「ずば抜けて仕事がデキる人」が絶対に疎かにしない基本とは?

 なんとか結果を出そうと頑張るけれど、やる気ばかりが空回りしてしまう。力めば力むほど、仕事はそんな悪循環に陥りがちだ。焦る気持ちを持って仕事をして、それで上手くいけばいいが、上手くいかないのであれば今の自分を見つめ直し、やり方を変える必要があるはずだ。

 一方で、スマートに仕事をこなし、涼しい顔で成果を出し続ける人も、会社に一人か二人は必ずいる。彼らは一体どんな努力をし、どんなスキルを持っているのだろう。もし彼らのやり方を真似できたら、空回りすることは少なくなるかもしれない。

 その「答え」が書かれているのが、『コミック版 世界のエリートはなぜ「この基本」を大事にするのか』戸塚隆将著、サノマリナイラスト、青木健生その他、朝日新聞出版刊)である。

 まず一流のビジネスパーソンたちがやっている仕事術とはどういうものか? という問いに対する「答え」を述べてしまうと、「基本に徹する」ということがあげられる。では、その「基本」とは一体何か? 本書ではそれがマンガを通して解説されている。

「基本」はグローバル・ルールである


 本書は、頑張っているものの空回りしてしまう女性ビジネスパーソンが、世界をフィールドにビジネスをしてきたコンサルタントにレクチャーを受けながら、「基本」を学んでいくというストーリーが展開される。

 世界にはさまざまな人間がおり、育ってきた環境や文化の違いから「常識」が異なることもある。そこでもやはり共通する「グローバル・ルール」がある。それが「基本」といえるものなのだ。

 本書ではその「基本」を4つのポイント、そして48の具体的な行動に落とし込んで紹介している。4つのポイントは下記の通り。

1.人との「つながり」を大事にする
2.「自分磨き」を一生継続する
3.「日々の成果出し」に強くこだわる
4.世界的な視野を常に意識する

 そして48の基本だが、例えば「1.人との『つながり』を大事にする」では、「利害関係を超えた『つながり』を信じる」「貴重な時間とお金を『つながり』に投資する」、そして「名前を覚える」といった基本があがる。

 具体的なビジネススキルではなく、もっと根本的な考え方の部分を抑えないと、スキルも上っ面のものになってしまう。そこにはたしかに「基本」が存在しているのだ。

 もし、上手くいかない場合は「基本」が疎かになっているかもしれない。本書の「基本」の4つのポイント、そして48の具体的な行動はチェックポイントとしても大いに参考になるはずだ。(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

佳子さま「新恋人」報道…結婚に高い壁、小室圭さんの悪しき前例で宮内庁が警戒

 秋篠宮家の次女、佳子さまに交際が取り沙汰されている男性がいると、21日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)が報じてる。

 秋篠宮家といえば長女の眞子さんが、2017年に婚約内定が発表されて以降、約4年にわたり日本中を騒がせてきた現夫・小室圭さんとの結婚問題に今年終止符が打たれ、11月に米国に移住したことは今年の重大国内ニュースの一つとなった。

「眞子さんと小室さんは婚姻届が受理された当日に会見を開いたが、前日になって質疑応答の中止が決定。さらに眞子さんは会見で“自分を支えてくれた方々”に感謝を述べる一方、“誤った情報が事実であるかのように取り上げられ”と一部の報道や人々の見方を批判。こうした国民を分断するとも受け取られかねない発言に加え、小室さん親子の借金問題について“対応は私がお願いした方向で進めていただきました”と語り、まるで民間人同士の金銭トラブルに介入し対応を主導したかのような発言をなされたことで、さまざまな反応を呼んだ」(皇室を取材する記者)

 こうした世論の反応のなか、秋篠宮さまは11月30日に公開されたお誕生日に際する記者会見で、眞子さんと小室さんの会見について、

「夫の方については、私も『結婚の段階になった時に経緯などを説明することが大切だ』ということを以前に話をいたしましたけれども、確かに春ですか、文書ではそのことについての説明をしているわけですけれども、やはり私としては、自分の口からそのことについて話をして、そして質問にも答える、そういう機会があった方が良かったというふうに思っております」

「私自身は一方向のものではなくて、双方向での会見という形にしてほしかったと思います」

と苦言とも感じられるお言葉を述べられた。

「驚いたのは、納采の儀をはじめとする皇族の一連の結婚儀式を眞子さまが行わないという判断が、秋篠宮さまによるものだったとご本人が明かされたこと。秋篠宮さまは、皇族の振る舞いが国民からどのように見られるのかという世論にとても注意を払われる方ですが、お誕生日会見でのご発言を聞いただけでも、今回の眞子さまの結婚によって皇室が揺れ動かされたことに、強い問題意識を持っておられることは明白」(前出記者)

佳子さま、27歳に

 折しも、安定的な皇位継承策などを議論する政府の有識者会議は今月、最終報告書を取りまとめる。現在、皇位継承資格を持つのは秋篠宮さま、秋篠宮さまの長男の悠仁さま、上皇さまの弟の常陸宮さまのみで、皇族の人数も眞子さんの皇室離脱によって17方と減少。最終報告書では皇族数の確保策として、女性皇族が婚姻後も皇室に残る案、旧宮家の男系男子が養子縁組などで皇籍復帰する案が盛り込まれる見通しの一方、女性・女系天皇の是非については「将来判断すべき事柄」として先送りされる方針だと伝えられている。

 このように皇位継承や皇族数の確保が大きな課題とされるなか、秋篠宮家の次女、佳子さまの結婚について伝えられる機会も増えている。

 たとえば2017年には「週刊新潮」(新潮社)が、富士急行社長の子息との熱愛が取り沙汰されていると報道。そして前出「週刊女性」は、イギリス留学中に親しくなった男性との交際が噂になっていると報じている。男性は「週刊女性」の取材に対し、佳子さまとの交際を否定しているが、前出と別の記者はいう。

