JRA根岸S(G3)モズアスコット「衝撃の新星」初ダートも難なくクリアでフェブラリーS制覇に手応え十分

 2日に開催された第34回根岸S(G3)は、連覇を狙う昨年の勝ち馬コパノキッキング、近走地力強化が著しいミッキーワイルド、それ以外にもワイドファラオ、ワンダーリーデル、ダノンフェイスなど多彩な顔触れが揃った。

 23日に行われるフェブラリーS(G1)を占う意味でも注目のレースとなったが、勝ったのは芝G1・安田記念馬の初ダート挑戦が注目されたモズアスコット

 レースはコパノキッキングが好スタートからハナに立つ勢いだったが、外枠からドリームキラリが譲らずに主張。これを先に行かせてコパノは2番手を追走、前半3Fは35.0と平均やや速めのラップを刻む。

 ワイドファラオは4番手、そのあとにミッキーワイルド、ダノンフェイスなど有力どころが続いた。

 モズアスコットはスタートで痛恨の出遅れをしたものの、C.ルメール騎手は冷静にリカバリー。中団やや後方の外目をキープしつつ、砂を被らずにポジションを上げていける位置取りを進んだ。

 終始楽な手応えで直線入り口では早くも8番手まで押し上げると、残り400mからのGOサインで一気に加速、一杯に追うコパノキッキングを尻目に悠々と突き抜けた。

 全体ラップ12.5-10.9-11.6-12.3-11.9-11.6-11.9と息を入れるタイミングがなく、淀みのない流れは、逃げ先行勢に厳しかったことは否めない。だが、コパノキッキングがマークされる側だったとはいえ、モズアスコットは同じ58キロを背負っていた上に出遅れる不利があっただけに、やはり完勝といえる内容だった。

 レース後にC.ルメール騎手は「強かったです。今日のレースぶりなら1600mのフェブラリーSも大丈夫でしょう」と本番の手応えをコメント。

 管理する矢作芳人調教師は「母方の血統や走りっぷりからダートも大丈夫と考えていました。この後はフェブラリーSへ向かいます。その先はオーストラリアのレースを考えています」と海外遠征も視野に入れていることが発表された。

 モズアスコットがこのままフェブラリーSも勝利すれば、芝・ダートの両G1制覇の偉業を達成することになる。また、近年では安田記念、フェブラリーSで勝利を収めたのはアグネスデジタル以来。

 陣営によるとまだまだ完調手前だったということで期待は大きくなるばかり。我々競馬ファンとしてはうれしい誤算で、楽しみが増えたといえそうだ。

◆過去にJRAダート重賞を勝利した芝G1馬
ホクトベガ(エリザベス女王杯、フェブラリーS)
クロフネ(NHKマイルC、ジャパンカップダート)
アグネスデジタル(マイルCS、安田記念、天皇賞・秋、香港C、フェブラリーS)
イーグルカフェ(NHKマイルC、ジャパンカップダート)
アドマイヤドン(朝日杯FS、フェブラリーS)
アジアエクスプレス(朝日杯FS、レパードS)
モズアスコット(安田記念、根岸S)
※世代限定戦以外の芝G1馬ではアグネスデジタルに次いで2頭目

JRA「歯車狂った」プリモシーン復活は? 「状態良好」陣営の工夫とは

 2月9日(日)に開催される東京新聞杯(G3)。一昨年の勝ち馬はG1競走3連勝を置き土産に引退したリスグラシュー、昨年の覇者インディチャンプは統一マイル王に輝いた。近年の勝ち馬の活躍により、出世レースとして注目されている1戦に、復活を誓うプリモシーン(牝5歳、美浦・木村哲也厩舎)が出走を予定している。

 昨年、プリモシーンは福永祐一騎手とコンビを結成すると、始動戦のダービー卿チャレンジT(G3)で2着と結果を出す。その後、向かったヴィクトリアマイル(G1)では上がり最速の脚を使い、勝ち馬とタイム差ナシの2着。あわや勝利という惜しい競馬を見せた。

 中京記念(G3)でも牡馬相手に3着と好走したことで、G1制覇も目前かと思われていた。だが、次走の府中牝馬(G2)で歯車が狂い始める。1番人気に支持されていたプリモシーンは、出遅れると最後の直線でもいつもの伸びを欠き、15着と殿負け。続くマイルチャンピオンS(G1)には、W.ビュイック騎手を背に挑戦するも11着と、2戦続けて二桁着に終わっていた。

「府中牝馬Sは前走から+12キロの506キロで出走。ノーザンファーム天栄から帰厩した際には520キ口くらいあったと聞いています。馬体を大きくしようとする意図があったようですが、一部の関係者たちからは『距離が伸びるのに大丈夫か?』と不安視されていましたよ。

