マスク、月30億枚超の供給不足か…世界的なマスク不足、もう安く買うのは困難な情勢

いつになったらマスクが買えるのか?

 マスクが相変わらず、手に入らない。マスクが普通に買えたのは今年1月までのこと。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ドラッグストアやスーパー、コンビニエンスストアの店頭からマスクが消え、補充も十分にされず、買えなくなった。

 テレビでは、感染症の専門家を名乗る人たちが登場し、「マスクでは感染の予防効果は低い」として、「外出時には携帯用のアルコール消毒薬を持ち歩く」よう勧めていた。すると今度は店頭からアルコール消毒薬がたちまち消え、買えなくなった。2月上旬以降、3月末現在に至るまで、マスクとアルコール消毒薬の品薄状態はまったく解消されていない。

 この事態に対し、政府は2月中旬、「毎週1億枚以上供給できる見通しができている」(菅義偉官房長官。2月12日)としていた。専門家がたとえマスクでは感染を防げないと言おうとも、政府はなんとしてもマスクの供給を正常な状態に戻そうと考えていたのだ。翌2月13日に発表された政府の緊急対応策では、マスク増産のための設備投資支援に5億円を確保。しかし、マスクの品薄状態は解消されず、「増産態勢を確立し、今週から入ってくるという報告を受けていた」(菅官房長官。2月20日)と釈明。

 2月22日の時事通信は、菅官房長官が経済産業省の担当者を呼び、「話が違うじゃないか。どうなっているんだ」と叱りつけながら、マスクの品薄状態が解消されない現状について説明を求めた――と報じた。同日の時事通信は、政府関係者の談として、1月の最終週には週1億枚超を供給できるようになったものの、需要がそれをはるかに上回る週9億枚にまで急増。需要にまったく追いついていない現状を伝えていた。

 2月末の時点で国内のマスクメーカーは、通常の3倍のペースで増産していたという。しかし、新型コロナウイルス禍が起きる前、国内で流通していたマスクのおよそ7割までが、中国で製造されていたものだった。この機会に確認してみたところ、筆者の家で買い置きしてあった使い捨てマスク(1箱50枚入り)にしても、やはり中国産。購入価格は600円前後だったと記憶している。

 つまり、中国で新型コロナウイルスの感染が拡大し、中国国内でのマスク需要が急増したのと同時に、マスクの生産も止まってしまい、日本に供給されなくなったことが、マスク品薄騒動の端緒であり、原因だった。経産省によれば、2月下旬には中国からの輸入も再開されたというのだが、ならばなぜ、ドラッグストアやスーパーの店頭からマスクが消えたままなのか。

月産6億枚でも“焼け石に水”

 3月26日、静岡県富士市のマスク工場を牧原秀樹・経済産業副大臣が視察した。この日の模様を報じた静岡放送(SBS)によると、この工場では、従来の2倍以上の速さでマスクを生産できる世界最先端の設備を導入。この日が初出荷だったのだという。視察後、牧原副大臣は、国内の供給量は1カ月で約6億枚となる見込みだと説明。しかし、それでも需要にはまだまだ追いつかず、十分なマスクの量が流通するメドはついていないと話していた。

 中国産マスクの輸入が止まったことに対し、国内のマスクメーカーが揃って増産に踏み切り、牧原副大臣も言うように、3月には国内産マスクだけで6億枚以上を生産したのだという。4月にはさらに増産を進めるらしい。これまでマスク生産とはなんの縁もなかった家電メーカーのシャープなども、政府の緊急要請に応じてマスク生産に参入。液晶ディスプレーを製造していた清浄度の高いクリーンルームで1日当たり約15万枚を生産し、今後は1日あたり約50万枚にまで生産量を拡大させるという。

 ちなみに、新型コロナウイルスの問題が起きる前までは、マスクは月4億枚が供給されていたといい、花粉が飛ぶ量の多かった2年前のマスク供給量でも「月6億枚」だったのだそうだ。それに匹敵する量を今や国内産だけで賄えるようになったわけだが、前掲の時事通信記事が伝えているように、1月末時点での需要が週9億枚、つまり「月36億枚」が必要だった。30億枚も足りなければ、マスクの在庫も一気に尽きるわけである。感染者の急増を受け、東京をはじめとした首都圏に「外出自粛要請」が出された3月末時点の需要は、さらに増えているに違いない。ようするに、月6億枚では“焼け石に水”でしかなかった。

 そのうえ、新型コロナウイルスへの感染者が欧米各国で爆発的に増大しているせいで、かつてないほどのマスク需要が地球規模で生まれている。「マスクは病人がするもの」として、マスクをして出かける日本人の姿を小バカにしていた欧米人までが、今やこぞってマスクをし始めているのである。3月26日には感染急拡大国のひとつ、スペイン政府が、中国からマスク5億5000万枚を「爆買い」したと、共同通信が報じた。これでは、需要の不足分を中国からの輸入で補うのはしばらくの間、期待薄である。

