JRAアーモンドアイ「女王陥落」のシナリオ!? ヴィクトリアマイル「僕の馬の方が強い」相棒を信じ切り、最強女王に打ち勝った9年前の記憶

 17日に東京競馬場で開催されるヴィクトリアマイル(G1)。今年はG1・6勝を誇る最強女王アーモンドアイ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)が参戦することで、異例の注目を集めている。

 昨年末の有馬記念(G1)で9着とキャリア初の惨敗を喫し、さらには今年の始動戦に予定されていたドバイターフ(G1)が新型コロナウイルスの影響によって中止。順風満帆だった頃と比較すれば、決して順調とは言えない現在のアーモンドアイだが、実績面では断トツの存在だ。

 心配された状態も13日に美浦のWコースで行われた最終追い切りで自己ベストを叩き出すなど、陣営の仕上げに抜かりはない。ディープインパクトらと並ぶG1・7勝目へ視界は良好と言えるだろう。

 しかし、その一方で、今年15回を迎えるヴィクトリアマイルは「女王陥落」の歴史に彩られていることでも有名だ。

 実際に過去1番人気が勝利したのは、わずか3度。毎年のように現役最強女王が苦杯を舐めているが、中でも単勝1.5倍に支持されたブエナビスタが敗れた2011年のヴィクトリアマイルは、レース史に残る名勝負だった。

こ のレースを制したのは、前年の三冠牝馬アパパネだった。逆に述べれば前年の三冠牝馬が単勝4.1倍の2番人気に甘んじるほど、当時のブエナビスタが抜けた存在だったということだ。

 前走のドバイワールドC(G1)こそ8着に敗れていたが、前年はヴィクトリアマイルと天皇賞・秋(G1)を制覇。敗れたジャパンC(G1)は1位入線後に降着、有馬記念(G1)は後にドバイワールドCを勝つヴィクトワールピサにハナ差で惜敗と、紛れもなく現役最強だったブエナビスタ。当時の存在感は、現在のアーモンドアイ以上と述べても差し支えないだろう。

「僕の馬の方が強い――」

 だが、アパパネと主戦の蛯名正義騎手は、そんな最強女王に真っ向勝負を挑んだ。レースは中団に構えたアパパネを、ブエナビスタががっちりマークする形。大本命馬に終始追走される厳しい展開だったが、鞍上の蛯名騎手は「『ついて来い』と。受けて立つつもりで『僕の馬の方が強い』という気持ちで乗った」と決して動じなかった。

 当時、アパパネを管理していた国枝調教師が「相手はブエナビスタだと思っていた」と振り返った通り、陣営には勝算があった。

 2400mのオークス(G1)でサンテミリオンと1着同着するなど、実は前年の牝馬三冠はアパパネ陣営にとって望外の偉業だった。何故なら、この年もあえてマイラーズC(G2)から始動していたように、アパパネは本質的に1600mがベストと考えられていたからだ。

 一方のブエナビスタは、前年のヴィクトリアマイル以来の1600m。戦績を振り返っても、マイルがやや短いことは明らか。だからこそアパパネ陣営には「マイル戦ならブエナビスタに負けない」という自負があったのだろう。

 アパパネは自分のレースを貫いた。直後に迫っていたブエナビスタを待たずに、自らのタイミングでスパート。それを待っていたかのようにブエナビスタも追撃を開始するが、蛯名騎手ら陣営にはそれを跳ね返すだけの自信があった。

 結果は、アパパネがブエナビスタをクビ差抑え込んでの勝利。ゴール直後、蛯名騎手が珍しく派手なガッツポーズで喜びを爆発させている姿が印象的だった。

 あれから9年。ここで燃え尽きたのかアパパネはその後、かつての輝きを取り戻せずに引退。一方、ブエナビスタは同年のジャパンCを制覇するなど、最後まで最強女王だった。

 ただ、このヴィクトリアマイルに限っては、アパパネがブエナビスタを上回った。

 最大の勝因は、アパパネを信じ抜き「勝つ競馬」を貫いた蛯名騎手や陣営の信頼関係だろう。ここまで培ってきた人馬の絆が大きな自信となり、ブエナビスタを必要以上に恐れなかったことが乾坤一擲の走りに繋がった。

 今年のアーモンドアイが、かつてのブエナビスタ級の注目を集めることは間違いない。しかし、そんな“最強女王”を恐れない陣営にこそ勝機はあるはずだ。

JRAフィエールマン宝塚記念(G1)へ黄色信号!? 「少し様子をみてから」アーモンドアイとの”兼ね合い”も?

