コロナ禍で「ハンコを押す」行為が無意味だったと判明…今や本人証明の機能も果たさず

 新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大を受け、数々の企業がリモートワークを取り入れようとしている今、いまだ日本企業の間に根強く残る“ハンコ文化”が、その大きな妨げとなっているようだ。

 事務処理を紙とハンコで行うのが慣習だったため、在宅勤務へスムーズに移行できないという企業は多い。そればかりか、リモートワークを導入したにもかかわらず、ハンコを押すために社員が毎週出社しなければならない企業もあるという。

 日本企業の生産性向上を阻んでいるともいわれているハンコ文化については、見直す動きも本格化してきているようだ。4月20日に行われた総務省の有識者会議では、企業の作成した電子書類が本物であることを証明する民間の認定制度「eシール」を、2022年度から運用し始めるという計画が示された。

 電子版の社印であるeシールが普及すれば、書類に社印を押し郵送するという従来のやり方に比べ、大幅に手間を省けるという。また、現在広まりつつあるリモートワークの定着に貢献するとも期待されているようだ。

 日本社会におけるデジタル化の遅れや、生産性の低さの象徴ともいえるハンコ文化をやめるには、何が必要なのだろうか。今回は、情報社会学が専門の武蔵大学社会学部教授で、行政やビジネスのデジタル化に詳しく「脱ハンコ」に積極的な庄司昌彦氏に取材し、ハンコ文化の欠点や、改革のために重要なポイントについて話を聞いた。

日本企業の体質が、ハンコ文化からの脱却を阻んでいる

 企業内でハンコは、申請や届出を本人が提出したことの証明や、稟議書・決裁書類を責任者が確認・承認したことの記録として利用されてきた。また、他社との契約時など、企業間のやり取りや行政手続きの場面でも用いられてきたわけだが、そんなハンコには、どのようなデメリットがあるのだろうか。

「ここのところ推奨されているリモートワークでは当然、隣の人にぱっと紙を手渡すことはできません。そうなると、紙にハンコを押さなければならないときのやり取りが、非常に大変です。ハンコが必要な人たちに、いちいち郵送で紙を回していたら時間も手間もかかってしまうので、結局は人を直接動かしたほうが早いということになります。会社へハンコを押しに行かなければならないという理由で外出し、新型コロナウイルスに感染するリスクを高めてしまっているのが、一番の問題でしょう。

 一方、事務処理を紙で行うと、それを保存しておくためのスペースがいるという別の問題もあります。また、かつてであれば、まったく同じハンコの印面は存在しないということから、ハンコがつくり出す印影が証明として機能していました。しかし現在では、デジタルで印影を偽造できてしまいます。

 それに、認め印として使われているハンコは、どこにでも売られている大量生産品であることも多く、他の人が代わりにハンコを押せてしまう可能性を否定できません。偽造やなりすましが行われてしまうリスクもありますし、ハンコの印影が、本当にその人が認めたという印にならなくなってきているということですね」(庄司氏)

 もちろん、電子サービスにも使いづらさや普及度といった別の課題はあるものの、紙やハンコの利用をやめてデジタル化を進めれば「時間の短縮、コスト削減、セキュリティの向上ができる」と庄司氏は語る。それならば、なぜハンコ文化は延々と続いているのだろうか。

「本質的な原因は、慣れ親しんだ仕事のやり方を変えにくいという企業文化・体質だと思います。紙やハンコの利用をなかなかやめられないのは、新しいやり方を取り入れたときに『何か不具合が起きたらどうしよう』という不安があるからではないでしょうか。やり方をいざ変えようとなったら、上司を説得しなければならなかったり、責任者は一つの決心を迫られたりすることになりますが、そういった取り組みを、私たち日本人は避けてしまう傾向にあります。

 ただし、これが企業内に限った話であれば、トップがしっかりと指示すればデジタルに移行できるはず。やはり、行政手続きや業界内でのやり取りで、書類にハンコを押させる文化がいまだに残ってしまっていることこそが、デジタル化を遅らせているのでしょう」(同)

