ツタヤ図書館、工事遅延の文書を独占入手!行政もひれ伏すCCCの“絶大な影響力”が判明

 和歌山市で、鳴り物入りでオープンする公共施設の工期が大幅に遅れていた――。筆者は、その経緯が記録された内部文書を独自に入手。これにより、これまでまったく表に出てこなかった、行政と民間とのせめぎあいの実態が浮かび上がってきた。

 6月5日、南海電鉄和歌山市駅前にグランドオープンする和歌山市民図書館。運営を担当するのは、全国にTSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)だ。当サイトでは、関西初進出の“ツタヤ図書館”のプロジェクトにかかわるさまざまな不正疑惑を繰り返し報じてきたが、今回は工期遅延についての“ある疑惑”について迫ってみたい。

 下の画像は5月上旬、筆者が独自に入手した和歌山市民図書館の施工に関する説明資料である。

 これを見た瞬間に、「なにか変だ」と感じられた人も多いのではないだろうか。日付もなければ、タイトルもない。あちこちに不自然な空白が配置されている。あきらかに何かが隠されている気配がして仕方ない。

 文書をいじくりまわしているうちに、PDFのあちこちに空白の画像を貼り付けてマスキング加工されていることが判明。それを剥がしてみたところ、違和感のない文書が現れた。それが下の画像である(赤字で囲んだ部分が消されていた)。

 2018年に財務省が開示した森友学園との交渉記録のうち、黒塗りでマスキングされた部分が剥がせると話題になったのを覚えている方もいるだろう。それと同じようにマスキングされていたようだ。

“白塗り”を剥がした文書を詳細に見ていくと、市民図書館の工事が遅延した経緯を説明した文書であることがわかった。

 同館は、当初「19年10月オープン」とアナウンスされていたが、それが「19年12月オープン」になり、さらにはそれも再度延期になって、最終的には「20年4月オープン」と昨年、正式決定されていた。

 新型コロナウイルス感染拡大によって全国に緊急事態宣言が出されたため、この後さらに6月5日までオープンは延期となるのだが、それまでの2度の延期についての明確な理由は、和歌山市から示されていなかったが、この文書には、その最初の延期についての経緯が書かれていたのだ。

 先に、結論から述べておこう。新図書館の指定管理者(CCC)が提案した設計に関する資料提出が遅れたために、工事完成に1カ月半の遅れが出たと、この文書は結論づけている。つまり、「遅延したのはCCCの責任」だと明言しているのである。これは内部告発のための文書なのかもしれない。

 いったい何があったのか。17年11月、和歌山市は新しい市民図書館の指定管理者にCCCを選定した。着工は翌春以降で、先行して運営者を決めたわけだが、指定管理者の応募にあたっては「空間イメージの提案」を求めていた。選定後、CCCは建物の施主である南海電鉄にそのプランを提出して、そのままスムーズにいけば、そのプランも取り入れた新図書館が翌年7月には完成するはずだった。

 ところが、この文書には、次のような「異変」が記録されている。

<2018年3月 プラン再受領
・構造変更が必要なプランであったため、工程が遅れてもこのプランで進めるかを確認し、変更することで合意>

 注目したいのは「構造変更が必要なプランであったため」の部分である。事業者の公募時に「空間イメージの提案」を求められていたとはいえ、指定管理者であるCCCの担当範囲は、図書館の管理運営にすぎない。それなのに、工期が遅れるかもしれない「構造変更が必要なプラン」を提案して、不思議なことにそれがすんなり通っているのである。

 宮城県多賀城市など、CCCがこれまで手掛けたツタヤ図書館では、指定管理者として選定される前から、同社が自治体と連携協定を締結するなど、プロジェクトの企画提案からかかわっていた。しかし和歌山市では、CCCはそのような契約はしておらず、単に開館後の図書館運営を担当するだけのはずだ。

「空間イメージの提案」も、内装の参考意見として取り入れる程度のはずが「構造変更が必要なプラン」を提案して、それが通っているというから驚く。おかげで建築確認申請もやり直しとなって、大幅に遅れることが18年3月に報告されている。

 設計を担当したアール・アイ・エーが基本設計を完了したのは、前年の17年1月末。それに続く実施設計も、CCCが選定された2カ月後の2月までに終えていた。あとは、公募で選ばれた指定管理者の好む内装デザインを取り入れて、6月に着工、翌年7月には完成というスケジュールでいくはずが、いきなりここで“ちゃぶ台返し”のようなことが起きているのである。

