大都技研「パチスロ新機種」を発表!『番長』シリーズにも動き!?

 パチスロ6号機市場において圧倒的存在感を放っている大都技研。昨年リリースした『Re:ゼロから始める異世界生活』は、6号機を代表するヒット作となった。

 その後も「超Aタイプ」と銘打たれた『PYRAMID EYE』を導入するなど、新時代でも特別な存在感を放っている。その手腕が改めて評価されている状況だ。

 そんなヒットメーカーが待望の新機種を発表した。

 パチスロ新台『いろはに愛姫』の機種ページを公開。スペックなどの情報は紹介されていないが、ユーザーからは熱い視線が注がれている。

「かねてより噂されている人気シリーズ『吉宗』かと思われましたが、『政宗』シリーズに登場した愛姫を題材にした機種でしたね。チャンスキャラとしての位置付けであり、プレイヤーの認知度は高いですから反響は見込めると思います。

やはり注目したいのはゲーム性。高い目押し力を要する設定Cを搭載した『バンバンクロス』など画期的なマシンを発表してきた大都さんですが、本機も特徴のある仕様となっているみたいですね。

『システムが斬新すぎる!?』と関係者の間では早くも話題です。『プレイヤーの洞察力が出玉に繋がる』といった興味深い情報も存在。『これは流行る』『ディスクアップ超えるヒットも!?』との声が続出しています。仕上がりが非常に楽しみです」(パチスロライター)

 6号機の最大ヒット作『Re:ゼロから始める異世界生活』をリリースするなど、他メーカーを一歩リードしている印象の大都技研。

「システムが斬新すぎる!?」との情報も出ている『いろはに愛姫』もユーザーの支持を得られるのだろうか。今後の動向に注目したいが……。

 同社が誇る「キラーコンテンツ」たちに関する情報も目立つようになってきた。以前から囁かれていた「アノ機種」に関する新情報が浮上し大きな話題だ。

「開発の噂が絶えなかった『番長』シリーズですね。ここへきて『ようやく適合!?』『GW商戦時期に登場する可能性あり』と囁かれています。具体的な時期を口にする関係者が多いことからも、真実味は高いのかもしれません。

『HEY!鏡』が発売されたとはいえ、6号機としての正統後継機を待っているファンは多いですからね。さらに今年は『押忍!サラリーマン番長』が認定切れとなります。是非とも登場に期待したいところです」(パチスロ記者)

 長きに亘り活躍を見せる『押忍!番長』シリーズ。最新作が間もなく登場するのだろうか。2020年も同社から目を離すことができない。

ワールドマスターズゲームズ2021関西 エントリー開始で記念イベント

ワールドマスターズゲームズ(WMG)2021関西組織委は2月1日、21年に関西広域で開催する同大会(共催=日本スポーツ協会、日本障がい者スポーツ協会)への一般エントリー受け付けを開始し、港区の東京ミッドタウンで記念イベントを行った。
会場モニター

WMGは、4年に1度、夏季オリンピック・パラリンピックの翌年に開催される、世界最大級の生涯スポーツの総合競技大会。おおむね30歳以上のスポーツ愛好家であれば誰でも参加できる。
アジア圏初の開催となる同大会は21年5月14~30日の17日間、関西広域(13府県政令市)で公式35競技59種目と、オープン競技を実施。過去最大規模となる、国内外から5万人の参加者を目標にしている。

武井、杉村、岡崎氏

記念イベントには、大会応援大使のタレント武井壮さん、アンバサダーに就任した元衆院議員の杉村太蔵さん、元スピードスケート選手の岡崎朋美さんが掛け付け、トークを展開した。
1997年日本陸上競技選手権の十種競技優勝者の武井さん、学生時代にテニスに打ち込み国体で優勝した杉村さん、そして長野オリンピックスピードスケート銅メダリストの岡崎さんは、それぞれの経験を踏まえながらスポーツの素晴らしさをアピールし、年齢を重ねてからでもチャレンジできるWMGの魅力について語り合った。

