JRA戸崎圭太に「2500万円」の異常投票!? 中山牝馬S(G3)ジェンティルドンナ全妹・ドナアトラエンテに「無惨」な結末

 13日、中山競馬場では第39回ローレル競馬場賞中山牝馬S(G3)が行われた。

 今年は7冠馬ジェンティルドンナの全妹・ドナアトラエンテが参戦。ジェンティルドンナは、2012年の3歳牝馬三冠レースを全て制し、ジャパンC(G1)では現役最強といわれたオルフェーヴルを破った名牝である。

 現役当時のジェンティルドンナは、海外のドバイシーマクラシック(G1)を含めG1で7勝。引退レースの有馬記念(G1)では戸崎圭太騎手が手綱を執り、見事勝利へと導いている。

 今回、その戸崎騎手が騎乗した偉大な姉を持つドナアトラエンテも、デビューから馬券圏内を外さない堅実な走り。血統からか初の重賞挑戦ながらも1番人気と大きな注目を集めていた。

 一方、このレースでは別の意味でも一部競馬ファンの興味を引く出来事があった。ドナアトラエンテの複勝に「2500万円」という異常な投票が見られたのだ。

 レース前日の前売り投票で、夜の21:52~22:25までの間に600万円、500万円、900万円、500万円と相次いで大金が投入されると、複勝の下限オッズは1.7倍から1.0倍へと減少。その区間、ドナアトラエンテへの複勝投票シェアは95%を超えており、同時間帯の連続した投票からもおそらく同一人物だと思われる。

 レースでは、好スタートから先行したドナアトラエンテ。2走前のユートピアS(3勝クラス)で出遅れた際、騎乗したC.ルメール騎手が「いつもスタートは速くないからね」と話していた同馬だけに、好走確率は大きく高まったはずだ。

 3番手の好位を進んだドナアトラエンテ。4コーナー手前から戸崎騎手が促すと、あとは抜け出すだけという状況だった。

 しかし、直線に入っても、いつもの伸びは見られずに失速。馬群に沈んだドナアトラエンテは、9着に敗れた。

 騎乗した戸崎騎手は、レース後「前半はリズム良く行けましたが、最後は馬場に脚をとられる感じで、末脚が残っていませんでした」とコメント。前走以上に渋った馬場が、ドナアトラエンテを苦しめたということだろう。

 勝利したのは、武豊騎手が騎乗した7番人気のランブリングアレー。2着ロザムール、3着にフェアリーポルカが入り、複勝はそれぞれ4.0倍、3.1倍、2.9倍と波乱の決着となったのである。

 組織的な投票だったのか、お金持ちによる道楽だったのか、それとも……。その真相は闇の中だ。

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パチスロ「快適な時間」の対価として「高すぎる金額」に春を恨む!?【濱マモルの のほほんコラムVol.87~快適空間~】

 雪が溶け、花が咲き始める春。新しい門出のシーズンでもあり、どちらかといえば春には明るいイメージがあるだろうが、アタシにとっては忌々しき季節。他でもない、重度の花粉症だからである。

 目は眼球を取り出して洗いたいほどに痒く、横向きで寝ていると自身の鼻水で溺れてしまうのではないかと思えるほどに鼻はグジュグジュ。くしゃみは1度発動すると往年の爆裂裏モノのように連チャンが止まらず、家族には春の風物詩として笑われている。

 何度も医者に行ってあらゆる薬を試したものの、ロクに効果はなし。それでもまぁ一応、薬は飲んでいるのだが、その薬が鼻水どころか体内にある全ての水分を奪おうとするのか、基本的に鼻が詰まっているが故に口呼吸メインとなることもあってやたらと喉が乾くし、「眠くならない」との触れ込みながらも多少は頭がポーっとする。この時期は自分でいうのもアレだが、ほとんど使い物にならない状態なのである。

 昨今は、花粉症の発症が低年齢化しているらしい。その原因は不明とのことだが、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーの子供が増えていること、環境汚染などで花粉に触れる機会が増えたことに関係があると考えられているそうだ。思えば息子も幼稚園から発症し、アタシほどではないものの、春になると目を掻き、鼻をすすっている。

