パチンコ「コミカル」ながら出玉性能は“バケモノ”!記念年に誕生した愛され「ゆるマシン」!!

 コロナ禍である状況を差し引いても、もう久しく遊園地に行っていない。社会の多様性に伴い「テーマパーク」とかいう洒落た名称の施設が増えてきたが、それが却って視野を狭めている場合もある。

 緩い遊具からハードなアトラクションまで、いろいろ詰まっている遊園地の魅力は侮れない。そんな遊園地の花形といえばジェットコースターだが、静的な施設の主役といえばお化け屋敷であろう。

 私はお化け屋敷が苦手で、いや別に怖いとかそんなんじゃなくて脅かしてくるっていう方法がいかがなものかと言ってるだけで、ビビってへんし、全然ビビってへんし、と腰砕けで屋敷から出てくるのである。

 このようにお化けといえば恐怖の対象であることがほとんどであるが、パチンコにおけるお化けはその限りではない。それは『CRおばけらんど』を見れば明らかであろう。一つ目小僧、雪女、ろくろ首など、著名なキャラがコミカルな演出とともに活躍する西陣の人気マシン。

 それは妖怪ちゃうんかなどという野暮な批判は聞き入れない。怪異や現象という意味ではどちらにせよ人知を超えた存在なのである。しかし、演出はシンプルでロジカル。大きく分けて2つの予告と8種類のスーパーリーチで大当りを目指す。

 一つ目リーチや住職リーチといったキャラ系のスーパーリーチは後半に発展すると信頼度がアップ。また、吹雪が起こらずに雪女リーチに発展する、金猫出現、宴会リーチでキャラが宴会しているなどのプレミアムパターンも多数用意されている。

 また、演出の細かな部分で信頼度に影響するような仕掛けが採用されており、飽きさせず法則を発見するやりこみ要素も組み込まれているのである。

 スペックもいたってシンプル。大当り確率が1/317のミドルタイプで確変突入率50%、確変は次回まで継続するシステムで、大当りはオール15ラウンドで出玉が約2250発。この時代の王道ともいえる基本性能となっている。

 2000年のミレニアムイヤーに登場した本機は『スーパーおばけらんど』「おばけらんど○○ver.』『おばけらんど怪』と20年以上継続するシリーズとなり、西陣の定番タイトルとして長く愛される機種となったのである。

 2000年は、プレステ2が登場したりハッピーマンデーが施行されたりした年である。香取慎吾の「おっはー」が大流行し、長澤まさみが東宝シンデレラに選ばれるといった出来事もあった。

 思えばこの年は『フィーバーゴースト』や『かっぱ64』、『ゴーストハウス』、『フィーバーもののけ』とそれ系の機種が流行っていたのも興味深い事象であるが、このなかでシリーズ機として定着したのは本機のみ。『おばけらんど』の人気の高さがうかがえよう。

(文=大森町男)

【注目記事】

パチスロ知っとけば「爆勝ち」も拾える!? 「1撃4000枚」可能な限界突破スペックを「ハイエナ」!!

パチスロ「設定6」の“指定台”に座れた黄金期…「何でもアリ状態」だったイベント事情に驚愕!!

パチスロ「万枚」報告に続くサプライズ! 実力派メーカー「鉄板スペック」が始動!!

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 緩い遊具からハードなアトラクションまで、いろいろ詰まっている遊園地の魅力は侮れない。そんな遊園地の花形といえばジェットコースターだが、静的な施設の主役といえばお化け屋敷であろう。

 私はお化け屋敷が苦手で、いや別に怖いとかそんなんじゃなくて脅かしてくるっていう方法がいかがなものかと言ってるだけで、ビビってへんし、全然ビビってへんし、と腰砕けで屋敷から出てくるのである。

 このようにお化けといえば恐怖の対象であることがほとんどであるが、パチンコにおけるお化けはその限りではない。それは『CRおばけらんど』を見れば明らかであろう。一つ目小僧、雪女、ろくろ首など、著名なキャラがコミカルな演出とともに活躍する西陣の人気マシン。

 それは妖怪ちゃうんかなどという野暮な批判は聞き入れない。怪異や現象という意味ではどちらにせよ人知を超えた存在なのである。しかし、演出はシンプルでロジカル。大きく分けて2つの予告と8種類のスーパーリーチで大当りを目指す。

 一つ目リーチや住職リーチといったキャラ系のスーパーリーチは後半に発展すると信頼度がアップ。また、吹雪が起こらずに雪女リーチに発展する、金猫出現、宴会リーチでキャラが宴会しているなどのプレミアムパターンも多数用意されている。

