DXの時代に、電通とCARTAがクライアントに提供するもの

国内電通グループのメディアソリューションのDX(デジタルトランスフォーメーション)を大きく加速させると期待されているのが、CARTA HOLDINGS(以下、CARTA)です。

同社の会長に就任したVOYAGE GROUP創業者・CEOの宇佐美進典氏と、電通の副社長を務める榑谷典洋氏に、CARTAと電通が目指すデジタルプラットフォーム構想について聞きました。

宇佐美進典CARTA HOLDINGS会長、榑谷典洋電通取締役副社長
宇佐美進典CARTA HOLDINGS会長、榑谷典洋電通取締役副社長
CARTA HOLDINGSオフィス(渋谷ソラスタ)で
<目次>
電通に必要だった、データテクノロジー領域の強化
デジタルプラットフォームとマスメディアの「掛け算」が必須になる
変化の激しいデジタルの世界を電通グループがリードしていく
 

電通に必要だった、データテクノロジー領域の強化

──デジタル広告プラットフォームの雄であるVOYAGE GROUPが、電通グループのサイバー・コミュニケーションズ(CCI)と経営統合し、CARTA HOLDINGSが誕生しました。CARTAの誕生は電通にとってどういう意味を持つのでしょうか?

榑谷:電通はクライアントのビジネスグロースに貢献するための統合サービスを提供したいと考えています。そのために重要なのがデータテクノロジー領域であり、この領域における国内電通グループのリソースをもっと充実させたいと考えていました。

そこで、デジタルプラットフォームのテクノロジーに強みを持つVOYAGE GROUPと、国内電通グループでパブリッシャーやメディアに向き合っているCCIが一緒になることを考えたのです。

宇佐美:経営統合の目的をVOYAGE GROUP側の観点からいうと、広告プラットフォームの事業をさらに成長させ、事業の可能性を広げるためです。VOYAGEはデジタル広告のプラットフォーム事業を中心に会社を大きくしてきましたが、販促型広告やパフォーマンス広告の領域には強いものの、いわゆるブランド系の広告主や、プライムなメディアとの取引は弱かったんですね。そこで弱点領域を強化して、より成長していくためには、CCIとの相性が非常に良かったんです。

ただ、単に「CCIと連携して、それぞれの強みを生かしたネット広告をやろう」ということではないんです。今は広告主がパフォーマンス広告もブランディング広告を分けずに、横断的なプランニングを行うようになっています。だからこそ、両方に対応できる広告プラットフォームやプロダクトを提供しなければならない。そこで経営統合後にまず生まれたのが、ブランド広告主向けの統合マーケティングプラットフォーム「PORTO」(https://porto.cartaholdings.co.jp/ )です

──運用型のパフォーマンス広告を得意とするVOYAGEと、ブランディング広告を得意とする電通の強みを合わせた広告サービスが、今の広告主から求められていると。

宇佐美:はい。さらに今後は、テレビやラジオなどマスメディアもDXが進み、運用型のプログラマティック広告が増えていくでしょう。そうなるとCCIだけでなく、国内電通グループ全体と連携して取り組んでいくことで、もっと面白い未来がつくれると考え、当初からマスメディアにおけるDX化についても電通内のさまざまな方と話をしていました。そして、先日やっと、次世代型TVマーケティングプラットフォーム「PORTO tv」(https://portotv.cartaholdings.co.jp/ )としてリリースすることができました。

──業務提携のような形ではなく、経営統合を選んだ理由は?

榑谷:経営が一緒になればすべてをスピードアップできますし、グループ全体のリソースを俯瞰して、必要に応じて効率化や強化をしていけるからです。お互いカルチャーフィットもしていたし、目指すところも大きくは異なっていなかったので、最初から経営統合した方がいいと判断しました。

宇佐美:僕たちも業務提携の形はまったく考えていませんでしたね。昔からそうなのですが、一緒に何かをするなら「一蓮托生でやるぞ」という思いがないと意味がないと思っていて。経営統合はお互い痛みを伴う部分もありますが、踏み込まないと見えてこない部分がある。現場同士が本当に連携しなければならなくなりますし、そうでないと新しいものは生まれてこないと考えていました。

デジタルプラットフォームとマスメディアの「掛け算」が必須になる

電通 榑谷氏

──現在、国内電通グループは、クライアントやメディアのDXを大きく推進しています。このDX推進戦略の中でのCARTAの位置づけを改めて教えてください。

榑谷:これからの時代は「デジタルプラットフォームとマスメディアとの掛け算」が重要になります。電通のグループ会社でも、特にその力を持っているのが、すでに独自のデジタルプラットフォーム運営に実績のあるCARTAだと思っています。

今の電通は広告やコミュニケーションだけでなく、「クライアントのビジネスグロースにコミットする」という、統合的なソリューションを提供しています。しかし、今までの延長線上では、どちらかというと脳みそに汗をかく知的労働集約型ビジネスになりがちです。フィービジネスとして多くの利益を上げようとすると、より多くの人間を投入しなければならず、疲弊していきますし、収益面でも限界があります。だからこそ、労働集約型ではない仕組みづくりが必要で、データを蓄積するほどに、生産性や収益性を大きく高められるプラットフォームを、CARTAとつくっていきます。

──CARTAが誕生して間もない2019年5月に、電通、電通デジタルと共に「Premium Audio広告」をリリースされましたね。radikoやSpotifyといったオーディオメディアに広告を配信するためのプラットフォームですが、これがまさにブランディング領域に踏み込んだ例となるのでしょうか。

宇佐美:実は少し前の4月に「PORTO」をリリースしていました。サービスリリース時点では、ブランド広告向けDSPとして多様なディスプレイフォーマットへの対応や、VOYAGE GROUPが保有する独自データの活用などのみの機能でしたが、5月に、オーディオ広告配信機能を拡充しました。「Premium Audio広告」は、電通とCARTAが連携したブランド広告向けの取り組みの第1弾です。

その後「PORTO」では、「Premiumオーディオ」や「Premium DOOH」「Premiumインストリーム」など、機能拡充・改善に取り組んでいますが、将来的には、先日リリースした「PORTO tv」とも統合したいなと考えています。「PORTO」は、デジタルだけ、テレビCMだけの最適化でなく、オンライン・オフラインをまたいだ多様なフォーマットを、統合計測・管理・配信できる、唯一無二のブランド向け統合マーケティングプラットフォームを目指しています。

ブランド広告のプラットフォームとして必要な機能や要件は、まだ手探りの部分もありますが、マスメディアのセールスを実際に担う電通のメンバーと一緒に取り組む中で、新しいプラットフォームの可能性がいろいろ見えてきたかなと思います。

榑谷:一緒に仕事をして感じるのは、 CARTAは強力なテクノロジーの部隊が内部にいるので、何をやるにしてもスピードが速いですよね。デジタルのビジネスでは、最初から完璧なものができるということはないわけで、すぐにPOC(概念実証)などにトライして、改善すべきところが見つかればすぐに対応するというスピード感が何より重要なんですね。

──お話を聞いていると、入り口はCCIとの経営統合でも、国内電通グループ全体の中にCARTAが入って、連携していくというイメージなのですね。

宇佐美:PORTOというものをつくり、Premium Audio広告やPremium DOOH広告、PORTO tvをリリースする中で、統合の基盤づくりが進んできたので、今年はより国内電通グループ各社との連携に踏み込んでいきたいですね。もともとCCIでは電通グループ各社ともさまざまな取り組みを行ってきていましたが、最近では、Gガイドを運営しているIPG社と番組コンテンツデータを活用したデータマーケティング事業で業務提携を行ったりと、新しい取り組みも増えてきました。

──CARTAの目下のミッションは、テレビなどマスメディアのDXという理解でよいでしょうか?

