パチスロ「出玉面でも刺激的」!?「新規参入」メーカーのパチスロ第1弾が話題沸騰
関西方面にとあるマシンが導入され、一部ファンの間で騒然となった。そのマシンの名は『OZ-1(オズワン)』。沖縄県宜野湾市を拠点とする新規参入メーカー「株式会社オズ」の記念すべき第1弾パチスロだ。
本機は下パネルでハイビスカスを強調。そのデザインや告知ランプなどが万枚を続出させた某5号機「沖スロ」に酷似していることからざわついているようだが、どうやら本機は出玉面でも刺激的らしい。早速、ゲーム性を解説しよう。
一切の目押しが不要な通常時は、レバーONで「ティロティロン」と予告音が発生すればチャンス到来。順押しで右下がりにベルがテンパイすれば3択チャンスへと発展し、「1」「2」「3」とドットで流れる好きな数字のタイミングでリールを停止させてベルが揃えば「流星タイム」へ突入する。
流星タイム中はレバーONやストップボタン停止時などに告知音が鳴ればボーナス当選に期待でき、レバーONでのハイビスカス点灯でボーナス確定。ハイビスカス色はボーナスの種類を示し、赤はビッグ、白はREGとなる。
ボーナス中はレバーON「ティロリローン」発生→左リールに7絵柄を狙い、全リール停止後に「チャリーン」と鳴れば「Let7s AKANANA」が点灯。以降はフリー打ち消化でOKで、ビッグは210枚、REGは74枚を超える払い出しで終了を迎える。
ボーナス消化後は例外なく流星タイムが再スタート。高いループ率を誇るので、ヒキに恵まれれば一気大量出玉を獲得できるというわけだ。
勘の良い方ならばお気付きの通り、これはいわゆる「リノシステム」を採用していると思われる。リノシステムは、通常ゲームは基本的にMBが成立している状態で、特殊1枚役成立時に3分の1でこれを取りこぼしてMBが揃えば純増0枚のボーナス消化後に純粋な通常時へと移行。その後はMB成立→入賞失敗まで出玉が増えるビッグやREGが高確率で抽選されるといった仕組みだ。
本機におけるリノの「トマト」的存在は「ベル」。順押し右下がりベルテンパイ時にドット演出が発生するということは、リノとは異なり右リールでの3択と予想できる。
流星タイムはボーナス高確率状態示唆の役割を担い、ボーナス後は50G固定とのこと。つまり、流星タイムとボーナス高確率状態は完全にリンクしておらず、現状、効果音の発生頻度が滞在状態を推し測る材料となりそうだ。
残念ながら現状、P-WORLDで検索しても設置店はヒットせず。興味のある方は自力で探し出していただきたい。
パチスロ『沖ドキ!』設置期限「延長」へ…いま一度「攻略要素」を確認
土壇場での延命。状況が状況だけに素直に喜べるものではないが、アクロスが発売したロングヒットタイトル『沖ドキ!』の、6月1日以降の設置が認められた。今なお高稼働を誇るだけに、撤去するホールは少ないと予想できる。
ご存じの通り、本機は70G継続のビッグ、30GのREG、計2種類の疑似ボーナスで出玉を増やす仕様。1G純増は約3.0枚で、それぞれ210枚、90枚の獲得が見込める。
通常時は毎ゲーム、成立役とモードを参照してボーナス抽選が行われ、確定役・確定チェリー・中段チェリーはボーナス確定。ボーナス当選時は超ドキドキモード移行のロングフリーズ抽選が行われ、中段チェリーは2回に1回の割合でロングフリーズへと発展する。
モードは全8種類で、天国以上への移行は32G以内の連チャン確定。ドキドキモードは80%以上、超ドキドキモードは約90%以上で同モードをループするので、ひとたび移行すれば一撃大量出玉が狙える。
次回モードはボーナス告知時のハイビスカスランプ点灯パターンで示唆され、「同時点滅」は通常B以上、「右のみ点滅」は天国以上、「左のみ点滅」はドキドキ以上、「点滅時ドキドキランプ点滅」は超ドキドキが濃厚。
ボーナステンパイ時のSPテンパイ音も次回天国以上のサインで、セリフ「ラッキー!」はドキドキ以上、「超ラッキー!」は超ドキドキを確信してよい。
ボーナス中は成立役に応じて1G連抽選が行われ、「カナちゃんランプ」点灯で1G連確定。ただし、押し順ベルやリプレイでのカナちゃんランプ点灯は天国以上滞在時の8分の1で規定ゲーム数0が選ばれた際に発生する演出であり、厳密にはボーナス中の1G連当選ではない。