佳子さまは一般の人々に交じってヒップホップのダンスの発表会に出席するなど、フットワークも軽く社交的。さらに2年前に国際基督教大学の卒業に際して発表されたコメントでは『結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています』『姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています』と踏み込んだご発言をされたり、遠回しにマスコミ報道に批判的な内容も口にされるなど、良い意味で“皇族らしからぬ”個性が話題となってきた。

 そうしたご性格に加え、年齢的にも今月29日のお誕生日で27歳をお迎えになられるということもあり、ポンと結婚の話が浮上してもおかしくはないでしょうが、やっと眞子さんの件が落ち着き、さらに天皇陛下の長女、愛子さまが成人を迎えたばかりの今、秋篠宮さまとしても宮内庁としても、当面は静かにしていたいというのが本音でしょう。ただ、お子さまの教育において自主性をモットーとされ、かたちはどうであれ眞子さまの結婚をお許しになれた秋篠宮さまだけに、もし佳子さまご本人が望まれれば反対はされないのではないか」

皇室にとっては“悪い前例”

 しかし、眞子さんの結婚をめぐっては、小室さん親子の金銭トラブルや過去の行動に関する報道が連日のようになされ、国民の間でも大きな議論を呼んだだけに、もし仮に佳子さまの結婚話が出れば、同じような事態が訪れる懸念もある。

「2005年に東京都職員と結婚された、天皇陛下の妹の黒田清子さん、近年では出雲大社の神職と結婚された高円宮家の典子さん、日本郵船社員と結婚された高円宮家の絢子さんのケースでは、お相手男性にまつわるマイナスの報道はほとんど出ることはなかった。皇族の婚約者に関してこれほど良くない情報が氾濫したというのは、小室さんが初めてといっていい。皇室にとっては“悪い前例”ができてしまったともいえ、特に国民的な人気の高い佳子さまがもし結婚という話になれば、報道が過熱することも懸念される。

 宮内庁はこれまで、男性皇族との結婚で“皇室の中”に入ってくる女性に対しては、何かトラブルや問題になりそうなことを抱えていない“身辺調査”をしてきたが、逆に女性皇族が結婚で“皇室の外”に出ていく際には、相手男性についてそこまで入念な調査はやってこなかった。それが眞子さまの結婚では一大騒動を招いた遠因にもなったわけだが、佳子さんのときには、その反省を踏まえて宮内庁も警戒して正式発表の前段階で慎重を期して事を進めるのではないか。それが結果的に佳子さまの結婚にとって高い壁となる可能性も否定できない」(同)

 皇室の苦悩は続くのだろうか。

(文=編集部)

 

パチスロ「仮上乗せシステム」搭載でいきなり3桁スタートも!? 遊びやすくて破壊力もある理想のART機がいよいよ撤去!

 パチンコでお馴染みの人気シリーズ『緋弾のアリア』。そのパチスロバージョンとなる藤商事の5号機『パチスロ緋弾のアリア』が来年1月、いよいよ撤去期日を迎える。

 CZ突入率は全設定共通で46分の1。遊びやすさと爆発力を兼ね備えた当機はART「バレットゾーン」が出玉増加の主軸を担い、通常時は32G~63G消化でCZ「武偵ミッション」、弾丸揃い(ボーナス)でCZ「チャレンジミッション」or「ヒステリアモード」へ突入する。

 武偵ミッション・チャレンジミッション共にミッション内容は同じ4種類で、「猫探し」「ロザリオ奪還」「ヘリからの狙撃」「白雪救出」の順に期待度アップ。消化中はチャンス役成立が演出成功のカギを握り、チャレンジミッション中はチャンス目出現率が大幅アップすることから、ART突入に大きな期待が持てる。

 一方、ヒステリアモードは問答無用でART確定。通常時はチャンス目成立で「ヒステリア高確」移行抽選が行われ、このヒステリア高確中に弾丸揃いを引ければヒステリアモードが発動する仕組みだ。

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 また、通常時はスイカ成立で例外なく5G継続の「しゅらバトル」が始まり、ここで白雪や理子に勝利できればARTゲーム数を仮上乗せ。「こちょこちょチャンス」への発展はさらなる上乗せに期待でき、獲得した仮上乗せ分は次回のCZ突入→ミッション成功でART初期ゲーム数に加算される。

 この仮上乗せはCZに当選するまで貯蓄され、さらに“仮”という条件付きの上乗せ要素だけあって、時に大事故を引き起こすことも。100G以上の上乗せは珍しくなく、ヒキ次第では500G以上の大量上乗せも起こりうるのだ。

 ARTは1G純増約2.0枚のセット数継続タイプで、初当り&連チャン時共に1セットの継続ゲーム数は「アリアのご褒美チャンス」で決定。ゲーム数振り分けは30Gor50Gor70Gor100G+αの4パターンで、アリアがメイドコスプレだった場合は50G以上が選択される。

 ART消化中は武偵ランクアップ及び武偵弾獲得を目指す流れで、ART中の弾丸揃いで発動する「緋弾ゾーン」or「ヒステリア緋弾ゾーン」は武偵弾大量獲得のチャンス。ここで7絵柄が揃えば「双剣双銃ラッシュ」、BAR絵柄が揃えば「桃源郷ラッシュ」がスタートし、前者はPUSHするたび5G以上、後者はハートの中ボタンを全て消すたびに30G以上のゲーム数上乗せへと繋がる。
 
 ART残りゲーム数がゼロになると「イ・ウーバトル」へ移行し、基本的にベルやチャンス役を引ければ攻撃。武偵弾があれば攻撃されても回避&攻撃となり、最終的に敵のHPを消滅させられれば次セット継続が約束される。

