JRAサートゥルナーリア「ローテ発表」懸念の左回りで……

 27日、「2019年度JRA賞」の授賞式が行われ、各部門を受賞した関係者が出席。受賞した陣営の代表が次々に登壇し、喜びのコメントを寄せつつ、次走の予定などを明かした。そんな中、最優秀3歳牡馬に選出されたサートゥルナーリア(牡4歳、栗東・角居勝彦厩舎)のローテーションが話題になっている。

 登壇したキャロットファームの秋田博章代表は、「ちょっとまだナーバスなところがあり、東京で2回とも結果を残せなかったのですが、有馬での2着が評価されて大変嬉しいです」と愛馬の活躍を喜んだ。

 そして今後については、金鯱賞(3月15日、G2、芝2000m)から始動し、大阪杯(4月5日、G1、芝2000m)と香港のクイーンエリザベス2世C(4月26日、G1、芝2000m)の両睨みだと説明。秋以降は、凱旋門賞出走には否定的だったものの、「種牡馬としての価値を高めたい」と語り、「南半球では種牡馬の価値が高まらない。そう考えると米国かな」と米国遠征をほのめかしている。

「春は大阪杯か香港が目標とあって、サートゥルナーリアは中距離を得意とするJRA所属馬のメインストリームを進むみたいですね。ただ始動戦を金鯱賞に設定しているのが少し気にかかります。昨年はアルアイン、ペルシアンナイト、エアウィンザーらが金鯱賞をステップに大阪杯へ。そしてアルアインが優勝を果たしました。

 そのため理にかなっているように見えますが、サートゥルナーリアはあまり使い詰めが出来ないタイプ。中2週でG1に出走して本来の力が出せるのかには疑問が残ります。本当はQE2世が本命ですが、ノーザンファーム生産馬の使い分けを考慮したため、このような言い方になったのかもしれません。

 また昨年、サートゥルナーリアは右回りで真価を発揮しています。あえて不得手な左回りの中京競馬場に出走するのも不可解です。秋田社長が『東京で2回とも結果を残せなかった』と無念そうに語ったこともあり、まずはここで不得意なイメージを払拭。そしてこれから先には左回りのG1でも結果を出し、種牡馬としてもネガティブな要素を少しでも取り除きたいという希望があるからなのかもしれませんが……」(競馬誌ライター)
 
 昨年はクラシックで主役の1頭となり、年末の有馬記念(G1)でも2着に入るなど結果を出したサートゥルナーリア。今年は国内の一線級だけではなく、さらには海外の強豪たちと互角以上のレースを展開し、その名を世界に轟かせるような活躍を期待したい。

JRAシルクロードS(G3)モズスーパーフレア「中山専用機」の京都参戦に漂う暗雲

 2月2日(日)に春のスプリントチャンプを決める高松宮記念(G1)の重要なステップレース、シルクロードS(G3)が行われる。

 出走予定のメンバーで実績最右翼は、昨年のスプリンターズS(G1)で2着したモズスーパーフレア(牝5、栗東・音無秀孝厩舎)だろう。

 ここで気になるのは得意の中山・オーシャンS(G3)ではなく、京都・シルクロードSでの復帰を選択したことだ。

 シルクロードSは1番人気で8着に惨敗した京阪杯(G3)と同じく京都芝1200mのレースである。

 昨春は中山のカーバンクルS(OP)、オーシャンSと連勝し、中京の高松宮記念に挑戦するも直線半ばでは早々に手応えをなくし、勝ったミスターメロディから1.7秒遅れる15着と惨敗を喫した。

 音無秀孝調教師は「騎手に指摘されるまで分かりませんでしたが、今日は体調面で今ひとつでした。万全ならこんな走りではありません。追い切りをやりすぎたかもしれません」と状態面に敗因を求めるしかなかった。

 次走、北九州記念(G3)はプラス26kgと大幅な馬体増で4着と復調気配を見せ、中山のスプリンターズ(G1)は3番人気に支持され2着と中山コースの適性の高さを証明した。 

 「もしや中山専用機なのでは?」とささやかれる中、1番人気で8着に敗れたのが、前走の京阪杯。そこへきて再度の京都である。

 音無師は「仕上がりはいいですよ。前半3Fを33秒台で飛ばして、最後も33秒台で上がれる馬。中山コースに良績が集まるけれど、京都コースも同じ右回りだから問題ありません。どこかで後ろを引き離して、ひとり旅のような形に持ち込めれば」とコメントを返した。

