JRAシンハライト「1番仔」セブンサミットが今週デビュー! 来年2月「引退」石坂正調教師の「集大成」、好調・福永祐一で盤石の態勢か

 生命を繋いだ母の分まで……。

 30日(日)、新潟芝2000m戦で、オークス馬の仔セブンサミット(牡2歳、栗東・石坂正厩舎)がデビュー予定だ。

 母は現役時代に6戦5勝と活躍した名牝シンハライト。

 桜花賞(G1)こそ宿敵ジュエラーの豪脚に屈したが、敗戦はその1度のみ。新馬戦、紅梅S(OP)、チューリップ賞(G3・現G2)とデビューから3連勝し、桜花賞を挟んで、オークス(G1)、ローズS(G2)を連勝と、「世代最強」牝馬としての呼び声も高かった。

 しかし、秋華賞(G1)へ向けて調整されていたシンハライトに屈腱炎が判明。その後の良化が見られず引退する運びとなる。

 そんな、非運の運命を辿ったシンハライトだが、その初仔であるセブンサミットは健康優良児としてスクスクと成長。牧場時代から「綺麗で大きなトビ」を見せると高い評価を受けてきた。

 母シンハライトがデビュー戦で430㎏だったのに対し、本馬は500㎏前後。502㎏でデビューした、父モーリスの雄大な馬体を受け継いでいると言えそうだ。

 父モーリスが圧勝で飾った衝撃の引退レースは、距離2000mの香港カップ(G1)。父の産駒は新潟で既に3勝を挙げており、「稍重」や「不良」で勝ち切っている事からも、開催が進んだ今の新潟2000mをこなす可能性は高そうだ。

 ただ、唯一の心配は来年の2月いっぱいでの引退が予定される石坂正調教師である。

 過去には、ジェンティルドンナ、ヴァーミリアン、ベストウォーリア、ブルーメンブラットと多彩な名馬を育て上げた名伯楽だが、近年は引退に向けてペースダウン。2016年のシンハライト以降G1勝ちはおろか、重賞勝ちにも見放されている。

 しかも、来年の2月で引退という事は、石坂調教師本人が本馬をクラシックへ送り出すのは不可能。モチベーション維持など、問題は少なくないだろう。

 ただ、ここは母シンハライトから受け継いだ「絶好の機会」であるのも確か。クラシックは無理でも、息子であるセブンサミットで暮れの2歳G1を目指すことはできる。

 鞍上は、先週の北九州記念(G3)を制した福永祐一騎手を確保。ここ2週で7勝と好調なジョッキーを迎え、盤石の態勢を築き上げてきた。

 19日は栗東CWコースで、レースでも騎乗する福永騎手が跨り、併せ馬で追い切りを行った本馬。先行する馬が遅かったこともあり時計自体は目立たないが、「想定内」と陣営の予定通り調整は進んでいる。福永騎手も「追ってからがいいし、とてもいい馬」と手応えを掴んでいる様子で、デビュー戦を迎えるに当たって不安のない状態で出走を迎えられそうだ。

 母がリタイアしたクラシック戦線だが、それを補う丈夫な馬体を父から受け継いだセブンサミット。

 石坂正調教師の「集大成」が、本馬で見られる事に期待したい。

妻が怪しい性的セラピーに没頭…三人の子を抱える夫がとった行動とは?

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

GettyImagesより

 エセスピリチュアルや疑似医学をベースにした科学的根拠のない健康法。そんな「トンデモ」の沼へ、家族がハマってしまった体験を語ってもらう「身内がトンデモになりまして」シリーズ。当連載では長年「子宮系女子」をウォッチングしてきていますが、今回は妻が子宮系にハマったという30代男性N氏の体験談です。

 子宮系女子とは、当初「子宮の声に従って生きれば、健康も運もお金も愛情も手に入る!」と言わんばかりの教義を掲げ、セミナー活動や「女性性開花」を謡うアイテムやサービスを販売する女性たちのこと。