 14日、今年の天皇賞・春(G1)で連覇を飾ったフィエールマン(牡5歳、美浦・手塚貴久厩舎)が、予定している宝塚記念(G1)を回避する可能性があることがわかった。

「現在、ノーザンファーム天栄に放牧されているフィエールマンですが、レースのダメージが小さくないとのこと。予定されている宝塚記念には『少し様子をみてから』と慎重な姿勢を示しているようです。

 もともと体質に弱い所があって、デビューが遅れていた馬。3歳秋に菊花賞(G1)を制したのが、キャリア4戦目ですし、レース間隔を必要とする馬で、5歳春の現在でもまだ10戦しか使われていません。昨年も天皇賞・春の後は、夏の札幌記念(G2)でしたし、陣営としても慎重な判断が求められそうです」(競馬記者)

 また最終的な決断は、今週末に行われるヴィクトリアマイル(G1)の「結果に左右されるのでは」という意見もある。

「今週のヴィクトリアマイルに出走するアーモンドアイが以前から、この後、宝塚記念(G1)に向かうのではないかとウワサされています。もしヴィクトリアマイルを順当に勝利すれば、春のグランプリ出走の可能性も高まりますし、そうなると鞍上は当然、主戦のC.ルメール騎手でしょう。

 一方のフィエールマンも主戦はルメール騎手。もしアーモンドアイが出走して来れば、昨年の有馬記念のように“代打”を手配する必要が濃厚でしょうし、陣営のトーンは下がらざるを得ないでしょうね。“ルメール・ファースト”を背景に、さらに無理しない結論になってもおかしくありません」(競馬記者)

 この春は2006年のディープインパクト以来となる「天皇賞・春→宝塚記念」の連勝が期待されているフィエールマン。果たして、無事に春のグランプリを迎えることができるのだろうか。

JRA勝負強さを取り戻したM.デムーロ。「復活」の裏で、あの騎手が“スランプ”突入か……

 先週行われたNHKマイルC(G1)は9番人気のラウダシオンが優勝し、4年連続で3連単は10万馬券が飛び出す結果となった。伏兵を勝利に導いた立役者はやはりM.デムーロ騎手だろう。

 先行馬有利の馬場状態を読み、逃げるレシステンシアを徹底マークしての勝利は鞍上の手腕が大きいはずだ。かつての勝負強さを取り戻したように思われるデムーロ騎手。復活の裏には新しいエージェントの川島康孝氏との良好な関係が影響しているとも噂されている。

 その一方、デムーロ騎手と同じく川島氏をエージェントに起用している丸山元気騎手は苦戦を強いられているようだ。

「元々、丸山騎手は戸崎圭太騎手、内田博幸騎手と同じエージェントをつけていました。そのため3番手の位置付けとされることを嫌い、エージェントを川島氏に変更しました。これが功を奏し、再ブレイクを果たすことができました」(競馬記者)

 昨年は71勝を挙げた丸山騎手。70勝を超えたのは2011年以来、8年ぶりで、さらに重賞4勝は自身最多と再ブレイクどころか飛躍の年とも言える活躍だ。

 だが、今年はいまのところ17勝、重賞は未勝利と昨年と比較するといまひとつの成績である。これにはデムーロ騎手が同じエージェントになったことが影響しているようだ。

「当初、丸山騎手は川島氏がデムーロ騎手を担当する事に反対していたとか……。しかし、『デムーロ騎手を担当することで相乗効果がある』と説得され、納得したという経緯があったようです。

