JRA 大荒れの重賞“完全攻略”で高額配当をゲット!? 夏競馬は絶好調・キャプテン渡辺におまかせ!?

 14日(日)に、東京競馬場でエプソムC(G3)、阪神競馬場でマーメイドS(G3)がそれぞれ行われた。どちらも人気薄の馬が勝利し、波乱の決着を見せている。悔し涙を飲んだ人も多いだろうが、このふたつを見事に的中させたと話題の人物がいる。『ウイニング競馬』(テレビ東京系)に出演中のキャプテン渡辺だ。

 現在、『ウイニング競馬』は、「テレビ東京公式競馬チャンネル」公式Twitter開設を機に、番組の反省会や、日曜日の重賞レースの予想をする『ツイニング競馬』なるネット動画企画をスタートしている。

 そこでキャプテン渡辺は、日曜重賞の買い目を発表。まずエプソムCは、ダイワキャグニーの単勝・複勝の馬券を5000円ずつ購入すると明かし、「東京の芝。(この馬は)1800mが絶対にベストだと私は踏んでおります」と話すと、「東京では見限れない。重賞もG2、G3は2、3個勝っていておかしくない馬のハズなんです」と期待をかける。また重馬場での開催が予想されるため、人気を落とす可能性もあったが、「(昨年の)ジャパンC(G1)。あの馬場で、あのメンバーで6着に入ってますから」と問題視する必要はないと力説していた。

 続いてマーメイドSでも、サマーセントの単勝・複勝を5000円ずつ購入すると発表し、「3勝クラスであれ、牡馬相手にいいレースをした馬は来る」と語り、「また外枠のほうが揉まれなくてすんだりするんですよ」などと持論を展開。「騎乗する酒井(学)騎手。50キロ、期待しております」と軽斤量で挑むコンビを応援していた。

「この2レースが見事に的中。エプソムCのダイワキャグニーは単勝22.1倍、複勝6.6倍。マーメイドSのサマーセントは単勝14.7倍、複勝4.3倍もついたそうです。本人もTwitterで『東西当たった…ありがとうございます』『ダイワキャグニーはスゴく好きな馬』などと喜びを爆発させ、続けて『当たったレースを何回も観る至福の時間を過ごすとしますかー』と、勝利の余韻に浸っていましたね。

 キャプテン渡辺はこれらだけではなく、13日(土)の東京12Rでは馬連を的中させ、さらに先週も10Rで11番人気の馬の複勝を当てるなど、どうやら上り調子のようです。迷ったときにはキャプテン渡辺を頼ってみてもいいかもしれません」(競馬誌ライター)

 神様・仏様・キャプテン渡辺さま!? 今週末は函館競馬場で函館SS(G3)、東京競馬場でユニコーンS(G3)が開催予定。絶好調・キャプテン渡辺の選ぶ馬をチェックしておいて損はないだろう。

中国、習近平主席による李首相“潰し”先鋭化…「露店経済」推進めぐり権力闘争激化

 2年後に迫っている2022年秋の中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)の最高指導部人事をめぐって、中国の習近平国家主席と李克強首相の権力闘争が激化している。李氏が5月下旬の全国人民代表大会(全人代=日本の国会に相当)で打ち出した失業対策である雇用推進計画の中核となる「露店経済」が習近平派の最高幹部らによって否定され、店晒しになる可能性が出てきたのだ。

 中国では新型コロナウイルスの感染拡大で、小売業者やレストラン経営などの個人事業主らが失業状態になっており、今年2月から4月の3カ月で失業率は6%と発表されているが、実際には20%を超えており、その数は7000万人に及ぶとの見通しも出ているほどだ。

 すでに、北京や上海などでは屋台や路上での小売業が警察に取り締まられており、民衆と衝突して負傷者が多数出ているとの情報もあり、今後も全国的に大きな騒乱の種になりかねない状況だ。

「露店経済」活性化で10万人の雇用創出

 李氏は5月28日、全人代閉会後の記者会見で「月収千元(約1万5000円)の中国国民は6億人いる」とし、「今年は雇用問題が最重要課題」との考えを示した。そのうえで、四川省成都市の屋台などを主とした「露店経済」に触れて、新型コロナウイルスの感染拡大によって失業した人々を救済するために、3万6000台の屋台や路上での個人営業などによる「露店経済」の活性化によって10万人の雇用を創出したと激賞した。

 さらに李氏は6月1日、山東省煙台市を訪問し、ある屋台に立ち寄り、「露天商や小さな店は重要な雇用源であり、中国の活気に満ちた生活と活力の象徴である」と指摘し、屋台などでの営業を奨励した。この動きはたちまち全国各地に広がり、屋台を原則禁止していた上海市政府は道端の小さい屋台は「罰則を免除される」というガイドラインを発表。陝西省の省都・西安市も厳しい禁止措置を取り消し、屋台や路上の個人営業店は特定の時間と場所に設定することが許可されることになった。江西省の九江市でも町内会の責任者が露店商に連絡し、再び路上で活動を開始するよう奨励するよう求めたとされる。

 しかし、それから3日後の4日、中国共産党中央宣伝部は「党上層部の意向により」各メディアに「露店経済」について報じることを禁止し、ホームページ上などの露店経済に関する記事をすべて削除するよう指示したという。党中央宣伝部のトップの王滬寧・党中央政治局常務委員は習氏の信頼が深い最側近で、習氏の懐刀として知られているだけに、李氏の「露店経済潰し」は習氏直々の命令といってもよいだろう。

