中国、日本・台湾への軍事的挑発が活発化…米バイデン政権、超・対中強硬政策の中身

 バイデン米政権が発足して27日で1週間が経った。この間、ジャネット・イエレン財務長官やアントニー・ブリンケン国務長官、ロイド・オースティン米国防長官といった重要閣僚が議会で承認され、いよいよバイデン政権が本格始動する態勢が整いつつある。

 このようななか、中国の習近平国家主席は25日、世界経済フォーラムの会議(オンライン形式)で講演し、バイデン政権を意識して「新冷戦や制裁は世界を分裂に向かわせ対立させる」と述べて、バイデン政権がトランプ前政権同様、対中敵視政策をとれば、これまで以上に米中対立が激化し、世界は冷戦状態に逆戻りすることを懸念するという発言を行った。

 これに対して、バイデン氏は直接的な反応を示していないが、サキ米大統領報道官は同日の記者会見で「米国の中国への対応は3、4カ月前と変わっていない」と述べたうえで、「わたしたちは中国と激しい競争をしている。中国との戦略的競争は21世紀を決定づける特徴だ」と指摘して、米中関係が極度に悪化したトランプ前政権からの政策転換を望む習氏の要請にただちには応じず、一定の強硬路線を維持する考えを表明。同盟国と連携した対中政策を進める姿勢を強調した。

 これは、バイデン氏が大統領当選を確実にした昨年12月初旬、米ニューヨーク・タイムズとの1時間も及ぶ電話インタビューで、「私は(大統領就任後)すぐに、(トランプ大統領の)対中政策を変えるつもりはない」と述べたうえで、「中国との取引の鍵は影響力を築くことだが、我々はまだその能力を持っていない」と発言した延長線上にあり、バイデン政権が対中強硬路線を当面維持することを示したものといえる。

 バイデン政権はまだ発足したばかりで、喫緊の課題は世界で最も感染者数が多い新型コロナ対策であり、失業者対策などの内政の立て直しだ。まだまだ対中政策に手を付ける余裕はないというのが実情だろう。

 バイデン政権が対中政策などの外交政策に取り組むのは、新型コロナウイルスの感染収束が軌道に乗ってからで、それは早くとも今年の夏から秋にかけてであり、ワクチンが全国民に行き渡り、早ければ感染が下火になる来年以降でなければ、バイデン政権が対中政策に本格的に取り組む条件は整わないと推測できる。米中両国は対立状態のまま1年間が過ぎることも考えられる。

重要閣僚の対中姿勢

 それを暗示するように、バイデン大統領が指名したイエレン財務長官やブリンケン国務長官、キャサリン・タイ米通商代表部(USTR)代表、オースティン国防長官はいずれも国内重視であり、中国について厳しい見方をしていると伝えられる。

 女性で初めて米財務長官の指名を受けたイエレン氏は19日、上院財政委員会の指名承認公聴会で、バイデン氏が新型コロナ禍に対応するため先に発表した1兆9000億ドル(約197兆円)規模の経済対策案について、早期成立を議会に訴えるのに当たって低金利環境持続の見通しを強調。中小企業や失業者向け援助、州・地方自治体への支援金など一連の歳出案について、新型コロナ禍との闘いに必要だと指摘する一方、それに伴う連邦債務残高の増加を憂慮するにはあたらないとの姿勢を表明している。これは一言でいえば、国内重視だ。

 バイデン氏が25日、政府調達で米国製品を優先する「バイ・アメリカン法」の運用を強化する大統領令に署名したことがそれを裏付けている。政府機関に米国製品の調達拡大を促し、国内製造業を支援するためだ。これはトランプ政権の政策を踏襲することを意味している。

 一方、外交政策を担当するブリンケン国務長官も指名承認に関する上院外交委員会での公聴会で、中国について「米国に最大の挑戦を突き付けている」と指摘。「中国との競争を制することができる」と述べ、強硬姿勢で臨む方針を鮮明にした。

 通商問題を担当するUSTR代表に指名されているタイ氏はまだ議会で承認されていないが、両親が台湾人で、アメリカで生まれ、イェール大とハーバード法科大学院で学び、首都ワシントンの法律事務所や議会、政府でキャリアを重ねてきた超エリートといわれる。2007年から14年までUSTRの中国担当法律顧問を務め、中国の知財権侵害のほか、農産品への輸出補助金や輸出規制を世界貿易機関(WTO)協定違反として提訴したこともあり、やはり当然ながら米国重視であり、その意味では典型的な対中強硬派だ。

 国防政策担当のオースティン元中央軍司令官(退役陸軍大将)も22日、国防長官として議会で承認された。黒人の国防長官は米史上初めて。オースティン氏は同日、国防総省の全職員に向けた声明で「国防長官として、理にかなった政策と戦略を策定し、同盟・パートナー諸国との協力を重要視していく」と訴えた。

 同氏はこれに先立つ19日の指名承認公聴会に際して提出した書面証言で、中国とロシアが米国の「戦略的競争相手」であるとする18年の米国家防衛戦略の認識を確認した上で、「軍近代化の範囲や規模からみて、最重要懸案は中国だ」と明言しており、やはり対中強硬派、あるいは対中警戒派といってもよいだろう。

中国、「衝突」「対抗」重視

 特筆すべきは、オースティン氏が22日の就任直後に岸信夫防衛相と電話で会談したことだ。これは「バイデン政権の東アジア地域や日米同盟を重視する姿勢の表れ」との岸防衛相の指摘を額面通り受け取ることができる。また、オースティン氏は会談で、米国の対日防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条が尖閣諸島に適用されることも改めて確認しており、「対中警戒、日本重視」の姿勢を示したことで、中国はトランプ政権同様、軍事的に米国との対立を深めることになろう。

 習近平国家主席は冒頭部分で触れた講演で、「中国は対話で意見の食い違いを埋める努力をする」「協議や連携を堅持し、衝突や対抗は求めない」などと述べて、米国との対話の重要性を強調したが、バイデン政権は習氏の発言についてまったく意に介していない。あるいは信用していないようだ。これは前述したように、バイデン政権は発足したばかりであり、当面の喫緊の課題は内政問題だからだが、それ以上に、習氏ら中国指導部は口先では「対話」「協調」を繰り返すが、実際の中国の行動は対話や協調とはほど遠い「衝突」と「対抗」でしかないからではないか。

「平和を求めている」と言いながらも、南シナ海の島嶼に軍事基地を建設して、米軍やアジア諸国の艦船の航行を監視、妨害する。台湾には二言目には「軍事的手段を放棄しない」などと恫喝し、実際に中国人民解放軍の戦闘機や爆撃機が台湾の防衛識別圏に侵入する。沖縄県尖閣諸島周辺海域にはほぼ毎日出没し、領海にも侵入するなど、言行不一致も甚だしい。