ハンコによる証明のデジタル的な代替手段はいくらでもある

 とはいえ、ただ闇雲にデジタル化すればいいというわけでもないらしい。冒頭で触れたeシールのようなサービスにも、庄司氏は懐疑的な見方だ。

「最近では、手で押す実物のハンコに替え、電子的にハンコのマークを紙に押せるサービスも登場していますが、私個人としては、単純に置き換えるのはあまり望ましいものではないと考えています。ハンコを電子化するのではなく、“ハンコを押す”という手続き自体が本当に必要なのかを疑うべきですね。

 例えば、ある人が申請書を出したということを確認したいだけならば、その人が普段使っているメールアドレスから申請書が送られてきたという事実だけで、証明は済んでいるはずです。別にハンコが押されていなくても、ちゃんとメールが残ってさえいれば本人の意思を確認したことにするなど、この機会に今までの仕事のやり方をチェックし、プロセスを再構築することが求められるでしょう。

 また、意思決定する責任者の他に、中間管理職にも資料を見せて、その確認のためにハンコを押させるといった慣習もありますが、それも開封したことがわかる電子メールを利用したり、それこそ『見ました』と一言メールしてもらったりすれば済む話ですよね。確認や承認の証明を、ハンコではない違う手段で代替できないかと検討するのも、大事なことだと思います」(同)

 庄司氏はさらに、日本企業の多くが抱えている課題点について、こう指摘する。

「そもそも、権限が分散されていないというところが大問題です。下の人たちに仕事を任せたのであれば、任せたということでそのまま進行すればいいのに、やれ報告書だお伺いだと、あれこれ書類を書かせて回させるというのがよくない。権限の分散化や明確化のために、社内の誰と誰が仕事内容を知っていればいいのかということについて、見直していくのも大切なのではないでしょうか」(同)

 デメリットだらけのハンコ文化をやめるには、これまでのやり方に固執してしまいがちな、人々の意識を改めなければならないのだろう。感染症の流行によって環境が一変してしまったこの状況を、日本企業のみならず社会全体がハンコ文化から脱却するための、またとない機会にしたいところだ。

(文・取材=後藤拓也/A4studio)

中小企業を襲う、コロナ禍後の“長く深刻な不況期”…生き残りに必要な3つの根本的“発想の転換”

「今を乗り越えれば、なんとかなる」と思っている人も多いようですが、アフターコロナは、供給ショックにより深刻な不況による深いトンネルに入り込む懸念があることも、視野に入れておく必要があります。中小企業の経営者は、「店を閉める」か「戦略を変更して続ける」かを即決する必要があります。

 中国がいち早く経済回復すれば日本も多少は恩恵を受けやすく、最悪の事態は避けられると思っている方もいるかもしれませんが、国内に目を向けると、人口減少で消費は減るするばかりです。新型コロナウイルス感染により3月だけでも全国の倒産件数は744件にも上り、前年同月比で14%増加、なかでも飲食店が33%も増えています。

 海外では、設立したばかりでも利益が出なければさっさと閉め、少し、経過したら違う場所で再び開業する経営者もいます。経営者が自分の生活費や貯金を崩してまで店を継続しようとする意識はほとんどありません。倒産の前に閉めてしまうほうが、新たな借金をせず自己破綻もしなくてすみます。

 コロナの感染拡大で厳しい経済苦境に陥る可能性があるのは、1)長期休暇などの悪影響を受けやすい労働集約型、2)観光への依存度が高く、3)中小規模の企業の比率が高い国です。労働集約型産業に依存しているのは、バングラデシュ、香港などの東南アジア、チェコやスロバキアなどの中欧です。

 観光業がGDPの10%を超えるのはタイ、フィリピン、マダガスカルで、他にもスペイン、ポルトガル、インド、ベネズエラ、エチオピアが観光収入に依存しています。南欧では非金融部門の人口の8分の1が観光業に従事しています。ちなみに観光客が増えているとはいえ日本は5%程度です。

 日本は観光依存度は低く、労働集約型企業の比率もそこまで高くはありませんが、中小規模の比率が高い国に当てはまります。特に余裕資金のない10人以下の小規模企業が多い国は、経済自粛が続くと回復ができず、倒産件数が増加して経済全体に悪影響を与えます。

 アメリカでは小規模企業の25%が、1カ月分の事業継続費用を賄える貯金さえありません。しかし、アメリカはイギリスと同様に小規模企業の労働者の割合がさほど多くなく、より深刻なのは、50%以上を占めているイタリア、日本です。そして、日本では、すでに後継者不足などにより廃業のほうが、開業を上回っている現象が全産業においてみられます。

