JRA川田将雅、リーディング奪取へ「3カ月ぶり」4勝の固め打ち! 夏競馬で復権目論むも、「2歳戦」が昨年の“悲劇”を呼び起こす!?

 先週末から函館開催が始まり、いよいよ夏競馬の到来となった。今年は新型コロナウイルスの影響で、北海道シリーズの開催自体が危ぶまれたが、無事に開催へとこぎつけた。

 また、日曜に行われた東西の重賞はマーメイドS(G3)が7番人気サマーセントの優勝し、エプソムC(G3)は3連単421万9320円の超高額配当。いかにも夏競馬らしい結果となった。

 そんな中、夏競馬の開幕とともに、反撃の狼煙を上げたリーディング2位の川田将雅騎手に注目したい。

 リーディングトップのC.ルメール騎手を追う川田騎手。今年は順調な滑り出しで、3月終了時点ではルメール騎手の42勝に対し、58勝と大きくリードしていた。しかし、4月以降、ルメール騎手の猛追に屈し、5月中に逆転を許してしまう。そこからさらにリードを広げられてしまい、6月14日現在、7勝差を追う立場である。

 だが、先週末に阪神競馬場で計16鞍に騎乗した川田騎手は土曜3勝、日曜1勝で、「約3カ月ぶり」となる4勝の固め打ちを決めた。1週間で4勝は単純計算で年間200勝ペース。リーディング獲得の目標を公言する川田騎手にとって、指標となる数字だろう。

「川田騎手はほとんどのG1レースに騎乗したため、トップジョッキーが集結する競馬場での戦いが強いられました。さらに4月中旬からの移動制限も影響し、春のG1シーズンとともに活躍が鳴りを潜めていました。実際に、最後に4勝したのは高松宮記念(G1)の1週前の開催でしたし。

しかし、夏競馬は極端な偏りなくジョッキーが3場に分散するため、これからの巻き返しに期待できるのではないでしょうか」(競馬記者)

 久々の4勝を挙げてリーディング奪還を目指す川田騎手だが、ライバルも負けていない。ルメール騎手も先週4勝を挙げて差は縮まっていないのだ。さらに川田騎手は「不安」を払拭しきれていない……。

「昨年、秋に川田騎手はリーディングトップを陥落しました。この原因のひとつに挙げられるのが、2歳戦の成績です。有力な2歳馬の騎乗依頼が多く集まるのがルメール騎手の強みです。そのため、夏から勝ち星量産体制を加速させ、秋もその2歳馬とともに多くの勝利を挙げて、ルメール騎手は川田騎手に逆転を果たしました。今年も、同じようなことが起こる可能性が高そうですね」(競馬記者)

 今年の新馬戦はルメール騎手がすでにサトノレイナスで勝利している一方で、川田騎手は未勝利に終わっている。まだ2歳戦は始まったばかりだが、早くも川田騎手はビハインドでのスタートとなってしまった。

 まだ6月中旬で1年の半分も終わってない。昨年の同時期は追われる立場だったが、今年は追う立場の川田騎手。リーディング争いを大きく左右する2歳戦に注目する必要がありそうだ。

パチンコ「75%ループ」の連チャン力を持つ「爆裂名機」の羽根物…シンプルにして「奥の深い役物」も魅力!!

 最近の三洋はなぜか『源さん』ゴリ推しである。昨年末ごろの『PA元祖大工の源さん』を皮切りに『P大工の源さん超韋駄天』『P元祖大工の源さん199ver.』と立て続けにシリーズ機が導入されている。

 往年の権藤博を思わせるこのムーブメント以前は2015年の『CR爆走 大工の源さん外伝‐京都もいただき編‐』にまで遡り、しかもわざわざ「外伝」とことわりをいれていることを考えるとベーコンレタス的内部癒着も疑われる。

 いや、もしや電Tが源さん側の依頼を受け暗躍しているのでは……。まさに万(B)障(番匠)。コンプライアンス(L)至上主義の今の世の中で、これが明るみに出れば投(T)了(棟梁)間違いなしである。町男は謎のBLT推し。

 ところで、源さんといえば羽根物でも登場しているのをご存知だろうか。
「この羽根物、ただもんじゃねえ!」というキャッチコピーとともに約75%でループする時短機能を引っさげてのお出ましである。

 この時短機能「チャンスタイム」は、電サポが100回転付加されるもので、玉を減らさずに連続大当りの期待度が高い激アツモードとなっている。電チューからのハネ開放では通常より長い時間開放する「ロング開放」の確率がアップするうえに、大当りの1/3が最大ラウンドとなる10Rになるので、羽根物らしからぬ規格外の一撃性を堪能することができるのである。

 とはいえ、この爆裂モードは役物当りの10%、直撃大当りの18%と突入率はかなり低めに設定されているので、パチスロでいう中段チェリーやフリーズといったプレミアムフラグのような感覚となる。

 したがって、基本は1回1回の大当りを積み重ね、徐々に出玉を増やす羽根物本来のプロセスを辿るのである。

 では、本機の役物機構および大当りに至るまでのフローを確認しよう。まずは盤面下部の3箇所に設置された始動チャッカーを狙う。ここに玉が入賞すると液晶が変動し「OPEN」図柄が停止すれば羽根が開放。

