電車内で女子中学生に痴漢→線路に降り逃亡した男の裁判を傍聴してみた

 電車内の痴漢で捕まりそうになり、線路へ飛び降りて逃走。おかげで電車がストップし、多数の乗客が大迷惑――。そんな事件がときどき報道される。「ふざけるな!」と怒り心頭の方が多いだろう。何を考えて線路へ逃げるのか。捕まったらどうなるのか。

 そういう事件の裁判を私は傍聴したことがある。事件名は「迷惑条例違反、威力業務妨害」だった。ちなみに「迷惑条例」は略称で、都道府県によって条例名は少し異なる。

 被告人は黒スーツにネクタイ姿の中年男性だ。妻子あり。男性は午前8時頃、満員電車内で女子中学生(13歳)のスカートの上から臀部を触り、スカートをまくり上げて下着の上から陰部を4、5回揉んだのだという。 

 なぜそんなことをしたのか。検察官が被告人の調書を読み上げた。以下、メモしきれなかったところは「…」でつなぐ。

調書「性癖…中学生、高校生…女の子に興味がある…被害者を見て、おとなしそうな子なので…」

 私は痴漢の裁判もだいぶ傍聴してきた。痴漢男はほぼすべて「好みのタイプ」の女性や「おとなしそう」な女性を狙う。逆にいえば、好みではないタイプや気が強そうな女性は相手にしないようだ。情状証人は被告人の妻だった。今回は離婚しないが「私もこれが最後だと思って…」と暗く述べた。尋問が終わって妻は傍聴席へ戻り、続いて被告人質問が始まった。

弁護人「線路内に飛び降りた…なぜですか?」

被告人「もう、あの、過去の…捕まったらもう終わりだなと…会社も徐々に大きくなっていたので、捕まったら終わりだと思って、ただただ逃げてしまいました」

弁護人「(鉄道会社と乗客に)大きな迷惑を…」

被告人「半分パニックになっていて、追いかけられて目の前が線路だったので、ただただ逃げました」

 欲望のままに痴漢し、捕まりそうになればただただ逃げる、目先のことに強く集中するタイプともいえる。

弁護人「逃げればいいと、聞いたんですか?」

被告人「知り合いの、弁護士さん、テレビ、とか…痴漢と間違えられたら、逃げなさいって、ま、そのことを、真に受けてしまって…」

 一般論として、もし無実でも痴漢の疑いをかけられたら、無罪が認められる可能性は低い。逃げたとしても、あらゆる場所に防犯カメラがあり、逃げのびられる可能性も低いうえ、線路へ逃げれば「威力業務妨害」の罪が加わる。

 このあたりで、傍聴席にいた妻が廊下へ出て、その後、戻らなかった。

被害を受ける女性が人格のある人間とは想像もしない痴漢犯

 被告人質問は続いた。被告人は複数の会社を経営しており、売上は年間1億円以上あったという。仕事では有能だったようだ。

弁護人「本件後、どうなりましたか?」

被告人「今は、月に20万円、いかないくらい…」

弁護人「なぜそこまで落ち込んでしまったのですか?」

被告人「今回の件…(実名報道され)…事業自体が、紹介、信用で回っていたので…」

弁護人「借金があるのですか?」

被告人「月50万円、返済があります…ここまで影響が出るとは、考えられませんでした…」

 この事件は、被告人が線路を走って逃げ去る動画とともにテレビで報道された。しかし今、被告人氏名でネット検索しても報道記事はヒットしない。ヒットするのは、いわゆるトレンドブログだ。被告人の氏名をタイトルの冒頭に大きく掲げ、個人情報を暴いてネットリンチをあおり、ページビューを稼いで広告収入を得ようとする匿名サイトばかりが大量にヒットする。実名報道された色情事件はみなそうだ。被告人がいくら更生を誓っても、氏名を変えなければ再起できないのではないか。

検察官「痴漢をする前に、もし捕まったらとか考えなかったのですか?」

被告人「そうですね、考えてませんでした」

検察官「被害者がおとなしそうだから大丈夫と?」

被告人「……」

検察官「被害者は、あまりに執拗に触ってくるからヤメてくださいと声を…」

被告人「…覚えてません」

検察官「被害者が、涙をためて震えていたことは?」

被告人「…見てません」

 自己の欲望のみに突き動かされ、被害を受ける女性が人格のある人間とは想像もしない。多くの性犯罪に共通するように思われる。求刑は懲役1年だった。次回判決。相場的に間違いなく執行猶予が付くだろう。

 審理が終わって廊下へ出ると、重く沈んだ様子で被告人の妻が独りぽつんといた。
(文=今井亮一/ジャーナリスト)

パチンコ「8万発」報告に続き「甘デジ」でもサプライズ!? 好調メーカー「激アツ情報」が話題!!

