日本広告業協会(JAAA)が2019年度定時総会開く

日本広告業協会(JAAA)は5月31日、2019年度定時総会を千代田区のパレスホテル東京で開き、18年度事業と決算報告、19年度事業と収支計画案、理事選任などについて審議・承認した。終了後の記念式典では、第48回懸賞論文と2018年クリエイター・オブ・ザ・イヤー賞の表彰式、第54回吉田秀雄記念賞の贈賞式を行った。

成田純治理事長(博報堂取締役相談役)は「広告業界の直面する課題が多様化、複雑化している中、広告ビジネスも変革を迫られている。JAAAは昨年、広告業界が次世代を担う若者が働き夢をかなえられる場所として魅力的で在り続けるために、新たなチャレンジをする覚悟を持って、ビジョン『JAAAは、激変する広告業界を支え、業界をリードするエンジンとなる』を定めた。今年度はビジョンの2年目として、メディア環境の変化への対応やクリエーティブ力の強化、さらに業界を支える人材の確保・育成という大きな課題解決に注力したい」とあいさつした。

成田理事長のあいさつ

18年度事業では、「業界全体で力を合わせ、課題解決していくプラットフォームづくり」「人材育成の新たな仕組みづくり」「デジタルへの対応強化、次世代データマーケティングへの対応」「『働き方改革』のさらなる推進」「メディアビジネスの活性化」「クリエーティブの強化」「PR戦略の再構築」について、各委員会が中心となって事業を推進したことを説明した。

19年度事業計画では、18年度に掲げたビジョン達成の「ホップ/ステップ/ジャンプ」の2年目として、さらに積極的に活動を進めていく考えを明らかにした。

18年度事業と決算報告、19年度事業と収支計画案などを説明した村井知哉専務理事

続いて行われた記念式典では、「これからの広告人」をテーマにした懸賞論文の入賞・入選者を表彰、金賞の池川健太氏(博報堂)らが登壇した。

論文受賞者

また、クリエイター・オブ・ザ・イヤーを獲得した田辺俊彦氏(電通)とメダリスト8氏を表彰した。田辺氏は「日本で放送されず海外でしか知名度がない作品もあった中、このような賞を頂けたことはうれしい。さまざまな方に頑張ってもらったおかげで広告キャンペーンが完成した。プレッシャーはあるが、今後も良い作品、社会的に意義がある作品を作っていきたい」と語った。

あいさつする田辺氏
クリエイター・オブ・ザ・イヤー受賞者

最後に、吉田秀雄記念賞個人賞に選ばれた大森壽郎氏(博報堂DYメディアパートナーズ会長)への贈賞が行われた。

個人賞の大森氏

JRA川田将雅「期待してくれた方々に申し訳ない」春G1・5度目の不利…… 「勝率42.5%」中内田充正厩舎との"最強コンビ"も春G1全滅

JRA川田将雅「期待してくれた方々に申し訳ない」春G1・5度目の不利...... 「勝率42.5%」中内田充正厩舎との最強コンビも春G1全滅の画像1

「川田の春」は"幻"に終わってしまうのか――。

 昨年の年度代表馬アーモンドアイの敗戦に揺れた、先週の安田記念(G1)。大金星を上げたインディチャンプと福永祐一騎手に称賛の声が集まる一方、またも「不利」に泣いたのがダノンプレミアムに騎乗していた川田将雅騎手だった。

「無事であってほしいのが第一です」

 約9カ月の休養から復帰して2連勝。アーモンドアイとの現役最強馬決定戦に挑んだダノンプレミアムと川田騎手だったが、スタート直後にロジクライに寄られる痛恨の不利。

 得意の先行に持ち込めない中、最後の直線ではライバル・アーモンドアイの進路を絞る厳しさを見せたが、そこで川田騎手が相棒の"異常"を察知......追う手を緩めて最下位16着でゴールすると、レース後には下馬するシーンもあった。

