木村花さん急死…ごく少数が執拗に粘着する炎上の実態、いつでも逃げられる匿名の加害者

 恋愛リアリティー番組『テラスハウス』(ネットフリックス)に出演していたプロレスラーの木村花さんが、5月23日に亡くなった。木村さんの死因は公表されていないが、番組内での木村さんの言動が「炎上」につながり、木村さんのSNSには非難や誹謗中傷の書き込みが続き、それらの攻撃は木村さんの母親にまで及んでいた。

 木村さんは精神的に追い詰められていたと思われ、最後のインスタグラムの書き込みは「愛してる、楽しく長生きしてね。ごめんね。」というメッセージが添えられていた。炎上の実態と問題点、そして、それにどのような対策が取られているかについて、あらためて考えたい。

「炎上させるのはごく少数」の実態

 以前、『炎上とクチコミの経済学』(朝日新聞出版)の著者の山口真一氏に炎上について話をうかがった。山口氏は2014年、16年に炎上の調査をしており、炎上加担者は「男性」「年収が高い」「主任、係長クラス」が多いという共通した傾向が出ていたという。「金も地位もあるのに不機嫌な男性がネットで偉そうにしている」という、確かにそういうおじさんネットで見たことある、という頭が痛くなるような状況だ。なお、この特徴は店舗などへのクレーマーの特徴とも一致するらしい。

 一方で、山口氏が炎上関連の複数の弁護士に聞いた話によると、炎上の被害者から訴えられ、書類送検までされるケースでの加害者は、ほぼ無職の若者だという。失うものが少ない、いわゆる「無敵の人」だ。

 何より、山口氏によれば、炎上参加者はネット利用者のごくごく一握りだ。14年に2万人を対象とした調査では、「過去1年間で炎上について書き込んだことのある人」は全体の0.5%(200人に1人)しかおらず、視聴者のコメントが画面上に流れる「ニコニコ動画」で大荒れしているように見える動画も、そのうちの「数人のコメント」を消せば炎上は消えるという。

 炎上参加者はごく少数しかいない。ただ、そのごく少数は、時として書類送検されるほど執拗に書き込みを繰り返す。彼ら彼女らは「暇とガッツ」が並外れているのだ。匿名下のネット環境なら、1人の人が時にIDなどを変え、あたかも何人もいるように見せかけることだってできる。

 人数も演出できるが、人格も演出できる。検察庁法改正反対を求めたSNSデモをまとめた峯岸あゆみ氏の記事では、検察庁法改正に反対意見を表明した芸能人に対し「ファンだったのにがっかりした」というリプライをした人のそれまでの書き込みを見たところ、その芸能人に対し何かコメントしていた形跡がなく、別にファンでなかったのでは、と示唆されている。

 ネット社会において、顔や名前(ハンドルネームでも)などを公表していて特定できるユーザーと、匿名で嘘もつけていつでも逃亡できる非特定の「ネット民」の傘の下に隠れられる匿名ユーザーなら、後者のほうが圧倒的に強い。ネット世界は平等ではなく、「より持たない」人のほうが強い。

一般人も抱える炎上の恐ろしさ

「有名人だから炎上する」とも、今は限らない。ツイッターで「誹謗中傷 損害賠償 裁判」で検索すると、実際に裁判を起こした一般の人たちの体験談がいくつも読める。

 今、SNSをまったくしていない人のほうが少ないだろうし、誰でも見られる場所に発信をしている以上、一般人とて「見られる」対象になり得る。匿名掲示板サイト「5ちゃんねる」には「ネットWatch(通称ヲチ)」という板があるが、そこのコンセプトは「言動に迂闊なところのある素人を観察する」というものだ。

 各スレッドのタイトルを見ると「痛い育児ブログをヲチ」「【晒し】フリマアプリ」「着物界隈SNSの痛い人ヲチ」「エレガンス系ブログ・インスタヲチ」などで、このタイトルだけで雰囲気は察せられると思う。

 こちらも構造は木村さんのケースと同じで、「ハンドルネームや顔写真などを公開している、特定できる1人のユーザー」対「(大勢のように見えるが、おそらく実際は少人数の)いつでも逃げられる匿名ユーザー」という構図だ。