『牙狼』シリーズで知られるサンセイR&Dが、2020年も抜群の存在感を放っている。

 その筆頭は「圧倒的スピード性能」を有した『P10カウントチャージ絶狼』。1セット約148秒という高速消化をしているだけではなく、右打ち時の大当りはALL1500発、継続率は約77%と「大量出玉」も十分に狙える仕様だ。

 実際に遊技したユーザーからは「1万発30分で十分」「時速3万発に納得」といった声が浮上。もちろん良い意見ばかりではないが、上々の評価を得ているという印象である。

 終日で「8万発」の出玉を記録したとの情報が話題になるなど、『牙狼』シリーズの期待に応える出玉感への注目は確実に高まっている状況だ。

『P GOD EATER‐ブラッドの覚醒‐』に搭載された「10カウントチャージ」を軸とした新たなRUSHシステムが、長期稼働を実現できるかに注目したい。

『P10カウントチャージ絶狼』が好調のサンセイR&Dだが、関係者は今後のラインナップへも関心を示している。

 予てより「人気シリーズがスタンバイ!?」といった情報は出ていたが、6月に入り具体的な機種名を話題にする関係者が目立つようになってきた。その候補には『牙狼』だけではなく『ジューシーハニー』など、一定のファンを持つ人気機種の名があげられている。

 気になる仕上がりに関しては「遊タイム搭載の可能性あり」といった予想も浮上中。その動向に熱い視線が注がれているわけだが…。

 さらには「甘デジでもサプライズを期待」といった興味深い情報も存在。「破格の出玉感」も話題になった「アノ分野」に動きが!?

「サンセイさんに関しては次機種の候補は多くありますが、最近になって目立つのは甘デジ新機種の動向。スポーツ系を題材にした機種が、間もなく発表されるのではないかと噂されています。

その分野であれば『キャプテン翼』や、競馬を題材にした『G1 DREAM』シリーズが当てはまるでしょうか。有力視する声が多いのは、今年デビューした『P GI DREAMROAD』も上々の反響を得ていた競馬コンテンツ。本機も、ライトミドルと思えぬ破格の出玉感が好評でしたよね。

実現するならばリアルな競馬演出も搭載してくれるはず。遊びやすいスペックで、演出面を楽しみやすくなる点は魅力でしょう。最近は出玉性能が強い甘デジも多いですし、サンセイさんらしい一撃を有した仕上がりにも期待したいですね。続報に注目です」(パチンコ記者)

 終日で「8万発」報告が出た『P10カウントチャージ絶狼』を発表するなど、新時代でも熱視線を浴びているサンセイR&D。次は甘デジ分野を盛り上げてくれるのだろうか。動向から目が離せない。

JRAノーザンファームに大誤算! 3連勝中の新馬戦に「期待馬」集結のはずが、「除外・回避」でまさかの……

 27日(土)、東京5Rの2歳新馬戦にフルゲート16頭がそろった。

 芝の1800m戦とあって、例年なら翌春のクラシックを狙えるようなノーザンファーム生産馬が出走してくる。今年も週半ばの想定段階では、3頭が出走を予定していたが、木曜日の出馬表発表では、ノーザンファーム生産馬が1頭もいないという事態に……。3頭に何が起こったのだろうか。

 3頭の中で最も期待が大きかったのがスワーヴエルメ。父がクラシック2冠を制したドゥラメンテ、母が桜花賞3着馬のアイムユアーズという良血馬だ。セレクトセールで1億9440万円という高額で取引され、注目度は群を抜いて高かった。出走していれば1番人気は間違いなかったが、16/21の抽選に漏れ、まさかの除外となった。

