浴び、再びブログで「女はね、お腹を痛めて子供を産んだりするの。男はお金さえ払えばいい話し。男なら家族のため、死に物狂いで働くの」と反論した。

 一方、こうした加藤の言動をメディアが取り上げることに、批判の声があがっているのも事実だ。加藤への厳しい意見と並び、「炎上商法に乗っかって恥ずかしくないのかな」「ニュースにすればするほど彼女がつけ上がるだけ」「需要ないのに、なぜ加藤紗里を話題に持ち出すのか」といった声は多い。

 批判を浴びても、なお煽るような言動を重ねる加藤。メディアに見向きもされなくなってからが、彼女にとっての“正念場”となるかもしれない。

(文=編集部)

ソフトバンクから解約後に「0円」の請求書届く…放置すると延滞金が膨らみ危険?

 いったいどうやって払えば良いのか――。

 インターネット上で、ソフトバンク株式会社から送付されてきた不可解な携帯電話料金の請求書の存在が話題になっている。数年前に解約したはずの電話に対して、「0円」の支払いを求める請求書が届いたというのだ。事の発端は16日にTwitterに投稿された次のようなつぶやきだった。

「どういう訳だか2年以上前に解約したはずのソフトバンクから請求書が届いた とても払える金額ではないので明日電話で確認します」(原文ママ、以下同)

 投稿には、請求書の写真も添付されていて、そこには驚くべき内容が記されていた。

ご請求年月 2019年12月分

ご請求額      0円

お支払期日 2020年1月16日

 投稿者は続けて次のようにつぶやいた。

「とても払える金額ではない件をソフトバンクショップで確認してもらいました

どうやらシステムのミス(?)らしく時々同様の問い合わせがあって原因不明って店員さんに言われました ちなみに料金の滞納には一切なっていないと確認も出来たので安心しました笑 」

放置すると「延滞料」が加算される可能性も

 一見すると、単なる笑い話にも見える案件だが、Twitter上ではこの問題の危険性を指摘する声が相次いでいる。つまり、携帯キャリア側のミスであっても、「滞納している」という扱いになっていることが危険だというのだ。

 例えば、請求書の発行代金、滞納に伴う延滞料の存在が挙がっている。支払い額が0円であっても、それを放置すれば毎月請求書の発行代金が発生し、延滞金が加算されるのだ。そうした事例を別の投稿者が明らかにしている。

「ソフトバンクからドコモに乗換えて数ヶ月経ったときのこと。

ソフトバンクから内訳0円の請求書が届く。

意味不明で放置。

数ヶ月後

ソフトバンク『滞納してるよ!払って!』

俺『?』(問い合わせる)

ソフトバンク『内訳0円の請求書発行したからお金払って!』」

「様々な意見ありますが、まぁ契約内容をよく把握しておかなかった自分のせいですね。確かに有料の請求書発行を申込みました。そして解約時には070の番号のことなんか忘れていてメインの番号の方しか解約しませんでした。

 まさかメイン番号を割引するための070番号がメイン番号を解約しても契約したままになるなんて想定外でした。当然システム的には月額0円の070を契約中だから請求書が来ます。この0円の請求書を発行すること自体すごくとても謎ですが、契約中というのは紛れもなく事実なので自分が悪いと諦め滞納分を支払い解約した次第です」

背景にある「複雑化する料金サービス」

 こうした事例は、ソフトバンクだけなのか。また、どうしてこうした不可解な請求が起きてしまうのか。スマホ評論家の新田ヒカル氏は次のように解説する。

「消費者目線とキャリア目線の2つから、この問題を考えていきたいと思います。0円の請求に請求書の発行代がかかっているとします。消費者目線では、払わないものだし、それが請求書で発行されるということ自体が不自然に思うのは当然だと思います。

 一方で、ソフトバンクや他の携帯キャリア各社の目線から考えると、請求額が0円でも『請求書を自動的に発行する』契約を消費者と結んでいる場合、発行しないわけにはいかないという事情があります。毎月契約内容を請求書の書面で確認するユーザーの方もいらっしゃるので、0円だったからといって請求書を出さないとクレームにつながるのです。単純な経理ミスなのか、そもそもシステムの仕様上やむを得ないのか、極めて難しい判断が求められることになります。