 現在は、中心人物である元・子宮委員長はる氏(現在は八木さやと改名)により自己開示することで集客しようという「自分ビジネス」なるメソッドへ方向転換中ですが、「御まん託(性器の霊視)」「自分メディカル(Web講座のレビューは遠隔エステ!やら遠隔整体!やら謎の単語が飛び交ってます)」など、相変わらずの香ばしさは健在。

JRAサトノアーサー重賞制覇よりも“帰省”のリフレッシュ効果!? 「勝率30%超え」戸崎圭太が新潟で無双状態になった理由とは……

 先週の新潟開催で活躍が印象的だったのは、江田照男騎手ではないだろうか。

 土曜のメイン日本海S(3勝クラス)では、14番人気ソロフレーズで勝利。3連単の配当が672万円という驚異の大万馬券を演出した。日曜も、6Rの新馬戦を3番人気 フレンドパルで制し、最終レースも6番人気ゼヒニオヨバズで逃げ切り勝ちと、次々と穴をあける大活躍だった。

 実は、その江田騎手を上回る成績を新潟で残していたのが、戸崎圭太騎手だ。

 先週末の戸崎騎手の成績は[4-2-2-5]で、勝率30.8%、連対率46,2%、複勝率61.5%だった。単勝回収率は158%で江田騎手の733%に及ばないが、それ以外は新潟で騎乗した他のジョッキーを圧倒している。また、勝率では札幌で騎乗したC.ルメール騎手の29.4%をも上回る数字だ。

 昨年、11月に落馬負傷した戸崎騎手。今年の5月に復帰を果たし、これまでに23勝を挙げて関東リーディング13位まで浮上している。16日の関屋記念(G3)ではサトノアーサーを勝利に導き、復帰後初の重賞制覇となった。

 関東を代表するトップジョッキーが着実に調子を取り戻している。そこに来て、先週の好成績。これにはあることが影響しているかもしれない。

 詳細については本サイトをご確認いただきたいのだが、『競馬ラボ』の連載インタビューコラム『週間!戸崎圭太』にて近況を報告している。

 19日、戸崎騎手は交流競走に騎乗するために、復帰後初めて古巣・大井競馬場を訪れた。その時に、昨年の落馬事故の加害馬に騎乗した矢野貴之騎手から「帰ってきてくれて嬉しく思うし、一緒に乗れることが嬉しい」と喜ばれたことを明かしている。また、矢野騎手について「責任を心の中に感じながら乗っていたと思います」と戸崎騎手は心配していたようだ。

 落馬事故から8か月、久々の再会に2人は胸の奥にあった“心配事”がスッキリしたのではないだろうか。戸崎騎手は「矢野も吹っ切れて、ガンガン乗って、いい騎乗をみせてほしいと思います」と話しているが、これは自身にも当てはまるかもしれない。

 それから3日後に、新潟競馬場で戸崎騎手は大活躍。少なからず、大井競馬場を訪れたことはいい方向に働いたのではないだろうか。

 今週末の新潟2歳S(G3)で戸崎騎手は、同コースの未勝利戦で4馬身差をつけて勝ったショックアクションに騎乗予定。今年2勝目の重賞制覇があってもおかしくないだろう。

 すでに夏競馬は終わりに近づいているが、戸崎騎手の調子はまだまだ右肩上がりのはずだ。

神戸山口組でまたしても大御所が引退…山健組にも「分裂」の危機感高まる

 2015年に六代目山口組から割って出て、神戸山口組を設立させた立役者といえば、当時の肩書でいうと、四代目山健組・井上邦雄組長、二代目宅見組・入江禎組長、俠友会・寺岡修会長、池田組・池田孝志組長、正木組・正木年男組長といわれていた。

 この「5人の大御所」のなかでも、特に正木組長は神戸山口組設立に関して中心的な役割を果たしていたと業界関係者のなかではいわれていたのだが、その正木組長が8月7日付けで、神戸山口組の若頭補佐という重職だった二代目黒誠会・剣政和会長と共に引退していたことが判明したというのだ。