 スペシャルドラマは、伯父にG1・2勝のグランプリボスがいるこちらも良血馬。父エピファネイア、母の父キングカメハメハ、さらに2代母の父サンデーサイレンスという配合は牝馬2冠のデアリングタクトと全く同じ。追い切りでもいい動きを見せていたが、こちらも16/21の抽選の壁に阻まれた。

「2頭(スワーヴエルメとスペシャルドラマ)は、おそらく来週以降の福島1800mに向かうことになるでしょう。どちらも大きいところを狙える馬だけに東京でデビューさせたかったでしょうね。夏の福島デビューからはクラシックにつながるイメージがありませんからね」(競馬誌ライター)

 出走にこぎつけられなかった最後の1頭がアルビージャだ。サンデーレーシングから総額4000万円で募集されたモーリス産駒で、近親にアルバートやインティライミがいる。モーリス産駒待望の初勝利という期待も背負っていたが、最終追い切り後に歩様が悪くなり回避となった。

「ノーザンファームとしては、来年のクラシックに向けてここで“1勝”は見込んでいたはずです。まさか1頭も出走できない憂き目にあうとは思っていなかったでしょう。実際に、宝塚記念ウイークの東京芝1800mの新馬戦は、2017年からノーザンファームの生産馬が3連勝中でしたし」(同)

 しかし、勝ち上がったその3頭には、その後苦難が待ち受けていた。

 2017年に勝ち上がったスワーヴエドワードは、1勝クラスで頭打ちとなり、障害転向後に1勝するにとどまった。結局、平地・障害あわせて13戦2勝という成績で登録を抹消された。

 2018年にはアンブロークンが勝ち上がり、2戦目の新潟2歳S(G3)でも2着に好走。しかし、脚部不安が判明し、その後は長期休養に入った。約1年後の復帰戦を3着と好走したが、結局2勝クラスでは勝利を挙げることなく、今月登録を抹消された。

 そして昨年勝ち上がったのは、記憶に新しいブルトガングだった。グランアレグリアの全弟ということでデビュー前から注目度も高かった。新馬戦では期待に違わぬ衝撃の走りを披露したが、その2週間後に腰萎(腰フラ)が原因でまさかの安楽死処分になった。

 結果的には、3頭ともその素質を開花させることなく、すでに現役を退いた。今年は3頭が除外・回避という結果になったが、嫌な流れを断ち切ったともいえる。長い目で見れば、逆に良かったのかもしれない。

渡部建、謝罪会見を避ける本当の理由…復帰への計算、文春での謝罪は“素振り”の可能性

「アンジャッシュ」の渡部建さんが「週刊文春」(7月2日号/文藝春秋)で独占謝罪した。だが、いまだに謝罪会見を開いていないことに対して疑問の声が上がっている。

 渡部さんが会見しないのは、以前この連載で指摘したように自己愛が強いからだろう。強い自己愛の持ち主は、自己愛の傷つきに人一倍敏感で、自己愛が傷つく事態を何よりも恐れ、極力避けようとするからである。

 多目的トイレで肉体関係を持ったことを含めて複数の女性との不倫が報じられてからの世間の反応を見る限り、渡部さんが謝罪会見を開けば、容赦ない質問が飛んでくることは容易に想像がつく。当然返答に窮するだろうし、頑張って答えても、言い訳と自己正当化に終始していると批判されるかもしれない。あるいは、会見で話したことに対して、不倫相手の女性が「事実と違う」と異議を申し立てる可能性も十分考えられる。

 そうなれば、渡部さんの自己愛は傷つくはずだ。そういう事態を何よりも恐れるからこそ、謝罪会見を開かないのだと思う。自己愛が強い人は、必ずしも鋼(はがね)のように強靱な神経を持っているわけではない。むしろ、自分自身を愛する気持ちが人一倍強いがゆえに、バッシングには脆弱なのだ。

 そういう自分の打たれ弱さに薄々気づいているからこそ、自己愛が少しでも傷つく事態を避けて、自分を守ろうとする。17世紀のフランスの名門貴族、ラ・ロシュフコーは「自己愛は、この世で最もずるい奴より、もっとずるい」と述べているが、自分を守るためにずるくなることは、誰にでも多かれ少なかれあるのではないか。

