日産のコンパクトSUV「キックス」は“買い”なのか?e-POWERの走りの良さと低燃費も魅力

どんなクルマなのか?

 日産自動車キックス」は、2020年6月に発売されたコンパクトなSUVです。今は海外を含めて、SUVが人気を得ています。また、日本では全長が4400mmを下回る比較的小さなクルマが売れ筋です。そのために、SUVでサイズの小さなキックスは注目度の高いクルマになりました。

 ちなみにキックスの導入前は、日産はコンパクトSUVとして「ジューク」を販売していました。ジュークも人気車でしたが、後席と荷室が狭い欠点もありました。そこでジュークよりも車内が広く、ファミリーカーとしても使いやすいキックスに切り替えたのです。タイで生産された車両を輸入しています。

人気を得ている理由

 キックスは全長が4290mm、全幅は1760mmとコンパクトです。駆動方式は前輪駆動の2WDのみで、4WDは選べませんが、最小回転半径は5.1mだから小回り性能は良好です。混雑した街中でも使いやすいです。外観は大きなグリルを装着するなど、日産車の特徴とSUVの力強さを表現しました。ボディスタイルから運転のしやすさまで、日本での使われ方に適したクルマづくりをしています。

 そして、海外版キックスはノーマルエンジンが主力ですが、日本仕様はハイブリッドのe-POWERのみです。モーター駆動による走りの良さと低燃費も、キックスが注目されている大切な理由です。

気になる8つのポイントチェック&星取り採点

(1)居住空間の広さとシートの座り心地

★★★☆☆

 全長が4300mm以下のSUVとしては、前後席とも相応の広さを確保しました。4名で長距離を移動できます。

(2)荷物の積みやすさとシートアレンジ

★★★★☆

 荷室の奥行寸法は、後席を使った状態で900mmです。コンパクトサイズのわりに積載容量には余裕があります。

(3)視界や小回り性能など運転のしやすさ

★★★★☆

 ボディ後端のピラー(柱)が太めでななめ後方の視界は不満ですが、SUVではボディが小さく小回りも利きます。

(4)加速力やカーブを曲がるときの安定性

★★★★☆

 動力性能に余裕があります。全高が1600mmを超えるコンパクトSUVでは、操舵感に鈍さはなく安定性も良いです。

(5)乗り心地と内装の質感などの快適性

★★★☆☆

 乗り心地は低速域では少し硬めですが、粗さは抑えました。内装もステッチ(縫い目)を使って相応に上質です。

(6)燃費性能とエコカー減税

★★★★☆

 WLTCモード燃費は21.6km/L。2.7Lエンジンに匹敵する加速性能を考えると、燃料消費量を抑えました。

(7)安全装備の充実度

★★★★☆

 歩行者を検知できる衝突被害軽減ブレーキ、サイド/カーテン/ニーエアバッグ、運転支援機能も装着しました。

(8)価格の割安感

★★★☆☆

 輸入車とあって、グレード構成はシンプルです。2WDでe-POWERを搭載して、Xの価格は275万9900円です。

選ぶときに確かめたい3つのメリット

・ボディがコンパクトで運転しやすく、前後席の乗降性も良いので使いやすいです。

・荷室の奥行に900mmの余裕があり、荷室幅も最大値は1200mm以上に達します。

・e-POWERはモーター駆動で加速がなめらか。巡航中の加速では瞬発力が強いです。

後悔しないための3つの要チェックポイント

・4名乗車は可能ですが、荷室を広げた結果、後席の足元空間が少し狭いです。

・ボディ後端のピラーが太めなので、車庫入れや縦列駐車で後方視界を確認します。

・輸入車なのでグレードが限られ、装備を充実させたから価格が高まりました。

こんなユーザーにおすすめ

 ファミリーカーとしても使えますが、後席よりも荷室の広さに重点を置いています。その意味では、2名で乗車して荷物を積む使い方に適しています。若いファミリーと、子育てを終えた後の中高年齢層を狙って開発されました。

今後のモデルチェンジ予想

 発売されたのが2020年6月なので、当分の間は大きなモデルチェンジを行いません。ただし、1.5Lのノーマルエンジンを搭載した価格の割安なグレードを追加する可能性はあります。また、オプション設定されるインテリジェントアラウンドビューモニターなどを割安に標準装着した特別仕様車を追加することも考えられます。

最近の販売状況と安く買うための商談方法

 タイ製の輸入車とあって納期は長めです。販売店によると「短ければ2カ月ですが、ツートーンの外装色を選んだりすると、最長では5カ月くらいに延びることもあります」とのことです。つまり、2020年9月上旬に契約しても納車が2021年にズレ込むことが考えられます。また、ホンダ「ヴェゼル」やトヨタ自動車「C-HR」のハイブリッドなど、ライバル車と購入条件を比べて買い得度を判断しましょう。