榑谷:現実にクライアントが最も大きな予算を投下しているのはテレビですが、テレビは今、新しくなろうとしています。いろんなデジタルデータを使ってプランニングをするようになってきていて、この傾向は今後ますます加速するでしょう。そもそもテレビの定義も変化して、放送局がオンラインでテレビ番組を配信していく形も出てくるし、逆にテレビでデジタルコンテンツを視聴することも当たり前になっている。言ってみれば「すべてがデジタルメディアになってきている」ということです。

だけど、デジタルになったからといって、デジタル広告の取引の形態やプラットフォームの在り方が、そのままテレビに使えるのかといえば、必ずしもそうではありません。ある部分においては。これまでやってきたテレビCMの仕組みを応用しなければならない。そんな中で、VOYAGE GROUPのデジタル広告のノウハウと、電通のマスメディアのノウハウ、その両方を持っているCARTAの役割は非常に大きくなると思います。

変化の激しいデジタルの世界を電通グループがリードしていく

CARTA HOLDINGS 宇佐美氏

──デジタルとマスの境目がなくなり、融合し始めたタイミングだからこそ、その両方の知見を兼ね備えたCARTAという会社の役割があるということですね。

榑谷:繰り返しますが、CARTAを含めた国内電通グループは、クライアントのビジネスのグロースに資する統合的なソリューションを提供できる存在になろうとしています。他の広告会社やコンサルティング会社も同様の方向性を出していますが、完全な形で実現できているところはまだありません。電通は「統合的なソリューション提供」に必要なリソースが最も充実している状況だと思いますので、事例をいち早くつくってグループの方向性を明確に示していくことで、他社との差をクライアントに理解していただけるのではないでしょうか。

──単純なメディアのDXだけでない、統合的なデジタルプラットフォームをクライアントに提供することで、ビジネス全体の成長を支援していくと。この場合、コンサルティングだけでなく、実際にクライアントに提供するプロダクトやサービスをつくって、さらに運用する技術力や開発力も必要ですね。

榑谷:そこは大前提です。今、グローバルを含めたデータテクノロジーの中核をなしているのは、「ピープルベース」「ピープルドリブン」という考え方です。要するに、ふわっとしたマーケットの捉え方ではなく、生活者一人一人の興味、関心、具体的な行動、置かれている環境、状態に合わせて、最適なエクスペリエンスを提供できる企業こそが、グロースできます。

それを実現するためには強力な技術基盤が不可欠ですし、さらにそのピープルドリブンのデータを扱える力も必要になります。より豊富で、リッチで、深いデータを持つことで、クライアントのビジネスグロースにつなげてゆく。それが、国内だけでなく、電通のグローバルも含めた意志です。

──PORTOというプラットフォームを活用し、オーディオアドやテレビCMといったマスメディアのDXを実現しつつあるCARTAですが、今後の展開はどのようなものを考えていますか。

宇佐美:今後は国内電通グループ全体として、プラットフォームやプロダクトといったソリューションを強化していこうという流れがあります。CARTAは、デジタル領域における「武器」をつくっていくことで、電通グループの競争力の向上と成長に貢献していきたいと思います。

この1年間はCCIとの経営統合に力を注いできましたが、CARTAがどういった会社なのかは、クライアントからも国内電通グループからもまだまだ見えにくいと思います。そこで、事業上だけでなく、いろいろなところで連携を深めることで、新しい可能性を一緒につくっていけることを国内電通グループの皆さんに知ってもらいたい。そして、CARTAにできることや可能性について、グループ内でも情報発信していきたいですね。

榑谷:テレビをはじめ、マスメディアがオンラインの手段を使って自分たちが制作したコンテンツを届けていく取り組みはさらに拡大していくでしょう。そこで最も良い形でプラットフォームを提供できるのはCARTAを含む電通だと考えています。

また、CARTAに期待しているのは、技術的なことだけではありません。デジタル業界は常に変化が目まぐるしく、今言っていることも、来年にはまったく違う形になっているかもしれないという世界です。VOYAGE GROUPは、そんなデジタル業界の中にあって、何度も大きく方向性を変えながら成長してきたという実績があります。宇佐美さんの、過去の成功体験にとらわれず、常に先手を打って変革をリードしてきたという部分に、国内電通グループ全体が学べるのではないかと思っています。

電通グループにはもともと多様な才能とリソースがあふれています。ここにCARTAの技術やカルチャーが加わることで、より良いソリューションをクライアントに提供できるグループにしていきたいですね。

安倍政権がイージス・アショア停止を利用して「敵基地攻撃能力」保有を主張するペテン! 安倍首相も「先に攻撃したほうが圧倒的有利」

 呆れ果てるとはこのことだろう。配備計画が「停止」となった陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の問題で、25日、河野太郎防衛相が自民党の国防部会などの合同会議の場で涙ぐみ、「本当に取り返しがつかない。申し訳ない」と声を詰まらせて昨年の参院選において秋田選挙区...

甘デジ「高ループ率」に「大当りの8割が最大ラウンド」!「爆裂RUSH」を搭載した泣ける名作!!

