「食」から見える、未来のビジネス

コロナ禍で大きく変わった私たちの食生活

新型コロナウイルス感染拡大による「緊急事態宣言」が発出されてから1カ月以上、電通はリモートワーク/在宅勤務になって2カ月以上がたちます。私自身、この2カ月以上、一度も公共交通機関を使わずほぼ家で過ごしている中で、働き方はもちろん、食生活も大きく変わりました。

まず、子どもたちが休校になったことでお弁当を作る必要がなくなり、1日3食作るようになったこと。それなりの頻度で入っていた飲み会が一切なくなり、オンラインになったこと。家族で食卓を囲める機会がぐんと増えたこと。一回の買い物量が格段に増えたこと。自宅にあるリーフの紅茶の減りが早くなったこと…。挙げだすとキリがないくらい、その変化はいろいろと出てきます。

これを読んでくださっている皆さんも、多かれ少なかれ、そのような状況ではないでしょうか。

私も飲み会が一切なくなったように、おそらくほとんどの人の外食率はかなり減ったことと思います。そしてそれに伴い、今、外食産業に関わる多くの方たちが困っています。

私もささやかながら、できるだけお世話になっている近所の飲食店のテイクアウトを利用したり、困っている生産者や飲食事業者さんの支援サイトで購入・お取り寄せをするようにしているものの、残念ながら、わが家の冷蔵庫・冷凍庫のキャパ、個人の力には限界があることを感じずにはいられません。

ただ、一人一人の力は小さくても合わせれば大きな力になる、ということもまた事実。困っている生産者や事業者がSNSに投稿すると、全国で支援の輪が広がり、抱えた在庫の商品があっという間に完売している様子を見ていると、社会の課題はその社会に属する人たちで解決しようという気持ちの表れを感じます。

さて、これからスタートする電通「食生活ラボ」の連載記事のテーマは「未来の食」です。実はこの連載記事、今年の3月にスタートする予定で昨年から準備していたものですが、これまで掲載を見合わせてきました。

というのも、このコロナ禍で大きな打撃を受けて困っている多くの人や企業にとっては、目の前の「今の食」をなんとかすることが最優先であり、「未来の食」なんて想定できるものではないと思ったからです。

一方で、ここで取り上げている「未来の食」は、決してキラキラした夢物語のような未来の兆しを語っているものではなく、「社会課題の解決」が根っこにあります。なぜなら、「未来の食」は、今、そして、今後起こりうる社会課題を抜きにして考えることはできないからです。

世界中が未知なるウイルスと戦っている「今」の最大の社会課題は、まさにこのコロナによって起こっているさまざまな事象ですが、少し長い目で見ると、ちょっと先にも実にたくさんの社会課題があり、そしてそれらもまた深刻です。いったんはお蔵入りも考えたこの連載ですが、そう考えると、もしかするとこれからの皆さんにとって何かしらの一助になる可能性もあるのではと思い直し、スタートすることにしました。

本連載は、目の前に立ちはだかっている大きな「コロナ」という壁を越えた「その先」にイメージをはせていただきながらお読みいただけると幸いです。

「未来の食」は、ポジティブ?ネガティブ?

ところで、「未来の食」と聞いて、皆さんはどんなイメージを持ちますか?

食材はオートメーションの無人工場で栽培された野菜や細胞を培養して作られた肉や魚。毎日の献立はAIが考え、調理はロボットがしてくれる。遠く離れた家族ともVR(バーチャルリアリティー)で一緒に囲むことができる…。そんな食卓でしょうか。

いやいや、一粒で十分な栄養素が取れるような完全栄養食が主流になって、食卓なんてものはなくなっているよ、という声も聞こえてきそうです。

イラスト:大嶌美緒(電通「食生活ラボ」)
イラスト:大嶌美緒(電通「食生活ラボ」)

え?そんなのとっくに始まっていて、未来でもなんでもないよって?

では、質問を変えましょう。

「未来の食」は、あなたにとって明るくポジティブなものですか?
それとも、できればあまり考えたくないようなネガティブなものでしょうか。

「未来の食」、それは社会課題のソリューションであり、ビジネスチャンスである

前述の通り、「食の未来」は、今、そして、今後起こりうる社会課題を抜きにして考えることはできません。人口・世帯の減少、高齢化、働く女性の増加、単身世帯の増加などによって、私たちの食が大きく変化していくことは言うまでもないでしょう。世界に目を向けてみると、爆発的な人口増加や温暖化による食糧不足は必至です。食料の大半を輸入している日本にとっては、決して他人事ではありません。

社会課題なんていうと、なんだか小難しい感じがするかもしれません。でも、「食」は人間の三大欲求のひとつであり、生きるためだけでなく楽しみにもなり得るもの。日々の生活の中で食べることが一番の楽しみ!という食いしん坊な私にとっては、将来それが損なわれてしまうかもしれない…なんて、考えるだけで居ても立っても居られません。

だからこそ、来る社会の課題解決を目指し、より豊かなものにしていくことこそが、「未来の食」に求められていることだと私は考えます。そしてそこには、当然ビジネスチャンスもあるはずです。

もちろん、それは一筋縄ではいかないことも確かでしょう。これまでの延長線上で、従来通りのことをしているだけではおそらくうまくいきません。2015年に国連総会で採択された持続可能な開発目標(SDGs)や経団連のSociety 5.0でもうたわれている通り、そこには、これまでになかったアイデアやイノベーションが必要です。