リセールバリュー/数年後に売却するときの価値

 今はコンパクトSUVの人気が高く、キックスは設計も新しいです。そのために、数年後に売却するときの条件にも期待が持てます。残価設定ローンの見積りを見ると、3年後の時点で新車時の50%と好条件ですが、これでも少し控えめです。キックスは購入しやすいコンパクトSUVですが、価格のわりに高い金額で売却できます。

これが結論!/このクルマの総合評価&コメント

★★★★☆

 キックスは売れ筋カテゴリーのコンパクトSUVとあって、購入を検討している方も多いと思います。販売店で試乗したときは、車庫入れや縦列駐車のしやすさ、時速50km以下の乗り心地、後席の足元空間など、欠点になりやすい機能を確認します。そこに不満がなく、なおかつ270万円を超える価格にも対応できるのであれば、選ぶ価値の高いクルマです。

 予算が超過しそうなときは、8月末に発売されたトヨタ「ヤリス クロス」も検討しましょう。ヤリス クロスは、販売店では7月下旬から価格を明らかにして予約受注を行っており、キックスX(275万9900円)に相当する2WDハイブリッドZの価格は258万4000円です。キックスに比べて後席と荷室は狭いですが、価格も約18万円安いので、予算に収まりやすいでしょう。

 コンパクトSUVでは各メーカーが買い得度の高いクルマをそろえており、販売促進を図るために、ディーラーオプションのサービス、残価設定ローンの低金利なども行っています。購入する車種を、条件を比べて判断すると良いでしょう。

(文=渡辺陽一郎/カーライフ・ジャーナリスト)

庭木に毛虫が異常発生で近隣住民に健康被害続出、家の所有者は苦情を無視…どうする?

 新型コロナウイルス感染拡大の陰に隠れていますが、今年は千葉県北西部や他県の一部の市町村でチャドクガの幼虫(以下、毛虫)が多発していると行政のHPやSNSで報告されています。毛虫に刺されると痒みやただれなどの被害を訴える人も多いなか、賠償問題になりかねないトラブルに発展する事例が発生しました。しかも、その背景には相続問題があるというから驚きです。

 千葉県船橋市に住む夏子さん(仮名)が庭仕事をするときは、真夏でも帽子、長袖、長ズボン、アイガード、マスクが定番スタイルでした。ガーデニング作業をしていると、樹木や花、野菜の葉っぱや茎のトゲで切り傷になったり、かぶれたり、日焼けもするからです。

 爽やかな風が吹くある日のこと、いつものように玄関回りを掃除していた夏子さんが首元に感じた痒みは、やがて掻きむしらなければ収まらないほど強くなるばかり。慌てて家に入り、鏡を見ると、すでに胸元一面が真っ赤に腫れ上がり、出血までしていました。

 以前、皮膚科で処方されたステロイド系のかゆみ止めがあったことを思い出し、休日で周辺の病院が休診なのと、この痒みが一秒でも早く収まってほしいと切羽詰まっていたことから、不安を感じつつも塗りたくり、ようやく1時間後に落ち着いたのでした。

 翌朝、ゴミ捨てのために外に出た夏子さんは、再び痒みがぶり返しましたが、思い当たる節はありません。さらに昨日よりも痒さは増し、呼吸のたびに神経を直撃するほどです。そうこうするうち、突然、「わぁっ!」という大きな悲鳴が玄関先から聞こえました。声の主は配達員でした。玄関周囲に何十匹もの毛虫がへばりついていることを初めて知ったのです。痒みの原因がようやくわかり、病院へ駆け込んだことは言うまでもありません。

 被害者はほかにもいました。近所に測量に来ていた測量士の一人が、元の顔がわからないぐらいに顔が腫れ上がり、腫れた腕全体が真っ赤になっていました。うずくまりながら痒みと痛みに耐えていた測量士は、我慢の限界を超えたみたいで、仕事を中断して病院に車を飛ばしました。

毛虫被害の実態

 さて、毛虫被害はドクターや昆虫愛好家の間でも「毒がある、ない」「発熱する、しない」など見解が分かれるところです。そこで国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 森林研究部門 森林昆虫研究領域 昆虫生態研究室長の北島博先生に毛虫について聞いてみました。

「毛虫はツツジ科のつつじやサザンカ、お茶の木を食樹とし、発生時期は4~6月および7~9月です。大量発生する理由はよくわからないものの、同じ樹木でも年によって大量に発生することもあります。毛虫には、背面の毒針毛叢生部(どくしんもうそうせいぶ)と呼ばれる部分に、毒性のある針の形状をした毒針毛がまとまって生えています。毒針毛は小さい毛虫では0.05mmから0.1mm程度、成長しても0.15mmから0.2mm程度ですから、とても小さく肉眼では見ることができません。

 毒性分としては、アレルギーを起こすヒスタミンが含まれているとされていますが、明確にはわかっておりません。『Dr.夏秋の臨床図鑑 虫と皮膚炎』(著:夏秋優/秀潤社)でも毛虫被害について取り上げられ、簡単にいえば、毛虫の毒性分に対してかぶれるなどの反応をする体質になると記されています。反応の程度は個々人で異なり、体の大部分に皮膚炎の症状が出ると発熱することはあるようです。しかし、アナフィラキシーとの関係性については、チャドクガによる被害が他のアレルギーと相乗して酷くなるかどうかは、わかりません。ですので、まったく起こらないと明言をすることはできません。ともかく毛虫被害に遭ったら、医療機関で受診してください」