 新型コロナウイルス「COVID-19」(コビッド・ナインティーン)の登場は、世界の“マスク観”をも変えていた。人類のマスク需要は高まる一方だ。

高い「使い捨てマスク」なら今でも買える

 マスクの供給先としてまず優先されるのは、医療機関である。しかも、医者や看護師が標準的につけているマスクと、感染症病棟の医者や看護師が感染予防のためにつけているマスクの性能は、まったく異なる。だが、現在は医療機関でさえもマスクが足りていないのだという。この状況は、ドラッグストアなどの品揃えを充実させるよりも先に、ただちに改善する必要がある。でないと、私たちが新型コロナウイルスに感染し、さらには肺炎が重症化した場合、満足のいく治療や適切な治療を受けられなくなる恐れがある。

 国や自治体が補助金を出し、税金で買い上げたマスクは、医療機関や感染拡大地域の自治体に直接、届けられる。そうしたニーズを満たした後でなければ、マスクは市場に流通しない。

 最初に新型コロナウイルス感染が拡大した中国でも、1月にはマスク不足が深刻になり、マスクを求めて薬局の行列に並んでいた客同士で殴り合いの喧嘩が起きたり、薬局の店主と客の間でマスクをめぐっての口論が起き、警察が出動したりすることもあったという。現在の日本は、それを2カ月遅れで後追いしている感じだ。マスクが買えないことに苛立った客が、ドラッグストアの店員に暴言を吐き、逮捕される事件も発生している。

 とはいえ、私たち一般庶民の願いは「普通に流通しているマスクを、それまでどおりの当たり前の価格で買いたい」だけなのである。このささやかな願いが叶うまでに、あとどれだけ待てばいいのか。

 ニーズや品薄感が高まれば、値が上がるのは世界の常識。そもそも使い捨てマスクの価格は、人件費の安い中国で作ったものを輸入していたので、安かったのである。需要が急拡大すれば、原材料費が高騰するうえに、国内で生産するなら人件費も上乗せされる。市場原理と経済原則から考えれば、新型コロナウイルス騒動が発生する前の従来価格でマスクを売るのは、赤字覚悟の出血大サービスか、ボランティア活動以外にありえない。つまり、騒動が完全に終息しない限り、従来の価格でマスクを買うのは難しい。

 しかし、機能はそのままなのにかなり高価になったマスクなら、今でも買える。ここにきてインターネット上には、マスク価格を安い順に並べて表示する「在庫速報.com」が登場。いわゆる「転売ヤー」は排除されており、マスクだけでなく、消毒用のアルコールジェルやアルコールスプレーも購入できる。難があるとすれば、手元に届くまで1~2週間ほど待たなければならないことくらいだ。

 サイトを確認した3月28日時点での最安値は10枚入り税込み580円(送料別)。1枚当たりの単価は58円である。以前に箱買いしていた者からすれば、5倍から6倍に値が上がっているので、一瞬躊躇はするものの、手に入れることはできるので、買い置きのマスクが尽きた際にはこうしたサイトを利用するほかない。

国民全員にマスクを行き渡らせるのは政治の役目

 今回検証してみてわかったことは、単にマスクの生産量も供給量も需要に全然足りていない――ということだった。日本国民全員にマスクを行き渡らせることを目標とするなら、政治の介入が不可欠だ。補助金という名の税金をマスク業者に投入し、たくさん作らせるだけではなく、どうやって多くの国民の手元にマスクを行き渡らせるか、ということまでを、政治が主導してきちんと決めてかからないと、“買いだめ”の餌食になって消えるのがオチであり、マスクの感染拡大防止効果も望めない。

 政府が市場経済を無視し、マスクの強制買い上げを実施し、国民一人ひとりにマスクを無料で配給するのも、一つの手段かもしれない。だが、市場経済を上手に利用する手がないわけでもない。例を挙げる。

 今まさにマスクを必要としている人が多い現状を踏まえるならば、使い捨てマスクを「50枚1セット」の箱にして売るのではなく、「5枚で10セット」に小分けして売るのである。1人が50枚を後生大事にしまっておいては何の意味もないのだから、10人が1週間でもマスクを確実にしてもらうことを目指したほうが、感染拡大防止の面からも大変有意義だと思う。

 マスクの販売サイトにしても、「医療関係者向け」「患者向け」「一般向け」と分けて販売するやり方が考えられるだろう。「医療関係者」には、医者や看護師をはじめ、医学生や看護学生、そして医療施設や介護施設で働く職員も含めるといい。身分の確認方法は今後考えるとして、マスクが不可欠なところに効果的に行き渡らせるため、供給数や優先度を考慮しながら調節するのだ。それができるのは、まさに「政治」であり、今こそ「政治」の出番なのである。