 なお、ネットWatch板ではウォッチ対象を直接誹謗中傷したりなど接触を持つのはルール違反としているが、罰則など当然なく、匿名環境なので、稀にだが本人に「突撃」をする人も出てきたりする。こういう人が1人いるだけで、対象者は自分がネットWatchスレで観察されているという、知りたくもない事実を知ってしまうのだ。

 こういったヲチスレッドを見ると「アンチとて、いないよりマシ」という考えはネットが普及する前の常識であり、今の時代にはそぐわないとも思う。SNSやブログや動画の発信で「食えるほど儲けられる」人など、ごく一握りだ。金にもならず、誹謗中傷にさらされるリスクのほうがよっぽど高い。

 しかし、SNSなどネットで発信をすることで承認欲求や所属欲求、自己顕示欲が満たされて気持ちいい、という快楽には強烈なものがある。さびしさを埋めるツールとして、ネットは日進月歩の進化を遂げている。これらを一度味わった人が「じゃあ、やめます」とするのも難しいことは、実体験としてよくわかる。ましてや、すでにフォロワーが大勢いる人が、少人数の中傷に対し、それまで積み上げてきたフォロワーという財産すべてを手放すのはとても難しいだろう。

 次回は、ネットの誹謗中傷への立ち向かい方や、手軽にできてしまう誹謗中傷の罪深さについて、検証したい。

(文=石徹白未亜/ライター)

【参考記事】

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JRA今年は戦後「最も静かな」日本ダービー(G1)に……30年前、伝説「中野コール」からキズナ武豊「豊コール」までダービー史を彩った大声援

 新型コロナウイルスの影響で無観客開催が続く中央競馬。31日には競馬の祭典「日本ダービー(G1)」が東京競馬場で行われる。

 通常なら大盛り上がりとなるはずの3歳馬の頂上決戦。今年は現地で大歓声を上げることも、それを聞くこともできない。ダービーが無観客で行われたのは歴史上1度だけある。戦時中の1944年だ。その時は馬券も発売されず、能力検定競走として行われた。今年は戦後“最も静かなダービー”になることは間違いないだろう。

 逆に最も大きな歓声が起こったのは、どのダービーだったのだろうか。

 40代以上のオールドファンなら1990年のダービーを真っ先に思い浮かべるはずだ。30年前の5月27日、東京競馬場に詰めかけた19万6517人という入場者数は今もJRAの史上最高記録を誇る。

 その年のダービーを制したのがクラシック第1弾・皐月賞で1番人気を裏切り、2着に敗れたアイネスフウジンだった。鞍上にはデビューから手綱を取っていた現調教師の中野栄治が引き続き配されメジロライアン、ハクタイセイに次ぐ3番人気と、やや評価を下げて本番を迎えていた。

 皐月賞の汚名をすすぐべく、逃げの手を打った中野とアイネスフウジン。4コーナー手前で後続にプレッシャーをかけられる厳しい展開となったが、ゴールまで他馬に影を踏ませない逃亡劇を演じ、世代の頂点に輝いた。当時の中野は私生活でのトラブルなどもあって、前年の勝ち鞍はわずか9勝。乗り馬に恵まれない苦しい時期が続いていた。そんな人間模様を知ってか、レース後には20万人近い大観衆から自然発生的に「中野コール」の大合唱が起きた。

 実は競馬場での「○○コール」は、これが最初といわれている。

 競馬ブームに沸いた当時「中野コール」を発端に、幾つかの「コール」が競馬場に鳴り響いた。代表的なのは、同年有馬記念での「オグリコール」だろう。芦毛の怪物、オグリキャップの引退レースだ。それ以降も、ウイニングチケットで悲願のダービー制覇を果たした柴田政人騎手への「政人コール」など幾つもの「大声援」が競馬場にこだました。

【代表的な〇〇コール】
 1990年ダービー/アイネスフウジン「中野コール」
 1990年有馬記念/オグリキャップ「オグリコール」
 1992年ジャパンC/トウカイテイオー「テイオー→岡部コール」
 1993年ダービー/ウイニングチケット「政人コール」
 1994年菊花賞/ナリタブライアン「南井コール」
 2000年ダービー/アグネスフライト「河内コール」
 2013年ダービー/キズナ「豊コール」