 こうした事案が発生する背景には、携帯キャリア各社の料金プランが多様化し複雑化しすぎている点が挙げられます。例えば、動画配信サービスや『auでんき』といったエネルギー産業とコラボしたものや、NTTドコモの『dカード』のように金融機関と提携したサービスなど、キャリア単体ではなく複数の企業で提供するものが大きな割合を占め始めています。数年前からもっとシンプルな体系にすべきという議論があるのですが、実態はどんどん広がっていく傾向にあります。

 また消費者が各種サービスの新規契約や変更する際の窓口も多様化しています。仮に店頭で契約するにしても、紙面とタブレット端末で分かれています。それに加え、インターネット上で行うケースや電話窓口で口頭契約するケースまで、契約そのものを行う『入り口』ですら多様化しているのです。

 しかもそれを受け付けるのは店員、電話オペレーター、ウェブ管理者とまたたくさんの人間を介することになります。

 その結果、消費者自身が意識的にチェックしていなければ、どのような契約をしているのかわからなくなってしまいます。一番良いのは請求書を発行する前に『0円になりますが請求書を発行するかどうか』を確認することを、サービスのフローの中に組み込むことなのですが、ここまで複雑化してしまうとそれも難しいかもしれません。

 結局、最大の自衛策は消費者自身が、今の契約内容をウェブでも紙面でも確認して、請求書の自動発行がどうなっているのか確認するほかないのではないかと思います」

(文=編集部)

東京MX、BPO審査対象に該当…出演者から146万円“徴収”、ゲーム企画の賞品渡さず

 放送倫理を揺るがす大問題に発展しつつある。TOKYO MXで昨年1~3月に計12回放送されたバラエティ番組『欲望の塊』に批判が殺到している。番組は、出演者らがお金を出し合って賞品の高級車ランボルギーニの争奪ゲームをするという内容だった。放送倫理的にもグレーゾーンだったことに加えて、ゲーム優勝者は番組放送から約1年経過しても賞品をもらえないという前代未聞の様相を呈している。TOKYO MXは21日、公式サイトに謝罪文を掲載し、放送責任が自社にあることを認めた。

出演者に「広告費」を請求し、担当者が音信不通

 番組では、極楽とんぼの山本圭壱らが司会を務め、歌舞伎町(東京都新宿区)の現役ホスト16人がドッジボールやカラオケなどさまざまなゲームで勝敗を競い、最終的にRさん(31)が優勝した。賞品は2000万円相当の高級車ランボルギーニとされていた。

 Rさんは今年15日、Twitterに1年経過しても商品がもらえないこと、しかも出演したホストが「広告宣伝費名目」で各自146万円(税抜)を番組制作会社の「P-Style」(東京都新宿区)から請求されていたことを明らかにした。当サイトではこの請求書の現物を確認したところ、振込先がP社ではなく別の会社名義になっていた。しかも支払い後、同社の担当者とは音信不通の状況が続いているというのだ。Rさんは次のように訴えている。

「何かと言い訳をつけてランボルギーニの実物すら見せてもらえない。ホスト20名弱で実際にみんな全力でがんばりました。僕だけじゃなくがんばった皆も報われません。テレビでこんな詐欺まがいな事許されるんでしょうか? 皆から集めた2000万円近くはどこに消えたのか。すごく悲しいです」

TOKYO MX「責任は当社にある」

 一方、TOKYO MXは21日、公式HPに次のような謝罪文を掲載した。

「2019年1月~3月の深夜(毎週火曜27時10分~27時40分)に当社で放送しました番組『欲望の塊』をめぐり、優勝賞品の出演者への受け渡し、タレントへの出演料及び制作会社への制作費の支払いが番組を企画した会社からなされていないことを当社調査において確認いたしました。

 本番組は、外部からの企画持ち込み及び制作により放送したもので、当社が制作著作権を保有しない番組でありますが、放送責任は当社にあると考えております。

 一連の報道で指摘されている出演料(宣伝費)とされる150万円については、当社は把握しておらず、番組内における表記もありませんでした。

 従いまして、当社では代理店の会社登記確認と番組内容について台本と納品された完成品(完パケ)の考査などを実施し、放送に至った経緯にあります。しかしながら、制作過程のチェックや優勝賞品の受け渡しが完了したのかを確認するべきだったと反省しております。