 私はライターなどという安定していない稼業を生業としているわりにものの名前を知らない。

 特に食べ物系が苦手なジャンルで、「アクアパッツア」や「ヴィシソワーズ」、「エスカベーシュ」など、まあ最近仕入れていたであろう舶来品ならまだしも、「あさつき」という日本古来っぽい食品名もわからなかった。

 ネギでええやん。お使いで薬味に使うネギを頼まれた時に「わけぎ」を買ってきて怒られたこともある。見た目一緒やん。名前など記号に過ぎないのである。馬鹿舌の私にとって万能ネギでも浅葱でも分葱でも同じなのである。

 とにかく野菜はルックスが似ている品種が多すぎるので野菜のほうがどうにかするべきであるし、まだ知らない野菜の名前が多すぎる。

デジハネPあの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』はなかなかやれる甘デジとして私の中で知られている。

 右打ち中の80%が最大ラウンドの10Rであるうえに継続率は70%オーバーと、ツボにはまった時の爆発力は落涙必至の感動コンテンツに似つかわしくないものとなっている。

 その右打ちモード「龍勢RUSH」は時短7回+残保留4回で構成され、打ち上げ花火リーチやときめきリーチなど夏祭りを舞台にした演出が展開。また、完全なパチンコオリジナル映像となっているので原作ファンもアツくなれるし、大当り中に「期待度後告知」や「プレミア出現率アップ」など演出バランスを選択できるので従来のパチンコファンにも嬉しい仕様となっている。

 この「龍勢RUSH」突入には2つのルートが存在する。ひとつは図柄揃い大当り後に突入する時短1回+残保留4回の「かくれんぼちゃんす」だ。一般的な1種2種混合機におけるRUSH突入契機と同じで、大当りすればRUSHに昇格する突破型のチャンスゾーンとなる。

「かくれんぼちゃんす」の成功率は約43%と標準的な1種2種混合機の突破率となる「50%」より低く設定されているのは、もうひとつのルート「あのはなちゃんす」の存在ゆえである。

「あのはなちゃんす」は通常時に発生する電チューロング開放を契機としたRUSH直撃チャンスで、右打ちで挑む4回転の高確率抽選である。要は図柄当りを飛び越えてRUSH突入に挑戦できる激アツパターンとなり、4回転の抽選における成功期待度が約36%となっている。

 さらに、通常時の図柄大当りの際に10%の割合で含まれているRUSH直撃大当り(7図柄揃い)を加味すると、RUSH突入のチャンスは却って普通の機種より多くなるのではないだろうか。

 ただ、このためというか、通常時の大当り確率は「あのはなちゃんす」を含んだ確率となっているので、実際の大当り、つまり図柄揃いでの大当りは見た目の数値より重くなっているので、演出のバランスと合わせて「なかなか当たらない」ような印象を与えるかもしれない。

 とはいえ、甘デジの範囲内のことである「遊びやすさ」に支障はない。そして、70%超のループと80%の10R振り分けによる出玉感を伴ったRUSHを味わえる“やれる甘ワンツー機”なのである。

(文=大森町男)

JRA 宝塚記念(G1)ラッキーライラックら現地「シークレット情報」が到着!! “蜜”月な関係者からの“耳打ち“でオイシイ思い!?

 28日に阪神競馬場で行われる宝塚記念(G1)。上半期最後のG1、メンバーにはG1馬が8頭も集結、さらに10年ぶりとなるフルゲートでの開催、と盛り上がる要素満載だ。それだけにどの陣営も気合い十分。梅雨の時期の辟易する暑さを忘れさせてくれるような熱戦が期待できる。今回も関係者から寄せられた“特選激馬”情報をお届けしよう。

 まずは美浦の関係者が、ブラストワンピース(牡5歳、美浦・大竹正博厩舎)について教えてくれた。

 昨年は前哨戦となった札幌記念(G2)を快勝し、凱旋門賞(仏G1)に挑戦するも11着と惨敗。今年は始動戦となったアメリカジョッキーCC(G2)を危なげなく勝利し、存在感を示すも、大阪杯(G1)では7着とイマイチな結果に終わった。

「大阪杯は典型的な前残りの展開。後ろから競馬をしたブラストワンピースに展開が向きませんでしたね。川田騎手も『ポジションを取りに行きたかったのですが、周りの方が速くて……』と後手に回ったことを嘆いていました。

今回の阪神2200mは、コーナーまでの距離が525mと長いです。位置取りは随分と楽になるでしょうね。大竹師も『グランプリホースの意地を見せたい』と気合いをのぞかせていました」(美浦関係者A)

 2度目のグランプリ制覇なるか。

 ここが国内復帰戦にして、今年の始動戦となるグローリーヴェイズ(牡5歳、美浦・尾関知人厩舎)。

 3月にドバイシーマクラシック(G1)へ出走する予定だったものの、コロナ禍の影響でドバイ国際競走が中止。その後、天皇賞・春(G1)へ向かうことも予想されたが、陣営は「タイミング的に厳しいかな。白紙としか言いようがない」と、復帰を先送りにしていた。

「今年は順調さを欠いていますね。ドバイからの帰国組は、アーモンドアイこそヴィクトリアマイル(G1)を勝利したものの、ラヴズオンリーユーは同レースで7着、アドマイヤマーズも安田記念(G1)で6着など、帰国初戦は凡走する馬が多いです。尾関師は『休み明けでも力の出せる態勢。相手は強いですがチャンスはある』と語っていますが、果たして……。

またこれまでグローリーヴェイズは、直線が平坦なコースを中心に使われてきています。陣営は『本格化著しい今ならば、最後に勾配のキツイ登り坂が待ち構えている阪神コースでも問題ない』と語っていますけど、コース替わりがマイナスに働く可能性もありますよ」(美浦関係者B)

 今回は割り引いて考えたほうがいいかも!?

 西からも耳寄りな話が届いた。まずは大阪杯(G1)覇者・ラッキーライラック(牝5歳、栗東・松永幹夫厩舎)。

 昨年のエリザベス女王杯(G1)以来、G1競走で2勝2着1回と絶好調。前走の大阪杯では中山記念(G2)で敗れたダノンキングリーにリベンジを果たし、G1・3勝目を手にしている。

「ここに来てさらに成長曲線を描いていますね。スタッフは『前走はM.デムーロ騎手の騎乗も然ることながら、馬自身も能力も伸びてきている』と話してくれました。

3走前の香港ヴァーズ(G1)は2着でしたが、松永師は『立ち遅れながらも頑張ってくれました』と内容を評価していました。前走から1ハロン伸びますが、2200mのエリザベス女王杯を勝っていますし、問題ないと思います」(栗東関係者A)

 女王がG1・4勝目にリーチ!?