渡部さんの計算

 今回「文春」で謝罪したのも、自分を守るための計算があってのことだろう。まず、自身の不倫を暴いた媒体で謝罪すれば、禊(みそぎ)がすむという計算が働いたはずだ。また、落語家の立川志らく師匠が25日にテレビ番組『グッとラック!』(TBS系)で言ったように、「第3弾、第4弾出ないように」という思惑もあったのかもしれない。

 私は意地悪なので、「妻も怒っているし、世間からもボコボコに叩かれているし、テレビにも出られなくなった。ヤバいことになったので、一応謝罪の素振りを見せておこう。そのうちほとぼりが冷めれば、世間も忘れるだろう」という計算もあるのではないかと疑いたくなる。

 だが、そんなに甘くないと私は思う。もし、時間が経てば世間が許してくれて、そのうちテレビにも復帰できると思っているのなら、妻の佐々木希さんから言われたように「あなたはどこかで舐めて生きている」ことになる。

 私としては、渡部さんに過去の女性遍歴を赤裸々に吐露した自伝を書いて出版することを勧めたい。幻冬舎の“天才編集者”、箕輪厚介氏が編集を担当すれば、きっと売れるはずだ。もしかしたら、井原西鶴の『好色一代男』と並ぶ傑作として後世に名を残すかもしれない。

(文=片田珠美/精神科医)

参考文献

François de La Rochefoucauld  “Maximes et Réflexions diverses” Garnier Flammarion 1977

 

JRAグローリーヴェイズ宝塚記念(G1)参戦の「裏事情」。ドバイ中止以外にも、先を見据えた陣営の思惑が……

 28日、阪神競馬場で春のグランプリ・宝塚記念(G1)が開催される。ファン投票上位のラッキーライラック、サートゥルナーリアをはじめとした豪華メンバー18頭によるフルゲートで行われる。

 メンバー唯一の海外G1の勝ち馬グローリーヴェイズ(牡5歳、美浦・尾関知人厩舎)は、半年ぶりの実戦復帰で宝塚記念に挑む。

 昨年の香港ヴァーズ(G1)で、ラッキーライラックに3馬身半差の勝利を収めたグローリーヴェイズ。今年の始動戦は3月のドバイシーマC(G1)を予定していたが、レースの1週前に中止が決定し、ドバイからトンボ返りとなってしまった。

 ドバイワールドカップデーの約1か月後に行われる天皇賞・春(G1)は、昨年フィエールマンの2着に好走したレースだけに出走も期待されたが、間隔の短さから陣営は出走を断念。その影響で、グローリーヴェイズの始動戦は宝塚記念となった。

 半年ぶりの復帰戦は初の阪神コース。関東馬ということを考えれば、阪神未出走も珍しいことではない。だが、京都はすでに6走しており、意識的に阪神を使われてこなかったようだ。

「ハナ差の2着に敗れたデビュー3戦目のきさらぎ賞(G3)がグローリーヴェイズにとって、初の京都コースでした。この走りを見た尾関調教師は直線平坦なコースが合っていると見抜き、これまで意識的なレース選択をしてきたようです」(競馬記者)

 きさらぎ賞後は京都を5走、新潟とシャティンを1走ずつとコースへのこだわりがよくわかるレース選択だ。実際に、香港ではG1勝利、京都では日経新春杯(G2)を勝利、天皇賞・春で2着としっかり結果を出している。

 京都が合う理由としては、デビュー時432キロと小柄な馬体だったため、力のいるコースを苦手としていたと考えられる。だが、今では450キロを超える馬格に成長しており、阪神の坂も十分にこなせる可能性が高そうだ。京都コースにこだわってきたグローリーヴェイズが宝塚記念出走に至った要因の一つだろう。

 だが、それ以上に宝塚記念参戦には大きな意義があるようだ。

「京都競馬場は改修工事のため、今年の11月から開催休止に入ります。開催再開は2023年とかなり先のため、京都で結果を出してきたグローリーヴェイズにとってはかなりの痛手です。

これからは他のコースでも結果を出さなければなりませんので、陣営は宝塚記念で一線級を相手にどれだけやれるかを計りたいのではないでしょうか。ここで好走すれば、今後の選択肢は増えますが、惨敗するようだと今後のレース選択は慎重にならざるを得ないですね。陣営にとって重要な1戦となりそうです」(別の記者)