そのために大事なのが、発想の転換、未知のものへのチャレンジ、テクノロジーを駆使すること。

食のイノベーションを起こすためのテクノロジー、いわゆるフードテックの市場はここ数年急成長しています。それもそのはず、これからの社会課題解決のためには、それが不可欠だからです。

例えば、担い手の減少・高齢化が進む農林水産業においては、作業負荷を下げるためのロボットや効率化を図るためのITの導入がますます求められるでしょう。共働きや一人暮らし世帯がメジャーになれば、調理の担い手が変わるだけでなく、調理そのものがテクノロジーに頼る方向へシフトすることは想像に難くありません。調理器具として一家に一台3Dフードプリンター、なんて時代もそう遠くない未来かもしれませんね。今注目されている代替肉も、CO2の削減、ひいては地球温暖化対策のソリューションのひとつです。

イラスト:大嶌美緒(電通「食生活ラボ」)

イラスト:大嶌美緒(電通「食生活ラボ」)

「未来の食」は「未知の食」。未来を明るいものにするためにも、まずは「知る」ことから。

では、そういった兆しが見え始めている「未来の食」に対して、世の中の人はどう感じているのでしょうか。

2018年11月に実施した「食生活ラボ調査※」によると、期待感よりもまだまだ抵抗感の方が強く、ネガティブに捉えている傾向がうかがえます。

食生活ラボ調査

例えば、3Dフードプリンターによる食事に対しては、半数近くの人が「食文化が壊れそう」「気持ちが上がらない」「倫理的によくなさそう」といった理由で抵抗感を感じています。人間は未知のものに恐怖心を覚えるので、ある意味では当たり前の結果といえるかもしれません。

「未来の食」を明るいものにしていくためには、行政も、企業も、生活者も、関わる全ての人が意識を持って取り組んでいくことが望ましいといえるでしょう。でも、その実態を知らないままでは前に進めません。

未知へのチャレンジは、まず「知る」ことから!
ということで、本連載では、電通「食生活ラボ」の未来食プロジェクトのメンバーが、今見え始めている食の未来の兆しを自らが体験し、レポートします。

次回、第1回のテーマは、「昆虫食」。
世界的な食糧難、特にたんぱく質不足が懸念される中で、貴重なたんぱく源食材として注目される昆虫ですが、本当に未来の食の救世主になり得るのか!?
食ラボの加藤研究員が体当たりでレポートします。お楽しみに。

第6回「食生活ラボ調査」
調査方法 インターネット調査
調査期間 2018年11月16日(金)~18日(日)
調査エリア 全国47都道府県
対象者 15~79歳
サンプルサイズ 1200人
調査期間 株式会社ビデオリサーチ

 

ビデオリサーチ調査 「コロナ禍で、生活者が消費している“モノ”と“コト”」は

ビデオリサーチは5月13日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う生活者の状況について、回答専用タブレットを用いたインターネット調査(ACR/ex調査)の結果を発表した。
4月は緊急事態宣言や外出自粛要請などで、生活に多大な影響を及ぼしたことから、社会的混乱や不安が生活者にどんな影響があったのか、生活意識・行動やメディアとの関わりについて紹介している。
(グラフ・表=ビデオリサーチ提供)

*以下の内容は、12‐69歳データ(全7地区)を中心に、一部70‐74歳データ(2地区)を掲載。ACR/ex調査の概要詳細はレポート参照。
 

◇新型コロナウイルス観点での情報接触は“テレビ”が大黒柱
 <メディアの位置づけ・メディアへの態度>

・メディアの位置づけでは“積極的に収集する”“わかりやすい”“信頼できる”におい て、“テレビ”が最 も高い。

・情報に対する意識でも“テレビ”のスコアが最も高く、“最新情報を入手(73%)”  “概要理解(70%)”“理解を深める(61%)”においてはインターネット・ニュースよ り約20ポイント上回っている。

◇「コロナ禍」不安は自分ゴト、まずは“感染しない”こと
 <不安度・不安なこと・欲しい情報>

・「不安である」と回答したのは98%。“ウィルス感染対策商品の生産体制    (64%)”が最も高い不安ではあるが、社会的混乱や要請による生活変化なども 5割以上と高く、複数の不安要素が混在している状況。

・知りたい情報では“対策商品の生産体制(60%)”が最も高い。他の上位項目にお いても感染に関わる事柄が多くなっている。また、上位項目では70才以上のス コアが12-69才を上回っており、シニアの感染に対する不安はより大きい。

 

◇「コロナ禍」で“動かない”生活になっている
 <生活の変化・増えた時間>

・「コロナ禍」により生活者の約8割に変化が起きており、“とても変わった”が約 5割と変化が大きい。

・“増えた”時間における最も高いメディア接触は“テレビのリアルタイム視聴    (71%)”であり、 上位項目には“テレビ”と“インターネット”を利用した視聴行 動が多く含まれている。


◇「コロナ禍」で“キャッシュレス決済”の利用が促進、“まとめ買い”は2人に1 人が経験アリ
 <買い物行動の増減・まとめ買い商品>

・“増えた”が“減った”を上回る利用については、全体的に“キャッシュレス決済  (32%)”の利用が増加。他、12-69才では“インターネットのショッピングモール (35%)”、70-74才では“ドラッグストア(37%)”の利用が高くなっている。

