高齢者による交通事故「年々減少」という事実…29歳以下、事故件数の多さ際立つ

 新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言と、それに伴う外出自粛や休業要請により交通量が減少し、高齢者の交通事故多発問題はすっかり影を潜めていた。ところが6月15日、千葉県船橋市で82歳の男性が運転する乗用車が女性2人をはね、ビルの1階に突っ込む事故を起こした。そこで、高齢者の交通事故を改めて検証したところ、意外な事実が判明した。

 新型コロナの影響により今年1~4月の交通事故発生件数は劇的に減少している。

<月別交通事故発生状況>

    発生件数      前年同期比

1月 2万7523人  -3841人(12.2%減)

2月 2万7443人  -2620人(8.7%減)

3月 2万7763人  -5932人(17.6%減)

4月 2万0805人  -1万1827人(36.2%減)

 2019年4月に東京都豊島区池袋の交差点で発生した、当時87歳の男性が運転する乗用車が、わずか3歳の子どもとその母親をはね死亡させ、多数の負傷者を出した事故は大きな社会問題となり、高齢者の運転免許制度のあり方に大きな波紋を投げかけた。メディアでは高齢者の運転免許証返納が話題として取り上げられ、実際に高齢者の運転免許更新時の検査は一段と厳しいものになった。

 ところが、高齢者の交通事故を詳細に調べてみると、意外な実態がみえてくる。原動機付自転車以上の運転者が第1当事者となった交通事故件数の推移と、65歳以上の高齢者の事故の割合は、以下のようになっている。なお、第1当事者とは、最初に交通事故に関与した事故当事者のうち最も過失の重い者を指す。

<原付以上運転者(第1当事者)の交通事故件数の推移>

2015年    2016年   2017年    2018年    2019年

51万0050件 47万4776件 44万7089件 40万6755件 35万7821件

<65歳以上の高齢者の事故割合>

2015年    2016年   2017年    2018年    2019年

19.7%    20.4%     21.3%    22.1%     23.3%

 これでわかるように、交通事故件数は年々減少をたどっている一方で、65歳以上の高齢者の事故割合は、年々上昇している。これが高齢者の運転は危険だと指摘されている根拠でもある。

24歳以下は85歳以上よりも事故件数が多い

 だが、より詳細にデータを検証すると、別の姿が見えてくる。

<原付以上運転者(第1当事者)の10万人当たり交通事故件数の推移>(単位:人)

2015年  2016年  2017年  2018年  2019年

65歳以上  588.0   547.9   523.1   483.3   441.9

―以下、各年齢層別―

65~69歳  510.5   488.9   478.4   438.4   399.1

70~74歳  597.6   545.4   497.6   458.6   413.3

75~79歳  662.0   600.8   581.8   533.3   495.1

80~84歳  740.0   683.8   630.5   604.5   546.7

85歳以上  811.3   744.1   712.2   645.9   616.0

全年齢層   620.9   577.5   543.5   494.1   435.5

16~19歳  1888.8  1822.2   1649.9  1489.2  1251.4

20~24歳  1144.9  1070.1   979.7   876.9   754.5

25~29歳  814.1   752.7   697.4   624.0   528.0

 以上より、65歳以上の10万人当たり交通事故件数は年々減少していることがわかる。特に、全年齢層の平均件数と比較するとわかるように、74歳以下の高齢者は全年齢層を下回る事故件数となっている。

 では、29歳以下の年齢階層別の件数をみてみると、すべての年齢層で全年齢層を上回る事故件数となっている。特に24歳以下は85歳以上よりも事故件数が多く、事故を起こす確率が高いということだ。以下は、65歳以上の運転免許保有者数の推移だ。

 <65歳以上の運転免許保有者数>(単位:人)

2015年   2016年    2017年   2018年   2019年

1710万0846 1768万0387 1818万3894 1863万4865 1885万1637

 高齢化の進展とともに、65歳以上の運転免許保有者は増加の一途をたどっており、今後も増加が続くだろう。一方で“若者の免許離れ”がいわれるように、若年層では免許保有者数が減少している。

 それでも、74歳以下の高齢者の事故件数は少なく、“優良ドライバー”であることがわかる。高齢者と一括りにするのではなく、事故発生件数の多い年齢層である24歳以下や、75歳以上という対象を明確にした上で、きめ細やかな対策を取っていく必要があるのではないか。

(文=鷲尾香一/ジャーナリスト)

それでも映画館は死なない…コロナ禍、新作ネット先行配信で激変する映画業界の今

 2020年、新型コロナウイルス感染症の流行によって、エンタメ業界は壊滅的ともいえる大打撃を受けた。多くのイベントやコンサートは中止となり、営業が再開できる状況となったエンタメ施設も、ガイドラインに則った感染症対策を講じなければならない。