 どうやらグローリーヴェイズにとって宝塚記念はただの復帰戦ではなく、重要な試金石の1戦となるようだ。

 是非ともここで結果を出して、秋は“関東圏”でアーモンドアイ、フィエールマン、コントレイルらとの激闘に期待したい。

渡部建が妻と相方とスポンサーに謝罪する一方、最大の被害者である相手女性に謝罪せず! 「デートクラブのように安全に遊べる子」と差別肯定

 複数の女性を性のはけ口としていたことを「週刊文春」(文藝春秋)に報じられた、アンジャッシュ・渡部建。「週刊文春」発売2日前からすべての仕事の自粛を発表し公の場から姿を消していた渡部だが、今週、その「週刊文春」の独占インタビューに答えた。  すでに多くのワイドショーでも報...

渡部建だけじゃない「政治家や力士やプロ野球選手」もしていた“安全な遊び方”! 女性を道具扱いする男たち

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

渡部建Twitterより画像引用

 アンジャッシュの渡部健が、自身の不倫を報じた「週刊文春」(文藝春秋)にて独占告白をし、大きな注目を集めている。順風満帆だった芸能人生を「文春」に潰され、その「文春」に涙のインタビュー記事が載るという、なんとも情けない展開だ。

 渡部は同誌の6月11日発売号で、複数人の女性との不倫関係や、多目的トイレで行為に及んでいたなどの事実を報じられ、芸能活動を自粛している。それから2週間後となる同誌の6月25日発売号で、渡部は自身の不倫についてNGの質問なしで90分ものインタビューを受けている。

 渡部は「今でも妻を愛しています」と妻である佐々木希についての想いを明かし、不倫相手とされている複数の女性については「デートクラブのように安全に遊べる子たちというふうに認識していました。彼女たちは『接待で政治家や力士やプロ野球選手の集まりに行ったりしている』と話していた。皆さんが安全に遊べる環境を作っていると伺って『こういう世界があるんだなぁ。こういう人たちなら安全に遊べるのかな』と思ってしまった」と述べている。

元テレ朝コメンテーターの鹿児島県知事、「脱原発」から容認に転向…今度は選挙法違反疑惑

 鹿児島県知事選(7月12日投開票)が25日、告示された。前回の知事選で初当選した現職の三反園訓氏のほか、前職の伊藤祐一郎氏、元九州経済産業局長の塩田康一氏など全部で7人が立候補した。

「脱原発」を掲げ野党の支援で4年前に初当選した三反園氏は、自民と公明の推薦を受け再選を目指す。しかし、自民・公明は前回、当時現職だった伊藤氏を推薦していたので、本来ならば、三反園氏にとっては“敵”のはずである。

 今回の野党側である「5者会議」(連合鹿児島、立憲民主、社民、国民民主、県民連合)はずっと独自候補の擁立を模索していたが、結局間に合わず、一致して支援する候補は不在となった。そして、“三反園おろし”のために、伊藤氏と塩田氏に候補の一本化を要請したが、それも失敗に終わった。要するに、候補者と支援組織が前回とは入れ替わった“ねじれ”が生まれ、それが選挙戦の行方を不透明なものにしている。

 なぜ、このような候補者と支援組織のねじれが起きたのかといえば、原因は4年前の三反園氏の振る舞いにある。元テレビ朝日コメンテーターの三反園氏は、民進(当時)・社民の県組織から支援を受けたほか、原発に反対する市民団体と「脱原発」の政策合意を結び立候補した。しかし、当選してしばらくすると、九州電力川内原発をめぐる脱原発の姿勢はトーンダウンし、政策合意を結んだ支持者らを遠ざけた。県政運営では、県議会最大会派の自民党と歩調を合わせてきた。

 自民党県連会長の森山裕国対委員長は、三反園氏について「(原発や安全保障などで)相反する政策を進めていない」と評価するが、地元の自民県議や支援団体の中には冷めた目で見る人も少なくないという。なかには保守分裂を不安視する声もある。

「ウソつきをリーダーにしてはおけない」

 今回の知事選もまた、川内原発をめぐる論戦が深まるかどうかが大きな焦点の1つだ。原発の運転期間は福島第一原発事故後、原則40年となった。ただ、原子力規制委員会が認可すれば20年を上限に延長できる。これまで延長が認められた原発は4基あるが、いずれも再稼働していない。川内原発は再稼働後、運転延長を求める初のケースとなる。