 アタシが花粉症を発症したのは忘れもしない、小学5年生の時だった。卒業式の予行練習時、突如として目に猛烈な痒みが襲い、掻くうちに涙がポロリ。先生から小学6年生の卒業を悲しむ良き児童のように勘違いされて困った覚えがあるが、とにかくそれ以降、毎年、春は苦しんでいる。

 いうまでもなく、症状をやわらげるためには極力、花粉に触れないことである。できるだけ外出を控え、洗濯物は室内干し。加えて、部屋では会話も難しいほどに空気清浄機をガンガンに効かせているわけだが、それでもさほど効果が得られない中、思い浮かぶのがホールの優れた空調である。

 コロナ禍の昨今、ホールの空調設備には注目が集まっている。昨年に全国遊技場青年部連合会が行った換気実証実験では、開始から10分でホール内に放出したスモークがほぼ排出されたとのこと。感染症を専門とする教授も「素晴らしい換気システム」と評価したそうだ。

 この強力な空調があるだけに、ホール内は花粉も少ないように思える。滞在中は症状がやわらぐように感じるし、実際、やむを得ず外出した際にホールが近くにあれば小休止することも多々あるのだが、先日は、ただ休憩所に座るだけでは申し訳ないと考えて履歴の悪くなかった『ニューパルサーSPⅡ』に着席したところ、引けたボーナスはREG2回のみで、1時間も経たないうちに1万5千円のマイナス。

 快適な時間との対価としては高すぎる金額に、いよいよ春を恨んだ3月の夕暮れ時でありました。

(文=濱マモル)

JRAまるで武豊と岡部幸雄!? 「“反則級”の初勝利」新人女性騎手・古川奈穂が「藤田菜七子の伝説」を塗り替えられる理由

 13日、阪神競馬場で行われた6R(3歳1勝クラス)は、1番人気のバスラットレオン(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)が優勝。鞍上の古川奈穂騎手は、これが嬉しいデビュー初勝利となった。

 10頭立ての芝1600mのレース。「相手を気にせず、自信を持って乗れ」という師匠・矢作調教師の言葉通り、ゲートを出た古川騎手はバスラットレオンのスピードに任せるままハナへ。レースの主導権を握ると、そのまま終始危なげなく逃げ切った。

「1着は格別です」

 レース後、そう初勝利の喜びを語った古川騎手。阪神は今週から無観客競馬が解除されたこともあって「拍手も聞こえました。今までお客さんの前で競馬したことがなかったですし、パドックからお客さんが見えていました」と声援に感謝。藤田菜七子騎手以来、5年ぶりとなる話題の新人女性騎手が、まずは大きな一歩を踏み出した。

「スタートも上手でしたし、危なげないレースでしたね。単勝1.9倍という圧倒的な人気もあってプレッシャーがあったと思いますが、肝の据わった騎乗だったと思います。新人騎手たちの中では4番目の初勝利となりましたが、チャンスのある馬に乗ることも多いですし、今後もっと慣れていけば、さらに勝ち星を伸ばしていく予感がしますね」(競馬記者)

 なお、デビュー12戦目の勝利は、5年前に藤田菜七子騎手がJRA初勝利を挙げた51戦目を大きく上回る。パイオニア的な存在としてJRAの女性騎手の記録を次々と塗り替えている藤田菜七子騎手だが、古川騎手がそれらの記録を「次々塗り替える可能性もある」というから驚きだ。

「現時点で5年前の藤田騎手と、今の古川騎手のどちらが上手いのかはわかりません。藤田騎手もデビュー当初から堂々と乗っていましたし、そこまで大きな差はないと思います。

ただ、古川騎手の場合、やはり所属する矢作芳人厩舎のバックアップがあまりにも大きい。

この日、初勝利を挙げたバスラットレオンは、昨年の朝日杯フューチュリティS(G1)4着馬で、前走はシンザン記念(G3)3着という1勝クラスでは断トツの存在。単勝は1.9倍でしたが、もし前走と同じく坂井瑠星騎手だったら1.5倍を下回っていたかもしれません。言葉は悪いですが『誰が乗っても勝てた馬』という面は拭えませんし、新人騎手が乗るにはあまりに贅沢な“反則級”のような馬でしたよ」(別の記者)

