中学生以下だけ年内現金5万円支給になった理由とは? クーポンやそれ以外の給付はいつに?

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コロナ克服・新時代開拓のための経済対策のひとつ、子育て世帯に対する10万円相当の給付金。「なんで18歳以下?」と疑問や不満などさまざまな意見あり、ネットも騒然としたのは記憶に新しいが、今度は給付される子どもの年齢で給付の時期に“大きな時差”が出そうなことが判明した。なんと16歳~18歳の子どもについては「申請」が必要となるらしい。

15歳以下の支給だけ、なぜこんなに速く?それにはあの手当の存在があった!

筆者は15歳以下への給付金のうち、まず5万円が年内支給の予定と聞いて、「意外と速いじゃん!」と思った。なぜなら前回の2020年に支給された給付金は申請後、待てど暮らせど振り込まれず、忘れたころ……というのは若干言い過ぎだが、振り込まれるまでに相当な時間がかかった記憶があるからだ。今回スムーズな支給を実現できそうなのは、児童手当の支給システムを利用するからだそう。「それなら前回の給付金も15歳以下だけでもスピード感をもってやれなかったのか」という今更な疑問も湧いてしまうが……。

とはいえ、年内支給は年内の「いつか」によって大きく経済の動きが左右されそうだ。子どもが絡みお金が動く大きな冬のイベントといえば、クリスマス。そのプレゼントを予定よりゴージャスなものにするだけでも、かなりの経済が動きそうだ。

しかし現金支給は、以前から指摘されている通り「使わずとりあえず貯金」となりそうな可能性も。また、16歳~18歳については前回のような申請が必要となるのがほぼ確定で、こちらはまたもや「待てど暮らせど」になりそうな予感である。

以前から「なんで18歳以下だけ?」と不満の声が続出していたが、今回もネットでは冷ややかかつネガティブな反応が圧倒的だ。「大学生の方がよっぽどお金がかかるんですけど」という実情を訴える声や、「手続きなんて、役所がまたパンクしそう」と不安視する声、「まあ5万ぽっきりで何ができるかって話」「なんせコロナ禍の初動がアベノマスク配りだったしね」など政府の対応に対して皮肉めいた声も。

筆者は給付金の対象となる子供が2人いるため、合計20万相当いただけそうだ。しかし、頭の中では「クーポン“は”使わなきゃ」という考えが強い。クーポンはお金とちがって、「使わなければ意味がないもの」という認識だからだ。しかし、コロナ禍で夫婦ともに…

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スパチャ(投げ銭)で稼いでいるVTuber世界ランキング、5位雪花ラミィ、4位kson、3位不知火フレア、2位潤羽るしあ、1位は?【11月5週目】

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今や生身のYouTuberを凌ぐほどの人気を誇る「VTuber(バーチャルYouTuber)」。そのVTuberの人気を計る目安のひとつに「スパチャ(投げ銭)」がある。そこで、ここではYouTuberの分析&ランキングサイト「PLAYBOARD」による11月5週目(2021年11月22日~11月28日)の週間スパチャ獲得金額の世界ランキングを紹介しよう。果たして今回ランキングで1位を獲得したのは誰だろうか?

スパチャ世界ランキングで1位を獲得したVTuberは?【11月5週目】

現在、YouTuberの「スーパーチャット(スパチャ)」獲得金額の上位を席巻しているのが、「VTuber(バーチャルYouTuber)」たちだ。VTuberとは、二次元(3Dモデリング)イラストのキャクターがYouTuberとなっているのが特徴で、生身のYouTuberよりも稼いでいるのだ。そんなVTuberたちの人気の目安となるのが「スパチャ」と呼ばれる“投げ銭”の金額であろう。

そこで、ここではYouTuberの分析&ランキングサイト「PLAYBOARD」のVTuber・スパチャ・世界カテゴリー・1週間での、スパチャ世界ランキングを発表したいと思う。11月5週目(2021年11月22日~11月28日)のランキングでは 4位「Kson」、3位「不知火フレア」、2位「潤羽るしあ」だったが、今回1位を獲得したのは、誕生日ライブと三期生の結束が凄かったあのVTuberだ!

第5位 雪花ラミィ(ゆきはな らみぃ)

Lamy Ch. 雪花ラミィ
所属:ホロライブ
週間スパチャ額:195万4,226円
チャンネルは→こちら

今回、スパチャ世界ランキング第5位を獲得したのは、前回トップだった雪花ラミィ(ゆきはな らみぃ)だ。

大きくスパチャを伸ばした配信は「【晩酌】スーパーチャットのお礼雑談!【雪花ラミィ/ホロライブ】」とASMR「【黒3Dio】睡眠導入 オイルマッサージ&耳かきASMR(Oil Massage/Ear Blowing)【雪花ラミィ/ホロライブ】」。

スパチャ1回あたりの金額は大きくないものの、回数がとても多く、1週間で3,400回以上もスパチャがあったのだ。イベントが無くても稼げるのは、根強いファンが付いている証拠だろう。

第4位 Kso…

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パチンコ「CR機全盛期」に人気を博した名機…「ハネモノとデジタル」の融合!!

 今回は2011年にアムテックスからリリースされた『CRホー助ミニ』でまったりと遊んできました。ホー助といえば、そのルーツは1997年まで遡ります。

 CR機全盛時代に現金機として孤軍奮闘したのが平和の初代『ホー助くんDX』であり、本来ならばこちらを遊技したかったのですが日程の都合で断念。またの機会に持ち越しです。

 ホー助はハネモノ+デジタルという当時でも少なかったタイプの遊技機として大ヒット。ハネに拾われた玉がV入賞すればデジタルが始動しそのデジタルにVが表示されれば大当り。1R(20%)=約150個か16R(80%)=約2400個の出玉を獲得できる権利物でした。

 確変こそありませんが時短による自力連チャンも強力で、大当り終了後は羽根解放時間が通常の0.6秒から10倍の約6秒に。これが羽根解放10回まで続くのです。

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パチスロ新台『押忍!番長ZERO』PVに熱視線! 歴史に新たな1ページが刻まれる!!

