JRA武豊も一目置く勝負強さ! 「G1の勝ち鞍が見合ってない」春G1波乱の立役者も思わず苦笑い。夏競馬でもアノ騎手から目を離すな!

 春のグランプリ・宝塚記念は2番人気クロノジェネシスの圧勝に終わった。上位人気馬の優勝だったが、3連単は18万馬券と荒れる宝塚記念は今年も健在の結果だった。

 まず、2着となったのは6番人気のキセキ。近2走は長距離レースで不振が続いていたが、2200m戦で改めて存在感を示した結果だ。

 そして何より、馬券的な妙味を生み出したのが12番人気ながら3着のモズベッロ(牡4歳、栗東・森田直行厩舎)だろう。

 今年の日経新春杯(G2)で重賞初勝利を挙げたモズベッロ。続く、日経賞(G2)では直線で不利がありながらも2着とし、充実ぶりを見せた。3走目の天皇賞・春(G1)はスタートの出遅れ、長距離が堪えて7着に敗れた。

 好メンバーが揃った宝塚記念では、初G1となった前走の敗戦により評価を落としたが、得意の距離で実力発揮となった。最後の直線では1番人気サートゥルナーリアの猛追を振り切って、抜かせなかった勝負根性は評価に値する走りだ。

 レース後、池添謙一騎手は「勝負どころで離されたのが痛かったですが、外から来たらもうひと踏ん張りしてくれました。これからまだ良くなると思います」と、更なる成長に期待した。

 秋に向けてパートナーに好感触を掴んだ池添騎手。やはり宝塚記念でのモズベッロの激走を語る上で、「G1請負人」の手腕は大きく作用しただろう。

 宝塚記念3勝、有馬記念(G1)4勝でグランプリ7勝を誇る池添騎手は、大舞台での活躍に定評がある。2005年の宝塚記念は11番人気のスイープトウショウで優勝。また、勝ち星には数えられていないが、2014年の同レースでは9番人気カレンミロティックで2着、翌年も11番人気ショウナンパンドラで3着と穴を空けてきた。

 昨年のマイルCS(G1)では騎乗停止の福永祐一騎手に代わり、インディチャンプに騎乗し見事優勝に導いた。まさにG1請負人の仕事ぶりである。

 今年のG1レースでも、10番人気ヴェルトライゼンデで3着に入った日本ダービー(G1)も印象深い。その中でもグランアレグリアに騎乗し、アーモンドアイを破った安田記念(G1)がベストバウトだろう。

 3コーナーでキックバックを受けて右目を負傷してしまい、視界不良の中でのレースとなった。だが、早めに抜け出しを図ると、アーモンドアイの追撃を抑えて2馬身半差の勝利。レース後のインタビューで、右目を腫らしながら受け答えをしたシーンが印象的だ。

 そんな池添騎手について、レジェンド武豊騎手も一目置いている。

 詳細については本サイトを確認いただきたいのだが、『netkeiba.com』にて連載中の対談コラム『with 佑』にて、藤岡佑介騎手と池添騎手が対談を行っている。

 その中で、藤岡佑騎手は武豊騎手と阪神競馬場で安田記念を観戦した際、「謙一はホンマに代打強いな」と武豊騎手が言っていたと明かしている。また、「トータルの勝ち鞍とG1の勝ち鞍が見合ってないな」とも言ったようだ。これには池添騎手も「よう言われるわ」と苦笑いした。

「代打に強い」「G1の勝ち鞍に見合っていない」というのは、「勝負強さ」があってこそのもの。通算4000勝を超える名手が認めるほど、大一番に強い騎手といえるだろう。

 そんな池添騎手だからこそ、宝塚記念で伏兵モズベッロを3着に食い込ませられたはずだ。

 9月のスプリンターズS(G1)までG1は中休みとなるが、夏競馬でも池添騎手は勝負強さを発揮することだろう。

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JRAサクラ軍団復活の狼煙!? ラジオNIKKEI賞(G3)堀宣行厩舎サクラトゥジュールの前走が秀逸!