 また、演出の細かな部分で信頼度に影響するような仕掛けが採用されており、飽きさせず法則を発見するやりこみ要素も組み込まれているのである。

 スペックもいたってシンプル。大当り確率が1/317のミドルタイプで確変突入率50%、確変は次回まで継続するシステムで、大当りはオール15ラウンドで出玉が約2250発。この時代の王道ともいえる基本性能となっている。

 2000年のミレニアムイヤーに登場した本機は『スーパーおばけらんど』「おばけらんど○○ver.』『おばけらんど怪』と20年以上継続するシリーズとなり、西陣の定番タイトルとして長く愛される機種となったのである。

 2000年は、プレステ2が登場したりハッピーマンデーが施行されたりした年である。香取慎吾の「おっはー」が大流行し、長澤まさみが東宝シンデレラに選ばれるといった出来事もあった。

 思えばこの年は『フィーバーゴースト』や『かっぱ64』、『ゴーストハウス』、『フィーバーもののけ』とそれ系の機種が流行っていたのも興味深い事象であるが、このなかでシリーズ機として定着したのは本機のみ。『おばけらんど』の人気の高さがうかがえよう。

(文=大森町男)

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話題の音声SNS・Clubhouse(クラブハウス)とは? スマホ画面疲れの日本人に直撃中!

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

音声によるリアルタイムなコミュニケーションができる招待制SNS「Clubhouse(クラブハウス)」が一気に注目を集めている。仲間内で気軽な雑談にも、著名人の発信をラジオ感覚で聞くのにも使える。Twitter、Instagram、Facebookなどに続くSNSとの呼び声も高いが、じわじわとユーザーを増やしていったこれまでのSNSと異なり、日本国内での人気上昇っぷりは異常だ。背景には、iPhone普及率が高い日本に対するマーケティング戦略があるのかもしれない。

満を持して日本に上陸したClubhouse

 日本では今年1月から本格的にスタートしたにもかかわらず、1週間足らずでみるみる話題となりTwitterでもトレンド入りしたClubhouse。TwitterやInstagramとの違いは、録音もない完全リアルタイムのみの音声SNSということだ。「room」と呼ばれる会話をする部屋を選んで参加すれば、すぐに会話をはじめることができる。  著名人やスタートアップ経営者から火がついたこともあり、現在はまだ一般人にとってはハードルが高い印象もあるClubhouseだが、これ…

続きは【オトナライフ】で読む

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JRA武豊に“捨てられ”失意のドゥラモンドに“飽き性”疑惑!? きさらぎ賞(G3)「中京開催」でドゥラメンテの血が騒ぐか

 7日の中京メインは3歳重賞・きさらぎ賞(G3)が行われる。クラシックを目指す13頭の若駒が登録されているが、前走・朝日杯FS(G1)7着からの巻き返しを図るドゥラモンド(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎)に注目したい。

 前走は、武豊騎手の朝日杯FS初制覇への期待も相まって5番人気に支持されたドゥラモンド。しかし、スタートでやや立ち遅れると、前半3ハロン33秒7のハイペースのなか中団を追走。高速馬場も合わず、直線ではなだれ込むのがやっとという結果に終わった。

 武騎手はヨーホーレイクに騎乗するため、ドゥラモンドはたった1戦で武騎手に“捨てられた”形に……。失意のなか、巻き返しの秘密兵器となりそうなのが父ドゥラメンテの存在だ。

 ドゥラメンテはご存じ、2015年の皐月賞(G1)と日本ダービー(G1)を制したクラシック2冠馬。ドゥラモンドは、その初年度産駒としてデビュー前から注目されてきた。

 ドゥラメンテとともに注目度が高かった同期の種牡馬がモーリスだ。年明け早々のシンザン記念(G3)を産駒のピクシーナイトが制し、先んじて重賞初Vを飾った。ドゥラメンテ産駒もこれに続きたいところだが、これまでJRAの重賞は15戦して「0-1-1-13」と初勝利が遠い。

 そんなドゥラメンテ産駒の期待の星でもあるドゥラモンド。デビューから、福島、中山、阪神と3場すべて右回りのコースを走ってきたが、きさらぎ賞で初めて左回りを経験する。そして、このコース替わりが吉と出る可能性がありそうだ。

「ドゥラメンテ産駒の特徴の一つが“飽きっぽい”ところです。どういうことかというと、芝ダート問わず、右回りから左回り、もしくはその逆の左回りから右回りへのコース替わり時に好成績を残しています。