 回転体には4つのハズレ穴がありますが羽根が6秒も開けば玉がポコポコと何発も入りますからね。毎回のようにデジタル始動の大チャンスとなり、メインデジタルのV確率も約1/8.7なので連チャンに繋がることも多いのです。

 止め打ちで回転体を狙い撃ちし、V入賞率を大幅アップさせる攻略ネタもありました。しかし、それでも大量設置しているホールも多かったですね。その人気は長らく衰えませんでした。

 稀に1Rが続いて泣きを見ることもありましたが、メインは16Rでしたから連チャンすれば出玉の増加も速い。それも大きな魅力でしたが、正にその辺は盟主平和の成せる業ではないでしょうか。

 平和といえば昔からこういった権利物や電役、一発台などのアナログが絡んだ遊技機には非常に定評があります。ホー助に限らず『ビッグシューター』や『トキオ』、『バレリーナ』、『サイクロン』など名機揃い。めっぽう強い印象です。 

 この手の遊技機をシリーズ化したり途切れることなく定期的にリリースしているのは、平和と最近では豊丸くらいでしょうか。直近では『Pうまい棒4500~10500』のスマッシュヒットが記憶に新しいところですが、そこにも平和のブレない姿勢がはっきりと伺えると思います。

 ホー助は2002年に『CRキングホー助』、2011年に『CRホー助ミニ』、2019年にも『Pホー助くん』をリリースし現在もホールで活躍中です。

 今回のホー助ミニは、大当り6R固定の甘デジを意識したタイプで気楽に遊べるタイプの権利物。もちろん連チャン性能も備えており約78%という高継続率です。今回の実戦でもサクッと連チャンを楽しめました。

 うまい棒のヒットで賑わいをみせているアナログ機ですが、更なる盛り上がりに期待したいところです。 そういう意味でも平和、豊丸以外のメーカーさんにも是非期待したいと思います。 

(文=電撃しらっち)
<著者プロフィール>
業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。

不朽の名作ゲームがいよいよパチスロ化!? アンケート第三位の人気作品がついに始動か…

 主人公であるネズミの警官が、トランポリンやドアを駆使してネコの泥棒「ニャームコ」と、その手下「ミューキーズ」をよけながら盗まれたアイテムを奪い返すアクションゲーム「マッピー」。このマッピーは1983年にナムコ(現・バンダイナムコエンターテインメント)が発売したアーケードゲームで、翌年には任天堂「ファミリーコンピューター」用のソフトとしても登場した。

 可愛いキャラクターに加えて、プレイヤーの気分を高めるポップなサウンド。これらの融合は多くのファンを魅了し、今なお名作の一つとして語り継がれていることは当時、小・中学生だった者ならば周知の通りであろうが、そんな世代の方々にビッグニュースである。先日、ユニバーサルエンターテインメントグループのメーシーが、同作をモチーフとしたと思われる『S/マッピー/GS』の検定を通過させたようなのだ。

 同グループは、「あの頃、少年だった大人たちへ。」をキャッチフレーズに、パチスロプロジェクト「ファミスロ」を展開中だ。

 記念すべき第1弾は世界的名作『SLOTパックマン』で、5号機時代の2018年に登場。上部パネル右のパックマンが点灯すればボーナス確定の完全告知タイプで、ボーナス成立ゲームでは約95%で違和感演出が発生するほか、出目や演出でもボーナス期待度が示唆される。

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 第2弾は国民的野球ゲーム『SLOTファミリースタジアム』で、ボーナス+RT仕様。基本的に通常時はチャンスリプレイ成立を機に演出が発生し、プチRT中にホームインできればボーナスが約束される。

 2019年に6号機としてデビューした第3弾は、人気シューティングゲーム『SLOTギャラガ』。こちらは1G純増約4.0枚の疑似ボーナスタイプで、ビッグ中に獲得したスコアが終了後32G間の「ギャラガゾーン」での連チャン期待度に影響を及ぼす「スコアリンクSTシステム」を搭載している。

 余談だが、同社が行った「ファミスロ化を希望するゲームタイトル」アンケートでは、マッピーが「ドルアーガの塔」「ゼビウス」に次いで第3位となっていた。上位2タイトルは、すでに『Pナムココレクション』としてパチンコ化されている。いよいよパチスロへ移植されるマッピーは一体、どのようなゲーム性なのか。まずは正式な発表を待ちたいところだ。

甘デジの中でも激アマ…「突入100%×約72%×10R完備」のRUSHと破格のネオ時短で天下布武!!

 2021年5月に登場した『P織田信奈の野望 全国版』に待望の甘デジバージョンが登場。本機はシリーズ機として3作目となるが、いずれのシリーズにおいても甘デジタイプには力を入れている。

 初代は『GL』と『GL66』の2タイプを用意。前者でも大当り確率が1/89.9と甘めに設定されているが、後者は1/66.94とさらに高い確率となっている。また、第2弾では「ぷらちな」ブランドで展開し、大当り確率1/119.81が重くなった分、右打ち中の15%で16ラウンド2400発が取れるパワフルな出玉性能を実現した。

 この流れは本作『P織田信奈の野望 全国版GC250Aa』でも受け継がれており、ライトミドル版の長所を詰め込みながら、より遊びやすいマシンとして仕上がっている。

 大当り確率は1/99.9と一般的な甘デジと同様だが、1種2種混合機では珍しくRUSH突入率が100%。またラウンドの振り分けも存在しない構成なので、初当り後は誰が打っても同じ結果となる。

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パチンコ『牙狼』のスペックUP機や「約80%→約91%継続」RUSH搭載の大物タイアップ機など…激アツ新台情報が盛り沢山!!