 習氏は「新冷戦は世界を分裂させる」と指摘するが、その張本人は中国自身であり、習氏こそ自身の発言を肝に銘じるべきであろう。

(取材・文=相馬勝/ジャーナリスト)

●相馬勝/ジャーナリスト

1956年、青森県生まれ。東京外国語大学中国学科卒業。産経新聞外信部記者、次長、香港支局長、米ジョージワシントン大学東アジア研究所でフルブライト研究員、米ハーバード大学でニーマン特別ジャーナリズム研究員を経て、2010年6月末で産経新聞社を退社し現在ジャーナリスト。著書は「中国共産党に消された人々」(小学館刊=小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞作品)、「中国軍300万人次の戦争」(講談社)、「ハーバード大学で日本はこう教えられている」(新潮社刊)、「習近平の『反日計画』―中国『機密文書』に記された危険な野望」(小学館刊)など多数。

センバツ、出場32校を大胆予想!優勝候補の大阪桐蔭&中京大中京は当確、智弁和歌山は微妙

 新型コロナウイルスの影響で中止になった2020年の春の甲子園、「第92回春の選抜高校野球大会(以下、センバツ)」。あれから1年、今年は2年ぶりにセンバツが復活する見込みとなっている。そしてその出場32校が決まる選考委員会が、今月29日に開催されるのだ。

 そこで今回は一般選考で選ばれる28校と21世紀枠で選ばれる4校の計32校。果たしてどの高校が選出されるのか、選考委員会に先駆けて予想してみたいと思う。

 まずは北海道地区からだ。この地区は一般出場枠が1枠。となれば、秋の北海道大会優勝の北海で決まりだ。初戦から4-0、7-1、10-0、6-0と圧倒的な強さで勝ち上がり。決勝戦では旭川実相手に1-0というロースコアの接戦を制して、見事優勝に輝いた。11年以来10年ぶり13回目のセンバツ切符が舞い込むこととなるだろう。

 続いて東北地区。例年、一般出場枠は2枠なので、今回も秋の東北大会で優勝した仙台育英と準優勝の柴田という宮城県勢2校で決まり……といいたいところだが、実は柴田には不安要素が。というのも、決勝で1-18という大敗を喫してしまっているのである。さらに柴田は県大会準決勝でも同じ仙台育英相手に2-12のコールド負けを喫しており、印象が悪すぎる。

 そこで浮上してくるのが、準決勝で仙台育英相手に0-1で惜敗した花巻東(岩手)だ。事実上の決勝戦ともいうべき試合内容だったうえ、地域性も加味されれば、逆転選出の目もさらに出てこよう。

 ただ、柴田にもアピールポイントが。地区大会決勝で大敗した一因にエース・谷木亮太の先発回避があった。大会500球の球数制限により、先発することが出来なかったのである。さらに柴田は宮城3位で東北大会に進出しながら、八戸学院光星(青森)や東日本大昌平(福島)、日大山形といった県1位校3校を倒しての決勝進出という快挙を成し遂げている。しかも高野連の大好きな公立校で選出されれば初出場という話題もある。

 議論が分かれるところだが、最終的には東北大会準優勝という実績も買われて、僅差で柴田が有利とみる。

関東・東京地区からは健大高崎、常総学院、東海大菅生など

 次は関東・東京地区だ。一般出場枠は6枠で、確定は関東4枠・東京1枠となっている。そして最後の1枠を関東で5番手評価されたチームと東京で2番手評価されたチームの比較検討で争うワケだ。

 となれば、関東大会優勝校の健大高崎(群馬)と準優勝校の常総学院(茨城)は確定。さらにベスト4でともにコールド負けしたものの、専大松戸(千葉)と東海大甲府(山梨)も順当に選出されるだろう。注目の5校目だが、準々決勝で唯一、1-2という接戦を演じた東海大相模が神奈川1位校ということもあって浮上してくるだろう。

 かたや東京地区だが、これも優勝した東海大菅生は当確。だが、この東海大菅生に敗れ、準優勝に終わった日大三はそのスコアが1-6の大差だっただけに微妙だ。逆に東海大相模が選ばれれば、群馬、茨城、千葉、山梨、東京、神奈川と地域的にもバランスがよくなる。この点を考えても東海大相模が有利だろう。

東海地区は中京大中京、北信越地区は敦賀気比が確実

 東海地区の一般出場枠は2枠。ここは地区優勝校の中京大中京(愛知)と準優勝校の県岐阜商で安泰だ。決勝戦が7-6という劇的なサヨナラ勝ちで決まったのに対し、準決勝で敗れた三重と岐阜第一はともに大敗を喫しており、可能性はかぎりなく低い。

 東日本最後は北信越地区である。一般出場枠は2枠で、まずは決勝戦で16得点を挙げ、地区大会Vを勝ち取った敦賀気比(福井)は確実。問題は2校目である。準V校の上田西(長野)か、準決勝敗退組の関根学園(新潟)が当落線上に残っている。ともに敦賀気比に敗れたのだが、上田西は序盤から失点を重ね、同校に5-16と大差をつけられ、なすすべなく敗北を喫した。

 その一方で関根学園は延長10回までもつれ込む大接戦。最後は4-5でサヨナラ負けを喫したが、終盤までリードする試合展開は評価されていい。さらに14年の第86回大会を最後に新潟県勢がセンバツから遠ざかっているのも追い風となる。北信越地区2校目は関根学園と予想。

近畿地区は大激戦、”6校目”は天理か龍谷大平安か

 西日本の最初は、激戦区の近畿地区だ。一般出場枠は例年6枠。これにより、地区大会優勝の智弁学園(奈良)と準優勝の大阪桐蔭、そしてベスト4敗退組の市和歌山と京都国際は文句なしの選出となる。

 残る2校は、通常ならばベスト8で敗退した4校の中から選ばれることを考えると、まず浮上するのが神戸国際大附(兵庫)だ。準々決勝で京都国際相手に5-6の1点差ゲームを展開。さらにベスト4組との地域性の面を考慮して、選出の可能性が高いのである。

 問題は残る1校だ。智弁学園に3-8の龍谷大平安(京都)と市和歌山に0-2の智弁和歌山、そして大阪桐蔭の前に4-11の7回コールドで敗れ去った天理(奈良)である。この中でまず一番微妙なのは、智弁和歌山だろう。スコア的には0-2ともっとも接戦だが、市和歌山には県大会準決勝でも4-5で惜敗している。要は同じ相手に2度負けている点で印象が悪いのだ。

 となると残る1校は、コールド負けを喫した天理よりは、近畿王者の智弁学園に3-8で屈した龍谷大平安か。5点差をつけられたとはいえ、7回終了時点では2-3と競った展開だった。そこから8回裏に決定的な5点を奪われて突き放されたワケだが、途中までの試合内容を考えれば一歩有利といえる。

 では、天理に逆転の目がないのかと言われれば、そうでもない。確かに近畿大会では大差負けしているが、近畿覇者に輝いた智弁学園相手に県大会決勝で8-2と圧勝しているのである。要は実力的には申し分ないのだ。

 龍谷大平安か、それとも天理か――。近畿地区の6枠目を巡って、当日の選考委員会はかなり紛糾するとみている。

中国・四国地区の5校目は鳥取城北?