 右に倣えとばかり、北京市政府は6日、屋台などの露店経済は「首都のイメージを損なう」と批判。北京市政府から町の管理を任された町内会組織を束ねる「城市管理行政執法局(城管)」は、露店商や路上取引などの「違法行為」への取り締まりを強化すると発表した。北京市のトップ蔡奇・党委書記は習主席の側近として知られる。

 翌7日付けの北京市党委機関紙「北京日報」は露店経済を完全否定する記事を掲載し、「露店経済は首都・北京のイメージや中国のイメージを損なうもので、質の高い経済発展には有害だ」と強調。さらに、中国国営の中央テレビ局(CCTV)も同日、「露店経済、がむしゃらにやってはいけない」と題した社説で、「がむしゃらにやりだすと、長年の都市建設の成果が台無しになってしまう」と指摘した。

 ネット上では、スイカ販売の露店商が治安要員から暴力を受ける動画が拡散されている。移動販売車の製造・販売元の五菱汽車集団の株価は3日には、前日の3倍以上に高騰したが、その後、9日には3日の株価の30%以上も下落してしまった。

習近平が狙う「終身皇帝」

 これらの政策の急変は習氏の指図であることは明白だが、それではなぜ習氏は首相職にある李氏を目の敵にするのか。通常ならば、党のトップである習氏は、党の政策を具体化する最高責任者である李氏の職権をうまく機能させれば、自身の成果にもつながるはずだ。しかし、習氏がそうせずに、李氏の追い落としを図るのは、李氏が習氏に次ぐ党内ナンバー2の実力者であることと密接に関係しているのだ。

 これまでの党の慣例からすると、習氏は国家主席を2期10年務めた時点で、引退しなければならない。これは憲法に規定されていたが、習氏は一昨年(18年)3月の全人代で憲法を改正して、国家主席の任期の規定を撤廃してしまったのだ。これにより、習氏は国家主席を3期以上、理論上では死亡するまで続けることが可能となった。つまり「終身皇帝」ならぬ「終身主席」だ。

 しかし、これを拒むとすれば、党最高指導部のチャイナセブンといわれる党中央政治局常務委員のなかでもっと若い李氏しかいない。なぜならば、李氏以外の、習氏を含む6人の常務委員は68歳を超えることになり、これまでの慣例で常務委員を降りなければならないからだ。李氏は第20回党大会の時点で67歳と引退年齢には達していないだけに、党最高指導部の常務委員会に残留可能となる。

 実は、習氏の終身主席については、憲法上は可能でも、李氏と親しい胡錦濤元主席や江沢民元主席、朱鎔基元首相らが反対していると伝えられるだけに、習氏は自身の最高指導者としての地位を守るために、李氏が邪魔で仕方がないのは明白だ。

 さらに、李氏の出身母体である中国共産主義青年団(共青団)閥を中心に、習氏が推進する対米強硬路線や今回の新型コロナウイルス対策などへの不満の声が根強くあり、習氏を糾弾する動きが表面化していることも習氏をいら立たせており、その分、李氏への風当たりも強くなっている理由となっているだけに、習氏と李氏の熾烈な権力闘争は22年秋まで続くのは間違いないところだ。

(文=相馬勝/ジャーナリスト)

河野太郎大臣「アトピーにはステロイド」発言が波紋…“おかしな療法”に注意喚起

 河野太郎防衛大臣が6月12日に自身のTwitterで「ステロイドを使うななどといまだに言ってる人がいるが、アトピーの標準治療にはステロイドを使う。標準治療を拒否しておかしな療法でアトピーを悪くした人はごまんといる。気をつけよう」と呟いた。

 このツイートは3万以上のリツイートと13万以上の「いいね」をつけた。子供の頃からアトピーの治療をしているという河野大臣は、これまでもSNS等でステロイドについて言及している。自身の公式サイトで、以下の発言も見られる。

「アトピーの治療に使うステロイドを副作用が強く、治療に使うべきでないかのような報道をマスコミが繰り返したことがありました。その結果、ステロイドによる治療をあきらめ、わけのわからない(つまり医学的根拠の無い)治療法がもてはやされることになり、それを信じてアトピーをさらに悪くした人が結構いました。アトピービジネスという言葉までできたほどです」

 河野大臣が言うように、『医学的根拠を持たないアトピービジネス』は後を絶たず、藁をも掴む思いの患者に健康被害をもたらす“インチキ医療”も少なくない。

「ステロイドは怖い」というイメージは、事実と異なるということを読者に伝えたい。

ステロイドバッシングを煽ったマスコミ

 ステロイドが怖いといったイメージをつくったのは、マスコミである。1990年代に、当時の人気番組が1週間にわたりステロイドを取り上げ、さらに人気アナウンサーが「ステロイドは危険だ」と視聴者に語りかけたことがある。その後、マスコミによる“ステロイドバッシング”が続き、それに伴い“脱ステロイド療法”が話題を集め、根拠のない民間療法などが氾濫した。こういったステロイドにまつわる歴史が、現代においても「ステロイドは怖い、使いたくない」といったイメージを先行させることにつながっているのだろう。

アトピー性皮膚炎治療のスタンダード

「ステロイドは怖い薬」はインチキ医療の常套句ともいえるが、医療の常識からすれば、ステロイドはアトピー性皮膚炎治療のスタンダードである。アトピー性皮膚炎の患者を多く治療する麹町皮ふ科・形成外科クリニックの院長、苅部淳医師にステロイド治療について聞いた。

「ステロイドについて『危険』『副作用が怖い』と言う方が多いですが、そもそも副作用のない薬はありません。しかし、副作用をできるだけ少なくする使い方を目指すことも、処方する医師と患者双方の大切な役割です。副作用があるから使わないというのは、正解ではありません」