 ただ、ここでも気になる点がある。モズスーパーフレアの武器は、前後半を緩めずに走り切れるスピードと上がりなのは間違いない。参考までに過去の内容を振り返ってみたい。

◆モズスーパーフレア号の成績(2019年)

2019.1.5中山・カーバンクルS(OP)良
 タイム:1.07.0 1着(2着ナックビーナスに0.2秒差)
 前後半3F:32.8-34.2

2019.3.2中山・オーシャンS(G3)良
 タイム:1.07.1 1着(2着ナックビーナスに0.2秒差)
 前後半3F:32.3-34.8

2019.3.24中京・高松宮記念(G1) 良
 タイム1:09.0 15着(1着ミスターメロディに1.7秒差)
 前後半3F:33.2-34.1

2019.8.18小倉・北九州記念(G3) 良
 タイム:1.08.5 4着(1着ダイメイプリンセスに0.3秒差)
 前後半3F: 32.7-35.5

2019.9.29中山・スプリンターズS(G1) 良
 タイム:1.07.2 2着(1着タワーオブロンドンに0.1秒差)
 前後半3F:32.8-34.3

2019.11.24京都・京阪杯(G3) 良
 タイム:1.09.6 8着(1着ライトオンキューに0.8秒差)
 前後半3F:34.2-34.6

 中山とそれ以外の競馬場では明らかに成績にムラがあり、前半32秒台でハナを取り切って34秒台で上がるのが必勝パターンといえそう。唯一、小倉の北九州記念はこれに近い走りだったが、3番手からの競馬と微妙に異なっている。

 コース相性の良さに、中山・芝1200mが逃げ馬にとって有利な条件であるのも見逃せない。過去10年のスプリンターズSで3番手以内の競馬をした馬が1着2回、2着4回、3着4回と高い好走率であることもうなずける。

 テンの加速力を生かすには、時計の出やすいパンパンの軽い良馬場が条件。北九州記念4着に比べ、大きく崩れた高松宮記念と京阪杯が、時計の出ない馬場だったことと無関係とは言い難い。

 現在の京都は例年の同時期の開催に比して、全体的に馬場が傷んでおり、時計も上がりもかかっている。

 さらにはモズスーパーフレア自身、ここまで京都コースで4戦して【0.0.1.3】と振るわないことにも不安がある。

 中山ではなく過去に勝ったことがない京都、速い時計が出ない馬場、これらの条件を総合的に考えると、モズスーパーフレアには苦難の道が待っているといえそうだ。

JRAシルクロードS(G3)「4歳No.1」ディアンドル「ロードカナロア2世」に向け登竜門に挑む!

 2月2日(日)京都競馬場でシルクロードS(G3)が行われる。過去にロードカナロア、ストレイトガール、ファインニードルがここからG1馬へと駆け上がった出世レースである。ディアンドル(牝4歳、栗東・奥村豊厩舎)がここから巻き返しを図る。

 ディアンドルはデビューから一貫して芝1200mのみを走っている生粋のスプリンターだ。

 新馬戦こそファンタジストにクビ差届かず2着だったものの、その後連勝街道を突き進む。未勝利、オープン、重賞と5連勝し、同世代の短距離No.1を印象付けた。さらに5連勝目の3歳馬限定の葵S(重賞)は京都芝1200mでシルクロードSと同じコースだ。

 次戦に挑んだ北九州記念(G3)は前半3ハロン32.7秒のハイペースな流れの中、先行したにもかかわらず2着に食い込み、ポテンシャルの高さを示すレースとなった。またこのレースでは同じく先行したモズスーパーフレア(4着)に先着している。

 その後、スプリンターズS(G1)では一線級の古馬の壁に跳ね返され13着と大敗したが、シルクロードSでの復活に期待したい。

 スプリンターズSの大敗からの巻き返し例は過去にもある。ファインニードルはスプリンターズS・12着からシルクロードSを勝利、そのまま短距離G1春秋制覇を成し遂げた。シルクロードSを2連覇しているダンスディレクターもスプリンターズS・15着後、間に2戦(どちらも4着)を挟んでシルクロードSを勝利している。

 この2頭に共通するのが過去に京都芝1200mで勝利していることだ。同じ1200mでも、京都は前半に登り坂があるのに対し、中山は後半に登り坂がある。得意な京都コースに戻ることが勝利のきっかけとなっている。