ドゥラメンテ自身も現役時代に似た傾向がありました。デビュー戦から共同通信杯(G3)まで4戦続けて左回りの東京競馬場を使われ、初の右回りとなった皐月賞で驚愕のパフォーマンスを披露しました。さらに再び左回りに替わったダービーも圧勝。産駒が“飽きっぽい”のは父譲りかもしれませんね」(競馬誌ライター)

【ドゥラメンテ産駒の前走場所(左右回り)替わり別通算成績、1月31日現在】

前走→今回 着別度数(勝率、連対率、複勝率、単勝回収率、複勝回収率)
右→右  5-6-5-42/ 58( 8.6%/19.0%/27.6%/ 28%/ 47%)
左→左  4-4-1-32/ 41( 9.8%/19.5%/22.0%/ 52%/ 40%)
右→左  6-2-4-27/ 39(15.4%/20.5%/30.8%/100%/ 62%)
左→右  9-2-2-23/ 36(25.0%/30.6%/36.1%/259%/108%)

 4パターンそれぞれの勝率に着目すると一目瞭然。「右→右」もしくは「左→左」という同じ回りが続いた時の勝率は1桁で回収率も低い。ところが、「右→左」のときは勝率15.4%、単勝回収率は100%に達する。今回のドゥラモンドは、阪神からの中京替わりなので、「右→左」に該当する。

 そして、さらにパフォーマンスを上げる可能性が高いのが、「左→右」のときだ。その勝率は25.0%で、単勝回収率は259%、複勝回収率も100%を超えている。今後のローテーションはきさらぎ賞の結果次第になるとみられるが、今回好走し、右回りに替わる皐月賞に直行するようなことがあれば、期待は高まるだろう。

 まずはクラシック路線に進むためにも、初の左回りでしっかり結果を残しておきたい。

JRA武豊に“捨てられ”失意のドゥラモンドに“飽き性”疑惑!? きさらぎ賞(G3)「中京開催」でドゥラメンテの血が騒ぐか

 7日の中京メインは3歳重賞・きさらぎ賞(G3)が行われる。クラシックを目指す13頭の若駒が登録されているが、前走・朝日杯FS(G1)7着からの巻き返しを図るドゥラモンド(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎)に注目したい。

 前走は、武豊騎手の朝日杯FS初制覇への期待も相まって5番人気に支持されたドゥラモンド。しかし、スタートでやや立ち遅れると、前半3ハロン33秒7のハイペースのなか中団を追走。高速馬場も合わず、直線ではなだれ込むのがやっとという結果に終わった。

 武騎手はヨーホーレイクに騎乗するため、ドゥラモンドはたった1戦で武騎手に“捨てられた”形に……。失意のなか、巻き返しの秘密兵器となりそうなのが父ドゥラメンテの存在だ。

 ドゥラメンテはご存じ、2015年の皐月賞(G1)と日本ダービー(G1)を制したクラシック2冠馬。ドゥラモンドは、その初年度産駒としてデビュー前から注目されてきた。

 ドゥラメンテとともに注目度が高かった同期の種牡馬がモーリスだ。年明け早々のシンザン記念(G3)を産駒のピクシーナイトが制し、先んじて重賞初Vを飾った。ドゥラメンテ産駒もこれに続きたいところだが、これまでJRAの重賞は15戦して「0-1-1-13」と初勝利が遠い。

 そんなドゥラメンテ産駒の期待の星でもあるドゥラモンド。デビューから、福島、中山、阪神と3場すべて右回りのコースを走ってきたが、きさらぎ賞で初めて左回りを経験する。そして、このコース替わりが吉と出る可能性がありそうだ。

「ドゥラメンテ産駒の特徴の一つが“飽きっぽい”ところです。どういうことかというと、芝ダート問わず、右回りから左回り、もしくはその逆の左回りから右回りへのコース替わり時に好成績を残しています。

ドゥラメンテ自身も現役時代に似た傾向がありました。デビュー戦から共同通信杯(G3)まで4戦続けて左回りの東京競馬場を使われ、初の右回りとなった皐月賞で驚愕のパフォーマンスを披露しました。さらに再び左回りに替わったダービーも圧勝。産駒が“飽きっぽい”のは父譲りかもしれませんね」(競馬誌ライター)

