甘デジ「安定感と爆発」を兼ね備えた神盛り級の傑作!!

 今回、「勝てる甘デジ」として個人的におススメするのは、とにかく甘い神台として多くの甘デジファンから絶大な支持を集めている『CR黄門ちゃま~神盛JUDGEMENT~99.9ver.』です。

■仕様:ST機
■大当り確率:1/99.9→1/14.8
■ST突入率:ST突入率 約42.5%(時短引き戻し込み)
■時短:50回 or 100回(ST含む)
■大当り割合(ヘソ)
15R確変→1%
4R確変 →4%
4R通常 →75%
2R通常 →20%
■大当り割合(電チュー)
15R確変→15%
4R確変 →82%
2R確変 →3%
〇〇〇

 本機の一押しポイントは、時短突破型にも関わらず確変モード「SUPER神盛RUSH」の突入率が約42.5%(時短引き戻し込み)という点。他の時短突破型甘デジに比べて確変突入の難易度がかなり甘くなっているため、出玉の安定感が素晴らしく、時短突破型の中でも屈指の打ち易さを誇ります。

 実際、時短突破型なので左打ちからのヘソ確変(ST)直撃大当りは期待できませんが…通常大当り後の時短50回転で、引き戻せることは多いです。体感的なRUSH突入の割合は一般的な確変機と大差ない印象ですね。

 時短突破型で、これだけ安定して「RUSHに入ってくれる」という一点だけでも、本機を打つ価値は十分にあると思います!

 加えて、確変モードである時短100回(ST15回+時短85回)の「SUPER神盛RUSH」は爆発力も十分兼ね備えており、RUSH継続率はST15回転だけでも約65%と甘め。

 その上、もしST中に大当りを引き当てられなくても続く時短85回転の引き戻し確率が約57%と超優秀! 一旦「SUPER神盛RUSH」に入れてしまえば安定して10連前後の高継続が見込めます。

「SUPER神盛RUSH」はテンポ重視の高速消化でリーチ演出も非常にシンプル。超高速連チャンで一時代を築いた「CRダンバイン」を彷彿とさせるRUSH中のスピード感は中毒性が半端じゃありません。長々とした演出を挟む事がなく、本当にサクっと当たる感じなので、連チャン時の爽快感は抜群ですね。

 ただし、大当りの殆どは4Rと、一回あたりの出玉は少な目。10連でも2000発程度の出玉期待値しかなく、高速消化RUSHのイメージとは異なり、短時間で一気に出して勝ち逃げするような立ち回りには向きません。

 細かい連チャンを積み重ねる事でコツコツ出玉を伸ばすタイプの台なので、一日じっくり打って「確変に何回入れられるか?」という事が勝負の鍵になるでしょう。

 その点でも、時短突破型ながら「SUPER神盛RUSH」の突入率が約42.5%と甘い…というのは超重要!更に、先述したとおり右打ち時の連チャン性能も高く、爆発力も十分兼ね備えているので、勝ち易さは現行甘デジの中でも屈指の一台だと思います。

 通常時は演出過多気味で、打ち手の好みは分かれる印象ですね。シンプル演出で超ハイテンポのRUSH中とは別台を打っているような気分になります(笑)。

 それでも、熱い演出や信頼度の高いリーチが来た際は、しっかり当たってくれる印象なので、打っていてストレスを感じる事はそこまでありません。通常時は演出が多い分、いろいろな激熱パターンがあり、打ち込み要素も十分。大当りの激熱パターンが分かってくると、面白さも倍増する筈ですよ!

 黄門ちゃまシリーズの面白さをしっかりと引き継ぎつつ、非常に甘い時短突破仕様で勝ち易さは折り紙付き。甘デジファンの中にも、本機をメインの勝負台として打ち込んでいる方はたくさんいるのではないでしょうか?

 リリースから3年近く経っているものの、まだまだ現役バリバリですので、ホールで見かけた際は是非とも打ち込んでみてください。

(文=喜多山)

【注目記事】

パチンコ新台『牙狼』の激アツ情報…新スペックの可能性も!?

甘デジ新台「手軽に万発」も期待の超スピード!「約90%継続×最大10R」の超高速RUSHに熱視線!

パチスロ新台「6.2号機初の高純増AT」は“エクストラ級”の出玉性能で登場か!?

パチスロ新台「8192の衝撃」へ高まる期待…怒涛の秒速決着も話題のヒットメーカーへ熱視線!!

フジッコ「大豆で作ったヨーグルト」は何が違うのか?たんぽぽ・川村エミコが実食レポ

 朝食のお供としておなじみのヨーグルト。一般的に牛乳を原材料としているものを想像する人が多いはずだが、最近では、健康・美容面から植物性ヨーグルトも注目されている。

 そんななか、豆製品を中心に日本の食文化にさまざまな影響を与えてきたフジッコ株式会社が、昨春から展開しているのが「大豆で作ったヨーグルト」だ。文字通り大豆が原材料のこのヨーグルトは、豆乳だけでなく大豆丸ごとの栄養があることが特徴で、特に40代以上の女性にオススメだという。

 そこで、「女性って発酵食品……というか、菌が大好きなんですよ(笑)」と語る、お笑い芸人のたんぽぽ・川村エミコさんが、40代女性の代表としてフジッコを直撃!「大豆で作ったヨーグルト」を実食するとともに、同社ヨーグルト・デザート事業部長の入道知生氏に開発秘話などを聞いた。

普通のヨーグルトと何が違う?

――まず、川村さんはフジッコにどのようなイメージを持っていますか?

川村エミコさん(以下、川村) やっぱり、CMで耳にする「フジッコのおま~めさん♪」のフレーズが印象的ですね。

入道知生氏(以下、入道) ありがとうございます。川村さんは、豆製品はお好きですか?

川村 女性はヘルシーな食べ物に敏感で、豆は体に良いというイメージがあるので、なるべく摂ろうと意識しています。

入道 では、普段はどうやって豆を摂っていますか?

川村 枝豆はよく食べますが、そうするとビールも一緒に付いてきてしまいます(笑)。意外と食べる機会が少ないので、ひよこ豆をタッパーに入れて持ち歩こうかなって思ってます。それをたまにつまむくらいじゃないと、豆類って意外と摂れないんですよね。

入道 そうなんです。豆が体に良いことはほとんどの人が知っていますが、日本人が日常生活で摂取する機会は、豆腐や納豆、煮豆などでしょうか。フジッコでは、豆を食べるシーンを増やそうと、豆や雑穀が具だくさんに入った「朝のたべるスープ」という商品も販売していますが、より食頻度の高い食品で大豆に触れていただきたい、また“第2の発酵性大豆食品”として日本の食卓に定着する商品をつくりたい、という思いで、この「大豆で作ったヨーグルト」の開発をスタートさせました。

川村 牛乳や豆乳のヨーグルトと、どう違うんですか?