「7月下旬には、正木組長は剣会長と共に、引退を申し出ていると噂になっていました。池田組長が神戸山口組の執行部から退いてしばらくした後【参考記事「神戸山口組へ大物武闘派が移籍」】、正木組長も総本部長の職を退任し、執行部を外れて、舎弟に直っていたんです。この退任劇の際も、神戸山口組内部で何かが起きているのではないかと噂になっていました。神戸山口組の発足時、正木組長が果たした役割りには大きなものがあったと見られていたからです。反面、そのため六代目山口組サイドから正木組長に向けられている目は厳しいものがあったといわれていました」(ヤクザ事情に詳しい記者)

 結果、正木組長は執行部からの退任だけに留まらず、今回引退することになり、神戸山口組を去ったというのである。

 一方で、神戸山口組から離脱し、今後は一本(独立組織)で運営を行なっていくと表明した五代目山健組は、8月20日に会合を開催。執行部の増員が図られたというのだ。

 「新たに若頭補佐が2名増員されたようだ。その席上で、現在拘留中の中田浩司(五代目山健組)組長の帰りを待っている、いわゆる“残留派”といわれる山健組直系組長らに対して、なんらかの処分を下すべきだという話も出たというのだ。残留派の直系組長らも『あくまで自分たちの親分は、中田組長である』と表明しているといわれていたのだが、離脱派は、中田組長の意向に背いて、神戸山口組に彼らが残っていることを問題視し出したのかもしれない。今のところ、離脱した中田組長に対して、神戸山口組から処分などは出されていない。対して、山健組離脱派が、残留派に対して処分を下すような事態になれば、それは『神戸山口組に残る者は、山健組として認めない』ということになってくるのではないか」(業界関係者)

 現在、五代目山健組は離脱派と残留派に“分派”したような形で、両組織が互いのスタンスを一定程度は認め合っているようにも見えるが、仮に残留派に処分が下されるようなことがあると、それはもう「山健組の分裂」と表現せざるを得ない状況になるのではないか。

 神戸山口組設立後、関係者間でいわれていたのは「ケンカは山健組、資金力では池田組、メディアなどを使いさまざまな戦略を立てているのが正木組」というもの。ところが、現在の神戸山口組は、この3つの重要な組織を失った状態になったのである。

 今後、神戸山口組はどうなっていくのだろうか。設立からまる5年、当初とは大きく様変わりした同組の今後に注目が集まる。

(文=山口組問題特別取材班)

JRA新潟2歳S(G3)人気の盲点となるアノ馬が距離延長にも確かな手応え! 高配当呼ぶ”青い鳥”見つかった!?

 30日、新潟競馬場では夏の2歳マイルチャンプを決める新潟2歳S(G3)が開催される。過去、このレースを優勝した馬からは18年ケイデンスコール、15年ロードクエストがいずれもNHKマイルC(G1)を2着と好走している。

 開催時期は8月と早いが、単なる早熟馬の集まりという訳でもない。

 13年の勝ち馬ハープスターをはじめ、2着のイスラボニータ、11年2着ジャスタウェイが後のG1馬となったように、スピードだけで押し切れないマイルの距離と、新潟の長い直線を勝ち切れる底力を求められるレースだ。

 今年はディープインパクト産駒シュヴァリエローズとキズナ産駒フラーズダルムに人気が集まりそうだが、人気の盲点となりそうなのがブルーバード(牝2、美浦・中舘英二厩舎)だ。

 血統的に父リーチザクラウンは地味かもしれない。だが、現役時代は後のG1馬が3頭揃った伝説の新馬戦でアンライバルドの2着に敗れたものの、3着ブエナビスタに先着。翌年の日本ダービー(G1)でもロジユニヴァースの2着に入った。気性的な難しさもあって、馬名のようにG1には手が届かなかったが、記録よりも記憶に残る1頭だっただろう。

 そんな父の血を継ぐブルーバードは新馬戦とダリア賞を連勝。しかも、2戦とも致命的とも思える展開から逆転する味のあるレース内容だった。馬体重410キロ台と小柄な牝馬に似合わないパワーとセンスを兼ね備えている可能性が高いのだ。

