朝ドラ『おちょやん』篠原涼子が演じる厳しい女将のモデルは誰?壮絶だった女中奉公の実態

 早速、奉公生活が始まったNHKの連続テレビ小説『おちょやん』。道頓堀の演劇界を支えるお茶屋や演劇一座といった新しい面々も加わり、より賑やかになった12月7日(月)~11日(金)までを振り返ろう。

奉公先で一波乱…クビ宣告から正式なお茶子に

 大阪・道頓堀にある芝居茶屋「岡安」に奉公に出ることになった竹井千代(毎田暖乃)。岡安に着いた途端にそそうをしてしまい、女将の岡田シズ(篠原涼子)から早々に目をつけられるが、主人の宗助(名倉潤)と先代女将・ハナ(宮田圭子)の助け舟で、ひと月だけ奉公を約束された。しっかり勤めたら厳しい女将の気も変わるかもしれない、と励まされて千代はやる気になる。

 千代は女中頭のかめ(楠見薫)から頼まれた洗濯物を干しているときに、父・テルヲ(トータス松本)のことを思い出し、怒りに任せてふんどしを投げると、それがお客さんの上に落ちてしまい、大目玉をくらう。

 その後も、女将に怒られながらも用事を終え、帰りが遅くなった千代は、先輩お茶子たちに大量の布団の補修を頼まれる。そして、ひとりで銭湯に向かうが、すでに閉まっていた。目についた防火用水で頭を洗い、帰っている途中で少年に「おい、河童」と声をかけられたが、すぐにいなくなってしまった。

 翌朝、道頓堀で1、2の人気を誇る「天海天海(あまみてんかい)一座」がやってきて、そこには昨夜の少年の姿も。彼の正体は、座長・天海天海(茂山宗彦)のひとり息子の一平(中須翔真)だった。

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 芝居が嫌な一平が仮病を使って寝込んでいるところに、千代が看病に訪れた。そこで、お互いに親の事情に振り回されて学校にも行けないことを知り、千代は一平に親近感を覚える。

 その後、お使いで芝居小屋にやってきた千代は、先輩お茶子に声をかけられて、のれんの隙間から初めて舞台を見た。そこには、今一番勢いのある女優の高城百合子(井川遥)の姿があった。芝居の世界に一気に引き込まれ、興奮冷めやらない千代を見かねた芝居小屋の支配人が、台本をプレゼントしてくれた。字が読めない千代は一平に教えてもらいながら、寝る間も惜しんで台本を読んだ。

 ある日、天海天海を迎えに行った千代は、一平に「親友」と言ったお礼にと、満員御礼のご祝儀をもらった。しかし、「これからもよろしく頼むで」と言った矢先に天海天海は倒れて、そのまま帰らぬ人となった。

 葬式で慌ただしい中、千代のもとに実家のお隣さんだった小林家の主人が訪ねてきた。久しぶりの再会に喜んだのもつかの間、千代の家族が夜逃げしたことを知らされた。

―――

 葬式を終えた一平は、道頓堀の橋の上で大きな石を投げ込もうとしていた。そこに出くわした千代。父親を恨む一平に、千代は天海天海が一平のことを気にかけていたことを伝えた。思ってもいなかった事実に一平は泣き崩れ、自分と違って親に思われている一平がうらやましくて、千代も泣いた。

 一平と会ったことで、女将から頼まれていた大切な届け物が遅くなってしまった千代はクビを言い渡され、翌朝、岡安を出た。その後、岡安では千代の家族が夜逃げしたことが知らされ、千代を探すことに。

 神社で雨宿りをしている千代を見つけた先代女将は、その足で芝居小屋に連れて行き、芝居嫌いだった一平が懸命に演技をする姿を見せた。

 岡安に戻った千代は、自分の生い立ちや奉公に出された理由をすべて打ち明け、我慢していた感情が爆発。「うちをここに置いてください」と頼み込んだ。その気持ちが通じて、正式に岡安のお茶子として働くことになった。

 数日後、一平は天海天海一座の一員として芝居を続けることになり、一行は次の巡業先へと向かった。

篠原涼子が演じる女将のモデルは?