 そのへんのせめぎあいが如実に現れているのが、次の記述である。

<南海から起工式での挨拶で公益施設棟供用開始時期について2019年10月と発表しない方向で和歌山市に依頼>

 19年10月オープンはもう無理なので、対外的にはそう言わないでほしいと、南海が和歌山市に依頼しているこの部分は、実は筆者が入手した段階では“白塗り”で消されていた。

 だが、筆者が別に独自入手していた18年5月8日の関係者会議の会議録には、市民図書館サイドが、それと矛盾するこんな発言をしている。

「オープンの時期は、起工式で市長が平成31年(2019年)10月と明言しているので、当面はそのスケジュールで進める」

 和歌山市サイドは、南海の要請を完全に無視して、あくまでも「19年10月」の開館にこだわっていた。こうした意見の食い違いを隠すために、発言の一部を“白塗り”で消したのだろうか。

 ところが、さらに不思議なことが出てきた。和歌山市当局は、南海が「構造変更が必要なプランで進めると工程が遅れるかもしれない」と通告してきた18年3月の時点では、市議会の経済文教委員会で遅延を容認していたことが判明。具体的には、坂下図書館長が「工期の見直しが必要になった」として「平成31年12月の開館を想定」と述べているのである。

 和歌山市は、関係者間では、あくまでも当初のスケジュール通りの開館を模索する一方で、市議会に対しては、早々と開館が遅れることを通告する“二枚舌”を使っていたことになる。

 さて、なんの変哲もない文書のこの後が、いよいよクライマックスである。

<2018年4月 プラン再受領(最終)、確定
・設計変更及び確認申請スケジュールにて6月着手は可能となった>

 17年11月にCCCが指定管理者に選定された直後の「プラン受領」から5カ月後、3度めの「プラン受領」で、ようやく設計は確定し、いったんは工事も予定通り進められるかにみえた。

 ところが、翌月5月には「変更工事工程指示」となり、「工事着手は変更なし」となっているものの、「最終図面UPが5月末」となったことから「工事完成が2019年7月末から9月中頃になったことを説明」と、予定していた翌年10月開館がかなり危うくなっている実情が報告されている。

 また、その下のJV(施工を担当する協同事業体)へ「提示した工程について再度説明の必要あり」とされていて、「工事完成時期を調整することを報告」と、工期が遅延する可能性について言及されているが、この部分も入手時には白塗りで消されていた。

 このときの詳細なやりとりは、別の文書でも確認できる。この際の和歌山市サイドは、「CCCにスケジュールの調整をしてもらっているが、7月末の引き渡しを受けたら10月に間に合うということである」と、まだ10月開館にこだわっているが、それに対しても南海サイドが明確に難色を示している様子が記載されている。

 そして件の文書の末尾には最終的に、こう明記されていた。

<指定管理者(編注:CCC)からの資料提供の遅延と構造図変更に伴い、現検討段階において、工事完成に1.5カ月の遅延が生じている>

 では、そもそも工期遅延の原因となった「構造変更の必要なプラン」とは、いったいなんだったのだろうか。建築設計に詳しいある関係者は、こう推察する。

「高層書架を取り入れたことによる変更ではないでしょうか。通常の図書館では、せいぜい高さ1.6~1.8メートルくらいの書架を想定して設計されていますが、CCCによるツタヤ図書館は4メートルを超える高層書架を採用しています。そうすると、それだけ床の積載荷重も増え、梁や柱など基礎にもかかわってくるので、構造設計を根本的にやり直さないといけません。かなり大きな設計変更になったのだろうと推測できます」

 そのうえで、CCCによるプラン変更が受け入れられたことについて、こう不思議がる。

「通常、指定管理者や建物に入るテナントは、与えられた枠のなかで運営するものですから、設計変更を要望してそれが通るということはありえません。設計変更によって生じた追加の費用を、いったい誰が負担するのかという話になりますので」

 主役は和歌山市のはずなのに、いつの間にかCCCがすべてを仕切っているかのような流れになっており、施主の南海電鉄すらも、その意向に振り回されているようだと疑問を投げる。

 上の文書を、ある図書館関係者は以下のように分析する。

「これは南海電鉄の内部文書だろうと思います。南海にしてみれば、ツタヤ図書館の誘致は和歌山市の問題であって、自社にとってはむしろ工事遅延のほうが大きな問題のはず。

 そこで、遅延の経緯を書いて南海電鉄の責任ではないことを明らかに示したのだろうと思います。この文書では、『遅延の犯人はCCCだ。CCCによってひどい目に遭わされた』と言っているかのように読めます。南海にとっても、惨憺たる負け戦です。CCCと自治体との関係では、CCCに対等に渡り合えるのは市長くらいしかいないと思っていたのですが、実際、南海にもそんな力はありませんね。CCCは、南海のことを“下請け業者”のように扱っています」

