JRA「無観客」でサートゥルナーリア無双!? 金鯱賞(G2)へ「落ち着いて走ることができれば」最大のネック気性難に僥倖……

 5日、JRA(日本中央競馬会)は公式ホームページを通じ、今週末7日、8日に行われる競馬開催を引き続き無観客で実施する意向を発表した。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、日本全国の様々なイベントやスポーツが開催を自粛、または延期となる中、JRAも先週から競馬開催を無観客で執り行うことを決定。馬券売り上げはネット購入の促進もあり、先週は予測以上の売上となったが、今週も苦渋の決断となった。

 何よりも残念なのは、現地観戦を予定していた地元の競馬ファンだろう。春の連続G1開催を控え、トップホースが続々と登場するのが、この時期だ。そんな春競馬の開幕を告げる中山・阪神・中京開催から無観客となったため、ネット上やSNSでも「現地に行く予定だったのに」という“悲鳴”が数多く見られる。

 一方、関係者の間では、異例の無観客競馬が「思わぬ“追い風”になるのでは」と期待されるトップホースがいるようだ。

「来週の金鯱賞(G2)に出走を予定しているサートゥルナーリアですね。実力は確かなんですが、気性面に問題があって……。昨年の有馬記念(G1)でも本馬場入場して、すぐにスタンドから遠ざかるなど、お客さんの声援に過剰に反応してしまう繊細なところがあるようです。

無観客競馬の続行は残念ですし、1日でも早く元の開催に戻ってほしいですが、サートゥルナーリアにとっては落ち着いて走れる環境かもしれません」(競馬記者)

 デビュー当初から母である日米オークス馬「シーザリオの最高傑作」と言われ、菊花賞(G1)とジャパンC(G1)を勝ったエピファネイアや、2歳王者のリオンディーズら兄を超える大器と期待されていたサートゥルナーリア。

 G1・2勝を含むデビュー4連勝、昨年の有馬記念でも2着と期待に違わぬ走りを見せているが、その一方で日本ダービー(G1)、天皇賞・秋(G1)は不完全燃焼で敗れる精神的な脆さも併せ持っている。

「昨秋の神戸新聞杯(G2)の圧勝劇は、過去に同じレースを勝ったオルフェーヴルやゴールドシップ以上のパフォーマンスという評価。昨年の有馬記念で唯一敗れたリスグラシューが引退した以上、今年はサートゥルナーリアの時代になると期待されています。

もしこのまま無観客開催が続くようなら、春競馬はサートゥルナーリアが“無双”するかもしれませんよ」(別の記者)

 4日に栗東のCウッドで行われた1週前追い切りでは、ラスト11.3秒とさすがの切れを見せたサートゥルナーリア。陣営も「有馬記念のように落ち着いて走ることができれば」と、気性面さえクリアできればと目論んでいる。

 多くの競馬関係者、そしてファンにとっても無観客競馬は決して歓迎できるものではない。だが、新型コロナウイルス感染拡大の終息が見られない以上、来週以降も無観客開催は十分にあり得る話だ。

 気性面が最大の課題となるサートゥルナーリアにとっては、思わぬ形での能力全開となるのかもしれない。

JRA叩き良化はもはや時代遅れ!? 今年の皐月賞は「異例の直行祭り」注目のアノ馬も例に違わず……

 昨年、サートゥルナーリアが、ホープフルS(G1)優勝から直行した皐月賞(G1)を制したのは記憶に新しい。かつては休み明けを叩いて本番へと向かうのが競馬界の常識だったが、近年は調教技術の進化や外厩の充実もあり、いきなりでも結果を出すことが珍しくなくなってきた。

 今年の皐月賞も昨年のホープフルSを制し、最優秀2歳牡馬コントレイル(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)が、陣営は年明け早々に直行すると表明した。

 その他にも京成杯(G3)を勝ったクリスタルブラック(牡3、美浦・高橋文雅厩舎)、共同通信杯(G3)を勝ったダーリントンホール(牡3、美浦・木村哲也厩舎)、同レース4着マイラプソディ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)、きさらぎ賞(G3)勝ちコルテジア(牡3、栗東・鈴木孝志厩舎)もまた、皐月賞への直行予定とされている。