 岡安を守る女将の岡田シズ。先週は千代にクビ宣告を下しながらも最終的にはお茶子として引き受けた、懐の深い役どころである。

 竹井千代のモデルとなった浪花千栄子は、奉公先が三度変わっている。はじめの奉公先は大変厳しいところで、今ならしごきと捉えられるような厳しいしつけが当たり前だったという。あまりの厳しさに、普通のお茶子は何かと理由をつけて辞めていったそう。手記の中には、千栄子は奉公中に自殺を考えたこともあったが、奉公先が飼っていた猫に邪魔をされて断念したことが書かれている。

 しっかり8年間勤め上げた後に向かった2件目の奉公先では、父の前借り癖が嫌われて3カ月で追い出された。3件目の奉公先は、千栄子の家庭の事情を理解していたようで、年季明け前に女将が「自分の今後は自分でよく考えろ」と金一封を渡したという。そして、女将の真意を悟った千栄子は夜逃げする形で京都へ向かっている。

おちょやん』で篠原涼子が演じる女将は、厳しくも優しく、千代の母親代わりとなる役どころとされているため、おそらく1件目と3件目の奉公先の女将をミックスした人物像がモデルになっていると考えられる。今後、千代とシズの間にどんな信頼関係が生まれるのか注目したい。

(文=安倍川モチ子/フリーライター)

藤沢和雄調教師「やったー!」歓喜の1勝! 伏兵ラペルーズで新種牡馬ペルーサ産駒JRA初勝利「お父さんも、いい馬だった」マラドーナさんのナイスアシスト?

 13日に中山競馬場で行われた7R・1勝クラスは、7番人気の伏兵ラペルーズ(牡3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が勝利。今夏に産駒がデビューした新種牡馬ペルーサにとっては、嬉しい産駒のJRA初勝利となった。

 16頭立てのダート1800mのレース。中団の外目につけたラペルーズは、4コーナーでまくり気味に先頭集団の直後まで進出すると、最後の直線で外から力強い伸び脚。粘りこみを図った2着馬を交わすと、最後は2馬身半差をつけて完勝した。

 レース後、「反応も良かったし、強かったですね」と鞍上の戸崎圭太騎手が相棒を評価。6月の新馬戦は芝で15着に大敗したが、そこから門別で2勝。再び中央の舞台に戻って、今回は再起を懸けた一戦だった。

 

「7番人気でしたが、強い競馬でしたね。ただ、戸崎騎手が『ちょっと返し馬から、フワフワしたところがあった』と話していた通り、発馬の際に隣の馬に迷惑をかけてしまうなど、まだまだ幼い面もあります。

ダート戦ながら、この時期の1勝クラスを勝てたことで今後の選択肢も増えますし、来年が楽しみな1頭になりますね」(競馬記者)

 また、この勝利に「やったー!」と声を上げて喜んだのが、管理する藤沢和雄調教師だ。

 師が「お父さんも、いい馬だったからね」と語る通り、ラペルーズの父ペルーサも藤沢厩舎の管理馬。天皇賞・秋(G1)2着など、あと一歩でG1制覇に届かなかった管理馬の子供だけに、厩舎としても力が入っているのだろう。

「初年度の種付け頭数が12頭しかいない産駒の1頭を預かっていることからも、藤沢調教師のペルーサに対する思いが窺い知れます。父のゼンノロブロイも藤沢厩舎の管理馬でしたし、現役時代は日本ダービー(G1)で2番人気に推されるなど、ファンの多かった馬。藤沢調教師としても思い出深い1頭でしょうね」(競馬記者)

 また、先日にはペルーサの名前の由来でもあるサッカー元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナさんが死去。「ペルーサ」はマラドーナさんの愛称であり、もしかしたら天国から背中を押してくれたのかもしれない。

 2022年の2月で定年と、すでにキャリアの晩年に差し掛かっている藤沢調教師。2017年にはペルーサで果たせなかった日本ダービーを勝ち、すでに歴代2位の通算1500勝を超える押しも押されもせぬ名伯楽だが、この日の1523勝目は師にとっても特別な1勝となったようだ。

従業員の自由回答は“宝の山”。AI分析し、瞬時に見える化

多くの企業が従業員調査によって、事業戦略や社内制度、給与などについて従業員の意見を集めています。こうして集めたアンケート結果は、いわば“宝の山”。しかし、せっかくのデータを“宝の持ち腐れ”にしている企業も多いようです。

そこで、電通ビジネスデザインスクエア(以下、BDS)では、従業員調査の自由回答をAI分析し、課題を可視化するサービス「VoiScope(ボイスコープ)」を開発。BDS坂本雄祐氏にサービスの内容、活用例を教えてもらいました。



 

従業員調査の自由回答、そのままにしていませんか?

私はこれまで、さまざまな企業の組織変革プロジェクトに関わってきました。その中で気づいたのが、「従業員調査が経営改革に生かされていない」という問題でした。調査の自由回答欄に記された、従業員の率直な意見を活用しきれていないケースが実に多いのです。

現在、多くの企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)やイノベーション、企業変革を迫られています。新たな価値を創出するためにも、企業の経営層と従業員の連携を深める必要性はいっそう高まっています。

さらに、従業員エンゲージメントと労働生産性、離職率には相関があり、「従業員エンゲージメントを高めると、企業の成長率が上がる」ことも分かってきました。つまり、企業の経営層と従業員がどれだけエンゲージメントできるかが、より重要になっているのです。こうした流れを受け、2020年には60億円規模の国内の従業員エンゲージメント市場(※)が、2023年には2倍になるという予測も発表されています。