        ※

 経済原則からすれば、よりニーズが高く、お金をたくさん払うところにマスクは流れていく。これまで安値で作っていた中国などは、よりお金を出す国に喜んで売るだろうし、品質面から「メイド・イン・ジャパンが良い」と考える国なら、中国産マスクより高値でも買ってくれる。となれば、日本国内のマスク業者であっても輸出しない道理はない。

 それだけにマスクメーカーさんには、従業員の長時間労働などによる労災発生を防ぐため最大限の配慮をしつつ、これまで以上にマスクの生産量拡大に取り組んでいただきたい。従業員が倒れれば、その先のマスク生産にも支障をきたすわけだから、何としても労災は避けてもらわなければならない。

 新聞の中には、「感染が収束に向かえば需要も消えるため、メーカーも大規模な設備投資に踏み出しにくい」(朝日新聞デジタル3月25日 17時30分)と報じているところもある。だが、今後1年は間違いなく、世界中に莫大なマスク需要があるのである。みすみす商機を逃すことなく、これからの1年で一生分を稼ぐ勢いで設備投資に勤しみ、ついでに雇用を増やしてもらったほうが、世界中で冷え切っていくばかりの景気の下支えにもなると思う。

(文=明石昇二郎/ルポライター)

JRA桜花賞(G1)登録馬決定! 復権を誓う2歳女王レシステンシアVS「新星」デアリングタクト!! 「直行V」狙いのリアアメリア、前哨戦覇者マルターズディオサなど

 牝馬クラシック初戦・桜花賞(G1)が2週間後に迫ってきた。

 今年は有力視されていた昨年の最優秀2歳牝馬・レシステンシアが、前哨戦のチューリップ賞(G2)でまさかの3着。阪神ジュベナイルF(G1)などで圧倒的な実力を見せつけた女王に土がついたことで他の陣営が俄然色めきだした。

 そのチューリップ賞で勝利したマルターズディオサ、重賞での好走が光るクラヴァシュドールらが桜花賞へ出走を予定。その他のライバルたちも牝馬1冠を奪取すべく、虎視眈々と機をうかがう。

 以下が、桜花賞に登録のあった25頭だ。(騎手は想定)

<優先出走権【8頭】>

チューリップ賞(G2)
1着 マルターズディオサ
(美浦・手塚貴久厩舎、田辺裕信騎手)
主な戦績:阪神ジュベナイルF 2着

2着 クラヴァシュドール
(栗東・中内田充正厩舎、M.デムーロ騎手)
主な戦績:阪神ジュベナイルF 3着

3着 レシステンシア
(栗東・松下武士厩舎、武豊騎手)
主な戦績:阪神ジュベナイルF 1着

フィリーズレビュー(G2)
1着 エーポス
(栗東・北出成人厩舎、岩田康誠騎手)
主な戦績:エルフィンS(L)4着

2着 ヤマカツマーメイド
(栗東・池添兼雄厩舎、池添謙一騎手)
主な戦績:阪神ジュベナイルF 5着

3着 ナイントゥファイブ
(栗東・西園正都厩舎、松田大作騎手)
主な戦績:千両賞(1勝クラス) 4着

アネモネスS(L)
1着 インターミッション
(美浦・手塚貴久厩舎、石川裕紀人騎手)
主な戦績:菜の花賞(1勝クラス)3着

2着 フィオリキアリ
(栗東・清水久詞厩舎、藤井勘一郎騎手)
主な戦績:3歳1勝クラス 1着

<以下、賞金順>

サンクテュエール
(美浦・藤沢和雄厩舎、C.ルメール騎手)
主な戦績:シンザン記念(G3)1着

ミヤマザクラ
(栗東・藤原英昭厩舎、福永祐一騎手)
主な戦績:クイーンC(G3)1着

スマイルカナ
(美浦・高橋祥泰厩舎、柴田大知騎手)
フェアリーS(G3)1着

ウーマンズハート
(栗東・西浦勝一厩舎、藤岡康太騎手)
主な戦績:新潟2歳S(G3)1着

リアアメリア
(栗東・中内田充正厩舎、川田将雅騎手)
主な戦績:アルテミスS(G3)1着

マジックキャッスル
(美浦・国枝栄厩舎、浜中俊騎手)
主な戦績:クイーンC、ファンタジーS(G3)ともに2着

ケープコッド
(美浦・高柳瑞樹厩舎、岩田望来騎手)
主な戦績:クリスマスローズS(OP)1着

デアリングタクト
(栗東・杉山晴紀厩舎、松山弘平騎手)
主な戦績:エルフィンS(L)1着

ヒルノマリブ
(栗東・北出成人厩舎、未定)
主な戦績:紅梅S(L)