 そして、その不安は的中し、まさかの惨敗。次走のマイルチャンピオンSでは馬体重こそ落ちていたものの、この敗戦が尾を引いたのか11着に終わっています。ただ状態さえ整っていれば、まだその実力は一線級にも引けを取らないはず。ここで復活の狼煙をあげてもらいたいですね」(競馬誌ライター)

 陣営としても昨年後半の失速を気にしているようだ。「netkeiba.com」の取材に対し、木村調教師は「放牧先では食生活を抜本的に変えるなど工夫」したといい、「今回は毛ヅヤも良いですし、状態も良い」と明かし、また「昨秋は馬場に入る時でも妙にドッシリとしていたのですが、今回は良い頃のようにうるさい面を見せています」などと語っている。

 今回鞍上にM.デムーロ騎手を迎える予定のプリモシーン。同馬の狂った歯車はもとに戻ったのだろうか? ここが今後を左右する試金石となりそうだ。

JRA川田将雅&中内田「悩ましい……」リアアメリア桜花賞直行でダノンプレミアムと「究極の選択」へ

 

 昨年のアルテミスS(G3)を勝利したリアアメリア(牝3 栗東・中内田充正厩舎)が、前哨戦を挟まず4月の桜花賞(G1)に直行することが、所属するシルクレーシングのホームページで発表された。

 リアアメリアは昨年6月のデビュー戦を圧倒的な強さで制すると、続くアルテミスSでは大外から上がり最速33.0秒の豪脚で差し切り勝利。「新怪物」として大いに注目を集めた。

 しかし迎えた大一番阪神JF(G1)では、レシステンシアが歴史的なレコード逃げ切りで観衆の度肝を抜く影で、終始行きっぷりの悪さを見せ6着と完敗。

 「原因をこれから探したいです」と川田将雅騎手もお手上げといった雰囲気だった。

 とはいえ両馬とも一流の素質であることは誰もが認めるところ。2020年の始動戦がどこになるかが注目されたが、牝馬クラシック第一戦に直行することとなった。

「デビューから気難しさを露呈させていたリアアメリアですが、阪神JFはそれがモロに出てしまった印象で、まだレースに集中できていない弱さがありそうです。立て直しに時間がかかるのかもしれません。

 現在は外厩設備も充実していますし、直行がそれほど問題視されない時代。と考えれば、リアアメリアの桜花賞直行も悪くはなさそうです。『狙いはオークスでは』という見方もありますが、距離的に未知数ですしね。

 また、中内田厩舎は『トライアルに強い』のも事実で、前哨戦を挟まないほうが逆にいい、という見方もあります」(競馬ライター)

 一部では「結局桜花賞も回避しそう」なんて意見もあるが、果たしてどうなるだろうか。

 もしこれが本当だった場合、同厩の「アノ馬」と、主戦の川田将雅騎手の兼ね合いが気になるところだ。

 

「4月11日にクイーンエリザベスS(豪G1)が開催されますが、こちらにダノンプレミアムが出走予定なんです。

 リアアメリアと揃って川田将雅騎手が主戦ですが、桜花賞はその翌日で、日豪で連続騎乗は不可能。

 川田将雅騎手がどちらを選ぶのか、あるいは中内田厩舎がどのような判断を下すのか、にも注目が集まります」(同)

 いずれ劣らぬ素質馬。川田&中内田両氏にとって悩ましい選択となりそうだ。

プロレスを見て「面白い!」と思うのはなぜか。現役選手が教える「表現としてのプロレス」

 

 普段見ているバラエティやドラマなどのテレビ番組。演劇やライブ・コンサートなどのステージ。感動を誘い、時には大笑いを促す映画。

 そうしたものを観たとき、あなたの中に生まれた「面白い」「感情移入した」「分かりやすい」といった感情がどこから来たのか考えたことはあるだろうか。つまり、「なぜ面白いのか」「なぜ分かりやすいのか」といったことを考える、ということである。

 これを突き詰めて研究していくと、どんな表現においても、人を感動させたり楽しませたりするものには「型」「定石」「ルール」のようなものがあることが分かってくる。

■アメリカのプロレス団体WWEで知った「サイコロジー」

 ツイッターに自身のプロレス論を投稿し、しばしば物議を醸すこともある現役プロレスラー・TAJIRIさん。2018年8月5日の「プロレスってスポーツでも格闘技でもない。表現の世界だとオレは思う」という文章から始まるツイッターの投稿(*1)には、「格闘技じゃないの?」といった批判のコメントも寄せられた。

