JRAグランアレグリアらマイルG1馬「全切り」! 荒れるG1・高松宮記念「強力現場情報」をもとに三連複「6点」で攻略!

 29日、中京競馬場で高松宮記念(G1)が開催される。同レースは内枠有利な傾向だが、今年は渋った馬場でのレースが予想される。外差しが決まる可能性も捨てきれない、難解な一戦だ。

 今回、「強力現場ネタ」から高松宮記念をハナビ杉崎が攻略する。

 まず「◎」は6番枠を引き当てたダノンスマッシュ(牡5歳、栗東・安田隆行厩舎)だ。

 これまでに短距離重賞を4勝。メンバーが揃った今回のレースでも、主役の1頭に違いない。

 前哨戦のオーシャンS(G3)は、勝ちパターンに持ち込んだナックビーナスを、力でねじ伏せる強い勝ち方だった。さらに昨年のスプリンターズS(G1)で敗れたタワーオブロンドンを3着に負かし、同じ中山の舞台でリベンジを果たす。ここまでの臨戦過程は申し分ない。

「中間は順調な調整で来ています。なにより、この馬は競馬が上手なので、崩れる心配はありません。不安は最近のレースでゲートの出がよくないことです。ゲートに入ると行儀の悪さを見せることもあるので、そこは鞍上に託します」(厩舎関係者)

 リーディングトップの川田騎手が鞍上を務める。トップジョッキーの手綱さばきにも期待がかかる。昨年の高松宮記念は外枠に泣いただけに、内枠を引いた今年は勝ち負け必至だろう。

 次に「〇」はクリノガウディー(牡4歳、栗東・藤沢則雄厩舎)だ。

 今回のメンバーに入ると実績では劣るが、陣営からは勝負気配が漂っている。最終追い切りでは、栗東坂路コースで4ハロン50.6秒、ラスト12.1秒で自己ベストを記録。仕上がりは順調そうだ。

 前走の阪急杯(G3)7着から、初の1200m戦でG1の大舞台に挑む。

「前走は前に壁を置けず掛かりっ放しで、最後までもたなかったです。しかし、前走内容から1200mも合いそうです。走法を見る限り、道悪もこなせるはずです。ほかの馬が道悪を苦にするようならチャンスがありそうですね」(厩舎スタッフ)

 1勝馬の伏兵がG1で波乱を起こすかもしれない。

「▲」はアウィルアウェイ(牝4歳、栗東・高野友和厩舎)だ。

 前走はハンデ重賞のシルクロードS(G3)に出走。出遅れながらも、鋭い末脚で勝利した。

「前走の内容は良かったですね。2、3着馬が軽ハンデ馬だったが、アウィルアウェイは斤量55kgで勝っています。陣営も前走内容からG1でも活躍できそうと自信ありげです。調整も順調で、調子も良さそうですね」(競馬記者)

 中京の不良馬場は、昨年のCBC賞(G3)で経験し、8着に敗れている。だが、当時からの成長を考えると気にする必要はなさそうだ。

「△」は武豊騎手が騎乗するアイラブテーラー(牝4歳、栗東・河内洋厩舎)だ。

 デビューから100%連対中。初の重賞挑戦となった昨年の京阪杯(G3)でも2着。前走は淀短距離S(L)を快勝して、初のG1挑戦にコマを進めた。

「前走は着差以上に強い内容でした。また、イレ込みが激しい馬なので、無観客開催がいい方向に働きそうですね。不安を挙げるとすれば、馬場が渋るのはマイナスになりそうです。天候次第といったところでしょうか」(競馬記者)

 アイラブテーラーは武豊騎手に非常に縁のある馬。父トーセンラー(その父ディープインパクト)、母父ダンスインザダーク、そして管理するのは兄弟子の河内洋調教師と聞けば、応援したくなってしまう。

「☆」は昨秋の短距離王者タワーオブロンドン(牡5歳、美浦・藤沢和雄厩舎)だ。

 前走のオーシャンSはダノンスマッシュより2kg重い58kgの斤量と久々の実戦が響いて3着。あくまでも目標は高松宮記念で仕上げてきている。

「前走は内枠で捌きにくい場面がありました。それでも最後にはいい脚を使っているので、次につながるいい内容でした。叩き良化は間違いないので、チャンスは十分にあります」(厩舎関係者)

 上位人気が予想されるグランアレグリアはディープインパクト産駒。同産駒の短距離G1勝ちがない点と、道悪不安という点から思い切って「消し」とする。

 買い目は以下の通り。

 三連複1頭軸流し 6点
 [6]- [2,9,10,11]

