「試験で時間が足りない人」だけが知らない“長文問題の解き方”【共通テスト】 – テストテクニック大全

「まじめに勉強に取り組むだけではなく、テクニックを使って1点でも点数を取る。それも実力」。偏差値35から東大合格を果たした『5科目50年分10000問を分析した東大生のテストテクニック大全』(ダイヤモンド社)の著者・西岡壱誠氏はそう語ります。では、その1点はどう取るのでしょうか。本記事では、本書よりテストで使えるテクニックを紹介します。

スマホ新法で笑う業界はマンガ、婚活、推し活…6兆円市場の業界別・利益激変予想

●この記事のポイント
・スマホ新法で崩れる「30%手数料」の壁。マンガ、婚活、推し活、Web3など6兆円市場で、利益構造と勝者がどう変わるのかを業界別に読み解く。
・スマホ新法の本質は値下げではなく主導権の移動だ。マンガは快晴、婚活は広告戦争、推し活とNFTは急変──勝者と敗者の分岐点を分析。
・スマホ新法はアプリ事業者が「顧客と決済」を取り戻せるかの試金石。法改正を待つだけでは勝てない理由と、今から必要な準備を示す。

 2025年12月、日本のスマートフォン市場は歴史的な転換点を迎える。特定スマートフォンソフトウェア競争促進法(通称:スマホ新法)の本格施行だ。報道ではアップルやグーグルといった巨大IT企業への規制強化がクローズアップされがちだが、ビジネスの現場で本当に注目すべきはそこだけではない。

 変わるのは、国内約6兆円規模(経産省推計)のアプリ・モバイルコンテンツ市場における「お金の流れ」そのものである。これまで不可侵とされてきた「30%手数料」の壁が崩れ、業界ごとに利益構造が書き換えられようとしている。誰が恩恵を受け、どこに新市場が生まれるのか。業界別にそのインパクトを読み解く。

●目次

「30%手数料」からの解放は何を意味するのか

 これまでiPhoneやAndroid上でビジネスを行うアプリ事業者は、事実上アップルとグーグルが運営するアプリストアという“関所”を通らざるを得なかった。課される手数料は売上の15〜30%。いわゆる「アップル税」「グーグル税」だ。

 日本はiPhoneのシェアが約50%と世界的にも高い(MM総研調べ)。このプラットフォームルールの変更が国内産業に与える影響は極めて大きい。

 スマホ新法により、アプリ事業者は「アプリストアの選択肢拡大」「外部決済・自社決済の導入」「サイドローディングの容認」といった選択肢を得る。つまり、これまでプラットフォーマーに徴収されてきた巨額の手数料を、自社の利益や投資原資として再配分できる可能性が生まれるのだ。

「スマホ新法の本質は値下げではありません。誰がユーザーとの“請求関係(Billing Relationship)”を握るかという、商流の主導権の問題です。アプリ事業者が“店主”に戻れるかどうか、その試金石になります」(戦略コンサルタント・高野輝氏)

【本命:快晴】マンガ・電子書籍が最も恩恵を受ける理由

 最も大きな恩恵を受けるのは、原価率(作家ロイヤリティなど)が高いコンテンツ産業、とりわけマンガ・電子書籍分野だ。

 これまで出版社や電子書店は、原価に加えて30%のストア手数料を負担してきた。その結果、「ウェブ版よりアプリ版が高い二重価格」「アプリ内で購入できず、ウェブに飛ばす不便な導線」といった歪みが生じていた。

 自社決済(手数料数%)がアプリ内で解禁されれば、この構造は一変する。
・ユーザー体験の改善:ログインし直す必要がなくなり、購入率(CVR)が向上
・価格戦略の自由化:アプリ内セール、ポイント還元が可能に

 大手電子書店の幹部は、「30%手数料は正直“利益”ではなく“歪み”でした。二重価格はユーザーにも嫌われていた。アプリ内で自社決済が可能になれば、売上以上に購入率が変わると見ています」と語る。

