JRA新潟2歳S(G3)シュヴァリエローズに気がかりな点……!? 鞍上M.デムーロに「精神的不安」のワケ

 キタサンブラックに続く厩舎の期待馬が再始動だ。

 30日(日)新潟2歳S(G3)に、シュヴァリエローズ(牡2歳、栗東・清水久詞厩舎)が出走を予定している。

 6月の阪神マイル戦でデビューした本馬だが、素質馬がズラッと出揃った新馬戦で堂々の1番人気。レースは人気2頭の一騎打ちとなったが、最後は内から盛り返したシュヴァリエローズがそのまま押し切った。

 新馬戦らしいスローペースでレースは進み、直線だけの瞬発力勝負。好スタートから少し促していって2列目外を追走したシュヴァリエローズは、4コーナーで外から迫るブレイブライオンに合わせてスパートを開始。直線では一旦ブレイブライオンに交わされながらも、最後は差し返す勝負根性を見せた。

 一度交わされたとはいえ、後続は引き離しているように切れ味も十分。スタート、二の脚も速く、レースセンスに溢れる内容には陣営も重賞制覇を期待するところだろう。

 しかし、デビュー2連勝、そして初重賞を目指す新潟2歳Sを迎えるにあたって、シュヴァリエローズには、いくつかの不安要素が浮上している。まず、最も心配なのは騎乗予定のM.デムーロ騎手だ。

 2017年には重賞18勝と、勝ちに勝ったデムーロ騎手だが、昨年は重賞3勝と「どん底」状態。今年も未だ4勝で、リーディングも11位と冴えない状態が続いている。

「昨年の4月上旬にエージェントを変更したデムーロ騎手ですが、これが完全に裏目に出てしまっていますね……。もちろん過去の成績が示すように、強い馬に乗れば能力を十二分に発揮できる騎手だとは思います。ただ、札幌記念(G2)で断然人気のラッキーライラックが3着に敗れていますし、先週は勝ち鞍「0」。精神的にキツい状態でしょうが、シュヴァリエローズで挽回してほしいですね」(競馬記者)

 心配なのは、騎手だけではない。

 それはシュヴァリエローズの「精神面の幼さ」だ。新馬戦のレース後「道中は子供っぽさが目立ちました」とは川田騎手のコメント。2歳馬らしい気難しい面をレースで出さないかという事も、今回のポイントとなりそうだ。

 また、新馬戦での馬体重が438㎏と小柄な点もマイナスか。陣営は「カイバ食いは相変わらず細い」とコメントしており、今の暑い時期だけに当日の状態にも気を配りたいところではある。

 兄のアジュールローズは、プリンシパルS(OP)を勝利し日本ダービー(G1)へ出走。厩舎としてはキタサンブラック以来のクラシック制覇へ期待がかかる。

 陣営も「今回は重賞に挑戦するわけですし、調教を加減して通用するほど甘くはない」と、ここは全力投球の構え。来年のクラシックへ向けて、馬の状態はもちろんデムーロ騎手のエスコートが人馬の「明暗」を分ける事となりそうだ。

パチンコ「最速・最強システム」を実現!? 「3000発ループ」“未体験の衝撃”へ期待の声!!


 規制によってスペックダウンを余儀なくされたP機。当時は、その仕様に物足りなさを感じるユーザーは多かった印象だ。

 ただ、規制の緩和を皮切りに、そのような不安を払拭するような機種も続々誕生する事となった。

 最近では『P大工の源さん 超韋駄天』の活躍が目覚ましい。RUSH継続率は約93%という、レジェンド機『ぱちんこCR聖戦士ダンバイン』をも上回る連チャン性能を実現した。

 更に特徴的なのは本機の出玉スピードだ。大当りの間隔がわずか数秒で「時速3万発以上」という、爆発的なヒット作となった初代『CR牙狼』さえも超越したスピードはまさに圧巻の一言だ。

 P機のポテンシャルを限界まで引き出す事によって、CR機にも匹敵する性能を実現させた『P大工の源さん 超韋駄天』。今後も、それに続く爆裂P機の登場に期待は高まる訳だが…。

 その願いを叶え得る “怪物”が降臨しそうな気配だ。あの人気シリーズ最新作の新情報が公開され、「P機革命が起きる!?」との声が続出している。

 ヒットメーカーSANKYOは、パチンコ新機種『Pフィーバーゴルゴ 13 疾風ver.』のスペシャルムービーを公開した。

「撃ち壊される1500一撃の壁」「一撃3000の払出」「最速のブチ抜き大当り」「3000LOOPが実現する未体験の衝撃」といった強烈な文言のオンパレードにユーザーのボルテージは最高潮に高まっている。

「SANKYOさんが予告PVでこれだけ強いワードを用いるのは珍しい印象ですね。『SANKYO ONLY ONE』というだけあって『ゴルゴ13』の仕上がりに相当な自信があるのではないでしょうか。

 気になるスペックですが、大当り確率約1/319のミドルタイプのようですね。大当り振分けは60%が3000発で40%が1500発。その時点で高い出玉力を予想できますが、『出玉3000発がループする仕様』との紹介に驚きと高揚感が湧き上がりましたよ。

『1500発×2』の塊が連チャンしてくのでしょうか。いずれにせよ3000発のループはかなり強烈ですね。しかも『最速のブチ抜き大当り』ですから、出玉スピードにも相当期待が持てます。

 その通りの仕様でしたら、それこそ現行機で最高峰の仕上がりとなるのではないでしょうか。更には『最速・最強の遊タイム』が搭載されているみたいですし、熱狂的ファンが続出しそうな予感がしますよ」(記者)

『Pフィーバーゴルゴ 13 疾風 ver.』の導入予定は今冬。P機の限界を打ち破る事ができるのか。その仕上がりに期待が高まるばかりである。

100万馬券連発でファン悲鳴! 波乱必至JRAキーンランドカップの獲り方、表向きコメントではわからない穴馬馬券で勝負!