 設定推測要素は強チャンス目+上段ボーナスor下段ボーナス出現率、武偵ミッションorチャレンジミッションクリア率、ART終了画面など。天井はART間999Gハマリで、到達後はARTストック→ミッション突入でARTが発動する。

ゆとり世代が投資に強い理由は…「米国株への親和性」「ゲーム感覚」「将来への不安」

少し前に話題になった“億り人”。暗号資産取引株式投資やFXなどで資産を1億円以上築いた投資家たちを指す言葉として浸透したが、1億円以上稼いだという実績はもちろん、その時に注目を集めたのは、“億り人”として紹介された多くが“ゆとり世代”だったことだろう。しかも、彼らのなかには、普通の会社員や投資ビギナーだったという人が少なくない。なぜ、彼らは“億り人”になれたのか、他の世代との違いはどこにあるのか――? ゆとり世代を代表する、元SMBC日興証券マンの投資家が考察する。

ゆとり世代が抱く将来への不安

 ゆとり世代の私が思うに、投資において、我々とその他の世代との違いとして最も大きいのは、やはり、ITや最新テクノロジーに子供の頃から触れてきたかどうかだろう。早い人であれば小学生時代に携帯電話を持ち、中学校を卒業する頃にはクラスのほとんどが持っていた。小さい頃から携帯電話でのゲームや動画視聴が当たり前で、ネットと現実、2つの社会を同時に生きている。そんな我々ゆとり世代は「投資」への関心度が高い。

 ゆとり世代は、自分自身の銀行口座を持つようになってから、低金利時代しか経験していない。たとえ100万円預けても、利息は1年で何十円、何百円というわずかなものだ。むしろ私も含め、最近の若者は大半がネットバンキングを利用しているから、利息そのものを意識することがないのだ。

 銀行に預けていても資産が増えることはなく、老後の年金さえ期待できない――。その不安が、投資への欲望を掻き立たせる大きな要因のひとつだろう。 合わせて、昨今の株高に加え、つみたて(積立)NISA、IDECOなど投資のバリエーションが増えたことも、投資への関心を高めた。実際、2020年3月〜2021年4月の1年間で、30代以下のネット証券口座開設件数は約200万件と急拡大しており、これは40代以上の全年代の総数よりも多い数字だ。つまり、ゆとり世代が人一倍投資への関心が高いことの証左だろう。

 お金とは面白い力を持つもので、実際に自己資金を投資に回してみると、なぜ世界で株価が上昇しているのか、なぜ円安円高が起きるのか、その要因は何なのかが気になり始める。すると、必然的に新聞を読み始め、ニュースを確認し、その結果として、経済の知識が身についていく。さらに、SNSの普及により、得られる情報量が増えたことも、若者の投資熱に拍車をかけたといえるだろう。

 というのも、ニュースは“今、世界で起きていること/起こりそうなこと”は伝えてくれるが、個人的な見解は少ない。その一方、SNSはさまざまな立場、年代の人々が自由に自身の意見を投稿する。内容の質については玉石混交であるものの、ネットと現実の2つの社会を生きてきた私たちにとっては、すでにそれは当たり前の状態なのだ。

  中高年世代とゆとり世代の大きな違いがここにもある。ネットという空間は、仮想空間ではあっても、私たちゆとり世代にとっては、もう1つの現実社会なのだ。2つの社会でさまざまな意見や考えに触れることで、私たちは投資意欲を育んできたのだ。さらに、暗号資産ブームが訪れ、ビットコインで多くの“億り人”が誕生したことも、 私たちに夢と刺激を与えた。

証券会社時代に感じた世代間ギャップ

 ここで少し、私自身の体験を紹介したい。

 私は、法政大学を卒業後、SMBC日興証券に入社し、2021年3月に退社するまで4 年間同社に勤めた。最初の配属地は北九州の小倉で、本社部門へ異動した半年間を除き、在籍期間のほとんどは2回りも3回りも上の世代に対して証券営業を行っていた。主な業務内容は富裕層の開拓、商品提案だが、会社からは“これを販売しろ”などという指示はほとんどなく、提案すべき商品は自ら考えなければならなかった。

 当時から私には、“将来的には自分自身で株式投資をしていきたい”という思いがあったこともあって、業務後のほとんどの時間をテクニカル分析に充てていた。そこで、どこにどのように投資をすれば儲かるのかばかりを考えているうちに、日本株と米国株とではリターンに大きな違いがあることに気づいた。

 以降、米国株の研究を続けた結果、日本株よりも着実に資産を増やせる可能性が高いと判断し、いざベテラン投資家であるお客様に、日本株から米国株への切り替えを提案をした。すると「米国企業はあまりよくわからない」「日本株じゃないと不安だ」という答えばかりが返ってきたのだ。いくら米国株の方が高リターンだとしても、何十年と日本株へ投資してきた人たちが、急に米国株へ移行するのは難しいものなのだ――この時に、私は、我々ゆとり世代との違いを強く感じたのだった。

 この米国を中心とした海外企業への距離感、考え方は世代間で大きく異なっているが、とりわけゆとり世代と呼ばれる若手と、ベテラン投資家との違いは、伝統的な日本企業よりも、米国ハイテク企業の方が馴染みが深いということだ。

 AppleやAmazon、NetflixにTwitter、最近ではUberなど、ネット関連の身近な企業を思い浮かべてみると、それは自然と米国企業ばかりである。

 これは米国における人口の過半数が、1981年以降に生まれた“ミレニアル世代”で占められていることが大きな要因のひとつだろう。米国企業の多くは、ミレニアル世代を強く意識したサービスを展開し、その結果としてYouTubeやNetflixなどの革新的なイノベーションが次々と登場した。そして、それらは米国内だけでなく、“ミレニアル世代”とほぼ同世代であるゆとり世代の日本の若者をも巻き込み、成長してきたのだ。

 そのため、ゆとり世代には、投資においても米国企業への抵抗がない。一昔前であれば、初めての株取引でトヨタ株を買ってみようという感覚が、今ではAmazon株を買ってみよう、なのである。

 実際、我々ゆとり世代には、むしろ日本市場よりも、最初から米国市場を主戦場とする人が少なくなく、そこで多くの人が着実に資産を構築しているのだ。

ゆとり世代が魅力を感じる銘柄とは?