 カデナ(牡6歳、栗東・中竹和也厩舎)には穴党から熱視線が送られている。

 長期に渡って低迷していたが、昨年の夏に復活の兆しを見せると、今年の小倉大賞典(G3)では、出遅れながらも上がり最速の脚を使って快勝。待望の勝利を挙げて、完全復活を印象づけた。

 前走の大阪杯でも後方で脚を溜め、最後の直線では2位に0秒4差つける33秒5の鬼脚で先頭集団を強襲。勝ち馬からは0秒2差の4着に終わったものの、ワグネリアン、ブラストワンピースらG1馬に先着を果たした。

「前走は道中をスムーズに走れていれば、もう少し際どい競馬になっていたはずです。ここ最近は充実一途をたどっており、『体調は申し分ありません』とスタッフも状態に太鼓判。前走も馬体が+12キロでの出走でしたが、『さらに大きくなっているかも。でも許容範囲です』と明かしていました」(栗東関係者B)

 “大物食い”もあるか。

 キセキ(牡6歳、栗東・角居勝彦厩舎)は距離短縮で巻き返しを狙う。

 重賞で馬券圏内を連発していたが、凱旋門賞で7着以降は低迷。今年の阪神大賞典(G2)では単勝1.6倍と圧倒的な支持を得るもまさかの7着。武豊騎手との初タッグが注目された前走の天皇賞・春(G1)も6着と元気がない。

「春天は『さすが武豊!』と声を上げたくなるほどの好スタート。ですが、キセキが阪神大賞典で見せた競馬を覚えてしまったみたいですね。ゴール板手前くらいから抑えが利かずに暴走状態に陥ってしまいました。

スタッフは『距離が短くなり1周競馬なので、組み立ては前回よりも楽なはず』と話し、さらに『馬場は渋っても問題ないタイプ。むしろ他が苦労することを考えればプラスに作用するかも』と教えてくれました。それでもゲートと折り合いに課題があるだけに今回も厳しいと言わざるを得ません」(栗東関係者C)

 スタート直後ではなく、ゴール後に『さすが武豊!』と叫ばれるような競馬を見せてもらいたい。

 宝塚記念は28日15時40分発送予定。春のグランプリを制するのはどの馬になるのだろうか。

【マイナポイント】クレカやスマホを持っていない子どもの分はどうやって手続きするの?

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

2020年9月から25%ポイント還元の「マイナポイント」がスタートする。これはマイナンバーカード所有者なら誰でも申し込め、一人最大5,000ptが付与されるので4人家族なら最大2万ptももらえるのだ。だが、キャッシュレス決済の手段を持っていない未成年の子どもはどのように申請すればいいのだろうか? そこで今回は、子どもの分をどのように申請すればいいのか解説しよう。

子どもの分は保護者が法定代理人として申請可能!

 2020年9月から一人最大5,000ptがもらえる「マイナポイント」がスタートする。4人家族なら最大2万ptもゲットできるのだから、慌ててマイナンバーカードを作成した人も多いのでは? しかし、マイナポイントをもらうにはクレカやスマホ(QRコード)決済などの「キャッシレス決済サービス(以下決済サービス)」も必要になる。クレカやスマホを持っていない子どもなどは、いったいすればいいのだろうか?  まず、マイナポイントはマイナンバーカード所有者であれば誰でも予約可能。幼稚園児や小学生でも一人5,000ptもらえるのだ。とはいえ、未成年の子どもが自分で手続きするのは難し…

続きは【オトナライフ】で読む

あの「激甘パチスロ」本当に勝てるのか!? 話題の「アノ機種」戦績を公表!!

 2020年4月より登場したカルミナの「スナイパイ71」は設定1でも「約102% 」の出玉率を誇る。

 最低でも出玉率が100% を超える機種は登場の度に話題となる宿命だ。最も大きな反響を得た機種は『パチスロ ディスクアップ』であろう。

 同機種は技術介入を条件に、設定1でも「約103% 」の出玉率であると言われている。魅力的なスペックもさることながら、ノーマルタイプの面白さが集約されたような見事な演出でユーザーを虜にした。

 ファンの間では「勝てる機種」として情報が浸透しており、収支を記録しているユーザーからも多くのプラス収支が報告されているようだ。

「勝てる機種」といえば『いろはに愛姫』も忘れてはならない。本機の出玉率は『約104% 』と、驚くべき数字である。

 ただし、これには条件が存在する。設定は「左」「中」「右」「6」の4段階。特殊な形式を採用しており、設定によって「青7揃いの押し順」の頻度が異なるのだ。

 例えば「設定右」であれば、右ファーストの青7揃いリプレイが成立しやすい。押し順正解でART上乗せ、失敗で上乗せなしとなる。

 つまり設定を看破すれば、より多くの上乗せを獲得することになり、その結果「104% 」の出玉率となるのだ。

「勝てる機種」について述べてきたが、先述した『スナイパイ71』も出玉率は「102% 」を超えるので、理論上「勝てる機種」である。

 私の実戦収支は+ 約3400枚となっており、個人的には「もっと注目されるべき機種」であると主張したい。

 主に赤パネル(偶数設定)を実戦しており、戦績は12戦8勝4敗。総稼働時間は36時間27分で、最大投資63000円の最大回収が2655枚となった。

 技術介入の成功率は約95% 程度。実戦上の出玉率は103.9%と、現状は情報通りの性能を発揮している。

 非常に「波が荒い」という印象で、CZが全く突破できなかったり、ATを伸ばせない状況が続いたりすると、ジワジワと投資を強いられた。

 しかし、有利区間開始からCZに突入しAT当選、そのまま完走という展開も経験しており、6号機らしからぬスランプグラフを描くこともある。

 技術介入の難易度は高めだが、「勝てる機種」であることは間違いないだろう。目押しに自信のある方は、是非挑戦していただきたい。

 また、技術介入に自信のない方も青パネルであれば「2コマ目押し」となるためオススメ。コチラも発見した際は、挑戦してみてはいかがだろうか。

(文=大松)

JRA宝塚記念(G1)武豊キセキは人気急落のここが狙い目! サートゥルナーリアは消しもアリ!? 前門の虎、後門の狼作戦で「爆穴」候補を狙い撃ち

 28日、阪神競馬場で開催される春のグランプリ・宝塚記念(G1)は、サートゥルナーリアVSラッキーライラックの下馬評が大勢を占めている。これにクロノジェネシスが3番手でグローリーヴェイズ、ブラストワンピースと続きそうだ。

 だが、宝塚記念といえば、過去10年で1番人気馬の勝利はわずか2勝。半数の5勝を6~8番人気があげているように、波乱の傾向が強い。週末の天気もどうやら関西地方は崩れる見込みが強く、良馬場での開催は期待出来そうにない。

 馬場読みだけでなく、データも大好きな与田飛鳥が過去の傾向を踏まえつつ、「爆穴」ゲット予想を試みた。馬場読みは諸刃の剣でもあり、天気次第で当日の馬場状態は傾向が真逆になることも多いだけに、雨予報ならデータの方が信頼できるだろう。

 そこで、まずは過去10年で宝塚記念を6~8番人気の穴馬が優勝した年の馬場状態を確認してみたい。

18年7番人気ミッキーロケット 稍重
16年8番人気マリアライト 稍重
15年6番人気ラブリーデイ 良
11年6番人気アーネストリー 良
10年8番人気ナカヤマフェスタ 稍重