 近年でここまで多数の有力馬が、直行する皐月賞があっただろうか。

 そんな中、NHKマイルを目指すのか、クラシックに向かうのか動向が注目されていたあの大物も例に違わず……。

 4日、昨年の朝日杯FS(G1)を3戦無敗で制したサリオス(牡3、美浦・堀宣行厩舎)もまた、皐月賞に直行することを同馬が所属するシルクホースクラブが、ホームページで発表した。同馬は現在、ノーザンファームしがらきに放牧中となっており、今週末に帰厩予定。皐月賞の鞍上には短期免許が取得できれば、D.レーン騎手で向かうとのこと。

 まだ、弥生賞ディープインパクト記念(G2)、スプリングS(G2)、若葉S(L)という重要なトライアルレースが終了しない段階でこれだけ直行する馬がいるのは、近年稀に見る異常事態といえるかもしれない。

 叩き良化とは、もはや時代遅れとなってしまったのだろうか。今年の皐月賞の行方はますます混迷を極めそうだ。

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パチンコで「2万枚の男」が大爆発……まさかの「超連チャン」を達成!?

 常にユニークな企画を実戦し視聴者を楽しませる「ペカるTV」は年末のオールナイト実戦の動画を配信したばかりだ。

 こちらの動画は「凱旋を38時間休みなく回す」という過酷な企画であった。演者の「ゆうちゃろ」はもちろん、それを撮り続けるカメラマン、長時間の撮れ高をまとめる編集スタッフと同チャンネルスタッフ一同が骨身を削ったであろう動画は大好評配信中だ。

 そんなペカるTVが新たに斬新な企画をやってのけたのでご紹介したい。それが『【4パチの5倍】北斗無双で20パチしたらヤバいことになった…』である。

 今回の企画は「白シャツ軍団」というシリーズの動画で、某チャンネルの動画シリーズのパロディだ。白いタンクトップをユニフォームに「期待値」を探して歩き回っていく。

 いつもはゆうちゃろのみの出演だったが、「軍団」らしく5人で実戦をする。もうちゃん、営業担当の世古裕也、制作部のレオXXとたなちゅうの5人だ。全員それぞれ物凄いキャラクターを持っている。

 タイトルにある「4パチの5倍」というのは「4円パチンコを5人で回すからレートは実質5倍の20円パチンコ」という理屈のようだ。

 投資はリーダーのゆうちゃろが全て負担、代わりに出玉も全てリーダーのもの。構成としてはホールによく居る一般的な「軍団」と変わらないような気がしなくもない。

 実戦機種は甘いスペックで人気のメイン機種『パチンコ 北斗無双』で勝負となった。大当り約1/319を5人で回すので実質約1/64になるという独特な理論を展開する。

 もうちゃん、レオXXが素早く当りを引きスタートダッシュは良い展開に恵まれる。しかし世古が激アツ外しのオンパレード、大きくハマり伸び悩む展開になる。

 リーダーのゆうちゃろは1万円を投資したところで大当り、順調にSTを獲得する。この当りが大事件となる。

 以前ゆうちゃろは動画内で同機種を打ち、「ST6連続スルー」という驚異的な引きの悪さを見せつけたことがある。今回はその反動とでもいうのだろうか。連荘が止まる気配がない。

 STが終わりそうになっても残り数回転というところで大当りを射止めるなど、力強い粘りを見せる。「リーダーだから一番出玉を伸ばさなければ」と言っていたが、有言実行とはこのことだ。

 果たして、出玉はどこまで伸びたのか、「白シャツ軍団」の実戦の結果は、それは是非ご自分の目で確認していただきたい。

ガスト「宇治抹茶パフェ」がネット上で話題!豪勢なトッピング&北海道ソフトクリームも

 老若男女に人気のファミリーレストラン「ガスト」。同店で先月発売された抹茶パフェが今、インターネット上で話題になっている。「味も濃厚だけど、何よりも香りが最高」「八ッ橋の食感がたまらない」と大好評の秘密は、使っている抹茶にある様子。

 抹茶味ファンをうならせているのは、ガストの「北海道ソフトと八ッ橋の宇治抹茶パフェ」(税抜649円)。昨年も発売され大好評だった同商品だが、今年はさらにパワーアップ。ほろ苦く香り豊かな抹茶風味はそのままに、トッピングが驚きの進化を遂げた。

