JRAローズステークス特集! 打倒デアリングタクトはこの馬! 出走馬の裏情報、特別データも公開!

 先週の京成杯オータムハンデとセントウルステークスで、サマースプリントシリーズとサマーマイルシリーズのチャンピオンも決定。いよいよ本格的に今週から秋競馬へ突入する。

 その今週はJRAで三日間開催が行われ、菊花賞トライアルのセントライト記念、秋華賞トライアルのローズステークスが行われる。ローズステークスは上位3頭に秋華賞の優先出走権が与えられ、春の実績馬と夏の上がり馬が激突するレース。セントライト記念も上位3頭に菊花賞の優先出走権が与えられるレース。つまりトライアルレースは、賞金が足りなくても3着以内に入れば次のG1レースに出走できる権利を得られるのだから、馬主や厩舎関係者としては「3着でもいい」という、他とは違った思惑が発生する。さらに賞金的に本番(秋華賞や菊花賞)の出走が確定している陣営は、本番前の調整で100%の仕上げではないといった場合もあり、その内部事情が複雑なレースでもある。

 どちらのレースも目が離せないが、次の秋華賞を見据えて注目すべきはやはりローズステークスだろう。今年はデゼル、リアアメリア、クラヴァシュドール、リリーピュアハート、アブレイズ、ウーマンズハートなどの実績馬が出走を予定しているが、無敗の牝馬二冠馬デアリングタクトは秋華賞に直行で出走しない。人気を集めそうなデゼルはオークスで11着、クラヴァシュドールも15着と大敗しているだけに、信頼できる軸馬が不在で大混戦。逆に言えば高額万馬券が狙えるといっても過言ではないかもしれない。

 G1レースのトライアルは、前述のとおり「勝たなくても3着以内ならいい」「次の大一番を見据えて80%で出走」といったトライアルならではの性質があり、それを踏まえた攻略法が存在する。それを完全に把握せずに馬券を購入するのはリスクが高く、避けるべきだろう。そこでこの春、桜花賞トライアルのフィリーズレビューで11万馬券を的中させるなど、3歳牝馬戦線やトライアルレースを知り尽くす、競馬情報のプロ「競馬セブン」に注目した。

 競馬セブンは創業24年と老舗中の老舗で、実際に競馬界で活躍してきた大物の競馬関係者が多数在籍している。中でも元JRAの騎手で元JRA騎手学校教官の徳吉一己は、あの福永祐一騎手、池添謙一騎手、和田竜二騎手などを育てた鬼教官として知られ、今は競馬セブンの総監督を務める大物。さらに競馬記者として40年以上の実績を持ち、美浦トレーニングセンターの「地獄耳」と呼ばれるベテラン競馬記者の古川幸弘や、嶋田潤、小原伊佐美、二本柳俊一といった元JRA調教師軍団が、トレセンの内部を知り尽くす。さらにトレセンの外でも、元社台スタリオンステーション荻伏場長で社台グループのすべてを知り尽くす林勲や、元札幌馬主会理事の肩書を持ち馬産地日高の帝王との異名を持つ斉藤隆といった大物がズラリ。競馬界では誰もが知る競馬関係者が多く在籍し、全国に情報ルートを構築している。これらの人脈を見れば、ありとあらゆる競馬情報が競馬セブンに集まってくるのは当然といえよう。

 この競馬セブンは夏競馬も数々の万馬券的中など好調。特に重賞レースに圧倒的な実績を残しており、9月6日時点で直近の13レース中10レースを的中、しかもその中には新潟記念の3連単3万2940円、札幌2歳ステークスの3連単1万7670円といった万馬券が含まれており、競馬セブンを利用する競馬ファンから毎週のように歓喜の声が届くという。

 そんな競馬セブンが絶大な自信を見せているのが、トライアルレースだ。春のトライアルでは、桜花賞トライアルのフィリーズレビューにて3連単11万9820円という特大万馬券を的中。他にも多くのレースを仕留め7戦6勝、的中率は85.7%を記録しているのだ。これはトライアルならではの複雑な要素を把握しているからこそできる偉業。そして今週のローズステークスやセントライト記念に関しても、すでに「的中を確信させる情報」を独占入手しているという。中でもローズステークスは、数年に一度レベルの情報で、ぜひ多くの競馬ファンに届けたいと「無料提供」を決定しているのだから驚きだ。その真意について話を聞いてみた。

「ローズステークスで過去10年の人気馬を見てみると、1番人気が5勝と1番人気が好成績を残しており、信頼できる軸馬といえるでしょう。しかし10番人気以下の人気薄馬も、2016年クロコスミア(11人気2着)、2014年タガノエトワール(15人気2着)、2013年ウリウリ(10人気3着)、2011年マイネイザベル(10人気2着)などが馬券圏に入り波乱を演出。3連単では10万馬券を超える特大万馬券が7度も出ているように人気薄の好走が目立ちます。

 2冠馬のデアリングタクトは秋華賞へ直行で不在となり、結果として人気を集めそうな前走オークス組では人気を背負うであろう、ある馬の厩舎の不安情報を極秘入手しました。マスコミは大きく注目しているようですが、実際は買える状態になく、つまり危険な人気馬がいることになります。さらに人気薄確実の【隠れ穴馬】の大駆け情報も入手済み。これは完全にマスコミもノーマークといえる存在で、陣営も必死に目立たぬよう情報を抑えています。我々だけが知る高配当を狙える勝負情報であり、万馬券を的中させた昨年以上の自信度で情報を公開できます。

 昨年も予告の重賞勝負で万馬券などを的中させたローズステークスですが、今年は競馬セブンの情報力を知っていただくため、読者の皆様へ無料で公開させていただくことになりました。内容は、厳選した自信の馬連3点勝負。他とは違う本物の情報を知りたいなら、複雑な事情があるこのローズステークスはベストのタイミングでしょう。ぜひ利用してください」(競馬セブン担当者)

 毎年のように高額万馬券が飛び出すローズステークスで鍵を握るのは、今年も人気薄の穴馬といって間違いない。そしてその穴馬を唯一知る競馬セブンの情報に、絶大な価値があることもお分かりいただけるはずだ。このローズステークスでは、その情報を誰もが無料で入手できるのだから、これを利用しない手はない。しかも仮にこのローズステークスが不的中だった場合、有馬記念までの全G1レース情報も無料で公開するというのだから、相当な自信なのだろう。どんなドラマが待っているのか、週末のローズステークスと競馬セブンの情報から目が離せない。

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※本稿はPR記事です。

“技術屋集団”ホンダは、なぜGMと「車の命=エンジン」共通化するまでに陥ったのか

 本田技研工業(ホンダ)がこれまでの孤高主義を変えて、米ゼネラル・モーターズ(GM)と北米の四輪事業の戦略提携(アライアンス)を進めると発表した。ホンダとGMはガソリン車のエンジンと車体(プラットフォーム)の共通化を検討する。それによって、ホンダは最重要市場である北米市場でのコスト削減と利益率の向上を図ることを目指す。ただ、現時点ではさらに進んだ資本提携は行わないという。

 現在、ホンダもGMも業績は厳しい。両社は生き残りのために今回の戦略提携に至った。ホンダは北米事業のコストを削減し、研究開発の強化などにつなげたいと考えているはずだ。小型車やEV(電気自動車)の開発を進めなければならないGMにとって、ホンダの技術を活用することは目先の収益確保に重要だ。

 ホンダは中国のCATLなど他の企業ともアライアンスを進めている。見方を変えれば、創業以来、自主性と独立性を重視してきたホンダは、大きな変化の局面を迎えた。同社にとってアライアンスを強化することの重要性は追加的に高まるだろう。それを進めつつ、経営陣が組織全体の士気をどのように高め、競争力の発揮につなげることができるかに注目が集まる。