 私は、この世代間での違いに気づいてから、まずは営業活動の際、年配世代のお客様から、米国株への抵抗感を取り除くことに努めた。

 時間をかけて説明していくうちに、私よりもはるかに投資経験の長い方々も、徐々に私の提案を受け入れてくれるようになり、そして、一度米国株を保有してもらうと、お客様の収支は一気に改善していった。

 おかげで証券マンとしての私も、お客様から感謝の言葉を貰うだけでなく、多くの表彰を受け、同期の中でもトップランカーとして走ることができた。

 さらには退職後、半年間で5000ドルからスタートした株式資産を10倍にできた。これもひとえに、有名米国企業からマイナー企業に至るまで、すべてを米国株に投資してきたからだった。

 我々ゆとり世代が米国株に抵抗がないのは、伝統的な日本企業よりも、むしろ米国ハイテク企業の方が馴染み深いから、と説明してきたが、投資においては、実はそれだけではない。

 ゆとり世代の大きな特徴は、高配当や安定株、割安株よりも、高ボラティリティ(編注:価格の変動率が大きい)銘柄に魅力を感じる傾向が強いことだ。これは、ビットコインによる“億り人”の登場や、ネット証券の普及で投資家の絶対数が増えたことが大きいだろう。

 我々世代は長期的な下落相場の経験がなく、また幸いにも、株式、ビットコインは大きく下落しても、高値を切り上げながら推移しているため、結果的に高ボラティリティ商品の恩恵を受けてきた。

 そのため、過去の経験やアノマリー(編注:論理的根拠があるものではなく、説明がつかないものの、よく当たる相場の経験則や事象)から、米国テクノロジー企業やビットコインの上昇を信じてやまない傾向にあるのだ。

 当然、こうした考え方はリスクも伴うが、生まれた時代が投資感覚を大きく変化させていることは揺るぎない事実だろう。

 さらにゆとり世代の投資活動に特徴的なのが、投資をゲーム感覚で行なっていることだ。

  昨今、投資をするにあたって、現金、株券などの現物を目にすることはなく、取引はすべてインターネット上で行われる。大きな損失や利益が出ても、表面的には、モニターの数字が変化するだけだ。だから実感が湧きにくい。そのため、暗号資産などのニューエコノミーなどはゆとり世代との親和性が高く、良くも悪くも、なんのためらいもなくハイリスク、ハイリターン株に投資できる理由だろう。

 こうした投資志向・投資感覚は、ゆとり世代に多くの恩恵をもたらしたが、他方で、弱点もある。高ボラティリティの標準化や経験不足だ。長期的な下落相場を知らないということは、その対処方法もわからないということである。いつか到来するであろう下落相場を自ら経験し、時間をかけて様々な投資方法を知ることが今後の課題となるだろう。

 だが、こうした弱点を自覚しつつ、ゆとり世代の投資感覚や投資手法を取り入れることは、とりわけ中高年世代には、大きなメリットをもたらす可能性を秘めている。

 もちろん、ゆとり世代が軽視しがちな高配当株や割安株などは長期的には魅力的で、切り捨てる必要はないが、同時に、米国株を「馴染みがない」「日本株じゃないと不安だ」などと切り捨てるのは、あまりにももったいない。

 こうしている間にも、ゆとり世代は、大きなリターンを求め、新たな米国テクノロジー企業を探しているのだ。

 今後も当サイトで、具体的な投資手法や市場動向の見方、注目銘柄などを紹介していきたい。

(文=中沢隆太)


●中沢隆太(なかざわ・りゅうた)
投資家のための情報プラットフォーム「ネコパートナーズ」専属アナリスト。SMBC日興証券リテール部門同期600人のトップを独走ののち、現職。
中沢氏のレポートも読める「猫組長TIMES」の購読はこちらから→https://neko.theletter.jp/

ドコモがMVNO「TONE for iPhone」発表も、仕組み複雑すぎなどユーザーから困惑の声

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

ドコモの動きがユーザーの間で物議をかもしている。ドコモの「エコノミーMVNO」にフリービットグループのトーンモバイルが加わることが発表されたのだが、そのプラン内容のわかりにくさやユーザーの求めていたサービスと乖離した“コレジャナイ感”にユーザーの不満が爆発。ネット上で大きな話題となっているのだ。

今回は、新たなトーンモバイルのプランについてや、ドコモユーザーが本当に求めているものについて考えていきたい。

ドコモ、エコノミーMVNOの第2弾・トーンモバイル for docomoを発表

ドコモは12月15日、ホームページ上に「ドコモのエコノミーMVNOに新たな料金サービスを追加」と題した報道発表資料を掲載。トーンライフスタイルの新サービス「トーンモバイル for docomo」の取扱いを開始することを告知した。エコノミーMVNOで扱われるものとしては10月のOCN モバイル ONEに続き2社目となる。

トーンモバイル for docomoのサービス第1弾として、iPhone用の「TONE for iPhone」の提供を12月22日から全国のドコモショップなどでスタートさせる。このTONE for iPhoneは子どもを持つ親をターゲットとしたプラン内容。見守り機能「TONEファミリー」によって、「アプリ制限機能」や「GPS見守り機能」、TONE AI搭載のTONEカメラによる「自画撮り被害防止」といった子どもの見守りが可能になるという。