 今年はローカル回りはやめて中央場所で勝負する予定でしたが、東京開催は馬が集まらないという事で、再びローカルの新潟で乗ることになってしまったようです。さらに丸山騎手が中央場所で乗る予定の馬が、デムーロ騎手に流れる事案もちらほら見受けられます。今の丸山騎手は気の毒でなりませんね……」(同)

 このような状況が影響してか、先週の新潟開催では11鞍に騎乗するも未勝利に終わってしまった。騎乗馬の内訳は1番人気1回、2番人気3回、3番人気2回と、決して馬質が悪かったわけでない。メンタル面の心配をしてしまうほどの内容である。

 さらに、今週は丸山騎手がコンビを組んでいたステルヴィオが、川田将雅騎手に乗り替わりで京王杯SC(G2)に出走することになってしまった。オーナーサイドの意向とはいえ、今の丸山騎手にとってはダメージが大きいだろう。

 その一方、絶好調・デムーロ騎手の今週末は有力馬であるラヴズオンリーユーで、ヴィクトリアマイル参戦と順風満帆だ。

 再ブレイクを果たした丸山騎手にとって、今が正念場なのかもしれない。この逆境を乗り越えて、昨年以上の成果を上げることに期待したいところだ。

立憲・福山幹事長は「議員失格」だ…参考人質疑に呼んだ尾身氏を“恫喝&話を遮り”の暴挙

 立憲民主党福山哲郎幹事長(京都府選挙区)が参議院予算委員会で、新型コロナウイルス感染症の政府専門家会議の尾身茂副座長に対して行った参考人質疑のあり方が波紋を広げている。特に福山氏が尾身氏の説明を途中で遮った上で、「まったく答えていただけませんでした」などと言い放ったことについて、インターネット上で批判が噴出している。

尾身副座長の説明を途中でシャットアウト

 福山氏は11日の同委で、「感染者総数は政府の報告よりも潜在的に多いという推測」について尾身氏に3回にわたり認識をただした。質疑の最後に尾身氏が東京都の陽性率を引き合いにして説明を加えようとしたところ、途中で「私が言っていることについて答えてください」「短くしてください」と言葉を挟んだ。尾身氏が説明を終えると「まったく答えていただけませんでした。残念です」と述べた。

 ネット上では、「完全にパワハラだ」「恫喝のようにみえる」などと批判が殺到。国会内でも福山氏の姿勢に関する疑義が与野党を超えて広がっている。立憲民主党の衆議院議員秘書も次のように嘆息する。

「あれはないです。福山幹事長体制になってから、党内で過激なパフォーマンスが目立ち、一部の先生は眉をひそめています。本来、うちの党はファクトを積み上げて与党を追及するスタンスが主流だったはずなのに、最近はしっかり情報の裏を取らない例が増え、事前に有識者や官僚にヒアリングしてから質問に立つ例が減っている気がします。大きな声では言えませんが、菅直人元首相が取り仕切っていたころの民主党を思い出します」

福山氏「敬意をもって質問をした」と謝罪?

 こうした事態に福山氏は13日夜、みずからのインターネット番組で次のように謝罪した。

「尾身氏には、この間のご尽力に感謝と敬意を申し上げて、敬意をもって質問していたつもりだが、少し言葉も含めて厳しい口調になった。不快な思いをさせた方々がいらっしゃるということで、今後は丁寧な質疑をしたいと思うし、私の本意ではなかったのでおわびを申し上げたい」

高橋洋一氏「参考人の発言を遮った福山氏は議会人失格」

 一連の国会でのやり取りと、福山氏の謝罪に関し、嘉悦大学ビジネス創造学部教授の高橋洋一氏は14日、Twitterで以下のように投稿し、問題点を指摘した。

「尾身氏を参考人として国会に呼びながら、その発言を遮ってしまった福山氏は議会人として失格でしょう」

 さらに高橋氏は当サイトの取材に対し、次のように話した。

「人間の資質がどうこうというより、議会運営のやり方として、福山哲郎議員のやり取りに関して所感を投稿しました。国会というのは基本的に、国会議員同士のやり取りの場です。