 矢作厩舎といえば、昨年の三冠馬コントレイルがあまりに有名だが、昨年のリーディング厩舎でもある。他にも2月の京都記念(G2)を勝ったラヴズオンリーユーや、ドバイ遠征中のジャスティンなど、活躍馬を挙げれば枚挙に暇がないトップステーブルだ。

 一方、藤田菜七子騎手が所属する根本康広厩舎は、昨年8勝という関東の中堅厩舎。菜七子騎手がデビューした2016年も7勝に終わっており、昨年53勝を挙げた矢作厩舎と比較すれば環境の差は明らかだ。

「藤田騎手の場合、所属の根本厩舎以外にも数多くの厩舎や馬主がバックアップするなど、デビュー当初から『16年ぶりに誕生した女性騎手を大事に育てよう』という関係者の気概のようなものがありました。

古川騎手にはそういった“菜七子フィーバー”はありませんが、矢作調教師自身が新人をしっかり育てようという考えの持ち主。兄弟子となる坂井騎手を育てた実績がありますし、この日の古川騎手の初勝利にも『本当に緊張した。コントレイルのG1並みに疲れた』と語るほど熱が入っていた様子。今後も積極的なバックアップがあることは間違いないでしょうし、あとは本人がチャンスを掴めるかでしょうね」(同)

「おめでとうございます。私も負けないように頑張ります」

 この古川騎手の初勝利を受け、『デイリースポーツ』の取材にそう祝福した藤田菜七子騎手。サウジアラビア遠征から帰国後、復帰初日となったこの日は未勝利に終わるなど、今年はここまで3勝と苦戦が続いている。

 かつて武豊騎手が、岡部幸雄騎手が持つ騎手記録を次々と塗り替えたように、古川騎手もまた藤田菜七子騎手の記録を次々上塗りしていくのだろうか。もう一人の新人女性騎手・永島まなみも含め、競馬界のヒロインの座を巡る争いがいよいよ幕を開けた。

名作が続々と誕生の『バジリスク』…パチスロ大手「ユニバーサル」が発表の「新情報」も話題!!

 ユニバーサルグループにおける看板コンテンツのひとつであるパチスロ『バジリスク』シリーズ。初代『バジリスク甲賀忍法帖』は2009年に登場し、その3年後の2012年には『バジリスク~甲賀忍法帖~Ⅱ』がデビューした。

 2014年には『バジリスク~甲賀忍法帖~絆~』、2016年には『SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~Ⅲ』を製造。2020年には同シリーズ初の6号機『SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~絆2』が誕生した。

 このバジ絆2は、ロングヒットを記録した前作・バジ絆のゲーム性を進化継承。基本的には「バジリスクチャンス(BC)」からAT「バジリスクタイム(BT)」を射止める流れで、シナリオ管理に改良されたBTには前作で好評を博した「絆高確」もある。

 豊富な設定示唆演出がある点も大きな特徴のひとつで、特定設定パターンも多数存在。前作と同じく最高設定の安定感は抜群なだけに、特定日ともなれば朝イチから満席になることも珍しくない。

 また、BCスルー回数狙い、ゲーム数天井狙いといった天井狙いも効果的。ガチプロたちの御用達マシンといえる。

 同シリーズはパチンコでもお馴染みで、2018年には『CRバジリスク~甲賀忍法帖~弦之介の章』『CRバジリスク~甲賀忍法帖~天膳の章~』、2019年には『Pバジリスク~甲賀忍法帖~2』が登場。2021年4月には『Pバジリスク~甲賀忍法帖~2 朧の章』の発売を控えている。

 ユニバーサルエンターテインメントはこのほど、そんな人気コンテンツのLINEスタンプ「バジリスク~甲賀忍法帖~×ユニバ」を期間限定で販売中。ファンの間で話題を集めている。

 そのLINEスタンプは第1弾~第3弾までの3種類で、弦之介の「まだまだ!」「完全勝利」といった演出のワンシーンを採用したものから、デフォルメキャラによる可愛らしいものまで多種多彩。「好機」「確定」「バジリスクタイム」といったストレートな内容のものもあり、パチンコ・パチスロファンならば盛り上がれること必至であろう。