2017年のオークランド大会で元プロテニスプレーヤーのジェームズ・グリーンホール選手と対戦した杉村さんは「こういう大会でしかできない経験。手加減してもらいながら勝たせてもらった。何年に1回あるかないかのサーブが決まった」と興奮気味に話し、スカッシュ元世界チャンピオンのサラ・フィッツジェラルド選手と熱戦を繰り広げた武井さんは「ポイントも取って、結構いい勝負をした。でもその後、サラが本気を出してボコボコにされた」と笑いながら当時を振り返り「WMGに参加すると、国を代表するような選手と対戦できる。そのドキドキを楽しめるのもこの大会の魅力」と熱く語った。

今年1月、オーストリアで開催されたウィンター・ワールドマスターズゲームズ2020インスブルックのスピードスケートに出場し、500、1000メートルの2種目で金メダルを獲得した岡崎さんは、「引退して6年がたち、練習環境も整わなかったが、陸上トレーニングで補った。久しぶりに表彰台に上がれてうれしい」と笑みを見せ、「皆さんもやればできると思う。チャレンジしてほしい」と呼び掛けた。

スポーツ診断 武井氏
スポーツ診断 杉村氏
スポーツ診断 岡崎氏

3人は、体の動きをセンサーで検知して、AIが適正なスポーツを診断する「Dig Sports(ディグスポーツ)」を体験した。
杉村さんは反復横跳びに挑戦して、カヌー(スラローム)、野球、ソフトボールが向いていると診断されると「テニスが入っていない」と苦笑いも「カヌーには縁がなかったが、新しい自分を発見できた。頑張ります」とポジティブに受け止めていた。垂直跳びにチャレンジした岡崎さんはソフトボール、野球、柔道向きと診断され「ソフトボールは小学校の時にやっていたが、誰かが失敗すると怒るのでチームプレーに向いていない」と、自分は個人競技向きのアスリートだと自己診断した。
50メートル走で好タイムを記録した武井さんは、バレーボール、ラグビー、バスケットボール向きと診断され「ラグビーは今目を付けているスポーツ。ラグビー界のレジェンドたちとチームをつくって出場しようかと話している」と目を輝かせた。

武井氏決意
杉村氏決意
岡崎氏決意
フォトセッショ

 最後に3人は「できる限り多種目に出たい」(武井さん)「テニスで記憶に残るサーブを決める」(杉村さん)、「10キロロードレースで上位を狙う」(岡崎さん)と、各競技への出場を宣言し、多くの人の参加を呼び掛けた。
同日、会場では同大会を紹介するブースや一般来場者による体験コーナーや、鳥取県で開催される「グラウンド・ゴルフ」体験エリアが設けられ、多くの参加者でにぎわった。
大会公式サイト:https://wmg2021.jp/

 

 

JRAヴァンドギャルド「チャンプロード」爆走夜露死苦!? 東京新聞杯(G3)淀の借りは府中で返す!?

 9日(日)東京競馬場で東京新聞杯(G3)が開催される。昨年は後の春秋マイル王・インディチャンプが制しているレースだ。今年はヴァンドギャルド(牡4歳、栗東・藤原英昭厩舎)の久々の重賞挑戦に注目したい。

 ヴァンドギャルドは3歳時にクラシック前哨戦のきさらぎ賞(G3)と毎日杯(G3)で1番人気に推されるも、4着、3着に敗れる。続くアーリントンC(G3)はかかり気味で精彩を欠き9着に惨敗し、その後休養に入った。

 休養明けは9月の1勝クラスから再始動し、大外を回りながら2馬身差をつける圧勝。夏の成長ぶりを見せつける結果となった。勢いそのままに、2勝クラスでも2馬身半差をつける勝利。次走のウェルカムS(3勝クラス)は着差こそ半馬身だったが、着差以上の強い勝ち方だった。

ウェルカムSはジャパンC(G1)と同日に行われた。金曜からの雨の影響で、馬場状態は重馬場。しかし、ただの重馬場ではなく、比較的荒れていない外側の芝に雨がたまり、荒れている内側の芝に水が溜まっておらず、内のほうが伸びるという特殊な馬場だった。

