安倍政権御用コメンテーター養成講座を開講! スシローとは一味違う、中立のふりして安倍擁護する方法をあの人に学ぼう

安倍首相の心の声を代弁する御用評論家、陰謀論全開で政権批判者を攻撃するネトウヨ文化人、中立のふりしてこっそり政権の味方をするどっちもどっちコメンテーター……。メディアを跋扈する安倍応援団を、ツイッターでも人気のまんが家・ぼうごなつこが、笑い飛ばすマンガ連載。 今回はなんと、...

あなたの企画書やメールが読んでもらえない、たった一つの理由。

こんにちは、コピーライターの橋口幸生です。今回、『言葉ダイエット』という本を発売しました。

『言葉ダイエット メール、企画書、就職活動が変わる最強の文章術』
『言葉ダイエット メール、企画書、就職活動が変わる最強の文章術』宣伝会議刊、215ページ、1500円+税、ISBN 978-4-88335-480-1

書店に行くと、僕の本に限らず、文章術コーナーがにぎわっていますよね。それだけ「書いても、書いても、読んでもらえない」と悩んでいる人が多いのでしょう。どの本も、読まれるためのさまざまな書き方を丁寧に解説しています。

そんな中、僕はコピーライターとして、ちょっと違った視点から「読んでもらえない」問題を考えていました。

あなたの書いた文章が読んでもらえない理由は、実は、たった一つ。

「書きすぎているから」です。

自分が読み手になった時のことを想像すれば、すぐに分かります。

毎日、大量に送られてくるメール。とてもではないけど、全メールを一言一句漏らさず読むことはできませんよね。文字と矢印がみっちみちに詰め込まれた企画書。要点しか読みませんよね。

つまり、読んでもらえる文章を書くためには、「書く方法」よりも「書かない方法」が重要になってくるのです。

僕はコピーライターなので、文章を書くときも、広告づくりと同じように発想します。広告をつくる時の大前提は「広告を見たいと思っている人はいない」ということです。だからこそクリエイターは、見たくない人に見てもらうための、さまざまな工夫をします。人気タレントに出演してもらったり、共感できるストーリーをつくったり、クリエイターの腕の見せ所です。中でも大切なのは「メッセージを絞ること」です。

「この商品は、ここが優れています!あそこも優れています!」と言いたいことを全部言ったら、どうなるでしょう?ただでさえ広告は見たいと思われていないのに、完全にそっぽを向かれてしまいますよね。だからこそコピーライターは、数ある訴求ポイントの中からもっとも消費者の共感を呼ぶものを選び、コピーにします。

これは広告会社の新入社員がまず教わる、基礎中の基礎です。本サイトを見ている方にとっては「何を今さら…」というような内容でしょう。それをわざわざ書いたのは、基礎であるにもかかわらず、日々の仕事になった途端、ほとんどの人が忘れてしまうからです。

たとえば、次の文章を読んでください。

今、デジタル・トランスフォーメーションが加速する日本のマーケットにおいて、幅広いデモグラフィーのターゲットにエンゲージメントできるシンプルな文章を書くソリューションは、全ビジネスパーソンのコンピテンスになりつつあると考えます。そうした文章術の本が日本中のどの書店においてもディスプレイされているファクトも、そのエビデンスと言えます。しかし、そうしたコンセプトの文章術の本は、どれもスキームや本質をインプットすることが可能ですが、足りない視点があるのも事実です。そう深掘りしたことが、私がこの本を執筆させていいただくことになったきっかけでした。

ビジネスにありがちな読みにくい文章として、僕が仮に書いたものです。業界の潮流を抑えるために、カタカナ用語を連発する。不要な敬語を使って、回りくどくなる。要素を絞るどころか、不要な贅肉がたっぷりついた文章です。

ここから無駄な要素を削ると、次の文章になります。

読みやすい文章を書くスキルは、すべてのビジネスで必要だ。実際、書店には文章術の本がたくさん並べられている。優れたものもたくさんある。しかしどれも「ある視点」が欠けている。そう考えたことが、私が本書を執筆したきっかけだ。

これが「言葉ダイエット」です。修正前の文章は271文字に対して、修正後は109文字。忙しいビジネスパーソンにとって、どちらが読みやすい文章かは明らかですよね。

次回から、短く読みやすい文章を書くための「言葉ダイエット」の方法を紹介していきます。短い文章には、読みやすいだけではなく、短時間で書けるというメリットもあります。メールや企画書で日々、忙殺されているビジネスパーソンにとって、少しでも役に立つ内容になれば嬉しいです。

次の更新を待ちきれない方は、ぜひ、拙著のご購入を。(^_^)

クリエイティビティーとは、何か?〜白土謙二、口火を切る〜

白土謙二、口火を切る

そもそも、クリエイティビティーとは?

