甘デジ「10万発チャレンジ」に希望の光が!? 「オカルト打法」炸裂も“今年を象徴”する展開に…

 嫌だな、なんかうまいこといかないなー、怖いなーと稲川淳二スキームが発動されたので、これからはハマリ台を中心に立ち回り、他人の不運をもって自らの邪気を振り払う行動様式を採用することに。

 手始めに419回転ハマっている『ぱちんこ冬のソナタRemember SweetVersion』を打つことに。これはまったくの私見であり、独断と偏見とバイアスに満ちあふれているのだが、この台どこのホールで見ても普通に300回くらいハマってないか? なんか独特の乱数プログラムでも構築されているのだろうか。

 そんな与太話はこのくらいにして。この『冬ソナリメンバー』甘が63回転、通算482回転で車に轢かれた。そう、突確である。

 確変が58%継続なので、それほど期待せずに見守っていると、冬ソナチャンスから初雪リーチ、雪だるまリーチ、群からプロポーズリーチ、砂浜リーチと4連チャンで、まずまずの成果を掴み取ることができたのである。

 しかし、その後に良い感じのハマリ台が甘デジコーナーに落ちておらず、早くも稲村淳二スキームは崩壊することとなった。あるんですよね、こういうことって。

 ただ、いい時代になったものである。こんな時にもってこいなのが遊タイム機。どんなにハマろうとも大当り確率の3倍まで。今後の甘デジには標準装備としてほしいものである。

 ほぼ遊タイム発動回数までが減算されていない『ぱちんこ新・必殺仕置人TURBO』ではあるが。遊タイム機はたいてい連チャン即ヤメの状態なので、当然といえば当然である。別にハイエナを目的に立ち回ってもいないので、まったく問題もない。

 とはいえ、突破型のシステムなので遊タイムまで行ったほうがありがたいっちゃありがたいのだが、そんな望みをパチンコの神様が素直に聞いてくれるはずもなく、69回転でエアー発動からの大当り。

 そして、お約束というかお決まりのパターンというか、40回転の時短で引き戻すことはできずにちょぼちょぼの出玉を与えられただけに終わったのである。あわよくばSTでぶっ壊して5000発くらいほしかったが仕方がない。気を取り直して次の勝負である。

 この場面では得意にしている機種を打ったほうが良いのではないかと、かつてお座り一発11連チャンをかました『Pほのかとクールポコと、ときどき武藤敬司』を打つことに。

 ところがこれが大誤算で、ノー稼働の朝イチ状態から170回転ほど回した後に六図柄で大当り。再抽選で姫ボーナスに昇格することなく、小野まじめが例の決め台詞をこだまさせるに留まったのである。

 まあいい、まあいい。STで連チャンさせれば済む話。設定1でも継続率が約75.9%と強力なループが持ち味なのである。平均でも4連。出玉を均せば400個くらい? だから1500~600発くらいを期待できる感じであろうか。とりあえず、初当りまでに消費した分くらいは戻ってきてほしいところである。

 なーにー、やっちまったな!

 STを華麗にスルーである。下から2番目に少ない出玉でのSTスルーなど、高卒ルーキーの初登板試合でノーヒットノーランを食らった巨人も同然である。しかも当時の巨人は1番駒田、2番岡崎、3番篠塚、4番原、5番クロマティー、6番吉村、7番中畑、8番山倉という何回目かの黄金期。完敗である。

 まあ、今日はこれくらいにしといたるわ。

【C店】
・今回のトータル出玉 -1753発(総収支 -2199発)
・実戦機種 3台(計15台/40台)

これまでの結果
A店【実戦機種26台、コンプリート(大当りさせた)台、16台/33台中・収支 -12249発】
B店【実戦機種21台コンプリート、収支 -16314発】

(文=大森町男)

有馬記念(G1)「武豊の法則」でワールドプレミアに1着なし!? 4243勝レジェンドが「特に面白みのない魅力に欠ける存在」と言われ続ける理由

「やはり」ダメだった……。

 先週20日に行われた朝日杯フューチュリティS(G1)。JRAが開催するG1完全制覇へ“リーチ”を掛けたかった武豊騎手のドゥラモンドは、5番人気に支持されながらも7着。レジェンドジョッキーの大記録は来年以降にお預けとなった。