 いずれも価格は120円で、2021年9月30日まで購入が可能。興味のある方は、同社の公式HPをチェックしていただきたい。

 なお、同社はこれらのほか、「沖ドキ!スタンプ」「アナザー動く!ハーデスのスタンプ」といった激アツスタンプも用意している。

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二宮和也、「長女誕生で仕事をセーブ」か 変化しつつある“アイドルは生活感を出してはならない”という風潮

嵐Instagramより

正解のないWEBマガジン〜wezzyより】

 3月5日に第一子となる長女が誕生していたことを発表した二宮和也。多くのファンはパパとなった二宮を祝福しているものの、一部のファンは二宮が昨年、嵐の公式インスタグラムで、家庭菜園で育てていたミニトマトを<Cherry tomatoes>ではなく<Baby tomatoes>と表現していた時期と、二宮の妻の妊娠判明の時期が重なるとして“妊娠匂わせ”だったのではと激怒していた。

 そんな中、「週刊女性」(主婦と生活社)2021年3月23日号が、二宮和也は子育てが落ち着くまで仕事をセーブすると伝えている。

 記事によると、二宮は今年主演ドラマが決まっていたものの、来年以降に持ち越し。しばらくの間、レギュラー以外の仕事はほとんど受けないつもりだという。

クラシックオーケストラが抱えるジレンマ…良い音を奏でる多くの楽器は動物が原材料

 日本を代表する楽器に三味線があります。日本のギターともいえる三味線。歌でも、尺八のような楽器でも、語りでも、何にでも伴奏できる便利な楽器です。そんな万能性から、「三味線を弾く」という言葉には、適当に人の話に調子を合わせてごまかしたり、適当なことを言って相手を惑わすような表現として使われたりするようです。

 もちろん、適当に演奏できる楽器ではありません。ソロで弾いても素晴らしく、日本を代表する楽器のひとつです。僕も三味線を聴いていると、「やはり日本の楽器も良いなあ」と感じます。

 この三味線ですが、楽器に猫の皮が必要という点が現在の動物愛護時代では、イメージとしては損をしているといえます。キズひとつない子猫の皮がよいという話もあり、少しかわいそうに思ってしまいますが、今は犬の皮が多く使われているそうです。猫の皮が高価なこともあり、稽古用ではむしろ犬の皮の三味線が一般的です。

 また、猫の皮は繊細で、かつ抜けの良い音が出るので、高級な細棹三味線や地唄用の中棹三味線に使われ、犬の皮は分厚い音が鳴るので、太棹三味線に使われます。たとえば、激しい音楽が特徴の津軽の太棹三味線は犬皮だそうで、決して値段だけの違いではなく、あくまでも音質の違いで使い分けられています。

 ちなみに、素人が見分ける方法のひとつは、犬は背中の皮を使うのに対して、猫は腹の皮を使うので、うっすらと乳首の跡があるという点を見ることです。

 今では猫も犬も、ほとんど海外からの輸入皮に頼っていますが、現在、動物愛護の流れで犬や猫も保護対象となり、海外からも入手困難で、三味線業界としても大きな問題となっていると報じられています。代用品として、人工の合成皮もありますが、やはり動物の皮の音にはかなわないようで、最近ではオーストラリアのカンガルーの皮が使えないかと検討されています。犬猫はダメで、カンガルーならいいのか、と突っ込みたくなりますが、僕も自宅で犬を飼っているだけに複雑な気持ちになります。

動物が材料に使われている多数の楽器

 実は、オーケストラで使用する楽器も、かなり動物にお世話になっています。たとえば、ティンパニや大太鼓のような打楽器に張られているのは牛皮や羊皮です。最近では、化学樹脂が一般的になっていますが、その理由は、まずは手入れが簡単なこと。そして、日本のように湿度の変化が大きいと、動物の皮はまともに影響を受けてしまう一方、化学樹脂は湿度変化に強いという利便性による点が大きいようです。とはいえ、やはりプロの打楽器奏者にとっては、牛や羊のような動物の皮でなければ満足いく音色が出ないといいます。実際に、指揮者の僕もすぐに気がついてしまうくらい違うのです。