「クリエイティビティーによるビジネスの拡張は可能か?」

それが、私が今、挑もうとしている最も大きなテーマです。

しかし、その前に

「そもそもクリエイティビティーとは何か?」

ということを明らかにしなければならない。
(あなたなら、どう定義します?15字以内で説明できますか?)

私が思うに、クリエイティビティーとは、難題を解決してみせる力、課題解決の方法を見つける能力、あるいはつくり出す能力のこと。

したがって、クリエイティビティーを「仕事にする」ということは、解決策が見つかるまで、ひたすら考え続ける努力が問われるというわけです。

クリエイティビティーというとクリエイティブ職の人間が磨くべき、あるいは元々持っている才能のように思われがちですが、そうじゃない。

営業にも、総務にも、人事にも、もっと言うと、経営にこそ最もクリエイティビティーが必要だと思います。

2019年8月5日に電通第3CRプランニング局にて講演を行う白土氏の様子。
2019年8月5日に電通第3CRプランニング局にて講演を行う白土氏の様子。(本コラムは、当日の講演内容を再編集したものです)
白土氏の熱弁に、会場のボルテージは高まっていく。
白土氏の熱弁に、会場のボルテージは高まっていく。


クリエイティビティーを磨く。その方法とは?

では、そのクリエイティビティーを磨くには、どうしたらいいのか。

実「戦」知を、磨く。それしかありません。実践知とは、「実際に使ってみて効果があり、成果を生んだ方法」のこと。

この「践」のところに「戦う」という字を当てたのには理由があって、昔、あるクライアントからめちゃくちゃなオリエンをもらったんです。ここに書いてあること、矛盾だらけじゃありませんか?と反論したところ、お前の名刺を見せてみろ、と先方の宣伝部長がおっしゃるんですね。

「ほら、そこに、クリエーティブ局と書いてある。矛盾を突破できる力のことを、クリエイティビティーと言うんだ。それが出来ないのなら、そんな名刺を持ち歩くな!」

と、こうです。

そう言われてしまっては、考えざるを得ない。矛盾を指摘することなど、だれでもできる。それを、突破してみせろ。それが、君の仕事なんだよ、ということですから。ある意味、「戦い」を挑まれた、というわけです。

「クリエイティビティーの過去、現在、そして未来」と題して、私自身の「実戦知」をもとにクリエイティビティーの仕組みと可能性を探っていくこの連載。2回目となる次回は、過去のクリエイティブを検証することで、クリエイティビティーの仕組みを明らかにしていこうと思います。

新型コロナウイルスに乗じ“中国人ヘイト”が跋扈! 百田尚樹も「中国人観光客ストップ」「中国にモラルない」、高須克弥は「徳川幕府なら撃ち払い令」

 中国湖北省・武漢市で発生したと見られる新型のコロナウイルス。厚労省の発表によると、25日までに日本国内でも3例の感染者が確認されているという。アジアだけでなくアメリカやヨーロッパ、オセアニアでも感染者が確認されており、世界的な広がりが懸念されるが、そんななか、日本のSNS...

田崎史郎が河井案里問題で“安倍首相は無関係”と擁護もすぐ自滅!「案里さん自身が国政に出ようとした」→「阿吽の呼吸で」

 河井克行前法相、河井案里参院議員の公選法違反問題は、案里議員に党本部から“安倍マネー”といわれる1億5千万円が振り込まれていたことが発覚。安倍首相が後ろ盾になった不正選挙であったことが浮き彫りになった。  夫の河井前法相については、任命責任を口にして謝罪した安倍首相だが...