 ダノンスマッシュの3着以内は堅いとみる。三連複だが、タワーオブロンドン以外で決まれば高配当も十分に狙えそうだ。

(文=ハナビ杉崎)

賃貸住宅退去時の原状回復費用、どこまでが借主負担?知らないと大損する基礎知識

 春といえば、就職・転勤シーズン。これまでの賃貸住宅を引き払って、新しい住まいに引っ越す人も多いだろう。

 賃貸住宅から退去するときに、退去費用が発生する。未払いの賃料や原状回復費用などで、大家に預けた敷金から差し引かれる。大家に預けた敷金で不足する場合は、さらに費用を請求されることになる。その費用について、交渉する余地はあるのだろうか?

退去時に負担しなければならないのはどんなもの?

 そもそも「原状回復」とは、借りた住宅に住んでいる期間に生じた損傷を回復すること。だからといって、元の状態に完全に回復することまで求められるわけではない。

 では、あなたが賃貸住宅を退去するとして、次の中で原状回復費用として交渉できるものはどれだろうか?

(1)壁にカレンダーを貼ったことでできた、日焼けによる壁紙の色の違い

(2)壁紙に付着したタバコのヤニの臭いや色

(3)壁紙にできた黒ずみ

(4)カーペットに家具を置いてできたくぼみ

(5)キャスター付きの家具でできたフローリングのひっかき傷

 答えは後に譲るとして、筆者の悲しい過去について話そう。

賃貸退去時に費用面で嫌な目にあった人も多い

 実は、かなり前の話になるが、筆者も賃貸退去時に嫌な目にあったことがある。

 当時は筆者も若かったし、初めての賃貸暮らし、初めての退去で、何の知識も持っていなかった。退去時に立ち会った不動産会社が、オートバイのヘルメットの塗料がわずかに壁紙に付着しているのを見て、部屋の壁紙全部を張り替える必要があると、敷金から差し引いたうえで、さらに高額な費用を請求してきたのだ。

 リクルートで住宅情報誌の編集経験を積んだ後なら、間違いなく不動産会社を論破することができた。今思えばその時でも、勤務先の総務課にすぐ連絡をして相談をすれば、助言を受けて回避できたのだろう。ただそのときは「そんなものなのか」と思って、支払ってしまった。

 こうした事例が多いことは、調査結果にも表れている。(株)プラスワンが賃貸住宅で退去経験のある200人に調査したところ、居住年数や広さによって異なるが、退去費用は全体平均で6万3283円だった。請求された退去費用に対し、「妥当な金額だと思った」が42.5%、「安くすんだと思った」が25.0%、「高いと思った」が32.5%で、3人に1人は退去費用を高いと感じたことがわかる。

 一方、退去費用の交渉をした人は、全体の16.0%。残りの84.0%の人は交渉することもなく支払ったことになる。しかし、退去費用を交渉した16.0%(32人)のうち、81.25%の人は交渉に成功したと回答している。交渉すれば、退去費用の一部が減額される可能性も高いということだ。

 では、何を根拠に、どういった点を交渉すればいいのだろう?

退去時の原状回復費用にはルールがある

 原状回復費用についてはこうしたトラブルが多かったことから、国土交通省が裁判例などを踏まえ、明確な指針となる「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を作成している。

 それでもなお、トラブルが続いているのは、国土交通省のガイドラインを知らない借り主が多いからだろう。先ほどの調査結果でも、「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を知らなかった人が74.0%もいた。

 さらに、4月1日の民法改正では、ガイドラインを受ける形で、原状回復の範囲について明記された。改正後の民法では、まず「敷金から未払い家賃や原状回復費用などを差し引いた額を借り主に返還する」ように定めている。さらに、原状回復について「貸主が負担すべき通常の使用による損傷や経年劣化などを除き、借り主は原状回復しなければならない。ただし、借り主の責任によらないものは原状回復する必要がない」としている。

 つまり、普通に生活するうえで発生する損傷や経年劣化などは貸し主が負担するという線引きがあるわけだ。

 例えば、先ほど例示した事例で見ていこう。

(1)の「壁にカレンダーを貼ったことでできた、日焼けによる壁紙の色の違い」は、壁にカレンダー等を貼ることを通常は禁じられないので、普通に生活してできたものと判断でき、「貸主負担」となる。借り主が壁紙の張り替え費用を負担する必要はない。