 続いては中国地区と四国地区。ここは2地区合わせて5枠で中国2・四国2が最初から確定している。つまり両地区の3校目に選ばれたチーム同士が最後に比較検討されるというシステムである。

 そういう意味で中国地区はまず優勝校の広島新庄と準優勝校の下関国際(山口)は順当に当選。注目の3校目だが、準決勝で下関国際に0-12で7回コールド負けを喫した米子東(鳥取)よりは、広島新庄相手に3-4で惜敗した鳥取城北に軍配が上がる。

 かたや四国地区もV校の明徳義塾(高知)と準V校の聖カタリナ(愛媛)は確定だ。残る3校目だが、鳴門(徳島)が明徳義塾に2-9の7回コールド負け。もう1校の小松(愛媛)が聖カタリナに延長12回、2-3のサヨナラ負けということで、小松が断然有利。

 最後は、この小松と広島新庄の争いになると思われる。どちらも接戦で敗れ去っているだけに判断が難しいところだが、小松を選出した場合、愛媛から2校となるのがネック。逆に鳥取城北なら、地域性をみても広島、山口、鳥取、高知、愛媛とバランスが取れている。また、小松は愛媛3位というところも不利。以上のことから、中国・四国地区の5校目は鳥取城北が選出されると踏んでいる。

 そして九州地区である。同地区の一般出場枠は4。ということで優勝した大崎(長崎)、準優勝の福岡大大濠、ベスト4に残った宮崎商と明豊(大分)でほぼ決まりだ。準決勝で敗退した2校はともに接戦負けで、しかも地域性にも偏りがない。選考は無風状態で終わるだろう。

21世紀枠、今年は特別に4校

 最後は21世紀枠である。この21世紀枠はチームの成績が選考に反映される一般枠と違って、部員不足や練習環境の不備などの困難を克服したチームや文武両道で他校の模範となるチーム、ボランティアなどでその地域に貢献したチームなど野球以外の要素を選考条件に加えた特別枠のこと。さらに、原則秋季都道府県大会で16強以上(加盟129校以上は32強以上)の成績を収めていることも条件で、今回は以下の9地区から9校が今年のセンバツの21世紀枠候補に選ばれている。

・北海道…知内(北海道大会4強)
・東北…八戸西(青森県大会準優勝・東北大会8強)
・関東…石橋(栃木県大会準優勝・関東大会1回戦)
・東海…三島南(静岡県大会4位)
・北信越…富山北部・水橋(富山県大会4位・北信越大会1回戦)
・近畿…東播磨(兵庫県大会準優勝・近畿大会1回戦)
・中国…矢上(島根県大会4位)
・四国…川之石(愛媛県大会8強)
・九州…具志川商(沖縄県大会準優勝・九州大会8強)

 例年なら21世紀枠からは3校が選ばれるのだが、今年は特別に4校が選出されることとなっている。東海・北信越以東の東日本(北海道~東海)と近畿以西の西日本から1校ずつを選び、残り2校は地域を限定することなく選ばれるという流れだ。

 ただ、いくら21世紀枠とはいえ、最近では秋の地方大会での成績が加味される傾向がある。となると、県予選敗退組の三島南、矢上、川之石は苦しい立場に立たされる。さらに昨年は大会自体が中止になったものの、北海道から帯広農が選ばれており、知内の不利は否めない。

 となると残りは5校となるワケだが、こうなると地区大会の成績以外の部分、すなわちユニークな取り組みや、いかに創意工夫を凝らしているか、がポイントとなる。

 そういう意味でまず浮上するのが、北信越地区の富山北部・水橋連合チームだ。秋の新チームから学校再編の影響で県立統合校の連合チームとして始動し、練習時間の確保、調整などの困難を克服し、秋の県大会で4強入り。県内の連合チームとしては初めて地区大会出場を果たした。地区大会こそ初戦敗退を喫したものの、その相手が優勝した敦賀気比。しかも、0-5と善戦している点は大きく評価されると思われる。部員数わずか17人。連合チーム初となる甲子園出場という快挙が達成されることとなろう。

 2校目は西日本から近畿地区の東播磨が浮上する。というのも、専用練習場がなく、コロナ禍という厳しい環境の中でSNSを使ってコミュニーケーションを図るなど、工夫した練習がまさにこのご時世ならで、高校野球の新たな指導スタイルとして注目を集めているからだ。

 加えて県大会準優勝という実績を残したことも大きい。その戦いぶりも県大会3回戦では市立尼崎に2-1、準々決勝は育英に1-0で勝利と僅差のゲームを勝ち切ってきた。近畿大会は初戦で同4強の市和歌山相手に1-2で惜敗したものの、投手を中心とした守り勝つ野球、少ないチャンスを確実に得点に結びつけるスタイルはまさに高校野球の原点を感じさせてくれる。週2日は7時間授業があり、1日の練習時間が2時間以内の日も多いという文武両道校に吉報が届くに違いない。

 3校目も西日本から。九州地区の具志川商と予想する。同校は県大会準決勝で強豪の興南相手に3-2の接戦勝ちを収め、続く九州大会でも初戦で熊本1位の東海大星翔に4-2で勝利し、ベスト8入りを果たした。

 準々決勝では準優勝した福岡大大濠に敗れたものの、0-3という接戦を演じた。この成績だけで選出されてもいいのだが、具志川商がユニークなのは商業高校ならではの特性を活かした活動をしている点にある。地元品を販売する”具商デパート”で店長などの中心的な役割を担っているのが部員なのだが、要は商品の店頭配置など工夫を凝らして商売を勉強しているというワケだ。当然、商業簿記や情報処理検定などの取得にも力を入れており、まさに21世紀枠の理念に沿ったチームといえよう。