 なるほど、そういう見方をすれば、CCCによる図書館運営は、自治体が図書館運営を民間企業に託するものではなく、「ツタヤ図書館」というフランチャイズに、巨額の加盟金とロイヤリティを払って自治体が加盟する構図に近いのかもしれない。

 工期遅延の原因となる「構造変更が必要なプラン」を押し通し、巨額の公金を出す自治体も、建物の施主である南鉄も、CCCの絶大なる影響力の前にひれ伏しているかのようにみえる。

 和歌山市民は、そのようにしてつくられた図書館を、無批判に受け入れられるのだろうか。ちなみに、南海電鉄広報部に問い合わせたところ、以下の通り回答があった。

「出所不明の文書についてコメントはできないが、工期に変更があったかどうかについては、関係部署に確認したところ、以下の通りであった。

 18年2月に公益施設棟の実施設計が終わった後、和歌山市様からの設計変更の申し出があり、それに対応するため、結果として、竣工が当初予定の19年7月末から19年10月7日の約2カ月遅れることになった」

(文=日向咲嗣/ジャーナリスト)

「仕事がつまらない」が変わる 前向きになるための4ステップ

 

 人生の多くの時間を費やしている仕事だから、楽しく働けるかどうかは人生の充実度に関わってくる問題だ。仕事内容や仕事量、勤務環境、人間関係など、仕事のモチベーションを下げる要因はいくつもあるだろうし、そのなかには当然自分でコントロールができないこともある。

 とはいえ転職するほど嫌でもない。「楽しくないけど、めちゃくちゃ嫌でもない」状態でなんとなく日々を過ごしている人は、実は結構多いのではないか。必ずしも思うに任せない環境の中で、前向きに、楽しく働くにはどうすればいいのか。

■仕事が楽しくなり、未来に希望が持てるようになるためのステップ

 『自分を幸せにする働き方』 (張替一真著、横井いずみ絵、ぱる出版刊)では、仕事を少しでも楽しむために必要な「仕事をする為の目的」をつくるコツをイラストも交えながら紹介する。

 前向きに仕事に向き合うにはどうしたらいいのか。仕事で嫌なことがあるからと、マイナス視点を持っている場合、前向きにはなれない。

 なので、まずは嫌なことは置いておいて、興味を持てるポイントを探すこと。そして、興味を持てたら、好きなところを一つでも見つけてみる。これは人に対しても、仕事に対しても言えることだ。少しでも興味が持てれば、そこから好循環が始まる。

 また、仕事で大事なのは「目的」だ。これは会社から求められるものではなく、個人的なものでいい。

「この仕事を通して、自分はどうなりたいのか、何をしたいのか」という目的を持つことで、未来が見えてくる。自然と行動はそちらを向いたものに変化し、気持ちも上向きになっていく。そこで本書では目的を設定するコツを4つ挙げている。

1.まずは仮設定する

 目的は最初から完璧なものでなくていい。仮設定することで、やみくもに動いたり、ダラダラすることを防ぐこともできる。たとえ目的が間違っていても、そこから軌道修正していけばいい。興味があることをどんどんやっていくことが大切。

2.目指す人を決める

 目的設定するためには、「憧れの人」を思い描いてみる。憧れの人の考え方や姿勢を知り、マネをしてみる。すると、目的も定まってくる。

3.ワクワクできるものにする

目的は自分で決めたものならどんなものでいいが、注意すべき点は「ワクワクする目的を設定する」こと。ワクワクするものであれば、モチベーションが上がり、苦しいときでも乗り越えられるからだ。

4.見晴らしのよい場所で考える

自宅で目的を考えるよりも、公園や海などの「見晴らしのよい場所」で目的を考える。視界が広くなることで、思考の幅も広げることができるからだ。

 働くことに対してモチベーションが上がらない、楽しくないと感じるときは誰にでもあるだろう。そのとき、本書で紹介する仕事が楽しくなる74の思考法は役に立つはず。今の状況や自分に合わせて、活用してみると、モヤモヤした気持ちが晴れて、「とりあえず、これをやってみよう」という出口が見えてくるのではないか。
(T・N/新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

JRA 福永祐一「アドバイス的確過ぎ」で大ピンチ!? 安田記念(G1)岩田望来「すごく自信に」覚醒ヴァンドギャルドに激走気配

 7日、東京競馬場で安田記念(G1)が行われる。前人未到の芝G1・8勝目の新記録を目指すアーモンドアイが抜けた大本命になりそうだが、昨年このレースでアーモンドアイを破ったインディチャンプに騎乗する福永祐一騎手にとっても、大きなチャンスに違いない。