「JRAからの公式発表では『異常なし』と幸い大事には至りませんでしたが、川田騎手にとっては辛い決断になりました。レース後に川田騎手も『期待してくれた多くの方々に、申し訳ない』と話していましたし、人気馬としての責任を負った中、大事に至る前に緩めたのは英断だったと思いますよ。

ただ、それにしてもこの春は、川田騎手が不利を受けるシーンが非常に目立っている印象です」(競馬記者)

 実際に、川田騎手は高松宮記念(アレスバローズ)、皐月賞(ヴェロックス)、NHKマイルC(ダノンチェイサー)、オークス(ダノンファンタジー)に続く、春G1・5度目の不利。戦前までは、数々の有力馬の騎乗が決まっていただけに「川田の春」になる期待もあったが、"花"が咲かないまま季節を終えようとしている。

「安田記念の不利は大きかったと思いますが、結果的にはそこからアーモンドアイをマークしたのが痛かったですね。上がり最速となる32.4秒の"鬼脚"を見せたアーモンドアイでも3着に敗れたように、あの展開に、あの位置取りでは、例えダノンプレミアムが万全であっても厳しかったと思います。

また、川田騎手は日本ダービーでのヴェロックスも『目標としていたサートゥルナーリアには逆転できたのですが......』と強敵を負かしに行っての3着。最も強い馬を負かしに行くのはセオリーではあるんですが、最善の騎乗を試みる中で運がないというか。どうも展開がかみ合っていない印象です」(別の記者)

 ただ、競馬はあくまで「結果」がすべて。この春のG1で度重なっている不利に対し、川田騎手を擁護する声もある一方、今回の安田記念は仕方ないにしても「不利を受けるような位置にいるのが悪い」という厳しい意見もある。

 今年ともに勝利率1位(100戦以上)を誇る「川田騎手×中内田厩舎」のコンビは、勝率42.5%という信頼度抜群の成績を残している。しかし、そんな"ゴールデン・ペア"もG1の舞台では6戦して全敗......。不利も多く、大事なレースで煮え湯を飲まされている印象だ。

「ゲートを出たところで邪魔をされてあの形に。それがすべてです」

 安田記念後、そう悔しさを露わにした中内田調教師。一方、安田記念の前日には、期待の新馬リアアメリアが川田騎手とのコンビで8馬身差の圧勝劇を飾っており、早くも来年のクラシックの本命に躍り出た。

 春G1の締めくくりとなる宝塚記念(G1)に、川田騎手は角居勝彦厩舎のキセキに騎乗予定。圧倒的な勝率を誇る"ゴールデン・ペア"の巻き返しは秋以降となりそうだ。

外務省がHPで「旭日旗」正当化! サッカー国際試合でも問題になる軍国主義の象徴を無理やり肯定する歴史修正主義

 安倍首相と文在寅大統領のもと、慰安婦問題や徴用工問題などで「史上最悪」と言われる日韓関係。そんななか、またもや安倍政権による歴史修正主義が韓国世論を刺激した。5月24日、日本の外務省がホームページで「旭日旗」に関する説明文書をアップ。こんなふうに“まったく問題はない”と強...

内田裕也が語った「ロック」と「カネ」

※画像:『俺はロッキンローラー』(内田裕也著、吉田豪監修、廣済堂出版刊)

 最後まで何をする人かわからなかったという人も多いのではないか。

 コメントを求められれば「ロックンロール」のひとことで締めるが、ヒット曲はなく、音楽をやっていたことも今では忘れられがち。俳優や映画監督という肩書もついて回るから、余計に職業がわかりにくい。

 今年3月に亡くなった内田裕也さんのことだ。そもそもこの人に職業的な肩書を求めるのは意味がない。それは「ロックンローラー」が必ずしもミュージシャンを指す言葉ではなく、ある生き方を示す言葉であるのと同じだ。