 しかし、この「表現の世界だと思う」というTAJIRIさんの言葉は、自身の多彩な経験に裏打ちされたものだ。

 TAJIRIさんの著書『プロレスラーは観客に何を見せているのか』(草思社刊)は自身のプロレス遍歴を振り返りつつ、「プロレスとは一体何か」という思索を書き綴った一冊。そんなTAJIRIさんのプロレス観に最も影響を強く与えたプロレス団体がアメリカ最大最強のプロレス団体であるWWEだ。

 2001年から2005年まで在籍したWWEで彼は「サイコロジー」という言葉を知る。

「サイコロジー」は日本語では「心理学」となるが、WWEにおいては「こうなれば、ああするはずだから、こうしていくべきである」という文脈で用いられる、いわば「ルール」というべきものだ。

■「当たり前のことを当たり前に展開すること」で熱狂を生み出す

 しかし、これだけの説明ではまだあまり理解できないだろう。

 TAJIRIさんによれば、この「サイコロジー」はプロレスを良質な試合に仕上げるために必要不可欠なもので、これが欠けてしまうと試合がぐちゃぐちゃになってしまうという。

「サイコロジー」の具体例の一部を本書から紹介しよう。

「プロレスという枠組み」について
・イイ者vs悪者という構図はわかりやすくてノレる
・イイ者には華麗な技が似合うが、悪者には(通常は)に合わない。悪者にはパンチやキックなどの乱暴な技にほうが似合う。

「試合の流れ」について
・胸元へのチョップと、胸元へのミドルキックが得意な選手がいる場合、その二つの技を繰り出す順番は(特別なことがない限り)(1)チョップ(2)ミドルキックであるべきだ。
→チョップよりもミドルキックのほうが相手に与えるダメージが大きいので、この順番が逆になると、大砲を打ち込んでも死ななかった相手に小型拳銃で大砲以上のダメージを与えようとする無意味な行為となるから。
・蹴りが得意な相手と戦う際は、その蹴りを出させないように徹底して脚を狙う。
・大型レスラーがちょこまか動くとその大きさが目立たなくなるので必要最低限だけ動くようにする。
(p.127-p.128より一部引用)

 いわば物語の作り方やリングに上がる登場人物たち(キャラクター)の動き方のルールといってもいいのかもしれない。リングに上がるキャラクターたちが最高に自分自身を表現するために、そして、そのキャラクターたちに人々が熱狂するために、欠かすことができない基本フォーマットなのだ。

 TAJIRIさんはこの「サイコロジー」を「当たり前のことを当たり前に展開すること」だと解釈する。プロレスは興行であるがゆえに、ファンを楽しませることが何より大事だ。大衆娯楽として広く受け入れてもらうためにはこうした定石を遂行する。WWEはそれを徹底しているという。

 もちろん、「サイコロジー」を無視したプロレスに熱狂する人もいるし、そのプロレスを否定はしないとTAJIRIさん。しかし、自身としては、「サイコロジー」の大事さを主張し続けなければ、プロレスの存亡に関わる大問題になると危機感を持っている。

 ◇

 見ている人たちが熱狂できるように、楽しめるように、無駄を徹底的に排除していく。「サイコロジー」はいわば、プロレスという表現の方法論なのだろう。

「意味のないシーンが一瞬でも存在してはいけない」

 これはエンターテインメントと呼ばれるジャンルの基本だ。前述した「プロレスってスポーツでも格闘技でもない。表現の世界だとオレは思う」というツイッターの投稿は、こうしたことをWWEで学んできたTAJIRIさんだからこその言葉なのだ。

 しかし、ただエンターテインメントだけではないのがプロレスの奥深いところの一つであり、鍛え抜かれた身体の強さや技術の土台が絶対条件となって、初めてその舞台で仕事をまっとうできるというわけである。

 また、本書ではWWEの話で終わりではなく、その後のプロレス業界の変化の中で自分のプロレスを追求するために動き続けるTAJIRIさんの姿が描かれている。

 2010年に自身の団体であるSMASHを立ち上げたときは、「キャラクター」と「物語」を重視したストーリー演出を考え、興行として成功を収めた。しかし、「創作家」タイプであったがゆえに、2年間でSMASHに終止符を打つことになる。

 誰もが気軽にコンテンツを作れる時代だからこそ、「人の心を魅了するものとは何か」ということを追求できる人が、一歩前に出るのだろう。プロレスが好きな人も、そうでない人も、その世界に引き込まれる一冊だ。

*1…TAJIRIさんのツイッターより(2018年8月5日投稿、2020年1月29日確認)
https://twitter.com/TajiriBuzzsaw/status/1025789880012431360

(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

JRAコパノキッキング「フェブラリーS回避」決定……根岸S敗北と安藤勝己氏「助言」が効いた?