【対抗:晴れ】マッチングアプリは「広告戦争」へ

 次に影響が大きいのが、ユーザー単価(ARPU)が高いマッチングアプリ・婚活サービスだ。月額数千円〜数万円の課金モデルでは、30%手数料の重みは極めて大きい。

 ただし、この業界で起きるのは値下げ競争ではない。浮いた手数料は、そのまま広告宣伝費(CPA)に再投資される可能性が高い。

「この分野では、手数料削減=値下げにはなりにくい。むしろ広告の軍拡競争が激化し、資金力のある大手がさらにシェアを広げる構図になるでしょう」(広告アナリスト)

【大穴:急変】推し活とWeb3が迎える“開国”

① 推し活──「還元率」が最強の武器になる

 ライブ配信やVTuber市場では、投げ銭の多くがプラットフォーム手数料として差し引かれ、配信者に届くのは半分以下というケースも少なくない。

 自社決済が可能になれば、「推しに100%還元」を掲げる新興プラットフォームが登場する余地が生まれる。ファン心理に訴える強力な差別化要因だ。

② Web3・NFT──iPhoneが“開国”する日

 これまでアップルはNFT取引や外部ウォレット接続を厳しく制限してきた。これがWeb3ゲームやNFT会員権が普及しない一因だった。

 スマホ新法により、アプリ内でのトークン決済やNFT購入が可能になれば、iPhoneは巨大な“暗号資産端末”へと変貌する。

「これまでiPhoneは暗号資産に最も冷たい端末でした。もしアプリ内でNFT決済が自然にできるようになれば、Web3は一気にマス層に広がる可能性があります」(金融アナリスト・川﨑一幸氏)

リスク──EUの教訓と「自由」の代償

 先行するEUでは、デジタル市場法(DMA)施行後、あップるがコアテクノロジー料という新たな負担を導入した。結果として「結局App Storeに残る方が合理的」と判断した事業者も少なくない。

 また、自社決済を導入するということは、返金対応、サブスク管理、セキュリティ対策をすべて自社で担うことを意味する。自由にはコストが伴う。

 スマホ新法は、単なる値下げ促進策ではない。プラットフォーム依存から脱却し、自社の経済圏を構築できるかどうかを問う制度だ。

 重要なのは、法改正を待つことではない。アップル・グーグル抜きでもユーザーを集め、決済し、ファン化できる仕組みを今から設計できる企業だけが、6兆円市場“開国”の果実を手にすることができるだろう。

業界別・天気予報まとめ
 マンガ・電子書籍:快晴 ☀ 原価率が高く、手数料減が直利益に
 マッチング・教育:晴れ ☀ 広告投資競争が激化
 ライブ配信・推し活:一部快晴 🌤 還元率を武器に新興勢力が台頭
 Web3・NFT:急変 ⚡ スマホ普及で市場が桁違いに拡大する可能性

(文=BUSINESS JOURNAL編集部)

「えっ、週5フル出社ですか?」リモートOK職場が突然の「出社回帰」で納得できない!→社員は拒否できるのか、社労士が解説 – News&Analysis

テレワークOKだった職場が突然「週5フル出社」に変えることは可能でしょうか?【出社回帰クエスチョン】を通して解説します。

「周りと比較されてプレッシャー」→松本幸四郎の回答が目からウロコだった! – News&Analysis

偉大な創業者が築いた事業を継承する二代目、三代目。あるいは、圧倒的な成果を上げた前任者の後を引き継ぐプロジェクトリーダー。ビジネスの世界では、常に他者と比較されるプレッシャーがつきまとう。「鬼平犯科帳」シリーズで長谷川平蔵役を演じる歌舞伎俳優・松本幸四郎もまた、祖父である初代・松本白鸚、叔父・中村吉右衛門という巨星の跡を継ぐ者として、その重圧と向き合い続けてきたのではないか。向き合い方について、ビジネス誌「プレジデント」の元編集長・小倉健一氏が聞いた。