 夏競馬も残り2週間、いよいよ今週と来週を残すのみとなった。振り返ってみると今年の夏競馬は波乱のレースが続出。あまりにも荒れているので、ファンの悲鳴も凄まじいものになっている。実際に6月14日以降に行われた平地重賞レースの3連単配当を見てみると、

・100万馬券⇒ 5本
・10万馬券⇒ 8本
・万馬券⇒ 4本
・万馬券未満⇒ 1本

※結果は8月16日まで

 と衝撃的な傾向となっている。100万馬券が飛び出したのは、エプソムカップ・CBC賞・中京記念・函館記念・小倉記念。距離・コースなど条件を問わず大荒れとなっているので、ファンとしてもやっかいだ。

 今週はキーンランドカップ、新潟2歳ステークス、小倉サマージャンプステークスと3つの重賞レースが行われるが、面白いのはキーンランドカップだ。このレースは過去10年で10万馬券が3本飛び出し、その10年で1番人気は3勝のみ。3年前には12番人気馬が勝利するなど、波乱含みのレース。

 今年は函館スプリントステークスを勝利したダイアトニックを筆頭に、アスタールビー、ダイメイフジ、フィアーノロマーノなどが出走を予定も、前哨戦である函館スプリントステークスは3連単6万馬券、3連複も万馬券決着なのだから、このキーンランドカップも波乱の雰囲気が漂っている。

 そして波乱続きの夏競馬、どの馬券を買えばいいのか悩む競馬ファンも少なくないだろう。そんな悩めるファンにオススメなのが、万馬券的中のプロフェッショナルである「暴露王」だ。

 この暴露王は業界でも屈指の万馬券的中に特化したプロ集団、今年は8月17日までに226本の万馬券を的中させており、その実力は誰もが認めるところ。そしてこのキーンランドカップに関しても、2008年に最低16番人気で勝利したタニノマティーニを本命に、3連単56万1610円・馬連7万1880円という超弩級の万馬券を的中させた実績がある。最低人気の超穴馬を本命にできるのは、ある意味異常なことだ。

 さらにこの夏競馬でも、6月27日の阪神11R水無月ステークスにて3連単119万7680円・3連複20万7220円を的中。競馬ファンにとって夢の100万馬券を仕留めているのである。こんな凄い実績は、スポーツ紙や競馬専門紙ではまず見られない。まさに競馬ファンにとって、最高の万馬券ハンターといえるだろう。

 そんな彼らは今週行われるキーンランドカップに関して以下のように語っている。

「すでに函館記念や中京記念、小倉記念などが大荒れの結果となっていますが、今年のキーンランドカップも波乱含みといって間違いありません。暴露王は競馬関係者と密接な関係にある、超ベテランの現役競馬記者と提携しており、他では入手できない内部情報を掴んでいます。

 その中には人気のダイアトニックが、なぜスプリンターズステークス前にこのレースを選んだのか。そういった陣営の思惑は、基本的に表に出ることはありません。しかしそんな関係者から本音を聞き出せるので、どの馬が買えるのか、どの馬を買わなくていいのか、その適切な判断が可能です。

 そしてそれ以上に注目すべきは、やはりこのレースで大逆転を狙う穴馬の存在。この穴馬は、実績やマスコミの表向きコメントでは見つけることができない、本当の穴馬。レースが終わったときに、なぜこの馬が激走したのか、競馬ファンもマスコミも唖然とするでしょう。あのタニノマティーニを思い出すスタッフもいますね。そんな存在がこのキーンランドカップに出走します。まさに夏競馬ならではのサマージャンボのような情報です。

 再来週からいよいよ秋競馬が開幕します。コロナウイルスの影響がどうなるかわかりませんが、JRAは感染防止のため今後も取材規制を継続するでしょう。となれば、必要なのは関係者から直接入手する本物の情報です。

 世の中には様々な情報が飛び交っており、その中には本物もあればまがい物も紛れています。しかし大事なのは、競馬ファンが本物の情報のみを手にすること。そのため、このキーンランドカップの情報を無料公開することが、競馬ファンが本物の情報を知るきっかけとなり、暴露王の価値を知っていただくことにつながると判断しました。

 本来であれば、極秘に処理される情報ですが、今回は特別にこの情報を無料で公開します。この機会に、競馬情報の真実に触れてください

 競馬ファンにとって万馬券は夢の馬券だ。しかし、一度も万馬券を的中させたことがないといったファンは少なくない。その理由のほとんどは、成績の良い人気馬に印を付けるマスコミの予想を参考にしているからだ。もちろんそれらの人気馬は好走する確率が高いので、結果的に的中するかもしれない。しかしその馬券は人気なので低配当になりやすい。

 そうした中で暴露王は、先述の119万馬券のように「常識では買えない馬」「普通に予想していては手が出せない馬に目をつけて万馬券を多く的中。彼らは年間300本以上の万馬券的中をノルマとしており、昨年は340本を的中。今年もすでに226本の万馬券を的中させているのだから、暴露王の情報を参考にすれば自ずと万馬券的中という結果はついてくるはずだ。

 そもそも暴露王は、凄腕の現役トラックマン(競馬記者)と提携することで、陣営・厩舎関係者から表には出せない本音を聞き出すことができる。例えば、宝塚記念で4着に敗れた1番人気サートゥルナーリアに関しても、暴露王は関係者から不安情報を独占入手していたという(しかも◎は同じ厩舎のキセキ=2着)。マスコミがあれだけ推した同馬に不安要素があったとするならば、そのマスコミがいかに信用できないかわかるだろう。

 今回暴露王は、今週行われるキーンランドカップの【勝負買い目】、さらに極秘入手の穴馬2頭を【極穴重賞直前リポート】にて公開するという。しかも素晴らしいのが、完全無料なのである。この情報を利用し万馬券を的中できれば、それはまさにサマージャンボ馬券だ。競馬ファンであれば、この情報を利用しない手はない。残り2週となった夏競馬、そしていよいよ始まる秋競馬に向けて、暴露王の情報力をしっかり確認しておこう。

CLICK→無料公開!【キーランドカップ・勝負買い目と極穴重賞直前リポート】暴露王

※本稿はPR記事です。

ドンキ運営元、訪日客消滅でも増収増益の秘密…ミリオンスター制で実力主義&権限移譲

 国内の経済活動は徐々に動き出しているが、本格的回復にはインバウンド(訪日外国人)の消費が不可欠だ。7月の訪日外国人数は前年同月比99.9%減の3800人。4カ月連続で実質ゼロの状態だ。訪日外国人はいつ戻ってくるのか。小売業はインバウンド向けをゼロとした業績予想を立てている。