 今回池添謙一騎手へ乗り替わりとなるが、全く気にすることはなさそうだ。昨年のマイルCS(G1)は乗り替わりでインディチャンプに騎乗し、同馬の春秋マイル制覇に一役買った。ディアンドルも同じシルクレーシングの勝負服、マイルCSの再現となるか。

 またディアンドルも過去8走中6人のジョッキーが騎乗している。それでも7連対という人を選ばない優等生である。

 「ここを勝てば」、過去の名馬に近づける。頂を目指すためには、まず『登竜門』シルクロードS制覇から。重賞勝ちの舞台・京都で短距離界制圧へディアンドルが第一歩を踏み出す。

タモリ、イチロー……一流から学ぶ“どん底から抜け出す方法”とは?

 

 人生は山あり谷あり。

 絶頂もあればどん底も等しく備えられているのは、私たち一般人の人生も、著名人や偉人の人生も同じだ。

■一流になる人は、人生を変えるきっかけを自らつかみとる

『マジどん 「マジで、どん底!」から抜け出す、一流の人の考え方』(西沢泰生著、内外出版社刊)では、実業家、哲学者、芸術家、芸人、アスリートなど一流の人々がいかに人生のどん底から抜け出して成功を勝ち取ったかを紹介している。

 一流になる人は、どん底から浮上するきっかけを自分で引き寄せて、自らつかみ取る。お笑いタレントのタモリさんもその一人だ。

 もともと博多でいろいろな職業を転々としていたタモリさんが芸能の道に進むきっかけとなったのは、本当に何気ないことだった。あるホテルの部屋のドアが開いていたのだ。

 博多でジャズフェスティバルが開催されていた夜、タモリさんがホテルで知人とお酒を飲んだ帰りに、ホテルのドアが開いている部屋の前を通りがかる。覗いてみると、ジャズフェスティバルの出演者だったピアニストの山下洋輔さんとその仲間たちが騒いでいた。

 普通ならそのまま素通りするところだが、タモリさんは一味ちがう。あろうことか見ず知らずの人ばかりのその部屋に入り、ゴミ箱をかぶって虚無層のマネを始め、バカ騒ぎの輪に入ってしまった。この時山下さんと出会ったことが、タモリさんが上京し、タレントになるきっかけとなった。

 ただ、この出会いが完全に偶然だったかというと、そうでもないようだ。かねてからジャズファンだったタモリさんが、山下さんたちが宿泊しているホテルに様子を見に行ったことが真相のようだ。そう考えると、タモリさんは自ら動いて人生を変えるきっかけ引き寄せたともいえる。

■イチローの「信じる力」が道を作った

 また、一流の人は自分を信じる力を持っている。元メジャーリーガーのイチローは小学生のときに「将来、一流の選手になって、お世話になった人たちを球場に招待したい」と作文に書き、その後、プロ野球選手となり、日米で数々の偉業を残した。

 イチローから学ぶべきことは、考えたことを信じて努力した人が、本当にそうなれる可能性を持つことができるということ。そうなりたいと考えることが、大前提であり、自分の夢を実現するための第一歩となるのだ。

 一流の人たちのエピソードを知ると、きっかけとなる出来事が起こる要因となる何かしらの行動を自らの意思でとっているということだ。一流たちの考え方や行動から学ぶべきことは多いはずだ。
(N.T/新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

パチスロ「ミラクル過ぎる」結末!【ペロ執事】神回とのコメント多数!!

 ARROWS-SCREENの大好評企画「ペロ執事」は不定期ながら毎回絶賛好評配信中である。

 柔らかい物腰と豪腕でパチスロ界動画に君臨する「シーサ。」と強烈なキャラクターと愛らしさでインフルエンサーとなった「兎味ペロリナ」の科学反応が人気の秘密だ。

 前後編に分けた全16本を配信しており、今回は最新作『ミラクル過ぎる結末!天井Hooah!からの逆転劇■ペロ執事_第8回 後編』をご紹介していきたい。

 タイトルにもある通り、結末はかなりミラクルだ。それは動画コメント欄にも「ある意味神回」などの意見が寄せられるほどである。

 前回のペロ執事ではペロリナが『プレミアムスーパービンゴ』で天井に到達。本機は天井恩恵として「Hooah!の確率がUP」という恩恵もあり、念願のHooah!が発生する。