【ドゥラメンテ産駒の前走場所(左右回り)替わり別通算成績、1月31日現在】

前走→今回 着別度数(勝率、連対率、複勝率、単勝回収率、複勝回収率)
右→右  5-6-5-42/ 58( 8.6%/19.0%/27.6%/ 28%/ 47%)
左→左  4-4-1-32/ 41( 9.8%/19.5%/22.0%/ 52%/ 40%)
右→左  6-2-4-27/ 39(15.4%/20.5%/30.8%/100%/ 62%)
左→右  9-2-2-23/ 36(25.0%/30.6%/36.1%/259%/108%)

 4パターンそれぞれの勝率に着目すると一目瞭然。「右→右」もしくは「左→左」という同じ回りが続いた時の勝率は1桁で回収率も低い。ところが、「右→左」のときは勝率15.4%、単勝回収率は100%に達する。今回のドゥラモンドは、阪神からの中京替わりなので、「右→左」に該当する。

 そして、さらにパフォーマンスを上げる可能性が高いのが、「左→右」のときだ。その勝率は25.0%で、単勝回収率は259%、複勝回収率も100%を超えている。今後のローテーションはきさらぎ賞の結果次第になるとみられるが、今回好走し、右回りに替わる皐月賞に直行するようなことがあれば、期待は高まるだろう。

 まずはクラシック路線に進むためにも、初の左回りでしっかり結果を残しておきたい。

JRA期待の素質馬が「仮想」ダービーで力試し!? 「ポテンシャル高い」福永祐一も太鼓判…… 大物馬主に16年ぶり美酒もたらすか

 ダービーと同じ舞台でまずは力試しだ。

 7日、日曜東京の9R・ゆりかもめ賞(1勝クラス)に、エアサージュ(牡3、栗東・池添学厩舎)が出走を予定している。

 日本ダービー(G1)と同じ東京・芝2400mの舞台で行われるゆりかもめ賞。エアサージュにとって1月5日のデビュー勝ちから2戦目となるが、同じく2戦目にこのレースに出走して4馬身差の圧勝を演じたのが18年の勝ち馬ブラストワンピースだった。

 次走の毎日杯(G3)も制して3戦全勝で臨んだ大一番では、最後の直線で下がって来た馬が壁となって5着と敗れたが暮れの有馬記念(G1)を勝利し、晴れてG1馬の仲間入りを果たした。

 エアサージュとしても、底力を問われるこのレースで好結果を残すことが出来れば、一躍クラシックの有力候補として名乗りを上げることも夢ではないだろう。

 同馬の血統は父にPoint of Entryで母がNokaze。ダート競馬が主流の米国産馬の父と芝からダートに転戦して昨年の東海S(G2)で初重賞勝ちを決めたエアアルマスが兄にいるため、ダート向きという見方もある。

 だが、ダートのG1馬マジェスティックウォリアーが父の兄エアアルマスと違い、エアサージュの父Point of Entryはダートから芝に転戦してG1・5勝を挙げたように適性はむしろダートより芝の方が高い。

 これを裏付けるのがデビュー戦を勝利した際、福永騎手が残したコメントだ。「芝がどうかと思っていました。返し馬の感触が思ったより悪くなかったので、こなせると感じました。その感触通りの走りをしてくれました」とレース前は半信半疑だったようだが、いざ走ってみれば心配も杞憂に過ぎなかったと振り返っている。

 さらに「まだ道中の走りなどは不安定でまだまだですが、そういった中で初戦を勝てたということは高いポテンシャルを持っていると思います」と続けたように、まだまだ完成途上ながら素質の高さにも太鼓判を押した。

 この日の中京は今年初日の開催だったこともあり、使い詰めで時計も掛かって力を要している現在の馬場状態とは正反対の馬場状態。初出走の馬が揃った新馬戦は折り合い重視でスローペースになりやすい傾向が強く、このときも例外ではなかった。

 1000m通過は1分4秒7の超スローといえる展開ながらただ1頭33秒6の末脚で快勝して見せたのは、エアサージュの芝適性があったからにほかならないだろう。

 同馬のオーナーであるラッキーフィールドは、かつて女傑エアグルーヴや二冠馬エアシャカールなどを所有していた大物馬主だが、2005年の秋華賞(G1)をエアメサイアで制して以降、G1勝利から遠ざかっている。