環境激変の中で生き残るためGMとの戦略提携

 ホンダが米GMと戦略提携を発表した大きな理由は、新型コロナウイルスの感染の影響によって米国の自動車需要が低迷し、業績がかなり厳しいからだ。4~6月期のホンダとGMの決算をみると、両社ともに売り上げが減少し、最終赤字に陥った。2021年3月期の純利益について、ホンダは前期比64%減の1,650億円になるとの見通しを示した。また、GMはコロナショックの影響がかなり深刻であり、抜本的かつ恒久的なコストの削減を迅速に進めなければならないとの危機感を表明した。

 現在の世界の新車販売市場の動向を俯瞰すると、中国を除いて需要の回復は鈍い。8月のホンダの中国販売実績は、前年同月比19.7%増の14.9万台だった。ただ、中国の新車販売市場の回復は販売補助金の延長などによって支えられている側面がある。需要回復の持続性は不透明だ。中国市場だけを頼りにホンダが収益改善を目指すことは難しい。

 ホンダにとって、北米市場は四輪事業の売り上げの6割程度を占める最重要市場だ。8月、中国市場と対照的にホンダの米新車販売台数は同22%減だった。当面の収益体制を立て直すために、稼ぎ頭である米国事業の効率性を高めることは喫緊の課題だ。そのために、ホンダはGMとの戦略提携を行い、両社が北米市場で販売する自動車に関して、プラットフォームやエンジンの共有を行い、コスト削減を目指す。

 ホンダGMと資材の共同購買も目指している。それは規模の経済効果の実現を目指すための取り組みといえる。また、ワクチンが開発段階にあるなかで、新型コロナウイルスの感染がどうなるかは読みづらい。それに加えて、IT先端分野を中心に米中対立が先鋭化していることは、世界のサプライチェーンを混乱させる恐れがある。そうした状況に対応するためにも、アライアンスを組んで鋼板など自動車製造に必要な資材や、エンジンをはじめとする主要パーツなどの調達を行うことは収益を守るために欠かせない。それは、ホンダが当面のペントアップ・ディマンドを取り込むために重要だ。

生き残りのために加速化するホンダの構造改革

 それに加えてホンダは、“CASE(Connected:コネクティッド、Automated:自動化、Shared:シェアリング、Electric:電動化)”、さらには都市空間の一部としての新しい自動車の社会的な役割発揮を成長につなげなければならない。そのためには、より効率的な事業運営体制を確立し、研究開発体制を強化することが求められる。

 GMとの戦略提携が発表される以前から、ホンダはCASE化などに対応するための構造改革に着手した。まず、2019年5月、ホンダは6つの地域を需要の特性や環境面などの規制の共通分が多い地域で束ね、商品ラインアップを絞り込む改革を発表した。同社は、2025年までにグローバルモデルの派生数を従来の3分の1に削減する方針だ。

 構造改革を進める矢先、想定外に新型コロナウイルスの感染が世界全体に広がり、ホンダは需要の急減に直面した。その結果、ホンダはこれまで以上のスピードで構造改革を進め、より効率的な事業運営を目指さなければならなくなっている。言い換えれば、コロナショックの発生がホンダに構造改革のスピードアップを求めている。2017年7月に国内復活が実現した“シビック・セダン”が生産終了となるなど、経営陣はかなり思い切った改革を進めている。

 GMとの戦略提携の発表とほぼ同じタイミングで、ホンダは傘下の自動車部品メーカー(ケーヒン、ショーワ、日信工業)へのTOB(株式公開買い付け)実施を発表した。ホンダは3社を完全子会社にする。その上で、2021年3月までにホンダは傘下部品メーカーと日立製作所傘下の日立オートモティブシステムズ(ホンダが49%を出資)の合併を目指している。さらに、2022年から日立オートモティブシステムズは米国でEVなど向けのモーターの量産を開始する予定だ。

 それが意味することは、稼ぎ頭の市場である米国にてホンダがコストの削減と、成長期待の高い分野への取り組みを、他社とのアライアンス強化によって進めていることだ。それは同社の改革のスピードが加速化していることといえる。

重要性高まる自動車業界のアライアンス戦略

 ホンダの倉石副社長はGMとの提携の理由としてコスト効率の向上を指摘した。また、現時点でホンダはGMとの資本提携は行わない。その二つを合わせて考えると、ホンダは成長の強化に向けて必要な体制を柔軟かつ迅速に整備する一方で、自社の資本政策に関しては意思決定権を持ち続けたい。また、昨年末、日産とホンダの経営統合が模索された際、ホンダは統合に反対したと報じられている。自社の経営の意思決定に直結する資本面に関して、ホンダは独立性を保ちたい。

 今後の展開を考えると、CASE化などへの対応のために迅速かつ相応の規模で設備投資を行うことの重要性が高まる。自動車メーカーが世界市場で競争力を発揮するには、より大規模に研究開発を行い、最先端の技術をいち早く実用化することが不可欠だ。

 そう考えると、ホンダにとってアライアンス戦略の重要性は追加的に高まるだろう。他の地域でもガソリン・エンジンの共通化などを目指した提携が交わされ、コスト削減への取り組みが進む可能性がある。それは、ホンダの収益獲得を支え、資金調達と先端分野の技術開発に向けた設備投資の強化に欠かせない。

 創業以来、ホンダは独自の技術を生み出して需要を創出してきた。自社の生産要素をフルに活用して新しい技術や発想を実現する経営風土は重要だ。ただし、コロナショックの発生によって自動車産業を中心に世界経済の変化のスピードは加速化している。急速かつ大規模に進む変化に対応するために、他の企業とのアライアンスを強化して事業運営の効率性を高めたり、必要な技術を取り込んだりすることは変化への対応力を高めるために重要な方策だ。

 ホンダの経営陣は、進行中の構造改革のなかで自社の強みを支えてきた研究開発部門を中心に、組織を構成する人々の集中力が低下しないようにしなければならない。組織の実力は人員数と一人一人の集中力を掛け合わせたものと言い換えることができる。経営陣は、アライアンス強化を、独自の技術を生み出すという経営風土のさらなる醸成につなげなければならない。そのためにどういった戦術・施策が実行されていくかに注目したい。

(文=真壁昭夫/法政大学大学院教授)

新しいコミュニティがつなぐ、新しいビジネスパートナー

お互いの距離は離れていても、テクノロジーを上手に使うことで、今までよりも近くに感じられる。ちょっとした発想の転換で、まったく新たなつながりが生まれる。新型コロナをきっかけにして始まりつつある新しいライフスタイルは「リモコンライフ」(Remote Connection Life)といえるものなのかもしれません。リモコンライフは、Remote Communication Lifeであり、Remote Comfortable Lifeも生み出していく。そうした離れながらつながっていくライフスタイルの「未来図」を、雑誌の編集長と電通のクリエイターが一緒に考えていく本連載。
8回目は「Forbes JAPAN」の編集長・藤吉雅春さんに伺いました。


<目次>
【リモコンライフストーリー#08 マイコミュニティ マイライフ】
コロナ禍の中で「人間関係」を見つめ直す
これからのリーダーに求められるもの
地域活性化は「役に立つ」がポイント
町おこしは、人おこしから。
スタートアップには「グレイヘア」(白髪のミドル社員)が必要!?
会えない時代の人脈は「コミュニティー」でつくる
「アブノーマル」から「ニューノーマル」へ

 

【リモコンライフストーリー#08 マイコミュニティ マイライフ】

(カワバタ メイ/IT系スタートアップ勤務/28歳の場合)