 これは一見当り前のようなことに感じるが、実はパチンコの進化とともに失われてしまった部分である。今のパチンコ機で初当りの結果が万人に平等となることはほとんどない。考えられるのは一発台くらいではないだろうか。

 さて、初当りを獲得すると電サポ50回+残保留4個の連チャンゾーン「天下布武モード」に突入。このモードは継続率が約72%と高い連チャン率を備えながら大当りの20%が10ラウンド約900個とボリュームのある出玉感を実現している。

 必ずRUSHに突入するうえに高ループ×出玉感を兼ね備えたハイブリッドスペックだが、さらなるアドバンテージが用意されている。それが遊タイムである。

 大当り間で250回転消化すると349回の電サポモードに突入。右打ち中の大当り確率は1/43.17なので、遊タイム中に大当りする割合は実に約99.9%とほとんど引き当てられるようになっている。

 大当りすれば100%でRUSHに突入するので、遊タイム経由でのその恩恵は本機では関係ないものとなるが、「RUSH後は遊タイム発動まで196回転の消化で済む」と、逆にRUSH後に効用を発揮するのである。

 これが1種2種混合機を採用したメリットで、「突入100%ならSTでも同じ」と思われるが実はそうではない。遊タイムを考えた場合、時短で消化する1種2種混合機はRUSH自体が発動条件の短縮を担うので、確変で消化するSTにはできない武器を持つことができるようになる。

 そもそも、規定上、1/99.9の甘デジでもっとも最短となる250回転に設定している遊タイムがさらに浅くなるという大盤振る舞い。これまで述べてきたように、本機が高性能スペックであることを踏まえれば一つのアンサーが浮かび上がる。

 そう、本機は激甘なのである。等価ボーダー15回転台という評価もある通り、驚異的な甘さとなっている。ただ、惜しむらくは設置店舗数の少なさ。もともとホールに導入されていないうえに入っていても基本的に設置は1台であろうし、台のコンディションも厳しいものになりそうである。

 しかし、時期やスケジュールで優良台を見つければ全ツッパマストの激アツチャンスとなること間違いなしではないだろうか。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

JRAチャンピオンズC「今年1番簡単なレース」の真意とは? ソダシ出走にゴーサイン、ノーザンファームの深い思惑…

●ソダシの挑戦はどうなる?

 コントレイル、シャフリヤール、オーソリティなどが激戦を演じたジャパンC(G1)が終わり、今週はJRAの2021年ダート王を決めるチャンピオンズC(G1)が行われる。注目は白毛馬ソダシの挑戦だ。3歳牝馬でダートG1の挑戦は無謀にも思えるが、ユキチャンやハヤヤッコなど白毛馬の実績、さらに父クロフネと母の父キングカメハメハ(産駒ベルシャザール・ホッコータルマエ・チュウワウィザードなど)からもダートでさらに素質が開花する可能性がある。しかしこのレースの鍵を握るのはノーザンファームだろう。

 マイルCSも上位を独占したノーザンファームは、昨年のこのレースも生産馬チュウワウィザードが勝利。生産馬の出走レースに深く関わりを持つノーザンファームが、ソダシの出走にゴーサインを出したのだから、深い思惑があるとみていいだろう。

 もちろんこのチャンピオンズCには、ノーザンファームの生産馬以外にも武豊騎手騎乗のインティ、M.デムーロ騎手を確保したカジノフォンテン、フェブラリーSで2着したエアスピネル、帝王賞を勝ったテーオーケインズ、川田将雅騎手とコンビを組むクリンチャー、福永祐一騎手騎乗のオーヴェルニュ、シリウスS(G3)優勝馬サンライズホープ、みやこS(G3)優勝馬メイショウハリオらが出走を予定し、まさに混戦模様。ソダシのダート適性がはっきりしていないこともあり、どんなレースになるか皆目見当がつかない。

 こんな時こそプロの手を借りるべきだろう。我々素人がどんなに頭をひねっても、ソダシのダート適性を判別する方法は皆無に等しい。無論、騎手としての経験や競走馬の管理育成に携わったことがない競馬記者も同様だ。ここはプロの視点でソダシの適性を見極めることができ、さらに関係者の本音やノーザンファームの内部事情も知り尽くす競馬情報のプロであるシンクタンクに話を聞くことにした。

●競馬関係者だから知り得る本物の情報

――今年のダート路線についてどう見ていますか?

担当者 昨年の勝ち馬チュウワウィザードは、海外遠征後とはいえ帝王賞(G1)で6着に敗れるなどその後に勝ち星はなく、今年のフェブラリーS馬カフェファラオもかしわ記念(G1)で5着に敗れています。また地方交流重賞を見ても、今年はG1を複数勝利したのは地方馬のカジノフォンテンのみ。先日のJBCクラシック(G1)やジャパンダートダービー(G1)も地方馬に勝たれているように、中央馬の層が厚いとは言えません。ダート界は絶対的な王者が不在であり、まさに“戦国”と言えるような状況です。


――ソダシの挑戦には驚きました。実際この挑戦をどう見ていますか?

担当者 ソダシのダート初挑戦は、この状況が大きく影響しているでしょう。父クロフネはジャパンCダート(現・チャンピオンズC)を圧勝、母ブチコはダートで4勝を挙げており、血統的にはこなす下地が十二分にあります。秋華賞はアクシデントで敗れたものの、札幌記念で古馬を撃破するなど実力も申し分なし。陣営は表向きに『今後を見据えてダートを試してみる。距離もちょうどいいし斤量差もあるから』とコメントしていますが、様々な意味で目立つ存在であり、関係者が本音を表向きに明かすことはまずあり得ません。ソダシ出走の裏事情を正確に把握することは、このレース最大のポイントと言っても過言ではないでしょう。


――他の出走馬は一癖も二癖もありそうですね。

担当者 ソダシ以外にも新星、古豪が入り交じり、一筋縄ではいかぬ様相。おそらく一般マスコミは『混戦』と報じるでしょうが、それはちょっと違うと思いますね。すでにあらゆる内情、そして各馬の適性を把握しているシンクタンクにとって今年のチャンピオンズCは、今年1番簡単なレースになるかもしれません。


――それは衝撃の発言ですね。ではシンクタンクの対策は?