入道 乳製品のヨーグルトは乳由来、豆乳・大豆ヨーグルトは大豆由来という違いがありますが、ともにたんぱく質や乳酸菌、カルシウムが含まれています。ただ、大豆のヨーグルトは乳製品のヨーグルトとは異なり、低脂質でコレステロールもゼロ。また、豆乳ヨーグルトは豆乳を絞る段階で栄養素が豊富なおからを取り除いてしまいますが、「大豆で作ったヨーグルト」は大豆を丸ごと使っているので、食物繊維や大豆イソフラボンなど、大豆の栄養素を余すことなく摂取できるのが特徴です。

川村 いいこと尽くめ! たんぱく質はお肉や魚でも摂れるイメージですけど、ヨーグルトの方がよりお手軽でいいですね。

入道 体づくりに熱心な人などは、どんなたんぱく質を摂るかも考えていますよね。

川村 マッチョを目指すなら動物性のホエイたんぱくやミルクたんぱくが人気ですが、ダイエット目的の女性は植物性のソイ(大豆)たんぱくの方がいいって聞きます。実際、私のまわりでも、そう言っている人は多いです。

整腸効果も期待できる

――「大豆で作ったヨーグルト」は整腸効果も期待できるそうですね。

入道 本商品には食物繊維や乳酸菌だけでなく、オリゴ糖など腸内の善玉菌のエサになる成分も含まれています。これらをセットで摂取することで、腸内環境を整えてくれることが期待できます。

川村 お通じが良くなると、お肌もキレイになりますね。最近はマスクをつける機会が多くて、よく口元にニキビができてしまうんですが、40代ともなるとなかなか治らない。手軽な食べ物でお腹とお肌の状態をケアしてくれるのは、本当にありがたいです!

入道 大豆の代表的な成分のイソフラボンもお肌の状態をサポートしてくれますし、更年期症状にも効果があると言われています。そのような点から、本商品は特に40代以上の女性の方にオススメしています。

川村 その世代には、大豆をしっかり摂りたいけど摂り方がわからない、という人も多いと思います。ヨーグルトなら馴染みもありますし、日常の食事に取り入れやすいですね。実際、どのくらいの頻度で食べるのがいいのでしょうか?

入道 1日約100gから200g摂っていただくことをオススメしています。200gが多いという方は、朝晩に分けて100gずつ楽しんでいただければと思います。

川村 200gはかなりボリュームがありそう……。

入道 ただ、乳製品のヨーグルトと違って大豆独特の風味が残っているので、アレンジして食べたり、さまざま料理に活用できたりするのも特徴です。

川村 それなら簡単に、多く摂れそうですね。どんな味なのか、すごく気になります!

意外なアレンジレシピにびっくり

――では、ここで川村さんに実食していただきましょう。

川村 やった! 楽しみ!!

入道 まずは、シンプルにそのままで召し上がってみてください。

川村 いただきまーす!……わ、大豆、すごく大豆だ! 大豆がさっぱりなめらかになった感じ。酸味がそこまでなくて、ヨーグルトってデザートのイメージもありますけど、これはおかずみたい。大豆のマイルド感とヨーグルト感のバランスがちょうどいいですね!

入道 気に入ってもらえて良かったです。大豆が前面に出ている味なので、どういう反応をされるか、ちょっとドキドキしていました(笑)。

川村 思った以上に大豆でちょっとびっくりしましたが、体が喜んでるのがわかります。

入道 そのままプレーンで食べる以外にも、こちらのように、しょうがと醤油で食べる方法もオススメしています。

川村 えー、合うのー!? どれどれ……あ、合う! 朝食べるなら、冷ややっこのような感覚でいけそうですね。大豆だから和風のサラダにも使えそうだし、お刺身とも合いそうなので、藁焼きのカツオのサラダに、このしょうがと醤油をかけたヨーグルトをドレッシング代わりにしたら、フレンチっぽい和風サラダになりそう!

入道 そうですね。大豆は和の食材なので、和食との相性が良いんです。お味噌汁に入れれば、コクが増します。醤油とわさびで食べてもおいしいですよ。

川村 ブロッコリーやほうれん草の白和えに大豆ヨーグルトをかけて、醤油をたらして混ぜても良さそうですね。

「大豆と乳酸菌」のベストな組み合わせ

入道 他にも、スープパスタやシチュー、洋風のスープに隠し味として加えても、とてもおいしく召し上がれるかと思います。

川村 へー。あとは、ハチミツとかを入れてもおいしそう。

入道 まさにその通りで、このように黒蜜ときなこを入れて食べると、また違った味わいを感じることができますよ。

川村 んー! おいしい! 今までのものと全然違って、これはしっかりデザート。バニラアイスと黒蜜きなこが合うのと一緒で、これは最強ですね。これだけいろいろアレンジできたら、1日200g摂取するのもそんなに難しくないかも……!

――改めて感想をお聞かせください。

川村 ものすごく大豆でした(笑)。でも、主食に合わせてもデザートとしても、どちらもおいしく食べられます。乳製品のヨーグルトは小さい頃から馴染みがあるから気になりませんでしたが、実はそちらの方が酸味が強くてクセがあるのかも。先入観をなくして考えたら大豆のヨーグルトの方が万能で、しかも栄養価も高いなんて最高です。味はヨーグルトっぽくはないけど、そういうものだと考えればすごくおいしい。大豆風味が苦手な人は、黒蜜やハチミツを入れてデザートとして食べれば問題ないです。これだけの栄養がありながら食べやすいという商品を開発するのは、やっぱり大変だったんじゃないですか?

入道 そうですね。すごく簡単に説明すると、大豆の粉を全体にうまく溶かして、それに乳酸菌を植えて発酵させるのですが、相性が良い「牛乳と乳酸菌」の組み合わせと違って、しっかり発酵して、かつおいしく、健康的な価値を持たせられる「大豆と乳酸菌」の組み合わせを見つけるのが非常に難しかったですね。

川村 なんか、マッチングアプリみたいですね(苦笑)。

入道 何度も断念しそうになりながら、開発から完成まで6年の歳月を費やしました。発売当初はもっと大豆のクセが強かったのですが、それを発酵時に抑えることに成功し、今春から、さらに味がマイルドに食べやすくリニューアルできたのもポイントです。

川村 そうだったんですね。その6年間の苦労を一口一口噛み締めながら、いただかなくちゃいけませんね。素晴らしい食品を開発していただき、ありがとうございます。40代の女性を代表して、お礼を言わせてください(笑)。

(構成=武松佑季 撮影=尾藤能暢)

●「大豆で作ったヨーグルト

※本記事はPR記事です。

JRA 福永祐一「申し訳ないです」本人も認めた致命的判断ミス、“自業自得”の「前が壁」にファンから非難轟々!