(2)の「壁紙に付着したタバコのヤニの臭いや色」は、程度によるだろう。普通の生活で生じる程度であれば「貸主負担」となるが、ヘビースモーカーで部屋全体にわたってヤニ焼けやヤニ臭さが生じている場合は「借り主負担」になることもある。もちろん、喫煙不可の賃貸で喫煙していた場合は、程度によらず「借り主負担」になる。

(3)の「壁紙にできた黒ずみ」も原因によって変わるだろう。冷蔵庫やテレビの裏側にできる黒ずみ、いわゆる電気焼けは普通の生活で生じるものなので、「貸主負担」となる。しかし、自分が設置したエアコンからの水漏れを放置したことでできたカビによる黒ずみであれば「借り主負担」になるだろう。

 このように考えていくと(4)の「カーペットに家具を置いてできたくぼみ」は、通常とは異なる重量のある家具でもなければ「貸主負担」で、(5)の「キャスター付きの家具でできたフローリングのひっかき傷」は、注意して使えば避けられたので「借り主負担」と判断できる。

 また、国土交通省のガイドラインでは、借り主の責任で生じた壁紙の黒ずみだったとしても、借り主が負担するのは汚れた周辺の張り替え費用でよいとしている。他の壁面と色や柄が合わないからと、汚れていない部屋全体の壁紙の張り替え費用まで負担する必要はないというわけだ。

 そうはいってもこの線引きはなかなか難しいものがある。国土交通省のサイトから、ガイドラインをダウンロードして、きちんと読み込んでおく必要があるだろう。

原状回復の目安となる「ご印籠」を持参して交渉しよう

 トラブルを生む要因はほかにもある。

 例えば、鍵の交換費用で考えてみよう。鍵を紛失したことなどが理由で交換するのであれば、「借り主負担」、そうでなければ「貸主負担」となるのが一般的な線引きだ。ただし、次の入居者のセキュリティのために、退去後に鍵を交換することがよく行われている。そのために、賃貸借契約で「鍵の交換費用は借り主負担とする」という特約を付けることがある。

 ガイドラインも民法も、法外でない範囲であれば、特約によって一部の負担を借り主が負うことを否定しているわけではない。なので、この特約について契約時に理解して合意したのであれば、その場合の鍵の交換費用は紛失していなくても「借り主負担」となる。賃貸借契約書に原状回復の費用についてどういった記載があるか、入居時も当然だが、退去時にも再度確認しておくべきだろう。

 また、入居時にすでにあった傷か、入居後についた傷かがあいまいなために、「前からあった傷まで費用を負担させられた」というトラブルも起きる。そのためにガイドラインでも、入居時に借り主や貸主、管理会社が立ち会って、具体的な故障や傷の有無を確認して記録に残すことを勧めている。両者の立ち合いが難しい場合は、入居時点に気になる傷などがあれば撮影をしておいて、記録に残しておくとよいだろう。

 また、建物や設備機器を適切に使用することも求められるので、居住中にルールやマナーを守った生活をすることも必要だ。つまり、退去費用のカウントは、入居する時からすでに始まっているということだ。

 このように、退去時の原状回復費用で払い過ぎにならないためには、「賃貸借契約書」と「国土交通省のガイドライン」を確認して、請求される項目が妥当かどうか見極めることがポイントとなる。

 それには、退去費用の交渉の際に、ぜひ「賃貸借契約書」と「国土交通省のガイドライン」(東京都の賃貸住宅なら、東京都の「賃貸住宅トラブル防止ガイドライン」も効果的)を持参しよう。これらを確認することで、交渉材料に使うことができるだけでなく、これを持っている=不動産会社が「抜かりがない相手なので、いい加減なことはできない」と思ってもらえる、という効果が大きいからだ。

(文=山本久美子/住宅ジャーナリスト)

●山本久美子(やまもとくみこ)

早稲田大学卒業。リクルートにて、「週刊住宅情報」「都心に住む」などの副編集長を歴任。現在は、住宅メディアへの執筆やセミナーなどの講演にて活躍中。「SUUMOジャーナル」「東洋経済オンライン」「All About(最新住宅キーワードガイド)」などのサイトで連載記事を執筆。宅地建物取引士、マンション管理士、ファイナンシャルプランナー等の資格を持つ。

ダイハツ新型ロッキー、販売絶好調だけど…“派手顔”にトヨタデザインの影?