担当者 このレースは過去7年で、1番人気は1勝と波乱要素の強いレース。そのあたりもファンが頭を悩ます要因といえるでしょう。このレースを攻略するためには、本物の関係者情報と優れた分析力が欠かせません。しかし一般レベルでそれらを両立させることはまず不可能です。

 一方、弊社シンクタンクにはハイセイコーの増沢末夫、サクラスターオーの平井雄二といった元JRA騎手、元JRA調教師など競馬界の大物OBや現役関係者が情報ルートとして在籍し、騎手、厩舎、馬主、エージェント、外厩、牧場など至るところから本物の関係者情報を入手できます。そして集められた情報に関しても、数分や数時間で結論を出すような巷の予想とは違い、膨大なデータを数日から数週間をかけて分析するスタッフが揃っています。これらを結集して導き出す最終結論の精度が、既存のマスコミや競馬ファンと比較して圧倒的に高くなるのは必然だとおわかりいただけるはずです。それらを踏まえた上で、このチャンピオンズCにかなりの手応えを掴んでいます。

――なるほど。参考までにシンクタンクのダート的中実績はいかがですか?

担当者 一例となりますが、今年のフェブラリーS(G1)は3連複2万4940円的中、マーチS(G3)では馬連8320円、3連複2万1460円的中、チャンピオンズCの前哨戦である武蔵野S(G3)も馬連1790円、3連複5840円、3連単2万7580円的中となっています。重賞以外まで広げれば、とてもこの場で紹介できる量ではありません。


――それは期待が高まります。最後にファンに向けて一言お願いします。

担当者 チャンピオンズCの情報収集は万全で、中でも『高配当の使者』となり得る穴馬の存在もマークしています。そして残り一か月となった競馬をさらに盛り上げるため、特別企画を実施します。

 ファンの皆様に本物の関係者情報、そして弊社の実力を知ってもらうため、平井雄二元JRA調教師が最高責任者を務める重賞メイン特捜部が、レース当日10時に【チャンピオンズCの馬券候補5頭】を特別無料公開します。本物とは何か、そのすべてを体感してください。

 シンクタンクは創業27年の歴史を持つ業界最高峰の競馬情報プロ集団。そのスタッフは競馬界でもレジェンド級の大物ばかりだ。この秋もG1開幕戦のスプリンターズSで3連単3万8610円を的中させ好スタートを切ると、その情報力で高配当馬券を連発と絶好調。そんなシンクタンクが無料で公開するチャンピオンズCの情報は必見。そのすべてを無料で入手するために、今からその段取りをチェックしておこう。

CLICK→【無料公開!チャンピオンズCの厳選「馬券候補5頭!」】シンクタンク

※本稿はPR記事です。

DOOHの新潮流~ヘアサロン・サイネージ編

サキザキテルコ

デジタル化が進み、市場規模が広がっているOOH(Out Of Home:屋外広告・交通広告)。

最近では、さまざまなDOOH(Digital Out Of Home:デジタルサイネージを活用した広告)が話題になっています。DOOHは、アナログのOOHと比べて、出稿が容易にできる、即時性が高い、狙ったターゲットに届けられる、広告効果を測定できる……など、たくさんのメリットがあります。

今回は、DOOHの新潮流を探るべく、ヘアサロンに特化したデジタルサイネージメディア「サキザキテルコ」を手掛ける、デジタルガレージ マーケティングテクノロジーカンパニーの諸石真吾氏にお話を伺いました。

サキザキテルコ


 

完全視聴率が高い、ヘアサロン・サイネージ

──「サキザキテルコ」は、どんなサイネージですか?

2021年7月時点で、全国の美容室に(専用端末)約1万1000台を設置しており、月間リーチ数は110万人に上ります。「サキザキテルコ」は1席に1台、鏡の前に設置されており、ヘアサロン利用者の視界に自然に入る動画広告の配信が可能な、ビューアビリティが非常に高いメディアです。

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──動画コンテンツの編集方針を教えてください。

「みんな、ここちよく、自分らしく。」をコンセプトに、ユーザーの生活に役立つ動画コンテンツを配信しています。オリジナルキャラクターの「サキザキテルコ」を主役にしたアニメや星占い、お悩み相談室などのオリジナルコンテンツを配信しており、キャラクターがここちよい距離感で情報を届けるメディアを目指しています。

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美容室はさまざまな人が訪れる場所なので、親しみやすいキャラクターが登場することで視聴者が自然と楽しめるコンテンツになるよう、工夫しています。オリジナルコンテンツの他に、コンテンツパートナーから提供を受けた動画素材を「サキザキテルコ」に合うように編集して配信しています。また、コンテンツパートナーとタイアップして広告メニューを作ることもあります。

──広告はどのように配信されるのでしょうか?

純広告では、1ロール30分の動画コンテンツ内で、1枠30秒・最大90秒の広告を配信しています。空き枠次第ですが、広告主の希望に合わせ、相性の良いコンテンツの間に広告を流すことも可能です。広告枠の一部を、マイクロアドデジタルサイネージが提供するデジタルサイネージネットワーク「MONOLITHS」に接続し、プログラマティック配信(※1)も開始しています。

プログラマティック配信で現在できることは、エリア、時間、フリークエンシーの指定、外部API(※2)を活用した広告配信です。エリアを指定して配信できるので、クリニック、エステサロン、ジムなどを運営している広告主から好評です。また、2カ月連続して数百万円分の出稿をしたいなどの要望に対して、配信予算に応じて柔軟に対応できるようになりました。

※1 プログラマティック配信:DOOHをネットワーク化し、自動で広告の取引や配信を行うこと。広告の枠・指標・配信が一括管理できることも特長。

※2 API(Application Programming Interface):ソフトウエアの機能を部分的に公開し、他のソフトウエアと機能を共有できるようにする仕組み。


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配信後は、想定リーチ数、再生端末数、着座再生数に加え、視聴ごとの単価を日別、時間帯別、地域別などの項目でリポートしています。着座再生数は、サイネージ端末に顔認識技術を搭載し、総再生数のうち、空席時や美容師の視聴をカウントせず、着座時のみをカウントする技術で実現しています。

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──どんな広告主から発注がありますか?また、導入した美容室の反応はいかがですか?