しかしこのTONEファミリー、実はオプションプラン。動画以外のインターネット使い放題の月額1,100円(税込、以下同)のプランに加えて、月額308円の有料オプションとしてTONEファミリーを契約する必要があるのだ(最大6ヶ月間無料にはなるが)。また、動画の視聴にはWi-Fi接続、もしくは「動画チケット」を別途購入する必要があるといい、同社の発表では「従来のプランと比べて約50%のプライスダウン」になっていると伝えられているものの、ユーザー側から見ると「使い方によってはオプション料金が積み重なって高くなるのでは…?」と警戒せずにはいられない。

トーンモバイル for docomoに対しネット上からは「仕組みがよくわからない」「このプラン、ホームページ見ても全く理解できないと思う」「仕組みが分かり…

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JRA有馬記念(G1)クロノジェネシスに「黄信号」!? C.ルメール「4年10か月ぶり」大惨事を間一髪回避もスランプ突入か

 2021年の中央競馬開催も残すところわずか。25~26日の有馬記念(G1)ウィーク、そしてホープフルS(G1)が行われる28日だけの計3日間となった。

 19日には阪神競馬場で朝日杯FS(G1)が行われ、武豊騎手騎乗の3番人気ドウデュースが優勝。日本競馬界のレジェンドに新たな勲章が加わった。

 一方、そのレースでファンの期待を裏切る形となったのが2番人気に支持されたジオグリフだ。鞍上を務めたC.ルメール騎手もレース後、「結果的に後ろすぎました」と語ったように4コーナーで後方2番手という位置取りが響き、直線で豪脚を発揮するも脚を余しての5着に終わった。

「ルメール騎手は外枠に入った時点で後方に控える腹づもりだったのでしょう。阪神の芝は外伸び馬場でしたし、逃げ馬も揃っていましたからね。ただ、思ったほどペースが上がらなかったのと、4コーナーで不利を受けたのが致命傷となりましたね。

また、この日のルメール騎手はとにかく乗れていませんでした。計7鞍の騎乗でしたが、ことごとく人気を裏切り、メインの朝日杯FSまで全て4着以下。最終12Rでようやく2着に入りましたが、結局未勝利で1日を終えました」(競馬誌ライター)

 ルメール騎手が1勝もすることなく1日を終えるのは非常に珍しく、この秋競馬では僅か3度目。最終レースで最悪の事態は免れたが、もし1日7鞍以上に騎乗して一度も馬券圏内に入らなければ、17年2月26日以来の4年10か月ぶりというレアケースだった。

「前日(18日)の中山では2勝していましたが、午後の騎乗はやや精彩を欠く場面もありました。年末に向けてやや調子を落としているのは間違いありません。今週末は有馬記念でクロノジェネシスに騎乗しますが、ルメール騎手の“状態”には気を配っておいた方がいいでしょう」(同)

 前人未到のグランプリ4連覇を懸けて有馬記念に臨むクロノジェネシスだが、20日現在の『netkeiba.com』予想オッズでは3番人気以下に大きな差をつけてエフフォーリアとの2強を形成している。

 どちらが1番人気になるかは最終追い切りや枠順次第となるだろう。もし1番人気の座をエフフォーリアに譲ることになれば、クロノジェネシス陣営にとっての不安要素になるかもしれない。

 今年すでにG1を5勝しているルメール騎手だが、うち4勝が1番人気で挙げたもの。2番人気以下の時は、5月のNHKマイルC(G1)を2番人気のシュネルマイスターで制したのを最後に目下10連敗中と勝ち切れていない。連敗中の10鞍のうち7鞍は2番人気なので、それだけ有力馬に乗りながら半年以上勝っていないのは若干気になるところだろう。

 今年はすでに193勝を挙げて2年連続3度目の200勝も視野に入っているルメール騎手。19日に垣間見せたスランプの兆候は1日限りだったのか、それとも今週末まで尾を引くのだろうか。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

マイナポイント第2弾、最大2万円をもらうためには何をすればいい? はじめから全部解説!

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

マイナンバーカードを取得することで最大2万円分のポイントがもらえる「マイナポイント」第2弾が、いよいよ2022年1月1日からスタートすることになった。まだ、マイナンバーカードを持っていない人は2万ptをもらえるチャンスなので、今からしっかり準備しておこう。そこで今回は、2022年1月から始まるマイナポイント第2弾とはどんなものなのか? 今から何を準備しておけばいいのかはじめから全部解説したいと思う。

マイナポイント第2弾ってどんなものなの?

「マイナポイント」とは2020年9月からスタートした政府の事業。第1弾はこれまで何度か延長されて2021年4月末までにマイナンバーカードを申し込んだ人が、2021年12月末までにキャッシュレス決済を利用することで、利用額の25%(最大5,000円)を受け取れるというものである。

しかし、2021年12月3日現在、マイナンバーカードの交付枚数は約5,069万枚で普及率は40%しかない。そこで政府はマイナンバーカードのさらなる普及を目指し、2021年12月末で一旦終了する「マイナポイント」制度を、1兆8,000億円の補正予算を付けて第2弾として2022年1月から開始するというわけだ。

マイナポイント第2弾では3つの事業が用意されている。ひとつめは第1弾と同じで、マイナンバーカードを新規に取得した人がキャッシュレス決済を行うと、25%(最大5,000pt)が還元されるというもの。

もちろん、すでにマイナポイントで5,000ptをもらった人は対象外となるが、マイナンバーカードを取得しただけで、第1弾のマイナポイントに申し込んでいない人は対象となる。

2つめは、マイナンバーカードを健康保険証として利用する登録を行った人に7,500ptを付与するというもの。こちらは、すでに健康保険証の利用登録を済ませている人も対象になる予定。

そして3つめは、マイナンバーに公金受取口座(金融機関の口座)を登録した人に7,500ptが付与されるというもので、以上の3つをすべてクリアすると、合計で2万ptが付与されることになる。

つまり、すでに第1弾に参加した人にも、またあと1万5,000ptをもらうチャンスがあるということだ。

■マイナンバーカード第2弾の概要

【1】新規でマイナンバーカードを取得してキャッシュレスサービスを利…

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パチスロ新台「1万4000枚オーバー」の衝撃! 万枚報告も続出のモンスターマシンへ熱視線!!