 お盆前の8月13日の東京株式市場。ドン・キホーテ(ドンキ)などを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)の株価が急伸した。一時、前日比272円(11.7%)高の2594円と株式分割を考慮後の上場来高値を更新した。2021年6月期の連結純利益が前期比1.4%増の510億円になりそうだと12日に発表したのが材料視された。12年連続の増益見通しを好感した買いが集まった。

 売上高は1.1%増の1兆7000億円を見込む。20年6月期に420億円あった訪日客による売り上げはゼロになるとした上で、総合スーパー、ユニーが下支えするとみている。営業利益は1.3%増の770億円を計画。25年連続の増収、営業増益を目指す。年間配当は1株当たり16円と前期の15円から1円積み増す。

 市場ではインバウンド需要なしで増益を打ち出してきたことを評価する声が多い。ユニーの好調の背景にはユニーの売り場のドンキ化、「MEGAドン・キホーテUNY」への業態転換がある。PPIHは19年7月~20年3月期の連結決算を発表した5月の段階では、コロナの影響を見込んで20年6月期の業績予想を下方修正したが、会社側の予想が覆った。

 20年6月期の連結決算の売上高は前期比26.6%増の1兆6819億円。従来予想(24.2%増の1兆6500億円)を300億円強上回った。営業利益は20.4%増の759億円。従来予想(12.5%増の710億円)を大きく上回り、通期の営業増益は24年連続となった。純利益は6.9%増の503億円。減益見通し(2.3%減の460億円)だったが、一転して11年連続の最終増益で着地した。

 業績予想を上方修正するまでに持ち直したのはなぜか。

 コロナ渦中の20年4~6月の3カ月間の売上高は前年同期比1.5%増の4161億円、純利益は32.1%増の119億円と増収・増益を確保したことが大きかった。既存店の売り上げを見ると総合スーパーのユニーが業績を牽引したことがわかる。食品を中心に生活必需品が売り上げを伸ばした。4月を除き1月から一貫して前年実績を上回った。5月は6.4%増、6月は9.2%増と夏物衣料の肌着や部屋着などが売れた。7月も6.9%増と“ウチナカ需要”を反映して食品のほかゲームなどの玩具が好調を持続した。

 8月12日のオンラインでの業績説明会では冒頭、安田隆夫創業会長兼最高顧問のビデオメッセージが流された。安田会長は「新型コロナウイルスの影響で、優位な立地が都市部は駅近くから郊外型のロードサイド店舗へ、短期間かつ劇的に変わった。当社はインバウンド需要の蒸発をロードサイド店が補った」と述べた。

ドンキは全体売り上げの9.8%に相当する免税需要が蒸発

 ディスカウントストアのドン・キホーテは訪日外国人の大幅な減少により、時計やカバンなどブランド品の高額消費が見込めなくなった。3月から既存店売上高は前年同月を割り込んだ。3月は12.1%減、4月10.2%減と2ケタ減少したが、5月は3.0%減、6月は9.4%減と1ケタの減少で踏みとどまった。7月も9.6%減である。

 一方、テレビ会議用のカメラやイヤホンといった在宅勤務に伴う商品の販売が増えた。エアコンや扇風機、空気清浄機は手頃な価格帯の商品を揃え、売れ行きを伸ばした。コロナ下の新常態に対応した品揃えの強化でインバウンドの急激な落ち込みを緩和した。大阪、福岡、沖縄店はインバウンド依存度が高いことで知られる。

【ドンキの免税売上高構成比上位10店】(19年7月1日~20年6月30日)

順位  店舗名        売り上げに占める免税売り上げの割合

1.道頓堀北館(大阪)        80.5%

2.道頓堀店(大阪)         61.2%

3.道頓堀御堂筋店(大阪)      54.4%

4.国際通り店(沖縄)        48.5%

5.銀座本館(東京)         47.5%

6.なんば千日前店(大阪)      42.2%

7.名古屋栄店(愛知)        40.5%

8.福岡天神本店(福岡)       39.1%

9.京都アバンティ店(京都)     38.7%

10.新宿歌舞伎町店(東京)      37.7%

(道頓堀北館は休業中)

 中国からのクルーズ船の寄港地となっている大阪、福岡、沖縄の店舗は、インバウンド御用達の店として知られている。中国人観光客がカネを落とす大阪は、インバウンド景気に沸き、19年4月、ドンキ初の「インバウンド強化店」として道頓堀北館を開店した。

 しかし、今年2月以降、訪日観光客が激減し、ほぼゼロになった。インバウンド強化店の道頓堀北館は休業に追い込まれた。道頓堀店の免税売上高比率は19年6月期の71.6%から61.2%へと10.4ポイントダウン、道頓堀御堂筋店は66.5%から54.4%へ12.1ポイント下がった。全店でも9.8%から6.0%に落ち込んだ。今期は免税売上高がゼロになる。どうやって蒸発した免税売り上げを補うのか。

成果主義による各地域への権限委譲をテコに浮上策を練る

 PPIHは9月、商圏ごとに成果主義を取り入れた新たな店舗統治の仕組みを導入する。制度名は「ミリオンスター制度」。約100万人の商圏に1人の支社長を置く。支社長には、商圏内のドンキ、MEGAドン・キホーテUNYなどに対する予算や営業戦略の立案などの権限を与える。支社長は全国で100人ほどになる見通しだ。

 各商圏の支社長に権限を委譲し、成績に応じて報酬や処遇を決める。若手を抜てきするなど現場の工夫を引き出し、商圏に最適な品揃えや売り場づくりを進める。売り上げや利益などの成果に応じて成績を評価し、好成績をおさめた支社長には執行役員並みの給与を支給する。一方で下位2割程度の支社長は入れ替えの対象となる。

 インバウンドゼロのコロナ禍での環境変化への対応力を高めるのが狙いだ。創業者の安田氏が、創業会長兼最高顧問(取締役)として、ウィズ・コロナに対応した組織づくりの陣頭指揮を執る。

(文=編集部)