 

 ダイハツの新型ロッキー/トヨタライズの販売が絶好調だ。

 もともと最近のSUVブームが底辺にあることに加え、日本ではやっぱり使いやすい5ナンバーサイズ。しかも、そうやってコンパクトゆえに価格もお手頃と3拍子が揃った感じ。

 とくにライズは、そこに圧倒的なトヨタの販売力が加わり、なんと今年の1月では軽を除く乗用車の登録台数で首位を獲得してしまった。ロッキーは21位に止まったけれど、OEM販売として考えれば両社ともがウィン・ウィンな状況なんである。

 けれども、僕はこの2台にとても残念なイメージを抱いている。その理由は単純で、「顔」を中心としたスタイリングがあまりにも酷いからである。

 ご存知の方も多いと思うけれど、ロッキーの元になったのは、2017年の東京モーターショーに出品されたコンセプトカー「DNトレック」だ。ダイハツはモーターショーに毎回ユニークなコンセプトカーを複数用意するけれど、その中でもこの「DNトレック」は群を抜いて完成度が高かった。

 コンパクトSUVとしてグッドバランスのプロポーション。余計なラインがなく適度な張りを持つ面、前後でイメージを統一したシンプルなランプ類。一見して「これは市販前提だな」と思わせる出来で、だからそのデビューを楽しみにしていた。

 ところが、昨年の東京モーターショーに展示された量産型を見て愕然としてしまった。あのシンプルで清潔感のあった「DNトレック」の顔が、まるで失敗したアウディみたいにガチャガチャではないか。それに合わせ、サイドやリアにも余計な付加物が加わって全体的に騒がしくなってしまったのだ。

突き詰めればユーザ側の課題?

 一体、なぜこんなコトになってしまったのか? 担当のデザイナー氏の話では、実際に販売するとなると、やはりもっとSUVらしい力強さが必要だと判断されたのと、OEM先であるトヨタの「デザイン・フィロソフィ」に合わせ込む必要があったからだそう。

 トヨタのデザインというのは、「キーンルック」とか「アンダープライオリティ」などと呼ばれているもの。最近の同社のクルマは妙に左右に引き伸ばされたランプや、異様に大きなグリルによる派手な顔が特徴だけど、あの一連の表現のことである。

 つまり、両社で大半のパーツを共用しつつ「あの顔」になるようデザインを変更したと。実際、トヨタ版のライズはさらに騒がしいフロントフェイスで、兄貴分のRAV4に劣らない感じだ。ベースとなるロッキーはそこまでじゃないけれど、やっぱり相当にガチャついてしまった。

 そんな理由であの「DNトレック」の出来のよさをひっくり返してしまうなんて、なんてバカげた話だと僕は思う。ただ、しかしだ。冒頭のとおり、ロッキーもライズも売れている。しかも絶好調なんである。

 ここはもう、トヨタのマーケティング力の勝利かと。「カワイイ」だの「マイルドヤンキー」だの、そういう日本人の平均的な嗜好を見抜くトヨタの観察力は抜群に鋭く、「DNトレック」の美しさなんかより、大口を開けた獅子舞のような顔がウケることを十二分に知っている。

 社長自ら「もっといいクルマを」などと言っておきながら、醜悪なデザインが街の風景を乱すことに無頓着、無責任な姿勢はいかがなものかと思うけれど、ただ、当然ながらコトの半分は買う側、つまり僕らユーザーのほうに課題ありということだ。

 即ち、トヨタの力は認めるとしても、なんでこうも簡単にコロっと戦略に乗ってしまうのかと。ユーザーの皆が「DNトレック」や「キーンルック」を知っている必要はないけれど、より美しいもの、より上質なものを見極める審美眼は持つべきなんじゃないのか?

 まあ、いまだプロの評論家でさえ「デザインは好き嫌いだから」なんてことを平気で書いてしまう状況だけど、だからこそユーザーはその上を行かなくてはいけない。

 たとえば優れた演出のドラマとか、素晴らしい演奏の楽曲とか、本当にサービスのいい宿とか。審美眼はあらゆるコトやモノが対象になるんだろうけど、クルマ好きの僕らとしては、少なくともその佇まいの善し悪しくらいはしっかり見極めたい。

 本来であれば、メーカーの仕事は常にユーザーの想定を大きく上回るものであってほしいけれど、どうもそれは期待できないことが多いらしい。そうであれば、僕らユーザーは流行や安易な“仕掛け”に惑わされない、もっと広い視野を持たなくてはいけないのかもしれない。

(文=すぎもと たかよし/サラリーマン自動車ライター)

安倍首相、握手も集会もNGなのに解散総選挙強行か…低投票率の方が自民党に有利?