「申し訳ないです」

 謝罪の言葉を述べたのは、デビュー26年目の44歳・福永祐一騎手。

 これは12日、M.デムーロ騎手が騎乗の3番人気エルカスティージョ(牝3歳、栗東・斉藤崇史厩舎)が勝利した中京12R・3歳上1勝クラスを、1番人気キャロライナリーパで14着に大敗したことに対する弁明の言葉である。。

 前半600mが34秒5と平均ペースで流れた芝1400m戦。逃げたジュノーが3着に残るも、直線13番手からエルカスティージョ差し切って1着、さらに後ろの16番手からミッドサマーハウスが2着と追い込み、後方待機策を採った馬によるワンツーフィニッシュとなった。

 追込み決着となったレースで、福永騎手が騎乗していたのは、7枠15番のキャロライナリーパ。前走は中団から上がり3ハロン2位の末脚を繰り出して、2着に好走したことなどが評価されて1番人気に支持された。

 戦前に「ゲート練習もしている」と話していた寺島師の思惑通り、好スタートを切ったキャロライナリーパだが、福永騎手は無理に先行せず、道中は中団の10番手を追走させた。

 しかし、3コーナー付近から8枠の2頭、が早めに外から進出を開始したため、蓋をされるような格好でインに閉じ込められてしまう。外の7枠を引きながら、唯一インコースを通らざるを得ない状況となったことは、福永騎手にとっても大きな誤算だっただろう。

 ただでさえ、前の馬が残りやすい開幕週。外を回して距離のロスを避けるべく、直線のインコースには多くの馬が殺到する。運よく進路を確保することに成功すれば、最短距離を走れるが、密集する馬群に包まれてしまえば、脚を余すという大きなリスクとも隣り合わせ。残念ながら、前の馬が壁になった福永騎手は満足に追うことができずに終戦を迎えてしまった。

 福永騎手にとって皮肉な結果となったのは、自身より後方にいたエルカスティージョとミッドサマーハウスの2頭が、「外」を回してワンツーを決めたことだ。結果論ではあるが、内を狙わずに外を回していたなら、チャンスは十分あったはず。

「前が壁」になっての敗戦を目撃したファンの一部からは、ネットの掲示板やSNSで「伝統芸が炸裂(笑)」「素直に外を回せばよかったのに……」といった福永騎手への不満の声も見られた。


 福永騎手には17年のスプリンターズS(G1)で1番人気のビッグアーサーに騎乗した際、今回同様に前が塞がったことが原因で大敗。このときの実況アナウンサーが「ビッグアーサー前が壁」と、アナウンスしたことを面白がるファンもいた。そういった過去の経緯もあって、今回の作戦ミスも「伝統芸」と揶揄されたのかもしれない。

 ある意味では“自業自得の”敗戦に福永騎手はレース後、「判断ミスです。まっすぐ外に行っていれば良かったのですが……。申し訳ないです」と、自身の非を認めるコメントを残した。

 決して意図的ではなかったにしても、ネット上のファンが荒れるミスを犯してしまった福永騎手だが、ミスをしても認めない騎手もいる中、素直に謝罪できるところも、多くのファンに支持される福永騎手の人柄のよさともいえる。

 次走以降、キャロライナリーパへ再び騎乗する機会があれば、今回の反省を活かして、トップジョッキーらしい華麗な騎乗で勝利に導いてくれることに期待したい。

(文=寺沢アリマ)

<著者プロフィール>
大手スポーツ新聞社勤務を経て、編集部所属のライターへ。サラ系・ばん馬のどちらも嗜む二刀流で「競馬界の大谷翔平」を目指すも収支はマイナス。好きな競走馬はホクショウマサル。目指すは馬券的中31連勝だが、自己ベストは6連勝と道は険しい…。

大塚家具を倒産させかけた大塚久美子氏、コンサルティング会社代表に“転身”の不可解

 大塚家具の創業者である大塚勝久氏が率いる匠大塚は7月22日、東武百貨店池袋本店(東京・豊島区)に進出した。5階の紳士服フロアに1200平方メートルの売り場を設け、ソファ、ベッド、ダイニングテーブル、絨毯、カーテンなど国内外の高級家具・インテリアを1000点以上揃えた。

 勝久氏は2015年に勃発した長女・久美子氏との大塚家具の経営主導権争いに敗れたのを機に、創業の地である埼玉県春日部市に匠大塚を設立した。資本金は3000万円。勝久氏が会長、社長は長男の勝之氏である。

 20年7月に東急百貨店吉祥寺店(東京・武蔵野市)、21年4月に東急百貨店本店(東京・渋谷区)、5月には金沢の大和香林坊店に相次いで出店した。東武百貨店池袋本店への出店で、わずか1年の間に4店目となった。百貨店の店舗は400平方メートル以下の小型店ばかりだったが、東武池袋店は初の大型店だ。

 東武百貨店池袋本店はこれまで催事で何度か匠大塚と組んできた。執行役員の川村徹・賃貸事業部部長は「催事での反響が大きかった。常設の大型店をつくり百貨店にお客さまを呼び込みたい」と意気込む。紳士服売り場のある階に誘致する力の入れようだ。

 勝久会長は「百貨店は前の会社(大塚家具)と共通するお客さまが多い」と解説する。家具・インテリア売り場を自前で運営できる百貨店が少なくなっており、高級家具の商品企画から販売までやれる匠大塚は魅力的に映るのかもしれない。

 勝之社長は「全国の百貨店から声がかかっている。社内の体制が十分でないため、すぐに出店拡大とはいかないが、念願の大型店である池袋東武で実績をつくり、今後につなげたい」と抱負を語った。東武百貨店池袋本店の6階にはニトリも入っている。勝久氏は高級家具路線を守っている限り、低価格路線のニトリとは競合しないと分析している。

 勝久氏が率いていた頃の大塚家具は、1990年代後半に百貨店への出店で名を上げた。起点が三越新宿店(東京・新宿区)。三越横浜店(神奈川・横浜市)、多摩そごう店(東京・多摩市)などに戦線を拡大した。大塚家具は卸を通さず、国内外のメーカーから直接仕入れる手法を駆使して高級家具を割安にした、家具業界の革命児だった。