 根岸S(G3)モズアスコットの初ダート勝利が話題となったその裏側で、気になるやり取りが行われていた。

 元JRAの騎手である安藤勝己氏がTwitterで、根岸Sの結果に関し「コパノキッキングは一見負けて強しやけど、次の距離延長に課題を残した」とツイート。

 これに対しコパノキッキングのオーナー、Dr.copaこと小林祥晃氏が反応。自身のTwitterで「今日は矢作厩舎作戦にハマったとは言え、距離の限界を見ました。1200ダート路線で行きます。フェブラリーSにはコパノキッキングはむかいません。」とフェブラリーS回避を示唆した。

 騎乗していたO.マーフィー騎手も「外枠に速い馬がいて、それを見ながら走っていましたが、結果的にペースが速かったです」とコメント。

 陣営としては、マーフィーを確保して確勝を期しての出走だっただけに、敗れたショックはかなり大きかったのではないか。

 元騎手の安藤氏の見解と、本番へ向かって危惧していたことが合致してしまったというのがこのやりとりにつながったと思われる。

 まだ、コパノキッキングの次走は未定のままだが、距離の限界がはっきりした以上、今後は1200-1400mを中心に使っていくことになりそうだ。

【東京新聞杯(G3)展望】JRAマイル「G1候補」勢ぞろい! 安田・VM直結重賞に熱視線

 2月9日(日)に開催される東京新聞杯(G3)。春に行われる安田記念(G1)、ヴィクトリアマイル(G1)と同舞台で開催されるため、春のマイル重賞路線を占う意味でも見逃せない1戦だ。

 今回、注目が集まるのはレッドヴェイロン(牡5歳、栗東・石坂正厩舎)だ。

 3歳時はアーリントンC(G3)で3着に入ると、NHKマイル(G1)に出走。9番人気と期待薄だったが、後方から脚を伸ばして、勝ち馬とはタイム差ナシの3着に入ってみせた。

 夏は古馬との対戦も物ともせずに、3歳以上500万下、鷹巣山特別(1000万下)を連勝。修学院S(1600万下)こそ、2着と遅れを取ったものの、すぐにでもOP入りを果たすと思われていた。だが、ここでアクシデントが発生。右前脚の剥離骨折などが判明し、長期離脱を余儀なくされてしまう。

 それから、約1年後に復帰したレッドヴェイロンは、紅葉S(3勝クラス)を快勝。キャピタルS(L)こそ2着に終わったものの、ブランクを感じさせない走りを見せている。ここで結果を出して、改めてマイル戦線で存在感を示したいところ。

 上がり馬ヴァンドギャルド(牡4歳、栗東・藤原英昭厩舎)も侮れない。

 3歳春は毎日杯(G3)での3着が精一杯。次走のアーリントンC(G3)を9着に終えたところで陣営は春のクラシックを諦め、成長を促すことにしたようだ。

 そして前走から約5カ月後にヴァンドギャルドは3歳以上1勝クラスに出走。上がり最速の脚を見せて古馬を一蹴すると、三年坂特別(2勝クラス)、ウェルカムS(3勝クラス)も勝利して、3連勝を達成。OP入りを果たしている。

 ここを勝って、マイル重賞戦線でもその実力が通じることを証明したい。

 プリモシーン(牝5歳、美浦・木村哲也厩舎)は不振脱却の糸口を掴みたい。

 昨年は福永祐一騎手とコンビを組み、ダービー卿チャレンジT(G3)2着、ヴィクトリアマイル(G1)2着、トヨタ賞中京記念(G3)3着と結果を出してきた。

 ところが府中牝馬(G2)で15着と殿負け。最後の直線で大外に出されるも、伸びを欠き大敗を喫した。鞍上の福永騎手も「敗因が分かりません。最後は脚を使っていない感じで…」と首をひねった。

 W.ビュイック騎手に乗り替わってマイルチャンピオンSに挑戦するも、ここでも11着と大敗している。得意とする“左回りのマイル戦”で復活を期待したい。

 レイエンダ(牡5歳、美浦・藤沢和雄厩舎)も巻き返しが期待される1頭だ。

 昨年はエプソムC(G3)で重賞初勝利を達成。続く新潟記念(G3)は1番人気ながら10着と大敗を喫するも、富士S(G3)では上がり最速の脚を使い2着に入ってみせた。だが初G1挑戦となったマイルチャンピオンSは15着に終わっている。

これまでの成績を振り返れば、好走と凡走を繰り返しているレイエンダ。次は好走の番だが、果たして……。

 故障に泣かされ、「未完の大器」とも呼ばれるサトノアーサー(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)。