チェーンオブラブ
(美浦・小笠倫弘厩舎、石橋脩騎手)
主な戦績:フェアリーS(G3)2着

<以下、除外対象>

ウインマイティー
(栗東・五十嵐忠男厩舎)
主な戦績:デイジー賞(1勝クラス)

ギルデッドミラー
(栗東・松永幹夫厩舎)
主な戦績:3歳1勝クラス

イズジョーノキセキ
(栗東・石坂公一厩舎)
主な戦績:チューリップ賞(G2)4着

カイトレッド
(美浦・和田雄二厩舎)
主な戦績:京王杯2歳S(G2)7着

ジェラペッシュ
(美浦・尾関知人厩舎)
主な戦績:サウジアラビアRC(G3)4着

 今年はリアアメリアが、昨年の桜花賞馬グランアレグリア同様に直行ローテを選択している。これが吉と出るか凶と出るか……。また優先出走組以外では、牡馬相手にシンザン記念を勝利したサンクテュエール、エルフィンSで2着に4馬身差をつけて圧勝したデアリングタクト、クイーンC覇者ミヤマザクラも侮れない。

 桜花賞馬に輝くのはどの馬になるのだろうか? 決戦の火蓋は4月12日(日)に落とされる。

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 今年は有力視されていた昨年の最優秀2歳牝馬・レシステンシアが、前哨戦のチューリップ賞(G2)でまさかの3着。阪神ジュベナイルF(G1)などで圧倒的な実力を見せつけた女王に土がついたことで他の陣営が俄然色めきだした。

 そのチューリップ賞で勝利したマルターズディオサ、重賞での好走が光るクラヴァシュドールらが桜花賞へ出走を予定。その他のライバルたちも牝馬1冠を奪取すべく、虎視眈々と機をうかがう。

 以下が、桜花賞に登録のあった25頭だ。(騎手は想定)

<優先出走権【8頭】>

チューリップ賞(G2)
1着 マルターズディオサ
(美浦・手塚貴久厩舎、田辺裕信騎手)
主な戦績:阪神ジュベナイルF 2着

2着 クラヴァシュドール
(栗東・中内田充正厩舎、M.デムーロ騎手)
主な戦績:阪神ジュベナイルF 3着

3着 レシステンシア
(栗東・松下武士厩舎、武豊騎手)
主な戦績:阪神ジュベナイルF 1着

フィリーズレビュー(G2)
1着 エーポス
(栗東・北出成人厩舎、岩田康誠騎手)
主な戦績:エルフィンS(L)4着

2着 ヤマカツマーメイド
(栗東・池添兼雄厩舎、池添謙一騎手)
主な戦績:阪神ジュベナイルF 5着

3着 ナイントゥファイブ
(栗東・西園正都厩舎、松田大作騎手)
主な戦績:千両賞(1勝クラス) 4着

アネモネスS(L)
1着 インターミッション
(美浦・手塚貴久厩舎、石川裕紀人騎手)
主な戦績:菜の花賞(1勝クラス)3着

2着 フィオリキアリ
(栗東・清水久詞厩舎、藤井勘一郎騎手)
主な戦績:3歳1勝クラス 1着

<以下、賞金順>

サンクテュエール
(美浦・藤沢和雄厩舎、C.ルメール騎手)
主な戦績:シンザン記念(G3)1着

ミヤマザクラ
(栗東・藤原英昭厩舎、福永祐一騎手)
主な戦績:クイーンC(G3)1着

スマイルカナ
(美浦・高橋祥泰厩舎、柴田大知騎手)
フェアリーS(G3)1着

ウーマンズハート
(栗東・西浦勝一厩舎、藤岡康太騎手)
主な戦績:新潟2歳S(G3)1着

リアアメリア
(栗東・中内田充正厩舎、川田将雅騎手)
主な戦績:アルテミスS(G3)1着

マジックキャッスル
(美浦・国枝栄厩舎、浜中俊騎手)
主な戦績:クイーンC、ファンタジーS(G3)ともに2着

ケープコッド
(美浦・高柳瑞樹厩舎、岩田望来騎手)
主な戦績:クリスマスローズS(OP)1着

デアリングタクト
(栗東・杉山晴紀厩舎、松山弘平騎手)
主な戦績:エルフィンS(L)1着

ヒルノマリブ
(栗東・北出成人厩舎、未定)
主な戦績:紅梅S(L)