 ただ議題によって今回のように参考人は与野党合意のもとで呼ばれます。その際は、とにかく参考人の意見を聞くのが国会の常識でした。

 多くの参考人は自分の仕事や時間を犠牲にして出席しています。参考人の都合で国会日程が決まるわけではないからです。私も何度か参考人として国会に呼ばれたことがあるのですが、多くの場合、出席の要請があるのは前日など直前です。参考人が国会からの招致を拒否するのは容易ではありません。そのため、いろいろなスケジュールを繰り合わせて出席します。そういう事情で参考人が招致されていることは、多くの国会議員も知っています。

 だからこそ、参考人からどのような意見が出ても最後まで聞くことが国会審議の正しいあり方です。仮に自分たちに不都合な意見が出たとしても、最後まで意見を聞くことが必要です。その意見を与野党でどう取り上げるのかは自由ですが、そもそも意見を聞かないというのは前代未聞です。意見を聞かない参考人質疑はあり得ません。

 今回の福山議員の質問では、明らかに参考人の話を途中で遮っていました。しかも福山議員は立憲民主党幹事長であり、野党の代表のひとりとして国会審議をリードし、適切に運営する立場にあります。だからこそ、今回の質問には驚きました」

 国会は言論の府だ。まず相手の話を聞かなければ議論などできないはずではないのか。

(文=編集部)

 

テレワーク時代に必須! 重要性を増す「テキストコミュニケーション力」をつけるポイントは?

 

 時差出勤やリモートワーク。

 これまで日本で一部導入はされてきたものの、なかなか普及してこなかった柔軟な働き方が、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに広まりつつある。

 ただ、働き方が変われば新しい問題が出てくる。たとえば、リモートワークにおけるコミュニケーション。大事なことは遠隔会議で決めればいいが、これまで職場で、口頭でしてきた確認やちょっとした疑問・質問の類は、メールやチャットツールで代替することになる。テキストでのコミュニケーション能力の重要性は高まっているといっていいだろう。

■リモートワークで重要性が増す「短く、わかりやすい文章」を書く技術

 人によってはこの「テキストコミュニケーション」や「文章力」が難問だったりする。口頭ではスムーズにやりとりができるのに、文章でやるとなると急に自信がなくなるという人もいる。

 相手の顔が見えないため、忙しいかどうか、相談していいタイミングかどうかには気遣いが必要だ。時間をとらせないためにも、できる限り要点を簡潔に、わかりやすく、短く伝える必要がある。でも、これって結構、難しいことなんじゃないだろうか? もし自分の書く文章が煩雑で、わかりにくいものだったとしたら、どこから、どのように変えていけばいいのか?

『言葉を減らせば文章は分かりやすくなる』(山口謡司著、ワニブックス刊)によると、まずは削りやすいところから削って、「文字数」ベースで短くしてみるという手がある。

 わかりやすいところでは、「〇〇の方」「〇〇かどうか」「〇〇のような」に注目してみるといい。これらは、削ってしまっても文章のメッセージは変わらないことが多い。

「販売促進で広告を出すかどうか悩んでいます」→「販売促進で広告を出すか悩んでいます」

「成果を阻害するような要因には、目を背けたくなります」→「成果を阻害する要因には、目を背けたくなります」

 これらはあくまで「例」である。大事なことは、なくても伝わるような言い回しや言葉遣いは私たちが思っているよりもたくさんあり、しかも無意識に使ってしまっているということだ。

 これは、「形容詞」についてもいえる。試しに、自分の書いた文面から形容詞を取り払ってみよう。少々味気なくなるかもしれないが、メッセージ自体に支障が出るほどではないことがわかるはずだ。