 コロナ禍にあって、レースが施行されていることは競馬ファンにとって非常に大きい。しかし我々にとって本当の意味で“コロナ”との闘いに勝利宣言できるのは無観客開催が終わり、場内実況をかき消すような「コール」を聞くときではないだろうか。それは数か月後、もしかすると数年後になるかもしれないが、多くのファンがその時を待っている。

パチスロ「美女ライター」名シーン特集‼ 「倖田柚希」などが神ヒキを見せる【自粛中に観たい神動画】


 YouTubeにはパチンコ・パチスロ実戦動画が数多く存在している。その中でも特に視聴者を虜にするのは「強引き」を発揮した動画だ。普段では滅多に見ることができない出玉や演出を収録した動画は価値が高く、再生数も大きく伸びる印象だ。

 引きが強い演者といえば「ARROWS- SCREEN」の「シーサ。」である。彼は自身の冠番組「シーサ。の回胴日記」において素晴らしい実績を残し、非常に人気の高い人物。

 Bash.tvにゲスト出演した際の『アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUSver.-』で見せた「3800G上乗せ」は視聴者を驚愕させた。

 このように「引き強」は番組を盛り上げる重要な要素といえるが、実戦動画においては「演者の魅力」も重要である。先述した例は、人気演者のシーサ。が強烈な引きを見せることで動画の魅力が最大限に高められたと考えられる。

 人気演者といえば、昨今は「美女ライター」「美女演者」が話題だ。地上波バラエティで活躍を見せた「兎味ペロリナ」や、パチンコ漫画雑誌で大ボリュームのグラビアを飾った「河原みのり」など、現在は特に注目を浴びているジャンルである。

 実戦動画に出演する美女演者たちの層は厚い。元アイドルやアイドル顔負けの容姿を持つ人物も多く存在している。

 今回はそんな「美女」に注目し、彼女たちの動画名シーンをピックアップ。編集部の独断と偏見でご紹介していきたい。

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『神谷玲子』

 彼女の代名詞「神スロっ」から名シーンを抜粋。『【エウレカ3】〜 ねだるな !勝ち取れ‼私は覚醒します(予定)〜 神スロっ# 151』にて大きな見せ場を作った。

 実戦機種は『パチスロ交響詩篇エウレカセブン3 HI- EVOLUTION ZERO』だ。強い「自力感」がユーザーの間で評価され、6号機で最高傑作と評されることも多い機種である。

 1周期到達時に見慣れない演出が発生、普段ならば「青、黄、赤」と段階を踏んだ「擬似連」のような演出が発生するが、「金」のようにも見える。この珍しい演出からとんとん拍子にATへ突入。目標は「完走」とのことだが果たして…⁉

『水瀬美香』

 APチャンネルの『【凱旋】GOD1確だったら…ハーデス亡き今、水瀬美香が勝負するのはコレしかない!』から名シーンが飛び出した。

 実戦機種は『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』。開始してすぐに天井に到達してしまうが、図柄はV揃い。天井恩恵の80% ループストックを獲得した可能性が非常に高い。ここから大爆発が始まる。

 継続時にもV揃いが発生した上に、AT終了後すぐにV揃い。天井からバシバシとV揃いを決め、どこまで伸びるのか想像もつかない状態に。果たして結果は…⁉

 

『倖田柚希』 

 念願の冠番組「ゆずPON! 」からの名シーン。『【ゆずっきーが凱旋を打てばこうなる!!】ゆずPON!# 8』では、かの野球の神様「ベーブ・ルース」も真っ青になるような「予告GOD」が飛び出す。

 実戦機種『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』で裏天国と思しき場面でATに当選。そのAT中にハテナ演出が発生し、ここから驚愕の展開が始まる。

 何気なく「あー、これGODだわ」と1言。もちろんGOD揃いの可能性はあるが、そう簡単に揃うわけがない。と誰もが思った瞬間にGODがテンパイする。まさかの「予告GOD」を達成したのだ。

〇〇〇

 いずれもパチスロファン必見の名シーンとなっているので、気になった方、ご興味のある方は是非チェックしてみてはいかがだろうか。

ヒカル、驚愕の経費&生活費を公開!自粛前後で3300万円減、収入は過去最高の2億円超!