電車の中で友人の訃報に号泣…近寄ってきた外国人女性の「温かすぎる振る舞い」とは – 鉄道トレンド最前線

東香名子氏が所長を務める「鉄道トレンド総研」のアンケート結果によると、通勤電車、新幹線、特急列車の中で「イラッとした経験」がある人は多い。だが、心温まるエピソードも鉄道トレンド総研に寄せられているという。

優秀なプレーヤーが「優秀な管理職になれない」決定的な理由 – デキる上司のズルい一言

プレーヤーとしての成績は優秀。でも、管理職に昇進してからは期待したような結果が出ていない……。そうしたケースが少なくない。どうすれば管理職になってからの“つまずき”を回避できるのだろうか。「マネジャー一歩手前」のメンバーに伝えるべきことについて解説する。

福沢諭吉が説いた「独身より結婚が得」であるワケ – ニュースな本

明治の教育家・福沢諭吉は、9人の子どもを育て上げた家庭人でもあった。彼が人生論を語ったエッセイ『福翁百話』には、夫婦や家族のあり方をめぐる珠玉の言葉が多く残されている。ここではその中から2話を取り上げ、福沢が書き残した、夫婦円満の法則を読み解く。

「理解力や読解力が低い人」に共通するヤバい口ぐせ【書籍オンライン編集部セレクション】 – 対比思考

グチャグチャの頭が一瞬で整理され、「読む」「書く」「話す」が一気にロジカルに! スタディサプリ・Z会東大進学教室で絶大な人気を誇る生徒数No1の現代文・小論文講師が、「対比」という仕事にも勉強にも役立つ「頭の使い方」を教えます。

ウーバー、楽天と連携でタクシー王者「GO」に勝負…ポイント全額負担に込めた本気度

●この記事のポイント
・ウーバーが楽天グループと提携を拡大し、楽天ポイント原資を全額負担する異例の戦略でタクシー配車アプリ王者「GO」に挑む。デリバリーで築いた基盤を生かし、日本のモビリティ市場で主導権奪取を狙う。
・配車で苦戦してきたウーバーは、全国展開と楽天経済圏を武器に反転攻勢へ。ポイント還元による顧客獲得と、デリバリー×タクシーの相互送客で、GOには真似できないエコシステム構築を進める。
・訪日客増加という追い風も受け、ウーバーは日本で「デリバリーアプリ」から生活を覆うスーパーアプリへの進化を賭けた。楽天との最強タッグが、硬直したタクシー市場を揺さぶる可能性が高まっている。

 12月9日、ウーバー・テクノロジーズと楽天グループは、日本市場における提携関係の大幅な拡大を発表した。表向きには「楽天ポイントが貯まる・使える」という一見よくある協業だが、その中身を精査すると、国内モビリティ市場の勢力図を塗り替えかねない、極めて攻撃的な戦略が浮かび上がる。

 国内フードデリバリー市場で事実上の覇権を握ったウーバーが、次なる標的として照準を定めたのは、タクシー配車アプリで圧倒的シェアを誇る「GO」だ。楽天経済圏という“最重量級の武器”を手にしたウーバーは、日本の移動市場をどうひっくり返そうとしているのか。その真の狙いを読み解く。

●目次

楽天ポイント「原資は全額ウーバー負担」に見る、本気度の正体

 今回の発表の骨子はこうだ。ウーバーの各種サービス(Uber Eats、Uber Taxiなど)と楽天IDを連携すると、支払い方法を問わず、利用金額200円につき1ポイントの楽天ポイントが付与される。さらに楽天ペイで決済した場合、最大1.5%相当のポイント還元を受けられる。

 注目すべきは、これが期間限定キャンペーンではなく、恒常施策として設計されている点だ。

 最大のポイントは、この楽天ポイントの原資をウーバー側が全額負担するという異例のスキームにある。楽天にとっては、既存IDの利用シーンが広がるだけで、実質的な金銭リスクはない。一方のウーバーは、短期的な収益性を犠牲にしてでも、日本最大級の会員基盤である「楽天ID(約1億)」を自社エコシステムに取り込む覚悟を示した格好だ。