 春のクラシック戦線に乗れなった馬たちの秋へのステップ、ラジオNIKKEI賞(G3)が今週7月5日、福島競馬場で行われる。以前は、ここを勝ってもその後のキャリアに繋げていけない馬が多かったが、最近は優勝馬がその後重賞レースで活躍している。

 2016年産経大阪杯(G2)でキタサンブラックを破ったアンビシャス、2017年七夕賞(G3)を制覇したゼーヴィント、2019年日経賞(G2)を制覇したメイショウテッコンなど、このラジオNIKKEI賞を勝った馬が出世していくレースへと変わってきている。

 そのレースに「サクラ軍団」にとっては久々の逸材サクラトゥジュール(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)が参戦してくる。

 サクラトゥジュールのオーナー・さくらコマースは、短距離のG1で活躍したサクラバクシンオーのオーナーとして有名だが、1970〜1990年代の重賞レースにサクラという冠名が付く馬を、多く送り出してきた名オーナーである。

 日本ダービーを勝ったサクラチヨノオー、皐月賞と菊花賞を勝ったサクラスターオー、天皇賞・春、有馬記念を勝ったサクラローレル、天皇賞・秋を勝ったサクラユタカオー、サクラチトセオー等、他にも重賞戦線を賑わせてきた馬を数多く所有してきた。

 しかし、2000年代に入ってからはG1馬を輩出しておらず、サクラメガワンダー、サクラアンプルールあたりが重賞勝ちを収めたくらいだ。

 このサクラトゥジュールは、これまで6戦して勝ち切れないレースが多いのだが、すべて3着以内に来ている。相手なりにレースをこなすセンスがあり、そのポテンシャルはかなり高い。

 その片鱗を見せたのが、前走の3歳1勝クラスのレースだ。

 東京芝1600mのレースだったが、スタートから勢い良く飛び出して3番手につけ、3コーナーでは2番手に押し上げる。その後は流れに乗り、直線を向くとあっさりと逃げ馬を交わして先頭へ。そのまま後続を突き放し2馬身1/2差の楽勝だった。

 まだ余裕があったサクラトゥジュールだったが、終わってみれば1分31秒7という絶好タイムで勝ってみせた。これは同条件で行われた今年のNHKマイルC(G1)の1分32秒5を大きく上回っている。

 前走後、サクラトゥジュールはすぐ短期放牧に出され、6月中旬に帰厩し、調整は順調だという。このラジオNIKKEI賞を勝って、サクラ軍団復活の激走を競馬関係者だけでなく、古くからの競馬ファンに届けたいところだ。

JRA 藤田菜七子「通算100勝」「牡馬・牝馬無敗の2冠馬誕生」「アーモンドアイ芝G1・7勝&8勝チャレンジ」話題は多くともイマイチ盛り上がり切れなかった【上半期ポジティブ(!?)総括】

 2020年もあっという間に上半期が終了し、中央競馬も一区切り。今回は、この半年の間に競馬界で起こったトピックを、下手の横好きライターAと、当サイトの酔いどれデスク「Y」が徒然なるままに振り返ってみた。

デスク「Y」:ジューーマンエ~~~~ン! ボクノジューーーマンエ~~~~ン!!(泣)

ライター「A」:宝塚記念(G1)でラッキーライラックの単複に賭けて、見事返り討ちにあったYさん。叫んでないでこっち来てください。スタートしますよ。

 さて、毎度おなじみとなりつつあります、振り返り記事。今回は上半期の”競馬界のグッドニュース”を取り上げていきたいです。まず、地方競馬で騎乗するため、1月24日に来日した「美人すぎる騎手」ミカエル・ミシェル騎手が旋風を巻き起こしましたね。

デスク「Y」:はっ! ミシェルちゃんだって!? 彼女は本当にベリーキュートだったよね。それに来日中に30勝を挙げ、短期免許取得外国人騎手の最多勝記録を更新するなど、その騎乗っぷりもピカイチ。おじさん、ときめいちゃったもん。今度はJRAの通年免許取得も視野に入れているんだよね!? かむばーーーっく、ミシェル~~~~♪待ってるよ~~。

ライター「A」:ミシェル騎手はフランス人ですって……。女性騎手では、4月25日の福島競馬、第1R・3歳未勝利(ダ1150m)で藤田菜七子騎手のシルバージャックが、2着に5馬身差をつけて快勝。菜七子騎手は嬉しいJRA通算「100勝」を達成しました。

デスク「Y」:JRAの女性騎手では史上初。まさに偉業だね。ファンからも大声援で迎えられる……はずだったのに、コロナ禍の影響でこの日も無観客開催。勝利の瞬間や菜七子スマイルを生でファンに見せることもできなかった。

 ライター「A」:2月29日からJRAは無観客競馬を実施。当初は「当面の間」とされていましたが、何度かの延長があり、結局、今年の上半期のG1は高松宮記念から宝塚記念まですべて無観客で開催されました。

デスク「Y」:日本全土に大きな爪痕を残し、それがいまも尾を引いている。これはもう国難といっても過言ではないよ。ただスポーツ業界が相次いで中止や延期を決める中で、無観客とはいえ、続行という決断を下したのは英断だったと個人的には思うな。延長が発表された際に、武豊騎手が「引き締まる思い。こういう状況で役割をしっかり果たしたい。競馬は国民の娯楽だから」というコメントにもシビレたね。