 他にも昨年の桜花賞馬グランアレグリア、香港マイル(G1)を含む3勝のアドマイヤマーズ、念願のG1制覇を狙うダノンキングリーなど、福永騎手にとっても警戒すべき強豪が集った一戦……。

 だが、そんな中でもヴァンドギャルド(牡4歳、栗東・藤原英昭厩舎)は、違った意味で“気になる1頭”なのかもしれない。

「プレッシャーもありましたが、あの一戦がすごく自信につながりました」

『東京スポーツ』の取材に当時を振り返ったのは、今回の安田記念でヴァンドギャルドとコンビを組む岩田望来騎手だ。

 岩田望騎手が「あの一戦」と語るのは、昨年11月のウェルカムS(3勝クラス)だ。実はこのレースは当初、ここまでヴァンドギャルドと2連勝していた福永騎手だった。

 しかし、その直前に騎乗停止。陣営が急遽、白羽の矢を立てたのが岩田望騎手だった。

「福永さんからもすごくアドバイスを頂き、それを出し切ることができました。乗せていただいたオーナーサイドにも本当に感謝しています」

 このレースで初コンビを組むことになった岩田望騎手は、難があるヴァンドギャルドのスタートを決めると、好位で流れに乗る。

 道中、外目を走ったため前に壁が作れず、折り合いに苦労するも、なんとかなだめて直線へ。重馬場だったこともあって、最後は馬場の良い外へ追い出し、逃げるプレミオテーラーを捉えて差し切り勝ち。

 本人が「すごく自信につながりました」と語るほどの会心のレースだった。

「当時、福永騎手はインディチャンプとのコンビでマイルG1春秋制覇を決めたばかり。ヴァンドギャルドに素質は感じていたと思いますが、岩田望騎手にも大きな期待を込めてアドバイスを送ったと思います。しかし、これだけ早くG1でヴァンドギャルドと戦うことになるとは思っていなかったかもしれませんね」(競馬記者)

 その後、ヴァンドギャルドは再び福永騎手に乗り替わるも2月の東京新聞杯(G3)で2番人気を裏切る敗戦……。

 前走のマイラーズC(G2)も騎乗する予定だったが、新型コロナウイルスの影響でインディチャンプが香港のチャンピンオンズマイル(G1)を断念。マイラーズCに向かうことになったため、ヴァンドギャルドは再び岩田望騎手とコンビを結成することとなった。

「そのマイラーズCはインディチャンプが勝ち、ヴァンドギャルドは3着。福永騎手もさすがの騎乗でしたが、好位からあっさりと抜け出す完璧なレースをしたインディチャンプに対して、ヴァンドギャルドは出遅れながらの3着。

前が止まり難い開幕週の京都コースで、唯一インディチャンプを上回る(上がり3ハロン)32.7秒で追い上げた末脚は驚異ですよ。切れ味勝負なら、ここでも引けを取らないと思います」(同)

 オープンになってから賞金の上積みもなく、今回の安田記念がフルゲート割れしたために出走できた存在であるが、陣営は中間で入念にゲート練習を取り入れるなど、決して“参加賞”だけで終わらせるつもりはない。

 1週前追い切りで手綱を執った岩田望騎手も「具合は良さそう。前回はゲートが響きましたが、終いはいい脚をつかってくれました。東京マイルはいい条件だと思います」と手の内に入れた相棒の仕上がりに自信を見せている。

 連覇の懸かるインディチャンプに騎乗する福永騎手にとって、最大に警戒すべきは当然アーモンドアイだろう。しかし、かつて“塩を送った”ライバルに思わぬ強襲を受けることになるかもしれない。

JRA安田記念(G1)まさかの「勝率2.9%」!? ディープインパクト産駒はなぜ安田記念で結果が出ないのか

「高速マイル戦」といえば「ディープインパクト産駒」のイメージだが……。

 先週の日本ダービーは、ディープインパクト産駒のコントレイルが勝利。これでディープインパクトは種牡馬として日本ダービーを6勝、サンデーサイレンスやトウルヌソルに次ぐJRA最多タイの記録となった。

 今週の安田記念も、そんなディープインパクト産駒の活躍に期待したいところだが、意外にもディープインパクト産駒と安田記念の相性は悪い。

 産駒が安田記念に出走した2011年以降、36頭が出走して勝利したのは2016年のサトノアラジンと2011年のリアルインパクトのみで、2着もヴァンセンヌだけ。3歳馬で斤量が軽かったリアルインパクトとミッキーアイルを除き、出走範囲を今年と同じ古馬以上に限定すると、勝率はわずか2.9%、連対率も5.9%と非常に買いにくい存在となる。