 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

 新型コロナウイルスの感染者が急増していますね。3月26日には東京都の小池百合子知事と安倍晋三首相の会談が行われ、官邸や永田町周辺には緊張が走りました。緊急事態宣言が発令されるとの話もありましたが、ひとまず避けられたようです。

 このような危機的状況なのに、自民党の秘書たちは「こんな時期だからこそ、安倍さんなら総選挙をするかもしれない」と戦々恐々としています。まさか、ですよね。通常の感覚ならそうですが、安倍首相ですから、神澤も「もしや?」と思ってしまいます。

 東京オリンピック・パラリンピックは1年程度延期されることが決まりましたが、安倍首相は自身の自民党総裁任期である来年9月までに開催したいという強い要望があるそうです。この夏に開催されていれば、その直後に解散総選挙という話が有力でした。自民党議員の秘書によると、来年9月に安倍首相の党総裁任期が切れ、翌10月に衆院議員の任期が満了となるので、安倍首相が「解散」の札を使わないわけはない、というのです。

 それを聞いても「まさかねー」と話していた国会女子たちですが、3月25日に二階俊博自民党幹事長が講演で年内解散の可能性について「当然ある」と述べたことが報じられました。「安倍4選」に向けて、「マジで年内解散あるかも」とあわてています。

 こんな時期に選挙をしても、握手もできないし、大声で支援を呼びかけられないし、集会も開けないので、どうやって選挙戦略を立てるのかと思いますが、自民党にとって投票率が低いほうが有利なので、実はウエルカムなんですよね。世間の常識と安倍首相の常識がいかに乖離しているかが、よくわかる話だと思います。

 巷でささやかれているスケジュールは「五輪延期決定」→「政府が緊急事態宣言」→「消費税減税を含む経済対策決定」→「令和2年度補正予算成立」を経て、安倍首相が「税制を変えるのは国の形を変えることだ。是非を問いたい」と6月に衆議院解散、7月に総選挙……という流れのようです。

 経済の状況が今以上に悪化する前に選挙をしてしまうかもしれない……ということのようですが、安倍首相には「国民感情と離れすぎていますよ」と教えてあげたいです。

 いつあるかわからない選挙のことより、1日でも早くこの状況が終息することを願い、自分たちにまずできること、手洗い・うがいを慣習化することを心がけて、日々をなんとか乗り越えたいところです。

 また、11月のアメリカ大統領選挙もポイントですね。ドナルド・トランプ大統領が再選した場合、良好な関係にある安倍首相の続投論が自民党内で盛り上がり、その大義を得るために解散総選挙を決行することも考えられます。そうなれば、「連続3期9年」の党則改正も焦点になってきますね。

 もちろん、握手もできないままでは選挙戦も厳しいので、感染症の終息時期がポイントになるでしょうね。

(文=神澤志万/国会議員秘書)

無店舗型の性風俗店、税務申告せず営業→重加算税+延滞税+無用な消費税まで追徴!

 元国税局職員、さんきゅう倉田です。好きな仕入れは「課税仕入れ」です。

 今回は、無店舗型の性風俗店の税務調査について紹介します。

 ある地方に、無申告のまま営業している風俗店がありました。書類上は「無店舗型性風俗特殊営業」というようです。風俗業界の申告率が低いのは、税金について詳しくない方でも想像に難くないと思います。

 今回の事案では、無申告だった上に帳簿も作成していませんでした。帳簿がない場合、通常は、帳簿を作成するために使用する請求書や領収証控えから売上を計算します。しかし、それすらなかったらどのように計算するのでしょうか。推計で算定し、課税することとなります。

 その推計に納得がいかなければ、「もっと売上は少なかった」とか「経費はもっと多かった」などと主張することもできます。「それなら証拠書類を保存し、帳簿を作成しておけばいいじゃないか」などと野暮なことは言いません。「盗人にも三分の理」があるように、彼らにも理があるのでしょうか。

 調査にあたっては、まずはコンパニオンへの報酬を確認したそうです。店はコンパニオンと業務委託契約を締結しており、コンパニオンは業務を遂行した都度、客から金銭を受領し、自分の報酬を引いた残りを店に渡していました。

 なお、コンパニオン報酬は次の4つから構成されています。

(1)基本料金
(2)追加的な役務提供(オプション)に対して客から受領する追加料金の全額
(3)客から指名を受けた場合の指名料の全額
(4)その他、客から受領した金品