 また、放送終了後の昨年4月以降、代理店から優勝賞品に関するトラブルがあるとの連絡は当社になく、今回の事態を把握出来ておりませんでした。

 番組冒頭で紹介された優勝賞品である高級外車は、当社の調査の結果、所有権が番組企画会社に移転されていないことが判明しましたが、番組企画会社へ事実確認するも、現在、連絡が取れない状況にあります。

 当社といたしましては、放送局の責任として今回の事態を重大な問題と認識しており、引き続き事実確認の調査を進め、番組企画会社と関係当事者との間の解決に向け努力してまいります。合わせて再発防止のための管理体制の強化について検討を進めてまいります。

 出演者の皆様、関係者の皆様を始め、視聴者の皆様には、ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」

 TOKYO MXのトラブルについてテレビ局関係者は次のように話す。

「企業や個人が広告のために金を出すかたちの番組企画を、テレビ制作会社などが地方局に持ち込み、実際に制作・放送されるケースはよくあります。今回は出演したホストたちが“営業”の目的でお金を出し合ったのだと思われますが、スポンサーとなる企業や個人としては、低いコストで宣伝できるというメリットがあり、地方局側も安いコストで編成の枠を埋められるというメリットがあります。

 視聴者には宣伝目的の番組だということを知らさないので、放送倫理的に問題があるとして、キー局は基本的にはこういうことはしません。今回の件の制作会社は、最初からカネをバックレる算段で、ランボルギーニも購入などしていないのではないでしょうか」

 今回の件で気になるのは、こうした制作会社の手法が刑法の詐欺罪にあたるのかという点と、こうした番組を放送することは放送法や放送倫理的に問題はないのかという点だ。法律的な見解を山岸純法律事務所の山岸純弁護士に聞いた。

山岸純弁護士の見解

 この問題は、刑法上の「詐欺罪」の成否、放送法上の「広告規制」の問題をはらみます。

 まず、 刑法上の「詐欺罪」の成否についてですが、制作会社の人間に「最初からだますつもり」があったかどうかを立証することは、人の頭の中を覗くことができない以上不可能なので、「どういうつもりでホストを募集したのか」という観点から紐解いていく必要があります。

 ここで、「146万円を払えばテレビに出演できる」という“うたい文句”でホストを集めて番組を制作していたのであれば、ホストにとって実際に「146万円を払ってテレビに出演できた」以上、どこにも「騙された」ということはありません。

 では、「 146万円を払えばテレビに出演できるし、さらに番組内のゲームで優勝すればランボルギーニがもらえる」という“うたい文句”でホストを集めていた場合ですが、この場合、「ランボルギーニ」は言わば「おとり」です。ここで、ホストが「優勝してもランボルギーニがもらえないことを最初から知っていたなら 146万円を払ってまでテレビに出演することはなかった」というのであれば、「騙された」ということになります。

 もっとも、ゲームで優勝できるかどうかはやってみないとわからないわけですから、「もらえないとわかっていたら払わなかった」ということをホストが確実に認識していたと言い切ることはなかなか難しいでしょう。

 つまり、優勝できなかったなら、どっちにしてももらえなかったわけですから、「優勝できた場合は詐欺罪が成立し、優勝できなかったら成立しない」という不確定要素で犯罪の成立が変わってしまうというおかしなことになるからです。

 また、「146万円を払ってテレビに出演できて、うまく自分を宣伝できたのでそれで十分」という考えのホストもいるかもしれません。

 このように考えてくると、「ランボルギーニがもらえること」が「146万円を払う動機」となったのか、「テレビに出演できること」が「146万円を払う動機」となったかが詐欺罪の成否を分けることになるでしょう。

 要するに、ホストは何を求めていたのか、ということです。

 ちなみに、最近、興味深い事件がありました。いわゆるクレーンゲームで景品をとれないように設定していたゲームセンターの経営者が詐欺罪で起訴され懲役3年執行猶予4年の判決が言い渡された事件です。この事件では、「絶対に景品を取れない細工がしてあった」ことが立証されたため有罪となりました。

 この事件では、「景品をとること」がクレーンゲームの唯一の目的なわけですから(お金を払って景品がとれなくてもその時間が楽しければよい、などという人はいないでしょう)詐欺罪が成立するわけです。前述のように、「ランボルギーニがもらえること」だけが唯一の目的ではなかったのであれば、詐欺罪の成立はなかなか難しいでしょう。