 年収10億円は下らないともいわれるトップユーチューバーの「ヒカル」が、緊急事態宣言に伴う外出自粛の前後で、自身の生活費や使用経費がどのくらい変わったのか、動画内で公開した。

 ヒカルは普段、税理士やスタッフに経費などの管理は任せっぱなしで、どのくらいの費用がかかっているかはまったくわからないと言い、お金に無頓着な様子を明らかにした。今回、自粛の前後でどのくらい経費が変わっているかを比べるため、2月と4月の経理ノートの中身を公開した。

 ヒカルは、1年ほど前はハイブランドの服などを買いまくっていたので、ひと月に1000万~2000万円近く使っていたが、「最近はそんなに使っていない」と予想。実際に経費と生活費を見てみると、驚愕の実態が明らかになった。

 2月は、企画費が3125万2143円、家賃が241万円、交通費が62万円、通信費が4万2000円、衣装代が30万円、会食が32万円、雑費が12万円、光熱費が3万1000円、美容代が150万円だった。企画費は、「1カ月3000生活」など動画の企画で使っているので、「企業の広告費みたいなもん」と割り切った。家賃は、実際に住んでいる家のほかにも、仕事で使う場所など、複数の家賃を払っているため高額になっているという。企画費を除いた生活費の合計は、534万3000円に上った。

 これに比べ、自粛生活をするようになってからは、家賃・通信費は変わらないものの、企画費が10万1130円、交通費3万円、衣装代0円、会食0円、美容代0円と大幅減。反対に食事の出前などを多用したことで雑費が30万円に増加。生活費の合計は、281万9000円だった。2月と比べると、出費の総額は3300万円以上減った。

 この出費を聞いてヒカルは、今後も出費を削っていきたいと意向を語った。すでに賃貸住宅もひとつ解約し、5月からは100万円ほど減るという。さらに、4月の収入は過去最高となる2億円超えだったと明かし、300万円の出費で2億円稼ぐことができたわけで、やり方次第で多くの利益を生み出せることを証明できたと胸を張った。

 今まで、どのくらいのお金を使っているかなど振り返ることすらしていなかったが、今回の企画で気づけたことが多かったとし、無駄遣いは減らしていきたいと抱負を語った。すっかり“金持ちユーチューバー”とのイメージが定着したヒカルだが、今回、あらためてその驚愕の金銭事情が明らかになった。

 動画を見た視聴者からは、「自粛期間に富裕層がこんなに支出を減らしていた現実を見て、経済が心配になった」と、お金が回らなくなっている経済事情を心配する声も出た。自粛期間が明けたあと、ヒカルがどのようなお金の使い方をするのか、注目したい。

(文=編集部)

JRA日本ダービー「正統後継者」コントレイルに課せられた宿命。「偉大過ぎた父」ディープインパクトが果たせていない、サラブレッドとしての「命題」

 昨年7月30日、「近代競馬の結晶」と評されたディープインパクトが他界した。

 2004年にデビューし、翌年には武豊騎手とのコンビで1984年のシンボリルドルフ以来、20年ぶりとなる無敗の三冠を達成。その圧倒的な輝きは「競馬」という枠組みを超え、社会現象にもなった。娯楽が溢れる現代社会で、競馬が社会の中心で取り扱われたのは、おそらくこの瞬間が最後だろう。

 ディープインパクトが競馬界に残した功績は、それだけではなかった。

 2006年末に競走生活を終えたディープインパクトは、その後、不動のスーパーサイアーとして日本競馬を牽引する。毎年のようにビッグレースの勝ち馬を送り出し、2012年から昨年まで8年連続のリーディングサイアーを獲得。日本競馬に「革命を起こした」とされる父サンデーサイレンスの記録を次々と塗り替え、今年も9年連続のリーディングサイアー獲得はほぼ確実な状況だ。

 しかし、そんなディープインパクトでも1つだけやり残したことがある。「正統後継者」の輩出だ。

 ブラッドスポーツといわれる競馬は、サラブレッドの血の系譜でもある。競争を勝ち抜き、種牡馬となった馬の次なる命題は、自身を超える後継者の輩出に他ならない。競馬はそれを繰り返し、優れた血が脈々と受け継がれて、ここまで発展してきたのだ。

 そういった意味でディープインパクトは、サラブレッドとしての命題を果たせなかったことになる。このままでは――。

 無論、生涯成績14戦12勝、無敗三冠を含むG1・7勝を上げたディープインパクトを超えることは極めて難しい。競走成績としては、ほぼ「天井」に達していると述べても過言ではないほどの実績だ。