 治療の際に、強いステロイドに対し不安を抱く患者もいるが、その薬を使うのは治療上の意味があるためで、医師の指示に従うことが必要だと言う。

「ステロイドは弱いものを長期間処方するよりも、むしろ強めのもので短期間に効果を得て、徐々にレベルダウンしていくと、結果的に使用量が少なく済みます」

 しかし、症状が改善したからといって自己判断による中止は悪化を招く恐れもある。

「“ステロイドの使用を止めるとリバウンドがある”というのは、完全なウソではありませんが、だからこそリバウンドが出ないよう、徐々にレベルダウンしていきます。ステロイドを適切に使用しないと、慢性的な湿疹が悪化して取り返しのつかないことになります。ご自身で判断するのは絶対に避けて、皮膚科の専門医に必ず相談してください」

ステロイドの強さと正しい使用量

 前述したように、強いステロイドに抵抗を示す患者がいるが、ステロイドの強さを使い分けることには意味がある。ステロイド外用剤は、5段階の強さに分類することができ、「使用する部位・皮膚の薄さ」によって適するステロイドの強さは異なる。そのため、患部と症状によってステロイドの強さも適正に使い分けることが必要である。

 また、使用量も重要だ。ワンフィンガーチップユニット(1FTU)と呼ばれる単位がある。これは、大人の人差し指の先から第一関節まで薬を乗せた量で、チューブタイプの軟膏やクリームでは、1FTUは約0.5グラムに相当する。この1FTUは、大人の手のひら2枚分の面積(体表面積の約2%)に塗るのに適した分量の目安といわれる。

ステロイドの副作用

 ステロイドを怖い薬という背景には、副作用についての誤った認識もある。なかには、ステロイドの使用に伴い肌が黒くなるといった話を信じている人が少なくない。だが実際には、炎症が続くことなどで色素沈着を起こすのであり、ステロイドで肌が黒くなるわけではない。皮膚炎が悪化したり長期化すれば色素沈着が起きやすく、回復には時間がかかる。ステロイドを正しく使い、早期に治療するほうが肌をきれいに保つことにつながるといえる。

 ステロイドは、正しく使用すれば安全で有効な薬である。根強く残るステロイドバッシングに惑わされないことを願う。
(文=吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト)



吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト
1969年12月25日福島県生まれ。1992年東北薬科大学卒業。薬物乱用防止の啓蒙活動、心の問題などにも取り組み、コラム執筆のほか、講演、セミナーなども行っている。

麻雀Mリーグ「今夜」決勝開幕! 新型コロナウイルスの中断乗り越え、いよいよファイナルシリーズへ

 異例の中断に見舞われたシーズンも、いよいよ雌雄を決す時が来た。

 15日、新型コロナウイルス感染拡大を受けた緊急事態宣言の発令を受け、開催を見合わせていた『Mリーグ2019 朝日新聞ファイナルシリーズ』がいよいよ開幕する。

 昨年10月に開幕したシーズンを勝ち抜き、決勝のイスを確保したのはKADOKAWAサクラナイツ、セガサミーフェニックス、渋谷ABEMAS、UNEXTパイレーツの4チーム。チェアマンの藤田晋氏が自身のTwitterを通じて「とうとう来たなこの時が…!!という言葉しか出てこない」と語った通り、麻雀ファンにとっても待望のシーズン再スタートだ。

 そこで今回は、ファイナルシリーズの展望を語りたい。日本麻雀界にとって最高峰のタイトルの行方は、チームそれぞれの出来に懸かっている。


◆KADOKAWAサクラナイツ 142.4pt(1位)
 内川幸太郎、岡田紗佳、沢崎誠

 Mリーグ初参戦というハンデを跳ね返して、見事1位でファイナルシリーズを迎えたサクラナイツ。躍進の最大の要因は大ベテランの沢崎が経験の差を見せつけ、レギュラーシーズンで234.3ptを積み上げるなど、終始チームを支えたことだ。だが、それ以上にセミファイナルで内川、岡田も調子を上げて3人全員プラスで終えられたことが大きい。

 積み上げたリードは142.4pt。2位セガサミーフェニックスとも、トップ1回分の余裕があるといえるだろう。ただ、チーム全員が好調だっただけに、新型コロナウイルスの影響による中断が最も痛いのもサクラナイツ。仕切り直しとなる戦いだけに、序盤の数試合の入り方が重要になりそうだ。


◆セガサミーフェニックス 86pt(2位)
 魚谷侑未、近藤誠一、茅森早香、和久津晶

 昨季-249.1と、屈辱のシーズンを過ごした魚谷の復活が大きい。女性選手ながらドラフト1位に指名されるほどの実力派で、近年の成績も充実一途。数多くのタイトルを手にしながら本人も「Mリーグだけが……」と頭を悩ませていた。しかし、今シーズンは従来の勝負強さを存分に発揮。レギュラーシーズン451.4ptは昨季の多井隆晴を上回るMリーグ記録で、文句なしのMVPだ。昨季6位だったチームも2位までジャンプアップした。

 ただし、セミファイナルでは個人+0.5ptと一息。昨シーズンからチームを支え続ける大黒柱・近藤が計算できるだけに、再びエースの爆発が期待される。茅森はつなぎの上手な選手、新加入の和久津は予選-130ptと苦戦したが、初トップが遠かっただけで実力は業界でも屈指の存在だ。


◆渋谷ABEMAS 3位(32pt)
 多井隆晴、白鳥翔、松本吉弘、日向藍子

 唯一の2年連続ファイナル進出と、確かな実力を見せる渋谷ABEMAS。今シーズンは昨季MVPの大黒柱・多井に加え、次代を担うエース白鳥が覚醒。レギュラーシーズンでチームトップとなる290.2ptを稼ぎ出した。しかし、セミファイナルでは多井が失速……チームの精神的支柱となるだけに、ファイナルでは持ち前の勝負強さを取り戻したい。