 早くから期待されていたものの、クラシックでは結果を残せなかった。それでも一昨年前には洛陽S(OP)やエプソムC(G3)を勝ち、ついに才能が開花するかと思われたその矢先、毎日王冠(G2)で6着後に故障。戦線離脱することになった。

 休養は長期に渡り、復帰まで1年を要することになった。ようやく昨年のポートアイランドS(L)で復帰するとタイム差ナシの2着と好走。キャピタルS(L)は6着に終わったが、雨の中不良馬場で行われていたこともあり、度外視してもいいはずだ。

 ここで結果を出し、悲願のG1獲りに向かえるか。

 これら以外にも、昨年のNHKマイルCで2着のケイデンスコール、本格化の兆しを見せつつあるシャドウディーヴァ、悩めるG1馬ケイアイノーテックなどが出走を予定している。ここを勝ち、本番にはずみをつけるのはどの馬になるのだろうか? 発走は9日(日)15時45分を予定している。

武井咲、剛力彩芽「二の舞」阻止へ? オスカー女優に熱愛報道も事務所「ガス抜き措置」はあるのか

 

 女優の吉本実憂に、熱愛報道だ。「FLASH」(光文社)が報じている。

 シンガーソングライターのJowで、2人は友人とバーで飲んだ後(Jowはウーロン茶だったらしい)、バイクでニケツ走行をして去っていったという。

 期待の若手女優として、これから売り出していくに違いない吉本。それだけに早々の熱愛報道とは驚きだが、事務所は「仲のいい友人」と語っているようである。

「吉本さんはオスカープロモーション所属ですが、この事務所は『25歳まで恋愛禁止』とよくいわれています。実際には年齢制限はなく『売れるまでは脇目も振らず頑張りなさいということ』らしいが、まあ同じことでしょう。

 オスカーといえば、以前大いに売り出した武井咲さんが25歳を迎える前にさっさと結婚、剛力彩芽さんは25歳までは我慢して、その後前澤友作さんと交際→破局と世間を騒がせました。

 年頃の女性にあまりにきつい締め付けをすると、反発して思いもよらぬ方向に……なんてのはよくある話です。吉本さんも『ガス抜き』じゃないですが、ある程度許してあげてもいいのでは」(記者)

 とかくクリーンなイメージが求められる若手女性芸能人だけにいろいろと大変だ。大金が動く世界などである程度は仕方ないのかもしれないが……。

 今回の報道で事務所の「選択」に、注目が集まる。

ANAやJALの株主優待券をチケットショップやヤフオクなどで少しでも高く売る方法

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

 ANA(全日空)やJAL(日本航空)の株主になると、航空券が半額で買える株主優待券を年2回もらえる。もし、航空券を買わない場合は株主優待券をチケットショップやヤフオクなどで売却することになるが、売却するお店や売却のタイミングで買い取り価格が大きく変わってしまうのをご存じだろうか? ここでは、航空会社の株主優待券を少しでも高く売る方法を紹介しよう。

株主優待券の買取価格は店や時期で大きく異なる!

 株を買う目的はいろいろあるが、お得な「株主優待」目当ての人も意外と多いだろう。なかでも人気が高いのがANA(全日空)やJAL(日本航空)の株主優待である。ANAかJALの株主になると、配当金以外に航空券が半額(1枚で1人分・片道)で買える株主優待券を年2回もらえる。しかも、この株主優待券はゴールデンウィークやお盆、年末年始などのピーク時でも利用できるほか、早期割引き航空券と違い、直前でも半額になるのが大きな魅力となっている。

 何を隠そう筆者はANAの株主であり、数年前から株主優待券をもらっているが、あまりANAを利用する機会がないので、何も考えずに近所のチケットショップで売却していた。ところが、買い取り価格は「チケットショップで大きく異なる」こと。そして「買取価格は常に変化している」ことに気が付いた。よく考えてみれば当たり前のことだが、以前は深く考えていなかったので、何年間も損をしていたのだ。

 そこで、筆者は「空飛ぶ株優.com」というWebサイトで価格をチェックしてから売るようにした。さすがに最高値で売るのは無理だが、このWebサイトのおかげでそこそこ高値で売却できるようになったのである。

続きは【オトナライフ】で読む

パチスロ「SGG-EX中にGOD降臨」……王の「豪腕」止まらず!!