 最後に残ったのは、東北地区の八戸西と関東地区の石橋。前者は県大会準優勝・地区大会8強で後者が県大会準優勝・地区大会初戦敗退と成績だけみれば八戸西が上回るが、最後の4枠目は石橋と予想する。というのも、野球部のグラウンドはサッカー部と共有で、外野守備やフリーバッティングも困難なうえ、十分な照明もないのだ。当然、練習時間も限られている。

 そんな環境にもかかわらず、県大会準決勝ではひたすら磨いた機動力を武器に強豪の作新学院を破り、関東大会進出を決めている。初戦で神奈川1位の強豪・東海大相模に0-7の7回コールド負けを喫しているが、その健闘は十分讃えられるべきだろう。

 また、同校は1924年に設立された名門校で県内でも屈指の進学校としても知られている。過去にはあの『高校生クイズ』(日本テレビ系)で優勝した実績もあるほど。文武両道を貫く石橋が21世紀枠で甲子園切符を掴みそうだ。

 以上、今年のセンバツ出場校32校を予想してみた。吉報が届くのは、果たしてどの高校か。
(文=上杉純也/フリーライター)

大阪のコロナ対応が怖い! 陽性者への封筒に葬式広告、療養者弁当は国補助の3分の1、吉村知事「東京より高齢化で死者が多い」も嘘

 本日27日過去最多の23名もの死亡が確認され、新型コロナの死亡者数が880人(27日時点)と、東京の827人(27日時点)を大きく超える全国ワースト1位となっている大阪。その大阪で、あまりにも無神経な事態が起こった。大阪市が新型コロナ陽性者に勧告書や自宅療養中の注意点など...

西野亮廣、ツイッターで吉本マネージャーのLINEを晒して批判展開…「モラル欠如」の声

 お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣が、所属する吉本興業を退所する可能性を示唆し、注目を集めている。

 西野は27日、Twitterに「退社する可能性も含めて、吉本興業と慎重に話し合いを進めています。くれぐれも『トラブルが原因』とかじゃないっす!」と投稿したが、同日には自身のマネージャーとのLINEのやりとりなどをTwitter上で公開し、以下のようにマネージャーと吉本への批判を綴っている。

「映画館(えんとつ町のプペル)に一人でもお客さんを呼ぶ為に遅くまで走り回ってくださっている吉本興業外部のスタッフさん(田村さん)に対しての、吉本興業マネージャーの対応に、そこそこキレる西野氏 これが芸能事務所の現状です。そりゃ、辞めるタレントが続出するよね」

「連日走り回ってくださっている吉本興業外部のスタッフさんに対しての吉本興業の対応がナメ腐っていたので、会社ごとガン詰めしました。しっかりしろ!」

「辞めるタレントが続出する」というのは、昨年末に吉本を退所したオリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾のことを指していると思われるが、芸能事務所幹部はいう。

「これはルール違反ですよ。一般常識に照らし合わせても、モラルが欠如している。芸能事務所でなくても、一般企業でもそうだと思いますが、社内の人間とのやりとりを個人のSNSで公開するというのは、おだやかではありません。機密情報ではないのかもしれませんが、自身に付いているマネージャーへの批判を世間に向けてするなど、もってのほか。不満があって是正してほしいのであれば、本人なり会社の人間なりに直接伝えればいいだけの話。こんなことをしては、事務所とタレントの信頼関係が崩れてしまいます。退社というより、この行動は契約解除に値すると思いますよ。特に西野のようにSNS上で影響力が大きなタレントにこういうことをされては、事務所サイドとしては、たまったもんじゃありません」

 西野といえば、2009年に絵本『Dr.インクの星空キネマ』で絵本作家デビューを果たし、10年には『グッド・コマーシャル』で小説家としてもデビュー。さらに自身が監督・脚本を手掛ける絵本『えんとつ町のプペル』(16年)は累計発行部数55万部(20年11月現在)を記録する大ベストセラーとなり、昨年12月に公開された『映画 えんとつ町のプペル』(西野は製作総指揮・原作・脚本)も観客動員100万人を突破するなど、いまや“芸人”という枠を超えてマルチな才能を発揮している。

 そのため、西野自身もブログで「僕は、『この仕事は吉本とやった方がいいな』と思う仕事は吉本とやりますし、『いやいや、これは自社で完結させた方がいいな』と思う仕事は吉本を絡めずにやっています」と説明しているとおり、個人としての仕事も積極的に行っている様子がうかがえる。

「自身が主宰するオンラインサロン(「西野亮廣エンタメ研究所」)が、今の西野の活動基盤になっているようです。サロンの会費は月額980円で会員数は7万人以上、さらに出版物の印税や講演会のギャラなどを合わせると、年間の稼ぎが7億円にもなるとテレビ番組などでも明かされていますが、そこから実際に西野が個人としてどれだけの収入を得ているのかは、わかりません。最近ではビジネスパーソン、アーティストとしての面が注目を浴びて、ほうぼうからの講演依頼も多いみたいなので、並みの人気芸人以上の収入はあるのではないでしょうか。

 ただ、彼が芸人として世間に認知されるようになり、さらに今の成功を築くまでには、吉本のバックアップも大きかったはず。今回のようにTwitterでマネージャーや会社を批判するような行為には疑問を感じます。退所の話し合いをしているということですが、少し吉本の影響力を甘く見ているような気がします」(テレビ局関係者)

 いずれにしても、たとえ吉本を退所したとしても、西野の活動は安泰のようだ。

(文=編集部)

 

パチスロ6号機「出玉率114.9%」間もなく!好評価を得た「激アマ機」の必見情報も話題!!

 これまで画期的システムを送り出し続けてきたネット。そんな敏腕メーカーは、2021年もパチスロ分野を大いに盛り上げてくれそうだ。

 2月には全世界累計出荷数150万個突破の人気プラモデルシリーズを原作としたアニメ「フレームアームズ・ガール」とのタイアップ機を導入予定。ファンからは期待の声が続出している。

 アニメ、映画に続きパチスロ化が実現。新台『パチスロ フレームアームズ・ガール』は、主にチャンスゾーンや疑似ボーナスなどからAT突入を目指すゲーム性だ。最大の注目は出玉率。6号機トッブレベルの114.9%を誇る。

 FAガール6人のキャラから1人が選ばれたらスタート。キャラによってAT突入率やAT継続率など、展開が大きく変化する点が特長だ。彼女たちの性能を、どれだけ発揮させられるかが重要となる。

 NEW BATTLE AT「FAガールバトル」は、全小役で攻撃抽選が行われるガチバトルだ。勝利できればVストックや特化ゾーン突入といった特典を得られる。

 バトル継続確定のVストックを獲得できる最強特化ゾーン「LAST BATTLE」や、完走を賭けた継続率約90%の「EXTRA BATTLE」など強力なトリガーを搭載。6号機最高峰の出玉力を堪能できそうだ。