 次に、「放送法12条」の問題を検討します。

 放送法12条は「放送事業者は、対価を得て広告放送を行う場合には、その放送を受信する者がその放送が広告放送であることを明らかに識別することができるようにしなければならない」と定めています。

 この趣旨は、本当は「商品やサービスの広告」なのに、有名な俳優がこれ見よがしに「ある商品」を使う短編ドラマをつくったり、出演者が「あるサービス」をほめちぎったりするようなバラエティ番組や報道番組なんかがつくられたりすると、視聴者は「今、世間ではこの商品・サービスが注目されているんだ」と勘違いしてしまうので、「この映像は、広告主にお金を払ってもらって、その商品・サービスを紹介しているだけの広告ですよ」と明らかにしなければならないというところにあります。

 今回、視聴者は「テレビに出演するくらいだから、きっと有名なホストなんだろう」と思います。

 しかし実際は「146万円を払ってテレビに出演した」のであり、そのための番組だったわけですから、この番組は「広告放送」です。放送法では12条に違反した場合の刑罰はありませんが、放送倫理・番組向上機構(BPO)の審査対象になる内容です。

 しっかりと真相を究明してほしいところです。

(文=編集部、協力=山岸純/山岸純法律事務所・弁護士)

●山岸純/山岸純法律事務所・弁護士

 時事ネタや芸能ニュースを、法律という観点からわかりやすく解説することを目指し、日々研鑽を重ね、各種メディアで活躍している。また弁護士法人ALG&Associates所属時代は、執行役員として同法人によせられる離婚相談、相続問題、刑事問題を取り扱う民事・刑事事業部長として後輩の指導・育成も行っていた。芸能などのニュースに関して、テレビやラジオなど各種メディアに多数出演。また、企業向け労務問題、民泊ビジネス、PTA関連問題など、注目度の高いセミナーにて講師を務める。労務関連の書籍では、寄せられる質問に対する回答・解説を定期的に行っている。弁護士としては、企業法務、交通事故問題、離婚、相続、刑事弁護など幅広い分野を扱い、特に訴訟等の紛争業務にて培った経験をさまざまな方面で活かしている。

 

IR汚職、多くの国会議員が100万円単位のカネ受領…豪華な接待内容が永田町で話題に

 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

 1月20日、通常国会が始まりました。会期は6月7日までの150日間の長丁場です。メディアからは「疑惑追及国会」とも呼ばれていますね。

 和装振興議員連盟(和装議連)の撮影会も例年通り行われたものの、野党は冒頭から本会議の日程調整に応じないなど、最初から波乱含みでした。応じない理由は、公職選挙法違反疑惑で経済産業大臣を辞した菅原一秀衆議院議員がきちんと説明責任を果たしていないから、だそうです。今さら感しかありませんでしたが、20日に菅原議員が記者会見を開いたので、とりあえずは衆議院の本会議代表質問日程が決まりました。

 それにしても、菅原議員は辞任時も今回の会見でも何も疑惑には答えていないのに、自民党はなんの処分もしていませんね。自民党のコンプライアンスは大丈夫なのでしょうか。

 たとえば、IR(統合型リゾート)をめぐる疑惑もコンプライアンス的に問題があります。500.comだけでなく、さまざまな国のいろいろな企業から接待を受けている国会議員や秘書たちがたくさんいるのです。受け取っている金額も、100万円単位どころではないとも言われています。

 神澤は、そうした豪華な接待の様子を秘書仲間から楽しそうに教えてもらったことが何度もあります。「接待の内容」が男性秘書向けだったので神澤は同席していませんが、いろいろな接待があるんですよ。

 しかし、接待を受けたところで、今時国会議員や秘書にできることなど正直ありません。100万円の現金を受け取った場合は、白須賀貴樹衆議院議員のようにアポイントの仲介ぐらいはするかもしれませんが、それもただのパフォーマンスです。船橋利実衆議院議員のように、100万円もの大金をもらってもアポイントの仲介すらできない議員もいますからね。

 ただ、政治家との付き合い方を熟知している企業であれば、それでもいいんです。ほんの少しだけでも早く情報をもらえて、面会の申し込みは優先して調整してもらえる。その程度でも、他企業との競争の上でメリットが大きい、ということでしょう。

秋元議員を再逮捕した検察特捜部の“焦り”