立川志らくが古典落語に「日本人かてめえ」のヘイト盛り込み! 批判を受けた志らくの反論がゴマカシだらけで酷い

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河井案里議員の「安倍マネー1億5千万円」はやっぱり違法! 安倍首相に嫌われた対立候補にはわずか10分の1の金額で「ひどすぎる」と激怒 

 公選法違反容疑で強制捜査が入った自民党・河井案里議員と夫である河井克行・前法相に持ち上がった、「安倍マネー1億5000万円」問題。昨年の参院選で広島選挙区から新人候補として自民党から出馬した案里議員の選挙に、なんと自民党本部が1億5000万円も投入していたという疑惑だ。 ...

AIに仕事を奪われない「1万人に1人のスキル」を身につける簡単な方法

 商品やサービスの多様化が進んだ未来では、専門性の高いスキルが欠かせません。その際、有効なのが「1000人に1人」「1万人に1人」の価値を獲得することですが、果たしてそんなことが可能なのでしょうか?

「1000人に1人の逸材」になる方法

 新しい技術が広まる10年後の世界では、個人が会社に所属していようが所属していまいが、大半の仕事はわざわざ会社に出勤して行う必要がなくなっていきます。高いスキルや知識を持っている人にとっては、組織に所属しているか否かにかかわらず、新しいプロジェクトが立ち上がるたびに、そのなかで役割を分担するケースが増えていくでしょう。

 言い換えれば、さまざまなビジネスを股にかけるような働き方が、将来的には多数派になっていくわけです。実際、シリコンバレーなどでの新型自動車の開発プロジェクトでは、そのプロジェクトのために世界から選りすぐった高スキルな人材集団が世界に散らばる個々のオフィスから参加しています。

 クラウドなどのIT環境でつながって開発を行っているので、同じ場所に集まるということはほとんどありません。かつては会社といった組織の中でしか遂行できなかった仕事が、今や世界から専門性の高い人材を集めることで達成できるようになっているわけです。

 変化が遅いといわれる日本でも、10年後にはこのような形態のプロジェクトが広まっているのは間違いありません。ひとつの商品やサービスを開発する上で、エンジニアはアメリカ人と中国人、デザイナーはフランス人、マーケティングは日本人、セールスはオーストラリア人といった具合に、世界中から人材を集めることが当たり前になっていきます。

 商品やサービスの多様化がいっそう進む未来では、一人ひとりの個性やアイデアの価値がますます高まっていかざるを得ないからです。世界で話題になるようなプロジェクトのメンバーに選ばれるためには、非常に専門性の高いスキルを持っていなければなりません。

 たとえば、シリコンバレーや深圳などの大型プロジェクトに参加できるようになるためには、専門性をひとつのスキルだけで判断するならば、1000人に1人や2000人に1人といったレベルに達していないと難しいでしょう。

 こういった現実的なストーリーを前段だけでも聞くと、大多数の人が「そんなレベルに達する自信がない」とあきらめてしまうのではないでしょうか。

 しかしながら、個人の価値を飛躍的に高める方法というのは、何もひとつの専門性を極めるだけということではありません。極めるというレベルにまで達していなくとも、個人が複数のスキルを持つことで1000人に1人、さらに1万人に1人の価値を獲得することは、みなさんが思っているほど難易度が高くはないのです。

 少なくとも現時点では、スキルを3つも持っていれば、その相乗効果も相まって個人の価値は相当に引き上げられるはずです。というのも、個人の価値はスキルの数の「足し算」ではなく、「掛け算」で決まるからです。

 たとえば、専門的なスキルAを1000人に1人や2000人に1人のレベルにまで磨くには気後れしてしまうかもしれませんが、10人に1人のレベルにまで高めるのは比較的容易なことです。

 続いて、スキルBとスキルCを同じように10人に1人のレベルにまで高めることができれば、1000人に1人の逸材になることができるのです。9年のプランで考えれば、3年で10人に1人、6年で100人に1人、9年で1000人に1人と、段階的に価値を高めることができるというわけです。

 そこへ持ってきて、このうちスキルCが自分の大好きな趣味などと重なっていれば、10人に1人とはいわず100人に1人のレベルに達するのは十分に可能です。

 そうなれば、1000人に1人の人材から1万人に1人の人材に価値がアップすることになります。いずれにしても、スキルの数が増えるほど、人材としての希少性が高まっていくのは間違いありません。