「天才」と称された武邦彦さんの息子として1987年にデビューして以来、競馬の記録という記録を次々と塗り替え、まさに日本競馬をけん引し続けてきた武豊騎手。JRAの通算勝ち星は4243勝(12月21日現在)を数え、2013年には国内外合わせてG1だけで100勝到達の金字塔を打ち立てている。

 ただ、そんな競馬におけるすべてを手にしてきた帝王・武豊騎手だが、期待の高まるG1完全制覇の他に、未だ手の届いていない”栄誉”がある。

 強い馬がその期待に応え、大舞台で強いレースを見せることが、スポーツとしての競馬の醍醐味であれば、”ギャンブル”としての競馬の醍醐味は、やはり「あっと驚かせるような大穴でG1を勝利」することに尽きるだろう。

 仮に、史上最強馬として名高いディープインパクトでいくらG1を勝ったところで「誰が乗っても勝てるのでは」というファンからの声は、どうしても妨げることはできないからだ。

 しかし逆に、例えば先述した朝日杯FSを7番人気の伏兵グレナディアガーズの川田将雅騎手には、レース後ネット上の競馬ファンから掲示板やSNSを通じて「さすが川田騎手!」「おかげで万馬券獲れた」「ここで川田か!」「単勝美味しかった」と称賛の声が飛び交っていた。

 実は武豊騎手にはG1でこういった穴馬券独特の「特別な賛辞」をあまり経験したことがないという、意外な”弱点”が存在している。

 もっと具体的に述べれば、あれだけG1を勝っていながら「5番人気以下での勝利が一度もない」のだ。それは言い換えれば、武豊騎手はスポーツとしての競馬では、まさに日本を代表する千両役者そのものだが、その反面”ギャンブル”としての競馬では、特に面白みのない魅力に欠ける存在と表現せざるを得ないということだ。

「勝てそうな人気馬を確実に勝たせる卓越した技術があるからこそ、昨今の武豊騎手の地位があることは言うまでもありません。ただ、数多の大レースを制しながら、それでも”波乱の主役”になれないのは、武豊騎手が第一人者となる競馬の世界に、ギャンブルという側面がついて回るからこそ起きてしまう”悲しき宿命”があるからに他なりません」(競馬記者)

 武豊騎手が”波乱の主役”になれないのは、彼の異常な人気の裏返しでもある。

 今でこそ外国人や地方のトップジョッキーの参戦で落ち着いた感のある武豊騎手の人気ぶりだが、全盛期にはまさに「異常」と言っても差し支えない状況だったようだ。

「武豊騎手が初めてG1を勝ったのは、19歳の時でした。菊花賞でスーパークリークという馬に乗る予定だったのですが、スーパークリークは前哨戦で3着、6着と敗戦を繰り返し、菊花賞に出走する賞金が足りなくて回避する馬を待っている状況でした。

その時は締め切り前日になって回避馬が出たことでなんとか出走に漕ぎつけましたが、いざ菊花賞が始まるとスーパークリークは、なんと3番人気。デビュー以来7戦して、わずか2勝。それも賞金が足りなくて出走が危ぶまれていた馬の評価としては考えられない人気ですし、まさしく”ユタカ人気”と言えますね」(同)

 それがデビューわずか2年目なのだから、その後に武豊騎手が100を超えるG1勝ちを重ねる道のりで、どれほど過剰な人気を背負ってきたのかは想像に難しくないだろう。

 今週の有馬記念(G1)で騎乗するワールドプレミアは昨年の3着馬とチャンス十分の存在だ。だが、『netkeiba.com』によると、先週のドゥラモンドと同じ5番人気が予想されている。

 つまり「武豊騎手の法則」によると、この時点ですでに「1着はない」ということだ。

 悲しき宿命を背負う競馬の帝王・武豊が大舞台であっと驚かせるような大穴で勝利し、”波乱の主役”として称賛に包まれるのは、まだまだ先の話になりそうだ。

パチンコ“即万発”の「スピード革命」に歓喜! 覇道を突き進む「王者」の更なる活躍に期待!!【ヒットメーカー2020年の軌跡】

 パチンコ分野で圧倒的な存在感を放つ大手メーカー三洋物産。業界を代表する一大コンテンツ『海物語』を筆頭に、『聖闘士星矢』や『魔法少女リリカルなのは』など、数多くの人気シリーズを輩出している。

 そんな三洋物産は2020年も抜群の存在感を放っていた。同社が今年導入したマシンを振り返ってみたい。

・「時速3万発」を実現した奇跡のマシン!