 パチスロ界の引き強王ことARROWS-SCREENの「シーサ。」が、またもや恐ろしい引きを見せつけた。

 今回ご紹介する『【永久保存の事故動画。SGG-EX中にGOD降臨した結果】シーサ。の回胴日記第970話』のコメント欄では驚愕と感嘆の声に溢れている。

 2019年最後の収録であり、節目となる第970話ということでいつも以上に気合いが入るシーサ。胸に「FUSHIME」と書かれたTシャツもよく似合っている。

 実戦機種は迷いがあったものの、記念すべき回にしたいと一番得意な『ミリオンゴッド〜神々の凱旋〜』を選択する。

 立ち上がりの挙動は良いとは言えないものの、長い長い天国モードからなんとかATをもぎ取り2セットを継続させる。

「2セットかぁ」と落胆の声を漏らすも、液晶の中では何やら騒がしい雰囲気がある。ポンポンと斜め黄7を引きすぐにも当たりそうな予感がした瞬間の出来事であった。

 炎演出からの「太陽の戦車演出」が発生、中央には3図柄が霞んで見えている。ただのAT当選ではなく、ここは中段に赤7が揃いSGGに突入する。

 しかもこのSGG、様子がおかしい。押し順黄7で上乗せが発生した。なんと純粋な「SGG-EX」に当選していたようだ。ここはなんとしても赤7を揃えて延長させていきたい。

 心の声が漏れるように「赤7…赤7…」と呟くシーサ。さんの豪腕がここで発揮される。ゲーム数が残り僅かになったところで液晶がブラックアウト、まさかのGOD降臨である。

 SGG-EXをGODで巻き戻し、子供のようにはしゃぐ。しかしすぐに気付くことになる。実はSGG-EX中にGODを引くと、普通のSGGに転落してしまう。

 以前スロパチステーションのよしきも、動画内で同じことをして転落させたことがあるのだ。

 しかし、そんなことはどこ吹く風かと言わんばかりに赤7を揃えていき、都合16セットまで約束された状態まで叩き込む。この男が実戦すればホールが潰れるのではないかと思うほどの豪腕である。

 一通り出玉を出し尽くしたところで台を移動、次は以前から目を付けていた『マジカルハロウィン7』で豪腕を発揮するつもりらしい。

 6号機、と侮るなかれ。シーサ。にかかれば2400枚の完走など造作もないことだ。疑似ボーナスからしっかりとATに繋げて再度疑似ボーナスを連打していく。

 いつも通り、気持ちの良いくらいの引きっぷりだ。果たしてそれぞれのATはどこまで伸びたのか、最終的な収支は、それは是非ご自分の目で確認していただきたい。

ポルトガル、聖母マリア出現の「ファチマの奇蹟」は予言されていた…鏡像文字による自動書記現象

 1917年5月13日より数回、ポルトガルの寒村ファチマで3人の子供たちの前に聖母マリアが出現し、人類の未来について語るという奇蹟が起こった。最後の奇蹟の際には7万人の大群衆が集まり、超自然的な太陽の乱舞が目撃された。この一連の奇蹟はカトリック教会が公認し、「ファチマの聖母」として世界的に知られている。その詳細は前編でお伝えした通りである。おそらく、これは日本人でも少なからずご存じと思われるが、このような超自然的な出来事が起こることを事前に予言した人々がいたことはあまり知られていない。

 そのような事実は、実はポルトガルの著名な新聞4紙において紹介されていた。リスボンの「Diario de Noticias」紙は1917年3月10日に、当時ポルトで最有力だった「O Primeiro de Janeiro」紙は5月13日に2日前の情報を一面で、また同ポルトの新聞「Jornal de Noticias」紙と「Liberdade」紙も、5月13日に何か重大なことが起こると当日付けの紙上で発表していた。

 それらの情報源は、一つはリスボン、もう一つはポルトを拠点とした、霊能者が集う異なる2つの降霊術者グループにあった。両グループとも、5月13日に歴史的に重要な出来事が起こると予言した。その一つはファチマの奇蹟が起こる3カ月前になされたものだった。両グループは、その内容の重要性ゆえに、新聞紙上で報告されるべきと考え、情報を提供する決断を行ったという。

 もちろん、彼らは聖母のメッセージを受け取ったファチマの子供たちとはなんの接点もなかった。また、ファチマの子供たちも、奇蹟の2年前から天使の出現を受けていたものの、予言的なメッセージは何も受け取っていなかった。

 では、どうして降霊術者のグループが5月13日に歴史的に重要な出来事が起こると予言できたのだろうか? 実は、その情報は「自動書記」によって与えられたのである。たとえば、腕から肩にかけて熱さを感じ、わけもわからず鉛筆と紙に手を伸ばし、文字を書き記していく行為で、自分の意思に反して勝手に起こる現象である。

 それは、降霊あるいは憑依した霊、宇宙人、異次元存在などが書かせるものと考えられている。ときに記される文字は特徴的で、本人の筆跡と異なるだけでなく、鏡像文字となることもある。

 実は、ファチマでの出来事を予言したとされるメッセージは、左から右ではなく、右から左に記され、鏡を横に置いて初めて読み取れるものだった。

反転は時間を遡る?