 つまり、店舗は基本料金の何割かを受け取り、オプション料金、指名料、チップは、コンパニオンが全額受け取ることができるシステムのようです。このシステムだと、所得税を源泉徴収していないと考えられます。

 また、コンパニオンをクルマで送迎する運転手は、コンパニオンから店の取り分を受け取り、自分の手当を差し引いて、お店に渡していました。その際に、お金は封筒に入れ、封筒にはコンパニオンを派遣した日付、運転手の名前、コンパニオンの源氏名、派遣時間、指名の有無、派遣先の宿泊施設名、売上金額、運転手の手当の額を記載していました。したがって、封筒から売上や経費を概算できそうです。

延滞税、重加算税、無申告加算税に加えて多額の消費税も

 風俗店の代表者は、消耗品購入時の請求書や領収証、クレジットカードの明細を提示し、経費を主張しました。申告はしないのに、積極的に経費を認めてもらおうと考えているようです。さらに、売上に関してはパソコンで管理しており、そのデータを示しました。

 もちろん、調査担当者は、これらの書類のみでは法人税の所得金額を算定することはできないとして、複数回にわたり帳簿と請求書の提示を求めましたが、「ないものはない」として何も提示されませんでした。

 帳簿や資料がなければ、いよいよ推計で所得を計算されます。今回のような無店舗型性風俗特殊営業は、営業形態や規模、地域、経営状況に大きな変化がなければ、派遣したコンパニオンの数から売上を推計でき、また同様に運転手手当の金額も算出できるものと考えられます。

 よって、一部でも資料の存在する期間があれば、その期間の経費や売上を基に、調査対象年分の記録を復元することができ、可能な限り適正な納税に是正できます。納税者は、延滞税重加算税、無申告加算税を追加で支払うことになりますが、それはほかの調査でもよくあることですし、身から出たサビなので詮無きことでしょう。

 しかし、帳簿の不存在によって、消費税の仕入税額控除が認められなくなってしまうと大ごとです。仕入税額控除とは、平たく言えば“経費の消費税”です。売上の消費税から経費の消費税を引いて残りを国に納めますが、これが認められないと不要な消費税を納めることになってしまいます。売上が大きければ大きいほど、その負担は増え、経営を圧迫するでしょう。この性風俗店も、多額の消費税を納めることになりました。

 帳簿の作成は不可欠です。性風俗店であっても、税理士と顧問契約をし、正規の簿記による記帳が必要です。厳しい業界で生き残るためには、正しい納税が必要なのです。
(文=さんきゅう倉田/元国税局職員、お笑い芸人)

●さんきゅう倉田
大学卒業後、国税専門官試験を受けて合格し国税庁職員として東京国税局に入庁。法人税の調査などを行った。退職後、NSC東京校に入学し、現在お笑い芸人として活躍中。2017年12月14日、処女作『元国税局芸人が教える 読めば必ず得する税金の話』(総合法令出版)が発売された。

「ぼくの国税局時代の知識と経験、芸人になってからの自己研鑽をこの1冊に詰めました。会社員が社会をサバイバルするために必須の知識のみを厳選。たのしく学べます」

安倍首相のコロナ対策はなぜこんなに遅い? 28日会見でも具体的支援策提示なし、イベント自粛の補償も「難しい」…海外とは雲泥の差

 これで国民が納得したり安心したりできると、ほんとうにこの男は思っているのだろうか。本日18時から安倍首相が新型コロナ対策にかんして3回目となる記者会見を2週間ぶりにおこなったが、その中身はスカスカどころか、具体的な話はまるでゼロだったからだ。  その最たるものが、国民の...

JRA高松宮記念(G1)グランアレグリア「G1代打職人」池添謙一なら心配無用!? 陣営がスプリント戦対応に自信を見せた理由とは……

 29日、日曜中京メインは、春のスプリント王決定戦となる高松宮記念(G1)が開催される。

 今年の高松宮記念で特徴的なのは乗り替りの多さだろう。上位人気が予想されるタワーオブロンドン、ダノンスマッシュ、グランアレグリアの乗り替りが目立ったが、なかでも池添謙一騎手が騎乗するグランアレグリアに注目したい。

 同騎手は大舞台で、より腕が冴え渡る騎手としても有名だ。昨年のマイルCS(G1)では騎乗停止となった福永祐一騎手の替わりに代打騎乗を任されたインディチャンプを見事な手綱捌きで勝利へと導いた。