 こういう「無駄文字」「無駄表現」に意識的になることが、簡潔でわかりやすい文章を書く第一歩になる。

■「察して系」の文章は長く、わかりにくくなる

 また、傾向として物事をはっきり言わなかったり、要点をぼかすことで、相手の配慮をやんわりと求める文章は長く、煩雑になる。

「皆まで言わせるな。察してくれ」という気持ちでメールやメッセージを送る場面は、ビジネスの場面では少なくない。そのことの良し悪しはこの記事の本筋から外れるため判断しないが、少なくとも「察してくれ」と思って書いた文章は、歯切れが悪く、わかりにくくなるのは間違いない。だから、できるならばそういう文章はやめて、簡潔に書くべきだ。

「明後日の納品になると、発売予定日に間に合わない可能性があります」
「発売日をずらさないため、明日までに納品をお願いします」

 この2つは、メッセージとしては同じだ。ならば、後者の言い回しの方がはっきりしていていいのではないか。

 簡単そうで難しいテキストでのメッセージ。

 ここでは、今すぐ改善できることに絞って紹介したが、本書ではこういう即効性のある改善ポイントだけでなく、多少時間はかかり訓練が必要だけれども、より本質的に自分の文章をわかりやすくする方法にも踏み込んで解説している。

 今、改めて重要度が増している「伝わりやすいテキストを書く技術」。「この人のメール、何言っているかわからないんだよな」と同僚や取引先に思われないためにも、勉強してみてはいかがだろう。
(新刊JP編集部・山田洋介)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

JRAアーモンドアイを脅かす斎藤誠厩舎の「影」!? ヴィクトリアマイル(G1)シャドウディーヴァ“前走惨敗”は想定内

 今週17日に東京で行われるヴィクトリアマイル(G1)は、ドバイ中止でここに出走を決めたアーモンドアイ、ラヴズオンリーユー、昨年の覇者・ノームコアなど、G1優勝馬4頭+重賞優勝馬5頭が揃うハイレベルな牝馬の戦いになりそうである。

 そこへ、3歳冬より本格化してきたシャドウディーヴァ(牝4歳、美浦・斎藤誠厩舎)が、一気に大輪の花を咲かせようと出走してくる。

 斎藤厩舎といえば、桜花賞馬・ハープスターと激闘を繰り広げたオークス馬・ヌーヴォレコルトの管理厩舎で有名だ。ヌーヴォレコルトは、シャドウディーヴァと同じ父(ハーツクライ)の産駒であった。

「ヌーヴォレコルトは桜花賞(G1)3着、オークス(G1)1着、秋華賞(G1)2着と3歳牝馬G1を駆け抜けて、その勢いのままエリザベス女王杯(G1)にも出走し2着に来ました。

 一方、シャドウディーヴァは桜花賞未出走。フローラS(G2)は2着でオークスの優先出走権を獲得しましたが、本番は6着。秋華賞は成長力を見せて4着でしたが、続けて挑んだエリザベス女王杯は15着惨敗でした。同じハーツクライ産駒でも、3歳の戦績は対照的ですね」(競馬記者)

 もともとハーツクライ産駒は、晩成型と言われている。分かりやすい例としては、4歳から本格化し5歳秋に初めてG1を勝ったシュヴァルグラン、4歳秋に初G1馬となったリスグラシュー、ジャスタウェイ、6歳秋に初めてG1(豪州)を勝ったアドマイヤラクティなど、枚挙に暇がない。

 ヌーヴォレコルトは、珍しく3歳から結果を出してきた“イレギュラーパターン”であり、むしろ、シャドウディーヴァのほうがハーツクライ産駒らしい成長過程を歩んでいると言えるだろう。

「シャドウディーヴァは、3歳冬に3勝クラスを勝ってから実が入り、4歳となった今年、東京新聞杯(G3)で2着に入りました」(同)

 しかし、前走の阪神牝馬Sでは12着と大敗してしまう。ラスト100mの脚が良かったので、もったいないレースであった。だが、敗因が分かっているためか、それほど陣営には深刻さはない。

「レースでは手応えが良かったのですが、直線で右にもたれるクセが出てしまい、終わってしまいました。あの馬は、昔から右回りだと内に刺さるクセがあり、なかなか直らないようです。