チェーンオブラブ
(美浦・小笠倫弘厩舎、石橋脩騎手)
主な戦績:フェアリーS(G3)2着

<以下、除外対象>

ウインマイティー
(栗東・五十嵐忠男厩舎)
主な戦績:デイジー賞(1勝クラス)

ギルデッドミラー
(栗東・松永幹夫厩舎)
主な戦績:3歳1勝クラス

イズジョーノキセキ
(栗東・石坂公一厩舎)
主な戦績:チューリップ賞(G2)4着

カイトレッド
(美浦・和田雄二厩舎)
主な戦績:京王杯2歳S(G2)7着

ジェラペッシュ
(美浦・尾関知人厩舎)
主な戦績:サウジアラビアRC(G3)4着

 今年はリアアメリアが、昨年の桜花賞馬グランアレグリア同様に直行ローテを選択している。これが吉と出るか凶と出るか……。また優先出走組以外では、牡馬相手にシンザン記念を勝利したサンクテュエール、エルフィンSで2着に4馬身差をつけて圧勝したデアリングタクト、クイーンC覇者ミヤマザクラも侮れない。

 桜花賞馬に輝くのはどの馬になるのだろうか? 決戦の火蓋は4月12日(日)に落とされる。

JRAサトノインプレッサも!相次ぐ「回避」で皐月賞(G1)異例の様相…… 。原因は「あの馬」!?

 1日、無敗で毎日杯(G3)を制したサトノインプレッサ(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)が皐月賞(G1)を回避して、NHKマイルC(G1)へ向かうことが明らかになった。鞍上は未定となっている。

 管理する矢作調教師は「距離的なこともあるが、間隔が詰まるのはよくない馬なので」と回避理由に距離とローテーションを挙げた。

 毎日杯は後方からレースを進め、直線で抜け出してから抜群の手応えで優勝。2着のアルジャンナに3/4馬身差の勝利だが、着差以上に強い内容だった。

 鞍上の武豊騎手は「進路が空いてからは一瞬でしたね。かなりの素質を秘めている。どこまで強くなるか楽しみ」と称賛するとともに、今後の活躍に期待を膨らませた。

 毎日杯で高いパフォーマンスを見せたサトノインプレッサが皐月賞に出走となれば、上位人気も十分にありえる。それだけに回避の発表は残念だ。

 この回避により、皐月賞はコントレイル、サリオス、サトノフラッグの「3強」ムードがより色濃くなる。上位伯仲のレースで、ファンにとって待ち遠しい1戦だが、「直行」と「回避」が多い異例のレースでもある。

 有力馬では「直行」が目立つ。3強のうち、コントレイル、サリオスは昨年12月のG1レースからの直行。昨年サートゥルナーリアがホープフルS(G1)以来の皐月賞を制した前例があるだけに、今後は珍しいものでなくなるかもしれない。

 その一方、トライアル組では「回避」馬が異例の多さになっている。皐月賞のトライアルレースは3つあり、弥生賞(G2)の1~3着馬、スプリングS(G2)の1~3着馬、若葉S(L)の1、2着馬の計8頭に優先出走権が与えられる。だが、今年はその優先出走権を行使しない馬が「半数」の異常事態だ。

 皐月賞回避を表明したのは、弥生賞で2着のワーケア、3着のオーソリティ、スプリングSで3着のサクセッション、若葉Sで1着のアドマイヤビルゴの4頭。各馬、NHKマイルCか日本ダービー(G1)を目標にすると発表されている。

 また毎日杯はトライアルレースではないが、皐月賞前最後の賞金加算チャンスのため、前哨戦の位置づけでもある。実際に2017年にアルアインは毎日杯をステップに皐月賞を制した。今回サトノインプレッサは、皐月賞に出走できる賞金を獲得しながら回避となる。

「今年の皐月賞は前哨戦で好走した馬の相次ぐ回避で異例の様相ですね。この影響で上位拮抗ながら、メンバー層は薄くなります。これには昨年のホープフルSのコントレイル圧勝が影響しているかもしれません。

 皐月賞と同じ中山2000mのレースであれだけ強い勝ち方をされては、本番でも勝ち目がないと敬遠している馬もいるはずです。距離不安の馬はNHKマイル、府中に自信のある馬は日本ダービーで戴冠を目指すようですね」(競馬記者)

「3強」が抜けているとはいえ、皐月賞は18年に7番人気のエポカドーロ、17年に9番人気のアルアインが制しており、伏兵が活躍するレースだ。トリッキーな中山コースゆえに、どの馬にも一発逆転のチャンスは十分にある。

 回避馬の続出は残念だが、それによって出走できる伏兵の活躍に期待したい。

JRAサトノインプレッサも!相次ぐ「回避」で皐月賞(G1)異例の様相…… 。原因は「あの馬」!?