 しかし、三越は伊勢丹と経営統合、経営破綻したそごうは西武の軍門に降った。大塚家具と三越、そごうの蜜月関係は終わった。勝久氏は大塚家具の社長時代のインタビュ-でこう語っている。

<不景気のときこそ、成長できる。うちは、不景気になって撤退した業種の跡や地域に出店することが多いんですよ。七七、七八年ごろはボウリング場、その後は駅前の大手量販店、バブル崩壊後はウォーターフロント、それで現在は百貨店という具合です。敷金、保証金は安くて済みます。好景気なら広いスペースもとれず、豊富な品ぞろえでお客さんを引きつけることもできなかったでしょう>(2001年8月14日付「日経MJ」記事より)

 百貨店不況はインバウンド需要が一息ついた感があったが、新型コロナの感染拡大で、さらに深刻な危機的状況に陥った。百貨店の売り場スペースは今後も空きが増える。ここに、匠大塚が得意とする中・高級品の家具を取り込めるなら、売り場構成上もプラスと、百貨店側は判断したのだろう。

 もう一つの側面がある。国内の家具メーカーが匠大塚を盛り立てている点だ。東武池袋本店には国内外の170社以上のメーカーから選んだ高級家具を並べた。国内の家具・インテリアの小売業界は、スウェーデン発祥の世界最大の家具量販店イケアとニトリの2強時代だ。ニトリは家具業界で珍しいSPA(製造小売業)で、商品を海外から調達している。国内の家具メーカーにとってイケアとニトリは競争相手、ライバルなのだ。かつての家具業界の王者、勝久氏の匠大塚ならバックアップのしがいがあるとの打算があるのも事実だ。

ヤマダの完全子会社になった大塚家具は再び高級路線へ回帰

 大塚家具は7月29日、東京都内で株主総会を開き、ヤマダホールディングス(HD)の完全子会社になることを決めた。8月30日にジャスダック上場を廃止する。親娘喧嘩に勝ち、経営権を握った久美子氏は中価格帯の家具に軸足を移し、ニトリやイケアと勝負する路線に変更した。勝久氏は「ニトリやイケアを意識しすぎたら間違える」と危惧していたが、高級路線の否定が裏目に出た。

 業績は低迷。19年12月、ヤマダHDの傘下に入ってからも上向かず、久美子氏は経営責任を取って20年12月に辞任した。ヤマダHDの完全子会社となった大塚家具は家電などと組み合わせ、中・高価格帯の家具販売を強化する方針だ。大塚家具の店舗はヤマダが売っている高級家電とセットにした展示販売を積極的に行っている。

 株主総会で三嶋恒夫会長兼社長(ヤマダHD社長)は「大塚家具というブランドを守らないといけない」と強調し、再び高級路線に戻る姿勢を明確にした。一部で取沙汰されているヤマダカグ(家具)への社名変更を否定した。勝久氏は「高価格と低価格という両方の路線はできない。どちらかを選ぶしかないのだ」と述べ、久美子氏の大衆化路線には無理があったことを示唆した。

 久美子氏は社長退任後、コンサルティング会社代表に転身した。大塚家具という有名ブランドを、事実上潰してしまった久美子氏にコンサルティングを依頼する経営者が、はたしているのだろうか。

(文=編集部)

「上がり33秒台」ディープボンドの切れ味にファンも困惑!? 「逃げたのは私」C.デムーロが引き出した新味、高速馬場の日本ではなく“重いはず”の欧州で披露はなぜなのか

「もしかすると勝てるのでは?」

 穴馬が演じた“予想外”の激走に、凱旋門賞(G1)での好走を予感したファンも少なくなかったかもしれない。

 そう言っても過言ではないほど、ディープボンドの勝利は衝撃だったともいえる。

 日本馬の大将格クロノジェネシスの登場を前に、フランスはパリロンシャン競馬場で開催された凱旋門賞の前哨戦・フォワ賞(G2)。6頭立ての5番人気という低評価を覆し、鮮やかな逃げ切り勝ちを決めたのは、日本馬のディープボンド(牡4、栗東・大久保龍志厩舎)だった。

 本番の凱旋門賞が行われる舞台と同じ、パリロンシャン競馬場の芝2400mのレース。好スタートを切ったディープボンドは、すかさずハナを奪ってレースを先導。前半をスロー、後半は残り800mからのロングスパート。直線に入っても脚色は衰えず、2着のブルームに1馬身1/2の差をつけてゴールを駆け抜けた。

「逃げたのは私のプラン」

 レース後にそうコメントしたのは、このレースで新たな一面を引き出したC.デムーロ騎手。JRA所属騎手として活躍しているM.デムーロ騎手の弟は、過去に短期免許での来日もあり、日本でもお馴染みの存在だ。

 兄は先日の新潟記念(G3)でコンビを組んだマイネルファンロンを、それまで経験のなかった後方待機策からの差し切り勝ち。12番人気の大穴を勝利へ導いた手腕を絶賛されたことは記憶に新しい。

 そして、その翌週に海の向こうで弟がまたしても「デムーロマジック」を決めたのだから、競馬における騎手の重要性を改めて認識させられる結果ともなった。

 なにしろディープボンドはフォワ賞出走まで、日本で走ったキャリア12戦で逃げたことはない。それどころかどちらかというと「切れない」「バテない」タイプのステイヤーに分類されて不思議でない馬である。

 にもかかわらず、フランスギャロが発表した同馬の上がり3ハロンは33秒85という驚きの数字。初めて逃げの手に出た異国の地で、これまで見せたことのない33秒台の切れ味を披露した。

 しかも、2.31.82というレースの勝ちタイムは、直前に行われたヴェルメイユ賞(G1)の2.31.99よりも速い。さらに同レースでは、本番でも大本命と目されていた欧州育ちのディープインパクト産駒スノーフォールが、まさかの2着に敗れていたばかリ。むしろ驚くなというのが無理な話だろう。

「世界有数の高速馬場といわれる日本の競馬場に対し、パワーも要求される重い馬場なのが欧州の特徴でもあります。スローのおかげという側面もあったにせよ、ヴェルメイユ賞より速い勝ちタイムなら価値があります。

ノースヒルズ軍団は、軽い高速馬場を得意とする無敗の三冠馬コントレイルを引っ込めて、あえてパワータイプのディープボンドを遠征させましたが、この選択は結果的に大正解だったといえるでしょう」(競馬記者)