 背の高いグラスに所狭しと盛られているのは、華やかな色あいの和スイーツ。まろやかな北海道ソフトクリームの周りには宇治抹茶ゼリー、栗、粒あん、八ッ橋、三色団子など主役級のメンバーがズラリと並んでいる。そしてすべての味をまとめ上げるのが、濃厚で風味豊かな宇治抹茶ソース。抹茶ファンも大満足の最強ラインナップだ。

 さらに、後味をさわやかに引きしめるマスカルポーネクリームも秀逸。実際に同商品を味わった人たちからは、「甘ったるさがなくて美味しい!」「抹茶の味わいがここまで濃いスイーツは珍しい」といった声が相次いでいる。

 同商品の提供は4月15日まで。食べ損ねないように、早めに足を運んだほうがいいかもしれない。
(文=編集部)

※商品の価格は記事作成時の実売価格です。

パチンコ「伝説ループ」が復活!?「単純明快×安心感」の超一撃に期待!! 【新台分析―パチンコ編ー】

『ルパン三世』シリーズをはじめとした人気機種を数多く持つ平和。そんなヒットメーカーは、2日からの週にも話題の新機種を導入している。

 注目度が高かったのは、業界初の入賞機能「クギナイン」を搭載した『Pホームランキング』(アムテックス製)。ワープ上部からスタート入賞に至るまで主要箇所にクギがない仕様は、新しい遊技性と一定のスタートを実現した。

 同日にはパチスロ分野でも人気を誇る『黄門ちゃま』シリーズも登場。パチンコ最新作の「初当りが赤図柄ならば、以降2回の大当りが確定する」という仕様が特徴の最新作が絶賛稼働中だ。

『P真・黄門ちゃま』(平和)

■大当たり確率:1/319.6(通常)1/1.0(右打ち中実質)

■賞球数:1&3&4&15

■カウント:10C

■ラウンド数:10R

■電サポ回数:1回

■電チュー保留個数:1回

〇〇〇

 高い人気を博した大当り2回ループのゲーム性を1種2種タイプで再現。大当り確率1/319.6のミドルタイプで、出玉は「オール1500発」とまとまった出玉が期待できる。

 最大の特徴は、初当り時の53%で振り分けられる赤図柄で大当りすれば「プラス2回の大当りが確定する」という点。最低でも「4500発」の出玉獲得が可能という強力な仕様だ。

 演出面も注目したいポイント。右打ち中は2つのモードを搭載している。シリーズのらしさが楽しめる賑やかな「お祭りモード」と、懐かしい演出が楽しめる「初代モード」2種類から選択することが可能だ。

パチスロ純増約9枚「僥倖スペック」誕生!エンディング到達率「7割超」のノンストップAT機!!


 打ち手を異世界のその先へと誘う4本リールの回胴。1G純増約9.0枚、インターバルなしの「ノンストップ」AT機『回胴黙示録カイジ沼』のティザーPVが先日、サミーの公式HPにて公開された。

 沼といえば原作漫画でも人気のシリーズで、先頃はパチンコでもその3段クルーンを再現。おそらくティザーPV内で登場する「沼攻略戦」とはその3段クルーン突破をかけたCZのようなもので、これを見事にクリアできれば「沼ボーナス」と銘打たれたATに突入すると思われる。端的にいえば、『Re:ゼロから始める異世界生活』における「白鯨攻略戦」のようなものなのだろうか。

 このクルーンはティザーPVを見る限りだと「封印」、すなわち突破期待度が上昇するケースがあるようで、これは『Re:ゼロ』でいえば「撃破率アップ」、或いは「白鯨撃破」に近いものなのか。

 となると、やはりAT当選までの流れは『Re:ゼロ』のそれと同様と考えられ、通常時は何がしかのポイント獲得→アイテムGET……と予測するのが妥当であろう。

 1セット300枚の沼ボーナスは、ひとたび突入すれば70%~88%と高い割合でエンディングに到達(1200枚)するとのこと。

 初当り出現率は設定1:1189.7分の1~設定6:893.3分の1とかなり低く、そのネーミングとエンディング到達率の高さ、初当り出現率の重さ、加えてインターバルなしという点を照らし合わせるとAT中は『パチスロ靑鬼』のゲーム性を連想できる。

 ただ、このエンディング到達率は設定1が70%、設定6が88%と設定に準じて高まる模様。沼ボーナス終了画面で「次回!256G以内に沼攻略戦!?」が出現した場合は文字通り、次回256G以内に沼攻略戦に突入すると思われ、その点は『靑鬼』とは大きく異なる。