 動物にお世話になっている楽器は、打楽器だけではありません。動物がいないと、弦楽器も困ってしまいます。まずは、弓に使われているのは馬のしっぽの毛です。ピンと張られた馬のしっぽの毛を弦にこすりつけて音を出すのですが、この弦も20世紀半ばくらいまでは羊の腸の筋をねじってつくられていました。現在では、より強い音を出すことができ、耐久性にも優れているスチール製や、最近ではナイロン製が主流ですが、それでも独特な柔らかい音を求めて、今もなお、羊の腸でできた弦を愛用している奏者も多くいます。

 以前は、鍵盤が象牙製のグランドピアノもよくありました。もちろん、高額な特注品ですが、象牙の美しさだけでなく、指に触れた感じもよいのです。現在は、ワシントン条約により象牙の国際取引が禁止されているので輸入での入手は不可能ですが、今もなお魅力に感じる方々も多いと思います。

 スコットランド名物のバグパイプも羊の毛皮を使っていますし、日本の三味線だけでなく、動物を楽器の材料にしているケースは結構あります。

 考えてみれば、多くのオーケストラ楽器は生物でできており、オーボエやクラリネットのような木管楽器は植物である木でできています。弦楽器は動植物が混在しており、馬のしっぽの毛、羊の腸、木を材料にしたボディーから成っています。

 ちなみに、動物に比べて、実は植物のほうが材料としては気難しいのです。たとえば、名器ストラディヴァリウスと同じ木の種類を使って楽器を製作したとしても、同じ音は出ません。

 19世紀の有名なヴァイオリニストであるパガニーニは、「ストラディヴァリウスはナイチンゲール(サヨナキドリ)がとまって鳴く木しか使わなかった」と言っていたそうですが、これはほら話でしょう。現在でも、世界中のヴァイオリニストを魅了し続けているストラディヴァリウスですが、オークションの最高額は、2011年に落札された1721年製の名器「レディ・ブラント」で、約13億円です。

 ヴァイオリンの弦や弓の毛は消耗品なので、製作当時の物ではありません。値打ちの部分は、ずばりボディーに使われている木です。その木が、鳴き声の美しいナイチンゲールがとまって鳴いた木かどうかはわかりませんが、2008年にオランダのライデン大学の研究グループが興味深い発表をしました。ストラディヴァリウスにCTスキャンをかけて断層撮影を調べてみると、木材の密度が驚くほど均一になっており、年輪による木目の幅の違いがほとんどなかったそうです。

 実は、14世紀から19世紀末までヨーロッパで続いた寒冷な小氷河期だったそうで、特にストラディヴァリウスが制作されていた18世紀にピークを迎え、そのために夏と冬の寒暖差が少なくなり、楽器には最高の、木目が均等に詰まった木材を手に入れることができたのです。残念なことに、温暖化問題が報じられている現在では、どうやっても手に入らなくなっている素材なのです。
(文=篠崎靖男/指揮者)

●篠﨑靖男
 桐朋学園大学卒業。1993年アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールで最高位を受賞。その後ウィーン国立音楽大学で研鑽を積み、2000年シベリウス国際指揮者コンクール第2位受賞。
 2001年より2004年までロサンゼルス・フィルの副指揮者を務めた後、英ロンドンに本拠を移してヨーロッパを中心に活躍。ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、BBCフィルハーモニック、ボーンマス交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、フィンランド放送交響楽団、スウェーデン放送交響楽団など、各国の主要オーケストラを指揮。
 2007年にフィンランド・キュミ・シンフォニエッタの芸術監督・首席指揮者に就任。7年半にわたり意欲的な活動でオーケストラの目覚ましい発展に尽力し、2014年7月に勇退。
 国内でも主要なオーケストラに登場。なかでも2014年9月よりミュージック・アドバイザー、2015年9月から常任指揮者を務めた静岡交響楽団では、2018年3月に退任するまで正統的なスタイルとダイナミックな指揮で観客を魅了、「新しい静響」の発展に大きな足跡を残した。
 現在は、日本はもちろん、世界中で活躍している。ジャパン・アーツ所属
オフィシャル・ホームページ http://www.yasuoshinozaki.com/