 しかし、昨夏に17歳で世を去ってから約1年、今年ついに父を超える資格を持った後継者が現れた。父と同じく皐月賞を無敗で制し、31日に東京競馬場で開催される「競馬の祭典」日本ダービー(G1)に挑戦するコントレイル(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)だ。

 思えば、ディープインパクトという最高傑作が競走馬として世にデビューしたのも、父サンデーサイレンスが他界した2年後だった。何の科学的根拠もないが、競馬界には古くから「亡くなった種牡馬の仔は走る」という格言のようなものがあり、これまでも数々のドラマを生み出してきた。

 コントレイルが追うべき父の背中は、まだまだ遥か彼方だ。しかし、この無敗の皐月賞馬には、ディープインパクトの最高傑作になり得る大物感がある。ここまでキャリア4戦で示してきたパフォーマンスは世代間で突出しており、今回の日本ダービーを楽勝しても、もはや驚く者はいないだろう。

 陣営が以前から距離の限界を語っているコントレイルが今後、ディープインパクトの道程をそっくり追い続けるのは難しいかもしれない。しかし「父を超える」という道は何も無敗の三冠達成だけが、すべてではないはずだ。

 7戦で途絶えた無敗記録の更新、そして人為的ミスにより、失格の憂き目に遭った世界頂上決戦・凱旋門賞(仏G1)の制覇――。晩年に生まれた“最高傑作”がまずは日本ダービーを制し、大いなる階段を1段ずつ高みへ登っていく。

甘デジ「右40%が1900発」級の期待!? 自粛終了後のホールを盛り上げる「新台情報」が浮上

 緊急事態宣言が解除された地域では、感染拡大防止を徹底したうえで営業を再開したパチンコ店も存在する。

 引き続き制限が続いている地域もあるが、少しでも好転したと言えるだろう。すべてのホールが営業再開される瞬間の訪れに、期待は高まっている状況だ。

 そんな自粛期間中に注目を集めているのは、各メーカーに関する新情報。すでに発表されていた機種の詳細や、今後のラインナップに関する噂が熱い視線を浴びている。

『S吉宗3』や『S/アナターのオット!?はーです』といった検定を通過している機種の動向はもちろんだが、特に話題になっているのはスタンバイが予想されている機種たちだ。

 そのラインナップは超豪華。『北斗無双』や『ルパン三世』といった超ビッグコンテンツや、人気ゲームやヒット商品を題材にした機種の名が浮上している。自粛終了後の期待を高めてくれる情報だろう。

 パチスロでは「6.1号機」、パチンコでは「遊タイム搭載機」での登場を示唆する声は非常に多い。続報を楽しみに待っているユーザーは多いわけだが…。

 最近になって、あの敏腕メーカーの“激アツ情報”が浮上した。超人気コンテンツを「新内規タイプで開発している!?」と関係者の間で囁かれている。

Daiichiさんを話題にする方が目立つようになり『人気シリーズのパチンコが開発中!?』と噂されていますね。同社といえばアニメとのタイアップ機が有名。『バカボン』や『おそ松くん』『おそ松さん』という人気コンテンツである可能性が高いでしょう。

 その中でも『おそ松さん』の名前はよく聞きますね。今年も『PA怪盗おそ松さん』がデビューしていますが、これまで様々なタイプで登場しユーザーを楽しませてきたシリーズ。

『CRおそ松さん~おうまは最高!~99Ver.』は、甘デジスペックながら特図2における16Rの出玉振り分けが40%も存在し、おまけポケットが付いているため最大『約1900発』も期待できる強力な仕様が注目を集めました。

 最新作が出れば反響は間違いなく得られると思います。そして気になるのは『同社の新内規タイプ1号ではないか』といった意見。他メーカーから強力な遊タイム機が発表されていますが、Daiichiさんも斬新なマシンを開発してくれますからね。期待は高まりますよ。続報が楽しみです」(パチスロライター)

 変化の激しい時代において「ニーズにマッチした商品」の投入に全力を注ぐDaiichi。次機種はどのようなサプライズを用意してくれるのだろうか。敏腕メーカーの手腕に期待したい。

死去・木村花さんを追い込んだSNS投稿者たちの“正義・羨望・鬱憤晴らし”