ライター「A」:ただ影響は大きかったですよね。今年引退する競馬関係者たちのラストデーも無観客。牝馬ウオッカで日本ダービー(G1)を勝つなど、歴史に名を残す活躍をした四位洋文騎手も、本来ならば大勢のファンに囲まれながら引退セレモニーを行うはずだったんですけど、それもナシ。仕方ないこととはいえ、テレビで見ていてやるせない気持ちを抱いたファンも多かったはずです。

デスク「Y」:それに今年はどうしても、盛り上がりには欠けた印象があるねぇ。デアリングタクトコントレイル、牝馬、牡馬ともに無敗の2冠馬が誕生したというのに、クラシックの売り上げは春に開催された4つとも前年を下回っちゃったんだよ!? ありえなーーい。

ライター「A」:確かに“コロナ”のせいで日本全土がどんよりしていましたからね。JRAも上半期の売り上げこそ、前年を上回ったものの、G1競走は全12レースのうち、前年比増を記録したのは、高松宮記念、ヴィクトリアマイル、宝塚記念の3つだけ。

 デアリングタクトとコントレイルの無敗の2冠馬コンビが登場し、アーモンドアイはヴィクトリアマイルを勝ち、芝G1史上最多タイとなる7勝を達成。話題に事欠かなく、例年ならば、普段は競馬をメインに据えないメディアからも大きく取り上げられ、世間の関心を引くこともできたはずです。

デスク「Y」:アーモンドアイのディープインパクト超えも夢じゃない『芝G1・8勝挑戦』ももっともっと大きく取り上げてほしいよ。安田記念(G1)ではグランアレグリアの2着に終わっちゃったけど、今年の秋にはまた芝G1・8勝目に再挑戦してくれるはず。秋は春以上に大盛りあがりしてほしいね。

 また、ながらく騎手のトップクラスには同じ顔ぶれが並んでいたのにデアリングタクトの主戦を務めた松山弘平騎手という新スター候補が出てきた。みんなでもっともり立てて挙げなきゃダメだって。

 それにコントレイルの主戦である福永祐一騎手!! 今年の春にクイーンC(G3)、皐月賞(G1)、マイラーズC(G2)、かしわ記念(G1)、さらに鳴尾記念(G3)と、5回も1枠1番に入った馬に乗って勝利!!! 16年のスプリンターズS(G1)で単勝1.8倍に支持された1枠1番のビッグアーサーで12着と惨敗。内を追走するも詰まってしまい、アナウンサーから『前は壁』との迷言を引き出し、自分でもレース後に「最低の騎乗」と振り返った福永騎手が!!!! ついに、ついに最内枠を克服したんだよ!? これはスゴイことだよぉ。もっと、競馬に注目してくれ~~~。

ライター「A」:最後のは言い過ぎです。それに枠順が発表されるたびに『福永騎手、最内? 切り!!』って叫んでたから、馬券を取り損なってばかりだったじゃないですか。間違いなくトップクラスの腕を持つ騎手なのに軽視しすぎですよ。

デスク「Y」:……反省。そういえば、その内枠を得意としていた印象があるキタサンブラックが史上34頭目の顕彰馬に選出されたね。

ライター「A」:キタサンブラックは現役時代にG1・7勝を挙げ、獲得賞金は18億7684万3000円で歴代1位。今年は有効投票数196票のうち、80.6%にあたる158票を獲得し、先輩ブエナビスタ、スペシャルウィークらに先んじて選出されました。

 ただ顕彰馬の選定対象馬は競走馬登録抹消から1年以上経過し、かつ20年以内という規定があります。スペシャルウィークは、今年が顕彰馬の選出のラストチャンスだったんですが、来年以降はその対象にすらならなくなってしまいました。

デスク「Y」:ポジティブな話をしたかったけど、今春はどうにもマイナスな面が強く出ちゃうね。続いてネガティブなトピックも振り返るけど、あまり暗くならないようにしたいもんだ。

ライター「A」:まぁ、馬券から外れた話からスタートしていますし、仕方ないかと……。

デスク「Y」:それは言わないで!