※=従業員エンゲージメント市場
従業員エンゲージメントとは、従業員の会社に対する自発的な貢献意欲のこと。従業員と会社がお互いに貢献し、成長できる関係になっているか、双方の絆の強さを表す概念。従業員エンゲージメント市場は、「エンゲージメント」の測定や向上を支援する製品・サービスを指す。


しかしその半面、新型コロナウイルスの影響もあり、経営層からは
「現場が見えづらくなった」
「社員の顔を見る機会が減り、雰囲気が伝わりにくくなった」
という声が上がっています。こうした背景から、BDSでは従業員の意見をAI分析し、エンゲージメント向上を後押しする「VoiScope」を開発しました。現在β版を試験導入しており、2021年には機能を拡充した正式版をリリースする予定です。

AI分類結果から、組織課題の解決ヒントを見つける

私は常々、「組織課題を解決するヒントは、社内にあるのではないか」と考えていました。

従業員の声は、まさにそのひとつ。しかし、「こんな意見が届いています」と数万件もの生データをどさっとテーブルに広げても、ヒントを見つけるのは難しいでしょう。寄せられた意見やアイデアをAIによって見える化した上で、従業員一人一人の意見を経営判断の材料にする。それを実現するのがVoiScopeです。

VoiScopeでは、大きく分けて3ステップで従業員の意見を可視化します。

STEP1 従業員調査の自由回答をインプット

まず、従業員から寄せられた企業に対する意見、要望の自由回答を取りまとめます。新たに従業員調査を行うだけでなく、過去に実施した調査データを使うこともできます。

STEP2 AIで解析

集まった従業員の意見をそのまま表にまとめるだけでは、なかなか経営に生かすことができません。そこでデータをAIで分類し、何についての意見か、ポジティブ/ネガティブどちらの意見なのか、カテゴリー分類・感情分類を行い、定量的・構造的に処理します。

STEP3 分析した意見を分かりやすく可視化

分析したデータはダッシュボード化し、全社の状況を俯瞰できるようにもします。「組織」「上司」「制度・仕組み」など分類項目に対してどのような意見が多いのか、意見ごとのポジネガ構成比はどの程度かなどが、表やグラフで可視化されます。

性別、年代、役職、事業所別のフィルタリング、生データからのキーワード検索ができる他、時系列でデータの推移を追ったり、チーム間のデータ比較をしたり、ネガティブな意見が多い部署をランキング形式で表示したりすることも可能です。

こうしたデータをVoiScopeでキャッチすると、組織の課題が浮き彫りになります。ポジティブな意見が多いチームとネガティブな意見が多いチームを比較し、前者はどのような施策を行っているのかヒアリングすることで、全社的な課題解決のヒントにつなげることもできるのです。

VoiScope分析イメージ
VoiScope分析イメージ
     
VoiScope画面イメージ
VoiScope画面イメージ

複数の企業が導入を検討。カスタマーサービスへの応用も

β版の開発には、クラシエグループに協力いただいています。一般に、企業の規模が大きければ大きいほど、経営層と従業員の間には距離が生じます。しかも経営層は多忙を極めるため、なかなか全社員の意見に耳を傾ける時間を持てません。そんな中でもVoiScopeを使えば、全社員の意見を定量的・構造的に見ることができる。その点をクラシエ経営層の方々に着眼していただき、うれしく感じています。

余談ですが、VoiScopeで分析していると、分析対象の「感情」や「体温」を把握できる、という感覚を持つことがあります。一人一人の声の強さが、単に数値で把握する以上に組織への理解を深めてくれるように思います。

また、電通広報局でもVoiScopeの導入を検討しています。これまでは社内で行った調査結果をバラバラに保存・閲覧していましたが、VoiScopeによって「これまではデータの蓄積になっていなかった」と初めて課題に気づいたそうです。

リリース発表後、他にも複数の企業から導入検討の声を頂いています。今後の課題は、個々の会社に応じてAI学習をカスタマイズすること。企業によって、独特の言葉遣い、企業文化に即した専門用語があります。AIで意見や感情を適切に分類できるよう、現在も工夫していますが、今後もブラッシュアップを続けていきます。

さらに今後は、社員の声だけでなく、顧客の声も掛け合わせるなど、より多角的に課題発見ができるサービスとして機能を拡張させてく予定です。

「VoiScope」リリース:
従業員の意見をAI分析し、課題を可視化するサービス 「VoiScope(ボイスコープ)」を開発
 

ロシア発の「米国6分裂論」が現実味…バイデン政権下で“21世紀の南北戦争”に突入の危機

 目下のアメリカは完全に分裂状態。「一国二国民」だ。

 熾烈極まりない大統領選挙が終わって、アメリカの分裂がリアルな現実であることを我々は日々目撃している。世界一の軍事大国でもあるアメリカの統一を修復不能な地点にまで引き裂いている。今後、ジョー・バイデン政権の4年間で問題解決に至る展望はなく、いや、もっと苛烈な衝突が繰り返されるだろう。