 〈作製〉〈相性〉〈強化〉から生まれた、組み合わせ数1万通り以上の熱いバトルシステムが旋風を巻き起こすのだろうか。ユーザーだけではなく、原作ファンをも巻き込んだ快進撃を見せそうである。

 上半期の注目機種となりそうな気配。『パチスロ フレームアームズ・ガール』の仕上がりに期待は高まるが、発売元のネットに関し興味深い情報は他にも存在する。

 昨年「勝てる機種」として注目を集めた『スナイパイ71』が、PC向けパチンコ・パチスロオンラインゲーム「777TOWN.net」に登場。外出を控える機会が多い状況ということもあり、反響が寄せられているようだ。

 本機は「筐体のランプ色で目押し難易度と完全攻略時の機械割が変化する」という点が特徴。お馴染みの「OPT」はMAX99%ループを実現した。技術介入の難易度は高めだが、多くのユーザーから称賛されていた印象だ。

 技術介入とAT、ハイパー融合で生まれた「新生スナイパイ」を、自宅で手軽に楽しめるのは魅力だろう。興味のある方はチェックしてみてはいかがだろうか。

(文=デニス坂本)

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菅首相、次期首相に河野太郎氏を想定か…コロナ対応、首相官邸内で意思疎通とれず

「菅義偉首相は加藤勝信官房長官を見限って、河野太郎行革担当相を次期首相にする腹を固めましたね」――。新型コロナウイルスのワクチン接種の全体をとりまとめるために新設されたワクチン担当相に河野氏が就任した18日、ある自民党ベテラン議員はこう分析した。

 政府は22日、首相官邸ホームページに特設サイトを開設し、河野氏の動画も公開した。河野氏は就任後の22日の会見でワクチンの準備状況について、米ファイザー社などから国民に必要な分量は確保していると明言するなど、意欲を見せている。

河野氏起用で支持率回復狙う

 新設されたワクチン担当相だが、本来国民の危機管理は官房長官の所管であり、加藤長官が仕切るべき案件だ。これが河野氏に権限移譲されたことで永田町ではさまざまな憶測を呼んでいる。先のベテラン議員の解説。

「もともと菅首相は『俺の後に官房長官ができるのは加藤だ』と高く評価する一方、『官房長官は自分でできる』と言ってはばからない人です。加藤氏は典型的な官僚タイプで前任の厚労相の時、コロナ対応の最前線で右往左往して国民の不評を買ったことからもわかるように、危機管理能力は高くない。それで今のような鉄火場になって菅氏が前面に出てきたというわけです。ワクチン対応は厚労省だけでなく、国交省など他省庁にまたがる案件。『省庁の縦割りをぶっ壊す』のが好きな菅⽒は、同じような手法で国⺠的⼈気を獲得している河野⽒をコロナ対応の最前線に立てることで⽀持率回復を狙っている」

 現在の菅政権に強い影響力のある自民党二階派からの加藤氏の評判がよくないことも、今回のポスト新設に影響したとの見方もある。昨年末、75歳以上の医療費窓口負担の2割引き上げの対象者の所得水準について、菅首相と公明党の意見が対立した際、調整を任せていた加藤氏がまとめきれず、菅氏が公明党の山口那津男代表と直談判し合意にこぎつけた。この際に、二階俊博幹事長の右腕である林幹雄幹事長代理がオフレコながらマスコミ全社の前で「官房⻑官がぼーっとしたやつだとダメだなあ」と公然と批判したという。実行力のなさを嫌う二階派の評価の低さが、加藤氏が本来官房長官の見せ場である危機管理の役割を担えなくなったことに直結したと言えそうだ。

「NHKはデタラメ」発言の背景

 ワクチン担当相というポストの新設で、官邸内での意思疎通が十分にできていないことが明らかになった。河野氏は就任直後の20日、ツイッターでワクチン接種に関するスケジュールなどを報じたNHKの報道を否定した。ツイッターで「うあー、NHK、勝手にワクチン接種のスケジュールを作らないでくれ。デタラメだぞ」と発言し、NHKが報じた2月下旬をめどに医療従事者約1万人、3月中旬をめどに同約300万人などとするスケジュールを全否定した。

 このデタラメ発言については、報道関係者から「厚労省のペーパーで裏どりできないのにこんなに具体的に報じるわけがなく、河野氏の思惑と違うだけ」(全国紙記者)とする見方が大勢だった。河野氏には自分の思惑や予定と違う報道について「事実誤認」「デタラメ」「ずさん」などと一方的にレッテルを張って論難する傾向がある。全国メディア記者によると、「もともと厚労省が用意していた計画があったが、河野氏が新設ポストに就任したことで白紙に戻された」というのが真相のようだ。

 そもそも論として、菅氏は厚労省に関していい感情をまるで持っていない。昨年のダイヤモンド・プリンセス号への対応で厚労省側が「エビデンスがない」と乗客の船内への引き留めを拒否したことなどから、当時危機対応に当たった菅氏には「厚労省はごちゃごちゃ言うだけで、まったく頼りにできない連中」との印象が強く残っている。

 自分が政権をとってからも、田村憲久厚労相の影は薄く、「意思決定はさせず、面倒な実務だけ押し付けられて倒れる寸前」(厚労省担当の全国紙記者)まで追い込まれている。田村氏は「厚労族のエース」とされてきたが、今回のタイミングでの厚労相登用について「総裁選で楯突いた石破派なので、面倒くさい役目をあえて押し付けた」(先の自民ベテラン議員)との声まで出る始末だ。

官房副⻑官にもかみつく

 河野氏は報道だけでなく、身内の坂井学官房副長官にまでかみつき始めた。坂井氏は21日の記者会見で「6月までに対象となるすべての国民に必要な数量の確保を見込んでいる」と発言したが、河野氏は22日の記者会見で「政府内で情報の齟齬(そご)があった」と否定。古い情報が紛れ込んでいたとして、一般国民向けの接種時期は未定と説明した。突然の河野氏の発言に驚いたのか、坂井氏は直後の会見で河野氏の発言に対し、「河野氏の発言の趣旨、真意を確認中だ」と戸惑いを隠さなかった。このあまりの混乱ぶりに、二階幹事長が26日の記者会見で「論評するに至らないことだ。発言を片方が取り消すとか面倒くさい。よく調整してもらいたい」と苦言を呈する異常事態となっている。