・“減った”利用では“デパートやスーパーの利用”“大型量販店・ディスカウントス トアの利用”が5割以上と突出して高い。
 また、利用行動の増減を全体的に見た場合“減った”スコアが“増えた”より高く なっており、消費は減少傾向と思われる。

・まとめ買い経験者は約5割。“調理済み冷凍食品・インスタント食品(26%)”が最 も高く、上位は食品と衛生商品。

同社は、「新型コロナウイルス感染症の拡大以降、“情報”は最も必要で重要なモノであることは言うまでもない。その中で、“テレビ”は最新の情報収集で最も利用され、増えた時間においても上位になっており私たちの生活に強く根付いていることがあらためてわかる。また、インターネットはテレビに次いで関与が高まっており、重要なメディアになっている状況もうかがえる。
社会全体の減速モードが続いているが、インターネット・ショッピングやキャッシュレス決済の利用増加など、生活に根付き始めているモノやコトも起きている。思考の転換や工夫が多方面で必要とされる生活の中で、より的確なコミュニケーションの促進が生活者の原動力に繋がると考える。
当社は、同調査を定期的に実施し、マーケティング業界および生活者の一助になるよう、今後も努めていく」としている。

ビデオリサーチ:
https://www.videor.co.jp/

 

検察庁法改正案が抗議の声を無視し強行採決へ! 安倍首相は会見で「黒川さんの人事はまだ決めてない」と国民を舐めきった嘘八百

 安倍首相が国民を虫けら同然に考えていることが、これではっきりとした。SNSを中心に反対の声が大きくあがっている検察庁法改正案について、きょう15日の衆院内閣委員会で強行採決することを、自民党幹部が明言したからだ。  新型コロナ対応に全力を傾けるべきときに、どさくさ紛れの...

コロナ禍と、三つの企業広報戦略

新型コロナウイルス(COVID-19)の流行により、深刻な事態の長期化が懸念されています。本連載では、こうした非常事態下における企業のPR活動について、さまざまな観点から論じていきます。

企業にとっての“危機管理広報”は、不祥事への対応だけではなく、コロナ禍のような非常事態時においても重要です。例えば、「密集」「密接」「密閉」の3密と関わりの深いイベントや新商品発表、記者会見が軒並み自粛になる中で、企業活動はどこまですべきなのか。悩み、手探りの日々を送っている企業は多いのではないでしょうか。

連載第1回では、企業広報戦略研究所(電通PR内)が国内企業を対象に実施した、コロナ禍に対する企業の取り組み、広報対応に関する緊急アンケート結果を見つつ、今後、企業がとるべき広報戦略について考察します。

<目次>
企業がコロナ禍において優先的に検討したこととは?
広報戦略①従業員に寄り添う「インターナルコミュニケーション」
広報戦略②物理的制約のある中でのメッセージ発信
広報戦略③企業のCSR活動、SDGs貢献

企業がコロナ禍において優先的に検討したこととは?

「コロナ禍における企業活動アンケート」と題し、当研究所で過去アンケートに協力いただいた企業、もしくは当研究所が主催したフォーラム、セミナーに参加いただいた企業に対してアンケート調査を2回実施しました。

「コロナ禍における企業活動アンケート」

・調査期間:第1回 2020年2月28日(金)~3月6日(金)
         第2回 2020年4月10日(金)~4月17日(金)
・調査対象:企業広報戦略研究所の調査に協力いただいた企業担当者(広報・危機管理、その他)
・サンプル数:1回目195社/2回目170社から回答 ※未回答は除く
・調査方法:インターネットアンケートサイトにアクセス、オンライン回答

以下は、4月に実施した第2回アンケート調査において「今後の1カ月程度の間、企業コミュニケーションについてあなたはどのような検討が必要と考えますか(複数回答)」を聞いた結果のグラフです。
コロナ禍における企業活動アンケート

上位には以下のような回答が集まりました。

■1位…「社内に感染者が発生した際に備えた公表の準備」(76.9%)

社内での感染者発生の可能性が高まるにつれ、広報・リスク担当者も対策、対外的情報発信の準備に追われていることが分かります。情報の独り歩き、フェイクニュースを避けるため、従業員の健康管理、安全確保に向けた企業姿勢は企業レピュテーションにとって最重要事項といえます。

■2位…「労働環境の変更による従業員ストレスへの配慮」(69.8%)

従業員の職種によっては、テレワークが困難で、仕事そのものが行えない事態も生じています。物理的制約から突如「社内失業」状態になり、雇用不安からくる心理的ストレスへの配慮は、まさに今、企業が全面的にサポートする姿勢を示さねばならない時期にきています。

さて、このアンケート結果を踏まえ、コロナ禍における企業広報戦略のポイントをまとめてみました。現段階では、以下の3点に絞られます。

①従業員に寄り添う「インターナルコミュニケーション」

雇用不安、精神面でのストレスを抱える現場に寄り添うメッセージ、温度感の伝わる言葉が、トップには求められています。

②物理的制約のある中でのメッセージ発信

コロナ禍では物理的制約の中で企業活動を行わなくてはなりません。具体的には、人を集めての会見ではなく、オンラインでの対外的発表が必須となっています。そうした場では、話の内容も、伝え方も、従来とは異なる考え方が必要になります。