「大きく成長する可能性がある」 コンサルタントが明かす「非上場株式」のマーケット

 

 家族や親戚が中小企業を経営しており、その株式の一部を保有しているが、配当金も出ないため、売却したい。身内が持っていた中小企業の株を相続することになったが、巨額の相続税が発生しそう。

実はこうした非上場株式に悩む人は少なくないと語るのが企業再生コンサルタントの喜多洲山氏だ。

今回は非上場株式を換価するための方法を解説した『少数株主のための非上場株式を高価売却する方法』(幻冬舎刊)を上梓した喜多洲山氏にお話をうかがい、非上場株式の買取・売却マーケットの可能性について語ってもらった。

(新刊JP編集部)

■可能性を秘めている非上場株式のマーケット


――洲山さんの立ち上げた「株式買取相談センター」というサービスは今までになかったとうかがっています。きっかけはなんだったのでしょうか。

喜多洲山氏(以下、洲山):私の本業は事業再生コンサルタントなのですが、同業の友人から、親族と喧嘩をして会社を追い出されてしまった女性の相談に乗ってくれないかと言われたのが最初でした。もともと父親が社長で、自身は監査役をしていて、株も持っていたんですが、跡を継いだ兄によって監査役をクビにされ、配当も出ないと。なんとか換金できないかということでした。

その時は私にもノウハウがありませんでしたから、自分なりに会社法を学び、その女性と契約をして、会社に株の買い取りを相談したんですね。そうしたら、相手の会社は弁護士を立てて、非訟事件として裁判にかけて株価を決めましょうということになったので、こちらも公認会計士の先生に相談をしたり、不動産もお持ちだったので、不動産鑑定士に不動産価格の算定をお願いしたりとして、結果的に株価は1億円を超える金額になったんです。

――なるほど、実務で非上場株式の売却方法のノウハウを築き上げていったわけですね。

洲山:そうです。知人の弁護士の先生のところに寄せられた相談に応じたりね。自分が株式を買い取り、譲渡承認を会社側にしてみたら、先方がそれを認めたので、我が社が株主となって1年半くらいですかね。株を買い取ってもらったという事例もあります。

相談者から株を買い取ることなく代わりに交渉するのは、弁護士法に抵触することになります。だから自分が当事者になるために、株式をまず買い取らないといけない。弁護士の先生にリーガルチェックを受けながらビジネスモデルを確立してきました。

――本書のタイトルに「非上場株式を高価売却する方法」とありますが、そのコツはなんでしょうか。

洲山:交渉事なので、落としどころを設定した上で、いかにその落としどころの根拠を示かということが重要だと考えています。

いわゆる株価の評価ですが、これは本その第3章で詳しく説明しています。「ネットアセット・アプローチ」「インカム・アプローチ」「マーケット・アプローチ」という3つの評価方法があり、それぞれ長所と短所があります。こちらは本書の第3章で詳しく説明しているのでぜひ参考にしてください。

交渉はエネルギーが必要で、実際に帳簿閲覧権を行使して、帳簿を閲覧しに行ったことも何度かあります。会社側からすると、黙っておいてほしいところを、株を買ってくれと面倒なことを言ってくる存在だと私たちのことを思っているでしょう。それにキャッシュが減るわけですしね。

――2018年にこのサービスを立ち上げられて2年ですが、状況はいかがですか?

洲山:このサービスのことをまったく外に広めていないのですが、それでも20件ほどの取り扱いをしてきました。

――ニーズがある、と。非上場株式のマーケットについてどんな可能性を感じていますか?

洲山:大きなマーケットに成長できると考えています。財務省の企業調査によれば、資本金1億円以下の企業の内部留保は160兆円あると言われています。その0.01%でも160億円になるわけですが、規模的には年間100億円くらいのマーケットになる可能性があると私は思っていますね。

 もともと中小企業のM&Aも、日本M&Aセンターという会社がマーケットを開拓し、今や一つの大きな市場となっているわけですよね。ですから、株式買取ビジネスもニーズは膨大にあると考えています。

――本書をどのような人に読んでほしいとお考えですか?

洲山:非上場株式を持っていて、それをお金に換えたいと思っている人ですね。また、そういった方々にアプローチできる税理士や弁護士の先生に読んでいただければ参考になると思います。

――ぜひここを読んでほしいというポイントがありましたら教えてください。

洲山:税金や株式の評価の方法は分かりやすく書いたつもりです。ただ、専門的な話が続くので、70代や80代の方が読むには少し内容が重く感じるかもしれませんが、参考程度に抑えていただいて、その上で税金の専門家である税理士に相談してもらえるといいと思います。自分の持っている株がお金に換わるということが分かってもらえるだけでもありがたいですね。

――本書の事例集の中に、非上場株式の相続を2度行った女性がでてきますが、2回目の相続の際に相続税が27倍になっていて、なおかつ家族仲のこじれで八方ふさがりになる姿を見てゾッとしますね。

洲山:もちろん、仲が良いご家族もあるのでしょうけど、一方で仲違いしてしまっている家族もあります。骨肉の争いは珍しくないことで、このビジネスをやっていると何度もそういう場面に出くわします。当事者間で話し合いができない場合は、私たちのような赤の他人が入ることでスムーズにいくことも多いんですよね。