 最終的にクロノジェネシス、ディープボンドが出走を予定している今年の凱旋門賞。当初は前記2頭だけなく、ステラヴェローチェ、マイネルウィルトス、モズベッロ、レイパパレといった馬も登録していた。顔触れからも察しがつくように、これらはいずれも名うての重巧者でもある。

 パワーの要る馬場には理に適っているように思えて、これまで凱旋門賞で好走した日本馬は歴史的な名馬ばかり。そういった事実を振り返れば一見、安直にも思える“凱旋門賞攻略班”の選定だったが、シンプルイズベストを印象付けるディープボンドの快走だった。

 また、追い風となりそうなのは、フォワ賞を勝利した日本馬が全て好走しているという歴史だ。1999年エルコンドルパサー、2012年オルフェーヴル、2013年オルフェーヴル、これらは同年の凱旋門賞でも2着に入っている。

 それに加えて鞍上のデムーロ騎手は、昨年の凱旋門賞をソットサスで優勝した腕利きだけに、善戦以上の期待も出来そうな雰囲気。どういう結果に終わろうとも、今回のディープボンドのフォワ賞優勝は、日本競馬の悲願である凱旋門賞勝利に向けて、大きな道しるべとなったのではないか。

(文=黒井零)

<著者プロフィール>
 1993年有馬記念トウカイテイオー奇跡の復活に感動し、競馬にハマってはや30年近く。主な活動はSNSでのデータ分析と競馬に関する情報の発信。専門はWIN5で2011年の初回から皆勤で攻略に挑んでいる。得意としているのは独自の予想理論で穴馬を狙い撃つスタイル。危険な人気馬探しに余念がない著者が目指すのはWIN5長者。

バフェットも推奨、好成績で人気のS&P500連動インデックスファンドの“落とし穴”

 投資信託への資金流入が続いています。牽引するのは海外株式で運用される投信。ESG(環境・社会・ガバナンス)やSDGs(持続可能な開発目標)に関連するアクティブ型ファンドと、米国のS&P500NASDAQ指数に連動するインデックスファンドです。インデックスファンドが人気なのは、個人投資家が運用管理費用(信託報酬)を含めた投資コストに敏感になったために、コストの高いアクティブ型ファンドを敬遠する傾向があること。つみたてNISAの主力がインデックスファンドであることも個人投資家の関心を向かわせていると思われます。

 日本の株価指数は軟調な展開が続いている一方、米国の株価指数は史上最高値を更新というワニの口状態の勢いが続いており、米国株への投資熱が高まるのも致し方ないのかもしれません。株価指数をアウトパフォームし続ける好成績のアクティブ型ファンドはかなり少ない(特に海外株式型)ことから、インデックスファンドへの投資は合理的ともいえるでしょう。S&P500株価指数連動のインデックスファンド投資(ETFを含む)は、「投資の神様」と称されるウォーレン・バフェット氏も個別株投資で迷うなら同指数連動のファンドを購入しなさいと勧めていることも、後押ししているように思えます。 

 S&P500株価指数連動のインデックスファンドは、運用成績は中・長期で良好、投資コストも低く抑えられており、つみたてNISAの対象商品であることから非の打ち所がないように見えるます。しかしながら、ESGやSDGsの視点に立てば大きな落とし穴があることを見逃してはならないのです。人気のS&P500株価指数ですが、組み入れ全500銘柄を確認したことが皆さんはあるでしょうか?

 筆者はかなり昔に確認した以降、確認を怠っていたので褒められたものではないのですが、改めて全500銘柄を確認すると5銘柄、全体の1%が表に記載した軍需関連銘柄だったのです。

 たとえば「レイセオン・テクノロジーズ」は航空宇宙・防衛産業を代表する巨大軍需企業。「ハンティントン・インガルス・インダストリーズ」は原子力潜水艦を建造できる2社のうちの1社で、空母、強襲揚陸艦なども建造しています。その他3社は割愛させていただきますが(ご自身で調べてみてください)、ESGやSDGsに共鳴しながらもS&P500株価指数連動のインデックファンドに投資することは、信条と行動が矛盾していると肝に銘じなければならないのです。

 昨今の風潮でいえば「投資コストが低ければよい」「運用成績が良好なのであればよい」で片付けてはいけないと思われるのです。インデックスファンド投資にも落とし穴があることを忘れてはならないのです。

(文=深野康彦/ファイナンシャルリサーチ代表、ファイナンシャルプランナー)

●深野康彦/ファイナンシャルリサーチ代表、ファイナンシャルプランナー

AFP、1級ファイナンシャルプランニング技能士。クレジット会社勤務を3年間経て1989年4月に独立系FP会社に入社。1996年1月に独立し、現在、有限会社ファイナンシャルリサーチ代表。テレビ・ラジオ番組などの出演、各種セミナーなどを通じて、投資の啓蒙や家計管理の重要性を説いている。あらゆるマネー商品に精通し、わかりやすい解説に定評がある。

洋服の青山・AOKI・コナカで見つけた“洗えるスーツ&スラックス”3選!高コスパの便利商品

 残暑が続くこの時期はまだまだ汗をかくことが多く、スーツの汚れも気になるところだ。毎回クリーニングに出すとなると面倒かつ費用もかかるため、多少汗臭くても、消臭スプレーなどを吹きかけて着用している人も多いだろう。

 しかし、近年では自宅の洗濯機で洗えたり、シャワーで流したりすることのできるスーツが続々と登場している。コロナ禍の今、もはや「洗えるスーツ」はビジネスパーソンの必須アイテムともいえるのではないだろうか。

 今回は、特に優秀な洗える商品を洋服の青山、AOKI、コナカからそれぞれ1品ずつ紹介する(価格はウェブ税込)。

青山 スタイリッシュスラックス/8690円

 最近はカジュアルな服装でも許される職場が増え、また普段着でも使えるスラックスの人気も高い。今回はそんな需要も満たしつつ、かっちりとしたスーツスタイルにも使えるアイテムを紹介したい。

 近年のスーツ業界はスリムタイプがトレンドだったが、昨年から今年にかけては、ややゆったりめなシルエットが好まれるようになっている。このスラックスも、そんなトレンドを取り入れた、ゆとりのあるシルエットだ。細身のパンツが苦手だった人には特におすすめである。

 見た目以上に機能性も優れている。ウォッシャブル機能付きのため、ネットに入れるだけで家庭用洗濯機での洗濯が可能。また、ハンガーにかけてのシャワークリーンにも対応しているので、シミや多少の汚れがついたときには非常に助かるだろう。