 もし、みなさんがこのような政治家とお付き合いをしたいなら、裕福な家庭環境で育ってきた秘書とお友達になることです。そして、「お金にうるさくないタイプ」の秘書を見つけるのです。そういう秘書はお金の価値をよく理解しているので、金銭を要求してくることはまずないです。

 本来は、陳情する際には実費だけで、あとはお気持ちで「手数料」として報酬を払うのが通例でした。実費は陳情の内容を精査するために必要な調査費用で、資料代や交通費などを指します。

 一昔前は、報酬はこちらから要求しなくても依頼者が自発的に用意してくれました。しかし、今は陳情を聞いて特に何もできなくても、議員や「あやしい感じの秘書」の側から要求することもあるそうです。そういえば、片山さつき参議院議員の事務所にそんな秘書がいたと、週刊誌に書かれたことがありましたね。

 神澤が知っている秘書の中にも、そういうタイプがいます。昨年のクリスマスに逮捕された秋元司衆議院議員の秘書たちは、このあやしいタイプに分類されるのでしょう。しかし、あくまでも「詐欺師まがい」で実際に詐欺行為まではしていないので、書類送検だけで済んだのではないでしょうか。

 秋元議員も、いろいろと受け取っていた記録が次々に見つかっているようですが、どんなお返しをしたのかという話は聞こえてきません。秋元議員を再逮捕した東京地検特捜部は実は焦っているのかも、と思っています。今回のIR問題の本丸は閣僚クラスだと思いますが、そこまで追及できる証拠は見つかっていないのかもしれませんね。

 つい最近、元日産自動車会長のカルロス・ゴーン被告に「人質司法」を批判されたばかりですから、「秋元議員の自白だけが頼り」という捜査では検察への批判が強まるだけでしょう。

 取り調べの可視化も、現行の限定的な範囲ではなく、任意・強制を問わずすべての取り調べに導入すべきだと思います。また、取り調べを受ける側が弁護士の同席を求めたときは認めるべきです。

 そして、検察官は捜査の見込みが間違っていたと気づいたら、すぐに方向性を転換すべきです。それは恥ではなく、当たり前のことです。不当な取り調べや判決で人生が狂わされた人たちが大勢いることを忘れずに、警察も検察も取り調べをしてほしいと思います。

(文=神澤志万/国会議員秘書)

オーダースーツが1万円台…SADA、圧倒的な低価格のカラクリ…通常のテーラーと真逆の戦略

 初回1万9800円からの低価格でオーダースーツを提供する、株式会社オーダースーツSADA。同社の経営戦略はアパレルとしては異色だ。たとえば、出店先が「オフィスビルの空中階(2階以上の店舗)」だったりする。百貨店やショッピングモールならともかく、普通の会社が入っているようなそっけないオフィスビルの、さらに路面店でなく空中階となると、目立たないし入りづらい。

 なぜ、そんな出店戦略を採っているのか。男性向けスーツ本『できる男になりたいなら、鏡を見ることから始めなさい。』(CCCメディアハウス)の著者が、オーダースーツSADAの佐田展隆代表取締役社長に聞いてみた。

業界の常識を覆す“逆張り”戦略

――SADAさんの店舗は、オフィスビルの空中階など目立たない場所の立地も多いですよね。なぜなのでしょうか。

佐田展隆氏(以下、佐田) 販管費(販売管理費)を抑えるためです。ほかのテーラーさんを見ると、銀座などの一等地に、それなりの広さの路面店で、内装にもすごくお金をかけていますよね。

――重厚感ある色調の内装で“テーラー”という高級さを感じさせるような……。

佐田 そして、そのような店舗に、稼働率が高いわけでもないのに常に多くの店員がいます。お客さんでごった返しているテーラーは、なかなか見たことがないですよね。これがテーラー業界の通常のやり方です。

 ただ、このやり方はすごく販管費がかかるんです。家賃、内装、人件費ですね。販管費が高くなってしまうと、スーツの売値を上げないと採算が取れないビジネスモデルになってしまいますし、現にそうなっているテーラーさんが多いです。当社では、売値を抑えてスーツを提供するために、あえて空中階の店舗を多く選んでいます。

――空中階になると、どのくらい家賃が変わるのでしょうか?