 ■安田記念・ディープインパクト産駒全成績
 2019年
 サングレーザー(6番人気5着)
 ケイアイノーテック(10番人気7着)
 エントシャイデン(14番人気15着)
 ダノンプレミアム(2番人気16着)

 2018年
 サトノアレス(7番人気4着)
 サングレーザー(3番人気5着)
 リアルスティール(4番人気15着)

 2017年
 サトノアラジン(7番人気1着)
 グレーターロンドン(6番人気4着)
 ステファノス(4番人気7着)
 ディサイファ(15番人気13着)
 アンビシャス(5番人気15着)

 2016年
 フィエロ(6番人気3着)
 サトノアラジン(3番人気4着)
 ディサイファ(7番人気6着)
 ダノンシャーク(11番人気7着)
 リアルスティール(2番人気11着)

 2015年
 ヴァンセンヌ(3番人気2着)
 フィエロ(2番人気4着)
 エキストラエンド(16番人気9着)
 ダノンシャーク(5番人気10着)
 リアルインパクト(6番人気12着)
 ミッキーアイル(4番人気15着)

 2014年
 ダノンシャーク(9番人気4着)
 ワールドエース(3番人気5着)
 フィエロ(6番人気8着)
 エキストラエンド(12番人気12着)
 リアルインパクト(14番人気13着)
 トーセンラー(8番人気14着)
 ミッキーアイル(2番人気16着)※当時3歳で出走

 2013年
 ダノンシャーク(12番人気3着)
 ヴィルシーナ(7番人気8着)

 2012年
 リアルインパクト(12番人気6着)
 ドナウブルー(14番人気10着)
 マルセリーナ(11番人気17着)

 2011年
 リアルインパクト(9番人気1着)※当時3歳で出走


 以上のように、出走した馬は決して低レベルではない。昨年2番人気のダノンプレミアムは最下位の16着。2015年は2~6番人気がディープインパクト産駒だったが、モーリスに完敗。2014年は2番人気ミッキーアイルを筆頭に7頭が出走したが、そのミッキーアイルを含め4頭が12・13・14・16着と大敗。

 前年のマイルチャンピオンシップを勝利したダノンシャークやトーセンラーも、なぜか安田記念ではまるで歯が立たなかった。

 これが同じ古馬マイルG1レースのマイルチャンピオンシップとなると、ディープインパクト産駒は3勝2着3回(勝率6.7%・連対率13.3%)と安田記念の倍以上の成績なのだから、やはり安田記念の相性は悪いといえる。

 安田記念とマイルチャンピオンシップは同じ古馬のマイル戦だが、左回りと右回りの違い、そして馬場の違いが特に大きい。

 というのも、安田記念の勝ち時計は昨年1分30秒9が最速で、過去に良馬場で行われた10回で1分32秒以内を8回も計測。対してマイルチャンピオンシップは最速タイムが2014年の1分31秒5で、1分32秒を切ったのは2回しかない。基本的にマイルチャンピオンシップの方が、時計がかかりやすいのだ。

 この傾向を踏まえて考えると、ディープインパクト産駒は古馬になると、マイル戦で時計の速すぎるレースは勝ちきれない傾向にあることがわかる。もしかしたら、これがディープインパクト産駒の弱点といえるかもしれない。

 今週の安田記念には、D.レーン騎手が騎乗するダノンプレミアム、高松宮記念2着のグランアレグリア、日本ダービー2着ダノンキングリー、NHKマイルカップの勝ち馬ケイアイノーテック、マイラーズカップで3着のヴァンドギャルドといった、ハイレベルなディープインパクト産駒が出走を予定。

 しかし、1分30秒6でアーモンドアイが勝利したヴィクトリアマイル(安田記念と同じコース)は、8頭のディープインパクト産駒が出走したものの、2着に好走したサウンドキアラは1分31秒3と31秒を切ることができなかった。

 週末までの天気予報は晴れで、安田記念は良馬場で行われる見込み。そこにアーモンドアイが万全の状態で出走するなら、ここでも1分30秒台の決着が濃厚となる。となれば、ディープインパクト産駒が勝つ可能性はかなり低くなる。