 カギを握るのは、レギュラーシーズンで大苦戦した松本の挽回だ。セミファイナルでは本来の安定感を取り戻していただけに、決勝での爆発が期待される。日向は今シーズンが初参戦とは思えないデキ。ここまでの安定感は、チームに落ち着きを与えている。出場数に偏りが少ないチームだけに、4人のバランスがカギを握りそうだ。

◆UNEXTパイレーツ -1.7pt(4位)
 小林剛、朝倉康心、石橋伸洋、瑞原明奈

 -1.7ptという厳しい状況からのスタートとなるが、チームの展望は明るい。何故なら、セミファイナル開始時には-100pt以上のビハインドがあったからだ。そんなチームの苦境を救ったのが石橋。セミファイナル6戦で出場選手トップとなる+215.5ptと大爆発し、ファイナル切符を手に入れた。

 ただ、決勝まで石橋の力に頼るわけにはいかないだろう。キーマンには、あえて朝倉と瑞原を指名したい。何故なら、チームをファイナルシリーズに導いたのが石橋なら、セミファイナルに導いたのが船長の小林だからだ。短期決戦で大きなビハインドを跳ね返すためには、4人の“クルー”の力を合わせる必要があるはずだ。

 注目の第1戦は
KADOKAWAサクラナイツ×沢崎誠
セガサミーフェニックス×茅森早香
渋谷ABEMAS×多井隆晴
UNEXTパイレーツ×小林剛
という組み合わせ。わずか6日間、合計12試合という短期決戦で、2代目Mリーグ王者となるのは……。

キンプリ平野紫耀と横浜流星がラブラブすぎる!「彼女か彼氏だと思ってる」

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

左・平野紫耀/右・横浜流星Instagramより

 King & Prince(以下、キンプリ)の平野紫耀と、俳優の横浜流星がラブラブであることが明らかになった。二人は23歳で、学年も同じ。平野は横浜について、「たぶん僕のこと、彼女か彼氏だと思っている」と嘆いている。

 6月15日放送『ZIP!』(日本テレビ系)に出演した平野紫耀は、横浜流星からしばしば電話がかかってくることにより、困ったことになっていると悩みを明かした。

<たぶん僕のこと、彼女か彼氏だと思っていて、ラブコールにしては時間帯が遅いんです。夜中3時4時に毎回かかってくるんです。朝ちゃんと起きてって(サイクルに体内時計を)戻そうとしてるのに、あいつが起こすから全然直らなかったんです>

 平野はSexy Zoneの中島健人とのダブル主演ドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)がコロナの影響で放送延期になっていたが、6月に入って撮影を再開し、27日から放送される予定となっている。

在日クルド人ヘイトクライム抗議デモに在日クルド協会が関与否定の異例声明…「偏見助長」

 5月30日、警察によるヘイトクライム(差別に基づく犯罪)に抗議するデモが警視庁渋谷署周辺で行われた。米国でのヘイトクライムに抗議するデモの様子が連日、日本で報道されていただけに波紋を広げている。

 事の発端は、東京都渋谷区の路上で在日クルド人の男性(33)が「警視庁の警察官に不当に職務質問され、暴力を振るわれた」と主張したことだった。毎日新聞や共同通信などはこれをヘイトクライムとして、デモの模様と合わせて詳報した。ところが今月13日、在日クルド人を支援している一般社団法人日本クルド文化協会が同デモの主張に関して否定的な見解を示した。同協会関係者は「そもそもこの件に関して、大手マスコミからまったく取材もなく、結果として一連の報道で日本国内にいるクルド人への偏見を助長している」と危惧する。

「正当な理由のないデモは偏見を助長する」

 文化協会はFacebookの公式アカウントで以下のような声明を発表した。

「日本政府、国会、警察庁、及び関係各所各位, 日本国民の皆様へ

 この度先月30日の渋谷警察署前におけるクルド人のデモに関する当協会としての見解を発表いたします。関係各所へ事実確認に時間がかかり大変遅くなってしまいました。まず、当協会はデモを支持する立場ではなく、いかなる関与もしていないことを明確に申し上げます。

 今回の騒動の発端になったクルド人の行為は、日本の法律・慣習に照らし合わせて、擁護する余地はありません。もし彼が交通規則を守り警察の要請に適切に対応していれば、警察官もあのような対応に出たのか疑問があります。当協会はトルコ、イラン、イラク、シリア政府のクルド人弾圧への抗議運動を度々主催しておりますが、参加者はクルド人が大多数で、一部支持者の日本人が含まれるという構図になっております。

 今回の渋谷警察署前でのデモは日本人参加者が大多数を占めていましたが、普段クルド人の支援活動には参加されていない方々ばかりであったと確認しております。今回のような正当な理由があるとは言い難いデモはかえって在日クルド人への偏見を助長したように思われます。

 在日クルド人は日本の法律・慣習を尊重いたします。当協会はこれからもクルド人が日本社会で軋轢を起こすことがないよう指導して参ります。一部の方々が今回の件に際してクルド人に関する誤った情報を拡散していますが、こちらについても控えていただきますようお願いいたします。

 残念ながら、今回の件に関して、日本のメディアや学術機関、その他組織から、クルド人コミュニティとしての見解について取材がありませんでしたが、ここに当協会としての見解を表明いたします。日本クルド文化協会」(原文ママ)