 その獲得ゲーム数は444ゲーム、このままでは逆転に至らないにしても起爆剤としてはまずまずのゲーム数をもぎ取った。

 シーサ。は『やじきた道中記乙』を打ち、コンスタントにATでコインを稼いでいる。ペロリナさんが逆転できるか否かが勝利の鍵となりそうだ、というところで動画が終了した。

 今回はもちろん、ペロリナのATの展開が注目される。シーサ。は言う。「99ゲームに差し掛かると究極Hooah!が出るかもしれない」と。

 この「究極Hooah!」とはHooah!の獲得ゲーム数が1111ゲームを超えた場合の裏乗せのことだ。つまり発生時点で4桁ゲーム獲得が濃厚なのである。

 もちろん発生すれば逆転どころか大幅なプラス収支が見込める。ペロリナもこの演出に願いを込める。

 一方シーサ。はATを継続させるも500枚ほどの獲得で終了。ここで台移動を決断し、レギュラーボーナスに回数のついている『HANABI』に移動する。

 ペロリナが逆転出来なかった場合を考えて少しでも安定的にプラスにする作戦だが、何やら打ち方に焦りが感じられる。この焦りが後々ミラクルな展開に繋がっていく。

 番組終盤にペロリナも移動、『パチスロ闇芝居』を選択する。ボーナスの軽いノーマルタイプで隠れたファンも少なくない機種だ。

 ビッグボーナス中に技術介入要素があり、これを卒なくこなすペロリナはパチスロ打ちが板についてきた印象がある。

 果たして、今回の2人の収支は、「ミラクル過ぎる結末」とは何のことか、それは是非ご自分で確認していただきたい。

JRA「4歳No.2」デルマルーヴル川崎記念(G1)で世代交代!? 「絶好調」O.マーフィー騎手でG1制覇のビッグチャンス!

 29日(水)、川崎競馬場では地方・中央を通して2020年最初のG1川崎記念が行われる。

 出走する12頭中6頭がJRA勢という顔ぶれで、当初は26日(日)の東海S(G2)に出走したインティの登録もあった。

 昨年、この川崎記念を制したミツバ、そして2年前の覇者ケイティブレイブの名前もあるが、ミツバは明け8歳、ケイティブレイブは明け7歳となる。ミツバも、ケイティブレイブも、実績のあるレース・コースでの一戦ではあるが、近走成績から年齢面での衰えを懸念せざるを得ない状況となっている。

 ならば、年齢面を考慮して、まだ成長途上にある4歳馬に注目してみてはどうだろうか。

 今回、JRAからは4歳馬デルマルーヴルが出走を予定している。デルマルーヴルは前走の名古屋・名古屋グランプリ(G2)で勝利。2018年の園田・兵庫ジュニアグランプリ(G2)に続く、2つ目の重賞タイトルを獲得した。

 実績的には同世代のクリソベリルに続く「4歳No.2」といっていいだろう。

 地元・名古屋の名手、岡部誠騎手を背に、日本一短い名古屋競馬場の直線で鋭い決め手を駆使して勝ち星を挙げた。若い馬が見せた成長がもたらした勝利と言えるだろう。年が明けて4歳になったが、その成長はまだ止まってはいない。

 デビュー以来、最も悪い着順が4着(3回)という堅実派でもある。

 そして、浦和記念以来、2度目のコンビとなるO.マーフィー騎手の手綱となるのも、心強い。デルマルーヴルを管理する美浦・戸田博文厩舎で、マーフィー騎手は今年に入りJRAでは、同厩舎の馬で既に3勝を挙げている。

 1月だけでこの3勝を含む20勝をJRAで挙げるなど、絶好調な鞍上と、メンバー中でNO.1と言っても過言ではない成長力を誇る4歳馬との組み合わせは軽視できない。

 2013年のハタノヴァンクール以来となる、4歳馬の川崎記念制覇も十分にあり得る話だろう。

iPhoneのメッセージ吹き出しが相手によって「青」や「緑」などに変わる理由

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

 最近、iPhoneやiPadでメッセージのやりとりをしていてふと気づいたことがある。「自分の送ったメッセージの吹き出しの色が、送る相手によって違う」ということだ。具体的には、青と緑の2つがあることに気づいた。調べてみると吹き出しの色が違うのには理由があり、それぞれ特徴があるようなのでまとめておく。