 また、池添騎手のJRA・G1勝利はデビュー以来、25勝を数える。うち5勝が前走の騎手から乗り替わっての勝利である。

 自身初のG1勝利となった2002年桜花賞のアローキャリーはO.ペリエ騎手からの乗り替り、17年桜花賞のレーヌミノルは浜中俊騎手、そして昨年マイルCSのインディチャンプは福永祐一騎手から乗り替りでの勝利だった。

 これは池添騎手が、G1レース特有の重圧に負けないだけの精神力の持ち主である証明でもあるだろう。今回、グランアレグリアはC.ルメール騎手からの代打騎乗となるが、陣営は心配していない。むしろ「どの馬も同じ条件だし、謙一は大舞台で乗り慣れた騎手だから」と勝負強い鞍上の手腕を評価しての騎乗依頼だった。

 グランアレグリアは、1番人気に支持されたNHKマイルC(G1)を5着(4位入線から降着)に敗れた。だが、暮れの阪神C(G2)ではそれまでの先行策から一転して後方待機。直線8番手から上がり33秒5で突き抜けると、2着フィアーノロマーノに5馬身差をつける大楽勝を決めた。

 阪神Cの勝ち時計は1分19秒4だった。これは同じ阪神・芝1400m戦である阪急杯(G3)の勝ち時計1分20秒3を大きく上回っている。阪神Cで完敗したフィアーノロマーノが、阪急杯では接戦したこともグランアレグリアの強さの裏付けとなるだろう。

 陣営も「高松宮記念の前に1400mを使っているのが一番いい」と、スプリント戦対応にも自信を見せた。

 ディープインパクトは多くのG1馬を出したが、スプリントのG1は未勝利だ。これまで高松宮記念では、ミッキーアイルが15年に3着、16年に2着。スプリンターズSでは15年に4着、16年に2着と敗れている。

 とはいえ、上位人気に支持されるほどの馬が、他に出走していなかったのも確かだ。グランアレグリアはミッキーアイル以上の可能性もある。高松宮記念を勝って、亡き父ディープインパクトに、初のスプリントG1タイトルをプレゼントしたい。

JRA高松宮記念(G1)馬体重が重要ファクター、「2つの条件」からダノンスマッシュ&ダイアトニックはアタマなし! 当日発表前でも断言できるその理由とは

 競馬の予想には血統や調教など様々なファクターが存在するが、レースの約1時間前に発表される「馬体重」も参考にしたい重要なファクターの一つだ。

 29日(日)に行われる高松宮記念(G1)では、馬体重にまつわる2つの傾向があることを知っているだろうか。結論から言うと、当日の馬体重「480kg未満」と、前走からの馬体重「増加組」はこのレースで苦戦傾向にある。

 まず当日の馬体重だが、過去10年の勝ち馬は全て480kg以上の大型馬。競馬界では「スプリント戦は馬格が重要」という格言が存在するが、高松宮記念はそれが見事に当てはまっている。

【高松宮記念、馬体重別着度数(過去10年)】
▼480kg以上「10-9-7-97」
▼480kg未満「0-1-3-50」

 今週木曜日にJRAが発表した「調教後の馬体重」では、上位人気が予想される2頭がボーダーラインのちょうど480kgと発表されている。

 その2頭とはダノンスマッシュダイアトニック。ともにG1初制覇を狙う安田隆行厩舎の5歳牡馬だ。ダノンスマッシュは、前走のオーシャンS(G3)に自己最高の478kgで出走し快勝。今回がプラス2kg以上なら好走条件の480kgをクリアする。

 一方のダイアトニックは前々走の484kgから前走の阪急杯(G3)は470kgと14kgも馬体重を減らしていた。今回プラス10kg以上なら好走条件を満たすことになる。木曜日時点では2頭とも480kgちょうどなので、レースまでにこれを維持できるかがポイントになる。

 次に2つ目の傾向を思い出してほしい。馬体重増加組の苦戦だ。高松宮記念がG1に昇格した1996年以降、前走からプラス体重で優勝した馬は2007年のスズカフェニックスただ1頭。それ以外の優勝馬23頭はマイナス体重もしくは増減なしでレースに臨んでいた。