本機は様々な立ち回り方法がある点も人気要因のひとつで、高設定狙い時は通常A&B滞在時のボーナス出現率、モード移行割合、共通ベル出現率などに着目(奇数設定→連チャンしにくくループしやすい、偶数設定→連チャンしやすくループしにくい)。
高モード狙いは天国間で複数回ハマっている台がターゲットで、朝イチチャンスモードでの早期初当り→32Gヤメの台を打つ、いわゆる「リセB」狙いも効果的だ。
最大天井は通常A&B滞在時の999G。大ハマリ台は狙い目となるが、天井に到達してもボーナスが確定するだけなので、過度な期待は禁物だ。
ヤメ時はボーナス終了後32Gが基本。引き戻しに移行する可能性がある天国or保証後に関しては、同モードの最大天井199Gまで様子を見るのもありだ。
JRA「武豊はダービーを勝てない」の終焉から22年、「大井の七不思議」は未だ健在。大井の帝王「悲願」は来年へ持ち越し……
5月31日、東京競馬場で日本ダービー(G1)が開催され、コントレイルが無傷の5連勝でレースを制し世代の頂点に輝いた。ダービーとは「ホースマンの夢」と言われるほど、競馬にかかわるすべての人にとっての悲願である。
府中の熱戦から3日後、大井競馬場では東京ダービー(S1)が開催された。同レースも、南関東クラシック第2戦でれっきとしたダービーであり、南関東のホースマンの夢である。
3日に行われた東京ダービーは9番人気の伏兵エメリミットがレースを制し、鞍上の山口達弥騎手はデビュー17年目にして初の重賞勝利がダービー制覇となった。レース後には「自分にとって初重賞制覇となったのは、たまたま。ダービージョッキーになったという実感はまだないですね」と驚き交じりに喜びを語っている。
その一方、「大井の帝王」的場文男騎手のモンゲートラオは8着に敗れ、悲願のダービー制覇はお預けとなった。
的場文男騎手は大井競馬リーディングを21回獲得、地方競馬最多の通算7300勝を超える勝ち星を挙げているレジェンド騎手。そんな大井の帝王も不思議とダービーとは縁がなく、これまでに38回挑戦するも、一度も勝利したことがないのだ。2着は10回もあるが勝ちきれないことから「大井の七不思議」とまで言われている。
今年も悲願達成に至らなかった的場騎手は「ダービーは勝てないようになっているのかな」と漏らすほどだった。
「ダービーだけは勝てない」という逸話で思い出されるのは、中央競馬では武豊騎手だろう。
1996年の日本ダービー。当時、数々のタイトルを手にし、天才の名をほしいままにした武豊騎手だが、ダービーのタイトルだけはまだ手にしていなかった。1番人気ダンスインザダークの手綱を取る武豊騎手には、当然初のダービー制覇の期待が高まった。
レースは抜群の手ごたえで最後の直線に入ると、残り400mで抜け出しを図る。後続を突き放し勝利を目前にしたところで、外から猛然と追い込んできたフサイチコンコルドに差され、クビ差の2着に惜敗。あと一歩のところで、ビッグタイトルを逃してしまったのだ。
このときフサイチコンコルドに騎乗していたのは藤田伸二騎手。まさか4年後輩のジョッキーにダービー制覇で先を越されるとは武豊騎手は思いもしなかっただろう。
「武豊はダービーだけは勝てない」と言われるようになってしまった。だが、その2年後に武豊騎手はスペシャルウィークで見事ダービー制覇を成し遂げる。それから22年、今となっては最多の5勝を誇るダービージョッキーだ。
的場騎手も今年は山口騎手に譲ることになったが、きっと近いうちにダービージョッキーになれるだろう。とはいえ、御年63歳の年齢を考えるとそうチャンスは多くはないかもしれない。是非とも来年こそは悲願達成することを願いたい。
JRA川田将雅アーモンドアイ「最大の被害者」返上!? 安田記念(G1)「これまで負け続けて……」アドマイヤマーズで逆襲の新記録潰し
「これまでアーモンドアイに負け続けていますし、マーズと共にいい結果を得たいと思います」
これ以上、同じ相手に辛酸を舐め続けるわけにはいかない。7日の安田記念(G1)でアドマイヤマーズ(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)と新コンビを組む川田将雅騎手が、『スポニチ』の取材にそう力強い言葉を残している。