 これ以外に稍重で開催された年は3番人気サトノクラウンが優勝した17年の1度がある。単勝オッズ1.4倍と圧倒的1番人気の支持を受けたキタサンブラックが9着と惨敗。これを含めると10回中、4回の稍重での開催はすべて荒れたと考えても的外れとまでは言い難いのではないか。

 今年の宝塚記念は稍重~不良の馬場で開催される可能性が高い。ならこれを逆手に取って穴予想をしても無理筋ではないという見方も可能だ。25日現在の『netkeiba.com』の想定オッズでは、キセキが6番人気、ワグネリアンが7番人気、スティッフェリオが8番人気となっている。

 これらの中なら、ダービー馬とはいえ、最近未勝利が続くワグネリアン。前走の天皇賞・春(G1)で明らかに前残りの恩恵が強かったスティッフェリオよりは、武豊騎手のキセキに食指が動く。

「◎」は、稍重なら荒れる宝塚記念を決め打ってキセキとしたい。

 同じく狙える人気帯のワグネリアンやスティッフェリオを選ばなかった理由は「道悪適性」の差にある。何しろ唯一のG1勝ちである菊花賞(G1)が不良の泥んこ馬場だった。昨年の凱旋門賞(G1)も重馬場でブラストワンピースやフィエールマンが苦しむ中、日本馬で最先着の7着と健闘している。

 1番人気だった昨年の宝塚記念はリスグラシューの前に2着と敗れたが、相手は暮れの有馬記念(G1)で今回人気確実のサートゥルナーリアを5馬身突き放す圧勝をした馬だ。既に引退して今年の出走がないなら度外視できる。

 また、天皇賞・春から一気に距離が短縮することも折り合いがつきやすくなる。ライバルのサートゥルナーリアが良馬場の経験しかなく、ラッキーライラックも稍重の府中牝馬S(G2)を3着に敗れているなら、道悪適性は未知数といっていい。「重の鬼」キセキは大きなアドバンテージだろう。ゲートに関してはもはや運頼み。前走は好スタートを決められただけに、今回も何とか「好発」を祈るのみだ。

「〇」 はラッキーライラックとしたい。

 近年の競馬で牝馬の活躍が顕著なことも後押しとなる。長らく牝馬が勝てないといわれていた宝塚記念も2005年スイープトウショウ、16年マリアライト、19年リスグラシューともはや過去の話となった。マリアライトやリスグラシューは前年のエリザベス女王杯を勝った実績があったことも、昨年の同レースを制したラッキーライラックにとっては好材料だ。

 この馬の父はオルフェーヴルだけに祖父はステイゴールド。過去10年で4勝をあげている種牡馬で、孫にあたるラッキーライラックも力のいる馬場も大きな割引材料とはならない。オルフェーヴル自身も12年の勝ち馬でもあり、馬場が多少渋ってもこなせる裏付けはある。

 デビュー時に480キロだった馬体は、前走の大阪杯優勝時には520キロと40キロもパワーアップした。ここまでくればもう、牝馬だからといって2キロ減らすのはどうかとすら思えるレベルだ。

「▲」は思い切ってトーセンスーリヤを抜擢してみたい。

 前走の新潟大賞典(G3)で初重賞勝ちをしただけの馬に過度な期待は禁物かもしれないが、何しろ追い切りの内容が凄かった。追い切りだけで期待するのは無茶な話だというのは百も承知だが、唸るような走りには激走の予感があった。

 良馬場ならばむしろ狙わないのだが、馬場が渋るからこそ前残りに注意もしておきたい。今回は全くの人気薄のため、思い切ったレース運びも可能だろう。横山ファミリーは父・典弘騎手、三男の武史騎手の活躍が目立つが、長男の和生騎手も穴で狙える騎手として密かに穴党から熱い視線を集めている。

「△」はクロノジェンシスでどうか。

 重馬場の京都記念(G2)をカレンブーケドール相手に2馬身半の楽勝を決めたのは記憶に新しい。距離も大阪杯と200mしか変わらないならラッキーライラック同様に崩れるリスクは小さいだろう。

 鞍上の北村友一騎手は、レシステンシアに続きダイアトニックまで乗り替わる不運もあった。それだけにクロノジェネシスだけは何としてでも死守したいところ。気合が入らない理由がない。

「★」にカデナの激走を期待する。

 前走の大阪杯は鮫島克駿騎手のイン突き狙い撃ちが見事にハマったレースだった。逃げたダノンキングリーのペースがスローだったこともあって、4着に終わったが、もう少し流れる展開になっていれば3着以内も十分にあった内容だ。

 むしろ馬券になっていたら目立っていたかもしれないだけに、4着で終わったことは人気の盲点として美味しい存在になったといえるのではないか。

 サートゥルナーリアはあえて消してみたい。アーモンドアイが宝塚記念を避けている理由として、この時期の荒れた馬場を使いたくないという陣営のコメントもある。サートゥルナーリアも同じくロードカナロアの産駒であり、まったくの他人事ではないだろう。

 実際にこれまでのキャリアで良馬場のレースしか経験がなく、道悪の適性は不確かである。気性的に難しい馬だけに、初の道悪がどういった結果に転ぶのかはやってみないとわからない。思い返せば皐月賞を快勝して臨んだダービーの凡走は、初の左回りと東京競馬場も少なからず影響したのではないか。

 阪神コース自体は神戸新聞杯(G2)で経験済だが、渋った馬場に能力を発揮できない可能性も捨て切れない。「爆穴」ゲットのためにも虎穴に入らずんば虎子を得ずだ。

 買い目は以下の通り。

 3連単 1頭マルチで4点流しの36点

  [14] ⇒ [6,11,16,17]

 おそらくどの組み合わせが来ても高配当間違いなしの馬券で攻める。

(文=与田飛鳥)

東急、歴史的転換点…不動産事業の利益が鉄道を逆転、渋谷開発がコロナ減益を抑制

 都道府県境をまたぐ移動自粛制限が6月19日から解除されたことで、首都圏の鉄道株に動意がみられた。6月19日の終値は東急が前日比19円高の1611円、小田急電鉄が55円高の2659円をつけたほか、京王電鉄、京成電鉄、京浜急行、相鉄ホールディングス(HD)などが値上がりした。移動制限解除で運賃収入が回復するとの期待感が株価を押し上げた。

 小田急は一時、前日比82円(3.1%)の2686円まで上昇した。箱根観光に強みを持つ小田急にとって、夏の需要期を前に移動制限解除は好材料である。とはいっても、新型コロナの感染拡大で訪日観光客は全滅。コロナ前の旅客数に戻るには相当な時間がかかる。

西武HDの1~3月期の最終損益は321億円の赤字

 大手私鉄14社の2020年1~3月期の連結決算は、外出自粛や在宅勤務の広がりの影響を受け、14社中11社が最終赤字となった。レジャー目的の旅客が多い会社ほど収入減が目立つ。各社が強化してきたホテル事業でも稼働率が急低下した。