 ここからうかがえるのは、コロナ対応についての意思決定が混乱しているということだ。本来危機管理を担うべき、「加藤-坂井ライン」が蚊帳の外に置かれ、「―河野ライン」が優先され始めている。先の河野氏のNHK報道へのデタラメ発言も併せて考えると、菅氏がコロナ対応で必死になるあまり、「行革で目立ってきた河野に対応を一任して短期的な成果を上げたい」という本音が人事にまで反映され始めたということだろう。河野氏としても、これまでのスケジュールをすべて自分がひっくり返すことで、強い存在感を内外に示す狙いがあったとみられる。

河野氏、コロナ対応で次期首相競争でリード

 スピード感を重視する菅氏らしい今回のポスト新設だが、旅行業界からの強い支持がある二階派からは「Go Toトラベルを早く復活させろ」と言われ、海外メディアから開催困難と次々に報じられる東京五輪についても利害関係者から「コロナを早めに抑えて開催を強行しろ」と言われ、苦肉の策という面もあるのは確かだ。

 菅氏からすれば、東京五輪の開催スケジュールからいっても、2月7日までの緊急事態宣言中に抑え込むのはベストだが、2週間程度延長しても3月中ごろに抑え込めれば問題ないと考えているのだろう。しかし、Go To再開は確実に国内全体での感染拡大を招くことは必至で、菅氏は難しい政権運営を当面強いられそうだ。

 一方、今回、行革とワクチンという菅政権の目玉ポストを兼務する河野氏は次期首相候補の筆頭に躍り出たといっていい。加藤氏に次期首相を禅譲するとの見方も菅政権発足当時はあったが、今回のワクチン担当相新設でその目は消えた。

 コロナ禍で強い逆風が吹く菅政権がいつまで続くかは未知数だが、菅氏が今秋の自民党総裁選で再選を狙うとすれば、ここで河野氏が実績を上げるかどうかが一つのカギとなるのは間違いない。

 もし河野氏がコロナ封じ込めに一定以上の成果を上げた場合、菅氏にとっては、河野氏が所属する麻生派の領袖である麻生太郎氏の支持を強く取り付けられるという副産物もある。麻生氏は前回の総裁選で河野氏の出馬を「まだその時じゃない」と引き留めた手前、河野氏を美味しいポストにつけた菅首相を無下にもできないからだ。

 河野氏がコロナ封じ込めに手腕を発揮できるかが、今の永田町の最大の関心事と言えそうだ。

(文=松岡久蔵/ジャーナリスト)

●松岡 久蔵(まつおか きゅうぞう)
Kyuzo Matsuoka
ジャーナリスト
マスコミの経営問題や雇用、農林水産業など幅広い分野をカバー。特技は相撲の猫じゃらし。現代ビジネスや文春オンライン、東洋経済オンラインなどにも寄稿している。ツイッターアカウントは @kyuzo_matsuoka

ホームページはhttp://kyuzo-matsuoka.com/

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JRAジャパンC(G1)大失態46位から「3位」のV字回復も、凱旋門賞(G1)がまさかのトップ10「圏外」……。世界最高峰レースが低評価の理由とは

 V字回復の一方で、まさかの結果となった。

 現地時間26日、IFHA(国際競馬統括機関連盟)が2020年世界のG1レースのレーティングTOP100を発表した。

 日本のレースはジャパンC(G1)の3位が最高で、計14レースがランクインした。

●世界のG1レースTOP100にランクインした日本のG1レース
3位 ジャパンC(124.5)
4位タイ 天皇賞・秋(123.75)
7位タイ 安田記念(123.25)
10位 有馬記念(122.75)
26位タイ 大阪杯(119.75)
29位タイ マイルCS(119.50)
43位タイ 宝塚記念(118.00)
47位タイ 日本ダービー(117.75)
51位タイ 高松宮記念(117.50)
55位タイ 天皇賞・春(117.25)
60位タイ 皐月賞(116.75)
60位タイ 菊花賞(116.75)
74位タイ スプリンターズS(116.25)
82位タイ ヴィクトリアマイル(116.00)

 この結果に最も影響を及ぼしているのが、史上初となる芝G1・9勝を挙げたアーモンドアイだろう。上位3レースはすべて同馬が出走しており、牝馬限定G1のヴィクトリアマイルすらもランクインしている。これは「2020年度ロンジンワールドベストレースホースランキング」で牝馬として最高順位の10位に輝いたアーモンドアイが、レースレベルを押し上げたことが影響しているはずだ。

 昨年のジャパンCはアーモンドアイに加えて、3冠馬であるコントレイルとデアリングタクトが出走したことにより、ドリームマッチとして大いに盛り上がった。一昨年のジャパンCは同ランキングで46位(118)という日本を代表する国際競走としては、異例の低評価を受けていただけに名誉挽回となった。

 その一方で、評価急落となったのが凱旋門賞(G1)である。

 今年はトップ10に入ることすらできず、11位タイ(122.75)の低評価。2017年から3年連続で1位に輝いてきた世界最高峰のビッグレースがまさかの陥落となった。

 これには出走メンバーが手薄だったことが影響していると考えられる。

 世界最強女王のエネイブルは出走したものの、当時最強3歳牝馬として注目されていたラブが出走回避。さらに飼料から禁止薬物が検出されたことにより、A.オブライエン厩舎の管理馬がすべて出走取消となった。ジャパンに騎乗予定だった武豊騎手もこの煽りを受けたことは日本でも大きく報道され、衝撃を受けたファンも少なくないだろう。

 レースはソットサスが優勝を飾るも、その後発表された「ロンジンワールドベストレースホースランキング」で同馬は10位タイの評価にとどまった。この時点で、レースレベルが低いという烙印を押されていたのかもしれない。

 ちなみに2020年の世界ランキング1位に輝いたレースはインターナショナルS(125.25)。このレースを制したガイヤースは、130ポンドを獲得して世界ランキング1位に輝いている。また、同馬が2着に敗れた愛チャンピオンS(124.75)が世界2位ということからも、2020年のランキングはガイヤースが大きな影響力を持っていたと言えそうだ。

 もし、ガイヤースが凱旋門賞に出走していれば、トップ10圏外という事態は回避できていただろう。今年は凱旋門賞の復権に期待したいところだ。

『ミリオンゴッド』で“2万枚”に続く神回となるか! 人気動画が「衝撃の40分」で驚異の“ヒキ”を見せつける!!