 この「OPEN」図柄は停止した数だけ羽根が開く。図柄は3つ並びなので最大3回まで開放する計算となる。また、「OPEN」には赤文字バージョンも存在し、こちらが停止するとロングオープンとなるのである。

 開放した羽根に拾われた玉は直下に搭載された回転体へ。この回転体には穴が3つあり、その中の黄色で塗られたポケットに収まると下段ステージへ運ばれるようになっている。それ以外のポケットだとハズレとなる。 回転体を通過した玉が下段ステージで待つたぬき役物の中央に用意されたVゾーンに入賞すれば大当り。下段ステージはたぬき役物の前にあるスペースで振幅しながらある程度滞留するようになっており、左右に可動するたぬき役物との焦らし焦らされの攻防が本機役物機構の醍醐味となる。

 ある時はあっさりすぎるほど淡白にハズレ穴に吸い込まれたかと思えば、次の機会にはゆらゆらとステージで粘りに粘ってVゾーンへと導く黄色のパーツと絡み合う。仕組みとしては単純だが、この玄妙さこそ羽根物なのである。

 ただ、やはり「源さん」の看板と約75%ループのチャンスタイムによる「爆裂」のイメージが先行し、先に触れたようにそうそう時短に突入しないことから、あるいはラウンド振り分け(10R:25%、6R:35%、4R:40%)など本来の出玉が控えめに設計されていたために、「出ない」レッテルを貼られ、そうそうに客の離脱、機種撤去になるようなケースもあった。

 あれ? 源さん干されたのこのせい?

(文=大森町男)

JRA武豊ダイアトニック強奪でアノ馬に続き、またしても北村友一に被害!? 函館スプリントS(G3)で必勝期すも不吉な予兆……

 21日、函館競馬場では函館スプリントS(G3)が行われる。秋のスプリンターズS(G1)を占う重要なレースである。今年はコロナ禍の影響で開催が危ぶまれていたが、無観客ながらもなんとか開催にこぎつけた格好だ。

 なかでも注目は武豊騎手とのコンビで出走するダイアトニック(牡5、栗東・安田隆行厩舎)だろう。他馬より重い58キロを背負うことになるが、前走の高松宮記念(G1)を直線で走行妨害されながらも勝利寸前まで好走した実績は一枚上の評価が必要である。

 だが、気になるのは高松宮記念で同馬に騎乗した北村友一騎手ではなく、今回は武豊騎手への乗り替わりとなったことである。北村友騎手は被害馬に騎乗していた側であり、もしもスムーズに走れていたならば、勝てていた可能性も高いと思えるレース内容だった。

 また、北村友騎手が武豊騎手にお手馬を奪われる格好となったのは桜花賞(G1)のレシステンシアでも同様だ。トライアルのチューリップ賞(G2)を敗戦した前回と異なり、今回は大きなミスをした訳でもない。にもかかわらず、乗り替わりとなったことは北村友騎手にとっても痛恨だろう。

「高松宮記念の敗戦よりも、その前の阪急杯(G3)の降着が影響した可能性がありそうです。このレースを直線で内側に斜行し、フィアーノロマーノの走行を妨害した結果、2位入線から3着降着の処分を受けています。前走だけではなく総合的な評価で乗り替わりの判断が下されたのかもしれませんね。

ですが、今回手綱を取る武豊騎手への乗り替わりも決して好結果に繋がるとはいえなさそうです。とにかく最近の武豊騎手はツキがない印象ですね。重賞もしばらく勝てていないですし、函館も得意なイメージがありません」(競馬記者)

 6月から解除されたとはいえ、4月半ばから5月末まで設定されていた騎手の移動制限ルールのため、勝ち負けの期待があった騎乗馬が分散した影響もあっただろう。3月の毎日杯(G3)をサトノインプレッサで勝利したのを最後に重賞は「15連敗中」である。

 さらに、武豊騎手は函館スプリントSにこれまで7回騎乗しているが、15年コパノリチャードで14着、16年オメガヴェンデッタで6着と2年連続1番人気に騎乗しながらも惨敗している。掲示板にすら載れない【0.0.0.7/7】の成績からも得意なレースとはいえなさそうだ。

 はたして今回の乗り替わりは正解だったのか?

 武豊騎手としては、好結果を残すことでそれを証明するしかないだろう。

ミスド「台湾果茶」にドハマりする人続出!フルーツとジャスミンティーの相性が抜群

 今年の夏は、振って飲む“フルーツティー”を堪能してみませんか? ミスタードーナツでは5月1日より、台湾で人気のティースタンド監修「台湾果茶」(各種540円)を発売開始。ひとつのドリンクから奏でる絶妙なハーモニーに、「果実とジャスミンティーの相性が良すぎる……」とドハマりする人が続出しています。

 タピオカドリンクでおなじみの台湾では、“水果茶(すいかちゃ)”が人気沸騰中。水果茶のティースタンドが数多く立ち並ぶなか、ひと際こだわりを見せているのが「HOPECHA」というお店です。