「千葉ジェッツふなばし」が目指す、企業との新たな関係性「イノベーションパートナー」

男子プロバスケットボールBリーグ「千葉ジェッツふなばし」(以下、千葉ジェッツ)は、スポーツチームと企業の新しい関係づくりを目指し「イノベーションパートナー」の制度を開始しました。同制度について解説する前に、基礎知識として現在の日本バスケットボールや「Bリーグ」の状況を電通 スポーツ事業局の宮崎舞花がお伝えします。

昭和の野球、平成のサッカー、そして令和のバスケ

2016年に開幕し、いよいよ5年目に突入するBリーグ。国内初のLEDコートと地上波生中継でインパクトを残した開幕戦以降、入場者数は毎年右肩上がり。オールスター、ファイナルなどのチケットは毎回即完売。更に、男子日本代表は44年ぶりのオリンピック出場権を獲得、そして21年ぶりにワールドカップへ自力出場を果たしました。八村塁選手のNBAドラフト1巡目指名の快挙も話題になり、日本バスケットボール界は、とんでもない時代に突入しています。

日本での競技人口は60万人を超えており、もともと高いポテンシャルを秘めていたスポーツでした。ここまで短期間で成長を遂げたのは、新リーグ発足がきっかけであることはビジネス面から見ても一目瞭然だと感じています。

さらに、JBA(日本バスケットボール協会)とBリーグは「バスケで日本を元気に!」をモットーに、代表とプロリーグの事業戦略を一括で実施。バスケ界とスポンサーが一緒に価値を生み出す形のスポーツ協賛に取り組んでいます。また、今年は両団体がALL BASKETBALLを目標に、5人制のみならず3x3や車いすバスケなど、さらなる協業を目指しています。日本バスケ界はいまだかつてない成長を遂げているのです。

今後も、最先端の通信環境を備えたスマートアリーナの整備が全国で進み、2023年に沖縄ではワールドカップが開催されます。いっそう「見るスポーツ」としての価値が上がり、新たなビジネスチャンスも劇的に増えることが期待されています。昭和の野球、平成のサッカー、と時代を象徴するスポーツが盛り上がりを見せてきましたが、「令和のバスケ」として、スポーツ面、そしてビジネス面共に革命を起こしていくのではないでしょうか。 

「千葉ジェッツふなばし」の新たな取り組み「イノベーションパートナー」とは?

千葉ジェッツふなばし 集合写真
※この写真は2019-20シーズンのものです。

ここからは、電通 第2統合ソリューション局の筧将英が新しいパートナーシップ「イノベーションパートナー」について解説します。

私は常日頃、企業のマーケティング課題と向き合っています。その中で「スポーツチームと何かできないか」、というアイデアは出るのですが、実現することは多くありません。現状、スポーツチームと企業のスポンサーシップの関係性は、スタジアムやユニホームに会社名のロゴが入り、社名を露出するものが大半です。

もちろん、その露出の力やスポーツを応援していることのブランド価値は小さくありません。しかし、スポーツと企業がもっと近づくことで、何かできることがあるのではないか、企業の課題解決の視点でも、より良い未来をつくれるのではないか、と考えてきました。

そんな課題感を持つ中、千葉ジェッツふなばしの田村征也社長との長期にわたる話し合いを経て誕生したのが、企業とスポーツチームの新しいパートナーシップ「イノベーションパートナー」です。

イノベーションパートナーについて

スポンサーという関係ではなく、共にビジネスをしていく「パートナー」を目指していくべきと考え、メニューの名前は「イノベーションパートナー」としました。チームと企業の関係性を変えていき、その結果、スポーツビジネスのあり方も変わっていく取り組みを実現したいと思っています。

「イノベーションパートナー」では、

  • ファンの方へアプリのDL促進などの「アクティベーション施策」
  • センシング技術を活用した新しいエンターテインメント検討のための「POC」(概念実証)
  • 選手のバイタルデータを活用した健康食品などの「R&D」(研究開発)

などが実施できます。
さらに、チームと共同でのビジネス開発なども想定しています。

イノベーションパートナーについて

活用できる千葉ジェッツのアセットは、選手・ファン・試合会場・ウェブサイトなど。選手のプレーの妨げにならないものであれば基本的に可能です。

活用できる千葉ジェッツのアセットについて
※写真は2019-20シーズンのものです。

10月開幕に向けて、どのようなプロジェクトを実施していくかについては、私を含めた電通内のプランナーチームが、企画設計をサポートします。

イノベーションパートナーの進め方

コロナ禍において、スポーツチームも企業も苦難の時が続きますが、これからの未来をつくるための一手として、新しい取り組みをご一緒できるパートナー企業を募集しています。興味のある方は、ぜひお問い合わせください。

リモートワークで見えてくる、マイノリティーの新しいチカラ

お互いの距離は離れていても、テクノロジーを上手に使うことで、今までよりも近くに感じられる。ちょっとした発想の転換で、まったく新たなつながりが生まれる。新型コロナをきっかけにして始まりつつある新しいライフスタイルは「リモコンライフ」(Remote Connection Life)といえるものなのかもしれません。リモコンライフは、Remote Communication Lifeであり、Remote Comfortable Lifeも生み出していく。そうした離れながらつながっていくライフスタイルの「未来図」を、雑誌の編集長と電通のクリエイターが一緒に考えていく本連載。
2回目は「AERA」の編集長・片桐圭子さんに伺いました。


<目次>
【リモコンライフストーリー#02】見えないものを見るチカラ
オンラインで見えなくなったものは、「想像力」で補う
2011年はボランティア元年。2020年は寄付元年!?
「マジョリティーとマイノリティー」が同じスタートラインに立っている
教育の原動力は「モチベーション」
鬱々とした時代に絶対に必要な「正義感とエンタメ」

 

【リモコンライフストーリー#02 】見えないものを見るチカラ

(ノザワ トモキ/金融会社勤務/44歳の場合)

リモート会議、リモート飲み会、リモート帰省……新型コロナをきっかけに、私たちのコミュニケーションの多くがオンラインで済ませられるようになってきました。しかし、「オンラインで見えるものには、限界がある」とAERAの片桐編集長は警鐘を鳴らします。「オンラインになると、今まで意識しなくても見えていたものが見えなくなります。例えば『あれ?今日は顔色が悪いな』とか『足をひきずってるように見えるけど、どうしたんだろう?』といった情報が、一切、入ってこない。そのことに、私たちはもっともっと敏感になるべきだと思いますし、情報を発信する人間として、そのことを常に意識しておく必要があると思っています」