 それは映画を上映する映画館も同様だ。緊急事態宣言の解除に伴って、全国各地の映画館が営業を再開しているが、観客同士の間隔の確保のために席を空けて販売する、20時以降の上映を休止する(取材当時。現在はほとんどの映画館で再開)などの対応が取られており、休業以前の状態に戻るにはまだまだ時間を要する状況にある。

 このまま映画館カルチャーが衰退してしまうのではないかという懸念も出ているが、はたして映画館はウィズ・コロナ時代を生き抜くことができるのだろうか。そこで今回は、「極上爆音上映」など数々の斬新な企画を成功させ、近年の映画業界を盛り上げてきた東京都・立川の映画館「シネマシティ」の企画室室長・遠山武志氏に、シネマシティの現状や、今後の映画館文化の未来について話を聞いた。

※この記事は2020年6月10日に行った取材をもとに執筆されました。

マニア向け企画であえてのスロースタート

 シネマシティは4月3日から6月5日までの約2カ月間、営業を休止していた。まず、営業休止中に行っていた業務内容と、営業再開後の感染症対策について尋ねた。

「経理部は営業していた時期の取引がありましたので休業中も動いておりましたが、それ以外の従業員は5月半ばまで、店番のようなかたちで代わる代わる1人だけが出社している状況でした。

 ほかには一部劇場の座席交換や、上映機材の細かな部分に至るまでの手入れ、チケッティングシステムの改修など、普段はできないような仕事を行っていましたね。営業再開の日程が近づいてからは、新型コロナウイルス感染予防対策に必要な資材の手配や設置、マニュアルの作成に取り組んでいました。

 シネマシティでは、手指消毒用のアルコールはもちろん、お客様がご自身でもアルコールを染みこませて消毒できるようにペーパータオルを設置する、券売機、予約発券機、チケット窓口を1台空けて稼働するなどの対策を講じております。また、対策内容は映画館というくくりだけではなく、小売店や飲食店などの他業種の対応も鑑みて考案しました」(遠山氏)

 公開を予定していた新作映画が次々と公開延期となっていたため、営業再開直後は大手シネコンチェーンでも、往年の名作や近年のヒット作を上映している状況だった。シネマシティでは、どのようにして上映ラインナップを決定したのだろうか。

「シネマシティは【極上音響上映】や【極上爆音上映】を可能とする音響設備や、チケッティングシステム、会員料金が話題になることが多いですが、ひと味違う作品選びによる上映作品のバラエティもセールスポイントのひとつです。

 そこで6月の営業再開にあたっては、まず4月頭で止まっていた作品や企画を再開し、映画ファン向けのマニアックな作品を揃えて静かにスタートさせました。いきなりロケットスタートを切り、お客様から心配の声が漏れてもいけませんから、あえてのスロースタートです。

 そのため、6月時点ではまだ様子見で、時々刻々と変化する世情を伺いつつ、次の一手の準備を進めています。7月からはこれまでシネマシティで大人気を博した作品を、ラインナップに組み込んでいくことを検討しています」(遠山氏)

映画ファンがいる限り映画館は死なない

 新型コロナウイルス感染症の流行によって映画館が営業を休止している国は、日本だけではない。アメリカでは、メジャースタジオの「ユニバーサル」が新作映画をデジタル配信で先行して公開したことが波紋を呼び、大手シネコンチェーンがユニバーサルの作品を上映しないと宣言するなど、大きな問題となった。

 日本においても今後、新作映画のデジタル配信での先行公開が続々と開始されるなど、映画館とデジタル配信サービスの関係に変化が起きるのだろうか。

「新作映画のデジタル配信やソフトリリースタイミングの問題は、実は10年も前から浮上している話です。日本でも劇場公開とネット配信やソフト発売を同日に行うという例は存在し、特に動画サブスクリプションサービスが映画業界に進出してきてからは、配信と劇場公開のタイミングがむしろ逆転するということも起こっており、問題は複雑化しています。

 ただ、映画製作会社・配給会社と、映画館は別会社でなくてはいけないという法律が存在しているアメリカとは異なり、日本では大手シネコンチェーンを大手配給会社が運営していることが多い状況です。そのため、日本では新作映画のデジタル配信と劇場公開に関する問題がやや顕在化しにくい、というところがあるのではないでしょうか。

 現在の騒動後の具体的な数字はまだ出ていないので断定的なことはいえませんが、日本で本格的に動画サブスクリプションサービスが始まってからのこの5年間では、むしろ映画館の興行収入は上がり続けていました」(遠山氏)