 いずれにせよ瞬時に1200枚獲得できる瞬発力、1200枚終了後に再度1200枚獲得に期待できる破壊力の高さは既存機屈指。沼の名に恥じぬ「僥倖スペック」との触れ込みだが、その謳い文句に偽りはなさそうだ。

 なお、導入開始予定日は4月20日とのこと。対峙するその日まではまだまだ時間があるので、新情報が分かり次第、当サイトでもお伝えしよう。


  

パチンコ「7連確定」の一撃弾を装備!刺激的な「完全無敵」のスペック!【激アツ新台実戦JUDGEMENT】

 ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。

 今回のピックアップマシンは、伝統のタツノコプロがお届けするパチンコ・パチスロファンにはお馴染みのコンテンツがスーパースペックで登場した『PヤッターマンVVV』(以下、ヤッターマンVVV)だ。

 過激に刺激的な「完全無敵」のスペックにやられてしまった。

 この『ヤッターマンVVV』はライトミドルながら危険なほどにすさまじい出玉感を持ち合わせているのである。その出玉力を支えているのが「トリプルVスペック」で、初当りの50%で突入する右打ちモードの時短1回転「おしおきトリプルVチャンス」で大当りすると、以後2回、最低でもトータル3回の大当りが確約されるのである。

 さらに「GOD SEVEN STANDBY」というプレミアムフラグが存在し、このモードに突入すればなんと7回の大当りが見込めるのである。右打ち時のラウンド振り分けは45%が10R1270個。7発すべてが10Rなら1回の引きで7000発!

 正直7回オール10Rは厳しいが、通常のトリプルVなら3回とも10Rは全然ありえる。それで3000発。魅力的ではないだろうか。

 さて、この「激アツ新台実戦JUDGEMENT」、本来ならファンの声や評判を拾いつつ展開していくので、いつもならこのあたりで感想戦を挿入するのであるが、本機の初週導入店舗数が少ないこともあって、初打ちを終えたユーザーの意見が非常に少ない。

 したがって、今回はこの記事を実戦速報として展開し、魅力や不満点を解説していくスタイルで臨みたい。

 では、『PヤッターマンVVV』の実戦速報に戻ろう。これまで述べてきた印象だと、時短1回にボリュームを増強した分、その後の展開が気になるところだろうが、これが通常の1・2(ワンツー)機と同様に、残保留4回分で抽選するモードもちゃんと用意されているので、初手を逃してもがっかりすることはない。

 時短1回の抽選に漏れると全保留4回の「超正義RUSH」に移行。ここで大当りすれば、再び「おしおきトリプルVチャンス」+「超正義RUSH」のループに潜り込める。この残保留は最大となる4個の抽選での連チャン率が72.6%となっている。

 多少物足りない数値のように見えるかもしれないが、同じようなシステムでミドルスペックの『P貞子vs伽椰子 頂上決戦』と比べてみると、『貞伽椰』が時短連チャン約29%、残保留連チャン約75%のトータル約82.3%に対し、『ヤッターマンVVV』が時短連チャン約27.7%、残保留連チャン約72.6%のトータル約80.2%と大当り確率に比してそれほど連チャン力が劣っているわけではないのがわかるだろう。

 連チャンの3、4回に1回が3発確定なので刺さった時の出玉感はライトミドルのそれではない。ただ、出玉に重きを置いた分、速度は平均以下。P機のかつての宿痾である「モタモタ感」がつきまとうのである。

 折にふれて尺を稼ぎ、取れ高を積み上げるので、止め打ちポイントの把握は必須。通常時から演出はマシマシ系なのでリーチがかかれば止める。大当り時も、初当りのラウンド終了後に展開するRUSH突入を賭けたバトル演出は打ち出しストップ。

 バトル勝利時は「右を狙え」のアラートが出てから打ち出し再開。アラートが出ても電チュー開放まで若干のタイムラグがあるので、気になる人はシビアに攻めよう。また、この場面では時短1回の抽選なので、玉が1個入賞すれば打ち出しを止めて構わない。

「おしおきトリプルVチャンス」を消化すると再び「右を狙え」が表示されるので、この時は電チューに4個入賞させてから打ち出しストップ。モード終了までハンドルから手を離していても問題なしである。