 帝国データバンクによると、2019年の倒産は8354件で、特に個人消費の低迷で小売店が1945件で前年同月比7%増加しています。注視すべきは、過去最高の件数になった飲食店の732件です。高齢化により、ますます消費は減少します。特に都市部ではテレワークが進めばオフィス街の飲食店は半分に減っても、需要と供給のバランスが保たれるかもしれません。同じチェーン店のコンビニエンスストアやドラッグストア、ファストフードが徒歩数分以内に数店舗あったり、似たような個人経営の飲食店や整骨院が同じエリアに何軒も集まっていることもあります。都市部では、多すぎる店舗数が過度な競争を生み、結果として十分な収益が確保されないという実態もあります。

 もし事業を継続させたいなら、発想の転換が必要です。これを機会に経営戦略を見直す必要があります。

不況時の経営戦略(1):需要のある地方でニッチな店(希少価値)

 例えば、都市部や繁華街で似たような店が多すぎる場合、いったん閉店して、同じような店が少なく、家賃や仕入れコストが低い地方へ新店舗を出す方法もあります。政府がコロナ拡大が一段落した時に景気刺激策として観光チケットを配布するなら、都市部の人々が地方に遊びに行く動きも広まるかもしれません。

 もし、現状のままの店舗を進出しても、地方で需要がない場合は、今の店を現地の需要に合わせて少しアレンジすればいいのです。金融機関に対して返済が残っている場合でも、賃貸が安くなり、需要のある地方へ移転すると説明すると考慮してくれることもあります。

 例えば、倒産している飲食店をみると居酒屋、焼き鳥、酒場、ビヤホール、フランス料理、イタリア料理などの西洋料理店、ラーメン店、餃子店などを含む中華料理、アジア料理店で全体の半分以上を占めています。一方、天ぷらやとんかつ、すし屋、うどん・そばなどの日本食は、もともとの店舗数が少ないため生き残っています。同じような業種の店が増えると、市場は縮小し、消費者の数が減少しているのにライバルの店が増え、顧客を奪い合うことになります。ですが、その地域に1つしかない店なら、選びようがありません。例えばテナントが1つだけ空いていて、その周辺に類似した店がない場合などが狙いめでしょう。

不況時の経営戦略(2):共同化

 経営戦略として「共同化」があります。例えば、現状の店をライバル社と店舗を共同で利用して家賃を半額にしたり、従業員を時間帯に応じて2つの店で働いてもらったり、仕入れにおいても、原材料を一緒に仕入れると大量に仕入れ安くすることができます。

 例えば、居酒屋と隣のパスタ屋が昼は店舗を昼と夜に時間帯を分けて利用したり、半分ずつのスペースで利用しあうこともできます。大規模にするなら商店街組合などで共同化できる店を募集しあうこともできます。最近、流行りのサブスクリプションも共同化の一種です。東急電鉄などによる電車・バスや自転車レンタルや映画館、蕎麦屋などにおいて、顧客を共同化しようとしています。グループ内に鉄道会社と百貨店を持ち、電車に乗って百貨店に来て買い物してもらうというように同じ顧客に続けてお金を落としてもらう戦略もあります。航空会社のワンワールド加盟方式もそうです。

不況時の経営戦略(3):選択と集中

 経営学者ピーター・F・ドラッカーが提唱した「選択と集中」に従えば、経営が悪化している時は、販売する商品の種類を絞り、それ以外の商品の開発や販売をやめるのも方法の一つです。腐りやすい材料の仕入れや従業員の手間が必要な商品の販売をやめて、店舗を小さくして利益率の高い商品だけに集中して絞るのです。飲食店の場合、メニューが豊富なほうが客には喜ばれますが、手間もコストもかかり利益が出ません。

 また、高い家賃を払うのをやめて、バンのような屋根付き中型車をもっているなら、1種類のお弁当の販売だけに集中させて、飲食店が少ない地域に販売に行く戦略をとる方法もあります。ライバル店が少ない地域ならプラスチック容器代、ガソリン代込みでも多少の利益は出るかもしれません。