リモートワークが進んで、直接会うコミュニケーションがなくなってくると、新しい人脈を築くことがどんどん難しくなるかもしれません。そんな状況だからこそ、「人に会いにいくこと」がますます重要になると藤吉編集長は指摘します。「僕が若い頃とかは『1日3人会ってこい』とか『飛び込みで自分の人脈をつくってこい』というのが普通でした。簡単に人と会えない今、大事なのは『コミュニティー』に入ること。入るというか、寄り添うことが大事だと思います」

「リモコンライフ」で、人はどうやって「人とのつながり」をつくるのか?どんな人を師と仰ぎ、どんな組織・コミュニティーに身を置けばいいのか?
藤吉編集長の示唆をもとに、ちょっとしたストーリーにまとめてみました。 

野澤友宏(電通1CRP局)

リモコンライフ イラスト
イラストレーション: 瓜生 太郎


「コミュニティー・ビッグバン」。一部のメディアがそんな表現を使うほど、新型コロナをきっかけに「コミュニティー」の数が増加した。新型コロナの影響で、人との出会いが制限されたことがきっかけともいわれているし、在宅ワークなどで会社への帰属意識が薄れ、代わる何かを求めた結果ともいわれている。人気のコミュニティーでは入会に試験や面接があったりするなど、若者にとっては「就活」以上に「コミュニティー活動=コ活」が人生を左右する死活問題になっていた。

メイも、「20代女性起業家コミュニティー」や地元「中目黒の若手飲食店オーナーコミュニティー」の他に「カワイイ文房具好きが集まるコミュニティー」などを掛け持ちしていた。中でも、「カワイイ文房具コミュニティー」は性別も年齢も幅広く、月1回のイベントには100人を超える人が集まった。メイは、そのイベントでシマダさんというおじさんと知り合い「自作文房具」の魅力にハマっていた。

「こんなものつくってみたんですが、どうですか?」。イベントの席で、シマダさんが奇妙な“鉛筆”を取り出した。後ろ半分が樹脂製のゴムになっていて、カラフルな色付けをされている。「すごい、カワイイ!!」とメイが思わず声を出すと、シマダさんは顔をしわくちゃにして喜んだ。「鉛筆のお尻にある消しゴムって、全然消えませんよね。だから、よく消える樹脂を加工してつけてみたんです」

シマダさんは、もともとは文具メーカーの技術者だったが、引退して悠々自適な生活を送っているらしい。月に1度、静岡から上京してカワイイ文房具巡りをしたり、自作の消しゴムをつくるのが趣味なのだそうだ。「でも、シマダさん、これ、折れたらおしまいですね」。そう言ってメイが消しゴムの部分を折ろうとすると、シマダさんは顔のシワをさらに深くして笑った。

「私もチャレンジしてみたんですが」とメイも自作の“消しゴム”をシマダさんに見せた。「型を作るのがまだうまくいかなくて……」指輪やネックレスの宝石部分を消しゴムでつくった「消しゴムジュエリー」だ。まさか自宅で消しゴムがつくれるなんて、シマダさんに出会わなければ思いもしなかっただろう。シマダさんからオンラインで手ほどきを受けながら、なんとかそれなりのものができるようになってきた。

「これはカワイイ!!」とシマダさんがあまりにも大きな声を出したので、その場にいた会員がメイを取り囲むようにして集まった。「起業する前に、コミュニティーを立ち上げてみてはどうですか?」ある日、メイがシマダさんにふと「いつかは起業して文具メーカーをつくりたい」と思いをぶつけると、シマダさんはニコニコしながらそう答えた。いきなり起業するのではなく、まずコミュニティーを起ち上げて「仲間」を集めるというパターンが増えている。今の会社を辞めずに始めることもできるし、コミュニティーの運営自体が会社経営の練習にもなる。リスクを負わずに好きなことを始めた方がいいというのがシマダさんの話だった。メイはシマダさんとパートナーを組む形で、「自作文具コミュニティー」を立ち上げた。

「思ったよりも、自分で文房具をつくる人っているもんだなぁ……」メンバーの中には、カワイイ動物のペンケースをつくる人、オリジナルのノートをデザインする人、中にはシャーペンまで自作する人もいて、週を追うごとにその数は増えていった。主宰であるメイ自身も、小まめに「消しゴムジュエリー」をつくってはSNSでアップした。シマダさんに教わりながら、透明感を出すことも成功しつつある。最年長はシマダさんだが、メンバーの中でもいちばん発想が柔軟で、消しゴム素材の樹脂でつくった「消せる鉛筆削り」が話題になったりもしている。特許に関する知識も豊富で、ご意見番としてコミュニティーに欠かせない存在だ。

メイにとってシマダさんは技術の面では確かに「先生」だったが、カワイイ文房具にトキメく点ではただの「友達」であり、新しい文房具を発明することに意欲を燃やす「同志」でもあった。「ちょっと相談があるんですが……」自作文具ミュニティーの3回目のイベントを終えた時、メイはシマダさんから声をかけられた。「実は知り合いが、ゴム印やなんかをつくっている小さな文具メーカーを営んでいます」と優しい口調でメイに語りかけた。「知り合いには子どもがいないもんでねぇ。もういい年なんで、誰かに工場を継いでもらいたいと前々から相談されていたんですが、田舎の文具メーカーで働きたいなんて人は、なかなかいませんから」

たしかにイチから起業するよりは小さな会社であれ承継した方がありがたい。ましてや工場をつくるなんて、どれだけの設備投資が必要か……。メイにとっては渡りに船な話だった。「そこは、もともとモノづくりの盛んな町でね。今では、若い2代目たちがいろいろ新しいことをやっているみたいです」とシマダさんがのんびりした口調で言った。「その会社でも何度か新しいことにチャレンジしようとしてはきたんだけれど……。カワバタさんみたいな若い方の発想でいろいろやってもらえたら喜ぶと思いますよ、きっと」

メイにとって、今いる会社は十分に楽しいけれど、自分がいなくても仕事が回ることはハッキリしている。今まで「起業」をしようとビジネスモデルを考えてもきたが、どれも独りよがりな気がして自信が持てなかった。でも、今、シマダさんの話を聞きながら、そこでなら「自分がやりたいこと」と「誰かの役に立つこと」が両立できるような気がする……。

「お話は分かりました」とメイはシマダさんに笑顔で返した。「一度、現地に行っていろいろ聞かせてください」「それはよかった。ありがとうございます」とシマダさんは深々と頭を下げた。「私の方でも、事前に調べておきたいんですが、会社の名前はなんていうんですか?」「はい、静岡にある『シマダ製作所』という名前です」そう言って、シマダさんは顔をくしゃくしゃにして笑った。

(このストーリーはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません)

 

コロナ禍の中で「人間関係」を見つめ直す

上記の「リモコンライフストーリー」のヒントにさせていただいた「Forbes JAPAN」編集長・藤吉雅春さんのインタビュー内容を、ぜひご覧ください。

リモート取材に応じていただいたForbes JAPAN 藤吉編集長(下段は、電通の「リモコンライフ」チームメンバー)
リモート取材に応じていただいたForbes JAPAN 藤吉編集長(下段は、電通の「リモコンライフ」チームメンバー)

4月に「新しい師弟関係」という特集を組んだのですが、非常にたくさんの方から反響を頂きました。この時期は「自分のアイデンティティーは何か?」とか「この時代とは何か?」という根本的な問い直しの時期だったように思います。

会社における人間関係については、もう何年も前から予兆が起きていました。若い人たちが「師匠が欲しい」と本気で口にするのを聞いたことが何度かあります。最初は「恥ずかしげもなく、何を言いだすんだ」と意味が分かりませんでした。あるいは数年前から大企業の社長が、20代の社員とランチを定期的にとって意見交換し始めたことも、当の社長たちから聞くようになりました。組織の中の人間関係に何かが起き始めていると思いましたし、誰もが「変わらなければ」と意識し始めたのだと思います。