――自分自身が不幸なことにならないように、心当たりがある方には読んでほしい一冊ですね。(了/新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

パチンコ店お客が「壮絶な殴り合い」!? 警察出動の「緊急事態」発生


 ホールで遊技していると、隣のお客様の遊技態度が悪く不快な思いを我慢しなければならない…そんな経験は皆さんもあると思います。

 隣の人の足が自分の遊技スペースに及んでいたり、台の音量をマックスにされて自分の台の音が聞こえないなど。いろいろありますが、これらの行為は本当に迷惑に感じるものです。

 私の場合、あまりにひどい時は台移動するのですが、自分の台が好調だった場合は容易に移動できません。そういった場合は「気になる行為を止めてもらう」ようにお願いするのですが、やり方を間違えると怒らせてしまう危険があります。

 自分で直接注意してしまうと、相手が逆上してお客様同士のトラブルへ発展する可能性があるので非常に危険です。だからこそ、迷惑行為を止めてほしい際は、店員にお願いしてやんわりと注意してもらうのが一番だと思います。

 私がホール店員だった頃も、お客様同士のトラブルは非常に多かったですが、一番よくあったケースが、「ボタン叩きがうるさい」とお客様が指摘するというものです。

 投資がかさんでイライラしていたり、熱くなってボタンを強打している場合が多く、そのような状況の方に注意をするのは、火に油を注いでいるようなもの。怒りの矛先が、注意したお客様へ向いてしまう事も少なくありません。

 時には怒鳴りあいの喧嘩へと発展するなど、強烈なトラブルもございました。こういった場合、私がいたホールでは直接解決に向けた仲裁などの関与はできません。店の外で解決してもらうように促し、収拾がつかなそうな場合は警察を呼びます。お客様同士のトラブルは、ほとんどが大事にならずに解決するのですが…。

 過去に一度だけ「壮絶な殴り合い」へと発展してしまったことがありました。

 ある日、週に一度は来店されていた常連様がパチスロを打っておりました。その方は20代前半と思しきヤンチャな印象で、遊技態度はあまりよくありませんでしたが、店員とも世間話をしたりする友好的なお客様でした。

 ただ、この方は投資が増えてハマったりすると非常に機嫌が悪くなる傾向があり…その日はかなりイライラして打っていたように見えました。「今日は接客しづらそうだ」なんて思いながらホールを回っていた時、カウンターの女性スタッフが慌てた様子でインカムを入れたのです。

「常連様がカウンター前で揉めてます!」私はすぐさまカウンターの方へ行きました。すると例の常連様が他のお客様と怒鳴りあいの喧嘩をしていたのです。どうやらすれ違いざまに体がぶつかった事が原因のようでした。

 騒然としている店内。「ぶつかってきたのはオメエだろうが!」店内に響き渡る怒号…あまりの剣幕に私が仲裁に割って入る隙はなく「他のお客様のご迷惑となりますので外にいきましょう」と何度お願いしても聞き入れてくれず、成すすべなく困り果てておりました。

 そんな私に救いの手と言わんばかりにホール責任者が仲裁の助太刀にはいり、なんとか二人を外へ連れ出すことに成功しました。「時間が経てばお互い怒りも静まるだろう」と考えながら、なだめるように仲裁していたのです。

 ただ、お互い「お前が悪い」という主張が強すぎて、煽りあう形でいつまで経っても喧嘩が終わりません。「埒が明かないから警察を呼んできて」と責任者に言われ、私はその場を離れて警察に連絡をしたのです。「あとは警察がなんとかしてくれる」と心から安堵しながら、喧嘩する二人のもとへ戻ったのですが…。

 そこには「衝撃的な光景」があったのです。

 服を掴みあって取っ組み合いが始まっており、一人のお客様は鼻から血が出ているではありませんか! 怒り狂った二人は、ついに殴り合いを始めてしまっていたのです。私も慌てて仲裁に入りましたが時すでに遅し。

 顔面を殴られた常連様の怒りは頂点へと達し「邪魔すんじゃねえ!一発殴らせろ!」と暴れ狂い、もはや収拾のつかない事態となっていたのです。

 困り果てていたその時、ついに警察が店へと到着。怒り狂っていた二人も、警察の姿を見て少なからず我に返った様子でした。後のことは警察とホール責任者に任せて私はホール業務へと戻ったのです。

「喧嘩両成敗」とでも言いましょうか。警察の対応によって終わりの見えない喧嘩に終止符が打たれ、ホールには再び平和が訪れました。当事者二人は警察から厳重な注意を受けたようです。

 このようなトラブルは滅多に起こるものではございませんが、お客様同士のトラブルはいつ起きても不思議ではありません。もしそのような状況に陥った際は、速やかにホール店員へ報告し、できる限り穏便に解決していただければと思います。

(文=ミリオン銀次)

JRA丸山元気「ノーザン後押し」も勝ち鞍半減の「大不振」……。妹分・藤田菜七子ではない女神が“元気なし”の打開策!?