③企業のCSR活動、SDGs貢献

3点目はコロナ禍における持続可能な社会に向け、企業としてどのように社会貢献するのかという姿勢です。この点でプレゼンスが示せない企業は同業他社に差別化を図られ、ESGでの銘柄選別、資金調達や収益など財務面にも影響してくると推察されます。

以下、詳細に考察していきます。

広報戦略①従業員に寄り添う「インターナルコミュニケーション」

まず、非常事態時におけるトップ(=経営層)から従業員へのメッセージについて考えてみましょう。

当研究所では隔年で「企業広報力調査」(※)を行っています。2018年度の結果では、企業が重要視するステークホルダーとして「従業員」が上昇傾向にあると分かりました。背景としては、人手不足、人材不足が挙げられます。今や企業は本格的に「健康経営」「ダイバーシティー経営」に乗り出しています。職場環境の改善が、離職率の低減につながり、従業員の組織に対するエンゲージメントを高めるからです。

※企業広報力調査 https://www.dentsu-pr.co.jp/analysis/
 

今回のコロナ禍でいえば、アマゾンのCEOであるジェフ・ベゾス氏による社員向けメッセージ(https://blog.aboutamazon.jp/initiatives_a-message-from-our-ceo-and-founder)は、まさに企業が従業員ら重要ステークホルダーに寄り添う姿勢を見せた好例といえます。

ベゾス氏はメッセージの中で、新型コロナウイルスに伴う世界的な危機に対し、同社が「世界中の人々に極めて重要なサービスを提供している」「多くの人々は私たちを頼りにしている」と訴え、米大統領をはじめ数多くの感謝のメッセージをもらっていることを伝えています。

このメッセージは以下の文章で締めくくられています。

(現在、私は)Amazonが最良な役割を果たしていく方法について、全ての時間と思考を集中しています。Amazonで働いている皆さんにも、Amazonが重要な役目を担い続けることを理解し、新しい支援の機会を探し続けていただきたいと思います。
(中略)
自身とあなたの愛する人々をどうか大切にしてください。私は、この現状を皆さんと一緒に乗り切ることができると信じています。

また、アマゾンは、“巣ごもり消費”による需要増大に伴う人員不足から、新たに世界で10万人の雇用を確保するとしています。同時に、コロナ禍において飲食・観光業等で失業してしまった人に対しても、「一時期でも一緒に働きませんか?」と呼び掛けています。このように「社会課題」を意識したトップメッセージには、広報的な戦略性も垣間見えます。

日本では、大打撃を受けている観光業において、星野リゾートの星野佳路社長が積極的にメディアに登場し、「こういう時こそ経営の力を発揮すべき」とのメッセージを絶えず発信しています。おそらくそのメッセージの半分はインターナルに向けており、現場を鼓舞することを意識しているのでは、ともとれる内容になっています。

広報戦略②物理的制約のある中でのメッセージ発信

さて、ここで冒頭の疑問に答えます。コロナ禍において企業広報活動は自粛すべきなのでしょうか。答えはノーです。

特に上場会社にとって、「事業の方向性」「重点施策」などについて、むしろ企業姿勢として積極的に何を課題として現在進行形で取り組んでいるかを示すべきタイミングといえます。

また、非常事態であろうと、トップ交代、新経営体制でのスタート期には経営方針を市場関係者、各ステークホルダーに対して示す必要があります。

ただし“3密”を避けるため、現在は企業の重要な発表もオンラインで行うことが一般的になりつつあり、対策が必要となっています。

例えばオンラインの会見では、ネットワークのインフラ環境や周囲の雑音などで、発言内容が聞き取りづらい可能性もあります。そのためホテルや大会議室でリアルに記者説明会するときよりも、2~3割、話す速度を落とさなくてはなりません。その分、話す内容もキーメッセージを凝縮する必要があります。ゆっくり話しても余裕がある、簡潔なスピーチライティングが求められるでしょう。

また、カメラを意識した視線の運びなど、求められる「分かりやすさ」のレベルが高くなるため、技術的な面を含めた事前リハーサルも重要になってきます。

それに加え、非常事態下でのメッセージ発信では、個人的な思いを含めた「エモーショナル」な要素も付加しないと視聴者側の集中力が持続せず、受け手の心に響かないという課題も新たに浮き彫りになりつつあります。前項でのベゾス氏や星野氏のメッセージが伝わるのは、経営者の「思い」を率直に語っているという面も大きいのです。

広報戦略③企業のCSR活動、SDGs貢献

最後に、現在企業が行うべきCSR活動について考えてみましょう。今や、コロナ禍を踏まえた新局面でのCSR活動、SDGs貢献が主流になりつつあります。

2~3月の段階では、企業による学童保育施設への物資無償提供などが目立っていました。そして感染者数が増加し、医療施設への負担がより深刻さを増してきた4月以降は、医療従事者に向けたメッセージや、具体的な支援策に注目と動きが集中しつつあります。

たとえ、全く医療従事者と関係のない企業であっても、「本業を通じてどのように社会に貢献できるか」という発想が必須となっています。

例として、軽度患者の受け入れをいち早く表明したアパホテルは、ソーシャルメディア上で好意的な言及が増えました。他にも、医療従事者に向けて物資提供などのサポートを行った企業では、自社のニュースを見た従業員から「この会社にいることが誇らしい」などの声が上がっています。当然ネガな反応もありますが、レピュテーション全体で見ると一過性です。