それが、コロナによって必然的に変えなきゃいけない状況になって、一気に高まった。人間を通して経済や時代を描くのがアメリカの「Forbes」の伝統ですから、人間を通してコロナ時代を読み解くという点で、予兆を感じていた私たちと読者の意識が一致したんだと思います。

これからのリーダーに求められるもの

社員の健康に配慮できるか、できないか。危機の時代だからこそ、リーダーの地金が出やすくなっていますね(笑)。リーダーには「プリンシプル」というか明確な「ルール」を定めて重きを置くことが求められると思います。直接のコミュニケーションがしにくい中で、企業カルチャーが明文化してあったり、リーダーが明確なルールに沿って判断してくれると、組織全体から迷いが減る。それがうまく回っている組織の共通点です。

あと、いくら組織のフラット化が進んだとしても、やはりヒエラルキーは必要です。社長自身が「リーダー像」をどう演出するかも重要になってきます。成功する人の共通点として挙げられるのがメタ認知です。自分を客観視しているので、危機でも余裕を持っている。常に「見られている」ということを意識しなきゃと思いますね。

地域活性化は「役に立つ」がポイント

今に始まったことではありませんが、リーダーが従業員たちに「活躍できる場」を与えられるかどうかも重要になってきます。いい給料、最新設備のオフィスといった要素で仕事を選んだ人は、目移りしてすぐに辞めます。それよりも、「役に立てる場」を実感させられるかどうかが大切なんです。例えば、地方創生がうまくいっている自治体と、うまくいかない自治体の違いは何かというと「活躍できる場」を与えているかどうかなんですね。新しい市長が出て改革を叫んだり、老舗企業の2代目が新しいことをやろうとすると、反発する人が出てきます。そういうときに、新しいリーダーが生き生きと仕事ができる場を与えてあげると、「自分にも活躍できる場がこんなにあるんだ」と実感し、協力的になる確率が高まるそうです。

仕事の意義としては「人に喜ばれる」というのがいちばん分かりやすくて、うれしいものです。企業の大小問わず、そこに重きを置く人が増えてきた実感はありますね。特に、スタートアップの人たちで「人の役に立ちたい」と口にする人が増えてきました。「Forbes JAPAN」では毎年「ビリオネア特集」を出しているんですが、読者の関心も「どれだけ稼いでいるか」「どれだけ資産を持っているか」ということより、その資産を「どう使うか」「どう社会に対して貢献しているか」に移ってきている。それは、読者だけでなく若い経営者にも共通しているところですね。

町おこしは、人おこしから

すごい産業がいっぱいあるわけじゃないのに、スタートアップが生まれやすい地域ってあるんですよ。人と人との交流が盛んで、地域の人や企業が一体となって支援するエコシステムができているところは、いい人材が集まってきます。たとえ鉄道路線が延伸されて町が栄えても、人が交わる気風がない土地では、どんなに優秀な人が出てきてもだいたい違う町へ行きます。

面白いアイデアが出てくるところというのは、いい企業のクラスターがあるというか、いいリーダーがいるんです。例えば、老舗企業の跡継ぎで、親の代の古い慣習をぶち破ってやろうっていう心意気のある人がいると、周りの若者たちが感化されて、いつの間にか町全体が活性化していく。町おこしって、やっぱり人なんですよね。面白い人がいるところには面白い人が集まってくるんです。

スタートアップには「グレイヘア」(白髪のミドル社員)が必要!?

スタートアップ含めて、組織が活性化するには、国籍や世代の違う人たちと交わった方がいいです。日本でまだ「スタートアップ」という言葉が流通していない頃のシリコンバレーを経験した人たちから聞いた話ですが、投資家たちは必ず「君たちの企業にグレイヘアはいるか」と聞くんだそうです。それは、「白髪のベテランがいない会社はダメだぞ」という意味で、組織にグレイヘアを入れるのが勝利の法則になっていると。それ以来、グレイヘアの重要性を「Forbes JAPAN」でも言い続けてきたんですけれども、日本では世代の違う人たちと組むというのがなかなか根付かないですね。

ただ、自分とは別の組織の年上の人だとお互いコミュニケーションが取りやすいこともあります。いわゆる「斜め上の人間関係」です。自分の組織の直属の上司や役員ではなく、違う組織の目上の人と付き合うのが重要だというのは、CEOに出世した人に共通するところかなと思います。成功している人って、やっぱり社外の人にかわいがられてきたのだなと確信しました。

会えない時代の人脈は「コミュニティー」でつくる

今のように直接人に会うことが難しい時代には、「人脈」を増やすために「コミュニティー」に入ることが重要になります。スタートアップのコミュニティーとか、女性起業家のコミュニティーとか、世の中には「コミュニティー」や「サークル」が数え切れないほどある。興味があるコミュニティーの界隈をウロウロしてれば、何かしら刺激を受けるものです。

「Forbes JAPAN」という雑誌のあり方を考える上でも、「コミュニティー」を意識しています。雑誌が「こういう社会をつくりましょう」という設計図となって、世の中にプロジェクトを提案する役割を担っていくことができると思っています。雑誌だからこそのネットワークを使って、「この指とまれ!」といって、いろんな企業を巻き込んでいく。そのとき「Forbes JAPAN」という雑誌は「Forbes JAPAN」が提案する世界観に入るための「チケット」であって、そのチケットを買ってもらった人にリアルなイベントや体験を提供できたらいいなと思っています。

「アブノーマル」から「ニューノーマル」へ

自粛期間中、「なんで自分は何十年も原稿とか書いてきたのかな」と、ふと考えてしまいました。「なんでそんなに四苦八苦して原稿を書き続けてたんだろう」って。で、シンプルに「人に伝えたいことがあるから」という答えに行き着いた。じゃあその「伝えたいこと」って何だろうってことをずーっと考えていると、「人間がどう変わっていくのか」という成長のドラマが描きたいだけということが分かったんです。「ああ、なんて青くさいことを俺は考えるんだ」とか思いました(笑)。

もう一つ、よく「ニューノーマル」とか言いますけど、戦後70年が異常だったという考え方もできると思うんです。今まで自分たちが信じてたものが実は異常だったんじゃないか、「アブノーマル」だったものが「ノーマル」になっているだけなんじゃないかっていう気もするんですよ。コロナは、より人間らしい、極めて普通のプリミティブなものが大切だってことに気づいていくきっかけになるのかもしれません。世界中の人に青くさいことを思い出させようとしているんですよ、きっと。


【リモコンライフチームメンバーより】

藤吉編集長のお話の中から見えてきた、
リモコンライフをより楽しむためのキーワードはこちらです。

◉フラットな師弟関係 
◉バディの法則
◉コミュニティーでの人脈づくり 
◉グレイヘア人材 
◉コミュニティー起業

新型コロナウイルスで、私たちのライフスタイルはどう変わるのか──人々の暮らしの中にまぎれたささいな変化や日々の心の変化に目を向け、身近な “新常態”を未来予測し、新たな価値創造を目指したい。この連載では「リモコンライフ」という切り口で、その可能性を探っていきます。

アスリートブレーンズ為末大の「緩急自在」vol.6

為末大さんに「いま、気になっていること」について、フリーに語っていただく連載インタビューコラム。唯一、設定したテーマは「自律とは何か、寛容さとは何か」。謎の「聞き手」からのムチャ振りに為末さんが、あれこれ「気になること」を語ってくれます。さてさて。今回は、どんな話が飛び出すことやら……。乞う、ご期待。

為末さんアップ

──前回に続いて「食と健康」というテーマで伺おうと思います。今回は、5歳の男の子のパパでもある為末さんの「食育」についての考えから、まずはお聞かせいただけますか?