 この危機的な現実を前に論壇に浮上してきたのは、「アメリカ6分裂」という仮説である。発祥はロシアのアカデミーだ。

 もう二十数年前だろうか。筆者は「中国は16に分裂する」と予測して『中国大分裂』(文藝春秋ネスコ)という単行本を上梓した。その後、台湾の李登輝総統(当時)らは「中国は7つに分裂するのが適切だ」と言い出され、この李登輝発言に中国は不快感を覚えたのか、香港の雑誌「亜州週刊」が李登輝総統非難とともに「分裂論に同調する日本人たち」として、中嶋嶺雄、長谷川慶太郎、そして筆者の名前を挙げた。

 旧ソ連は崩壊後、15に分裂した。ユーゴスラビアは東西冷戦崩壊で共産主義独裁政権が消え、7つに分裂した。イラクは3つに分裂状態だが、まだまとまっている。スペインのバスク地方をはじめ、他にも多数の国で分裂運動が起きている。カナダからニューカレドニアまで分離独立運動がある。

 アメリカは南北戦争で60万人あまりの犠牲を出し、ようやく統一され、星条旗の下に「アメリカ人」というアイデンティティでまとまってきたはずだった。

 しかし、ベトナム戦争以後の価値紊乱と、キリスト教の伝統的価値観を冒涜するようなLGBTQが象徴する左翼運動が蔓延した。歴史の英雄である銅像を次々と破壊し、差別とかの言いがかりをつけた暴力事件が頻発、そうした破壊的思想を蛇蝎のように嫌う南部基軸の敬虔なキリスト教、エヴァンジェリカルらは絶望と希望の境を行き来しながらも、伝統を守る運動を組織した。

 4年前にドナルド・トランプを支持し、支えたのはこの伝統的な人々だった。また、選挙結果を見て不正投票があったと騒いでバイデンの勝利を認めないのも、この人たちである。アメリカは、誰が見ても鮮明な分裂状態に陥った。

 いずれ、暴動からテロ戦争、「21世紀の南北戦争」が始まるのでは、との不安が広がった。トランプvs.バイデンの大統領選挙の対立エネルギー、あのマグマのような激突ぶりから、分裂の可能性が高まった。

 戦争に勝つためにあらゆる手法が活用され、SNSの検閲、フェイクニュースの氾濫、不正投票。左翼はどんな卑劣な手段でも、勝つために行使するのだ。

 北東部から東海岸は極左的社会主義がはびこり、ラストベルトの旧工業地帯には資本主義の絶望が聞かれ、南部から中西部は敬虔なキリスト教地盤に黒人とヒスパニック(スペイン語を話すラテンアメリカからの移民)が入り込んで混沌としており、西海岸はチカノ(メキシコからの移民)に加えてアジア系が増殖したため、正真正銘、左翼の牙城となった。

ロシアの学者が主張する「米国6分裂論」の中身

 ロシア・アカデミーの錚々たる学者、それも人口学者、社会学者、歴史学者らは研究課題に「アメリカの分裂」を取り上げている。こうした傾向を筆者は数年前にも紹介したが、ロシア・アカデミーのれっきとした学者が書いた論文だった。

 リーマン・ショック直後にも、ロシア外務省学士院学部長のパナリン教授が、アメリカが6カ国に分裂すると主張した。

 その内訳は、以下の通りである。

1.カリフォルニア州を基軸とする西海岸は「カリフォルニア共和国」となり、中国とべったりの外交を展開する

2.テキサス地域(南部)は「テキサス共和国」となり、メキシコとの関係が濃厚になる

3.北東沿岸は「アトランティック・アメリカ共和国」(北東部から東海岸の大西洋沿岸部)となって、EUに加盟する

4.中西部からラストベルトは「中北部アメリカ共和国」となり、カナダとの結び付きを強めるだろう

5.アラスカはロシアに含まれる

6.ハワイは中国、もしくは日本の保護国となる

 以前は見向きのされなかった珍論だが、トランプvs.バイデンの熾烈な選挙戦はまるで南北戦争の再来であり、BLM(黒人の命が大事)の過激派は武装して警官隊と撃ち合うほどの暴力レベルとなった。

 香港問題に介入したアメリカは「一国二制度を守れ」と主張していた。ところが、アメリカ自身が「一国二国民」となった。それゆえ、ロシア学者の分裂論が俄然、注目を集めるようになったのだ。当時、アメリカ分裂論を「ウォール・ストリート・ジャーナル」が紹介し、これを皮切りにCNNも番組をつくったことがあった。