 今年のパチンコ分野を代表する活躍を見せたマシンと言えば、4月に導入された『P大工の源さん超韋駄天』だろう。

 大当り確率は約1/318.13のミドルタイプ。初当り時は60.2%で魅惑のRUSHへと突入する。右打ち中は時短3回+残保留1回となっており、この間に約1/2の大当りを引き続ける事で出玉を伸ばしていく。その継続率は破格の「約93%」だ。

 更に、次の大当りまでに要する時間は僅か数秒。ラウンド中はこぼれなくアタッカーが開くため、凄まじい勢いで出玉が加速するのだ。「時速3万発」と称される圧倒的スピードは多くのユーザーの心を鷲掴みにした。

 ネット上では「一撃5万発」クラスの出玉報告が続出。現在もその人気ぶりは衰える事はなく好稼働を維持している。今年のパチンコ分野を大いに盛り上げた成功機といえるだろう。

・王道シリーズが更なる進化!

 三洋物産が誇る人気シリーズ最新作『P大海物語4スペシャル』が12月にデビュー。大当り確率約1/319で、お馴染みの確変ループタイプとなっている。また『海物語』シリーズ初となる遊タイムが搭載されているのも注目ポイントだ。

 確変突入率は52%で、全ての大当りが「10R約1500発」という安定した出玉性能は健在。また、電サポ中の通常大当り終了後は120回の時短が付与されるため、引き戻しの期待度も底上げされている。

 気になる遊タイムに関しては、通常確率を950回転消化で発動。「350回転」の時短が付与される。大当りが濃厚となる強力な恩恵ではないものの、ハマリの救済措置として十分な役割を果たしてくれるだろう。

 導入されて間もないがユーザーからの評判は上々。新たなる『海物語』が、今後のパチンコ分野を牽引する活躍に期待がかかる。
○○〇

 2020年を大いに盛り上げた三洋物産。来年には甘デジの人気作より新台『PA大海物語4スペシャル Withアグネス・ラム』がスタンバイしている。更にパチスロ分野においても、シリーズ最新作『S Lucky海物語』が導入予定だ。

 後者はビッグが約260枚と、6号機ボーナスタイプでは最高峰のスペックを実現。その点も注目を集めている。両分野に話題作を投入。引き続き業界を大いに盛り上げてくれそうである。

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「選択的夫婦別姓」制度化を潰した自民党・極右安倍チルドレンの面々! 安倍前首相も全面協力、菅首相は言いなり

 期待させておいて、この有り様──。安倍晋三・前首相の辞任により進展が望まれていた選択的夫婦別姓制度の導入だが、またも実現は遠のいた。すでに報道されているように、5年に1度、政府がまとめる男女共同参画基本計画案に対して自民党内でいちゃもんがつき、表現を大幅に後退させたからだ...

菅首相の追加経済対策の内訳に唖然! 医療支援や感染対策おざなりでGoToに追加1兆円以上、マイナンバー普及に1300億円

 国民がようやく「ガースー」の無能さに気付きはじめたのか、菅内閣の支持率がダダ下がりしている。  テレビ朝日系のANNが19・20日におこなった世論調査では、先月の調査から支持率が17.5ポイントも下落して38.4%となり、不支持率は17.1ポイントも跳ね上がって39.6...