 こうした選択と集中により、コスト削減が可能になり、イノベーションや新しいアイデアが生まれやすくなります。デメリットとしては、戦略により絞った商品が、なんらかの影響で売れなくなった場合には、リスクがあることです。その場合に備えるなら、まったく正反対の業種に手を出しておくことです。

 人口減少により消費の拡大は今後も期待できません。需要の多い地域での新たな戦略が問われています。

(文=柏木​理佳​/城西国際大学大学院准教授、生活経済ジャーナリスト)

都立墨東病院の院内感染による医療危機は小池百合子都知事の責任だ! 医療マスク欠乏を隠蔽し「マスク確保」と大嘘

「新型コロナウイルスの感染拡大で、医療崩壊がすでに始まっている。特に救命救急医療が圧迫されています。心臓外科でいえば、急性大動脈乖離や急性心筋梗塞になったら、通常なら救命手術で救える命も、コロナウイルス感染への対応で手が取られ、救えない事態に陥っているのです」  こう話す...

パチンコ「ループ率90%超」がズラリ!「連チャンキング」選手権in 777TOWN【自粛期間の楽しみ方】

 とにかく連チャンさせたいのである。どうしても連チャンさせたくてたまらないのである。連チャンキング選手権の開幕である。

 ルールは簡単。1回の連チャンでとにかく大当りさせた機種の勝ち。

 挑戦者は777TOWNが誇る超高ループマシン3台。いずれも継続率が90%を超えるモンスターたちが勢揃い。勝負は高次元のレベルで展開されることが容易に想像できる。

 10連、20連程度の積み重ねでは話にならないであろう。3ケタ、100連オーバーがひとつの指標となるかもしれない。なぜなら、とにかく連チャンさせたいからである。

 さて、連チャンキング選手権、最初のチャレンジャーは、史上もっとも継続率が高かったルーパーオブルーパー『CR奇跡の電役キャプテンロバート』である。継続率96.4%はまさにミラクル。大当り確率も1/143.8のライトミドルタイプなので、気軽に連チャンを楽しめるやらしさが最高である。これはいきなりの100連チャンやらかす案件の期待大!

 まあ、世の中はいつでも座った瞬間は設定6なのである。やる前が一番期待値が高い。打つから割が下がるのである。つまり打たなければ負けないのである。働いたら負けなのである。

 そう、『キャプテンロバート』はわずか10連で終了した。1回の出玉が約85発しかないくせに。コイツには初打ちの初当りで5連を食らわされた貸しがあったというのに。

 次である。昭和に誕生した大衆文化という名の鬼連マシン、『ポップカルチャー』である。じつは登場時期は平成なのだが、もうそこそこ古いモノは「昭和」ってレッテル貼っておけばおっさんは大満足するのである。1990年は平成なのである。いたおどろ。

 この機種も一般電役である。こうなると一般電役には貞操概念はないに等しいと言っても過言ではない。ガバガバである。何がって仕組みが。

 大当り確率が1/241とこれは普通なのだが、大当り後は直後の4回転に限って大当り確率が1/4になってしまう。しかも、この保留で連チャンしなくても72%で天国モードが抽選され、大当り確率が1/4のまま継続するのである。そのトータルの連チャン率がたしか91%くらいなのである。

 一撃10000発も夢ではない。ポップにヤれる軽さが持ち味である。のはずなのに、なぜか4連で終わったのである。新加勢大周でももうちょっと頑張れたに違いない。15回も転職しているのだから。ジム行って鍛え直せ。

 もうだいぶ心が折られているが、最後の戦士は『ファンキードクター』である。先の2機種はとりあえず大当りすればそれで良かったのだが、このファンキーアラーキーは一味違う。次回大当りまで時短が続く天国モードは突入率が1/15と非常に締まりがキツい。

 しかし、いったん時短に入ると14/15で継続となる。ガードは堅いが一回受け入れるとオールオッケーなのである。天国モードの継続率が93.3%。もうサンタフェである。

 さすが巨匠。不当なパワーで23連チャン達成である。どうにか最低限の格好はついた。連チャンキングを名乗って最高継続回数が2ケタいかなかったらどうしようかと思った。

 じつは途中で打っていたホールが閉店になって連チャン中に強制終了を食らうアクシデントが発生したのであるが、終わりよければすべてよし。なんとか企画の体裁は保たれた。

 というわけで、連チャンキング選手権・高継続率部門は見事『ファンキードクター』の頭上に輝いたのである。777TOWNで連チャンさせるなら『ファンキードクター』である。

(文=大森町男)

JRA NHKマイルカップ(G1)レシステンシアは「前走に比べると……」!? 「現地関係者(秘)情報」で若きマイル王決定戦を読み解く!