 また、映画館の興行収入は好調な傾向にあり、2019年には2000年以降の調査では最高額である約2611億円という記録を打ち立てていた。しかし、1カ月以上にも及ぶ各地の映画館の営業休止や、相次ぐ新作映画の公開延期によって、今年の興行収入の大幅減は免れない。

 新型コロナウイルス感染症の流行によって、これまで好調下にあった映画館が一転し、衰退の危機を迎えるのではないかという声も決して少なくない。だが、遠山氏は映画館文化が途絶えることはないと力強く語る。

「短期的な予想をするなら、年に1~2回程度映画館を訪れていたライト層やファミリー層、シニア層のお客様の来場が激減するのは確実かと思われます。座席空け販売が続くと、デート需要も減少するかもしれません。ただし、あえてこういう言い方をしますが、大局で見れば大きな変化はないと私は考えています。なぜならば映画館は“モノ”ではなく“場”を売るものであり、どうしても人は“場”を求めるからです。

 以前から映画館に通ってくださっていた映画ファンの方々は、レンタルや配信などで安く、便利に、気軽に映画が観られる状況でありながら、映画に集中して浸れる、より高い質で観賞できる“場”として映画館が必要であると考え、来場されていました。近年、劇場はそういったお客様の割合が高くなってきていた状況にあり、今後はその傾向がより強くなるでしょう。

 シネマシティでは3月、4月からの引き継ぎ作品と旧作だけのプログラムのため、あまり多くのお客様は来場されないと見積もっていました。しかし、実際には1回の上映で販売数の190席に対して、7割の約130名の方が来場されるような上映回もあり、予想を超えて多くのお客様に来場していただけたのです。

 終映後に拍手が起こる上映回もあり、映画館という“場”を求めている映画ファンは、やがて必ず帰ってきてくれるという確信を抱きました。ですから、映画館が死ぬことはありません」(遠山氏)

 映画館は人生に映画を必要としている人々に支えられてきた“場”であり、またその復調を信じる映画ファンが数多くいる。今は非常に厳しい状況だが、必ずや昨年までのような活気を取り戻す日が訪れるだろう。

(文=佐久間翔大/A4studio)

ローラ、事務所退所の真相…“奴隷契約”騒動で確執か、某有力事務所移籍との見方も

 やはり事務所との確執は解消されていなかったのだろうか――。

 タレントのローラは1日、自身のインスタグラム上で、6月30日をもって所属事務所LIBERAを退所したと発表した。

 ローラは「14年間という道のりの中で、一緒に頑張って歩んできた事務所のみなさんにとても感謝をしています」「そして私自身も夢に向かって楽しく歩んでいきたいなと思っています。これからも応援よろしくお願いします」などと綴っている。

 ローラといえば、2017年に突如、自身のTwitter上で

「最近裏切られたことがあって心から悲しくて沈んでいるんだけど、わたしは人には絶対にしない」(原文ママ、以下同)

「いま誰のことも信じられないないくらい怖いんだ」

「黒い心を持った人とは絶対に一緒にいたくない。10年の信頼をかえしてください」

などと投稿。その直後、ローラがLIBERAに対し、実質20年間の専属契約で不当に拘束されているとして契約終了を求める申し入れ書を送付していたことが発覚。メディアではローラが“奴隷契約”に縛られていたと取り沙汰され、世間の注目を浴びた。

「もともとLIBERAはローラのおかげで急成長したモデル専門の事務所で、社長とローラは同志のような関係でした。その一方、2人とも自分の意見を曲げない性格で、たびたび衝突してしまうこともあった。そのたびにローラを担当していたマネージャーが2人の間を取り持っていたのですが、2016年の映画『バイオハザード: ザ・ファイナル』への出演をめぐり一悶着あり、そのマネージャーが退職してしまった。それによって、ローラと社長がぶつかっても緩衝材的な存在がいなくなり、修復が困難なほど関係が悪化し、17年のローラの独立騒動に発展したのです」(週刊誌記者)

 ローラと事務所の関係がこじれた背景について、テレビ局関係者は語る。

「ローラがブレイクした14~15年頃から、本人はバラエティ番組などにも積極的に出演したいという思いを持っていたものの、事務所がビジネス的な事情を優先してCMなどが中心の活動となり仕事をセーブさせられ、さらには『バイオハザード』への出演は果たせたもののハリウッド進出が思うように進まなかったことで、ローラのなかで事務所に対する不信感が積もっていた。さらにローラが信頼していたマネージャーなど複数のスタッフが事務所を辞めたことも影響していたといわれています」

ローラの移籍先としてベストな場?