 鏡像文字といえば、ルネサンス期の天才レオナルド・ダ・ヴィンチが1万3000ページにも及ぶノートを埋め尽くした文字として知られている。他人に読みづらくするためにそのように記したのではないかともいわれるが、その真相はもっと深いところにあるのかもしれない。

 イギリスの神秘主義者で魔術師のアレイスター・クロウリー(1875-1947)は自身のオカルト教義において、逆方向へのこだわりを見せていた。たとえば、彼は

「逆方向に字を書くことを両手で学ばせなさい」

「逆向きに歩くことを学ばせなさい」

「常に、都合が付けば、映画や画像フィルムを逆に見させ、レコードを逆に聞かせ、それらが全体として自然に認識できるように慣れさせなさい」

「『I am He』を『Eh ma I』と言うように、逆方向に話すことを訓練させなさい」

「逆方向に読むことを学ばせなさい」

などと述べていた。これらは、単にクロウリーがあらゆる既成概念に反抗しようとした意識の表れとして説明されるのではなく、隠された意味を知っていたからだと思われる。時間を遡ることは、日頃、窺い知れない「向こうの世界」を垣間見る方法論の一つと考えられるのだ。

 我々の世界においては、時間は過去、現在、未来と一方向に直線的に流れるが、向こうの世界ではもっと複雑で、むしろ逆になっているといえるのかもしれない。ヒトの声を録音して逆再生すると、聞き取れる音として本音が聞こえてくる現象がある。それは、35年程前にオーストラリアのデイヴィッド・ジョン・オーツ氏によって発見され、リバース・スピーチとして知られている。筆者は、初めてその現象を日本語でも確認し、『リバース・スピーチ』(学研マーケティング)に記して報告した過去がある。

 たとえば、嘘をつく犯罪者の発言を録音・逆再生すると、自分の犯行を認める言葉が聞こえてくる。そのため、嘘発見器として利用可能で、実際に利用されてきた。ヒトは言葉を発する際、思い浮かんだ言葉をそのまま発するのではなく、頭の中で相応しい言葉を選んでから発する。だが、リバース・スピーチは、相応しい言葉を選ぶ以前の、最初に思い浮かんだ言葉をそのまま浮き彫りにする。

 ヒトが生まれて言葉を話し始めるようになるまで1年ほどの時間を要するが、生後数カ月の赤ちゃんが発する意味不明な声を録音・逆再生してみると、簡単な言葉をすでに話し始めていることがわかる。これは、理性で操る表面的な言葉を習得する以前に、ヒトは自らの意思を表出させていて、それはテレパシーとして裏のモードで現れていることを示している。特殊能力者でない限り、我々はテレパシーを理解できないが、逆再生という助けによってその片鱗を垣間見ることが可能となるのだ。

 ここで話を戻すと、鏡像文字は、まさに向こうの世界から時間を超えてメッセージを受け取る際の架け橋的存在になりうると考えられる。このような現象は、研究すればするほど、意義深い事実が見えてくるが、一般にはそんなことは知られていない。

 現代の読者は、そもそも降霊術による自動書記メッセージがなぜ新聞紙上で取り上げられたのか、それ自体不思議に思われるかもしれない。だが、今から100年前、インターネットもテレビもラジオも普及していなかった。人々の関心事や娯楽は限られ、降霊術に興味を抱く人々は決して少なくなかった。

 日本でもかつて「コックリさん」はポピュラーだったが、現代の若者はゲーム、スポーツ、音楽、あるいは受験勉強といった活動のほうを優先するのではなかろうか。そして、科学の発達とともに、霊能者の情報に対して懐疑的になる人々が増え、ファチマの奇蹟自体は語られても、それが事前に予言されていたことに関しては忘れられていくことになったと思われる。

霊能者が受け取った情報

 では、霊能者の情報とは、いったいどのようなものだったのだろうか?