 1日、無敗で毎日杯(G3)を制したサトノインプレッサ(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)が皐月賞(G1)を回避して、NHKマイルC(G1)へ向かうことが明らかになった。鞍上は未定となっている。

 管理する矢作調教師は「距離的なこともあるが、間隔が詰まるのはよくない馬なので」と回避理由に距離とローテーションを挙げた。

 毎日杯は後方からレースを進め、直線で抜け出してから抜群の手応えで優勝。2着のアルジャンナに3/4馬身差の勝利だが、着差以上に強い内容だった。

 鞍上の武豊騎手は「進路が空いてからは一瞬でしたね。かなりの素質を秘めている。どこまで強くなるか楽しみ」と称賛するとともに、今後の活躍に期待を膨らませた。

 毎日杯で高いパフォーマンスを見せたサトノインプレッサが皐月賞に出走となれば、上位人気も十分にありえる。それだけに回避の発表は残念だ。

 この回避により、皐月賞はコントレイル、サリオス、サトノフラッグの「3強」ムードがより色濃くなる。上位伯仲のレースで、ファンにとって待ち遠しい1戦だが、「直行」と「回避」が多い異例のレースでもある。

 有力馬では「直行」が目立つ。3強のうち、コントレイル、サリオスは昨年12月のG1レースからの直行。昨年サートゥルナーリアがホープフルS(G1)以来の皐月賞を制した前例があるだけに、今後は珍しいものでなくなるかもしれない。

 その一方、トライアル組では「回避」馬が異例の多さになっている。皐月賞のトライアルレースは3つあり、弥生賞(G2)の1~3着馬、スプリングS(G2)の1~3着馬、若葉S(L)の1、2着馬の計8頭に優先出走権が与えられる。だが、今年はその優先出走権を行使しない馬が「半数」の異常事態だ。

 皐月賞回避を表明したのは、弥生賞で2着のワーケア、3着のオーソリティ、スプリングSで3着のサクセッション、若葉Sで1着のアドマイヤビルゴの4頭。各馬、NHKマイルCか日本ダービー(G1)を目標にすると発表されている。

 また毎日杯はトライアルレースではないが、皐月賞前最後の賞金加算チャンスのため、前哨戦の位置づけでもある。実際に2017年にアルアインは毎日杯をステップに皐月賞を制した。今回サトノインプレッサは、皐月賞に出走できる賞金を獲得しながら回避となる。

「今年の皐月賞は前哨戦で好走した馬の相次ぐ回避で異例の様相ですね。この影響で上位拮抗ながら、メンバー層は薄くなります。これには昨年のホープフルSのコントレイル圧勝が影響しているかもしれません。

 皐月賞と同じ中山2000mのレースであれだけ強い勝ち方をされては、本番でも勝ち目がないと敬遠している馬もいるはずです。距離不安の馬はNHKマイル、府中に自信のある馬は日本ダービーで戴冠を目指すようですね」(競馬記者)

「3強」が抜けているとはいえ、皐月賞は18年に7番人気のエポカドーロ、17年に9番人気のアルアインが制しており、伏兵が活躍するレースだ。トリッキーな中山コースゆえに、どの馬にも一発逆転のチャンスは十分にある。

 回避馬の続出は残念だが、それによって出走できる伏兵の活躍に期待したい。

電通の川腰和徳が、2019年「クリエイター・オブ・ザ・イヤー」を受賞

4月1日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。


2020年4月1日

一般社団法人 日本広告業協会(理事長:成田 純治)が主催する2019年「クリエイター・オブ・ザ・イヤー」を、株式会社電通の川腰 和徳が受賞いたしました。 
    
同賞は、日本広告業協会が会員社の中から、2019年に最も優れたクリエイティブワークを行ったクリエイター個人を表彰するもので、1989年の立ち上げ以来、今回で31回を数えます。クリエイター・オブ・ザ・イヤーに電通のクリエイターが選出されたのは、29回目となります。 なお、株式会社博報堂の神田 祐介氏もクリエイター・オブ・ザ・イヤーを同時受賞されました。

川腰は、アート・ディレクターならではの大胆で緻密なデザイン力を発揮し数々の広告賞を受賞し、また映画『君の名は。』地上波放送プロジェクト2019では、これまで誰もやったことがない発想を実現させた点などが評価され、「クリエイター・オブ・ザ・イヤー」に輝きました。

また、今回8名が選出された「クリエイター・オブ・ザ・イヤー・メダリスト」に、当社の細川 美和子(CDC クリエーティブ・ディレクター/コピーライター)、国内電通グループから辻中 輝(株式会社電通九州 クリエーティブ局 コピーライター/CMプランナー)が選ばれました。

川腰 和徳(かわごし・かずのり) 
株式会社電通 第3CRプランニング局 クリエーティブ・ディレクター/アート・ディレクター

川腰 和徳(かわごし・かずのり)