 10日に開催されるNHKマイルカップ(G1)。その1戦を前に、出走を予定している馬たちの情報が編集部に寄せられた。今回はその一部をお届けしよう。

 2歳女王・レシステンシア(牝3歳、栗東・松下武士厩舎)は、今年、チューリップ賞(G2)3着、桜花賞(G1)2着とすでに2走しており、このNHKマイルカップが春3戦目。疲労の蓄積が心配される。

「激走した桜花賞の反動や、初めての長距離輸送のことも考慮され、中間の稽古は比較的ソフトでしたね。その分、目イチの仕上げだった前走に比べると、覇気がいまひとつな感じがします。

 すんなり前に出て得意の形に持ち込めそうな組み合わせですが、スタッフも『状態面が気掛かり』とテンションは低かったです」(栗東関係者A)

 3度目の正直で勝利なるか。

 今回、穴馬として密かに注目を集めているプリンスリターン(牡3歳、栗東・加用正厩舎)。

 デビューから一貫して原田和真騎手が手綱を握る。今年に入ってシンザン記念(G3)2着、アーリントンC(G3)3着と好走が続いている。

「原田騎手と名コンビとなりつつありますね。スタッフは『この中間も和真に付きっ切りで乗ってもらった』と明かし、『長めからしっかり負荷をかけてスタミナ面を強化。最後のひと押しが利くように調整した』と稽古の内容を教えてくれました。

 近2走は早めの競馬でライバルの目標になってしまったこともあり、『自在性もあるので、もう少し我慢して運んでほしいかな』と注文をつけていましたよ」(栗東関係者B)

 脚質転換で上位進出に期待したい。

 ここからは美浦所属の馬の情報。まずはD.レーン騎手が騎乗するルフトシュトローム(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)。

 3連勝でニュージーランドT(G2)を制覇。前走では4角で膨らみすぎて他馬と接触するも、それを物ともせずに脚を伸ばし、見事に勝利を掴んでみせた。

「直前の追い切りでレーン騎手に跨ってもらい、感触を確かめてもらっていました。『まだ若いけどポテンシャルを感じる』とその素質を評価していましたよ。

 スタッフは『これまで以上に攻めの姿勢で稽古を行った。状態は前走以上かも』と期待を込めています。これまで中山競馬場のマイルで3戦3勝ですが、『不器用なところがあるので、広い東京競馬場は向いている』と、コース替わりも苦にならないと話してくれました」(美浦関係者A)

 レーン騎手でG1制覇を成し遂げる?

 シャインガーネット(牝3歳、美浦・栗田徹厩舎)は虎視眈々と勝利を狙う。

 今年の始動戦であるフェアリーS(G3)こそ4着に終わったものの、続くファルコンS(G3)で重賞初制覇。最後の直線で外から力強く抜け出し、先行勢を交わして勝利をあげている。

「ここを目標に、約1カ月前から乗り込んできたようです。スタッフは『最終追い切りは坂路でサラッとやった程度だったけど、バネを使えていて非常に良かった』と仕上がりには満足気でした。

 重馬場の中で行われた前走を勝つなど、道悪を苦にしないタイプらしく、管理する栗田師は『日曜日は雨予報も出ている。少しでも荒れてほしい』と明かしていました」(美浦関係者B)

 雨中決戦ならば勝機はあるか?

 NHKマイルカップは10日(日)15時40分に発送予定だ。今年も若駒たちが熱いレースを繰り広げてくれそうだ。

JRA武豊「日本ダービー」正念場!? 「6億円」アドマイヤビルゴら候補総崩れ……最終兵器は明日の「アノ馬」か

 レジェンド・武豊騎手の日本ダービー(G1)に“暗雲”が立ち込めつつある。

 9日、新型コロナウイルスの影響で実施された騎手の移動制限により、鞍上に藤岡康太騎手を迎えた話題の「6億円馬」アドマイヤビルゴだったが、単勝1.4倍に推された京都新聞杯(G2)を4着に敗れた。