 大物馬主にとって16年ぶりとなるG1制覇のカギは、もしかしたらエアサージュが握っているのかもしれない。

JRA期待の素質馬が「仮想」ダービーで力試し!? 「ポテンシャル高い」福永祐一も太鼓判…… 大物馬主に16年ぶり美酒もたらすか

 ダービーと同じ舞台でまずは力試しだ。

 7日、日曜東京の9R・ゆりかもめ賞(1勝クラス)に、エアサージュ(牡3、栗東・池添学厩舎)が出走を予定している。

 日本ダービー(G1)と同じ東京・芝2400mの舞台で行われるゆりかもめ賞。エアサージュにとって1月5日のデビュー勝ちから2戦目となるが、同じく2戦目にこのレースに出走して4馬身差の圧勝を演じたのが18年の勝ち馬ブラストワンピースだった。

 次走の毎日杯(G3)も制して3戦全勝で臨んだ大一番では、最後の直線で下がって来た馬が壁となって5着と敗れたが暮れの有馬記念(G1)を勝利し、晴れてG1馬の仲間入りを果たした。

 エアサージュとしても、底力を問われるこのレースで好結果を残すことが出来れば、一躍クラシックの有力候補として名乗りを上げることも夢ではないだろう。

 同馬の血統は父にPoint of Entryで母がNokaze。ダート競馬が主流の米国産馬の父と芝からダートに転戦して昨年の東海S(G2)で初重賞勝ちを決めたエアアルマスが兄にいるため、ダート向きという見方もある。

 だが、ダートのG1馬マジェスティックウォリアーが父の兄エアアルマスと違い、エアサージュの父Point of Entryはダートから芝に転戦してG1・5勝を挙げたように適性はむしろダートより芝の方が高い。

 これを裏付けるのがデビュー戦を勝利した際、福永騎手が残したコメントだ。「芝がどうかと思っていました。返し馬の感触が思ったより悪くなかったので、こなせると感じました。その感触通りの走りをしてくれました」とレース前は半信半疑だったようだが、いざ走ってみれば心配も杞憂に過ぎなかったと振り返っている。

 さらに「まだ道中の走りなどは不安定でまだまだですが、そういった中で初戦を勝てたということは高いポテンシャルを持っていると思います」と続けたように、まだまだ完成途上ながら素質の高さにも太鼓判を押した。

 この日の中京は今年初日の開催だったこともあり、使い詰めで時計も掛かって力を要している現在の馬場状態とは正反対の馬場状態。初出走の馬が揃った新馬戦は折り合い重視でスローペースになりやすい傾向が強く、このときも例外ではなかった。

 1000m通過は1分4秒7の超スローといえる展開ながらただ1頭33秒6の末脚で快勝して見せたのは、エアサージュの芝適性があったからにほかならないだろう。

 同馬のオーナーであるラッキーフィールドは、かつて女傑エアグルーヴや二冠馬エアシャカールなどを所有していた大物馬主だが、2005年の秋華賞(G1)をエアメサイアで制して以降、G1勝利から遠ざかっている。

 大物馬主にとって16年ぶりとなるG1制覇のカギは、もしかしたらエアサージュが握っているのかもしれない。

緊急事態宣言の延長、失業者15.9万人発生との試算…年間GDP、3.0兆円損失か

はじめに

 首都圏で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、政府は2月7日に期限を迎える緊急事態宣言について、3月7日まで延長する方向で調整に入った。政府は今週、諮問会議を開き、専門家の意見を聞いた上で延長する地域や機関について最終決定する方針となっており、感染状況が改善している栃木を除く10都府県での延長が予想されている。

 こうした新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言は、外出制限や交通規制に対して強制力がなく、海外で行われているロックダウンを実施することにはならない。しかし、昨年4-5月にかけての発出により2020年4-6月期のGDPが過去最大の落ち込みを示したことからすれば、経済活動自粛の動きが続くことは確実だろう。

3月7日まで延長でGDP▲3.0兆円

 前回の緊急事態宣言発動に伴う外出自粛強化により、最も影響を受けたのが個人消費であり、実際に2020年4-6月期の家計消費(除く帰属家賃)は前期比で▲7.0兆円、前年比で▲8.3兆円落ち込んでいる。

 そこで、緊急事態宣言延長の影響を試算すべく、直近2020年7-9月期の家計調査(全世帯)を基に、外出自粛強化で大きく支出が減る不要不急の費目を抽出すると、外食、設備修繕・維持、家具・家事用品、被服及び履物、交通、教養娯楽、その他の消費支出となり、支出全体の約51.7%を占めることになる。