JRA新人騎手・松本大輝ジョッキーを初勝利へと誘導!? デビューから「2戦2勝」アメリカンシードに続く次代を担うタピット産駒

 13日、ダート1400mで行われた中京6R(1勝クラス)は、タピット産駒のヴァルキュリア(牝4歳、栗東・大久保龍厩舎)が優勝。騎乗した松本大輝騎手は、今年の新人騎手として3人目の初勝利を飾った。

 ヴァルキュリアは、この勝利で2戦2勝。デビュー戦で騎乗した荻野琢真騎手も「最後までしっかりと脚を使い、強い競馬ができたと思います」と期待を寄せていたが、後日左膝の剥離骨折が判明し長期離脱を余儀なくされていた馬である。

 今回は約1年1カ月ぶりの実戦となったが、プラス26kgと大きく成長した姿で登場。長期休養明けながら、レースでは2番人気と注目を集めていた。

 レースは16頭立ての多頭数。デビュー戦で荻野琢騎手が「ゲートは思っていたよりも出ませんでした」と話していたように、この日もヴァルキュリアはスタート後に頭を上げ、最後方からの競馬となった。

 レース後、騎乗した松本騎手が「馬が自分で上がっていってくれました」と語ったように、道中は馬が誘導するように15頭の馬群を内に見ながら外々を回って進出。手応え抜群に最後の直線へ入った。

 直線入り口ではまだ後方にいたヴァルキュリアだが、道中の勢いそのままに残り150m辺りでは先頭。松本騎手のアクションに応え前を飲み込んだヴァルキュリアは、2着馬に1馬身3/4の差をつけて快勝した。

 レース後、松本騎手が「馬の力でした」と語ったように、ここでは能力が一枚上だったのだろう。その走りには馬体重の増加が物語るように、デビュー戦以上の迫力を感じさせた。

「スタート後に頭を上げ最後方からの競馬となりましたが、ここでは力が違いましたね。これで2戦2勝となったヴァルキュリアですが、ダートでの強さはさすがタピット産駒といえるものでした。

同じくタピット産駒で注目を集める馬にアメリカンシードがいますが、ダートレースでは3戦3勝とヴァルキュリアと同じく未だ負けなしです。次走は28日のマーチS(G3)を予定しているようですが、こちらも楽しみですね。ヴァルキュリアもアメリカンシードと同じく、今日の走りからは上のクラスでも活躍が見込めそうです。今後の活躍に期待したいですね」(競馬記者)

 アメリカンシードは芝でデビューしたが、7戦目でダートに戦いの場を移すと3連勝。牡馬、牝馬という違いはあるが、ともに次代を担う同世代のタピット産駒だ。

 ヴァルキュリアも今回の走りから相当な器だろう。アメリカンシードともども、今後の活躍に期待したいところだ。

パチスロ「最高峰ビタ押しマシン」は「ART中の○○」に設定差あり! ボーナス中の背景や終了画面も「ポイント」

 5号機時代に高評価を得た先代のゲーム性を6号機で完全再現し、パチスロ上級者たちをうならせているオーイズミの『パチスロ ひぐらしのなく頃に祭2』。

 同社の予想販売台数を上回るなどセールスも好調なようで、業界サイトによると4月26日より新パネル「詩音&沙都子パネル」も登場するという。

 そんな本機はビタ押しが完璧であれば設定1でも善戦が見込める一方、豊富な設定推測要素が存在する点も大きな特徴のひとつといえる。

 共通ベルや確定役出現率、「にぱ~演出」やボーナス確定画面での設定示唆パターン、運命分岐モード中の「レベル2突入ナビ」発生率やひぐらしボーナスorオヤシロボーナス中におけるビタ押し成功時の画面振り分け、イラストコンプリートによる遊技履歴での示唆などについては既にお伝えした通りで、このほど、またしても新たな重要ポイントが判明した。

 まず、本機はART中のハズレ出現率に設定差があり、その数値は設定1:69.4分の1、設定2:66.1分の1、設定3:64.7分の1、設定4:61.1分の1、設定5:58.9分の1、設定6:58.0分の1と設定に準じて上昇(単独ボーナス含む)。それなりに数値差があるので、しっかりとカウントしよう。