 一時は独立が確実視される状況だったが、18年にはローラが事務所との和解をTwitterで発表し、今日に至っており、関係は修復したかにみえていた。

「現在、ローラはアメリカのロサンゼルスに拠点を移していることもあり、内情はよくわかりませんが、今回退所したということは、結局3年前の独立騒動でできた事務所との確執が残ったままだったということでしょう」(前出と別のテレビ局関係者)

 そんなローラの気になる今後について、同関係者は語る。

「独立騒動が持ち上がった当時、ローラはテレビ番組でも共演して慕っていた堺正章に相談し、2人が食事する様子も報じられていました。そして、堺の元マネージャーが会長を務める某有力事務所かその系列のモデル事務所に移籍するという情報が、業界内で流れていたのは事実です。

 今後、ローラがどこの事務所に所属するのか、もしくは独立して事務所を立ち上げるのかはわかりませんが、その有力事務所にはハリウッドで活躍する日本人俳優も所属しており、ハリウッド進出が夢だったローラの移籍先としてはベストな場といえるでしょう。一方、事務所側としても、多くのCMから引っ張りだこの売れっ子でポテンシャルも高いローラを獲得できれば願ったり叶ったり。もしローラがその事務所に移籍すれば、双方にとってこんなに良いかたちはないと思いますよ。そのため以前から、いつかはその事務所に移籍することになるのではないかという見方もありました」

 ローラのさらなる飛躍に期待したい。

(文=編集部)

 

「安倍さんから」…河井元法相が金を渡した地元首長や議員の“告白”にバービーが「安倍首相の名前で金を受け取らせたのは圧力」と喝破

 河井克行・前法相と河井案里参院議員の買収事件で、地元の首長や議員が金銭授受を認め、次々に辞任している。  29日、克行容疑者から「安倍さんから」と言われ現金の入った白い封筒を渡されたと証言していた繁政秀子・広島県府中町議が辞職したばかりだが、本日も、克行容疑者からの金銭...

パチンコ「継続率80%オーバー」のバトルモード!「破格の15R大当り」を内蔵した「役満」ドラムマシン!!

 だいたい「3」なのである。

 日本三景、三大祭り、世界三大発明、闘魂三銃士、母をたずねて三千里、ルパン三世、風間三姉妹。まあ「3」である。三度目の正直や石の上にも三年のような諺とか「松・竹・梅」「陸・海・空」「大・中・小」「報・連・相」「チャー・シュー・メン」など言葉にも「3」が多い。

 これはパチンコにも見られることで、「選べる3つのステージ」とか延田の「パチンコ123」とか三店方、おや、誰か来たようだ。ちょっと行ってくる。

 そんな「3」が盛り込まれたドラム機が『CR麻雀物語99ver. 役満乱舞のドラム大戦』で、風上三姉妹がライバルたちと闘牌を繰り広げる1種2種混合機である。

「三姉妹」だけで「3」が盛り込まれているなどと大言壮語を吐いたなてめえと思われる向きもあろうが、まあだいたい図星であるので、気持ちを切り替えて本機が秘める面白さに迫ろう。

 まずはその連チャン仕様。時短4回+残保留4回で展開される「麻雀GP」は継続率と出玉力を両立させた、魅惑の連チャンモード。右打ち中の最大出玉15Rの振り分けが16%と甘デジでは高い比率となっているうえに、時短4回+残保留4回のトータルループ率は80%を超える破格の出玉性能となっているのである。

 この連チャンモードでは大当りを賭けた麻雀バトルが展開。出現する対戦相手や繰り出す技の強弱によって期待度が変化するというバトル演出では定番の型にそって戦いが繰り広げられるのだが、そこにはさまざまな法則が隠されていて、知ればよりアツくなれるのである。

 例えば対戦キャラが3回連続同じだと勝利濃厚となる。このとき、テンパイせずやデカパイコの場合はカウントされないので要注意。また、最後の8回転目に発展すると大当りが約束される特定の演出が用意されていて、保留変化が発生するとその色に関係なく連チャンとなるのである。

 ところでこの「麻雀GP」、最初だけ従来のRUSHと様相が異なる仕組みとなっている。突入率は初当りの50%、大当り中のチャレンジ演出が成功すれば麻雀GP突入となるが、突入後の初回だけは時短1回+残保留4回の構成で展開され、初回バトル勝利した2回目以降に正規の時短4+残保留4の8回転バトルとなるのである。

 要は、2つのステップをクリアしないと実質的な「麻雀GP」RUSH突入にはならないのである。本当の本機におけるRUSHの実力は2回目から発揮されることになるので気をつけよう。初当りの50%プラス初回RUSHの時短1回+残保留4回=65.2%、これが超えるべき壁となる。

 とはいえ、RUSHの破壊力はピカイチ。甘デジの階級を軽く超越した圧巻の出玉パフォーマンスを思う存分に楽しめること請け合いである。

 ほかにも、存在感抜群の黄金「7」図柄、液晶とドラムの融合が織りなすシンプルながらアツい演出群、ヴァイブスぶち上がりの多彩なランクアップボーナスなど見どころは「3」つどころではない珠玉のドラムマシンなのである。