それもそのはず。前人未到となる芝G1・8勝目の新記録を目指すアーモンドアイだが、川田騎手は本馬が国内で勝った6つのG1すべてに参戦しており、その上2着が4度……逆に言えば、アーモンドアイさえいなければ、4つのビッグタイトルを手にしていたということだ。
「オークスのリリーノーブル、秋華賞のミッキーチャーム、ジャパンCのキセキに加え、昨年の天皇賞・秋のダノンプレミアム……それも、すべて3番人気以下の馬を2着に持ってくる抜群の騎乗だっただけに、悔しさもひとしおだと思いますよ。
芝G1・32連敗とか揶揄されていますけど、“アーモンドアイ政権”最大の被害者といえば、間違いなく川田騎手でしょうね。今回はアーモンドアイの新記録達成が注目されていますが、空気を読まずに勝ちに行く競馬を期待したいところです」(競馬記者)
記者が話した通り、アーモンドアイにとって初G1となった桜花賞こそ川田騎手は3着だったが、その後のオークス、秋華賞、ジャパンC、そして昨年の天皇賞・秋……アーモンドアイが国内でG1を勝つといえば「2着・川田騎手」という“定番”が1年半ほど続いたのだ。
しかし、アーモンドアイが国内6つ目のタイトルを手にした先月のヴィクトリアマイル(G1)で、川田騎手はダノンファンタジーに騎乗して6着。結果こそ惨敗だったが、久々にアーモンドアイの“呪縛”から逃れたという見方もできる。
そんな中で迎えた安田記念で新コンビを組むアドマイヤマーズは、一昨年の朝日杯フューチュリティS(G1)に加え、昨年のNHKマイルC(G1)と香港マイル(G1)を勝ったG1・3勝馬。G1の勝ち数としてはG1馬10頭が集った今年の安田記念でもアーモンドアイに次ぐ実績だ。
しかし、それにもかかわらず『netkeiba.com』の事前オッズでは6番人気という“低評価”……。無論、あくまで推測のオッズだが、“ファン”はあまりアドマイヤマーズを評価していないのだろうか。
「直接関係があるわけではありませんが、陣営は昨年の最優秀短距離馬の結果に不満を持っているとか。昨年のタイトルを受賞したのは、安田記念とマイルCSを勝ったインディチャンプでしたが、そのインディチャンプを香港マイルで負かしたのが、アドマイヤマーズでした。
G1は同じ2勝で、直接対決ではアドマイヤマーズが勝利。陣営も『正直、あれは悔しかったですよ』と嘆いていましたね」(競馬記者)
今回の安田記念を勝てば、今度こそ名実ともにNo.1マイラーの評価を受けるはず。川田騎手はアーモンドアイに、アドマイヤマーズはインディチャンプに。どちらも強敵だが、リベンジの舞台は整ったはずだ。
安倍昭恵夫人の絶えない問題行動は、安倍首相の“過度のマザコン”が原因の可能性
安倍晋三首相の妻、昭恵夫人が経営する居酒屋「UZU」が6月1日、営業を再開した。昭恵夫人はこの日を待ち望んでいたようで、それは「家にいると息が詰まる」からだと「女性セブン」(2020年6月18日号/小学館)で報じられた。
その気持ちは、わからなくもない。何しろ、夫婦の会話はほとんどないようだし、不要不急の外出自粛が要請されていた最中に芸能人と一緒に“桜を見る会”を催したり、大分県の宇佐神宮に旅行したりして、安倍首相の足を引っ張るようなことばかりやっているからだ。
おまけに、姑の洋子さんもいる。安倍首相の私邸は、2階に首相夫妻、3階に洋子さんが住む二世帯住宅らしいが、安倍首相は、なるべく母と一緒に朝食の食卓を囲むようにしているし、早く仕事が終わると必ず3階に行って母親のそばにいるという。
洋子さんは、“昭和の妖怪”と呼ばれた岸信介元首相の長女で、“政界のゴッドマザー”と呼ばれている。だから、とくに小言を言われなくても、姑の前に出たときの重圧たるや相当なものだろうと容易に想像がつく。
もっとも、洋子さんは、6月11日には92歳を迎えるほど高齢ということもあり、1年ほど前から入退院を繰り返しており、現在はVIP病室完備の大学病院にいることが多いらしい。しかし、昭恵夫人の足はなかなか姑の病室に向かないようで、洋子さんが周囲に「しばらく昭恵さんの顔を見ていないわ」と遠回しにこぼすほどだとか。
昭恵夫人を擁護するつもりはないが、これは夫と姑の関係が非常に密接なため、姑との関わり方が難しいことにもよるのではないかと思う。安倍首相の父の晋太郎氏が総理の座を目前にして早逝した後、若き日の晋三氏を必死で支えたのが洋子さんであり、永田町の重鎮たちに「晋三をよろしくお願いします」と頭を下げて回ったという。