 逆に、左回りの成績は優秀なので、次の東京は不安材料が消える分、陣営の期待が大きく膨らんでいるのだと思います。

 ある意味、前走は内に刺さって負けても“想定内”で、むしろそれで人気が落ちてくれれば、陣営もジョッキーも余計なプレッシャーがかからずに済みますからね。レース当日はハミを替えて、万全の準備をするそうですよ」(同)

 シャドウディーヴァの右回りの成績は【1.0.0.5】、左回りの成績は【1.4.1.1】と、完全なサウスポー。今回は左回りの東京はベストの条件だ。

 一部ではマイルが合わないのではないかという不安の声もあるが、斎藤調教師は「腰に力がつき、トモのハマリが良くなった今ならマイルは合うし、スタートも出るはず」と意に介さない。

「斎藤厩舎は、先週、メトロポリタンSで6番人気のウラヌスチャームが1着に来るなど、土日合わせて5頭を出走させ1着1頭・3着3頭の成績です。残りの1頭も11番人気5着に善戦しており、いま厩舎に勢いが出てきていますね」(同)

 シャドウディーヴァの中間は順調で、すでに先週で馬体は出来上がっており、今週はサラッと最終追い切りを行なうようだ。鞍上は前回に引き続き池添謙一騎手で、勝てば牝馬G1レース完全制覇となり、気合が入っている。

 遅れてきたシャドウディーヴァのG1初制覇に向けて、あらゆる歯車がすべて噛み合ってきた。あとは、ゲートの扉が開くまで待つのみだ。

JRA “国内無敗”クリソベリルが帝王賞(G1)で復帰! オメガパフュームらを相手に「無敗街道」を突き進めるか

 2月29日に開催されたサウジCで7着に終わったクリソベリル(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)。同馬が国内復帰戦として、6月24日に大井競馬場で行われる帝王賞(G1)を予定していると、所有するキャロットクラブがホームページで発表した。

 国内で無敗を誇っていたクリソベリルは、ゴールドドリームとともにサウジCに挑戦。だがクリソベリルは中団からレースを進め、最後の直線を迎えるも、末脚が不発に終わり7着。初の海外初戦は「世界の壁」に跳ね返されていた。

「サウジCは優勝賞金が1000万ドル(約11億円)、世界最高額の賞金総額約22億円を誇り、さらに海外遠征にかかる莫大な費用も主催者が負担する招待戦。そのため昨年の米最優秀3歳牡馬マキシマムセキュリティや19年のブリーダーズC(G1)2着マッキンジー、18年のドバイターフの勝ち馬ベンバトルら強豪が集っており、メンバーは世界最高レベルでした。

 ノーザンファーム吉田勝己代表も、『普通に走ればマキシマムセキュリティは断然』だと語るなど勝負気配は薄かったですね。ただ『5着でも1億円以上の賞金ですから』と、日本のフェブラリーS(G1)の優勝賞金を上回る額が支払われると明かしていました。5着内ならば御の字で、次のドバイに備えるというプランだったのかもしれません」(競馬誌ライター)

 だが、クリソベリルの次なる舞台として設定されていたドバイワールドC(G1)は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止。海外のライバルたちにリベンジの機会を失い、ほろ苦い思い出とともに初の海外遠征は幕を閉じた。

「音無師はサウジC後に『今日は不完全燃焼でした。ドバイで頑張ります』とコメントしていたのですが、不満の残る結果となりましたね。ただ誰もが予想しない事態が世界規模で発生したため、こればっかりは致し方ないところ。復帰予定の帝王賞で、ウサを晴らすかのような走りを見せてもらいたいです」(競馬記者)

 今年の帝王賞には、昨年の覇者・オメガパフュームをはじめ、川崎記念(G1)勝ち馬チュウワウィザード、かしわ記念(G1)を勝ったワイドファラオ、さらに近2走のG1で2度も2着に入るなど復調気配のケイティブレイブらが出走予定。熱いレースが繰り広げられることが期待されている。