「青」の吹き出しはiPhoneやiPadの「iMessage」でのやり取り

 まず、青の吹き出しはiPhoneやiPadの「iMessage」アプリでやり取りした時に表示される色である。たとえば相手がiPhoneを使用しており、自分も同じくiPhoneを使用していた場合は吹き出しの色が青色になる。

 この場合、写真や動画も送ることができ、送信したメッセージにはそのときの状況に応じて「配信済み」「開封済み」などの表示がされるようになっている(※変更可能)。

 この画面でやり取りしたメッセージは常に暗号化されており、「設定」→「メッセージ」の順でオン/オフの切り替えも可能だ。また、文字数や件名欄の表示を選択することもできる。

 なお、デフォルトの設定でiPhoneは「iMessageが利用できない場合はSMSでメッセージを送信する」ようになっている。そのため、通信状況によっては例えお互いがiPhoneであっても吹き出しが緑になることもあるだろう。

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JRA「単勝429倍」“屈辱”ワンダーリーデルの逆襲!? 本格化の7歳も根岸S(G3)「危険信号!」の理由とは……

 2日に開催される根岸S(G3)にワンダーリーデル(牡7歳、栗東・安田翔伍厩舎)が出走を予定している。

 同馬は、昨年の根岸Sで6歳にして初めて重賞に挑戦した遅咲きタイプ。12番人気の低評価ながら優勝したコパノキッキングから0.8秒差の5着と健闘した。

 その後は果敢にフェブラリーS(G1)に挑戦するも、単勝オッズは屈辱の429.0倍で14頭立ての最低人気だった。

 429.0倍という単勝オッズはフェブラリーSがG1に昇格後最大。ワンダーリーデルがどれだけ“不人気”だったかというと、1番人気(単勝オッズ2.6倍)インティの単勝に投じられた総額約2億4000万円に対し、ワンダーリーデルに投じられた総額は約148万円だった。

 サラリーマンの平均的な生涯賃金と新卒の月収7~8か月分という大きな“人気格差”があったのだ。

 レースでは好スタートから道中3番手を追走、直線を向いた時は一瞬見せ場をつくった。直線では残り400mあたりからじりじり後退。結局、インティから1.6秒差の9着に終わったが、ワンダーリーデルにとって初のG1挑戦は貴重な経験となった。

 その後は沖芳夫調教師の引退に伴い、安田翔伍厩舎に転厩。

 3か月の休養を挟み、オープンとリステッド競走を3走し「1-0-2-0」と堅実な走りを披露した。そして迎えた11月の武蔵野S(G3)で横山典弘騎手と新コンビを結成すると、9番人気の低評価を覆し重賞初制覇。その後はチャンピオンズカップ(G1)に挑むも、明らかに1ハロン距離が長く11着に敗退した。

 今回は距離を1400mに短縮し、重賞2勝目を狙う。ここでコパノキッキングなど強敵を相手に好走すれば、フェブラリーSでも有力な存在となるだろう。まずは根岸Sで結果を残したいところだが、ワンダーリーデルには不吉なデータが残っている。

 前走のチャンピオンズカップから中8週という間隔で根岸Sに臨むワンダーリーデル。これまで中8週以上の休養明けは「0-0-2-5」と一度も連対がなく、いわゆる叩き良化型だ。

 武蔵野S優勝で賞金は足りており、狙いはあくまでもフェブラリーSという見方もできる。実際に休み明け2走目は「5-0-1-0」と圧巻の成績を残している。前走後は年末に帰厩すると、坂路でたっぷり乗り込まれ、毎週のように早い時計も出し勝負気配が漂うが、中間の陣営のコメントにも注目したいところだ。

 単勝オッズ429倍という“屈辱”から約1年。遅咲きワンダーリーデルが充実の7歳を迎えようとしている。

小室圭「破談発表」状況……さらなる「延期」の裏にある永遠に解決しない問題

 秋篠宮家の長女眞子さま小室圭さんの結婚問題は「永遠に決着しない」?