 その結果として、個人の働き方の選択肢が群を抜いて増えていくのに加えて、生き方の自由度が桁外れに広がっていくことになるでしょう(下図参照)。

AIに仕事を奪われない人間の強み

 個人の価値が専門性やスキルの足し算ではなく、掛け算で高まっていくという事例として、私の実体験から申し上げると、私は経営アドバイザーとして数々の大手企業でアドバイスをしてきた一方、経済アナリストとして多くのメディア媒体で分析を取り上げられてきました。

 企業活動と経済動向は複雑にからみ合っているので、2つの分野を切り離して考えるのは現実的に不可能であるという考えを持っているからです。経営アドバイザーと名乗っているのは、経済アナリストとしての知見が入っているので、世間一般でいわれる経営コンサルタントとは明確に違うという意識が働いているためです。

 本来であれば、経営コンサルタントと経済アナリストの間には職種の垣根があり、その仕事の内容には明確に棲み分けがなされています。経営コンサルタントの仕事とは、企業などの経営についてアドバイスをする専門職であるのに対して、経済アナリストの主たる仕事とは、メディアやシンクタンクなどで自らの経済分析を述べることを生業としているからです。

 しかしながら、私はもともと「経営と経済は一体である」はずだと、この仕事を始める前から確信に近いものを持っていました。ですから、経営アドバイザーとして企業にアドバイスをするときには、経済アナリストとしてのスキルと併せてアドバイスをするようにしていますし、経済アナリストとして経済の実態を分析するときには、企業経営の現場の視点を分析に取り入れるようにしています。

 今のグローバル経済は、デジタル経済が追い打ちをかけることによって経済やビジネスのサイクルが非常に短くなり、変化が激しくなってきています。20世紀には20~30年かけて起きていた大きなビジネスの変化が、昨今では5年くらいの間隔で起こってしまっているのです。

 そのような環境のもとでは、「経営」や「経済」といった狭いジャンルの専門性だけで物事を考えるのではなく、それぞれのジャンルの専門性を組み合わせた上で、総合的に判断する力を身につけていく重要性が増していると思っています。

 おそらく、経営アドバイザーと経済アナリストの2つの仕事を融合させているのは、私のほかの専門家とは差別化された強みのひとつではないかと自己分析をしています。その帰結として、ビジネスにおいても経済においても、精度の高い助言と分析が可能となっていくというわけです。

 幸いなことに、経営アドバイザーとしては、世界的に事業を展開している巨大企業や誰もが名前を知っている国内大手企業からご依頼をいただいてきましたし(多くの場合、秘密保持契約があるので企業名は言えませんが)、経済アナリストとしては、メディアなどからありがたい評価をいただき、お引き受けできないほどの連載や書籍のご依頼をいただいております。

 今でこそご存じの方が多くなってきましたが、経営アドバイザーや経済アナリストという仕事の内容から判断して、私が大学では経営学や経済学を専攻していたという先入観を持っている方がいまだにいるようです。

 そういうわけで、実は歴史学を専攻していたと申し上げますと、「どこで経営や経済の勉強をしたのか?」「どうして、そのような発想やアイデアが浮かぶのか?」と質問をされることも、かつては珍しくはありませんでした。

 私が経営や経済に深くかかわる仕事を今でも順調にこなすことができているのは、歴史学的なアプローチを中心として、さまざまな学問の知識も組み合わせながら考えを導き出しているからだと考えています。

 ひょっとしたらうぬぼれた分析ではないかと捉えられてしまうかもしれませんが、一見すると関係のない複数の専門性やスキルが相乗効果を導き出し、頭の中で融合や化学反応が起こっているのだろうと確信しています。

 人間がAIに仕事を奪われない強みは、まさにそこにあるのではないかと思っている次第です。

(文=中原圭介/経営コンサルタント、経済アナリスト)

更年期の体の不調、女性ホルモン「エストロゲン」不足も原因…生理不順、肌の老化など

 エストロゲンは主に女性の卵巣から分泌されるホルモンで、卵巣内の卵子を成熟させ、妊娠に向かわせるのに大切なホルモンです。

 女性のエストロゲン分泌は、大きく4つのステージに分けられます。初潮を迎える思春期から次第に量が増え、30代くらいまでが性成熟期といわれ、一番分泌量の多い時期になります。その後、経過や時期に個人差があるものの、40代後半くらいから分泌が不安定になり、量が減ってきて、更年期に入ります。