 6号機が登場してから早くも3年が経過。当初は規制の厳しさからネガティブな意見が続出していたわけだが、現状は万枚報告も珍しくない状況である。

 印象的なマシンは『パチスロ鉄拳4デビルVer.』。導入前より出玉性能の高さで話題を呼んでいたが、いざ導入となると「16000枚オーバー」を吐き出す仰天のデータも発見された。

 これは5号機においても滅多にお目にかかれない出玉だ。『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』や『沖ドキ!』などと同レベルの出玉性能を持った怪物マシンが6号機で登場した瞬間とも言えるだろう。

 ただし、『パチスロ鉄拳4デビルVer.』はAT「平均1500枚」、フリーズ経由なら「平均2000枚」と6号機の規制の中で極限まで威力を高めた仕様。今後、本機以上の性能を持ったマシンが登場するかは疑問だが…。

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パチスロ新台「特化ゾーン=99%ループ」シリーズ最強クラスの上乗せ性能が“2400枚完走”を導く‼―パチスロ編―
パチンコ「275連・一撃6万発」の伝説を生んだ超爆連マシンが再臨! 魅惑の約98%ループRUSHが再び!?

 そんな中、12月6日登場の新台が「14000枚オーバーを叩き出した」と話題になっている。そのマシンとはエレコの『泡盛』だ。

「本機は未だ仕様の全貌が明かされていない謎多き新台ですが、有識者の間では『リノタイプ』と言われており、いわゆる“状態”に突入すれば『リアルボーナスが約90%ループする強力な性能!?』と話題になりました。

ボーナスはBB(約130枚)とRB(約70枚)が存在。1回あたりの枚数は控えめといえますが、高ループであるため20連や30連といった連チャンも現実的なようです。リノタイプで有利区間が存在せず、2400枚の制限を気にしないで出玉を伸ばせるのであれば大きなセールスポイントでしょう」(パチスロライター)

 実は12月のリリースより前に某ホールで先行導入が行われており、その際に「一撃5000枚」や「3000Gハマり」など大暴れする様がインターネット上で注目されていた。

 今回の「14000枚オーバー報告」に対してユーザーは「続々と万枚出てる」「近所でも12000枚出てた」などの意見も目立ち、本件に限った出玉ではないことが伺える。

 万枚を狙うギャンブラーにはオススメのマシンかもしれない。本機を発見した際に、チャレンジしてみるのもいいだろう。

若手社員のお悩み解決!大企業ハック「技」公開相談会 -ONE JAPAN CONFERENCE 2021-

2021年10月31日、大企業の若手・中堅社員を中心とした企業内有志団体が集う実践コミュニティ「ONE JAPAN」のイベント「ONE JAPAN CONFERENCE 2021」がオンライン形式で開催されました。

「変革(Transformation)」をテーマに掲げ、各界のトップランナーや有識者、そして大企業を自ら動かしてきた挑戦者による計16個のトークセッションの中から、ONE JAPANメンバーによる「大企業をハックする“技”公開相談会」のレポートをお届けします。

登壇したのは、ONE JAPANの新刊『なぜウチの会社は変われないんだ! と悩んだら読む 大企業ハック大全』(ダイヤモンド社)で大企業を動かすための技を披露した“技ホルダー”の6名と、早稲田大学ビジネススクール教授の入山章栄氏。電通若者研究部としてONE JAPANに加盟する吉田将英がファシリテーターを務め、リアルな若手の悩みにお答えします。

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Credit:McCANN MILLENNIALS(デザイン)
【登壇者】(敬称略)
・ 伊藤康浩 / 日本郵便株式会社
・ 寺﨑夕夏 / 東京海上ホールディングス株式会社
・ 遠山梢 / 東洋製罐グループ
・ 額田純嗣 / 三越伊勢丹ホールディングス
・ 松葉明日華 / 日本電気株式会社
・ 入山章栄 / 早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール 教授
・ 吉田将英 / 株式会社電通 電通ビジネスデザインスクエア / 電通若者研究部

 

「打倒、入山先生」が裏テーマの書籍

セッション冒頭、吉田氏は今回刊行した『大企業ハック大全』の裏テーマとして、「打倒、入山先生」を掲げていたと告白します。

「僕たちは学者ではないので、学術的なビジネス本は書けません。そんな僕らの存在意義って何だろうと考えると、やはり“現場で実践している”ということに尽きるかなと。どこまでも実践知に徹することで、入山先生には書けない本を書こうと勝手に盛り上がっていました(笑)」と吉田氏。

それに対し、入山先生は「すごく良いと思います。現場で起きているいろんなことを抽象化するのが僕の仕事ですが、皆さんは具体の世界で生きているわけですから。そこで生まれたリアルで泥臭いノウハウを集められたことが素晴らしいですよね。欲を言えば、本書をただの読み物として終わらせるのではなく、本を持ってみんなで集まり、この本にすら書けなかった“超リアルな話”をシェアしたり、議論していただきたいなって思います(笑)」と感想を述べました。

ここからがセッションの本題。今回は働く若手社員たちから事前に悩みをヒアリングし、ONE JAPANメンバーや入山先生に解決策を教えてもらいました。

CASE01:「隣の芝が青く見えちゃう」病

Q.1
大学の同窓会で聞いた他社の話が羨ましくて、つい自分の働く環境と比べて、少し悲しくなったりします。
 
好きで入った会社とは言え、いつでもずっとその気持ちでいられるわけじゃないと思うんですが、「現環境の素敵なところ」を見つめ直す技を教えて欲しいです。
(20卒 1社目 大企業)