 素質の片鱗は既に新馬戦(芝・1200m)から見えていた。このときの福島競馬場は雨の影響から時計を要する力のいる馬場だった。スプリント戦で出遅れる不利がありながらも、完全に勝ちパターンで抜け出した1番人気馬を後方から外を回す競馬で差し切った。レースの上がりを0秒8も上回ったのは夏の福島開催で古馬を含めてもこのレースのみだ。

 これにはコンビを組んだ柴田大知騎手も「スタートは今一つでしたが、最後は弾けてくれました。この先が楽しみです」と褒めつつも「距離はギリギリ、マイルまでもてば」と距離延長を懸念するコメントを残している。

 次走で陣営が試したのは勿論、距離延長である。200m伸ばした新潟のダリア賞(OP・芝1400m)を選択した。このレースには新馬戦を4馬身差で圧勝したジャカランダレーン、ドゥラメンテ産駒アルコルターレの一致打ちの下馬評で、ブルーバードは2頭から大きく離された5番人気の評価に過ぎなかった。

 だが、ここでもブルーバードは最高のパフォーマンスで陣営の期待に応えた。スタートは一息ながら後方3番手を追走して断然人気のジャカランダレーンを前に見る形。直線に入って先に動いたジャカランダレーン目掛けて追い出すも、外にいたユイノチャッキーに押し込められるような格好。苦しい展開になりながらも、一瞬の隙を見逃さずに外に進路を確保すると一気に突き抜けた。

 この勝利によって柴田大騎手の感触にも変化があった。レース後に「距離は1600mぐらいまでなら。道悪馬場も大丈夫でした」とコメント。マイルでも対応可能な手応えを掴んだようだ。

「スタートに課題はありますが、とにかくデビューから2戦の内容が秀逸です。どちらもブルーバードにとって有利な展開ではなかったにもかかわらず、余裕を持って差し切り勝ちを収めています。

小柄な馬体ですが、稍重と重で連勝しているようにパワーもありますし、良馬場ならさらに切れる脚を使ってくれそうですよ。この時期の2歳牝馬としては、抜群のレースセンスの持ち主といえるでしょう」(競馬記者)

 唯一の懸念材料があるとすれば、過去10年で【0.1.0.23/24】と絶望的な前走ダリア賞組の成績かもしれない。

 それでも、ここまで圧倒的な勝ち方を見せているブルーバードなら、何とかしてしまいそうな期待をせずにはいられない。

 人気の盲点となっているだけに、幸せの”青い鳥”が高配当を運んできてくれそうだ。

佐々木希、渡部建を助ける「過去とはサヨナラ」発言! 嫌われ役を買って出た?

 ファッションモデルで女優の佐々木希。2017年にお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建と結婚し、18年には第一子を出産しているが、今年6月に発覚した渡部の“トイレ不倫”問題以降、何かとネガティブな話題が続く彼女が見せた驚きの姿が話題を呼んでいる。

 佐々木は8月23日、日本テレビ系の特番『24時間テレビ愛は地球を救う』内で行われた『笑点』のコーナーにスペシャルゲストとして出演。

 お笑いコンビ・テツandトモとともに、彼らの持ちネタである「なんでだろう」を踊り、顔芸のパートでは変顔を披露したほか、大喜利にも参加した。座布団運びに加え、今回の『24時間テレビ』のテーマである“動く”にちなみ、「動」という漢字を使ったオリジナルの漢字を作るコーナーでは回答者となった。

 この際、動くにさらに動くを重ねた漢字で「我が息子」と答えて喝采を集め、秋田県出身者らしく「鬼に動くと書きまして、なまはげ」という回答も飛び出し、司会の春風亭昇太から座布団をもらうと、嬉しがる様子を見せていた。