これからも社会課題と真に向き合った企業のCSR活動は、良い意味での“ブーメラン効果”をもたらし、従業員エンゲージメントを向上させ、企業レピュテーションを着実に高めていくでしょう。

次回は、コロナ禍で急速に進む、企業PR活動のオンライン化について詳しく解説します。

パチスロYouTuberが「シバター」訴訟を視野に⁉… ファンの反応は…


 5月12日、パチスロYouTubeチャンネル「桜鷹虎」が衝撃的な動画を配信し、大きな話題となっている。

 本動画のタイトルは『シバター訴えます。』となっており、内容によると、シバターより「業務妨害行動」を受けたとし、民事訴訟の提起と刑事訴訟を起こす構えのようだ。

 桜鷹虎は動画内で弁護士との相談の上、数千万円の損害賠償を求めると提言。賠償が成立した際には医療団体への寄付が示唆された。

 シバターは有名YouTuberで、パチンコ・パチスロの実戦動画の他、「物申す系動画」を投稿することでも知られている人物。

『GODを引くまで出れない部屋』にて、寺井一択と兎味ペロリナの交際疑惑を暴露したことでも話題になった。

 事の発端は、桜鷹虎の配信するパチスロ実戦動画が「明らかに自粛期間中にホールで収録されている」と視聴者の間で物議を醸したことから始まったようだ。

 桜鷹虎は4月21日に新台『押忍!サラリーマン番長2』と『サンダーVライトニング』の実戦を配信。両機種のホール導入日は4月20日であった。それ以降も新台実戦動画の投稿は4月29日まで継続する。

 この行動に「自粛すべき」と、一部批判の声も上がり、シバターも反応を見せた。

 シバターは桜鷹虎に関した複数の動画を配信。批判的な内容の中には過激な言動も含まれており、『桜鷹虎の潰し方』という動画も存在。視聴者を巻き込み、両者は対立の様相を呈した。

 桜高虎によると、その後Twitterにてシバターの成りすましアカウントが出現。桜鷹虎に誹謗中傷を浴びせる事態にまで発展し、問題は肥大化していったという。

 一連の流れに対し、「炎上目的だろう」「視聴数稼ぎで協力しているのでは⁉」など、懐疑的な見方をする視聴者が多かったが、『シバター訴えます。』の配信後、先述したシバターの動画が全て削除され、事態は一変した。

 本当に炎上目的で、合意の上の出来レースであれば、視聴数を大きく稼ぐ動画を削除するのは不自然だ。

「削除した方が真実味が出る」「これも計算の内」と、依然として懐疑的な見解を持つ視聴者も存在する中、「本当にまずいと思ったのだろう」という声が日に日に大きくなっている印象だ。

 いずれにせよ、両者の活動にとって大きな問題であり、パチスロ動画界全体にも影響を及ぼす可能性も存在する。今後の展開に注目したい。
 

  

実力はアーモンドアイ以上? JRA史に残る「最強マイル女王」は社台グループが母を410万円で手放したあの馬

 最強牝馬はよく耳にするが、最強マイル牝馬はあまり聞かない。ヴィクトリアマイルの歴史が14回しかないこと、そして古馬マイルG1レース(安田記念マイルCS)における牡馬の壁が高いことがその理由だろう。実際にレースが新設された1984年以降、マイルCSを制した牝馬は

 1986年タカラスチール
 1990年パッシングショット
 1993年シンコウラブリイ
 1994年ノースフライト
 2008年ブルーメンブラット

 の5頭で、なんと1995年以降牝馬は1勝のみだ。そして同じく1984年以降に安田記念を制した牝馬は

 1991年ダイイチルビー
 1994年ノースフライト
 2008年ウオッカ
 2009年ウオッカ

 の4頭しかおらず、なんと1995年以降牝馬はウオッカしか勝利していない。そしてこの成績から分かるように、マイルCSと安田記念のJRA古馬マイルG1レースを制した牝馬は、ノースフライトただ1頭なのである。

 ノースフライトが安田記念で負かしたのは、外国から来日した5頭(フォレ賞優勝馬ドルフィンストリート、ブリーダーズCマイル2着スキーパラダイス、ジャック・ル・マロワ賞優勝馬サイエダティ、ミドルパークS優勝馬ザイーテン、香港の強豪ウィニングパートナーズ)を筆頭に、サクラバクシンオー(最強短距離馬・スプリンターズS連覇など重賞5勝)、ホッカイセレス(重賞2勝)、フジヤマケンザン(重賞5勝)、ゴールデンアイ(重賞2勝)、マザートウショウ(重賞3勝)といった強力メンバーばかり。

 しかも外国馬を含め6頭の牝馬の中で優勝を果たしたのだから、見事な勝利というほかない。勝ち時計の1分33秒2はオグリキャップの記録に続く史上2番目と速く、その内容も文句なしだった。

 続くマイルCSで負かした馬も、サクラバクシンオー、フジノマッケンオー(重賞4勝・皐月賞3着)、ホッカイセレス(重賞2勝)、ビコーペガサス(重賞2勝)、イナズマタカオー(重賞3勝)、ニホンピロプリンス(重賞2勝)、ゴールドマウンテン(重賞2勝)となかなかのレベル。