 居眠りジョーは口では団結、融和を言っているが、口パクだけだったバラク・オバマ政権のナンバー2だっただけに、欺瞞を愛する政治家に違いないだろう。

分裂ならNATOの米国版が必要に

 さて、この分裂論はこれから本格化するだろうが、万が一、分裂した場合、武器を伴う戦争ではなく住民投票に従うことになる。すると、争点は分裂した際の元首の選び方から、EU本部のようにシンボルとしてのEU大統領のような存在が必要となるのか、ならないのか。最大の問題は外交権と軍隊の再編となり、NATO(北大西洋条約機構)のアメリカ版が必要となるだろう。

 パスポート、中央政府の債務の分担、それぞれの通貨、銀行制度、税務署を含めた役所の改編、そして、それぞれの憲法をいかにするかという諸点に移る。意外や、旧ソ連の分裂過程とEUの再統合のあり方が参考になる。ソ連分割は15の通貨を生んで、独立国は憲法も作り変え、軍隊はロシアを基軸の軍事同盟へ参加する国としない国に分かれた。EUは逆に通貨を統一し、ヒト・モノ・カネの移動を自由とした。

 この議論、現時点では連想にすぎないが、興味が尽きない。

(文=宮崎正弘/評論家、ジャーナリスト)

渡部問題で『ガキ使』と松本人志の責任はなぜ問われない? 土田晃之は『ガキ使』出演が渡部の希望でなく松本への配慮と推測

 アンジャッシュの渡部建への批判が再燃している。『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ)の大みそか特番で復帰することが報じられ、慌てて謝罪会見を開いたが、むしろ火に油を注ぐ結果にしかならなかった。  本サイトは芸能人が不倫したからといって芸能活動を自粛すべ...

パチスロ意外な「名機」誕生か!? 人気ライターが新台「ガチ評価」!!

 激動の2020年、パチスロ業界は揺れに揺れた年であった。

 厳しい経営状況に不安を持つホール経営者も少なくない。これは感染症による経済的な打撃が少なからず影響を与えているだろう。

 5号機の名作が次々と撤去されていることも影響が大きい。『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』が引退したことで、ホールから足が遠のいたという方もいるようだ。

 6号機に不満を抱えるユーザーが多いことも一つの問題。高ベースによって5号機に比べて初当りが重くなったことが要因として大きく、その上「2400枚制限」も不満のタネのようである。

 そんな6号機では「自力感」に拘った機種が人気を獲得している印象。

 リプレイの押し順によってBIGとREGが分かれる『吉宗3』や、全てにおいて自力のヒキが要求される『パチスロ モンスターハンター:ワールド™』などが現在高稼働を続けているのだ。

「自力感」といえばサミーの『パチスロ七つの大罪』も忘れてはならない。AT中の継続バトルは押し順の1stナビがカギを握っており、1打1打が出玉に大きく影響する。

 ユーザーからの評価は分かれるが、ハマる人にはハマる仕様であることは間違いないだろう。

 そんな同機種をパチスロライターが「ガチ評価」している動画が存在するのでご紹介したい。まりものパチスロチャンネルで配信された『前評判は激高!!期待のマシン【パチスロ7つの大罪】まりもの新台通信簿#019』である。

 同番組はベテランパチスロライター「まりも」が新台を自腹で実戦し、その全体的な評価を「通信簿」として評価する動画シリーズだ。

 忖度や手加減なく、感じたままを評価として表すため、酷評された機種も少なくない。

 もちろん個人的な趣味や趣向も含まれた評価となるが、長年パチスロ業界を牽引してきた経験豊富な人物が、ユーザーの立場で実戦し台を評価する動画は貴重である。

 本動画では「まりも」はプレミアフラグなど貴重な役は引いておらず、有利区間完走など「大勝ち」もしていない。

 一見、見せ場のない動画のように思えるかもしれないが、ホールで散見される一般的な展開でもあり、この状況で下される「ガチ評価」は信用しても良いかもしれない。

 気になる方、ご興味のある方は是非チェックしてみてはいかがだろうか。
 

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JRA武豊「ロスがあった」先輩・小牧太をチクリ……「前の馬が外に来て」1番人気ディープモンスター痛恨の敗戦でクラシックへ暗雲

 痛恨の2着だった。

 12日、阪神競馬場で行われたエリカ賞(1勝クラス)は、4番人気のアドマイヤハダル(牡2歳、栗東・大久保龍志厩舎)が優勝。今月5日に腸捻転のため亡くなったスイープトウショウを近親に持つ素質馬が、クラシックの登竜門で大きな1勝を挙げた。

「良い勝ち方です」

 そう語ったのは鞍上の福永祐一騎手だ。この日は2番手から、早め先頭の競馬で押し切る好内容。今年、コントレイルと牡馬三冠を成し遂げた名手が、過去にエイシンフラッシュ、キングカメハメハ、アドマイヤベガ、タヤスツヨシと4頭のダービー馬が勝ち馬に名を連ねる出世レースを制し、来年のクラシックの有力候補に名乗りを上げた。