 実は、今回の台湾果茶を監修したのもHOPECHA。同店での飲み方同様、ミスタードーナツのフルーツティーも飲む前に10回ほどガチャガチャ振ってからいただきます。よく振ることでフルーツとジャスミンティーの風味がまろやかになり、甘み×酸味×ジャスミンティーの絶妙なハーモニーを楽しめるとか。

 たとえば、「オレンジピンクグレープフルーツジャスミン」は文字通り、オレンジ×ピンクグレープフルーツ×ジャスミンティーを掛け合わせた一杯。柑橘のさわやかな味わいとジャスミンティーがよく合うようで、ネット上でも「果肉がゴロゴロ入っている上、ジャスミンティーとの相性も最高!」「後味もさわやか。まさに夏にふさわしい一杯」といった絶賛の声が後を絶ちません。

 ほかに「ミックスベリージャスミン」も絶賛販売中なので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。

(文=編集部)

※商品の価格は記事作成時の実売価格です。

ファーストサマーウイカに「嫌悪感」蔓延中!? “急上昇タレント1位”の称号掴むも……

 女性アイドルグループ・BiSや音楽グループ・BILLIE IDLE®の元メンバーであり、現在は毒舌キャラとしてバラエティ番組にひっぱりだことなっているタレントのファーストサマーウイカ

 そんな彼女がとある“告白”を行い、話題を集めているという。

 ウイカは6月13日にバラエティ番組『おかべろ』(関西テレビ)に出演。この中で彼女は、共演したお笑いコンビ・野菜爆弾のくっきー!を師匠と仰いでいることを打ち明けた。

 元々、ファンであったというウイカは、2016年12月に行われたイベントの中でくっきー!の楽屋を訪問し、自身のCDを手渡しながら弟子入りを志願したところ、くっきー!が快諾したという。また、ある時くっきー!に「売れるコツはありますか?」とウイカが質問すると、「一個一個の仕事をフル満タンMAXでやって、3つのチャンスをホップステップジャンプみたいな感じで、連続でハネたら売れる」という答えが返ってきたというエピソードも明かしていた。

 これについて、番組MCのナインティナイン・岡村隆史が「ちゃんとしてるわ!」と称賛。くっきー!は「俺の実体験。デカい番組で3回ハネたら売れません?」と、はにかみながら回答する一幕もあった。

 この件について、ネット上では「アイドル路線だと厳しかっただろうし、今のキャラになった方がよかったんじゃないの」「くっきー!って割とこういうところ真面目なんだね」とウイカやくっきー!について称賛する声もあるが、「この人いきなり出てきたけど、何してる人なのか全然分からない」「なんかゴリ押しされてる感じがして嫌」という声が多く挙がっている。

「ウイカさんは、2019年1月に放送された『女が女に怒る夜』(日本テレビ系)のオーディションを勝ち抜いて出演した事がブレイクのきっかけとなりました。その毒舌キャラがウケたことで、2019年下半期の急上昇テレビ番組出演ランキングで1位に輝いています。

しかし、毒舌キャラということもあり、『どうも受け付けない』『なんかムカつく』といった批判が根強くあるほか、急に売れ出したことから、今回ネット上のコメントでもあった通り、ゴリ押しで売れているだけなのではないかという声も少なくありません。こうしたイメージの悪さが今後の人気に影響を与えないといいのですが……」(芸能ライター)

 15年に一般人男性と結婚していた事を明かしたほか、5月に『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演した際には1日50回はエゴサーチをするなど、センセーショナルな話題をふりまいてきたウイカ。

 だが、今後も人気を継続させるためには、こうした世間の反感が足を引っ張る可能性もありそうだ。

甘デジでも「高速Vスペック」を実現!?「超アマ!?遊タイム機」も話題のヒットメーカーの気になるウワサ

 全国的に営業が再開されたパチンコ店。平時の稼働を大きく下回っている店舗もあるようだが、自粛を続けていたユーザーからは喜びの声も聞こえる。そのような状況で目立つのは、ようやく遊技することが叶った新機種に対するものだ。

 パチスロ分野では『押忍!サラリーマン番長2』や『パチスロ モンキーターンⅣ』が絶賛稼働中。導入前より注目を集めていた話題作は、上々の反響を得ている印象だ。

 パチンコ分野で抜群の存在感を放っているのは『Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア2』。再販決定との情報も出るなど、大ヒットを果たした初代のような成功を予感させている。

 圧倒的な出玉スピードを実現した『P大工の源さん 超韋駄天』や『P10カウントチャージ絶狼』も好調。両機種ともにパチンコサイト「パチビー」の全国稼働ランキングでランクイン(6/15現在)するなど好評価を得ている印象だ。

 技術上の規格解釈基準の改正により実現可能となった「遊タイム」搭載マシンも負けてはいない。その中でもヒットメーカー藤商事の『Pリング 呪いの七日間2』が高い稼働を見せている。本機に搭載された「斬新なシステム」は、多くのユーザーから支持を得られそうな気配だ。

 今後も続々と登場予定の「遊タイム」搭載マシン。その中で期待の声が特に多いのは絶好調メーカー京楽産業.の『P仮面ライダー轟音』だろう。

 遊タイムへは低確率「950回転」消化で到達し、到達後は「時短1200回」が約束される。その間に大当りを引き当てる確率は驚愕の約98%。しかも、その大当り後は例外なく「STへ突入!?」と魅力的な仕様だ。