在日クルド人組織を無視する日本のマスコミ

 同協会は在日クルド人組織として最も組織化されている団体だ。その団体にメディアが取材をしていないということはどういうことなのか。クルド人でつくる日本クルド文化協会の母体であり、日本クルド友好議員連盟の事務局も務める一般社団法人日本クルド友好協会事務局の担当者は次のように語る。

「警察の職務質問はクルド人でなくても、日本人も受けます。今回、クルド人の男性が法律違反を犯したことは紛れもない事実です。

 文化協会も友好協会も、ともに在日クルド人に日本国内のルールを守るよう指導してきました。郷に入っては郷に従えというのは国際社会の常識です。クルド人は残念ながら出身国でさまざまな抑圧を受けていたこともあり、高等教育を受けていない人も多いので、日本の法律に触れないように行動することや、『ゴミを路上に捨てない』『夜中に大騒ぎをしない』など社会的なルールを教えてきました。政治的な弾圧から逃れてきて、民族自決のために支援を受ける立場だからこそ、この国の人々から信頼を得なければなりません。

 クルド人は大きく分けてトルコ、シリア、イラク、イランに広く分布している、“国家を持たない世界最大の民族”です。それぞれの出身国で政治の状況が異なるので、クルド人同士のイデオロギーの対立もあります。そうした対立を超えて、しっかりとしたコミュニティをつくる必要があります。

 日本の入管のクルド難民の取り扱いなどに関して問題がないとは言えません。ただ政府がやるべきことと、自治体や警察がやるべきことは違うと思っています。今回、この声明を発表したことでデモの主催者団体からは、『協会がクルド人に無理やり声明を書かせた』とのクレームがきましたが、これは日本にいるクルド人の率直な思いです。

 今回、日本の大手マスコミは一社として取材にきていません。正直、異様だと思います。今週、CNNが取材をするという連絡を頂いていますが、非常に残念です」

 一般的に人種差別や民族差別などのヘイトクライムが疑われる事案が発生した際、当人やその支援者だけでなく、在外公館や民族を代表する組織などに取材をして複数の見解を紹介するのが取材時のマナーだ。警察官が不当な暴力を振るうことは許されない。だからこそ今回の事案がヘイトクライムだったのか、そうではなかったのか、また偏見を助長しているものはなにかも含め、多角的な検証が必要だろう。

(文=編集部)

 

中年男女の4割が不倫経験あり…渡部建を批判する人が知っておくべき3つの数字

 アンジャッシュ渡部建さんの不倫が「週刊文春」(文藝春秋)に掲載され、渡部さんは活動を自粛してレギュラー番組やCMを降板する事態に発展しています。

「あれだけ美人の奥さんとお子さんがいるのに」と妻の佐々木希さんを気遣いながらネット民の怒りは渡部さんに向かっています。メディアの報道も同様で、渡部さんの行為に関してはほぼ擁護の余地がないような状態になっているわけです。

 さて、読者の皆さんもご存知かもしれませんが、私は経済評論家であると同時に地下クイズの専門家でもあります。地上波で流れる普通のクイズ番組ではなく、芸能スキャンダルや事件・犯罪のようにアンダーグラウンドの話題を取り扱うのが地下クイズというジャンルです。そして今回のような不倫騒動は地下クイズの定番ジャンルでもあります。

 そこで今回の記事では、地下クイズ王でありビジネスと社会学の専門家でもあるという立場から、渡部さんを批判する世論のメカニズムを解明してみたいと思います。キーワードは不倫に関する3つの数字です。

ファクト1:不倫を許容する人は15%しかいない

 あなたは有名人の不倫についてどう考えますか? 私はあえていえば「そんなの関心ない」という立場です。どうでもいいことだと思ってますし、実際に地下クイズでもこのジャンルは私は関心が低いせいであまり強くありません。

 不倫についての世論調査がいろいろあるのですが、だいたい世の中の2割の人は私のようにこの問題についての関心がないようです。逆にいえば世の中の8割はこの問題に結構な関心を持っている。これが不倫問題がメディアで盛り上がるポイントです。

 では、その関心が高い8割の人たちが「不倫は悪いことなのか、それとも良いことなのか?」どちらの考えなのかということですが、そういった人たちの実に85%は「不倫は悪いことだ」と考えています。

 ここが不倫バッシング現象の最大のポイントで、不倫の問題が持ち上がると視聴者や読者の関心が高く、それを叩く人の数が圧倒的に多数派になるわけで、番組や記事の論調はそれを反映することになります。

 ところがこの話とは一見正反対に見える事実もあります。日本は世界の中でみると上位10位に入るぐらい不倫に関しては寛容な国だという事実です。世界でもっとも不倫に寛容な国はフランスですが、日本も数字で見ると実はフランスと同じくらい不倫に寛容な国なのです。

 リスト教にしてもイスラム教にしても、不倫は宗教的に認められていないこともあり、世界の他の国々の不倫に対する目は日本以上に厳しいのです。そして先ほどの85%という数字の残りである15%が不倫を許容する考えを持った人の数なのですが、この程度の数でも世界全体から見れば許容率が高いほうだということなのです。

ファクト2:不倫をしたことがある人は40%

 さて、このように日本社会には不倫を容認しない空気が蔓延しているわけですが、では既婚者のなかでどれくらいの人が不倫経験があるのでしょうか。

 これもいろいろな調査がありますが、中年男女でいえばだいたい40%の人が過去ないしは現在に不倫経験があると答えています。これが社会学的にいうとまた微妙な数字なのです。

 キリスト教のエピソードに、罪人に石を投げる人々にイエス・キリストが「あなたたちのなかで罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい」と言ったところ、誰も石を投げることができなくなったというものがあります。