 馬券的に2着3着のおさえは考慮する必要がありそうだが、単勝や馬単、3連単の1着、そしてWIN5などでは「完全消し」の思い切った買い方もありだろう。

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JRAサリオスG1制覇はコントレイル「菊花賞」次第!? 近年大出世の「ダービー2着馬」も、三冠馬誕生における「No.2」の悲惨な末路とは

日本ダービー(G1)は『2着』の方がいい――」

「ダービー馬のオーナーになることは、一国の宰相になることより難しい」とウィンストン・チャーチルが言い残したのも今は昔。世代の頂点をあと一歩で逃した関係者の悔し紛れの捨て台詞か、はたまたネット上に散見する都市伝説か……。近代競馬では、いつしかそんなことが囁かれるようになった。

 実際に、昨年までのダービー馬を振り返ると、ロジャーバローズはすでに引退し、ワグネリアンも低迷……ここ10年で「もう1度G1を勝てた」のは、レイデオロとオルフェーヴルのわずか2頭しかいない。

 一方で2着馬はダノンキングリー、エポカドーロと現役2頭はまだ結果が出ていないものの、17年からスワーヴリチャード(大阪杯、ジャパンC)、サトノダイヤモンド(菊花賞、有馬記念)、エピファネイア(菊花賞、ジャパンC)、フェノーメノ(天皇賞・春連覇)が、ダービー後にG1を制覇……。

 他にも2000年以降ではローズキングダム(ジャパンC)、アサクサキングス(菊花賞)、ハーツクライ(有馬記念、ドバイシーマクラシック)、ゼンノロブロイ(秋古馬三冠)、シンボリクリスエス(天皇賞・秋、有馬記念連覇)、ダンツフレーム(宝塚記念)、エアシャカール(菊花賞)などが、ダービー2着後にG1を制覇しており、歴代のダービー馬と比較しても、明らかな好成績といえる。

「今年のサリオスの今後も十分期待できますよね。すでに朝日杯フューチュリティSでG1を勝ち、皐月賞と日本ダービーで連続2着。勝ったコントレイルは、すでに三冠級といわれる怪物ですが、世代No.2の座は揺るぎないものになっています」(競馬記者)

 実際に、サリオスが所属するシルクレーシングの米本昌史代表も「秋にはスピードを生かすような舞台になるかも」と発言しており、菊花賞へ向かうコントレイルと戦わないのであれば、今後のG1制覇も十二分に期待できる。

 ただ、その一方で今後、サリオスがG1を勝てるかは「コントレイル次第」という発言もあるから驚きだ。

「確かに近年のダービー2着馬の活躍は顕著ですが、それは世代に『絶対王者』がいなかった場合の話です。

グレード制が導入された1984年以降、皐月賞と日本ダービーを勝った馬が、そのまま菊花賞も勝って『三冠馬』になった場合、オルフェーヴルのウインバリアシオン、ディープインパクトのインティライミ、ナリタブライアンのエアダブリン、シンボリルドルフのスズマッハと、いずれもG1を勝てずに引退。

1983年に、サリオスと同じく皐月賞と日本ダービーで2着だったメジロモンスニーも、ミスターシービーが三冠馬になりましたが、結局G1を勝つことはありませんでした」(別の記者)

 ただ逆に、もしコントレイルが菊花賞で敗れることがあると、サリオスにも希望が出てくるようだ。

 ドゥラメンテのサトノラーゼン、メイショウサムソンのアドマイヤメインこそG1未勝利に終わったが、ネオユニヴァースのゼンノロブロイ、サニーブライアンのシルクジャスティス(有馬記念)、ミホノブルボンのライスシャワー(菊花賞、天皇賞・春2勝)、トウカイテイオーのレオダーバン(菊花賞)などは、後にG1馬に輝いている。

 ちなみにNHKマイルC(G1)と日本ダービーの変則二冠に広げても、ディープスカイのスマイルジャックこそ不発だったものの、キングカメハメハのハーツクライは後にディープインパクトを退けて有馬記念を制覇。本馬はサリオスの父でもある。

 あくまで歴史上のデータに過ぎないもののコントレイルが三冠を達成するか、否かでサリオスの将来も大きく変わってしまうのかもしれない。

「レジェンド」が語るパチスロの歴史〜オリンピアマシン編〜【アニマルかつみの回胴青春時代Vol. 04】


 これまで3回に渡って、個人的なパチスロとの出会いというか馴れ初めみたいな話をさせていただいたわけだが、今月はしばし趣きを変えてパチスロの歴史についてのお話をしたい。

 パチスロが、海外のスロットマシンに日本流のアレンジを加えて誕生したことは、なんとなくだが皆さんもご存じのことと思う。では、いつどのような経緯でパチスロは産声を上げたのだろう。