 パチンコ・パチスロを遊技していると、時に信じられないような「ヒキ」を発揮して衝撃的な展開となる事があるかと思います。

 それは自他ともに認めるヒキ弱の私であっても同様。4年に1度クラスの頻度ではありますが「神の如きヒキ」によって大量出玉を手にした経験がございます。

 約15年のパチンコ歴の中で、特に衝撃的な展開となった機種はパチスロ5号機『パチスロエウレカセブンAO』です。初当りをロングフリーズによって射止めてからART中に超高確へ昇格。ベルフリーズなどを経て超高確を1000G継続させるという離れ業をやってのけたのです。

 それにより「合計36個」のARTをストックするという怒涛の上乗せが炸裂し、朝から晩まで出っ放しの「13000枚オーバー」を獲得する事ができました。これが私の人生最高の出玉記録であり、数少ない輝かしい思い出です。※勝ち分は1か月でなくなりましたが…(笑)。

 無論、世の中には私の体験談など霞む結果を残している猛者が数多く存在します。そのような剛腕ぶりは実戦動画などで確認する事ができます。特にそういった派手な展開を映像として記録している番組は、多くの視聴者の興味を惹いて注目を集めるのです。

 その代表格といえば『ミリオンゴッド』シリーズの実戦動画。『アナザーゴッドハーデス -奪われたZEUS Ver-』に関しては「ARROWS-SCREEN」の「シーサ。」さんが「GOD揃い5回」の“18000枚”を記録し話題となりました。

 更に「ペカるTV」の「ゆうちゃろ」さんは同機種で“20000枚”の大台を突破しており、どちらも再生数は数百万回クラスの大ヒット動画となっております。

 またパチンコ分野においても衝撃動画は数多く存在。昨年はでちゃう編集部員の髭原人さんが『P大工の源さん 超韋駄天』で“約60000発”を獲得し注目を集めました。「遠隔としか思えない当たり方」と表現するほどの凄まじいヒキは一見の価値ありです。

 そんな人々を魅了してやまない衝撃動画において、新たに脚光を浴びている動画が公開されました。今回は「衝撃の40分」と銘打たれた興味深いタイトルをご紹介しましょう。

【逆襲のシャア】衝撃の40分をお届けします【よしきの成り上がり人生録#308】

 人気チャンネル「スロパチステーション」のイケメン好青年「よしき」さんが、自身の冠番組にてパチンコ『PF機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』を実戦している動画です。タイトルに惹かれて私も視聴してみたのですが、見応えのある内容に釘付けとなりました。

 簡単にスペックの説明をしますと、本機は1種2種混合のライトミドルで、いわゆる『シンフォギア』タイプと呼ばれるスペック。時短後の残保留で大当りすれば「時短99回」が付与されて次回大当りが濃厚となる点が魅力のマシンです。

 右打ち中は約6割がMAXラウンドとなる仕様で、更にRUSHのトータル継続率は80%オーバー。万発クラスの一撃を狙うには十分な出玉性能を有しております。

 そんな『PF機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』において驚異のヒキを見せつける「よしき」さん。「衝撃の40分」の内容は是非ともご自身で楽しんでいただければと思います。

 自分も誰もが羨むような“神ヒキ”を発揮して大勝利を飾りたい。2021年は未だに勝ち星がないだけに、心からそう感じている今日この頃です。

(文=ミリオン銀次)

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パチンコ新台「保留内大当り+α」を与える“かつてない衝撃”…「約87%ループ」「半数が最大出玉」の激アツ!!

大手パチンコチェーンが世界へ羽ばたく。国際レース「2021年FIA世界耐久選手権」参戦発表

パチスロ初当りで「高純増AT」当選の人気シリーズ攻略へ!「朝イチから短時間」での「高設定」示唆もあり 

JRA「武豊マジック」でワグネリアン復活!? 京都記念(G2)新コンビ結成は友道厩舎8年ぶりの「屈辱」リベンジへの布石か

 27日、昨年の宝塚記念(G1)で13着のワグネリアン(牡6歳、栗東・友道康夫厩舎)が武豊騎手とのコンビで京都記念(G2)へ向かうことが明らかになった。

 18年の日本ダービー(G1)を制したワグネリアンだが、神戸新聞杯(G2)を最後に勝利から遠ざかっている。5戦続けて掲示板に名を連ねる善戦はするものの、あと一歩が届いておらず、前走の宝塚記念ではキャリア初となる2桁着順の惨敗を喫した。

 初コンビを組む武豊騎手にとって、ワグネリアンはゆかりの血統である。父ディープインパクトは言うまでもなく、母ミスアンコールに騎乗経験があり、祖母ブロードアピールとのコンビではガーネットS(G3)を勝利。なかなか勝ちきれないワグネリアンにとってカンフル剤となることが期待される。

 武豊騎手といえば、昨年の阪神大賞典(G2)でゲートを全く出ようとしなかったキセキの“治療”を任せられた。初コンビの天皇賞・春(G1)は課題であるスタートを克服するものの、1周目のスタンド前で掛かって6着。敗れはしたが、収穫のあるレースとなった。そしてコンビ2戦目の宝塚記念は後方からの競馬で2着に大健闘。一時は、再起不能かもしれないとまで思われたキセキを見事に復活へと導いた。

 金子オーナー、ディープインパクト産駒というだけで、武豊騎手とワグネリアンのコンビにかかる期待は大きいだろう。一体どのような走りを見せるか注目が集まる。

「これまでワグネリアンの主戦を務めてきたのは福永祐一騎手でした。自身初のダービー制覇を成し遂げた思い入れの強い1頭のはずです。しかし、乗り替わりになったのはコントレイルが影響しているはずです。

コントレイルは大阪杯(G1)を春の目標に掲げています。ワグネリアンは京都記念で始動し、順調にいけば昨年、一昨年も出走した大阪杯に向かうと思われます。そのため、先手を打って前哨戦から武豊騎手に乗り替わりとなったのではないでしょうか。また、武豊騎手が抜擢されたのには、友道厩舎との関係性も影響しているはずです」(競馬記者)

 武豊騎手と友道厩舎のコンビといえば、ワールドプレミアが古馬G1戦線の本命である。同馬は天皇賞・春(G1)を目標にしていることから、大阪杯でバッティングする可能性が極めて低いことから白羽の矢が立ったのだろう。

 それ以外にもホープフルS(G1)で3着のヨーホーレイク、6億円ホース・アドマイヤビルゴ、注目の3歳牝馬オヌールなど、友道厩舎の有力馬を武豊騎手は任されている。

 これは昨年の同コンビ成績が[10-3-3-12/28]で勝率35.7%という相性の良さもあってのことだろう。だが、平場で好成績を残しているものの、重賞は未勝利。また、昨年の友道厩舎は2013年のヴィクトリアマイル(G1)をヴィルシーナで制してから続いていた7年連続G1制覇の記録がストップしたばかり。昨年、名門厩舎は8年ぶりの“屈辱”を味わっているのだ。