『ファチマの光線(A Ray of Light on Fatima)』(1974)の著者フィリペ・ファータド・メンドンサ氏によると、ファチマの奇蹟が起こる3カ月前の2月7日、リスボンのある降霊術者グループが定期会合を行った。そこで、メンバーの一人が、鏡像文字による自動書記でメッセージを受け取ったのである。その内容は次のようなものだった。

<ジャッジしてはいけません。あなたをジャッジする人はあなたの偏見に満足することはありません。信仰と忍耐を持ちなさい。未来を予言することは私たちの習慣ではありません。未来の謎を見通すことはできません。しかし、時折、神は覆っているベールの片隅を持ち上げることを許します。私たちの予言を信頼しなさい。5月13日は世界の善良な人々にとって大いなる喜びの日となるでしょう。信仰を持ち、善良でいなさい。私は愛。常にあなたのそばにいて、あなたが行く道を案内し、仕事であなたを支える友人です。私は愛。明けの明星の輝く光が道を照らすでしょう>(ステラ・マトゥティナ)

 この言葉は右から左にポルトガル語の鏡像文字で記されたが、「私は愛」という言葉と「ステラ・マトゥティナ」という名前だけは、ラテン語の通常の文字で異なる筆跡で記されていた。なお、「明けの明星」は、一般には金星を指すが、聖母マリアも意味する。一方、ステラ・マトゥティナという女性が何者なのかは不明とされたが、『ファチマ』の著者アンテロ・ド・フィゲイレード氏によると、フランスの錬金術師でオカルト作家のフルカネリ(1920年代に活動)は、明確にその神聖なサインの中に輝きが見られるため、聖母はステラ・マトゥティナとも明けの明星とも呼ばれると公言していたという。

 ポルトの降霊術者グループにおいても、5月13日に何か超自然的なことが起こるというメッセージが受け取られていた。それは、アントニオという名前の霊能者が5月11日に記した内容で、少なくとも先述の新聞3紙が取り上げた。

「Jornal de Noticias」紙は、太字で「センセーショナルな啓示」という見出しとともに、世界大戦という出来事を「精神面」で起こる出来事と関連づける文章を添えた。だが、他紙においては、ジャーナリストたちはユーモアを含めるか、冷笑的なコメントを行った。たとえば、「Liberdade」紙は、非常に超越的で大きな結果を伴う、戦争に関連した何か重要なことが起こると伝えながらも、もしそれが起こらなければ、霊能者たちとその存在意義は疑われることになるだろうと皮肉った。

 だが、当時著名なジャーナリストだったゲデス・ド・オリヴェイラ氏(1865-1932)は、超自然的な方法で啓示が降りる現象とアントニオの予言の詳細に事前に触れて、「O Primeiro de Janeiro」紙で深く言及した。

<今日は13日である。読者が霊能者アントニオの言葉に同情的な目を向けるのかどうかは私にはわからない。予言された出来事は起こり、まるで我々の足下に底知れない深い穴が現れるかのように、我々全員が深く感銘を受けるだろう。いま地殻の上で起こりつつある、物質を超えて存在する人々による介入は、我々に無視できない結果をもたらし、真実の熱心なプロモーターからこの情報を私が受け取ることは、真の警告である。私は別世界からの存在とこれほど密なコミュニケーションを取れるとは思ってもみなかった>

 オリヴェイラ氏自身、ある種の霊感を持っていたのかは不明だが、物理的な接触もなく、たとえば、鋳造された鉄のテーブルをどのようにして空中浮揚させられるのか、といった疑問を投げかけながら、何かが浮き上がる現象を目にできるだろうかと記していた(当時、降霊がテーブルや椅子の脚を持ち上げて動かす現象はよく知られていた)。

 実際のところ、ファチマで聖母が現れた際、ウバメガシの木の上に雲が存在していたのが複数回目撃されている。今日、超常現象の研究者らの間では、それはフォースフィールドに包まれながら滞空していた宇宙船、すなわち「鋳造された鉄のテーブル」を超えたもので、太陽の乱舞はその操縦者らが集団幻覚を見させた結果とする解釈が多くを占めているように思われる。真相は謎のままではあるが、ファチマの奇蹟は今なお語り継がれる意義のある異例の出来事だったことに間違いはなさそうである。

(文=水守啓/サイエンスライター)

【水守 啓(ケイ・ミズモリ)】

「自然との同調」を手掛かりに神秘現象の解明に取り組むナチュラリスト、サイエンスライター、代替科学研究家。 現在は、千葉県房総半島の里山で自然と触れ合う中、研究・執筆・講演活動等を行っている。
 著書に『世界を変えてしまうマッドサイエンティストたちの【すごい発見】』『ついに反重力の謎が解けた!』『底なしの闇の[癌ビジネス]』(ヒカルランド)、『超不都合な科学的真実』、『超不都合な科学的真実 [長寿の謎/失われた古代文明]編』『宇宙エネルギーがここに隠されていた』(徳間書店)、 『リバース・スピーチ』(学研マーケティング)、『聖蛙の使者KEROMIとの対話』(明窓出版)などがある。

ホームページ: http://www.keimizumori.com/