 また、直近2017年の県民経済計算を基に、10都府県の家計消費の割合を算出すると、57.8%となる。しかし、今回の緊急事態宣言は、前回のような休業要請がないことや国民のコロナ慣れなどにより、経済活動自粛の動きは前回ほど強くない。実際、首都圏における1月9~11日の3連休の日中の人出のデータを見ても、昨年12月から▲5~38%しか減っておらず、昨年の宣言時との比較では約2.1~2.7倍となっている(Agoop調べ)。

 そこで、不要不急消費の割合を基に、仮に営業時間短縮を中心とする緊急事態宣言の発出により10都府県の不要不急消費が3月7日まで止まると仮定すると、2020年7-9月期の家計消費(約57.5兆円)を基準とすれば、2月7日までの最大▲1.8兆円に▲1.7兆円が加わり、計▲3.6兆円の家計消費が減る計算になる。

 しかし、家計消費には輸入品も含まれていることからすれば、そのまま家計消費の減少がGDPの減少にはつながらない。事実、最新となる総務省の2015年版産業連関表によれば、民間消費が1単位増加したときに粗付加価値がどれだけ誘発されるかを示す付加価値誘発係数は約0.86となっている。そこで、この付加価値誘発係数に基づけば、GDPベースでは2月7日までの最大▲1.5兆円に▲1.5兆円が加わり、計▲3.0兆円(年間GDP比▲0.5%)の損失が生じる計算になる。

 また、近年のGDPと失業者数との関係に基づけば、実質GDPが1兆円減ると2四半期後の失業者数が+5.2万人以上増える関係がある。従って、この関係に基づけば、10都府県で緊急事態宣言が延長されることにより、何も対応が無ければ、2月7日までの+8.1万人に+7.8万人が上乗せされ、半年後に計+15.9万人程度の失業者(失業率+0.3%pt)が発生する計算になる。

特に懸念される女性の就業環境悪化

 こうした中、2020年の就業・雇用者数を見ると、就業者数では男女とも前年から▲24万人の減少となっているが、雇用者数では男性が前年から▲14万人減に対して、女性は同▲17万人減となっている。背景には、コロナショックにより対人関係の希薄化というところに関連する業種で大きく雇用が減ったということがある。

 特に、女性の就業環境の悪化の背景として、主に2つの要因がある。1つ目が、女性の非正規比率が高いことである。非正社員のほうが雇用調整を行いやすいため、より雇用が減少しやすかったと考えられる。実際、コロナ前の2019年時点で非正規雇用比率を男女別に見てみると、男性は2割強に対して女性が55%以上あり、こうした要因も女性雇用が大きく減りやすい背景になっている。

 そして2つ目が、いわゆる非接触化の進展で、サービス関連や卸・小売といった、女性比率が高い職場で雇用が減ったことである。実際、就業者数の男女別変化を業種別に見てみると、コロナショックの第一波が到来した昨年春にかけて宿泊・飲食サービスや生活関連サービス等で女性がかなり減っており、夏にかけては卸・小売のほうで女性の減少が目立ったことがわかる。

 また、昨年夏以降は就業者数が回復傾向にある医療福祉分野でも、昨年春から夏にかけては大きく女性の就業者が減っており、コロナ禍によって人のニーズが強まっていたにもかかわらず、労働市場から女性を中心に退出をしていたことを垣間見ることができる。

 したがって、緊急事態宣言延長となれば、特に女性雇用環境の悪化が深刻になることが推察される。

政策効果実現に必要な政府の自治体監視

 こうしたなか、政府もコロナ禍の女性への影響と課題への対応を進めつつある。例えば、3次補正には、DV、性暴⼒、⾃殺等対策として、新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付⾦の創設(厚⽣労働省140億円の内数)、配偶者暴⼒被害者等への相談・⽀援の強化(内閣府4.3億円)、性犯罪・性暴⼒被害者等への相談・⽀援体制の強化(内閣府3.4億円)等が盛り込まれている。

 また、エッセンシャルワーカーの処遇改善として、新型コロナウイルス感染症緊急包括⽀援交付⾦(医療、介護、障害福祉、児童福祉)(厚⽣労働省1兆1,763億円)、診療・検査医療機関をはじめとした医療機関等への感染拡⼤防⽌等の⽀援(厚⽣労働省1,071億円)なども盛り込まれた。

 さらに、ひとり親家庭への⽀援として、ひとり親世帯臨時特別給付⾦(厚⽣労働省737億円)が予備費から計上されており、ひとり親家庭等相談体制強化事業(厚⽣労働省4.0億円)、テレワーク対応として、中⼩企業⽣産性⾰命推進事業(特別枠)(経済産業省2,300億円)も3次補正に盛り込まれている。