■内田裕也が語る「ロック」と「カネ」

 最後まで「ロックンローラー」を自称した内田さんだが、氏にとってのロックとは何だったのか。それが垣間見えるのが『俺はロッキンローラー』(内田裕也著、吉田豪監修、廣済堂出版刊)だ。

 ここでは自身の半生について語られ、音楽活動を始めた当時のシーンが語られると同時に、「ロック」や「人生」などについての氏の座右の銘が明かされている。

 たとえば「お金」。ヒット曲に恵まれなかったこともあり、内田氏はカネ回りのいいミュージシャンではなかった。それだけに「お金」については複雑な感情を持っていたようだ。

 「金というのが、これまた難物である。でも、いま俺は、金が欲しい」と語りつつも、「金を儲けるために工夫するのはイヤだなァ。工夫したことで、金が入ってくるのは理想的だろうけど……」ともしている。

 お金のためにプライドや意地を捨てられる人と、そうでない人。内田氏は後者である。そして「お金がほしい自分」を最後のところで押しとどめていたものがロックだったのだろう。

 その「ロック」については「ロックは、ハングリー・ミュージックだ」「俺は、ロックしかないみたいな人間だが、世の中にあるものの中では、ロックが一番大きい、すべてを含むものだというプライドがある」と熱い思いを隠さない。内田氏にとってのロックは「生きがい」という生ぬるい言葉では言い表すことができないものだ。

 思えば、私たちは内田氏のいう「すべてを含むもの」、あるいは「すべてを含むと思えるもの」を探して人生を生きている。人によってはそれがビジネスであったり、別の人にとっては宗教であったり、絵を描くことだったりするが、おそらくそれを見つけた人は、お金のあるなしや人生の長さ、他者から尊敬されるかどうかにかかわらず幸せだ。

 この本の座右の銘は様々なトピックについて、時にぶっきらぼうに、時には少しの皮肉を込めて内田氏の思いが綴られている。

 決して落ち着かず、世間を騒がせ続けて去っていった内田氏。「あの人は一体何だったのか?」という問いに、本書はきっと答えてくれるだろう。
(新刊JP編集部・山田洋介)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

JRA安田記念(G1)戸崎圭太アエロリット「あと少しだった」痛恨2着も評価上々!! 「"脱"引きこもり」から輝きを取り戻した天才の手腕

JRA安田記念(G1)戸崎圭太アエロリット「あと少しだった」痛恨2着も評価上々!! 「脱引きこもり」から輝きを取り戻した天才の手腕の画像1

 2日、東京競馬場で行われた安田記念(G1)は福永祐一騎手の完璧な騎乗もあり、4番人気のインディチャンプが優勝。現役最強馬アーモンドアイを破る大金星を上げた。

 一方、戸崎圭太騎手が騎乗したアエロリットは果敢に逃げを打ち、最後の直線でも粘りに粘ったが......最後の最後で力尽き、インディチャンプにクビ差及ばなかった。

「1年ぶりに乗りましたが、馬の雰囲気が良く、落ち着いていました。ペースもちょうど良く、頑張ってくれましたし、あと少しだったのですが......」

 抜群のダッシュで、好スタートを切ったグァンチャーレを抑え込むようにハナに立ったアエロリット。最初の600mを34.5秒のスローペースに抑え、完全にレースの主導権を掌握したまではよかったが......。

「惜しいレースでしたね。最後の直線でも、グァンチャーレと叩き合いに持ち込む最高のパターン。あれで負けたのだから、今回は勝ったインディチャンプと福永騎手を称える他ありません。戸崎騎手にとっては悔しいレースが続いていますが、騎乗はほとんど完璧だったと思いますよ」(競馬記者)

 戸崎騎手は先週に続き、これで2週連続G1・2着。

 特に先週の日本ダービーは、『競馬ラボ』で連載中の『週刊 戸崎圭太』で「今までとは違いますよ」と、これまで以上に強い意気込みを語って挑んだ一戦だった。だが、結果はロジャーバローズの2着。勝ち馬を最後まで追い詰めたが、クビ差及ばなかった。