そんな片桐編集長の示唆をもとに、新型コロナによって、見えなくなった問題とは何か?見えてきた課題は何か?「教育」や「障がい者の雇用」はどう変化するのか?ちょっとしたストーリーにまとめてみました。 

野澤友宏(電通1CRP局)

リモコンライフイラスト#02
イラストレーション: 瓜生 太郎

 

「オッケー」とトモキはPCの画面に向かって大きくうなずいて言った。「ここまでやってくれてればあとはこっちでなんとかする。お疲れさま」

リモート会議では、ちょっとした表情の変化が伝わりづらい。だから、なるべく大きなリアクションをしないと、相手に「ちゃんと聞いてくれていない」という印象を与えてしまうよう。PC画面の中で、入社したばかりの女性社員が「ありがとうございます」と満面の笑みを浮かべてから、両手を合わせて深々とお辞儀をした。彼女もまた、リモートでのリアクションを心得ていた。採用面接から入社後のオンボーディングまですべてリモートで行われているので、採用を担当したトモキ自身、まだ、彼女に会っていなかった。だから、彼女が車椅子に乗っているということを情報として知ってはいたが、その姿をなかなか想像できなかった。

リモートワークで仕事を進めることが増えることで、上司に求められるものもまた変わりつつある。会えば一瞬で分かることが、リモートでは分からない。PC画面に映る相手の顔色、声のトーン、背景写真で隠されている家庭環境、メールが来る時間……より一層、細やかに気を配り、画面の向こう側へと「想像力」を研ぎ澄ます。

「マジ、疲れる……」とトモキがPCを閉じてソファにもたれかかった瞬間、小学4年生になった娘のハナが帰ってきた。「今日はリオちゃんが遊びに来るからぁ」とハナが洗面所で手を洗いながら大声で言った。「玄関にあるパパの自転車、ちゃんと片付けておいてねぇ!」リオちゃんと同じクラスになってから、ハナの勉強に対する態度が変わったようだ。リオちゃんが熱っぽく将来医学の道に進むという夢を語るのを聞いているうちに感化されたらしい。

「マジで疲れたぁ……」とハナが目頭を指で押さえながらリビングに入って来る。ハナが通っている公立小学校でも、新型コロナの収束宣言を受けて、やっと授業が本格的に再開した。ただ、オンライン授業の体制が整ったおかげで、教室でも「授業の動画」を見る機会が増えたという。各自が不得意な科目の復習をするなど、「自習」はオンライン化されて「個別学習」へと変わろうとしている。先生たちは教室で授業をする時間を減らし、生徒一人一人にかける時間を増やしているようだ。どんな興味・関心を持っているのか。どこでつまずいているのか。勉強へのモチベーションを上げるために、どんな声がけをすればいいのか。「教える」こと以上に「ファシリテーター」としての役割が重要になってきている。そのおかげで、娘のハナの「医学部熱」も、先生が上手にキープし続けてくれているようだ。

「あれ?」とハナがリビングに置いてあった箱を指差して言った、「これ亀千のどら焼き?つぶれたんじゃなかったの?」「つぶれてないよ」とトモキはハナに向かって口を尖らせた。「大将が店をたたむっていうから、地元のみんなで協力金を募って、なんとか続けてもらうことにしたんだよ。こんなにおいしいどら焼きが食べられなくなるなんて、考えられないだろう?」

「ふーん」と言いながらハナがスマホを手に取り耳に当てた、「オッケー!じゃあ、迎えに行くね」リオちゃんが、マンションのエントランスに着いたようだ。
トモキは亀千のどら焼きを一つ手に取り、ほお張った。「マジ、うまい……」。お取り寄せで大抵の物は手に入るようになったが、やっぱり「出来たて」よりも美味しいものはない。

「パパァ!だから、自転車を片付けてって言ったじゃん!」「ごめんごめん……」と玄関に迎えにいったトモキは娘の友達を見てハッとした。娘の口から同じクラスの「リオちゃん」という名前はよく聞いていたし、リビングでZoomを使いながら一緒に勉強している姿も何度となく目にしてきた。今、玄関の扉の向こうで待っているリオちゃんを見て、いかに自分の想像力が欠けていたかを実感した。「お邪魔しまーす」電動車椅子に乗ったリオちゃんがトモキに晴れやかな笑顔を向けた。

(このストーリーはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません)

オンラインで見えなくなったものは、「想像力」で補う

上記の「リモコンライフストーリー」のヒントにさせていただいた「AERA」編集長・片桐圭子さんのインタビュー内容を、ぜひご覧ください。

片桐編集長

新型コロナの影響はあらゆるところに出てきますが、ネガティブな影響を少しでも少なくするために「想像力」の果たす役割が大きくなると思います。それは、「思いやり」と言い換えてもいいかもしれません。想像力を発揮して相手のこと考えることは、個人にとっても重要だし、チームや会社にも重要だと思います。そもそも、SNSを使ったコミュニケーションだと相手の顔が見えない分、「なんでこんなひどいことを……」と思えることまで言えてしまいます。そういうような状況が、直接会って触れ合う機会を制限されている中で拡大していってしまうと、とんでもないことになってしまう。想像力や想像したものが本当かどうか確かめる能力が、特に決定権がある人たちに求められるようになっていくのではないでしょうか。

2011年はボランティア元年。2020年は寄付元年!?