【受賞コメント】 
このような栄誉ある賞をいただき、誠にありがとうございます。ご理解あるクライアントの皆様、優秀な制作チームの皆様、愛すべき同期や後輩、尊敬する上司や先輩、周りの方々に恵まれたからこそいただけた賞だと思っております。まだまだ未熟者なので、歴代受賞者の方々に恥じないように、今後さらにいい仕事ができるように、より一層精進したいと思います。

【主なクリエイティブワーク】
■株式会社北國新聞社「高等学校相撲金沢大会 ブランディングプロジェクト」
■株式会社テレビ朝日・東宝株式会社「『君の名は。』地上波放送プロジェクト2019」
■株式会社マンダム「GATSBY COP」「盛られハザード」
■株式会社湖池屋「KOIKEYA PRIDE POTATO」
■ヤフー株式会社「HISTORY OF THE INTERNET」
■株式会社神戸新聞社「SINCE 1995」PROJECT ほか 

北國新聞社「高等学校相撲金沢大会 ブランディングプロジェクト」
株式会社北國新聞社「高等学校相撲金沢大会 ブランディングプロジェクト」

電通ニュースリリース
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2020/0401-010038.html

「桜を見る会」招待のマルチ仮想通貨企業が刑事告発受けるも、財務省が調査ストップの内部告発! 安倍首相との写真、昭恵の事業に出資

 安倍首相夫妻との関係が疑われるあのマルチ企業をめぐり、また不可解な疑惑が持ち上がった。  そのマルチ企業とは48(よつば)ホールディングス(以下、48HD)。独自の仮想通貨「クローバーコイン」を「購入すれば1カ月半後には10 倍に値上がりする」「3カ月で128倍の価値に...

嵐、活動延長「濃厚」!? NHK“切願”で可能性浮上も、ファンは「複雑な心中」のワケ

 東京オリンピック延期を受けたが活動休止の時期を「延期させるのでは」といった報道がなされ、ファンの間でおおいに話題を呼んでいる。

 話題なっているのは『女性自身』(光文社、2020年4月14日号)に掲載された「嵐21年3月まで活動継続か、五輪延期でNHKが特例延長要望」という記事だ。

 記事によると、嵐は現在NHKのオリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーターに就任中。しかしオリンピックは来年7月開催が現実的な線になっており、そうなると2020年末で活動休止となる嵐は最後まで任務を全うすることが不可能となる。

 関係者の証言によると、現在NHK側がジャニーズ事務所に“20年度”末となる21年3月まで嵐にスペシャルナビゲーターを続けてもらえないかと打診し、活動延長が可能になるかどうかは、20年以降にスケジュールが白紙状態である大野智にかかっているということだった。

 この報道を受け、ファンの間では活動延長の可能性を喜ぶ声がある一方、延長を頼んでいるというNHKには批判が噴出。「嵐が出した『決断』がオリンピックに振り回されるのは絶対におかしい」「NHKのために延期って何?」「2年も頑張った大野くんにこれ以上負担を強いるな」「NHKのための嵐じゃない!」といった意見が寄せられている。

「ファンの意見を見ていると、脱退や退所を考えてまでグループを続けることに限界を感じていた大野さんに、これ以上負担をかけたくないというものが多いですね。またファンも20年末に休止ということに折り合いをつけて嵐を応援していただけに、そういった“大人の事情”で延期になってしまうことに対して、複雑な心境になるのは良く分かります。

 ファンが嵐の活動休止を受け入れるのに必死だったは分かるものの、NHKもいったん盛り下がってしまったオリンピックをあらためて盛り上げようと必死。どっちの事情も分かるだけに、嵐のメンバーも悩んでいるでしょうね」(芸能ライター)

 はたして嵐はどういった結論を下すのかーー今後も動向を見守りたい。

JRA「不真面目娘」ナックビーナスが現役引退! 伝説的名騎手J.モレイラ騎手の“マジック”で輝きを放った名牝

 18年キーンランドC(G3)を勝利したナックビーナス(牝7歳、美浦・杉浦厩舎)が1日付で登録を抹消された。通算成績は38戦8勝。今後は社台ファームにて繁殖馬となる予定だという。

 ナックビーナスのキャリアはオーシャンS(G3)での「4年連続2着」、また18年の高松宮記念(G1)3着など惜敗の連続。重賞勝利はキーンランドC(G3)の1回のみだった。

この勝利は雷神J.モレイラ騎手とのタッグで達成しているが、ここで改めてモレイラ騎手の凄さを実感したという関係者も多いという。

 それまでナックビーナスは高い潜在能力こそ評価されていたものの、管理する杉浦調教師も「相変わらず自分で手加減する」とサボり癖に手を焼いていた。さらにこの悪癖は稽古だけではなくレースでも顔を出し、これが勝負の結果を左右することもあったようだ。