「これで戸崎騎手は2年連続のダービー2着。それもどちらも接戦という、悔しいレースが続いています。ただその分、関係者やファンの間での"戸崎株"は大きく上がった印象です。

やはり騎手はG1のような大レースで目立ってナンボなのでしょう。3年連続でリーディングジョッキーを獲得していた頃よりも、今の方が好感度や信頼度は高い気がしますね」(同)

 確かに、この春の連続G1開催における戸崎騎手の活躍ぶりは目を見張るものがある。

JRA安田記念(G1)戸崎圭太アエロリット「あと少しだった」痛恨2着も評価上々!! 「脱引きこもり」から輝きを取り戻した天才の手腕の画像2

 大阪杯(G1)のエポカドーロ(8番人気)こそ、鼻出血によって10着に大敗するアクシデントに見舞われたが、皐月賞(G1)のダノンキングリー(3番人気)では大本命のサートゥルナーリアと接戦を演じる3着。

 続く天皇賞・春(G1)では、騎乗予定だったシャケトラが調教中に骨折し安楽死処分となる不幸があったが、急遽騎乗したグローリーヴェイズ(6番人気)で2着。逆境を跳ね返す奮闘ぶりは、多くの競馬ファンの心を打った。

 他にもヴィクトリアマイル(G1)で11番人気のクロコスミアで3着し波乱の立役者となるなど、この春の戸崎騎手は大舞台で随所に存在感を示している。

「リーディングに拘っていた頃は、騎乗馬の質が落ちる関西遠征を嫌ってG1も乗りに行かず、『引きこもり』『籠城』などと揶揄されていた戸崎騎手。ですが、連続リーディングが途絶えて"縛り"がなくなった最近は、大レースに積極的に参加して存在感を見せていますね。

もともと地方所属時代は、若くして全国リーディングを獲得するなど『天才』と称されていた騎手。この春の活躍は改めて、戸崎騎手の技術の高さを証明していると思います」(別の記者)

 惜しくも2着に敗れた先日の日本ダービーの後は、勝った浜中俊騎手に対して「初めてダービージョッキーになった訳ですからね。そこは、やっぱり祝福してあげたいですよね」と、握手を求めた戸崎騎手。

 ただ、「でも、今年は俺だったのになぁ......」と戸崎騎手らしい爽やかな祝福の裏側にも、やはり悔しさがあったようだ。

 そんな戸崎騎手はこの春、残された最後のG1・宝塚記念でグローリーヴェイズに騎乗予定。果たして、噛み殺し続ける"悔しさ"を爆発させる結果を呼び込めるか。「戸崎の春」が待ち遠しいファンは少なくないはずだ。

マクドナルドの意外と知られてない無料な裏メニュー!「そんなことまでできるの?」

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

 手軽に食事をとりたいときに便利なファーストフード。中でも人気のマクドナルドには、意外と知られていない裏メニューがあるのをご存知でしょうか? というのも、先日ドライブスルーを利用した時のこと。いつものように大好きなビックマックを注文し、いざ食べようとすると……「ヤバい、これ無理!」。

 それもそのはず、ビックマックは通常箱に入って提供されます。運転していた私が片手で食べるのは至難の業! そんな時に隣に座っていた友人が一言、「包み紙にしてもらえばよかったね~」と。えーーー! そんなことできるのぉぉぉぉ?! 聞けば友人、マクドナルドで長年バイトしていたそう。もっと裏メニューないの?! と言うことで、マクドナルドの裏メニューをまとめてみました。

おいしくお得に!マクドナルドの裏メニュー


(Image:8th.creator / Shutterstock.com)

1.箱で提供されるバーガーを包み紙に変更
ビックマックなど、「ラップで」とオーダーすると、包み紙に変更できます。食べやすくなるのでおすすめ!

