モス、開発に1年半かけた「グリーンバーガー」が絶品!今夏食べないと後悔する商品5選

 

 ハンバーガーチェーン・モスバーガーを運営するモスフードサービスが、5月25日に2020年3月期決算を発表した。それによれば、売上高で前年同期比4.1%増となる689億8500万円、営業利益で104.9%増となる10億6000万円を記録したという。

 また既存店売上でも、掲げていた前年比8%増という目標には届かなかったものの、4.9%増を達成している。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くの人が外出を自粛していた3月と4月にも、テイクアウト需要の高まりから既存店売上高はプラスとなっており、その業績は比較的好調な状態にあるといえそうだ。

 18年8月に食中毒問題を引き起こしてからというもの、深刻な客離れが叫ばれていた同チェーンだが、かつての人気を取り戻しつつある様子。そこで今回は、「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」がセレクトした「この夏、買うべきモスバーガーの商品5選」を紹介する。この記事を参考に、同チェーンでの食事を楽しんでいただきたい。(価格は税別)

海老カツバーガー/362円

 最初に紹介したいのは、昨年7月掲載の当サイト記事『モスバーガー、やっぱりライスバーガー&海老カツバーガーは美味い!今夏厳選5品』でも取り上げた「海老カツバーガー」。

 揚げ物が挟まれているバーガーではあるものの、カツの具材として使われている海老は脂肪が少なく、また味付けの肝であるタルタルソースにはレモンの風味が加えられているため、口の中が脂っこくならないのだ。

 さらに、一緒に挟み込まれているたっぷりのキャベツの千切りが、あっさり感をプラスしてくれているので、まさしく夏にうってつけのメニューといえる。ラインナップされているたくさんのバーガーのなかから、今の時期にひとつ選ぶとしたら、この商品しかないだろう。

グリーンバーガー GREEN BURGER/538円

「グリーンバーガー GREEN BURGER」は、5月21日に発売されたメニュー。肉や魚、卵、乳製品など動物由来の原材料と、「五葷」という臭気の強い野菜(ねぎ、らっきょう、にら、にんにく、玉ねぎ)を使わずにつくられた新たなバーガーだ。

 味を決定する具材が使えないため、ソイパティの開発だけでも半年以上を費やし、全体の商品開発には合計で1年半もかかったという。

 苦労の甲斐あってか、味の評判は上々だ。ほうれん草ピューレーが練り込まれた緑色のバンズは、野菜の優しい甘みが感じられる仕上がり。数種類のハーブを使ったというトマトソースは、非常に深みのある味わいを実現している。

 また、前述したこだわりのソイパティには、キャベツやしいたけエキス、こんにゃくが加えられているため、野菜の甘みや肉さながらのうまみ、十分な食べ応えが感じられる。肉のパティに負けず劣らずのクオリティといえるだろう。

 看板メニューの「モスバーガー」と遜色ないどころか、それ以上に好きという人も多いことだろう。油っこさもなく、この季節にぴったりなこのバーガーを、ぜひ一度味わっていただきたい。

モスライスバーガーよくばり天めんたい味<海老とかきあげ>/482円

 次に紹介する「モスライスバーガーよくばり天めんたい味<海老とかきあげ>」も、5月21日に新発売となった商品。いか、海老、玉ねぎ、人参、枝豆でつくられた大ぶりな海鮮かきあげや、めんたい味ソースで味付けされた海老の天ぷらが、ライスプレートと相性抜群な一品である。

 味の決め手となっているめんたい味ソースと、海鮮かきあげの下に敷かれている有明産焼き海苔の相性も素晴らしいこのバーガー。インターネット上には、いち早く食べた人々からの好意的な感想が数多く書き込まれている。

 十分なボリュームがあり、一個で高い満足感が得られるのもプラスポイント。商品名の通り“よくばり”なメニューだといえるだろう。7月中旬には販売終了の予定なので、食べ逃してしまわないように注意してほしい。

こだわりサラダ ローストアマニトッピング 和風ドレッシング<減塩タイプ>/260円

 昨年5月掲載の『マックにはない!モスバーガー、今食べるべき商品5選…食べたら驚く美味さ&ガッツリさ!』でも紹介した「こだわりサラダ ローストアマニトッピング 和風ドレッシング<減塩タイプ>」。これは、自粛期間中に太ってしまった人も多いであろう今の時期に、ぜひおすすめしたいメニューだ。

 農家との対話や交流の末に生み出された「想いが見える野菜」は、非常に美味しいと評判。トマトやグリーンリーフ、黄パプリカなど、色とりどりの新鮮な生野菜を味わえば、かなりの満足感が得られるはずなので、ダイエット中の方にうってつけだ。

 また、添えられている「和風ドレッシング<減塩タイプ>」は、従来の「さっぱり和風ドレッシング」を25%も減塩したものだという。健康に気を配っている人にとっても、もってこいの商品ではないだろうか。

ひんやりドルチェ 柚子抹茶ショコラ 国産柚子&志布志市産茶葉使用/167円

 最後に、モスの人気スイーツである「ひんやりドルチェ」シリーズの新商品として、3月19日より登場した「ひんやりドルチェ 柚子抹茶ショコラ 国産柚子&志布志市産茶葉使用」をおすすめしたい。

 この商品の大きな特長は、口溶け。鹿児島県志布志市産茶葉を使用した抹茶の層と、国産柚子ピールを入れたホワイトチョコレートの層の2層からなる生地をじっくり低温で焼き上げ、なめらかな舌触りを実現したという。