 ST継続率は約83%。その8割で1500発の出玉を得られると考えれば、かなりのポテンシャルを秘めているといえるだろう。

「その旧(ふる)い時短で、戦うつもりか!?」と宣言する『P仮面ライダー轟音』。ホールで実戦できる日を楽しみに待ちたいところだが…。

 その後に控えている新機種も「超豪華ラインナップ」だと囁かれている。その中にはパチスロ・パチンコ両分野で高い人気を誇る「あのコンテンツ」も含まれているようだ。

「京楽さんに関する情報は多いですが、昨年から引き続き噂されているのは『乃木坂46』。今のところ目立った動きはありませんが、登場を示唆する声は無くなりません。

最近になって目立つのは超人気コンテンツ『魔法少女まどか☆マギカ』ですね。『奇跡と魔法の高速Vスペック』と銘打たれた前作は、右打ち中の65%が1500発と高い一撃性を搭載。さらに1500発+時短100回+残保留4個のアルティメットRUSHへの振り分けも大幅にパワーアップした点が特徴でした。まずまずの反響を得ていましたよね。

浮上したのは『別スペックがスタンバイ!?』というもの。『甘デジタイプではないか』といった声が浮上しています。遊タイムの搭載を予想する意見も多く、早くも関係者の間では話題ですよ。動向に注目ですね」(パチンコ記者)

「ぱちんこ広告協議会」が開催した「“ファン”が選ぶ パチンコ・パチスロ大賞」のパチンコ部門で2連覇を達成した京楽産業.。覚醒したヒットメーカーは、どのようなサプライズを用意してくれるのだろうか。続報を楽しみに待ちたい。

パチンコ「広告宣伝の可否」を明確に区分。都遊協が組合員ホールに「留意事項」を通知 

 6月12日、東京都は新型コロナウイルスの感染拡大により発令した「東京アラート」を解除。同時に小池都知事が独自に提示した「ロードマップ」も「ステップ3」に進んだ。

 これによりネットカフェや漫画喫茶、ゲームセンターなどと共にパチンコ店の休業要請も解かれた。

 いよいよ全国的にパチンコ・パチスロが解禁された一方、既に営業を再開した都内の一部ホールでは「パチンコ・パチスロ産業21世紀会」が制定した「パチンコ・パチスロ店営業における新型コロナウイルス感染症の拡大予防ガイドライン」が守られていないという問題も浮上した。

 現状、どの地域でも客足が戻ったとは言い難く、感染を不安視する高齢者層、厳しい設定状況を危惧する若者が敬遠しているとの見方が強い。そんな中でのガイドライン無視は、まさしく大問題だ。

 ここからが正念場だというタイミングで足並みが揃わないのは業界全体のイメージを損ないかねない由々しき事態であり、またしてもメディアで様々な意見が飛び交う可能性すらある。

 当サイトでも報じた通り、東京都遊技業協同組合(都遊協)はこの事態を重く受け止め、組合員パチンコホールに「感染拡大予防ガイドラインの遵守」を通知。「間引き営業の徹底」「広告宣伝の自粛」「22時までの時短営業とネオン等の消灯等」の3点を要請したわけだが、6月11日には「ロードマップ3」への移行に先駆けて、改めて留意事項をアナウンスした。

 業界紙「グリーンべると」によると、都遊協は都の情勢を受けて広告宣伝とガイドラインに関して注意喚起。広告宣伝は「告知可能なもの」と「告知が認められないもの」を明確に区分したそうだ。

 具体的に説明すると、前者は「自店の新型コロナウイルス感染予防対策の告知」「開店時間や新台入れ替えの事実の告知」「上記に関するSNS(ホームページ、メールなど)を利用したファン向けの告知」などで、「折込チラシには従来ルール順守のほか、感染症予防対策について必ず掲載する」とのこと。

 後者は「テレビ、ラジオ、新聞紙面を利用した告知」「集客目的のイベント告知(ライターやイベント企業が関係するものを含む)」といった内容だ。

 ガイドラインに関しては「台間ボードがない場合は1台おきに稼働すること」を強調。「近隣商業施設の営業動向を参考にすること」と営業時間の短縮についても言及し、「絶対に自店でクラスターを発生させない決意を持ち、ガイドラインを遵守する」ように今一度求めたそうだ。

 広告宣伝については元々、東京都は「集客目的のイベント告知(ライターやイベント企業が関係するものを含む)」を禁止としている。

 事前告知はもちろん、インターネット・ブログ・SNS等での第三者による告知もNGとされているが、「住所を掲載」「いつもの場所」などといった曖昧な表現で書き込みをするケースが多々あり、問題視されていた。

 都内のパチンコホール営業再開により、早くもSNS上で「日付」と「店名」を明記して大盤振舞いの「差玉データ」を掲載する第三者が現れ始めている。この可否には意見が分かれるところだが、ガイドラインとルールを厳守する大半のホールのためにも、クリーンな営業を心掛けていただきたいものである。

夏競馬が本格的にスタート! 魅力的高配当なら今週、またも10万馬券獲得!? JRAユニコーンステークスでの超大穴激走馬!