 武豊騎手にはワグネリアンの復活と同時に、友道厩舎に久々のG1勝利をプレゼントするという使命があるのかもしれない。

ブラック化する学校で精神がおかしくなる教員が増加中…文部科学省による管理化の弊害か

 1月から始まった新番組『青のSP-学校内警察・嶋田隆平-』(フジテレビ系)が人気だ。警視庁捜査1課の刑事が、SP(スクールポリス)として中学校内の非行やトラブルに対応するというストーリー。校内に本物の警察官を常駐させ、法に触れる行為をした生徒が校長も通さずいきなり逮捕連行されるシーンや、生徒によるSNS拡散で大事件に発展する展開などが見どころだ。

 学校を聖域のように思っている旧世代には荒唐無稽に感じるかもしれないが、ブラック化している最近の学校を見ていると、ポリスはともかく、プロによる介入をナンセンスとは片付けられない。生徒だけでなく、教員もおかしくなっているからだ。

 たとえば、兵庫県の神戸市立東須磨小学校では、2019年に教員間のセクハラ、いじめ、暴行が明らかになり、世間をあっと言わせた。その教員の一部が児童に嫌がらせをして、教師に椅子を後ろに引かれた児童が頭を打ったりしていたという。この事件では、加害者の教員だけでなく、威圧的な態度で教員に接していた前校長が停職処分となった。

 地元では、20年秋に起きた、宝塚中学校の柔道部顧問がアイスを食べていた生徒を脊椎骨折させて傷害で逮捕された事件も話題になっている。東京から週刊誌の記者が取材に来て、近隣住民は一時騒ぎになった。近所からは「日頃からまじめな先生で、奥様や家族は気の毒」という声もあった。今や、学校でのトラブルは日常的になっているのだ。

 東京でも、評判が悪くなかった都立高校教員がヤンキーの生徒に体罰を加えているシーンを他の生徒に撮影され、SNSで拡散した事件が注目された。生徒の罠に落ちた先生も気の毒だ。昔から「荒れる学校」と言われてきたが、最近の方が陰湿になっている印象を受ける。

10年前から問題視されていた教師のメンタルケア

 このような状況下で、精神がおかしくなる教師が増加している。20年12月下旬に公表された文部科学省の公立学校教員に関する人事行政状況調査で、19年度に精神疾患を理由とする休職者が過去最高の5478人を占めて、全教員の0.59%となった。

 私立学校教員を除いているが、学校基本調査で、公立学校教員の割合は、小学校98%、中学校93%。高校73%なので、大勢といってよいだろう。在職者における精神疾患者数の割合は、小学校0.64%、中学校0.6%、高校0.42%であった。一般人の精神疾患の罹患率より、かなり高い。

 実は教員の精神疾患は10年前から問題視されており、文科省では「教職員のメンタルケア策検討会議」で、その原因や対策を探ってきた。15年には、そのまとめが公表されている。

 一般的な傾向として、(1)校長及び副校長・教頭は保護者対応などに関して学校規模が大きいほど強いストレスが多い。(2)教諭は生徒指導、事務的な仕事、学習指導、業務の質に強いストレスを感じている。年代別には、年代が高いほど強いストレスが多くなる傾向があり、その要因として 業務の量と質の変化や職場環境と人間関係が考えられる。(3)教員の業務については残業時間のばらつきがあり、平均退校時間が18時以前の教員が18.7%に対し、20時以降が15.8%もある。(4)業務の縮減・効率化等の改善を図る動きに肯定的回答なのは、校長などは約78%、教諭等など約55%、事務職員約67%となっている――という結果だ。

 教員のストレスを軽減するには、(1)教職員としての理想像を有している。(2)教職員間の良好な人間関係を築く。たとえば、上司と相談しやすい雰囲気や職場を離れた同僚等とのコミュニケーションの確保など、としている 。

ブラック化で教員志望者は減少傾向に

 このようなブラック化が知られるようになって、人気職業だった教員の志望者も減る傾向にある。国立大学教員養成学部の志願倍率は、11年の4.6倍から18年には3.9倍になっている。全学部では同期間で4.6倍から4.2倍だから、減少率は大きい。ただし、これは小学校教員養成認定課程が05年から17年で国立大は50校から52校に増えただけなのに対し、私立大は約50校から183校に激増している点も、考慮する必要がある。

 ただ、生徒児童に与える影響も考えると、これ以上のブラック化はどうしてもブレーキをかける必要がある。教員志望者が減っていけば、日本の初等教育の劣化は免れない。では、どうすればよいのか。

 リタイアした年配の元教員の中には、日教組など教職員労組の弱体化が進んだから、という感想もある。確かに、1960年には81.8%だった全教員に占める日教組組織率は85年に50%を切り、2018年は22.6%となっている。今や少数派で、職場での影響力は落ちているようだ。ただ、この10年は新規採用者の加入率が20%前後なので、これからは現状維持となりそうだ。職場に自主的な組織があって、活発な意見交流ができれば、ブラック化に歯止めがかかることが期待できるであろう。

 また、都市部では、モンスターペアレンツなどの保護者対応や、SNSなど生徒の教室外コミュニケーションの拡大といった、時代の変化もある。そのため、教師の多様な業務が増加しており、それをサポートする態勢を整えることも大切だ。

 現在、一般社会と同様に学校でも非正規職員が増加し、非常勤も多い。正規職員との待遇格差も生まれている。いじめ対策はもちろん、グローバリズムやデジタルへの対応についても、専門スタッフが増加しているからだ。スクールカウンセラーだけでなく、英語学習の専門家(小学校)やALT(外国語指導助手)、ICT(情報通信技術)支援員などだ。教科の教員は、そのチームで中核的な役割を期待される。一般の教員にも管理運営能力が求められているのだ。

 文科省は学校現場の管理化を進めてきたが、その結果、管理・被管理が職場の力関係となって固定化し、それが東須磨小学校のようなブラック化の背景となっている。

 政府は2025年度までに公立小学校の1クラスの人数を35人以下に引き下げることを決定し、同時に生徒1人1台のIT端末の整備を進めようとしている。さらに、統合型校務支援システムとして、ICT運用によって授業準備や成績処理等の負担軽減につなげるという。しかし、ブラック化が深く静かに進行している現状で、果たしてうまくいくか疑問だ。学校を開放的で自由闊達な職場につくり変えていくことが、まず基本であろう。

(文=木村誠/教育ジャーナリスト)

●木村誠(きむら・まこと)
早稲田大学政経学部新聞学科卒業、学研勤務を経てフリー。近著に『「地方国立大学」の時代–2020年に何が起こるのか』(中公ラクレ)。他に『大学大崩壊』『大学大倒産時代』(ともに朝日新書)など。