 この件について、ネット上では「子どもを産んでてこれだけ可愛いのは本当にすごい」「やっぱり美しいは正義だわ」と、その美貌を称える声が上がる一方で、「こんな美人を妻にしといて、浮気をする渡部ってヤバい奴じゃない?」「笑点メンバーが渡部についてイジらなかったのは残念だよね」と、渡部の不倫問題に波及した声も多数あった。

 また、「旦那が仕事ができないから、笑点にも出なくちゃいけないのか」「甲斐性がない旦那を持つと大変だよね」と、現在渡部が芸能活動を自粛していることが、今回の佐々木の出演に繋がったのでは?と指摘する声も少なくない。

「佐々木さんと言えば、渡部の不倫問題に対して『私が支えていく』と周囲に発言したことがニュースサイト『文春オンライン』に報じられるなど、渡部と夫婦関係を継続する意思を見せているとされていました。

しかし、9月2日発売のファッション誌『anan』(マガジンハウス)に佐々木さんが表紙やロングインタビューで登場することが、日刊スポーツなどの各メディアによって報道され、その中に『今回のことがあって、周りのみなさんに私はどれだけ愛されているのかが、本当によく分かった』『少しずつ前向きになれたような気がします。過去にとらわれて過ごすのは嫌だと思いました』など、意味深な発言をしているそうなんですよ。

ただ、24日の『東スポWeb』によれば、テレビ関係者に対して、渡部を使うように営業をかけているとも報じられていましたし、現在の夫婦仲がどうなのかは、闇に包まれた状態だと言えます。

とはいえ、不倫した渡部を許すような形になっている佐々木さんに対して、『渡部を思い出して不快』『今は佐々木希も見たくない』という声も上がるなど、批判の声が出ていることも確か。このまま自身がしばらく一家の大黒柱になるにしても、全盛期のような露出は望めないのではないでしょうか」(芸能ライター)

 夫には浮気される、それによって自身にも批判の声が集まるなど、傍から見れば散々ともいえる状況の佐々木だが、今回のような思い切った出演を行うのは、渡部を守るためか、それとも将来離婚した後の活動への足がかりか――。

 それは本人にしかわからないが、以前では考えられないような姿を見せた佐々木に対して、世間が驚いたことは確かなようだ。

JRA「セレクションセール2020」閉幕! 最高取引額は7200万円「想定外」の大盛況に涙する生産者も

 売却総額は過去最高を記録……大盛況のうちに幕を閉じた。

 24日、「セレクションセール2020」(日高軽種馬農協主催)が北海道新ひだか町の北海道市場で開催された。

 セレクションセールとは、主に日高地方の生産馬が取引される1歳馬の競り市で、ホッコータルマエなど数々のG1馬を輩出。

・ホッコータルマエ(チャンピオンズC、帝王賞2回、川崎記念3回、東京大賞典2回、JBCクラシック、かしわ記念)
・サニングデール(高松宮記念)
・フィールドルージュ(川崎記念)
・ロジック(NHKマイルC)
・メルシーエイタイム(中山大障害)
・ビッグアーサー(高松宮記念)

 近年でも、今年の高松宮記念(G1)3着馬で、今週のキーンランドカップ(G3)に出走するダイアトニックや今年の宝塚記念(G1)で3着に入り、波乱の立役者となったモズベッロなど、G1戦線で活躍する競走馬を送り出している。

 毎年7月の中旬に行われる競り市であるが、今年はコロナウイルスの影響で8月に延期。コロナの影響が売り上げに影響しないかが心配されていたが、昨年を上回る盛り上がりに関係者にも笑顔がこぼれた。

2019年
売却率:83.47%
売却総額(税別):28億7340万円

2020年
売却率:82.51%
売却総額(税別):32億6300万円

「主催者側も生産者側も、思ったより盛り上がったとびっくりした様子でしたね。中には嬉しさのあまりに涙する生産者もいて、その喜びが伝わってきましたよ」(競馬記者)