広告主は、美容関連商材、女性向け商材、自動車や家電などの長尺動画で訴求したい商材を扱う企業が多いです。特に美容室で過ごす時間は、美容について考える機会も多く、美容関連商材、特にヘアケア商材の訴求に効果的です。

また、美容師は繰り返し動画広告を見るため、美容師と視聴者の間で話題にしやすいことも特徴です。動画広告での商品の認知・理解促進に加え、実際に手にとってその場で試してもらうといったサンプリングも可能です。あらかじめ美容師に商品を体験してもらい、もし美容師が商品を良いと思ったら、視聴者に好意的な反応を伝えることも期待できます。

われわれの調査では、美容室の平均滞在時間は、男性が約70分、女性が約100分という結果が出ています。リラックスした気持ちで長時間過ごしており、コンテンツや広告を受け入れやすい状況です。そうしたモーメントをターゲティングできることも、「サキザキテルコ」の強みです。数分間の長い動画も最後まで見てもらえることが多いため、開発背景などの商品理解を促す内容や日常の利用イメージを伝える動画、企業ブランディングを目的としたメッセージを盛り込んだ動画などが適していると思います。

ブランドリフト調査では、興味・購買意向のリフト値と、メッセージの浸透率が高いという結果が出ました。広告主からも、他媒体に比べて良い効果が得られたという評価を頂きます。完全視聴率の高いサロンサイネージメディアは、ミドルファネル(生活者が興味・関心や課題を特定した状態で、やや熱心に情報収集をしている段階)へのアプローチに非常に有効であると考えています。

コロナ禍で、ヘアサロンではお客さまに飲み物や雑誌を提供できないという課題も発生しました。われわれのデジタルサイネージは非接触なので、コロナ禍でも視聴者が楽しめます。動画コンテンツや広告が視聴者と美容師の会話で話題になり、美容師と視聴者の関係構築にも役立っているようです。

──今後、サービスのどんなことを強化していきたいですか?

コロナ禍によって人々の生活パターンが多様化し、従来のメディアプランニングではターゲットへ広告を届けることが難しくなっています。しかし、コロナ発生後は一時、客足は落ちたものの、ヘアサロンを訪れて髪を切るという行動は変わっていません。今後は、ヘアサロンをコンタクトポイントに、情報を確実にターゲットへ届けられる生活動線媒体として確立していきたいです。

OOHは、1 to N(多数)の広告が多いですが、ヘアサロンはパーソナル空間に近く、1 to 1の環境なので、プログラマティック配信によってウェブ広告に近いことができるはずです。さらに、最適化されたコンテンツ・広告を配信することで、視聴者に役立つ情報を届けることができます。広告効果の向上、ヘアサロンの来客頻度アップ、サロン物販売り上げアップの成果を上げられるよう、今後も努めていきます。


インタビューを終えて…

私の美容室訪問頻度は、数カ月に1度、2時間くらいの滞在です。コロナの感染が拡大してから、近所の美容院を探して行くようになりました。そこでは、雑誌の代わりにタブレットとサイネージ端末が各座席に配置されています。美容師さんと2時間話し続けることはまれで、そこに自然と差し込まれるのが、美容室のサイネージです。

ずっと席に座っているため自然と視界に入り、「こういう新商品があるんだ。使ってみたい」「このレシピのご飯は、おいしそうだな」など、いろいろな感情が生まれます。また、美容に関する意識が高まっている上に、他にやることもないので、テレビCMよりも集中して見ていることを実感しました。手元にはスマートフォンがあるので、サイネージの広告で興味を引き、スマートフォンのサイトに誘引する……といった使い方も自然だと思います。

美容室のように訪れる目的が明確な場所×OOHの組み合わせは、特定の商材を訴求するのに有効です。マーケティングや広告担当の方は、一度、客として見ていただくと、商品やサービスの新たな訴求方法のヒントがつかめるかもしれません。

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JRA横山武史が見据える「勝利」の道筋!? ヴィクトリーロード爆走で土曜3勝の固め打ちも、日曜は一転沈黙…掴みどころのなさは父親譲りか

 先週土曜日の東京開催で、横山武史騎手が2R、3Rの連勝を含む1日3勝の固め打ち。自身2年連続2度目の関東リーディングを独走している。

 その3勝はいずれも豪快な追い込みで外から差し切っての勝利だったが、注目したいのは、どれも直線馬場の三分どころのほぼ同じ所を通っていたことだ。

 日々刻々と変化する芝コンディションの中で、馬場のどこを通るのが良いかを見極める能力が高いのだろう。また道中のポジション取りから、最後に自分が通りたい場所へエスコートする技術の高さを感じさせる騎乗ぶり。まさに、横山武騎手には勝利への道筋“ヴィクトリーロード”がはっきりと見えているのではないかと思わせる勝ちっぷりだった。

 今年はエフフォーリアで皐月賞(G1)を制して、悲願のG1初制覇を達成。すると秋には菊花賞、天皇賞・秋ととんとん拍子にG1を勝ち、ここまでG1・3勝。今年はサンデーレーシングやキャロットファームなどの大手クラブの有力馬の主戦を任されることも多く、先日のマイルCS(G1)ではC.ルメール騎手の代役としてシュネルマイスターの騎乗を任されるなど、騎手としての地位を盤石なものにしようとしている。