 パチスロの祖先であるスロットマシンが日本に上陸したのは、第二次世界大戦後のこと。進駐軍が駐留施設での娯楽用に持ち込んだとされている。

 それがやがて民間に払い下げされたり、あるいは食料品などの物資ともに横流しされたりもしたのだろう。いつしか、街中の喫茶店やバー、そしてゲームコーナーのような場所に設置され、小銭を賭けて遊ぶようになったらしい。


 とりわけスロットマシンが流行ったのが沖縄である。長きにわたる米軍の施政下、本土のような公営ギャンブルが無かったこともあって、貴重なオトナの娯楽として大衆に浸透していったようだ。

 かような経緯もあって、現在も沖縄のホールでは本土と比べてパチスロの設置比率が高く、パチンコとほぼイーブン、ひと昔前まではパチスロが過半数を占めていた店も珍しくなかった。

 そんな風に日本に上陸したスロットマシンだったが、やはり「現金を賭してプレイするのはイカン」ということで、「パチンコと同様に景品交換可能な遊技機として風営法の中で認めてもらおう」といった動きになった。

 遊技機として認めてもらうためには、遊技の結果が「偶然」によるものではなく「遊技者の技量」でなくてはならない。つまりは「技術介入性」が必須なのである。

 具体的に説明すると、だ。海外製のスロットマシンは、リールが自動的に停止して揃った絵柄によって配当がある。これは「偶然」によるものなので賭博とされた。では、これに「遊技者の技術介入性」を持たせるためには、どうすればいいか。

 ここまで書くと、もうお分かりだろう。話は簡単だ。ストップボタンを取り付けて、遊技者が任意でリールを止めて絵柄を揃えられるようにすればいいのである。

 昭和39年、かようにしてパチスロのルーツとなるストップボタンの付いたスロットマシンは誕生した。ちょうど東京オリンピック開催に日本中が沸き立っていたことから、このマシンは「オリンピアマシン」と命名された。

 オリンピアマシンは、東京や大阪、名古屋、広島などにあったメーカー直営店に設置されたり、あるいはアレンジボールや雀球、スマートボールといった既存のメダル式遊技機などとともに設置され、新たなオトナの娯楽として人気を博した。

 ちなみに、現在のパチスロのようなパチンコとの併設は、ごくごく一部の地方・地域を除いては認められなかった。

 これは、当時の法律が遊技球を用いて遊技する遊技機つまりパチンコと、前出の遊技メダルを用いて遊技する遊技機とを、設置・営業する上でも棲み分けしなければならなかったからである。

 以前、濱マモルとの酔いどれ談義「回胴酔虎伝」の中でもちょっと触れたが、ひと昔前のパチスロ店がパチンコ店の隣に別棟になって建っていたのも、その当時の名残なのだ。

 ともかく、パチスロのルーツとして歴史の上では燦然と輝くオリンピアマシンだが、残念ながら遊技文化として定着・発展することなく、一過性のブームに終わってしまう。

 なんせ、19世紀末に発明された当初の機構と仕様を流用し、そこにストップボタンを付けただけの単純なマシンである。ゲーム性も単調だったし、そもそも「ボタンで役を狙える」といっても、とてもじゃないが常人にできるものではなかったから、次第に飽きられてしまったのである。 

 日本に、本当の意味でのスロットマシン文化が花開くのには、まだ少しの時間を要した。次回は、近代パチスロの礎となった、ある1台のマシンについて綴るとしよう。

※撮影協力:スロテック(株)

(文=アニマルかつみ)

iPhoneで自動録音アプリを使って操作せずに録音する方法

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

 iPhoneのボイスレコーダーアプリは、その場で録音ボタンをタップしないと録音を始められない。しかし、そのような操作を見せずにコッソリと録音したいということもあるだろう。そんなときは「ALON Dictaphone」を使うのがおすすめだ。

「ALON Dictaphone」で音を拾えば録音が始まるように設定する

 iPhone用に提供されている「ALON Dictaphone」は、いわゆるボイスレコーダーアプリ。このアプリは610円の有料アプリだが、録音の音質の変更、Dropboxなどのオンラインストレージへのアップロード、バックグラウンドでの録音が可能など、多くの機能を持つ高機能なアプリだ。

 その中でも特にユニークなのが「音を拾っているときだけ録音する」という機能。周囲で会話が始まるなどして音が聞こえてきたら録音を開始する。iPhoneが置いてあることはそんなに珍しい光景ではないので、録音されていることに気付かれる可能性も低いだろう。