 宝塚記念(G1)が終わり、JRAは1年の折り返し地点を迎えた。2020年上半期に覚醒した騎手を一人挙げるとすれば、真っ先に松山弘平騎手の名前が出てくるだろう。松山騎手は、デアリングタクトとのコンビで牝馬2冠を達成するなど、重賞を計7勝。現在、全国リーディングは4位につけている。

 その松山騎手と同期でデビュー時からライバル関係にあったのが丸山元気騎手だ。29日現在のJRA通算勝利数は松山騎手の696勝に対し、丸山騎手は535勝。2人にとってデビュー6年目にあたる2014年終了時点では、勝ち鞍は全く同じ284勝だった。しかし、15年以降は松山騎手がその差を広げ続けている。

 2人の差はこの半年間でさらに広がった。年間118勝ペースの松山騎手に対し、丸山騎手は38勝ペース。このままでは、昨年記録した71勝の半分近くまで落ち込むという深刻な不振に陥っている。

「丸山騎手といえば、“ノーザン系ローカル請負人”と呼ばれるほど、ローカルを中心にノーザン系から強力なバックアップを受けています。実際、今年は騎乗数の約3分の1がノーザンファームの生産馬です。松山騎手のそれは10分の1以下ですから、丸山騎手がいかに恵まれているかがわかると思います。

そんな恵まれた環境にもかかわらず勝ち鞍が伸びていません。その原因として考えられるのが、様々な焦りやプレッシャーではないでしょうか。昨年の秋に結婚を発表し、今年の秋には30歳という節目を迎えます。本来なら、同期・松山騎手や妹弟子・藤田菜七子騎手の活躍も発奮材料にしたいところですが、逆にプレッシャーとなり、空回りしているように見えます」(競馬誌ライター)

 今年は運にも見放されている。丸山騎手は2018年以降に重賞を5勝しているが、うち3勝をスティッフェリオとのコンビ。その不運の契機となったのが3月の日経賞(G2)だった。

 丸山騎手とスティッフェリオはそれまで5戦連続でコンビを組んでいたが、日経賞では同じ社台レースホースのソウルスターリングに乗り替わった。結果は、7番人気のソウルスターリングがブービー13着に大敗した一方、9番人気のスティッフェリオは田辺裕信騎手を背に3着に好走。その後、スティッフェリオは北村友一騎手とのコンビで天皇賞(G1)でもあわやの2着に入った。皮肉にも丸山騎手の手を離れた途端、元相棒が人気薄で連続好走して見せたのだ。

 昨年は8年ぶりに年間勝ち鞍を70台に乗せ、復活を印象付けた丸山騎手だったが、そんな復活劇を陰で支えていたのが昨年11月に結婚したパートナーの存在だ。お相手は2018年末まで『グリーンチャンネル』の「タートピッ!」で美浦担当リポーターを務めたタレントの磯道はるかさん。

 結婚を発表した直後の土日には合計5勝の固め打ちで自らを祝い、スティッフェリオで臨んだ初騎乗の有馬記念(G1)でも積極的な競馬で見せ場を作るなど、結婚発表直後は大活躍を見せていた。

「妻のはるかさんは仕事柄、競馬事情にも詳しく、なんとメンタルトレーナー2級の資格を持っているといいます。悩める丸山騎手にとっては心強い存在のはずです」(同)

 丸山騎手がこの不振から抜け出すには、さらなるノーザンの後押し以上に新妻のサポートが必要なのかもしれない。

パチスロ「珍台」こそ稼げる!?「思わぬ狙い目」で楽々と「2000枚」!!

 大松のパチスロ「ハイエナ」実戦。今回は少し古い機種だが『パチスロ 乙女妖怪ざくろ』について書いていきたい。

 実はハイエナにおいて、機種が古ければ古いほど狙い目になることがある。なぜなら、そのような機種は注目されにくく、スペックを記憶しているユーザーも多くない。

 本機のリリースは2015年6月。某ホール情報サイトでは現在5店舗のみ導入となっている。もちろん、今後導入店舗が増える可能性もある。 

 経験上、珍しい機種は興味本位で回され、狙い目で空き台となることも多いのだ。

 本機のスペックは優秀である。ART「妖々ラッシュ」で出玉を獲得する仕様で、純増は約2.2枚。レア役でゲーム数とセット上乗せ、さらに特化ゾーンの抽選も同時に行う。

 主にゲーム数でARTに当選するが、レア役での直撃やCZも搭載している。特に注目したい要素は「規定ゲーム数の短縮抽選」だ。

 短縮されたゲーム数は「現在100ゲーム+ 50ゲーム」という具合で液晶に表示され、合計した数字が実質的なゲーム数となる。

 規定ゲーム数はモードによって管理されており、天国モードは128ゲーム以内の当選が濃厚。移行率は約40% と言われているが、他モードでも早めの当選が期待できるため、実戦上は約58% が128ゲーム以内の当選となるようだ。