 そうした口当たりは、「ひんやりドルチェ」と名の付く他の商品でも味わえるが、このメニューは抹茶の苦味や柚子ピールの酸味が良いアクセントとなり、まったりしすぎないのが高評価につながっているようだ。

 期間限定メニューではあるものの、11月中旬まで販売される予定なので、焦って買いに走る必要はないが、冷凍状態で提供される商品なので、購入時期としては今がベストなのではないだろうか。

 競合他社と比較すると少々お高いものの、ハイクオリティな商品で私たちを満足させてくれるモスバーガー。美味しいバーガーやサイドメニューを食べて、夏の暑さに負けない元気をチャージしてほしい。

(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)

小池都知事、中継で学歴詐称疑惑追及の本について聞かれ憮然…笑顔から表情一転

 5日、東京都知事選の投票が行われ、投票が締め切られた20時、小池百合子氏の当選確実をメディアは一斉に報じた。

 その小池氏はテレビ番組『池上彰の人類vsコロナ危機~徹底検証! あの時何が起きたのか~』(テレビ東京)に中継で出演し、司会のジャーナリスト・池上氏と質疑応答を交わした。

 まず、小池氏の圧勝という予測が出ている理由について、「新型コロナウイルス感染拡大への対策が都民に評価された結果だと考えているのか」という質問を受け、小池氏は次のように答えた。

「それだけではないと信じたいです。これまで4年間にわたって『人が輝く東京』ということで、女性政策、待機児童対策、障害者対策、高齢者対策、いろいろ行ってまいりました」

 また、コロナ対策について池上氏が「選挙期間中に急に東京アラートを出したくなかったので、新しい指標を採用したのではないか」と質問すると、小池氏はこう説明した。

「それは、まったく違います。最初のモニタリングにつきましては、休業要請をするのか、解除するのか、ということが目的のための数値でございました。今回は第2波の予兆を早くつかむということと、PCR検査を受ける方々が、かつての指標では検査が厳しい、検査が受けられないという状況がございました。(略)よって、今までの指標と今回採用した指標とは、目標が違うといいますか、感染の状況と医療体制の充実と、この2つをしっかり見ていこうということでありまして」

 中継のなかでは、これまで東京アラートが出るとお台場のレインボーブリッジが赤くライトアップされていた件について池上氏が質問した際に、小池氏が「レインボーブリッジ、お好きなんですか?」とジョークを飛ばす場面も。

 さらに、国政に意欲を持っているともいわれている小池氏に、池上氏が「『4年間の任期を全うします』と、断言されなかった。今後の状況によっては、ひょっとしたら変わるかもしれないというニュアンスを、私は感じとった」と言い、小池氏が満面の笑みを浮かべて「いやいやいや、それは違いますよ」と切り返すシーンもみられた。

 しかし、そんな雰囲気が崩れたのが、小池氏の学歴詐称疑惑を追及したノンフィクション本『女帝 小池百合子』(文藝春秋/石井妙子)を池上氏が手に取り、画面に映し出したときだった。

 池上氏が「お読みになりましたか?」と尋ねると、小池氏はそれまでの笑顔から一転して憮然とした表情となり、「読む暇がございません」と回答。すかさず池上氏が「これから読む予定はありますか?」とたたみかけると、小池氏は「コロナで大変忙しくしております」と言った。

 小池氏はこれまで自著などで、カイロ大学を主席で卒業したと説明していたが、『女帝』で筆者の石井氏は小池氏のカイロ大学在学当時の知人への取材などに基づき、その経歴に偽りがあると指摘している。

(文=編集部)

 

小池都知事、「任期4年全うするか?」との質問に断言を避ける…“国政への意欲”露呈か

 5日、東京都知事選の投票が行われ、投票が締め切られた20時、小池百合子氏の当選確実をメディアは一斉に報じた。

 その小池氏はテレビ番組『池上彰の人類vsコロナ危機~徹底検証! あの時何が起きたのか~』(テレビ東京)に中継で出演し、司会のジャーナリスト・池上氏と質疑応答を交わした。

 まず、テレ東の出口調査で小池氏の圧勝という予測が出ている理由について、「新型コロナウイルス感染拡大への対策が都民に評価された結果だと考えているのか」という質問を受け、小池氏は次のように答えた。

「それだけではないと信じたいです。これまで4年間にわたって『人が輝く東京』ということで、女性政策、待機児童対策、障害者対策、高齢者対策、いろいろ行ってまいりました」

 次に、コロナ禍下で他の候補者が大掛かりな選挙運動ができないなか、現職知事である小池氏がコロナ対策について連日記者会見を行いテレビなどで報じられることで、小池氏が有利になっていたのではないかと指摘され、小池氏はこう否定した。

「その(=選挙活動)のために私は現職の仕事を控えるというわけにはいきません。コロナという感染症に対して取り組んできたわけでございます。このことに私自身、本当に一生懸命に取り組んでまいったところでございます。私は都民に必要なことは、何があってもしっかりやっていきたいと考えております」

出馬表明前日に東京アラートを解除

 コロナ対策をめぐっては、小池氏は5月、「直近1週間平均の1日の感染者数が50人未満」など計7つの具体的な数値を含めた基準を発表し、それを上回ると東京アラートを出すと定めた。しかし選挙期間中の6月30日、都は東京アラートを廃止し、再度の休業要請のための数値基準を撤廃した。