為末:そうですね。うちの子の場合、ちょっと変わっているんですが、2歳とか3歳の頃まではブロッコリーとか、おにぎりとか、人参とかしか食べない子だったんです。あと、ソーセージとかも好きだったかな。かかりつけの医師の先生にも随分、相談しましたが「成長していく中でなんとかなりますよ」という答えでした。一番ホッとしたのは「みそ汁がうまい!」と言ってくれたときですね。みそ汁の味が分かるようになれば、もう安心だ、という気持ちになりました。 

──日本食って、やっぱり偉大ですね。

為末:そうなんです。欧米のアスリートに話を聞くと、食ってガマンするものなんだそう。競技を終えるまで、ひたすら我慢して、食を摂生する。競技が終わった瞬間、フライドポテトみたいなものをこれでもかと食べる、みたいな。日本食には、そうした極端な誘惑はない。毎日、同じものを、おいしいなーと味わって、それで健康になっていく。息子が、みそ汁がうまい、と言った瞬間、とても安心したというのは、そういうことなんです。

──よく、分かります。

為末さん引き

為末:食育の後半は、いうなれば「理性の食育」なんです。こうこう、こういう理屈だから、こういう食事をしろ、みたいな。でも、前半はネイティブというか、「感性の食育」なんです。なんだろう、舌の記憶みたいなものかな。僕は広島の出身なんですが、やっぱり瀬戸内海の魚の味とか、人生で最初においしいな、と感じた味に触れるとなんだかホッとするというか、体の芯から満足感が広がります。そうした感情が息子にも芽生えたんだ、ということは親としてとてもうれしく思います。

──話をまったく違う方面に振りますが、一方で、われわれ現代人は「食に縛られ過ぎている」ようにも思います。ダイエットとか、グルテンフリーとか、ベジタリアンとか。あれをしてはいけない、これをしてはいけない。とにかくストイックに、自らを律することが正義なのだ、みたいな。

為末:難しいお話ですね。(笑) 

──「衣食住のバランス」といいますか。昔の家庭って、なんとなく三つのバランスがとれていたような気がするんですよ。大金持ちの家庭は別として、いわゆる庶民は、これを着て、これを食べて、こういう住まい方をしていれば幸せだよね、みたいな。決してぜいたくではないけれど、夕食のちゃぶ台には、カボチャの煮物があって、ひじきの煮付けがあって、おしんこも添えられていて、といった感じだったと思うんです。それが今では、会社や学校から帰ってきて、一人でパスタをゆでて食べる、みたいなことになっている。これだけ豊かになったというのに、食生活はなんだか貧しくなる一方であるような気がするのですが。

為末:それでいうと、中国人の友達に聞いたんですが、中国でも外食が基本になりつつあるみたいですよ。満漢全席とまではいかなくても、中国の家庭の食卓って、びっくりするほどの皿数が並ぶ、みたいなイメージがあるじゃないですか。 

──そう思ってました。イタリアとか、韓国とかも、そんなイメージです。

為末:アスリートがお世話になっている栄養士さんには、二つのタイプがいるんです。一つは、知識系。理論的に、これはやるべきだとか、これはやってはいけない、みたいなアドバイスをくれる人。もう一つは、技術系。飲んでいいお酒とか、そのタイミングといった具体的なことを教えてくれる。知識系の栄養士さんは、どちらかというと理想を語るんですよ。それは分かるんですけど、その食材はどこで入手したらいいんですか?みたいな。一方で、技術系の栄養士さんは、コンビニで入手できるような食材でメニューを考えてくれたりする。 

──なるほど。

為末:どちらが偉いとか、どちらが正しいということではないんですが、なんだろう、理想と現実のちょうど「中間」みたいなものを僕らは探っていかないといけないんだと思います。

(聞き手:ウェブ電通報編集部)


アスリートブレーンズ プロデュースチーム日比より

今回の取材の中でも、食をテーマに「理想と現実」「衣食住のバランス」「理性と感性」。為末さんの視点はバランスに満ちていると感じます。企業のパーパス/商品/サービス/プロダクトなどの開発においても、理想と現実、理性と感性、理論と実践のように、バランスを持って探ることが重要だと考えます。しかし、実際は、現実視点からの発想が多いのではないでしょうか。トップアスリートは、超越した領域に達したことがある人だからこその、振り切った視点を持っていると思います。企業の視点に、強制的に振り切ったアスリートの視点を統合した、納得解探しを、アスリートブレーンズとして邁進していきたいと思いました。

アスリートブレーンズ プロデュースチーム電通/日比昭道(3CRP)・白石幸平(CDC)

為末大さんを中心に展開している「アスリートブレーンズ」。
アスリートが培ったナレッジで、世の中(企業・社会)の課題解決につなげるチームの詳細については、こちら

アスリートブレーンズロゴ

居酒屋もカラオケも…続々登場する「テレワークプラン」は“使える”のか?コスパを体験

 コロナ禍で一気に浸透したテレワーク。「カラオケ館」や「パセラ」をはじめとするカラオケチェーン各社がテレワークプランを展開するほか、ホテルではテレワークに特化したデイユースプランや連泊プランを打ち出している。また、苦境にあえぐ居酒屋業界は「金の蔵」が一部店舗で昼間に有料でレンタルスペースの提供を始めるなど、新たな施策を打ち出している。

 従来のコワーキングスペースやカフェなどとは違う業態がテレワーク需要を取り込む動きは今後も続きそうだが、実際のところ仕事ははかどるのか。都内のカラオケ店と居酒屋のテレワークプランを利用し、コストパフォーマンスや使い勝手を検証してみた。

ビッグエコーは短期集中型?

 全国に約500店舗を展開する「ビッグエコー」では、予約不要のテレワークプランを打ち出している。1名60分あたり税込500円(延長30分250円)、6名以上1室で60分税込2500円という料金設定で、フリードリンクが付く。普通のカラオケとして利用すると、一般会員の30分料金は税込250円、1時間あたり税込500円となるが、1ドリンクオーダー制のため、フリードリンク付きのテレワークプランの方がお得な計算だ。

 今回訪れたのは、ビッグエコー渋谷宮益坂口駅前店。平日の正午前、受付時に店内に他の客は見られなかった。通常プランとの違いをスタッフに尋ねると、「カラオケ機材の電源をオフにさせていただくので、その分お安くなっています」とのこと。インカムで「○号室をテレワーク仕様に変更してください」と指示を出しているのが聞こえた。

 受付を終えると、伝票バインダーとおしぼりを渡され、行きがけにドリンクバーに寄り、ソフトドリンクをグラスに注ぐ。ホット、アイス、フロートとバラエティ豊かなのはうれしい。ちなみに、コロナ対策でドリンクバーにストローは置いておらず、希望すれば部屋に持ってきてくれる。

 室内に入ると、コの字型のソファが面積の大半を占める、かなりコンパクトなつくりだった。テーブル近くに自由に使えるコンセントが2つあり、テーブルから少し離れた壁にもコンセントが2つあったため、2名利用でも電源不足で困ることはなさそうだ。無料Wi-FiのIDとパスワードは伝票バインダーに明記されており、使い勝手がいいと感じた。

 また、カラオケならではのローテーブルはPC仕事には向かないのでは? というイメージを抱いていたが、ソファ自体も低く、座った時にテーブルが膝よりも上の高さに来るため、自然な姿勢でタイピングできた。

 しかし、本格的に仕事モードに入ろうとすると、落ち着かなさを感じるポイントがいくつかあった。壁にメタリックな装飾が施されており、照明を明るくするとギラギラ感が増してまぶしくなる。また、室内では芳香消臭剤と空調が稼働しているものの、扉を閉め切るため、やや閉塞感や圧迫感があった。