 女子プロレスラーの木村花さんが5月23日未明、22歳の若さで亡くなった。現時点で死因は不明だが、自殺ではないかと取り沙汰されている。木村さんは「毎日100件近くの率直な意見。死ね、気持ち悪い、消えろ、今までずっと私が1番、私に思ってました。弱い私でごめんなさい」などと投稿しており、悩んでいた様子がうかがえるからだ。

 木村さんへの誹謗中傷が激しくなったきっかけは、出演していた恋愛リアリティー番組『テラスハウス』(ネットフリックスで配信され、フジテレビでも放送)の第38回で起きた

「コスチューム事件」である。大切な試合用のコスチュームを間違って洗濯し縮ませた男性出演者に木村さんが激怒し、その男性がかぶっていた帽子をはね飛ばすなどしたようだ。

 この事件の後、木村さんへの誹謗中傷は1日100件ペースで最近まで続いていたという。しかも、母親の元プロレスラー、響子さんのアカウントにまで波及したというのだから、そのすさまじさに唖然とする。

激しい誹謗中傷を繰り返す心理

 このような激しい誹謗中傷を繰り返すのは、主に次の4つの心理によると考えられる。

1)   正義は我にあり

2)   羨望=他人の幸福が我慢できない怒り

3)   鬱憤晴らし

4)   「みんなやっているのだから」と罪悪感を払拭

 まず、木村さんへの誹謗中傷を繰り返した“アンチ”と呼ばれる投稿者は、1)  正義は我にありと思い込んでいた可能性が高い。木村さんをネット上で「こんな凶暴な子イヤだ~」と批判した人は、激怒して帽子をはね飛ばすような「凶暴」なことをするのは“悪”であり、それを批判する自分のほうが正しいと思っていたはずだ。

 もちろん、試合用のコスチュームが木村さんにとってどれほど大切だったか、どれほど思い入れの深いものだったかに想像力を働かせることができない。また、量産されて、どこでも売っているものではないだろうから、高額の可能性もあるが、そういうことも考えられない。さらに、仲のいいところよりも言い合いの場面のほうが番組で流されること、あるいは過剰気味に反応したほうが制作者も喜ぶし視聴者の受けもいいことを経験的に学習して、木村さんが過剰反応した可能性もあるが、そういうことにも思いが及ばない。

 とにかく、相手が間違っているのだから、それを誹謗中傷する自分は正しいと確信している。こういうタイプが振りかざす正義の根底には、ドイツの哲学者、ニーチェが見抜いているように、しばしば“ルサンチマン”が潜んでいる(『道徳の系譜学』)。

“ルサンチマン”は、恨みという意味のフランス語である。うまくいかない自分の人生に怒りと不満を抱き、マグマのような恨みをため込んでいるので、それが何かのきっかけで噴出すると、すさまじい勢いになる。

 しかも、この“ルサンチマン”は、2)羨望、つまり他人の幸福が我慢できない怒りと密接に結びついている。木村さんのように表舞台に出て、脚光を浴びている人は、大衆にとって羨望の対象である。

 だが、羨望のような陰湿な感情が自身の心の奥底にあることを認めたくない。第一、木村さんをうらやましいと思う気持ちを認めることは、自分のほうが劣っていると白状するようなものだから、決して認めない。とにかく、相手を自分より一段劣った地位にとどめておこうとして、あら探しをする。そのための格好の材料が、「コスチューム事件」だったのではないか。

 同時に、木村さんへの誹謗中傷は、3)鬱憤晴らしにもなったはずだ。「コスチューム事件」が起きた第38回の配信は3月31日で、ちょうど新型コロナウイルスの感染爆発が危惧されていた時期である。緊急事態宣言がいつ出されるのかと緊迫した状況だったことを思い起こすと、外出自粛によるストレスと収入激減への不安を抱えた人々が鬱憤晴らしのために木村さんをコテンパンに叩いた可能性も十分考えられる。

 おまけに、非常に多くの誹謗中傷が木村さんのアカウントに殺到した状況では、4)「みんなやっているのだから」という理由で罪悪感を払拭できた投稿者も少なくないはずだ。SNSで木村さんに対して「死ね」「消えろ」などと誹謗中傷していた投稿者が、彼女の急死が報じられた後、次々とアカウントを削除しているようだが、罪悪感を覚えたからではないだろう。むしろ、自らの責任を追及されないようにするための自己保身だと思う。