 狙い目は「天国狙い」と「天井狙い」となる。先述したように早いゲーム数での当選が多いため、「即ヤメ」の台は非常に狙い目だ。

 天井は約1280ゲームとなるが、短縮抽選の存在があるため、狙いやすい。一般的には「800ゲームから」と言われており、これは液晶ゲーム数を確認する必要がある。

 例えば、今回座った液晶上「現在612ゲーム+ 280ゲーム」は非常に狙い目。合計すれば892ゲームとなり、300ゲーム足らずで天井到達となる。


 打ち出していくと合計1208ゲームで当選。このARTが伸び、1493枚の獲得に成功した。

 そして、やはり初当りが早い。以降、128ゲーム以内の当選を3度繰り返し、計2105枚の出玉を獲得するに至った。

 このように「珍しい機種」をチェックしておくと、思わぬ狙い目台を発見できることがあるのだ。

 もしもホールで発見した際は、是非挑戦してみてはいかがだろうか。

(文=大松)

新垣結衣、約2年間もドラマから“消えていた”理由…新作“脇役”出演の裏事情

 女優の新垣結衣が約2年ぶりにドラマ復帰をすることが報じられた。出演するのは8月スタートのムロツヨシ主演ドラマ『親バカ青春白書』(日本テレビ系)だが、メディアでは新垣が“脇役”で出演すると報じられ話題を呼んでいる。

 同作は永野芽郁演じる女子校育ちの箱入り娘・さくらが共学の大学に進学するも、ムロツヨシ演じる父・ガタローが心配のあまりに同じ大学、学部へ入学してしまうというストーリー。娘が参加するイベントに首を突っ込んだり、ときには娘よりも大学生活をエンジョイしてしまうという青春ホームコメディとなっている。

 新垣は今作で主人公ガタローの亡き妻・幸子を演じるのだが――。

「今回、新垣の“脇役”報道が出て、ドラマ関係者は動揺したと思いますよ。制作サイドの認識としては、今回のようなかたちは脇役ではなく“特別出演”というものでしょう。新垣は長期休養明けで、がっつり撮影に参加することは難しいんです。ただ、作品は面白そうだし、福田(雄一)組だし、出番は少ないけど重要な役どころということで、新垣サイドとしても引き受けやすかったということでしょう。こういった人気の中堅女優を重要な役に当てる場合、業界的には特別出演という認識になるんですよ」(テレビ局関係者)

 新垣は2018年の10月期に放送された『獣になれない私たち』(同)に出演して以降、連続テレビドラマへ出演していない。共演者は松田龍平、黒木華、田中圭、菊地凛子など実力派俳優ばかりが名を連ね高視聴率確実といわれていたが、ストーリーが進むにつれ視聴率は悪化し、全話平均視聴率は8.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と惨敗となった。新垣が2年近くの間ドラマから“消えていた”理由について、芸能事務所関係者はいう。

「これまで新垣はさまざまなジャンルのドラマで成功を納めてきただけに、打撃は大きかったようで、新垣もかなりナイーブな一面を持っているため、事務所も気を遣ってCMの仕事などに絞って、ドラマのオファーは断っていたようです。今回の『親バカ青春白書』は、映画『銀魂』やドラマ『今日から俺は!』(日本テレビ系)などを成功させたヒットメーカーである福田雄一が指揮を取るということで、引き受けたのではないかともいわれています。新垣も長期の充電期間のおかげで心身ともにコンディションは良いようなので、新作も期待できそうです」

 ドラマからは離れていた新垣だが、CMなどで視聴者の目に触れる機会も多く、人気も衰える様子はない。今回のドラマ出演も大きなニュースになるほどで、大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の続編製作の噂も取り沙汰されている。新垣の再始動に期待したい。

(文=編集部)

 