第73 回「広告電通賞」年内決定分を発表、全入賞作品は来春に

12月18日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。


第 73 回「広告電通賞」のうち、「SDGs 特別賞」、「エリアアクティビティ部門」の「最高賞」、名古屋・九州・北海道 3 地区の「地区賞」「準地区賞」が決定いたしました。各賞の受賞者は以下の通りです。

【SDGs 特別賞
東海テレビ放送株式会社
【エリアアクティビティ最高賞】
株式会社ジャパンパーク&リゾート
【名古屋地区広告賞】
名古屋鉄道株式会社
【九州地区広告賞】
熊本市
【北海道地区広告賞】
NHK 札幌放送局、北海道放送株式会社、札幌テレビ放送株式会社、北海道テレビ放送株式会社、北海
道文化放送株式会社、株式会社テレビ北海道


「広告電通賞」は、例年 5 月に全入賞作品を発表していましたが、本年はコロナウイルス感染症拡大の影響で選考会を延期し、オンライン審査に切り替えて実施しています。上記以外の部門の受賞作品も決定しましたので、詳細は電通ニュースリリースをご参照ください。
審査は現在も続いており、各部門の「最高賞」、そして「総合賞」については、2021 年 3 月に発表する予定です。なお、今回の選考の対象となっている広告は、2019 年 4 月 1 日から2020 年 3 月 31 日までに実施されたもので、選考会にかけられている応募作品点数は1,398 点です。

今回新設の「SDGs 特別賞」は、国内の総合広告賞としては初めて SDGs をテーマにした賞となります。近年高まる SDGs の必要性と期待を背景に、広告コミュニケーションという手段を用いて、サステナブルな社会の実現を目指した広告主を讃えるものです。東海テレビ放送株式会社は、社会的にあまり認知されていない、見えづらい「発達障害」を題材に、実際の当事者の方が置かれている状況を事実として世間に知らせるためドキュメンタリー方式で CM を制作。この障害の認知を正しく広げることに真摯に取り組む姿勢が高く評価されました。

また部門としては、「プリント広告部門」「オーディオ広告部門」「フィルム広告部門」「OOH広告部門」「イノベーティブ・アプローチ部門」に加えて、今回新たに、「ブランドエクスペリエンス部門」と「エリアアクティビティ部門」(いずれも従来の「デジタルコミュニケーション部門」「アクティベーション・プランニング部門」を統合再編)が創設されました。

なお、来年の第74回「広告電通賞」につきましては、2021年3月1日~4月1日に作品を募集します。詳細は以下の募集要項をご確認ください。
https://adawards.dentsu.jp/

<「広告電通賞」について>
広告電通賞は、1947 年(昭和 22 年)12 月に創設された日本で最も歴史のある総合広告賞です。公的機関である「広告電通賞審議会」によって運営されており、優れた広告コミュニケーションを実践した広告主を顕彰することで広告主の課題解決の道を広げ、日本の産業・経済・文化の発展に貢献することを目指しています。選考は全国の広告主、媒体社、クリエイター、有識者ら約 500 人から構成される選考委員により行われます。

以上


電通ニュースリリース
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2020/1218-010311.html

よりサステナブルな世の中へ。コロナ禍がもたらした生活者意識の「5つのシフト」

コロナ禍は単に感染症の問題にとどまらず、生活者の社会に対する意識全般にもさまざまな変化をもたらしています。

その中でも、コロナ以前にはそこまで感じられることがなかった“サステナビリティ”(地球や社会の持続可能性)への意識が高まっているようです。そして、それは、人々がアフターコロナに期待する社会像にも影響を与えています。

電通は2020年10月に、コロナ下の生活者に対して“サステナビリティ”や企業/ブランドの“パーパス”(社会に対する志・社会的存在意義)に関する意識調査を行いました。本連載では、調査結果を基に生活者意識の潮流と、アフターコロナに向けた企業活動のヒントについて考えていきたいと思います。

第1回は、調査結果から読み取れる、生活者の社会意識における「5つのシフト」をご紹介します。

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シフト1:環境・社会課題の「自分ゴト化」が加速

 

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コロナ禍は、生活者に「社会と自分の暮らしがつながっていること」を感じるきっかけとなったのではないでしょうか。調査結果から、個人と社会との距離感が従来以上に縮まってきていることがうかがえます。


シフト2: “持続可能性”の意味を実感

 


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“持続可能性”というやや難解な概念についても、その意味をコロナ下で生々しく実感することとなり、ある意味で腹落ちさせるきっかけにもなったと推測されます。


シフト3:環境・社会問題は“世界課題”との理解が進む

 

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コロナ禍は、地球環境や社会問題は全世界が共有する課題であること、そして解決に向けた国際協調が必要なことを可視化しました。この経験により、今後、人々の視野は脱炭素や脱プラスチックなどの地球環境課題、またグローバルな人権問題などにまで、より広がっていく可能性があります。