(文=大森町男)

JRA武豊キセキも危機一髪!? 宝塚記念(G1)劇的復活の“裏”で「アノ馬」にオーナーが下した苦渋の決断……

 クロノジェネシスが圧勝を見せたグランプリ・宝塚記念(G1)の余韻が残る中央競馬だが、2着に入ったキセキの鮮やかな復活劇も大きな注目を集めたといえるだろう。

 同馬は単勝オッズ1.6倍の圧倒的1番人気に支持された今年の阪神大賞典(G2)を、ゲートから1秒以上も出ないという大出遅れを犯し、これにより「発走調教再審査」の処分が下された。管理する角居勝彦調教師は今後についても「白紙です」と話したほど深刻な状況だった。

 陣営は復活への起爆剤として、川田将雅騎手から武豊騎手への乗り替わりを決断。そして、武豊騎手を背にゲート再審査に合格。天皇賞・春(G1)への参戦が正式に決まった。初コンビとなった同レースでキセキは好スタートを決め、結果こそ6着に終わったとはいえ、次走の宝塚記念(G1)に向けての前進を感じられるレース内容を見せた。

 武豊騎手とのコンビ2戦目となった宝塚記念では、好スタートとはいえないまでもしっかりとゲートから飛び出した。我慢の利かなかった天皇賞・春とは一転して後方でピタリと折り合うと、勝負どころとなった3コーナー過ぎから一気に追い上げる。クロノジェネシスに離されたとはいえ、完全復活に弾みをつける復活走を披露した。

 宝塚記念のキセキが懸念されたスタートを克服した一方で、前日の土曜東京9R清里特別(2勝クラス)では関係者をざわつかせる出来事があった。ニシノジャガーズ(騙5、美浦・萱野浩二厩舎)が、ゲートが開いても一向に出る素振りを見せないまま、競走除外となってしまったのである。この件について、過去の発進不良履歴を考慮された結果、6月28日から裁定委員会の議定があるまでの間、出走停止の処分が下された。

 前走の大島特別でも同じく大きな出遅れを犯して出走停止処分を受けていただけに、同馬を所有している西山茂行オーナーにとってもショッキングな結果だったようだ。詳細についてはブログ内の記事をご覧いただきたいが、記事内で萱野調教師、岩部騎手、西山牧場スタッフと話し合った結果、登録抹消して乗馬にすると発表された。

 西山オーナーも「能力のある馬で残念ですが、ゲートが出ないので仕方ありません」と能力を惜しみつつ、「何より馬券を買ってくれた方々に申し訳なく。本当にすみませんでした」とニシノジャガーズの馬券を購入したファンに向けてメッセージを送った。

 印象的だったのは、「動物と話ができる人ハイジに頼んだらどうでしょうか?」という提案に対し、「ここまでさんざん縛りつけたり、叩いたりして、その上なす術なしと去勢までしたニシノジャガーズが、人間に言うことを想像したら、聞ける言葉は想像がつきます」と触れていた部分だ。

 サラブレッドの生産に携わっている西山オーナーの言葉だけに、考えさせられる内容である。我々も含めて一般のファンは競馬の華やかな部分ばかりに目を奪われがちだが、その裏で関係者の努力やサラブレッドへの想いにまでは気付かないことも多い。

 馬券の的中に一喜一憂するのみではなく、こうした関係者のお陰で競馬を楽しめていることにも感謝の気持ちを忘れずにいたいものである。

JRA川田将雅、G1では“不要”だった!? 宝塚記念(G1)が象徴した上半期すべて「馬券圏外」の大不振。脱却のカギは……

 上半期の総決算・宝塚記念(G1)が終わり、中央競馬は2020年の折り返しを迎えた。

 今年は2月末から無観客競馬がスタートし、3歳ではコントレイル、デアリングタクトがともに無敗でクラシック2冠を達成。また古馬ではアーモンドアイがG1・7勝を飾るなど、競馬の歴史に新しい1ページが刻まれた。

 また、リーディング争いも前半戦が終了し、トップは95勝のC.ルメール騎手。2位の川田将雅騎手が88勝で追いかける形になっている。60勝の武豊騎手が3位のため、2位とは28勝差もの大差がついており、早くもこの段階で上位2名での決戦の様相だ。

 先週はルメール騎手が3勝、川田騎手が2勝とともに勝ち星を上乗せしており、まだまだこの先どうなるかわからないだろう。だが、今年G1・3勝を含む重賞7勝を挙げるルメール騎手に対して、川田騎手はG1未勝利で重賞3勝と大舞台での活躍では水をあけらているのが気になるところだ。