佐田 一等地であればあるほど、空中階になるほど坪単価は下がります。1階に比べ、上階の家賃は3分の1ぐらいになったりすることもあります。

――空中階でも、一等地には出店されるんですね。

佐田 そうですね。というのも、当社はホームページを見て、あるいは紹介されて来店されるお客様が多いんです。そのため「近くまで来たんだけど、どこにあるんだろう?」というほど、わけのわからない立地だとまずいんです。一等地で「あの商業施設の隣」というふうに説明できるような場所を選んでいます。

――お店の内装も、テーラーというよりオフィスビルのような雰囲気ですよね。

佐田 当社は内装において、明るさと清潔さ以外にはお金をかける必要はないと思っています。一方、一般的なテーラーさんは「同じものをできるだけ高く売ろう」という方針なんですよね。そのため、高級感や格式を打ち出して「高そうに見える店」「高いけどしょうがないよね」と思わせる店づくりをしたがるんです。でも、それは売る側の自己満足とも言えますよね。

 当社は真逆で、「敷居を下げる」「この店なら高くないだろうな、と思ってもらえる」雰囲気を出すよう努めています。オフィス仕様の部屋を借りて、あとは社員たちで内装を手がけたりもしますよ。

福利厚生に利用する会社も

――SADAさんでは、個人が購入するだけでなく、会社が福利厚生の一環として社員向けに購入するケースもあるそうですね。

佐田 はい。年々増えています。社員の方のモチベーションも上がっている、というお声をいただいています。

――業種、職種はどんな会社が多いのでしょうか?

佐田 さまざまですね。ボルボのディーラーさんや不動産会社さん、葬儀会社さんなど、接客、対面の仕事が多い業種だけでなく、IT会社さんでもいらっしゃいますよ。

――ITは服装がゆるい印象もあるので、ちょっと意外ですね。

佐田 若者のスーツ離れ、ジャケット離れ、ネクタイ離れがある一方で、ちゃんとした身なりじゃないとまずい、という意識を持たれている方も増えているんです。IT会社の社長さんで、自社の営業マンがスティーブ・ジョブズもどきのような格好で顧客の社長さんに会いに行くのがどうにも我慢ならない、というお話もうかがいました。

――IT会社に多い「ジョブズもどき」、想像できますね。デザイン系でも多そうですが。

佐田 また、営業の方が体育会系という会社さんも多いですが、体育会系の方は筋肉が発達しているので似合うスーツを探すのが難しいんですよね。

――筋肉質な方が既製品のスーツで着られるものを探そうとすると、オーバーサイズになり、ダボッと、もっさりしがちですよね。

佐田 はい。既製品では高価なお直し代が必要になることもあります。そういった方は、オーダーが特にフィットすると思います。

――体に合った似合うスーツを颯爽と着ている男性が街に増えるのは、素敵なことですよね。

佐田 ビジネスの世界が元気になりますよね。

* * *

 ビジネスの世界は、スーツから颯爽と華やかになっていくことができるのだ。後編も引き続き、佐田氏に「オーダースーツ注文時に陥りがちな誤解」などについて話を聞く。

(構成=石徹白未亜/ライター)

JRA津村明秀『負けられない戦い』カレンブーケドール始動戦は京都記念

 カレンブーケドール(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎)が津村明秀騎手とのコンビで京都記念(G2)から始動することが発表された。ドバイシーマクラシック(G1)に予備登録しており、京都記念をステップにドバイでのG1制覇が目標となる。

 カレンブーケドールは昨年オークストライアルのスイートピーS(L)を勝利、オークス(G1)では12番人気ながら2着の大健闘。その後、秋華賞(G1)、ジャパンC(G1)と惜しい2着が続いており、なかなかG1タイトルに手が届かない。今年は京都記念を弾みに人馬ともに悲願のG1勝利といきたいところだ。

 京都記念には昨年の秋華賞馬クロノジェネシスも出走を予定している。同馬は秋華賞制覇後、200m距離延長のエリザベス女王杯(G1)に挑み5着。カレンブーケドールは東京芝2400mのジャパンCで2着。京都記念は芝2200mで行われるため、秋華賞より距離が延びる分逆転のチャンスはあるのではないだろうか。ドバイの前にまずは淀の舞台で秋華賞の雪辱を果たしたい。