シフト4:多様な環境・社会課題への気づき

 


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コロナ禍によって人々は、従来意識することがなかった社会のひずみを目の当たりにすることになりました。また、社会課題が相互につながっている、誰もがいつ当事者になるか分からない、といった気づきもあったと思われます。世の中の課題に対する生活者の感度や感受性は、今後高まっていくことが考えられます。


シフト5:共通の目的に向かって力を合わせる“共創”を重視

 


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コロナ禍によって、生活者は「社会全体で共通の目的に向かって力をあわせる」という、従来にない体験をしました。また、日本だけでなく全世界の人々が、コロナ禍への対応に一丸となって取り組んでいることを目にし、その重要性を実感する機会にもなりました。

これはひとつの“共創”体験といえるかもしれません。そして、この“体験知”を基に今後、他の環境・社会課題においても、より能動的に関わる生活者が増えていく可能性があります。日本でも欧米社会に見られるような積極的な社会参画の波が訪れるかもしれません。

Build Back Better! 「コロナ以前に戻るのではなく、これを機により良い世の中に」

 

 

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「コロナ禍から復活する際は、コロナ以前に戻るのではなく、これを機により良い世の中になってほしい」と考える人は8割(81.9%)に上っています(=新たな「より良い世の中」志向層)。欧米でよく語られる「Build Back Better」(創造的復興/より良い世の中の再構築)と相通じる考え方を、行政や企業のみならず、日本の生活者自身も抱いていることが明らかになりました。


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「新たな『より良い世の中』志向層」(前述)のうち、「そう思う」と回答した人(Top1層)が、「社会全体が本気になって取り組む必要がある」と考える課題を見ると、上位に挙がったのは「介護・高齢化」「災害支援・防災・減災」「地球環境」「日本経済・財政問題」「少子化・育児支援」です。

これらは、コロナへの対応も含む「健康・医療」の回答率を上回っており、人々の視線が目の前の感染症の問題のみならず、それ以外の多様な環境・社会課題の解決にまで広く向けられていることが分かります。また、3MA(=回答は三つまで)の結果を見ると、「格差社会・就労問題/雇用維持」の割合が高く、対策を講じるべき重要課題として注目が集まっていることもうかがえます。

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今回紹介した生活者の社会意識における「5つのシフト」は、コロナ禍における一過性のものではなく、むしろ、これまでじわじわと進行しつつあったサステナビリティに関する意識変化を、コロナ禍が一気に加速させたと捉えた方がよいかもしれません。

現時点での最優先課題は、感染症との闘いであることは言うまでもありません。ただ、環境や社会格差など、健康・医療以外の課題も次々と拡大する中、生活者は今後そういった課題についても、従来以上に当事者意識を持ち、未来に向けて長期視点で考え、行動するようになる可能性があります。

現在、多くの企業が急ピッチでサステナビリティや ESG(環境・社会・ガバナンス)を念頭に置いた経営へとシフトしていますが、生活者側でもサステナビリティへの機運が高まっています。

行政はもちろん、企業にとっても、サステナビリティが織り込まれた、新たな「より良い世の中」をいかに実現していけるか、が重要になっていくのではないでしょうか。


調査概要
・調査手法:インターネット調査
・調査時期:2020年10月26~28日
・調査エリア/対象:全国20~74歳男女2000名
・調査機関:株式会社電通マクロミルインサイト
 

理系学生の就職・採用活動の、今を探る

企業にイノベーションが求められる昨今、理系学生の採用は、新しい事業を生み出したり、既存事業を発展させたりするために欠かせません。

しかし、理系学生の就活は閉鎖的であり、文系学生と同じように採用活動を行っても、学生と企業がうまくマッチングできない現実があります。

理系学生と企業、双方にとって価値のある就職・採用活動を実現するためにはどうすればよいのか?