そのうえ、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は次のように証言している。
「晋三氏が首相になってからも、選挙時に地元の支援者回りをするのはもちろん、政府内での人事のアドバイスまでするといわれています。安倍首相にとっては、“絶対に頭が上がらない存在”であって、常に体調などを気遣っているそうです」(「女性セブン」2019年6月20日号)
昭恵夫人は周囲に「すべてを完璧にできてしまうお義母さんを見ていると、何もできない自分が恥ずかしくなる」とよく漏らしていたとも報じられている(同誌)。事実とすれば、昭恵夫人が自分の出る幕はないと感じても不思議ではない。そのため、姑と夫が水入らずで過ごす空間に入り込むのがはばかられ、家をあけてばかりいるのかもしれない。
安倍首相はマザコン?
安倍首相が母とずっと二人三脚でやってきて頼り切っているとか、母に頭が上がらないとか、60歳を過ぎても非常に親密な関係だとか聞くと、マザコンなのではないかと疑いたくなる。
もっとも、マザコンだからといって、「マザコン宰相」などと揶揄するつもりは毛頭ない。なぜかといえば、私はもともと「男はみんなマザコン」という「男性総マザコン論」を主張し続けてきたからだ。
男の子がみんなお母さん大好きなのは当然だし、それが終生続くことも決してまれではない。フロイトの精神分析理論の鍵概念であるエディプス・コンプレックスの一方の軸は息子の母への強い愛着、もう一方の軸は父への敵意と憎悪だが、前者はマザコンにほかならない。
むしろ、とくに幼児期に母の愛を十分に受けられないと、愛着や基本的信頼を持てない。そのため、大人になってからも猜疑心が強かったり嫉妬深かったりして、安定した人間関係を築けない恐れがある。だから、マザコンを一方的に非難するつもりはない。
ただ、息子が成長する過程で、母への過度の愛着から離脱し、肉親以外の女性を愛着の対象として選ぶようになることは重要な課題である。これができないと、いつまで経っても“乳離れ”していないと笑われかねない。
もっとも、フロイトが指摘しているように、「その解決が理想的な仕方で、すなわち心理的にも社会的にも正しい姿でなされることがどれほど少ないか」は注目に値する(『精神分析入門(下)』)。
たしかに、マザコン男にさんざんな目に遭ったという話はしばしば聞く。デートの直前になって「ママに買い物に付き添ってと頼まれたから」とドタキャンされたとか、結婚直前に「新婚旅行に母と姉も一緒に来たいと言っている」と言われたとか、結婚直後に「お母さんのあの料理が食べたいから、僕の実家で習っておいで」と指示されたとか……、枚挙にいとまがない。
私が一番驚いたのは、名門大学の医学部に在学中の20代の青年が母同伴で私の外来を受診したときである。恋人と一緒に旅行に行ったのだが、EDで性行為ができなかったという。
受診理由もそうだが、20歳を過ぎた息子が母同伴で受診したことに絶句するしかなかった。
あくまでも個人的見解だが、マザコンへの感度は男性よりも女性のほうが高いように見受けられる。おそらく、マザコン男から実害をこうむった女性が多いからだろう。それに対して男性は何とも思っておらず、「お母さんを大事にして何が悪い」と思っていることが少なくない。
この“わかりあえなさ”もあいまって、女性はマザコンの匂いにどうしても敏感になる。私自身もそうで、私の嗅覚は安倍首相からマザコンの匂いを嗅ぎ取っている。安倍政権の支持率は、男性のほうが女性よりも高いそうだが、もしかしたら私と同様にマザコンの匂いを嗅ぎ取る女性が少なくないからかもしれない。
(文=片田珠美/精神科医)
参考文献
ジークムント・フロイト『精神分析入門(下)』高橋 義孝 ・下坂 幸三訳 新潮文庫1977年
UUUM退所が相次ぐ理由「売上の20%を納めるメリットがない」YouTuberおるたなが分析
おるたなの休み時間:なぜUUUMを辞めて行くのか?UUUMのYouTuberが分析してみた。