 上場馬も豪華で、比較的若めの種牡馬を中心に、計225頭(牡159頭、牝66頭・欠場2頭)の多彩な顔触れがラインアップ。

 そんな中、最高額で取引されたのは「キルシュワッサーの2019」。昨年の最高額3600万円を大幅に上回る、7200万円(税抜き)で落札された。生産者は(有)天羽禮冶牧場で、父ドゥラメンテ、母父サクラバクシンオーという血統構成。落札したのは、レッツゴードンキやストレイトガールなどのオーナーとして知られる廣崎利洋HD(株)であった。

 2番目に高額だったのが「スマッシュハート2019」。生産者は(有)酒井牧場で、父キズナ、母の父キングカメハメハという血統構成。落札したのは、リオンリオン、マイスタイル、ミスパンテールなどのオーナーとして知られる寺田千代乃氏で、6000万円(税抜き)で落札された。

 また、唯一ディープインパクト産駒として注目された「ティズウインディ2019」は、3番目に高額な5800万円(税抜き)で落札された。
こちらも生産者は(有)酒井牧場で、父ディープインパクト、母父ティズナウという好相性の配合。キセキなどを所有する石川達絵氏により落札された本馬は、母が米G2勝ち馬で近親に米G1で5勝のバンシーブリーズがいるという血統だ。

 本日からはセレクションセールに引き続きサマーセールが開催。こちらもセレクションセール同様、コロナウイルスを吹き飛ばすような盛り上がりに期待したい。

「ミスター・デンジャー」松永光弘が明かす飲食店危機の乗り越え方

 

 1989年、FMW後楽園ホール大会で日本初の「有刺鉄線デスマッチ」を行うなど、プロレスラーとして活躍した「ミスター・デンジャー」こと松永光弘氏。各団体で激闘を繰り広げる一方、1997年にステーキハウス「ミスターデンジャー」をオープン。2009年にプロレスラーを引退してからは、ステーキ店の店長として奮闘している。

 ただ、飲食業界といえば、新型コロナウイルスの感染拡大で多くが危機に立たされているのは、すでに周知のとおり。今年、オープン24年目を迎えた「ミスターデンジャー」も例外ではない。

■「ミスター・デンジャー」松永光弘が明かす飲食店危機の乗り越え方

 「ミスターデンジャー」もまた、2週間以上にわたる長期休業を余儀なくされたという。

 ただ、この店はこれまでにも何度もピンチを乗り越えてきた。2001年の狂牛病騒動はステーキハウスを直撃するものであったし、2008年のリーマン・ショック、2011年の東日本大震災でも売り上げが激減した。それでも、さまざまな策を練って困難を打開してきた。

 『デスマッチよりも危険な飲食店経営の真実―オープンから24年目を迎える人気ステーキ店が味わった―』(松永光弘著、ワニブックス刊)では、失敗を何度も繰り返し、そこから学んだこと、どんなピンチも創意・工夫で乗り越えてきた、松永氏のサバイバル哲学が紹介されている。

 2001年、日本国内で初の狂牛病が発覚した時を見てみよう。松永氏の店は、全ての牛肉をアメリカからの輸入肉で賄っていたので最初は「そこまで影響はないだろう」と考えていたが、国産かどうかにかかわらず、「牛肉を食べるのは危険だ」という世間の空気ができてしまったことで、客足は離れてしまう。

 そして、国内の狂牛病騒動が収まってきたときに、今度はアメリカでも発生が確認され、アメリカからの輸入が全面的に禁止されてしまう。この事態を予想し、輸入肉を買いだめしていたが、キープできるのは数カ月分。時間稼ぎはできても、いずれは輸入禁止の影響を受けるのは予想できる状態だったという。

 ステーキ屋であれだけ儲かったのは、アメリカからの輸入肉が安かったから。その肉の価格が高騰したら、利幅は大幅に減ってしまう。アメリカからの輸入牛に代わる肉はオーストラリア産。けれど、オーストラリア産の牛肉は、当時それまでの仕入れ値の3倍に高騰していた。ギリギリまで粘るも、デンジャーステーキの値上げをすることを松永氏は決断する。