 出玉感があるとはいえ、10Rの出玉は少なめであり、振り分けの半分以上は4or5Rとなるため、無駄玉の防止は勝利のために欠かせない。ゆめゆめ怠るべからず。

(文=大森町男)

DeNA、忍び寄る危機、上場来初の赤字転落…新規事業が軒並み苦境で“稼げる事業不在”

 IT大手のディー・エヌ・エー(DeNA)は、2020年3月期に初の最終赤字に転落する。05年に上場して以来、初の赤字だ。ゲーム事業の収益性低下で約500億円の減損損失を計上する。

 19年4~12月期の連結決算(国際会計基準)の最終損益は501億円の赤字(18年同期は80億円の黒字)だった。20年3月期通期でも赤字となるのは確実で、守安功社長兼最高経営責任者(CEO)は「上場以来の赤字で責任を感じている」と陳謝した。創業者の南場智子会長と守安社長は月額報酬の50%を3カ月減額する。

 19年4~12月期の売上高に当たる売上収益は、旅行事業の子会社の売却やゲーム事業の減収が響き、前年同期比4%減の911億円、営業損益は441億円の赤字(18年同期は85億円の黒字)。主力のゲーム事業の「のれん代」やソフトウエアの減損損失493億円を計上したことが大きく響いた。米国市場開拓を狙って10年に買収したが、ヒット作が出ず16年に解散していた米子会社ngmocoの「のれん代」401億円と、ソフトの開発費として計上していた資産のうち81億円を減損計上した。守安社長は記者会見で「のれん代」の減損処理について、「いくつか有力な(ゲーム)作品を仕込んで反転をめざしていたが、思うようなヒットにつながらなかった」と説明した。

 誤算は、ポケモン(東京・港区)と共同開発し、19年8月に配信したゲームアプリ「ポケモンマスターズ」だ。配信直後から不具合が相次ぎ、ヒットしなかった。15年に資本業務提携した任天堂とは、「スーパーマリオラン」や「どうぶつの森ポケットキャンプ」を展開し、一定のヒットにつながった。ポケモンマスターズも、ポケモンという世界的なコンテンツを前面に出しただけに、期待が高かった。しかし、不具合が多発し、課金収入が想定に届かなかった。

 主力のゲームはガラケー(従来型携帯電話)時代には、利用者とゲームの仲介役であるプラットフォーム「モバゲー」などが成長を牽引した。ガラケー向けが好調だったことがスマートフォン(スマホ)向けの開発の出遅れにつながり競争力を失った。

新規事業の配車アプリ事業は日本交通系と統合

 DeNAはここ数年、新規事業の育成に取り組んできた。2019年度の初頭から、複数の新規事業をゲーム事業に匹敵する収益の柱に育て、営業利益を1000億円にする長期目標を掲げた。

 その中核だったのが、配車アプリ「MOV(モブ)」を中心としたオートモーティブ事業だ。2017年、神奈川県タクシー協会の協力の下、AI(人工知能)を使った需要予測システムを活用した配車アプリ事業に参入した。横浜市でスタートし、東京都や関西などにも対象を広げたが競争が激しすぎた。

 配車アプリは日本交通系のジャパンタクシー(東京・千代田区)が約7万台のタクシーを配車できる最大手。中国のライドシェア大手、滴滴出行とソフトバンクが共同出資するDiDiモビリティジャパン(東京・千代田区)が東京や大阪など23都道府県で事業を展開。ソニーやタクシー大手が出資している。みんなのタクシー(東京・台東区)は都内で配車アプリ「S・RIDE(エスライド)」を手掛ける。配車アプリの生みの親といえる米ウーバー・テクノロジーの日本法人ウーバージャパン(東京・渋谷区)も大阪府や福岡県でサービスを始めるなど競争は激しい。

 各社は割引クーポンを相次ぎ発行し、全国の22万台のタクシーを奪い合う。ところが、肝心要の利用が進まない。配車アプリ経由の利用回数はタクシー利用全体の2%程度とみられている。

 各社は消耗戦に突入し、まず音を上げたのがDeNA。MOVを中心としたオートモーティブ事業で19年3月期に36億円の営業赤字を計上。開発やマーケティングに巨額の資金を投じたため、これまでに100億円を超える赤字を出している。