 一方で、日曜日は6鞍に騎乗し、東京2Rのサトノレギオンでの3着が最高。その他の5鞍では、すべて人気よりも大きく着順を下げる結果となってしまい、浮き沈みの激しい2つ日間となった。

 関係者からは天性の肝の据わりっぷりと評価される横山武騎手は、思い切った騎乗が強みで、実際に日曜日のジャパンC(G1)でもアリストテレスにテン乗りで騎乗し、思い切った逃げを打ち場内を沸かせた。

 だが、その思い切りが裏目に出ることも多く、一か八かのイン突きや早仕掛けが嵌らなければ大敗という場面が日曜日には多く見られた。こういったある意味思い切りの良い騎乗は、その独特の感性による騎乗で数々の偉業を達成しながら、離れた後方に大胆に構える作戦を「ポツン」などと揶揄されることもある父・横山典弘騎手と似ているのかもしれない。

 今週土日のように勝ちまくったかと思えば人気を大きく裏切る競馬が続くなど、まだ荒削りな部分がある横山武騎手。だが、父譲りの度胸満点の騎乗と、緻密なコース取りを武器に、もうすでにファンの間では『買える騎手』として認知されている。

 まだ5年目ながら横山武騎手の目には、父のように日本を代表する騎手へのヴィクトリーロードが、もう見えているのかもしれない。

(文=椎名佳祐)

<著者プロフィール>
 ディープインパクトの菊花賞を現地観戦し競馬にのめり込む。馬券はアドマイヤジャパン単勝勝負で直線は卒倒した。平日は地方、週末は中央競馬と競馬漬けの日々を送る。

インターナル施策はプレゼンではなく、セッションで決めよう!

近年改めてニーズが高まっているインターナルコミュニケーションに関する本連載。今回はいよいよ、具体的な企画立案のプロセスについて解説していきましょう。

これまでの記事でも述べてきた通り、インターナルコミュニケーションの本質は、部門を超えた企業文化変革に向けての全社運動です。つまり、複数の部門、多くの従業員との緊密な連携が不可欠であり、円滑な合意形成がなされることが、成功のための必須条件になります。

また、外部のパートナーからの提案を受けて推進するとしても、自社のことを最もよく分かっているのは、当然ですがその企業の従業員の皆さんです。そこが、市場や生活者に対するインサイトなど、外部環境に詳しいパートナー企業からの提案を取り入れながら推進するマーケティング施策とは大きく異なるポイントです。

パートナー企業から他社での成功事例をもとに具体的な提案を受けたとしても、なんとなく自社ではうまくいく気がしない。そのためインターナルコミュニケーションのプロジェクト立ち上げをためらってしまう。そんな経験がある方もいるでしょう。

今回は、筆者が多くのクライアントの支援を担当させていただいた経験から、自社に最適なインターナルコミュニケーション施策を策定するために必要な考え方と、セッションの一例を紹介します。

インターナルコミュニケーションは、ビッグアイデア<ライトアクション

まず、インターナルコミュニケーションのアイデアを考える、選択する際に必要なスタンスについて説明させてください。

例えば広告キャンペーンのプランニングのように、生活者に対するコミュニケーション施策には常に、「目新しいアイデア」が求められます。いわゆる“ビッグアイデア”です。もちろん、インターナルコミュニケーションにおいても、斬新な発想や最先端のツールの重要性を否定するつもりはありません。

しかし、ご自身の職場生活に照らし合わせて考えてみるといかがでしょうか?仮に、なんらかの斬新な施策が社内から発信されたとしても、それが単発に終わってしまえば、本質的な意識・行動の変革に結びつくことはないでしょう。

また、いくら目新しくても、それを「自分ゴト」として捉えることができなければ、「スベッている」というしらけた感覚にすらつながりかねません。それはコミュニケーションツールに関しても同じことがいえます。例えば社内SNSを導入した企業の多くが、投稿が少なく、盛り上がりに欠けるという課題を抱えています。

インターナルコミュニケーションを考えるときに最も重要なのは、自社の組織課題に則した適切な打ち手で、継続的に推進することです。その中には、一見地味に思えて、企画会議の場では「盛り上がりに欠ける」ものもあるかもしれません。しかし優先すべきは、これなら自社の従業員の意識が変わり、望ましい行動が定着するという「腹落ち感」です。また、いったん始めた施策については、すぐに効果が出なくても愚直に続けていく実行力が重要になります。

つまり、“ビッグアイデア”(奇抜なアイデア)ではなく、“ライトアクション”(適切な行動)がインターナルコミュニケーション施策を考える際の基本スタンスなのです。

施策ロードマップ策定に向けての4つのステップ

インターナルコミュニケーションの企画立案にあたっては、アイデアの羅列に終わらず、各施策の目的を明確にし、自社にとって適切なタイミングで統合的に展開するための「年間ロードマップ」の策定が必要となります。それは、以下の4つのステップで進めるとよいでしょう。

ステップ① 現行のインターナルコミュニケーション施策の棚卸し

連載第1回の「『ビジョンをつくったけど現場が動かない』を解決する方法 」で紹介した、インターナルコミュニケーションのフレームワークが図1になります。

図1:インターナルコミュニケーションのフレームワーク
インターナルコミュニケーションのフレームワーク

まずは、自社において現状実施しているインターナルコミュニケーション施策について、「見える化」「自分ゴト化」「行動化」「文化化」の視点から棚卸ししてみましょう。そのために、下記のようなシートを作成することをお勧めします。

図2:現行施策の「棚卸しシート」の作成
現行施策の「棚卸しシート」の作成

全社員を対象としている施策はもちろんのこと、可能な限り、事業所や部門などで個別に行われているローカルな施策についても取材し、自社の中でどのようなインターナルコミュニケーション施策が実施されているのかを棚卸ししていきましょう。思ったよりも多くの施策が、日々実施されていることが分かると思います。まずこれだけで、新鮮な驚きがあるでしょう。