 さらに小池氏が都知事選への出馬表明を行った前日の6月11日に都が東京アラートを解除していたことに疑問の声も上がっていたため、池上氏は「選挙期間中に急に東京アラートを出したくなかったので、新しい指標を採用したのではないか」と質問。すると小池氏はそうした見方を否定した。

「それは、まったく違います。最初のモニタリングにつきましては、休業要請をするのか、解除するのか、ということが目的のための数値でございました。今回は第2波の予兆を早くつかむということと、PCR検査を受ける方々が、かつての指標では検査が厳しい、検査が受けられないという状況がございました。

 そういうことから今は、検査をより多く受けていただく、積極的な疫学的調査を受けていただくということから、陽性者の数も増えてきているというのも事実であります。よって、今までの指標と今回採用した指標とは、目標が違うといいますか、感染の状況と医療体制の充実と、この2つをしっかり見ていこうということでありまして」

 小池氏といえば都知事在任中の2017年に国政政党「希望の党」を結党して党として衆院選に挑んだこともあり、かねてから国政復帰に意欲があるといわれている。そのため、池上氏が「これから4年間任期を全うされるおつもりなんでしょうね?」と聞くと、小池氏は

「あの、今日改めて都知事に選んでいただいたばかりでございます。しっかりと都知事の仕事を重ねていきたいと考えております」

と回答。すかさず池上氏が「4年間の任期を全うされると、約束されますか?」と聞くと、小池氏は

「あのー、自分自身の健康をしっかり守っていきたいと考えております」

と断言を避けた。これを受け池上氏が「そういうお答えをするということですね。ニュアンスがちょっとわかってきました」と発言。小池氏は少し間を置いて「どういうふうにわかった?」と質問。池上氏が「『4年間の任期を全うします』と、断言されなかった。今後の状況によっては、ひょっとしたら変わるかもしれないというニュアンスを、私は感じとった」と明かすと、小池氏は笑いながら、

「いやいやいや、それは違いますよ。だから今素直に申し上げたじゃないですか」

と応じた。

 中継終了後に池上氏は、「国政への意欲をお持ちなんじゃないかというときに、『(都知事を)4年間務めます』と言ってしまうと、証拠として残るわけです。そうしますと、いざというときに『嘘言ってるんじゃないですか』と追及されるのを、どうやって防ぐかという」と説明した。

 今後、小池知事がどのように都政に取り組んでいくのか。その手腕に期待したい。

(文=編集部)

 

パチンコ新台『北斗無双3』に続く歓喜!? ヒットメーカー「超名作」ついに始動か

 予てより注目を集めていた新機種が登場する7月。

 パチンコ分野では「一撃3万発も余裕!?」といった声も上がった爆裂機の甘デジスペック『Pひぐらしのなく頃に~憩~』や、「3つの新感覚スペック」を搭載した『P貞子3D2~呪われた12時間~』が降臨予定だ。

 パチスロも魅力的なラインナップ。「純増9枚×ストレート AT」を搭載した『BLACK LAGOON4』や、人気タレント壇蜜とのタイアップ機『パチスロ 言い訳はさせないわよ!by壇蜜』がスタンバイしている。

 その中でも特に注目度が高いのは、サミーの一大コンテンツへと成長した『北斗無双』。現行ホールの覇者が、いよいよパチスロとして登場だ。

パチスロ真・北斗無双』は純増約8枚のハイスペックAT「夢幻闘舞」を搭載。アイテム獲得パート「乱撃CHANCE」と継続ジャッジパート「七星BATTLE」のループで出玉を獲得する仕様となっている。

 CZ・ATの合算確率は「約1/456〜1/284」と高水準。「夢幻闘舞」、「真・無想転生RUSH」といった“無双らしさ”を感じられる情報への反響も上々だ。偉大なる『初代・北斗無双』の遺伝子を受け継いだ本機が、パチスロ分野でも快進撃を見せるかに注目したい。

『北斗無双』といえば、検定を通過している『P真北斗無双3』の動向にも熱い視線が注がれている。

 気になる仕上がりに関しては「遊タイム搭載!?」「新筐体との情報もあり」「進化を遂げている!?」といった興味深い情報が浮上。2016年のデビューから高稼働を見せ続けている初代のような旋風を巻き起こせるかに注目したいが…。

 同社で話題になっているコンテンツは『北斗無双』だけではない。

 根強いファンを持つ「人気版権」に動きが!? パチスロ「新概念」第一弾として登場したことも記憶に新しい「あのコンテンツ」の名を口にする関係者が目立つようになってきた。


「サミーさんといえば『北斗の拳』をはじめとしたヒット機種の登場が予想されています。ただ、最近になって浮上したのはパチスロ新システムGRT第一弾機種として登場したことも話題になった『コードギアス』ですね。

コンテンツファンのみならず、幅広い層に支持された人気シリーズ。続編を期待するファンは多いのですが、実は昨年の春頃から開発の噂は出ていました。しかし、その後は続報が浮上していなかったのですが…。

今年の6月後半くらいから『シリーズ三作目がスタンバイ!?』といった声をよく聞くようになりました。仕上がりに関しては『ATスペックが有力』といった意見が圧倒的です。『コードギアス』に関してはパチンコの情報もありますが、パチスロでも新作が発表されるのでしょうか。動向を見守りたいですね」(パチスロ記者)