 その不振の象徴ともいえるレースが、先週の宝塚記念である。

 川田騎手のブラストワンピースは16着に惨敗。その一方で、かつて同騎手が主戦を務めていたキセキが復活を印象付ける2着、さらにブラストワンピースの元主戦である池添謙一騎手のモズベッロが3着に入った。かつてのお手馬とブラストワンピースの元相棒が活躍する中、川田騎手は全く見せ場なく終わってしまったのだ。

 今年の川田騎手はチュウワウィザードで川崎記念(G1)、クリソベリルで帝王賞(G1)を勝っているが、JRAのG1での成績は9回騎乗し、すべて「馬券圏外」。最高着順はオークス(G1)のリアアメリアが4着に入ったもので、芝G1は現在「34連敗中」である。また、重賞でも3月にダノンスマッシュで制したオーシャンS(G3)以来、「18連敗中」と不名誉な記録を更新中だ。

「春も重賞では不振にあえいだ川田騎手ですが、秋以降も厳しい戦いとなりそうですね。最後に重賞を制したダノンスマッシュは乗り替わりとなってしまいましたし、芝中距離路線のパートナーであるブラストワンピースも宝塚記念で惨敗。オークスでリアアメリアが好走しましたが、得意な府中でのこと。秋華賞(G1)が行われる京都の内回りコースが合うかは疑問が残ります。

また、皐月賞(G1)をパスしてまで臨んだアンタレスS(G3)では、期待馬ベストタッチダウンに騎乗するも14着に大敗ですし、新コンビを組んだアドマイヤマーズでも結果を残せませんでした。そのため、ダートのクリソベリルを除けば、G1に期待できそうな有力馬がほとんどいない状況です。G1どころか重賞での苦戦も続いてしまいそうですね」(競馬記者)

 昨年は12勝差でリーディングをルメール騎手に譲り、重賞勝利数でも1勝下回っていた川田騎手。だが、今年のこの状況を考えると、重賞勝利数ではさらに差を広げられることになってしまうだろう。

 しかし、これから2歳戦が本格化する。有力なパートナーを確保できれば、2歳重賞で差を縮めることも十分に考えられるだろう。実際に、期待馬シュヴァリエローズで新馬戦を勝利しており、今後の活躍にも期待がかかる。

 下半期の川田騎手の巻き返しは、夏競馬から勝負どころかもしれない。

平野紫耀と中島健人が狙われる? 『未満警察』出演女優にジャニヲタ疑惑浮上で大炎上

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)番組ホームページより

 Sexy Zone中島健人とKing & Prince平野紫耀のダブル主演ドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)。同ドラマで警察学校の生徒役として出演している女優に“ジャニヲタ疑惑”が浮上し、ファンの間で炎上している。

 ジャニヲタ疑惑が浮上したのは、松井結麻という19歳の女優だ。今月28日、あるTwitterアカウントが松井のアカウントだというTwitter投稿のスクリーンショットを公開。<好きすぎてやばい、、、けんてぃーもしょーくんもかっこよすぎて選べん><わんちゃん他のジャニとも繋がれる説 最高すぎん??><てかはよコロナ収まれーーもっと撮影したいーーはよ会って近くで拝みたいーーー><てかライブで会うのコスパ悪すぎww絶対直で会って繋がった方がいいwwwまじで2人優しいしやばい>といった文章が綴られていた。

自民党「成長戦略・未来像」が「中高生の作文みたい」「ブラック小説」とネット上で話題に

 新型コロナウイルス感染症に伴う外出自粛や営業自粛で、日本経済は深刻なダメージを受けた。政府・与党がどう経済を立て直すのかに国民の注目が集まっている。そんななか、自民党政務調査会は25日、「ポストコロナの経済社会に向けた成長戦略」と題する方針を発表した。政府与党としての基本方針ともいうべきものだったのだが、これに記載されている「一つの未来像」について「中高生の作文みたい」などとインターネット上から指摘が上がっている。いったい、どんな内容だったのだろうか。

 今回公表された「成長戦略」では、ICTの活用やデジタル化を今以上に推進した上で、適切な集中と分散を行い、地域分散社会や持続可能な経済や環境をつくり、東京の金融センター化を推進したり、科学技術の集積を一層進めたりすることが掲げられている。

 なお戦略を進める視点として、「国民目線」「格差、社会分断に対する目配り」「企業の環境変化に対する支援」「厳しい国際環境への対応」に重きを置くのだという。その上で、実現すべき未来像を以下のように表現している。

『ポストコロナの経済社会に向けた成長戦略』一つの未来像

(以下、引用)