 さらに勝ち時計1分33秒0はコースレコードであり、決して偶然ではなく実力に裏付けされた強さであった。ノースフライトは最終的にマイル実績を5戦全勝としており、マイルにおいてその実績と実力に匹敵する馬は、アーモンドアイを含めてもいない。まさに最強マイル女王の称号に相応しい名馬と言えるだろう。

 同馬の生い立ちに目を向けると意外な事実が判明する。

 ノースフライトの母シャダイフライトは、もともと社台ファームが所有していた繁殖牝馬だったが、それまでの繁殖成績が振るわなかったこと、そして18歳という高齢もあってか、社台グループの繁殖牝馬セールにて売却された馬だった。

 その金額はわずか410万円、なんと上場全馬の中で最低金額だったという。しかもトニービンの子供を受胎していたのだから、破格の金額と言えよう。社台ファームとしては苦渋の決断だっただろうが、結果としてそれは最悪の結末になってしまった。

 シャダイフライトが産んだノースフライトは、安田記念とマイルCSを制覇。JRA賞最優秀5歳以上牝馬に選出されたのである。

 奇しくも同様のケースはその後も見られている。日本ダービーを勝利したジャングルポケットは、同馬を産んだ母ダンスチャーマーが売却されてから日本ダービーを勝ち、今年の桜花賞を制したデアリングタクトの母デアリングバードも、社台ファームが繁殖牝馬セールで手放した馬だったのだ。

 今週のヴィクトリアマイルに出走するアーモンドアイは、昨年の安田記念で不利もあって3着。マイルは4戦3勝だが、まだ古馬マイルG1レースを勝利していない。

 もし、今週のヴィクトリアマイルの次に安田記念を選択し、秋はマイルCSへの参戦を考えているのであれば、ノースフライトが唯一持つ「牝馬による古馬マイルG1春秋制覇」の偉業に挑むことになる。

 アーモンドアイにとって今週のヴィクトリアマイルは、おそらく現時点でのマイル適性を図る格好のレースといえよう。また、香港遠征中止→有馬記念大敗→ドバイ遠征中止と、昨年暮れから続く負の連鎖を断ち切ることができるのか。

 そして最強牝馬というだけでなく、最強マイラーとして新たな勲章を勝ち取ることができるか。今週のヴィクトリアマイルは注目の一戦だ。

JRA武豊、宝塚記念(G1)は世界の名門厩舎とタッグか!? 海外の「超大物」がグランプリ予備登録も、ゴドルフィンの二の舞を危惧……

 新型コロナウイルスの影響で中断していたフランス競馬が、11日から無観客で開催再開となった。同じく欧州の主要国であるイギリスは6月初旬、アイルランドは6月29日の再開で調整されている。フランス競馬を皮切りに海外競馬も徐々に活気を取り戻していくのではないだろうか。

 日本では幸いにも、無観客で競馬開催が継続されていたが、欧州は軒並み中止となってしまっていただけに、競馬再開の知らせは嬉しい限りだ。

 そんな中、世界のA.オブライエン厩舎の有力馬が日本のレースに出走するかもしれないという驚きのニュースが入ってきた。

 14日、JRAはブルーム、ジャパン(牡4歳、愛・A.オブライエン厩舎)の2頭が、6月28日に行われる宝塚記念(G1)に予備登録があったことを発表した。

 昨年のインターナショナルS(G1)で、当時レーティング世界トップだったクリスタルオーシャンを撃破したジャパン。凱旋門賞(G1)でも4着に入るなど、欧州競馬の中でもトップーホースとして数えられる1頭である。

 また今年に入って日本の馬主であるキーファーズがクールモアグループとジャパンを共同所有することが発表された。武豊騎手を懇意にしていることで知られるキーファーズ代表の松島正昭オーナーが、武豊騎手と凱旋門賞挑戦するために購入に踏み切ったのだ。

 同じく予備登録されたブルームも、キーファーズが所有権の一部を購入しており、昨年の凱旋門賞は武豊騎手との参戦予定だったが、体調が整わず回避となってしまった馬だ。

 昨年のジャパンC(G1)は残念ながら、初めて外国馬0頭で行われた。国際招待競走ながら外国馬出走なしは寂しい内容ではあったが、もし宝塚記念にA.オブライエン厩舎の2頭が参戦するとなれば、それも帳消しになるぐらいの盛り上がりとなるだろう。

「現在、アイルランド競馬の再開予定が6月29日のため、それより先に行われる宝塚記念出走は全く可能性がないわけではなさそうですね。フランス競馬は再開しましたが、人馬ともにフランス所属が条件のため、海外からの参戦はできない状況です。

もしジャパンが日本で出走となれば、当然鞍上は武豊騎手が期待されます。さらに宝塚記念から凱旋門賞挑戦となれば、2006年のディープインパクトと同じローテーションです。そこに武豊騎手となれば、どうしてもディープインパクトのリベンジに期待してしまいますね。ただA.オブライエン厩舎所属なので、全く同じローテーションになる可能性はかなり低そうですが……」(競馬記者)

 4月にはゴドルフィンの専属調教師として知られるC.アップルビー師が管理する10頭の外国馬がヴィクトリアマイル(G1)ら計7レースに予備登録をするということがあった。だが、結局は来日することなく終わってしまった。