トヨタのサブスク「KINTO」が大苦戦している理由…ホンダの中古車限定サービスとの違い

 2019年2月から、トヨタ自動車が定額利用サービス「KINTO ONE」(以下、キント)を開始した。しかし、時期尚早だったのか、申込みは1日平均5件程度といわれるなど、苦戦が続いている。トヨタ以外にも「車のサブスク」サービスが増えているが、いまだに主流とはなっていないようだ。そんな自動車サブスクの課題や今後の展望などついて、自動車に詳しいライターの呉尾律波氏に聞いた。

トヨタのサービスは“名ばかりサブスク”か

 最近はあらゆるサービスが定額化され、サブスクリプションと呼ばれて流行している。それは自動車業界も例に漏れず、トヨタやホンダ、ボルボなどが、月額定額制で車に乗ることができるサービスを展開中だ。メーカーのみならず、中古車販売のガリバーも16年から同様のサービスを展開するなど、参入業者が増え続けている。しかし、呉尾氏は自動車のサブスクに懐疑的だ。

「そもそも、『モノ』のサブスクサービスは難しい気がします。サブスクで成功しているのはデジタルコンテンツが大多数。さらに、価格帯も月額1000円前後のデジタル勢と比べて、自動車は高額にならざるを得ないため、ユーザーの心理的なハードルが高そうです。また、サブスクは“所有”から“利用”に重点を置くサービスですが、自動車は所有するという意識が強いため、浸透するかは疑問ですね」(呉尾氏)

 トヨタのキントは月額3万円台から利用可能だが、契約数は思うように伸びていないようだ。業界最大手でさえも苦戦している理由は、なんだろうか。

「トヨタのサービスは“名ばかりサブスク”で、従来のリースとの違いが不明瞭です。頭金不要や保険付きというメリットを打ち出していますが、車が必要な人は頭金くらいなんとかするでしょうし、保険付きのリースも探せばいくらでもあります」(同)

 さらに、利用する際のおトク感にも呉尾氏は疑問を呈する。

「トヨタのサブスクは3、5、7年という期間限定で、使用していた車は返却しないといけません。しかし、トヨタ車は下取り価格が高いので、新車を買って3年後に売ったほうが得です。また、新古車を購入してもサブスクと料金はほぼ変わらない上、車が手元に残るので、売ることも乗り続けることも可能。しかし、サブスクであれば手元に何も残りません。『車は乗りつぶしたほうが安い』と消費者は気づいています」(同)

 また、駐車場代は別であるため、基本料金よりもさらにお金がかかることは必至だ。さらに、期間終了後に追加料金がかかる可能性もあるという。規約では「査定により内外装及び事故歴に関する減点が100点を超過した場合、原状回復費用として1点あたり1100円」という記述があるのだ。

「乗り方によっては、多額の原状回復費用がかかる可能性もあるということです。初期費用を抑えられるため若年層向けのサービスと言われていますが、これでは運転初心者に分が悪い。さらに、月間走行距離1500kmを超えたら1kmにつき11円かかります。3万km超過したら33万円払う必要があるわけです。これは他社のサブスクサービスも同様ですが、完全に乗り放題というわけでもないのです」(同)

ホンダ、ボルボのサブスクは“アリ”な理由

 ホンダが展開している「Honda マンスリーオーナー」は中古車限定のサービスで、1~11カ月の範囲で月額2万9800円から利用可能だ。

 また、ボルボは「SMAVO」を17年から始めている。現在は月額6万円台からの新車プランと、3万円台からの中古車プラン「SELEKT SMAVO」がある。ボルボでは、新車販売の9%がサブスク利用者だという。

「ホンダはトヨタよりも中古車査定価格が低いため、メリットはあるかもしれません。また、中古車に特化しているので、所有する優位性は新車よりも低くなり、利用者も割り切って加入できる。利用期間も短いので、短期間だけ利用したい人に需要があるのだと思います。ボルボは外車ということで、『買えないけど乗ってみたい』というニーズにフィットしているのでしょうね」(同)

 ホンダのサービスも月当たり1000km以上走行すると1kmあたり6円の課金が必要となり、ボルボも月間750km以上の走行で超過料金が発生する。しかし、両者ともにユーザーのニーズをつかんでいるようだ。

「ホンダなどのサブスクはメリットがあるかもしれませんが、下取り価格が高いトヨタ車でサブスクを利用するメリットは少ない。トヨタのケースを踏まえて、これからも自動車メーカーやIT企業が車のサブスクを始めるでしょう。ただ、メーカーが本気でサブスクを普及させたいのであれば、数カ月無料、月額1万円、複数の車種乗り放題、のようにしないといけないでしょうね。そうなると、将来的には、アドビのように販売をやめてサブスク一本にするメーカーも現れるかもしれません」(同)

 まさに今が黎明期といえる自動車のサブスクサービスが根付く日は来るのだろうか。

(文=沼田海苑/清談社)