「週刊女性」(主婦と生活社)が、眞子さまと小室さんが「事実上の破談」と報じている。

 2月で結婚延期の期限である「2年」が経つが、未だ解決の見込みがない中で新たに「無期延期」を発表するのでは、と見られている。そうなれば「事実上の破談」なのでないか、ということだ。

 確かに、2年前の延期の際に指摘されていた「母佳代さんと元婚約者の借金問題」「国民に祝福される状況」などの問題が一切解決しないまま期限になった。

 今後解決する見込みも、小室親子の意志も感じられない……となれば、やはり無期延期、事実上の破談という表現にも納得がいかなくもない。

「小室圭さんは海外に留学中、佳代さんもほぼ横浜の自宅に引きこもりという状況を考えると、単なる再延期をしても結局同じ結末になりそうですし、厳しく断じる方向の話があってもおかしくはないでしょう。

 もしも『期限なしの延期』となれば、それはいつ解決してもいいし、解決しなくても何かが起こるわけでもない……。

 皇室側は『自然消滅』を望むでしょうし、眞子さまと小室さん側はじっくりとチャンスを待つか、会見などを開いて結婚への気持ちを示す、などという選択肢になると思います」(記者)

 無論、このまま状況が変わらない可能性もある。そうなればこの問題は「永遠に解決しない」可能性もあるというわけだ。

 秋篠宮さまは以前より「国民から祝福される状況を」と常々口にされていた。

「国民も、小室さんに一度でいいから表に出て、今の話をしてほしいと思っているはずです。しかし、それはまだありません。

一部では宮内庁側が『(騒ぎになるから、海外からは)戻ってこないでほしい』と年末に通達した、という話すらあるので、当面小室さんには動きはなさそうです」(同)

 無期延期も実質破談も、単なる夢想ではないだろう。

検察の“異常な逮捕・勾留”の犠牲者ゴーンに世界で同情広まる…村木氏冤罪事件の反省ゼロ

「本来、日産(自動車)のなかで片づけてもらいたかった」

 1月8日、安倍晋三首相がカルロス・ゴーン被告の日本政府批判を受けて、こう語ったと報じられた。日産の一連の事件に対する安倍首相の本音だろう。

 同日、レバノンの首都ベイルートで行われたゴーン被告の記者会見に戦々恐々としていた関係者も多かったはずだ。事前には「この事件に関係した、あらゆる人物の名前が出されて、日本政府もかかわっているという“陰謀説”を中心に、日産幹部への批判が展開される」と語られていた。不法行為とはいえ、日本から無事に脱出できた以上、ゴーン被告とすれば日本人関係者に遠慮することもなくなっていたからだ。

 ところが、実際の会見では、西川廣人元社長など複数の幹部が自分の逮捕に関与したと述べる程度で終わった。「日産とルノーの経営統合を進めようとしたことで、トラップを仕掛けられて失脚させられたクーデターだった」という、これまでも一部で報道されて内容で、新しい材料は皆無だった。

 この背景には、日本政府からレバノン政府への圧力があったと一部で報じられている。そうだとすれば、わざわざ首相自身が乗り出さざるを得なくなったことについて、冒頭のような愚痴が出たことも納得できる。また、日本はレバノンに対してヨーロッパ主要国なみの経済支援を行っており、レバノン政府側もある程度、日本に配慮せざるを得ない面もある。

 ただし、日本政府の圧力も日産を守るためだけに働いたようだ。日産には軍事力にも転用できる高い技術がある。また、倒産危機などを招いて中国企業に買収されるようなことになれば、虎の子の技術が中国にとられるリスクもある。そうなれば米国も黙ってはいないだろう。つまり、事は日米関係にも及びかねないのだ。

ゴーン逃走劇にはフランスも加担か

 ゴーン被告の逃走劇にはレバノンのみならず、フランスがかかわった可能性も浮上している。

 まず、フランスの重要企業であるルノーは政府と強いつながりがあり、かつルノーは日産のEV(電気自動車)技術を喉から手が出るほど欲しがっているからだ。これまでの欧州車の環境技術は、眉唾物ばかりだった。トヨタ自動車の技術についていけなくなると、クリーンディーゼルをうたって、環境負荷が高いディーゼル車の普及を押し進めていった。だがそれも、排ガス不正問題で頓挫してしまった。

 そこで浮上したのがEVだった。だが、ディーゼル車に傾倒していた欧州はEV技術が遅れていた。そこで目を付けたのが、日産の技術だったわけだ。

 1月6日付夕刊フジに掲載されたジャーナリスト・須田慎一郎氏の発言によれば、ゴーン被告が日本脱出を図った関西空港の管理はフランスの会社によって行われており、その親会社がゴーン被告と親密なフランスの大手建設会社であるという。そうなると、フランスがゴーン被告逃亡にかかわった可能性も、まったくないとは言い切れない。というのは、ゴーン被告の罪状がルノーの立場にも影響を与える。ゴーン被告が一方的な被害を訴えているが、国際世論が味方になればルノーの日産吸収は継続できるかもしれないからだ。