「知ろうとすること」が情報へのリテラシーを高める上ではとても大切です。少なくとも「自分は無知なんだ」ということを思いながらいろんな情報に触れようとする努力がますます大事になってきます。自分の立っている場所と全然違う場所にいる人のことを見たり聞いたりすることで、それこそ想像力もさらに育まれますし、有効なお金の使い方もできるようになると思います。欧米で言うところの「ノブレスオブリージュ」のような考え方はなかなか日本に根付いてきませんでしたが、今、その実現に向けて動き出している方々が増えてきています。震災がボランティア元年だとすると、新型コロナが日本にとっての寄付元年になるという意見もありますが、私もそう思います。寄付するためには自分に納得感がないとできませんし、そういう意味でも「知ること」「想像すること」がますます大切になってきます。

「マジョリティーとマイノリティー」が同じスタートラインに立っている
 

乙武洋匡さんが、AERA5月18日増大号のインタビューの中で「今まで僕らが『本当に困ってる』と言って声を上げてもまったく改善されなかったものが、誰も外出できないとなった途端に一気に改善された」とおっしゃっています。例えば、寝たきりの子が大学に通う時に、その子ひとりのためにオンライン授業をするなんて聞く耳も持ってもらえなかった。それなのに、緊急事態宣言が出て多くの人たちが「大学に通えない」となった途端に一気にオンライン授業になって、すごく不条理を感じたのだそうです。

乙武さんに指摘されるまで私自身その不条理に気づきませんでしたし、今までハードルが高かったところに立てるようになった人たちがいるということは、社会全体が知る必要のある情報だと思います。マイノリティーの方々とそうでない人たちが同じように「できない」状況が生まれたことによってやっと同じスタートラインに立つことができた、という言い方もできるかも知れません。同じスタートラインに立ったことで、マイノリティーの方々が持っている能力を社会全体が活用しやすくなるという側面も出てくるはずです。そういう状況は、コロナが収束してからも保ってほしいと強く思いますね。

教育の原動力は「モチベーション」
 

うちには小学5年生の娘がいまして、外出自粛期間中は同じテーブルで過ごす時間が長かったのですが、目の前で塾の宿題に四苦八苦している娘を見ていると「ただやらされている」という感じがして、親として勉強するモチベーションを与えられていないことに深く反省しました。自分のこれまでの仕事を振り返っても、心の底から「やりたい!」と思ったことしか身に付いていませんし、「いろんなことの源はモチベーションだな」と、今改めて実感しています。

だからこそ、今後の教育の肝は「モチベーション」にあると思っています。「何のために勉強するのか」がしっかり腹落ちできていればパワーになる。誰かに指示されて、頭だけで理解して「これをやっといたら、きっとこうなれるから」みたいな気持ちでやるのとでは理解の深みが違ってきます。それは、子ども達に限った話ではありません。編集長として、記者やデスクの人たちのモチベーションをどうやってサポートするかも課題だと思っています。

鬱々とした時代に絶対に必要な「正義感とエンタメ」

『AERA』の編集長として今やるべきことは、地道に取材して情報を出していくことしかありません。ただ、私自身、誰かをおとしめるようなことは大嫌いですし、センセーショナルな言葉であおるようなこともしたくありません。この鬱々とした時代に健全な情報と健全なエンターテイメントを届けるために、『AERA』は「正義感とエンタメ」の両方をちゃんと担保したいと思っています。困っている人の役にも立ちたいし、落ち込んでいる人の背中を押したいし、頑張ろうとしている若者は応援したい。ビジネスで必要なさまざまな情報・ニュースとともにエンターテインメントもしっかり届けながら、仕事に向かうモチベーションを高めるような雑誌。それが私が目指す『AERA』です。


【リモコンライフチームメンバーより】

今回の取材で浮き彫りになったリモコンライフにおいて重要な「思いやり」から見えてくるキーワードとは以下のようなものだ。

◉ 採用基準のバリアフリー化 
◉ 障がい者の雇用 
◉ モチベーション教育
◉ ティーチャーからファシリテーターへ 
◉ 公教育でも個別学習 
◉ 形を変えた寄付(応援消費・先飲み)
◉ マイクロ寄付/ローカル寄付/ジモト寄付

新型コロナウイルスで、私たちのライフスタイルはどう変わるのか──人々の暮らしの中にまぎれたささいな変化や日々の心の変化に目を向け、身近な “新常態”を未来予測し、新たな価値創造を目指したい。この連載では「リモコンライフ」という切り口で、その可能性を探っていきます。

コロナ患者受け入れ病院、経営悪化が限界…診療報酬の特例措置、健保組合が議論すら拒否

 倒産が頻発する飲食業やホテル・旅館業のような危険水域にこそ達していない。だが、コロナ禍にあって、医療機関の経営は深刻な状況に陥っている。

 7月27日、全国公私病院連盟は声明を発表した。公私病連は、全国自治体病院協議会、全国公立病院連盟、全国厚生農業協同組合連合会、日本赤十字社病院長連盟、全国済生会病院長会、岡山県病院協会、日本私立病院協会の7団体で構成されている。声明の内容は以下である。

新型コロナウイルス感染症の患者を受け入れている病院や病棟を一部閉鎖した病院の状況はもはや限界まで悪化し、なおかつ新型コロナウイルス感染症の患者を受け入れていない病院においても、その状況は悪化の一途を辿っており、地域医療体制を守る病院の経営は深刻な状況にある」

 病院経営はどれだけ悪化しているのだろうか。公私病連が加盟7団体の会員病院(計1481病院)に対して実施した調査(有効回答率50.2%)によると、医業収入は4月に前年同月比8.9%減、5月に16.0%減だった。要因は外来患者数と手術件数の減少である。

 外来患者延数は4月に前年同月比16.8%減、5月に24.9%減と減少率が拡大した。とくに顕著に減少したのは初診患者数で、4月に37.8%減、5月には42.9%減だった。一方、手術件数は4月に14.0%減、5月には30.3%減にまで落ち込んだ。

 病院だけでなく診療所の業績も急落している。日本医師会によると、今年5月の入院外総点数(入院外保険収入)の前年同月比は20.2%減だった。小児科と耳鼻咽喉科では総点数が50%以上減少した例もある。院内感染を恐れた患者・患者家族による受診抑制がほかの診療科よりも著しかったのだ。

 その結果、5月の医業利益は有床診療所が360万円の赤字、無床診療所は120万円の赤字だった。都道府県医師会の調査には切迫したコメントが寄せられている。

「慢性疾患の患者から、長期処方や、電話等で投薬を求める要請が多くなったことで、経営を圧迫している」(内科)

「収入が激減し、人件費も賄えない。月に3日臨時休業を職員に取得してもらい、雇用調整助成金を申請中である。しかし、焼け石に水であり、このままだと職員の離職にもつながりかねない」(小児科)