 ところが日本の不倫の場合はそんなことはなくて、60%の人は不倫をしたことがない。過半数が不倫経験がないから自信満々で不倫をした有名人に石を投げることができる。統計学的にいえば、かなり自粛警察側の力が強くなる構造を持っているのが不倫問題なのです。

ファクト3:不倫相手がいる男性は25%、女性は20%

 では、過去ではなく現在進行形で不倫している男女はどれくらいいるのか? これもさまざまな調査がありますが、なべていえば男性の25%、女性の20%が現在進行形で不倫をしていると答えています。

 回答が男女で同数にならないということは、論理的にいえば男性に二股をかけている女性が多いということになりますが、まあそこは今回は置いておきましょう。男性の4人に一人、女性の5人に一人が不倫をしているというのは、これはちょうど日本社会における喫煙者の比率に非常に近い数字です。

 この4月から改正健康増進法が発動されて居酒屋や喫茶店でも喫煙席がなくなりました。喫煙者は社会の中で年々肩身が狭くなってきているのですが、不倫も偶然同じ比率だということは、今や世の不倫カップルは喫煙者同様の肩身の狭い思いをしているということが容易に想像できる数字です。

社会学的に正しいスタンスとは?

 さて、この3つの数字を前提に、もういちど渡部さんの不倫問題の本質はなんなのかを考えてみたいと思います。

 ひとつは経済学の視点からの結論ですが、バラエティ番組やCMからの降板は経済学的には仕方がないということになります。民放の番組はスポンサーからの広告料でつくられているわけですから、国民の大多数が「よくない」と考えていることをしているタレントを使う必要は経済学的にはないわけです。

 過去にも不倫スキャンダルを起こしたタレントやアナウンサーがテレビから消えていく現象がたくさん起きていますが、経済的にはこの現象は間違っていない。人気タレントだって人数は山ほどいるのですから、渡部さんのようなオンリーワンの特徴を持ったMCですら代わりになれるタレントは何人も控えている。経済の視点では残念ながら渡部さんには不利なメカニズムが働いてしまうわけです。

 一方で社会学の視点からみて、渡部さんバッシングはどこまで正しいのでしょうか。実はこれは古典的な政治の対立軸である保守対リベラルの対立構造を考えるべき微妙な社会問題になってくるのです。

 わかりやすく説明すれば「世の中は伝統を重んじるべきで、なるべく変わらないほうがいい」と考えているのが保守派の人たちです。それに対して「世の中はどんどん進化するし人間は自由であるべきだ」と考えるひとたちがリベラルです。

 実は不倫をせずに配偶者だけを終生愛すべきだというのは、終戦直後にアメリカから日本に輸入されたアメリカ人の保守思想です。戦前は政治家にしても経営者にしても愛人を囲うのが当たり前で、誰も政治家の不倫を非難したりしませんでした。当初は海外の思想だったとはいえ、「不倫は悪い」という思想は日本でも75年間の伝統がある保守的な考え方として社会に根付いているともいえるでしょう。

 その半面、信教の自由は大半の先進国で認められていますし、日本国憲法でも定められている大切な人権です。保守派の人は「社会の構成員に不倫などしてほしくない」と考える自由はあるのですが、リベラル先進派の人が「不倫だって別にあってもいいじゃないか」と考える自由を制限することはできない。

 異なった考え方の国民が社会のなかで折り合って生きていく権利をお互いに過度に侵害してはいけない。これはどんなに少数派の考えでも、別の考えがあることは多数派は尊重しなければならないのです。そして、ここをはき違えて保守的な行動がエスカレートしてしまうと、先日SNS上で起きてしまった木村花さんのバッシングによる自殺事件のようなことが起こってしまうのです。

 つまり結論としては、

「自分としては容認できないが、番組出演の自粛を決断したという前提でいえば、あとはこの問題は渡部さんと佐々木さんの個人的な問題なのだ」

として、騒動が終わったら、そーっとしておいてあげるべき問題なのだというのが、社会学的には正しいスタンスだということなのです。

(文=鈴木貴博/百年コンサルティング代表取締役)

JRAマーメイドS(G3)藤田菜七子4着にオーナー称賛。陣内孝則「重賞最高着順」も、「G1制覇」を逃していた過去も……

 14日、阪神競馬場で行われたマーメイドS(G3)は7番人気サマーセントが50キロのハンデを活かして、格上挑戦ながら初重賞制覇を飾った。2年連続で軽ハンデの人気薄が優勝中の荒れるレースは今年も健在の結果となった。

 その一方、同じく格上挑戦の軽ハンデ馬ながら4番人気に支持された藤田菜七子騎手のナルハヤ(牝6歳、栗東・梅田智之厩舎)は馬券圏まであと一歩の4着に敗れた。

 ハナを切り、前半1000mの通過が60秒8という絶妙なペースで単騎逃げに持ち込んだナルハヤ。前走のパールS(3勝クラス)は良馬場で61秒3のペースで逃げて2着に粘りこんだのだが、今回は稍重ながらも4キロ軽い51キロのハンデだったことを考えれば、理想のペースとも捉えられるだろう。

 残り100mまで先頭をキープし、重賞制覇を目前にするも2番手からレースを進めたサマーセントらに交わされてしまい4着。藤田騎手は「自分のリズムで運べました。よく粘って、頑張ってくれました」とコメントした。

 ナルハヤの馬主で、俳優としても知られる陣内孝則氏は『スポニチ』の取材に「4着に敗れはしましたが、菜七子ちゃんが理想的な騎乗をしてくれてナルハヤも頑張ってくれました」と健闘を称えた。