 医師から毛虫が原因だと診断された夏子さんは、どこから発生しているのかを突き止めるため、家の外壁や塀にしがみついている毛虫をたどり、斜め前の山田さん(仮名)宅に行き着きました。山田さん宅の広い敷地には立派な日本家屋が建ち、張り巡らされた石垣の内側には高さ7メートルほどのサザンカが隙間なく植えられていました。

 夏子さんが眼を凝らしてサザンカを見てみると、チャドクガの幼虫の特徴であるオレンジのボディに黒い斑点のある毛虫が、上から下まで、びっしりとうごめき、その数たるや、万単位といっても過言ではないほどです。驚いた夏子さんは、自宅にあった消毒薬を吹きかけたところ、ボタボタと毛虫が落ち、あっという間に道路の色が変わるほどでした。苦しいのか、ウネウネと体を揺り動かす毛虫の大集団ダンスを見た夏子さんは、隣人の鈴木さん(仮名)宅に駆け込み、異変を伝えました。鈴木さん宅にも大量の毛虫が毎日のように見つかって不思議に思っていたというのです。

背景に相続問題

 なぜ山田さん宅に毛虫が大量に発生したのか、それには相続問題が背景にありました。山田さん夫婦には子どもがいませんでした。夫は8年前に亡くなり、残された妻はその後、有料介護施設に入居しました。夫が生存中から庭木の手入れはいつも行き届いており、妻が施設に入居しても、それは変わりませんでした。妻は施設に入居後もシルバー人材センターに手入れを依頼していたのです。

 しかし、妻が2年前に亡くなってから状況が一変したのです。あれほど整然としていた庭は、みるみるうちに雑草だらけになっていきました。夏子さんが被害に遭ったときは、門から一歩も入り込めないぐらい草が生い茂るようになっていました。

 山田さん夫婦の親族は、妻の亡き姉の娘、つまり姪が一人きりで、相続人である姪(以下、姪)が相続してからというもの、どういう了見か、庭木の伐採も消毒もまったく行われなくなったのです。毛虫が大量に発生したのも、この2年ほど消毒をしなかったことと関係があるのでしょうか。

 鈴木さんと相談し、夏子さんは山田さん夫婦が生前から依頼していた大手信託銀行の担当者に連絡を取ってみました。「まぁ、近いうちに伝えますけど、いつになったら消毒に行くか、わかりませんよ。相続人の誠意ですから」と、にべもありません。担当者が転勤したことも初めて知りましたが、新しい担当者としてはアフターフォローなどをしてもなんのメリットもないのでしょうか、あまりにもそっけない対応に夏子さんも鈴木さんも非常に違和感を覚えました。

 埓が明かないと思った鈴木さんが、姪の連絡先を探し出し、複数の人的被害が出ていることを伝え、消毒をお願いしたところ、姪からは「シルバー人材センターは予約が一杯で2カ月待ちだから、待ってください」とのこと。「ともかく見に来てください。何本ものサザンカの木に夥しい毛虫がいます。私に被害はありませんが、お布団も洗濯物も干せずに困っています」との鈴木さんの懇願に、神奈川に住む姪は「コロナウイルス感染防止のために、県をまたいで船橋まで見に行けません」と断ったそうです。

 すでに緊急事態宣言解除後でしたが不要不急は控えるのが世の流れでもあり、「無理強いをするつもりはないけれど、私は不要不急の存在なのか。せめて私に電話で実態を聞いてくれても」と夏子さんは落ち込んだといいます。

 夏子さんは外に出るたびに被害に遭い、10回以上刺されたある日、両腕の肘から下の産毛が総立ちし、一つ一つの毛穴が隆起し、口が開き、まるでフジツボ化し、夏子さん自身が絶句したほどでした。ついには発熱し、息苦しくなりました。さらに刺される日々は続き、痒みが収まるまでぐったりとなるのが日常になり、横になる日も続いていました。

一匹当たりの毒針毛は40万から50万本

 実は、鈴木さんと夏子さんが毛虫の消毒を急いでほしかった理由はほかにもありました。亡くなった山田さんの姪の所有物となった家の裏には、子どもたちが通う「放課後等デイサービス」があり、コロナ自粛下でも毎日通って来る子たちがいたのです。その施設の壁にも何十匹もの毛虫がへばりついていました。大人に比べ、免疫力の低い子どもにもしものことがあったら大変です。2カ月先の消毒など待っていられません。夏子さんは鈴木さん、さらに放課後等デイサービスのスタッフと協力し合って、毎日、朝と夕方、毛虫の駆除に努める日々が10日ほど過ぎました。