いわゆる「隣の芝は青い」というお話。大企業に限らず、多くの人が抱いたことのある感情ではないでしょうか。このお悩みに対して、口火を切ったのは東京海上ホールディングスの寺崎氏。「現職の素敵なところを見つめ直すというマインドセットが素敵」と前置きしつつ、「素敵じゃないところも含めて、知り尽くすことが大事だと思います。無理に素敵なところを見つける必要はないので、現環境の中で信頼できる人にまずはフラットに聞きに行くことから始めると良いのではないでしょうか」と答えました。

日本郵便の伊藤氏は、「私は今でも隣の芝がめちゃめちゃ青く見えることがあります。その上で、“本当に青いのか?”を確認しに行ってみることが大事なのかなと。まさにONE JAPANが良い機会で、青く見える他社の方々に話を聞いてみると、“あ、意外と皆さんのところも同じなんですね”と気づけたことが多々ありました」とアドバイスしてくれました。

日本電気の松葉氏も、「隣の芝が青く見えるのはお互い様なので、そのご友人ともっと話してみると、自分の会社の素敵なところが見えてくるかもしれませんね」と述べました。

CASE02:「上を通せ」病

Q.2
「職制を通じて発言せよ」とよく言われます。要するに、他部署とやりとりするときは上を通さないと混乱を招くから段取りを踏め、という意味のようですが、意味不明です。
 
波風を立てすぎずに、厄介な上長を回避して、横のつながりを社内で作る裏技を知りたいです。
(18卒 1社目 公的機関)

大きな組織にありがちな「縦割社会」に関するお悩みです。三越伊勢丹ホールディングスの額田氏は、「これは昔の自分のことを振り返って思ったことなのですが、上司すら突破できない場合は、何かしら自分に原因があるのではないかと、一度ボトルネックになっている問題を探してみても良いかもしれません」と、過去の経験からアドバイス。

東洋製罐グループの遠山氏も、「私も散々怒られてきたので分かります。もし相談者さんの行動が上司だけでなく他の部署や社外パートナーまで混乱させているなら気をつけたほうがいいけれど、そうじゃないなら横だろうと斜めだろうと堂々とやれば良いと思います」と述べました。

入山先生は、「上長との人間関係は大事にしたほうが良いと思います。ただ、気になるのは“混乱を招く”や“波風を立てすぎず”という部分。波風が立たない組織にイノベーションは起こせないし、変革の過程に混乱は付き物です。むしろ、“1日1波風”立てて生きて欲しいなって思います(笑)」と、逆に波風を立てることの意義を説きました。

CASE03:「組織の中で孤立する」病

Q.3
どうしても同期や同僚と、戦ってしまいます。張り合ったり、敵のように思ってしまったり、知見や資産をシェアしたくないと思ってしまったり。結果、一匹狼キャラになってしまいました。
 
こんな性格の自分でも明日からできるオープンマインドな同僚との関わり方の技、よかったら教えていただきたいです。
(19卒 1社目 ベンチャー企業)

今度は逆に、波風立てがちなタイプな方からの相談かもしれません。寺崎氏は「マインド自体はすごく素敵ですが、同期や同僚と張り合うのは、あまり有意義なことではありません。組織の中でもエースと呼ばれるようなトップの人たちと接すると、張り合うとか敵っていう感情ではなく、本当に一緒にやりたい、学びたいという気持ちが生まれます。そのレベルの人たちに到達する動きにシフトするともっと良くなるんじゃないかと思います」とコメント。

遠山氏も「プライドやライバル心は大切ですが、勝ち負けを競い合う相手が同期・同僚だけなのは、少し範囲が狭いと感じます。この範囲をもっと広げていき、そのまま自分らしく突き進んでいけば大丈夫だと思います」とアドバイスしました。額田氏はオープンマインドに人と関わる技として、「おそらく自己主張が強い方なので、単純に“聞く量”を増やすことを意識してみるだけでも変わるかもしれません」と述べました。

CASE04:「遅い」病

Q.4
最近気付いたのですが、うちの会社は社内上申にものすごい時間と手間をかける社風のようで。気付いたらよそにやられてしまうことがしょっちゅうです。
 
上司や意思決定方法が悪い部分も正直大きいと思いますが、「自分自身ができること」がもしあれば技を知りたいと思います。
(15卒 2社目 大企業)

続いては、組織としての意思決定が遅く、他社に先をこされてしまうというパターンです。このお悩みに対して伊藤氏が出した答えは、「意思決定する人の右腕やキーパーソンを捕まえる」ということ。「“何を言うか”と同じかそれ以上に“誰が言うか”が重要になるケースが、世の中には往々にしてあります。例えば意思決定者へのプレゼンの際に、他の役員や部署の方がポジティブな合いの手を入れてくれるだけで、物事がうまく進むこともあったりします」と伊藤氏。入山先生もこの意見に頷き、「やっぱり何か大きなことを動かす時は、なるべく上と握るのが一番の近道ですよね」と述べました。

CASE05:「同じ志を持った仲間がいない」病

Q.5
同期約30人のうち、明確な目的や危機感を持った人は3人ぐらいしかいないと感じています。全体の3割ぐらいまで増えると活発な交流ができると思うのですが、今後どうすれば増えていくと思いますか?

最後はセッション参加者からのお悩み相談です。皆さんはどうやって、変革を起こすための仲間を増やしていくのでしょう?