「シレッと値上げしてもこれはダメだな」と考えた松永氏が、大威張りで値上げを告知する方法を考えた結果編み出したのが、「自虐広告」だった。「音(値)上げ宣言」と大書きされたタペストリーに「牛肉高騰に音を上げて…恐縮ながら値を上げました」のキャッチとともに「お安く見やがって!」と怒る牛に松永氏が踏みつけられるイラストが描かれている。

 このタペストリーは、思いがけなく「バズる」ことになった。常連のウケも良く、店の前を通りがかった若い女性たちが写真を撮り、SNSで「こんなバカな看板がある」と拡散したことで、新規客獲得につながったのだ。

 さらに、松永氏は狂牛病騒動を乗り越えるべく、次々と策を仕掛けていく。格安で入手していた肉の部位の入手が難しくなり、今までのボリュームを維持できなくなると、さらに安い部位の肉を仕入れ、今まで以上に手間暇をかけ、これまでと同じくらいに柔らかさを再現。加えて、「再値下げ」を実施。1,980円だったセットメニューを2,300円に値上げしていたが、2,000円に値下げ。収益は下がるが、お客さんが離れていくことを阻止した。

 狂牛病騒動の経験から、すぐに「こうしよう!」と決断し、実行に移すことの大事さを松永氏は学んだという。「どうしよう、どうしよう」と迷っていたら、同業者に先を越されてしまう。状況をよく見て、即断即決することが大切なのだ。

(T・N/新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

JRAモズスーパーフレアはスプリンターズS(G1)勝ち負け必至!? 最大のライバルはグランアレグリアよりもアノ馬か

 23日、小倉競馬場で開催された北九州記念(G3)はレッドアンシェルが優勝。スプリンターズS(G1)に直行で向かうことを表明した。

 また同レース2着のモズスーパーフレア(牝5、栗東・音無秀孝厩舎)も同様に直行する見込みだ。

 同馬の北九州記念からスプリンターズSのローテーションは昨年と同じ。G1有力馬の場合、セントウルS(G2)からスプリンターズSが王道とされているが、陣営にとっては予定通りのようだ。

 昨年、快勝したオーシャンS(G3)から中3週で挑んだ高松宮記念(G1)では15着に惨敗してしまった。このときコンビを組んだ武豊騎手がレース後に「いつものダッシュがなかった。走りが硬かったし本来の走りではなかったね」とコメント。音無調教師も「本調子になかった」と首をかしげた。

 この苦い経験を糧に、昨秋は中5週とゆとりがある北九州記念からスプリンターズSへ向かったことが、勝ったタワーオブロンドンから半馬身差の2着という好走に繋がったと見てもいいだろう。

 今年の北九州記念でも再び敗れはしたが、レース後に松若風馬騎手が「最後は止まってしまいましたが、久々の分でしょう。叩いて良くなると思います」とコメントしたように陣営に悲観の色はない。

 モズスーパーフレアの着実なパワーアップは、北九州記念の時計でも明らかだ。良馬場で行われた昨年の走破時計は1分08秒5の4着だった。これに対し、今年は稍重馬場で行われたにもかかわらず、1分08秒1で駆け抜けている。

 それもG1馬となった今年は、昨年から1.5キロ増の56.5キロを背負っての2着である。CBC賞(G3)を逃げて楽勝したラブカンプーや、アイビスサマーダッシュ(G3)の覇者ジョーカナチャンらの快速馬の出走があったにもかかわらず、スピードの違いを見せつけるように楽に先頭に立った。

 勝ち馬のレッドアンシェルにこそ後れを取ったとはいえ、ハイペースを味方に追い込んだ他馬を封じたことは大いに評価されていいだろう。発表された馬体重はデビュー最高となる508キロの14キロ増であり、使われての良化も期待が出来そうだ。

 また、この快速ぶりがスプリンターズSの行われる中山・芝1200mで大きな武器となる。モズスーパーフレア自身、この条件はこれまで重賞を含めて5戦して3勝2着2回と連を外したことのない得意条件である。