 主戦の武豊騎手も「ルール」に従い、騎乗が出来ないことを悔しがったほどの素質馬だったが賞金を加算できず、目標のダービー出走が危うい状況となってしまった。

 これには元JRA騎手の安藤勝己氏も自身のTwitterで「ペースが速かったとはいえ、アドマイヤビルゴは前走思えば、あそこからぶっち切っていい運び。期待が高い故に、初戦から仕上げすぎたのかな。こうなったら秋に向けて立て直したほうがいい」と、秋からの巻き返しを期待するコメントを残した。

 騎乗していた藤岡康騎手は、レース後のコメントで「スタートは上手に出てくれた。最初のコーナーまで少し力んでいたが、そのあとは折り合ってくれた。4コーナーも反応したが、もう1段ギアが上がらなかったですね」と振り返り、管理する友道康夫調教師も「現状の力は出してくれた」と馬を庇った。

 しかし、次走については「今後については未定です」と、ダービー出走が危うくなったことを認めている。

 そこで気になるのは日本ダービーにおける武豊騎手の騎乗馬だ。

 有力候補に挙がっていたのはアドマイヤビルゴ、皐月賞でコンビを組んだマイラプソディだったが、前者のダービー出走は今回の敗戦でほぼなくなった。残った後者も皐月賞(G1)では力負けといえる完敗で、このままでは厳しい戦いを強いられそうだ。

「皐月賞では先約のあったマイラプソディに騎乗しましたが、ダービーは流動的と見られていました。アドマイヤビルゴが京都新聞杯で結果を残せば最有力でしたが、今日の敗戦で厳しい状況。プリンシパルS(L)で武豊騎手が騎乗したポタジェも優先出走権を獲得できず、現実的にダービー出走は不可能となっています。

 となると、やはり注目されるのは里見オーナーの2頭でしょう。

 武豊騎手で弥生賞(G2)を勝利したサトノフラッグは、皐月賞で騎乗したC.ルメール騎手がワーケアとコンビでダービーに挑むことが発表され、鞍上が未定のままです。

 一方、サトノインプレッサは矢作先生のコメントによると、NHKマイルC(G1)の結果次第ではダービー参戦の可能性もありそうです。幸い、この2頭はどちらもオーナーが同じですから、サトノインプレッサが敗れればサトノフラッグに騎乗する可能性もあるかもしれません」(競馬記者)

 武豊騎手にとっても、こうなってしまった以上、サトノインプレッサで明日10日のNHKマイルCを勝利し、自らの手で日本ダービーへの扉をこじ開ける他ない。

 はたして競馬界のレジェンドは、ダービーでどの馬の背に跨がっているのか。

 そういった意味でも注目度の高いNHKマイルCとなりそうだ。

JRA蛯名正義「落馬事故」から復帰後初勝利! 「最後は余裕があった」悲願の日本ダービー(G1)制覇へ衰えない信念

 待望の瞬間がやってきた。

 9日、新潟競馬場で行われた、はやぶさ賞(1勝クラス)は1番人気のヴェントヴォーチェ(牡3歳、栗東・牧浦充徳厩舎)が優勝。鞍上の蛯名正義騎手は、昨年末の落馬事故から復帰後、嬉しい初勝利となった。

 14頭立てで行われた芝1000mの直線レース。蛯名騎手が「スタートでよられて躓いた」と振り返った通り発馬直後、隣のリヴェールと接触しそうになって後方から。そこからポジションを上げつつ、“千直必勝ポジション”の大外ラチ沿いにつける。

 残り400mを過ぎたところで満を持してスパートすると、最後は2着馬に1馬身3/4差を付けてゴールへ飛び込んだ。

「まずは『おめでとうございます』と言いたいですね。これまで前に行って粘り込む競馬をしていたヴェントヴォーチェですが、今回はスタート直後にアクシデント。ただ蛯名騎手は『かえって馬を前に置く形は良かった』と勝因の1つに挙げていました。

 また残り400mでスパートに入ったところで、前にいたゴーゴーチアフルが大きく斜行。ヴェントヴォーチェの進路が狭くなる不利がありましたが、ここでも『最後は余裕があった』と冷静な対応でした。蛯名騎手も1つ勝ててホッとしていると思います」(競馬記者)