 また、ポリエステルの素材特性によりシワになりにくく、自転車などさまざまな通勤スタイルにも対応している。軽く薄い見た目だが、シワ防止機能もしっかり備わっているのだ。

 さらに伸縮性もあるため、ストレッチが効き、履き心地も快適だ。セットアップ仕様なので、気に入ったらジャケットも購入し、今風スタイルでキメることも可能だ。

AOKI 接触冷感 洗える 黒無地2つボタン2パンツスーツ LES MUES スリム/2万5960円

 この「LES MUES スリム」も家庭用洗濯機で洗える仕様となっており、ネットに入れて洗い、干しておくだけで、いつでも清潔なスーツを着ることができる。耐久性を強化する縫製と入念なプレスを行っているので、ボタン取れや糸のほつれがなく、シワも発生しにくくなっている。

 さらに、裏袖には冷感生地をあしらっているため、着用時に冷たく感じられる。また、生地を限界まで薄く軽くすることで、従来比10%の軽量化に成功。全体としては500mlのペットボトルよりも軽いというから、驚きだ。この軽量化により、長時間着ていても疲れにくいスーツとなっている。ちなみに、生地が薄くなるほど家庭での洗濯が難しくなるが、耐久性については第三者機関の試験にも合格しているので、へたれる心配は少ない。

 ジャケットのシルエットはウエストをやや細く絞っており、スタイリッシュさを醸し出している。全体的にスリムな仕上がりになっているが、パンツのウエスト部分には特殊な仕様とストレッチ芯を使うことで伸縮性が高く、快適な履き心地を実現している。

 ウォッシャブル、接触冷感、軽量の機能性スーツが3万円以下。それに加えて、パンツが2本ついてくるお得アイテムを買わない手はない。

コナカ【JOHN PEARSE Black SELECT LINE】2釦シングルスーツ/ブラック×シャドーストライプ/SHOWER CLEAN/6万4900円

 コナカを代表するブランド「ジョンピアース」からも機能性スーツが登場している。同ブランドはイギリスを代表するデザイナーのジョン・ピアース氏によるもので、伝統的な技術をベースに個性やファッション性を楽しめる「モダンブリティッシュ」を極めたブランドだ。

 その中でも、今回の「JOHN PEARSE Black SELECT LINE」シリーズはトレンドを積極的に取り入れてつくられたスーツラインナップだ。どんな職場に着ていってもマッチするだろう。

 機能性の点では、なんといってもシャワークリーン対応が挙げられる。温水シャワーを当てるだけで汚れやシワ、ニオイを洗い流すことが可能だ。シャワーするだけなので、洗剤やネットも必要ないという手軽さである。ジャケット、スラックスともに、裏と表を温水で2~3分洗い流せば完了だ。あとは乾くのを待てば良いので、コストや時間をかけなくて済む。

 これならば普段使いはもちろん、出張時のスーツにも最適。ホテルに戻ったらシャワーで流すだけで、翌日には清潔なスーツでビジネスに挑むことができる。一流のデザイナーによるブランド力とシャワークリーン機能を併せ持つ高コスパスーツに、一度袖を通してみてはいかがだろうか。

(文=清談社)

佐々木希の沈黙で叩かれ続ける渡部建、宮崎謙介と原田龍二は妻が鎮火…不倫男たちの明暗

 アンジャッシュ・渡部建という名前が、今となっては懐かしい。もはや「あの人は今」状態だ。そんな渡部が不倫スキャンダルで表舞台から姿を消したのは、昨年6月。それから1年3カ月が経過し、活動自粛は異例の長さになっている。

 そんな中にあって、同じようなスキャンダルを食らっても復活しているタレントもいる。許された男と、いまだに許されない男の境界線はどこにあるのだろうか?

宮崎謙介と原田龍二は妻が鎮火?

 たとえば、元衆議院議員の宮崎謙介氏だ。2016年、男性議員として異例の“育休”宣言をしたものの、妻で元衆院議員の金子恵美氏の妊娠中に不倫し、議員辞職に追い込まれ、金子氏もその余波で再選できなかったという苦い過去がある。

 世間の反感も収まっていた昨年11月、4年ぶり2度目の不倫スキャンダルに見舞われ、またしても大逆風にさらされたが、それでも金子氏は離婚しないどころか宮崎氏の良さを熱弁し、テレビで夫婦共演を果たしている。また、当の宮崎氏も普通にメディアに露出している。

 原田龍二も、その一例だろう。19年5月、複数の女性ファンと自分の車の中で性行為をしていたことが発覚、“4WD不倫”と騒がれた。しかし、今や『しゃべくり007』(日本テレビ系)や『行列のできる法律相談所』(同)などのバラエティ番組、『検事・佐方~恨みを刻む~』(テレビ朝日系)、『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』(テレビ東京系)といったドラマに出演し、山本漢方製薬の「大麦若葉」のCMでは妻で元女優の愛さんと共演している。

 この3者は不倫スキャンダルという点は同じだが、パートナーの対応に若干の違いがみられるといえそうだ。

異例の“妻同伴”会見が奏功した例も

 過去の不倫スキャンダルでも、妻の存在によって世間の“アレルギー”が軟化した例がある。タレントの峰竜太は結婚から7年後の1982年に女優やモデルなど複数の女性との不貞が明らかになったが、謝罪会見に妻の海老名美どりが同席。ここから、峰は“恐妻家”キャラで大ブレイクを果たした。実際、海老名からは不倫を報じた雑誌を1ページ読むごとに叩かれたという。

 また、川﨑麻世も93年7月に斉藤由貴との不倫が報じられ、会見を開いたのだが、会見場では妻のカイヤが腕組みをしながら鬼の形相でにらみつけるという、まさかの展開に。ここから、カイヤは“鬼嫁タレント”としてブレイクしていった。しかし、これは川﨑がカイヤを半ば無理矢理連れ出した“演出”だったという。

「もちろん、謝罪の場に妻を引っ張り出すことがすべて得策だとは思えませんが、一人で針のむしろになるよりは、マスコミの興味も分散され、メディアでの報じられ方も違ってきます」(テレビ局関係者)

 原田も会見で、妻から「原田、アウトー!」と一喝されたと語り、話題となった。その点、渡部の妻の佐々木希はインスタグラムで「この度は、主人の無自覚な行動により多くの方々を不快な気持ちにさせてしまい、大変申し訳ございません。今回の件について、夫婦でしっかりと話し合いをしようと思います」と記したのみで、以降は沈黙を守っている。