日本の検察の“人質司法”

 ゴーン被告の会見では、日産自体へ批判がトーンダウンした一方で、日本の検察と司法制度の野蛮さを強調した。もともとゴーン被告は高いプレゼン能力を持っているので、日本の司法批判は、それなりに世界のメディアには響いている。実際、ウォールストリートジャーナルは「ゴーンの主張には説得力があった。日産や検察が信頼できる新証拠を提示できなければ、ゴーンは世論という名の法廷で無罪になるだろう」と締めている。反対に、ニューヨークタイムズのように「(ゴーンは)自己正当化に終始して一貫性がなかった」と酷評しているメディアもある。

 ゴーン被告の会見が終わると、森雅子法務大臣がすかさずゴーン被告を批判した。これを好意的に扱った海外メディアもあったが、これは「両論併記の原則」を守る海外メディアの文法に沿ったレベルであり、インパクトに欠けていたことは否めない。

 ゴーン被告の発言のうち、「妻と面会できなかった」「クリスマスに一人だった」などは、日本が貧富によって待遇を変えないことの表れといえる。日本は平等社会であって、ゴーン被告の見解とは“文化の差”との説明ができる範囲だ。問題はゴーン被告が強調した「人質司法」のほうだ。

 最初の逮捕は「金融商品取引法違反」容疑とされマスコミも大騒ぎしたが、その対象が支払い済みのものでなく、退任後に支払われる予定のもので、しかも支払い時には日産の承認が必要だとわかり、報道はトーンダウンした。また、勾留期間が過ぎると、今度は2015年までの有価証言報告書の虚偽記載容疑で起訴して、その勾留期間が終わると、それ以降の虚偽義記載で再逮捕するという乱暴さだった。その間、マスコミではゴーン被告の悪評がこれでもかというほど繰り返し報道され、「ゴーン悪人説」が常識のごとく語られるようになっていった。

 ゴーン被告逮捕当初から検察に批判的だった弁護士の郷原信郎氏は、そのあとの逮捕理由となった、日産が中東に送金したというサウジアラビア・ルートとオマーン・ルートについても、「中東での証拠収集がほとんどできていないまま、日産関係者の供述だけで特別背任で逮捕」したと、検察のやり方を批判している。まさに“捜査のための勾留”を重ねたにすぎない。

 ゴーン被告の一連の逮捕理由のほぼすべてに、日産幹部の承認があったと報じられている。そうだとすれば、司法取引に準じたやり方で日本人幹部から聞き出した情報で、日産幹部は「おとがめなし」のまま、ゴーン被告を逮捕し続けていた疑いがある。これでは「日本人がグルになって外国人を罠に掛けた」と見られても仕方がない。少なくとも、ヨーロッパの基準で受け入れられるやり方ではない。

 2009年に大阪地検が起こした村木厚子氏冤罪事件の反省は、どこに行ったのだろうか。取り調べの一部可視化を条件に得た通信傍受の拡大や司法取引の導入を利用して、さらに慎重さを欠いた捜査を行い始めているとしか、私には思えない。

 日本国内では有効だったこのやり方も、世界の代表的なマスコミが集まった席で、プレゼンの天才であるゴーン被告に非難され、日本の司法の評価は地に墜ちてしまった。ゴーン被告が何を言おうと、検察が公平な捜査をしていれば、いくらでも反論できる。だが、今の検察のやり方では、ゴーン被告に同情が集まっても止めようがない。

 日本で「国際化」がもっとも必要なのは検察なのではないだろうか。かつては“正義の味方”と思われていた検察が、今は“手段を選ばない不気味な組織”に見えて仕方がない。ゴーン被告によって、そのパンドラの箱が世界に向かって開けられたような気分になった。
(文=白川司/ジャーナリスト、翻訳家)

白川司(しらかわ・つかさ) 国際政治評論家・翻訳家。世界情勢からアイドル論まで幅広いフィールドで活躍。著書に『議論の掟』(ワック刊)、翻訳書に『クリエイティブ・シンキング入門』(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)ほか。「月刊WiLL」(ワック)、「経済界」(経済界)などで連載中。メルマガ「マスコミに騙されないための国際政治入門」も好評(https://foomii.com/00184)。