 パチンコで圧倒的な存在感を放つシリーズをパチスロ化した『パチスロ真・北斗無双』だけではなく、「ライトミドルの覇権」を狙う『P交響詩篇エウレカセブン HI-EVOLUTION ZERO』を導入予定のサミー。

「名作アニメ」として知られる「コードギアス」最新作も降臨するのだろうか。ヒットメーカーのサプライズに期待したいところだ。

JRA CBC賞(G3)3連単「244万」演出ラブカンプーは「何故」復活したのか? 陣営が語った戦略と復調のサインとは

 5日、日曜阪神のメインレース・CBC賞(G3)は単勝オッズ93.1倍の13番人気ラブカンプー(牝5、栗東・森田直行厩舎)が逃げ切り勝ち。斎藤新騎手は嬉しい重賞初制覇を達成した。

 大波乱となった夏の名物重賞は2着にも11番人気アンヴァルが食い込み、2頭の馬連は13万8600円の大万馬券。3着に3番人気レッドアンシェルが入り、3連単は244万4630円の超高配当となった。

 レースは2枠3番の内枠から斎藤騎手に促されたラブカンプーがスッとハナに立つと、そのまま楽な手応えで先導。直線に入っても脚色は衰えない。そのままセーフティリードを保ってゴールを駆け抜けた。2着に入ったアンヴァルも懸命に追い上げるが、1馬身3/4差に追い上げるのが精一杯だった。

 斎藤騎手はレース後のコメントで「結果を出せて嬉しいです。重賞に乗せていただいたオーナーや森田先生、陣営の皆さんに感謝しかありません」と感激もひとしお。「この馬場で、斤量も軽いので、後続に脚を使わせて、いかに粘れるかという競馬の方が良いと思って乗り、それに馬が応えてくれました」と作戦がハマったことを振り返った。

 しかし、この勝利がまったくの偶然ではない側面があることも確かだ。そもそもラブカンプーに勝てるだけの実力がなければ、どれほど展開が向いても勝利は得られなかっただろう。

 では、改めてラブカンプーが復活した前兆について振り返ってみたい。まず大前提となるのは2年前のセントウルS(G2)、スプリンターズS(G1)でいずれも2着に入っているように実力馬であることだ。

 ところが、スプリンターズSの次走となった19年のシルクロードS(G3)からオーシャンS(G3)、高松宮記念(G1)、アイビスサマーダッシュ(G3)と4戦連続で最下位に敗れた。今年の高松宮記念でも18頭立ての16着と、さすがに「終わった馬」の評価が定まりつつあった。

 近走では前で競馬をすることも出来ずにいたかつての快速馬に、変化が見られたのが前走の韋駄天S(OP)だ。このときラブカンプーは2枠4番からスタート、4番手を追走して7着に敗れたとはいえ、最後まで止まっていなかった。外枠が有利とされる新潟の直千競馬で復調を感じさせた。

「馬も生き物ですから走ることに飽きていたり、苦痛を覚えていたのかもしれません。正直、ここまで惨敗を繰り返してきた5歳牝馬だけに繁殖入りした方がいいのではという声もありました。

この馬の復活を諦めずに試行錯誤した陣営の手腕を評価したいです。新潟の直千・韋駄天Sで闘魂を注入し、スタートのダッシュ力を強化していました。もしかしたら2走前のかきつばた記念(G2)で初ダートを試したのもカンフル剤となった可能性がありますね。

併走馬を突き放した直前の追い切りからも、すでに闘志が戻っていたのかもしれません」(競馬記者)

 加えて、逃げ馬にとって追い風となったのが阪神の馬場状態だ。土曜から日曜にかけて良馬場の開催とはならなかったが、いずれも逃げ先行馬の前残りが目立っていた。芝コースは水捌けの関係で、内から馬場が乾いていくといわれることもある。ロスなく走れる内枠を引き、例年の中京ではなく今年は阪神開催のCBC賞だったことも運が向いた。

 また、高松宮記念を4着降着のクリノガウディーが、G1未勝利ながら58キロを背負わされたことに対し、G1・2着の実績があるラブカンプーは51キロの軽量で走れたことも大きかった。CBC賞前に森田師が「前走でも止まっていなかったし、だいぶ復調してきた感じで状態は上向き」と期待していたが、最高の結果で応えたといえる。

 完全復活を遂げた実力馬の次走に大いに注目したい。

パチスロ「1GAME」に「新メンバー」加入!? その正体とは…

 YouTubeには様々なパチンコ・パチスロ動画を配信するチャンネルが存在している。

 その中でも高い人気を誇るチャンネルは「スロパチステーション」。チャンネル登録者数は100万人を超える巨大媒体だ。

「いそまる」「よしき」という演者をメインに、サブチャンネル「すろぱちすてーしょん」で活躍する「じゃんじゃん」も人気を獲得している。いずれも「イケメン」揃いであり、男性ユーザーのみならず、女性ファンも多い印象だ。

 現在、そんなトップチャンネルに迫る勢いを見せている媒体は「1GAME TV」だろう。リーダーの「てつ」を中心にユニークなメンバーが活躍する。

 メイン演者の1人「ヨースケ」は、「バジリスク 〜甲賀忍法帖〜」の薬師寺天膳や料理人のコスプレで実戦をしており、「パチンコ・パチスロ好き」を自称する愛すべきキャラクターだ。

「ガット石神」は主に漫画「カイジシリーズ」に登場する「大槻班長」のコスプレで実戦。出演を始めた頃は低評価を受ける場面が多く見られたが、現在は立派な人気演者となった努力の人である。