「コロナ疑い患者を最初に診るのは地域の開業医である。このままでは多くが閉院し、それらの負担は基幹病院を脅かす」(耳鼻咽喉科)

補正予算でも不足

 こうした苦境に対して、第一次補正予算で医療分として「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金」1490億円、第二次補正予算で同1兆6279億円が確保された。一次補正の対象は、空床確保、宿泊療養の体制整備、応援医師派遣などの支援。二次補正では、一次補正の対象事業への交付金増額とともに、新規事業メニューとして

・重点医療機関の病床確保

・患者と接する医療従事者への慰労金の支給

・新型コロナ疑い患者受入れのための救急・周産期・小児医療機関の院内感染防止対策

・医療機関・薬局における感染拡大防止の支援

が追加された。さらに一次補正・二次補正とは別に、重症・中等症の新型コロナ患者への診療評価の見直し、PCR・抗原など検査体制の強化、福祉医療機構の優遇融資の拡充などが支援される。

 いずれも都道府県を経由して執行され、一次補正分は7月から執行が始まり、二次補正分は8月中に執行される予定だ。さらに診療報酬でも、重症・中等症の新型コロナ患者へ診療の見直し(診療報酬の3倍引き上げ)や、重症・中等症の新型コロナ患者の範囲拡大など特定的な措置が講じられている。

 これらの支援措置の効果が評価されるのはこれからだが、早くも予算不足を指摘する意見が出ている。日医の中川俊男会長は7月22日の定例会見で「第二次補正予算による各種の支援金については疲弊した医療機関に応えるだけの額に至っていない。スピード感をもって第二次補正予算の予備費の活用が必要だ」と主張した。公私病連も冒頭で取り上げた声明で「ハイリスク・ローリターンの病院診療報酬の抜本的な改善が必要である」と言及した。

議論そのものに反対

 ところが、さらなる診療報酬での対応には、議論そのものに反対する意見が出ている。7月22日に開かれた中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)の総会で、診療側委員の松本吉郎・日本医師会常任理事が、診療報酬上の特例的な対応を含めて十分だったかどうかの議論を提言したところ、支払側委員の幸野庄司・健康保険組合連合会理事はこう主張した。

「新型コロナの臨時的な対応が医療機関の経営に及ぼす状況を把握することは否定しないが、診療報酬に絡めた議論をすることは明確に否定しておく。中医協はそういう場ではない」

 さらに幸野委員は、中医協事務局を担当する厚労省に「診療報酬を絡めて議論することが前提でないことを明言してほしい」と迫った。この要請に対して、厚労省保険局の森光敬子医療課長は回答を避けた。

「どのような議論をするかは中医協で決めてもらうことだと思っている。どういうふうに議論してはいけないとか、するべきだということは、私の口から申し上げることではないと思っている」

 次回の中医協総会は8月下旬頃に開かれるのだろうが、どんな展開になるのか――。

(文=編集部)

防音室、個人ブース…在宅ワーク対応型マンション&戸建てが続々、オンライン内見可能

 例年なら、マンションや建売住宅などの分譲住宅では、秋の販売シーズンを目指して新商品が続々と発表される時期ですが、今年はコロナ禍もあって例年ほどではありません。しかし、今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、これまでにない特色を持った物件が数多く登場しています。オンライン内見などを活用して、密にならない範囲で見学などをしてみてはどうでしょうか。

マンションなのに玄関に土間がある?

 最近は、注文住宅や建売住宅で玄関に土間を設け、手洗いできるようになっているプランが増えています。その考え方が、新築マンションにも採用されるようなってきました。そのひとつが、野村不動産が2020年11月から神奈川県藤沢市で販売を開始する『プラウド湘南藤沢ガーデン』です。JR東海道本線・小田急江ノ島線の「藤沢」駅から徒歩10分、総戸数93戸の中規模マンションです。

 かつての日本の住まいには土間があって、そこでホコリを落とし、荷物を置いてオンからオフに、あるいはオフからオンに気持ちを切り替えたものです。『プラウド湘南藤沢ガーデン』でも、玄関サイドにワイドなフリー空間を確保した「DOMA-STYLE」を設けました。広い玄関スペースには窓が設置されていて、風通しがよく、そのまま洗面所に入ることができます。いまどき、玄関に窓があるマンションはそうありません。これも住まいの換気を重視するウィズコロナ時代ならではでしょう。

 この土間から洗面室、バスルームに入ることができるようになっていて、居住スペースに入る前にウィズコロナで不可欠な手洗いができ、場合によってはそのまま服を脱いで、シャワーやお風呂を使うこともできます。玄関周りで、外部からウイルスを持ち込むのをシャットアウトできるようになっているわけです。

「書斎」のあるマンションが増えている

 何十年も前の日本の住まいでは、重厚な雰囲気の書斎のある家が少なくありませんでしたが、高度成長時代以降、いつの間にかなくなってしまいました。分譲マンションや建売住宅のほとんどは、女性目線が重視されて、男性の居場所はほとんど意識されていないのが現実ではないでしょうか。

 しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で在宅ワークが増えた結果、自宅内にワークスペースが必要とされ、それが書斎の復活につながっています。先の野村不動産の『プラウド湘南藤沢ガーデン』でも、書斎の付いたプランが設けられていますし、三井不動産レジデンシャルなどが、東京都中央区勝どきで2020年11月から販売を始める予定の『パークタワー勝どきミッド/サウス』もそうです。鉄筋コンクリート造の地上58階建て、45階建てのツインタワーで、総戸数は2786戸というメガマンションです。

 ウィズコロナを意識して、3階にはカンファレンスルーム、個人ブース、ビッグテーブルや防音室などを用意、あらゆるテレワークに対応できるように配慮しています。仕事に集中したり、打合せや各種の作業などに対応できます。

 専有部でも、在宅勤務の増加に対応して、自宅で仕事に集中できる書斎がついたプランを設定しています。大手不動産会社の新築マンションで本格的な書斎が登場するのは久々のことです。