逃げるは恥だが役に立つ

 信じがたいことに、「木村花さんが死んでくれて祝杯」という心ない動画をアップした投稿者もいるようだ。古代ローマの詩人の「人間は人間にとって狼である」という言葉は、まさに真実だし、こういう人間の本性を変えるのは到底無理だと思う。

 だから、木村さんと同じようにSNSでの攻撃に悩んでいる方がいたら、「あなたを痛めつけるような投稿は見るな。しばらくSNSをやめろ」と声を大にして言いたい。「そんなことをしたら、逃げたと思われる」とおっしゃるかもしれないが、逃げることもときには必要だ。

『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)というドラマが2016年に放送され、話題になった。このタイトルは、実は「自分の戦う場所を選べ」ということを意味するハンガリーのことわざである。逃げることによって、自分の戦う場所を変えられる。だから、選択肢が広がる。

 もちろん、一番悪いのは激しい誹謗中傷を繰り返した投稿者であり、法的措置も検討すべきだ。だが、木村さんがSNSをやめるなり、ドラマを降板するなりして逃げるという選択をしていたら、死なずにすんだのではないだろうか。

(文=片田珠美/精神科医)

参考文献

フリードリヒ・ニーチェ『道徳の系譜学』中山元訳 光文社古典新訳文庫 2009年

 

セリアのミニチュアグッズに“パレット”登場で話題に…100円とは思えないクオリティ

 ミニ畳やブリックコンテナなど、たびたび注目を集めるセリアの“ミニチュアグッズ”。つい先日も「ミニパレット」(税別100円)が話題を呼び、ネット上で「セリアさん、ついにミニパレットまで売り始めたのか……」「フォークリフトがほしくなる」と反響が相次いでいます。

“パレット”といっても絵の具を入れるパレットではなく、物流に用いる荷役用のパレット。サイズは100×80×15mmほどで、購入者いわくライトブラウン・ダークブラウン・ブルー・ブラックの4種類がラインナップされているそうです。

 100円といえども細部までしっかりつくり込まれており、両面にはパレットを積み重ねるための凸凹を設置。一方、側面には「NKBY S-14」「YMLU8526 6541-52 71650」などの英数字が刻まれています。ちなみに、英数字のデザインも数種類あるとか。

 思わず重ねて置いておきたくなるミニパレットに対し、心を奪われる人が続出。特にほかのミニチュアと一緒に飾る人が多いようで、「ミニ四駆とイイ感じのスケール」「仕事猫フィギュア×ミニパレットの組み合わせが最高にかわいい!」「セリアのミニ畳とミニパレットをそれぞれ4つずつ買ってみた」などの声が上がっていました。

 不思議な魅力を放つセリアのミニチュアグッズ。次はどのようなアイテムが登場するのか、とても楽しみですね。

(文=編集部)

※商品の価格は記事作成時の実売価格です。

パチスロ新台「沖スロ」の「攻略」情報‼ 「注目ポイント」で「1G連」を狙い打ち⁉ 【自粛終了後に実践したい新台攻略】


 沖スロ及び完全告知マシンの雄「パイオニア」が創造したパチスロ6号機『ビッグシオ-30』が注目を浴びている。

 本機は4号機時代にストック機として人気を博した同タイトルの正統後継機だ。

 規定ゲーム数で管理された「ボーナス連チャン」を1G純増約3.0枚の疑似ボーナスで完全再現し、「ビッグ1G連」という新たな出玉トリガーも兼ね備えていることで反響を呼んでいる。

 その規定ゲーム数は先代と同じくゾロ目がチャンスで、3桁ゾロ目付近ではセグ色が紫に変化。赤やレインボーへの変化は激アツで、ゾロ目付近以外での紫変化も大チャンスを迎える。

 また、3桁ゾロ目で当選した場合はビッグ期待度がアップするだけでなく、1G連に繋がる可能性も飛躍的に高まるようだ。

 ボーナスは規定ゲーム数消化に加えてチャンス役の直撃抽選もあり、当選時は最大8Gの前兆を経てハイビスカスランプが点灯。

 左リール「7・BAR・7」に代表される「ビッグシオ目」は問答無用でビッグ確定&超高確が約束される(期待出玉は約1000枚)。

 通常時の内部状態は通常・高確・超高確の3種類で、チャンス役を機に移行。ひとたび超高確へ移行すれば「ボーナス当選まで転落しない」のが特徴で、滞在状態はセグ間の星ランプ点灯などの各種演出で示唆される。