「父さん、昔は、通勤ラッシュがあって大変だったんだってね?」、 来年大学を卒業する息子が突然開いてきた。

 「ああ、満員電車に1時間半も揺られて会社に通ってた、ぞっとする」。

 いつからだろう、遠い昔のことになったのは。今では、テレワーク中心に週数回会社に顔を出す、フレックスタイムだ。 お陰様で、家族との時間、大好きなソフトボールを楽しむ時間も持てている。子どもたちも、 地域の温かな支え合いの中で育ち、地域の伝統文化も吸収しながら伸び伸び育ってきた。

「ところで、就職活動は順調か」。「俺、地元で仲間達と高齢者向けレジャーサービスのNGO立ち上げようと思ってる」息子に笑われてしまった。

 息子の友達も、フリーランスとして働いたり、スタートアップに挑んだり、自らの意思で多様な選択をしているようだ。 隣の子は何と大学在学中に起業に成功している。

  GIGAスクール構想の実現で、全国どこでもSTEAM教育に資する良質な情報にアクセスできるようになり、個別最適化した学びの中で課題解決力と創造力ある人材が増えているのだろう。画一教育の俺の時代とは違う、正直羨ましい。

(中略)

 そして、自分の時代と明らかに違うのは、地元の企業への就職が増えていること。かつてここには、世界有数の自動車メーカーの工場があったが、海外移転してしまって、空き地が寒々と広がっていた。

 ところが、気がついたら、様々な業種の企業が地元回帰してきている。企業も、効率化は当然だが、それと同時に、サプライチェーンの弾力化やジャスト·インケースの供給源の多角化·多元化を図ってきた結果だ。やっぱり街に産業、仕事があるというのは素晴らしい。しかも、その仕事がリアルタイムで世界と繋がっているのだから、 エネルギッシュだ。

 その世界だが、 各国の自然災害発生情報がネットに犯濫している。自由、人権を求める人々のデモも頻発している。でも、この地域は、自治体、地域の組織が連携した統合型の防災の仕組みが充実しているし、もちろん、日本は、自由、民主主義、人権がしっかり守られている国、個人情報も自分のもの。日本人でよかったと思う。

 その日本は、「分断から協調へ」、環境問題やSDGS推進などの地球規模の課題で世界をリードすべきだし、国益を守るための経済安全保障の充実が必要だ。政治家には我が子達の笑顔が続くように、大局観をもって頑張ってほしい。そんなことを考えながらテレビを見ていたら、おっ国会中継。相変わらず立ったり座ったり、「大局観もって頑張る前に、国会のデジタル化進めた方がいいよな!!」とがっかりしながらチャンネルを変えたところに、「おばあちゃんからメール。今から来るって」と娘が教えてくれた。母は102歳の現役。現在も一人暮らし、買物は「ネット+小型自動配送ロボット」 で完結、 家事もサービス型ロボット。

 他方で、ここには、 素晴らしい医療·介護のネットワークとともに郵便局、 農協、社協、商工会、地域の見守り、サポートが充実している。そして、今日も、無人·自動の移動手段を自由自在に活用して、我が家に孫の顔を見にくるそうだ。病歴·受診歴薬の履歴、母の医療データは、マイナンバーのもとでしっかりと蓄積されている、いざという時にも迅速に対応できることが何よりも有り難い。 やっぱり令和の時代は圧倒的に便利で安心だ。

「いつから?」そうあのコロナとの戦いが転機だ。

「えっ、まじ、人類が火星に到達した!よし来年は家族で宇宙旅行しよう」

(引用終わり)

「中高生の作文みたい」

 Twitter上では、このショートショートのような夢物語に対し、以下のような反応が寄せられている。

「星新一的なオチが最後に欲しい、そしたら短編ブラック小説として完璧にキマる」(原文ママ、以下同)

「ちょっと目端のきく中高生の作文みたい」

「悪文の典型例として教材に使えそう」

「なるほどわからん (さっぱりわからん)」

 たしかに、中学校などでよく課題作文として書かされる「私の考える20年後の世界」を彷彿とさせる内容だ。平易にビジョンを伝えようという意図は感じるが、生活感あふれる設定と文脈に、多くの政治・経済用語を挿入しすぎていて伝わりにくくなっている。またどうして箇条書きではなく、唐突に独白形式にしてしまったのだろう。なぜこのような文章にしたのか自民党関係者に聞いたみたところ、次のように話した。

「え、誰がどう考えても完璧で素晴らしい未来じゃないですか。これでわからないというのなら、政務調査会担当者に次からイラストや漫画も挿入するように伝えておきます」

 国の特別定額給付金や持続化給付金の支払いが未だになく、困窮する人は日に日に増えている。一方で30日、国会議員に数百万円のボーナスが支給された。夢物語のディティールにこだわる政治と、国民の窮状の乖離は深まるばかりだ。