 一方、痛恨の敗戦となったのが、単勝2.2倍の1番人気に推されながら2着に敗れたディープモンスター(牡2歳、栗東・池江泰寿厩舎)と武豊騎手だ。

「惜しい競馬でした……」

 8頭立てで行われた芝2000mのレースは、武豊騎手が「道中は行きっぷりが良くなかった」と話した通り、スタート直後から口向きが悪く後方からの競馬。少頭数ということもあって前半の1000m通過が64秒の超スローペースと、後方の馬には厳しい展開となった。

 そんな流れを読んだ武豊騎手は、ディープモンスターと外から早めの進出。4コーナーでは先頭集団の直後までポジションを上げ、そこから上がり最速の末脚を繰り出したが、2番手からスムーズな競馬をしたアドマイヤハダルに半馬身及ばなかった。

「ディープモンスターにとっては、もったいないレースでしたね。レース後に武豊騎手が『4コーナーから直線にかけて前の馬が外に来て、ロスがありました』と話していた通り、勝負所で前にいたニホンピロマリブが外に逃げて寄られる不利がありました。

鞍上の小牧太騎手も左ムチを入れて内に入れようとしていたんですが、馬の方が若さを見せてしまいましたね。大きな不利ではありませんでしたが、最後の脚色を見る限り、スムーズならもっと際どい勝負に持ち込めていたと思います」(競馬記者)

 1勝クラスで敗れたことで、来年のクラシックへの道が遠ざかったディープモンスターだが、この「エリカ賞」で敗れるということは、それ以上の意味があるのかもしれない。

 というのも、勝ち馬こそ先述したダービー馬4頭に加えヴィルシーナ(ヴィクトリアマイル連覇)、アドマイヤグルーヴ(エリザベス女王杯連覇)、クロフネ(NHKマイルC、ジャパンCダート)といったG1馬がずらりと並ぶが、その一方で2着に敗れながらG1を制したのは、1992年のマーベラスクラウン(ジャパンC)まで遡らなければならない。

 不利を受けてのわずか半馬身差と、勝ったアドマイヤハダルと2着ディープモンスターの実力差は、ほぼ互角のように思える。だが「歴史」の上では、天と地ほどの差があると述べても過言ではないだろう。

「良い馬なんですよ、ホントに。馬体も綺麗だし、能力はかなり高いと思います」

 先日の『武豊TVII』(フジテレビ系)で、そうディープモンスターを褒めちぎっていた武豊騎手。今回は手痛い敗戦を喫してしまったが、お気に入りの良血馬をクラシックへ導けるか。大物コンビの巻き返しに注目したい。

BTS兵役延期をK-POPファンはどう受け止めた?「不公平」「東方神起やBIGBANGは行ったのに」

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

BTS(Getty Imagesより)

 12月1日、韓国の国会でBTSのような大衆芸術分野のアーティストに2年間の兵役延期を認める兵役法改正案が可決された。これに対して世界中のK-POPファンの間で様々な意見が交わされている。

 現在、韓国の成人男性には28歳の誕生日までに入隊し、約20カ月間の兵役につく義務がある。クラシック音楽家やスポーツ選手に対しては兵役の免除や延期を認める制度があったが、BTSのようなK-POPアイドルに対してそのような仕組みはなかった。

 今回の兵役法改正により今後は、文化体育観光相から推薦を受ければ、K-POPアイドルも30歳まで入隊を延期できる。BTSの最年長メンバーであるジンは12月4日に28歳を迎え、来年3月にはSUGAも28歳になるが、彼らは功績を認められて延期の対象になるとみられている。

ソフトバンクG、上場廃止を検討か…孫会長、“不自由な経営”に強烈なストレス

 9日、米ブルームバーグは、ソフトバンクグループ(SBG)が段階的な自己株買いで株式の非公開化を目指す新たな戦略を議論していると報じた。SBGの株価は同日午後に急伸、7606円と再び20年ぶりの高値水準となった。

 SBGには9月にもMBO(経営陣による自社株買い)の思惑が急浮上し、株価が動意づいた。このときは、まずSMBC日興証券のアナリストが9月9日付のリポートで「MBOによる上場廃止が選択肢」と伝え、その後、9月14日に英フィナンシャル・タイムズが報道。これを受けて株価が急上昇した。今回もSMBC日興証券が11月30日付のリポートで改めてMBOについて言及。ブルームバーグの報道の先駆けとなった感がある。

 今回伝えられているMBOはスローモーションMBOという手法。「(SBG会長兼社長の)孫(正義)さんは好き勝手に経営できないことに強烈なストレスを感じている」(同社関係者)という。