 無音のときは録音自体を停止するので、iPhoneの容量を無駄に使うことがないのもうれしいところだ。この機能を使うには、無音時に録音しないように設定しておけばよい。

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日本経済新聞社 コロナ禍に対抗する中小企業の「魂の声」を 紹介する取り組みを開始

日本経済新聞社は6月4日、コロナ禍を創意と工夫で乗り切ろうとする中堅・中小企業を応援する取り組み「中堅・中小企業劇場 NIKKEI魂の声~2030年に残したい企業~」(協賛=デル 協力=情熱の学校、BIS GROUP))を開始した。
それに伴い、全国の中堅・中小企業から「コロナに打ち勝つ、日本を元気にするメッセージ(魂の声)動画」の募集をスタート。同日付けの日本経済新聞に告知(応募締め切り:7月31日)を掲載した。

8月下旬には、審査を経た150社を同紙で紹介するとともに、日経ARを使って動画視聴を可能にする。また、150社の動画をまとめたユーチューブチャンネルも開設予定で、中堅・中小企業に情報発信の機会を提供し、各社の“声”を全国に届けたい考えだ。
同社はこれまで、中堅・中小企業を応援するさまざまな取り組みを実施している。紙面での報道に加え、「伸び盛り企業会議」や「中間管理職劇場 マルマルの女」「日本の企業はバラエティ 15秒おしごとTV」「NIKKEI 全国社歌コンテスト(大企業も対象)」など多岐にわたる。特に社歌については、全国から大きな反響があった。

応募方法は、動画(3分以内)をユーチューブにアップの上、応募様式に必要事項を記入し運営事務局へメール送付する。審査基準は、
①社会を元気にする内容であるか。
②会社の思いは伝わるか。
③会社独自の取り組みが伝わるか。
となっている。
動画の内容は、企業理念、商品紹介、社歌、歌唱、ダンス、取引の呼び掛けなどでも可だが、応募企業は反社会勢力と一切関わりがないことが条件になる。
応募詳細・様式などは、http://esf.nikkei.co.jp/e/tamashii/まで。

 

 

へずまりゅう、逮捕か…たび重なる規約違反で5度のアカBAN、明白な違法動画も

 人気のあるユーチューバーに突撃して、本人の意向を無視して強制的にコラボを迫るスタイルで“迷惑系ユーチューバー”と呼ばれている「へずまりゅう」が、逮捕されたと報じられている。

 へずまは、YouTubeの規約に違反したとして5月15日、アカウントが強制的に削除(BAN)された。BAN処分は通常、YouTube運営側からのたび重なる通告にもかかわらず違反を繰り返した場合に行われる。つまり、へずまはそれ以前に何度も警告は受けていたと考えられる。

 へずまに対しては、人気ユーチューバーの「ラファエル」が何度も迷惑をかけられたことで刑事告訴をすると宣言し、さらにほかのユーチューバーにも共同での告訴を呼びかけていた。

 それでもへずまの迷惑行為はとどまることなく、さまざまなユーチューバーに突撃を繰り返し、6月1日には“YouTube界のご意見番”的立場になりつつある「シバター」の自宅を特定して妻子と共にいるところへ急襲。シバターは警察に被害届を出したとも報じられた。

 へずまはメインチャンネルがBANされたあと、サブチャンネルに動画を上げ続けていたが、それも5月29日にBAN。その後も新たにアカウントをつくるものの、次々に削除されている。6月2日には2回BANされるなど、これまでに5回のBAN処分を受けたという。

 そんななかで6月3日、へずまのツイッターで「マネージャーのしょうへい」を名乗る人物が、「今朝へずまさんが逮捕されました。すぐに出てきてくれることを祈ります」とツイート。このしょうへいは、へずまの指示でアカウントを共有しているとのことで、へずまの動画にもたびたび登場していることから、信ぴょう性は高い。

 へずまは、原宿の“ぼったくり”店に突撃して外国人店員ともめ、警察が介入する事態になったほか、緊急事態宣言下で休業要請を無視して営業を続けているパチンコ店で客や店員に向かって暴言を吐くなどして警察が出動する事態となるなど、裁判沙汰になるとみられる案件が複数ある。

 また、スーパーマーケットで会計前に刺身を勝手に食べ、その後に会計するという動画を公開し、弁護士などが違法行為だと指摘して炎上する騒動にもなった。

 へずまが今回なんの容疑で逮捕されたのかは定かではないが、方々で迷惑をかけてきたことで多くの反感を買っていることは間違いない。これを機に、迷惑をかけて耳目を集める名前の売り方は変えるようになるのだろうか。

(文=編集部)