2.ナゲットソースはたくさんもらえる?!
ナゲットのソース、実は2種類もらうことが可能です。「マスタードとバーベキューどちらになさいますか?」と聞かれますが、「両方」もOK。15ピースの場合は4種類までもらえます。

3.ポテトはお好みのオーダーで!
≪揚げたて≫あつあつの揚げたてが好きなのにふにゃふにゃのポテトが来てしまってガッカリ。
そんな時は予め「揚げたてで」とオーダーしましょう。
≪塩≫「塩多め」や、塩分の気になる方は「塩抜き」も可能です。
≪味変≫無料でケチャップやマヨネーズをもらえます。

4.店員さんたちが愛する、塩バーガー
まかないとして人気と噂の「塩バーガー」
ハンバーガーをケチャップとマスタード抜きでオーダーすれば完成です。

5.知る人ぞ知る! マヨネーズバーガー
てりやきバーガーはてりやきソース抜きにして、マヨネーズバーガーとして楽しめる!

6.ピクルス好きに朗報!
ピクルスは無料で増量できます。

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日本の信号機は異常、黄を経ず赤→青に替わる謎…“焦り事故”を誘発して危険なのに

タイの交差点

 日本の信号機が、どんなサイクルで点灯と消灯を繰り返しているのか、気にされている方はどれだけいるだろうか。

 普段、生活していて街中で信号機を見ない日はないほどなのに、意外にその存在は意識の中に入らない。だがそれは、密かに生活をコントールしているのである。

 信号機が青から赤に移り変わる時、一旦黄色を経由することは誰もが知っていることだろう。「これから赤信号になるから止まる準備をしなさい」という警告である。今まさに青信号で通過しようとしているドライバーに、そう警告するわけだ。

 一方、赤から青は突然である。なんの予告もなく、唐突に色が替わるのだ。「これから青信号になるから発信する準備を進めなさいよ」とはならない。いきなり信号機が赤から青に変わって、ハッと驚いた経験がある方もいるだろう。逆にジッと身構えて、タイミングを見逃さないようにと信号機を凝視することも少なくない。「赤から青は前触れもなく」――。これが日本の信号機の特徴だ。

 では海外はどうか。

 たとえばドイツは、青から赤になるときも、赤から青になるときも、かならず黄色信号を経由する。「これから信号の色が変わりますよ」と知らせるわけだ。これによって交通はスムーズになる。日本のように、青が点灯してから、慌ててギアを発進モードにいれたり、ブレーキペダルから足を放したりする無駄な間がない。まして、最近社会問題になろうとしている「スマホに見入って発進が遅れる」という迷惑も少ないのだ。

 ドイツ在住の交通の専門家に聞くと、こんな答えが返ってきた。

「ドイツはクルマ文化が成熟しています。クルマを早く進めることが交通に有益だという考え方が基本にあるのです。それも道理ですよね。クルマは動かして初めてクルマなのですから」

 止まっていたのでは、クルマはただの大きな鉄の塊にすぎない。それにもかかわらず、日本の行政はクルマを停止させたがる。それが安全なのだという悪しき考え方が基本なのである。信号機を管理する公安委員会と警察は、いまだに交通後進国体質なのである。

 前出の専門家は、ドイツが黄色を経由して青になる理由を、こう推測する。

「マニュアルギア比率が多いことも関係しているかもしれませんね。クラッチを踏み込んでギアを1速に入れて発進する。そんなプロセスが必要ですから、いきなり青が点灯したのではモタモタするのでしょうね」

 日本もかつてはマニュアルギアばかりだった時代もあったはずなのに、古くからこのスタイルを改善することなく続けているのだから、それは理由ではないかもしれない。

タイの交通

 実は、もっと交通を流そうという国がある。そのひとつが「微笑みの国」タイランドだ。

 バイクやクルマが激しく往来するタイの首都バンコクでは、たいがいの信号機のカウントダウンの数字が表示される。赤信号で停止している時にも「あと○秒で青に変わりますよ」と告げられる。これがとても有効で、どれだけ待たされるのかわからないことのイライラからも解放される。