 近隣住民が山田さん宅の消毒をするのもおかしな話です。再度、鈴木さんが姪に掛け合ってみると、「本当にうちが被害の原因なんですか?」と逆切れされたものの、なんとか業者を探し出したようでした。鈴木さんは姪に見に来てもらえるように催告したのですが、あくまでもコロナを盾に拒否。夏子さんの通院も続いていることも伝えたら「よろしくお伝えください」の一言で終わったそうです。

 3日後、消毒に来た業者は鈴木さんに「サザンカの傍を通ったから被害に遭うんだ。3メートル離れれば平気だ」と、まるで夏子さんの不用心から被害に遭ったような口調だったといいます。

 3メートルという数字に根拠はあるのでしょうか。前出の北島先生はこう言います。

「毒針毛は毛虫の体から離れやすく、非常に小さく軽いため、風で飛ばされます。3メートル離れれば毒針毛が飛んでこないとは言い切れません。飛ばされた毒針毛が皮膚に直接ついた場合はもちろん、衣類や布団に付着した毒針毛を触っても皮膚炎を発症します。毒針毛の本数も最初は700本程度ですが、チャドクガがすっかり成長したころには40万から50万本程度と多くなります。

 残存時間は不明ですが、死んでしまった毛虫に残っている毒針毛も、毛虫から離れた毒針毛も、その毒性分は消えません。チャドクガは卵で越冬しますが、冬季の剪定時に卵の表面に付着した毒針毛でかぶれたという話も聞きますので、場合によっては数カ月という長い期間、毒性分は残ることもあると思われます。消毒をしたら掃除を行い、ポリ袋に入れてしっかり密封して捨てることが大切です」

 業者の人はどんな消毒をしたのかわかりませんが、きちんと片付けも行わず、道路には毛虫が落ちたままで、夏子さんは後始末までしなければなりませんでした。消毒後も4~5日は周囲に毛虫が見られました。結局、夏子さんは一日に何度も被害に遭い続ける状態が約20日続いたのでした。

 夏子さんが病院にかかった費用や消毒薬は約5000円で、それは生前、良くしてもらった山田さんへの供養代と思っていました。しかし、消毒後も姪から鈴木さんや夏子さんに何の連絡も様子を見に来ることもなく、次第に、夏子さんが経験した神経を突き刺すような痒みや倦怠感、不安、日々の消毒にかけた労力と時間を、どこにぶつければいいのかわからなくなってきました。

信託銀行の対応に問題は?

 それにしても、信託銀行は預かり物件の管理までは行わないものなのでしょうか。大手不動産会社の営業担当者はこう言います。

「信託銀行も不動産会社もお預かり物件に対して管理責任はあります。弊社の場合ですが、現状の報告を行うために3カ月に一度は訪問して、周辺の状況と併せて売主さんに報告を行います。家の修理や消毒や伐採の必要があるかどうかのチェックも怠りません。初夏から夏にかけては雑草が生える季節なので、売主さんが遠方にお住まいだったり、体調を崩されているときは、売主さんの許可を得て草むしりをしたり、業者を依頼されるかどうかのお伺いも行っています。

 いくらお預かりしても、結局は売却することが売主さんのご要望にお応えすることになります。草ボウボウの家など誰も購入したいと思いませんから。今回の場合、弊社なら、ただちに現地に行って確認し、夏子さんにお会いして被害状況もお聞きし、売主さんに報告します。また、明らかに人的被害が発生しているのですから、購入希望者が現れたら、弊社では購入希望者に報告義務があると捉えます。

 とはいえ、あくまでも個人的な意見ですが、信託銀行や不動産会社に任せているからといって、人的被害が出て、緊急事態宣言も解除されたのに、様子をご覧になりに行かないというのは少し違うのではないかと思います。仮にご自身が行けない場合は、それこそ信託銀行や不動産管理会社に『様子を見てきてくれ』と依頼をされるべきだったでしょうし、夏子さんに電話の1本も入れて、お詫びをされても良かったのではないかと思います。ひょっとしたら、消毒を行った業者から様子を聞いているのかもしれませんが、不動産売買のプロとは視点がまったく違うことをご理解いただきたいものです」

 ここで改めて、“相続する責任”について、相続に詳しい銀座ヒラソル法律事務所の古谷野賢一弁護士に聞いてみます。

「相続人は土地・建物を相続する限りは、それに伴う法的責任も負い、自己の物として管理すべきことになります。相続人が適正に土地・建物を管理しない場合には隣人にできることは限られています。しかしながら敷地内に植えられた樹木や花も、他人の所有物なので、たとえ隣人の敷地に植わっている枝木が自分の敷地内まで伸びているからといって、隣人が勝手に切ることは許されないのです」

 では、近隣住民は我慢するしかないのでしょうか。

「周囲の被害が広範で甚大で、緊急性があるなら、そのことを相手に知らせることも有効ではないかと思います。その際も、いきなり怒鳴り込むのではなく、こういう理由で困っているとか、こんなリスクが考えられるとか、丁寧に理由を述べられるほうがいいでしょう。相手が高齢だったり、地形的な理由で樹木の伐採が難しい場合は、『大変でしょうから、こちらで伐採させていただきましょうか?』とお伺いしてもいいかもしれません」