 大赤字のタクシー配車アプリMOV事業を日本交通ホールディングス(HD)傘下のジャパンタクシーと4月1日に経営統合する。ジャパンタクシーの19年5月期の売上高は19億円で営業赤字は21億円だ。ジャパンタクシーは統合に合わせて新株を発行し、事業分割の対価としてDeNAが新株を引き受ける。出資比率は38.17%となり、日本交通HDと同率で、ジャパンタクシーの筆頭株主になる。統合後はジャパンタクシーの川鍋一朗社長が会長に就任。DeNAの中島宏・常務執行役員が社長に就く。

 この統合はDeNA が配車アプリ事業の単独での事業化を断念し、ジャパンタクシーに合流するものだ。統合新会社は、DeNAの連結決算の対象から外れ、持ち分法適用会社になる。とはいっても、MOVの累積損失は新会社に引き継がれることなくDeNAに残る。大赤字のMOVを切り離し、配車アプリ事業から、事実上、撤退する。今後、累積損失の処理が大きな課題となる。

 主力のゲームや新規事業の不振で株価は冴えない。新規事業で収益に貢献しているのはプロ野球、横浜DeNAベイスターズぐらい。ライブ配信とヘルスケア保険では心もとない。

 上場初の最終赤字を発表した翌2月7日の株価は、昨年来安値の1516円まで下落した。株価調整後の上場来最高値の4330円(11年8月18日)の35%(65%安)の水準にとどまる。収益回復、株価上昇の決め手はM&Aしかないという見方もある。新興企業のどこをターゲットにするのか。

(文=編集部)

JRAモズアスコットに続け!「凱旋門賞」挑戦馬クリンチャーに「復活」の兆し!?

 2月29日に行われた仁川S(L)は、3日付で引退した作田誠二調教師が管理するヒストリーメイカーが優勝。引退を控えた伯楽にとっては、メインレースでの勝利は引退に花を添えるものになった。同レースには、かつて凱旋門賞に挑戦したクリンチャー(牡6歳、栗東・宮本博厩舎)も出走した。

 3歳秋に本格化したクリンチャーは菊花賞(G1)で2着に入り、明け4歳の京都記念(G2)ではアルアイン、レイデオロらG1馬を抑えて重賞初勝利を飾る。その後も、阪神大賞典(G2)を3着、天皇賞・春(G1)も3着と好走し、秋には凱旋門賞(G1)挑戦を敢行する。

 しかし、フランスでは結果ふるわず、前哨戦のフォワ賞(G2)6着、凱旋門賞(G1)17着と惨敗を喫する。

 フランス遠征をきっかけに、クリンチャーは別馬になったかのような大不振に陥る。帰国初戦の有馬記念(G1)の15着を皮切りに、重賞を6走するも1度も掲示板に載ることができなかった。

 だが、転機となったのが初のダート挑戦となった先日の仁川Sだ。後方からレースを進め、直線では馬群の間を伸び、勝ち馬に半馬身差まで迫る2着。今までの不振が嘘のような走りを見せ、今後のダート路線に活路を見出した。

 クリンチャー以外にも、今年に入りダート転向馬の活躍が目立っている。

 2月、モズアスコットが初ダートで根岸S(G3)を勝利し、勢いそのままにフェブラリーS(G1)を制覇。芝・ダート二刀流のG1馬となった。また同月、ブレスジャーニーも初ダートのアルデバランS(OP)で3着と好走した。2歳時に重賞2勝をあげ、スワーヴリチャードを下した実力馬が輝きを取り戻しつつある。

 この3頭のダート好走には、血統背景の裏付けがある。

「クリンチャーの兄フォースフルはダートで3勝を挙げている。モズアスコットの母系はアメリカ血統で、ダート適性があるだろう。ブレスジャーニーの父バトルプランの産駒はダートで好走。これまで地力の高さで芝レースでも勝っていたが、本質的にダートが向いているのかもしれない」(競馬記者)

 またこの3頭は6歳馬。同世代にはレイデオロ、アルアイン、スワーヴリチャードといったG1馬がいるハイレベルな世代だ。これら強力なライバルたちが引退した後も、ダートという新しい道を歩んでいる。

 6歳は競走馬としてまだまだ活躍が期待できる年齢。クリンチャーの次走は、29日マーチS(G3)を予定している。二刀流モズアスコットに続けるか注目したい。