そんな因縁対決でどうしても負けられないのは、馬自身や厩舎サイドより津村騎手なのではないか……。

津村騎手はデビュー17年目で、2019年は39勝で全国リーディング29位。同期は川田将雅騎手、藤岡祐介騎手、吉田隼人騎手の黄金世代。彼らはすでにG1勝利ジョッキーだが、海外G1の勝利は経験していない。ドバイでカレンブーケドールを勝利に導き、同期初の偉業を成し遂げたいところだ。

 ドバイシーマクラシックが開催されるメイダン競馬場では当日複数のG1競走が開催されるため、世界中の有力ジョッキーが集結する。オーナーサイドからすればドバイでの騎手は選び放題という環境になる。そのため、京都記念の結果次第では乗り替わりがあってもおかしくない。

カレンブーケドールは一昨年12月の2歳未勝利戦で、O.マーフィー騎手が騎乗し見事勝利している。スイートピーS以来コンビを組んでいる津村騎手にとって、コンビ解消だけは何としても避けたい。京都記念は津村騎手にとって負けられない戦いとなるだろう。

京都記念は因縁対決のほかに『ドバイ行きのチケット』の行方にも注目が集まる。

宮迫博之、復帰は絶望的…「田村亮を利用&裏切り」「姑息」と業界内で信用なし

 今月10日、闇営業問題を受けた謹慎処分が解除され、活動を再開したタレントの田村亮(ロンドンブーツ1号2号)。14日には相方の田村淳が自身のツイッターを更新し、30日にコンビとしてのトークライブを開催すると発表している。淳といえば、亮が謹慎中だった昨年12月、亮の活動再開への足がかりをつくるため自身が代表取締役に就任するかたちで株式会社LONDONBOOTSを設立するなど、相方の復帰へ向けて精力的に動いてきたことでも知られている。

 闇営業問題では、亮は吉本興業の先輩である宮迫博之(雨上がり決死隊)に言われるがままに、吉本上層部にギャラは受領していないと虚偽の報告をし、2人は揃って吉本の意向に逆らうかたちで記者会見を強行した。

「宮迫は結局、事務所の先輩の明石家さんまに泣きつき、さんまの個人事務所預かりになる流れとなり、昨年11月にはさんま主催でテレビ各局のスタッフを招待する宮迫を励ます会まで行われました。そんな宮迫ですが、亮の面倒を見るような余裕はないようですね。宮迫は悪い人ではありませんが、少しズルいところがあり、その二枚舌は有名です。あの謝罪会見も、宮迫はこのまま吉本のいうことを聞いていたら自然に干されてしまうという恐怖心から、心から謝罪したいと願っていた亮の純粋な気持ちを利用し、世論を味方につけようとしたように見えます。

 自分だけ泣きついた先がさんまというのも、よく考えましたね。結局、大崎洋会長や岡本昭彦社長と対等に話ができる人を味方につけなくては、話になりませんから。そんな宮迫の行動をみている限り、亮のことなんてこれっぽっちも頭にないと思いますよ。亮は会見で話していた通り、復帰のことなど考えられず、ひたすら反省する毎日で、そんな亮の代わりに淳が対策を考えていたようですね」(吉本関係者)

 また、テレビ局関係者は語る。

「問題発覚当初、亮に“ギャラはもらっていないことにしよう”と言って口を封じさせたのは宮迫です。その宮迫は亮を置いてひとりで大御所であるさんまの事務所に身を寄せ、復帰のチャンスを狙っている。そういう姿勢が、業界内で姑息だと受け止められ、ますます信用を失うことにつながっている。これが、宮迫の復帰は絶望的だという空気ができてしまっている理由なんです」(テレビ局関係者)

ロンブーのコンビ愛

 淳はピンでの仕事も多いが、そこまでして亮の復帰に力を注ぐ理由はなんなのか。

「芸人さんのコンビ愛というのは、一般の人たちには理解しづらい部分があります。ロンブーの2人は、無名時代に将来を悲観視していた時期、ある占い師から“2人の相性がバッチリだから、どんなことがあってもお互いに相方を変えてはいけない”と言われたことがあるそうです。その言葉を信じてコンビを続けたところ、結果的にロンブーは大ブレイク。そういう経緯もあり、はどんなことがあってもロンブーは終わらせないと誓っているんですよ」(別のテレビ局関係者)

 たとえ売れっ子になっても、“明日から無収入”という境遇に陥ることもありえる芸能界。ロンブーの2人は、堅い絆でつながれているのかもしれない。

(文=編集部)