遠山氏は、「そもそも3割集める必要がないし、同期だけで固まる必然性もないと思います。そして何より、仲間が3人いたら超ラッキーです。3人いればできることはいろいろとあるので、まずは3人で始めてみてはいかがでしょう」と説きます。入山先生も「僕は1人でもやっちゃえばいいという性格なのですが、確かに危機感を持っていない企業も少なくないので、僕は危機感を煽る動画を作ることをオススメしています。グラフや図版などでマーケットがシュリンクしていく未来を示し、経営層の方々にも現場の危機感を感じてもらうことが大切です」と述べました。

グラレコ
Credit:石川愛(グラフィックレコーディング)

大企業はベンチャーよりも大きなイノベーションを起こせる

今回のトークセッションの総括として、今の時代に大企業をハックすることの意義について、入山先生はこのように語りました。

「僕は、社員が“この会社に居てやっているんだ”と思える状態を作ることが、企業にとっても社会にとっても一番良い状態だと思うんです。いつでも辞められるけれど、今のところ自分が作りたい未来にこの会社のリソースがとても役立つし、ビジョンにも共感できるから辞めないんだ、と。そういうマインドの人なら波風を立てながらも企業をハックし続けることができます。そして、そんな人たちがもっと増えれば、大企業のほうがリソースは豊富なので、ベンチャーよりもインパクトの大きなイノベーションを起こせるはずなんです」(入山先生)

吉田氏は、「大企業を変えることすらも目的ではなく手段ですよね。その先に成し遂げたい夢や、解決したい社会課題があり、それを実現するための最適な手段として大企業を使っているのだと、皆さんをはじめ本書に登場する技ホルダーの方々の章を読んでそう思いました。ぜひ、1日1波風を立てていきましょう」と述べて、トークセッションを締めくくりました。


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JRA武豊ドウデュースが早くもクラシック「主役」に内定!? 例年苦戦の朝日杯FSがホープフルS逆転を予感させる決定的な根拠

 阪神競馬場で19日に開催された朝日杯FS(G1)は、3番人気ドウデュース(牡2、栗東・友道康夫厩舎)が制し、デビューから無敗の3連勝で2歳マイル王の座に就いた。

 コンビを組んだ武豊騎手は、同レースの初騎乗から22度目にして勝利。ワールドプレミアで勝利した2019年の菊花賞(G1)以来となるJRA・G1通算78勝目を手に入れた。アスクワイルドモアの騎乗を予定している28日のホープフルS(G1)を制すれば、年内に前人未到のJRA・G1完全制覇を達成する。

 朝日杯FSは芝の1600mということもあり、過去の優勝馬からは、後のマイルG1を制した馬を多数輩出している。だがその反面、中長距離が主戦場の牡馬クラシックに進んだものは、距離適性や他の強力ライバルの前に苦戦を強いられてきた。

 勝ち馬が翌年のクラシックを制したケースは、前身である朝日杯3歳S当時に、三冠馬ナリタブライアンが優勝した1993年まで遡らなければならないほどだ。以前に比して距離体系が整備されていったことも、G1だからといってあえてマイルを使わない大物と、マイラーの棲み分けとなったのだろう。

 そして、朝日杯FS組がクラシックで通用しない傾向を決定づけたのが、2017年にG1昇格したホープフルSの存在である。これによってマイルの朝日杯FS、芝2000mでクラシックに直結するホープフルSという差別化がより一層進んだ。

 それぞれの勝ち馬が激突した皐月賞(G1)でもサートゥルナーリア1着、アドマイヤマーズ4着の19年、コントレイル1着(三冠も達成)、サリオス2着の20年といずれも、朝日杯FS優勝馬が返り討ち。結果的にも距離適性の差が、両者の明暗を分かつ一因となっているようにも感じられる。

 その一方で、今年に限っては久々に朝日杯FS組から、クラシック馬が誕生する期待が高まったともいえそうだ。

 なぜなら掲示板に載った5頭の内、マイラー色が色濃かったのはダイワメジャー産駒のセリフォスのみ。勝ち馬のドウデュースをはじめ、3着ダノンスコーピオン、4着アルナシーム、5着ジオグリフはいずれも芝1800m戦で好走していた馬だったからである。

 ハーツクライ産駒のドウデュースにしても、陣営が「マイルもこなせる」と評しているが、血統的な背景を考えると本質は中距離馬に近い印象だ。ジオグリフに騎乗したC.ルメール騎手も「距離が延びたら大丈夫」とコメントしていたように、それ以外の好走馬についても、距離短縮が決して好材料だったとは言い切れないのではないか。

 これに対し、ホープフルS組の出走メンバーの顔触れを見渡したところ、明らかに朝日杯FSより一枚落ちるメンバー構成だと言わざるを得ない。

 ルメール騎手が来年のダービー馬候補と評するコマンドラインが圧倒的な人気を集めそうだが、デビューから2戦無敗とはいえ、距離はいずれもマイル。前走サウジアラビアRC(G3)の勝ちタイム1分36秒4(良)も平凡な上に、1/2馬身差で下したステルナティーアは、2番人気に支持された阪神JF(G1)で見せ場もない7着と、ファンの期待を裏切ったばかり。

 芝2000mを連勝中のオニャンコポンにしても、実力よりも珍名馬としての知名度の方が上回る現状。人気が予想されるキラーアビリティや、武豊騎手の記録が懸かるアスクワイルドモアも朝日杯FSに出走のダノンスコーピオン、ジオグリフに敗れた馬たちなのだ。

 実際のところはレースが終わってみないとわからないが、よほどインパクトのある勝ち方をする馬が出てこなければ、ホープフルSのメンバーレベルより、朝日杯FS組が上という評価も十分にありそう。

 中でも一番のカギを握っているのはコマンドラインで間違いない。この馬がマイラーで終わるのか、それとも噂通りの大物なのか。来春のクラシックを見据える上でも再注目の1頭となる。

(文=黒井零)

<著者プロフィール>
 1993年有馬記念トウカイテイオー奇跡の復活に感動し、競馬にハマってはや30年近く。主な活動はSNSでのデータ分析と競馬に関する情報の発信。専門はWIN5で2011年の初回から皆勤で攻略に挑んでいる。得意としているのは独自の予想理論で穴馬を狙い撃つスタイル。危険な人気馬探しに余念がない著者が目指すのはWIN5長者。