 昨年12月28日。2019年の開催最終日に落馬し、右踵骨粉砕骨折と診断された蛯名騎手。今年で51歳、すでに調教師試験を受験していることからも、負傷直後は「このまま引退か」と心配されていた。

 しかし、本人は「騎手免許がある限り乗り続ける」と発言するなど現役続行に意欲。自身の公式Twitterを通じて「できるだけ早く復帰できるように頑張ります」と強い決意を示したカムバックとなった。

「先月末に復帰した直後はリハビリを考慮して、大人しい馬を優先して騎乗していたそうです。実際に先週までは最高でも7番人気と、ほとんどが勝負にならない馬。もちろんレースは全力ですが、蛯名騎手としてもレース感覚を取り戻す時間に充てていたと思います」(同)

 しかし、いよいよエンジンが掛かってきたのか、この日は新潟に参戦すると騎乗1レース目でいきなり3着。復帰後、初の1番人気馬の騎乗となった今回のはやぶさ賞で復帰後初勝利と“一発回答”を出す辺りは、さすが武豊騎手の同期として長年競馬界をけん引してきた名手である。

 蛯名騎手といえば、日本ダービー制覇を悲願としていることでも有名だ。ここまで25回挑戦し2着2回、3着2回と、あと一歩で手が届いていない。リハビリの際も「幸い今年のダービーには間に合いそう」と語るなど、挑戦の意欲は消えていない。

 出走馬の騎手が続々と決まっている中、現実的に今年の参戦は厳しいかもしれないが、キャリア晩年だけにチャンスは本当に限られている。2020年初勝利で調子を上げてきた大ベテランに舞い込む“ビッグニュース”に期待したい。

ドラマ『M』撮影現場は大爆笑! 田中みな実に「いくとこまでいっちゃって」三浦翔平がアドバイス

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

『M 愛すべき人がいて』公式サイトより

 三浦翔平がラジオ『三浦翔平 It’s 翔 time』(NACK5)で、主演ドラマ『M 愛すべき人がいて』の撮影秘話を語った。

 本作は昨年8月に発売された、浜崎あゆみとエイベックスの代表取締役会長CEO・松浦勝人との禁断の愛を描いた小松成美氏の著作(タイトル同)のドラマ版だが、昼ドラのようなベタベタな演出と、田中みな実演じる「姫野礼香」をはじめとした役者陣の怪演が面白いと好評を得ている。

 今月6日のラジオで三浦は、リスナーからのお便りとして『M』の第二話で姫野がマスカットを三浦演じる「マサ」の唇に押し当てて食べるシーンに、「ドキドキした」「飲んでいたお茶を吹いた」という感想を紹介。実はこのシーンの撮影は“大爆笑”だったと明かした。

パチスロ「終息後」の「立ち回り」について考える…「勝利」の道は「必ず」ある‼

 現在、緊急事態宣言による休業要請のため、大半のパチンコホールは営業を見合わせている状態。しかし、5月中旬から同宣言の段階解除が行われる可能性がある。ホールもユーザーも「感染防止を徹底する」というのが必須だが、都道府県によっては開店するホールも現れはじめそうだ。

 私見を述べさせてもらうと、「なるべく5月31日まではホールに行くべきではない」と考えている。

 何故なら、自粛期間中にパチンコ業界が良くない面で目立ってしまい、イメージダウンに繋がってしまう。何よりユーザーとしても状況を見て、周りの身の危険にも配慮したいと考えているからだ。

 例えば、この状況冷めやらぬまま開店し、もしも多くのホールで行列ができる事態になれば、その様子をメディアで公開され、さらなるイメージダウンになってしまう可能性は否定できない。

 遊技をする場合にも、「3密にならない」ことに充分に注意し、行列を作らず、開店直後からの入店を避けることが、業界のため、ご自身のためになると考えている。

 その上で、晴れて「ホールで堂々と遊技できる状況」となった場合の「勝つための立ち回り」について書いていきたい。

 設定に関しては厳しい状況が続くと予想される。当然、ホールの指針によっては高設定が山のように投入される可能性も否めないが、どうしても従来の営業より期待度は下がるだろう。