 ITジャーナリストの小平貴裕氏は、次のように分析する。

「これは単なる販促費ではなく、顧客獲得コスト(CAC)への戦略投資です。価格感度の高いユーザーに対し、実質的な恒久値引きを提示することで、競合からのスイッチングを強制的に起こしにいっている」

 GOが築いてきた利便性・法人需要という牙城に対し、ウーバーは「価格×経済圏」という別次元の武器を持ち込んだと言える。

「イーツ」の成功と「配車」の苦戦…ウーバーの日本史と転換点

 ウーバーは本来、「移動の革命」を掲げるライドシェア企業として日本市場に参入した。しかし、日本ではライドシェア規制が厳しく、事業は長らく停滞を余儀なくされた。

 皮肉なことに、当初は副次的な位置づけだった「Uber Eats」が、コロナ禍を経て爆発的に成長。現在の日本事業は、フードデリバリーが収益の柱となっている。

 この“ねじれ”は、ウーバーにとって成功であると同時に、未完の物語でもあった。

 転機は2025年だ。ウーバーは、これまで都市部中心だったタクシー配車サービスを全都道府県に拡大。提携するタクシー会社は1000社を超え、ネットワーク規模は一気に国内最大級へと膨らんだ。

 戦略コンサルタントの高野輝氏は「ウーバーはデリバリーで得たブランド力、アプリUX、運営ノウハウ、そして資金力を、満を持して“本業”である移動に再投入するフェーズに入った」と分析する。今回の楽天提携は、この大攻勢を完成させる“最後のピース”と位置づけられる。

巨象「GO」の牙城は崩せるか…楽天と組んだ必然性

 国内タクシー配車市場は、実質的に「GO」の一強状態だ。法人利用やビジネスパーソンの実需を確実に押さえ、配車品質と安定性では高い評価を得ている。

 しかし、GOには構造的な弱点がある。それは、PayPayや楽天のような自前の巨大経済圏を持たないことだ。

 ウーバーの最大の勝算は、「Uber Eats」と「Uber Taxi」という二つの巨大利用シーンを、楽天IDで接着できる点にある。

・食事で貯めたポイントでタクシーに乗る
・タクシー移動で貯めたポイントで食事をする

 この循環を成立させられるのは、複数の生活インフラを持つウーバーだけだ。

「GOが“点”で強いサービスだとすれば、ウーバー×楽天は“面”で囲い込む戦略です。ユーザーの生活導線全体を覆われると、単機能アプリは不利になります」(高野氏)

インバウンド需要という、もう一つの追い風

 見逃せないのが、訪日外国人需要の回復だ。世界中で使われているウーバーのアプリは、日本でもそのまま利用できる。言語や決済の壁が低いことは、観光客にとって大きな利点となる。

「地方都市ほど、外国人にとってタクシー利用のハードルは高い。ウーバーのUIとブランドは、その障壁を一気に下げる可能性があります」(同)

 全国展開とインバウンド回復は、ウーバーにとって強力な追い風だ。

 今回の提携は、単なる送客強化ではない。ウーバーが日本市場で「デリバリーアプリ」から、移動・食事・生活を横断するスーパーアプリへと脱皮するための最終カードだ。

 ポイント還元という“実弾”と、楽天経済圏という巨大な流入路を武器に、GOの牙城にどこまで迫れるか。2026年に向け、日本のタクシーアプリ戦争は、かつてない局面を迎える。

 利用者にとっては、選択肢と利便性が広がる朗報だ。一方で、タクシー事業者や競合プラットフォームにとっては、極めて厳しい競争環境の到来を意味する。ウーバーの「本気」は、日本の硬直したタクシー市場に再び風穴を開けるのか。その答えは、私たちが次にタクシーを呼ぶ、その指先に委ねられている。

(文=BUSINESS JOURNAL編集部)