そんな馬場状態にもかかわらず、ヴァンドギャルドは内で逃げ粘る馬を、外から見事に差し切った。ジャパンCは内をついた馬が勝利していることからも、ヴァンドギャルドの能力の高さがうかがえる。今後の重賞戦線での活躍を期待させるパフォーマンスだった。

また昨年の勝ち馬インディチャンプもアーリントンCの敗戦後、連勝でオープン入りして東京新聞杯に挑んだ。そしてこの重賞初制覇をステップに、春秋マイル王の座に駆け上がった。「前例」のある縁起のいいローテーション、まさに「チャンプロード」だ。

 さらに縁起のいいことに鞍上は昨秋以降手綱をとっていた福永祐一騎手が予定されている。前走のウェルカムSは騎乗停止期間だった同騎手に代わり、岩田望来騎手が手綱をとったが、今回はコンビ復活となる。福永騎手は昨年のインディチャンプにも騎乗しており、東京新聞杯2連覇がかかる。

 マイル王の背中を知る福永騎手がヴァンドギャルドの重賞初制覇、そして自身の今年初重賞制覇をかけて東京新聞杯に挑む。

 そして同日、京都競馬場ではきさらぎ賞が開催される。明け4歳・ヴァンドギャルドにとって、1年前の淀のリベンジを府中で果たしたいところだ。

パチンコ「暗黒期」にお手上げ!?「勝負の綾」をたぐり寄せることができるか……「命運」を賭けた一戦!!

 

 当らない、連チャンしないのパチンコ暗黒期真っ只中の町男でしたが、前回『真・ゴジラ甘』が多少火を吹き、復調の兆しを見せたところ。

 しかし、安心するのはまだ早い。この暗黒期の厄介なところは、一度くらいツキを見せたところで、それがダミーだったりします。疑似2連ガセ。思わせぶりでスカすやつです。

 つまり、次の台が試金石となるわけですが、これがどうにも微妙な結果。

 打った機種は『ぱちんこCR真・北斗無双219ver』。ポイントとなるのは、ハマらずに初当りを取れるか。確変50%を引っかけられるか。RUSH突入時には、ミドルバージョンほどの継続率はないので連チャンできるか、といったところ。

 しかし、初当りが305回転。ST入らず。時短引き戻しでRUSHねじ込むも単スルー。うーん、運が良いんだか悪いんだか……。引き戻しの大当りも「七星チャージ」の4Rと、わりと薄いところ引いたし、全体的にはやはりまだダメな印象。これは気を引き締めないと。

 本日2台目は『CRスーパー海物語IN沖縄4桜バージョン』。打ち始めの回転数が「676」と前任者がだいぶハマっていた台です。このハマリ台を打つ時にも、自分の調子が色濃く反映されるもので、バイオリズムが良い時はすぐに当りをものにできます。絶好時には数回転から2、30回転も回せば大当りする、お座り一発レベルの引きが炸裂するものです。

 逆にダメな時は、前任者の不調を覆せないどころが同調してしまい、より深いハマリの闇へと私を誘います。こうなると本当に当る気がしなくなるので要注意ですね。

 このハマリ台において、運・不運とか、ツキがあるとかないとか、調子の良し悪しを見る際の勘どころは「激アツ演出」。最初に出てきた激アツで当ればOK、外すとアウト。特に、その機種固有の高信頼度演出においてその傾向が顕著になる感じです。

 今打っている『海』シリーズでいえば、もちろん「魚群」ですね。果たして、私が打ち始めて82回転目、通算785回転でその時がやってきました。マンボウの連続演出からワリンチャンスに発展し、魚群が出現! 見事にこの変動で大当りです。

 と、全然悪くない、むしろ復調の兆しを感じたのですが、連チャンが3回と絶妙に微妙な結果に。完全にどっちつかずのI want youですね。迷走を深めた町男です。

 さて、3台目は『CRぱちんこ魔法少女まどかマギカ まどかver.』です。偶然にも、ここまですべて人気機種のライトミドルバージョン。これはこれで運が良い。調子を整えるには格好の環境です。

 逆にいえば、ここで是が非でも調子を回復させておきたい場面ではあります。こうやって舞台が整った状況でつまずくと傷を深めるばかり。今後の流れを決める「勝負の綾」をたぐり寄せることができるか。命運を賭けた一戦です!