 では、今回の夏子さんのケースのように、毛虫が大量発生して被害を被った場合も責任は発生するのだろうか。

「所有者(相続人)側が不法行為責任を負うのは、故意または過失がある場合に限られますので、少なくとも所有者側が被害の発生を認識していないと責任を問えないことになります。今回のケースの場合、姪が被害の発生を知った上で何もしない場合に、初めて責任を問うことが可能となります。対応の時間が遅いかどうかは、周囲の被害の大きさ、範囲、深刻さの度合いと要する費用との兼ね合いになって変わってくる可能性があると思います。

 姪に被害の発生を知らせて責任を負わせるためには、毛虫の大量発生の状況や被害を受けた皮膚症状の写真、診断書(可能であればチャドクガが原因であることを明記したもの)、医療費等の領収証を準備し、コピーを姪や不動産会社の担当者に渡します。また、経過を日付を明記してノート等に記録し、周辺の被害者にも記録作成をお願いすることが望ましいと思います」

 樹木ではなく、仮に建物に損傷等があって、周囲に被害を及ぼす場合は、どうなるのでしょうか。

「民法第717条には、工作物責任により管理者(管理者に過失がない場合には所有者)が責任を負い、所有者の責任は無過失責任となることが明文化されています。いずれにしても、責任追及するためには、建物の危険な状況や被害を証明する写真や治療費、その他の被害についての書面等が必要となります。責任追及するのもかなりの手間と費用がかかることが予想されますので、応急処置的な方法を双方で協議するのが望ましいと思います」

 夏子さんはかかったお金が惜しいというのではなく、コロナを言い訳に見にも来ない、直接の謝罪もなかった姪に苛立ちを感じるようになってきました。さらに、もともと自宅で仕事をしていた夏子さんでしたが、毛虫被害の間は発熱したり、ぐったりして仕事もできなかったので、休業補償も含め、弁護士に依頼して交渉してもらうことも検討してよかったかもしれません。

加入する保険を確認すべし

 ところで、こんな時に役立つ保険は、ないものでしょうか。

 被害者の保険から考えてみます。近隣からの毛虫被害が「急激」「外来」「偶然」で発生したものと認められた時に、損害保険の一種である傷害保険で補償される可能性があります。傷害保険はケガを補償する保険で、補償対象も本人型・家族型があります。夏子さんのように毛虫被害に遭い、医療機関で受診した場合、ご自身や家族が加入している損害保険を確認してみてください。加入していることを確認したら、損害保険会社に問い合わせてみてください。

 また、毛虫被害でアナフィラキシーショックなどを起こし入院すれば、医療保険の対象となります。一昔前は損害保険でも医療保険を発売していたこともありますが、現在では医療保険は生命保険や少額短期保険から発売されています。

 一方、加害者が支払対象になるかもしれないのが、加害者(今回の場合、山田さんの姪)が加入している個人賠償責任保険です。日本損害保険協会広報室の西村敏彦氏は、こういいます。

「個人賠償責任保険とは個人またはその家族が、日常生活において他人にケガをさせたり、他人の物を壊したりして、法律上の損害賠償責任を負うことによる、損害賠償金や弁護士費用などを補償する保険です。一般的には火災保険や傷害保険、自動車保険などの特約として契約する場合が多いようです。

 ただ、注意していただきたいことがあります。個人賠償責任保険は“法律上の損害賠償責任”を負担することによって被る損害を補償すると、各社の約款で定められています。一般的に、本件のようなケースで“法律上の損害賠償責任”を立証するのは、簡単なことではないと思います。

 今回の場合、物件を相続した所有者はすでに毛虫による被害が出ていることを認識されており、消毒をしないことで毛虫が大量に発生し、他人への被害を出すことが予測できます。にもかかわらず消毒などの対策を怠り、被害を出したということになれば、補償の対象に該当するかもしれません。

 補償の対象となれば、夏子さんには、医師の診断書や被害状況がわかる写真、毛虫が発生しているサザンカの写真の提出などにご協力いただくことになると思いますが、まずはご自分が契約されている損害保険会社に一度、問い合わせていただければと思います」

 これまで相続などで空き家問題が取り沙汰されることはあっても、空き家の樹木問題はあまり着目されてこなかったように思います。今後、高齢社会が進むにつれ、空き家の樹木問題も考えていかなければならない課題になると考えます。

 そろそろサザンカなどの花芽が出て、毛虫の第二波が到来する季節です。相続をする場合は、不動産や金融資産を受け継ぐだけではなく、“相続の責任”をしっかり認識して近隣への配慮も忘れずにするべきだといえるでしょう。

(文=鬼塚眞子/一般社団法人日本保険ジャーナリスト協会代表、一般社団法人介護相続コンシェルジュ協会代表)