 仕事には本来必要ないものだが、気分転換にカラオケができるかも……と期待していたので、カラオケができないのは残念だった。ただ、思ったよりもまわりの騒音は気にならず、完全個室なので集中しやすい。カラオケに興味がなく、短期集中で仕事をしたい人向けだろう。

ほぼ1日いられる北海道の格安プラン

 場所を変え、今度は居酒屋「北海道」の渋谷駅前店へ。北海道では、平日10~19時の最大9時間滞在できるテレワークプラン「オフィス北海道」を実施している。定価800~1000円前後の定食に、お替わり自由のソフトドリンクも付いて1500円という破格の設定だ。ちなみに、30分あたり200円でソフトドリンク付き・持ち込み自由のプランもあるが、9時間に換算すると3600円となる。4時間以上滞在するなら、昼食付き1500円のプランが断然お得だ。

 ランチ時の店内は人がまばらで、落ち着いた雰囲気だった。特に何も告げずに入り口にいると、4人がけのボックス席に通された。一旦は着席したものの、座席に電源がなかったため、テレワークプラン利用と電源を使用したい旨を店員に伝え、テーブルを移動することに。

 移動先は6~8人がけの広々とした窓際の席だった。入り口と座席間には高いパーティションが設けられており、プライベートを守りつつも、天井が抜けているので開放感がある。座席は定員や目的別に複数のエリアに分かれているようで、最初に通された食事用途の少人数席のほか、大人数用の個室などもあった。食事席から雑談の声が漏れ聞こえてくるものの、気にならない程度。窓際の席の雑音も、時折PCのタイピング音が聞こえるぐらいでうるさく感じない。

 プランに付いてくるボリュームたっぷりの定食をいただき、早速仕事に取りかかろうとしたところで、無料Wi-FiのIDとパスワードを聞きそびれたことに気づいた。テーブル周辺には掲示されていなかったため、レジまで行って掲示を確認するはめに。電源やWi-Fiについては、入店と同時に希望を伝えた方が良さそうだ。

 肝心の作業性についてはどうか。店内の照明は暗めだが、窓から自然光が入ってくるためPC画面がよく見える。難点を挙げるとすれば、コンセントが入り口付近に2つあるのみで、座席からやや離れているところだろう。入り口近くに座り、約120cmのコードを使用してギリギリ届いた。複数名で利用する際には、延長コードや電源タップを用意した方が安心だろう。

 北海道のテレワークプランは、程よい環境音と開放感があり、オフィスに近い感覚で利用することができた。普段からまわりに人のいるオフィスやカフェなどの方が集中できるタイプの人なら、居酒屋の半個室は絶好の仕事場になるのではないだろうか。

 カラオケ、居酒屋ともにWi-Fiの通信環境は問題なく、喫煙ルームも完備されていた。自宅での作業性に不便を感じているテレワーク民は、試してみる価値ありだ。

(文=清談社)

マンガ『腸よ鼻よ』に医師も感涙…「潰瘍性大腸炎」患者の想像絶する苦しさを描いた傑作

 ご無沙汰しております。アニヲタ医師、Dr.Chem(ちぇむ)でございます。

 去る8月28日、安倍晋三首相の退陣が発表されました。総理自身がTwitter等の公開情報でも言及している通り、安倍首相は以前より潰瘍性大腸炎に罹患していることが発表されており、とりわけ、2006~2007年の第一次内閣においては、同疾患の悪化が退陣の原因のひとつと発表されておりました。今回の退陣に際しても、健康面での問題が直接の原因であったと発表されております。

 2012年からの第二次政権は歴代首相の連続在籍日数を更新し、通算在籍日数と共に歴代最長を記録であったとのこと。長期に渡る在任期間の政策面での評価はさまざまですが、そうした難病を抱えながら、長期にわたって公務に就かれていたことに、まずはねぎらいの意を表したいと思います。お疲れさまでした。

 さて、ここで発表された病気「潰瘍性大腸炎」について、みなさまはどれだけご存じでしょうか。病名の通り、大腸を侵す病気であることはすぐにイメージできることと思います。しかし、その症状や、生活にもたらす影響の大きさは、おそらく、病名から想像される以上に深刻なものなのです。

難病指定もされているやっかいな病気「潰瘍性大腸炎」

 潰瘍性大腸炎は炎症性腸疾患と呼ばれる病気の一種で、大腸の粘膜が炎症を起こし、グズグズに荒れてしまう疾患です。こうした腸管の炎症は、細菌やウイルスの感染を伴った場合には誰でも起きる可能性がありますが、潰瘍性大腸炎の場合、そうした外部要因による引き金がなくとも炎症が起き、また、万一上述のような感染症を合併した場合にはさらに重症化してしまう、という非常にやっかいな病気です。

 日本での患者数は2012(平成24)年時点で14万3733人。年間5000人程度が新規に発症するとされていますが、発症の原因についてはいまだに詳しくはわかっておりません。厚生労働省から難病指定(旧:特定疾患)もなされており、今なお、病因の究明、治療手段の開発が途上である疾患です。

【参照】難病情報センター「潰瘍性大腸炎(指定難病97)」より

 主な症状は下痢、血便。時期や環境によって症状は改善と悪化を繰り返しますが、ひどい場合には1日10回以上も出血を伴う下痢が続き、併せて貧血も進行します。また、下痢が続くのに伴って痔などの合併症も出現するほか、長期的には大腸癌の発症リスクもあり、症状が落ち着いているときにも定期的な検査が必要になります。

 総じて、ひとつひとつの症状は想像しやすい一方で、それが長く続く場合の痛みや、生活に及ぼす影響の大変さを実感してもらうのが難しい疾患といえるでしょう。病院で患者さんやそのご家族に向けて理解を助けるための資料やパンフレットなどは存在しますが、一般の方に向けて潰瘍性大腸炎を知ってもらう機会はなかなかないのが現状です。実はこうした問題は、潰瘍性大腸炎に限らず、患者数が少ない難病、それも「がん」や「脳卒中」のようにある程度ひとくくりにして説明しづらい疾患にはどれにも付きまとっている問題なのですが。

 実際、今回の安倍総理の退陣に際しても、患者さんによる団体から、疾患への理解を促す声明が発表されてもいます。

【参照】「最近のSNS等での無理解な言動に声明」(2020.09.06 NPO法人 IBDネットワーク)

最初にかかった医者のあまりの“ひどさ”に愕然

 そんななか、潰瘍性大腸炎を題材にした、とんでもないマンガがあることを知りました。島袋全優先生の『腸よ鼻よ』(KADOKAWA)です。

 著者である全優先生は、まさに本稿でとりあげている疾患、潰瘍性大腸炎に罹患されており、この『腸よ鼻よ』は、ご自身のマンガ家としてのキャリアと並行しての療養生活を描いたコミックエッセイです。そのたぐいまれなるギャグセンスと絶妙なバランス感覚のお陰で、深刻にならずに読める作りになっていますが、実のところ、病気の経過としては結構シャレにならない事態が描かれています。

 まず、のっけからいきなり、最初にかかった医者がやばいです。頻度がまれな病気の場合、なかなか最初の症状や検査だけでは診断に行き着くのが難しいことも多く、後付けであの時ああするべきだった、こうするべきだったと非難することは望ましくないのですが、それにしても、患者さんへのこの態度・振る舞いは……。正直、読んでいて、同じ医療者として作者に「申し訳ない…」と謝りたくなってしまいました。

 幸いにして、その後セカンドオピニオンを経て主治医となったS先生(見た目は「メタルギア・ソリッド」シリーズのスネークそのままの、セリフが大塚明夫氏の声で聴こえてきそうなドクター)、ペアで登場する研修医の山田先生、そしてその後登場する外科のZ先生が非常にしっかりした先生方で、その後の治療については、治療選択のみならず、患者である作者の生活や仕事(マンガ執筆)にもよく理解を示してくれていることがうかがわれます。