 ゴドルフィンに続いて、今度はクールモアと驚きの予備登録となったが、やはり現在の社会情勢を考えると参戦のハードルはかなり高いのが実情だろう。

 それでもジャパンが日本に来るとなれば盛り上がること間違いなし。淡い期待を抱きながら楽しみにしたい。

コロナは死亡率3%の肺炎…第3波に備え無症状者は通常活動で集団免疫を 医師が提言

 去る5月4日、当初(4月7日)は5月6日までとしていた「緊急事態宣言」が5月31日までに延長された。5月7日になったら事業が再開できることを目標に必死に耐えていた観光関連業(ホテル、鉄道、バス等)、レストラン、百貨店、小売業等を含め、コロナ禍で窮地に陥っている経営者にとっては「地獄の沙汰」である。

「専門家」によると、とにかく「三密(密集、密閉、密接)を避け、手洗いを励行し、コロナウイルスを体(肺)の中に入れない」ことが、コロナウイルス感染を防ぐ、最上、最良の方法とされている。しかし、こうした「外出規制」により、一時的にコロナウイルスの感染が終息したように見えても、体内に免疫ができていないと再度コロナウイルスの感染が拡がっていく可能性が十分にある。日本のどの都市よりも早く「学校閉鎖」を断行し、「外出自粛励行」を呼びかけ、一旦はコロナウイルス感染が終息したように見えた北海道で再び感染が拡大しているのが良い例である。

「ハシカに一回かかると二度とかからない」というのは、ハシカ(麻疹)ウイルスに対して、抗体ができるからである。細菌やウイルスなどの病原体、アレルゲン(花粉、ダニ、ハウスダスト)など、体内に入ってくる異物・有害物は「抗原」と呼ばれ、それに対して白血球のリンパ球で抗体(免疫グロブリン)がつくられ(免疫ができる)、病原体などの異物を攻撃・排除する。抗体は一生、体内・血液内に保有されることがほとんど。よって、「同じ病気には二度とかからない」のである。

 しかし、日本や欧米各国でやってきた「外出規制」でコロナウイルスに感染させる機会を奪うと、ほとんどの人の体内には抗体はできていないのだから、コロナウイルスの第2波、第3波がやってきた場合、再度、再三の「外出規制」や「緊急事態宣言」が必要になってくる。

 1月から3月半ばまで日本人が感染したコロナウイルスは中国武漢由来のもので、3月21日の連休後のコロナウイルス感染は、連休をヨーロッパで過ごした旅行者たちが、中国からヨーロッパに伝播し変異したウイルスを持ち込んだものによるものだという。このように同じウイルスでも変異を繰り返すので、一回終息したように見えても、第2波、第3波がやってくる可能性がある。

免疫力を高める

 1918年から1920年に世界的に流行したインフルエンザ(スペイン風邪)は全世界で約5000万人の生命を奪ったとされている。日本では1918(大正7)年の夏から秋に最初の感染拡大が始まり、1919年には一旦収まったが、秋から再拡大し、結局1921年までの間に計3回流行した。当時の人口(約5600万人)の40%にあたる2380万人が感染し、38万人が死亡した。

 こうした史実を参考にしたのか、スウェーデンでは国民に外出規制を強いず、むしろ「自由に感染させて抗体保有率を上げる」という「集団免疫」戦術をとって成功したようだ。ただし、発熱など肺炎の症状が出た人は初期段階から積極的に治療した。スウェーデンの疫学者アンデシュ・テグネル氏は、「USA TODAY」(4月28日付)で「ストックホルムではたぶん25%の人がコロナウイルスの抗体を持っている」と述べている。

 日本が慶応大学病院に4月13日から19日までの間に「コロナ肺炎以外で入院した67人のコロナウイルス抗体の発現率を調べたところ、4人(=5.97%)が陽性だった」という。この伝えでいくと、人口約1300万人の東京都民の抗体保有者は約80万人ということになる。

 4月24日、米国ニューヨーク州で3000人を調べたところ、コロナウイルスの抗体保有率は13.9%で、同州の人口約1945万人のうち約270万人に当たるという。抗体を保有していると、第2波、第3波のコロナウイルスが襲来しても、発病率はうんと下がるということになる。

 日本では欧米に比べて新型コロナウイルスの感染率、死亡率が格段に低いのは、幼少期にツベルクリン反応陰性(結核菌に免疫のない)の人に接種された「BCG」(牛の結核菌からつくられたワクチン)が一役買っているという説もある。風邪やインフルエンザ、コロナなどのウイルスと接触したり、吸引したりしても、発症する人としない人がいるのは、ひとえにその人の持つ免疫力の差である。ここ3カ月以上、テレビにはほぼ同じ顔ぶれの感染症の専門家と称する人が出ずっぱりで、異口同音に「三密を避ける」「手洗いをする」しかおっしゃらない。なぜ、「免疫力を高めてコロナウイルス感染を防ごう」という考えがないのか不思議である。

「集団免疫」を獲得する

 風邪、肺炎などの感染症をはじめ、がん、膠原病など、どんな病気でもある程度以上の症状になると必ず「発熱」と「食欲不振」を伴ってくる。この両者とも、神様が我々動物に下さった病気を治すための「免疫力」である。

 よって、日頃「お風呂、温泉、サウナなどで体を温め、生姜紅茶、酒の熱燗、熱々のうどんやみそ汁、すき焼き、豚汁、カレーなど、食べている端から発汗するようなものを飲食する」「一日一回は空腹の時間を作る」などを励行し、「免疫力を上げておく」ことこそ、コロナウイルス感染に対する最上、最良の方法と私は確信しているのだが。ちなみに人が発汗するときは、体温は1℃上昇し、免疫力は数時間4~5倍になるとされる。