 可憐な容姿をした女性に見える「あおい」は、いわゆる「男の娘」であり実際は男性だ。容姿に似合わぬ豪快な打ちっぷりと『パチスロ ディスクアップ』への愛情でファンの心を鷲掴みにしている。

 バラエティ豊かなメンバーで様々な機種を実戦し、1GAME は正に「七色の魅力」を有しているといえるが…。

 そんな1GAMEに新たな動きがあったと話題になっている。なんと「新メンバーが加入した」というのだ。

 その名は「かなた」。容姿の整った男性で、非常に「イケメン」である。

 そんな「かなた」は従来のメンバー「あおい」の弟という紹介を受けており、チャンネルの魅力が更に増した形になる。

 その様子は『1GAMEから5人目の演者登場! 激ムズゲームをクリアするまで実況します【SEKIRO/隻狼】』で確認が可能だ。

 本動画はゲーム実況であり、続編が製作中とのことで、「1GAME TV」で配信されるのは今回のみ。以降はサブチャンネルで投稿されるようだ。

 動画のコメント欄には新たなメンバーを祝福する意見と共に、「あおい本人なのでは?」といった内容の声も上がっているが、真実は闇の中である。

 気になる方、ご興味がある方は是非一度ご覧になってみてはいかがだろうか。

佐藤健と錦戸亮が意味深な絡み! ドラマ出演再開への布石か

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

左・アミューズオフィシャルウェブサイトより/右・錦戸亮Instagramより

 佐藤健の公式YouTubeチャンネルと、錦戸亮・赤西仁のYouTubeチャンネル『NO GOOD TV』がコラボし、3人に山田孝之を加えたメンバーでオンライン人狼ゲームを楽しむ動画シリーズがそれぞれのチャンネルで続々とアップされている。その動画内での佐藤健と錦戸亮の絡みが、“意味深”だと話題だ。

 佐藤健と錦戸亮・赤西仁が一緒に人狼ゲームを楽しむのは、これが初めてではないという。佐藤は大の人狼ゲーム好きで、プライベートでもメンタリストDaiGoなどが参加する人狼ゲームの会を開いているほど。錦戸と赤西と山田も、その会に参加してゲームをしたことがあるそうだ。

 佐藤の人狼ゲームの腕前はかなりのものらしく、山田は<佐藤健の嘘の上手さエグいよ>と太鼓判を押す。その前評判通り、動画では常に佐藤がゲームをリード。会話を先導し、誰が人狼なのかを巧みに見抜いていた。本当にすごい腕前だ。

 さて、このオンライン人狼ゲームで赤西と山田は、やけに佐藤と錦戸の仲をとりもつような会話を繰り広げたうえ、電波状況の関係から赤西と山田が配信から抜け、佐藤と錦戸がふたりきりになる場面があった。

源頼朝から織田信長、西郷隆盛…嵯峨天皇が日本人の「漢字2文字訓読みの名前」を作った?

日本人の名前に多い漢字2文字訓読み

 古代日本の人名は、藤原不比等(ふひと)、和気清麻呂(わけのきよまろ)など、漢字3文字以上の名前が散見されるが、平安時代以降は、菅原道真、藤原道長、平清盛、源頼朝、北条時宗、足利尊氏、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康……と漢字2文字で訓読みの名前が圧倒的に多い。

 なぜか? 

 漢字2文字の名前をはやらせたのは、第52代・嵯峨天皇(実名・神野。当時は乳母の姓をそのまま名前にしていた)。平安京に遷都した桓武天皇(実名は山部)の子どもである。

 嵯峨天皇といえば、平安時代の三筆(さんぴつ。書がうまい人)のひとりくらいしか情報がないと思うのだが――この御仁はとにかく子だくさんだった。50人くらいいたらしい。子どもをすべて国家財政で養ってしまっては、財政が破綻する。そう考えた嵯峨天皇は、子どもを1軍と2軍とに分けて、2軍は臣下とした。

 つまり、2軍の子どもに姓を与えて皇籍から離脱させ、ほかの公家と同様に扱ったのだ。そのとき、1軍の親王には漢字2文字の、2軍の子どもたちには漢字1文字の名をつけた。こののち、公家社会で漢字2文字の名前が大流行して今に至っているのだ。

 ではなぜ、親王の名前を漢字2文字にしたのか?

 嵯峨天皇は大変な教養人で、漢籍に通じていた。つまりは中国かぶれである。中国人の名前は漢字2文字が多いので、それをマネしたということだ。

ルール1:親子・兄弟で同じ漢字を使う

 嵯峨天皇は1軍の親王に「〇良」という名前を授けた。これがもとになったのかは定かではないが、平安初期は兄弟で同じ字を共有するというケースが多かった。

 清和源氏の例でいうと、

・源経基(つねもと)の子は、満仲(みつなか)・満政(みつまさ)・満季(みつすえ)……
・源満仲の子は、頼光(よりみつ)・頼親(よりちか)・頼信(よりのぶ)……
・源頼信の子は、頼義(よりよし)・頼清(よりきよ)・頼季(よりすえ)……
・源頼義の子は、義家(よしいえ)・義綱(よしつな)・義光(よしみつ)

 満仲の兄弟は「満」の字、頼信の兄弟とその子は「頼」の字、それ以降は「義」の字が多い。初めは兄弟で同じ字を使っていたところが、途中からそれが親子にも適用されていく。一族で、名前に同じ字を使うことを、通字(とおりじ)という。