「運転延長反対」など脱原発を明確にする候補は、元民放アナウンサーの青木隆子氏と内科医の横山富美子氏だが、伊藤氏や塩田氏は明らかに原発容認派だ。例えば、伊藤氏は「2041年に稼働終了させる」としている。三反園氏は20年延長についての賛否を明らかにしていない。川内原発は1号機が1984年、2号機が85年に運転を開始した。いずれもあと4~5年で運転開始40年に達する。

 原発容認派の伊藤氏と塩田氏に対して、5者会議が候補一本化を働きかけたのはなぜか。福島第一原発事故後、現地調査へいち早く動くなど、脱原発派として有名な立憲民主党の川内博史衆議院議員(鹿児島1区)に話を聞いた。

三反園氏に勝てる可能性があるのはその2人だから。他の方は準備が遅れていた。2人ともラ・サール高から東大卒で官僚出身なのだから、2人が同時に出れば三反園氏が漁夫の利を得るくらいのことはわかるはずだ。政治は主張さえしていれば良いというものではない。ベストな選択ができなければ、次にベストな選択をするのが基本だ。新型コロナ後、日本社会は大きな変革を迫られる。そんな大変な時期に、政策合意を反故にするような、平気でウソをつく人をリーダーにしておくわけにはいかない。この4年間、情けない人が知事になってしまったなあという思いしかない」

 言葉の端々から、三反園氏に裏切られたとの思いが滲み出る。川内議員は三反園県政の4年間をこう評価する。

「今回の国体への対応(年内実施を断念)を見てもそうだが、何もしてこなかったのではないか。川内原発に関していえば、九州電力の言いなりだ。もし私がマネジメントできる立場なら、大規模集中電源から小規模分散型に転換し、20世紀型の経済モデルから脱却することにより、経済合理性が高まることをていねいに協議する。今回の知事選は鹿児島のエネルギー政策を議論するよい機会になればいい」

選挙法違反? 三反園氏をめぐる疑惑の数々

 自民党の鹿児島県連が5月、県知事選の対策会議に出席した地元県議37人に1人あたり30万円の現金を手渡していたと複数のメディアが報じている。公職選挙法は票のとりまとめを依頼して金銭を配ることを禁止しているが、県連は「調査活動費で、選挙がらみの支給ではない」と説明した。しかしながら、受け取った県議は果たしてどう感じたか。後日、その現金を返還した県議もいた。

 いかがわしい話はほかにもある。地元紙の南日本新聞によれば、三反園氏から鹿児島県内の首長数人に、選挙協力依頼の電話があったという。問題は、三反園氏が電話の際に、地元から県に要望されていた公共事業を挙げながら話をしていたという点だ。本当だとすれば、脅しのようなものである。

 公職選挙法は特別職を含む公務員が地位を利用して選挙運動することを禁じている。三反園氏は6月20日、「電話も依頼もしていない」と否定していたが、翌日になって一転、電話をかけたことを認めた。集票の意図はなかったと弁明し、「自分の思いを伝えるために」電話をかけたという。

 これでは「ウソつき」との批判も免れないのではないか。テレビ局のコメンテーター出身でありながら、マスコミ対応は苦手らしい。

(文=横山渉/ジャーナリスト)

JRA宝塚記念(G1)クロノジェネシスの猛追振り切った「大物2歳」登場!? 新種牡馬モーリス「初勝利」はまたもお預けか……

 ここで決めたいところだが……。

 今夏に初年度産駒がデビューを迎えている新種牡馬の中でも、特に大きな注目を集めているのが2015年の年度代表馬モーリスだ。

 しかし、新馬開幕週にG1・6勝馬ブエナビスタを母に持つブエナベントゥーラが2着に敗れるなど、ここまで14頭がデビューして未勝利……戦前の期待とは、大きくかけ離れた結果となっている。

 そんなモーリス産駒だが、今週27日(土)の阪神1Rで行われる2歳未勝利戦には、ウインメイユールとカスティーリャの2頭がスタンバイ。前者がデビュー戦2着、後者が3着とあと一歩だっただけに、産駒初勝利の期待が高まっている。