 赤字額が最も多かったのは西武ホールディングス(HD)。20年1~3月期の営業収益(売上高)は前年同期比15.5%減の1219億円、営業損益は26億円の赤字(19年1~3月期は145億円の黒字)、最終損益は321億円の赤字(同90億円の黒字)に転落した。

 新型コロナウイルスの影響は営業利益ベースで153億円の減益要因となった。ホテル・レジャー事業が115億円減。ホテルのキャンセルが相次いだほか横浜・八景島シーパラダイスなどのレジャー施設が営業を停止したことが利益を下押しした。鉄道などの都市交通事業でも営業利益は30億円減った。一部のゴルフ場やホテルで合計243億円の減損損失を計上した。20年3月期通期の営業収益(売上高)は前期比2.0%減の5545億円、営業利益は22.5%減の568億円、純利益は89.7%減の46億円だった。

 緊急事態宣言が発令された4月7日以降は鉄道・ホテルとも一段と落ち込んだ。鉄道輸送人員は3月が21.6%減、4月は48.7%減となった。ホテルの落ち込みが激しい。ホテルの宿泊者数は3月が67.3%減、4月が93.6%減。なかでも外国人の4月の宿泊数は99.8%減とほぼ全滅である。

 西武HDが他の私鉄と大きく異なるのは、ホテルのウエイトが高いことだ。20年3月期の実績でいえば、プリンスホテルなどホテル・レジャー事業の営業収益は2091億円。全体の営業収益(5545億円)の4割弱を占める。西武鉄道などの都市交通・沿線事業の営業収益1611億円を大きく上回る。外出自粛が解かれてもホテル・レジャー施設の利用客が戻るには時間がかかる。ホテル事業は外国人客をほぼゼロベースとして再構築しなればならない厳しい情況にある。

 6月19日の東京株式市場。首都圏の私鉄株が買われたなかで西武HDの株価は前日比7円安の1256円と好対照となった。主力であるホテル事業のコロナの打撃が大きいと投資家が認識しているためだ。

東急は鉄道とホテルの両方で打撃

 東急の2020年1~3月期の連結決算の営業収益は前年同期比1.9%減の2962億円、営業利益は83.6%減の26億円、最終損益は36億円の赤字(前年同期は110億円の黒字)だった。四半期ベースでの赤字は09年1~3月期以来11年ぶりのことだ。新型コロナの影響は営業利益ベースで約100億円の減益要因となった。ホテルが45億円、鉄道など運輸が40億円という。

 20年3月期通期の営業収益は前期比0.6%増の1兆1642億円、営業利益は16.1%減の687億円、純利益は26.7%減の423億円だった。21年3月期の連結業績予想は「未定」とした。

 東急の大きな特徴は、不動産事業にシフトしている点にある。19年9月、東急株式会社が誕生した。旧東京急行電鉄から鉄道事業が切り離され、新・東急は不動産事業を今後の成長戦略の柱に据える。分社化された東急電鉄は東急の100%子会社である。

 コロナの影響は鉄道とホテルの両面で現われた。東急電鉄の輸送人員は3月が22.4%減、4月が51.7%減。東急ホテルズの店舗売上高は3月が67.0%減で稼働率は26.2%、4月は売上高が91.1%減で稼働率は10.4%だった。

 20年3月期決算で主役が入れ替わった。交通事業の営業利益は前期比23%減の270億円。不動産事業のそれは2%増の290億円となった。渋谷スクランブルスクエアや南町田グランベリーパークの開業で不動産賃貸事業の売り上げが伸びたことによる。ホテル・リゾート事業はコロナの影響で14億円の営業赤字に転落した。コロナの痛手を受けなかった不動産事業の利益が鉄道を上回った。

 東急は“脱鉄道”を強める。今後は、グループの東急不動産HDと経営統合し、三井不動産、三菱地所、住友不動産の3強の一角に食い込むことを狙っている。

東武鉄道は1~3月期、最終黒字

 東武鉄道の20年1~3月期決算の営業収益は前年同期比7.9%減の1558億円、営業利益は47.4%減の92億円、純利益は66.8%減の39億円。首都圏の私鉄のなかで、唯一、最終黒字だった。

 20年3月期通期決算の営業収益は前期比5.9%増の6538億円、営業利益は6.9%減の626億円、純利益は26.8%増の355億円。新型コロナの影響は営業利益ベースで運輸・レジャーで60億円の減益要因となった。

 東武ストアを完全子会社にしたことでストア事業の営業収益が前期より404億円、営業利益が11億円増えた。これが1~3月期に唯一、最終黒字になった理由だ。東京スカイツリーは新型コロナ禍で臨時休業したため年間入場者数は360万人。前期より67万人減った。東武の株価は25日、一時、10円高の3710円をつけた。年初来高値4010円(1月15日)が視野に入ってきた。

 私鉄各社は、政府の観光立国に呼応してホテル事業を強化してきた。しかも、コロナ禍で訪日外国人の増加を前提とした経営戦略の根本的な見直しを迫られることになる。コロナの影響が比較的少ないオフィスや商業施設など不動産事業にシフトすることになろう。

1~3月、最終黒字を確保したのは南海電など3社

 20年1~3月期に最終黒字を確保したのは東武鉄道のほか、名古屋鉄道、南海電気鉄道だった。

大手私鉄14社の1~3月期の連結業績と株価

 

       売上高   最終損益   6月25日の終値(円)

東急      2962   ▲36    1533(33円安)

阪急阪神HD  1789    ▲41    3635(30円安)

近鉄GHD   2824    ▲108    4890(25円安)

小田急    1409    ▲17    2701(27円高)一時、2711(年初来高値)

京王     1036    ▲64    6280(10円高)

東武     1558    39     3690(10円安)

名鉄     1554    3.5     3050(変わらず)

京成     664    ▲34     3400(60円安)

京阪HD    701    ▲11     4810(30円安)

西武HD   1219     ▲321    1221(41円安)

京浜急行    735    ▲14     1703(8円安)

南海電    528     13     2488(6円高)

相鉄HD    607    ▲1.2     2893(10円高)

西鉄     1066    ▲2.5     2919(17円高)

(注)単位億円、▲は赤字。GHDはグループホールディングス、HDはホールディングス

(文=編集部)

JRAサートゥルナーリアは3番手!? “馬場悪化”の宝塚記念(G1)は意外な「超絶穴馬」が“逃げて”レースを掻き回す!? 激アツ強力現場情報をもとに超高額配当を狙う!