 そればかりか、ドイツのように発進にモタつくことがない。カウントダウンからの青信号だから、それはまるでレースのスタートシーンのように、ほとんどのクルマがその瞬間にスタートする。最前列のクルマが動いてからようやく2列目のクルマが動き、挙げ句の果てに後続の車が動き出した時にはもう信号機は赤に変わっていた、などという日本的なモタモタ感はないのである。

 もちろん、信号機はレース風のスタイルだから、フライングするドライバーがいないわけもない。だが、事故を誘発するような発進をする場面は見当たらなかった。観光客には危険に見えても、あれはあれで秩序が整っているのだ。

「カウントダウンしないと信号無視が多発するから」という苦肉の策である側面もあるのかもしれないが、結果として流れが円滑になる。

 せっかくの優秀なクルマを生み出している自動車大国・日本だが、交通インフラは旧態依然としている。クルマは走らせることで初めてクルマだということを、海外で学ぶことも少なくない。
(文=木下隆之/レーシングドライバー)

●木下隆之
プロレーシングドライバー、レーシングチームプリンシパル、クリエイティブディレクター、文筆業、自動車評論家、日本カーオブザイヤー選考委員、日本ボートオブザイヤー選考委員、日本自動車ジャーナリスト協会会員
「木下隆之のクルマ三昧」「木下隆之の試乗スケッチ」(いずれも産経新聞社)、「木下隆之のクルマ・スキ・トモニ」(TOYOTA GAZOO RACING)、「木下隆之のR’s百景」「木下隆之のハビタブルゾーン」(いずれも交通タイムス社)、「木下隆之の人生いつでもREDZONE」(ネコ・パブリッシング)など連載を多数抱える。

小室圭さん「税金1億円が…」眞子さまとの破談不可避か……「国民の総意」国際弁護士なろうが関係なし

小室圭さん「税金1億円」眞子さまとの破談不可避か......「国民の総意」国際弁護士なろうが関係なしの画像1

 秋篠宮家の長女眞子さまとの結婚問題に揺れる小室圭さん。

 現在は留学中の米フォーダム大学は「夏休み」であり、一時は「帰国するのでは」という声もあったが、米国に留まるようだ。母佳代さんの「借金問題」は説明も解決もないままである。

 小室さんが今回帰国しなかった事実は、眞子さまとの再会が「当分ない」ことの証明ともいえるようである。

「小室さんはフォーダム大学のLLMコースを卒業しましたが、今後は2年間のJDコースに進み本格的に法律を学んでいきます。これまで以上に厳しい勉強の日々が待っているといえるでしょう。それを経てようやく国際弁護士試験を受け、道が拓けるわけです。

そんな状況では『帰国して眞子さまに会う』ことも難しくなるのは必然ですし、これまでとの合計で3年間『一度も2人で会わない』ということになります。

その間も2人はネットを使って連絡は取り合うのでしょうが、皇室側も国民もここから2年も『停滞』状況を待てるわけがありません。

このまま『延期』という形で進むとは思えませんし、延期から2年の節目である2020年2月に、やはり何某かの結論は出るのではないでしょうか」(記者)

 小室さんが国際弁護士になるまで待っていられない......眞子さまのお気持ちと皇室・国民側の考えはあまりにも異なっていそうだ。

 ただ、やはり気になるのは、小室さんに関しここまで国民からの疑念が強い中で「本当に結婚ができるのか」という点だ。

「結婚は本人たちの問題ですが『国民の総意』が絡むのが皇族方のご結婚。そういう意味では小室さんの問題は非常に悩ましいところです。

また、小室さんと眞子さまがご結婚された場合、1億5000万円もの一時金が出るといわれており、その出どころは税金。せめてそういった金銭を断る等があれば、世論も変わるように思えるのですが......借金等もありますし厳しいかと」(同)
 