今月1日、人気YouTuberのエミリン、JULIAとCODYのカップルYouTuber「JULIDY」、メイク動画などを中心にアップしているマリリン、美容系YouTuberのほしのこCHが揃って、『UUUM卒業』動画を発表した。それぞれの動画は軒並みYouTube急上昇ランキングにランクインし、「UUUMはブラック事務所なのか?」と疑う声まで出た。
この疑惑に対し、UUUMの看板メンバーでもある2人組YouTuber・おるたなは真っ向から否定。6月3日、サブチャンネル『おるたなの休み時間』で公開した動画『なぜUUUMを辞めて行くのか?UUUMのYouTuberが分析してみた。』にて、中堅YouTuberのUUUM離れが加速している理由を分析した。
おるたなの2人はTwitter上で「UUUM 闇」というキーワードがトレンドになっていることに触れ、「それはない」と否定。「まずはフォローしたい」と、UUUM社員は皆良い人であること、変な嫌がらせやえこひいきなどもなく、YouTuberの待遇はかなり良いことを説明した。
『鬼滅の刃』と医療…鬼舞辻無惨の行為は人類が獲得してきた「創薬」の歴史そのものだった
ご無沙汰しております。アニヲタ医師、Dr.Chem(ちぇむ)でございます。
国内の新型コロナウイルスの新規患者数は減少傾向となり、残されていた1都3県や北海道なども緊急事態宣言もついに解除されたものの、まだ予断を許さない状況が続いております。
2020年5月18日発売の「週刊少年ジャンプ」(集英社)第24号にて、2016年より連載されていた『鬼滅の刃』(作:吾峠呼世晴<ごとうげこよはる>)が大団円を迎え、4年3カ月に及ぶ連載が終了しました。大正時代の日本を背景に、人を喰らう鬼と、その鬼を討つべく組織された「鬼殺隊」の戦いを描いた本作は、連載開始当初より高い評価と熱心なファンを得ていましたが、2019年のアニメ化を経て爆発的に大ヒットし、書店で新刊はもちろんのこと、既刊も売り切れで入荷待ちの状況が続いていることが繰り返し報道されています。
主人公の竈門炭治郎(かまど・たんじろう)や鬼殺隊の仲間たちと鬼たちとのバトル、アクション、そのなかで織りなされるドラマが大きな魅力ですが、もうひとつの大きな軸に、鬼となってしまった炭治郎の妹、禰豆子(ねずこ)を人間に戻すという目的があります。そのキーパーソンとなるのが、鬼でありながら人の心を持ち、医師として活動しながら「鬼を人間に戻す」薬を開発することに協力する、珠世(たまよ)です。
作中で炭治郎は、珠世に協力するため、戦って倒した鬼の血液を採取し、提供しています。また、妹の禰豆子の血液も、禰豆子が鬼としては例外的に人を喰らうことなく生きていけること、また後には鬼の弱点である太陽の光すらも自力で克服するといった特殊な性質を持つことから、炭治郎は研究材料として提供しています。
鬼舞辻無惨の行為は、「創薬」の歴史そのもの
また、本作における「鬼」も、自然発生的に生まれたものではなく、平安時代の医術の延長により偶発的に生まれたものであることが、物語のなかで徐々に明かされていきます。20歳まで生きられないといわれていた貴族の治療のために用いていた薬が、鬼―人の血と肉を食料とし、強靭な肉体を持ちながら、陽の光にあたれば死んでしまう―そのような体質を人の体にもたらしたのでした(第127話「勝利の鳴動」、単行本第15巻収録)。そのような体を手に入れた鬼の始祖であり本作の黒幕である鬼舞辻無惨(きぶつじ・むざん)も、自身の弱点である太陽の光を克服するため、当時自分の治療にあたっていた医者が開発していたと目される「青い彼岸花」という薬、その成分を探し求めていました。
実は、このようにして本編で描かれている「薬」を探し求めるプロセスというのは、細かい成分や効能の説明はさておき、実際の「創薬」つまり、新しい薬が開発されるプロセスをなぞったものとなっているのが、非常に興味深いところです。
鬼舞辻無惨が目指してきたように、植物などの自然の産物から薬となる成分を取り出し、抽出し、それを薬として用いることは、人類の歴史のなかで、長らく主流の開発方法でした。現在でもいわゆる漢方薬の多くがそうであるように、患者さんの症状に合わせて自然の成分を組み合わせて適切な薬を「調合」することが、医師または薬剤師の仕事の多くを占めていたのです。
「鬼を人間に戻す薬」は、現代医療の「分子標的薬」開発にも似ている?