家族、そして医者とのコミュニケーションに思わず涙

 しかし、適切で最善な治療が行われていてもなお、悪化時には腹痛、下痢、血便と辛い症状が続いてしまうのが潰瘍性大腸炎の難しいところです。マンガ家としてデビュー、単行本発売と大きなステップを踏んでいく一方で、ストレスや締め切りの負荷によって入院・絶食点滴を繰り返す作者の様子は壮絶で、その深刻さを読者に直接ぶつけることなく、さらっと読める形にまとめてみせるその胆力と筆力には脱帽です。

 各話の合間に挟まれる入院グッズや、腸に負担をかけない食事レシピなども、あっさりと(時にはギャグ調で)描写されていますが、医療者としては、それらを必要とするようになってしまった背景、その日常の大変さを想像するにつけ、本当に作者の健康を祈らずにはいられません。本作はWeb連載されていますが、作者病気に伴う休載も少なからず起きており、作中で描かれている症状が冗談で済まないことが、そうした作品外の情報からも思い知らされてしまいます。

 合間合間に挟まれるご家族との会話に際しても、作者ご本人とご家族との関係の良さが伝わってくるとともに、愛情だけでなく、ご家族が抱かれている心配・不安も余すことなく描写されております。医療者の立場では、患者さんとお会いするのはあくまでも病院、診察室や病室であり、その実際の生活については間接的に知るほかない(患者さんのプライベートに関わることでもあり、相当デリケートな部分になります)ところであり、自宅での生活やそのなかでの思いを赤裸々に開示してくれることは、医療者も単に病気を治すというだけでなく、患者さんの生活をより良くするためにはどうしたらよいかということを考える上で、大いに考えさせられるところがあります。

 作中では、医療監修の先生に(医療的な意味で)正確さを求められて突っ込まれたと書かれていますが、医療者にとって、患者さんの生活という、何よりも大事な部分が余すことなく描かれている本作は、間違いなく名作です。手術に臨む前のS先生との対話で、『ワンピース』(尾田栄一郎著、集英社)の某有名シーンのパロディシーン(第48指腸『まだ返せない…』)は、ギャグなのか感動なのか、ちょっと読んでいて感情がバグった感じの涙が出てきました。

点滴で鼻に薬の匂いが突き抜ける“謎体質”

 余談ですが、作者が点滴を受ける際、血管が詰まらないようにヘパリン(抗凝固薬)を含めた生理食塩水を点滴の管に流すと鼻に薬の匂いが突き抜けると訴えるエピソードがあります(第3巻、第30指腸『繋ぎ繋がれ…』、p88)。

 作中では、看護師さんも作者の周りの方にも該当者がなく、“謎体質”として語られていますが、実は私も、診療の現場でそうした症状を患者さんから聞いたことがあります。ほとんどが若い患者さんからの訴えで、該当する薬は本作のようにヘパリンのこともあれば、別の薬のこともあり、正確な理由やどんな患者さんで見られるかまでは予想できません。血液内科の研修医時代、骨髄移植のとき(ドナーの細胞を患者さんに点滴するとき)にそういった訴えがよくあると聞いた覚えはあるのですが……。

 どうか、作者の全優先生、そして、難病に立ち向かう患者さんたちがより元気に過ごせるよう、我々も力になれればと思います。

(文=Dr.Chem)

Dr.Chem(どくたー・ちぇむ)
ファーストガンダムと同じくらいの時期に生まれた、都内某病院勤務の現役医師。担当科は内科、オタク分野の担当科はアニメ、ゲームなど主に2次元方面。今回取り上げた『腸よ鼻よ』では、ちょいちょいいろんな分野からのパロディネタが挟み込まれていますが、特に作者が筋肉フェチなこともあってか、格闘マンガ、特に『バキ』ネタが多いです。ちょうどNetflixで『バキ』大擂台賽編が放送中にて、合わせて楽しんでます。

なぜ話が長い人は相手の“うんざり”に気づいてくれないのか?長話を止める意外な方法

 いわゆる「モンスター」型のトラブルメーカー、愚痴や自虐ばかりで扱いに困る人……、このような厄介な人に対し、「1.ミスをしない」「2.仕掛け人の否定的な気持ちに反応しない」「3.大人の対応を心掛けて事実を告げる」「4.ゲームの場から離れる」の4つのコマンドで対処しよう、と提唱するユニークな書籍『イヤな人間関係から抜け出す本』(あさ出版/高品孝之)。

 前編に続き、著者の高品氏に、厄介な人への対処法についてうかがう。今回は、オンライン会議が普及し、ますます加速する「話が長い人」への対処方法について聞いた。

長話をする人の意外な深層心理

――本書では「モンスター型」「自虐ばかり」など面倒な人の対処方法を説いていますが、これよりは罪はない「いつまでたっても話が終わらない長話な人」にはどう対処すればいいでしょうか。「あー」とか「そうなんですか」と、テンションは低めに、話を膨らませないように返してはいますが、どうも効いている感じがしません。

高品孝之氏(以下、高品) 確かに、話の長い人に悩んでいる方は多いですよね。大きな実害がないからこそ、厄介とも言えます。

 長話をする人については、「人生脚本」から考えるとよいと思います。詳しくは本書に書きましたが、人生脚本とはその人の持つ思い込みで、養育環境の影響が大きいと言われています。「○○するな」という禁止令(存在するな、成功するな、考えるな、等)と、「○○せよ」という拮抗禁止令(完全であれ、急げ、等)の2つから成り立っています。

――人は禁止令と拮抗禁止令にかき立てられて行動してしまう、ということですか?

高品 はい。なので、全員とまでは言いませんが、長話をする人の人生脚本には「親しくなるな」という禁止令と「完全であれ」という拮抗禁止令があると考えられます。

――ちょっと意外です。長話をする人って「いかにも人嫌いそうな、感じの悪い人」などほぼおらず、むしろ「人好きで、感じがよくて、悪い人じゃないけど、いかんせん話が長い」という人が多いですよね。そんな人が「親しくなるな」という禁止令に振り回されているんですか?

高品 「親しくなるな」が禁止令にあるからといって、人を寄せつけない雰囲気を漂わせているとは限らないんです。ただ、その禁止令が発動すると孤独になるので、孤独を恐れてしゃべり続け、相手とのつながりをなんとか保とうとしている、と考えられます。さらに、拮抗禁止令が「完全であれ」だと、話をなかなか終わらせることができません。

――なるほど、人生脚本の通りに動くのではなく、禁止令「親しくなるな」に抗おうとしての長話なんですね。でも、長話をする人は、なぜ自分の長話に相手がうんざりしているのを察してくれないのでしょう?