 とりあえず、現状のままで小室さんが結婚することに納得の声は少ない様子だ6

パチンコ新作『あの花』究極の"完成度"に悶絶!? 徹底した「作り込み」ホールで"涙腺崩壊"は不可避?【パチンコ新台―徹底考察―】

 多くのアニメファンを感動に包んだ人気作『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(通称、あの花)がついにパチンコ化。大手サミーが手がける完成度の高い映像演出が早くも話題だ。

『Pあの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(サミー)

パチンコ新作『あの花』究極の完成度に悶絶!? 徹底した「作り込み」ホールで涙腺崩壊は不可避?【パチンコ新台―徹底考察―】の画像1
サミー HP」より

■大当り確率:約1/231.6(設定1)~約1/153.3(設定6)
■時短突入率:ヘソ→100%、電チュー→100%
■賞球数:2&3&4&5&11
■ラウンド:4R or 10R
■カウント:10カウント
■時短回数:1回 or 7回
■最大出玉:約1100個

 スペックは6段階設定を搭載したライトミドルタイプ。高ループ1種2種混合タイプを採用している。

 通常時は2つのルートから大当りを目指すゲーム性で、一般的な図柄揃い大当りに加え突如訪れるチャンスゾーン「あのはなちゃんす」で構成されている。

 気になる「あのはなちゃんす」は"V入賞直行"の激アツゾーンとなっており、右打ち保留4回転以内に約1/7.3(設定6の場合)を当てることができれば、RUSH突入が確定だ。その期待度は約44%となっている。

 そして、本機最大のポイントは、やはり原作の世界観を徹底的に追求した映像演出といえるだろう。新規書き下ろし演出も多数搭載されているという。

パチンコ新作『あの花』究極の完成度に悶絶!? 徹底した「作り込み」ホールで涙腺崩壊は不可避?【パチンコ新台―徹底考察―】の画像2

「『あの花』といえば、数々の感動的なシーンが特徴のアニメ作品ですが、パチンコにも多く採用されているようです。例えば、クライマックスの秘密基地に集合するシーンがリーチ演出で採用されるなど、ファンも納得の仕上がりだとか。一部では、『原作の都合上、パチンコとマッチしにくい?』などの意見も上がっていましたが、どうやら上手に融合できたようですね。

また、サミーさんのパチスロにある『マイスロ』のような機能が本機に搭載されているなんて話も。これが事実であれば、レア演出の収集やカスタム機能を楽しむことができますからね。原作ファンにとってはこれ以上にない機能だと思いますよ。いずれ、その辺りの詳細も発表されるでしょうから、続報に注目したいところです」(記者)

 気になる導入日は8月上旬予定。『あの花』が今年の夏のホールを大いに盛り上げてくれそうだ。

米国、ファーウェイ制裁の裏に「自由競争では中国企業に勝てない」という判断か

ファーウェイのスマートフォン(写真:Featurechina/アフロ)

 アメリカによる中国の通信機器メーカー・華為技術(ファーウェイ)への制裁が本格化している。その要因として、安全保障の問題がたびたび指摘されている。ファーウェイの機器を通じて世界的に情報が収集され、中国政府に漏えいするリスクがあるといわれている。

 もちろん、こうした危険性は否めないだろうが、アメリカによる制裁の本気度を見ると、安全保障のリスク以上に、それほどまでにファーウェイには通信機器メーカーとしての底力があるのかと感じる。

『「高く売る」ためのマーケティングの教科書』(大﨑孝徳/日本実業出版社)
 もちろん、多くの報道機関が取り上げているように、これまで欧米企業からの盗用などがあったかもしれないが、2018年度に国際出願された特許の件数でファーウェイは世界1位になっている。しかも特許数は5405件と、2位の三菱電機(2812件)の2倍に迫る数字となっている。そのほか、技術、生産、販売などにおいても、我々の予想をはるかに上回り、アメリカをはじめ世界的大手通信機器メーカーを凌駕する底力を持っているといえるだろう。