 クリソベリルの国内無敗は継続するのか。それとも迎え撃つライバルたちに軍配があがるのか。上半期ダートの大一番は例年にも増して盛り上がりそうだ。

パチスロ「シーサ。」新番組でも「豪腕」連発… ファンから驚愕の声止まず


 いま、パチスロ動画界で最も注目されている人物の一人がARROWS- SCREENの「シーサ。」である。

 冠番組「シーサ。の回胴日記」は1000話を間近に、人気は衰えることを知らない。彼の類まれな剛腕に魅せられたファンも多く、衝撃的な展開を期待してやまないのだ。

 彼はファンの期待に尽く答え続けてきた。得意機種の『ミリオンゴッド- 神々の凱旋- 』では大爆発の場面が多数存在。最強特化ゾーン「SGG- EX」など朝飯前とばかりに突入させる様子は、正に「引き強王」である。

 シーサ。の活躍は同チャンネルだけではない。マルハンチャンネルの新番組「回胴の鉄人」に「鉄人」として出演することでも話題になった。

 同番組はフジテレビ系列の料理対決番組「料理の鉄人」をインスパイアした企画で、挑戦者が鉄人に回胴勝負を挑む形式で構成される。

 第1回の配信では挑戦者「いそまる(スロパチステーション)」が鉄人「ジロウ(ジャンバリ. tv)」と対峙し、大きな盛り上がりを見せた。

 次回の挑戦者「てつ(1GAME)」の対戦相手に注目が集まっており、シーサ。との「大モノ対決が展開されるのでは⁉」とファンの間では期待が高まっている。シーサ。の勢いは続きそうな予感だが…。

 そんな中、ARROWS- SCREENでは新番組が開始された。その名も「ライフゼロ」だ。

 同番組は閉店後のホールで収録が行われ、シーサ。が機種を選択。その機種を最高設定にし、実戦をしていく。最大の特徴は「負ければ即番組終了」という点で、1度の敗北も許されないのだ。

 今回は記念すべき第1回『【究極の設定不問! 絶頂対決で○○セット乗せ! 】ライフゼロ〜 負けたら番組即終了〜 < 第1戦> 』をご紹介したい。

 実戦機種は『押忍! 番長3』だ。本機の設定6は「約119%」と5号機最強の出玉率を誇る。最高設定の中でも最も勝ちやすい機種ともいえるが…。

 結果的に、シーサ。の剛腕の前では「約119% 」も霞んでしまった。最強特化ゾーンの「絶頂対決」を連発。ロング継続させ、強引に大量出玉を築いていく。

「絶頂対決」は設定5のみ優遇されるが、他設定では約6. 25% と共通の確率。正に「設定不問の大爆発」を演出したのだ。

 見せ場を作ることにおいては、シーサ。の右に出る者はいないだろう。自粛中の「パチスロ欲」を満たし、気分を和らげる内容となっているといえる。

 気になった方、ご興味のある方は、是非ご覧になってみてはいかがだろうか。

マイナンバーカードには有効期限があるって知ってた!?更新手続きはどうすればいいの?

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

 新型コロナウイルスの緊急経済対策で一人10万円の受給をオンラインで申請したり、2020年9月から実施予定の25%ポイント還元制度「マイナポイント」のために、慌ててマイナンバーカードを取得した人も多いと思う。だが、マイナンバーカードには有効期限があるのをご存じだろうか? 今回は将来のために、マイナンバーカードの有効期限と更新手続きについて解説しよう。

有効期限通知書が届いたら更新手続きをしよう!