 待ちに待った函館競馬も開幕し2020年の夏競馬が本格的にスタートした。現時点ではコロナウイルスの影響も最小限にとどまっており、これから来週の宝塚記念、そして秋のG1シーズンに向けて競馬はさらに盛り上がっていくだろう。

 この夏競馬を楽しむポイントは、来週末に行われる春競馬の締めくくり、ファン投票のグランプリ宝塚記念(G1)、そして無敗で牝馬二冠を達成したデアリングタクト、そして同じく無敗でクラシック二冠を成し遂げたコントレイルの三冠を阻む「夏の上がり馬」が誕生するかどうか。さらに来年のクラシックを目指す、ドゥラメンテやモーリスといった新種牡馬産駒の2歳馬を見ることなどが挙げられる。

 また、馬を見る楽しさと同様に夏競馬は馬券もまた魅力だ。というのも、暑いこの時期は各馬の体調管理が難しく、力関係がわかりにくい3歳馬と古馬の激突が増えることも難解な要素のひとつ。そういう意味で夏競馬はG1レースがないものの、馬券で勝負する競馬ファンには絶好の稼ぎどころといえる。

 今週行われる重賞レースは、サマースプリントシリーズの開幕戦である函館スプリントステークス(G3)と、3歳限定ダート重賞のユニコーンステークス(G3)。どちらも昨年は1番人気が敗退して万馬券が飛び出しているが、今年の狙いはずばりユニコーンステークスだ

 このレースは過去にルヴァンスレーヴやサンライズノヴァ、ゴールドドリーム、ノンコノユメといったダートの強豪馬が勝ち上がったレースだが、過去10年でも1番人気は3勝と低迷しているように、実は波乱含みの一戦。しかも最後のJRA3歳限定ダート重賞ということもあり、各陣営の狙いが複雑に絡み合っている。ということは

「春競馬の負けを取り戻したい!」

「宝塚記念の軍資金を稼ぎたい!」

「夏の臨時収入が欲しい」

 と様々な思惑を抱える競馬ファンにとっては、まさに最適なレースといえよう。ただし、実力伯仲のメンバーが揃ったこのレースで「どの馬を買えばいいのかわからない」というのが、多くの競馬ファンの本音ではなかろうか。ならばここは、今最も勢いに乗る万馬券的中のプロ集団から力を借りるというのが最適解。そのプロ集団こそ、競馬ファンの間ではお馴染みの「暴露王」である。

 昨年に年間350本という万馬券を的中させ、今年もすでに155本の万馬券を的中(6月8日現在)と、圧倒的な万馬券実績を誇る暴露王だが、この春の勢いはとどまることを知らない。アーモンドアイが敗退した安田記念では、圧倒的1番人気に支持されたアーモンドアイではなく、勝ったグランアレグリアを本命に指定。そして難なく万馬券を的中させたのだ。しかも安田記念当日には、阪神6Rにて3連単13万6930円と馬単6万2650円という特大万馬券をダブル的中。10番人気で勝利したチェーロの激走を見抜いての10万馬券的中と、万馬券のプロとしての実力をまざまざと見せつけた。

 そもそも万馬券は、実力馬や人気馬が敗退することで発生するものであり、予想においてそれを狙うのは特に難解といえる。しかしその危険な人気馬を作り出すのは、マスコミや競馬ファンだ。暴露王のように、マスコミが作った表面上の人気にとらわれず、人気はなくても勝ち負けになる馬を把握していれば、難なく万馬券を的中できるといえるだろう。

 そんな暴露王は競馬記者の中でも、ベテラン中のベテランであり、競馬関係者と家族のような付き合いをしている超大物記者と契約。

「記者章を手に入れるために会社に所属しているが、会社からの給料はなくてもいい。取材で俺だけが入手した情報があれば、馬券の収入で十分生活できるから」

 と豪語する彼らは競馬記者でありながら、スポーツ紙や競馬専門紙に書かない【本当の勝負話】を暴露王に持ち込んでいる。その情報は新聞に載らないため、競馬ファンに広まることはなく、人気にも影響しない。だから彼らの買う馬券は人気薄になり、万馬券に直結するという仕組みなのだ。そんな暴露王が

「ユニコーンステークスは絶好の万馬券的中レースですよ。近年は上位人気が馬券になることが多く、堅い決着と思われているレースですが、今年は2戦2勝でヒヤシンスステークスを勝ったカフェファラオを筆頭に、端午ステークスの勝ち馬サトノラファール、サウジアラビアからの海外遠征帰りのフルフラットなどなかなか濃いメンバーが集結します。

 人気の盲点となりそうな馬も目立ち、波乱含みの展開になりそうなムードが漂っていますから。中でも提携記者から『新潟大賞典で推奨したアトミックフォース(7番人気2着・10万9810円的中)の時と同じ手応え。これは人気薄で激走の万馬券になるパターン。大いに期待してくれ!』と自信満々の報告が届いているほどで、かなりの万馬券が期待できますよ」

 と今週行われるユニコーンステークスの万馬券的中に絶好の手応えを見せているのだ。この新潟大賞典は10万馬券という、競馬ファンにとって夢の馬券を仕留めたレースだが、その時と同じ手応えだという。これを期待せずに何を期待すればいいのか、それほどのレベルに達しているのだ。