『スッキリ』加藤浩次だけじゃない…安藤優子も関口宏も水卜アナも…炎上失言はなぜ続くか

 4日に放送された『スッキリ』(日本テレビ系)におけるお笑いタレント・加藤浩次の“失言問題”が注目を集めている。

 “失言”が起きたのは、視聴者から投稿された動画を紹介する『金曜ドーガショー』というコーナー内でのこと。このコーナーを担当する同局アナウンサー・安村直樹に対して加藤が、「安村さんはあと何回ですか?」と質問。安村は戸惑う様子を見せながらも「私はあと2回くらい……」と答えたのち、「加藤さん、それ今日発表なんですか? 卒業というのは……」と逆質問。加藤は「あ、まだしていなかったんだっけ?」と、口を滑らせ、安村の番組卒業を“うっかり”発表してしまったことを認めることとなった。

「加藤は安村から事前に卒業の話を聞いていたことが明かされていましたが、この番組放送後、すぐに各メディアが“放送事故”としてこの件をこぞって報道。これを受けて番組の公式Twitterも、『あまりにも突然、そしてさら~と、加藤さんから発表された安村アナの『スッキリ』卒業…』と投稿し、“ガチ”の失言であったことがほのめかされていましたね。

 ネット上ではこの件に関し、『加藤やっちゃったじゃん』『失言をした加藤は(番組に)残るの?』など、発言ミスをした加藤を揶揄するような声のほか、『安村さん体調が悪いのかな』『病気の療養をするってこと?』など、昨年から35kgのダイエットに成功したという安村が、実はなにかしら病気を抱えているのではと心配する声も出ている状況です」(芸能ライター)

8月に大批判を浴びた安藤優子の“熱中リポート強要”

 期せずして共演者の番組卒業をリークしてしまった形の加藤。しかしワイドショーなどの情報番組では、生放送であるという特性上、こうした“失言問題”は繰り返されてきた。

「最近では、8月19日に放送された『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)において、MCの安藤優子が行った“熱中症パワハラ”が批判を集めました。これは、記録的な猛暑となった京都をリポート中の女性ディレクターが、『暑すぎて頭がボケっとしているんですね。ごめんなさい、お返ししときますね』と、明らかに体調が悪くなった様子を見せるも、安藤は失笑しながら『もう一回、お返ししてもいいですか?』と、リポートの続行を“強要”したもの。

 しかし、女性ディレクターがなおも言葉につまるなどしたことから、高橋克実ら共演者からも『ちょっと休憩したほうがいいんじゃないですか?』などと心配する声が出て、中継は終了することに。これに対して、『完全にパワハラ』『あの状態でリポートを続けさせようとするのはおかしい』など批判の声が多く上がり、SNSが一時炎上状態になってしまったんです」(同・芸能ライター)

関口宏、水卜アナの失言、そして大橋アナによる“イジり”も

 ほかにも、7月5日に放送された『サンデーモーニング』(TBS系)では、同3日から熊本南部などを襲った『令和2年7月豪雨』を取り扱った際、MCの関口宏による失言もあった。

 ここで関口は、「数年前から、梅雨時は豪雨が怖いといわれてきましたけど、やっぱり出ちゃったねえ」と発言。「報道番組のMCがこんな他人事のような発言をしてもいいのか」「被災者のことを何も考えていない」など、多くの批判の声が上がった。

「少しライトなものでいえば、9月1日に放送された『スッキリ』では、12日に放送が予定されている音楽番組『THE MUSIC DAY』について紹介を行った際、同局アナウンサーの水卜麻美が、この番組に出演する矢沢永吉について『ドラマも作って……』と発言、番組内容に関する情報を公にしてしまったという騒動がありました。

 発言後、MCの加藤に問い詰められた水卜は、『なんにも知らないです。何も知りません』と動揺しながら連呼する姿が話題に。とはいえ、こちらは矢沢永吉の公式アカウントで8月29日に発表されていたものだったようで、大きな問題にはなりませんでしたね」(同・芸能ライター)

 水卜アナのこの失言騒動は、翌9月2日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)でもいじられることに。元テレビ東京アナで現在はフリーの大橋未歩が、『この水トちゃん(の発言)も失言じゃないと思います』と発言。水卜アナの失言は“確信犯”であったと主張し、またもや話題になったのであった。

 かように、生放送中のこうした“失言事故”は、SNSが発達した近年ではすぐに多くの人によって共有され、場合によっては炎上してしまう。出演者におかれては、そうした事実を常に念頭に置き、慎重に言葉を選んでもらいたいものである。

(文=編集部)

ヤマダ電機で買える“涼感家電”5選!残暑のテレワーク&睡眠時に大活躍の最新製品

 新型コロナウイルスが流行する中で迎えた、今年の夏。マスクを着けたままだと猛暑日はさらに苦しく、街ではハンディファンなどを活用して暑さをしのぐ人が、例年よりも増えた印象だ。

 9月に入っても厳しい残暑が予想されており、夏もの家電はまだまだ大活躍しそう。そこで今回は、オリジナリティあふれる商品を多く取り揃えるヤマダ電機で買うことができる、最新の技術を使った涼感家電を紹介する。