 富竹ボーナス(REG)中はキャラ紹介の背景色に要注目で、銀背景は高設定示唆。金背景は設定2以上濃厚で、「羽入」は設定4以上、「フレデリカ」は設定6に大きな期待が持てる。

 ひぐらしボーナスorオヤシロボーナス終了時は画面で設定が示唆され、「梨花(カケラ内)」は設定2以上の可能性アップ。「梨花(私服)」は設定2以上、「桜花」は設定5以上、「羽入」は設定6のサインとなるようだ。

 ちなみに、現時点で出現率の詳細は不明だが、実戦上、1回目のボーナス終了時は出現率が優遇されていると思われる。

 本機は人気機種が故に大量設置店ならば高設定が投入されるケースも少なくなく、先述の通り、4月26日より新パネルが登場することから、新規導入直後は特に狙い目。

 目押し技術を磨くと共に各種設定推測要素もしっかりと頭に叩き込み、勝機を手繰り寄せよう。

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JRAフィリーズレビュー(G2)ヨカヨカ「同胞」ルクシオンの意志を継いで……悲願の九州産馬2度目の重賞Vを目指す

 14日に阪神競馬場で開催される桜花賞トライアル、フィリーズレビュー(G2)。金曜現在の1番人気はファンタジーS(G3)で2着、阪神ジュベナイルF(G1)で6着だったオパールムーンとなっている。

 彼女に続いて現在2番人気を獲得しており、このレースでクラシックへの助走をつけたいのが九州産馬ヨカヨカ(牝3、栗東・谷潔厩舎)だ。今回は同じく九州は鹿児島出身の幸英明騎手とタッグを組む。

 3戦目となった九州産馬限定レースひまわり賞(OP)を、後続に3馬身差以上と余裕をもって制し、そこからはオパールムーンとの2度にわたる激闘を繰り広げてきた。

 昨年11月に行なわれたファンタジーSでは1着メイケイエールに対し、メンバー最速となる上がり3ハロンを33.5秒で迫ったものの一歩及ばず、2着だったオパールムーン。一方のヨカヨカは2番人気ながら5着という結果でレースを終えた。

 その約1ヶ月後の開催となった阪神ジュベナイルFでは、ソダシ、サトノレイナス、ユーバーレーベンがそれぞれハナ差、クビ差という接戦を繰り広げた。メイケイエールは4着、それに1と1/2馬身離されてヨカヨカが、その3/4馬身差でオパールムーンが入線し、ヨカヨカは九州産馬初のG1掲示板入りを果たした。

 これまで両者1勝1敗で迎えた本レース。勝利の女神がどちらに振り向くのか、はたまた他の馬がどんでん返しを起こすのか注目される。フィリーズレビューの舞台は阪神の芝1400m、ファンタジーSと同じコースである。これを踏まえるとオパールムーンに分があるように感じるかもしれない。

 だが、オパールムーンの今回の枠順は8枠。2016年から2020年までのデータをみると、阪神・芝1400mでの枠順別成績において8枠での勝率は4.1%と他のどの枠順よりも低くなっている。対してヨカヨカの4枠は8.5%と、データだけで見ると実に2倍以上の差となっていることには注目したい。この2頭の勝負はどっちに転んでもおかしくないだろう。

 またヨカヨカを語る上で欠かせないのは、1月26日に訃報が発表された同じ熊本産馬のルクシオンだ。阪神ジュベナイルFでは共に出走し、JRA史上2回目となる九州産馬2頭以上でのG1出走を果たした。

 だが、その後ルクシオンがクイーンC(G3)を目指しての調教中に左上腕骨骨折を発症し、安楽死措置となってしまった悲しい報せは未だ記憶に新しい。

 今年3月12日は九州新幹線全線開通から10周年を迎える日である。その週末に行われるフィリーズレビュー。地元九州からの声援を力に変えて、そして同胞ルクシオンの遺志を継いで2005年アイビスサマーD(G3)のテイエムチュラサン以来、16年ぶりとなる九州産馬の重賞勝利を掴み、宿敵メイケイエールの待つ桜花賞への切符を手にしてほしい。