一方、炭治郎たちに協力する鬼の珠世は、さまざまな鬼の血液を採取し、その成分を分析することで、「鬼を人間に戻す薬」の開発を進めていきます。いわゆる「分子標的薬」と呼ばれるような、病気の原因となる分子・遺伝子を直接攻撃する薬剤が開発されるようになっている現代においては、実際の患者さんやラットなどの動物モデルから実際の病気の細胞を採取し、その遺伝子やタンパク質の性質を解析することが開発の礎となることは、珍しくありません。
本作は前述の通り大正時代が主な舞台ですが、作中の鬼たちは人間の血から、病気・遺伝子などを判別することができると言及されており(単行本9巻、第74話)、鬼となりながらも医師として研鑽を積んでいた珠世が、独自の形で病気としての鬼の性質を分析し、それに対する治療薬を開発できたとしても、なんら不思議なことではありません。
そうして開発された「薬」は、特に本作の終盤にかけて、非常に大きな役割を果たしていきます。炭治郎や鬼殺隊の仲間たちの「呼吸」を軸としたアクションや技の数々を支えるフィジカルな描写とともに、こうした医学についての描写も、作品を駆動させる大きな力であったことに間違いないでしょう。
本編の連載は終了となりましたが、秋にはテレビアニメーションシリーズの続きを描く劇場版アニメーション『無限列車編』の公開が予定されており、また、この劇場版の中心人物である煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)にスポットをあてたスピンオフ作品も予定されている旨が発表されています。連載のクライマックスを収録した単行本の発売を待つとともに、これらのメディアミックス展開も楽しみに待つことにしましょう。
(文=Dr.Chem)
Dr.Chem(どくたー・ちぇむ)
ファーストガンダムと同じくらいの時期に生まれた、都内某病院勤務の現役医師。担当科は内科、オタク分野の担当科はアニメ、ゲームなど主に2次元方面。初めて全巻買いそろえたジャンプマンガの単行本は『県立海空高校野球部員山下たろ~くん』(こせきこうじ作)でした。小学校の半ばまで民明書房の存在を信じていたり(『魁!!男塾』)、広末涼子の名前を覚えたのがマンガ『幕張』であったりと、昔からジャンプに記憶を引きずられて生きてきました。今は関連誌「ジャンプSQ.」で連載中の『るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編―』が楽しみです。(写真は、愛用のIMAX用3Dメガネ)
JRA 安田記念(G1)アーモンドアイも震える“丁半博打”!? 天国と地獄、圧倒的有利・不利を分ける「安田記念の掟」とは
7日(日)に東京競馬場で行われる今年の安田記念(G1)。史上初となる芝G1・8勝目を狙うアーモンドアイ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)を筆頭に、昨年の王者インディチャンプ、グランアレグリア、ダノンプレミアムなどG1馬10頭が集結。豪華なメンバーが顔を揃え、例年以上に盛り上がると見られている。
その1戦の結果に大きな影響を与えるのが、枠順だ。距離条件の違いで、さまざまなレースで内有利、外不利などと言われることも多い。そんな中、今週末に行われる安田記念では【偶数馬番】が有利というデータが出ているという。
過去10年を振り返ると、18年に10番に入ったモズアスコットなど、偶数馬番に入った馬は8勝をあげ、さらに2着6回、3着7回と好成績を記録。一方で奇数馬番は、昨年のインディチャンプ、10年に17番で勝利したショウワモダンなど2勝にとどまり、2着4回、3着も3回と成績は奮っていない。
NHKマイルC(G1)では、今年も含めた過去10年で奇数馬番5勝、偶数馬番5勝。またヴィクトリアマイル(G1)も偶数馬番6勝、奇数馬番が4勝。そのため、単純に東京競馬場のマイル重賞は偶数有利とは言い難いが、安田記念に限っては“偶数馬番“に入ることも、優勝を掴むための重要なファクターなのかもしれない。