「モレイラ騎手と臨んだキーンランドCでは好スタートを見せてあっさりとハナを奪取。さらに自らスパートをかけるなどいつになく積極的で、真面目な競馬を展開しています。

はたから見れば『暴走』とも思われかねないアグレッシグなレース運びでしたが、それで最後まで持たせてしまうからこそ、モレイラ騎手はあれほど勝ち星を積み重ねることができたのでしょうね」(競馬誌ライター)

 この勝利をきっかけに善戦マンからの脱却に期待が寄せられた。続くスプリンターズS(G1)では、コンビが継続したこともあり2番人気に支持される。だが、そこでも積極的に前に出るも最後の直線で伸びを欠いて7着。レース後にモレイラ騎手は「馬場が原因なのか走りのバランスが悪く、モタれて走っていました」と語るなど、馬場にも泣き悲願のG1制覇は露と消えた。

 その後はモレイラ騎手とコンビを組む機会にも恵まれなかった。それでもリステッド競走で勝利はあげたものの、重賞勝利は遠く、今年の高松宮記念で14着に敗れたことを機に、ターフを去ることを決めたようだ。

 癖馬ナックビーナス。今後誕生するだろう産駒にはその気難しさが遺伝せず、母を超える活躍をすることを期待したい。

12球団監督のうち5人が教え子 野村克也の人を育てる秘訣とは!?

 

 現役時代、監督時代共に数々の大記録を残した野村克也氏が、2020年2月11日、この世を去った。「野村I D野球」「野村再生工場」で1990年代のヤクルトスワローズ黄金期を築き、昭和、平成のプロ野球界を盛り上げた大功労者の一人である。

 

■プロ野球監督に「野村チルドレン」が激増したワケ


 くしくも野村氏の最後の対談本となったのが、本書『超一流プロ野球大論』(野村克也、江本孟紀著、徳間書店刊)だ。


 対談相手は南海ホークス時代にバッテリーを組んでいた江本孟紀氏。本書の中で、野村氏は江本氏について「南海プレーイング・マネージャー時代8年、ヤクルト監督9年、阪神監督3年、楽天監督4年。ワシが育てた数多くいる『野村学校』生徒の中でも、南海時代の選手は言わば『第1期卒業生』だ。江本は『首席』で卒業し、またワシに意見できる唯一の卒業生と言っても過言ではない」と語っている。


 対談では、野球の真髄や当時の裏話、12球団それぞれの今後について、野村氏と江本氏がたっぷり語り合う。


 江本氏も野村氏の教え子の一人だが、2020年シーズンの12球団の監督には、矢野耀大(阪神)、高津臣吾(ヤクルト)、辻発彦(西武)、三木肇(楽天)、栗山英樹(日本ハム)の5人もの「野村チルドレン」がいる。1軍監督だけでなく、2軍監督やコーチ、野球解説者など、現役引退後も野球界で活躍している野村氏の教え子は多い。


 なぜ「野村のDNA」は、多くの教え子たちに浸透するのか。監督時代、野村氏の座るベンチの席のすぐそばが、いつもそのチームの正捕手の指定席というのがお決まりだった。ヤクルト時代には古田敦也、楽天時代には嶋基宏(現・ヤクルト)が野村氏のすぐ近くに座り、投手が打たれたときには野村氏の横に立たされてお説教する場面はプロ野球ファンにお馴染みの光景だった。


 ときには2時間にも及んだというその「お説教」では、ときに厳しい言葉をぶつけることもあった。ただ、野村氏は選手を叱ったときに、いつも反省し、「感情で怒っていないか、愛情で叱っているか」自問自答していたようだ。


 怒るのではなく、叱ること。「叱る」と「ほめる」は同義語。「この子を本当に良くしてやりたい」という愛情をもって接すれば、人間だから必ず思いは通じる、と野村氏は語っている。これはスポーツ界だけでなく、部下を持つ会社員にも言えることだろう。


 選手への「愛」があり、それが選手にも伝わっているからこそ、野村氏の教えは受け継がれているのだ。


 江本氏は本書のあとがきにて、野村氏のことを野球があれば幸せな人、ほかのことを考えなくて生きてこられた人、という意味で「野球幸福人」と表現している。野村氏の野球愛も教え子たちに伝わっていたのだろうか。


 「日本プロ野球は『超一流』の選ばれし者たち。なのに、物足りないことばかり」と本書にはあるが、こんな野村氏のぼやき節も今となってはなつかしい。プロ野球論を目一杯楽しめる1冊だ。
(T.N/新刊JP編集部)


※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。