 だが、ここに来て評価が急浮上している馬がいるようだ。

「同じレースに出走するキズナ産駒のステラリア(牝2歳、栗東・斉藤崇史厩舎)ですね。デビュー戦でウインメイユールから3馬身離された3着馬なんですが、この中間はC.ルメール騎手がわざわざ調教をつけるなど必勝態勢。モーリス産駒の2頭にもチャンスはあると思いますが、一枚上の相手かもしれません」(競馬記者)

 記者がそこまで強気に話すのも、最終追い切りの内容が圧巻だったからだそうだ。

 24日に栗東のCウッドで行われた最終追い切りで、ステラリアは3頭併せ馬を敢行。それもパートナーは宝塚記念(G1)出走を控えるクロノジェネシス、再来週の七夕賞(G3)を予定するヒンドゥタイムズという明らかに格上の存在だった。

「ところが、ステラリアが2頭を振り切って最先着しちゃったんですよ。もちろん、クロノジェネシスはかなり後ろから追い掛けていましたし、ヒンドゥタイムズもレースはまだ先という“ハンデ”はありました。それでもこの時期の2歳馬が、古馬OP2頭を相手に先着するのは大したもの。

斉藤調教師も追い切り後の取材で、クロノジェネシスの出来に満足しているようでしたし、逆に言えばステラリアの走りが、それだけ非凡だったということでしょう」(同)

 記者の話を聞く限り、かなりの馬のようだが、ならば逆にそんな“大物”がデビュー戦で勝ち馬から3馬身半も離された3着だったことは気に掛かる。

「正直、ステラリアのデビュー戦は団野(大成)騎手が下手に乗ってしまいました。好スタートを切ったんですが、外から他馬に被せられてどんどん位置取りを下げると、4コーナーでは後ろから3頭目。

最後の直線でも前が壁になってほとんど追えず、やっとエンジンが掛かった頃には勝ち馬がゴール板を駆け抜けていました。レース後に団野騎手も『チグハグな競馬になってしまった』と悔しがっていましたよ」(別の記者)

 デビュー2年目の団野騎手だが、このレースまで新馬戦での1番人気は4度しか経験がなかった。それも単勝2.0倍の圧倒的な人気馬とあっては、慎重になるのも仕方がないだろう。結果的に裏目に出てしまったようだが、「ポテンシャルはあるので、すぐに勝てると思います」とステラリアの能力を称賛していたという。

 新種牡馬デビューから苦戦が続いているモーリスにとって、産駒初勝利の大きなチャンスとなりそうな土曜の阪神未勝利戦。だが、1つ上の先輩キズナが送り込む大物ステラリアが大きな壁になりそうだ。

日本マクドナルド 各国で人気のビーフバーガーを限定販売

日本マクドナルド6月24日、世界各国のマクドナルドで人気の“肉らしいほどうまい”ビーフバーガー3種を、期間限定で発売した。7月中旬には、第2弾として新たなビーフバーガーの発売を予定している。
 
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カナダの「マイティビーフオリジナル」は、スモーキーな香りとガーリックの風味を効かせたブラックペッパーが特徴のソースと、厚みのあるビーフパティが味わえる一品で、味の決め手は、塩味とスモーク風味のベーコンビッツ。
イギリスの「スモーキーバーベキュー」は、ジューシーさが自慢のビーフパティ、スモーキーなベーコン、ブラックペッパー、シナモンなど10種類以上のスパイスを効かせた特製BBQソースが特徴で、店舗でスチームするふんわりバンズでサンドする。
そして、日本のマクドナルドからは、うまみたっぷりのかるびをビーフパティの上に乗せた、「かるびマック」が再登場した。

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同社は発売に合わせて、フリーアナウンサーの福澤朗さんを起用したテレビCM「世界のビーフバーガー登場」編(https://www.youtube.com/watch?v=fl-cFh7HNfI)を放送している。福澤さんは、3種のバーガーをハイテンションで紹介し、ラストでは「世界のうまさに、ジャストミート!」と、あのキメポーズで締める。
また、抽選でマックカードが当たる三つのツイッターキャンペーンを実施している。(http://w.mdj.jp/1a13og)を実施している。
商品サイト:https://www.mcdonalds.co.jp/campaign/world_beefburger/