 エストロゲンは主に卵巣から分泌されると先ほどご説明しましたが、更年期以降、卵巣でのエストロゲン生成はほぼゼロになり、副腎といわれる腎臓の上にちょこんと乗った臓器や末梢の脂肪組織でつくられます。しかし、その量は卵巣がつくるエストロゲンから比べると微々たるもの。更年期以降エストロゲンが減少してくるのに伴い、身体に今までは感じたことのない変化や不調が出てきます。

 エストロゲンをはじめ、性ホルモンといわれるホルモンの多くは、原料としてコレステロールを使います。このため、極端なダイエットにより油分を断ってしまったりすると、生理が遅れたりいったん来なくなってしまったりと、ホルモンバランスが乱れてしまうことになります。こういった事例からも、バランスの取れた食事というのは、ホルモンバランスを良好に保つためにも、とても大切だということがよくわかります。

 エストロゲンの働きは多岐にわたります。子宮や卵巣で妊娠にかかわるのはもちろん、以前も述べた肌のはりや肌理を整え、美しい肌に保つ作用、骨や脳、血管を健康に保つことも挙げられます。

 更年期になりエストロゲンの量が減ってくると、症状はさまざまですが、自覚症状が出ててくることがあります。よく知られているのは、ホットフラッシュ、めまい、疲れやすさ、肩こり、気分の浮き沈み、頭の中にもやがかかったような感じ、物忘れなど。皮膚の老化、くすみやしみ、しわ、たるみなども起こるので、「朝、鏡を見て自分の見た目の変化にびっくりしました」とおっしゃる方もいます。

更年期から老年期へ

 更年期以降、エストロゲンが低下した状態が続きますが、更年期症状はある程度時間がたつと落ち着いてきます。しかし、更年期から老年期に入ると、エストロゲンが低下したことによりコレステロールや中性脂肪が高くなることもあいまって動脈硬化が進行し、脳卒中や心筋梗塞のリスクが増えてきます。

 また、同様にエストロゲンが減少することにより、認知症、骨粗しょう症が進行し、人によっては太ももの骨や背骨が骨折し、日常生活に影響が出ることや、ひどい場合はそれが悪化し寝たきりになる可能性もあるのです。

 太古の時代の女性の寿命と比較すると、もちろん男性もですが、女性の寿命は飛躍的に長くなりました。しかし、更年期を迎え、エストロゲンが体内で枯渇する状態になることを避けることは誰にもできません。一方、長寿になるに従い、乳がんなどが増える傾向にありますが、昔と異なり長期にわたりエストロゲンが体内に存在することが乳がんのリスクになる、という側面もあります。「人生100年時代」といわれますが、良い健康のままで寿命を全うし、最後まで自分らしい生活を楽しんで送ることを誰しもが願っています。そのためには、ホルモンバランスを更年期からうまくコントロールすることが、大切なポイントの一つとして挙げられるのです。

(文=飛田砂織/クリニックシュアー銀座院長、医師・医学博士)

インフルエンザ、ゾフルーザ耐性ウィルス出現…猛威収まらず“警報レベル超え”

 2019年に猛威をふるったインフルエンザですが、年が明けてもその兆候はまだ続いているようです。過去20年で2番目に早く流行が始まったといわれていた昨年ですが、ピークの時期も長く、厚生労働省は全国的にインフルエンザの流行に対しての注意報まで発表するという、異例の事態にまでなっています。これは全国の医療機関での患者数が一定数を超えると出されるものですが、さらに患者数が拡大する様相も呈しています。

 都道府県別で見ると、昨年暮れにもっとも患者数が多かったのは山口県で、とうとう警報レベルを超えたともいわれています。次いで多いのが北海道、宮城、青森と東北各県が続き、人口が多い東京、愛知、福岡、兵庫なども患者数は多かったようです。

 年末年始で移動も多かったため、感染が拡大してしまったということも、あるかもしれません。

 そんななか、さらに困った事態が引き起こされています。それはインフルエンザ治療薬の「ゾフルーザ」に対しての耐性を持ったウィルスが出てきてしまったことです。ゾフルーザは、それまでよく使われていた「タミフル」などが1日2回、5日間継続して服用しなければ効果がないとされていたのに対し、1回飲むだけで効果があるということから医療機関でも多く処方されています。インフルエンザ患者の約40%の人たちには、このゾフルーザが処方されているということです。