分譲マンションで初めて「NURO光connect」導入

 在宅ワークで仕事に集中し、効率を高めるためには快適なネット環境が欠かせません。その点、日鉄興和不動産などが2020年12月から販売開始予定の『センドリームプロジェクト』は、新築分譲マンションとしては、日本初となる通信速度最大2Gbpsの超高速回線「NURO光connect」を導入します。

 ほかにもウィズコロナに対応したさまざまな設備が導入されます。たとえば、壁面が情報スクリーンになる「エントランスホール」には、ソニーPCLが企画した時刻や気象情報と連動した映像コンテンツが流れ、毎日の生活に彩りを添えます。また、ワークスペースや寛ぎの空間として自由に利用できる、最新キッチン家電などを体験できる「マルチラウンジ」、子どもたちが学び・遊び・交流できる「ファミリーラウンジ」などが設置されます。

 この『センドリームプロジェクト』、JR相模線「海老名」駅から徒歩5分、小田急小田原線・相鉄本線の「海老名」駅からは徒歩8分の場所に位置します。建物は鉄筋コンクリート造の地上15階建てで、総戸数は1000戸です。神奈川県海老名市という場所柄、58平方メートル台の2LDKが3200万円台からというのも魅力のひとつかもしれません。

分譲マンションでは初の非接触型エレベーター

 いろんな対策を進めているマンションですが、一戸建てに比べるとエントランス、エレベーター、共用廊下などで人と人の接触機会が避けられません。そこから、クラスターが発生しないとも限らないので不安ですが、そのひとつであるエレベーターに関して、新たな対策が登場しました。

 日鉄興和不動産が2020年4月から販売を開始した『(仮称)横浜市中区翁町二丁目共同住宅』がそれで、神奈川県横浜市中区にあって、鉄筋コンクリート造地上11階建て、総戸数39戸の小規模マンションです。JR根岸線の「関内」駅から徒歩5分という希少性の高い場所にあり、1LDKが中心の単身者向けのマンションになります。

 エレベーターには赤外線ビームセンサーを用いた「非接触ボタン」が採用されます。ボタンに手をかざすだけで、エレベーターホールでエレベーターを呼ぶことができ、当時に行き先階も登録できます。これまでの指でタッチする方式と同様に、簡単で安全に利用できます。

 また、写真にあるように、エレベーター乗り場のインジゲーターに、混雑度が5段階で表示されるのも安心。それを見れば、「混んでいるから歩いて行こう」などと即座に判断することできます。また、エレベーターには専用クーラーが設置され、シャープの「プラズマクラスター技術」を活用して、エレベーター内の空気を浄化する機能も搭載されています。

家飲みで夫婦の絆を強める「うちdeバル」

 一戸建ても負けていません。いえ、一戸建ての延床面積の平均はマンションの専有面積を大きく上回っているので、マンションに比べてさまざまな面でウィズコロナ対応がしやすくなっているといっていいでしょう。

 たとえば、積水ハウスが2020年8月に発売をスタートした『ファミリー スイート おうちプレミアム』は、同社の独自工法による大開口、大空間を活かしてさまざまな面でアフターコロナに対応したライフスタイル提案を行っています。「在宅ワーク」「おうちでフィットネス」「うちdeバル」の3つかならなり、積水ハウスの鉄骨戸建て住宅、木造戸建て住宅の全商品で採用できるようになっています。

 まず、「在宅ワーク」に関しては、「ファミリー スイート」の大空間を活かして、デスクやテーブルの後ろに家具を置くだけで仕事に集中できるコーナーをつくり出せるようになっています。「おうちでフィットネス」は、なかなか外出できないなかで、運動のモチベーションを継続するには、それにふさわしいスペースの確保が欠かせないということで、大空間のなかに専用や兼用のフィットネススペースを設置できるようになっています。さらに、「うちdeバル」は、気軽に外飲みできないウィズコロナでは、自宅での飲食機会が多くなります。

 この「うちdeバル」は、夫婦が楽しく飲むためには演出も重要という考えのもと、照明、家具などで隠れ家的なバーのような非日常的空間を演出することができるようになっています。

 

リフォームで理想的なテレワーク空間

 家を新築したり、マンションを買ったりする予算がない人は、リフォームでウィズコロナに対応する方法もあります。

 たとえば、注文住宅やリフォームなどを手がける早稲田ハウスでは、快適な環境で仕事ができ、安心して眠れる空間として『究極の寝室』の販売を行っています。早稲田ハウスは自然素材を活かした家作りやリフォームに定評がありますが、その一環として、写真にあるような『究極の寝室』づくりを行ってきました。(1)床・壁・天井に隈なく炭塗り、(2)床に宮崎県産の天然木オビ杉貼り、(3)壁に天然成分の稚内産天然珪藻土塗り、(4)抗菌効果を有する抗酸化水溶液噴霧――といった4つの天然素材でつくり上げるもので、8年前に開発して以来、180例を設置してきましたが、花粉症などのアレルギーに苦しんでいた人たちから、「ぐっすり眠れるようになった」と好評で、2020年8月にはNHKで取り上げられるほどの評判になりました。

 そのため、このほど新築やリフォーム向けに、この『究極の寝室』を、6畳で標準施工価格200万円(税別)で販売を行うことになったそうです。きれいな環境で、仕事に打ち込みたいという人にはうってつけではないでしょうか。

(文=山下和之/住宅ジャーナリスト)

安倍首相再び慶應病院入りの裏で官邸と自民党が先週よりもさらに露骨な「健康不安」煽動! 前日から「明日、受診」の情報をリーク

 本日24日、連続在任期間が佐藤栄作を抜いて歴代最長となった安倍首相が、先週につづいてまたも慶應義塾大学病院を受診した。  病院を再び受診するという情報は昨夜から報じられ、「明日は病状について会見を開いてそのまま辞任か」「麻生太郎副総理が首相代行と発表するのでは」「8月解...

石田純一がコロナバッシングで「組織に狙われている」と語った理由! ネトウヨの電凸にさらされ続けた結果、追い詰められ…

 石田純一叩きがどんどんエスカレートしている。4月にコロナ感染して以来、事あるごとに非難を浴びてきたのは周知のとおりだが、先週18日「週刊女性PRIME」が「石田純一「組織が俺のことを殺そうと…」大バッシングで唱えはじめた“黒幕説”」なる記事を配信したことで、ネットではさら...