 過去に2度重賞挑戦をしている陣内氏。今回、24年ぶりの重賞挑戦だったが、初制覇は次回へ持ち越しとなった。

「自己条件は3勝クラスのナルハヤですが、オープン入りもすぐに果たせるのではないでしょうか。マーメイドSの走りを見る限り、重賞戦線でも活躍が期待できそうですね。

何より、陣内孝則さんと藤田騎手のコンビという話題性がいいですね。キタサンブラックは北島三郎さんと武豊騎手という演歌界と競馬界を代表する組み合わせで話題となりました。また、藤田騎手が初重賞制覇を飾ったコパノキッキングも、Dr.コパこと小林祥晃さんの所有馬でしたので、次は陣内さんの馬で重賞制覇に期待したいですね」(競馬記者)

 陣内氏にとってマーメイドSの4着が重賞における最高着順。だが、過去に紙一重でG1制覇を逃しているエピソードがある。

 2016年に『ダウンタウンなう』(フジテレビ系列)に出演した際、「所有馬で2億円くらい稼いだ」と明かした陣内氏。さらに、08年の天皇賞・春(G1)勝ち馬のアドマイヤジュピタの母ジェイズジュエリーも現役時代に所有していた。その縁もあり、初年度から2年続けて産駒を購入していたが、2頭とも結果が出なかった。

 そのため、翌年の産駒は案内もなかったことから購入を控えたが、なんとそれが後のアドマイヤジュピタ。もし、購入することができていれば重賞どころか、G1制覇まで成し遂げていたはずだったのだ。

 北島三郎氏も1963年から馬主として活動していたが、キタサンブラックに出会うまで50年もの歳月を要した。このことからも、馬主として結果を出すことは容易でないとよくわかる。

 初重賞制覇とはならなかったナルハヤだが、今後の活躍に十分期待できるはずだ。「Dr.コパ×藤田菜七子」に続いて、「陣内孝則×藤田菜七子」が“ナルハヤ”で競馬界を盛り上げることに期待したいものだ。

小池百合子知事の学歴詐称疑惑を記者会見で追及しない「都庁記者クラブ」の異常さ

小池百合子都知事の学歴詐称疑惑は、カイロ大学長の声明で追及不可能になった」――。

 全国紙政治部記者はこう分析する。石井妙子氏のノンフィクション『女帝 小池百合子』(文藝春秋)が火をつけたこの疑惑だが、卒業証書の原本を小池氏が公の場できちんと提示しないことが最大の焦点となっていた。しかし、大学側が9日に卒業の正当性を証明する声明を出したことで、卒業証書をめぐる争いにほとんど意味がなくなってしまったというわけだ。先の政治部記者はこう話す。

「今回は大学長名で声明が出た上に、エジプト大使館のお墨付きとあっては証書なぞもはやただの紙切れです。大学と小池氏に癒着関係があったとしてもエジプト政府が言えば卒業は卒業ですから。極端な話、小池氏が証書をなくしたと言い、大学に再発行してもらえればそれで済む話です」

 実は小池氏は本来10日に再選出馬の会見を開く予定だったが、12日に延期した大きな理由の一つに、9日に作家の黒木亮氏と弁護士の郷原信郎氏が外国人記者クラブで学歴詐称疑惑について会見を開いたことがあるとされる。

 会場で取材した記者によると、外国メディアがほとんどおらず、盛り上がりに欠けたという。筆者もオンラインで確認したが、質疑応答もトップバッターに中東ニュースをカバーするパンオリエントニュースの記者が小池氏のアラビア語の能力を保証した上で、カイロ大学の声明を読み上げるという小池氏擁護の「質問」をした以外、見どころがあったとはいえない。小池氏はこの9日の会見を海外メディアはおろか、国内主要メディアが取り上げなかったのを確認し、12日に再選出馬の会見を開いた。

 再選出馬会見では、都庁クラブに所属する大手紙やテレビの「小池寄り」の姿勢が際立った。冒頭に幹事社の東京新聞が「国政復帰する気は?」と質問したのに小池氏が「これから出馬しようとする人間に、その質問はどうかと思う」と気色ばんだ以外は、学歴詐称疑惑や金銭スキャンダルなどに関する質問はゼロ。

 唯一、フリーランスの畠山理仁記者が卒業証書の原本を提示してもらえるかと質問した。小池氏は、「卒業云々については、すでに何度もカイロ大学は認めているということを申し上げて参りました。今日も一部のメディアで原本そのものをかつてそれをのせて掲載している。カイロ大学からも認めてもらっているものと考えている。それによってすでに公表をしているということでございます。そのような必要な条件を検討しながら進めていきたい」と明らかに緊張しており、しどろもどろで意味不明な返答をした。畠山記者がさらに質問しようとすると「お一人一問でお願いいたします」とあからさまに打ち切った。その時の様子を会見に参加した雑誌記者はこう話す。

「一人一問だと司会も言ってないのに、畠山さんの質問をこわばった形相で打ち切りました。実は、畠山さんが指されたかどうか怪しくて、背後に座っていた小池氏にべったりのフジテレビを当てようとしていたんじゃないかとの指摘も出ています(笑)。実際、畠山氏の直後に小池氏がすがるようにフジテレビを指名し、『これまでの4年間の都政を一言や四文字熟語で表すと?』という平和な質問に答えていました。もともと予定調和で質問してくれと頼んでいたようにしか思えませんでした」

 この記者によると、会場には夕刊紙記者やフリーランスもおり、自由に参加を認められたという。ただ、小池氏が質問者を指名する以上、不利な質問をしそうな記者よりも、普段からなじみがあり「再選間違いなしの小池氏」に逆らわない都庁クラブメディアの記者を当てるのは当然の流れだ。