 28日、阪神競馬場で宝塚記念(G1)が開催される。ファン投票1位のアーモンドアイは回避となったが、G1馬8頭の豪華メンバーが集結。サートゥルナーリア、ラッキーライラックが人気の中心だが、抜けた存在とは言い難いはずだ。

 現在、宝塚記念は1番人気が5連敗中。梅雨時期の開催のため、馬場も荒れやすく波乱が起こりやすいレースだ。今回、「強力現場ネタ」から“荒れる”宝塚記念をハナビ杉崎が攻略する。


 まず「◎」はクロノジェネシス(牝4歳、栗東・斉藤崇史厩舎)だ。

 前走の大阪杯(G1)ではラッキーライラックとクビ差の2着。だが、勝ち馬は内枠を活かしてロスなく進んだのに対して、クロノジェネシスは大外枠からの発走で、内に潜り込めなかった分の差と捉えられる。前走が勝ちに等しい内容だった充実一途な4歳牝馬を本命に推す。

「この馬の売りは操縦性が高いことで、北村友一騎手も自信を持っています。京都記念の内容から渋った馬場も問題ありません。この中間は、落ち着きながらも気合が感じられますし、さらに気配は上がっている感じです。残念なのは今回も外枠ということです。1コーナーまでにいい位置を取りたいですね」(厩舎関係者)

 関係者から外枠を嫌う声が聞かれるが、クロノジェネシスが入った8枠は過去10年で7勝を挙げている絶好枠。宝塚記念開催週は内側の馬場が痛んでいるため、外枠有利の結果となっているのだ。

 また、悪天候を歓迎なのも魅力的。これまで、稍重、重の馬場状態で3戦3勝の成績を残している。秋華賞(G1)と京都記念(G2)を勝っていることからも、メンバー屈指の道悪巧者だろう。まさに今年の宝塚記念に持って来いの馬だ。

 次に「〇」はワグネリアン(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)だ。

 神戸新聞杯(G2)以来、勝利から1年9か月遠ざかっているが、すべて掲示板に名を連ねる安定した走りをしている。前走の大阪杯は位置取りが響いての敗戦。同じ阪神コースで巻き返しに期待がかかる。

「前走はスローな流れの中、内の動けない位置取りになってしまったのが敗因です。勝負所でスムーズに加速できず、脚を余すような形になってしまい、ほとんど競馬をしていない不完全燃焼な内容でした。落ち着きの出た今なら1ハロンの距離延長がいいと陣営が判断しての宝塚記念出走です。ジャパンCで重馬場を好走していますし、いい枠を引いたのでロスなく運べば、おもしろい存在ですよ」(競馬記者)

 鞍上の福永祐一騎手は今年コントレイルでクラシック2冠達成するなど、G1での好騎乗が光る。春のG1締めくくりに、自身初のダービー制覇のパートナーを復活勝利へ導くことに期待したい。

「▲」はサートゥルナーリア(牡4歳、栗東・角居勝彦厩舎)だ。

 昨年の最優秀3歳牡馬。ラッキーライラックが牝馬代表ならば、牡馬代表はサートゥルナーリアだ。阪神芝コースは神戸新聞杯(G2)を圧勝した舞台、さらに無観客開催ということもイレ込みが不安なこの馬にとってはプラスだろう。

「古馬になって完成の域に入ってきましたね。スローペースでも折り合いがついていますし、ゴーサインを出すと即座に凄い加速力で反応します。何より、純粋に脚が速いのが一番の凄みですね。これといった不安がない状態で、レースに挑めそうです。久しぶりにG1タイトルを獲りたいですね」(厩舎関係者)

 不安はないと関係者が話しているが、これまで良馬場経験しかないことには若干の不安を感じる。能力の高さはメンバー随一だが、道悪不安から3番手評価とする。

「△」はメイショウテンゲン(牡4歳、栗東・池添兼雄厩舎)だ。

 このメンバーに入ると見劣りしてしまうが、馬場、展開がハマれば怖い存在。阪神コースは1着1回、3着2回とすべて馬券に絡んでおり、コース適性は十分だろう。波乱の使者の1頭として指名する。

「前走の天皇賞・春(G1)は8着に敗れてしまいましたが、京都の下り坂でうまく加速できないのが敗因です。なので、阪神へのコース替わりは間違いなくプラス。ただ、先行できるタイブではないので、終いにかけるレースになってしまいます。スタミナ自慢の馬なので、タフなレース展開になれば浮上するはずですよ」(競馬記者)

 馬場状態が悪化すればするだけ有利になりそうだ。実際に、重馬場の弥生賞(G2)を勝利しており、母メイショウベルーガ、母父フレンチデピュティという血統も荒れた馬場をこなせる裏付けとなる。雨の中、重馬場で行われた2008年の宝塚記念はフレンチデピュティ産駒のエイシンデピュティが優勝。今年はメイショウテンゲンがおさえておきたい1頭だ。

「☆」はアフリカンゴールド(セン5歳、栗東・西園正都厩舎)だ。

 馬券に絡めば、万馬券間違いなし。近走2桁着順が続く不振だが、宝塚記念と好相性のステイゴールド産駒の血が覚醒することに期待したい。

「前走は位置取りも良かったし、直線に向いた時の感じならもっと伸びていいはずでした。それなのに、最後はやめているような感じでした。今までは折り合い重視でしたが、近走があまりにも情けないので今回は『ハナ』へ行くことも考えています。気分良く走らせて、きっかけを掴めればと思います」(厩舎関係者)

 これまでアフリカンゴールドが挙げた4勝のうち3勝はすべて4番手以内で進めたレース。これまでハナを切ったレースはないが、ハマる可能性も十分にあるはずだ。昨年の宝塚記念も、前に行ったリスグラシュー、キセキ、スワーヴリチャードで決着している。一か八かの勝負に乗っかりたいと思う。

 上位人気が予想されるラッキーライラックは3戦目で上積みが少ないこと、前走は展開がハマっての勝利とみて、思い切って「消し」とする。ブラストワンピースは前走の出足の鈍さから、今回も位置取りに苦戦するとみて「消し」とする。

 買い目は以下の通り。

 3連単 フォーメーション 24点

 1着[7,16]  2着[4,5,7,10,16]  3着[4,5,7,10,16]

 メイショウテンゲン、アフリカンゴールドの2頭が馬券に絡めば100万馬券は堅いだろう。当日の馬場状態に注意しての馬券検討必要になりそうだ。

(文=ハナビ杉崎)

くら寿司の平日限定ランチが感動のコスパ!吉野家はW定食がヒット…格安ランチ戦争が過熱

 長らく低迷していたケンタッキーフライドチキン(以下、KFC)は今年1月に期間限定の「ケンタランチ」をレギュラーメニュー化して以降、売り上げが10%近く(対前年比)伸びているという。