 清和源氏の例に見るように、最初は「頼」を通字にしていたのに、途中で「義」が通字に変わってしまう。もしくは本家と分家で通字が違うことはよくある。例えば、武田信玄(本名・晴信)は清和源氏で、源義光の子孫だが、代々「信」を使っている。通字を2文字の上にするか、下にするかは各々の家系によって違う。武田家はだいたい「信〇」という風に通字を上に用いる場合が多い。

ルール2:目上の人から1字をもらう

 武田晴信が「信」の字を下にしているのは理由があって、室町幕府の将軍・足利義晴から一字をいただいたためだ。

 日本人のファーストネームを諱(いみな)というので、その片方を与えることを「偏諱(へんき)を与える」という。元服(げんぷく:成人式)の儀式で、親しい人や有力者に頼んで仮親(儀式の上での親)になってもらう。

 平安後期になると、仮親から1字をもらって諱を決める風習ができた。武田晴信は元服の際に、足利義晴から1字をもらって「晴信」と名乗った。将軍から一字をもらうなんてことは、よほど高貴な家柄に生まれなければ、実現しない。つまり、大変名誉なことだ。武田家では初である。

 まぁ、当時、足利将軍家は政治的にも経済的にも大変困っていて、お金をいただいたら名前の1字くらい差し上げていたんですが(まるで通信販売みたく、地方のお大名でも書面でお送りしております)。足利将軍家の通字は、将軍になる前の鎌倉時代は「氏」で、室町時代となってからは「義」である。大金をいただければ、「晴」ではなく、「義」のほうを差し上げます。だから、武田晴信の長男は「義信」なのだ。

 ちなみに、もらった字は上につける。目上の方から1字もらうんだから、当然だ(だから、「信晴」ではなく、「晴信」なのだ)。

 偏諱を与えられた事例で有名なのは、足利尊氏である。

 鎌倉幕府の討幕で、尊氏は大活躍したがゆえに警戒され、建武の新政では要職に就けてもらえなかった。そこで、前代未聞。後醍醐天皇(本名・尊治[たかはる])は尊氏に1字を与えた。

「これで我慢してくれんかのう」という心境だったに違いない。ちなみに、尊氏は旧名を「高氏」(たかうじ)といって、鎌倉幕府執権・北条高時から1字もらった名前だった。

ルール3:目上の方が使っている漢字は避ける

 将軍家から一字をもらうことが名誉なことになってくると、当然、その字は使っちゃいけないということになる。室町幕府の頃はそんなにキツキツじゃなかったのだが、江戸時代になると、徳川将軍家の通字である「家」という字を使わなくなる。歴代将軍が名前に使う字も遠慮せざるを得なくなる。

 江戸時代はそうした風潮が徹底していて、例えば添付した画像は江戸後期に出版された書籍の一部なのだが、「兼」の字が欠画している(=字の一部が欠けている)。これは、当時の光格天皇の名前が「兼仁(かねひと)」だったから、遠慮したのだ。

幕末と明治では違うじゃないか!

 幕末や明治維新では、漢字2文字で訓読みの名前じゃない偉人も少なくない。

 たとえば、新選組や土佐藩士の方々は漢字2文字で訓読みの名前ではないが、巷間伝わっている名前はミドルネームで、ファーストネームは別にあると思ったほうがよい。

・近藤 勇   昌宜(まさよし)
・土方 歳三  義豊(よしとよ)
・沖田 総司  房良(かねよし)
・坂本 龍馬  直柔(なおなり)
・板垣 退助  正形(まさかた)
・後藤 象二郎 元曄(もとはる)

 明治維新後、明治新政府はミドルネームを廃止して、下の名前はそれまでのミドルネームかファーストネームのいずれかを使うように指示した。板垣退助や後藤象二郎はミドルネームを取ったのだが、薩長藩士の多くはファーストネームのほうを取った。

 ファーストネームを「諱」(いみな)というのは「忌み名」から来たことばで、呼んではいけない名前という意味である。古代中国の思想で、ファーストネームは呪術の対象となり、呼んではいけないという風習が日本に根付いていた。

 だから、西郷吉之助隆永(たかなが)が代理で戸籍登録を頼むと、その知人は「吉之助どんって、なんて名前だったんだっけ?」と考え、たしか「隆盛」だったはずと、吉之助の父の名前で登録した。西郷隆盛は笑って許したという(今なら、字画がどうのこうのとかいって、大問題になりそうだなぁ)。吉之助の弟・隆道(りゅうどう)は、薩摩なまりで戸籍係が聞き間違え、「従道」(じゅうどう)にされてしまった。

 現代人は名前にことさらこだわり、旧字体で書かないと怒られる場合があるが、もっと鷹揚に構えてもいいのではないか。

実は「源氏」を創設したのも嵯峨天皇だった

 嵯峨天皇は、2軍の子どもたちに姓を与えるとき、「源」という姓を選んだ。なんでも「ルーツが一緒だから源姓を与える」という中国の故事があったようなのだ。

 これ以後、親王やその子が姓を賜って皇籍を離脱し、臣下となる際、源姓を賜ることが多くなった。その親(もしくは祖父)の名をとって、嵯峨源氏とか清和源氏とかいうのだ。「源頼朝は清和源氏のなんとかで~」というのは、頼朝が清和天皇の子孫の源氏だという意味だ。

 嵯峨天皇の存在は意外に知られていないが、実は日本の文化に大きな影響を与えた人物なのである。

(文=菊地浩之)