 ……町男のソウルジェムは解放されませんでした。

 確率内で大当りしたものの、15%のRUSH直撃はもちろん、なんのチャンスアップも発生しないまま「ワルプルギスの夜」であっさり敗退です。

 それにしても最近の1種2種混合機におけるRUSH入らないっぷりときたら、やばいですね。4機種打って1回だけ。しかも、その1回が『甘ゴルゴ』。こっちも暗黒期でした。

 コンプリート台 66台
 現在の持ち玉 23165発
 現在の収支 +11565発

(文=大森町男)

JRA根岸S(G3)モズアスコット「衝撃の新星」初ダートも難なくクリアでフェブラリーS制覇に手応え十分

 2日に開催された第34回根岸S(G3)は、連覇を狙う昨年の勝ち馬コパノキッキング、近走地力強化が著しいミッキーワイルド、それ以外にもワイドファラオ、ワンダーリーデル、ダノンフェイスなど多彩な顔触れが揃った。

 23日に行われるフェブラリーS(G1)を占う意味でも注目のレースとなったが、勝ったのは芝G1・安田記念馬の初ダート挑戦が注目されたモズアスコット

 レースはコパノキッキングが好スタートからハナに立つ勢いだったが、外枠からドリームキラリが譲らずに主張。これを先に行かせてコパノは2番手を追走、前半3Fは35.0と平均やや速めのラップを刻む。

 ワイドファラオは4番手、そのあとにミッキーワイルド、ダノンフェイスなど有力どころが続いた。

 モズアスコットはスタートで痛恨の出遅れをしたものの、C.ルメール騎手は冷静にリカバリー。中団やや後方の外目をキープしつつ、砂を被らずにポジションを上げていける位置取りを進んだ。

 終始楽な手応えで直線入り口では早くも8番手まで押し上げると、残り400mからのGOサインで一気に加速、一杯に追うコパノキッキングを尻目に悠々と突き抜けた。

 全体ラップ12.5-10.9-11.6-12.3-11.9-11.6-11.9と息を入れるタイミングがなく、淀みのない流れは、逃げ先行勢に厳しかったことは否めない。だが、コパノキッキングがマークされる側だったとはいえ、モズアスコットは同じ58キロを背負っていた上に出遅れる不利があっただけに、やはり完勝といえる内容だった。

 レース後にC.ルメール騎手は「強かったです。今日のレースぶりなら1600mのフェブラリーSも大丈夫でしょう」と本番の手応えをコメント。

 管理する矢作芳人調教師は「母方の血統や走りっぷりからダートも大丈夫と考えていました。この後はフェブラリーSへ向かいます。その先はオーストラリアのレースを考えています」と海外遠征も視野に入れていることが発表された。

 モズアスコットがこのままフェブラリーSも勝利すれば、芝・ダートの両G1制覇の偉業を達成することになる。また、近年では安田記念、フェブラリーSで勝利を収めたのはアグネスデジタル以来。

 陣営によるとまだまだ完調手前だったということで期待は大きくなるばかり。我々競馬ファンとしてはうれしい誤算で、楽しみが増えたといえそうだ。

◆過去にJRAダート重賞を勝利した芝G1馬
ホクトベガ(エリザベス女王杯、フェブラリーS)
クロフネ(NHKマイルC、ジャパンカップダート)
アグネスデジタル(マイルCS、安田記念、天皇賞・秋、香港C、フェブラリーS)
イーグルカフェ(NHKマイルC、ジャパンカップダート)
アドマイヤドン(朝日杯FS、フェブラリーS)
アジアエクスプレス(朝日杯FS、レパードS)
モズアスコット(安田記念、根岸S)
※世代限定戦以外の芝G1馬ではアグネスデジタルに次いで2頭目