本連載では、学生の就活をリデザインする電通若者研究部(以下、電通ワカモン)の取り組みを紹介。初回は、電通ワカモンの調査結果を基に、理系学生の就活インサイトを探ります。

文系学生とは異なる、理系学生の就活

電通ワカモンは2020年2月、就活を終えた119人の2020年3月卒業の学生へ調査を実施しました。

就職予定の企業を認知してから内定承諾までのプロセスを、簡易的に4段階に分解。それぞれのフェーズで影響を与えたコンタクトポイントを聞きました。まずはその結果をご覧ください。

電通ワカモン

文系学生は、認知から内定承諾まで、同期の学生やサークルの先輩、親・家族・親戚といった、リアルな知り合いまたは家族が上位にきています。一方、理系学生は、就活サービス、企業のリクルーターが上位にきており、就活を始めてから出会ったサービスや人であることが分かります。

「就活生」とひとくくりにされがちな学生ですが、このように文系学生と理系学生では、就活におけるコンタクトポイントは大きく異なります。

電通ワカモンでは、文系・理系学生に日々インタビューを実施しています。インタビューから、理系学生特有の就活のリアルな苦悩が見えてきました。

研究室のための研究

就活から少し話がそれますが、理系学生の就活事情を理解する上で重要なことなので、研究室の構造について伝えます。

学生は通常、学費を払い、教育を受けるために大学に通っています。よって研究室(教授)の本来の目的は、「研究を通じて学生を教育する」ことです。

一方で研究室(教授)は、成果を出してこそ、大学からの研究活動費、企業からの共同研究費など資金源を確保することができます。その点では、「研究成果を上げる」ことが研究室(教授)の第一義になります。

このような構造の結果、研究室の目的として「学生を教育する」ことよりも「成果を上げる」ことに重きが置かれることが往々にしてあります。教授は、通常の授業など、研究以外のこともしなければならないため、研究室としての成果を出すために学生が手を動かすことになります (もちろん、教育と研究成果を両立している研究室は多くあります)。

研究室としての成果を上げるために、学生は研究員として、個別の研究テーマを割り当てられ、その研究をしていきます。研究室は、成果を上げれば上げるほど、大学や企業からさらに期待され、結果重視になっていきます。その分、研究時間も長くなり、学生が日々研究活動と進捗報告に追われることになります。その結果、月曜から土曜の間、朝から晩まで研究室にこもるようなところもあります。

このような背景と、そもそもの研究内容の専門性の高さにより、学生は何のために研究しているか、時に分からなくなることもあります。もちろん研究が好きで没頭している学生が大半です。しかし、没頭するあまり「研究室のための研究」となってしまうことが多くあります。

「知名度がある・専攻と類似してそう」が企業選びの軸に

このような構造により、研究以外の時間が取れず、満足に就活ができない理系学生が多く存在します。

理系学生は3~4年次の始めごろに、研究室選びを行いますが、熱心な学生ほど、成果を出している研究室、長時間研究をしている仲間がいる研究室の方が、成長環境があると考え、自ら志望します。研究室選びの時点では、就活のことは理解していないため、いざ就活の時期になってから、就活をする時間がないことに気づくのです。

その結果、今や就活で一般的な3~5日間のインターンへの参加が難しいだけでなく、キャリアについて考える時間、自己分析をする時間、企業分析をする時間などがほとんどなくなります。

自分の将来に向き合う時間が取れないことにより、「なんとなく名前が知られていて、なんとなく自分の研究と近そうなところ」といった軸で就職先を選びがちです。また、研究の隙間時間を利用し、サマーインターンなどから就活を始めても、なかなか両立できず、結局、「学校推薦(※)や、OB・OGに紹介された企業でいいや」となってしまうのです。

※学校推薦は、大学推薦、学科推薦、教授推薦などさまざまな呼び方がありますが、簡潔に言うと企業に対し、大学や教授が学生を推薦できる制度です。この学校推薦の是非はよく議論に上ります。ここでは多くは述べませんが、学校と企業の癒着なのではないかといった意見や、学生の自由を奪っているという意見もあります。ちなみにトヨタ自動車は先日、この制度を全面廃止すると宣言し、話題になりました。

 

「しょせん学生レベルの忙しさ」という誤解

就活では、学生時代に力を入れたこと(以下「ガクチカ」)を聞かれますが、理系学生は研究以外に語ることがない人も多いようです。

研究内容は専門性が高く、一般的に人にとっては理解しにくい内容です。また研究室のための研究になっている結果、そもそもその研究の背景や目的も、就活を始めてから考える人が多く、うまく話せないのです。しっかりと準備をすればよいという意見もありますが、周りの理系学生で文系就職をする人が少なく時間もないため、十分な対策ができずに就活をすることになります。