 アナタはマイナンバーカードを持っているだろうか? もしかすると、新型コロナウイルスの緊急経済対策で一律10万円を受給するオンライン申請や、2020年9月から実施予定の25%ポイント還元制度「マイナポイント」のために、急遽申し込んだかもしれない。

 だが、マイナンバーカードは顔写真付きの身分証明書なので、パスポートや運転免許証のように有効期限があるのをご存じだろうか? マイナンバーカードの有効期限はカードの表面に印字されており、20歳未満は発行から5回目の誕生日、20歳以上は発行から10回目の誕生日が有効期限となっている。また、カード表面の電子証明書の有効期限は自分で記入することになっており、年齢に関わらず発行から5回目の誕生日までとなっている。

 それでは、マイナンバーカードの有効期限が迫ってきたらどうすればいいのだろうか? 実はマイナンバーカードの更新対象者には、「J-LIS(地方公共団体情報システム機構)」から2~3カ月前に有効期限通知書が送付されることになっている。引き続き利用したい場合は、有効期限の3カ月前から市区町村役場の窓口などで更新手続きをすることになる。

続きは【オトナライフ】で読む

JRA漢・藤田伸二がエイジアンウインズでウオッカを撃破! 2008年ヴィクトリアマイル(G1)府中を駆け抜けたアジアの風

 17日、東京競馬場で行われるヴィクトリアマイル(G1)でJRAG1・6勝目を目指すアーモンドアイに大きな注目が集まっている。

 ウオッカは2009年のヴィクトリアマイルを優勝した7冠馬である。同馬にとって08年のこのレースを2着に敗れたことは、偉業達成にあと一歩届かなかった一因ともいえるだろう。結果的にウオッカの「8冠達成」を阻止した格好となったのが、12年前の勝ち馬エイジアンウインズだ。

 足元に不安のあったエイジアンウインズは、06年12月の阪神で負担の少ないダートを選んでデビューした。そこから4戦し、500万下(当時)を勝利したのは翌年3月と時間を要したため、クラシックは断念。急がずに、長期目標としてヴィクトリアマイルを見据えて放牧に出された。

 復帰初戦は1000万のダートで9着に敗れたが、次走から満を持して芝のレースを使われた。そこからオープン入りまで4戦したが、一気に素質が花開いたのが重賞初挑戦となった08年の阪神牝馬S(G2)の勝利だった。後のG1馬ブルーメンブラットを破って初挑戦で重賞勝ちを決めたのである。

 08年のヴィクトリアマイルは前走のドバイデューティーF(当時)からそれまでの主戦だった四位洋文騎手から武豊騎手へと乗り替わった前年のダービー馬・ウオッカに人気が集中した。1番人気のウオッカの単勝オッズ2.0倍に対し、2番人気のニシノマナムスメは6.1倍と大きく差がついた。阪神牝馬Sで重賞初勝利したばかりのエイジアンウインズは、それらからさらに離れた13.4倍の5番人気に過ぎなかった。

 だが、レースでは今回は初騎乗となった藤田伸二騎手が見事な手綱捌きを披露する。ピンクカメオが逃げたスローペースをピタリと折り合い、先行集団の直後につけた。逃げ切って好結果を出した前走とは異なり、直線の長い東京コースを意識して好位差しの競馬を選択。

 直線では他の騎手が早々と仕掛けたが、追い出しを我慢して残り400mからワンテンポ遅らせてのゴーサイン。スローで固まっていた馬群から鮮やかに抜け出して、ウオッカの追撃を3/4馬身差で退けた。

 凡庸な騎手ならば戦法を替えるリスクを避けて、好走した前走の内容を踏襲したかもしれないが、初騎乗ながらも大胆な騎乗を見せた漢・藤田伸二の真骨頂といえる勝利だった。そして、藤原英昭調教師が素質の芽を摘まないよう、慎重に育て上げた期待馬が花開いた瞬間だった。

 また、2着に下したウオッカは後にG1勝利を積み重ねて7冠馬となり、3着のブルーメンブラットは同年のマイルCS(G1)で牡馬相手に勝利を収めたように非常にハイレベルなレースである。これはエイジアンウインズの勝利が、決してフロックではなかったことを証明しているだろう。

 初挑戦でG1制覇を遂げたエイジアンウインズだったが、その後は体調が整わないまま、長期休養に入り、再びターフに戻ることがないまま競走生活を終えることとなった。

 そして、あれから12年後の今年、エイジアンウインズの子であるメジェールスーが母と同じく藤原厩舎からヴィクトリアマイルに出走することも、競馬のロマンといえるのではないだろうか。