知る権利を侵害する記者クラブ

 冒頭の全国紙政治部記者の言う通り、確かに学歴詐称疑惑を追及することは、もはや不可能に近くなったのは間違いない。ただ、卒業証書も堂々と示せない人間が、首都大学東京をはじめとする教育行政のトップに君臨するのは、「嘘でごまかして出世しなさい」という悪いジョークとしかいいようがない。そこに少しでも異を唱えないのは、黙認していると言われても仕方ないだろう。

 安倍晋三首相や菅義偉官房長官会見と同様、日本の記者クラブの予定調和っぷりは海外メディアでも笑い種になっている。事前通告しかり、好意的な記者しか質問指名されないことしかり。「週刊文春」(文藝春秋)をはじめとする雑誌やフリーランスに「権力者から嫌われる汚れ仕事」を押し付け、後追いすることが常態化した今、記者クラブの存在意義はもはやない。

 東京新聞の望月衣塑子記者は菅長官に空気を読まない質問をすることで有名だが、「彼女も政治部ではなく社会部の所属で、官邸クラブの常駐記者でないから暴れられる」(官邸クラブ所属記者)という理由もある。逆にいえば、それぞれの記者クラブというムラがなくなれば、かなり自由な質問ができるということだ。

 小池氏を作り上げたのが、オッサン中心の記者クラブメディアだったという点も石井氏の『女帝』で指摘されているが、読者の知る権利を侵害する記者クラブ解体の議論はもっと盛り上がっていいだろう。

(文=松岡久蔵/ジャーナリスト)

●松岡 久蔵(まつおか きゅうぞう)
Kyuzo Matsuoka
ジャーナリスト
地方紙勤務を経てフリーに。マスコミの経営問題や雇用、農林水産業など幅広い分野をカバー。特技は相撲の猫じゃらし。現代ビジネスや東洋経済オンラインなどにも寄稿している。ツイッターアカウントは @kyuzo_matsuoka

ホームページはhttp://kyuzo-matsuoka.com/

JRA障害レースで推定“30馬身差”の衝撃! シンボリクリスエス、オルフェーヴル……思い出される怪物たちの圧勝劇

 14日(日)、阪神1Rの障害オープン競走で近年まれに見る圧勝劇が起こった。主役を務めたのは、6番人気のブレイクスピアーだ。

 レースはスタート直後、最初の障害で単勝1.5倍のタガノアンピールの鞍上・白浜雄造騎手が落馬し、競走を中止。序盤から波乱ムードが漂った。先手を奪い、結果的に逃げ切ったブレイクスピアーは、それまで障害では12戦1勝で、このレースでも伏兵の1頭にすぎなかった。

 しかし積極的にハナを奪ったブレイクスピアーは、ベテラン熊沢重文騎手を背に後続を常に15馬身前後引き離し、最終コーナーを回った時点ではリードを20馬身以上に広げていた。直線ではさらに後続を突き放し、圧巻の逃げ切り勝ちを収めた。

「ゴール前最後の200mはめったに見られない“引き”の映像でした。2着以下の争いは混戦でしたが、カメラが引きすぎたため、映像では2着争いに加わっている馬の判別ができないほどでした。障害レースでも、ここまでの“大差”は久々ではないでしょうか。

2着メイショウタンヅツとのタイム差はなんと『5秒6』。発表された着差はもちろん『大差』でしたが、1秒がだいたい5~6馬身といわれているので、単純計算すると2着馬に『約30馬身』差をつけたということになります」(競馬誌ライター)

 2着を5秒以上離しての勝利はJRAでは2000年以降初めてだったが、1990年代には5度記録されている(全て障害レース)。なかでも語り草となっているのは、シンボリクリエンスが8秒6差(推定50馬身差)をつけて圧勝した1992年の中山大障害・春だ。この時の「8秒6差」は、1990年以降では最も大きい着差となっている。

 ちなみに1990年以降の平地G1競走で2着馬につけた着差をランキング形式にしてみると、その時代を彩る名馬たちが並んだ。

【2着馬との最大着差ランキング、1990年以降の平地G1】
 1位 1秒5(9馬身)シンボリクリスエス/2003年・有馬記念
 1位 1秒5(9馬身)タップダンスシチー/2003年・ジャパンC
 3位 1秒3(8馬身)オルフェーヴル/2013年・有馬記念
 4位 1秒2(7馬身)ウオッカ/2009年・ヴィクトリアマイル
 5位 1秒1(7馬身)イングランディーレ/2004年・天皇賞・春
 5位 1秒1(7馬身)クロフネ/2001年・ジャパンCダート
 5位 1秒1(7馬身)ナリタブライアン/1994年・菊花賞
 8位 0秒9(5馬身)スペシャルウィーク/1998年・日本ダービー
 8位 0秒9(5馬身)ナリタブライアン/1994年・日本ダービー
 8位 0秒9(5馬身)ビワハヤヒデ/1993年・菊花賞

 最大着差は2003年ジャパンCのタップダンスシチーと同年有馬記念のシンボリクリスエスがそれぞれ記録した1秒5(9馬身)差だった。3位は今も記憶に新しいオルフェーヴルの引退レースだ。上位のほとんどを中長距離レースが占めるなか、マイル戦で7馬身差をつけた4位のウオッカのヴィクトリアマイルも特筆すべき勝ちっぷりといえるだろう。

 三冠馬ナリタブライアンが唯一、2度のトップ10入りを果たしたが、意外にもディープインパクトはG1で0秒9以上離して勝ったことがなかった。

 日曜の阪神1レースは、そんな名馬たちの圧勝劇を思い出させてくれるレースだった。