 一方、人材育成・就労支援として、地域⼥性活躍推進交付⾦(内閣府1.5億円)、⼈材開発⽀援助成⾦による他業種転換⽀援(厚労省10億円)、雇⽤と福祉の連携による離職者への介護分野への就職⽀援(厚⽣労働省)、感染症の影響による離職者を試⾏雇⽤する事業主への助成(トライアル雇⽤助成⾦)(厚⽣労働省)が3次補正に盛り込まれている。

 しかし、いずれの政策も各自治体の対応次第で成果も変わってくることになろう。したがって、政府は予算を配分するだけではなく、各自治体の取り組み状況を厳しくチェックすることが必要になってこよう。

(文=永濱利廣/第一生命経済研究所経済調査部首席エコノミスト)

●永濱利廣/第一生命経済研究所経済調査部首席エコノミスト

1995年早稲田大学理工学部工業経営学科卒。2005年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。1995年第一生命保険入社。98年日本経済研究センター出向。2000年4月第一生命経済研究所経済調査部。16年4月より現職。内閣府経済財政諮問会議政策コメンテーター、総務省消費統計研究会委員、景気循環学会理事、跡見学園女子大学非常勤講師、国際公認投資アナリスト(CIIA)、日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、あしぎん総合研究所客員研究員、あしかが輝き大使、佐野ふるさと特使、NPO法人ふるさとテレビ顧問。

緊急事態宣言の延長、失業者15.9万人発生との試算…年間GDP、3.0兆円損失か

はじめに

 首都圏で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、政府は2月7日に期限を迎える緊急事態宣言について、3月7日まで延長する方向で調整に入った。政府は今週、諮問会議を開き、専門家の意見を聞いた上で延長する地域や機関について最終決定する方針となっており、感染状況が改善している栃木を除く10都府県での延長が予想されている。

 こうした新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言は、外出制限や交通規制に対して強制力がなく、海外で行われているロックダウンを実施することにはならない。しかし、昨年4-5月にかけての発出により2020年4-6月期のGDPが過去最大の落ち込みを示したことからすれば、経済活動自粛の動きが続くことは確実だろう。

3月7日まで延長でGDP▲3.0兆円

 前回の緊急事態宣言発動に伴う外出自粛強化により、最も影響を受けたのが個人消費であり、実際に2020年4-6月期の家計消費(除く帰属家賃)は前期比で▲7.0兆円、前年比で▲8.3兆円落ち込んでいる。

 そこで、緊急事態宣言延長の影響を試算すべく、直近2020年7-9月期の家計調査(全世帯)を基に、外出自粛強化で大きく支出が減る不要不急の費目を抽出すると、外食、設備修繕・維持、家具・家事用品、被服及び履物、交通、教養娯楽、その他の消費支出となり、支出全体の約51.7%を占めることになる。

 また、直近2017年の県民経済計算を基に、10都府県の家計消費の割合を算出すると、57.8%となる。しかし、今回の緊急事態宣言は、前回のような休業要請がないことや国民のコロナ慣れなどにより、経済活動自粛の動きは前回ほど強くない。実際、首都圏における1月9~11日の3連休の日中の人出のデータを見ても、昨年12月から▲5~38%しか減っておらず、昨年の宣言時との比較では約2.1~2.7倍となっている(Agoop調べ)。

 そこで、不要不急消費の割合を基に、仮に営業時間短縮を中心とする緊急事態宣言の発出により10都府県の不要不急消費が3月7日まで止まると仮定すると、2020年7-9月期の家計消費(約57.5兆円)を基準とすれば、2月7日までの最大▲1.8兆円に▲1.7兆円が加わり、計▲3.6兆円の家計消費が減る計算になる。

 しかし、家計消費には輸入品も含まれていることからすれば、そのまま家計消費の減少がGDPの減少にはつながらない。事実、最新となる総務省の2015年版産業連関表によれば、民間消費が1単位増加したときに粗付加価値がどれだけ誘発されるかを示す付加価値誘発係数は約0.86となっている。そこで、この付加価値誘発係数に基づけば、GDPベースでは2月7日までの最大▲1.5兆円に▲1.5兆円が加わり、計▲3.0兆円(年間GDP比▲0.5%)の損失が生じる計算になる。