高品 「親しくなるな」が人生脚本にあり長話をする人は、「しゃべり続けなくては相手とのつながりが消えてしまう!」という危機感を無意識に持っています。長話に相手が嫌な顔をすればするほど、「まずい! 相手とのつながりを保たねば!」という思いが強くなり、さらに話を続けてしまうわけです。「完全であれ」の拮抗禁止令が、さらに話を長くしていきます。

――「気のない対応をする」は長話対策に効果的なのかとも思っていましたが、かえって長話をする人の心に火をつけているんですね……。

長話を止める有効な方法

――嫌な顔をしても効果がないなら、どうすれば長話を止められるでしょうか。

高品 「親しくなるな」「完全であれ」の組み合わせの人に対しては、「完全であれ」に対処していきましょう。交流分析にはAllow(アロウー)という考えがあり、「ありのまま」であることを告げてあげると、拮抗禁止令の「完全であれ」が弱まると言われています。

 そのため「ありがとうございました。その説明で十分にわかりました」「そのことがはっきりしました」「現状がわかりました」など、「完全であれ」の拮抗禁止令を緩める言葉がけを行うといいでしょう。

 ただ、「親しくなるな」「完全であれ」の人生脚本のケースでない長話の人もいます。禁止令で「存在するな」があり、無意識に「私は愛される価値がない」という思いのある人は「何とか愛してほしい」と長話を続けてしまうケースもあります。この場合、「大人の対応を心掛けて事実を告げる」「ゲームの場から離れる」といった対応をするといいでしょう。「申し訳ございませんが、時間なので終わりにしましょう」と事実を告げるか、「次の予定が入っていますので」と、その場から離れるのが効果的だと思います。

――相手の人生脚本がどれかわからないときは、今挙げていただいたものを一通り試してみて、効きを試してみるとよさそうですね。何より、イライラしながら長話を聞いている状態より、対処を取れること自体が精神衛生上とてもいいですね。

高品 はい。長話をする相手に対し「中断したら相手に悪い、そんなことをしたら嫌われるだろうか」とただ我慢しているのは、長話が止まらない人にしてみたら「望ましい」「思うつぼ」な反応とも言えますよね。長話を我慢して聞いている人は、相手の思い描く人間関係ゲームに強制的に参加させられ、されるがままの状態とも言えます。そんな相手の思い描いたゲームに「参加しない」選択肢だってある、とお伝えしたいですね。

――今の高品さんの言葉で目が覚めました。モンスター系に比べたら加害性は低い「長話な人」ですが、「他人を自分のやりたいゲームにいいように巻き込んでいる」点は共通しますね。紹介していただいた選択肢を駆使し、長話サンドバッグからの脱却を目指します。

(構成=石徹白未亜/ライター)

Zeebra、不倫旅行&大胆キスにファンも幻滅…路上での濃厚キスを報じられた芸能人3人

 ヒップホップグループ「KING GIDDRA」のフロントマンとして名を馳せたZeebraが、リゾート地で“不倫旅行”していたことが発覚。濃厚なキスの現場も目撃されており、世間から非難の声が相次いだ。

 Zeebraの不倫を暴いたのは、8月25日発売の写真週刊誌「FLASH」(光文社)。掲載された写真は神奈川県の高級リゾートで撮られたもので、Zeebraは妻の中林美和ではなく別の女性を連れている。2人は2泊3日の旅行を楽しんだ後、電車に乗り込み東京へ。JR恵比寿駅で濃厚なハグとキスを交わし、そのまま解散した。

 記事が出た直後、ZeebraはTwitterに謝罪文を掲載。しかし世間からは、「男として恥ずかしい」「すべてがダサすぎる」「ラッパーのイメージを損なうような真似はやめてください」と、厳しい声が後を絶たない。

 今回はZeebraのように、路上での濃厚キスを報じられた芸能人をピックアップしていこう。

ISSA(DA PUMP)

 ダンス&ヴォーカルグループ・DA PUMPのISSAは、かつて週刊誌で繰り返し女性関係をスクープされていた。しかし2015年放送の番組『あの素晴らしい修羅場をもう一度!』(TBS系)で、一部のスキャンダルは“ハニートラップ”だったと明かしている。

 ある時、ISSAが連れの女性と路上で激しいキスをしている写真が世間に出回った。この時、ISSAは相手の女性と2人で食事をしていたのだが、普段なら酔わない量の酒で泥酔したという。その後、目覚めたのは女性の自宅で、前の晩のことは何も覚えていない。そのためキス前後の記憶もなく、女性にわざと酔わされたのではと疑っていた。

 ハニートラップ疑惑について、ネット上でも「今時ハニトラって存在するの?」「ISSAも相手も微妙に信用できない」「2人で飲む時点でちょっとは下心あったのでは?」と、さまざまな意見が上がっている。

松村沙友理(乃木坂46)

 続いて、2014年発売の「週刊文春」(文藝春秋)に、既婚者男性との関係を報じられた乃木坂46・松村沙友理。雑誌には2人が抱き合ってキスをしている写真もあり、乃木坂46のメンバーやファンに大きな衝撃を与えた。

 相手は出版社勤務の男性で、複数回デートを重ねていたよう。報道を受けて松村は、ラジオ番組『レコメン!』(文化放送)でファンや関係者に謝罪の言葉を述べている。しかし、記事の内容については、「事実じゃないことも多くて」と一部否定。相手に自分の素性は明かしておらず、彼が既婚者という事実も知らなかったようだ。

 男女の関係ではないと断言したものの、ファンからは「付き合ってないのにキスしたの?」「言い訳のせいでさらに印象が悪くなった」「正直に不倫でしたって言えばいいのに」と、冷たい意見が続出。プライベートにも清純さを求められるのは、アイドルの宿命といえるだろう。

(文=編集部)

華原朋美、またトラブルで事務所から契約解除…高嶋ちさ子との“我が子虐待騒動”も原因か

 同じ事務所から2回も契約を解除されるという、異例の事態が起きたようだ――。

 プロダクション尾木は14日、所属していた歌手の華原朋美との契約を8月31日付けで解除したと発表した。華原は1999年から尾木プロに所属していたが、仕事のドタキャンや薬物の過剰摂取などのトラブルが重なり、2007年に契約解除。その後、12年に尾木プロと再契約していたが、今回再び解除となった。一部報道によれば、SNSの活用などについて華原と事務所サイドで意見の相違が生まれたことが退所の理由だというが、テレビ局関係者はいう。

「普通、そんなことで契約解除なんてしませんよ。華原と尾木プロの関係が修復不能なほど悪化していたということでしょう」

 今回、退所に至った背景について、バイオリニストの高嶋ちさ子との騒動があると、週刊誌記者は指摘する。華原は昨年、第一子を出産し、現在も未婚のまま育てているが、華原は高嶋に紹介されて利用していたベビーシッターから子どもが虐待を受けたと、今月11日発売の週刊誌「フライデー」(講談社)で明かしていた。

「記事内では華原から連絡を受けた高嶋が返信した『これのどこが虐待なの?』というLINEも掲載されており、ベビーシッターの行為が虐待だったのかどうかは、わかりません。高嶋は冠番組も持ちテレビで見ない日はないほどの超売れっ子で、さらに日本中で数多くの音楽イベントを手掛けるなど、音楽家としてもプロデューサーとしても大きな影響力を持つ存在です。音楽系アーティストがメインの尾木プロとしては、そんな高嶋と揉めるのは避けたいということで、穏便に事を済ませようとしていたものの、華原が言うことを聞かずに事を荒立てようとして、事務所サイドの逆鱗に触れたようです。

 そもそも華原が尾木プロに戻れたのは、ひとえに尾木徹社長の厚意があったからこそ。しかし事務所の現場の人間からしてみれば、過去に散々迷惑をかけられた挙句に“戻ります”と言われても、複雑な感情を抱くのは自然でしょう。そんな背景があるなかで、SNSの件しかり、今回の件しかり、言うことを聞かずにまたトラブルを起こされてかなわないということで、今回の契約解除につながったと聞きます」(週刊誌記者)

 華原はすでにツイッターとインスタグラムを開設し、「フリーになりました。これからも子育てと両立しながら歌のお仕事やバラエティ番組への出演も頑張りたいです!」と投稿しているが、今後の活動はいかに――。

(文=編集部)

 

乃木坂46歌唱で『セーラー服を脱がさないで』歌詞の酷すぎる女性蔑視に非難殺到! 変わらない秋元康の差別性

 9月12日放送の日本テレビの大型音楽番組『THE MUSIC DAY』で、「セーラー服を脱がさないで」が乃木坂46のメンバーにより歌われたことが物議を醸している。 「セーラー服を脱がさないで」といえば、秋元康作詞で1985年に発表されたおニャン子クラブの代表曲のひとつで...