JRA「歯車狂った」プリモシーン復活は? 「状態良好」陣営の工夫とは

 2月9日(日)に開催される東京新聞杯(G3)。一昨年の勝ち馬はG1競走3連勝を置き土産に引退したリスグラシュー、昨年の覇者インディチャンプは統一マイル王に輝いた。近年の勝ち馬の活躍により、出世レースとして注目されている1戦に、復活を誓うプリモシーン(牝5歳、美浦・木村哲也厩舎)が出走を予定している。

 昨年、プリモシーンは福永祐一騎手とコンビを結成すると、始動戦のダービー卿チャレンジT(G3)で2着と結果を出す。その後、向かったヴィクトリアマイル(G1)では上がり最速の脚を使い、勝ち馬とタイム差ナシの2着。あわや勝利という惜しい競馬を見せた。

 中京記念(G3)でも牡馬相手に3着と好走したことで、G1制覇も目前かと思われていた。だが、次走の府中牝馬(G2)で歯車が狂い始める。1番人気に支持されていたプリモシーンは、出遅れると最後の直線でもいつもの伸びを欠き、15着と殿負け。続くマイルチャンピオンS(G1)には、W.ビュイック騎手を背に挑戦するも11着と、2戦続けて二桁着に終わっていた。

「府中牝馬Sは前走から+12キロの506キロで出走。ノーザンファーム天栄から帰厩した際には520キ口くらいあったと聞いています。馬体を大きくしようとする意図があったようですが、一部の関係者たちからは『距離が伸びるのに大丈夫か?』と不安視されていましたよ。

 そして、その不安は的中し、まさかの惨敗。次走のマイルチャンピオンSでは馬体重こそ落ちていたものの、この敗戦が尾を引いたのか11着に終わっています。ただ状態さえ整っていれば、まだその実力は一線級にも引けを取らないはず。ここで復活の狼煙をあげてもらいたいですね」(競馬誌ライター)

 陣営としても昨年後半の失速を気にしているようだ。「netkeiba.com」の取材に対し、木村調教師は「放牧先では食生活を抜本的に変えるなど工夫」したといい、「今回は毛ヅヤも良いですし、状態も良い」と明かし、また「昨秋は馬場に入る時でも妙にドッシリとしていたのですが、今回は良い頃のようにうるさい面を見せています」などと語っている。

 今回鞍上にM.デムーロ騎手を迎える予定のプリモシーン。同馬の狂った歯車はもとに戻ったのだろうか? ここが今後を左右する試金石となりそうだ。

JRA川田将雅&中内田「悩ましい……」リアアメリア桜花賞直行でダノンプレミアムと「究極の選択」へ

 

 昨年のアルテミスS(G3)を勝利したリアアメリア(牝3 栗東・中内田充正厩舎)が、前哨戦を挟まず4月の桜花賞(G1)に直行することが、所属するシルクレーシングのホームページで発表された。

 リアアメリアは昨年6月のデビュー戦を圧倒的な強さで制すると、続くアルテミスSでは大外から上がり最速33.0秒の豪脚で差し切り勝利。「新怪物」として大いに注目を集めた。

 しかし迎えた大一番阪神JF(G1)では、レシステンシアが歴史的なレコード逃げ切りで観衆の度肝を抜く影で、終始行きっぷりの悪さを見せ6着と完敗。

 「原因をこれから探したいです」と川田将雅騎手もお手上げといった雰囲気だった。

 とはいえ両馬とも一流の素質であることは誰もが認めるところ。2020年の始動戦がどこになるかが注目されたが、牝馬クラシック第一戦に直行することとなった。

「デビューから気難しさを露呈させていたリアアメリアですが、阪神JFはそれがモロに出てしまった印象で、まだレースに集中できていない弱さがありそうです。立て直しに時間がかかるのかもしれません。

 現在は外厩設備も充実していますし、直行がそれほど問題視されない時代。と考えれば、リアアメリアの桜花賞直行も悪くはなさそうです。『狙いはオークスでは』という見方もありますが、距離的に未知数ですしね。

 また、中内田厩舎は『トライアルに強い』のも事実で、前哨戦を挟まないほうが逆にいい、という見方もあります」(競馬ライター)