「スプリンターズSは過去にも多くの逃げ馬が穴を開けているように、前に行った馬に有利な傾向が強いです。ゴール前に急坂があるとはいえ、直線距離は310mと短いのが特徴です。

勿論、力のない馬が押し切ることは難しいですが、重賞クラスの馬が楽に先手を取った場合、後続馬が捉えることは非常に困難なコースという側面もあります」(競馬記者)

 今年のスプリンターズSには、安田記念馬グランアレグリアや昨年の覇者タワーオブロンドンらの強敵も出走を予定しているが、いずれも中団から後方待機を得意としている馬である。

 地力強化が顕著な現在のモズスーパーフレアであれば、差し馬に有利な傾向にある北九州記念から、快速ぶりが活かせる舞台に替わり、圧倒的に条件が好転するだろう。

 同馬にとっての脅威はむしろ、直接対決で差し切られた相手であるレッドアンシェルなのかもしれない。春の高松宮記念(G1)と合わせスプリントG1を春秋連覇すれば、最優秀短距離馬の座も見えてくる。

パチンコ「ハマリ救済」機能の評価は…「勝率が上がる」など“起爆剤”となるポテンシャルを証明!?

 メーカーやホールにとって非常に気になる調査報告が発表された。

 日々、最新の業界ニュースを発信する「グリーンべると」の記事によると、アンケート調査によって対象者の約半分が「遊タイムが遊技動機になる」と回答したという。パチンコに新しく搭載された「ハマリ救済機能」の評判は上々のようだ。

 この調査は月1回以上パチンコを行うユーザー500人を対象にしたアンケートの結果をまとめたもので、主に技術上の規格解釈基準の緩和によって認められた時短機能に関する質問が中心になっている。

 この新しい時短機能は、特定の回転数で時短が発動する「遊タイム」、大当り終了後の100回転以上のロング時短、特定出目など大当り以外の発動契機から突入する時短モード(突サポ)の3つが主だった内容となっている。

 この中で、「遊タイム」の認知度は抜群で、おおよそ2/3の対象者が「知っている」と答え、この機能が「遊技動機となる」としたファンがほぼ半数の49.8%にのぼった。

 ただ、遊技頻度や年代によってその意識には差があり、頻繁にパチンコを楽しむ若い世代ほど認知率が高くなるようだ。このあたりはパチスロのそれとも重なる傾向にも思える。仕組みが複雑になるほど若年層に針が振れるのである。

 このあたりの意識の差が今後「遊タイム」を筆頭にした新たな時短機能搭載機種やパチンコのトレンドにどう影響を与えるかは興味深いところだろう。

 ちなみに、遊タイムの遊技動機として最も高い理由は「大当りに期待が持てる」。ほかの「勝率が上がる」や「お金がかかりにくくなる」といったパチンコの外堀の話ではなく、純粋に「当てたい」という欲求がパチンコファンに強く根付いていることを示すような結果となった。

 とはいえ、「大きなハマリを回避できる」「面白い」といったゲーム性に関わる理由がそれほど票を伸ばしていないので、パチンコにおける“勝負”の要素が重要であることに違いはない。

 一方、遊タイムが遊技動機にならない理由で1番目だったのが「お金がかかる」だ。一見矛盾した回答に思えるが、要は、ある程度まで打ってしまうと遊タイム発動回数まで遊技を継続しなくては損をしてしまうといった意識が働き、結局はいつもより投資額がかさむことになる状況を懸念したものであろう。

 正しく仕様を理解していれば、どこでヤメていいのか、どこから追うべきなのか、適切な立ち回りを実行できるのだが、調査でも明確になった高齢層の実態がそれを妨げることは容易に想像できる。

 それを示すかのように、遊タイムが遊技動機にならない理由のほぼすべてで50代、60代が高い割合を占めているという。このあたりは今後の課題にもなるところだ。

 良くも悪くも多くのパチンコファンから注目されている、遊タイムを筆頭にした新しい時短機能。今回の調査では、これからの業界の“起爆剤”となるポテンシャルを指し示したのではないだろうか。