また、文系就職を考える理系学生には、研究の合間を縫ってベンチャー企業などで長期インターンをする人もいますが、週1、2日の勤務しかできないものです。

ある学生は、ガクチカで長期インターンの話をしたら、「なんで週1、2日なの?せっかく学生なんだからもっとやりなよ」と言われたそう。理系出身ではない企業の方からすると、理系学生の忙しさは到底理解できるものではなく、“しょせん学生レベルの忙しさで、社会人ほどではない”と思っている方もいます。

「研究室のための研究」から「社会のための研究」へ

上述のような背景から、理系学生向けの就活サービス「LabBase」を提供するPOLと電通ワカモンは、研究と社会の新しい出合いをつくるべく「LabMeets」を立ち上げました。

LabMeetsでは、理系学生が自らの研究内容を生かし、企業メンターと共にリアルな経営課題に挑戦する場をつくることで、彼らの研究に新しい可能性を提供します。インターンシップのプログラムでは、専門領域のプロフェッショナルに加え、電通のプランナーが企画のブラッシュアップをサポートします。また、忙しい理系学生も参加できるような設計にしています。

次回は、POLと電通ワカモンの代表がLabMeetsの概要や、プロジェクトを立ち上げた思いを伝えます。

<調査概要>
【出典】「サークルアップ調査」
【調査時期】2020年2月
【調査対象】大学生サークル専用アプリ「サークルアップ」に登録する大学4年生・大学院2年生(2020年2月時点)
【サンプル総数】119ss
【調査地域】全国

パッケージデザインにSDGs視点を

2020年11月にローンチした「SDGsビジネスソリューション」。これは、電通グループを中心とする7社が協働して、企業のサーキュラーエコノミー(循環型経済)構築への取り組みを支援するプログラムです。

電通では、このプロジェクトに付随する形でSDGs視点のパッケージデザイン開発の参考となる「SDGsパッケージデザインガイド」を作成しました(下記アイコンをクリックしてダウンロードできます)

SDGsパッケージデザイン表紙

サーキュラーエコノミー構築において、なぜパッケージデザインが重要なのか?

SDGs視点でパッケージデザイン開発を行うときのポイントとは?

本ガイドを作成した、「DENTSU DESIGN FIRM」主宰者・堀田峰布子氏が、プロダクトデザイナーの視点から解説します。
 

これからのパッケージのカギは、「サーキュラーデザイン」
 

今後ますますSDGs への意識が高まっていく中、商品と生活者の最も身近なコミュニケーション接点としてパッケージが注目されています。

パッケージは単に商品を守るだけではなく、商品の特徴や価値を知ってもらい、他社との違いをアピールする生活者とのコミュニケーションツールです。多数の競合商品が並ぶ売り場の中で、生活者の目に留まり、商品の内容や特徴を伝え、購買意欲を高める役割を担います。さらに、企業イメージやブランド価値の維持向上にも寄与しています。

このコミュニケーション接点であるパッケージデザインにSDGsの視点が加わると、企業が掲げるSDGs やサステナビリティーの取り組みや志を生活者に伝え、共感してもらう大切なメディアになります。

SDGs視点のパッケージデザイン開発では、従来のパッケージとは異なり、「サーキュラーエコノミーのためのデザイン」、すなわち「サーキュラーデザイン」が求められます。

サーキュラーエコノミーとは、「循環型経済」と訳されます。これは、生産、消費、リサイクルが永続的に循環し、究極的には廃棄が発生しない経済活動のことを指します。 

サーキュラーエコノミー
経済産業省「資源循環政策の現状と課題」を加工して作成(https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/junkai_keizai/pdf/001_03_00.pdf) 

それに対してこれまでの経済活動は、「原料→生産→消費→廃棄」という直線的プロセスをたどるもので、「リニアエコノミー」と呼ばれています。リニアエコノミーを発展させ、リサイクルで廃棄物をどのように有効活用していくかを考慮したものが「リサイクリングエコノミー」であり、これをさらに推し進めたものが「サーキュラーエコノミー」となります。