「世間的には佐々木に同情が集まっており、渡部は昨年12月にやっと謝罪会見を開きましたが、その時期や内容をめぐって、さらに叩かれました。いわば、渡部はいまだに一人で前線に立ち、批判の的になっている状態です」(同)

騒動を過熱させる“キラーワード”

 前述の3者の不倫が話題となったのは“キラーワード”の存在も大きかった。渡部の“多目的トイレ不倫”がわかりやすいが、宮崎氏の場合は“育休不倫”、原田の場合は“4WD不倫”として報じられたからだ。

 過去にも、矢口真里の“クローゼット不倫”やベッキーの“ゲス不倫”のように、メディアが見出しに打ちやすいキャッチーな言葉があると、騒動が過熱し、そうしたキラーワードを多く目にすることで、世間のイメージダウンも加速していく。

 一方、いってしまえば“ありきたり”な不倫報道は過熱しにくい。たとえば、2013年に独身OLとの不倫が報じられた沢村一樹、16年に同級生の女性との不倫が報じられた芸人・とにかく明るい安村、19年に独身と偽って不倫していた過去が報じられた俳優の小手伸也のケースなどだ。

日村勇紀と山本圭壱の違いとは

 不倫ではないが、バナナマン・日村勇紀は未成年女性との淫行の過去を18年9月に「FRIDAY」(講談社)に報じられた。02年、当時16歳の女性Aさんが21歳の女子大生だと偽りファンレターを送ったことがきっかけで、2人は連絡を取り合うようになる。その後、Aさんは本当の年齢を打ち明けたものの、当時恋人がいた日村は「年齢は関係ない」「Aちゃんも好き」と言っていたという。

 そして、日村は初めて会ったAさんに酒をすすめ、ホテルで関係を持ったという。記者の直撃に、日村は「覚えてない。でもそういうことですね、相手がそう言ってるんですもんね」と返している。

 当時は独身だった日村だが、18年4月にフリーアナウンサーの神田愛花と結婚。この報道を受けて、神田はツイッターで「これまで以上に皆様に笑いをお届けする事が出来るよう、わたくしも精一杯彼をサポートして参る所存です」と釈明した。

 そして、日村は今も『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系)、『Youは何しに日本へ?』(テレビ東京系)、『沸騰ワード10』(日本テレビ系)、『ジョブチューン ~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)、『バナナマンのせっかくグルメ!!』(同)と、地上波のゴールデンタイムに引っ張りだこだ。

「一方、06年に10代女性との淫行で芸能活動を休止した極楽とんぼ・山本圭壱は、地上波テレビに復帰するまで10年かかりました。日村がスキャンダル後も露出が減らなかったのは、その一件が16年前ということも影響しているのでしょう」(同)

萎縮するテレビ局やスポンサー

 ネット時代の前は、こうしたスキャンダルが起きても、限られた雑誌媒体が後追いするぐらいだったが、今やそうした雑誌に加えてネットメディアが集中的に報じるため、まさに火だるま状態となる。

 また、もちろんSNSの普及も大きいだろう。ツイッターの日本国内の月間利用ユーザー数は4500万人だという。今や巨大メディアとなったツイッターでの投稿が世間を騒がせることも珍しくなくなった。つまり、本来なら小さな波紋だったものに、波風が立ち、大騒動になってしまうわけだ。そして、ネット上での誹謗中傷が社会問題化している。

 一方で、テレビ局やスポンサーは世間の不満が“可視化”されることで委縮してしまうようになった。今後、メディアのあり方やスキャンダル報道、世間の空気感はどのように変わっていくのだろうか。

(文=編集部)

「コントレイル世代」は既に死語!? かつての“脇役”ディープボンドが凱旋門賞(G1)前哨戦勝利、主役が「とんずら」で立場逆転か

 12日、パリロンシャン競馬場で行われたフォワ賞(G2)は、日本のディープボンド(牡4歳、栗東・大久保龍志厩舎)が優勝した。

 凱旋門賞と同じ舞台の芝2400m戦。好スタートを切ると、他馬が牽制するのを尻目にハナへ立ちレースを作る。6頭立てと頭数が少なかったため、スローペースでレースを引っ張っていく。

 フォルスストレートを抜けて直線に入ると、鞍上のC.デムーロ騎手が早めに追い出したことに反応して一気に加速。2番手でマークしていた仏G1馬のブルームら後続を寄せ付けない瞬発力を見せて、1馬身半差の勝利をもぎ取った。

 日本馬によるフォワ賞優勝は1999年エルコンドルパサー、2012・13年オルフェーヴルに続いて4度目。この2頭は本番で共に2着と好走しているため、ディープボンドも2頭同様に好走が期待できる。

 年初の中山金杯(G3)では2番人気に推されたが、14着と大敗。しかし、そこから2ヶ月の短期間で“急成長”を遂げた。

 2戦目の阪神大賞典(G2)では、中間に負荷の強い調教を課されていながら、デビュー以降で最高の馬体重502キロへパワーアップ。「トモがどっしりして、しっかりと地面を蹴られるようになった」と、厩舎スタッフは笑みを浮かべていた。

 G3で14着に敗れていた馬が、約8ヶ月の時を経て世界最高峰のレース・凱旋門賞の優勝候補となった。特に昨年の成績も加味すると、これほどの活躍を予想できたファンはいたのだろうか。

 昨年のディープボンドは、京都新聞杯(G2)優勝やダービーと菊花賞の2冠で掲示板と一定の活躍はしていた。しかし、その活躍を霞ませていたのがコントレイル(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎)の存在だ。

 コントレイルは、昨年史上3頭目の無敗での三冠を達成した、いわば“現4歳世代の顔”とも呼べる存在だ。ディープボンドとコントレイルは同じノースヒルズ系列が所有し、勝負服も似ていたため、ディープボンドはノースヒルズ軍団の「脇役」のような存在だった。

 一方の主役コントレイルは昨年11月のジャパンC(G1)で初黒星を喫したが、ファンから「来年は凱旋門賞へ」と、出走を期待されていた。

 しかし、今年初戦の大阪杯(G1)で道悪の馬場に泣かされて3着に。早々に凱旋門賞を諦めて国内路線へシフトすることとなった。

 同グループのディープボンドが遠征しているのに対し、コントレイルは国内で待機。そのためコントレイルは、世界制覇を期待したファンに凱旋門賞から「とんずら」したと揶揄されても仕方がない状況だ。

 昨年までは、「コントレイル世代」だった現4歳世代だが今秋になって一転。昨年まで脇役だったディープボンドが主役へ躍り出る“立場逆転”となりそうだ。

(文=寺沢アリマ)