 ビッグ(60G)とREG(20G)、2種類あるボーナス中は押し順ベルやチャンス役成立時にビッグ1G連抽選が行われ、ボーナス中や消化後のVランプ点灯で1G連濃厚。

 その期待度はボーナス当選時の内部状態で変化し、高モードほど期待度は高まる。

 ちなみに、1回の初当りで1G連は最大5個までストック可能。1G連×5回発生後は有利区間がリセットされるようだが、ボーナス後は128G以内の再当選に期待できるので、さらなる出玉の上乗せが狙える。

 現時点での設定推測要素はボーナス合算出現率で、その数値は設定1が170.9分の1なのに対して、設定6は119.9分の1。かなり大きな数値差がある点を踏まえると、高設定ほど浅い規定ゲーム数が選ばれやすいと思われる。初当りゲーム数はしっかりと確認しておこう。

 このほか、本機は当選時に自動入賞するビッグ絵柄の種類でも設定が示唆される模様。詳しくは不明だが、7、ハイビスカス、BARと3種類あるビッグ絵柄の入賞傾向を把握しておけば、設定推測の指標のひとつとして活用できるであろう。

現代パチンコの「根幹」を作り上げた「教科書」的な一台!【偉大なる初代を特集】

 飛行機がビルの中腹に突き刺さっていった。黒煙を上げ続ける高層ビルが映し出されるTVを見ながら誰もいない深夜の編集部で、私は純粋ってなんだろうとぼんやり考えていた。

 2001年は小泉純一郎による構造改革が始まったり、バトル・ロワイアルがベストセラーになったり、初代「iPod」が発売されたりした年である。

 パチンコ界でいえば、この2001年はエポックメーキングな機種が登場した重要な年となる。『CR天才バカボンV』。今の時代まで続く液晶演出の礎を築いた革命的マシンで、記録的な大ヒットを収めた偉大な名機として多くのファンが知るところである。

 スペックはこの時代における至極標準的なもの。大当り確率が1/315.5、確変突入率50%、次回まで継続といまなら見向きもされないような内容となっている。

 では、何がそんなにパチンコファンを惹きつけたのか。それは演出の革新性である。この『CR天才バカボンV』にパチンコの未来を感じたのである。それを端的に表したのが「ステップアップ予告」となる。

 ステップアップ予告は、ウナギイヌ、本官さん、レレレのおじさん、バカボンのパパ、バカボンと演出が5つの段階に分かれ、キャラが登場するほど期待度がアップする仕組みとなっている。

 いまでは当り前すぎて説明などいらないこの予告アクションは、短いスパンで次々とキャラが登場してくるテンポの良さとそれに合わせて信頼度もアップしていく高揚感が非常に気持ちいい。爽快なドタバタコメディーを見ているようである。

 また、ステップ1で登場するウナギイヌの色が白いと激アツになる工夫も秀逸で、突発性がもたらす驚きが100%の濃度で喜びに変換される際の鼓動の高鳴りは別格なのである。

 ほかにも、ステップ4のバカボンのパパ登場時に先に出ていたレレレのおじさんとぶつかると高期待度となる「マルチ4チャンネルリーチ」に発展するイレギュラーパターンも用意されていた。

 こうして、さまざまなポイントに規則性を逸脱する要素を加えることで日常性の打破、つまりマンネリ化を解消する手立てとなり、さらに例外を大当りに近い位置におくことで常に期待感を損なわないような構造を作り出したのである。

 本機は、ステップアップ予告に代表されるような多彩な展開や演出フローを特徴にしている。その見せ方が非常に巧みで、打ち手はまんまと「パチンコ・天才バカボン」の世界に没入してしまうのである。

 以後、本機の演出は多くのパチンコ機に模倣され、パチンコ演出の一つの流れとして組み込まれることになるのだが、この「多彩さ」や「複雑性」を表面上で捉え、ただ物量で押し込むだけ、手数で圧倒するだけの空疎なマシンも少なからず存在する。

 このように、演出面において『CR天才バカボンV』がパチンコ界に与えた影響は計り知れない。元祖天才バカボンはこれでいいのだ。

(文=大森町男)