●菊地浩之(きくち・ひろゆき)
1963年、北海道札幌市に生まれる。小学6年生の時に「系図マニア」となり、勉強そっちのけで系図に没頭。1982年に國學院大學経済学部に進学、歴史系サークルに入り浸る。1986年に同大同学部を卒業、ソフトウェア会社に入社。2005年、『企業集団の形成と解体』で國學院大學から経済学博士号を授与される。著者に、『日本の15大財閥 現代企業のルーツをひもとく』(平凡社新書、2009年)、『三井・三菱・住友・芙蓉・三和・一勧 日本の六大企業集団』(角川選書、2017年)、『織田家臣団の系図』(角川新書、2019年)など多数。

凱旋門賞(G1)に風雲急!? 英オークス(G1)新女王ラヴが9馬身差圧勝で、最強女王エネイブルのレコード更新!

 4日、英国のエプソム競馬場で英オークス(G1)が行われ、1番人気のラヴ(牝3歳、英・A. オブライエン厩舎)が優勝。英1000ギニー(G1)に続く連勝で、英牝馬クラシック二冠を達成した。

「こんなに離しているとは思いませんでした」

 レース後、鞍上のR.ムーア騎手が振り返った通り、まさに圧巻のレースだった。8頭立てでの芝・約2400mのレース。エプソム競馬場の長い最後の直線で逃げ馬を捉えたラヴは、そこからムーア騎手のゴーサインに応えると、あっという間に後続を突き放した。

 結局、2着に9馬身差をつける圧勝劇。勝ちタイム2分34秒06は、2017年にエネイブルが記録した2分34秒13を0.07秒更新するレースレコードだ。

「ここまで8戦4勝だったラヴですが、マイル以下は少し忙しい印象。血統的には『距離が伸びてこそ』と言われていましたが、まさかここまで強いレースをするとは。手前を替えるのが遅かったり、スパートしてからは内にもたれるなど、まだ粗削りな面がありますが、後続を瞬時に置き去りにした瞬発力は圧倒的でした。

レコードを記録した勝ち時計も然ることながら、インパクトはこのレースを5馬身差で勝利しているエネイブルに勝るとも劣らないものがありました」(競馬記者)

 この圧勝劇には、世界的名伯楽のオブライエン調教師も「普段の調教も乗る人みんなが絶賛し、信じられないキャンターをする馬。次のレースが待ちきれません」と興奮気味。次走は2017年のエネイブルと同じく愛オークス(G1)が有力視されている。

「この結果を受け、ラヴは欧州の大手ブックメーカーによる凱旋門賞(G1)の単勝オッズで、エネイブルに次ぐ2番人気に浮上しています。3歳牝馬は斤量的に有利ですし、今後のレース内容次第では、エネイブルとの逆転まであるかもしれませんよ」(同)

 実際にオブライエン調教師も「3歳牝馬が凱旋門賞で通用することはもちろん理解しているし、考えていきたい」と出走に前向きなコメント。「凱旋門賞には当然、出走する可能性がある」と、今後は頂上決戦を見据えたローテーションになりそうだ。

「彼女には明るい未来があります」

 そう絶賛するムーア騎手は、昨年11月に日本で東京スポーツ杯2歳S(G3)を勝った際にも「世界へ出ても戦える資格のある馬」とコントレイルを絶賛していただけに、これもリップサービスではないだろう。

 凱旋門賞は3歳牝馬の活躍が目立つように、新女王誕生の歴史がある。果たして、引退を撤回したエネイブルが悲願の3勝目を飾るのか、それとも規格外の女王ラヴが新時代の幕開けを告げるのか。

 世界最高峰の舞台が、いよいよ熱を帯びてきた。

芸能マネが語る“文春砲”の恐ろしさ…“ゲス不倫”から始まったバーターが効かない恐怖

 どうも、“X”という小さな芸能プロダクションでタレントのマネージャーをしている芸能吉之助と申します。

 マネージャー目線から見た芸能ニュースのウラ側を好き勝手にお伝えする本連載、今回は芸能人が「絶対狙われたくない!」と思っているアレ……“文春砲”についてお話ししたいと思います。

 この数カ月も、文春砲が炸裂しまくりでしたね〜! エイベックス会長・松浦勝人氏の大麻使用告発、その流れついでにブチ上げられた感のある幻冬舎の名物編集者・箕輪厚介氏のセクハラ問題、山田孝之さん&新田真剣佑くんのコロナ禍沖縄旅行、ワタナベエンタテインメント常務の所属タレントセクハラ問題、そしてお茶の間にも衝撃を走らせたアンジャッシュ・渡部建さんの「テイクアウト不倫」……。芸能関係だけでも、出るわ出るわ。いやー、ホントに怖い! 文春砲!