<著者プロフィール>
大手スポーツ新聞社勤務を経て、編集部所属のライターへ。サラ系・ばん馬のどちらも嗜む二刀流で「競馬界の大谷翔平」を目指すも収支はマイナス。好きな競走馬はホクショウマサル。目指すは馬券的中31連勝だが、自己ベストは6連勝と道は険しい…。

自民党総裁選、テレビ各局が岸田文雄氏をやたらと“ヨイショ”する意外な理由

「こんな大物にスタジオに来てもらったら困る」「去年も感じましたが、すっごい話しやすい方」――。

 フジテレビの情報番組『バイキングMORE』でMCを務める坂上忍氏の、自民党の岸田文雄前政調会長に対する露骨なヨイショがネットで話題になっている。

 その2日前、高市早苗前総務相がスタジオに来た際には、坂上氏は机にもたれかかって肘をつき、眉間にシワを寄せながら話を聞くなどして「態度が悪い」という批判も出た。しかし、岸田氏には直立不動でお出迎え、手を前に組み終始笑顔と、別人のような対応だったのだ。

「まるで“接待”かというほど岸田氏に媚びていて、ちょっと引きましたね。抽象的で、評論家のようなことしか言わない岸田氏は、政治記者の間ではインタビュアー泣かせとしられており、“政界一話のつまらない男”という異名もあるほど。“人はいい”というお世辞はよく聞くが、“話しやすい”なんてのは初めて聞いた」(政治ジャーナリスト)

 では、なぜこんな露骨な「岸田ヨイショ」が起きたのか。全国紙政治部記者は「マスコミは岸田氏を本命視しており、首相就任後初の出演を勝ち取りたいテレビは、どうしてもその下心が出ているのでは」と分析をする。確かに、新首相が初めて出演する番組は高視聴率が約束されている。そこで今のうちから選んでもらえるよう、「うちはMCも出演者もみんな応援してますよ」と媚を売っているというのだ。

 安倍晋三元首相の「桜を見る会」に、ワイドショー司会者やコメンテーターとして出演するタレントや文化人が、大ハシャギで参加していたことは有名だが、あれと同じことが「次期首相」と目される岸田氏にもヨイショ攻撃が行われているというワケだ。

来秋には「岸田おろし」?

 ただ、そういう涙ぐましい努力もあと1年もすればパアになってしまうかもしれない。

 ほんの1年前に「パンケーキおじさん」などとヨイショされていた菅義偉首相がバッシングの嵐で退陣に追い込まれているように、もし岸田氏が首相になっても来年の今頃にはその座から引きずり下ろされているのではないか、と永田町で囁かれているのだ。

 次の衆院総選挙でも自民党は苦戦が予想されているが、実は来年には参院選も控えている。岸田内閣が発足してしばらくは期待感で支持率も上がるだろうが、コロナ対策や経済政策で結果を出せなければ、すぐに菅政権同様に求心力を失っていく。となれば、参院選もかなり厳しい。選挙に勝てない自民党総裁はほどなくクビに追い込まれるというのは歴史が証明している。つまり、来秋には「岸田おろし」の嵐が吹いているかもしれないのだ。

 岸田総裁のもと、自民党がガラリと変わって国民の高い支持を得ているという見方もあるが、残念ながらそれはかなり甘い見通しだ。

 党幹事長の任期制を主張した後、二階氏が辞任したことから、何やら改革のヒーロー扱いをされているが、打ち出している政策自体は、現在の自民党の権力構造を変えるようなものではない。その証に、麻生太郎副総理、甘利明氏などのベテラン勢が揃って支持に回っている。また、高市氏支持を表明している安倍氏に関しても最側近・今井尚哉元首相補佐官(現・米投資大手カーライルグループ・ジャパン顧問)を岸田陣営に派遣していることから、実際は岸田氏支持といわれる。

 つまり、表面的な見え方がちょこっと変わるだけで、“3A”に忖度をしながら政権運営をしていた菅首相と基本的に何も変わらないということだ。たとえるのなら、古いスマホの機種変更をせずにスマホケースを新しく変えただけなのだ。菅政権とそれほど変わらないのなら、今のような批判も続くというワケだ。

日本医師会から毎年カネ

 そこに加えて、菅政権支持率急落の原因である「コロナ対策」も絶望的だ。

 日本特有の「医療ひっ迫」という問題がなかなか改善できないのは、病院経営者の利益を守る医師会に対して、選挙や献金で世話になっている自民党が強く出られないという構造的な問題があることは、多くの専門家が指摘していることだが、これは岸田内閣でも継承される。

 岸田氏の政治団体「新政治経済研究会」には日本医師会の政治団体・日本医師連盟から平成31年3月に50万円、令和元年7月に50万円、同年8月に50万円、11月に50万円、同年12月に50万円という感じで、定期的に政治資金パーティや寄付の形でカネが流れているのだ。

 もちろん、これは氷山の一角にすぎない。医師会にカネや選挙協力で頭の上がらない政治家は、医師会の不利益になるような政策はできない。「医療難民ゼロ」「抜本的改革」と美辞麗句は並ぶが、政治的背景から見ても、岸田氏にこれを本当に実行に移す力はない。

 このような自民党政権の「限界」について日本のマスコミはほとんど切り込まない。しかし、対中国戦線の重要な同盟国として日本の内政を注視するアメリカは冷静に分析をしている。米ニューヨークタイムズは、「安倍政権の前に見られた不安定なリーダーシップの時代に戻るおそれがある」と伝えたほか、ウォールストリートジャーナルも、「毎年総理大臣が代わり、国際舞台で日本の存在感が低下した時期に戻るリスクが高まった」とバッサリだ。

 岸田氏といえば、BSの番組に出演した際に、森友・加計学園問題について再調査を期待させるような発言をした後にそれを否定したことで話題になった。本人の釈明によれば、もともと再調査の必要はないという立場だったが、メディア側が誤解をして報じたという。

 そうなのかもしれないが、今からこんな有様では首相になってから大変だ。一国の首相はちょっとした発言が、国際問題に発展したり、国民の怒りを買ってしまう。「口下手」「説明不足」は政治生命に直結するのだ。

「パンケーキ首相」がわずか1年で使い捨てにされてしまったように、来年の今頃には、ワイドショーで「首相の言葉はまったく響きません」「誤解だというが、自分がはっきりとものを言わないのが悪いのでは」なんてボロカスに叩かれているかもしれない。

「すっごい話しやすい」「メモをとる人って素敵」と媚を売っていたワイドショーが来年の秋には手のひら返しで、どんなことを言っているのか見ものである。

(文=長谷十三)