 KFC以外にも、サブウェイ、バーガーキング、リンガーハットなど、この数年で500円前後の「格安ランチ」を導入したチェーン店は多く、ビジネスパーソンや学生のランチ需要の争奪戦が過熱している。

ケンタランチ、大成功の裏側

 KFCが年明け早々に導入した、ケンタランチ。なかでも、「オリジナルチキン(単品250円)」「ポテトS(単品230円)」「ビスケット(単品230円)」「ドリンクS(単品200円)」がセットになった「ランチS」は税込み500円と格安だ。それぞれを単品で購入すると総額910円となるので、410円も得になる。

 業績回復の立役者となっているケンタランチだが、ランチメニューそのものの売り上げが業績アップにダイレクトに影響しているわけではないという。

 飲食店販促コンサルティングを行う飲食店繁盛会の笠岡はじめ代表取締役は、「ランチメニューの導入により、全時間帯でのターゲット層が広がったことが業績アップにつながっている」と分析する。

「ケンタランチの定番化以降、つまり2020年1~3月の客数は昨年同月と比べて6%近く増えており、売り上げは10%近くアップしています。そして、注目すべきが『客単価』。ランチメニュー自体は格安にもかかわらず、客単価も1月が102%、2月が106%、3月が104%と、昨年同月を上回っているのです。これまで、KFCといえば『クリスマスなどのイベント時に食べるご馳走』という印象が強かったですが、ランチメニューを始めたことで『日常のフィールド』に入ることに成功。ランチのみならず、すべての時間帯で客数が増え、客単価も上がっていったのだと考えられます」(笠岡氏)

 KFCは格安ランチという“販促メニュー”によって、従来の「ハレの日にバーレルで頼むスペシャルメニュー」に加えて、「日常の身近な食事」というポジションも獲得したわけだ。

「KFCは18年7月から、たびたびケンタランチを期間限定で導入しています。思うような効果が出るかを、入念にチェックしていたのでしょう。そして、『ランチの導入は全体の売り上げアップにつながる』という確証を得たため、レギュラー化したのだと思います」(同)

 KFCの業績回復は、入念なマーケティングの成果といえそうだ。

「組み合わせ」でヒットした吉野家のW定食

 では、多くの消費者が飛びつく格安ランチの魅力とは、なんなのだろうか。

「ランチに限らず、外食産業全般に『楽しさ』や『ワクワク感』を求めている人が増えています。そこで、既存のメニューを『組み合わせる』ことにより、新たな価値や魅力を生み出し、飽きがこない楽しさを演出しているのです」(同)

 たとえば、中華料理チェーン店で並盛りのラーメン1杯と半ラーメン&半チャーハンのセットが同じ価格だとしたら、どちらがより“おトク”に感じるだろうか。既存メニューでも組み合わせて販売することで、オペレーションや仕入れを乱すことなく、消費者に外食ならではの楽しさやランチならではのおトクさを感じてもらえるわけだ。

 こうした「組み合わせ」で新たな魅力を生み出したチェーン店のひとつが、牛丼の吉野家だ。

「吉野家が今年の1月29日にブラッシュアップした『W定食』は、組み合わせによってターゲットを広げた商品といえるでしょう。『W』とは、2種類のメインメニューを組み合わせられることから名付けられていますが、2種類のうち1種類は『牛皿(牛丼のアタマ部分)』に固定してある点も、仕入れを乱さないという観点から画期的といえます」(同)

 牛丼チェーン店なので、牛丼が看板メニューなのは当たり前。しかし、それでは牛丼にさほど興味を持たない新規の客層には訴求しづらい。そこで、さまざまな客のニーズを満たすために、「牛カルビ」「牛カルビ生姜」「から揚げ」「豚生姜焼き」「鯖みそ」「炙り塩鯖」の6種類と牛皿を組み合わせるW定食が誕生したわけだ。

 吉野家の主なターゲットはビジネスパーソンや独身男性で、多くはランチタイムに利用する。新型コロナウイルスの影響もあり、好調だった前年同時期と比べて今年2~3月の売り上げと客数は芳しくないが、客単価の伸びはすさまじい。

「W定食が始まったのは1月末からですが、2月の客単価は対昨年比で114%と大幅にアップしており、多くの人が『組み合わせられるメニュー』を魅力的に感じていたことがうかがえます。『牛丼は食べたいけど、それだけだと味気ないな……』と考える人は意外と多く、ブラッシュアップされたW定食はそうした層の需要にピッタリだったわけです」(同)

 既存メニューを組み合わせるだけで販促や客層を広げる効果を持つ、格安ランチ。しかし、ビジョンが曖昧でターゲットへのアピールが弱いと、ランチタイムの客数は伸びるものの、全体の売り上げや客単価は下がってしまうという。

「今は、どの飲食チェーンもおトクなランチメニューを用意し、いわば『格安ランチ戦争』が起きています。この戦いを制するのは、ランチが自チェーンにもたらす効果を具体的に思い描くことができていて、そのビジョン通りの販促ができる飲食店ではないでしょうか」(同)

リンガーハットのランチ戦略は成功か?

 長崎ちゃんぽんの専門店・リンガーハットを例に挙げてみよう。リンガーハットは19年8月1日よりランチメニューを改定し、「リンガーランチ」という格安ランチを始めた。しかし、同年9月~20年2月まで、対前年比で客数は上回っているものの、売り上げと客単価は下回っている。

「リンガーランチは、もっとも安いメニューが『薄皮ぎょうざ7個定食』で、値段は税抜き370円。大盛り無料のご飯とスープ、そして漬物がついています。非常にコスパが良く、おトクではありますが、ほかの商品の販促や、ランチタイム以外の時間帯への誘導という役割に関しては、今ひとつだったのかもしれません」(同)

 笠岡氏が今、コストパフォーマンスが良く、うまく付加価値を生み出せていると感じるのが、今年の2月21日から販売が開始された、回転寿司チェーン・くら寿司のランチだという。

「平日限定の『感動のくらランチ』は全部で6種類あり、なかでも一押しが『人気にぎり』というメニューです。人気の寿司ネタが9貫も入って、税抜き500円なのです。しかも、そこに『茶碗蒸し』か『赤だし』(一部エリアでは味噌汁)がついてきます。握り寿司が500円台で食べられるのは、まさに『感動』。そのほか『ミックスフライ丼』や『旬の海鮮丼』も『人気にぎり』と同じ値段ですが、やはり『握り』が500円台というのは、素晴らしいと思います」(同)

 回転寿司店は家族連れでの利用が多く、平日の昼間は集客に苦労しそうだが、感動のくらランチは平日のランチタイムに最適な販促メニューといえる。

 新型コロナの影響で大打撃を受けている飲食業界だが、アフターコロナの世界では、ランチメニューの展開が業績を左右するのかもしれない。

(文=ますだポム子/清談社)