そして、それらの施策について有効に機能しているか、主観でもいいので評価していくことがポイントです。そのまま継続して活用できる施策もあれば、慣習的に続いているものの、すでに役割を終えている施策もあることに気づくでしょう。その作業の中で、新たに開発・導入すべき施策の領域・方向性もおぼろげながら浮かんできます。

ステップ② ケーススタディの共有

具体的なアイデアについてディスカッションする前に、どのような成功事例があるのかを共有し、そのポイントについてディスカッションしておくことが重要です。そのことにより、自社に必要な施策をより幅広い視点から考え、評価することができます。

事例については書籍やウェブサイトからもある程度リサーチすることも可能ですが、労力を考えると、外部のプロフェッショナルと協業することをお勧めします。電通コーポレートコミュニケーション部でも豊富なインターナルコミュニケーションの事例を保有しており、クライアント企業とのセッションに活用しています。

「見える化」「自分ゴト化」「行動化」「文化化」それぞれにおいて、単体として注目すべき事例もあれば、一つの企業における全体の流れの設計に着目すべき事例もあります。先行事例を材料としながら、成功のポイントはどこにあるのか、自社にはどのような事例が取り入れられそうか、議論を深めることがその後のアイデアの合意形成に向けて重要なプロセスとなるのです。

ステップ③ アイディエーションシートを活用したディスカッション

いよいよ、具体的なアイデアを考えるプロセスです。筆者は、実りあるディスカッションになるように、以下のことをお勧めしています。

1.外部パートナーとのセッションであっても、自社の従業員もアイデアを考え、持ち寄る
冒頭でも述べた通り、自社のことを最もよく分かっているのは、従業員の皆さんです。プロジェクトメンバーそれぞれがアイデアを持ち寄ることで、施策が必要な領域がどこにあるのかを、より明確に共有できるようになります。その上で外部パートナーからの提案を受けることで、アイデア採用に向けての判断の精度が上がっていきます。

2.アイディエーションシートを作成し、分類・投票を行う
アイデアを持ち寄るにあたっては、ディスカッションを容易にするために、図3のような共通のフォーマットによるアイディエーションシートに記入します。

図3:アイディエーションシート
アイディエーションシート

記入にあたっては、イメージを共有するために文字だけでなく、ビジュアルも活用することをお勧めします。また、アイデアについては単なる思い付きではなく、常に「何」を目的に、「どのような効果」を期待する施策なのかを考えながら作成することが重要です。

プロジェクトメンバーそれぞれが持ち寄ったアイデアを壁に貼り、いいと思ったアイデアに投票していきます。その際、実現可能性に不安があるものでも、まずは評価に値するアイデアに着目するようにしましょう。

出されたアイデアは、他の人が発案したアイデアと結合させることで、施策としての有用性が高まることもあります。ワークショップ形式での検討は、その意味でも有効です。

ステップ④ 年間ロードマップの作成

ステップ③において選抜されたアイデアを、予算や実行可能性の面からも精査し、さらに絞り込みを行います。そして、自社のイベントカレンダーと対比させながら、どの施策はどの時期に始めることが望ましいかを検討し、年間ロードマップを作成していきます。その際、「見える化」「自分ゴト化」「行動化」「文化化」の各施策が有機的に連動しているかを十分検討するようにしましょう。その作業の中で、ブラッシュアップが必要な施策がある場合には、もう一度ステップ③に立ち戻り、ディスカッションしましょう。

また、施策の検証作業のプロセスにおいて、自社で内製化する部分と、外部パートナーに委託しながら推進する部分を明確にすることも重要です。ロードマップの作成と併せて、領域ごとのワーキンググループの立ち上げ、担当者の役割分担の設定など、実施に向けての必要事項も精緻化していきましょう。

このように、複数回のセッションを通じて施策を策定していくことは、一見遠回りに、あるいは骨が折れる作業に思えるかもしれません。しかし、外部パートナーから提案を受けるだけでなく、自社のさまざまな部門のメンバーとディスカッションを行うことで、自社に必要なアクションが明確になります。さらにその後の実施の段階においても、円滑な連携を図ることができるようになります。インターナルコミュニケーションは企画立案の段階から、すでに始まっているのです。

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45歳定年?意外と知らない「会社を辞める条件・辞めさせられる条件」

45歳定年といわれてビビった人、怒った人

 ちょっと前に「45歳定年」というキーワードが炎上しました。もともとは大企業の経営者が45歳でのキャリア確立やチャレンジの重要性を講演したなかでのエピソードだったようですが、「会社は45歳で社員をクビにさせたいのか」というような流れで怒った人がたくさんいたようで、ずいぶんSNSでは荒れていました。

 このニュースを聞いて「会社は私たちを45歳で放り出すのだろうか」と怯えた人もいたと思います。65歳から年金をもらう時代に、20年を残して会社がクビにしてきたらこれは困ります。そもそも、いきなり辞めさせられたら収入がなくなり日常生活も成り立ちません。

 実はこの騒動、発言した経営者の会社は「65歳定年」であることはほとんど知られていません。リストラするどころか、世の中の標準より長く正社員で働ける会社なのです。もともと、若い人のチャレンジをサポートする社風があって、もっと冒険をしてほしいという趣旨でのコメントだったようです。

 さて、今回の炎上騒ぎをこれで終わらせず、今回は「会社を辞める(辞めさせられる)条件」について若いうちから理解しておきましょう。

辞表を出して辞めるのは簡単だが、会社がクビにするのはそんなに簡単ではない

 会社にとっては「辞めさせる」、私たちにとっては「辞める」構図ですが、イメージとしては会社の力が強いという感じがします。しかし、実は私たちのほうが守られている要素のほうが強いのです。

 まず、私たちはいつでも辞表を出して辞めることができます。会社が「お前、勝手に辞められると思うなよ」と脅してきても、本人に辞める意思があって、就業規則に定められた退職届等の意思表示をしていれば、2週間で退職する権利があります(民法627条第1項)。