 そして重要なのは、なんと暴露王は、このユニコーンステークスの勝負買い目と注目しておきたい穴馬情報を今回が初めての利用となる方に限り【極穴重賞直前リポート】にて無料公開すると発表したこと。超凄腕の現役競馬記者たちが入手した至高の穴馬情報、そしてそれらの情報をもとにした勝負買い目が無料で入手できるのだ。こんなチャンスは滅多にない。

 さらに暴露王では多くの競馬ファンが夏競馬をより楽しめるようにと、人気予想コンテンツである「Mr.サンタの馬券指南」なども無料で利用できるとのこと。このサンタは9週連続で万馬券を的中させるなど、とても無料とは思えない破壊力をもっている。これら暴露王の無料情報を活用し、夏競馬は馬券で勝ち組となろうではないか。

CLICK→【無料公開!ユニコーンステークス勝負買い目・穴馬情報】暴露王

※本稿はPR記事です。

JR東海の悪夢…東海道新幹線の利用者94%減の一方、リニア建設費3800億円の負担

 東海道新幹線は前回の東京オリンピック開会直前の1964年10月1日に開業した。それから半世紀あまり。今年開かれるはずだった2回目の東京五輪はコロナ禍で延期になり、東海道新幹線は苦境に立たされた。

 JR東海はゴールデンウィーク(GW)期間を含む4月24日~5月6日の東海道新幹線や在来線特急の利用者数が前年同期に比べ94%減ったと発表した。期間中の輸送人員は新幹線が94%減の29万2000人、在来線特急が96%減の1万1000人だった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言により、帰省やレジャーといった外出の自粛が強まった影響をモロに受けた。人の移動がなければ新幹線は空(から)になる。

 JR東海は今後の利用客の動向を明らかにしていない。「新幹線の5月の輸送人員は前年比9割減」という情報があるが、非公式なものだ。国の緊急事態宣言の延長を踏まえ、JR東海は東海道新幹線の最速列車「のぞみ」の運行本数を2019年度の平均と比べ6割削減した。5月11日から1時間あたり約3本、山陽新幹線に直通するのぞみは同1~2本程度になった。東海道新幹線は4月24日から臨時列車をすべて運休しており、定期列車の削減にも踏み込んだ。「ひかり」や「こだま」は運行本数を減らさないため、東海道新幹線全体でみると1日約250本の運行と、19年度比で3割強の減便となった。その後、新幹線は徐々に本数を元に戻しているが、コロナ前の水準にはほど遠い。

輸送量は2月が8%減、3月が59%減、4月が90%減

 JR東海の20年3月期通期の売上高は前期比2%減の1兆8446億円、純利益は9%減の3978億円だった。純利益は従来予想(4260億円)より281億円下振れし、8年ぶりの減益となった。上期(19年4~9月期決算)は増収増益だったが、20年1~3月期の失速が通期の業績を悪化させた。

 20年1~3月期連結決算は、売上高が前年同期比16%減の3966億円、営業利益は61%減の442億円、純利益は85%減の97億円だった。減益の主因は新幹線の利用客の急速な落ち込みだ。20年1月まではビジネス客の出張や訪日外国人(インバウンド)の需要が追い風となり、前年同月比プラスで推移してきたが、2月以降、月を追って利用客が減った。新型コロナの影響が広がり始めた2月は輸送量が同8%減、3月は過去最大の減少率となる59%減。1~3月で見ると新幹線の運輸収入は2552億円と2割減った。

 JR東海の4月の東海道新幹線の輸送量は前年同月比で90%減。3月の59%減を大きく上回った。1カ月で1100億円の運賃収入の減少だ。4~6月期は過去最悪の決算となるだろう。金子慎社長は「会社発足以来の厳しい局面」とした。

 コロナ後の商慣行の変化に株式市場は着目している。

「オンラインの会議や商談が普及すると、出張して会いに行かなくても失礼にはならなくなる。ビジネスの常識が変わる」(外資系証券会社のアナリスト)

 新幹線のビジネス客の今後の動向を注視する必要がある。JR東海の営業利益全体でみた場合、運輸事業の割合は9割強。JR東日本、西日本の同6割台と比べて運輸事業の比重が大きい。20年3月期決算に基づく数字だ。19年同期もJR東海はほぼ同じである。

 というのも東海道新幹線の採算が良く、だから必然的に新幹線1本足打法になった。それだけに運賃収入の落ち込みはJR東海を直撃した。

「JR東海はリニア中央新幹線の投資が重く、JR東日本と比較するとホテルや駅ビル、商業施設を後回しにしてきたツケが回ってきている」(前出と別のアナリスト)

 JR東海は21年3月期の業績予想・配当を「未定」とした。東日本、西日本も同様である。

6年連続で過去最高となる設備投資

 新型コロナの影響の長期化が確実になった。特に新幹線への依存度が高く、その一方でリニア中央新幹線の建設を行っているJR東海への影響は深刻だ。コロナ禍以前に策定されたものだが、JR東海の20年度(20年4月~21年3月)の連結設備投資額が単年度としては過去最高の7180億円となる。19年度の当初計画(6210億円)を15.6%上回り、6年連続で過去最高である。リニア中央新幹線の建設工事に半分強の3800億円を投じる。