 一部では「結局桜花賞も回避しそう」なんて意見もあるが、果たしてどうなるだろうか。

 もしこれが本当だった場合、同厩の「アノ馬」と、主戦の川田将雅騎手の兼ね合いが気になるところだ。

 

「4月11日にクイーンエリザベスS(豪G1)が開催されますが、こちらにダノンプレミアムが出走予定なんです。

 リアアメリアと揃って川田将雅騎手が主戦ですが、桜花賞はその翌日で、日豪で連続騎乗は不可能。

 川田将雅騎手がどちらを選ぶのか、あるいは中内田厩舎がどのような判断を下すのか、にも注目が集まります」(同)

 いずれ劣らぬ素質馬。川田&中内田両氏にとって悩ましい選択となりそうだ。

プロレスを見て「面白い!」と思うのはなぜか。現役選手が教える「表現としてのプロレス」

 

 普段見ているバラエティやドラマなどのテレビ番組。演劇やライブ・コンサートなどのステージ。感動を誘い、時には大笑いを促す映画。

 そうしたものを観たとき、あなたの中に生まれた「面白い」「感情移入した」「分かりやすい」といった感情がどこから来たのか考えたことはあるだろうか。つまり、「なぜ面白いのか」「なぜ分かりやすいのか」といったことを考える、ということである。

 これを突き詰めて研究していくと、どんな表現においても、人を感動させたり楽しませたりするものには「型」「定石」「ルール」のようなものがあることが分かってくる。

■アメリカのプロレス団体WWEで知った「サイコロジー」

 ツイッターに自身のプロレス論を投稿し、しばしば物議を醸すこともある現役プロレスラー・TAJIRIさん。2018年8月5日の「プロレスってスポーツでも格闘技でもない。表現の世界だとオレは思う」という文章から始まるツイッターの投稿(*1)には、「格闘技じゃないの?」といった批判のコメントも寄せられた。

 しかし、この「表現の世界だと思う」というTAJIRIさんの言葉は、自身の多彩な経験に裏打ちされたものだ。

 TAJIRIさんの著書『プロレスラーは観客に何を見せているのか』(草思社刊)は自身のプロレス遍歴を振り返りつつ、「プロレスとは一体何か」という思索を書き綴った一冊。そんなTAJIRIさんのプロレス観に最も影響を強く与えたプロレス団体がアメリカ最大最強のプロレス団体であるWWEだ。

 2001年から2005年まで在籍したWWEで彼は「サイコロジー」という言葉を知る。

「サイコロジー」は日本語では「心理学」となるが、WWEにおいては「こうなれば、ああするはずだから、こうしていくべきである」という文脈で用いられる、いわば「ルール」というべきものだ。

■「当たり前のことを当たり前に展開すること」で熱狂を生み出す

 しかし、これだけの説明ではまだあまり理解できないだろう。

 TAJIRIさんによれば、この「サイコロジー」はプロレスを良質な試合に仕上げるために必要不可欠なもので、これが欠けてしまうと試合がぐちゃぐちゃになってしまうという。

「サイコロジー」の具体例の一部を本書から紹介しよう。

「プロレスという枠組み」について
・イイ者vs悪者という構図はわかりやすくてノレる
・イイ者には華麗な技が似合うが、悪者には(通常は)に合わない。悪者にはパンチやキックなどの乱暴な技にほうが似合う。

「試合の流れ」について
・胸元へのチョップと、胸元へのミドルキックが得意な選手がいる場合、その二つの技を繰り出す順番は(特別なことがない限り)(1)チョップ(2)ミドルキックであるべきだ。
→チョップよりもミドルキックのほうが相手に与えるダメージが大きいので、この順番が逆になると、大砲を打ち込んでも死ななかった相手に小型拳銃で大砲以上のダメージを与えようとする無意味な行為となるから。
・蹴りが得意な相手と戦う際は、その蹴りを出させないように徹底して脚を狙う。
・大型レスラーがちょこまか動くとその大きさが目立たなくなるので必要最低限だけ動くようにする。
(p.127-p.128より一部引用)