政治に対する経済の無力さ

 現在、通信機器の国際市場において日本企業は強い存在感を示せていないが、過去には大きな力を保持していた時代もあった。たとえば、日本企業の携帯電話端末は1980年代の国際市場においての半数近くのシェアを持っていた。また、現在、通信規格で話題の5Gの3世代前である2Gにおいて、日本発の規格であるPDCは欧州発のGSMに対してなんら遜色はなかった。しかし、技術的優劣ではなく政治的な要因によって、GSMが国際標準となり、以降、日本の携帯電話端末も国際市場において影響力を失っていった。

 また、現在、国際的にOSを支配しているのは、アメリカの企業であるマイクロソフトのウィンドウズであるが、当初は坂村健氏により開発された日本初のOSであるトロンのほうが先行していた。しかしながら、アメリカ経済への悪影響を危惧したアメリカ政府の干渉により、日本の文部省(現文部科学省)が学校に配布する教育用パソコンへのトロンの採用を取り下げるといった事態が生じるなど、トロンは勢いを失ってしまった。

 このように、政治の力の前に経済は実に無力だ。経済はルールに従って行動しなければならないが、政治はそのルール自体を自由につくり変える力を有している。

 今回、アメリカが政治の力を利用してファーウェイを叩こうとしている事実は、もはや経済における自由競争では米国企業に勝ち目がないと判断していることの裏返しかもしれない。

「一帯一路」構想を声高に叫ぶことは正しいのか

「一帯一路」は、2014年に中国・習近平国家主席が提唱した経済圏構想である。こうした壮大な構想は、共産党による一党支配により長期政権が約束されている中国だからこそ打ち立てられる素晴らしいものであると評価することもできるかもしれない。しかしながら、ここまで声高に叫ぶ必要があったのだろうか。いたずらに中国脅威論を助長させ、現在のアメリカとの制裁合戦、さらには今回のファーウェイ問題にも悪影響を与えることになってしまったのではないだろうか。構想を掲げたとしても、大きくアピールすることなく粛々と進めるほうが、はるかに利があったのではないだろうか。

 たとえば、一帯一路構想には東南アジアも含まれている。筆者が暮らすフィリピンはもちろんフィリピン人により統治されているが、経済においては華人が極めて大きな影響力を保持している。ついでに言えば、スペイン人の末裔もいまだに勢力を保っている。こうした状況は、フィリピンに限らず、ほかの国々でも見られる。

 本来、こうした事態は、各国において大きな問題となってもおかしくはないが、いたずらに力をひけらかすようなことはせず、寄付をはじめ社会貢献活動などに注力することによって、批判をうまくかわしているように思われる。たとえば、筆者が勤務する大学の図書館は、華人によるフィリピン最大の財閥であるSMの寄付によるものである。

 こうした華人たちは何世代にもわたり現地に暮らし、国籍も現地の国のものになってはいるが、それでもなお多くの華人は中国語を話し、中国の文化や習慣を尊重した生活を送っている。

「血は水よりも濃し」という言葉もあるように、たとえ共産党の一党支配に批判的であっても、中国という国に対しては多くの華人が特別な思いを抱いている。一帯一路などを掲げるよりも、粛々と現地で強い影響力を有する華人たちと関係を深め、事業を展開していくほうが、よほど利があるのではないだろうか。

 一帯一路をはじめ、中国が自らの力をいたずらにひけらかすようなことをしなければ、米国との制裁合戦やファーウェイ問題なども、回避もしくは少なくとも少しは緩和できたかもしれない。
(文=大﨑孝徳/デ・ラ・サール大学Professorial lecturer)