また安田記念は荒れる1戦としても知られている。その立役者になった馬を見ると、18年に9番人気ながら勝利したモズアスコットは10番。17年に7番人気と低評価を覆したサトノアラジンは14番、8番人気だった2着のロゴタイプも16番だった。さらに16年に8番人気で優勝したロゴタイプも6番。また14年には最低人気ながら、勝ち馬ジャスタウェイをハナ差まで追い詰めたグランプリボスも12番と偶数馬番を引き当ていた。
「11年の安田記念は9番人気のリアルインパクトが優勝し、グレード制導入後、初めて3歳馬による勝利を挙げましたが、このときも馬番は14番と偶数でした。単なる偶然として片付けるには、出来すぎている気もしますね。
また今年の東京競馬場・芝1600mで行われた特別競走は5レースあり、6枠2勝、8枠3勝と外枠有利の傾向が出ています。安田記念では“外枠の偶数馬番”に入った馬に注目すれば、いい思いをすることができるかもしれませんね」(競馬誌ライター)
サイコロを2つ振って偶数か奇数かを当てる丁半博打ではないが、安田記念を振り返った結果、浮かび上がってきたジンクス。アーモンドアイが有力視されているが、同馬が内枠の奇数馬番を引き当てた際には注意が必要かも!? 安田記念の枠順は5日9時頃発表される予定だ。
JRA武豊「低迷期」の原因もこれ!? 函館開催で岩田康誠が復帰も、ベテラン騎手の「惨状」が物語る厳しさ……
3日、落馬負傷で休養中の岩田康誠騎手が13日の函館開催から復帰することが明らかになった。
4月26日の京都1Rでダイヴィンダートに騎乗した際、最後の直線で同馬が転倒して落馬。この影響を受けた4頭が落馬する大事故となった。岩田康騎手は右腕骨折、肋骨を計13本も折る大けがを負った。他の巻き込まれた騎手は、松山弘平騎手が大事を取って翌週の騎乗をキャンセルしたのみだったのは、不幸中の幸いである。
先月29日に落馬負傷後、初めて栗東トレセンを訪れた岩田康騎手は「馬が守ってくれたのだと思う。一日でも早い復帰を目指して体を動かしています」と予後不良になったダイヴィンダートに感謝しつつ、復帰に向けて意気込みを見せていた。
今年、ケガから復帰した騎手と言えば、浜中俊騎手が復帰週にいきなり重賞を勝利。三浦皇成騎手は約2か月間の騎乗がなかったものの、すでに関東リーディング3位につける好調ぶりだ。また、息子の岩田望来騎手は第1回新潟リーディングを獲得し、全国リーディングでも6位につける大活躍をしている。この流れに乗って、復帰後の岩田康誠騎手にも大暴れして欲しいところだ。
しかし、最近復帰したベテラン騎手が揃って成績が芳しくないことが懸念される。
4月25日に約4か月ぶりの復帰を果たした蛯名正義騎手。復帰後は36鞍に騎乗しているが、わずか2勝にとどまっている。さらに勝ち鞍はどちらも千直のレースで、スピードのある上位人気馬での勝利。決して騎乗が光る内容とは言い難いもので、状態はいいとは言えなさそうだ。
また、戸崎圭太騎手も5月23日に約半年ぶりの復帰を果たしたが、2週連続で未勝利に終わっている。乗鞍が合計11鞍と少ないことも原因にあるかもしれないが、かつて3年連続リーディングジョッキーに輝いた名手の成績としては物足りない内容だ。
「やはりベテラン騎手になると、長期離脱後は肉体的に思うような騎乗ができないということが原因にあるのではないでしょうか。特に戸崎騎手は騎乗において重要な肘をケガだったことが、完調に至っていない理由かもしれません。年齢的にもトップコンディションに持っていくのに時間がかかるのかもしれません。
また、今回の岩田康騎手がスピード復帰ということも気になりますね。ケガの内容を考えると、2か月半での復帰はかなり早いように感じます。
かつて武豊騎手はケガが完治していない状態で復帰して、思い通りの結果を残せませんでした。その後、長きに渡って『低迷期』とまで言われたぐらいです。岩田康騎手も無理をしていなければいいのですが……」(競馬記者)
今年は重賞2勝を挙げ、戦線離脱前にはリーディング上位にも名を連ねていた岩田康騎手。復帰後の活躍に期待したいところだが、1番は無理をしないで万全の状態での復帰して欲しいものだ。