 脱線防止ガードの敷設や新幹線車両に大型荷物置き場を設置するなどの安全・安定輸送の確保に1490億円を充てる。7月には新幹線の新型車両「N700S」がデビューする予定になっているほか、約20年ぶりに在来線の通勤型電車「315系」を新たに開発し、輸送サービスの充実にも930億円を投資する。

 JR東海の「超電導磁気浮上式リニアモーターカー(超電導リニア)」は品川-名古屋間を最速40分で結ぶ計画。時速150キロメートルを超えると浮上して、高速走行する仕組みだ。13年から山梨県で試験走行してきた初代営業仕様「L0系」の改良型を3月25日、報道陣に公開した。「鼻」と呼ばれる車両の先頭部分は凸凹が際立ち「鼻筋」が通った形状となり、先端だけが従来より丸くなった。L0系は平らな部分が多く、鼻ペチャだった。テレビが改良型を映し出すと、鉄道ファンのボルテージは一段と上がった。

リニア新幹線の27年開業が困難に

 新型コロナの影響でリニア中央新幹線の建設工事の中断が相次いだ。4月中旬までに東京都と神奈川県の一部で工事を中断したが、山梨県を除く、静岡、長野、岐阜、愛知の各県でも工事中断が相次いだ。

 全長286キロのうち9割近くをトンネルが占める。「最難関工事」のひとつの静岡工区(8.9キロ)は本体工事に着工できていない。静岡県の川勝平太知事が約60万人が利用する大井川の水量が減る恐れがあるとして慎重の姿勢を崩していないためだ。静岡県とJR東海は解決に向けた協議を続けているが膠着状態に陥っている。

 着工の同意が6月中に得られないと、静岡県内のトンネル工事が始められない。JR東海は、6月に静岡県内で工事が着手できないとリニア中央新幹線の品川―名古屋間の2027年開業が困難、と表明していた。

 JR東海は金子社長と川勝知事のトップ会談で打開を目指すが、開業へのハードルは一段と高くなっている。川勝知事は6月10日、県庁で開いた定例会見で、「私の関心は2027年にない」と言い切った。最速で37年とされる大阪延伸も困難になる。

JR東日本、西日本のダメージも大きい

 JR東日本のGW期間中の新幹線や在来線特急の輸送人員は91万6000人で前年同期間に比べ95%減った。空港利用者の落ち込みで大幅減便となった成田空港と東京都心を結ぶ「成田エクスプレス」は3000人。前年の1%の利用にとどまった。東京都が外出自粛を呼びかけた4月25日~5月5日の11日間における自動改札の利用実績は、前年同期間と比べて東京駅で85%減、渋谷駅で82%減だった。

 JR西日本も利用者数が19万人と前年同期に比べ95%減った。利用者数は山陽新幹線や在来線の特急で95%減、北陸新幹線で97%減。GW期間中の山陽新幹線で、新大阪駅発車時点の自由席乗車率が3%の列車があった。

 20年1~3月期連結決算の最終損益はJR東日本が530億円の赤字、JR西日本は277億円の赤字。新型コロナの感染拡大は、鉄道事業だけではなく、JR東やJR西が稼ぎ頭としてきた流通・サービス・不動産・ホテル事業など非運輸事業にも、ダメージを与えた。ただ、JR東日本は首都圏の鉄道網のラッシュ時に利用客が戻れば、業績回復のテンポが速まる。

(文=編集部)

CMヒットメーカーは、今のテレビをどう見ている?

テレビCMか。いや、もうインターネット広告でしょう。

広告主のメディア選定において、テレビとインターネットが比較される時代。

広告のつくり手はテレビCMをどう捉えているのか。メディアの多様化でキャンペーン設計が複雑になる今、企業や広告制作者が持つべき視点とは。

5年連続CM好感度1位を獲得したau「三太郎シリーズ」や、トヨタ自動車「トヨタイムズ」など、視聴者が共感するテレビCMを多数手がけている、クリエイティブディレクター(CD)の篠原誠さんに話を聞きました。

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「テレビは万能」の時代は過ぎ去ったけど…

四半世紀にわたり、私はテレビCM制作に携わってきました。ひと昔前まで、テレビCMさえ流しておけばマスにリーチできる時代でした。企業はテレビCMにあらゆることを期待していました。

思い出すのは、あるクライアントの広告制作のオリエンテーション…。

新しい商品が出て、15秒のテレビCMを制作することになりました。クライアントは、「その商品の大きさ、デザイン、新しい機能二つ、もちろん商品名もちゃんと印象に残るようにしたい」と言いました。

わずか15秒のCMに、あれもこれもとメッセージを詰め込み、生活者の印象に残るようにするなんて至難の業。頭を抱えたものです。しかし裏を返せば、それだけクライアントは「テレビは万能」と信じ、テレビなら生活者にさまざまなことを伝えられて、売り上げにつながると考えていたのでしょう。