 そこでオススメしたい機種は『パチスロ ディスクアップ』や『いろはに愛姫』、『スナイパイ71』など「設定1でも出玉率100% オーバー」のマシンだ。

 技術介入に自信のない方は『スナイパイ71』の「スタンダードモード」が特にオススメ。2コマ目押しさえ突破できれば「約102% 」の出玉率を楽しむことが可能である。

 それでも「自分は最高設定を狙いたい」という方は、新台か、或いはメイン機種を狙うと良いだろう。今後の営業を見通せば「看板機種の人気を維持したい」と考えるホールも存在するはずだ。

 もちろん、先述した機種は人気機種でもあり、満席の状態で座れない可能性も存在するが…。

 そんな時のために「ハイエナ」の情報も仕入れておきたい。ある程度の稼働があれば、狙い目の台は発見できるだろう。状況に左右され難いことが「ハイエナ」の最大の利点なのだ。

 ハイエナ情報に関しては、私「大松」が書いた記事が存在するので、そちらも参考にしていただければ幸いだ。

 ホールにより状況や特色は違えど、常に「勝つ手段」「勝つ可能性」が存在する。これを探して発見することもパチスロの醍醐味である。

 かつての活気を取り戻し、大手を振ってパチスロが楽しめる状況が待ち遠しい。
(文=大松)

 

元JRA安藤勝己「不思議なレース」を武豊が“真相”証言! 天皇賞・春(G1)「失速」キセキにあった暴走……そして「もう1つ」のアクシデント

 先週の天皇賞・春(G1)で3番人気に支持されながらも、6着に敗れた2017年の菊花賞馬キセキ(牡6歳、栗東・角居勝彦厩舎)。その「敗因」が話題になっている。

「平成の盾男」武豊騎手を鞍上に迎えたキセキは、課題となっていたスタートを決めると好位につける絶好の展開。しかし、1周目のスタンド前の直線で突如先頭に立つと、後続を離して逃げる形に。先頭のまま最後の直線を迎えたが、そこから失速し6着に敗れた。

 レース後、武豊騎手は「スタートは上手くいきましたが、1周目の直線でスイッチが入ってしまいました。あそこで我慢出来なかったのが勿体なかったです」と敗因を分析。「自分との戦いですね。2、3番手で行ければ良かったのですが……」と、気性面を課題に挙げていた。

 しかし、この結果に疑問を呈したのが、元JRA騎手のアンカツこと安藤勝己氏だ。

 安藤氏はレース後、自身の公式Twitterで「オレとすれば不思議な天皇賞春やった」と率直な感想を述べている。特にキセキが逃げた際は「やられたなと思った」とのこと。しかし、「最後の直線入るとアレって止まり方」と、ゴール前の失速ぶりに疑問を提示していた。

 あれから約1週間、9日付の『スポニチ』で連載されている『サタデー物語』で、安藤氏の疑問の“真相”を武豊騎手が語っている。

 詳細は紙面をご覧いただきたいが、実は武豊騎手もキセキで逃げた際に「ハナに立ってからのタイムとペースからして粘って不思議ではない」と手応えを感じていた。ただ、最後の直線でキセキが持ち前の粘りを欠いてズルズル後退……。

 レース後、その失速ぶりに安藤氏と同じように首を傾げた1人だったようだ。

「どうやら1周目のホームストレッチで『落鉄』があったそうです。武豊騎手も気付いていなかったらしく、レース後に他の騎手に指摘されて知ったとか。ただ、その時すでにメディア対応が終わっていたために話す機会がなかったようですね」(競馬記者)

 確かに、改めて天皇賞・春のラップを振り返ってみると、掛かり気味のキセキを武豊騎手が泣く泣くハナに立たせた区間こそ12.0 – 11.6と速くなったが、その後は12秒台に落ち着いている。

 これは道中11.6 – 11.7 – 11.9 – 11.9 – 11.8と“暴走”し、ドレッドノータスやタイセイトレイルらと失速して7着に敗れた前走・阪神大賞典(G2)とは明らかに異なっている。

 武豊騎手にとって1周目のスタンド前でキセキの我慢が利かなくなったのは計算外だったものの、その後はなんとか最善の対応をしていた自負があったのだろう。

「アクシデントも含めてすべて競馬ですからね」

 すでに前を向いている武豊騎手。次走に春のグランプリ宝塚記念(G1)を予定しているキセキだが、今度こそ本領発揮といきたいところだ。