(文=編集部)

 

東京都知事選、野党同士の命懸け“2位争い”熾烈化の呆れた理由…宇都宮健児vs山本太郎

 東京都知事選は7月5日の投開票まで残り5日。メディアなどの情勢調査で6割前後の支持を得ている現職の小池百合子知事(67)の再選が固いとみられているため、世間の関心はいつになく低い。

 ところが、永田町の野党の国会議員たちは投票日が迫るにつれ、どんどんヒートアップしている。小池氏に次ぐ2位争いが熾烈化しているのだ。立憲民主党・共産党・社民党などが支援する元日弁連会長の宇都宮健児氏(73)か。それとも、れいわ新選組代表の山本太郎氏(45)か。双方の陣営が次点のイスをめぐって激しいバトルを演じている。

 ラストサンデーの6月28日。宇都宮氏の応援団はこれでもかというほど豪勢な布陣だった。午後1時からの銀座の街頭演説には立憲民主の枝野幸男代表、共産の志位和夫委員長、社民の福島瑞穂党首、野田佳彦元首相という党首クラスの揃い踏み。続く午後3時からの新宿での街頭演説には、中島京子氏(作家)、石川優実氏(アクティビスト、俳優)、上西充子氏(法政大学教授)、町田彩夏氏(大学院生、政治アイドル)、池田香代子氏(翻訳家、ドイツ文学者)、中沢けい氏(作家)など文化人・知識人がずらりと応援に立った。前日の27日土曜日には元文科省事務次官の前川喜平氏が都内3カ所で応援に入った。

 新型コロナウイルス禍で厳しい生活を余儀なくされている非正規雇用やフリーランス、低所得者などの弱者救済の政策や、反安倍政権というリベラル色で、宇都宮氏と山本氏は支持層が被る。宇都宮陣営は著名な文化人らが宇都宮氏の応援に回ったと示すかたちで、山本氏に先行しようという戦略だ。

 対する山本氏は、「ソーシャルディスタンス街宣」と名付けて、街頭遊説の回数を増やしている。立憲民主に離党届を提出した(扱いは保留中)須藤元気参院議員が連日ゲストスピーカーとして参加し、山本氏と共に行動して応援演説を行っている。さらには、告示後に掲示板に掲げていたポスターを新しいものに貼り替えた。これにはボランティアなどの運動の活発化を図る狙いもある。

 両者の戦いについて、宇都宮陣営の国会議員はこう話す。

「立憲民主にとっては絶対に2位は譲れない戦いになりました。独自候補を擁立できなかった枝野代表は、宇都宮氏に乗ることを決めた後も『都知事選は地方選挙だから』というようなスタンスで、あまり力が入っていなかった。ところが山本氏が出馬表明すると豹変、ガムシャラになった。宇都宮氏が山本氏に負ければ枝野代表は党首としての立場が危うくなるだけでなく、枝野代表が今進めている国民民主党との合流話も頓挫しかねない。ただでさえ国民民主党の玉木雄一郎代表は合流に消極的ですから、玉木氏を喜ばせることになってしまう」

ダークホースは小野泰輔氏

 宇都宮氏は過去2度、都知事選に出馬している。いずれも共産と社民が支援しており、2012年は96万票、14年は98万票だった。これに立憲民主の票が上乗せされるはずなので、今回、宇都宮氏は100万票以上を獲得できる土台はある。

 一方、山本氏は2013年の参院選東京選挙区で66万票を獲得。19年の参院選では、れいわ新選組は東京での比例票が45万票だった。普通に考えれば宇都宮氏が山本氏を上回らなければおかしい。だから余計に枝野氏が焦るわけだ。

 有権者1100万人の東京都は圧倒的に無党派層が多いため、都知事選はどうしても人気投票の色合いが濃い。小池氏の次に知名度があるのは山本氏だろう。ただ、現職が圧倒的に優勢の選挙なので、投票率が下がる可能性が高い。三つ巴の激戦だった前回16年の投票率は59.73%。舛添要一氏が圧勝した14年は46.14%だった。今回は14年に近い投票率になることが予想される。そうなると組織票が重みを増す。つまり、投票率が下がると宇都宮氏のほうが山本氏より有利ということだ。

 もっとも、どちらも小池氏に負ければ、落選には違いないのだから、野党同士の2位争いなどに世間の関心はないが、敗戦の弁の舞台裏で微笑むのはどちらの陣営か。

 ダークホースは日本維新の会が推薦する前熊本県副知事の小野泰輔氏(46)。維新は19年の参院選東京選挙区で52万票を取り1議席を獲得している。宇都宮氏と山本氏の間に割って入る可能性がないとはいえない。

(文=編集部)