 いわば物語の作り方やリングに上がる登場人物たち(キャラクター)の動き方のルールといってもいいのかもしれない。リングに上がるキャラクターたちが最高に自分自身を表現するために、そして、そのキャラクターたちに人々が熱狂するために、欠かすことができない基本フォーマットなのだ。

 TAJIRIさんはこの「サイコロジー」を「当たり前のことを当たり前に展開すること」だと解釈する。プロレスは興行であるがゆえに、ファンを楽しませることが何より大事だ。大衆娯楽として広く受け入れてもらうためにはこうした定石を遂行する。WWEはそれを徹底しているという。

 もちろん、「サイコロジー」を無視したプロレスに熱狂する人もいるし、そのプロレスを否定はしないとTAJIRIさん。しかし、自身としては、「サイコロジー」の大事さを主張し続けなければ、プロレスの存亡に関わる大問題になると危機感を持っている。

 ◇

 見ている人たちが熱狂できるように、楽しめるように、無駄を徹底的に排除していく。「サイコロジー」はいわば、プロレスという表現の方法論なのだろう。

「意味のないシーンが一瞬でも存在してはいけない」

 これはエンターテインメントと呼ばれるジャンルの基本だ。前述した「プロレスってスポーツでも格闘技でもない。表現の世界だとオレは思う」というツイッターの投稿は、こうしたことをWWEで学んできたTAJIRIさんだからこその言葉なのだ。

 しかし、ただエンターテインメントだけではないのがプロレスの奥深いところの一つであり、鍛え抜かれた身体の強さや技術の土台が絶対条件となって、初めてその舞台で仕事をまっとうできるというわけである。

 また、本書ではWWEの話で終わりではなく、その後のプロレス業界の変化の中で自分のプロレスを追求するために動き続けるTAJIRIさんの姿が描かれている。

 2010年に自身の団体であるSMASHを立ち上げたときは、「キャラクター」と「物語」を重視したストーリー演出を考え、興行として成功を収めた。しかし、「創作家」タイプであったがゆえに、2年間でSMASHに終止符を打つことになる。

 誰もが気軽にコンテンツを作れる時代だからこそ、「人の心を魅了するものとは何か」ということを追求できる人が、一歩前に出るのだろう。プロレスが好きな人も、そうでない人も、その世界に引き込まれる一冊だ。

*1…TAJIRIさんのツイッターより(2018年8月5日投稿、2020年1月29日確認)
https://twitter.com/TajiriBuzzsaw/status/1025789880012431360

(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

JRAコパノキッキング「フェブラリーS回避」決定……根岸S敗北と安藤勝己氏「助言」が効いた?

 根岸S(G3)モズアスコットの初ダート勝利が話題となったその裏側で、気になるやり取りが行われていた。

 元JRAの騎手である安藤勝己氏がTwitterで、根岸Sの結果に関し「コパノキッキングは一見負けて強しやけど、次の距離延長に課題を残した」とツイート。

 これに対しコパノキッキングのオーナー、Dr.copaこと小林祥晃氏が反応。自身のTwitterで「今日は矢作厩舎作戦にハマったとは言え、距離の限界を見ました。1200ダート路線で行きます。フェブラリーSにはコパノキッキングはむかいません。」とフェブラリーS回避を示唆した。

 騎乗していたO.マーフィー騎手も「外枠に速い馬がいて、それを見ながら走っていましたが、結果的にペースが速かったです」とコメント。

 陣営としては、マーフィーを確保して確勝を期しての出走だっただけに、敗れたショックはかなり大きかったのではないか。

 元騎手の安藤氏の見解と、本番へ向かって危惧していたことが合致してしまったというのがこのやりとりにつながったと思われる。

 まだ、コパノキッキングの次走は未定のままだが、距離の限界がはっきりした以上、今後は1200-1400mを中心に使っていくことになりそうだ。

【東京新聞杯(G3)展望】JRAマイル「G1候補」勢ぞろい! 安田・VM直結重賞に熱視線

 2月9日(日)に開催される東京新聞杯(G3)。春に行われる安田記念(G1)、ヴィクトリアマイル(G1)と同舞台で開催されるため、春のマイル重賞路線を占う意味でも見逃せない1戦だ。