しかし、時代は変わり、今はインターネット広告を活用するクライアントが増えてきました。その理由として、テレビの視聴率が低下したこと、スマホやパソコンが暮らしに欠かせなくなったこと、そしてインターネット広告は、クリック率やコンバージョン率など、生活者がどのくらい広告に接触して、購買につながったのかを数値で測れることが挙げられます。今、クライアントは皆、広告効果のデータを熱心に集めています。効果を測定・検証し、PDCAを回して効率化を図ることが当たり前になってきました。

これまでテレビCMをよく利用してきたクライアントも、インターネット広告への出稿の割合が増えつつあります。「テレビCMさえ流しておけばいい」という意識は、確実に変わっていることを実感します。

テレビCMのいいところを改めて考えてみた

テレビCMからインターネット広告への流れは進んでいます。しかし、商品やサービスの訴求方法として、テレビというメディアは、とんでもなく効率の良い媒体であることが見落とされていると感じます。

テレビの強みはなんといっても圧倒的なリーチ力です。インターネットの動画広告で「1億回も再生もされた」と言われると凄く感じますが、テレビCMの出稿量に換算すると、実は大したことありません。テレビは、視聴者1人当たりの広告到達コストが大変安い。

例えば、テレビなら国内全世帯の80%ぐらいにリーチできますが、それをインターネットで実現しようとすると、途方もないコストがかかります。インターネットはテレビのチャンネルに当たるサイトの数が非常に多い。イメージとしては、雑誌に近い媒体といえます。

ですから、デジタルメディアを熟知し、広告の効率を重視するクライアントほど、リーチ単価が安いというテレビの強みを理解していて、テレビに集中出稿するケースがあります。

私はインターネット広告も手掛けていますが、制作するときに痛感するのが、生活者の視聴態度や視聴気分の違いです。テレビはもともと番組とCMがセットになっているので、CMが流れても、さほど違和感はありません。一方、インターネットは、もともと広告ありきのメディアではないので、テレビほど広告に対して寛容ではない。この点をどうクリアして、広告を見てもらうか悩むところです。

…と考えてみると、テレビは相変わらず強いメディアであることは確かです。もちろんテレビCMにも弱点もあります。15秒、30秒というわずかな時間で商品内容を深く理解させるのは難しいし、ターゲットをセグメントできないので、女性しか使わない商品を男性にも訴求してしまうといった無駄打ちもある。この点は、インターネット広告の方が優れているといえます。

インターネット広告の台頭がもたらしたもの

今の時代は、「テレビCMとインターネット広告双方の強みを生かして、商品やサービスを効率的に訴求することが大事」といわれます。しかし、これは思っているほど容易ではありません。

テレビCMとインターネット広告、それぞれにどういう役割を持たせるのか?双方のトーン&マナーはどのように合わせるか?

インターネット広告には、記事広告や動画広告、SNS広告などがある。これをどう使い分けるのか?

動画の尺は、これまでならテレビ用に15秒、30秒、60秒を考えればよかった。しかし、今はインターネット用の短尺や長尺動画の制作も加わる。画像サイズも、ヨコだけでなくタテ画面やスクエアなども求められる。

人々の視聴習慣も変わりつつある。スマホでテレビ番組を見たり、テレビでデジタル動画を楽しむようになったりしている。この変化にどう対応するのか?

CDとして、テレビCMとインターネット広告双方に携わっていると、メディアごとにカスタマイズして広告をつくらなければならず、メディアを利用したキャンペーン設計が、昔に比べて圧倒的に複雑になったと感じます。これは私だけでなく、他の制作者も、クライアントも、広告会社も、みんな同じ悩みを抱えています。

広告のプロが、ますます必要とされる時代

広告をつくるとき、テレビCMだから、インターネット広告だから売れるという考えは危うい。そうではなく、どうしたら商品やサービスが売れるのか、企業やブランドの価値が上がるのかという、本質的な視点を持つべきです。何のために広告を打つのかという目的、メディアの役割と戦略を考えることが、より重要になります。

メディアを利用したキャンペーン設計が複雑になる、つまり手間暇をかけて商品やサービスを売る時代になりました。企業が困っている今こそ、広告のプロの力が頼りにされています。営業も、マーケターも、プランナーも力の差が出る時代です。

私は、商品やサービスはどれも発明品だと思っています。優れた発明品が売れれば売れるほど、つくった企業も、売った人も、買った人も得をします。CDとして力を発揮し、そのような状況になったときにいちばん喜びを感じます。

世の中から絶大な反響を呼ぶ、ホームランのような広告はあまりつくれなくても、「広告を打った効果があった」と言われるよう、ヒットを積み重ねたい。企業はお金をかけて勝負をかけて商品やサービスを世に出すのですから、「全く効果がなかった」とアウトにならないように。

PDCAを回し、効率化に注力するだけなら、広告制作はいずれAIでもできるようになるでしょう。それに商品やサービスの中には、PDCAを回すだけでは売れないものもたくさんあります。

いつの時代も広告のターゲットは人間であることに変わりはありません。出稿しているときはもちろん、広告を打つことをやめても売れ続ける。そのためには、商品やサービスがまとうブランドに、愛着が持てるかどうかがカギです。人には「これ、好きなんだよな」という感情が必ずあります。人の心に広告をちゃんと残す。この役割をテレビCMは、まだまだ担えるはずです。