空調服 空調ざぶとん どこでも座・クール

 テレワークの導入に伴い、家で仕事をする機会が増えた人は多いだろう。しかし、夏はエアコンをつけっぱなしにせざるを得ず、電気代の負担が増したという人もいるかもしれない。

 そんな人にオススメなのが、座布団に内蔵されたファンが冷たい風を送り込むことで、お尻まわりから涼しさを演出してくれる「空調ざぶとん」だ。50mlの水とわずかな電力のみで稼働するため、毎日8時間使用しても、ひと月の電気代は4円以下。室温が30℃に達するような厳しい暑さの日でも、座るだけである程度体温を下げてくれるため、エアコンの稼働を最小限で済ませることができる。

 さらに、弾力性のある素材を使うことで、長時間座ってもお尻が疲れにくい設計となっており、電気代をセーブしつつ、部屋で快適に仕事をしたいという人にはうってつけの商品なのだ。

ドウシシャ サーキュレーター ピエリア

 エアコンと併用することで、涼しい冷気を部屋の隅々まで運んでくれるサーキュレーター。冷房効率を格段にアップさせ、開けた窓に向けて設置すれば換気を効率的に行えるなど、在宅時間の長い人にとっては重宝するアイテムだ。

 熱帯夜にエアコンをつけっぱなしにして眠り、体調を崩した経験を持つ人も多いだろう。この商品は首振りの可動域が通常のサーキュレーターよりも広いため、自然に近い風の動きを忠実に再現。クーラーの厳しい冷気に比べて、体に優しいやわらかな風を送ってくれるので、暑くて寝苦しい夜でも体への負担が少ない。他の商品に比べて静音性が高いため、寝室での利用にピッタリだ。

ミヨシ USF-16BK USB冷風扇

 9月に入り、真夏の暑さが和らいでくると、「エアコンをつけるほどでもないけど、扇風機では物足りない」と感じることが増えてくる。そんなときに1台あると便利なのが、冷風扇だ。

 水が気体になる際に生じる「気化熱」を利用して、ひんやりとした風を送り出すため、消費電力も少なく、エアコンのように体を冷やしすぎてしまう心配もない。お財布にも体にも優しいアイテムなのだ。

 一般的な冷風扇は本体と貯水タンクが一体となっている仕様が多く、水を貯めて所定のポジションまで運ぶ際には注意しないと水をこぼしてしまうため、給水が面倒くさいという短所がある。しかし、この商品は貯水タンクを取り外せるので給水が簡単だ。

 消費電力を抑えつつ、持続的に優しい冷気を送ってくれるので、真夏ほどではないが汗ばむ陽気が続く9月から10月にかけて、大活躍すること間違いなしだ。

サンコー ネッククーラーNeo

 ハンディファンやネックファンなど、外で使用するタイプの夏もの家電は年を追うごとに需要が高まっている。しかし、コロナ禍では飛沫感染の恐れがあるため、使用をためらう人も見受けられる。

 そんな人でも安心して使うことができるのが、左右の冷却プレートを直接頚動脈に当てることで体温を下げてくれるネッククーラーだ。冷たい缶飲料を首に当てたときのようなひんやりとした冷感が気持ち良く、起動して2秒で冷えるので、ストレスなく使うことができる。

 温度は3段階の調整が可能で、弱モードでは外気温よりマイナス5~10℃、強モードではマイナス10~15℃まで体温を下げてくれるという。さらに「ゆらぎ」モードにすれば、体温の変化に応じて弱と強をオートで切り替えるので、バッテリーを気にせずに使うことも可能。

 ちなみに、本機は別にモバイルバッテリーを購入する必要があり、一式揃えると、他の涼感家電に比べて割高になる点は否めない。しかし、それを補って余りある機能性を誇っており、発売から1カ月で10万台突破という売れ行きがそれを証明している。

ヤマダセレクト USB充電式ブレードレスハンディファン

 髪の毛や衣類の巻き込みを心配することがないため、子どもに持たせても安心なブレードレス(羽根なし)のハンディファン。ヤマダ電機のオリジナルブランド「ヤマダセレクト」の商品であり、「長く、確実に、安全に使える」という同ブランドのコンセプトを体現したアイテムとなっている。

 この商品をオススメする理由は、高い安全性に加え、ブレードレスファンならではの衛生面の良さにある。新型コロナはプラスチック上にも24時間以上活性化した状態で留まると言われており、顔に近づけて使用するハンディファンは衛生面に不安が残る。

 しかし、この商品なら、羽根がない分掃除がしやすく、本体の丸洗いも可能なため、常に清潔な状態を保つことができるので、家族間や友達同士で使い回しても心配が少ない。まさに、ウィズコロナ時代にふさわしい涼感家電と言えるだろう。

 コロナ禍で迎えた今年の夏は酷暑だったこともあり、多少値段が高くても機能性に優れた涼感家電が好まれた。これからもしばらくは暑い日が続くが、自分のニーズにしっかり合った満足できる夏もの家電を選ぶことで、厳しい残暑も快適に過ごすことができるはずだ。

(文=清談社)

JRAサートゥルナーリア妹が「1200m」で覚醒! 夏の「上がり馬」ファーストフォリオが連勝!