 今回、注目が集まるのはレッドヴェイロン(牡5歳、栗東・石坂正厩舎)だ。

 3歳時はアーリントンC(G3)で3着に入ると、NHKマイル(G1)に出走。9番人気と期待薄だったが、後方から脚を伸ばして、勝ち馬とはタイム差ナシの3着に入ってみせた。

 夏は古馬との対戦も物ともせずに、3歳以上500万下、鷹巣山特別(1000万下)を連勝。修学院S(1600万下)こそ、2着と遅れを取ったものの、すぐにでもOP入りを果たすと思われていた。だが、ここでアクシデントが発生。右前脚の剥離骨折などが判明し、長期離脱を余儀なくされてしまう。

 それから、約1年後に復帰したレッドヴェイロンは、紅葉S(3勝クラス)を快勝。キャピタルS(L)こそ2着に終わったものの、ブランクを感じさせない走りを見せている。ここで結果を出して、改めてマイル戦線で存在感を示したいところ。

 上がり馬ヴァンドギャルド(牡4歳、栗東・藤原英昭厩舎)も侮れない。

 3歳春は毎日杯(G3)での3着が精一杯。次走のアーリントンC(G3)を9着に終えたところで陣営は春のクラシックを諦め、成長を促すことにしたようだ。

 そして前走から約5カ月後にヴァンドギャルドは3歳以上1勝クラスに出走。上がり最速の脚を見せて古馬を一蹴すると、三年坂特別(2勝クラス)、ウェルカムS(3勝クラス)も勝利して、3連勝を達成。OP入りを果たしている。

 ここを勝って、マイル重賞戦線でもその実力が通じることを証明したい。

 プリモシーン(牝5歳、美浦・木村哲也厩舎)は不振脱却の糸口を掴みたい。

 昨年は福永祐一騎手とコンビを組み、ダービー卿チャレンジT(G3)2着、ヴィクトリアマイル(G1)2着、トヨタ賞中京記念(G3)3着と結果を出してきた。

 ところが府中牝馬(G2)で15着と殿負け。最後の直線で大外に出されるも、伸びを欠き大敗を喫した。鞍上の福永騎手も「敗因が分かりません。最後は脚を使っていない感じで…」と首をひねった。

 W.ビュイック騎手に乗り替わってマイルチャンピオンSに挑戦するも、ここでも11着と大敗している。得意とする“左回りのマイル戦”で復活を期待したい。

 レイエンダ(牡5歳、美浦・藤沢和雄厩舎)も巻き返しが期待される1頭だ。

 昨年はエプソムC(G3)で重賞初勝利を達成。続く新潟記念(G3)は1番人気ながら10着と大敗を喫するも、富士S(G3)では上がり最速の脚を使い2着に入ってみせた。だが初G1挑戦となったマイルチャンピオンSは15着に終わっている。

これまでの成績を振り返れば、好走と凡走を繰り返しているレイエンダ。次は好走の番だが、果たして……。

 故障に泣かされ、「未完の大器」とも呼ばれるサトノアーサー(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)。

 早くから期待されていたものの、クラシックでは結果を残せなかった。それでも一昨年前には洛陽S(OP)やエプソムC(G3)を勝ち、ついに才能が開花するかと思われたその矢先、毎日王冠(G2)で6着後に故障。戦線離脱することになった。

 休養は長期に渡り、復帰まで1年を要することになった。ようやく昨年のポートアイランドS(L)で復帰するとタイム差ナシの2着と好走。キャピタルS(L)は6着に終わったが、雨の中不良馬場で行われていたこともあり、度外視してもいいはずだ。

 ここで結果を出し、悲願のG1獲りに向かえるか。

 これら以外にも、昨年のNHKマイルCで2着のケイデンスコール、本格化の兆しを見せつつあるシャドウディーヴァ、悩めるG1馬ケイアイノーテックなどが出走を予定している。ここを勝ち、本番にはずみをつけるのはどの馬になるのだろうか? 発走は9日(日)15時45分を予定している。