 コロナウイルス肺炎とは、100人がコロナウイルスに感染すると、

・80人=無~軽症

・20人=中~重症化(うち17人=治療によって治る、3人=死亡)

という、死亡率「3%」の肺炎である。しかも、亡くなるのは高齢者、慢性的に肺・心臓・腎臓に疾患のある人や、糖尿病など免疫力の低下した持病のある人たちである。よって、こういう人たちには「毎日主治医が電話診療する」「看護師の訪問」などを励行し、発熱したら「37.5℃以上の発熱が4日続いたらPCR検査をする」などと悠長なことを言わず、即入院させて徹底した治療を行う。軽症~中等症の人はホテルでの療養をさせ、医師・看護師がケアすることを実践し、「無~軽症」の人は「集団免疫」を獲得するためにも、経済を死なせないためにも社会活動をさせるべきである。

 コロナウイルス肺炎が問題化してから約3カ月の死亡者は697人(5月14日現在)。一方、普通の細菌性や誤嚥性の肺炎で亡くなる人は毎月約1万人、年間12万人である。コロナウイルスに関して、もう少し冷静に対処できないものか。

(文=石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士)

JRA「出世レース」青竜S(OP)3歳ダート最強馬に最も迫った「あの馬」が二刀流“断念”でダート界「制圧」へ!

 17日、東京10Rは青竜S(OP)が行われる。同レースは2014年に創設された3歳限定のダート競走で、今年で7回目を迎える。まだ歴史の浅いレースだが、過去の勝ち馬からはG1馬・ノンコノユメのほかにも、サンライズソアやグリムらの重賞馬を輩出しており、2015年以降の勝ち馬はすべて重賞勝ちを収めている出世レースだ。

 3歳ダート路線を占う上重要な一戦に、今年も好メンバーが揃った。その中でも、ダート路線に照準を絞ったタガノビューティー(牡3歳、栗東・西園正都厩舎)に期待したい。

 デビューからダートレースを2連勝したタガノビューティー。3戦目で初の芝レースに挑戦するのだが、なんといきなり朝日杯FS(G1)という大舞台を選択した。同レースで1番人気に支持されたサリオスと同じ無敗馬だったが、芝初出走のヘニーヒューズ産駒ということを考えれば9番人気の低評価は当然と言えるだろう。

 だが、レースではその下馬評を覆し、4着に入る健闘を見せた。3着とはクビ差だったため、あわや馬券に絡む激走だ。G1で好走したため、次走のシンザン記念(G3)では、3番人気に支持されるも6着に敗れてしまった。

 この敗戦を受けて、陣営は負けなしのダートでの仕切り直しを決断する。

次走に選択したのはヒヤシンスS(L)。得意のダートで景気よく復活といきたいところだったが、出鼻をくじかれてしまう。

 レースを後方から進め、末脚勝負にかけたタガノビューティー。自慢の末脚を繰り出すも、勝ち馬カフェファラオとは1馬身1/4差の2着に敗れてしまい、ダート初黒星となってしまった。

 だが、負けた相手カフェファラオは、3歳世代のダート最強の呼び声高い馬だ。新馬戦は2着に10馬身、3着馬はそこからさらに9馬身差という圧勝を決めている。このとき2着だったバーナードループは、その後3連勝で兵庫チャンピオンシップ(G2)を優勝。負かした相手も強かったことで、よりカフェファラオの評価を高めている状況だ。

 単純比較はできないが、重賞勝ち馬バーナードループが「10馬身差」つけられた相手に、「1馬身1/4差」まで迫ったタガノビューティーは世代No.2という評価をしてもおかしくはないだろう。

「朝日杯FSはレース展開が向いたことが、4着に好走した大きな要因です。本質的にタガノビューティーはダート馬で間違いないでしょう。ダート復帰戦のヒヤシンスSで敗れたとはいえ、3着とは2馬身半差ありました。また芝レースで好走したのは能力自体が高いことを示しており、世代ではトップクラスのダート馬のはずです」(競馬記者)

 ヒヤシンスSが行われた日のメインレースはフェブラリーS(G1)で、モズアスコットが芝・ダート「二刀流」のG1制覇を達成した。奇しくも、二刀流を断念したタガノビューティーのダート復帰日に偉業が成し遂げられてしまった……。

 主戦場をダートに定めたタガノビューティー。カフェファラオと再戦するためには、青竜Sで足元をすくわれるわけにはいかないだろう。

錦戸亮が大復活へ? 大河ドラマで俳優業再開の可能性

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

NOMAD RECORDSのInstagramより

 錦戸亮の俳優としての活動再開を心待ちにしているファンは多いだろう。昨年ジャニーズ事務所を辞め、すぐさまソロアルバムをリリース、ライブツアーもソールドアウトで幸先の良いリスタートを切った錦戸。だが役者業はご無沙汰となっている。

 ジャニーズ時代から仲の良かった赤西仁とのプロジェクト「N/A」を発足し、YouTubeチャンネル「NO GOOD TV」も展開。山田孝之や小栗旬とのオンライン飲み会を放送するなど、業界内の人脈を見せつけてもいる。

 しかし地上波キー局のドラマ出演は今のところなく、錦戸は今年2月、Twitterに芝居への欲求を投稿していた。