 5日、札幌競馬場で行われた札幌スポニチ賞(2勝クラス)は、3番人気のファーストフォリオ(牝3歳、栗東・須貝尚介厩舎)が優勝。これで2連勝と、飛躍の秋へ超良血馬がようやく軌道に乗ってきた。

 16頭立てで行われた芝1200mのレース。好スタートを決めたファーストフォリオは無理せず好位から。最後の直線で前が塞がれるシーンがあったが、狭い所を割って先頭に立つと、最後はデルマカトリーナの追撃をしのぎ切った。

 ファーストフォリオの母は日米のオークスを制したシーザリオ。兄には菊花賞(G1)とジャパンC(G1)を勝ったエピファネイア、皐月賞馬のサートゥルナーリア、2歳王者リオンディーズなどがいる超良血馬だ。

 生まれながらにして大舞台での活躍が期待される血統馬だが、デビュー2戦目のエルフィンS(L)で、後の二冠馬デアリングタクトに完敗し、それ以降は1400m以下を使われていた。

「G1馬の兄弟の中でも、朝日杯フューチュリティS(G1)を勝ったリオンディーズと同じキングカメハメハ産駒ということで、どちらかといえば短い距離があっているのかなと思っていましたが、まさか1200mで連勝するとは思っていませんでした。

今回のレースは着差こそクビ差でしたが、最後の直線では前が塞がれるシーンも。決してスムーズな競馬ではなかったにも関わらず、勝ち切れたのは大きいですね。血統的にも、秋以降が楽しみな存在になりました」(競馬記者)

 また、須貝尚介厩舎と吉田隼人騎手のコンビは、この日のメイン札幌2歳S(G3)もソダシで勝利、7月の函館記念(G3)を15番人気のアドマイヤジャスタで勝つなど、夏の北海道で大きな存在感を示している。

JRA新馬戦で冠名「ニシノ」が2連勝! 競馬ファンも喜ぶ「高回収率」にアノ種牡馬が大貢献!

「ニシノ」の勢いが止まらない。

 5日、「ニシノ」「セイウン」の冠名でお馴染みの西山茂行氏が、ニシノガブリヨリ(牡2歳、栗東・橋口慎介厩舎)、ニシノリース(牝2歳、美浦・土田稔厩舎)で新馬戦を連勝した。

 これで今年は「19勝目」と、中央競馬で勝ち馬を量産している。

 本日、先に勝利したのは小倉5Rに出走した2番人気のニシノガブリヨリ(父リーチザクラウン)だ。

 好スタートを切った本馬は落ち着いたレースぶりで3番手を追走。残り600mで一気に先頭に並びかけると楽な手応えで直線へ。直線は馬場コンディションが悪い内を避けて外に持ち出すと力強い伸びで快勝した。

 その約10分後に勝利を収めたのが、新潟5Rに出走した9番人気のニシノリース(父ロードアルティマ)だ。

 こちらも好スタートからの先行策。直線に入って先頭に並びかけると、残り200mからバテた各馬を突き放し完勝。西山オーナーにとっては2レース続けての勝利となった。

 西山氏は、自身のブログで「なかなか勝てない新馬を小倉、新潟と連勝しました。10分で新馬2勝。秋競馬が楽しみになりました」と所有馬の今後を期待している。

 また、ニシノリースについて「9番人気単勝2630円。こちらの方が西山牧場らしい」と自虐ネタを披露。読者の笑いを誘った。

 今回人気薄で勝利を飾ったニシノリースであるが、今年の西山氏の所有馬は好調そのものだ。

■全レース集計
着別度数 19- 24- 26-251/320
勝率 5.9%
連対率 13.4%
複勝率 21.6%
単回値 77
複回値 100

■芝レース集計
着別度数 12- 14- 13-118/157
勝率 7.6%
連対率 16.6%
複勝率 24.8%
単回値 120
複回値 123

 5日終了時点で所有馬を320回出走させているが、複勝回収率はちょうど100%。今回の2頭も勝利した芝レースに限っては123%と競馬ファンの馬券にも貢献している。

 因みに、今回勝利したニシノリースの父リーチザクラウンだが、現役引退後に種牡馬として西山氏の所有馬となっている。その為、リーチザクラウン産駒の所有馬が多いのだが、この成績がまた優秀だ。

■西山氏所有のリーチザクラウン産駒
着別度数 8- 7- 6-48/69
勝率 11.6%
連対率 21.7%
複勝率 30.4%
単回値 143
複回値 149

 今回のニシノリースは配当的に美味しいとは言えない2番人気馬であったが、西山氏のリーチザクラウン産駒には今後も注意が必要だろう。

 この好調ぶりであれば、また近いうちに“らしい”配当を提供してくれるはずだ。

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