2016年に始まった“文春砲”の快進撃

“文春砲”とは、いわずとしれた「週刊文春」(文藝春秋)が放つスクープ記事のこと。“文春砲”という用語は、もともとAKB48系などのアイドルファンの間で生まれた言葉だそうです。

 それが一般に浸透して使われるようになったのは、2016年にベッキー&川谷絵音の“ゲス不倫”がスクープされたあたりからでしょうか。この“ゲス不倫”は、2012年から2018年7月まで「週刊文春」の編集長を務めていた新谷学氏が、3カ月の休養から復帰したその号で報じたスクープだったのですが、この新谷編集長こそ、現在のイケイケな文春を作り上げた立役者。2016年の文春の無双状態はすさまじく、甘利明大臣収賄疑惑、ショーンK氏の経歴詐称疑惑などスクープをバンバンとばし、この年の流行語大賞には、「文春砲」「ゲス不倫」「センテンススプリング」と、候補30語のうち文春関連の用語が3つもランクインしたほどでした。

 こんなにも「週刊文春」がスクープを連発できるのは、発行元の文藝春秋が文芸誌中心の出版社であるからであろうというのはもう有名な話ですよね。同じ出版社内での芸能誌やタレントカレンダーなどのバーターがあまり効かないため、芸能プロダクションも、「週刊文春」に対してはバーターの交渉がしづらいんです。

 また、過去の膨大な文学作品の文庫や老舗文芸誌「文藝春秋」などで会社として安定した売り上げがあるうえ、昨今の度重なるスクープのおかげで、毎号50万部超という雑誌不況の昨今においては考えられない売り上げ部数を誇り、さらには文春オンラインや各ウェブメディアへの配信などウェブ部分での売り上げも好調だと聞きますから、取材に経費と時間をバンバン使うことができるのも強みでしょうね。

セクハラをスクープされたナベプロ大澤氏が使った“バーター術”

 でも最近は、どこの週刊誌もけっこう気骨があるというか……「あの記事は載せないでほしい」といった、こちら(芸能プロダクション)サイドのお願いなどほとんど聞いてくれなくなったところが多い気がします。それこそ、この間「週刊文春」で所属男性アイドルへのセクハラをスクープされたワタナベエンタテインメントの常務・大澤剛氏は、その手のバーター交渉がとても上手くて業界内では超有名な方だったんです。「うちの○○をそちらのグラビアに出すから、○○の記事取り下げてよ」なんて、巧みなバーターで相手を黙らせちゃう。その大澤さんが文春砲を食らってしまったんだから皮肉な話ですよね……。

 とはいえ、ここ最近は、文春はもちろん、「女性セブン」(小学館)、「女性自身」(光文社)、なんかの女性週刊誌系も書く時は書いちゃうし、「週刊新潮」(新潮社)もそう。「FRIDAY」(講談社)も全然“お願い”を聞いてくれない。「FLASH」(光文社)は取材記者が少ないせいなのか最近はそこまでの勢いはないかな〜。あ、これはあくまで全部ぼくの勝手な印象ですけどね。

芸能プロが「ゴシップを抑え込む」ことの無意味な時代

 こんなふうに週刊誌が強くなった理由としては、やっぱりSNSの普及が大きいんじゃないでしょうか。芸能プロがどんなに情報を抑えよう、世に出ないように封じ込めようとしても、SNSですぐに拡散されちゃう。10年くらい前までは、テレビのワイドショーとスポーツ新聞さえ抑えておけば、週刊誌にちょっと載ったくらいではたいして情報は広まらなかったんですよ。週刊誌なんて、興味がある人しか買わないし、そこに掲載されている情報も、その“週刊誌好き”のなかでしか広がらないもの……という認識だった気がします。

 それが今では、週刊誌もそれぞれデジタル部門を持ち、スクープはすぐにヤフートピックスやLINE NEWSに掲載、SNSですさまじい勢いで拡散される。こうなると芸能プロ側も、「情報を抑えようとしたところでね……」というほとんど諦めの境地ですよ。

「文春リークス」の“情報持ち込まれ力”のハンパなさ

 さて、文春の話に戻りますが、「週刊文春」のもうひとつすごいところは、“スキャンダル情報を持ち込まれる力”! エイベックス会長・松浦勝人氏の大麻使用告発も、元エイベックス社員の“A子さん”が「文春オンライン」に告発したとされていますし、アンジャッシュ渡部さんの不倫も、はっきりとは書かれてないけどほぼ100%相手女性からのタレコミでしょうね。

 文春では「文春リークス」というオンラインでのスクープ情報提供窓口を設置しているんですが、この存在がかなりデカいんです。スマホで簡単に動画や写真も送信することができるようになっていて、編集部に電話をかけてタレコミをしていた時代に比べて、すごくハードルが低くなってる。

 現在どの程度の数の情報が届いているかはわかりませんが、この「文春リークス」が2014年にスタートしてから3年の間に、3万件を超える情報が寄せられたようです。もちろん、集まった情報の真偽を見抜く目、スクープの芽を調べ上げて裏付ける取材力が「週刊文春」にあるからこそ、これだけの情報が集まるんでしょうね。タレコミをする側も、どうせならちゃんと記事にしてくれるところに持ち込みたいでしょうしね。

 というわけで、一度「週刊文春」に目をつけられてしまうと、逃げ切ることはなかなか難しいといえるでしょう。ぼくらのような芸能人をマネジメントする立場からは、口を酸っぱくして、タレントに「とにかく写真週刊誌には気をつけろ」「撮られてマズイようなことはするな」と注意しまくることしかできないわけで。とはいっても、芸能人のみなさんも人間ですからね〜。まったく出歩かないわけにもいきませんし……。

「週刊文春」をはじめとする写真週刊誌のみなさん、なにとぞなにとぞ、お手柔らかにお願いいたします!

(構成=白井月子)

●芸能吉之助(げいのう・きちのすけ)
弱小芸能プロダクション“X”の代表を務める、30代後半の芸能マネージャー。趣味は食べ歩きで、出没エリアは四谷・荒木町。座右の銘は「転がる石には苔が生えぬ」。