 しかし、ゾフルーザに耐性を持つウィルスが現れたということで、日本感染症学会および日本小児科学会などは抗インフルエンザ薬の使用方法について意見をまとめ、「子供についての使用は積極的には勧められない」という提言と指針を示しています。それはゾフルーザ耐性ウィルスも、通常のウィルスと同様の感染力を持つということと、いざ感染してしまった時には重い症状が出る、ということがわかったからです。

インフルエンザ感染から発症の流れ

 私たちがインフルエンザに感染した後のプロセスは、

 インフルエンザウィルスに感染→リゾチーム(粘膜中に存在するたんぱく質分解酵素)、   インターフェロン(抗ウィルス性たんぱく質)、マクロファージ(大食細胞)が出動→インターロイキン生成(IL-1/炎症性物質/マクロファージや白血球がつくる)→炎症が起きる(発熱・関節痛・筋肉痛)→インターフェロン生成(感染細胞で作られるウィルス抑制物質)→ナチュラルキラー細胞(NK細胞/リンパ球の一種)→感染細胞を殺す

 と、ここまではいわゆる自然免疫の働きです。この段階でウィルスを駆逐して治ってしまう場合も多々あります。しかし、ウィルスが自然免疫という防波堤を突破して、さらに侵入してくると、

 自然免疫を突破しウィルスが増殖・感染拡大→マクロファージ(大食細胞)が大量につくられる→リンパ球(T細胞・B細胞)大出動→キラーT細胞出動(インターロイキンの刺激でつくられる)→感染細胞を殺す→ウィルスの増殖が止まる→治癒→感染の記憶が免疫系に残る

 という経路をたどることになります。いずれにしても、体力、免疫力が高ければ治るわけですが、それが衰えていると、体の中に炎症が広がり、思わぬかたちで余病を併発する、という事態にもなりかねません。

 ゾフルーザの例を引くまでもなく、ウィルスを薬でやっつけようとしても、その場が凌げるだけで、ウィルスはその薬の効果をすり抜けるように、形を変え、ある意味での発展をして生き延びようとします。よく言われるように「いたちごっこ」になってしまうわけです。

免疫力を上げる食事

 本連載の中で以前にも書きましたが、究極の言い方をすると、私たち自身の免疫力を上げることでしかインフルエンザに対抗はできないと考えています。それを多くの方々に知っていただきたいと思い、筆者は昨年12月27日にはウェブ会議ソフト「ZOOM」を使って「緊急 免疫力・超・アップセミナー」を開きました。大勢の方がご視聴くださり、この連載をお読みくださっている方のなかにも、たくさんご受講してくださった方がいらっしゃいます。

 筆者は常々、免疫力を上げるために必要な栄養素は「ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛」の5つで、そのためには未精製の穀物と豆類を積極的に摂取すべきだ、と申し上げています。また、セリ科、アブラナ科、ユリ科ネギ属などの野菜群と、キノコ、果物を積極的に召し上がるよう、お伝えしています。

 普通程度の免疫力があれば、私たちの体がインフルエンザウィルスに負けることはありません。そのためには、日常の食事内容を見直し、レベルの高い食事内容を維持し続けるために、家庭料理のシステム化を学び、実践することです。

 2020年は、その家庭料理のシステム化を実現するための年にしていただきたいと、切に願う次第です。

 家庭料理のシステム化を学んでみたい、また「免疫セミナー」などの重要なセミナーを受講したいとお考えの方は「一般社団法人 日本オーガニックレストラン協会(JORA)」のホームページをご覧ください。
(文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事)

●南清貴(みなみ・きよたか)
フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事。舞台演出の勉強の一環として整体を学んだことをきっかけに、体と食の関係の重要さに気づき、栄養学を徹底的に学ぶ。1995年、渋谷区代々木上原にオーガニックレストランの草分け「キヨズキッチン」を開業。2005年より「ナチュラルエイジング」というキーワードを打ち立て、全国のレストラン、カフェ、デリカテッセンなどの業態開発、企業内社員食堂や、クリニック、ホテル、スパなどのフードメニュー開発、講演活動などに力を注ぐ。最新の栄養学を料理の中心に据え、自然食やマクロビオティックとは一線を画した新しいタイプの創作料理を考案・提供し、業界やマスコミからも注目を浴びる。親しみある人柄に、著名人やモデル、医師、経営者などのファンも多い。