 会社が慰留をしてきても断る自由がありますし、引き継ぎもあるでしょうが、それを理由に退職の期限を引き延ばすことはできません(協力はしたいところですが)。

 これに対して、会社が社員をクビにするのはなかなか簡単ではありません。まず年齢を理由とした解雇は、定年退職以外は原則として禁止です。そして定年退職年齢を60歳より若く定めることは法律で禁止されています。つまり「わが社は45歳定年です」という会社は法律違反ということです。

 また、「解雇が客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当と認められない場合は、労働者をやめさせることはできません(労働契約法第16条)」と厚生労働省HPにも記載がありますし、この条件は簡単には設定されていません。

「あいつは気に食わないから業務上のミス一回でクビにしよう」というようなケースはまず認められません。また、性別を理由とした解雇、労働組合に所属したからという理由での解雇、育児・介護休業を申し出たり、育児・介護休業したことを理由とする解雇などは法律が具体的に禁止しています。

 仮に合理的な理由があっても、解雇を行う際には少なくとも30日前に解雇の予告をする必要があり、また予告を行わない場合には、30日分以上の平均賃金(解雇予告手当)を支払う必要があります。予告日数が30日に足りない場合は差額を支払う必要もあります(労働基準法第20条)。

 ちょっと説明が難しくなりましたが、基本的には「社員の辞める自由のほうが強く」「会社の辞めさせる自由は制限」されているというわけです。

厚生労働省 労働契約の終了に関するルール

一方的にクビにされるなら、何らかの「割増し」はある

 会社の売上が減少しているなどの深刻な理由が生じている場合、強制的にたくさんの人数をクビにすることがあります。これは整理解雇といわれますが、いきなり会社が断行することは基本的にできません。

 人員削減の必要性(業績悪化など)があり、解雇を避ける努力を行い(配置転換や希望退職者の募集など)、客観的・合理的に人選を行い、また労働組合等に説明を尽くすなどの要件があるので、なかなか条件が揃いません。

 そこで希望退職を募るやり方が人員調整では主流となっています。強制ではなく、本人の希望で辞めてもらうわけです。退職の勧奨(辞めてくれないかと退職を勧めるやりかた)には強制力はありませんが、これに応じた場合は自己都合退職ではなく会社の都合による退職とみなされます。

 一般的には、募集期間や対象者を限定して行い、割増の退職金を設定します。最近ニュースになっている例だと、採用人数が多い世代を対象とし(例えばアラフィフ世代など)、年収の数年分にもおよぶ上乗せがされたようです。

 また上乗せの前提となる退職金計算についても満額が支払われます。一般に自己都合退職をすると数割減額されるルールがありますが、これは行わないわけです。

65歳までは働ける、70歳まで働けるという変化はもはや既定路線

 会社が「辞めさせる」というのはそう簡単ではないことがわかったと思います。45歳定年といって、それほど怯えることはないと思います。

 もちろんブラックな企業はありますが、こうした企業に辞めさせられた場合は、労働基準監督署に駆け込んでください。こういう会社は職場復帰する価値がありませんから、国に指導をしてもらったうえで和解金をもらい、ホワイト企業へ転職をすることをおすすめします。

 ところでこの逆、「長く働く条件」も知っておきましょう。定年退職年齢を60歳より若く設定できないことは先ほど説明しましたが、65歳までは希望者全員を会社は再雇用などで雇う義務があります。こちらも個人が働かないのは自由です。

 今年の4月からは70歳までの雇用確保措置を努力義務とする法律がスタートし、会社は70歳まで雇うように国は求め始めました。おそらく10年くらいかけて70歳までは働ける世の中になるでしょう。それでももちろん、いつ辞めるかは自由です。以前FIREの話をしましたが、お金があれば早期リタイアをすればいいわけです。

「辞めさせられる」ではない 自分の辞め時は自分で決める時代へ

 まとめですが、自分の「辞め時」は会社が決めるものではありません。これからは、自分が決める時代ということです。会社に許される「社員を辞めさせる方法」は、いい条件をちらつかせての早期退職を募集するか(強制はできない)、65歳という年齢でリタイアしてもらう方向しかありません。しかも70歳まではクビにできなくなりそうなのが社会の流れです。

 一方で、70歳雇用延長への政策や75歳現役時代への提言などに対し、「死ぬまで働けということか」と憤る若い人が多いのですが、私たちは辞めたければいつだって辞める自由があるのです。今のところ国の年金は65歳という受取開始年齢の標準を変える予定がないので(ただし遅くもらい始めれば年金はアップする)、年金はリタイア年齢に中立的です。

 そうなると、あなた自身の経済的余裕の有無が「早く辞めるか」「いつまでも働くか」の分岐点です。お金の余裕があればもっと早く辞めるのは勝手だからです(会社はおそらく引き留めないでしょう)。

 近年日本でもブームとなったFIREは、会社の定年年齢などは気にせず、自分が辞めたいときに辞められるだけの資産形成をしようというテーマです。「働かされる」という意識を早く捨てましょう。そして自分の経済的余裕をつくるための資産形成を一日でも早くスタートしてみてください。50歳代後半を過ぎたら、自分の辞め時を自分で決める自由を手にしておきたいものです。

 60歳になった以降もそうです。「仕事が楽しそうなら続けてもいいが、つまらない仕事に異動させられるならすぐ辞めればいい」と思える人は、「今辞めてもカネがないから仕方なく働くか……」というより気分良く65歳まで働けることでしょう。

 あなたは、「辞めさせられるまで働く」ことにしますか? 自分で辞め時を決めますか?

(文=山崎俊輔/フィナンシャル・ウィズダム代表)

●山崎俊輔/フィナンシャル・ウィズダム代表 ファイナンシャルプランナー

1972年生まれ。中央大学法律学部法律学科卒業。企業年金研究所、FP総研を経て独立。個人の資産運用や老後資産形成のアドバイスが得意分野。日経新聞電子版やYahoo!ニュースなど多数連載を持つ。月間PVは200万以上。