出資先のIPOによる巨額含み益

 12月10日の東京市場。SBG株が一時、前日比19%(1411円)高の8900円と続騰した。傘下のファンドが出資する米料理宅配大手ドアダッシュが9日に米国市場で新規公開し、上場初日に公開価格を9割近く上回る水準で終わったことが材料視された。「SBGの含み益は1兆円超」と報じられたことで買いが集まった。この日の日経平均株価は61.70円安の2万6756円で引けたが、SBGの最終的な指数寄与度はプラス176円。取引時間中に一時、日経平均はプラス圏(34.83円高)となったが、これはSBG株が急伸したためだ。

 12月10日、SBG株が上昇したのはファンド事業の採算の改善を先取りした動きともいえる。ITバブル期の2000年以来の水準となる8900円まで株価は上昇し、終値は11%(817円)高の8306円だった。売買代金は5574億円と東証1部全体の約2割をSBG株が占めた。

 11付日本経済新聞によれば、SBG傘下のソフトバンク・ビジョン・ファンドはドアダッシュに累計6億800万ドル(約700億円)を投資してきたという。ドアダッシュが上場して1兆円を超える含み益を得たことは、SBGの決算予想には織り込まれていない。2020年10月~12月期決算でドアダッシュの“果実”分を反映させることになる。

(文=編集部)

 

ベートーヴェン、謎に包まれた“空白の10年”…『第九』は欧州を揺るがす危険思想だった?

 今年はベートーヴェン生誕250周年の記念すべき年でした。世界中のオーケストラをはじめ多くの音楽家たちが今年のベートーヴェン・イヤーに備えていただけでなく、ベートーヴェン・ファンも楽しみにしていたわけですが、新型コロナウイルスの影響により昨年の今頃には予想もしていなかった状況になってしまいました。

 世界では、まだまだ自由にコンサートを開催できない国々も多くありますが、日本では夏の前くらいから徐々に演奏を再開しており、現在は多くのオーケストラが感染対策を万全にしながら演奏を繰り広げています。しかし残念なことに、毎年12月に盛んに演奏されているはずの『第九』に関しては、キャンセルやプログラム変更するケースが多くなっています。これには、日本の『第九』の特殊な事情があるのです。

 まずは、原則的にプロのオーケストラでは、どんなに上手に演奏できても、アマチュア演奏家が参加できないのです。たとえば、「普段は会社員だけど、フルートが普通のプロ以上にうまいから、週末にはオーケストラのエキストラをして副収入を得ている」という奏者はいないでしょう。

 ところが、例外はあります。それは合唱団です。演奏機会が多い大都市圏はともかく、合唱の仕事だけでは食べていけないので、日本ではプロの合唱団は片手で数えられるくらいしかありません。そのため、特に地方のプロ・オーケストラは、『第九』のように合唱団が必要な曲を演奏する場合、アマチュア合唱団と一緒にステージに立ち、入場料を取って、プロの演奏会として成立させています。日本のアマチュア合唱団のレベルが相当高いこともその理由のひとつですが、今年の状況下では、このやり方が問題となってしまいました。

 プロの合唱団とは違い、アマチュアは9月頃から毎週、リハーサルに通いながら合唱指導者にしごき抜かれて、12月の本番を迎えます。しかし今年前半は、今後の状況がまったく見えなかったためにリハーサルが早々と中止され、12月の『第九』演奏会自体がキャンセルになってしまったのです。

 もちろん、すべてが中止となったわけではなく、例えばプロの合唱団との共演をしたりして『第九』を演奏しているオーケストラは多数ありますので、インターネット等でお探しください。

ベートーヴェンが『第九』に込めた“少し危険な”メッセージ

 残念ながら、今年は『第九』の生演奏を聴く機会が減っているので、代わりにというわけではありませんが、『第九』に込められたベートーヴェンの“少し危険な”メッセージをお教えしようと思います。

 『第九』が初演されたのは1824年ですが、その数年前から中南米のペルーやメキシコがスペインから、ブラジルがポルトガルから、相次いで独立していました。前年の1823年には、とうとうアメリカ合衆国のモンロー大統領が、アメリカ大陸とヨーロッパ大陸間の相互不干渉を提唱するに及んだことは、これまで植民地から多くの富を得ていた欧米諸国とっては、大きな出来事だったはずです。

 それには伏線がありました。それはフランス革命の英雄ナポレオンの台頭です。彼によって、ヨーロッパ全土にまき散らされた自由主義は、それまで貴族階級も特権を謳歌していた王侯貴族の存在をなくしかねない危険思想でした。

 その後、あえなくナポレオンが失脚してしまったことにより、富を搾取していた植民地の独立を後押ししかねないナショナリズムも含めて、自由主義が一旦収まりを見せたことは王侯貴族たちを安堵させました。そして1814年から翌年にかけて、フランス以外の国々の参加によって行われたウィーン会議にて、オーストリアの宰相メッテルニヒの中心的な尽力により、これまでの王侯貴族による旧体制を維持するウィーン体制が決められたのです。。『第九』初演の9年前のことでした。