【高松宮記念、馬体重増減別着度数、1996年以降】
▼今回増「1-9-10-113」
▼同体重「6-1-3-51」
▼今回減「17-13-11-181」

 もうお気づきだろうか。2つの傾向をダノンスマッシュとダイアトニックに当てはめると、2頭は絶対に2つの好走条件を満たせないのだ。

 1つ目の好走条件(480kg以上で出走)を満たすためには、前走からプラス体重で臨まなければいけない。しかし、そうなると前走からマイナス体重もしくは増減なしという2つ目の条件を満たすことができなくなる。

「馬体重」というファクターで予想を組み立てれば、当日の馬体重発表を待つことなく、「ダノンスマッシュとダイアトニックのアタマ(1着)はなし!」と断言できてしまうのだ。2頭はデータを裏切るような激走を見せることはできるだろうか。

テレビ東京が進めている「働き方改革」とは? 新番組『シナぷしゅ』プロデューサーに聞く

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

『シナぷしゅ』のコーナー「ヒカリのアニメ」の1シーン

 他の民放キー局では手をつけないチャレンジングな番組づくりに定評のあるテレビ東京。

 そんなテレビ東京がまた新しい試みに踏み切る。乳幼児向けの新番組『シナぷしゅ』だ。この番組はまず昨年12月16日〜20日に放送され、その好評を受けて4月6日(月)からレギュラー放送が始まる。(毎週月~金あさ7時35分~8時、夕方5時30分~5時55分再放送)

 実は、乳幼児をターゲットにしたテレビ番組はビジネスにならないことから民放ではつくられたことがなかった。『シナぷしゅ』は敢えてそこに切り込んでいく。しかも、この番組はスタッフの人選も特殊で、プロデューサーの中にはテレビ東京アナウンサーである松丸友紀氏の名前もクレジットされている。

JRA「騎乗停止」横山典弘ミッキースワロー日経賞(G2)快勝も……池添謙一モズベッロ「勝った馬に寄られて」で桜花賞(G1)週アウト

 28日に中山競馬場で行われた日経賞(G2)は、1番人気のミッキースワロー(牡6歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)が優勝。セントライト記念(G2)、七夕賞(G3)に続く、重賞3勝目を上げ、春のG1戦線へ弾みをつけた。

「よかったです。いつも通りの競馬でした」

 勝利騎手インタビューに応じた主戦の横山典弘騎手も手応え。「力通りでした」と改めて相棒の能力を称賛し、「順調に行ってほしいです」と待望のG1制覇へ意欲を示している。

 しかし、この勝利に納得いかなかったのが、2着に敗れたモズベッロの鞍上・池添謙一騎手だ。

「勝った馬に寄られて……真っすぐなら勝ち切れていた」

 最後の直線、大外から脚を伸ばす横山典騎手のミッキースワロー。それを外からマークするように食らいついた池添騎手とモズベッロ。どちらも抜群の手応えが残っており1、2番人気による一騎打ちになるかと思われた。

 だが、その直後にミッキースワローが外へ外へと蛇行……結果的にモズベッロの進路をふさぐ格好となり、モズベッロは不完全燃焼のままゴール。着差こそ1馬身1/4と接戦ではなかったが「不利がなければ……」と思えたレースだけに、池添騎手が不満を漏らすのも当然か。

「モズベッロ陣営にとっては納得いかない結果でしょうね。見た目はそこまで悪質なものではなかったですが、最後の直線でミッキースワローがほぼずっと斜行し続けてため、池添騎手はほとんど満足に追うことができませんでした。見た目以上に厳しいレースだったと思います。

レース後、SNSなどでもモズベッロを応援していたファンを中心に『降着にすべき』という声がありましたが、あれだけ大きな着差(1馬身1/4)になると『不利がなければ着順が替わっていたか』判断するのは極めて難しい……現行の降着ルールの欠点が、改めて浮き彫りになったレースでした」(競馬記者)

 レース後、JRAの公式ホームページでは「最後の直線コースで、14番ミッキースワローが外側に斜行したため、10番モズベッロの進路が狭くなりました」とし、横山典騎手には4月11日、12日の騎乗停止処分が下っている。

 勝利騎手インタビューで「1頭になるとフラフラする」とミッキースワローの課題を語っていた横山典騎手。だが「この間(前走のAJCC(G2))は勝負どころで不利を受けて、故障した馬のあおりを食った」と振り返っていたものの、今度は被害者から一転、加害者になってしまった。

「ただ、力のあるところを見せてくれたし、もっと良くなる」

 最後はそうモズベッロを労い、前を向いた池添騎手。2着とはいえ賞金の加算には成功しただけに、ミッキースワローとの“決着”は春のG1が舞台になるかもしれない。