サーキュラーエコノミー

オランダ政府「From a linear to a circular economy」を加工して作成。https://www.government.nl/topics/circular-economy/from-a-linear-to-a-circular-economy

サーキュラーエコノミーにおけるパッケージデザインは、素材の選定やデザイン、各種認証など製造段階での取り組みはもちろんのこと、廃棄後のリサイクルまでバリューチェーン全体を俯瞰して考えていくことが重要です。

パッケージデザインは今、大きく変わりつつある

パッケージに使われる主な素材に、金属、ガラス、紙、プラスチックがあります。

例えば、プラスチック容器に分類されるペットボトルは、われわれのとても身近な飲料パッケージですが、これまでにさまざまな変化が起こっていることをご存じでしょうか?

ペットボトルは1974年に飲料容器として採用されました。その後、日本では2000年代から薄肉化(プラスチックの使用量を減らすためにボトルの厚みを薄くすること)による「素材のリデュース」が始まりました。さらに、「素材の代替」として、リサイクルされたプラスチックや植物由来のバイオプラスチックの導入も進んでいます。また、ラベルレスによってラベルをはがす手間がなくなり、より簡単にリサイクルができるようにもなってきました。近年では「ボトルtoボトル」といった、使用済みペットボトルを回収・リサイクル処理した上で、またペットボトルへと再生する循環利用が加速しています。

他にもここ最近の飲料容器のトレンドとして、ガラスや金属(アルミやスチール)など、回収や再生といったリサイクルの仕組みが既に確立している素材への回帰も始まっています。これは、ペットボトルが登場する前からあったアルミ缶やスチール缶が、実はリサイクル性の高い素材だったと改めて気づいたからこその動きです。この「温故知新」的な現象が世界でどこまで広がるのか、個人的にとても注目しています。

SDGsパッケージデザインスライド画像
「SDGsパッケージデザインガイド」より。

さらに、「そもそもパッケージを使い捨てにしない」という発想から生まれた新しいビジネスも登場しています。

米テラサイクルが2019年に開始した循環型ショッピングプラットフォーム「Loop」は、食品や日用品の専用リユース容器とそのリフィル(詰め替え)&デリバリーによるサステナブルなショッピングサービスです。このサービスでは、容器を耐久性の高い素材(主にアルミ、ステンレス、ガラスなど)に替え、使用後はユーザーの自宅から容器を回収し、洗浄・補充した上でリユースする新しい仕組みを提供しています。このように、サーキュラー化したサービスではパッケージの姿も大きく変わります。なお「Loop」は、2021年春に日本でも実証実験を開始予定です。

SDGs視点のパッケージデザイン開発のポイント

パッケージデザイン開発を行う場合、まずその製品やパッケージの「サーキュラー化」をイメージすることが重要です。バリューチェーン全体を俯瞰してトータルでデザインしていくことでパッケージは変わっていきます。もちろんデザイナーだけでは実現できないことも多いので、企画や開発、製造、そして調達などさまざまな部署の方々と連携、協力しながら進めていくことも必要になります。

SDGs視点のパッケージデザイン開発のポイント

  • 環境に与える負荷を極力低減する素材を使用する
  • 製造及び流通過程においても環境に配慮する
  • 使用後の廃棄や回収、リサイクルまで考えられている
  • 使用する人々にふさわしい配慮がなされている
  • SDGs やサステナブルへのビジョンや志が伝わる

企業と生活者の最も身近で重要なコミュニケーション接点であるパッケージから始めることで、着手しにくいと思われているSDGsやサステナブル施策に対して、効果的なアプローチやPRのためのファクトづくりができるのではないかと考えています。

私たちが作成した「SDGsパッケージデザインガイド」では、社会動向と生活者の価値変化を紹介し、パッケージ開発のポイントをまとめました。SDGs施策へのヒントになれば幸いです。

「SDGsパッケージデザインガイド」は、こちらからダウンロードできます。
 

SDGsビジネスソリューション
「SDGsビジネスソリューション」は、電通Team SDGs が窓口になります。電通Team SDGsのサイトでは、本ソリューションについて詳しく紹介しています。お問い合わせもこちらからどうぞ。

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