 また、近年のGDPと失業者数との関係に基づけば、実質GDPが1兆円減ると2四半期後の失業者数が+5.2万人以上増える関係がある。従って、この関係に基づけば、10都府県で緊急事態宣言が延長されることにより、何も対応が無ければ、2月7日までの+8.1万人に+7.8万人が上乗せされ、半年後に計+15.9万人程度の失業者(失業率+0.3%pt)が発生する計算になる。

特に懸念される女性の就業環境悪化

 こうした中、2020年の就業・雇用者数を見ると、就業者数では男女とも前年から▲24万人の減少となっているが、雇用者数では男性が前年から▲14万人減に対して、女性は同▲17万人減となっている。背景には、コロナショックにより対人関係の希薄化というところに関連する業種で大きく雇用が減ったということがある。

 特に、女性の就業環境の悪化の背景として、主に2つの要因がある。1つ目が、女性の非正規比率が高いことである。非正社員のほうが雇用調整を行いやすいため、より雇用が減少しやすかったと考えられる。実際、コロナ前の2019年時点で非正規雇用比率を男女別に見てみると、男性は2割強に対して女性が55%以上あり、こうした要因も女性雇用が大きく減りやすい背景になっている。

 そして2つ目が、いわゆる非接触化の進展で、サービス関連や卸・小売といった、女性比率が高い職場で雇用が減ったことである。実際、就業者数の男女別変化を業種別に見てみると、コロナショックの第一波が到来した昨年春にかけて宿泊・飲食サービスや生活関連サービス等で女性がかなり減っており、夏にかけては卸・小売のほうで女性の減少が目立ったことがわかる。

 また、昨年夏以降は就業者数が回復傾向にある医療福祉分野でも、昨年春から夏にかけては大きく女性の就業者が減っており、コロナ禍によって人のニーズが強まっていたにもかかわらず、労働市場から女性を中心に退出をしていたことを垣間見ることができる。

 したがって、緊急事態宣言延長となれば、特に女性雇用環境の悪化が深刻になることが推察される。

政策効果実現に必要な政府の自治体監視

 こうしたなか、政府もコロナ禍の女性への影響と課題への対応を進めつつある。例えば、3次補正には、DV、性暴⼒、⾃殺等対策として、新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付⾦の創設(厚⽣労働省140億円の内数)、配偶者暴⼒被害者等への相談・⽀援の強化(内閣府4.3億円)、性犯罪・性暴⼒被害者等への相談・⽀援体制の強化(内閣府3.4億円)等が盛り込まれている。

 また、エッセンシャルワーカーの処遇改善として、新型コロナウイルス感染症緊急包括⽀援交付⾦(医療、介護、障害福祉、児童福祉)(厚⽣労働省1兆1,763億円)、診療・検査医療機関をはじめとした医療機関等への感染拡⼤防⽌等の⽀援(厚⽣労働省1,071億円)なども盛り込まれた。

 さらに、ひとり親家庭への⽀援として、ひとり親世帯臨時特別給付⾦(厚⽣労働省737億円)が予備費から計上されており、ひとり親家庭等相談体制強化事業(厚⽣労働省4.0億円)、テレワーク対応として、中⼩企業⽣産性⾰命推進事業(特別枠)(経済産業省2,300億円)も3次補正に盛り込まれている。

 一方、人材育成・就労支援として、地域⼥性活躍推進交付⾦(内閣府1.5億円)、⼈材開発⽀援助成⾦による他業種転換⽀援(厚労省10億円)、雇⽤と福祉の連携による離職者への介護分野への就職⽀援(厚⽣労働省)、感染症の影響による離職者を試⾏雇⽤する事業主への助成(トライアル雇⽤助成⾦)(厚⽣労働省)が3次補正に盛り込まれている。

 しかし、いずれの政策も各自治体の対応次第で成果も変わってくることになろう。したがって、政府は予算を配分するだけではなく、各自治体の取り組み状況を厳しくチェックすることが必要になってこよう。

(文=永濱利廣/第一生命経済研究所経済調査部首席エコノミスト)

●永濱利廣/第一生命経済研究所経済調査部首席エコノミスト

1995年早稲田大学理工学部工業経営学科卒。2005年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。1995年第一生命保険入社。98年日本経済研究センター出向。2000年4月第一生命経済研究所経済調査部。16年4月より現職。内閣府経済財政諮問会議政策コメンテーター、総務省消費統計研究会委員、景気循環学会理事、跡見学園女子大学非常勤講師、国際公認投資アナリスト(CIIA)、日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、あしぎん総合研究所客員研究員、あしかが輝き大使、佐野ふるさと特使、NPO法人ふるさとテレビ顧問。