 そんな最中のウィーンで『第九』を初演すれば、ベートーヴェンは警察の尋問を受けるだけでなく、一歩間違えば、政治犯として収監されてもおかしくなかったかもしれません。

 一番の問題は、ベートーヴェンの音楽ではなく『第九』に使われている歌詞でした。そこには、何度も「人類みんな兄弟」という言葉が出てきますが、当時はこれが非常に危ない自由主義的な言葉でした。“人類みんな”の中には、貴族階級や一般民衆だけでなく、搾取をし続けているアジアやアメリカ大陸の人々まで含まれるため、ウィーン体制下、しかも、宰相メッテルニヒのおひざ元でもあるウィーンで初演すること自体、政府に対する挑戦となります。

 『第九』の歌詞自体、もともとはドイツの啓蒙思想家シラーが書いた「自由賛歌」を、フランス革命直後、ドイツの自由主義者の学生が、フランス国歌のメロディーに合わせて歌っていたものなので、これ自体、明らかに貴族階級にとっては危険な自由思想でした。ちなみに、ベートーヴェン交響曲第9番で一番有名なメロディーで歌い始められる「歓喜」という言葉も、もともとは「自由」という暗黙の意味が隠されていたそうです。

「歓喜!美しい神の炎よ」(原文)

「自由!美しい神の炎よ」(”自由“に置き換えたもの)

 こうしてみると、まったく意味が変わります。しかも、ベートーヴェンはシラーの原作にはない、こんな言葉を付け足しています。これは、最初にバリトン歌手によって歌われます。

「友よ!こんな調べではなく、もっと心地の良いものを歌おう、もっと喜びに満ち溢れるものを」

 “喜び”という言葉は、わかる人にとっては“自由”となります。“こんな調べではなく”は、ウィーン体制の否定と思えなくもありません。ウィーン会議の真っ最中の頃に『第九』を初演していたとしたら、その後のベートーヴェンの余生は政治犯が入る暗い牢獄の中だったかもしれないと思います。

ベートーヴェン、謎に包まれた空白の10年間

 本連載記事『貧困イメージの強いベートーヴェン、実は莫大な遺産を残していた』で書いたように、貧乏に苦しんだイメージが強く、実際に質素な生活をしていたベートーヴェンでしたが、実は膨大な遺産を残していました。そこからわかるように、ベートーヴェンには経済的センスがありました。しかも、それだけでなく、政治的センスもあったのかもしれません。

 ベートーヴェンは1815年あたりから『第九』の作曲を始めています。しかし、これまでは矢継ぎ早に交響曲を作曲していたベートーヴェンが、完成に9年間もかかっていることは不思議です。しかも、前に交響曲を初演してから10年間、新しい交響曲を発表しなかった理由は謎に包まれているのです。

 ベートーヴェンは、中南米の国々の独立やアメリカのヨーロッパとの決別宣言が出てくるような時期、ウィーン体制が弱くなるのを待って、1824年に『第九』を完成させて初演したのかもしれません。それでも、ベートーヴェンの自由主義を訴える気持ちは、後世の我々にも強く感じさせます。

『第九』が、人類に与えられた偉大な芸術ということに違いはありません。僕が、「最後に指揮をしたい曲を選べ」といわれたら、迷いなく『第九』を選ぶでしょう。自由という、人間として当然の権利を、強い意思で音楽表現したベートーヴェン。『第九』を聴くたびに大きな力を与えてくれるのは、こういうところに理由があるのかもしれません。

(文=篠崎靖男/指揮者)

●篠﨑靖男
 桐朋学園大学卒業。1993年アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールで最高位を受賞。その後ウィーン国立音楽大学で研鑽を積み、2000年シベリウス国際指揮者コンクール第2位受賞。
 2001年より2004年までロサンゼルス・フィルの副指揮者を務めた後、英ロンドンに本拠を移してヨーロッパを中心に活躍。ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、BBCフィルハーモニック、ボーンマス交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、フィンランド放送交響楽団、スウェーデン放送交響楽団など、各国の主要オーケストラを指揮。
 2007年にフィンランド・キュミ・シンフォニエッタの芸術監督・首席指揮者に就任。7年半にわたり意欲的な活動でオーケストラの目覚ましい発展に尽力し、2014年7月に勇退。
 国内でも主要なオーケストラに登場。なかでも2014年9月よりミュージック・アドバイザー、2015年9月から常任指揮者を務めた静岡交響楽団では、2018年3月に退任するまで正統的なスタイルとダイナミックな指揮で観客を魅了、「新しい静響」の発展に大きな足跡を残した。
 現在は、日本はもちろん、世界中で活躍している。ジャパン・アーツ所属
オフィシャル・ホームページ http://www.yasuoshinozaki.com/